[go: up one dir, main page]

JP2001329036A - 硬質ポリウレタンフォームの製造方法 - Google Patents

硬質ポリウレタンフォームの製造方法

Info

Publication number
JP2001329036A
JP2001329036A JP2000186967A JP2000186967A JP2001329036A JP 2001329036 A JP2001329036 A JP 2001329036A JP 2000186967 A JP2000186967 A JP 2000186967A JP 2000186967 A JP2000186967 A JP 2000186967A JP 2001329036 A JP2001329036 A JP 2001329036A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rigid polyurethane
polyurethane foam
weight
polyol
parts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000186967A
Other languages
English (en)
Inventor
Miki Hasegawa
幹 長谷川
Kiyoshi Hasegawa
清志 長谷川
Takashi Muramatsu
隆司 村松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toho Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Toho Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toho Chemical Industry Co Ltd filed Critical Toho Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP2000186967A priority Critical patent/JP2001329036A/ja
Publication of JP2001329036A publication Critical patent/JP2001329036A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フロン系発泡剤を使用する場合に比し、発泡
剤として炭酸ガス、またはハイドロカーボンを使用した
硬質ポリウレタンフォームでは、低密度のとき常温下で
収縮を起こし易い点を改良する。 【解決手段】 イソシアネートの水酸基に対する所要量
を特定の範囲で通常より高くし、特定のポリオール、お
よび特定の触媒をそれぞれ特定の範囲で使用することに
よって、常温下の寸法安定性等のフォーム性能を向上で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は発泡剤に炭酸ガスま
たはハイドロカーボンを使用し、地球環境に有害なフロ
ン系発泡剤を全く使用しない硬質ポリウレタンフォーム
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリイソシアネート、ポリオール、触
媒、整泡剤、その他の助剤、および発泡剤を混合するこ
とにより得られる硬質ポリウレタンフォームは、自己接
着力がある構造材として使用でき、成形加工性に優れた
断熱材として広く使用されている。しかし、従来硬質ポ
リウレタンフォーム用発泡剤として大量に使用されてき
たトリクロロフルオロメタン(CFC−11)のような
クロロフルオロカーボンは、オゾン層を破壊するため既
に製造中止となっており、現在主に使用されている1,
1−ジクロロ−1−フルオロエタン(HCFC−141
b)のようなハイドロクロロフルオロカーボンも同様に
規制を受けている。また、次世代発泡剤として期待され
たハイドロフルオロカーボンは温室効果ガスであり、地
球温暖化係数が炭酸ガスに比して極めて大きいため、今
後の使用は限定されていく可能性が高い。環境特性上将
来にわたり使用可能なことが確実なのは、炭酸ガスとハ
イドロカーボンであるが、いずれもクロロフルオロカー
ボン、およびハイドロクロロフルオロカーボンに比し、
種々の欠点を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】水とポリイソシアネー
トとの反応から生ずる炭酸ガス、およびハイドロカーボ
ンで発泡された硬質ポリウレタンフォームは、クロロフ
ルオロカーボンで発泡されたフォームに比べ、低密度の
レベルでは常温下の寸法安定性が悪いことが知られてい
る。このようなフォームは常温下に放置しておくと、長
期間にわたり徐々に収縮していき、最終的に製品の外観
異常となる可能性がある。この原因としては、フォーム
の気泡中の炭酸ガスがポリウレタン樹脂膜を透過し易い
ため、外部に放出され易いことと相関があることが知ら
れている。従って、炭酸ガスのみを発泡剤とする100
%水発泡は特にその傾向が著しい。またハイドロカーボ
ン発泡剤のうち特にペンタン類は、ポリオールと溶解性
が悪いため分離し易く、CFC−11のようなクロロフ
ルオロカーボンやHCFC−141bのようなハイドロ
クロロフルオロカーボン等に比べプレミックス中に多く
混合できない。従って、低密度化するためには水を比較
的多く併用する必要があり、フォームの気泡中の炭酸ガ
ス濃度が高くなるため同様な症状が発生する。なお、そ
の解決方法の1つである気泡の連立化は、フォームの強
度を劣化させることが最大の欠点となっており、強度を
要求されない分野等適用が限定されている。本発明は、
このような常温下の寸法変化の問題に解決の方法を提供
するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】硬質ポリウレタンフォー
ムにおいて、ポリオールに対する化学当量のイソシアネ
ート所要重量は以下の計算式から導かれる。
【0005】
【数1】 (ポリオール100重量部に対するイソシアネートの所要重量部数) ={(イソシアネートインデックス)/100}×{(NCOの化学式量)× 100/NCO%}/{(KOHの化学式量)×100/OHV} ={(イソシアネートインデックス)/100}×7.49×(OHV/NCO %) ここで、イソシアネートインデックス:ポリオールと水
に対する化学当量のイソシアネート所要重量に乗する係
数(100分率。NCOインデックスは同義語。100
で除した定数で表示されることもある。業界で一般的に
使用されている用語) OHV:ポリオールの水酸基価(mgKOH/g) NCO%:イソシアネート中のNCO基の重量%
【0006】通常の硬質ポリウレタンフォームにおいて
イソシアネートインデックスは105〜120の範囲で
用いられることが一般的である。イソシアネートインデ
ックスが105以下であると、発泡条件がわずかでも変
動した時配合がポリオールの多い方にずれる可能性が生
じ、それはフォーム性能上好ましくない。また、一般的
にイソシアネートインデックスが120以上であると、
未反応のイソシアネートが増加し、重合が十分進まない
ためフライアビリティー(もろさ)が発生し接着性が劣
化する等、フォーム性能上の問題が生じてくる。また、
発泡剤として水の使用量の多い硬質ポリウレタンフォー
ムでは、水の水酸基価が6,230mgKOH/gと極
めて高いために、イソシアネートの所要重量部数が多く
なり過ぎて配合が偏り、攪拌がし難くなって発泡機に機
能上の制約が生ずる等、取り扱い上の問題が生ずる。以
上の理由により、通常の硬質ポリウレタンフォームで
は、本発明のように120以上のイソシアネートインデ
ックスが用いられることは一般的ではない。
【0007】また、主として耐燃焼性を向上させること
を目的とし、ポリイソシアヌレートフォームを得るため
に、イソシアネートインデックスを最小150以上、一
般的には200以上とし、かつ、3量化機能を有する触
媒を主たる触媒として配合することによって、イソシア
ヌレート環をフォーム中に導入させる方法が通常行なわ
れている。ポリイソシアヌレートフォームはポリイソシ
アネートが3量化して生成したイソシアヌレート環の性
質により、耐燃焼性が向上する利点を有する。一般的に
ポリイソシアヌレートフォームでは、ポリイソシアネー
トの3量化の転化率が大きい程、耐燃焼性が向上するた
め、イソシアネートインデックスを200以上に設定し
ている。イソシアネートインデックスが150以下の場
合は、通常のウレタンフォームを構成するウレタン結合
や、水との反応によって生ずるウレア結合の比率が増大
するため耐燃焼性が著しく劣化する。また、通常のウレ
タン結合や、ウレア結合を生成させるために使用される
通常の第3級アミン化合物の触媒は、一般的に3量化の
機能が大きくないために、ポリイソシアヌレートフォー
ムを得る目的のためには必ず3量化機能を有する触媒を
主たる触媒として使用する必要がある。3量化機能を有
する触媒の比率が小さい場合は、3量化の転化率が低す
ぎる結果を招き同様に耐燃焼性が著しく劣化する。従っ
て、通常ポリイソシアヌレートフォームを得ようとする
場合、本発明のように、イソシアネートインデックスを
150以下とし、かつ3量化の機能を有する触媒の比率
を低くするようなことは、3量化の転化率を低くする方
向であるために、一般的とは言えない方法である。
【0008】本発明の発明者等は、炭酸ガス、または、
ペンタン類を含むハイドロカーボンのいずれか1種類、
または複数組み合わせたもので発泡された低密度なフォ
ームにおいて、イソシアネートインデックスが120〜
150望ましくは125〜140の範囲で発泡した硬質
ポリウレタンフォームは、通常の硬質ポリウレタンフォ
ームで用いられるイソシアネートインデックス105〜
120のフォームより、常温下の寸法変化特性の判定基
準になると考られる50℃95%関係湿度雰囲気下の寸
法安定性が著しく向上することを見出した。
【0009】一般にイソシアネートインデックスを12
0以上とすると、フライアビリテイーの発生が生じ易
く、またイソシアネートとポリオールのプレミックス液
の配合が大きくずれる等の不都合が生じ、本発明でもイ
ソシアネートインデックスを120〜150としている
ため対応が必要である。本発明の硬質ポリウレタンフォ
ームは、ポリイソシアネート、ポリオール、発泡剤、助
剤からなる組成物のうち、以下の原料を限定することに
よりこれらの不都合を解決することができた。
【0010】本発明で使用される原料のうち、ポリイソ
シアネートについては、ポリメリックMDIの使用が望
ましいが、その一部に、トリレンジイソシアネート(T
DI)、またはジフェニルメタンジイソシアネート(M
DI)等のプレポリマーに置き換えたポリイソシアネー
トを使用しても支障はない。
【0011】ポリオールは、水酸基価を150〜600
mgKOH/g、望ましくは250〜500mgKOH
/gの範囲とすることにより、フライアビリテイー等が
解消され、更に(1)シュークローズにアルキレンオキ
サイドを付加重合させることによって得られる水酸基価
が150〜600mgKOH/gの範囲にあるポリエー
テルポリオール、(2)トルエンジアミンにアルキレン
オキサイドを付加重合させることによって得られる水酸
基価が150〜600mgKOH/gの範囲にあるポリ
エーテルポリオール、(3)モノエタノールアミン、ジ
エタノールアミン、またはトリエタノールアミンのいず
れか1種類、または複数組み合わせたものにアルキレン
オキサイドを付加重合させることによって得られる水酸
基価が150〜600mgKOH/gの範囲にあるポリ
エーテルポリオール、として限定される(1)〜(3)
のポリオールのいずれか1種類、または複数組み合わせ
たものを、硬質ポリウレタンフォームの処方において、
ポリオール100重量部のうち、40〜100重量部の
範囲で使用することで、常温下の寸法安定性が著しく改
良されることを本発明者等は見出した。
【0012】発泡剤は一般にはフロン系発泡剤を含む
が、フロン系発泡剤を使用した場合常温下の収縮は生じ
にくいため、本発明で使用される発泡剤としては炭酸ガ
ス、または、ペンタン類を含むハイドロカーボンのいず
れか1種類、または複数組み合わせたものを使用した場
合に最も効果が発揮される。
【0013】ウレタン用触媒として、3量化機能を有す
る触媒はフォーム流動性等があまり良くないことから、
3量化機能を有する触媒である、(a)オクチル酸カリ
ウム、酢酸カリウム、第4級アンモニウムぎ酸塩、第4
級アンモニウムオクチル酸塩、トリス(3−ジメチルア
ミノプロピル)ヘキサヒドロ−s−トリアジン、および
トリス2,4,6−(ジメチルアミノメチル)フェノー
ルのいずれか1種類、または複数組み合わせたものを、
ポリウレタン処方中のポリオール100重量部に対し、
0〜0.5重量部の範囲という微量添加でのみ使用する
が、全く使用しなくても差し支えない。通常フォーム用
触媒であり第3級アミン化合物である、(b)テトラメ
チルヘキサメチレンジアミン、ペンタメチルジエチレン
トリアミン、トリメチルアミノエチルピペラジン、ジメ
チルシクロヘキシルアミン、テトラメチルエチレンジア
ミン、トリエチレンジアミン、およびビス(2−ジメチ
ルアミノエチル)エーテルのいずれか1種類、または複
数組み合わせたものを、硬質ポリウレタンフォームの処
方において、ポリオール100重量部に対し、0.5重
量部以上の範囲で主たる触媒として使用することで、フ
ォーム流動性等のフォーム性能が良好となることを、本
発明の発明者等は見出した。その他の助剤としては、一
般に市販されている通常の整泡剤、難燃剤等を使用する
ことができる。
【0014】常温下の寸法安定性は傾向が現れるまで時
間を要するため、促進試験が必要である。常温下の寸法
安定性の促進試験に関しては、日本工業規格その他で規
定された方法はなく各社各様で行われている。当社では
50℃95%関係湿度雰囲気下の寸法安定性の評価を促
進試験として使用している。常温下で寸法変化を起こし
易い硬質ポリウレタンフォームは、パック率100%の
フォームを常温下で放置すると約100日後に明白な収
縮を示すが、同じフォームを50℃95%関係湿度雰囲
気下に放置すると、約2週間後に同様な収縮の傾向を示
す。100℃ドライ条件下にても同様な収縮が発生する
ことがあるが多くの場合傾向が異なるため、当社では5
0℃95%関係湿度雰囲気下の寸法変化率の測定によっ
て各処方の常温下の寸法安定性を判定している。
【0015】本発明の発明者等は上記のように、イソシ
アネートインデックスを通常の硬質ポリウレタンフォー
ムでは一般的でない、120〜150、望ましくは12
5〜140の範囲で使用し、かつ3量化触媒(a)をポ
リオール100重量部に対し、0〜0.5重量部という
微量添加で使用し、通常フォーム用触媒(b)を主たる
触媒として、0.5重量部以上用いるという、ポリイソ
シアヌレートフォームでは一般的でない方法において、
(1)〜(3)のポリオールをポリオール100重量部
のうち、40〜100重量部使用することにより、50
℃95%関係湿度雰囲気下の寸法安定性に関し著しい改
良を与えることができ、また、ポリオールの水酸基価を
150〜600、望ましくは250〜500mgKOH
/gの範囲とすることにより、イソシアネートインデッ
クスが比較的高いことによって生ずるフライアビリティ
ーの問題、および配合比が大きく偏る等の問題を解決す
ることができた。
【0016】
【発明の実施の形態】これらのポリオール、触媒、およ
び助剤は、電動ミキサー、またはスタティックミキサー
のような周知の方法によって、混合しプレミックス液と
することができる。得られたプレミックス液は、既存の
発泡機、またはミキサーによって、ポリイソシアネート
と混合することができ、それによって硬質ポリウレタン
フォームを製造することができる。本発明は硬質ポリウ
レタンフォームのための発泡機、またはミキサーの種類
に限定されず、市販の周知のものが使用できる。
【0017】
【実施例】以下実施例により本発明を具体的に説明する
が、本発明はこれに限定されるものではない。
【0018】実施例1 表1に比較例の処方1、および実施例の処方2〜4を示
す。東邦化学工業製ポリオール、水、花王製第3級アミ
ン触媒カオーライザーNo.1(TMHDA)、日本ユ
ニカー製シリコーン整泡剤L−5420、およびアクゾ
・カシマ製難燃剤ファイロールPCFを、それぞれ内容
積500cmの紙製カップに仕込み、十分均一になる
よう混合しプレミックス液とした。プレミックス液の原
液温度を20℃に合わせ、この中にあらかじめ原液温度
を20℃に合わせた三井化学製コスモネートM−200
を注入し、特殊機化工業製電動ミキサーによって7,0
00rpmの回転速度で4秒間攪拌した。あらかじめポ
リエチレン製離型シートを貼り付けた厚さ2.5cm、
50cm角のアルミ製縦形パネル中に、この混合物を速
やかに投入し発泡させた。クリームタイム、ゲルタイム
を測定した後、5分後に得られた硬質ポリウレタンフォ
ームを取り出し、フォーム重量とパネル体積から密度を
算出しパック率100%時の密度とした。翌日、そのパ
ネルフォームから長さ35cm、幅7cmのサンプルを
3ケ切り出し、スタート時の厚さを尾崎製作所製ダイヤ
ルキャリパーゲージLO−1にて測定後、それぞれ−3
0℃、100℃、および50℃95%関係湿度雰囲気下
に放置して、2週間後の最大寸法変化量を測定し、最大
寸法変化率を算出した。独立気泡率は東芝ベックマン社
製空気比較式比重計を使用して測定した。
【0019】
【表1】
【0020】表1に示した比較例の処方1、および実施
例の処方2〜4は、いずれもポリオールの種類と配合重
量部数が同一で、処方中水、触媒、および整泡剤の処方
中の重量含有率を同一としてある。また、イソシアネー
トについては同一の種類を使用し、イソシアネートイン
デックスを比較例の処方1では105とし、実施例の処
方2〜4ではそれぞれ125〜150とした。これらの
処方について、それぞれクリームタイム、ゲルタイム、
密度、寸法変化率、およびフライアビリティーを測定し
た。
【0021】これらの性能を対比してみると、常温下の
寸法安定性と相関があると考えられる、50℃95%関
係湿度雰囲気下の寸法変化率に関し、イソシアネートイ
ンデックスが105の比較例の処方1では−44.2%
と大きく悪いのに対し、イソシアネートインデックスが
125の実施例の処方2では−8.6%と変化率はやや
悪いが向上しており、イソシアネートインデックスが1
40の実施例の処方3では−2.5%、イソシアネート
インデックスが150の実施例の処方4では−0.8%
と、イソシアネートインデックスが高くなるほど湿熱寸
法安定性が良好になっているのが判る。このことから、
イソシアネートインデックスの下限は120、望ましく
は125と考えられる。しかし、イソシアネートインデ
ックスが高くなっていくと、フライアビリティーの程度
も悪化し、150で発生があり、140で僅かにみられ
ることから、イソシアネートインデックスの上限は15
0で、望ましくは140くらいと考えられる。
【0022】実施例2 表2に示した比較例の処方5〜6、および実施例の処方
7〜8は、水酸基価が異なる2つの東邦化学工業製トル
エンジアミン系ポリオールにおいて、水酸基価360m
gKOH/gのトーホーポリオールAR−2589を使
用し、イソシアネートインデックスを115とした処方
を比較例の処方5とし、水酸基価300mgKOH/g
のトーホーポリオールAR−750を使用し、イソシア
ネートインデックスを115とした処方を比較例の処方
6とした。これらのポリオールを使用し、イソシアネー
トインデックスを130とした処方を実施例の処方7〜
8とした。原液の調整方法、硬質ポリウレタンフォーム
の製造方法、硬質ポリウレタンフォームの性能の測定方
法は実施例1と同様である。
【0023】
【表2】
【0024】水酸基価の高いトーホーポリオールAR−
2589において、イソシアネートインデックスが低い
比較例の処方5とイソシアネートインデックスが高い実
施例の処方7を対比してみると、処方7は50℃95%
関係湿度雰囲気下の寸法変化率が処方5より向上してい
るが、同時にフライアビリティーの程度も悪く、更にイ
ソシアネートとプレミックスの配合比が100/56.
0から100/49.9と互いに離れてきている。これ
に対し、水酸基価の低いトーホーポリオールAR−75
0では、同様にイソシアネートインデックスが高い実施
例の処方8の方が処方6より50℃95%関係湿度雰囲
気下の寸法変化率が向上しているが、水酸基価が低いた
めにフライアビリティーの悪化はみられず、また配合比
も100/56.9と比較例の処方5と同レベルになっ
ている。従って、フライアビリティーおよび配合比に関
してはポリオールの水酸基価は低い方が望ましく、上限
があると考えられる。しかし、水酸基価が低すぎると硬
質ポリウレタンフォームの強度、寸法変化率等が劣化す
るため、下限があると考えられ、適正な範囲としては1
50〜600mgKOH/g、望ましくは250〜50
0mgKOH/gの範囲と考えられる。
【0025】
【発明の効果】本発明により、環境を破壊する物質であ
るフロン系発泡剤を使用せず、炭酸ガス、またはハイド
ロカーボンを発泡剤とした硬質ポリウレタンフォームの
製造方法において、重大な外観変形につながる常温下の
寸法安定性が大きく改良され、また強度を劣化させる気
泡の連立化を行なうことなく、実用的で低密度な硬質ポ
リウレタンフォームを得ることが可能となる。また、本
発明の組成による硬質ポリウレタンフォームは、適正な
ポリオールを選択し使用することにより、フライアビリ
ティーがより良好となり、その結果接着強度が増す等の
優れたフォーム性能を付与させることができる。本発明
は、現在多く使用されているフロン系発泡剤が、今後使
用できなくなった場合に極めて有効である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4J034 BA03 BA07 DA01 DB03 DB07 DG02 DG14 DG16 DG22 HA01 HA02 HA06 HA07 HC12 HC61 HC63 HC64 HC67 HC71 KA01 KB02 KC02 KD02 KD11 KD12 KE02 NA01 NA06 NA09 QA01 QA02 QB01 QB16 QC01 RA15

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発泡剤としてフロン系発泡剤を全く含ま
    ず、炭酸ガス、またはペンタン類を含むハイドロカーボ
    ンのいずれか1種類、または複数組み合わせたものを使
    用し、ポリオールと水に対する化学当量のイソシアネー
    ト所要重量に乗する係数であるイソシアネートインデッ
    クスを、120〜150とすることを特徴とする硬質ポ
    リウレタンフォームの製造方法。
  2. 【請求項2】 ポリオールとして、(1)シュークロー
    ズにアルキレンオキサイドを付加重合させることによっ
    て得られる水酸基価が150〜600mgKOH/gの
    範囲にあるポリエーテルポリオール、(2)トルエンジ
    アミンにアルキレンオキサイドを付加重合させることに
    よって得られる水酸基価が150〜600mgKOH/
    gの範囲にあるポリエーテルポリオール、(3)モノエ
    タノールアミン、ジエタノールアミン、またはトリエタ
    ノールアミンのいずれか1種類、または複数組み合わせ
    たものにアルキレンオキサイドを付加重合させることに
    よって得られる水酸基価が150〜600mgKOH/
    gの範囲にあるポリエーテルポリオール、として限定さ
    れる(1)〜(3)のポリオールのいずれか1種類、ま
    たは複数組み合わせたものを、硬質ポリウレタンフォー
    ムの処方において、ポリオール100重量部のうち、4
    0〜100重量部の範囲で使用することを特徴とする、
    請求項1に記載の硬質ポリウレタンフォームの製造方
    法。
  3. 【請求項3】 触媒として、(a)オクチル酸カリウ
    ム、酢酸カリウム、第4級アンモニウムぎ酸塩、第4級
    アンモニウムオクチル酸塩、トリス(3−ジメチルアミ
    ノプロピル)ヘキサヒドロ−s−トリアジン、およびト
    リス2,4,6−(ジメチルアミノメチル)フェノール
    のいずれか1種類、または複数組み合わせたものを、硬
    質ポリウレタンフォームの処方において、ポリオール1
    00重量部に対し、0〜0.5重量部の範囲で使用し、
    かつ(b)テトラメチルヘキサメチレンジアミン、ペン
    タメチルジエチレントリアミン、トリメチルアミノエチ
    ルピペラジン、ジメチルシクロヘキシルアミン、テトラ
    メチルエチレンジアミン、トリエチレンジアミン、およ
    びビス(2−ジメチルアミノエチル)エーテルのいずれ
    か1種類、または複数組み合わせたものを、硬質ポリウ
    レタンフォームの処方において、ポリオール100重量
    部に対し、0.5重量部以上使用することを特徴とす
    る、請求項1、2に記載の硬質ポリウレタンフォームの
    製造方法。
  4. 【請求項4】 硬質ポリウレタンフォームの成形品の密
    度として、0.020〜0.200g/cmの範囲で
    あることを特徴とする、請求項1〜3に記載の硬質ポリ
    ウレタンフォームの製造方法。
  5. 【請求項5】 構造強度を要する断熱材、または充填材
    として使用されることを特徴とする、請求項1〜4に記
    載の硬質ポリウレタンフォームの製造方法。
JP2000186967A 2000-05-19 2000-05-19 硬質ポリウレタンフォームの製造方法 Withdrawn JP2001329036A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000186967A JP2001329036A (ja) 2000-05-19 2000-05-19 硬質ポリウレタンフォームの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000186967A JP2001329036A (ja) 2000-05-19 2000-05-19 硬質ポリウレタンフォームの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001329036A true JP2001329036A (ja) 2001-11-27

Family

ID=18687036

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000186967A Withdrawn JP2001329036A (ja) 2000-05-19 2000-05-19 硬質ポリウレタンフォームの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001329036A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008018601A1 (fr) * 2006-08-11 2008-02-14 Tosoh Corporation Composition de catalyseur pour la production d'une résine de polyuréthane et procédé de production de la résine de polyuréthane
KR101867064B1 (ko) * 2017-11-24 2018-06-14 (주)유원플렛폼 폴리우레탄폼
CN109642004A (zh) * 2016-05-20 2019-04-16 科思创德国股份有限公司 聚氨酯泡沫和包含其的聚氨酯复合材料
CN121319307A (zh) * 2025-12-16 2026-01-13 山东一诺威新材料有限公司 耐高温管道用硬质聚氨酯泡沫材料及其制备方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008018601A1 (fr) * 2006-08-11 2008-02-14 Tosoh Corporation Composition de catalyseur pour la production d'une résine de polyuréthane et procédé de production de la résine de polyuréthane
US8877825B2 (en) 2006-08-11 2014-11-04 Tosoh Corporation Catalyst composition for production of polyurethane resin and method for producing polyurethane resin
JP5633109B2 (ja) * 2006-08-11 2014-12-03 東ソー株式会社 ポリウレタン樹脂製造用の触媒組成物及びポリウレタン樹脂の製造方法
CN109642004A (zh) * 2016-05-20 2019-04-16 科思创德国股份有限公司 聚氨酯泡沫和包含其的聚氨酯复合材料
CN109642004B (zh) * 2016-05-20 2021-08-17 科思创德国股份有限公司 聚氨酯泡沫和包含其的聚氨酯复合材料
KR101867064B1 (ko) * 2017-11-24 2018-06-14 (주)유원플렛폼 폴리우레탄폼
CN121319307A (zh) * 2025-12-16 2026-01-13 山东一诺威新材料有限公司 耐高温管道用硬质聚氨酯泡沫材料及其制备方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9701782B2 (en) Foams and articles made from foams containing 1-chloro-3,3,3-trifluoropropene (HFCO-1233zd)
CN1064978C (zh) 在烃发泡剂存在下制备聚氨酯泡沫材料的方法
US9321892B2 (en) Blowing agent enhancers for polyurethane foam production
US4943597A (en) Polyether polyol formulations for hard CFC replacement by water blowing in rigid polyurethane foams
JP2017052946A (ja) シス−1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロ−2−ブテン発泡成形用組成物、およびポリイソシアネートベースの発泡体の製造における組成物の使用
CN101903435A (zh) 包含含z-1,1,1,4,4,4-六氟-2-丁烯的共沸或类共沸混合物的泡沫形成组合物以及它们制备基于多异氰酸酯的泡沫的用途
JP2002293868A (ja) 硬質ポリウレタンフォームおよびその製造方法
JP2001329036A (ja) 硬質ポリウレタンフォームの製造方法
JP4084516B2 (ja) 硬質ポリウレタンフォームの製造方法
JP2001172359A (ja) 硬質ポリウレタンフォームの製造方法
US5189074A (en) Tertiary ethers as blowing agents for polyurethane foams
JP2002293871A (ja) 硬質ポリウレタンフォームおよびその製造方法
JP4051684B2 (ja) 硬質ポリウレタンフォームの製造方法
JP2001278938A (ja) 硬質ポリウレタンフォーム及びその製造方法
KR100247796B1 (ko) 경질 우레탄 폼의 제조방법
JP2001354744A (ja) 硬質ポリウレタンフォームの製造方法
JP2001342237A (ja) 硬質発泡合成樹脂の製造方法
JPH1045862A (ja) 硬質ポリウレタンフォームの製造方法
JP3608363B2 (ja) 薄物パネル用ポリオール組成物、及び薄物パネル用ポリウレタンフォームの製造方法
JPH08269154A (ja) ウレタンフォーム
JP2001354743A (ja) 硬質ポリウレタンフォームの製造方法
JP4252856B2 (ja) 硬質ポリウレタンフォーム用ポリオール組成物及び硬質ポリウレタンフォームの製造方法
JP2002128855A (ja) 硬質発泡合成樹脂の製造方法
JPH0830105B2 (ja) 発泡合成樹脂の製造方法
JP2004115772A (ja) 硬質ポリウレタンフォームの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070518

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20070808