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JP2001321094A - 乳酸菌を含むローヤルゼリー錠剤の製造方法 - Google Patents

乳酸菌を含むローヤルゼリー錠剤の製造方法

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JP2001321094A
JP2001321094A JP2000179093A JP2000179093A JP2001321094A JP 2001321094 A JP2001321094 A JP 2001321094A JP 2000179093 A JP2000179093 A JP 2000179093A JP 2000179093 A JP2000179093 A JP 2000179093A JP 2001321094 A JP2001321094 A JP 2001321094A
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Japan
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royal jelly
lactic acid
coating
acid bacteria
tablets
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JP2000179093A
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Inventor
Kenji Tokunaga
謙二 徳永
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 乳酸菌を含むローヤルゼリー錠剤製造方
法の提供 【解決手段】 乾燥粉末ローヤルゼリー、乳酸菌の生菌
粉末、賦形剤および滑沢剤を混合攪拌して形成した顆粒
状混合物を製錠可能な状態まで低温における脱湿により
乾燥し、この顆粒状混合物を製錠機により湿度40%以
下、温度20℃以下において打錠して生成した素錠表面
に、シェラックのアルコール溶液を使用してコーティン
グを形成したのち、穀物から抽出されたアルコール可溶
のタンパク質とシェラックとの混合物のアルコール溶液
を塗布して腸溶性を付与する皮膜加工を施したのち、糖
衣掛けを行い、糖衣掛け後に、加湿条件下で糖衣皮膜の
緻密化処理を行い、さらにこの糖衣層に対して光沢出し
処理を施す。 【効果】 胃液により溶解されず、優れた腸溶性を
有するとともに、長期間にわたり安定した品質を維持
し、整腸機能においても優れた効果が奏される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乳酸菌の生菌を含
有しているとともに、酸化によって茶色ないし褐色に変
色することを防止し、胃液による含有成分の分解による
品質劣化を抑制した乳酸菌を含むローヤルゼリー錠剤の
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】品質の劣化を防止したローヤルゼリー錠
剤の製法は、本発明者により、特開平10−19190
4号公報:特許第3047325号として提案されてい
る。
【0003】健康維持に有用なローヤルゼリーは健康食
品として利用されているが、敏感な体質の人が服用する
と、稀に胃腸膨満感や下痢気味の症状を訴えられること
がある。他方、ビフィズス菌に代表される乳酸菌は、整
腸作用等健康維持に有用であって、錠剤、粉末あるいは
液体等種々の状態で整腸薬として市販されており、有効
に機能させるための考慮も色々となされているところで
ある。(例えば特開平3−7233号公報、特開平4−
41434号公報および特開平11−139978号公
報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記乳
酸菌製品については生菌状態の特性を長期間維持するこ
とが困難であり、先行技術においても各種の配慮がなさ
れているものの十分な成果は得られていないのが現状で
あった。本発明は、前記従来技術における問題点を解消
し、乳酸菌の生菌を含有しているとともに、長期間保存
をしても品質の低下がなく、敏感な体質に対する影響を
押さえ、服用しても栄養価の損失がないローヤルゼリー
錠剤の製造方法を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明者は、鋭意研究を重ねた結果、乳酸菌の生菌
を含有させたローヤルゼリーの処理を低湿度かつ低温度
下で行うこと、ならびに原料を打錠後、シェラック皮膜
に重畳して腸溶性皮膜のコーティングを施すことが有効
であることを知見し、本発明を完成するに至った。
【0006】すなわち、前記知見に基づいてなされた本
発明は、乾燥粉末ローヤルゼリー、乳酸菌の生菌粉末、
賦形剤および滑沢剤を混合攪拌して形成した顆粒状混合
物を製錠可能な状態まで低温における脱湿により乾燥
し、この顆粒状混合物を製錠機により湿度40%以下、
温度20℃以下において打錠して生成した素錠表面に、
シェラックのアルコール溶液を使用してコーティングを
形成したのち、穀物から抽出されたアルコール可溶のタ
ンパク質とシェラックとの混合物のアルコール溶液を塗
布して腸溶性を付与する皮膜加工を施したのち、糖衣掛
けを行い、糖衣掛け後に、加湿条件下で糖衣皮膜の緻密
化処理を行い、さらにこの糖衣層に対して光沢出し処理
を施すことを特徴とする乳酸菌を含むローヤルゼリー錠
剤の製造方法を要旨とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の構成と作用を説明する。
本発明は、乳酸菌生菌による整腸機能保持とともに、健
康食品としてのローヤルゼリーの品質の低下を防止する
ことを目的としている。品質の低下抑制としてあげられ
るものは、製造工程における乳酸菌活性低下の防止、酸
化による錠剤の褐色変化を防止することと服用にあた
り、胃液による乳酸菌活性低下の防止および栄養成分の
分解防止である。
【0008】高品質のローヤルゼリー製品を製造するた
めには、原料採取の段階から成分の変質に注意しなけれ
ばならない。本発明において使用される原料主成分のロ
ーヤルゼリーは、その成分品位が低下しないように、通
常に養蜂箱の王台から採取される場合よりも1日早く採
取する。採取されたローヤルゼリーは直ちに氷水で冷却
し、ローヤルゼリーが氷水の温度(ほぼ0℃)となった
段階で、変質を防ぐため−5〜−20℃に急速冷凍し、
工場に搬入される。工場では冷凍されたローヤルゼリー
をいったん自然解凍したのち、−30〜−40℃の超低
温で凍結乾燥し、水分を除去して粉末化する。
【0009】一方、乳酸菌は、培養されて得られた生菌
を乾燥・粉末化したものを原料とする。生菌を主体とす
る市販の乳酸菌例えばビフィズス菌としては、森永乳業
(株)製のビフィズス菌粉末(商品名:ビフィロン−5
0N)、あるいは、三共(株)製の有胞子性乳酸菌粉末
(商品名:ラクリス−S)等が適しているが、その他の
乳酸菌(フェカリス菌、ガッセリー菌等)の単独でも組
合せでも使用できる。また、活性納豆菌粉末、例えば
(株)目黒研究所製活性納豆菌(商品名:納豆菌末I
I)を適量(乳酸菌の15〜25重量%)併用すること
により、乳酸菌の効果がより増強される。活性納豆菌の
ほかにオリゴ糖でも同様の効果がもたらされる。
【0010】前記のようにして準備された各原料を、錠
剤とするための前処理として、ローヤルゼリーおよび乳
酸菌の生菌粉末さらには必要に応じ活性納豆菌、オリゴ
糖等に賦形剤および滑沢剤を配合し、混合攪拌する。
【0011】賦形剤としては乳糖が使用される。乳糖以
外にも、結晶セルロースやコーンスターチも使用可能で
あり、これらの2種以上を混合して使用してもよい。ま
た、滑沢剤には、植物性硬化油脂が配合される。大豆油
を硬化させたものなどが適しているがこれに限定される
ものではなく、蔗糖や糖エステルまたは脂肪酸エステル
も使用可能である。滑沢剤はその特性に応じて賦形剤と
同時に加えて顆粒状にしてもよく、打錠の際に添加して
もよい。
【0012】顆粒状混合物の製造に使用される各成分の
割合はローヤルゼリー100重量部に対し、乳酸菌の生
菌粉末15〜30重量部、賦形剤が140〜180重量
部、滑沢剤が0.5〜1.2重量部であることが好まし
い。この範囲より少ない場合は錠剤化の歩留まりが悪く
なり、多すぎると栄養分の割合や整腸作用を果す乳酸菌
が少なくなって、本来の目的が達成されなくなる。補助
的な成分として、例えば骨カルシウム粉を適量配合する
ことにより、カルシウム成分を強化することができる。
また、酸化防止のため適量のカテキンを配合してもよ
い。
【0013】混合攪拌にあたって、熱が加わると、乳酸
菌の活性や、ローヤルゼリーの品質が劣化する。そこ
で、温度を下げるとともに、打錠機による製錠が可能に
なるまで湿度を下げて通風乾燥しながら攪拌する。低湿
度のために40℃の通風をしても、処理物の温度は20
℃程度であり、温度による影響はほとんど受けない。混
合攪拌された原料は、打錠に適した顆粒状になる。顆粒
の大きさは100〜2000μm径範囲が好適である。
【0014】打錠機としては、製薬工業において錠剤製
造に通常使用される汎用のものでよい。打錠は、前記の
顆粒状原料を湿度40%以下、温度20℃以下で打錠
し、出来上がった素錠は乾燥剤を入れた密閉容器に収納
する。錠剤寸法は、配合原料のローヤルゼリーや乳酸菌
の割合によって変わるが、一錠当りのローヤルゼリーお
よび乳酸菌含有量により決められる。
【0015】次に打錠して製造された素錠には、対湿性
を向上するために、腸溶性皮膜処理の前にシェラックコ
ーティングを行う。シェラックは、東南アジア産のマメ
科あるいはクワ科の植物に寄生するラックかいがらむし
の分泌する天然樹脂で水に不溶であり、アルコール、有
機溶剤に可溶である。チョコレートなど洋菓子のつやだ
し、かんきつ類の被覆剤として用いられる。
【0016】シェラックコーティングは、素錠60kg
に対して、約3.5〜5リットルの割合でシェラック溶
液(8〜12%エタノール溶液)を3〜5回に分けて散
布した後、棚式乾燥機によって、35〜45℃で15時
間以上乾燥させる。コーティング厚さは25〜35μm
である。シェラックコーティングを施した素錠は、通気
性が殆どなくなり、以後の工程において製品の吸湿によ
る品質低下が防止される。
【0017】引き続いて胃液によるローヤルゼリーの分
解および乳酸菌の活性低下を防止するため、腸溶性を付
与する処理が施される。素錠を腸溶性にするには、その
表面にとうもろこしから抽出されたアルコール可溶のタ
ンパク質製品としての「ツェイン」(商品名)のアルコ
ール溶液を使用してコーティングを行う。とうもろこし
以外の小麦、大豆などの穀物タンパク質でも好適に使用
できる。
【0018】前記のように腸溶性皮膜形成には、穀物の
タンパク質画分(たとえば小麦あるいはとうもろこしの
グルテンミール)からアルコールにより抽出した溶液が
使用される。抽出液は、濾過等の通常の精製手段により
不溶異物を除去し精製して所定濃度の溶液として使用さ
れる。60〜90%アルコール100重量部中に溶解成
分(固体状態)が5〜10重量部の濃度が適している。
前記したシェラックコーティング層とのなじみをよくす
るために、適量(例えば等量)のシェラックを同時に溶
解して使用する。
【0019】錠剤に腸溶性皮膜を形成するためには、素
錠にシェラックコーティングをした後、フィルムコーテ
ィングパン(FMパン)に入れ、穀物、たとえばとうも
ろこしから抽出されたアルコール可溶のタンパク質(商
品名:ツェイン)3〜6%、グリセリン脂肪酸エステル
0.5〜1%、シェラック3〜6%を含むエタノール溶
液13〜17リットルをコーティング液として使用し、
給気温度50〜60℃、風量10〜12m/分、パン
回転速度8〜10回/分、スプレー圧3.5〜5kg/
の条件で4〜6時間フィルムコーティングを行な
う。そのコーティング厚さは35〜40μmである。
【0020】前記腸溶性皮膜コーティングをした錠剤に
対し、グラニュー糖、ゼラチン、アラビアゴム、乳糖
に、必要に応じて骨カルシウム粉やカテキンを配合した
糖衣材を使用して糖衣掛けを行う。糖衣材の配合割合
は、グラニュー糖40〜50%、ゼラチン1〜2%、ア
ラビアゴム1〜2%、添加する場合には骨カルシウム粉
7〜11%、カテキン3〜5%、乳糖残部である。骨カ
ルシウム粉やカテキンは使用しなくても支障はない。腸
溶性皮膜コーティングに糖衣を上掛けしたのち一定の湿
度条件下で加湿し、糖衣層表面の結晶を緻密にしてヒビ
割れしないようにする。この加湿処理を施さない場合、
糖衣層表面には微細なひび割れが発生するおそれがあ
る。
【0021】引き続き、糖衣層に光沢出し処理を行う。
光沢出し剤としては例えばカルナウバろうを使用する。
カルナウバろうは、ろうやしの葉から採れる天然のろう
状物質で、菓子類の光沢出しに一般的に使用されてい
る。この光沢は湯気をかけると一瞬のうちになくなる
が、これは天然物であるからである。このようにして完
成したローヤルゼリーを含む糖衣錠の水分比率は0.5
〜1%、硬度は15kg以上である。
【0022】
【実施例】本発明の実施例について具体的に説明する
が、これによって本発明が限定されるものではない。 実施例1 三健偉立養蜂園(中華民国台湾省台南県新営鎮)で採取
され、採取後直ちに氷水(0℃)中で2〜3時間保持し
て氷水の温度になった粗ローヤルゼリーを、−15℃に
急速冷凍したものを原料として使用した。前記原料を自
然解凍した後、−38℃、150ヘクトパスカルの条件
で、真空凍結乾燥し、粉末とした。粒度は150〜20
0μmの範囲であった。
【0023】前記乾燥粉末ローヤルゼリー100重量部
に対して、ビフィズス菌粉末(森永乳業(株)製の商品
名「ビフィロン−50N」)を18重量部、有胞子性乳
酸菌粉末(三共(株)製の商品名「ラクリス−S」)を
8.4重量部、活性納豆菌((株)目黒研究所製の商品
名「納豆菌末II」)を6重量部、賦形剤として乳糖1
49.8重量部、滑沢剤として硬化大豆油0.8重量部
を混合して、25℃以下湿度60%以下で十分攪拌し、
錠剤形成用の顆粒とした。顆粒の粒径は1000〜20
00μm内に分布していた。この顆粒を打錠可能となる
まで湿度30%以下で風乾した。含水率は1%であっ
た。
【0024】株式会社畑製作所製の打錠機(型式D3)
により、湿度40%、温度20℃以下の条件下、550
個/分の割合で、235mg/個の素錠を製造し、乾燥
剤入り密閉容器に収納した。前記素錠を選別し、欠陥品
をのぞいて、シェラックコーティングを行なう。シェラ
ックコーティングは、素錠100kgに対して、6.6
リットルのシェラック溶液(10%エタノール溶液)を
3回に分けて散布し、その後棚式乾燥機によって、40
℃で15時間以上乾燥させる。コーティング厚さは30
μmであった。前記の素錠を腸溶性にするには、その表
面にアルコール可溶性とうもろこしタンパク(商品名:
ツェイン)5%、グリセリン脂肪酸エステル0.7%、
シェラック5%を含むアルコール溶液24リットルを使
用してコーティングを行う。コーティングはフィルムコ
ーティングパン(FMパン)に前記素錠を入れ、給気温
度56℃、風量11m/分、パン回転速度9.25回
/分、スプレー圧4kg/mの条件で5時間フィルム
コーティングを行った。コーティング厚さは37μmで
あった。
【0025】腸溶性皮膜コーティングをした錠剤に対
し、グラニュー糖、ゼラチン、アラビアゴム、乳糖より
なる糖衣材14kgを使用して糖衣掛けを行う。糖衣材
の配合割合は、グラニュー糖45%、ゼラチン1.5
%、アラビアゴム1.5%、乳糖残部である。糖衣の上
掛けをしたのち湿度95%で加湿して糖衣層表面の結晶
を緻密にし、ヒビ割れしないようにする。
【0026】次にカルナウバろうを使用して糖衣層に光
沢出し処理を行う。カルナウバろうの粉末を混合して攪
拌し、前記糖衣層表面に付着させてワックス掛けする。
完成したローヤルゼリーを含む糖衣錠は、重さ470m
g、直径が10mmの丸型であり、1錠中にローヤルゼ
リー166mg、ビフィズス菌粉末30mg、有胞子性
乳酸菌粉末14mg、納豆菌粉末10mg、乳糖28.
5mg、大豆油脂分1.5mgがふくまれていた。糖衣
層にはグラニュー糖100mg、ゼラチンが3mg、ア
ラビアゴムが3mg、乳糖が114mg含まれていた。
その水分比率は0.8%、硬度は15kg以上であっ
た。
【0027】このようにして製造されたローヤルゼリー
および乳酸菌を含む糖衣錠の特性試験を行った。局方一
般試験法に規定されている条件により、人工胃液(第1
液)と、人工腸液(第2液)を使用して崩壊試験を実施
した。第1液では、ローヤルゼリーおよび乳酸菌を含む
糖衣錠6個のすべてが60分間以上溶解しなかった。引
き続いて、第1液でテストした試料を第2液に浸漬した
ところ、22分40秒後に1個、23分後に2個、24
分30秒後に1個、24分40秒後に1個、49分20
秒後に最後の1個が崩壊した。この結果、本発明の乳酸
菌の生菌を含有するローヤルゼリー糖衣錠は胃液により
溶解されることがなく優れた腸溶性を有することが確認
された。
【0028】また、保存試験として、40℃、湿度75
%の恒温、恒湿で保存し、乳酸菌の活性、その水分含有
量変化と、ローヤルゼリー中の10ハイドロキシ−δ−
2−デセン酸の含有量変化とを調べた。その結果保存開
始時には水分が2.6%、デセン酸は1.79%であっ
たが、4週間後に水分は2.6%、デセン酸は1.59
%、8週間後に水分は3.3%、デセン酸は1.46%
となった。前記条件の4週間は、常温での1年間に、8
週間は2年間に相当する。この結果から、本発明により
製造された乳酸菌の生菌を含有するローヤルゼリー糖衣
錠は長期間にわたり安定した品質を維持できることが明
らかである。
【0029】乳酸菌添加についての整腸効果の調査結果
は以下の通りである。5人の成人健常者に対して、前記
実施例により得られた乳酸菌配合ローヤルゼリー錠を毎
日1回3粒の摂取を1週間継続し、摂取前1週間、摂取
後1週間における便の状態についてアンケートを取っ
た。 1.便の回数(回/1週間) その結果、排便回数の増加がみられ、腸内老廃物の除
去、腹痛や膨満等の解消作用が確認された。
【0030】2.便の色 (下痢)黄色→山吹色→黄土色→茶色→黒褐色→灰褐色
(便秘)の6色について、山吹色、黄土色、茶色を通常
色とし、その出現回数の割合を調べた。 服用により、通常色の出現率が増加し、腸内環境が改善
されて、便秘や下痢傾向の解消作用が向上した。
【0031】3.便の形 (便秘)コロコロ状→カチカチ状→バナナ状→半練り状
→泥状→水状(下痢)の6段階において、バナナ状、半
練り状を通常形状とし、その出現回数の割合を調べた。
【0032】服用の結果、通常形状の便の出現率が増
し、腸内水分の調節効果のあることが判明した。 4.便の匂い 薄い、普通、強いの3段階において、薄い匂いの出現回
数の割合を調べた。 匂いの薄い被験者が増加し、腸内環境の改善、老廃物の
排出促進効果が認められた。
【0033】5.排便感 スッキリした、概ねスッキリした、特になし、一部便が
残った感じがある、不快感があるの5段階で表現させ、
前3者の表現を通常もしくはよい状態としてその出現回
数の割合を調べた。 不快感率の低下、スッキリ感が増加し、形状、回数など
の増加による爽快感の向上が確認された。
【0034】前記の通り、本発明により得られた乳酸菌
配合ローヤルゼリー錠摂取の結果、便性状は明らかに改
善され、排便回数も有意に増加し、色も形も良くなり、
排便時の不快感が減少、すなわち爽快感が増し、便の匂
いも薄くなる傾向が確認されて、乳酸菌を配合しないロ
ーヤルゼリー錠摂取の際にみられた敏感な体質の人の胃
腸膨満感や下痢気味の症状も解消され、健康維持に有用
であることが確認された。
【0035】実施例2 前記の実施例1における活性納豆菌((株)目黒研究所
製の商品名「納豆菌末II」)を同量の乳糖に置き換え
たほかは、実施例1と同様にして乳酸菌配合ローヤルゼ
リー錠を製造した。実施例2で得られた製品は、実施例
1の製品に比べて整腸作用の発現が遅れる傾向がみられ
たが、使用の結果は実施例1の場合と格別の相違は認め
られなかった。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明により製造
された乳酸菌の生菌を含有するローヤルゼリー糖衣錠
は、胃液により溶解されることなく優れた腸溶性を有す
るとともに、長期間にわたり安定した品質を維持できる
ことが明らかであり、整腸機能においても優れた効果が
奏され、健康補助食品として極めて有用である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 9/40 A61K 9/40 9/42 9/42 35/64 35/64 35/74 35/74 A 47/14 47/14 47/26 47/26 47/36 47/36 47/38 47/38 47/42 47/42 47/44 47/44 47/46 47/46 Fターム(参考) 4B041 LD06 LE01 LE05 LH02 LH09 LH11 LK08 LK09 LK14 LK17 LK18 LK23 LK25 LK40 LK42 LP09 LP13 LP14 4C076 AA43 AA45 BB01 BB05 CC40 DD45C DD46C DD66A DD67C EE31A EE41H EE53C FF25 FF63 4C087 AA02 AA03 BC60 BC84 MA35 MA52 NA03 ZA66 ZC80

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乾燥粉末ローヤルゼリー、乳酸菌の生菌
    粉末、賦形剤および滑沢剤を混合攪拌して形成した顆粒
    状混合物を製錠可能な状態まで低温における脱湿により
    乾燥し、この顆粒状混合物を製錠機により湿度40%以
    下、温度20℃以下において打錠して生成した素錠表面
    に、シェラックのアルコール溶液を使用してコーティン
    グを形成したのち、穀物から抽出されたアルコール可溶
    のタンパク質とシェラックとの混合物のアルコール溶液
    を塗布して腸溶性を付与する皮膜加工を施したのち、糖
    衣掛けを行い、糖衣掛け後に、加湿条件下で糖衣皮膜の
    緻密化処理を行い、さらにこの糖衣層に対して光沢出し
    処理を施すことを特徴とする乳酸菌を含むローヤルゼリ
    ー錠剤の製造方法。
  2. 【請求項2】 乳酸菌がビフィズス菌および/または有
    胞子性乳酸菌粉末であり、賦形剤が乳糖、結晶セルロー
    ス、コーンスターチのいずれか又はその組合せであり、
    滑沢剤が植物性硬化油脂、蔗糖、脂肪酸エステル、グリ
    セリン脂肪酸エステルのいずれか又はその組合せである
    請求項1記載の乳酸菌を含むローヤルゼリー錠剤の製造
    方法。
  3. 【請求項3】 活性納豆菌粉末および/またはオリゴ糖
    を併用する請求項1または2記載の乳酸菌を含むローヤ
    ルゼリー錠剤の製造方法。
  4. 【請求項4】 穀物が、小麦、とうもろこし、大豆のい
    ずれかである請求項1、2または3記載の乳酸菌を含む
    ローヤルゼリー錠剤の製造方法。
  5. 【請求項5】 糖衣層が、グラニュー糖、ゼラチン、ア
    ラビアゴムおよび乳糖により形成される請求項1ないし
    4のいずれかに記載の乳酸菌を含むローヤルゼリー錠剤
    の製造方法。
  6. 【請求項6】 光沢出しにカルナウバろうを使用する請
    求項1ないし5のいずれかに記載の乳酸菌を含むローヤ
    ルゼリー錠剤の製造方法。
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