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JP2001332740A - アレイ基板の製造方法 - Google Patents

アレイ基板の製造方法

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Publication number
JP2001332740A
JP2001332740A JP2000153330A JP2000153330A JP2001332740A JP 2001332740 A JP2001332740 A JP 2001332740A JP 2000153330 A JP2000153330 A JP 2000153330A JP 2000153330 A JP2000153330 A JP 2000153330A JP 2001332740 A JP2001332740 A JP 2001332740A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
etching
metal film
pattern
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000153330A
Other languages
English (en)
Inventor
Madoka Nakajima
まどか 中島
Nobuo Mukai
信夫 向井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2000153330A priority Critical patent/JP2001332740A/ja
Publication of JP2001332740A publication Critical patent/JP2001332740A/ja
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  • Thin Film Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 一つのマスクパターンを用いて、多層膜を
一括してパターニングする工程を含むアレイ基板の製造
方法において、多層膜パターンを覆う膜についての段切
れの形成、及びこれに起因する不良の発生を充分に防止
することができるものを提供する。 【解決手段】まず、混酸を用いるウェットエッチングに
より金属膜5をパターニングする(第1のエッチン
グ)。次いで、同一のレジストパターン9下で、プラズ
マエッチングにより下方の三層非金属膜6(n+a-S
i:H層61、a-Si:H層62及び窒化シリコン膜6
3)をパターニングする(第2のエッチング)。さら
に、同一のレジストパターン9下で再度のウェットエッ
チングにより、金属膜5のパターンに対してサイドエッ
チングを施す(第3のエッチング)。この再度のウェッ
トエッチング(第3のエッチング)により、金属膜5パ
ターンの輪郭が、三層非金属膜6パターンの輪郭よりも
充分に内側へ後退するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置のア
レイ基板を製造する方法に関する。特には、薄膜トラン
ジスタ(TFT)を画素ごとのスイッチング素子として
用いる、アクティブマトリクス液晶表示装置用アレイ基
板の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、CRTディスプレイに代わる表示
装置として、平面型の表示装置が盛んに開発されてお
り、中でも液晶表示装置は、軽量、薄型、低消費電力等
の利点から注目を集めている。特には、各画素電極にス
イッチ素子が電気的に接続されて成るアクティブマトリ
ックス型液晶表示装置は、隣接画素間でクロストークの
ない良好な表示画像を実現できることから、液晶表示装
置の主流となっている。
【0003】しかし、液晶表示装置の製造コストは、未
だCRTディスプレイに比べてかなり高く、このことが
液晶表示装置をさらに普及させていく上での大きな課題
となっている。
【0004】液晶表示装置の製造コストにおいてアレイ
基板の製造コストの割合が高く、特には、アレイ基板上
に、スイッチ素子であるTFTを製造するための工程の
コストが大きな部分を占める。そのため、TFT及びア
レイ基板の製造工程を簡略化しコスト低減を図ることが
重要となる。
【0005】そこで、TFT及びアレイ基板の製造を、
より少ない数のパターニングにより、すなわち、より少
ない数のフォトマスクにより行うことで製造プロセスを
短縮し製造コストを削減しようとする試みが行われてい
る。このように、TFT及びアレイ基板を構成するのに
必要なパターンを少ない数のパターニングによって製造
するためには、例えば、複数の相異なる材料から成る多
層膜を、一つのフォトマスクを用いて、すなわわち同一
のレジストパターンの下で、一括してパターニングする
ことが考えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、多層膜につい
て、同一のレジストパターンの下で連続してエッチング
を施す際、下方の膜のサイドエッチングの度合いがこれ
に接する上方の膜のサイドエッチングの度合いより大き
いといった場合には、上方の膜の輪郭が下方の膜の輪郭
より外側に突き出して、多層膜のパターンの端面に凹部
やオーバーハングが生じてしまうことがある。下方の膜
のサイドエッチングが上方の膜のそれより大きいため
に、レジストパターンの端縁から内側に引き込まれる寸
法が、上方の膜よりも大きくなってしまうのである。
【0007】このように、得られる多層膜のパターンの
端面に凹部やオーバーハングといった被覆膜による被覆
が難しい部分が形成されると、この部分で被覆膜に亀裂
が走る、いわゆる「段切れ」という問題が生じる。被覆
膜が導電膜である場合には、段切れの個所で電気的な接
続が不良となる。
【0008】「段切れ」の形成を、図7に示す例によ
り、さらに説明する。
【0009】図7の例では、多層膜が、単層の金属膜5
(Al)と、その下方の三層非金属膜6(上からn+a-S
i:H層、a-Si:H層及び窒化シリコン膜)とからな
り、上方の金属膜の輪郭より、三層非金属膜6の輪郭が
内側に引き込まれて、パターンの端面に凹部8を生じて
いる。そして、この凹部8の個所で、導電性被覆膜42
aが不連続となり、ソース電極23と、画素電極42と
の導通が不良となっている。
【0010】金属膜5をウェットエッチングした後、同
一のレジストパターンの下で引き続いて、金属膜5の三
層非金属膜6をドライエッチングする場合、ドライエッ
チング時には金属膜5がエッチングされず、三層非金属
膜6のみにサイドエッチングが入るために、多層膜パタ
ーンの端面にアンダーカットが生じるのである。
【0011】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
であり、一つのフォトマスクを用いて、多層膜を一括し
てパターニングする工程を含む、アレイ基板の製造方法
において、多層膜パターンを覆う膜についての段切れの
形成、及びこれに起因する不良の発生を充分に防止する
ことができるものを提供する。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1のアレイ基板の
製造方法は、少なくとも一つの半導体層を含む非金属
膜、及びこれを覆う金属膜を堆積する工程と、これら非
金属膜及び金属膜からなる多層膜について一つのレジス
トパターンの下で一括してパターニングする多層膜連続
エッチング工程と、前記多層膜からなるパターンの端面
をまたぐ領域に、該端面近傍を直接被覆する、導電性ま
たは絶縁保護性の被覆膜を形成する工程とを含むアレイ
基板の製造方法において、前記多層膜連続エッチング工
程が、前記金属膜をウェットエッチングによりパターニ
ングする第1エッチング工程と、前記非金属膜をドライ
エッチングによりパターニングする第2エッチング工程
と、これより後に、再度のウェットエッチングにより前
記金属膜のパターンにサイドエッチングを施す第3エッ
チング工程とからなることを特徴とする。
【0013】上記構成によると、多層膜パターンを覆う
膜についての段切れを防止することができる。
【0014】請求項4のアレイ基板の製造方法は、前記
第2エッチング工程が等方性のドライエッチングにより
行なわれることを特徴とする。
【0015】このような構成であると、非金属膜の端面
について、容易に、なだらかなテーパー状とすることが
できる。
【0016】
【発明の実施の形態】まず、実施例の製造方法により得
られる薄膜トランジスタ(TFT)及びこれを含む表示
装置用アレイ基板について、図1〜2を用いて概略を説
明する。
【0017】図1は、TFT形成部及びその付近の構成
を模式的に示す断面斜視図である。図2は、TFTを含
む、アレイ基板上の各画素の構成を模式的に示す平面図
である。
【0018】アレイ基板10には、複数の信号線21と
複数の走査線11とが互いに直交するように配列され
る。走査線11及びゲート電極11aを含む下層の金属
配線パターンは、例えばモリブデン−タングステン(Mo-
W)により形成され、全体が第1ゲート絶縁膜15により
覆われる。
【0019】信号線21と走査線11とにより区画され
る画素開口ごとにおいて、信号線21と走査線11との
交差部近傍に、スイッチング素子としてのTFT7が配
置される。TFT7は、図示の具体例では、逆スタガ・
バックチャネル型である。すなわち、ガラス基板18上
のゲート電極11aの上方に、ゲート絶縁膜15,25
及び半導体膜26を介して、谷溝状のバックチャネル部
45が位置し、このバックチャネル部45を挟んで、ソ
ース電極23及びドレイン電極22が配置される。ここ
で、チャネル保護膜は設けられず、半導体膜26が直
接、バックチャネル部45に露出している。
【0020】図中に示されるように、走査線11の延在
部がTFT7のゲート電極11aをなしており、このゲ
ート電極11aを覆う個所に、第1及び第2ゲート絶縁
膜15,25を介して、アモルファスシリコン(a-S
i:H)からなる半導体膜26が配置される。この半導
体膜26の上には、バックチャネル部45の底面に相当
する個所を除き、リンドープアモルファスシリコン(n
+a-Si:H)からなる低抵抗半導体膜27が積層配置
される。さらにこの上には、金属膜5から成るソース電
極23及びドレイン電極22が配置される。
【0021】金属膜5は、図示の具体例では、金属アル
ミニウム(Al)層を上下の金属モリブデン(Mo)層で挟み込
んだものである。金属膜5がこのような三層金属膜5で
ある場合、好ましくは、下方のMo層51(ボトムMo
層)が、画素電極42をなすITO(Indium Tin Oxide)
膜に比べてかなり薄く形成される。下方のMo層51の
厚さは、画素電極42のITO膜の厚さの1/2以下で
あり、好ましくは1/3以下、より好ましくは1/4以
下である。
【0022】ここで、第2ゲート絶縁膜25、半導体膜
26、低抵抗半導体膜27、及び、金属膜5から成るソ
ース電極23、ドレイン電極22は、バックチャネル部
45以外において、輪郭が略一致している。また、ドレ
イン電極22に連続する信号線21も、ソース電極23
及びドレイン電極22と同様、金属膜5からなり、信号
線21と輪郭の略一致する三層の非金属膜の上に重ねら
れている。
【0023】これら信号線21、ドレイン電極22及び
ソース電極23は、金属膜5と、三層非金属膜6が、一
つのレジストパターン(エッチングマスク)の下で、一
括してパターニングされて形成されるものである。
【0024】一つのレジストパターンの下でのパターニ
ングは、以下に説明するように、(a)ウェットエッチン
グ→(b)ドライエッチング→(c)再度のウェットエッチン
グの三つのエッチング工程により行なわれる。
【0025】(a) 第1のエッチング(金属膜5をパター
ニングするエッチング、図3) まず、リン酸、酢酸及び硝酸、及び水からなる混酸を用
いたウェットエッチングにより金属膜5をパターニング
する。
【0026】好ましい混酸の組成は、例えば、下記の酸
水溶液を下記の範囲で混合したならば、または、さらに
適量の水を添加したならば得られるものである。
【0027】 85%リン酸水溶液 71±20容量%(v/v%) 70%硝酸水溶液 1〜20容量% 90%酢酸水溶液 5〜30容量% 金属膜5が図示のような三層金属膜(Mo/Al/Mo)である
場合、エッチング速度を遅くすることによって、ボトム
Mo層のサイドエッチング(アンダーカット)を少なく
すべく、シャワー方式によりウェットエッチングを行
う。
【0028】(b) 第2のエッチング(三層非金属膜6の
エッチング、図4) 金属膜5のエッチングに引き続いて、三層非金属膜6の
エッチングが、六フッ化硫黄(SF6)及び塩化水素
(HCl)からなる混合ガスを用いてプラズマエッチン
グにより行われる。
【0029】詳しくは、第2ゲート絶縁膜25をなす窒
化シリコン(SiONx)膜61、TFTの半導体膜26をな
すアモルファスシリコン(n+a-Si:H)層62、及びTFT
の低抵抗半導体膜27をなすリンドープアモルファスシ
リコン(a-Si:H)層63についてのエッチングが、六フッ
化硫黄(SF6)及び塩化水素(HCl)を反応性ガス
種とし、ヘリウム(He)を沈着物(デポ)防止用のキ
ャリアガスとしたプラズマエッチングにより行われる。
【0030】SF6ガスに対するHClガスの流量比、
すなわち、ガス混合の体積比は、好ましくは0.11〜
0.25であり、より好ましくは、0.15〜0.21
である。反応性ガス種の混合比をこのような範囲に保つ
ことにより、n+a-Si:H層62が受けるサイドエッ
チングと、a−Si:H層63及び窒化シリコン膜61
が受けるサイドエッチングとの差を最小限に抑えること
ができる。
【0031】このプラズマエッチングの際には、エンド
ポイントモニター(End point Monitor)を使用して約1
0%のオーバーエッチングを行う。すなわち、レジスト
パターンの輪郭までエッチングされるジャストエッチン
グの時間を基準として、約10%だけエッチング時間を
伸ばす。これにより、残留した不所望の膜を充分に除去
できるとともに、過度のサイドエッチングが生じるのを
防止することができる。
【0032】エンドポイントモニターは反射光量または
透過光量の変化を捕らえて、基板の下地(この場合、第
1ゲート絶縁膜15)が露出した時点を検出するもので
ある。
【0033】(c) 第3のウェットエッチング(金属膜5
のオーバーエッチング、図5) 第1のエッチングと同様のエッチング液を用いて、金属
膜5のパターンについて、いわばオーバーエッチングを
行なう。第2のエッチング後に金属膜5のパターンの端
縁が外側に突き出してオーバーハング部をなしていたと
しても、第3のウェットエッチングにより、このような
突き出し部分を確実に除去することができる。
【0034】金属膜5が三層金属膜(Mo/Al/Mo)である
場合、第1エッチングのところで説明したと同様に、シ
ャワー方式により行なう。
【0035】第3のウェットエッチングにより、金属膜
5のパターンの端面の外縁が、非金属多層膜6の端面の
内縁よりも内側に来るようにすることができる。すなわ
ち、金属膜5のパターンの輪郭が、非金属多層膜6をな
す第2ゲート絶縁膜25、半導体膜26及び低抵抗半導
体膜27のいずれの端面の内縁よりも内側に来るように
することができる。
【0036】なお、図示の例では、非金属多層膜6の最
上層をなす低抵抗半導体膜27が非金属多層膜6中にあ
って最もエッチングを受けやすいものであり、低抵抗半
導体膜27の輪郭が、第2ゲート絶縁膜25及び半導体
膜26の輪郭よりも内側に位置するが、金属膜5パター
ンの輪郭よりも外側に位置する。
【0037】次に、実施例に係る薄膜トランジスタ及び
アレイ基板の製造方法に関する、より詳細な例について
図3〜5を用いて説明する。
【0038】(1) 第1のパターニング ガラス基板18上に、スパッタ法によりモリブデン−タ
ングステン合金膜(MoW膜)を230nm堆積させ
る。そして、第1のマスクパターンを用いるパターニン
グにより、600本の走査線11、その延在部からなる
ゲート電極11a、及び、走査線11と略同数の補助容
量線12を形成する(図2、及び図6中央部を参照)。
同時に、アレイ基板10の接続用周縁部10aに走査線
接続パッド11bを形成する(図2、及び図6の右部参
照)。
【0039】(2) 第2のパターニング (2-1) 第1ゲート絶縁膜及び多層膜の堆積 CVD法により、第1ゲート絶縁膜15をなす350n
m厚の酸化シリコン膜を堆積し、さらに、第2ゲート絶
縁膜25をなす50nm厚の窒化シリコン膜63、TF
T7の半導体膜26を作成するための250nm厚のア
モルファスシリコン(a-Si:H)層62、及び、低抵
抗半導体膜27を作成するための50nm厚のリンドー
プアモルファスシリコン(n+a-Si:H)層61を、
大気に曝すことなく連続して成膜する。
【0040】この後、スパッタ法により、10nm厚の
Mo層51、350nm厚のAl層52、及び、50n
m厚のMo層53からなる金属膜5を堆積する。
【0041】(2-2) 多層膜のパターニング そして、第2のマスクパターンを用いて、レジストを露
光、現像した後、上記の窒化シリコン膜63、a-Si:
H層62、n+a-Si:H層61、及び金属膜5を一括
してパターニングする。この第2のパターニングによ
り、800×3本の信号線21と、各信号線21から延
在するドレイン電極22と、未だドレイン電極22に連
続したままのソース電極23とを作成する(図5、及び
図6の左上部参照)。また、図には示さないが、アレイ
基板10の周縁接続領域においては、信号線21から引
き出された信号線パッド(信号線21からの引き出し線
を含む)が同時に作成される。
【0042】(2-2-a) 第1のエッチング(図3) 金属膜5をパターニングするウェットエッチングのため
の含水混酸としては、85%リン酸水溶液、70%硝酸
水溶液、90%酢酸水溶液及び水を、77/3/15/
5の体積比で混合したものを用いた。また、基板上にこ
のようなエッチング液を吹き付ける操作を、二つのエッ
チング室にてそれぞれ60秒間ずつ、連続して行った。
すなわち、シャワー方式によるウェットエッチングを都
合120秒間行った。
【0043】(2-2-b) 第2のエッチング(図4) 次に、窒化シリコン膜、a-Si:H層、n+a-Si:H
層について、SF6、HCl、及びHeの混合ガスを用
いるプラズマエッチングによりパターニングした。
【0044】エッチングチャンバーに導入する混合ガス
は、流量75SCCMのSF6、流量425SCCMの
HCl、及び流量300SCCMのHeを混合したもの
である。すなわち、導入ガスの混合体積比は、SF6
HCl/He=75/425/300、HCl/SF6
=約0.18である。
【0045】プラズマエッチングの際、エッチングチャ
ンバー内の圧力を26.7Pa、高周波入力電力(パワ
ー)を400W、電極間の間隔(ギャップ)を40mm
に保った。また、エンドポイントモニターを使用し、ジ
ャストエッチングまでの時間の10%の時間だけオーバ
ーエッチングを行った。
【0046】(2-2-c) 第3のエッチング(図5) 上記の第1のエッチングと同一のエッチング液により同
様のシャワー方式にてエッチングを行なった。但し、上
記の60秒×2回の処理に代えて、40秒×2回の処理
を行なった。
【0047】(3) 第3のパターニング 第3のマスクパターンを用いて、走査線パッド部11b
の上面を露出させるスルーホール31を作成する(図6
右部参照)。この際、バッファードフッ酸(BHF)を
用いるウェットエッチングにより、走査線パッド部11
b上の第1ゲート絶縁膜15を除去する。
【0048】(4) 第4のパターニング スパッタ法により40nm厚のアモルファスのITO層
を堆積する。
【0049】第4のマスクパターンを用いるパターニン
グ(図6)により、まず、信号線21及びドレイン電極
22の輪郭と略一致する保護ITO膜41と、画素電極
42及びその延在部42aとを作成する。画素電極から
の延在部42aは、ソース電極23、及びその画素電極
側の端面を被覆することにより、ソース電極23と画素
電極42との間の導通を行う。
【0050】このパターニングの際、アレイ基板10の
周縁接続領域においては、各走査線パッド11bを覆う
パッド部ITO膜43(図6右部)と、各信号線パッド
を覆うパッド部ITO膜とがそれぞれ形成される。
【0051】次いで、ITO膜41,42,42a,4
3をマスクとして、TFTのバックチャネル部45を形
成するためのエッチングを行う。すなわち、ドレイン電
極22とソース電極23とを分離してTFT7を完成す
るように、溝状に、金属膜5(Mo/Al/Mo)及びn+a-S
i:H層61を除去する。
【0052】この際、金属膜5(Mo/Al/Mo)は、上記第
2のパターニングと同様、リン酸、酢酸及び硝酸からな
る混酸を用いたウェットエッチングにより除去する。一
方、n+a-Si:H層61は、SF6、及び酸素(O2
からなる混合ガスを用いて除去する。
【0053】レジストの除去の後、加熱によるアニール
を施し、ITO膜をアモルファス状態から微結晶状態に
変換する。このアニールにより、同時に、TFT特性が
安定化される。
【0054】以上に説明した実施例の製造方法によれ
ば、4回のみのパターニングにより、表示装置用アレイ
基板を製造することができるとともに、金属膜5及び三
層非金属膜6から一括してパターニングして得られるパ
ターンの端面に、凹部やオーバーハングが形成されるの
を充分に防止することができる。そのため、ソース電極
23のパターンを覆うITO膜42aが該端面を覆う個
所で段切れを起こすことがなく、ソース電極23と画素
電極42との電気的な接続が確実に行われる。
【0055】特には、実施例のような製造方法である
と、金属膜とその下方の非金属膜とを一括してパターニ
ングするにあたり、非金属膜をドライエッチングする際
には、金属膜の端面が充分になだらかなテーパーをなす
ようにすること、すなわちテーパー角が充分に小さくす
ることのみを考慮して条件設定すれば良い。このドライ
エッチングの終了時に金属膜の端面が非金属膜の端面よ
り外側に突出していたとしても、この後の、金属膜につ
いてのサイドエッチング処理により、突出部分を除去し
金属膜の端面を十分に内側に後退させることができるか
らである。
【0056】すなわち、非金属膜をドライエッチングす
る装置や処理条件として、等方性が強くてサイドエッチ
ングが大きいものを採用することも可能となり、非金属
膜の端面についてのテーパー角を充分に小さくすること
ができる。そのため、この非金属膜の端面は、この上に
積層されるITO膜によって容易に、確実かつ良好な被
覆が行なわれる。
【0057】したがって、ITO膜が多層膜パターンの
端面を充分に被覆するようにするためのITO膜の膜厚
等の条件の自由度、すなわちITO膜のカバレッジ性の
マージンが充分に広がる。
【0058】上記実施例においては、得られるパターン
の端面が導電膜により被覆される場合について説明した
が、絶縁保護膜により被覆される場合についても全く同
様である。
【0059】また、液晶表示装置用アレイ基板の場合を
例にとり説明したが、他の用途に用いられる薄膜トラン
ジスタの製造であっても同様の方法により行うことがで
きる。場合によっては、本発明の製造方法を、薄膜トラ
ンジスタ以外の半導体装置についても適用することが可
能である。
【0060】
【発明の効果】一つのマスクパターンを用いて、多層膜
を一括してパターニングする工程を含むアレイ基板の製
造方法において、多層膜パターンを覆う膜についての段
切れの形成、及びこれに起因する不良の発生を充分に防
止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る、アレイ基板上のTFT形成部及
びその付近の構成を模式的に示す断面斜視図である。
【図2】実施例に係る、アレイ基板上のアレイ基板上の
各画素の構成を模式的に示す平面図である。
【図3】第1のエッチングの後の様子、すなわち、ウェ
ットエッチングにより金属膜(Mo/Al/Mo)をパターニン
グした後の様子を示す模式的な縦断面図である。
【図4】第2のエッチングの後の様子、すなわち、プラ
ズマエッチングにより三層非金属膜(n+a-Si:H
層、a-Si:H層及び窒化シリコン膜)をパターニング
した後の様子を示す、図3に対応する模式的な縦断面図
である。
【図5】第3のエッチングの後の様子を示す、図3に対
応する模式的な縦断面図である。すなわち、再度のウェ
ットエッチングにより、金属膜(Mo/Al/Mo)のパターン
に対してサイドエッチングを施した後の様子を示す模式
図である。
【図6】アレイ基板の完成時の様子を示す、図3に対応
する模式的な縦断面図である。
【図7】従来の技術により生ずる「段切れ」について説
明するための、アレイ基板上の薄膜トランジスタについ
ての縦断面図である。
【符号の説明】
10 アレイ基板 11 走査線 11a 走査線から延在されたゲート電極 11b 走査線外周部のパッド部 12 補助容量線 21 信号線 22 信号線から延在されたドレイン電極 23 ソース電極 15 第1ゲート絶縁膜 25 第2ゲート絶縁膜 26 TFTの半導体膜 27 低抵抗半導体膜 41 信号線と輪郭が略一致する保護ITO膜 42 画素電極 42a 画素電極から延在してソース電極のパターンを覆
うITO膜 43 パッド用ITO膜 45 TFTのバックチャネル部 5 金属膜(Mo/Al/Mo) 6 三層非金属膜(n+a-Si:H層、a-Si:H層及
び窒化シリコン膜) 7 TFT
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 29/78 627C Fターム(参考) 2H092 JA26 JA29 JA33 JA35 JA36 JA38 JA39 JA40 JA42 JA43 JA44 JA47 JB13 JB23 JB24 JB27 JB32 JB33 JB36 JB38 JB51 JB57 JB63 JB69 KA05 KA07 KA12 KA16 KA18 MA05 MA08 MA14 MA15 MA16 MA18 MA19 MA20 MA22 MA27 MA35 MA37 MA41 NA15 NA25 NA27 PA06 5F004 AA11 BA07 CB15 CB18 DA18 DA22 DA29 DB02 DB07 EA05 EB08 FA01 5F043 AA27 BB15 DD13 GG04 5F110 AA16 AA26 BB01 CC07 DD02 EE06 EE44 FF02 FF03 FF09 FF29 GG02 GG15 GG44 HK03 HK04 HK07 HK09 HK16 HK22 HK25 HK33 HK34 NN72 QQ09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも一つの半導体層を含む非金属
    膜、及びこれを覆う金属膜を堆積する工程と、 これら非金属膜及び金属膜からなる多層膜について一つ
    のレジストパターンの下で一括してパターニングする多
    層膜連続エッチング工程と、 前記多層膜からなるパターンの端面をまたぐ領域に、該
    端面近傍を直接被覆する、導電性または絶縁保護性の被
    覆膜を形成する工程とを含むアレイ基板の製造方法にお
    いて、 前記多層膜連続エッチング工程が、 前記金属膜をウェットエッチングによりパターニングす
    る第1エッチング工程と、 前記非金属膜をドライエッチングによりパターニングす
    る第2エッチング工程と、 これより後に、再度のウェットエッチングにより前記金
    属膜のパターンにサイドエッチングを施す第3エッチン
    グ工程とからなることを特徴とするアレイ基板の製造方
    法。
  2. 【請求項2】前記第3エッチング工程の後には、前記金
    属膜のパターンの端面の外縁が、前記非金属膜の端面の
    内縁よりも内側にあることを特徴とする請求項1記載の
    アレイ基板の製造方法。
  3. 【請求項3】前記非金属膜が、薄膜トランジスタの半導
    体活性層をなすための半導体膜と、これに覆われる絶縁
    膜とからなることを特徴とする請求項1記載のアレイ基
    板の製造方法。
  4. 【請求項4】前記第2エッチング工程が等方性のドライ
    エッチングにより行なわれることを特徴とする請求項1
    記載のアレイ基板の製造方法。
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