JP2001326204A - 半導体装置の製造方法および研磨方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法および研磨方法Info
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Abstract
凸を容易に平坦化でき、かつ余分な金属膜の除去効率に
優れ、金属膜下層の層間絶縁膜などへのダメージを抑制
可能な半導体装置の製造方法および研磨方法を提供す
る。 【解決手段】陰極部材120と銅膜105との間にキレ
ート剤を含む電解液ELを介在させ、陰極部材120を
陰極とし銅膜105を陽極として電圧を印加して、銅膜
105の表面を酸化し、かつ当該酸化された銅のキレー
ト膜106を形成するキレート膜工程と、銅膜105の
凹凸に応じたキレート膜106の凸部分を選択的に除去
し、当該凸部分の銅膜105を表面に露出させる銅膜露
出工程と、銅膜の凸部分が平坦化されるまで、上記銅膜
のキレート膜形成工程と上記キレート膜除去工程とを繰
り返し行う。
Description
方法および研磨方法に関し、特に金属膜形成に伴う凹凸
面を平坦化する工程を有する半導体装置の製造方法およ
び研磨方法に関する。
配線の微細化、配線ピッチの縮小化および配線の多層化
が進んでおり、半導体装置の製造プロセスにおける多層
配線技術の重要性が増大している。一方、従来、多層配
線構造の半導体装置の配線材料としてアルミニウムが多
用されてきたが、近年の0.25μmルール以下のデザ
インルールにおいて、信号の伝搬遅延を抑制するため
に、配線材料をアルミニウムから銅に代えた配線プロセ
スの開発が盛んに行われている。銅を配線に使用する
と、低抵抗と高エレクトロマイグレーション耐性を両立
できるというメリットがある。
えばあらかじめ層間絶縁膜に形成した溝状の配線パター
ンに金属を埋め込み、CMP(Chemical Mechanical Po
lishing : 化学機械研磨) 法によって余分な金属膜を除
去して配線を形成する、ダマシン(damascen)法と呼ば
れる配線プロセスが有力となっている。このダマシン法
は、配線のエッチングが不要であり、さらに上層の層間
絶縁膜も自ずと平坦なものになるので、工程を簡略化で
きるという利点がある。さらに、層間絶縁膜に配線用溝
だけでなく、コンタクトホールも溝として開け、配線用
溝とコンタクトホールを同時に金属で埋め込むデュアル
ダマシン(dualdamascene)法では、さらに大幅な配線
工程の削減が可能となる。
銅配線形成プロセスの一例について下記の図を参照し
て、説明する。まず、図25(a)に示すように、例え
ば、不図示の不純物拡散領域が適宜形成されているシリ
コン等の半導体基板301上に、例えば酸化シリコンか
らなる層間絶縁膜302を、例えば減圧CVD(Chemic
al Vapor Deposition )法により形成する。
基板301の不純物拡散領域に通じるコンタクトホール
CH、および半導体基板301の不純物拡散領域と電気
的に接続される所定のパターンの配線が形成される溝M
を公知のフォトリソグラフィー技術およびエッチング技
術を用いて形成する。
膜305を層間絶縁膜302の表面、コンタクトホール
CHおよび溝M内に形成する。このバリヤ膜305は、
例えば、Ta、Ti、TaN、TiN等の材料を公知の
スパッタ法により、形成する。バリヤ膜305は、配線
を構成する材料が銅で層間絶縁膜302が酸化シリコン
で構成されている場合には、銅は酸化シリコンへの拡散
係数が大きく、酸化されやすいため、これを防止するた
めに設けられる。
膜305上に、銅を公知のスパッタ法により、所定の膜
厚で堆積させ、シード膜306を形成する。次に、図2
6(e)に示すように、コンタクトホールCHおよび溝
Mを銅で埋め込むように、銅膜307を形成する。銅膜
307は、例えば、メッキ法、CVD法、スパッタ法等
により形成する。
縁膜302上の余分な銅膜307およびバリヤ膜305
をCMP法によって除去し、平坦化する。以上の工程に
より、銅配線308およびコンタクト309とが形成さ
れる。上記したプロセスを配線308上で繰り返し行う
ことにより、多層配線を形成することができる。
デュアルダマシン法を用いた銅配線形成プロセスでは、
余分な銅膜307をCMP法によって除去する工程にお
いて、従来のCMP法を用いた平坦化技術では、研磨工
具と銅膜との間に所定の圧力をかけ、研磨するため、半
導体基板へのダメージが大きく、特に層間絶縁膜に機械
的強度の低い低誘電率の有機系絶縁膜などを採用してい
く場合には、このダメージは、無視できないものとな
り、層間絶縁膜へのクラック(亀裂)の発生、半導体基
板からの層間絶縁膜の剥離などの問題がある。
よびバリヤ膜305との除去性能が異なることから、配
線308にディッシング、エロージョン(シンニン
グ)、リセス等が発生しやすいという問題が存在した。
ディッシングは、図27に示すように、例えば、0.1
8μmルールのデザインルールにおいて、例えば、10
0μm程度のような幅の広い配線308が存在した場合
に、当該配線の中央部が過剰に除去され、へこんでしま
う現象であり、このディッシングが発生すると配線30
8の断面積が不足するため、配線抵抗値不良等の原因と
なる。このディッシングは、配線材料に比較的軟質の銅
やアルミニウムを用いた場合に発生しやすい。エロージ
ョンは、図28に示すように、例えば、3000μmの
範囲に1.0μmの幅の配線が50パーセントの密度で
形成されているようなパターン密度の高い部分が過剰に
除去されてしまう現象であり、エロージョンが発生する
と、配線の断面積が不足するため、配線抵抗値不良等の
原因となる。リセスは、図29に示すように、層間絶縁
膜302と配線308との境界で配線308が低くなり
段差ができてしまう現象であり、この場合にも配線の断
面積が不足するため、配線抵抗値の不良等の原因とな
る。
て、平坦化および除去する工程では、銅膜を効率的に除
去する必要があるため、単位時間当たりの除去量である
研磨レートは、例えば、500nm/min以上となる
ように要求されている。この研磨レートを稼ぐために
は、ウェーハに対する加工圧力を大きくする必要があ
り、加工圧力を大きくすると、図30に示すように、配
線表面にスクラッチSCやケミカルダメージCDが発生
しやすくなり、特に、軟質の銅では発生しやすい。この
ため、配線のオープン、ショート、配線抵抗値不良等の
不具合の原因となり、また、加工圧力を大きくすると、
上記のスクラッチ、層間絶縁膜の剥離、ディッシング、
エロージョンおよびリセスの発生量も大きくなるという
不利益が存在した。
のであり、従って、本発明は、金属膜を研磨によって平
坦化する際に、初期凹凸を容易に平坦化でき、かつ余分
な金属膜の除去効率に優れ、金属膜下層の層間絶縁膜な
どへのダメージを抑制可能な半導体装置の製造方法およ
び研磨方法を提供することを目的とする。
め本発明の半導体装置の製造方法は、基板上に形成され
た絶縁膜上に配線用溝を形成する工程と、前記配線用溝
を埋め込むように、前記絶縁膜上の全面に前記配線用溝
の段差に応じた凹凸形状を表面に有する銅膜を堆積させ
る工程と、陰極部材と前記銅膜との間にキレート剤を含
む電解液を介在させ、前記陰極部材を陰極とし前記銅膜
を陽極として電圧を印加して、前記銅膜の表面を酸化
し、かつ当該酸化された銅のキレート膜を形成するキレ
ート膜形成工程と、前記銅膜の凹凸に応じた前記キレー
ト膜の凸部分を選択的に除去し、当該凸部分の銅膜を表
面に露出させるキレート膜除去工程と、前記銅膜の凸部
が平坦化されるまで、前記キレート膜形成工程と前記キ
レート膜除去工程とを繰り返し行う。
れば、配線用溝を銅膜により埋め込む際に形成された凹
凸のある銅膜表面が、陽極酸化され、当該陽極酸化され
た銅が電解液中のキレート剤により、キレート化され、
容易に除去可能な機械的強度の非常に低いキレート膜が
形成される。このキレート膜の凸部分を除去すると、さ
らに露出した銅が、陽極酸化後にキレート化されるた
め、当該キレート膜の凸部の除去を繰り返すことにより
銅膜の平坦性が達成される。キレート膜の抵抗は銅に比
して高いため、除去されずに残る溝部のキレート膜に覆
われた銅は通電による陽極酸化を受けにくいことから、
キレート化の進行は非常に遅く、陽極酸化によるキレー
ト膜の生成は、専らキレート膜の除去により露出した銅
膜の凸部で行われることになる。さらに、電解液を介し
て通電するため、陽極の銅膜と陰極の陰極部材の電位差
が一定の場合には、電極間距離の短いほうがその電流密
度は大きくなることから、キレート膜が除去され露出し
た銅膜の中でも、より凸部の銅膜の方が、陰極である陰
極部材との電極間距離が短いことから、電流密度が大き
くなり、その結果、陽極酸化速度が大きくなるためキレ
ート化が促進される。従って、凸部の銅膜のキレート化
が促進されることから、効率的な平坦化かつ銅膜下層の
層間絶縁膜などへのダメージを抑制することができる。
は、前記銅膜の凸部を平坦化した後に、前記配線用溝の
外部に堆積された銅膜を除去するまで前記銅膜の表面に
形成されたキレート膜を除去する工程をさらに有する。
これにより、銅膜下層の層間絶縁膜などへのダメージを
抑えつつ、銅配線を形成することができる。
は、前記陰極部材を陰極として電圧を印加する工程にお
いて、前記キレート膜の凸部分の除去に用いる導電性を
有する研磨工具を陰極として電圧を印加する。これによ
り、陰極を研磨工具に用いることで銅膜の陽極酸化によ
るキレート化および、当該キレート膜の除去を効率的に
行うことができる。
は、前記銅膜を陽極として電圧を印加する工程におい
て、前記銅膜に接触または接近する陽極部材を陽極と
し、前記電解液を通じて前記銅膜を陽極とする。陽極部
材により電解液を通じて局所的に銅膜に電流を流すこと
により、安定した電流供給を行うことができる。この場
合には、陽極部材から電解液を介して銅膜に通電され、
さらに銅膜から電解液を通じて陰極部材へと通電される
ことから、陰極部材近傍の銅膜が陽極酸化され、キレー
ト化される。
は、前記陰極部材を陰極として電圧を印加する工程にお
いて、前記銅膜に平行に配置された導電性を有する電極
板を陰極として電圧を印加する。電極板を平行に配置す
ることで、上述したように、露出した銅膜の中でもより
凸部分の方が、電極間距離が短くなり、電流密度の増大
による陽極酸化速度の増大により、キレート化が促進さ
れることから、効率的な平坦化を達成することができ
る。
は、前記キレート膜除去工程において、払拭、または機
械研磨により除去する。キレート膜は非常に機械的強度
が低いため、強い押圧による機械研磨は不要で、払拭も
しくは低い押圧による機械研磨で容易に除去することが
できる。
は、前記キレート膜除去工程において、振動を前記基板
に与えることにより除去する。また、好適には、前記キ
レート膜除去工程において、前記電解液を流動させるこ
とにより前記キレート膜を除去する。キレート膜は非常
に機械的強度が低いため、機械研磨のみでなく、振動お
よび電解液の流動作用によっても容易に除去することが
できる。
は、前記キレート膜形成工程および前記キレート膜除去
工程において、前記陰極部材と前記銅膜に流れる電流を
モニタし、当該電流値の大きさに基づいて前記銅膜の研
磨の進行を管理して行う。例えば、生成するキレート膜
の電気抵抗が銅膜に比して大きいキレート剤を使用する
ことにより、陰極部材と銅膜の間に流れる電流は、銅膜
の凸部が平坦化される前は、凸部のキレート膜が除去さ
れると、銅が露出するため電流値は増加し、露出した銅
に再びキレート膜が形成されると電流値は低下するとい
う状態が繰り返され、銅膜が平坦化するときは、当該銅
膜上のキレート膜の全面除去により、銅膜全面が露出す
ることから、電流値は1度最大値をとり、その後、除去
毎に、電流値が最大値を示す。バリヤ膜が露出するとき
には、通常バリヤ膜の抵抗が銅に比べて大きいために、
キレート膜除去後の電流値が最大値から低下し始めるこ
とから、低下し始めた時点で電圧の印加を停止すること
で、その後の陽極酸化によるキレート膜の形成を停止す
ることができ、研磨の進行を管理することができる。
明の研磨方法は、被研磨面に銅膜を有する被研磨対象物
の研磨方法であって、陰極部材と前記被研磨面との間に
キレート剤を含む電解液を介在させ、前記陰極部材を陰
極とし前記被研磨対象物の被研磨面を陽極として電圧を
印加して、前記銅膜の表面を酸化し、かつ当該酸化され
た銅のキレート膜を形成するキレート膜形成工程と、前
記銅膜の表面形状に応じたキレート膜の凸部分を選択的
に除去し、当該凸部分の銅膜を表面に露出させるキレー
ト膜除去工程と、前記銅膜の凸部分が平坦化されるまで
前記キレート膜形成工程と前記キレート膜除去工程とを
繰り返し行う。
材と前記被研磨面との間にキレート剤を有する電解液を
介在させ、前記陰極部材を陰極とし前記被研磨対象物の
被研磨面を陽極として、電圧を印加することにより、例
えば凹凸のある銅膜表面が、陽極酸化され、当該陽極酸
化された銅が電解液中のキレート剤により、キレート化
され、容易に除去可能な機械的強度の非常に低いキレー
ト膜が形成される。このキレート膜の凸部分を選択的に
除去すると、さらに露出した銅が、陽極酸化後にキレー
ト化されるため、当該キレート膜の凸部の選択的除去を
繰り返すことにより銅膜の平坦性が達成される。キレー
ト膜の抵抗は銅に比して高いため、除去されずに残る溝
部のキレート膜に覆われた銅は通電による陽極酸化を受
けにくいことから、キレート化の進行は非常に遅く、陽
極酸化によるキレート膜の生成は、専らキレート膜の除
去により露出した銅膜の凸部で行われることになる。さ
らに、電解液を介して通電するため、陽極の銅膜と陰極
の陰極部材の電位差が一定の場合には、電極間距離の短
いほうがその電流密度は大きくなることから、キレート
膜が除去され露出した銅膜の中でも、より凸部の銅膜の
方が、陰極である陰極部材との電極間距離が短いことか
ら、電流密度が大きくなり、その結果、陽極酸化速度が
大きくなるためキレート化が促進される。従って、凸部
の銅膜のキレート化が促進されることから、効率的な平
坦化かつ被研磨対象物へのダメージを抑制することがで
きる。
明の半導体装置の製造方法は、基板上に形成された絶縁
膜に少なくとも溝または孔を形成する工程と、前記溝ま
たは孔を埋め込むように、前記絶縁膜上に金属膜を堆積
させる工程と、陰極部材と前記金属膜との間に電解液を
介在させる工程と、前記陰極部材を陰極とし前記金属膜
を陽極として所定の電圧を印加する工程と、前記金属膜
表面を除去する工程とを有し、前記金属膜表面の凹凸が
緩和するまで前記金属膜の除去を行う。
として所定の電圧を印加する工程において、前記陰極部
材と前記金属膜を流れる電流が前記金属膜除去の終点付
近で小さくなるように設定された周期性パルスを印加す
る。また、前記陰極部材を陰極とし前記金属膜を陽極と
して所定の電圧を印加する工程において、前記陰極部材
と前記金属膜を流れる電流がステップ状に変化するよう
に設定された周期性パルスを印加する。また、前記陰極
部材を陰極とし前記金属膜を陽極として所定の電圧を印
加する工程において、前記陰極部材と前記金属膜を流れ
る電流が金属膜除去の初期において徐々に増加するよう
に設定された周期性パルスを印加する。
工程の後、前記絶縁膜上に金属膜を堆積させる工程の前
に、前記溝または孔を埋め込むように前記絶縁膜上に、
前記金属膜の前記絶縁膜への拡散を防止するためのバリ
ア膜を堆積させる工程をさらに有し、前記絶縁膜上に金
属膜を堆積させる工程において、前記バリア膜上に前記
金属膜を堆積させる。
いて、前記溝または孔の外部に堆積された前記金属膜を
除去するまで前記金属膜の除去を繰り返し行う。
または孔を埋め込んだ金属膜の表面を加工する際に、陰
極部材と金属膜との間に電解液を介在させ、陰極部材を
陰極とし金属膜を陽極として所定の電圧を印加すること
により、金属膜が陽極酸化され、金属イオンの状態とな
り、容易に除去可能な機械的強度の非常に低い状態とな
る。この陽極酸化された金属膜を除去すると、さらに露
出した金属膜が陽極酸化され、陽極酸化後の金属膜の除
去を繰り返すことにより金属膜の段差が緩和される。そ
して、電解液を介して通電するため、陽極の金属膜と陰
極の陰極部材の電位差が一定の場合には、電極間距離の
短いほうがその電流密度は大きくなることから、より凸
部の金属膜の方が陰極である陰極部材との電極間距離が
短いことから、電流密度が大きくなり、その結果、凸部
の金属膜の陽極酸化が促進されることから、効率的に金
属膜表面の段差を緩和でき、金属膜下層の絶縁膜などへ
のダメージを抑制することができる。
いて、図面を参照して説明する。
形態について、一例として半導体装置の製造工程におけ
るデュアルダマシン法による金属配線形成プロセスに適
用する場合について説明する。
図示の不純物拡散領域が適宜形成されている、例えばシ
リコン等の半導体基板101上に、例えばシリコン酸化
膜からなる層間絶縁膜102を、例えば反応源としてT
EOS(tetraethylorthosilicate )等を用いて減圧C
VD(Chemical Vapor Deposition)法により形成する。
なお、層間絶縁膜102としては、CVD法により形成
されるTEOS(tetraethylorthosilicate )膜やシリ
コン窒化膜の他、いわゆるLow−k(低誘電率膜)材
料等を用いることができる。ここで、低誘電率絶縁膜と
しては、SiF、SiOCH、ポリアリールエーテル、
ポーラスシリカ、ポリイミド等がある。
板101の不純物拡散領域に通じるコンタクトホールC
Hおよび配線用溝Mを、例えば公知のフォトリソグラフ
ィー技術およびエッチング技術を用いて形成する。な
お、配線用溝Mの深さは、例えば、800nm程度であ
る。
103を層間絶縁膜102の表面、コンタクトホールC
Hおよび配線用溝M内に形成する。このバリヤ膜103
は、例えば、Ta、Ti、W、Co、Si、Ni、およ
びそれらの金属とリンあるいは窒素からなるTaN、T
iN、WN、CoW、CoWP、TiSiN、NiWP
等の合金、およびそれらの積層膜で構成される。これら
の材料からなるバリア膜は、既知のスパッタリング装
置、真空蒸着装置等をもちいたPVD(Physical Vapor
Deposition )法あるいはCVD法により、例えば25
nm程度の膜厚で形成する。バリヤ膜103は、配線を
構成する材料が層間絶縁膜102中に拡散するのを防止
するため、および、層間絶縁膜102との密着性を上げ
るために設けられる。例えば、配線材料が銅で層間絶縁
膜102が酸化シリコンのような場合には、銅は酸化シ
リコンへの拡散係数が大きく酸化されやすいため、これ
を防止する必要がある。
103上に、配線形成材料と同じ材料からなるシード膜
104を公知のスパッタ法により、例えば150nm程
度の膜厚で形成する。シード膜104は、後に電解メッ
キを行うために形成するものであり、例えば金属膜を配
線用溝MおよびコンタクトホールCH内に埋め込んだ際
に、金属膜の成長を促すために形成する。
トホールCHおよび配線用溝Mを埋め込むように、バリ
ヤ膜103上にAl、W、WN、Cu、Au、Ag等あ
るいはそれらの合金膜からなる配線用層105を、例え
ば1600nm程度の膜厚で形成する。配線用層105
は、好ましくは、電解メッキ法または無電解メッキ法に
よって形成するが、CVD法、PVD法、スパッタ法な
どによって形成してもよい。なお、シード膜104は配
線用層105と一体化する。配線用層105の表面に
は、コンタクトホールCHおよび配線用溝Mの埋め込み
によって生じた、例えば、800nm程度の高さの凹凸
が形成されている。なお、以下では、例えば配線用層と
して銅を積層させた場合について説明する。
で行われるが、本発明の研磨方法では、層間絶縁膜10
2上に存在する余分な配線用層105の除去を化学機械
研磨でなく、電解作用を用いた電解複合研磨によって行
う。具体的には、電解作用により銅膜を陽極酸化し、表
面にキレート膜を形成する。なお、本願発明における研
磨とは、削り取る機能、磨く機能、擦る機能、拭き取る
機能と広く定義する。
すように、陰極部材120を銅膜105に平行に配置
し、電解質、および添加剤として例えば銅をキレート化
するキレート剤を含む電解液ELを陰極部材120と銅
膜105との間に介在させる。なお、図4以降は、陰極
部材120および電解液ELの図中への記載を省略して
ある。また、電解液ELには、上記の他、添加剤とし
て、光沢剤、Cuイオン等を含めることができる。そし
て、この電解液を温度コントロールして、金属膜表面の
酸化、キレート形成割合、払拭割合等を最適化する。こ
こで、キレート剤としては、例えば、化学構造式(1)
のキナルジン酸、化学構造式(2)のグリシン、化学構
造式(3)のクエン酸、化学構造式(4)のシュウ酸、
化学構造式(5)のプロピオン酸などを用いる。次に、
陰極部材120を陰極として、銅膜105およびバリヤ
膜103を陽極として、電圧を印加する。
ことにより、CuOを形成する。ここで、銅膜105表
面の凸部と陰極部材120との距離d1は、銅膜105
表面の凹部と陰極部材120との距離d2に比して、短
いことから、陰極部材120と銅膜105の電位差が一
定の場合には、凸部における電流密度の方が凹部に比し
て大きくなるため、陽極酸化が促進される。
銅膜(CuO)105の表面は、電解溶液中のキレート
剤により、キレート化される。キレート剤にキナルジン
酸を用いた場合には、化学構造式(6)のキレート化合
物からなる膜となり、グリシンを用いた場合には、化学
構造式(7)のキレート化合物からなる膜となる。これ
らのキレート膜106は、電気抵抗が銅に比して高く、
機械的強度は非常に小さい。従って、銅膜105の表面
にキレート膜106が形成された後は、銅膜105から
電解液ELを通じて陰極部材120へ流れる電流値は低
下する。陽極酸化されない前は、銅のキレート化は抑制
された状態にある。
5の表面に形成されたキレート膜106の凸部を、ワイ
ピング、機械研磨などによって選択的に除去する。な
お、機械研磨によって、キレート膜106の凸部を除去
する場合に、あらかじめ、電解液ELに不図示のスラリ
ーを含ませていても良い。また、当該キレート膜の機械
的強度は非常に小さいため、基板101に振動を与えた
り、電解液ELに噴流を与えたりすることによってもキ
レート膜106を容易に除去することができる。このと
き、電気抵抗の低い銅膜105の凸部が電解液中に露出
するため、銅膜105から電解液ELを通じて陰極部材
120へ流れる電流値は増加する。
に露出した銅膜105の凸部は、電気抵抗が低いこと、
および陰極部材120との距離が短いことから集中的に
陽極酸化され、陽極酸化された銅は、キレート化され
る。このとき、銅膜105から電解液ELを通じて陰極
部材120へ流れる電流値は再び低下する。その後、キ
レート膜106の凸部を上述したワイピング、機械研磨
などにより、選択的に除去し、露出した銅膜105が集
中的に陽極酸化、キレート化され、当該キレート膜10
6の凸部を選択的に除去する工程を繰り返す。このと
き、銅膜105から電解液ELを通じて陰極部材120
へ流れる電流値は、キレート膜106の除去と同時に増
加し、キレート膜106の形成と同時に低下するという
状態を繰り返す。
程の後、銅膜105が平坦化する。平坦化された当該銅
膜105をワイピング、機械研磨等によって全面に除去
することにより、銅膜105から電解液ELを通じて陰
極部材120へ流れる電流値は、1度最大値をとる。
れた銅膜105の全面について、陽極酸化による生成キ
レート膜の除去工程を、バリヤ膜103上の余分な銅膜
105がなくなるまで続ける。
105の全面を例えば上述したワイピング、機械研磨な
どにより除去し、バリヤ膜103の表面を露出させる。
このとき、銅膜105より電気抵抗の高いバリヤ膜10
3が露出するため、キレート膜106除去後の電流値の
値が低下し始める。当該電流値が低下し始めた時点(終
点付近)で、印加電圧を小さくし、その後、電圧を印加
するのを停止し、陽極酸化によるキレート化の進行を止
める。ここまでのプロセスによって、銅膜105の初期
凹凸の平坦化は達成される。その後、配線用溝の外部に
堆積されたバリヤ膜103を除去することにより、銅配
線が形成される。
化学的に研磨レートをアシストされた研磨であるため、
通常の化学機械研磨に比して、低い加工圧力で研磨を行
うことができる。このことは、単純な機械研磨と比較し
てもスクラッチの低減、段差緩和性能、ディッシングや
エロージョンの低減などの面で非常に有利である。ま
た、低い加工圧力で研磨を行うことができるため、機械
強度が弱く通常の化学機械研磨では破壊されてしまい易
い、有機系の低誘電率膜や多孔質低誘電率絶縁膜を層間
絶縁膜102に用いる場合に非常に有用である。
を含むスラリーを使用した場合には、CMP加工に寄与
したのち磨滅せずに残留したり、銅表面に埋没すること
が起こる(パーティクル)が、本発明の研磨方法では、
砥粒を含まないキレート剤を電解液とする機械的研磨も
しくはワイピングなどでも、表面に形成されたキレート
膜は機械的強度が非常に小さいため、十分に除去可能で
ある。また、電解電流をモニタリングすることで、研磨
プロセスの管理を行うことができ、研磨プロセスの進行
状態を正確に把握することが可能となる。
態に限定されない。銅以外にも、上述したように、例え
ば、Al、W、WN、Cu、Au、Ag等あるいはそれ
らの合金膜からなる配線層に適用することができ、上述
した材料等からなるバリア膜の研磨にも適用することが
できる。また、配線等以外に使用される種々の金属膜の
研磨に適用することができる。また、キレート剤の種類
や、陰極部材の種類など、本発明の要旨を逸脱しない範
囲で種々の変更が可能である。また、本発明に係る半導
体装置の製造方法は上記の実施の形態に限定されない。
例えば、金属膜の研磨方法以外に係る方法は何ら限定は
なく、本実施形態においては、デュアルダマシン法を例
に説明したが、シングルダマシン法にも適用でき、その
他、コンタクトホールもしくは配線用溝の形成方法や銅
膜の形成方法、バリヤ膜の形成方法などは、本発明の要
旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
係る研磨装置の構成を示す図である。図6に示す研磨装
置は、加工ヘッド部と、電解電源61と、研磨装置全体
を制御する機能を有するコントローラー55と、スラリ
ー供給装置71と、電解液供給装置81とを備えてい
る。なお、図示しないが研磨装置は、クリーンルーム内
に設置され、当該クリーンルーム内には、被研磨対象物
のウェーハを収納したウェーハカセットを搬出入する搬
出入ポートが設けられている。さらに、この搬出入ポー
トを通じてクリーンルーム内に搬入されたウェーハカセ
ットと研磨装置との間でウェーハの受け渡しを行うウェ
ーハ搬送ロボットが搬出入ポートと研磨装置の間に設置
される。また、当該研磨装置により研磨された後のウェ
ーハを洗浄するための洗浄機構が1ユニットとして構成
されていてもよい。
回転させる研磨工具保持部(研磨工具回転保持手段)1
0と、研磨工具保持部10をZ軸方向の目標位置に位置
決めするZ軸位置決め機構部(移動位置決め手段)30
と、被研磨対象物のウェーハWを保持し回転させX軸方
向に移動するX軸移動機構部(回転保持手段および相対
移動手段)40とから構成されている。
ムに固定されたZ軸サーボモータ31と、Z軸サーボモ
ータ31に接続されたボールネジ軸31aと、保持装置
13および主軸モータ14に連結され、ボールネジ軸3
1aに螺合するネジ部を有するZ軸スライダ32と、Z
軸スライダ32をZ軸方向に移動自在に保持する不図示
のコラムに設置されたガイドレール33とを有する。
タ31に接続されたZ軸ドライバ51から駆動電流が供
給されて回転駆動される。ボールネジ軸31aは、Z軸
方向に沿って設けられ、一端がZ軸サーボモータ31に
接続され、他端は、上記の不図示のコラムに設けられた
保持部材によって、回転自在に保持され、その間に、Z
軸スライダ32のネジ部と螺合されている。上記の構成
により、Z軸サーボモータ31の駆動により、ボールネ
ジ軸31aが回転され、Z軸スライダ32を介して、研
磨工具保持部10に保持された研磨工具11がZ軸方向
の任意の位置に移動位置決めされる。Z軸位置決め機構
部30の位置決め精度は、例えば分解能0.1μm程度
としている。
ッキングするウェーハテーブル42とウェーハテーブル
42を回転駆動させる駆動力を供給する駆動モータ44
と、駆動モータ44と保持装置45の回転軸とを連結す
るベルト46と、保持装置45に設けられた加工パン4
7と、駆動モータ44および保持装置45が設置された
X軸スライダ48と、不図示の架台に設置されたX軸サ
ーボモータ49と、X軸サーボモータ49に接続された
ボールネジ軸49aと、X軸スライダ48に連結されボ
ールネジ軸49aに螺合するネジ部が形成された可動部
材49bとから構成されている。
着手段によってウェーハWを吸着する。加工パン47
は、使用済の電解液や、スラリー等の液体を回収するた
めに設けられている。駆動モータ44は、テーブルドラ
イバ53に接続されており、当該テーブルドライバ53
から駆動電流が供給されることによって駆動され、この
駆動電流を制御することでウェーハテーブル42を所定
の回転数で回転させることができる。X軸サーボモータ
49は、X軸ドライバ54に接続されており、当該X軸
ドライバ54から供給される駆動電流によって回転駆動
し、X軸スライダ48がボールネジ軸49aおよび可動
部材49bを介してX軸方向に駆動する。このとき、X
軸サーボモータ49に供給する駆動電流を制御すること
によって、ウェーハテーブル42のX軸方向の速度制御
が可能となる。
示の供給ノズルを介して、ウェーハW上に供給する。ス
ラリーとしては、例えば、過酸化水素、硝酸鉄、ヨウ素
酸カリウム等をベースとした酸化力のある水溶液に酸化
アルミニウム(アルミナ)、酸化セリウム、シリカ、酸
化ゲルマニウム等を研磨砥粒として含有させたものを使
用する。なお、スラリーは必要に応じて供給すればよ
い。
含む電解液ELを不図示の供給ノズルを介して、ウェー
ハW上に供給する。電解質は、有機溶媒あるいは水溶液
をベースとしたものを用いることができる。電解質は、
酸として、例えば、硫酸銅、硫酸アンモニウム、リン酸
等があり、アルカリの例としては、エチルジアミン、N
aOH、KOH等がある。また、電解質として、メタノ
ール、エタノール、グリセリン、エチレングリコール等
の有機溶媒希釈混合液を用いることもできる。添加剤と
しては、Cuイオン、光沢剤またはキレート剤を含む。
光沢剤としては、例えば、イオウ系、水酸化銅やリン酸
銅等の銅イオン系、塩酸等の塩素イオン系、ベンゾトリ
アゾール(BTA)、ポリエチレングリコール等を用い
ることができる。キレート剤としては、例えば、上述し
たキナルジン酸、グリシン、クエン酸、シュウ酸、プロ
ピオン酸などの他、キノリン、アントラニル酸等を用い
る。
工具保持部10の内部構造を示す図である。研磨工具保
持部10は、研磨工具11と、研磨工具11を保持する
フランジ部材12と、フランジ部材12を主軸13aを
介して回転自在に保持する保持装置13と、保持装置1
3に保持された主軸13aを回転させる主軸モータ14
と、主軸モータ14上に設けられたシリンダ装置15か
ら構成されている。
ライブモータからなり、このダイレクトドライブモータ
の不図示のロータは、主軸13aに連結されている。ま
た、主軸モータ14は、中心部にシリンダ装置15のピ
ストンロッド15bが挿入される貫通孔を有している。
主軸モータ14は、主軸ドライバ52から供給される駆
動電流によって駆動される。
を備えており、このエアベアリングで主軸13aを回転
自在に保持している。保持装置13の主軸13aも中心
部にピストンロッド15bが挿入される貫通孔を有して
いる。
れており、主軸13aに連結され、開口部12aを備
え、下端面12bに研磨工具11が固着されている。フ
ランジ部材12の上端面12c側は、主軸13aに連結
されているため、主軸13aの回転によってフランジ部
材12も回転する。フランジ部材12の上端面12c
は、主軸モータ14および保持装置13の側面に設けら
れた導電性の通電部材28(陰極通電部材)に固定され
た通電ブラシ27と接触しており、通電ブラシ27とフ
ランジ部材12とは電気的に接続されている。
ース上に固定されており、ピストン15aを内蔵してお
り、ピストン15aは、例えば、シリンダ装置15内に
供給される空気圧によって矢印A1およびA2のいずれ
かの向きに駆動される。このピストン15aには、ピス
トンロッド15bが連結されており、ピストンロッド1
5bは、主軸モータ14および保持装置13の中心を通
って、フランジ部材12の開口部12aから突き出てい
る。ピストンロッド15bの先端には、押圧部材21が
連結されており、この押圧部材21はピストンロッド1
5bに対して所定の範囲で姿勢変更が可能な連結機構に
よって連結されている。押圧部材21は、対向する位置
に配置された絶縁板22の開口22aの周縁部に接触可
能となっており、ピストンロッド15bの矢印A2方向
への駆動によって絶縁板22を押圧する。
の中心部には、貫通孔が形成されており、貫通孔内に通
電軸20が挿入され、ピストンロッド15bに対して固
定されている。通電軸20は、導電性材料から形成され
ており、上端側はシリンダ装置15のピストン15aを
貫通してシリンダ装置15上に設けられたロータリジョ
イント16まで伸びており、下端側は、ピストンロッド
15bおよび押圧部材21を貫通して電極板23まで伸
びており、電極板23に接続されている。
ており、この貫通孔が化学研磨剤(スラリー)およびキ
レート剤を含む電解液をウェーハW上に供給する供給ノ
ズルとなっている。また、通電軸20は、ロータリジョ
イント16と、電極板23とを電気的に接続する役割を
果たしている。
のプラス極と電気的に接続されており、通電軸20が回
転しても通電軸20への通電を維持する。
(陽極部材)23は、金属材料からなり、特に、ウェー
ハWに形成される例えば銅等の金属膜と同等または金属
膜より貴なる金属で形成されている。電極板23は、上
面側が絶縁板22に保持されており、電極板23の外周
部は絶縁板22に嵌合しており、下面側にはスクラブ部
材24が貼着されている。
縁材料から形成されており、この絶縁板22は複数の棒
状の連結部材26によって主軸13aに連結されてい
る。連結部材26は、絶縁板22の中心軸から所定の半
径位置に等間隔に配置されており、主軸13aに対して
移動自在に保持されている。このため、絶縁板22は主
軸13aの軸方向に移動可能である。また、絶縁板22
と主軸13aとの間には、各連結部材26に対応して、
例えば、コイルスプリングからなる弾性部材25で接続
されている。
対して移動自在にし、絶縁板22と主軸13aとを弾性
部材25で連結する構成とすることにより、シリンダ装
置15に高圧エアを供給してピストンロッド15bを矢
印A2の向きに下降させると、押圧部材21が弾性部材
25の復元力に逆らって絶縁板22を下方に押し下げ、
これとともにスクラブ部材24も下降する。この状態か
らシリンダ装置15への高圧エアの供給を停止すると、
弾性部材25の復元力によって、絶縁板22は上昇し、
これとともにスクラブ部材24も上昇する。
の下端面12bに固着されている。この研磨工具11
は、ホイール状に形成されており、下端面に環状の研磨
面11aを備えている。研磨工具11は、導電性を有し
ており、好ましくは、比較的軟質性の材料で形成する。
例えば、バインダマトリクス(結合剤)自体が導電性を
持つカーボンや、あるいは、焼結銅、メタルコンパウン
ド等の導電性材料を含有するウレタン樹脂、メラミン樹
脂、エポキシ樹脂、ポリビニルアセタール(PVA)な
どの樹脂からなる多孔質体から形成することができる。
研磨工具11は、導電性を有するフランジ部材12に直
接接続され、フランジ部材12に接触する通電ブラシ2
7から通電される。すなわち、主軸モータ14および保
持装置13の側面に設けられた導電性の通電部材28
は、電解電源61のマイナス極と電気的に接続され、通
電部材28に設けられた通電ブラシ27はフランジ部材
12の上端面12cに接触しており、これにより、研磨
工具11は電解電源61と通電部材28、通電ブラシ2
7およびフランジ部材12を介して電気的に接続されて
いる。
たロータリジョイント16と通電部材(陰極通電部材)
28との間に所定の電圧を印加する装置である。ロータ
リジョイント16と通電部材28との間に電圧を印加す
ることによって、研磨工具11とスクラブ部材24との
間には電位差が発生する。電解電源61には、常に一定
の電圧を出力する定電圧電源ではなく、好ましくは、電
圧を一定周期でパルス状に出力する、例えば、スイッチ
ング・レギュレータ回路を内蔵した電源を使用する。具
体的には、パルス状の電圧を一定周期で出力し、パルス
幅を適宜変更可能な電源を使用する。一例としては、出
力電圧がDC2〜5V、最大出力電流が2〜3A、パル
ス幅が1,2,5,10,20,50msecのいずれ
かに変更可能なものを使用する。上記のような幅が短い
パルス状の電圧出力とするのは、1パルス当たりの陽極
酸化量を非常に小さくするためである。すなわち、ウェ
ーハWの表面に形成された例えば銅等の金属膜の凹凸に
接触した場合などにみられる極間距離の急変による放
電、気泡やパーティクルなどが介在した場合におこる電
気抵抗の急変によるスパーク放電など、金属膜の突発的
かつ巨大な陽極酸化を防止し、できる限り小さなものの
連続にするために有効である。また、出力電流に比して
出力電圧が比較的高いため、極間距離の設定にある程度
のマージンを設定する事ができる。すなわち、極間距離
が多少変わっても出力電圧が高いため電流値変化は小さ
い。なお、印加するパルスとしては、上記に限られるも
のでなく、周期性パルスとして矩形パルス、サイン波
形、鋸歯状波形、PAM波形を印加してもよい。
としての電流計62を備えており、この電流計62は、
電解電源61に流れる電解電流をモニタするために設け
られており、モニタした電流値信号62sをコントーラ
55に出力する。また、電解電源61は、電流検出手段
に変わって抵抗値検出手段としての抵抗計を備えていて
もよく、その役割は電流検出手段と同様である。
御する機能を有し、具体的には、主軸ドライバ52に対
して制御信号52sを出力して研磨工具11の回転数を
制御し、Z軸ドライバ51に対して制御信号51sを出
力して研磨工具11のZ軸方向の位置決め制御を行い、
テーブルドライバ53に対して制御信号53sを出力し
てウェーハWの回転数を制御し、X軸ドライバ54に対
して制御信号54sを出力して、ウェーハWのX軸方向
の速度制御を行う。また、コントローラ55は、電解液
供給装置81およびスラリー供給装置71の動作を制御
し、電解液ELおよびスラリーSLの供給動作を制御す
る。
の出力電圧、出力パルスの周波数、出力パルスの幅等を
制御可能となっている。また、コントローラ55には、
電解電源61の電流計62からの電流値信号62sが入
力される。コントローラ55は、これら電流値信号62
sに基づいて、研磨装置の動作を制御可能となってい
る。具体的には、電流値信号62sから得られる電解電
流が一定となるように、電流値信号62sをフィードバ
ック信号としてZ軸サーボモータ31を制御したり、電
流値信号62sで特定される電流値に基づいて、研磨加
工を停止させるように研磨装置の動作を制御する。陰極
部材と前記金属膜を流れる電流がステップ状に変化する
ように設定された周期性パルスを印加することが可能で
あり、例えば金属膜除去の初期においては、陰極部材と
金属膜を流れる電流が徐々に増加するように設定された
周期性パルスを印加する。これにより、電圧印加開始時
などにおいて瞬間的に高電圧が印加されてしまい、除去
される金属膜の表面状態が劣化するのを防止することが
できる。また、金属膜除去の終点付近では、電流値信号
62sが小さくなることから、所定のしきい値と比較し
て、当該しきい値よりも電流値信号62sが小さくなっ
た場合には、終点付近であるとして出力パルスを小さく
するように制御し、その後、パルスの出力を止めるよう
に電解電源61へ制御信号を出力する。
ルパネル56は、オペレータが各種のデータを入力した
り、例えば、モニタリングした電流値信号62sを表示
したりする。
一例を示す下面図であり、図8(b)は電極板23と、
通電軸20、スクラブ部材(洗浄部材)24および絶縁
板22との位置関係を示す断面図である。図8(a)に
示すように、電極板23の中央部には円形の開口部(供
給ノズル)23aが設けられており、この開口部23a
を中心に電極板23の半径方向に放射状に伸びる複数の
溝部23bが形成されている。また、図8(b)に示す
ように、電極板23の開口部23aには、通電軸20の
下端部が嵌合固着されている。
の中心部に形成された供給ノズル20aを通じて供給さ
れるスラリーおよび電解液が、溝部23bを通じてスク
ラブ部材24の全面に拡散するようになっている。すな
わち、電極板23、通電軸20、スクラブ部材24およ
び絶縁板22が回転しながら、スラリーおよび電解液が
供給ノズル20aを通じてスクラブ部材24の上側面に
供給されると、スクラブ部材24の上側面全体にスラリ
ーおよび電解液が広がる。なお、スクラブ部材24およ
び通電軸20の供給ノズル20aが本発明の研磨剤供給
手段および電解液供給手段の一具体例に対応している。
材24は、電解液およびスラリーを吸収し、これらを上
側面から下側面に通過させることができる材料から形成
されている。また、このスクラブ部材24は、ウェーハ
Wに接触してウェーハWをスクラブする面を有してお
り、ウェーハW表面にスクラッチ等を発生させないよう
に、例えば、柔らかいブラシ状の材料、スポンジ状の材
料、多孔質状の材料等から形成される。例えば、ウレタ
ン樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、ポリビニルアセ
タール(PVA)などの樹脂からなる多孔質体が挙げら
れる。
ーハの位置関係を示す。研磨工具11の中心軸は、例え
ばウェーハWに対して微小な角度で傾斜している。ま
た、保持装置13の主軸13aもウェーハWの主面に対
して研磨面11aの傾斜と同様に傾斜している。例え
ば、保持装置13のZ軸スライダ32への取り付け姿勢
を調整することで主軸13aの微小な傾斜をつくり出す
ことができる。
ーハWの主面に対して微小角度で傾斜していることによ
り、研磨工具11の研磨面11aを所定の加工圧力Fで
ウェーハWに押し付けた際に、実行的な接触面積は一定
に維持される。本実施形態に係る研磨装置では、研磨工
具11の一部を部分的に研磨面11aとして、ウェーハ
Wの表面に作用させ、実効的接触領域をウェーハWの表
面に均一に走査させてウェーハWの全面を均一に研磨す
る。これにより、電解電流の値を一定に制御すれば、電
流密度は常に一定とでき、金属膜の陽極酸化によるキレ
ート化の量も常に一定にすることができる。
(研磨方法)をウェーハW表面に形成された金属膜とし
て例えば銅膜を研磨する場合を例に説明する。図10
は、研磨装置において研磨工具11をZ軸方向に下降さ
せ、ウェーハWの表面に接触させた状態を示す概略図で
ある。まず、ウェーハテーブル42にウェーハWをチャ
ッキングし、ウェーハテーブル42を駆動して所定の回
転数でウェーハWを回転させる。また、ウェーハテーブ
ル42をX軸方向に移動して、フランジ部材12に取り
付けられた研磨工具11をウェーハWの上方の所定の場
所に配置させ、研磨工具11を所定の回転数で回転させ
る。研磨工具11を回転させると、フランジ部材12に
連結された絶縁板22、電極板23およびスクラブ部材
24も回転駆動される。また、スクラブ部材24を押圧
している押圧部材21、ピストンロッド15b、ピスト
ン15a、通電軸20も同時に回転する。
び電解液供給装置81からそれぞれスラリーSLおよび
電解液ELを通電軸20内の供給ノズル20aに供給す
ると、スクラブ部材24の全面からスラリーSLおよび
電解液ELが供給される。研磨工具11をZ軸方向に下
降させて研磨工具11の研磨面11aをウェーハWの表
面に接触させ、所定の加工圧力で押圧させる。また、電
解電源61を起動させて、通電ブラシ27を通じて研磨
工具11にマイナスの電位を印加し、ロータリジョイン
ト16を通じて電極板23およびスクラブ部材24にプ
ラスの電位を印加する。
給して、図7の矢印A2の方向にピストンロッド15b
を下降させ、スクラブ部材24の下面をウェーハWに接
触あるいは接近する位置まで移動させる。この状態から
ウェーハテーブル42をX軸方向に所定の速度パターン
で移動させ、ウェーハWの全面を一様に研磨加工する。
図12は図11の円D内の拡大図である。図11に示す
ように、スクラブ部材24はウェーハWに形成された銅
膜MTを、電解液ELを介して、または、直接接触する
ことにより陽極として通電し、研磨工具11もウェーハ
Wに形成された銅膜MTを、電解液ELを介して、また
は、直接接触することにより陰極として通電する。な
お、図11に示すように、銅膜MTとスクラブ部材24
との間には、ギャップδb が存在している。さらに、図
12に示すように、銅膜MTと研磨工具11の研磨面1
1aとの間にはギャップδw が存在している。図11に
示すように、絶縁板22は、研磨工具11とスクラブ部
材24(電極板23)との間に介在しているが、絶縁板
22の抵抗R0は非常に大きく、したがって、スクラブ
部材24から絶縁板22を介して研磨工具11に流れる
電流i 0 はほぼ零であり、スクラブ部材24から絶縁板
22を介して研磨工具11には電流が流れない。
11に流れる電流は、直接電解液EL中の抵抗R1を経
由して研磨工具11に流れる電流i1 と、電解液EL中
からウェーハWの表面に形成された銅膜MTを経由して
再度電解液EL中を通って研磨工具11に流れる電流中
に流れる電流i2 に分岐する。銅膜MTの表面に電流i
2 が流れると、銅膜MTを構成する銅は、電解液ELの
電解作用によって陽極酸化され、電解液中のキレート剤
により、キレート化される。
としてのスクラブ部材24と陰極としての研磨工具11
との距離dに比例して極端に大きくなる。このため、極
間距離dを、ギャップδb およびギャップδw よりも十
分に大きくしておくことで、直接電解液EL中の抵抗R
1を経由して研磨工具11に流れる電流i1 は非常に小
さくなり、電流i2 が大きくなって、電解電流のほとん
どは銅膜MTの表面経由することになる。このため、銅
膜MTを構成する銅の陽極酸化によるキレート化を効率
的に行うことができる。また、電流i2 の大きさは、ギ
ャップδb およびギャップδw の大きさによって変化す
るため、上述したように、コントローラ55によって研
磨工具11のZ軸方向の位置制御を行ってギャップδb
およびギャップδw の大きさを調整することにより、電
流i2 を一定にすることができる。ギャップδw の大き
さの調整は、電流値信号62sから得られた電解電流、
すなわち、電流i2 が一定となるように、電流値信号6
2sをフィードバック信号としてZ軸サーボモータ31
の制御を行うことで可能である。また、研磨装置のZ軸
方向の位置決め精度は分解能0.1μmと十分に高く、
加えて、主軸13aをウェーハWの主面に対して微小角
度で傾斜させていることで実行的な接触面積は常に一定
に維持されることから、電解電流の値を一定に制御すれ
ば、電流密度は常に一定とでき、銅膜の陽極酸化による
キレート化の量も常に一定にすることができる。
述したウェーハWに形成された銅膜MTの表面に、陽極
酸化によるキレート膜を生成し、除去する電解研磨機能
を備えている。さらに、上記構成の研磨装置は、この電
解研磨機能に加えて、研磨工具11およびスラリーSL
による通常のCMP装置の化学機械研磨機能も備えてお
り、ウェーハWをこれら電解研磨機能および化学機械研
磨の複合作用によって研磨すること(以下、電解複合研
磨という)もできる。また、上記構成の研磨装置は、ス
ラリーSLを用いずに研磨工具11の研磨面11aの機
械的な研磨と電解研磨機能との複合作用によって研磨加
工を行うこともできる。
研磨および化学機械研磨の複合作用によって銅等の金属
膜を研磨できるため、化学機械研磨のみ、あるいは、機
械研磨のみを用いた研磨装置に比べてはるかに高能率に
金属膜の除去を行うことができる。金属膜に対する高い
研磨レートが得られるため、研磨工具11のウェーハW
に対する加工圧力Fを化学機械研磨のみ、あるいは機械
研磨のみを用いた研磨装置に比べて低く抑えることが可
能となり、ディッシング、エロージョンの発生を抑制す
ることができる。
ーにおいて、アルミナ粒子などを含むスラリーを使用し
た場合に、研磨後に、スラリーが磨滅せずに金属膜表面
に残留したり、埋没することも起こるが、本実施形態に
係る研磨装置では、研磨砥粒を含まないキレート剤を含
む電解液を使用する機械研磨のみであっても、表面に残
存するキレート膜は機械的強度が非常に低いため、十分
に除去可能であることから、パーティクルやスラリーの
ウェーハ表面への残留を防止することができる。
度は分解能0.1μmと十分に高く、加えて、主軸13
aをウェーハWの主面に対して微小角度で傾斜させてい
ることで実行的な接触面積は常に一定に維持されること
から、電解電流の値を一定に制御すれば、電流密度は常
に一定とでき、金属膜の陽極酸化によるキレート化の量
も常に一定にすることができる。上述した実施形態で
は、金属膜の研磨加工量の絶対値は、電解電流の積算量
と研磨工具11のウェーハWを通過する時間で制御でき
る。
図である。上述した実施形態に係る研磨装置では、ウェ
ーハW表面への通電を、導電性の研磨工具11と、スク
ラブ部材24を備えた電極板23とによって行った。図
13に示すように、ホイール状の研磨工具311に、上
述した研磨装置の場合と同様に導電性を持たせるととも
に、ウェーハWをチャッキングし回転させるウェーハテ
ーブル342にも導電性を持たせる構成としてもよい。
研磨工具311への給電は、上述した実施形態と同様の
構成で行う。この場合には、ウェーハテーブル342へ
の通電は、ウェーハテーブル342の下部にロータリー
ジョイント316を設け、ロータリージョイント316
によって回転するウェーハテーブル342への通電を常
に維持する構成とすることで、電解電流の供給を行うこ
とができる。
略図である。ウェーハWをチャッキングし、回転させる
ウェーハテーブル442は、ウェーハWをウェーハWの
周囲に設けたリテーナリング410によって保持してい
る。研磨工具411には、導電性を持たせるとともに、
リテーナリング410にも導電性を持たせ、研磨工具4
11には上述した実施形態と同様の構成で給電する。ま
た、リテーナリング410は、ウェーハWに形成された
上記のバリア層部分まで覆い通電する。さらに、リテー
ナリング410には、ウェーハテーブル442の下部に
設けられたロータリジョイント416を通じて給電す
る。なお、研磨工具411がウェーハWに接触しても、
エッジの部分でリテーナリング410の厚さ以上の隙間
が維持できるように研磨工具411の傾斜量を大きくし
ておくことで、研磨工具411とリテーナリング410
との干渉を防ぐことができる。
概略構成図である。図15に示す研磨装置は、従来型の
CMP装置に本発明の電解研磨機能を付加したものであ
って、定盤201上に研磨パッド(研磨布)202が貼
着された研磨工具の研磨面にウェーハチャック207に
よってチャッキングされたウェーハWの全面を回転させ
ながら接触させてウェーハWの表面を平坦化する研磨装
置である。
陰極電極203とが放射状に交互に配置されている。ま
た、陽極電極204と陰極電極203とは絶縁体206
によって電気的に絶縁されており、陽極電極204と陰
極電極203は、定盤201側から通電される。これら
陽極電極204と陰極電極203と絶縁体206とによ
って研磨パッド202は構成されている。また、ウェー
ハチャック207は、絶縁材料から形成されている。さ
らに、この研磨装置には、研磨パッド202の表面に電
解液ELおよびスラリーSLを供給する供給部208が
設けられており、電解研磨および化学機械研磨を複合さ
せた電解複合研磨が可能になっている。
よる電解複合研磨動作(研磨方法)を説明するための図
である。なお、ウェーハW表面には、銅等の金属膜21
0が形成されているものとする。図16に示すように、
電解複合研磨中には、ウェーハW表面に形成された金属
膜210と研磨パッド202の研磨面との間には、電解
液ELおよびスラリーSLが介在した状態で、陽極電極
204と陰極電極203との間に電圧が印加され、電流
iが陽極電極204から電解液ELを通って金属210
内を伝って再び電解液ELを通って陰極電極203に流
れる。このとき、図16に示す円G内の付近で、金属膜
210の表面は、陽極酸化によりキレート膜を生成し、
当該キレート膜は研磨パッド202とスラリーSLによ
る機械的除去作用によって除去されることにより、金属
膜の平坦化が達成される。
た実施形態に係る研磨装置と同様の効果が奏される。な
お、研磨パッドに設ける陽極電極、陰極電極の配置は図
15の構成に限定されるわけではなく、例えば、図17
に示すように、線状の複数の陽極電極222を縦横に等
間隔に配列し、陽極電極222によって囲まれる各矩形
領域に陰極電極223を配置し、陽極電極222と陰極
電極223とを絶縁体224で電気的に絶縁した研磨パ
ッド221としてもよい。さらに、例えば、図18に示
すように、半径がそれぞれ異なる環状の陽極電極242
を同心上に配置し、各陽極電極242間に形成される環
状領域に陰極電極243をそれぞれ配置し、陽極電極2
42と陰極電極243とを絶縁体244で電気的に絶縁
した研磨パッド241としてもよい。
成図である。本実施形態に係る研磨装置は、電解液EL
を所定量満たした水槽501と、当該水槽の電解液EL
中に配置されたウェーハ保持手段530および電極板5
10と、水槽の電解液ELを管522により吸い上げて
管521により噴流として送り出すジェットポンプ52
0(流動手段)と、電極板510を陰極としてウェーハ
を陽極として電圧を印加する電源561(電解電流供給
手段)と、電流計562と、コントローラ555および
コントロールパネル556から構成されている。
電性の第1保持部材531と導電性の第2保持部材53
2と、不図示のカラムなどに固定され、第1保持部材お
よび第2保持部材を所定の位置に固定するZ軸位置決め
機構533とから構成されている。ウェーハの下側に位
置する第2保持部材は、円形の開口部532aを有して
いる。
に平行に配置されており、例えば無酸素銅などにより、
構成されている。
を使用することができ、例えば銅等の金属をキレート化
するキレート剤を含んでおり、その他の添加剤などを含
んでいても良い。例えば、電解質として、ウェーハと電
極板510の間に印加される電圧を低下させるための、
硫酸銅を用いる。
は、常に一定の電圧を出力する定電圧電源ではなく、好
ましくは、電圧を一定周期でパルス状に出力する電源を
使用する。例えば、電解電源561により印加される電
圧は、20〜50msec毎に高電圧と低電圧を繰り返
す矩形形状のパルス電圧(例えば2〜5V、電流2.2
A)である。
極板510との距離dなどにより、最も効率的に金属を
除去することができる電圧およびパルス幅を選択するこ
とができる。電極板510とウェーハとの距離dが小さ
すぎると、電極板510とウェーハとの間に介在する電
解液の流動作用が十分に機能しないため、距離dは、所
定の値以上を取ることが好ましく、上記の電圧と合わせ
て設定することが好ましい。
段としての電流計562を備えており、この電流計56
2は、電解電源561に流れる電解電流をモニタするた
めに設けられており、モニタした電流値信号562sを
コントーラ555に出力する。また、コントローラ55
5には、電解電源561の電流計562からの電流値信
号562sが入力される。コントローラ555は、これ
ら電流値信号562sに基づいて、研磨装置の動作を制
御可能となっている。具体的には、電流値信号562s
で特定される電流値に基づいて、研磨加工を停止させる
ように研磨装置の動作を制御する。
ールパネル556は、オペレータが各種のデータを入力
したり、例えば、モニタリングした電流値信号562s
を表示したりする。
施形態に係る研磨装置と同様に、例えばウェーハWの表
面に凹凸のある金属膜が形成されている場合に、ウェー
ハWを陽極として印加することで、ウェーハWの金属膜
表面が陽極酸化され、当該陽極酸化された金属膜が電解
液EL中のキレート剤によりキレート化され、当該キレ
ートは機械的強度が非常に弱いことから、ジェットポン
プ520の管521からの電解液の流動作用によって、
当該キレート膜の凸部が除去されることにより、金属膜
の平坦化除去が達成される。また、電解電流をモニタリ
ングすることで、研磨プロセスの管理を行うことがで
き、研磨プロセスの進行状態を正確に把握することが可
能となる。
的強度の非常に低いキレート膜の除去によって、金属膜
の除去を達成できることから、従来の化学機械研磨の
み、あるいは、機械研磨のみを用いた研磨装置に比べて
はるかに高能率に金属膜の除去を行うことができる。従
来の機械研磨のような強い押圧を必要としないため、配
線金属膜下層の層間絶縁膜などに与えるダメージを低く
抑えることが可能となり、ディッシング、エロージョン
などの発生を抑制することができる。配線金属膜下層の
絶縁膜に高い圧力を印加しないので、該絶縁膜材料とし
て機械的強度がTEOSなどを原料にした酸化シリコン
よりも低い低誘電率材料にも適用可能である。また、研
磨装置としては、装置構成が簡便であるので、小型化を
容易に実現でき、メンテナンスも容易で稼働率を向上さ
せることができる。
リーにおいて、アルミナ粒子などを含むスラリーを使用
した場合に、研磨後にスラリーが磨滅せずに金属表面に
残留したり、埋没することも起こるが、本実施形態に係
る研磨装置では、そのような問題はない。
い。例えば、ジェットポンプの構成、電極板の種類、水
槽中でのウェーハを保持する装置の構成など、本発明の
要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
成図である。本実施形態に係る研磨装置では、パルスジ
ェネレータ640、アンプ641、加振器643からな
る加振手段と、電解液ELを所定量満たした水槽601
と、当該水槽の電解液EL中に配置されたウェーハ保持
手段630および電極板610と、電極板610を陰極
としてウェーハを陽極として、電圧を印加する電源66
1(電解電流供給手段)と、電流計662と、コントロ
ーラ655およびコントロールパネル656から構成さ
れている。
ハWに対して平行に保持する第1保持部材631、ウェ
ーハを介在させて圧着して固定する第2保持部材632
と第3保持部材634、一端が第2保持部材632に取
り付けられており他端が加振器643に取り付けられて
いる第4保持部材633から構成されている。
成されており、ウェーハWを陽極として、通電する役割
も果たす。また、第2保持部材632は、ウェーハの表
面を電極板610に対して開口するための開口部分63
2aを有している。
を使用することができ、例えば銅等の金属をキレート化
するキレート剤を含んでおり、その他の添加剤などを含
んでいても良い。例えば、電解質として、ウェーハと電
極板510の間に印加される電圧を低下させるための、
硫酸銅を用いる。
に平行に配置されており、例えば無酸素銅などにより、
構成されている。
は、常に一定の電圧を出力する定電圧電源ではなく、好
ましくは、電圧を一定周期でパルス状に出力する電源を
使用する。例えば、電解電源661により印加される電
圧は、20〜50msec毎に高電圧と低電圧を繰り返
す矩形形状のパルス電圧(例えば2〜5V、電流2.2
A)である。
極板610との距離dなどにより、最も効率的に金属膜
を除去することができる電圧およびパルス幅を選択する
ことができる。電極板610とウェーハとの距離dが小
さすぎると、電極板610とウェーハとの間に介在する
電解液の循環作用が十分に機能しないため、距離dは、
所定の値以上を取ることが好ましく、上記の電圧と合わ
せて設定することが好ましい。
段としての電流計662を備えており、この電流計66
2は、電解電源661に流れる電解電流をモニタするた
めに設けられており、モニタした電流値信号662sを
コントーラ655に出力する。また、コントローラ65
5には、電解電源661の電流計662からの電流値信
号662sが入力される。コントローラ655は、これ
ら電流値信号662sに基づいて、研磨装置の動作を制
御可能となっている。具体的には、電流値信号662s
で特定される電流値に基づいて、研磨加工を停止させる
ように研磨装置の動作を制御する。
ールパネル656は、オペレータが各種のデータを入力
したり、例えば、モニタリングした電流値信号662s
を表示したりする。
施形態に係る研磨装置と同様に、例えばウェーハWの表
面に凹凸のある金属膜が形成されている場合に、ウェー
ハWを陽極として印加することで、ウェーハWの金属膜
表面が陽極酸化され、当該陽極酸化された金属膜が電解
液EL中のキレート剤によりキレート化され、当該キレ
ートは機械的強度が非常に弱いことから、加振器643
からのウェーハ振動手段によって、当該キレート膜の凸
部が除去されることにより、金属膜の平坦化除去が達成
される。また、電解電流をモニタリングすることで、研
磨プロセスの管理を行うことができ、研磨プロセスの進
行状態を正確に把握することが可能となる。
的強度の非常に低いキレート膜の除去によって、金属膜
の除去を達成できることから、従来の化学機械研磨の
み、あるいは、機械研磨のみを用いた研磨装置に比べて
はるかに高能率に金属膜の除去を行うことができる。従
来の機械研磨のような強い押圧を必要としないため、配
線金属膜下層の層間絶縁膜などに与えるダメージを低く
抑えることが可能となり、ディッシング、エロージョン
などの発生を抑制することができる。配線金属膜下層の
絶縁膜に高い圧力を印加しないので、該絶縁膜材料とし
て機械的強度がTEOSなどを原料にした酸化シリコン
よりも低い低誘電率材料にも適用可能である。また、研
磨装置としては、装置構成が簡便であるので、小型化を
容易に実現でき、メンテナンスも容易で稼働率を向上さ
せることができる。
リーにおいて、アルミナ粒子などを含むスラリーを使用
した場合に、研磨後にスラリーが磨滅せずに金属表面に
残留したり、埋没することも起こるが、本実施形態に係
る研磨装置では、そのような問題はない。
い。例えば、加振器およびアンプの構成、電極板の種
類、水槽中でのウェーハを保持する装置の構成など、本
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であ
る。
す。基本的構成は、第1実施形態と同様であるが、本実
施形態では、研磨工具を使用せず、ワイピング部材24
aによりウェーハ上の金属膜を除去する。従って、説明
の簡略化のため、第1実施形態と異なる構成のみについ
て説明する。
はイオンが通らない絶縁体で構成されその内部に気孔部
を有し、当該気孔部に含有する電解液ELを介してウェ
ーハに通電することができる材料により構成されてい
る。上記の材料は、電解液ELに侵されない材料である
必要がある。また、ワイピング部材24aは、ウェーハ
W表面とワイピング部材24aが押圧されてウェーハW
表面の金属膜が除去されるため、ワイピング部材は、所
定の強度が必要である。例えば、ウェーハ表面Wの金属
膜の凸部のみをワイピングするための圧力を約20〜1
00g/cm2 とした場合にも耐えうる弾性強度を有す
るとともに、スクラッチや傷等を発生しない柔らかさを
有する硬度が必要である。
材料を使用することができ、例えばポリビニルアセター
ル(PVA)、発砲ウレタン、テフロン(登録商標)発
砲体、テフロン繊維不織布等を使用する。また、導電性
を有していてもよく、比較的軟質性の材料、例えば、バ
インダマトリクス(結合剤)自体が導電性を持つカーボ
ンや、あるいは、焼結銅、メタルコンパウンド等の導電
性材料を含有するウレタン樹脂、メラミン樹脂、エポキ
シ樹脂、ポリビニルアセタール(PVA)などの樹脂か
らなる多孔質体を使用することもできる。
成された金属膜よりも貴なる金属により構成され、ウェ
ーハWの表面に対して平行に配置されており、例えば、
ウェーハW表面の金属膜の電解作用による被研磨表面か
ら発生したガスを抜くための通気孔を設けることが好ま
しい。この通気孔は、ガスによる電極板23とウェーハ
Wとの間の電解作用の不均一等の不利益を防止するため
に設けられる。また、第1実施形態と同様、電極板23
はワイピング部材24aとともに回転駆動可能となって
おり、これにより電極板23が回転することにより電解
作用による被研磨表面から発生したガスをウェーハWと
電極板23の間から抜くことが可能である。また、電極
板23は、図17および図18で説明したように電極が
領域ごとに分割された構成であってもよく、これにより
被研磨表面への電解作用を部分的に選択して行うことも
できる。
記したロータリジョイント16およびウェーハに接触す
る通電ブラシ710との間に上記した所定のパルスを印
加する。ここで、本実施形態では、電圧印加方向が逆に
なっており、従って、通電ブラシ710が陽極、電極板
23が陰極となるように電圧を印加する。このように、
通電ブラシ710によりウェーハW表面の金属膜に接触
して電圧を印加する構成の他、ウェーハW表面の金属膜
に接近可能な電極を有して電圧を印加する構成としても
よい。具体的には、第1実施形態と同様にパルス状の電
圧を一定周期で出力し、パルス幅を適宜変更可能な電源
であれば特に限定はない。例えば、0Vを中心にプラス
とマイナスを所定の周期で繰り返すPR(Periodic Rev
erse) パルス電圧を印加する。このPRパルス電圧とし
て、例えば、出力電圧が0.8〜1.2V程度の正電圧
と−0.8〜−1.2V程度の逆電圧を繰り返し、電流
密度が正流が10mA/cm2 で逆流が10mA/cm
2 程度、パルス幅が正流パルスが20〜50msecで
逆流パルスが5〜10msec程度のものを使用する。
なお、印加するパルスとしては、上記に限られるもので
ないことは第1実施形態と同様である。
成された金属膜よりも貴なる金属により構成されてお
り、ウェーハ表面に接触して電解電源61からの電圧を
ウェーハWに導く。従って、電解電源61から供給され
る電流は、ウェーハ表面の通電ブラシ710からウェー
ハWの金属膜表面、および電解液を介して電極板22へ
流れることになる。
る。まず、ウェーハテーブル42にウェーハWをチャッ
キングし、ウェーハテーブル42を駆動して所定の回転
数でウェーハWを回転させる。また、ウェーハテーブル
42をX軸方向に移動して、ワイピング部材24aをウ
ェーハWの上方の所定の場所に配置させ、ワイピング部
材24aを所定の回転数で回転させる。例えば、ワイピ
ング部材を、100rpmで回転させる。
解液ELを通電軸20内の供給ノズル20aに供給する
と、ワイピング部材24aの全面から電解液ELが供給
される。また、電解電源61を起動させて、通電ブラシ
27を通じてウェーハ表面の金属膜にプラスの電位を印
加し、ロータリジョイント16を通じて電極板23にマ
イナスの電位を印加する。
ーハ表面の金属膜にプラスの電位が直接印加され、電解
液を介して電極板22へと電流が流れることになる。従
って、ワイピング部材24a下部の金属膜を電解液を介
して、陽極として通電することができ、金属膜は電解液
の電解作用によって陽極酸化され、電解液中のキレート
剤により、キレート化される。
アを供給して、図7の矢印A2の方向にピストンロッド
15bを下降させ、ワイピング部材24aの下面をウェ
ーハWの表面に接触させ、所定の加工圧力で押圧させ
る。この状態からウェーハテーブル42をX軸方向に所
定の速度パターンで移動させ、ウェーハWの全面を一様
に払拭する。
述したウェーハWに形成された金属膜の表面に、陽極酸
化によるキレート膜を生成し、除去することができる。
実施形態に係る研磨装置と同様の効果を奏することがで
きる。さらに、本実施形態に係る研磨装置では、研磨工
具を用いず、ワイピング部材24aによるワイピングの
みでウェーハ表面の金属膜の段差を緩和できることか
ら、ウェーハに対する押圧を第1実施形態に係る研磨装
置よりもさらに小さくすることができる。
して、ワイピング部材を回転させる例を示したが、ウェ
ーハWに対して相対的に移動できればよく、例えば、水
平運動手段を設け、ワイピング部材をウェーハW表面に
対して水平方向に移動させることも可能である。この水
平運動によるワイピングの場合、電解液が飛散すること
を防止するため、水平移動速度は、約15m/min以
下とすることが好ましい。また、陽極酸化を促進するた
め、電解液の温度を80℃以下程度に調節することが好
ましい。また、被研磨対象物表面に電解液を供給し、表
面張力で電解液を保持することもできる。さらに、被研
磨対象物の例としては、特に限定はないことは上述した
通りである。
に限定されない。例えば、上述したように研磨対象の例
としては、銅膜以外にも、アルミニウム、タングステ
ン、金、銀等の他、それらの合金、当該合金の窒化物や
酸化物等の金属膜に広く適用することができる。また、
これらの金属膜は、配線用、コンタクト用等の用途に限
定されない。また、本実施形態では、第1および第4実
施形態においてワイピング部材24aや研磨工具11を
ウェーハW上で回転させることにより払拭および研磨す
ることとしているが、ウェーハWに対しワイピング部材
24aや研磨工具11を相対移動可能であればよく、例
えば、ウェーハW表面にワイピング部材24aや研磨工
具11を押圧し、ウェーハW表面上を水平移動させる構
成をとってもよい。さらに、ウェーハへの通電方法等、
本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であ
る。
ついて、図面を参照して説明する。
て、陽極酸化によるキレート化により、ウェーハW表面
の銅膜を除去した場合の銅膜の単位時間当たりの除去量
と、本発明の第3実施形態に係る研磨装置において、ウ
ェーハWに電圧を印加せずに、電解液EL中にウェーハ
W表面の銅膜の酸化剤として、過酸化水素(H2 O2 )
を所定の濃度加えて、酸化によるキレート化によりウェ
ーハW表面の銅膜を除去した場合の銅膜の単位時間当た
りの除去量を比較したものである。
を加えて銅を酸化し、キレート化した後に除去したもの
が(A)であり、電解液としてキナルジン酸溶液を用
い、H 2 O2 濃度が0%、4.5%、8%、10.7%
における単位時間当たりの銅膜の除去量(除去速度)を
測定した。なお、電解液の液量は、150mlとした。
また、本発明の第3実施形態に係る研磨装置を用いて銅
膜を除去したものが(B)であり、電解液ELにキナル
ジン酸溶液150mlを用い、過酸化水素は含めず、電
極板610およびウェーハWに電解液ELを介して、
2.2Aの電流が流れるよう電圧を印加したときの単位
時間当たりの銅膜の除去量(除去速度)を測定した。
Cuは、酸化されて、銅水和イオン([Cu(OH)
4 ]2-)が形成される。当該銅水和イオンが電解液EL
中のキレート剤によりキレート化され、例えば、キレー
ト剤がキナルジン酸の場合には、化学構造式(6)のキ
レートが生成され、キレート剤がグリシンの場合には、
化学構造式(7)のキレートが生成される。
インチのものを使用し、バリヤメタルとしては、厚さが
25nmのTaを用い、層間絶縁膜には、1200nm
の厚さのTEOS(tetraethylorthosilicate )膜を用
い、銅膜の厚さは1600nmのものを使用した。
を増やせば増やすほど、銅膜の酸化によるキレート膜の
生成量が大きくなっていることから銅膜の単位時間当た
りの除去量が増加していることがわかるが、本発明の第
3本実施形態に係る研磨装置による研磨方法を用いた場
合には、過酸化水素を加えずに、通電による銅の陽極酸
化によるキレート生成のみで、酸化剤によるよりも飛躍
的に除去レートが向上していることがわかる。
3実施形態に係る研磨装置を用いて、銅膜を陽極とし
て、2.2Aの電流を30秒間流すごとにキレート膜を
除去し、キレート膜除去後のCuの膜厚を測定したもの
である。測定部分は、8インチのウェーハを直径方向に
1ポイントから21ポイントまでに分割したときの21
ポイントの部分について測定した。1ポイントと21ポ
イントはウェーハのエッジからそれぞれ6mmの部分と
した。なお、電解液には、キナルジン酸を使用し、Cu
膜の厚さは2000nmで、バリヤメタルは膜厚25n
mのTaを用い、バリヤメタル下の層間絶縁膜には膜厚
1200nmのTEOS膜を有するウェーハWを使用し
た。
4、5は、それぞれ2.2Aの電流を30秒間通電した
回数を表している。従って、それぞれ2.2Aの電流
を、0は通電しておらず、1は30秒間、2はトータル
で60秒間、3はトータルで90秒間、4はトータルで
120秒間、5はトータルで150秒間通電したことを
示している。縦軸には、通電後に銅を除去した後の、ウ
ェーハ表面に残った銅の膜厚(nm)を示している。な
お、同様の条件で、当該測定を複数回行った。
るごとに、通電時間に比例して、除去後のCu膜の膜厚
が減少していることがわかる。なお、平均除去量は、2
02.68nm/minであった。
分割したウェーハの各ポイントにおける図23と同様の
結果を示したものである。通電量および通電時間は、第
2実施例と同様であり、2.2Aの電流を30秒間通電
するのを複数回繰り返した場合のそれぞれの時点におけ
る除去後のCu膜の膜厚を測定したものである。用いた
ウェーハおよび電解液の種類などの他の条件は、第2実
施例と同様である。
1ポイントまでは、上述したウェーハにおける位置を示
しており、縦軸には除去後の銅の膜厚(nm)を示して
いる。2.2Aの電流をそれぞれ、Aは0秒間(通電
前)、Bは30秒間、Cはトータルで60秒間、Dはト
ータルで90秒間、Eはトータルで120秒間、Fはト
ータルで150秒間通電したときのそれぞれの位置にお
ける除去後の銅の膜厚を示している。
膜の膜厚は、ほぼ電流と時間の積に比例して、減少して
いる。なお、1ポイントと21ポイントの銅膜の膜厚が
小さいのは、前段階であるCu膜生成の際のメッキの特
性からくるものであり、本発明の研磨方法には無関係で
ある。
の複合作用によって金属膜を研磨するので、機械研磨に
よる金属膜の平坦化の場合に比べて、非常に高能率に金
属膜の凸部の選択的除去および平坦化が可能となる。ま
た、本発明によれば、低い研磨圧力でも十分な研磨レー
トが得られるため、研磨した金属膜にスクラッチ、ディ
ッシング、エロージョン等が発生するのを抑制すること
ができる。また、金属膜下層の絶縁膜へのダメージを抑
制できることから、半導体装置の低消費電力化および高
速化等の観点から誘電率を低減するために層間絶縁膜と
して機械的強度が比較的低い有機系低誘電率膜や多孔質
低誘電率絶縁膜を使用した場合にも、容易に適用可能で
ある。さらに、本発明によれば、電解電流をモニタリン
グすることで、研磨プロセスの管理を行うことができ、
研磨プロセスの進行状態を正確に把握することが可能と
なる。
工程を示す断面図であり、(a)は半導体基板への絶縁
膜形成工程まで、(b)はコンタクトホールおよび配線
用溝の形成工程まで、(c)はバリヤ膜の形成工程まで
を示す。
ード膜としての銅膜の形成工程まで、(e)は銅膜の形
成工程までを示す。
膜の陽極酸化の工程まで、(g)はキレート膜の形成工
程までを示す。
部のキレート膜の除去工程まで、(i)はキレート膜の
再形成工程までを示す。
膜の平坦化工程まで、(k)は余分な銅膜の除去工程ま
で、(l)はバリヤ膜の露出工程までを示す。
す図である。
保持部の内部構造を表す拡大図である。
いる電極板の底面図であり、(b)は電極板付近の拡大
図である。
す図である。
を説明するための断面図である
である。
である。
例を示す図である。
例を示す図である。
MP装置に応用した第3変形例を示す図である。
解複合研磨動作を説明するための図である。
示す図である。
の例を示す図である。
装置の概略構成図である。
装置の概略構成図である。
装置の要部構成図である。
めの図である。
めの図である。
めの図である。
による銅配線の形成方法の製造工程を示す断面図であ
り、(a)は層間絶縁膜の形成工程まで、(b)は配線
用溝およびコンタクトホールの形成工程まで、(c)は
バリヤ膜の形成工程までを示す。
(d)はシード膜の形成工程まで、(e)は配線用層の
形成工程まで、(f)は配線形成工程までを示す。
いて発生するディッシングを説明するための断面図であ
る。
いて発生するエロージョンを説明するための断面図であ
る。
いて発生するリセスを説明するための断面図である。
いて発生するスクラッチおよびケミカルダメージを説明
するための断面図である。
具、12…フランジ部材、13…保持装置、13a…主
軸、14…主軸モータ、15…シリンダ装置、15a…
ピストン、15b…ピストンロッド、16,316,4
16…ロータリジョイント、20…通電軸、20a…供
給ノズル、21…押圧部材、22…絶縁板、23…電極
板、24…スクラブ部材、24a…ワイピング部材、2
5…弾性部材、26…連結部材、27…通電ブラシ、2
8…通電部材、30…Z軸位置決め機構部、31…Z軸
サーボモータ、31a…ボールネジ軸、32…Z軸スラ
イダ、33…ガイドレール、40…X軸移動機構部、4
2,342,442…ウェーハテーブル、44…駆動モ
ータ、45…保持装置、46…ベルト、47…加工パ
ン、48…X軸スライダ、49…X軸サーボモータ、5
1…Z軸ドライバ、52…主軸ドライバ、53…テーブ
ルドライバ、54…X軸ドライバ、55,555,65
5…コントローラ、56,556,656…コントロー
ルパネル、61,561,661…電解電源、62,5
62,662…電流計、63…抵抗計、71…スラリー
供給装置、81…電解液供給装置、101…半導体基
板、102…層間絶縁膜、103…バリヤ膜、104…
シード膜、105…銅膜、106…キレート膜、120
…陰極部材、201…定盤、202,221,241…
研磨パッド、203,223,243…陰極電極、20
4…陽極電極、206,224,244…絶縁体、20
7…ウェーハチャック、208…電解液・スラリー供給
部、210…銅膜、410…リテーナリング、501,
601…水槽、510,610…電極板、520…ジェ
ットポンプ、521,522…管、531,631…第
1保持部材、532,632…第2保持部材、533…
Z軸位置決め機構、634…第3保持部材、640…パ
ルスジェネレータ、641…アンプ、643…加振器、
644…第4保持部材、710…通電ブラシ、SC…ス
クラッチ、CD…ケミカルダメージ、EL…電解液、S
L…スラリー。
Claims (52)
- 【請求項1】基板上に形成された絶縁膜上に配線用溝を
形成する工程と、 前記配線用溝を埋め込むように、前記絶縁膜上の全面に
前記配線用溝の段差に応じた凹凸形状を表面に有する銅
膜を堆積させる工程と、 陰極部材と前記銅膜との間にキレート剤を含む電解液を
介在させ、前記陰極部材を陰極とし前記銅膜を陽極とし
て電圧を印加して、前記銅膜の表面を酸化し、かつ当該
酸化された銅のキレート膜を形成するキレート膜形成工
程と、 前記銅膜の凹凸に応じた前記キレート膜の凸部分を選択
的に除去し、当該凸部分の銅膜を表面に露出させるキレ
ート膜除去工程と、 前記銅膜の凸部が平坦化されるまで、前記キレート膜形
成工程と前記キレート膜除去工程とを繰り返し行う半導
体装置の製造方法。 - 【請求項2】前記銅膜の凸部を平坦化した後に、前記配
線用溝の外部に堆積された銅膜を除去するまで前記銅膜
の表面に形成されたキレート膜を除去する工程をさらに
有する請求項1記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】前記配線用溝を形成する工程の後、前記銅
膜を堆積させる工程の前に、前記絶縁膜上および前記溝
内を被覆して前記銅膜の前記絶縁膜への拡散を防ぐため
の導電性材料からなるバリヤ膜を形成するバリヤ膜形成
工程をさらに有する、 請求項2記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項4】前記陰極部材を陰極として電圧を印加する
工程において、前記キレート膜の凸部分の除去に用いる
導電性を有する研磨工具を陰極として電圧を印加する請
求項1記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項5】前記銅膜を陽極として電圧を印加する工程
において、前記銅膜に接触または接近する陽極部材を陽
極とし、前記電解液を通じて前記銅膜を陽極とする請求
項4記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項6】前記陰極部材を陰極として電圧を印加する
工程において、前記銅膜に平行に配置された導電性を有
する電極板を陰極として電圧を印加する請求項1記載の
半導体装置の製造方法。 - 【請求項7】前記陰極部材を陰極として電圧を印加する
工程において、前記銅膜に平行に配置された導電性を有
する電極板を陰極として電圧を印加する請求項3記載の
半導体装置の製造方法。 - 【請求項8】前記キレート膜除去工程において、払拭、
または機械研磨により除去する請求項1記載の半導体装
置の製造方法。 - 【請求項9】前記キレート膜除去工程において、研磨砥
粒を含む化学研磨剤を用いて前記キレート膜を化学機械
研磨により除去する請求項1記載の半導体装置の製造方
法。 - 【請求項10】前記キレート膜除去工程において、払
拭、または機械研磨により除去する請求項3記載の半導
体装置の製造方法。 - 【請求項11】前記キレート膜除去工程において、研磨
工具を前記キレート膜の表面に相対的に移動させて、キ
レート膜を除去する請求項10記載の半導体装置の製造
方法。 - 【請求項12】前記キレート膜除去工程において、振動
を前記基板に与えることにより除去する請求項1記載の
半導体装置の製造方法。 - 【請求項13】前記キレート膜除去工程において、前記
電解液を流動させることにより前記キレート膜を除去す
る請求項1記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項14】前記キレート膜形成工程および前記キレ
ート膜除去工程において、前記陰極部材と前記銅膜に流
れる電流をモニタし、当該電流値の大きさに基づいて前
記銅膜の研磨の進行を管理して行う請求項1記載の半導
体装置の製造方法。 - 【請求項15】前記キレート膜形成工程および前記キレ
ート膜除去工程において、前記陰極部材と前記銅膜に流
れる電流をモニタし、当該電流値の大きさに基づいて前
記銅膜の研磨の進行を管理して行う請求項3記載の半導
体装置の製造方法。 - 【請求項16】前記バリヤ膜形成工程において、前記バ
リヤ膜の形成材料として、Ta、Ti、W、Co、Ta
N、TiN、WN、CoWまたはCoWPのいずれかを
用いて前記バリヤ膜を形成する請求項3記載の半導体装
置の製造方法。 - 【請求項17】前記キレート膜として、前記銅膜よりも
電気的抵抗が高く、かつ、機械的強度が低いキレート膜
となるキレート剤を用いる請求項1記載の半導体装置の
製造方法。 - 【請求項18】前記キレート膜として、前記銅膜よりも
電気的抵抗が高く、かつ、機械的強度が低いキレート膜
となるキレート剤を用いる請求項3記載の半導体装置の
製造方法。 - 【請求項19】前記キレート剤として、キナルジン酸、
グリシン、クエン酸、シュウ酸、またはプロピオン酸の
いずれかを用いる請求項1記載の半導体装置の製造方
法。 - 【請求項20】前記キレート剤として、キナルジン酸、
グリシン、クエン酸、シュウ酸、またはプロピオン酸の
いずれかを用いる請求項3記載の半導体装置の製造方
法。 - 【請求項21】前記配線用溝を形成する工程において、
前記配線用溝の形成とともに、前記絶縁膜の下層に形成
された不純物拡散層または配線と、前記配線溝に形成さ
れる配線とを接続するためのコンタクトホールを形成
し、 前記銅膜を堆積させる工程において、前記配線用溝とと
もに前記コンタクトホールに銅を埋め込む請求項1記載
の半導体装置の製造方法。 - 【請求項22】前記配線用溝を形成する工程において、
前記配線用溝の形成とともに、前記絶縁膜の下層に形成
された不純物拡散層または配線と、前記配線溝に形成さ
れる配線とを接続するためのコンタクトホールを形成
し、 前記銅膜を堆積させる工程において、前記配線用溝とと
もに前記コンタクトホールに銅を埋め込む請求項3記載
の半導体装置の製造方法。 - 【請求項23】被研磨面に銅膜を有する被研磨対象物の
研磨方法であって、 陰極部材と前記被研磨面との間にキレート剤を含む電解
液を介在させ、前記陰極部材を陰極とし前記被研磨対象
物の被研磨面を陽極として電圧を印加して、前記銅膜の
表面を酸化し、かつ当該酸化された銅のキレート膜を形
成するキレート膜形成工程と、 前記銅膜の表面形状に応じたキレート膜の凸部分を選択
的に除去し、当該凸部分の銅膜を表面に露出させるキレ
ート膜除去工程と、 前記銅膜の凸部分が平坦化されるまで前記キレート膜形
成工程と前記キレート膜除去工程とを繰り返し行う研磨
方法。 - 【請求項24】前記被研磨対象物には、異なる材料から
なる複数の膜が積層されており、 前記キレート膜形成工程およびキレート膜除去工程にお
いて、前記電解液を通じて前記被研磨対象物の表面から
前記陰極部材に流れる電流をモニタし、当該電流の大き
さに基づいて研磨の進行を管理する請求項23記載の研
磨方法。 - 【請求項25】基板上に形成された絶縁膜に少なくとも
溝または孔を形成する工程と、 前記溝または孔を埋め込むように、前記絶縁膜上に金属
膜を堆積させる工程と、 陰極部材と前記金属膜との間に電解液を介在させる工程
と、 前記陰極部材を陰極とし前記金属膜を陽極として所定の
電圧を印加する工程と、 前記金属膜表面を除去する工程とを有し、 前記金属膜表面の凹凸が緩和するまで前記金属膜の除去
を行う半導体装置の製造方法。 - 【請求項26】前記絶縁膜は、シリコン酸化膜を含む請
求項25記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項27】前記絶縁膜は、シリコン窒化膜を含む請
求項25記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項28】前記絶縁膜は、シリコン酸化膜よりも誘
電率が低い絶縁膜を含む請求項25記載の半導体装置の
製造方法。 - 【請求項29】前記シリコン酸化膜よりも誘電率が低い
絶縁膜は、SiF、SiOCH、ポリアリールエーテ
ル、ポーラスシリカ、ポリイミドのいずれかを含む請求
項28記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項30】前記絶縁膜に少なくとも溝または孔を形
成する工程においては、溝と孔のうちのいずれかを形成
し、 前記絶縁膜上に金属膜を堆積させる工程においては、前
記溝と孔のうちのいずれかを埋め込むように形成する請
求項25に記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項31】前記絶縁膜に少なくとも溝または孔を形
成する工程においては、溝と当該溝の底面に連通する孔
を形成し、 前記絶縁膜上に金属膜を堆積させる工程においては、前
記溝と当該溝の底面に連通する孔をともに埋め込むよう
に形成する請求項25に記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項32】前記絶縁膜上に金属膜を堆積させる工程
において、化学気相成長法あるいは物理気相成長法によ
り少なくともAl、W、WN、Cu、Au、Agのいず
れかあるいはその合金を堆積させる請求項25記載の半
導体装置の製造方法。 - 【請求項33】前記絶縁膜上に金属膜を堆積させる工程
において、電気メッキにより少なくともCu、Au、A
gのいずれかあるいはその合金を堆積させる請求項25
記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項34】前記絶縁膜上に金属膜を堆積させる工程
において、無電解メッキにより少なくともCo、Ni、
CoWP、Cu、Au、Agのいずれかあるいはその合
金を堆積させる請求項25記載の半導体装置の製造方
法。 - 【請求項35】前記陰極部材と前記金属膜との間に電解
液を介在させる工程において、電解質と添加剤を含む電
解液を介在させる請求項25記載の半導体装置の製造方
法。 - 【請求項36】前記電解液は、Cuイオンを含む請求項
35記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項37】前記電解液は、前記添加剤として少なく
とも光沢剤またはキレート剤を含む請求項35記載の半
導体装置の製造方法。 - 【請求項38】前記陰極部材を陰極とし前記金属膜を陽
極として所定の電圧を印加する工程において、前記陰極
部材と前記金属膜の間に周期性パルスを印加する請求項
25記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項39】前記周期性パルスとして矩形パルス、サ
イン波形、鋸歯状波形、PAM波形を印加する請求項3
8記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項40】前記陰極部材を陰極とし前記金属膜を陽
極として所定の電圧を印加する工程において、前記陰極
部材と前記金属膜を流れる電流が前記金属膜除去の終点
付近で小さくなるように設定された周期性パルスを印加
する請求項38記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項41】前記陰極部材を陰極とし前記金属膜を陽
極として所定の電圧を印加する工程において、前記陰極
部材と前記金属膜を流れる電流がステップ状に変化する
ように設定された周期性パルスを印加する請求項38記
載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項42】前記陰極部材を陰極とし前記金属膜を陽
極として所定の電圧を印加する工程において、前記陰極
部材と前記金属膜を流れる電流が金属膜除去の初期にお
いて徐々に増加するように設定された周期性パルスを印
加する請求項38記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項43】前記金属膜表面を除去する工程におい
て、前記金属膜表面をワイピングすることにより前記金
属膜を除去する請求項25記載の半導体装置の製造方
法。 - 【請求項44】前記金属膜表面をワイピングする工程に
おいて、通気孔を設けたワイピング部材により前記金属
膜表面をワイピングする請求項43記載の半導体装置の
製造方法。 - 【請求項45】前記金属膜表面をワイピングする工程に
おいて、弾塑性体材料を有するワイピング部材により前
記金属膜表面をワイピングする請求項43記載の半導体
装置の製造方法。 - 【請求項46】前記陰極部材と前記金属膜との間に電解
液を介在させる工程の後、前記電解液を所定の温度に調
整する工程を有する請求項25記載の半導体装置の製造
方法。 - 【請求項47】前記電解液を所定の温度に調整する工程
において、前記電解液の温度を80℃以下に調整する請
求項46記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項48】前記絶縁膜に溝または孔を形成する工程
の後、前記絶縁膜上に金属膜を堆積させる工程の前に、
前記溝または孔を埋め込むように前記絶縁膜上に、前記
金属膜の前記絶縁膜への拡散を防止するためのバリア膜
を堆積させる工程をさらに有し、前記絶縁膜上に金属膜
を堆積させる工程において、前記バリア膜上に前記金属
膜を堆積させる請求項25記載の半導体装置の製造方
法。 - 【請求項49】前記絶縁膜上にバリア膜を堆積させる工
程において、少なくともTi、TiN、Ta、TaN、
W、WN、Co、CoWP、TiSiN、NiWPのい
ずれかまたはその積層膜を堆積させる請求項48記載の
半導体装置の製造方法。 - 【請求項50】前記金属膜表面を除去する工程におい
て、前記溝または孔の外部に堆積された前記金属膜を除
去するまで前記金属膜の除去を繰り返し行う請求項25
記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項51】前記陰極部材を陰極とし前記金属膜を陽
極として所定の電圧を印加する工程および前記金属膜表
面を除去する工程において、前記陰極部材と前記金属膜
間に前記所定の電圧を印加した状態で前記金属膜表面を
除去する請求項25記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項52】前記陰極部材を陰極とし前記金属膜を陽
極として所定の電圧を印加する工程および前記金属膜表
面を除去する工程において、前記陰極部材と前記金属膜
間に前記所定の電圧を印加してから所定の時間経過後
に、前記金属膜表面を除去する請求項25記載の半導体
装置の製造方法。
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