JP2001327118A - モータ - Google Patents
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- JP2001327118A JP2001327118A JP2000137912A JP2000137912A JP2001327118A JP 2001327118 A JP2001327118 A JP 2001327118A JP 2000137912 A JP2000137912 A JP 2000137912A JP 2000137912 A JP2000137912 A JP 2000137912A JP 2001327118 A JP2001327118 A JP 2001327118A
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- JP
- Japan
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- shaft
- peripheral surface
- motor
- housing
- rolling bearing
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- Pending
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K5/00—Casings; Enclosures; Supports
- H02K5/04—Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
- H02K5/16—Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields
- H02K5/173—Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields using bearings with rolling contact, e.g. ball bearings
- H02K5/1737—Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields using bearings with rolling contact, e.g. ball bearings radially supporting the rotor around a fixed spindle; radially supporting the rotor directly
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C35/00—Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers
- F16C35/04—Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers in the case of ball or roller bearings
- F16C35/06—Mounting or dismounting of ball or roller bearings; Fixing them onto shaft or in housing
- F16C35/063—Fixing them on the shaft
- F16C35/0635—Fixing them on the shaft the bore of the inner ring being of special non-cylindrical shape which co-operates with a complementary shape on the shaft, e.g. teeth, polygonal sections
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C35/00—Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers
- F16C35/04—Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers in the case of ball or roller bearings
- F16C35/06—Mounting or dismounting of ball or roller bearings; Fixing them onto shaft or in housing
- F16C35/067—Fixing them in a housing
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/02—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
- F16C19/04—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly
- F16C19/06—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly with a single row or balls
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/54—Systems consisting of a plurality of bearings with rolling friction
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2226/00—Joining parts; Fastening; Assembling or mounting parts
- F16C2226/30—Material joints
- F16C2226/40—Material joints with adhesive
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Mounting Of Bearings Or Others (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ロータまたはステータに設けたハウジングと軸
との間に転がり軸受が介装されているモータにおいて、
軌道輪の変形を抑制してモータの回転精度を高くする。 【解決手段】軸3の外周面にローレット溝31を形成す
る。このローレット溝31の軸3の周方向での本数
(P)を、玉軸受4の玉41の数(Z)との関係で、P
=n・Z±X(nは正の整数、Xは2以上の整数)とす
る。
との間に転がり軸受が介装されているモータにおいて、
軌道輪の変形を抑制してモータの回転精度を高くする。 【解決手段】軸3の外周面にローレット溝31を形成す
る。このローレット溝31の軸3の周方向での本数
(P)を、玉軸受4の玉41の数(Z)との関係で、P
=n・Z±X(nは正の整数、Xは2以上の整数)とす
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ディスク装置
(HDD)、ビデオテープレコーダ(VTR)のドラ
ム、レーザビームプリンタ(LBP)等のオフィスオー
トメーション(OA)機器で使用されるモータに関す
る。
(HDD)、ビデオテープレコーダ(VTR)のドラ
ム、レーザビームプリンタ(LBP)等のオフィスオー
トメーション(OA)機器で使用されるモータに関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、OA機器用モータは、磁石が固
定されたロータとコイルが固定されたステータを有し、
ロータまたはステータに設けたハウジングと軸との間に
転がり軸受が介装されている。従来、このようなOA機
器用モータで、軸とハウジングとの間に転がり軸受を固
定する際には、接着剤を用いることが一般的である。例
えば、内輪の軸に対する固定は、軸に周溝を設けて、こ
の溝と内輪内周面との間に接着剤を入れることにより行
われ、周方向で均一な接着がなされるようにしている。
定されたロータとコイルが固定されたステータを有し、
ロータまたはステータに設けたハウジングと軸との間に
転がり軸受が介装されている。従来、このようなOA機
器用モータで、軸とハウジングとの間に転がり軸受を固
定する際には、接着剤を用いることが一般的である。例
えば、内輪の軸に対する固定は、軸に周溝を設けて、こ
の溝と内輪内周面との間に接着剤を入れることにより行
われ、周方向で均一な接着がなされるようにしている。
【0003】特許2890159号公報には、軸の外周
面にローレット部と円周溝を形成して、ローレット部の
溝と内輪内周面との間および円周溝に接着剤を入れるこ
とにより、内輪を軸に固定することが記載されている。
また、接着剤を用いずに、圧入によって転がり軸受を固
定する場合もある。
面にローレット部と円周溝を形成して、ローレット部の
溝と内輪内周面との間および円周溝に接着剤を入れるこ
とにより、内輪を軸に固定することが記載されている。
また、接着剤を用いずに、圧入によって転がり軸受を固
定する場合もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、内輪の
内周円も軸の外周円も完全な真円になってはいないた
め、前述のようにローレット部や円周溝を設けても、円
周方向において接着剤の厚さは不均一になり易い。その
結果、接着剤の膨張収縮力が円周方向で不均一になる
と、軌道輪が変形してモータの回転精度が悪くなる恐れ
がある。例えばモータに非回転同期振れ(回転に同期し
ない振れ:NRRO)が生じる恐れがある。
内周円も軸の外周円も完全な真円になってはいないた
め、前述のようにローレット部や円周溝を設けても、円
周方向において接着剤の厚さは不均一になり易い。その
結果、接着剤の膨張収縮力が円周方向で不均一になる
と、軌道輪が変形してモータの回転精度が悪くなる恐れ
がある。例えばモータに非回転同期振れ(回転に同期し
ない振れ:NRRO)が生じる恐れがある。
【0005】また、圧入による固定の場合には、圧入面
の精度が軌道面に転写されて軌道輪に変形が生じる恐れ
がある。本発明はこのような点に着目してなされたもの
であり、ロータまたはステータに設けたハウジングと軸
との間に転がり軸受が介装されているモータにおいて、
転がり軸受の軌道輪の変形を抑制してモータの回転精度
を高くすることを課題とする。
の精度が軌道面に転写されて軌道輪に変形が生じる恐れ
がある。本発明はこのような点に着目してなされたもの
であり、ロータまたはステータに設けたハウジングと軸
との間に転がり軸受が介装されているモータにおいて、
転がり軸受の軌道輪の変形を抑制してモータの回転精度
を高くすることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、ロータまたはステータに設けたハウジン
グと軸との間に転がり軸受が介装され、転がり軸受の内
輪の軸に対する固定および外輪のハウジングに対する固
定は、圧入により、あるいは、軸の外周面およびハウジ
ングの内周面に溝を設けて接着により行われているモー
タにおいて、軸の外周面および/またはハウジングの内
周面にローレット溝が形成され、このローレット溝の周
方向での本数(P)は、転がり軸受の転動体の数(Z)
との関係でP≠n・Z且つP≠n・Z±1(nは正の整
数)であることを特徴とするモータを提供する。
に、本発明は、ロータまたはステータに設けたハウジン
グと軸との間に転がり軸受が介装され、転がり軸受の内
輪の軸に対する固定および外輪のハウジングに対する固
定は、圧入により、あるいは、軸の外周面およびハウジ
ングの内周面に溝を設けて接着により行われているモー
タにおいて、軸の外周面および/またはハウジングの内
周面にローレット溝が形成され、このローレット溝の周
方向での本数(P)は、転がり軸受の転動体の数(Z)
との関係でP≠n・Z且つP≠n・Z±1(nは正の整
数)であることを特徴とするモータを提供する。
【0007】本発明はまた、ロータまたはステータに設
けたハウジングと軸との間に転がり軸受が介装され、転
がり軸受の内輪の軸に対する固定および外輪のハウジン
グに対する固定は、圧入により、あるいは、軸の外周面
およびハウジングの内周面に溝を設けて接着により行わ
れているモータにおいて、軸の外周面および/またはハ
ウジングの内周面にローレット溝が形成され、このロー
レット溝の周方向での本数(P)は、転がり軸受の転動
体の数(Z)との関係でP=n・Z±X(nは正の整
数、Xは2以上の整数)であることを特徴とするモータ
を提供する。
けたハウジングと軸との間に転がり軸受が介装され、転
がり軸受の内輪の軸に対する固定および外輪のハウジン
グに対する固定は、圧入により、あるいは、軸の外周面
およびハウジングの内周面に溝を設けて接着により行わ
れているモータにおいて、軸の外周面および/またはハ
ウジングの内周面にローレット溝が形成され、このロー
レット溝の周方向での本数(P)は、転がり軸受の転動
体の数(Z)との関係でP=n・Z±X(nは正の整
数、Xは2以上の整数)であることを特徴とするモータ
を提供する。
【0008】P=n・Zであると、接着剤の膨張収縮力
が円周方向で不均一になることによって、n・Z個の山
を有する変形(うねり)が軌道輪に生じ易い。軌道輪に
このうねりが生じていると、転がり軸受の回転時に、転
動体がこのうねりを乗り越える度に軸方向に異常な振動
が生じる。また、P=n・Z±1であると、接着剤の膨
張収縮力が円周方向で不均一になることによって、(n
・Z±1)個の山を有する変形(うねり)が軌道輪に生
じ易い。軌道輪にこのうねりが生じていると、転がり軸
受の回転時に、転動体がこのうねりを乗り越える度に径
方向に異常な振動が生じる。
が円周方向で不均一になることによって、n・Z個の山
を有する変形(うねり)が軌道輪に生じ易い。軌道輪に
このうねりが生じていると、転がり軸受の回転時に、転
動体がこのうねりを乗り越える度に軸方向に異常な振動
が生じる。また、P=n・Z±1であると、接着剤の膨
張収縮力が円周方向で不均一になることによって、(n
・Z±1)個の山を有する変形(うねり)が軌道輪に生
じ易い。軌道輪にこのうねりが生じていると、転がり軸
受の回転時に、転動体がこのうねりを乗り越える度に径
方向に異常な振動が生じる。
【0009】本発明によれば、P≠n・Z且つP≠n・
Z±1(nは正の整数)とすることによって、このよう
な異常な振動が生じることが防止される。また、P=n
・Z±X(nは正の整数、Xは2以上の整数)はP≠n
・Z且つP≠n・Z±1(nは正の整数)を満たすた
め、P=n・Z±X(nは正の整数、Xは2以上の整
数)とすることによって、このような異常な振動が生じ
ることが防止される。
Z±1(nは正の整数)とすることによって、このよう
な異常な振動が生じることが防止される。また、P=n
・Z±X(nは正の整数、Xは2以上の整数)はP≠n
・Z且つP≠n・Z±1(nは正の整数)を満たすた
め、P=n・Z±X(nは正の整数、Xは2以上の整
数)とすることによって、このような異常な振動が生じ
ることが防止される。
【0010】なお、P≠n・Z且つP≠n・Z±1(n
は正の整数)を満たしていても、軌道輪自体が元々有し
ているうねりの山数がローレット本数(P)の約数(1
およびPを除く)であると、接着固定の際の位相によっ
ては、軌道輪の元々のうねりと接着によりローレットか
ら転写されるうねりとが合成されて、山数がP=n・Z
またはP=n・Z±1であるうねりが軌道輪に生じる場
合がある。したがって、Pは上記条件を満たし、且つ素
数であることが好ましい。
は正の整数)を満たしていても、軌道輪自体が元々有し
ているうねりの山数がローレット本数(P)の約数(1
およびPを除く)であると、接着固定の際の位相によっ
ては、軌道輪の元々のうねりと接着によりローレットか
ら転写されるうねりとが合成されて、山数がP=n・Z
またはP=n・Z±1であるうねりが軌道輪に生じる場
合がある。したがって、Pは上記条件を満たし、且つ素
数であることが好ましい。
【0011】本発明において、ローレット溝とは、軸の
外周面に形成された、軸方向と平行に或いは斜めに延び
る溝を意味する。
外周面に形成された、軸方向と平行に或いは斜めに延び
る溝を意味する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。図1は、本発明の一実施形態に相当するモー
タを示す断面図である。このモータはHDD用のスピン
ドルモータであり、ロータ1と、ステータ2と、軸3
と、玉軸受(転がり軸受)4とで構成されている。ま
た、ロータ1に磁石5が固定され、ステータ2にコイル
6が固定されている。
説明する。図1は、本発明の一実施形態に相当するモー
タを示す断面図である。このモータはHDD用のスピン
ドルモータであり、ロータ1と、ステータ2と、軸3
と、玉軸受(転がり軸受)4とで構成されている。ま
た、ロータ1に磁石5が固定され、ステータ2にコイル
6が固定されている。
【0013】ロータ1は、小径の円筒からなるスリーブ
(ハウジング)11と、スリーブ11より径の大きな外
側円筒部12と、これらの間にあるハブ13とで構成さ
れている。スリーブ11には玉軸受4と軸3が内挿され
ている。外側円筒部12の内周面には磁石5が固定され
ている。ハブ13には、使用時に磁気ディスクが取り付
けられる。
(ハウジング)11と、スリーブ11より径の大きな外
側円筒部12と、これらの間にあるハブ13とで構成さ
れている。スリーブ11には玉軸受4と軸3が内挿され
ている。外側円筒部12の内周面には磁石5が固定され
ている。ハブ13には、使用時に磁気ディスクが取り付
けられる。
【0014】ステータ2は、軸3の一端が固定されてい
るベース21と、ベース21の外周部に形成された円筒
部22とからなる。円筒部22は、軸3の径方向におい
て、スリーブ11と外側円筒部12との間に配置され、
円筒部22の外周部にコイル6が配置されている。これ
により、磁石5とコイル6が所定間隔を開けて対向配置
されている。
るベース21と、ベース21の外周部に形成された円筒
部22とからなる。円筒部22は、軸3の径方向におい
て、スリーブ11と外側円筒部12との間に配置され、
円筒部22の外周部にコイル6が配置されている。これ
により、磁石5とコイル6が所定間隔を開けて対向配置
されている。
【0015】図2は、このモータにおける軸3と玉軸受
4との関係を示す平面図である。この図に示すように、
玉軸受4は8個の玉(転動体)41を有する。軸3の外
周面には、18本のローレット溝31が形成されてい
る。このローレット溝31は、軸方向と平行に軸3の長
さ方向全体に延び、周方向で等間隔に同じ幅で同じ間隔
を開けて、全周に渡って形成されている。
4との関係を示す平面図である。この図に示すように、
玉軸受4は8個の玉(転動体)41を有する。軸3の外
周面には、18本のローレット溝31が形成されてい
る。このローレット溝31は、軸方向と平行に軸3の長
さ方向全体に延び、周方向で等間隔に同じ幅で同じ間隔
を開けて、全周に渡って形成されている。
【0016】このローレット溝31の本数(P)は、玉
軸受4の玉(転動体)41の数(Z=8個)との関係で
P=2・Z+2となっている。このローレット溝31と
内輪42の内周面との間に、例えば、嫌気性の接着剤を
充填して硬化させることにより、内輪42が軸3に固定
されている。外輪43はスリーブ11に、圧入により固
定されている。
軸受4の玉(転動体)41の数(Z=8個)との関係で
P=2・Z+2となっている。このローレット溝31と
内輪42の内周面との間に、例えば、嫌気性の接着剤を
充填して硬化させることにより、内輪42が軸3に固定
されている。外輪43はスリーブ11に、圧入により固
定されている。
【0017】したがって、このモータによれば、ローレ
ット溝31の本数(P)が玉軸受4の玉(転動体)41
の数(Z)との関係で、P≠n・Z(nは正の整数)且
つP≠n・Z±1であるため、P=n・ZあるいはP=
n・Z±1の場合のような有害な変形が、内輪42に生
じない。これにより、モータにNRROが生じることが
防止されて、モータの回転精度が高くなる。
ット溝31の本数(P)が玉軸受4の玉(転動体)41
の数(Z)との関係で、P≠n・Z(nは正の整数)且
つP≠n・Z±1であるため、P=n・ZあるいはP=
n・Z±1の場合のような有害な変形が、内輪42に生
じない。これにより、モータにNRROが生じることが
防止されて、モータの回転精度が高くなる。
【0018】なお、この実施形態では、軸3の外周面に
のみ、本発明を満たす本数のローレット溝31を形成し
て、軸3と内輪42を接着固定しているが、これに加え
てスリーブ11の内周面にも、本発明を満たす本数のロ
ーレット溝31を形成して、スリーブ(ハウジング)1
1と外輪43を接着固定してもよい。また、スリーブ1
1の内周面にだけ、本発明を満たす本数のローレット溝
31を形成して、スリーブ(ハウジング)11と外輪4
3を接着固定してもよい。
のみ、本発明を満たす本数のローレット溝31を形成し
て、軸3と内輪42を接着固定しているが、これに加え
てスリーブ11の内周面にも、本発明を満たす本数のロ
ーレット溝31を形成して、スリーブ(ハウジング)1
1と外輪43を接着固定してもよい。また、スリーブ1
1の内周面にだけ、本発明を満たす本数のローレット溝
31を形成して、スリーブ(ハウジング)11と外輪4
3を接着固定してもよい。
【0019】また、本発明を満たす本数のローレット溝
が軸外周面および/またはハウジング内周面に形成さ
れ、内輪の軸に対する固定および/または外輪のハウジ
ングに対する固定を圧入により行った場合にも、P=n
・ZあるいはP=n・Z±1の場合のような有害な変形
が、内輪および/または外輪に生じない。そのため、モ
ータにNRROが生じることが防止されてモータの回転
精度が高くなる。
が軸外周面および/またはハウジング内周面に形成さ
れ、内輪の軸に対する固定および/または外輪のハウジ
ングに対する固定を圧入により行った場合にも、P=n
・ZあるいはP=n・Z±1の場合のような有害な変形
が、内輪および/または外輪に生じない。そのため、モ
ータにNRROが生じることが防止されてモータの回転
精度が高くなる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ロータまたはステータに設けたハウジングと軸との間に
転がり軸受が介装されているモータにおいて、転がり軸
受の軌道輪の変形を抑制してモータの回転精度を高くす
ることができる。
ロータまたはステータに設けたハウジングと軸との間に
転がり軸受が介装されているモータにおいて、転がり軸
受の軌道輪の変形を抑制してモータの回転精度を高くす
ることができる。
【図1】本発明のモータの一実施形態を示す断面図であ
る。
る。
【図2】図1のモータにおける軸と玉軸受との関係を示
す平面図である。
す平面図である。
1 ロータ 11 スリーブ(ハウジング) 12 外側円筒部 13 ハブ 2 ステータ 21 ベース 22 円筒部 3 軸 31 ローレット溝 4 玉軸受(転がり軸受) 41 玉(転動体) 42 内輪 43 外輪 5 磁石 6 コイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石和田 博 神奈川県藤沢市鵠沼神明一丁目5番50号 日本精工株式会社内 Fターム(参考) 3J017 AA01 AA02 CA01 DB07 DB09 5H605 AA04 AA05 BB05 BB14 BB19 CC03 CC04 CC10 DD03 EA06 EA07 EB10 EB12 EB16 EB35 EB37 EB38 GG11
Claims (2)
- 【請求項1】 ロータまたはステータに設けたハウジン
グと軸との間に転がり軸受が介装され、転がり軸受の内
輪の軸に対する固定および外輪のハウジングに対する固
定は、圧入により、あるいは、軸の外周面およびハウジ
ングの内周面に溝を設けて接着により行われているモー
タにおいて、 軸の外周面および/またはハウジングの内周面にローレ
ット溝が形成され、このローレット溝の周方向での本数
(P)は、転がり軸受の転動体の数(Z)との関係でP
≠n・Z且つP≠n・Z±1(nは正の整数)であるこ
とを特徴とするモータ。 - 【請求項2】 ロータまたはステータに設けたハウジン
グと軸との間に転がり軸受が介装され、転がり軸受の内
輪の軸に対する固定および外輪のハウジングに対する固
定は、圧入により、あるいは、軸の外周面およびハウジ
ングの内周面に溝を設けて接着により行われているモー
タにおいて、 軸の外周面および/またはハウジングの内周面にローレ
ット溝が形成され、このローレット溝の周方向での本数
(P)は、転がり軸受の転動体の数(Z)との関係でP
=n・Z±X(nは正の整数、Xは2以上の整数)であ
ることを特徴とするモータ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000137912A JP2001327118A (ja) | 2000-05-11 | 2000-05-11 | モータ |
| US09/851,347 US6630758B2 (en) | 2000-05-11 | 2001-05-09 | Motor with a stationary shaft with formed knurled grooves on shaft and/or housing |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000137912A JP2001327118A (ja) | 2000-05-11 | 2000-05-11 | モータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001327118A true JP2001327118A (ja) | 2001-11-22 |
Family
ID=18645601
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000137912A Pending JP2001327118A (ja) | 2000-05-11 | 2000-05-11 | モータ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6630758B2 (ja) |
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