JP2001321980A - アーク溶接用メタル系フラックス入りワイヤ - Google Patents
アーク溶接用メタル系フラックス入りワイヤInfo
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Abstract
量を低減することができると共に、優れた溶接作業性を
有するアーク溶接用メタル系フラックス入りワイヤを提
供する。 【解決手段】 アーク溶接用メタル系FCW1は、フラ
ックス率が25乃至45質量%であり、FCW1の長手
方向に垂直な断面にて帯板幅方向の両端部同士が重なる
ラップ部4を有し、ラップ部4の外側の帯板幅方向端部
を点Aとしたとき、フラックス3を介して反対側の外皮
2の外表面に至る線分のうち最も長い線分と前記外表面
との交点を点Bとし、この点Bを通ってラップ部4の内
側の帯板の幅方向端部に接する線分BCにの延長線がラ
ップ部4の外側の帯板の外表面と交わる点を点Dとし、
点Aと点Dとを結ぶ線分の長さをRLとしたとき、FC
W1の平均径Wdに対するRLの割合Rr(=(RL/
Wd)×100(%))は3乃至30%である。
Description
れるスラグ造滓剤を著しく減少させ、スラグの発生を著
しく低減させたアーク溶接用メタル系フラックス入りワ
イヤに関し、特に、溶接作業性の向上を図ったアーク溶
接用メタル系フラックス入りワイヤに関する。
(flux-cored wire)という。)は、鋼製外皮の中にフ
ラックスを充填させており、そのフラックス量及び種類
が溶接作業生及び溶着金属性能等、FCWの品質に大き
く影響する。
ス質量当たり10乃至50質量%含有させ、溶接作業性
又は機械的性能等を付与させたものと、スラグ造滓剤を
極端に減少させ、スラグ発生が極端に少ないメタル系の
ものとがある。特に、メタル系のワイヤは、1980年
頃に開発され、従来のソリッドワイヤが使用されている
市場・分野向けのFCWとして画期的なものである。
ワイヤと比較して、高溶着の溶接が可能であり、且つフ
ラックスを含有することにより、溶接時のスパッタを低
減することができるということである。
フラックス率が13乃至25質量%の鉄粉系フラックス
入りワイヤが開示されている(従来例1)。この公報に
記載のフラックス入りワイヤにおいては、全ワイヤ中の
C含有量、及びフラックス成分を規定することによっ
て、鉄粉系フラックス入りワイヤにおけるスパッタ発生
量の低減及び作業能率の向上を図っている。
継ぎ目ありの溶接用フラックス入りワイヤが開示されて
いる(従来例2)。この公報記載の溶接用フラックス入
りワイヤは、帯板をその幅方向に丸めて形成される外皮
内の中空部にフラックスが充填され、前記帯板の幅方向
の端部が略円周方向に重なるラップ部を有する。そし
て、この従来例2においては、ラップ部における外皮の
肉厚、ラップ部以外の外皮の肉厚及びラップ部の重なり
であるラップ代の長さを規定し、更にフラックス粒度を
規定することによって、フラックスのこぼれ及び潤滑剤
の巻き込みの低減化及びワイヤの耐錆性の向上を図って
いる。なお、この従来例2は、フラックス率が13乃至
16質量%である。
ドワイヤの市場において、従来例1等のメタル系のFC
Wはあまり実用化されていないのが現状である。この原
因としては、メタル系FCWはソリッドワイヤと比較し
て溶着金属の粘性が低いことが挙げられる。特に、前進
溶接での溶着時にスパッタ発生量が多くなる傾向にあり
問題となっている。また、チタニヤ系のFCWと比較す
ると、スパッタ発生量及びアークのソフト感等の点で大
きく劣っているという問題点がある。
クスのこぼれ及び潤滑剤の巻き込みを低減することはで
きるものの、スパッタ発生量が多く、溶接作業性が低い
という欠点がある。
のであって、前進溶接での溶接時においてもスパッタ発
生量を低減することができると共に、優れた溶接作業性
を有するアーク溶接用メタル系フラックス入りワイヤを
提供することを目的とする。
用メタル系フラックス入りワイヤは、帯板をその幅方向
に丸めて形成された鋼製外皮中にフラックスを充填して
なるアーク溶接用メタル系フラックス入りワイヤにおい
て、フラックス率が25乃至45質量%であり、前記ワ
イヤの長手方向に垂直な断面にて前記帯板幅方向の両端
部同士が重なるラップ部を有し、前記ラップ部の外側の
帯板幅方向端部を点Aとしたとき、この点Aから前記フ
ラックスを介して反対側の外皮の外表面に至る線分のう
ち最も長い線分と前記外表面との交点を点Bとし、この
点Bを通って前記ラップ部の内側の帯板幅方向端部に接
する線分BCの延長線が前記ラップ部の外側の帯板の外
表面と交わる点を点Dとし、前記点Aと前記点Dとを結
ぶ線分の長さをRLとしたとき、前記ワイヤの平均直径
Wdに対する前記RLの割合Rr(=(RL/Wd)×
100(%))は3乃至30%であることを特徴とす
る。
皮の平均肉厚Ftの割合Fr(=(Ft/Wd)×10
0(%))は10乃至20%であることが好ましい。
前記ワイヤの最大径及び最小径の平均値とする。また、
外皮の平均肉厚Ftは、シーム部近傍を除く最大肉厚及
び最小肉厚の平均値とする。
説明する。本願発明者等は、前述の課題を解決すべく、
鋭意実験研究を行った。先ず、本願発明者等はメタル系
のFCWは、フラックスの約90質量%が合金成分であ
るため、フラックスの原料変更又は成分調整のみによる
方法では上述の課題は解決できないことを知見した。次
に、FCWのうち、その約80質量%を占める外皮(フ
ープ)の化学成分を検討した。しかしながら、フープの
化学成分を種々検討した結果、化学成分の違いによる効
果の差はあるものの、その影響は余り大きくなかった。
そこで、更に研究を重ねた結果、本願発明者等は、FC
Wの性能にはFCWの断面形状、つまり、ワイヤに占め
るフラックス率と、ワイヤの直径に対する外皮の重なり
度合いとが極めて大きく影響することを知見した。即
ち、従来のフラックス入りワイヤにおいて、例えば、従
来例1ではフラックス率が13乃至25質量%、また、
従来例2ではフラックス率が13乃至16質量%程度と
なっており、このようにフラックス率が低いことが、ス
パッタ発生量が多くなって溶接作業性を低下させてしま
う原因であって、フラックス率を25質量%以上と高く
することにより、スパッタ発生量を低減できることを知
見した。更に、本発明においては、スパッタ発生量に
は、フラックス率のみでなく、ワイヤの直径に対する外
皮の重なり割合いも影響し、この値をフラックス率と共
に適切に規定することにより上述の課題を解決すること
ができることを見出した。
びFrについて説明する。図1は、本発明の実施例に係
るアーク溶接用メタル系FCWを示す模式的断面図であ
る。図1に示すように、アーク溶接用メタル系FCW1
においては、鋼製の帯板をその幅方向に丸めて形成され
た外皮2内にフラックス3が充填されている。このFC
W1におけるフラックス率は25乃至45質量%であ
る。また、FCW1は、帯板を幅方向に丸めて帯板の幅
方向の両端部を重ね合わせることによりラップ部4が形
成されており、これによりフラックス3が外皮2内に封
入されている。そして、このFCW1の長手方向に垂直
な方向の断面において、一端をラップ部4の外側の帯板
幅方向端部の点Aとし、この点Aからフラックス3を介
して反対側の外皮2の外表面に至る線分のうち最も長い
線分と前記外表面との交点を点Bとする。更に、この点
Bを通り、ラップ部4の内側の帯板幅方向端部である点
Cと接する線分BCの延長線がラップ部4の外側の帯板
の外表面と交わる点を点Dとする。そして、点Aと点D
とを結んだ線分の長さをRLとし、FCW1の平均直径
をWdとしたとき、平均直径Wdに対する線分ADの長
さRLの割合Rr=(RL/Wd)×100(%)は、
3乃至30%となっている。また、FCW1の外皮2の
平均肉厚をFtとしたとき、平均直径Wdに対するワイ
ヤの平均肉厚Ftの割合Fr=(Ft/Wd)×100
(%)が10乃至20%となっている。なお、FCW1
の平均直径Wdは、FCW1の最大径及び最小径の平均
値とする。また、外皮の平均肉厚Ftは、シーム部以外
の最大肉厚及び最小肉厚の平均値とする。
ックス3の割合、即ち、フラックス率が25乃至45質
量%である。このようにフラックス率を高くすると、従
来種々の問題が生じていたため、このような高フラック
ス率のワイヤについてはその適用が回避されていた。例
えば、従来例1に記載されているように、フラックス率
が25質量%より大きくなると製造上の問題、特に、伸
線性が劣化して断線する等の問題が生じるため、フラッ
クス率を25質量%より高くすることができなかった。
また、フラックス率が高くなると、伸線潤滑剤のシーム
部への詰まり(拡散性水素量の増加)、フラックスのこ
ぼれ、及び溶接時のワイヤ送給性が劣化する等の問題が
生じる。このため、従来、フラックス率が25質量%を
超えるような高フラックス率のワイヤは存在しない。
発生量を低減して優れた溶接作業性が得られるメタル系
のFCWについて鋭意実験研究した結果、フラックス率
が25乃至45質量%と高フラックス率の場合に、アー
クがソフトになり、前進溶接であってもスパッタが極端
に減少する効果を得ることができることを知見した。
25乃至45質量%であるFCWにおいて、前進溶接で
の溶接時においてもスパッタ発生量を低減することがで
きると共に優れた溶接作業性を有するためには、ラップ
部の重なり度合の影響が大きいことを知見した。即ち、
図1に示すRrが30%以下であると、アークがソフト
になり、前進溶接であってもスパッタが極めて低減す
る。なお、従来例2においては、ワイヤ径が1.2m
m、ラップ代が0.39乃至0.80mmであるFCW
が記載されているが、このラップ代はワイヤの直径に対
して、32乃至67%程度になっており、本発明で規定
するRrの上限値である30%よりも大きい。従って、
従来例2ではスパッタ発生量が多く、本発明の効果は得
られない。一方、Rrが小さくて、ラップ部の長さが短
過ぎると、フラックスのこぼれ及びシーム部への伸線潤
滑剤の詰まり等が起きるため、少なくともRrは3%以
上とする。このRrが3%以上であれば、フラックスの
こぼれ及びシーム部への伸線潤滑剤の詰まり等を実質的
に防止することができる。
ある場合には、更にアークのソフト感が安定し、前進溶
接でのスパッタが減少する。これは、Frがフラックス
率及びRrのみから一義的に決定されるものではなく、
伸線法及びフラックス粒度等によって変化するためであ
る。
いて説明する。
を向上させる効果が小さい。一方、フラックス率が45
質量%を超えると、溶接作業性は優れているものの、伸
線性が低下する。従って、優れた溶接作業性及び伸線性
を得るためには、フラックス率を25乃至45質量%と
する。
成型工程終了後(線径:製品径乃至4.0mm程度)、
フラックス入りワイヤ全体の質量と、このフラックス入
りワイヤを捻って外皮を削ぎ、中のフラックスを除いた
後の外皮の質量とを測定し、この質量差から求めること
ができる。本発明においては、5つの測定値の平均値を
フラックス率とした。
0質量% Rrが3%未満であると、フラックスのこぼれ及び伸線
潤滑剤の詰まりが多くなり、夫々溶接時のコンジットラ
イナ内の詰まり量の増加及び溶接時の拡散性水素量の増
加が生じる。逆に、Rrが30%を超えると、フラック
ス率が25乃至45質量%であっても、優れた溶接作業
性を得る効果が低減する。従って、フラックスのこぼれ
及び伸線潤滑剤のつまりを防止し、且つ優れた溶接作業
性得るために、Rrは3乃至30%とする。
される。即ち、製品径(2.0乃至0.9mm)に伸線
後、ワイヤの長手方向に垂直な断面において、例えば顕
微鏡(マイクロスコープ)等によるワイヤの断面写真等
によりRL及びWdを測定することができる。RLは、
図1に示したように、点A乃至点Dを決定して点Aと点
Dとの間の距離を測定し、また、Wdは最大径及び最小
径を測定してその平均値により求める。
20% Frが10%未満の場合には、アークのソフト感はある
ものの、溶滴のふらつきを増加させる。一方、Ftが2
0%を超えると、アークのソフト感が低下する場合があ
るため、Frは10乃至20%が好ましい。
(直径2.0乃至0.9mm)に伸線した後、ワイヤの
長手方向に垂直な3断面から平均値を求めることがで
き、Ftはシーム部近傍を除く部位、即ち、外皮が重な
り合うラップ部を除く部位の最大肉厚及び最小肉厚の平
均値、Wdは、上述した如く最大径及び最小径の平均値
として求める。測定方法としては、Rrと同様、例えば
マイクロスコープ等によるワイヤの断面写真等から測定
することができる。
溶接用メタル系フラックス入りワイヤの製造方法におい
ては、フラックスを充填する帯板の幅及びワイヤの伸線
率等を調整することにより、重なり部分の線分ADの長
さRLを調整し、これによりRrを所望の値に制御する
ことができる。即ち、同径のワイヤにおいては、帯板の
幅を広くしてRLを大きくするか、又は幅を狭くしてR
Lを小さくすることにより、Rrを調節できる。また、
帯板の厚さ及びワイヤの伸線方法を調整することによ
り、Ft及びFrを調整することができる。
クス入りワイヤを実際に製造し、本発明範囲から外れる
比較例と比較してその効果について説明する。
成を示す。この表1のフラックスを使用して、スラック
ス率、Rr及びFr等を種々変更した。なお、フラック
ス率を変更する時にはワイヤ成分が同様になるように、
フラックス組成を変更した。また、表1におけるスラグ
形成剤は、Si、Mn、Zr、Al、Ca、Mg、Ba
等の金属酸化物(TiO2は除く)であり、メタル成分
は、Fe、Fe−Si、Fe−Mn、Fe−Al、N
i、Mg等である。
としては、下記表2に示す軟鋼系を使用した。また、フ
ープサイズ(帯板サイズ)は下記表3に示すRr及びF
rを有する断面形状になるように、厚さ及び幅を適宜調
整した。
から、上述した方法により、図1に示すRL、Wd、及
びFtの長さを測定し、Rr及びFrの値を求めた。な
お、Wdは、ワイヤの最大径及び最小径の平均値、Fr
は最大肉厚及び最小肉厚の平均値とし、更にFrは3断
面から求め、その平均値とした。
比較例1のワイヤの断面写真のトレー図である。なお、
図2(a)及び(b)は直径が1.4mmで、夫々フラ
ックス率が30及び16質量%のワイヤの断面を倍率5
0倍で写した写真をトレースしたものである。図2
(a)に示す実施例1のワイヤに比べ、図2(b)に示
す比較例1のワイヤはフラックス率が小さいため、外皮
の肉厚が厚い。
(スパッタ発生量)を評価した。溶接は、前進溶接によ
り、前進角15゜とし、ビードオンプレートにおいて、
箱型スパッタ捕手法により実施した。溶接条件は、32
0A、適正電圧、供給速度30cm/分、ワイヤ突き出
し長さ(Ext)を25mmとし、1分間に発生したス
パッタ量のトータル量で溶接作業性を評価した。スパッ
タ量が1.0g/分未満のものを◎、1.0乃至1.2
g/分のものを○、1.2乃至1.5g/分のものを
△、1.5g/分を超えるものを×とした。
測定するのに使用した試験機を示す図であって、図3
(a)はその平面図、図3(b)はその側面図である。
図3(a)及び(b)に示すように、スプール11から
巻き解かれた溶接ワイヤ13は、コンジットライナ12
内を進行する。コンジットライナ12は、トーチ(図示
せず)までの途中に直径が300mmの2つの円環部が
形成されており、溶接ワイヤ13は、これらの円環部を
ワイヤ経路〜の順に通過し、トーチに運ばれる。ス
プール11とコンジットライナ12との間には、コンジ
ットライナ12に溶接ワイヤ13を適切に供給するため
のステンレス製のチューブ15及びインレットガイド1
4が設けられている。この試験機を使用して、溶接ワイ
ヤ13を10kgインチング送給したときの試験前後の
コンジットライナ12、ステンレス製チューブ15及び
インレットガイド14の質量の増分により、コンジット
ライナ12、ステンレス製のチューブ15及びインレッ
トガイド14内の詰まり量を定量した。そして、詰まり
量が0.03g/(10kg・ワイヤ)以下を○、0.
03g/(10kg・ワイヤ)より多いものを△とし
た。なお、試験前にはコンジットライナ2を十分に洗浄
した。また、実際には溶接は行わないものの、送給量
は、ワイヤ径1.4mm、320Aの送給量に相当する
10乃至13m/分とした。
ない従来のフラックス入りワイヤであり、前進角でのス
パッタ発生量が多く溶接作業性が劣った。
20%に上昇させたが、フラックス率及びRrが本発明
範囲から外れるため、溶接作業性は改善されるものの前
進角でのスパッタ発生量が十分ではない。
25質量%まで上昇させ、Rrを30.0%としてフラ
ックス率及びRrを本発明範囲内としたため、溶接作業
性が良好であった。
25質量%まで上昇させたが、Rrが本発明範囲の上限
を超える32.1%としたため、溶接作業性は比較例1
よりは改善されるのの十分ではない。
びRrを本発明範囲内である夫々25質量%及びRrを
30.0%とし、更にFrを本発明の好ましい範囲内の
18.9%としたため、溶接作業性が実施例1乃至9の
うちで最も良好となった。
びRrを本発明範囲内である夫々25.0質量%及び1
9.1%としたため、溶接作業性が実施例1と比較して
更に良好であった。
更に上昇させ、フラックス率及びRrを本発明範囲内で
ある夫々30.0質量%及び25.1%としたため、溶
接作業性が良好であった。
更に上昇させ、フラックス率及びRrを本発明範囲内で
ある夫々35.0質量%及び22.4%としたため、溶
接作業性が更に良好になった。
更に上昇させ、フラックス率及びRrを本発明範囲内で
ある夫々45.0質量%及び20.7%としたため、溶
接作業性が更に良好であった。
範囲内の10.2%であるものの、フラックス率を上昇
させ本発明範囲の上限を超える50質量%とたため、溶
接作業性は極めて良好になるものの、伸線が困難とな
り、実用的でない。
は、フラックス率及びRrを本発明範囲内である夫々3
0質量%及び5.3乃至15.4%としたため、溶接作
業性が良好であった。
は30質量%で本発明範囲内であるものの、Rrが2.
3%で本発明範囲の下限未満であったため溶接作業性は
良好であるものの詰まり量が増加した。
率及びRrは、夫々30質量%及び25.1であり、溶
接作業性が良好であった。
は30質量%で本発明範囲内であるが、Rrが31.3
%で本発明範囲の上限を超えたため、溶接作業性が改善
されるものの充分ではない。
フラックス率が25乃至45質量%と高くすると共にア
ーク溶接用メタル系フラックス入りワイヤの平均直径に
対するラップ部の重なり具合を適切に規定することによ
り、フラックスのこぼれ及びシーム部への伸線潤滑剤の
詰まり等を防止して溶接時のコンジットライナ内の詰ま
り等を防止することができると共に前進溶接での溶接時
においてもスパッタ発生量を低減して優れた溶接作業性
を得ることができる。
ラックス入りワイヤを示す模式的断面図である。
のワイヤの断面写真をトレースした図である。
使用した試験機を示す図であって、(a)はその平面
図、(b)はその側面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 帯板をその幅方向に丸めて形成された鋼
製外皮中にフラックスを充填してなるアーク溶接用メタ
ル系フラックス入りワイヤにおいて、フラックス率が2
5乃至45質量%であり、前記ワイヤの長手方向に垂直
な断面にて前記帯板幅方向の両端部同士が重なるラップ
部を有し、前記ラップ部の外側の帯板幅方向端部を点A
としたとき、この点Aから前記フラックスを介して反対
側の外皮の外表面に至る線分のうち最も長い線分と前記
外表面との交点を点Bとし、この点Bを通って前記ラッ
プ部の内側の帯板幅方向端部に接する線分BCの延長線
が前記ラップ部の外側の帯板の外表面と交わる点を点D
とし、前記点Aと前記点Dとを結ぶ線分の長さをRLと
したとき、前記ワイヤの平均直径Wdに対する前記RL
の割合Rr(=(RL/Wd)×100(%))は3乃
至30%であることを特徴とするアーク溶接用メタル系
フラックス入りワイヤ。 - 【請求項2】 前記ワイヤの平均直径Wdに対する前記
外皮の平均肉厚Ftの割合Fr(=(Ft/Wd)×1
00(%))は10乃至20%であることを特徴とする
請求項1に記載のアーク溶接用メタル系フラックス入り
ワイヤ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000143794A JP4467139B2 (ja) | 2000-05-16 | 2000-05-16 | アーク溶接用メタル系フラックス入りワイヤ |
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000143794A JP4467139B2 (ja) | 2000-05-16 | 2000-05-16 | アーク溶接用メタル系フラックス入りワイヤ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001321980A true JP2001321980A (ja) | 2001-11-20 |
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Family
ID=18650559
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2000143794A Expired - Lifetime JP4467139B2 (ja) | 2000-05-16 | 2000-05-16 | アーク溶接用メタル系フラックス入りワイヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4467139B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100444328B1 (ko) * | 2001-11-21 | 2004-08-16 | 고려용접봉 주식회사 | 용접작업성이 우수한 플럭스 코어드 와이어 |
| US20080011721A1 (en) * | 2006-07-13 | 2008-01-17 | Byung Ho Park | Copper-Plating Free Solid Wire Assembly for Gas-Shielded Arc Welding |
-
2000
- 2000-05-16 JP JP2000143794A patent/JP4467139B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100444328B1 (ko) * | 2001-11-21 | 2004-08-16 | 고려용접봉 주식회사 | 용접작업성이 우수한 플럭스 코어드 와이어 |
| US20080011721A1 (en) * | 2006-07-13 | 2008-01-17 | Byung Ho Park | Copper-Plating Free Solid Wire Assembly for Gas-Shielded Arc Welding |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4467139B2 (ja) | 2010-05-26 |
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