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JP2001330968A - 耐熱性樹脂前駆体を含む組成物とその組成物を用いたパターン形成方法 - Google Patents

耐熱性樹脂前駆体を含む組成物とその組成物を用いたパターン形成方法

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Publication number
JP2001330968A
JP2001330968A JP2000146334A JP2000146334A JP2001330968A JP 2001330968 A JP2001330968 A JP 2001330968A JP 2000146334 A JP2000146334 A JP 2000146334A JP 2000146334 A JP2000146334 A JP 2000146334A JP 2001330968 A JP2001330968 A JP 2001330968A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pattern
group
resin composition
precursor
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000146334A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasunari Maekawa
康成 前川
Masaru Yoshida
勝 吉田
Nobuyuki Yonezawa
宣行 米澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Japan Atomic Energy Agency
Original Assignee
Japan Atomic Energy Research Institute
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Atomic Energy Research Institute filed Critical Japan Atomic Energy Research Institute
Priority to JP2000146334A priority Critical patent/JP2001330968A/ja
Publication of JP2001330968A publication Critical patent/JP2001330968A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Materials For Photolithography (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高強度、耐熱特性を有するポリマーに変換可
能な熱可塑性前駆体を含む樹脂組成物膜にイオンビーム
照射によりパターン形成を行い、そのパターン形成され
た樹脂組成物膜を現像処理後に加熱硬化することによ
り、パターン形成された高強度、耐熱性樹脂組成物膜を
作製する方法。 【解決手段】 ポリイミド前駆体又はポリベンズオキサ
ゾールを含む樹脂組成物を、基板上に塗布し乾燥する工
程、加熱硬化する工程、イオンビームをパターン照射す
る工程、該ポリイミド前駆体を現像する工程、該ポリイ
ミド前駆体を加熱イミド化する工程を含むことからなる
樹脂組成物のパターン形成方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高強度、耐熱特性
を有するポリマーに変換可能な熱可塑性前駆体を含む樹
脂組成物膜にイオンビーム照射によりパターン形成を行
い、そのパターン形成された樹脂組成物膜を現像処理後
に加熱硬化することにより、パターン形成された高強
度、耐熱性樹脂組成物膜を作製する方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】重イオンビームをポリマー膜に照射する
と、イオンビーム通過過程で、ポリマー膜にダメージが
生じる(イオントラック)。この膜をアルカリ現像処理
すると、イオントラック部分のみが選択的に溶解し、微
細な円柱孔を有する多孔膜が得られる。このイオンビー
ムの照射ダメージを利用して作製した多孔膜をイオン穿
孔膜という。イオン穿孔の特徴として、形成された孔径
に対する膜厚(アスぺクト比)が大きいと、パターンサ
イズがナノスケールと小さいこと、さらに、孔の形状、
径、密度、配列の制御が可能なことから、血液中のウィ
ルスを分離するような機能性膜や次世代の半導体素子へ
の展開が期待されている。
【0003】イオン穿孔膜に関しては、KrやXeなど
の重イオンビームを用いて、ポリカーボネートやポリエ
ステルの高分子膜に対してその作製方法が詳細に研究さ
れ、分離膜、核飛跡測定手段として用いられている。し
かし、強度や耐熱特性が低いため、その適用範囲の狭い
点が問題になっている。一方、芳香族ポリイミド、ポリ
ベンズオキサゾールなどの耐熱性樹脂は重イオンビーム
によるダメージがすくないため、アルカリ現像液により
穿孔化することができない。ポリイミドの中でカプトン
膜のみは、現像液として酸化剤であるNaClOを用い
ることで穿孔化することができる。しかし、NaClO
を用いた現像では、Phの調整、現像液の安定性から、
再現性良くイオン穿孔膜を調整することが困難であっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】高強度、耐熱特性を有
するイオン穿孔膜は、上記のとおり、極めて有用と考え
られるが、ポリマー膜の物性(強度、耐熱特性)と穿孔
の形成し易さはトレードオフの関係にあるため、アルカ
リ現像では、実用的なイオン穿孔膜はできていない。ま
た、イオン穿孔膜調整の再現性のみでなく、環境汚染防
止や作業環境改善の観点から、NaClOなどの塩素系
溶剤や有機溶剤系の現像液に代わるアルカリ水溶液によ
る現像が必要である。
【0005】本発明の目的は、前記問題を解決した高強
度、耐熱性を有するポリマーに変換可能な熱可塑性前駆
体を含む樹脂組成物膜とイオンビームを用いたパターン
形成方法の提供である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明においては、高強
度、耐熱特性を有するポリイミドやポリベンズオキサゾ
ールを前駆体として含有する樹脂組成物膜は、その熱硬
化により改良変換されるため、強度、耐熱性の低い前駆
体を含有する樹脂組成物膜のイオンビームでの穿孔形成
とその熱硬化により、高強度、耐熱性を有するイオン穿
孔された樹脂組成物膜が得られる。
【0007】又、本発明においては、重イオンビーム照
射とアルカリ浸食ではパターン形成できなかった耐熱性
樹脂に対して、その前駆体によるパターン形成とその熱
硬化により、耐熱性樹脂膜のパターン形成が可能となっ
た。更に、耐熱性樹脂の化学構造、前駆体の比率を変化
させることで、パターン形成のモード(ポジ型、ネガ
型)とパターン形状が制御できる。
【0008】即ち、本発明は、特定の繰り返し単位を有
するポリイミド又はポリベンズオキサゾールの前駆体を
含む樹脂組成物を基板上に塗布して乾燥し、その塗布膜
にイオンビームをパターン照射し、照射されたポリイミ
ド前駆体又はポリベンズオキサゾール前駆体を現像処理
した後、現像されたポリイミド前駆体膜を加熱硬化する
ことにより、パターン形成された高強度、耐熱性の樹脂
組成物膜を形成する方法である。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明において用いる強度、耐熱
特性の高いポリマーの前駆体は、イオンビームに対する
感度の高いことを特徴とする。従って、該前駆体は、前
【化1】又は
【化2】で示される構造を有していれば良く、その主鎖
構造は特に制限されるものではない。
【0010】該前駆体組成物において、
【化1】及び
【化2】で表せられる縮重合型の高分子であるポリイミ
ド前駆体及びポリベンズオキサゾール前駆体を本発明に
適用した場合は、イオンビーム照射によるパターン形成
した後に、加熱硬化でポリイミド及びポリベンズオキサ
ゾールに変換することによって、強度、耐熱特性に優れ
た微細パターンを有する樹脂膜を得ることができるた
め、機能性分離膜や次世代の半導体素子の絶縁層として
優れた性能を発揮する。
【0011】高分子の分子量としては、現像液への溶解
性、機械特性を考慮した場合10000以上であること
が望ましい。その分子量の上限については特に制限がな
いが、溶剤への溶解性、該樹脂溶液の取り扱い易さ、現
像液への溶解性を考えた場合は1000000以下であ
ることが望ましい。
【0012】本発明において、ポリイミド前駆体
【化1】中のR1は、脂肪族テトラカルボニル又は芳香
族テトラカルボニル残基を表す。該テトラカルボニル残
基の構造としては、ピロメリット、3,3’,4,4’
−テトラカルボニルビフェニル、ビス(3,4−ジカル
ボニルフェニル)ケトン、ビス(3,4−ジカルボニル
フェニル)エーテル、ビス(ジカルボニルフェニル)ス
ルホン、2、2−ビス(3,4−ジカルボニルフェニ
ル)−1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロパ
ン、4,4’−(3,4−ジカルボニルベンゾイル)ビ
フェニル、2,2−ビス(4−(3,4−ジカルボニル
ベンゾイル)−3−メチルフェニル)プロパン、1,1
−ビス(4−(3,4−ジカルボニルベンゾイル)−3
−メチルフェニル)−1−フェニルエタン、ビス(4−
(3,4−ジカルボニルベンゾイル)フェニル)スルホ
ン、ビス(4−(3,4−ジカルボニルベンゾイル)ケ
トン、ビス(4−(3,4−ジカルボニルベンズアミ
ノ)フェニル)スルホンなどが挙られる。
【0013】
【化1】中のR2は、脂肪族ジアミン又は芳香族ジアミ
ン構造を表す。該ジアミンとしては、1,4−ジアミノ
ベンゼン、1,3−ジアミノベンゼン、4,4’−ジア
ミノビフェニル、4,4’−ジアミノジフェニルメタ
ン、4,4’−ジアミノジフェニルエーテル、4,4’
−ジアミノジフェニルケトン、4,4’−ジアミノジフ
ェニルスルフォン、2,2−ビス(4−アミノフェニ
ル)プロパン、2、2−ビス(4−アミノフェニル)−
1,1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロパン、ビ
ス(3−アミノプロピル)テトラメチルジシロキサン、
4,4’−ジアミノ−2,2’−ジメチルビフェニル、
1,3−ビス(4−アミノフェノキシ)ベンゼン、2,
2−ビス(4−(4−アミノフェノキシ)フェニル)プ
ロパンなどが挙られる。
【0014】本発明において、ポリベンズオキサゾール
前駆体
【化2】中のR4は、脂肪族ジアミノジヒドロキシ又は
芳香族ジアミノジヒドロキシ構造を表し、原料モノマー
のジアミノジヒドロキシ化合物の中心骨格にあたる。該
ジアミノジヒドロキシ化合物としては、4,4’−ジア
ミノ−3,3’−ジヒドロキシビフェニル、3,3’−
ジアミノ−4,4’−ジヒドロキシビフェニル、2,2
−ビス(3−アミノ−4−ヒドロキシフェニル)−1,
1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロパン、2,2
−ビス(4−アミノ−3−ヒドロキシフェニル)−1,
1,1,3,3,3−ヘキサフルオロプロン、ビス(3
−アミノ−4−ヒドロキシフェニル)エーテル、ビス
(3−アミノ−4−ヒドロキシフェニル)スルホンなど
が挙られる。
【0015】本発明において、ポリベンズオキサゾール
前駆体
【化2】中のR5は、脂肪族ジカルボニル又は芳香族ジ
カルボニル構造を表し、原料モノマーのジカルボン酸二
塩化物としては、フタル酸二塩化物、イソフタル酸二塩
化物、テレフタル酸二塩化物、4,4’−ジカルボキシ
ビフェニル酸二塩化物、ビス(4−カルボキシフェニ
ル)スルホン酸二塩化物、ビス(4−カルボキシフェニ
ル)エーテル酸二塩化物などが挙られる。
【0016】
【化1】中のR3及び
【化2】中のR6は、前駆体膜の現像液に対する溶解速
度を低下させることから、炭素数1〜20のアルキル
基、アリール基、アラルキル基、複素環基であれば、特
に制限されるものではない。熱硬化時の膜べりの点か
ら、炭素数8以下、望ましくは炭素数1〜3のアルキル
基である。
【0017】本発明において、ポリイミド前駆体
【化1】及びポリベンズオキサゾール前駆体
【化2】のアルカリ溶液に対する溶解性を適度に調節す
るため、繰り返し単位の構成比を表すXは5〜100モ
ル%の任意の値を選択できる。Xの値が小さすぎると露
光部の溶解速度が低く、感度が低下する。従って、繰り
返し単位の構成比を表すXは50〜100モル%が好ま
しい。
【0018】本発明において、ポイイミド前駆体
【化1】及びポリベンズオキサゾール前駆体
【化2】のアルカリ溶液に対する溶解性は、イオンビー
ム照射前の部分熱硬化工程で調整できる。この熱硬化工
程は、100〜250℃が望ましい。100℃より低い
とアルカリ現像液に対する溶解速度が高く、感度が低下
する。250℃より高いと熱硬化反応の進行により前駆
体の構造の存在比が低下するため、イオンビーム照射に
よるパターン形成は起こらなくなる。
【0019】本発明において用いられるポリアミド酸は
ジアミンあるいはジイソシアネートと、テトラカルボン
酸二無水物の反応によって、ポリアミド酸エステルはジ
アミンあるいはジイソシアネートと、テトラカルボン酸
ジエステルの反応によってそれぞれ得られる。
【0020】本発明において、高強度、耐熱性を有する
ポリイミド又はポリベンズオキサゾール前駆体を含む樹
脂組成物とは、上記繰り返し単位を含むポリイミド又は
ポリベンズオキサゾール前駆体以外に、感光剤であるジ
アゾナフトキノン化合物、放射線酸発生剤であるスルホ
ニウム塩、ホスホニウム塩、放射線塩基発生剤であるカ
ーバメート化合物、又はアミンなどが添加混合されたも
のである。
【0021】本発明において、イオンビームをパターン
照射するとは、基板上に塗布、乾燥された樹脂組成物膜
にイオンビームをパターン形状に合わせて走査すること
により、パターン描画することである。該樹脂膜上にビ
ームが透過しないパターン型を併用することも可能であ
る。
【0022】本発明において、軽イオンであるプロトン
イオンから、重イオンであるウランイオンまで全てのイ
オンビームを使用することができる。パターンコントラ
スト、加工膜厚の観点から、アルゴンよりも原子質量の
大きいイオンの使用が望ましい。
【0023】本発明において、パターン照射された膜を
アルカリ現像するとは、イオンビームをの照射された部
分と照射されなかった部分の中で、現像液に対する溶解
性の高い部分を溶解させることにより、パターン形成さ
れた前駆体膜を得ることである。従って、アルカリ現像
液としては、アルカリ性を示す水溶液であれば、特に限
定されるものではない。パターン形状の向上のために、
アルコール等の有機溶媒又は酸化剤との併用も可能であ
る。
【0024】本発明において、現像後の膜を加熱硬化す
るとは、パターン形成された前駆体膜を、ポイイミド及
びポリベンズオキサゾールに変換することによって、強
度、耐熱特性に優れた微細パターンを有する樹脂膜を得
ることである。
【0025】
【実施例】(実施例1)ビスー(4−アミノフェニル)
スルホン(DDSO)1.242g(5mmol)のN
−メチルピロリドン(NMP)(5.4g)溶液に室温
で、ピロメリット酸二無水物(PMDA)1.091g
(5mmol)を添加し室温で24時間撹拌する。反応
液を水(1l)に滴下することによりポリアミド酸(P
MNA/DDSO)固体1.982gを得た。
【0026】固形分含量30重量%のポリアミド酸(P
MDA/DDSO)のN,N−ジメチルホルムアミド
(DMF)溶液を調整し、スピンコート法によってガラ
ス基板上に塗布し、70℃で6時間乾燥後、ホットプレ
ート上で、250℃で1時間熱硬化させることにより膜
厚10μmのフィルムを調整した。
【0027】このフィルムに、Xeイオンを用い、加速
電圧450MeV、フルエンス3×107ions/c
2で照射した。40℃のテトラメチルアンモニウムヒ
ドロキシド(TMAH)の1%水溶液中で2時間現像し
たところ、ポジ型の孔径1.2μmのホールパターンを
得ることができた。更に、350℃で1時間熱処理し、
熱分解温度が450℃以上で15Kg/mm2以上の引
っ張り強度を有するイオン穿孔膜を得ることができた。
【0028】(実施例2)ビスー(4−アミノフェニ
ル)エーテル(DDE)1.001g(5mmol)の
NMP(15.3g)溶液に室温で、ピロメリット酸二
無水物(PMDA)1.091g(5mmol)を添加
し室温で24時間撹拌する。反応液を水(1l)に滴下
することによりポリアミド酸(PMNA/DDE)固体
1.606gを得た。
【0029】固形分含量30重量%のポリアミド酸(P
MDA/DDSO)のN,N−ジメチルホルムアミド
(DMF)溶液を調整し、スピンコート法によってガラ
ス基板上に塗布し、70℃で6時間乾燥後、ホットプレ
ート上で、150℃で1時間熱硬化させることにより膜
厚10μmのフィルムを調整した。
【0030】このフィルムに、Xeイオンを用い、加速
電圧450MeV、フルエンス3×107ions/c
2で照射した。40℃のTMAHの1%水溶液中で3
時間現像したところ、ネガ型の孔径1.5μm、高さ5
μmの突起状パターンを得ることができた。更に、35
0℃で1時間熱処理し、熱分解温度が450℃以上で1
5Kg/mm2以上の引っ張り強度を有するポリイミド
膜を得ることができた。
【0031】(実施例3)ビスー(3−アミノー4−ヒ
ドロキシフェニル)スルホン(DAHS)1.402g
(5mmol)のDMF(10.5g)溶液に、0℃で
イソフタル酸二塩化物(IPC)1.015g(5mm
ol)を添加し室温で24時間撹拌する。反応液を水
(1l)に滴下することによりポリベンズオキサゾール
前駆体(DAHS/IPC)固体1.533gを得た。
【0032】固形分含量30重量%のポリベンズオキサ
ゾール前駆体(DAHS/IPC)のDMF溶液を調整
し、スピンコート法によってガラス基板上に塗布し、7
0℃で6時間乾燥後、ホットプレート上で、190℃で
1時間熱硬化させることにより膜厚9μmのフィルムを
調整した。
【0033】このフィルムに、Xeイオンを用い、加速
電圧450MeV、フルエンス3×107ions/c
2で照射した。40℃のTMAHの2%水溶液中で2
時間現像したところ、ポジ型の孔径0.8μmホールパ
ターンを得ることができた。更に、350℃で1時間熱
処理し、熱分解温度が400℃以上で13Kg/mm2
以上の引っ張り強度を有するイオン穿孔膜を得ることが
できた。
【0034】(比較例1)実施例1における250℃で
1時間熱硬化の代りに、350℃1時間の熱硬化により
完全にイミド化する以外は全く同様の方法で樹脂組成物
フィルムを得た。フィルムに、Xeイオンを用い、加速
電圧450MeV、フルエンス3×107ions/c
2で照射した。40℃のTMAHの2%水溶液中で2
時間現像したが、ポジ型のホールパターンが得られなか
った。
【0035】(比較例2)実施例2における150℃で
1時間熱硬化の代りに、350℃1時間の熱硬化により
完全にイミド化する以外は全く同様の方法で樹脂組成物
フィルムを得た。40℃のTMAHの2%水溶液中で3
時間現像したが、ネガ型の突起状パターンが得られなか
った。
【0036】(比較例3)実施例2における190℃で
1時間熱硬化の代りに、350℃1時間の熱硬化により
完全にオキサゾール化する以外は全く同様の方法で樹脂
組成物フィルムを得た。40℃のTMAHの2%水溶液
中で2時間現像したが、ポジ型のホールパターンが得ら
れなかった。
【0037】
【発明の効果】本発明においては、従来、重イオンビー
ム照射とアルカリ浸食ではパターン形成できなかった耐
熱性樹脂に対して、その前駆体によるパターン形成とそ
の熱硬化により、耐熱性樹脂膜のパターン形成が可能と
いう本発明に特有な顕著な効果を生ずるものである。更
に、耐熱性樹脂の化学構造、前駆体の比率を変化させる
ことで、パターン形成のモード(ポジ型、ネガ型)とパ
ターン形状が制御できるという効果も生ずる。
【0038】その結果、本発明によって得られた耐熱性
樹脂膜は、血漿タンパク質の選択分離膜、汚染性金属イ
オンの分離、除去膜、異方性導電性膜の絶縁層、高密度
集積回路の絶縁層及びプリント配線板用フォトビア剤と
して使用することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H025 AA10 AA13 AB15 AB16 AB20 AC07 AD01 AD03 BE00 CB25 CB26 FA01 FA10 FA17 FA29 2H096 AA25 AA26 AA30 DA01 EA08 GA08 HA01 JA02 JA04 4D006 GA01 MA03 MA22 MA31 MB15 MB16 MC57X MC58X MC88 NA03 NA50 NA62 PA01 PB08 PB09 PB42 PB52 PC01 PC41

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリイミド前駆体が、下記の式(式中、
    R1、R2はそれぞれ、酸素原子、硫黄原子、メチレ
    ン、アミン、カルボニル、スルホン、エステル、スルホ
    ンエステル、アミド、スルホンアミド、尿素、カーボネ
    ート、カーバメートなどの多価の連結基を有しても良い
    炭素数2−50のアルキル基、アリール基、アラルキル
    基、複素環基であり、R3は炭素数1−20のアルキル
    基、アリール基、アラルキル基、複素環基であり、繰り
    返し単位の構成比を表すXは5−100モル%である)
    で示される繰り返し単位を含むことを特徴とする樹脂組
    成物を、基板上に塗布し乾燥する工程、加熱硬化する工
    程、イオンビームをパターン照射する工程、該ポリイミ
    ド前駆体を現像する工程、該ポリイミド前駆体を加熱イ
    ミド化する工程を含むことを特徴とする該樹脂組成物の
    パターン形成方法。 【化1】
  2. 【請求項2】 ポリベンズオキサゾール前駆体が、下記
    の式(式中、R4、R5はそれぞれ、酸素原子、硫黄原
    子、メチレン、アミン、カルボニル、スルホン、エステ
    ル、スルホンエステル、アミド、スルホンアミド、尿
    素、カーボネート、カーバメートなどの多価の連結基を
    有しても良い炭素数2−50のアルキル基、アリール
    基、アラルキル基、複素環基であり、R6は炭素数1−
    20のアルキル基、アリール基、アラルキル基、複素環
    基であり、繰り返し単位の構成比を表すXは5−100
    モル%である)で示される繰り返し単位を含むことを特
    徴とする樹脂組成物を、基板上に塗布し乾燥する工程、
    加熱硬化する工程、イオンビームをパターン照射する工
    程、該ポリイミド前駆体を現像する工程、該ポリイミド
    前駆体を加熱イミド化する工程を含むことを特徴とする
    該樹脂組成物のパターン形成方法。 【化2】
JP2000146334A 2000-05-18 2000-05-18 耐熱性樹脂前駆体を含む組成物とその組成物を用いたパターン形成方法 Pending JP2001330968A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7544445B2 (en) 2002-06-19 2009-06-09 Ube Industries, Ltd. Polyelectrolyte membrane and production method therefor
JP2017064712A (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 東京応化工業株式会社 濾過フィルター及び濾過方法、並びにリソグラフィー用薬液精製品の製造方法
JP2017064711A (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 東京応化工業株式会社 濾過フィルター及び濾過方法、並びにリソグラフィー用薬液精製品の製造方法

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JP2017064711A (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 東京応化工業株式会社 濾過フィルター及び濾過方法、並びにリソグラフィー用薬液精製品の製造方法

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