JP2001316890A - メッキ処理方法及びメッキ処理装置 - Google Patents
メッキ処理方法及びメッキ処理装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 処理液と被処理基板の被処理面との間に形成
される泡を確実に泡抜きすることができるメッキ処理方
法及びメッキ液処理装置を提供する。 【解決手段】 メッキ処理ユニットM1内にはメッキ液
槽42の真上にウエハWを保持してウエハWを略水平面
内で回転させるドライバ61が配設されており、このド
ライバ61にはドライバ61を略水平に移動させるシリ
ンダ67が取り付けられている。ウエハWの被メッキ面
をメッキ液の液面に接触させた状態でこのシリンダ67
の駆動させてドライバ61をメッキ液槽42の中心軸上
にあるメッキ位置(IV)からメッキ液槽の中心から偏
心した位置(V)に略水平に移動させるとともにウエハ
Wを回転させてウエハWの被メッキ面に付着した泡を泡
抜きする。
される泡を確実に泡抜きすることができるメッキ処理方
法及びメッキ液処理装置を提供する。 【解決手段】 メッキ処理ユニットM1内にはメッキ液
槽42の真上にウエハWを保持してウエハWを略水平面
内で回転させるドライバ61が配設されており、このド
ライバ61にはドライバ61を略水平に移動させるシリ
ンダ67が取り付けられている。ウエハWの被メッキ面
をメッキ液の液面に接触させた状態でこのシリンダ67
の駆動させてドライバ61をメッキ液槽42の中心軸上
にあるメッキ位置(IV)からメッキ液槽の中心から偏
心した位置(V)に略水平に移動させるとともにウエハ
Wを回転させてウエハWの被メッキ面に付着した泡を泡
抜きする。
Description
【発明の属する利用分野】本発明は、半導体ウエハ等の
被処理基板のメッキ処理に係り、更に詳細には被処理基
板をメッキ処理液に略水平に接触させて被処理基板の被
処理面に液処理を施すメッキ処理方法、及びメッキ処理
装置に関する。
被処理基板のメッキ処理に係り、更に詳細には被処理基
板をメッキ処理液に略水平に接触させて被処理基板の被
処理面に液処理を施すメッキ処理方法、及びメッキ処理
装置に関する。
【従来の技術】従来より、半導体ウエハW(以下、単に
「ウエハ」という。)等の被処理基板の表面に金属層を
形成する処理装置としては、例えば、気相で金属層を形
成するスパッタリング処理装置が用いられてきたが、半
導体デバイスの集積度の向上に伴い、埋め込み性の問題
から液相で金属層を形成するメッキ処理装置を用いるこ
とが主流となってきている。図32は代表的なメッキ処
理装置の概略斜視図である。図32に示すように、この
メッキ処理装置ではメッキ液を収容する略円筒形のメッ
キ液槽201と、ウエハWの被メッキ面をメッキ液の液
面に接触するようにウエハWを保持するウエハホルダ2
02が設けられている。ウエハホルダ202が昇降して
ウエハWの被メッキ面をメッキ液の液面に接触させてウ
エハWの被メッキ面に金属層を形成する。
「ウエハ」という。)等の被処理基板の表面に金属層を
形成する処理装置としては、例えば、気相で金属層を形
成するスパッタリング処理装置が用いられてきたが、半
導体デバイスの集積度の向上に伴い、埋め込み性の問題
から液相で金属層を形成するメッキ処理装置を用いるこ
とが主流となってきている。図32は代表的なメッキ処
理装置の概略斜視図である。図32に示すように、この
メッキ処理装置ではメッキ液を収容する略円筒形のメッ
キ液槽201と、ウエハWの被メッキ面をメッキ液の液
面に接触するようにウエハWを保持するウエハホルダ2
02が設けられている。ウエハホルダ202が昇降して
ウエハWの被メッキ面をメッキ液の液面に接触させてウ
エハWの被メッキ面に金属層を形成する。
【発明が解決しようとする課題】ところで、メッキ処理
工程では、メッキ液中のイオン等がウエハWの被メッキ
面に付着することによりウエハWの被メッキ面に金属層
を形成するためメッキ液の液面とウエハWの被メッキ面
は完全に接触していなければならない。しかし、メッキ
液の液面にウエハWの被メッキ面を接触させる際、メッ
キ液の液面とウエハWの被メッキ面との間に空気が入り
込み、空気の泡がウエハWの被メッキ面に付着して均一
な金属層が形成できないという問題がある。また、メッ
キ液槽201内にある電極203とウエハWとの間に電
界を形成してウエハWの被メッキ面に金属層を形成する
電解メッキ工程においては、メッキ液が化学反応を起こ
すことによりウエハWの被メッキ面に金属層が形成され
るとともに例えば水素や酸素の泡が発生して、その泡が
ウエハWの被メッキ面に付着して均一な金属層が形成で
きないという問題がある。この問題を解決するため、メ
ッキ液の液面に接触させたウエハWをメッキ液槽201
の中心と同軸的に回転させることによりウエハWの被メ
ッキ面に付着している泡を泡抜きする装置が提案されて
いる。また、泡抜き終了後、ウエハWをメッキ液槽20
1の中心と同軸的に回転させながらウエハWの被メッキ
面に金属層を形成することによりウエハWの被メッキ面
に付着している電解メッキ工程中に発生した泡を泡抜き
する装置が提案されている。しかし、従来のような装置
ではウエハWをメッキ液槽201の中心と同軸的に回転
させて、泡抜きが行われていたので、ウエハWの回転に
伴うメッキ液の層流の回転によりメッキ液槽201の中
心に渦流が生じてしまい泡がメッキ液槽201の中心に
集まり泡が抜け難いという問題がある。本発明は上記従
来の問題を解決するためになされたものである。即ち、
本発明は被処理基板の被処理面を処理液に接触させる際
に処理液と被処理基板の被処理面との間に形成される泡
を確実に泡抜きすることができるメッキ処理方法、及び
メッキ処理装置を提供することを目的とする。更に、本
発明は被処理基板の被処理面に付着している電界を形成
したときに発生した泡を確実に泡抜きすることができる
メッキ処理方法、及びメッキ処理装置を提供することを
目的とする。
工程では、メッキ液中のイオン等がウエハWの被メッキ
面に付着することによりウエハWの被メッキ面に金属層
を形成するためメッキ液の液面とウエハWの被メッキ面
は完全に接触していなければならない。しかし、メッキ
液の液面にウエハWの被メッキ面を接触させる際、メッ
キ液の液面とウエハWの被メッキ面との間に空気が入り
込み、空気の泡がウエハWの被メッキ面に付着して均一
な金属層が形成できないという問題がある。また、メッ
キ液槽201内にある電極203とウエハWとの間に電
界を形成してウエハWの被メッキ面に金属層を形成する
電解メッキ工程においては、メッキ液が化学反応を起こ
すことによりウエハWの被メッキ面に金属層が形成され
るとともに例えば水素や酸素の泡が発生して、その泡が
ウエハWの被メッキ面に付着して均一な金属層が形成で
きないという問題がある。この問題を解決するため、メ
ッキ液の液面に接触させたウエハWをメッキ液槽201
の中心と同軸的に回転させることによりウエハWの被メ
ッキ面に付着している泡を泡抜きする装置が提案されて
いる。また、泡抜き終了後、ウエハWをメッキ液槽20
1の中心と同軸的に回転させながらウエハWの被メッキ
面に金属層を形成することによりウエハWの被メッキ面
に付着している電解メッキ工程中に発生した泡を泡抜き
する装置が提案されている。しかし、従来のような装置
ではウエハWをメッキ液槽201の中心と同軸的に回転
させて、泡抜きが行われていたので、ウエハWの回転に
伴うメッキ液の層流の回転によりメッキ液槽201の中
心に渦流が生じてしまい泡がメッキ液槽201の中心に
集まり泡が抜け難いという問題がある。本発明は上記従
来の問題を解決するためになされたものである。即ち、
本発明は被処理基板の被処理面を処理液に接触させる際
に処理液と被処理基板の被処理面との間に形成される泡
を確実に泡抜きすることができるメッキ処理方法、及び
メッキ処理装置を提供することを目的とする。更に、本
発明は被処理基板の被処理面に付着している電界を形成
したときに発生した泡を確実に泡抜きすることができる
メッキ処理方法、及びメッキ処理装置を提供することを
目的とする。
【課題を解決しようとする手段】請求項1のメッキ処理
方法は、被処理基板に対して所定の電解メッキ処理を可
能に、かつ、メッキ処理液を貯留可能に構成された処理
槽と、前記被処理基板に対して接触するように構成され
たカソード電極と、前記処理槽内に配置されたアノード
電極と、を備えたメッキ処理装置を用いてメッキ処理を
施すメッキ処理方法であって、前記処理槽内に収容され
た処理液の液面に、被処理基板の被処理面を接触させた
状態で、かつ、前記被処理基板を前記処理槽の中心軸か
ら偏心した位置で、被処理基板を第1の回転速度で回転
させる工程と、前記被処理基板の被処理面にメッキ処理
を施す工程と、を具備することを特徴とする。請求項1
のメッキ処理方法では、被処理基板の被処理面を処理液
に接触させる際に処理液と被処理基板の被処理面との間
に形成される泡を処理液槽の中心から偏心した位置で泡
抜きするので、確実に泡抜きすることができる。請求項
2のメッキ処理方法は、被処理基板に対して所定の電解
メッキ処理を可能に、かつ、メッキ処理液を貯留可能に
構成された処理槽と、前記被処理基板に対して接触する
ように構成されたカソード電極と、前記処理槽内に配置
されたアノード電極と、を備えたメッキ処理装置を用い
てメッキ処理を施すメッキ処理方法であって、前記処理
槽内に収容された処理液の液面に、被処理基板の被処理
面を接触させた状態で、かつ、前記被処理基板を前記処
理槽の中心軸から偏心した位置で、被処理基板を第1の
回転速度で回転させる工程と、前記被処理基板を、前記
アノード電極の中心軸と略同軸とした位置で前記被処理
基板の被処理面にメッキ処理を施す工程と、を具備する
ことを特徴とする。請求項2のメッキ処理方法では、前
記処理槽の中心軸から偏心した位置で被処理基板を処理
液の液面に接触させて第1の回転速度で回転させた後、
前記被処理基板を前記アノード電極の中心軸と略同軸の
位置に戻してメッキ処理を行なうので、被処理基板の下
面側に均一な電界が形成され、均一なメッキ層を形成す
ることが出来る。請求項3のメッキ処理方法は、上記請
求項1又は2に記載のメッキ処理方法であって、前記メ
ッキ処理を施す工程が、前記被処理基板を第2の回転速
度で回転させる工程であることを特徴とする。請求項3
のメッキ処理方法では、上記請求項1又は2のメッキ処
理方法において、前記メッキ処理を行なう際に、前記被
処理基板を第2の回転速度で回転させながら行なうの
で、メッキ処理時に発生する泡をも効果的に泡抜きする
ことができると共に均一な電界の形成により均一なメッ
キ層を得ることができる。請求項4のメッキ処理方法
は、上記請求項3に記載のメッキ処理方法であって、前
記第2の回転速度が、前記第1の回転速度と等しい、又
は小さい回転速度であることを特徴とする。請求項4の
メッキ処理方法では、上記請求項3に記載のメッキ処理
方法において、前記第2の回転速度として、前記第1の
回転速度と等しいか、又は小さい回転速度を採用したの
で、メッキ処理時に発生する泡をも効果的に泡抜きする
ことができると共に均一な電界の形成により均一なメッ
キ層を得ることができる。請求項5のメッキ処理方法
は、上記請求項1〜4に記載のメッキ処理方法であっ
て、前記メッキ処理方法が、1枚の被処理基板に対して
行なわれる方法であることを特徴とする。請求項5のメ
ッキ処理方法では、上記請求項1〜4に記載のメッキ処
理方法において、前記メッキ処理方法を1枚の被処理基
板に対して行なうので、被処理基板をメッキ液に接触さ
せる際には処理槽から偏心した位置で接触させ、メッキ
処理時には処理槽と略同軸上の位置に戻してメッキ処理
を行なうことができ、メッキ液接触時の泡抜きと、メッ
キ処理時の均一な電界による均一なメッキ層の形成とを
両立することが出来る。請求項6のメッキ処理方法は、
上記請求項1〜4に記載のメッキ処理方法であって、前
記メッキ処理方法が、複数枚の被処理基板に対して同時
に行なわれる方法であることを特徴とする。請求項6の
メッキ処理方法では、上記請求項1〜4に記載のメッキ
処理方法において、前記メッキ処理方法を複数枚の被処
理基板に対して同時に行なうので、処理速度を向上させ
ることか出来る。請求項7のメッキ処理装置は、処理基
板に対して所定の電解メッキ処理を可能に、かつ、メッ
キ処理液を貯留可能に構成された処理槽と、前記被処理
基板に対して接触するように構成されたカソード電極
と、前記処理槽内に配置されたアノード電極と、前記被
処理基板を、少なくとも前記処理槽の中心軸上位置、及
び前記中心軸上から偏心した位置とに移動可能に、かつ
夫々の位置において前記被処理基板を回転可能に構成さ
れた基板保持手段と、を具備することを特徴とする。請
求項7のメッキ処理装置は、被処理基板を、少なくとも
前記処理槽の中心軸上位置、及び前記中心軸上から偏心
した位置とに移動可能に保持し、かつ夫々の位置におい
て前記被処理基板を回転可能に保持する基板保持手段を
具備しているので、処理槽の中心軸から偏心した位置で
被処理基板を回転させながら処理液に接触させ、しかる
後に前記中心軸上の位置に戻してメッキ処理を施すこと
が出来る。その結果、泡抜きと均一なメッキ層の形成と
を行なうことが出来る。請求項8のメッキ処理装置は、
被処理基板に対して所定の電解メッキ処理を可能に、か
つ、メッキ処理液を貯留可能に構成された処理槽と、前
記夫々の被処理基板に対して接触するように構成された
カソード電極と、前記処理槽内に配置されたアノード電
極と、前記複数枚の被処理基板を、前記処理槽の中心軸
から偏心した位置において回転可能に構成された基板保
持手段と、を具備することを特徴とする。請求項8のメ
ッキ処理装置では、複数枚の被処理基板を、前記処理槽
の中心軸から偏心した位置において回転可能に保持する
基板保持手段を備えているので複数枚の被処理基板を一
度に処理することができ、処理速度を向上することが出
来る。請求項9のメッキ処理装置は、請求項8に記載の
メッキ処理装置であって、前記アノード電極が、前記複
数枚の被処理基板と同数配設され、かつ前記処理槽の中
心軸から偏心した位置と略同軸上に配設されていること
を特徴とする。請求項9のメッキ処理装置では、請求項
8に記載のメッキ処理装置において、前記アノード電極
が、前記複数枚の被処理基板と同数配設され、かつ前記
処理槽の中心軸から偏心した位置と略同軸上に配設され
ているので、偏心した位置で着水することにより泡抜き
を効率的に行なえる。更に、被処理基板と同軸上にアノ
ード電極が配設されているので、被処理基板とアノード
電極との間に均一な電界が形成され、均一なメッキ層を
得ることが出来る。
方法は、被処理基板に対して所定の電解メッキ処理を可
能に、かつ、メッキ処理液を貯留可能に構成された処理
槽と、前記被処理基板に対して接触するように構成され
たカソード電極と、前記処理槽内に配置されたアノード
電極と、を備えたメッキ処理装置を用いてメッキ処理を
施すメッキ処理方法であって、前記処理槽内に収容され
た処理液の液面に、被処理基板の被処理面を接触させた
状態で、かつ、前記被処理基板を前記処理槽の中心軸か
ら偏心した位置で、被処理基板を第1の回転速度で回転
させる工程と、前記被処理基板の被処理面にメッキ処理
を施す工程と、を具備することを特徴とする。請求項1
のメッキ処理方法では、被処理基板の被処理面を処理液
に接触させる際に処理液と被処理基板の被処理面との間
に形成される泡を処理液槽の中心から偏心した位置で泡
抜きするので、確実に泡抜きすることができる。請求項
2のメッキ処理方法は、被処理基板に対して所定の電解
メッキ処理を可能に、かつ、メッキ処理液を貯留可能に
構成された処理槽と、前記被処理基板に対して接触する
ように構成されたカソード電極と、前記処理槽内に配置
されたアノード電極と、を備えたメッキ処理装置を用い
てメッキ処理を施すメッキ処理方法であって、前記処理
槽内に収容された処理液の液面に、被処理基板の被処理
面を接触させた状態で、かつ、前記被処理基板を前記処
理槽の中心軸から偏心した位置で、被処理基板を第1の
回転速度で回転させる工程と、前記被処理基板を、前記
アノード電極の中心軸と略同軸とした位置で前記被処理
基板の被処理面にメッキ処理を施す工程と、を具備する
ことを特徴とする。請求項2のメッキ処理方法では、前
記処理槽の中心軸から偏心した位置で被処理基板を処理
液の液面に接触させて第1の回転速度で回転させた後、
前記被処理基板を前記アノード電極の中心軸と略同軸の
位置に戻してメッキ処理を行なうので、被処理基板の下
面側に均一な電界が形成され、均一なメッキ層を形成す
ることが出来る。請求項3のメッキ処理方法は、上記請
求項1又は2に記載のメッキ処理方法であって、前記メ
ッキ処理を施す工程が、前記被処理基板を第2の回転速
度で回転させる工程であることを特徴とする。請求項3
のメッキ処理方法では、上記請求項1又は2のメッキ処
理方法において、前記メッキ処理を行なう際に、前記被
処理基板を第2の回転速度で回転させながら行なうの
で、メッキ処理時に発生する泡をも効果的に泡抜きする
ことができると共に均一な電界の形成により均一なメッ
キ層を得ることができる。請求項4のメッキ処理方法
は、上記請求項3に記載のメッキ処理方法であって、前
記第2の回転速度が、前記第1の回転速度と等しい、又
は小さい回転速度であることを特徴とする。請求項4の
メッキ処理方法では、上記請求項3に記載のメッキ処理
方法において、前記第2の回転速度として、前記第1の
回転速度と等しいか、又は小さい回転速度を採用したの
で、メッキ処理時に発生する泡をも効果的に泡抜きする
ことができると共に均一な電界の形成により均一なメッ
キ層を得ることができる。請求項5のメッキ処理方法
は、上記請求項1〜4に記載のメッキ処理方法であっ
て、前記メッキ処理方法が、1枚の被処理基板に対して
行なわれる方法であることを特徴とする。請求項5のメ
ッキ処理方法では、上記請求項1〜4に記載のメッキ処
理方法において、前記メッキ処理方法を1枚の被処理基
板に対して行なうので、被処理基板をメッキ液に接触さ
せる際には処理槽から偏心した位置で接触させ、メッキ
処理時には処理槽と略同軸上の位置に戻してメッキ処理
を行なうことができ、メッキ液接触時の泡抜きと、メッ
キ処理時の均一な電界による均一なメッキ層の形成とを
両立することが出来る。請求項6のメッキ処理方法は、
上記請求項1〜4に記載のメッキ処理方法であって、前
記メッキ処理方法が、複数枚の被処理基板に対して同時
に行なわれる方法であることを特徴とする。請求項6の
メッキ処理方法では、上記請求項1〜4に記載のメッキ
処理方法において、前記メッキ処理方法を複数枚の被処
理基板に対して同時に行なうので、処理速度を向上させ
ることか出来る。請求項7のメッキ処理装置は、処理基
板に対して所定の電解メッキ処理を可能に、かつ、メッ
キ処理液を貯留可能に構成された処理槽と、前記被処理
基板に対して接触するように構成されたカソード電極
と、前記処理槽内に配置されたアノード電極と、前記被
処理基板を、少なくとも前記処理槽の中心軸上位置、及
び前記中心軸上から偏心した位置とに移動可能に、かつ
夫々の位置において前記被処理基板を回転可能に構成さ
れた基板保持手段と、を具備することを特徴とする。請
求項7のメッキ処理装置は、被処理基板を、少なくとも
前記処理槽の中心軸上位置、及び前記中心軸上から偏心
した位置とに移動可能に保持し、かつ夫々の位置におい
て前記被処理基板を回転可能に保持する基板保持手段を
具備しているので、処理槽の中心軸から偏心した位置で
被処理基板を回転させながら処理液に接触させ、しかる
後に前記中心軸上の位置に戻してメッキ処理を施すこと
が出来る。その結果、泡抜きと均一なメッキ層の形成と
を行なうことが出来る。請求項8のメッキ処理装置は、
被処理基板に対して所定の電解メッキ処理を可能に、か
つ、メッキ処理液を貯留可能に構成された処理槽と、前
記夫々の被処理基板に対して接触するように構成された
カソード電極と、前記処理槽内に配置されたアノード電
極と、前記複数枚の被処理基板を、前記処理槽の中心軸
から偏心した位置において回転可能に構成された基板保
持手段と、を具備することを特徴とする。請求項8のメ
ッキ処理装置では、複数枚の被処理基板を、前記処理槽
の中心軸から偏心した位置において回転可能に保持する
基板保持手段を備えているので複数枚の被処理基板を一
度に処理することができ、処理速度を向上することが出
来る。請求項9のメッキ処理装置は、請求項8に記載の
メッキ処理装置であって、前記アノード電極が、前記複
数枚の被処理基板と同数配設され、かつ前記処理槽の中
心軸から偏心した位置と略同軸上に配設されていること
を特徴とする。請求項9のメッキ処理装置では、請求項
8に記載のメッキ処理装置において、前記アノード電極
が、前記複数枚の被処理基板と同数配設され、かつ前記
処理槽の中心軸から偏心した位置と略同軸上に配設され
ているので、偏心した位置で着水することにより泡抜き
を効率的に行なえる。更に、被処理基板と同軸上にアノ
ード電極が配設されているので、被処理基板とアノード
電極との間に均一な電界が形成され、均一なメッキ層を
得ることが出来る。
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、本発
明の第一の実施の形態に係るメッキ処理システムについ
て説明する。図1は本実施の形態に係るメッキ処理シス
テムの斜視図であり、図2は同メッキ処理システムの平
面図であり、図3は同メッキ処理システムの正面図であ
り、図4は同メッキ処理システムの側面図である。図1
〜図4に示すように、このメッキ処理システム1はウエ
ハWを出し入れしたり運搬するキャリアステーション2
とウエハWに実際に処理を施すプロセスステーション3
とから構成されている。キャリアステーション2はウエ
ハWを収容する載置台21と載置台21上に載置された
キャリアカセットCにアクセスしてその中に収容された
ウエハWを取り出したり、処理が完了したウエハWを収
容したりするサブアーム22とから構成されている。キ
ャリアカセットC内には複数枚、例えば25枚のウエハ
Wを等間隔毎に水平に保った状態で垂直方向に収容され
るようになっている。載置台21上には図中X方向に例
えば4個のキャリアカセットCが配設されるようになっ
ている。サブアーム22は図2中X方向に配設されたレ
ール上を移動するとともに鉛直方向(Z方向)即ち図2
中紙面に垂直な方向に昇降可能かつ水平面内で回転可能
な構造を備えている。このサブアーム22は略水平面内
で伸縮可能なウエハ保持部材23を備えており、これら
のウエハ保持部材23を伸縮させることにより載置台2
1上に載置されたキャリアカセットCの未処理のウエハ
WをキャリアカセットCから取り出したり、処理が完了
したウエハWをキャリアカセットC内に収納するように
なっている。またこのサブアーム22は後述するプロセ
スステーション3との間でも、処理前後のウエハWを受
け渡しするようになっている。プロセスステーション3
は図1〜図4に示すように直方体又は立方体の箱型の外
観を備えており、その周囲全体は耐食性の材料、例えば
樹脂や表面を樹脂でコーティングした金属板などででき
たハウジング31で覆われている。プロセスステーショ
ン3の内部は図1〜図4に示すように略立方形或いは直
方形の箱型の構成となっており、内部には処理空間Sが
形成されている。処理空間Sは図1及び図4に示すよう
に直方体型の処理室であり、処理空間Sの底部には底板
33が取り付けられている。処理空間Sには、複数の処
理ユニット、例えば4基のメッキ処理ユニットM1〜M
4が例えば処理空間S内の、以下に説明するメインアー
ム35の周囲にそれぞれ配設されている。図1及び図2
に示すように底板33のほぼ中央にはウエハWを搬送す
るためのメインアーム35が配設されている。このメイ
ンアーム35は昇降可能かつ略水平面内で回転可能にな
っており、更に略水平面内で伸縮可能な上下二本のウエ
ハ保持部材36を備えており、これらのウエハ保持部材
36を伸縮させることによりメインアーム35の周囲に
配設された処理ユニットに対して処理前後のウエハWを
出し入れできるようになっている。またメインアーム3
5は垂直方向に移動して上段側の処理ユニットへもアク
セス可能に構成されており、下段側の処理ユニットから
上段側の処理ユニットへウエハWを搬送したり、その逆
に上段側の処理ユニットから下段側の処理ユニットへウ
エハWを搬送するようになっている。更にこのメインア
ーム35は保持したウエハWを上下反転させる機構を備
えており、一の処理ユニットから他の処理ユニットへウ
エハWを搬送する間にウエハWを上下反転できる構造を
備えている。なお、このウエハWを反転する機能はメイ
ンアーム35に必須の機能ではない。上段側には他の処
理ユニット、例えば洗浄処理ユニット100が例えば2
基キャリアステーションに近い側、即ち前記メッキ処理
ユニットM1、M2の上側にそれぞれ配設されている。
また、アニーリング処理ユニットが例えば2基キャリア
ステーションに遠い側、即ち前記メッキ処理メッキユニ
ットM3〜M4の上側にぞれぞれ配設されることも可能
である。プロセスステーション3のハウジング31のう
ち、キャリアステーション2に対面する位置に配設され
たハウジング31aには、図3に示すように3つの開閉
可能な開口部G1〜G3が配設されている。これらのう
ちG1は下段側に配設されたメッキ処理ユニットM1と
M2との間に配設された中継載置台37の位置に対応す
る開口部であり、キャリアカセットCからサブアーム2
2が取り出した未処理のウエハWをプロセスステーショ
ン3内に搬入する際に用いられる。搬入の際には開口部
G1が開かれ、未処理ウエハWを保持したサブアーム2
2が処理空間S内にウエハ保持部材23を伸長させて中
継載置台37上にウエハWを置く。この中継載置台37
にメインアーム35がウエハ保持部材36を伸長させて
中継載置台37上に載置されたウエハWを保持してメッ
キ処理ユニットM1〜M4などの処理ユニット内まで運
ぶ。残りの開口部G2及びG3は処理空間Sのキャリア
ステーション2に近い側に配設された洗浄処理ユニット
100に対応する位置に配設されており、これらの開口
部G2、G3を介してサブアーム22が処理空間S内の
上段側に配設された洗浄処理ユニット100に直接ウエ
ハ保持部材23を伸長させて処理が完了したウエハWを
受け取ることができるようになっている。また、処理空
間S内には図4中上から下向きのエアフローが形成され
ており、システム外から供給された清浄なエアが処理空
間Sの上部から供給され、洗浄処理ユニット100、メ
ッキ処理ユニットM1〜M4に向けて流下し、処理空間
Sの底部から排気されてシステム外に排出されるように
なっている。このように処理空間S内を上から下に清浄
な空気を流すことにより、下段側のメッキ処理ユニット
M1〜M4から上段側の洗浄ユニット100の方には空
気が流れないようになっている。そのため、常に洗浄処
理ユニット側は洗浄な雰囲気に保たれている。更に、メ
ッキ処理ユニットM1〜M4や洗浄処理ユニット100
等の各処理ユニット内はシステムの処理空間Sよりも陰
圧に維持されており、空気の流れは処理空間S側から各
処理ユニット内に向って流れ、各処理ユニットからシス
テム外に排気される。そのため、処理ユニット側から処
理空間S側に汚れが拡散するのが防止される。次に、本
実施の形態に係るメッキ処理ユニットM1について説明
する。図5は本実施の形態に係るメッキ処理ユニットM
1の概略斜視図であり、図6は同メッキ処理ユニットの
一部拡大図を含んだ模式的な垂直断面図であり、図7は
同メッキ処理ユニットの概略平面図である。図5及び図
6に示すように、このメッキ処理ユニットM1では、ユ
ニット全体が密閉構造のハウジング41で覆われてい
る。このハウジング41も樹脂等の耐食性の材料で構成
されている。ハウジング41の内部は上下2段、即ち下
段に位置する第1の処理部Aと上段に位置する第2の処
理部Bとに分かれた構造になっている。第1の処理部A
の内部にはメッキ液槽42が配設されている。このメッ
キ液槽42は内槽42aと内槽42aの外側に内槽42
aと同心的に配設された外槽42bの2重槽から構成さ
れており、メッキ液で内槽42aを満たしたときにメッ
キ液の液面が後述するメッキ位置(IV)で停止させた
ドライバ61に保持されたウエハWの被メッキ面より高
い位置にくるように内槽42aが固定されている。内槽
42aは有底の略円筒形に形成されており、内槽42a
の開口面は略水平に維持されている。内槽42aの内部
には内槽42aの底面側から上面に向けてメッキ液を噴
出させる噴出管43が内槽42aの底面の略中心から内
槽42aの深さ方向略中間付近まで突出している。噴出
管43の周囲には例えば複数の銅球を集めて形成された
略円盤状のアノード電極としての電極44が内槽42a
と同心的に配設されており、電極44として機能する銅
球を例えば硫酸銅を含んだメッキ液中に溶解させること
によりメッキ液中の銅イオンの減少を防止している。ま
た、この電極44には導線が外槽42bの外部にある図
示しない電源まで延設されており、この電源を投入する
ことにより電極44とウエハWを保持する後述するドラ
イバ61に設けられた凸形コンタクト64との間に電界
を形成するようになっている。噴出管43の端部外周と
内槽42aとの間には内槽42aを上下に仕切り分ける
隔膜45が電極44の上方に設けられており、隔膜45
で仕切られた内槽42aの上側(以下「内槽の上側」と
いう。)には噴出管43からメッキ液が供給され、隔膜
45で仕切られた内槽42aの下側(以下「内槽の下
側」という。)には後述する循環配管46からメッキ液
が供給されるようになっている。また、この隔膜45は
イオンを透過するが、電極44としての銅球を溶解させ
たときに生じる不純物及びウエハWの被メッキ面にメッ
キ層を形成する工程中に発生する例えば酸素及び水素の
ような泡を透過させないように構成されている。また、
内槽42aの底面の中心から偏心した位置には循環配管
46,47が設けられており、この循環配管46,47
の間には図示しないポンプが配設されている。このポン
プを作動させて内槽42aの下側にメッキ液を循環させ
るようになっている。外槽42bは、内槽42aと同様
に有底の略円筒形に形成されており、外槽42bの開口
面は略水平に維持されている。外槽42bの底部には排
出口が2箇所設けられており、この排出口には配管48
が接続されている。この配管48と噴出管43との間に
はポンプ49が配設されており、このポンプ49を作動
させて内槽42aからオーバーフローして外槽42bに
溜められたメッキ液を再び内槽42aの上側に供給する
ようになっている。また、配管48にはメッキ液を収容
したタンク50がポンプ51とバルブ52を介して接続
されており、ポンプ51を作動させるとともにバルブ5
2を開くことによりタンク50内のメッキ液を内42a
槽に供給するようになっている。第2の処理部Bにはウ
エハWを保持する保持機構としてのドライバ61がメッ
キ液槽42の中心の真上に配設されている。またドライ
バ61はウエハWを保持する保持部62と、この保持部
62ごとウエハWを略水平面内で回転させるモータ63
とから構成されている。保持部62は1枚のウエハWを
略水平に収容可能な有底の略円筒形に形成されている。
図6中の一部拡大図に示すように保持部62底面の側上
には例えば128等分された位置にウエハWに電圧を印
加するための凸形コンタクト64が配設されている。こ
の凸形コンタクト64は図示しない電源と導線を介し電
気的に接触している。凸形コンタクト64上にはウエハ
Wの被メッキ面に例えばスパッタリングにより予め銅の
薄膜を形成したウエハWを載置するので、凸形コンタク
ト64に印加された電圧がウエハWの被メッキ面にも印
加される。さらに、保持部62の底面内側にはシール部
材65が同心的に設けられており、ウエハWの被メッキ
面をメッキ液に接触させた際にメッキ液が保持部62内
に浸入するのを防止している。モータ63の外側容器に
はドライバ61を支持する支持梁66が取り付けられて
いる。支持梁66には水平方向に伸縮自在なシリンダ6
7が内蔵されており、このシリンダ67を駆動させるこ
とにより支持梁66に支持されたドライバ61を略水平
に移動させるようになっている。支持梁66の端はハウ
ジング41の内壁に対してガイドレール68を介して昇
降可能に取り付けられている。支持梁66は更に上下方
向に伸縮自在なシリンダ69を介してハウジング41に
取り付けられており、このシリンダ69を駆動させるこ
とにより支持梁66に支持されたドライバ61をガイド
レール68に沿って昇降させるようになっている。具体
的には図6に示すように、ドライバ61はウエハWを搬
送するための搬送位置(I)と、ウエハWのメッキ形成
面を洗浄処理する洗浄位置(II)と、ウエハWの被メ
ッキ面の水切り(液切り)を行なうためのスピンドライ
位置(III)と、メッキ液中に浸漬させた状態で電圧
を印加してメッキ層を形成するメッキ位置(IV)の、
メッキ液槽42の中心軸上にある主に4つの異なる高さ
の位置との間で昇降する。また、ドライバ61はメッキ
液槽42の中心と、メッキ位置(IV)と同一の高さに
あり後述する泡抜きをするメッキ液槽42の中心から偏
心した位置(V)との主に2つの異なる位置との間で略
水平に移動する。このメッキ位置(IV)と偏心した位
置(V)との距離は、メッキ液中に浸漬したウエハWを
回転させたときにメッキ液槽42の中心を軸とする渦流
が発生せずに、乱流が生じるような距離であり、具体的
には例えばウエハWの直径の1/2〜1/4の範囲が好
ましい。ここで、メッキ位置(IV)と偏心した位置
(V)との距離の好ましい範囲を上記範囲としたのは、
上記範囲以上或いは以下であると十分に泡抜きすること
ができないという弊害が生じるからである。第1の処理
部Aと第2の処理部Bとの間には洗浄ノズル70及びそ
の下側に配設された排気口71を内蔵したセパレータ7
2が配設されている。このセパレータ72の中央には、
ドライバ61に保持されたウエハWが第1の処理部Aと
第2の処理部Bとの間を行き来できるように貫通孔が設
けられている。また、第1の処理部Aと第2の処理部B
との境界にあたる部分のハウジングにはウエハWをメッ
キ処理ユニットM1内に搬出入するゲートバルブ73が
設けられている。このゲートバルブ73を閉じるとメッ
キ処理ユニットM1内はその外側の処理空間Sとは隔絶
された空間となるので、メッキ処理ユニットM1から外
側の処理空間S内への汚れの拡散が防止される。また、
メッキ処理ユニットM1〜M2はそれぞれ別個独立に運
転することができ、処理システムに対してそれぞれが着
脱可能に構成されている。そのため、一つのメッキ処理
ユニットを代替使用することができ、保守管理が容易に
行える。次にウエハWの被メッキ面にメッキを施すメッ
キ処理システムについて説明する。図8は本実施の形態
に係るメッキ処理システム全体のフローを示すフローチ
ャートである。図8に示すように、電源を投入してこの
メッキ処理システムを立ち上げ、ウエハWを1ロット、
例えば25枚収容したキャリアカセットCを図示しない
搬送ロボットにより載置台21に載置する。キャリアカ
セットCが載置されると、サブアーム22がキャリアカ
セットCの前まで移動し、載置台21上に載置されたキ
ャリアカセットC内にウエハ保持部材23を差し込ませ
キャリアカセットCから未処理のウエハWを取り出す。
さらにサブアーム22が回転するとともにウエハWを保
持したウエハ保持部材23が伸長して、開口部G1を介
し第1の処理室内にある中継載置台37上にウエハWを
一旦載置する。中継載置台37上にウエハWが載置され
ると、メインアーム35のウエハ保持部材36が伸長し
て中継載置台37の未処理のウエハWを受け取る。未処
理のウエハWを受け取った後メインアーム35がウエハ
Wの上下を反転させるとともに回転して、ウエハ保持部
材36が伸長して例えばメッキ処理ユニットM1内にウ
エハWを搬入する(ステップ1)。以下、メッキ処理ユ
ニットM1のメッキ処理(ステップ2)のフローについ
て図9及び図10〜図13に沿って説明する。図9は本
実施の形態に係るメッキ処理ユニットで行われるメッキ
処理のフローを示したフローチャートであり、図10〜
図13は本実施の形態に係るメッキ処理の各工程を模式
的に示した垂直断面図である。中継載置台37からウエ
ハWを受け取ったメインアーム35がウエハWの上下を
反転させてメッキ処理ユニットM1にアクセスする。即
ちメッキ処理ユニットM1の側壁に設けられたゲートバ
ルブ73が開かれて、未処理のウエハWを保持したまま
ウエハ保持部材36が伸長して図10(a)に示すよう
にウエハ保持部36から前記搬送位置(I)に待機して
いるドライバ61の保持部62にウエハWの被メッキ面
をメッキ液の液面に向けて略水平に載置するようにウエ
ハWを引き渡す(ステップ2(1a))。ウエハ保持部
材36がドライバ61の保持部62にウエハWを引き渡
した後、ウエハ保持部材36が縮退してゲートバルブ7
3を閉じる。なお、このときメッキ液槽42の内槽42
a内にはメッキ液を一杯にさせておく。ゲートバルブ7
3を閉じた後、ドライバ61がシリンダ69の駆動で図
10(b)に示すようにメッキ位置(IV)まで下降し
てウエハWの被メッキ面をメッキ液中に浸漬する(ステ
ップ2(2a))。ここで、ウエハWの被メッキ面がメ
ッキ液液面に接触する際にウエハWの被メッキ面とメッ
キ液の液面との間には空気が入り込んでしまうので被メ
ッキ面に均一なメッキ層を形成するには被メッキ面に付
着した空気の泡を泡抜きする必要がある。そこで、ウエ
ハWの被メッキ面がメッキ液の液面に接触している状態
でドライバ61がシリンダ67の駆動で図10(c)に
示すようにメッキ液槽42の中心から偏心した位置
(V)に略水平に移動する(ステップ2(3a))。こ
の状態でウエハWを保持した保持部62がドライバ61
のモータ63の駆動で図10(d)に示すように略水平
面内で回転してウエハWの被メッキ面に付着している空
気の泡を被メッキ面から泡抜きする(ステップ2(4
a))。ここでウエハWを回転するときの回転速度、即
ち第1の回転速度R1はウエハW下面側に付着した泡を
除去しやすい回転速度であり、メッキ液槽42中のメッ
キ液上部に、処理液槽42の中心に略固定された回転軸
の回りにメッキ液が回転してできる渦流ではなく、回転
軸が固定されない乱流が生じるような回転速度である。
具体的な数値はいわゆる設計事項であり、一義的に特定
することはできないが、第1の回転速度R1は、例え
ば、100〜300r.p.mが好ましい範囲として挙
げられる。ここで、第1の回転速度R1の好ましい範囲
を上記範囲としたのは、上記範囲を下回ると、泡が十分
に抜けないという弊害が生じるからであり、反対に、上
記範囲を上回るとメッキ液を攪拌しすぎて渦流が生じて
しまいメッキ液に流れる電流の値である電流濃度が不均
一なるという弊害及びハウジング41にメッキ液が飛散
するという弊害が生じるからである。十分に泡抜きが行
われた後、ウエハWの被メッキ面がメッキ液の液面に接
触した状態でドライバ61がシリンダ67の駆動で図1
1(a)に示すように再びメッキ液槽42の中心にある
メッキ位置(IV)に移動する(ステップ2(5
a))。ドライバ61がメッキ位置(IV)に移動した
後、保持部62がモータ63の駆動で図11(b)に示
すように略水平面内で回転するとともに電極44と凸形
コンタクト64に接触しているウエハWとの間に電圧が
印加されてウエハWの被メッキ面にメッキ層の形成を開
始する(ステップ2(6a))。ここで、メッキ時にウ
エハWを回転するときの回転速度、即ち第2の回転速度
R2はメッキ時にウエハW下面側に発生した泡を除去し
やすい回転速度であり、しかも、メッキ液を循環させて
ウエハW下面側に均一なメッキ層を形成させるような回
転速度である。具体的な数値はいわゆる設計事項であ
り、一義的に特定することはできないが、第2の回転速
度R2は、例えば、10〜200r.p.mが好ましい
範囲として挙げられる。ここで、第2の回転速度R2の
好ましい範囲を上記範囲としたのは、上記範囲を下回る
と、面内均一性が低下するという弊害が生じるからであ
り、反対に、上記範囲を上回るとメッキ液を攪拌しすぎ
て渦流が生じてしまいメッキ液の電流濃度が不均一なる
という弊害が生じるからである。ウエハWの被メッキ面
に十分な厚さのメッキ層を形成した後、図11(c)に
示すように電圧の印加を停止してメッキ層の形成を終了
する(ステップ2(7a))。続いて所定量のメッキ液
がポンプ51の作動及びバルブ52の開放でメッキ液槽
42からタンク50に戻され、図11(d)に示すよう
にメッキ液槽42のメッキ液の液面が低下する(ステッ
プ2(8a))。それと同時にドライバ61を上昇させ
てスピンドライ位置(III)に移動させ、この高さで
保持部62がモータ63の駆動で図12(a)に示すよ
うに略水平面内で回転してスピンドライを行いウエハW
のメッキ形成面に付着している余分なメッキ液を取り除
く(ステップ2(9a))。十分にスピンドライを行っ
た後、ドライバ61がシリンダ69の駆動で図12
(b)に示すように洗浄位置(II)に上昇する(ステ
ップ2(10a))。洗浄位置(II)で保持部62が
モータ63の駆動で図12(c)に示すように回転する
とともにセパレータ72に内蔵されている洗浄ノズル7
0から純水がウエハWのメッキ層形成面に向けて噴射さ
れて、ウエハWのメッキ層形成面が洗浄される(ステッ
プ2(11a))。ウエハWのメッキ層形成面の洗浄が
終了した後、ドライバ61を洗浄位置(II)に維持し
たまま例えばウエハWを昇降させる図示しないリフタに
よりウエハWを少し上昇させる。この状態で保持部62
がモータ63の駆動で図12(d)に示すように回転す
るとともにセパレータ73に内蔵された洗浄ノズル70
から純水が保持部61の凸形コンタクト64に向けて噴
射されて凸形コンタクト64を洗浄する(ステップ2
(12a))。凸形コンタクト64の洗浄が終了した
後、図示しないリフタによりウエハWを下降させて保持
部62に載置させる。この状態でドライバ61がシリン
ダ69の駆動で図13(a)に示すようにスピンドライ
位置(III)まで下降する(ステップ2(13
a))。更に保持部62がモータ63の駆動で図13
(b)に示すように回転してスピンドライを行い、洗浄
された凸形コンタクト64に付着されている水分を取り
除く(ステップ2(14a))。その後、ドライバ61
がシリンダ69の駆動で図13(c)に示すように搬送
位置(I)まで上昇する(ステップ2(15a))。こ
の状態でゲートバルブ73を開きメインアーム35のウ
エハ保持部材36が伸長して保持部62に保持されたウ
エハWを受け取り、図13(d)に示すようにメッキ処
理ユニットM1での処理が完了したウエハWが搬出され
る(ステップ2(16a))。メッキ処理ユニットM1
での処理が完了した後、ウエハ保持部材36に保持され
たウエハWは必要に応じて組成の異なるメッキ液が収容
された他のメッキ処理ユニットM2〜M4に搬送され
て、他のメッキ処理が行われる。同様にして次々に組成
の異なるメッキ液が収容されたメッキ処理ユニットM2
〜M4にウエハWが搬送されて、メッキ処理が行われ
る。一連のメッキ処理が終了した後、メインアーム35
のウエハWを保持したウエハ保持部材36を上昇させて
洗浄処理ユニット100内にウエハWを搬送し、洗浄処
理を行う(ステップ3)。洗浄処理ユニット100によ
る洗浄処理が完了したら、後続の処理、例えば、アニー
リング処理を行なう。このアニーリング処理はいわゆる
熱盤上にウエハWを所定時間載置して行う(ステップ
4)。アニーリングが完了すると、再びメインアーム3
5が処理後のウエハWを受け取り、サブアーム22にウ
エハWを引き渡す(ステップ5)。その後、サブアーム
22がウエハ保持部材23を伸長させて処理済のウエハ
WをキャリアカセットC内に戻す。このように、本実施
の形態のメッキ処理ユニットM1では、メッキ液槽42
の中心から偏心した位置(V)でウエハWを回転させる
のでウエハWの被メッキ面とメッキ液の液面との間に生
ずる空気の泡を確実に泡抜きすることができる。即ち、
メッキ液槽42の中心で保持部62を回転させた場合と
同様に保持部62の回転に伴いこの回転に引きずられて
メッキ液の回転も起こるが、メッキ液槽42の中心から
偏心した位置(V)で保持部62を回転させた場合に
は、メッキ液の回転が起きてもメッキ液の回転が層流に
はならず、保持部62の回転の中心に渦流が生じなくな
る。その結果、ウエハWの被メッキ面の中心に泡が集ま
ることがなく、ウエハWの回転によりウエハWの外側方
向に泡が移動して泡をウエハWの被メッキ面から確実に
取り除くことができる。また、ウエハWと電極44との
間に電圧を印加してメッキ層を形成するので電圧を印加
しない泡抜きする工程ではウエハWの被メッキ面にメッ
キ層が形成されることがない。即ち、泡がウエハWの被
メッキ面に付着したままウエハWの被メッキ面にメッキ
層を形成しないので、より均一にメッキ層を形成するこ
とができる。更に、メッキ処理ユニットM1〜M4と洗
浄処理ユニット100を多段に配設するのでメッキ処理
システムにおけるフットプリントを小さく抑えることが
できる。 (第2の実施の形態)以下、本発明の第2の実施の形態
について説明する。なお、以下本実施の形態以降の実施
の形態のうち先行する実施の形態と重複する内容につい
ては説明を省略する。本実施の形態ではメッキ層を形成
するメッキ工程よりも大きい流量のメッキ液を供給しな
がら泡抜きする泡抜き工程を行う構成とした。噴出管4
3にメッキ液を供給するポンプ49には図示しない制御
装置が接続されている。この制御装置にはポンプ49の
作動を制御するプログラムが入力されており、ポンプ4
9の作動を制御することにより噴出管43から噴出され
るメッキ液の流量を調節するようになっている。ここ
で、メッキ工程でのメッキ液の流量は予め実験等で把握
したメッキ層を形成するのに適した流量に設定され、泡
抜き工程でのメッキ液の流量はメッキ液の噴出によりウ
エハWの被メッキ面とメッキ液の液面との間に形成され
た泡をウエハWの外周縁方向に追い出すためにメッキ工
程での流量よりも大きい流量に設定されている。以下、
メッキ処理ユニット内でのメッキ処理のフローについて
図14〜図17に沿って説明する。図14は本実施の形
態に係るメッキ処理ユニットM1で行われるメッキ処理
のフローを示したフローチャートであり、図15は本実
施の形態に係る泡抜き工程の状態を模式的に示した垂直
断面図であり、図16は本実施の形態に係るメッキ工程
の状態を模式的に示した垂直断面図であり、図17は本
実施の形態に係るメッキ処理工程のタイミングチャート
である。第1の実施の形態と同様にメッキ処理ユニット
M1内に未処理のウエハWが搬入され、ウエハWを保持
したドライバ61がメッキ液槽42の中心から偏心した
位置(IV)に移動する(ステップ2(1b)〜ステッ
プ2(3b))。その後、ドライバ61の保持部62が
回転するとともに制御装置がポンプ49の作動を制御し
図15に示すように流量Q1のメッキ液がメッキ液槽4
2に供給され泡抜きが行われる。即ち、図17に示すよ
うに流量Q1のメッキ液が泡抜き開始時期t0から泡抜
き終了時期t1までの間メッキ液槽42に供給される
(ステップ2(4b))。ここで流量Q1の値は、ウエ
ハW着水時にウエハW下面側に付着した泡を効果的に除
去できる流量である。Q1の具体的な数値はいわゆる設
計事項であり、一義的に特定することはできないが、流
量Q1の値は、例えば、5.0〜30 l/minが好
ましい範囲として挙げられる。ここで、Q1の好ましい
範囲を上記範囲としたのは、上記範囲を下回ると、十分
に泡を除去できないという弊害が生じるからであり、反
対に、上記範囲を上回ると電流濃度が低下するという弊
害が生じるからである。泡抜き終了後、ドライバ61が
メッキ液槽42の中心と同軸上にあるメッキ位置(I
V)に移動(ステップ2(5b))する。その後、保持
部62が回転し電圧が印加されるとともに制御装置がポ
ンプ49の作動を制御し図16に示すように流量Q1よ
りも小さい流量Q2のメッキ液がメッキ液槽42に供給
されてメッキ層の形成が開始される(ステップ2(6
b))。ここで流量Q2の値は、メッキ時にウエハW下
面側に発生した泡を効果的に除去できる流量であり、か
つ、メッキ液を循環させてウエハW下面側に均一なメッ
キ層を形成させるような流量である。具体的な数値はい
わゆる設計事項であり、一義的に特定することはできな
いが、流量Q2は、例えば、1.0〜10 l/min
が好ましい範囲として挙げられる。ここで、流量Q2の
好ましい範囲を上記範囲としたのは、上記範囲を下回る
と、面内均一性が低下するという弊害が生じるからであ
り、反対に、上記範囲を上回ると再現性及び安定性が低
下するという弊害が生じるからである。図17に示すよ
うに流量Q2のメッキ液がメッキ層の形成開始時期t2
からメッキ層の形成終了時期t3までの間メッキ液槽4
2に供給されウエハWの被メッキ面にメッキ層が形成さ
れる。十分にウエハWの被メッキ面にメッキ層が形成さ
れた後、電圧の印加を停止してメッキ層の形成を終了す
る(ステップ2(7b))。その後、第1の実施の形態
と同様に所定の処理が行われ、処理済みのウエハがメッ
キ処理ユニットM1から搬出される(ステップ2(8
b)〜ステップ2(16b))。このように、本実施の
形態に係るメッキ処理ユニットM1では、制御装置がポ
ンプ49の作動を制御しメッキ工程より大きい流量でメ
ッキ液を供給しながら泡抜き工程を行うので泡がメッキ
液の噴出でウエハWの外周縁方向に移動し易くなり、よ
り効率的に泡抜きできる。 (第3の実施の形態)以下、本発明の第3の実施の形態
について説明する。本実施の形態ではメッキ工程よりも
ウエハWの回転速度を上げて泡抜き工程を行う構成とし
た。ドライバ61のモータ63には図示しない制御装置
が接続されている。この制御装置にはモータ63の駆動
を制御するプログラムが入力されており、モータ63の
駆動を制御することによりウエハWの回転速度を調節す
るようになっている。ここで、メッキ工程でのウエハW
の回転速度は予め実験等で把握したメッキ層を形成する
のに適した回転速度に設定され、泡抜き工程でのウエハ
Wの回転速度はウエハWの回転によりウエハWの被メッ
キ面とメッキ液の液面との間に形成された泡をウエハW
の外周縁方向に追い出すためにメッキ工程での回転速度
よりも高く設定されている。以下、メッキ処理ユニット
M1内でのメッキ処理のフローについて図18〜図21
に沿って説明する。図18は本実施の形態に係るメッキ
処理ユニットM1で行われるメッキ処理のフローを示し
たフローチャートであり、図19は本実施の形態に係る
泡抜き工程の状態を模式的に示した垂直断面図であり、
図20は本実施の形態に係るメッキ工程の状態を模式的
に示した垂直断面図であり、図21は本実施の形態に係
るメッキ処理工程のタイミングチャートである。第1の
実施の形態と同様にメッキ処理ユニットM1内に未処理
のウエハWが搬入され、ウエハWを保持したドライバ6
1がメッキ液槽42の中心から偏心した位置(V)に移
動する(ステップ2(1c)〜ステップ2(3c))。
その後、制御装置がドライバ61のモータ63の駆動を
制御して図19に示すようにドライバ61の保持部62
を回転速度v1で回転させて泡抜きが行われる。即ち、
図21に示すように保持部63に保持されたウエハWは
泡抜き開始時期t0から泡抜き終了時期t1までの間回
転速度v1で回転する(ステップ2(4c))。泡抜き
終了後、ドライバ61がメッキ液槽42の中心と同軸上
にあるメッキ位置(IV)に移動(ステップ2(5
c))する。その後、制御装置がモータ63の作動を制
御して図20に示すように保持部62を回転速度v1よ
りも低い回転速度v2で回転させ電圧を印加してメッキ
層の形成が開始される(ステップ2(6c))。図21
に示すように保持部62に保持されたウエハWがメッキ
層の形成開始時期t2からメッキ層の形成終了時期t3
までの間回転速度v2で回転してウエハWの被メッキ面
にメッキ層が形成される。十分にウエハWの被メッキ面
にメッキ層が形成された後、電圧の印加を停止してメッ
キ層の形成を終了する(ステップ2(7c))。その
後、第1の実施の形態と同様に所定の処理が行われ、処
理済みのウエハWがメッキ処理ユニットM1から搬出さ
れる(ステップ2(8c)〜ステップ2(16c))。
このように、本実施の形態に係るメッキ処理ユニットM
1では、制御装置がモータ63の駆動を制御しメッキ工
程よりウエハWの回転速度を上げて泡抜き工程を行うの
で泡がウエハWの回転でウエハWの外周縁方向に移動し
易くなり、より効率的に泡抜きできる。 (第4の実施の形態)以下、本発明の第4の実施の形態
について説明する。本実施の形態では泡抜き工程又はメ
ッキ工程を2回以上行う構成とした。即ち、本実施の形
態のメッキ処理ユニットM1はメッキ工程中にウエハW
の被メッキ面とメッキ液の液面との間に形成される例え
ばメッキ液の電気分解で発生する水素や酸素のような泡
がウエハWの被メッキ面に付着するとメッキ工程を中断
してドライバ61をメッキ液槽42の中心軸上にあるメ
ッキ位置(IV)からメッキ液槽42の中心から偏心し
た位置(V)に移動させて泡抜きを行い、泡抜き終了後
にドライバ61をメッキ位置(IV)に移動させて再び
メッキ工程を開始するように構成されている。以下、メ
ッキ処理ユニットM1内でのメッキ処理のフローについ
て図27〜図24に沿って説明する。図27は本実施の
形態に係るメッキ処理ユニットM1で行われるメッキ処
理のフローを示したフローチャートであり、図23
(a)〜(c)は本実施の形態に係るメッキ処理工程の
模式的に示した垂直断面図であり、図24は本実施の形
態に係るメッキ処理工程のタイミングチャートである。
第1の実施の形態と同様にメッキ処理ユニットM1内に
未処理のウエハWが搬入され、ウエハWを保持したドラ
イバ61がメッキ液槽42の中心から偏心した位置
(V)に移動するとともにウエハWが回転し泡抜きが行
われる(ステップ2(1d)〜ステップ2(4d))。
泡抜き終了後、ドライバ61がメッキ液槽42の中心と
同軸上にあるメッキ位置(IV)に移動するとともにウ
エハWが回転し、電圧を印加してウエハWの被メッキ面
にメッキ層の形成が開始される(ステップ2(5d)〜
ステップ2(6d))。メッキ工程ではメッキ工程で発
生した泡がウエハWの被メッキ面に付着する場合があ
る。そのため、この泡が図23(a)に示すようにウエ
ハWの被メッキ面に付着する(ステップ2(7d))と
電圧の印加を停止してメッキ層の形成を中断させる(ス
テップ2(8d))。その後、シリンダ67の駆動で図
23(b)に示すようにドライバ61が再びメッキ液槽
42の中心からメッキ液槽42の中心から偏心した位置
(V)に移動するとともに回転し、再び泡抜きする(ス
テップ2(9d))。泡抜き終了後、シリンダ67の駆
動で図23(c)に示すようにドライバ61が再びメッ
キ液槽42の中心軸上にあるメッキ位置(IV)に移動
するとともに回転し、電圧が印加され再びウエハWの被
メッキ面にメッキ層の形成が開始される(ステップ2
(10d))。即ち、図24に示すようにウエハWは、
メッキ層形成開始時期t0からウエハWの被メッキ面に
泡が付着してメッキ層の形成を中断するメッキ層形成中
断時期t1まではメッキ位置(IV)にあり、ウエハW
の被メッキ面の泡を泡抜きする泡抜き開始時期t2から
泡抜き終了時期t3まではメッキ液槽42の中心から偏
心した位置(V)にあり、再びウエハWの被メッキ面に
メッキ層の形成を開始するメッキ層形成開始時期t4で
はメッキ位置(IV)にある。十分にウエハWの被メッ
キ面にメッキ層が形成された後、電圧の印加を停止して
メッキ層の形成を終了する(ステップ2(11d))。
その後、第1の実施の形態と同様に所定の処理が行わ
れ、処理済みのウエハWがメッキ処理ユニットM1から
搬出される(ステップ2(12d)〜ステップ2(20
d))。このように、本実施の形態に係るメッキ処理ユ
ニットM1では、メッキ工程中に発生する泡がウエハW
の被メッキ面に付着しても再びメッキ液槽42の中心か
ら偏心した位置(V)で泡抜きするのでより均一にウエ
ハWの被メッキ面にメッキ層を形成することができる。 (第5の実施の形態)以下、本発明の第5の実施の形態
について説明する。本実施の形態では、メッキ液槽42
の中心から偏心した位置(V)に保持機構としてのドラ
イバ61を複数基配設する構成とした。図25は本実施
の形態に係るメッキ処理ユニットM1の概略斜視図であ
り、図26は同メッキ処理ユニットM1の概略平面図で
ある。図25および図26に示すように、メッキ液槽4
2の真上にはメッキ液槽42の中心から偏心した位置
(V)にドライバ61が複数基、例えば4基配設されて
いる。各ドライバ61はウエハWを保持する保持部62
と保持部62ごと回転させるモータ63から構成されて
いる。また、各ドライバ61には図示しないシリンダが
取りつけられており、各ドライバ61を図示しないガイ
ドレールに沿わせて昇降させるようになっている。ここ
で、本実施の形態では各ドライバ61が昇降する際の停
止位置である搬送位置(VI)、洗浄位置(VII)お
よびメッキ位置(VIII)はメッキ槽42の中心から
偏心した位置(IV)の軸上にあるものとする。メッキ
液槽42の内槽42a内には各ドライバ61と対向する
位置にアノードとしての電極44がそれぞれ配設されて
いる。また内槽42aの中心にはメッキ液を噴出させる
噴出管43が貫通しており、その周囲を電極44が取り
囲んでいる。以下、メッキ処理ユニットM1内での処理
のフローについて図27および図28(a)〜(d)に
沿って説明する。図27は本実施の形態に係るメッキ処
理ユニットM1で行われるメッキ処理のフローを示した
フローチャートであり、図28(a)〜(d)は本実施
の形態に係るメッキ処理工程を模式的に示した垂直断面
図である。ウエハWを保持したメインアーム35がウエ
ハ保持部材36を伸長させて図28(a)に示すように
搬送位置(VI)にある4基の各ドライバ61の保持部
にウエハWを一枚ずつ載置する(ステップ2(1
e))。その後、各保持部61がモータ63の駆動で図
28(b)に示すようにメッキ液槽42の中心から偏心
した位置(IV)にあるメッキ位置(VIII)まで下
降して各ウエハWの被メッキ面をメッキ液の液面に接触
させる(ステップ2(2e))。各ドライバ61がメッ
キ位置(VIII)に停止している状態で各保持部62
がモータ63の駆動で図28(c)に示すように回転し
てウエハWの被メッキ面に付着している空気の泡を泡抜
きする(ステップ2(3e))。十分に泡抜きが行われ
た後、各ドライバ61がメッキ位置(VIII)に停止
している状態で各保持部62がモータ63の駆動で図2
8(d)に示すように回転するとともに電圧が印加され
てウエハWの被メッキ面にメッキ層の形成を開始する
(ステップ2(4e))。各ウエハWの被メッキ面に十
分な厚さのメッキ層を形成した後、電圧の印加を停止し
てメッキ層の形成を終了する(ステップ2(5e))。
その後、第1の実施の形態と同様に各ウエハWに対し所
定の処理が行われ、処理済みの各ウエハWがメッキ処理
ユニットM1から搬出される。(ステップ2(6e)〜
ステップ2(14e))。このように、本実施の形態に
係るメッキ処理ユニットM1では、ドライバ61をメッ
キ液槽42の中心から偏心した位置(V)に予め配設す
るのでより効率的に泡抜きできるのに加え、ドライバ6
1を複数基配設し一度に複数枚のウエハWを処理するの
で処理速度が向上するという特有の効果が得られる。 (第6の実施の形態)以下、本発明の第6の実施の形態
について説明する。本実施の形態では、泡抜き工程中に
ウエハWを自転させるとともにメッキ液槽42の中心を
軸に公転させる構成とした。図29は本実施の形態に係
るメッキ処理ユニットM1の概略斜視図である。図29
に示すようにドライバ61のモータ63の外側容器には
L字状の支持部材81が取り付けられている。この支持
部材81は伸縮自在なアーム82と軸支部83とから構
成されていており、このアーム82の伸縮によりメッキ
液槽42の中心とメッキ液槽42の中心から偏心した位
置(V)との間でドライバ61が略水平に移動するよう
になっている。また、軸支部83の上端にはメッキ液槽
42の中心軸上に配設された図示しないモータが取り付
けられている。このモータを駆動することによりメッキ
液槽42の中心を軸にドライバ61が略水平面内で回転
するようになっている。以下、メッキ処理ユニットM1
内でのメッキ処理のフローについて図30および図31
に沿って説明する。図30は本実施の形態に係るメッキ
処理ユニットM1で行われるメッキ処理のフローを示し
たフローチャートであり、図31は本実施の形態に係る
泡抜き工程を模式的に示した平面図である。第1の実施
の形態と同様にメッキ処理ユニットM1内に未処理のウ
エハWが搬入され、ウエハWを保持したドライバ61が
メッキ液槽42の中心から偏心した位置(V)に移動す
る(ステップ2(1f)〜ステップ2(3f))。その
後、図31に示すようにドライバ61のモータ63の駆
動でウエハWが自転するとともに図示しないモータ63
の駆動でウエハWが公転して泡抜きが行われる(ステッ
プ2(4f))。泡抜き終了後、ドライバ61がメッキ
液槽42の中心と同軸上にあるメッキ位置(IV)に移
動しウエハWを回転させてウエハWの被メッキ面にメッ
キ層が形成される(ステップ2(5f)〜ステップ2
(7f))。その後、第1の実施の形態と同様に所定の
処理が行われ、処理済みのウエハWがメッキ処理ユニッ
トM1から搬出される(ステップ2(8f)〜ステップ
2(16f))。このように、本実施の形態に係るメッ
キ処理ユニットM1では、ウエハWを自転させるととも
に公転させて泡抜きしているので泡がウエハWの外周縁
方向に移動し易くなり、より効率的に泡抜きできるとい
う特有の効果が得られる。なお、本発明は上記第1〜第
6の実施の形態の記載内容に限定されるものではなく、
構造や材質、各部材の配置等は、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲で適宜変更可能である。例えば、上記第1〜第
6の実施の形態では、ウエハWと内槽42aの内部にあ
る電極44との間に電圧を印加してウエハWの被メッキ
面にメッキ層を形成しているが、電極44を設けない
で、つまり電圧を印加しないで例えば硫酸銅を溶解した
強塩基性の還元作用を有するメッキ液の液面にウエハW
の被メッキ面を接触させて還元析出反応によりウエハW
の被メッキ面にメッキ層を形成することも可能である。
また、上記第1〜第6の実施の形態ではウエハWの一面
にのみメッキ処理を施す構成としたが、複数の異なる液
処理槽を配設しておき、反転させながら処理し、ウエハ
Wの表面と裏面とで異なる処理を施すようにすることも
できる。また、上記第1〜第6の実施の形態ではメッキ
処理ユニットを下段側に配設した構造としたが、液相で
の処理を施す処理ユニットであれば、メッキ処理ユニッ
ト以外の処理ユニットも使用できることはいうまでもな
い。また、上記第1〜第6の実施の形態では、被処理基
板としてウエハWを使用しているが液晶用のLCDガラ
ス基板を使用することも可能である。また、上記第2〜
第4或いは第6の実施の形態では、メッキ処理ユニット
M1内にドライバ61が1基配設されているが、第5の
実施の形態のようにメッキ処理ユニットM1内にドライ
バ61を複数基配設することも可能である。
明の第一の実施の形態に係るメッキ処理システムについ
て説明する。図1は本実施の形態に係るメッキ処理シス
テムの斜視図であり、図2は同メッキ処理システムの平
面図であり、図3は同メッキ処理システムの正面図であ
り、図4は同メッキ処理システムの側面図である。図1
〜図4に示すように、このメッキ処理システム1はウエ
ハWを出し入れしたり運搬するキャリアステーション2
とウエハWに実際に処理を施すプロセスステーション3
とから構成されている。キャリアステーション2はウエ
ハWを収容する載置台21と載置台21上に載置された
キャリアカセットCにアクセスしてその中に収容された
ウエハWを取り出したり、処理が完了したウエハWを収
容したりするサブアーム22とから構成されている。キ
ャリアカセットC内には複数枚、例えば25枚のウエハ
Wを等間隔毎に水平に保った状態で垂直方向に収容され
るようになっている。載置台21上には図中X方向に例
えば4個のキャリアカセットCが配設されるようになっ
ている。サブアーム22は図2中X方向に配設されたレ
ール上を移動するとともに鉛直方向(Z方向)即ち図2
中紙面に垂直な方向に昇降可能かつ水平面内で回転可能
な構造を備えている。このサブアーム22は略水平面内
で伸縮可能なウエハ保持部材23を備えており、これら
のウエハ保持部材23を伸縮させることにより載置台2
1上に載置されたキャリアカセットCの未処理のウエハ
WをキャリアカセットCから取り出したり、処理が完了
したウエハWをキャリアカセットC内に収納するように
なっている。またこのサブアーム22は後述するプロセ
スステーション3との間でも、処理前後のウエハWを受
け渡しするようになっている。プロセスステーション3
は図1〜図4に示すように直方体又は立方体の箱型の外
観を備えており、その周囲全体は耐食性の材料、例えば
樹脂や表面を樹脂でコーティングした金属板などででき
たハウジング31で覆われている。プロセスステーショ
ン3の内部は図1〜図4に示すように略立方形或いは直
方形の箱型の構成となっており、内部には処理空間Sが
形成されている。処理空間Sは図1及び図4に示すよう
に直方体型の処理室であり、処理空間Sの底部には底板
33が取り付けられている。処理空間Sには、複数の処
理ユニット、例えば4基のメッキ処理ユニットM1〜M
4が例えば処理空間S内の、以下に説明するメインアー
ム35の周囲にそれぞれ配設されている。図1及び図2
に示すように底板33のほぼ中央にはウエハWを搬送す
るためのメインアーム35が配設されている。このメイ
ンアーム35は昇降可能かつ略水平面内で回転可能にな
っており、更に略水平面内で伸縮可能な上下二本のウエ
ハ保持部材36を備えており、これらのウエハ保持部材
36を伸縮させることによりメインアーム35の周囲に
配設された処理ユニットに対して処理前後のウエハWを
出し入れできるようになっている。またメインアーム3
5は垂直方向に移動して上段側の処理ユニットへもアク
セス可能に構成されており、下段側の処理ユニットから
上段側の処理ユニットへウエハWを搬送したり、その逆
に上段側の処理ユニットから下段側の処理ユニットへウ
エハWを搬送するようになっている。更にこのメインア
ーム35は保持したウエハWを上下反転させる機構を備
えており、一の処理ユニットから他の処理ユニットへウ
エハWを搬送する間にウエハWを上下反転できる構造を
備えている。なお、このウエハWを反転する機能はメイ
ンアーム35に必須の機能ではない。上段側には他の処
理ユニット、例えば洗浄処理ユニット100が例えば2
基キャリアステーションに近い側、即ち前記メッキ処理
ユニットM1、M2の上側にそれぞれ配設されている。
また、アニーリング処理ユニットが例えば2基キャリア
ステーションに遠い側、即ち前記メッキ処理メッキユニ
ットM3〜M4の上側にぞれぞれ配設されることも可能
である。プロセスステーション3のハウジング31のう
ち、キャリアステーション2に対面する位置に配設され
たハウジング31aには、図3に示すように3つの開閉
可能な開口部G1〜G3が配設されている。これらのう
ちG1は下段側に配設されたメッキ処理ユニットM1と
M2との間に配設された中継載置台37の位置に対応す
る開口部であり、キャリアカセットCからサブアーム2
2が取り出した未処理のウエハWをプロセスステーショ
ン3内に搬入する際に用いられる。搬入の際には開口部
G1が開かれ、未処理ウエハWを保持したサブアーム2
2が処理空間S内にウエハ保持部材23を伸長させて中
継載置台37上にウエハWを置く。この中継載置台37
にメインアーム35がウエハ保持部材36を伸長させて
中継載置台37上に載置されたウエハWを保持してメッ
キ処理ユニットM1〜M4などの処理ユニット内まで運
ぶ。残りの開口部G2及びG3は処理空間Sのキャリア
ステーション2に近い側に配設された洗浄処理ユニット
100に対応する位置に配設されており、これらの開口
部G2、G3を介してサブアーム22が処理空間S内の
上段側に配設された洗浄処理ユニット100に直接ウエ
ハ保持部材23を伸長させて処理が完了したウエハWを
受け取ることができるようになっている。また、処理空
間S内には図4中上から下向きのエアフローが形成され
ており、システム外から供給された清浄なエアが処理空
間Sの上部から供給され、洗浄処理ユニット100、メ
ッキ処理ユニットM1〜M4に向けて流下し、処理空間
Sの底部から排気されてシステム外に排出されるように
なっている。このように処理空間S内を上から下に清浄
な空気を流すことにより、下段側のメッキ処理ユニット
M1〜M4から上段側の洗浄ユニット100の方には空
気が流れないようになっている。そのため、常に洗浄処
理ユニット側は洗浄な雰囲気に保たれている。更に、メ
ッキ処理ユニットM1〜M4や洗浄処理ユニット100
等の各処理ユニット内はシステムの処理空間Sよりも陰
圧に維持されており、空気の流れは処理空間S側から各
処理ユニット内に向って流れ、各処理ユニットからシス
テム外に排気される。そのため、処理ユニット側から処
理空間S側に汚れが拡散するのが防止される。次に、本
実施の形態に係るメッキ処理ユニットM1について説明
する。図5は本実施の形態に係るメッキ処理ユニットM
1の概略斜視図であり、図6は同メッキ処理ユニットの
一部拡大図を含んだ模式的な垂直断面図であり、図7は
同メッキ処理ユニットの概略平面図である。図5及び図
6に示すように、このメッキ処理ユニットM1では、ユ
ニット全体が密閉構造のハウジング41で覆われてい
る。このハウジング41も樹脂等の耐食性の材料で構成
されている。ハウジング41の内部は上下2段、即ち下
段に位置する第1の処理部Aと上段に位置する第2の処
理部Bとに分かれた構造になっている。第1の処理部A
の内部にはメッキ液槽42が配設されている。このメッ
キ液槽42は内槽42aと内槽42aの外側に内槽42
aと同心的に配設された外槽42bの2重槽から構成さ
れており、メッキ液で内槽42aを満たしたときにメッ
キ液の液面が後述するメッキ位置(IV)で停止させた
ドライバ61に保持されたウエハWの被メッキ面より高
い位置にくるように内槽42aが固定されている。内槽
42aは有底の略円筒形に形成されており、内槽42a
の開口面は略水平に維持されている。内槽42aの内部
には内槽42aの底面側から上面に向けてメッキ液を噴
出させる噴出管43が内槽42aの底面の略中心から内
槽42aの深さ方向略中間付近まで突出している。噴出
管43の周囲には例えば複数の銅球を集めて形成された
略円盤状のアノード電極としての電極44が内槽42a
と同心的に配設されており、電極44として機能する銅
球を例えば硫酸銅を含んだメッキ液中に溶解させること
によりメッキ液中の銅イオンの減少を防止している。ま
た、この電極44には導線が外槽42bの外部にある図
示しない電源まで延設されており、この電源を投入する
ことにより電極44とウエハWを保持する後述するドラ
イバ61に設けられた凸形コンタクト64との間に電界
を形成するようになっている。噴出管43の端部外周と
内槽42aとの間には内槽42aを上下に仕切り分ける
隔膜45が電極44の上方に設けられており、隔膜45
で仕切られた内槽42aの上側(以下「内槽の上側」と
いう。)には噴出管43からメッキ液が供給され、隔膜
45で仕切られた内槽42aの下側(以下「内槽の下
側」という。)には後述する循環配管46からメッキ液
が供給されるようになっている。また、この隔膜45は
イオンを透過するが、電極44としての銅球を溶解させ
たときに生じる不純物及びウエハWの被メッキ面にメッ
キ層を形成する工程中に発生する例えば酸素及び水素の
ような泡を透過させないように構成されている。また、
内槽42aの底面の中心から偏心した位置には循環配管
46,47が設けられており、この循環配管46,47
の間には図示しないポンプが配設されている。このポン
プを作動させて内槽42aの下側にメッキ液を循環させ
るようになっている。外槽42bは、内槽42aと同様
に有底の略円筒形に形成されており、外槽42bの開口
面は略水平に維持されている。外槽42bの底部には排
出口が2箇所設けられており、この排出口には配管48
が接続されている。この配管48と噴出管43との間に
はポンプ49が配設されており、このポンプ49を作動
させて内槽42aからオーバーフローして外槽42bに
溜められたメッキ液を再び内槽42aの上側に供給する
ようになっている。また、配管48にはメッキ液を収容
したタンク50がポンプ51とバルブ52を介して接続
されており、ポンプ51を作動させるとともにバルブ5
2を開くことによりタンク50内のメッキ液を内42a
槽に供給するようになっている。第2の処理部Bにはウ
エハWを保持する保持機構としてのドライバ61がメッ
キ液槽42の中心の真上に配設されている。またドライ
バ61はウエハWを保持する保持部62と、この保持部
62ごとウエハWを略水平面内で回転させるモータ63
とから構成されている。保持部62は1枚のウエハWを
略水平に収容可能な有底の略円筒形に形成されている。
図6中の一部拡大図に示すように保持部62底面の側上
には例えば128等分された位置にウエハWに電圧を印
加するための凸形コンタクト64が配設されている。こ
の凸形コンタクト64は図示しない電源と導線を介し電
気的に接触している。凸形コンタクト64上にはウエハ
Wの被メッキ面に例えばスパッタリングにより予め銅の
薄膜を形成したウエハWを載置するので、凸形コンタク
ト64に印加された電圧がウエハWの被メッキ面にも印
加される。さらに、保持部62の底面内側にはシール部
材65が同心的に設けられており、ウエハWの被メッキ
面をメッキ液に接触させた際にメッキ液が保持部62内
に浸入するのを防止している。モータ63の外側容器に
はドライバ61を支持する支持梁66が取り付けられて
いる。支持梁66には水平方向に伸縮自在なシリンダ6
7が内蔵されており、このシリンダ67を駆動させるこ
とにより支持梁66に支持されたドライバ61を略水平
に移動させるようになっている。支持梁66の端はハウ
ジング41の内壁に対してガイドレール68を介して昇
降可能に取り付けられている。支持梁66は更に上下方
向に伸縮自在なシリンダ69を介してハウジング41に
取り付けられており、このシリンダ69を駆動させるこ
とにより支持梁66に支持されたドライバ61をガイド
レール68に沿って昇降させるようになっている。具体
的には図6に示すように、ドライバ61はウエハWを搬
送するための搬送位置(I)と、ウエハWのメッキ形成
面を洗浄処理する洗浄位置(II)と、ウエハWの被メ
ッキ面の水切り(液切り)を行なうためのスピンドライ
位置(III)と、メッキ液中に浸漬させた状態で電圧
を印加してメッキ層を形成するメッキ位置(IV)の、
メッキ液槽42の中心軸上にある主に4つの異なる高さ
の位置との間で昇降する。また、ドライバ61はメッキ
液槽42の中心と、メッキ位置(IV)と同一の高さに
あり後述する泡抜きをするメッキ液槽42の中心から偏
心した位置(V)との主に2つの異なる位置との間で略
水平に移動する。このメッキ位置(IV)と偏心した位
置(V)との距離は、メッキ液中に浸漬したウエハWを
回転させたときにメッキ液槽42の中心を軸とする渦流
が発生せずに、乱流が生じるような距離であり、具体的
には例えばウエハWの直径の1/2〜1/4の範囲が好
ましい。ここで、メッキ位置(IV)と偏心した位置
(V)との距離の好ましい範囲を上記範囲としたのは、
上記範囲以上或いは以下であると十分に泡抜きすること
ができないという弊害が生じるからである。第1の処理
部Aと第2の処理部Bとの間には洗浄ノズル70及びそ
の下側に配設された排気口71を内蔵したセパレータ7
2が配設されている。このセパレータ72の中央には、
ドライバ61に保持されたウエハWが第1の処理部Aと
第2の処理部Bとの間を行き来できるように貫通孔が設
けられている。また、第1の処理部Aと第2の処理部B
との境界にあたる部分のハウジングにはウエハWをメッ
キ処理ユニットM1内に搬出入するゲートバルブ73が
設けられている。このゲートバルブ73を閉じるとメッ
キ処理ユニットM1内はその外側の処理空間Sとは隔絶
された空間となるので、メッキ処理ユニットM1から外
側の処理空間S内への汚れの拡散が防止される。また、
メッキ処理ユニットM1〜M2はそれぞれ別個独立に運
転することができ、処理システムに対してそれぞれが着
脱可能に構成されている。そのため、一つのメッキ処理
ユニットを代替使用することができ、保守管理が容易に
行える。次にウエハWの被メッキ面にメッキを施すメッ
キ処理システムについて説明する。図8は本実施の形態
に係るメッキ処理システム全体のフローを示すフローチ
ャートである。図8に示すように、電源を投入してこの
メッキ処理システムを立ち上げ、ウエハWを1ロット、
例えば25枚収容したキャリアカセットCを図示しない
搬送ロボットにより載置台21に載置する。キャリアカ
セットCが載置されると、サブアーム22がキャリアカ
セットCの前まで移動し、載置台21上に載置されたキ
ャリアカセットC内にウエハ保持部材23を差し込ませ
キャリアカセットCから未処理のウエハWを取り出す。
さらにサブアーム22が回転するとともにウエハWを保
持したウエハ保持部材23が伸長して、開口部G1を介
し第1の処理室内にある中継載置台37上にウエハWを
一旦載置する。中継載置台37上にウエハWが載置され
ると、メインアーム35のウエハ保持部材36が伸長し
て中継載置台37の未処理のウエハWを受け取る。未処
理のウエハWを受け取った後メインアーム35がウエハ
Wの上下を反転させるとともに回転して、ウエハ保持部
材36が伸長して例えばメッキ処理ユニットM1内にウ
エハWを搬入する(ステップ1)。以下、メッキ処理ユ
ニットM1のメッキ処理(ステップ2)のフローについ
て図9及び図10〜図13に沿って説明する。図9は本
実施の形態に係るメッキ処理ユニットで行われるメッキ
処理のフローを示したフローチャートであり、図10〜
図13は本実施の形態に係るメッキ処理の各工程を模式
的に示した垂直断面図である。中継載置台37からウエ
ハWを受け取ったメインアーム35がウエハWの上下を
反転させてメッキ処理ユニットM1にアクセスする。即
ちメッキ処理ユニットM1の側壁に設けられたゲートバ
ルブ73が開かれて、未処理のウエハWを保持したまま
ウエハ保持部材36が伸長して図10(a)に示すよう
にウエハ保持部36から前記搬送位置(I)に待機して
いるドライバ61の保持部62にウエハWの被メッキ面
をメッキ液の液面に向けて略水平に載置するようにウエ
ハWを引き渡す(ステップ2(1a))。ウエハ保持部
材36がドライバ61の保持部62にウエハWを引き渡
した後、ウエハ保持部材36が縮退してゲートバルブ7
3を閉じる。なお、このときメッキ液槽42の内槽42
a内にはメッキ液を一杯にさせておく。ゲートバルブ7
3を閉じた後、ドライバ61がシリンダ69の駆動で図
10(b)に示すようにメッキ位置(IV)まで下降し
てウエハWの被メッキ面をメッキ液中に浸漬する(ステ
ップ2(2a))。ここで、ウエハWの被メッキ面がメ
ッキ液液面に接触する際にウエハWの被メッキ面とメッ
キ液の液面との間には空気が入り込んでしまうので被メ
ッキ面に均一なメッキ層を形成するには被メッキ面に付
着した空気の泡を泡抜きする必要がある。そこで、ウエ
ハWの被メッキ面がメッキ液の液面に接触している状態
でドライバ61がシリンダ67の駆動で図10(c)に
示すようにメッキ液槽42の中心から偏心した位置
(V)に略水平に移動する(ステップ2(3a))。こ
の状態でウエハWを保持した保持部62がドライバ61
のモータ63の駆動で図10(d)に示すように略水平
面内で回転してウエハWの被メッキ面に付着している空
気の泡を被メッキ面から泡抜きする(ステップ2(4
a))。ここでウエハWを回転するときの回転速度、即
ち第1の回転速度R1はウエハW下面側に付着した泡を
除去しやすい回転速度であり、メッキ液槽42中のメッ
キ液上部に、処理液槽42の中心に略固定された回転軸
の回りにメッキ液が回転してできる渦流ではなく、回転
軸が固定されない乱流が生じるような回転速度である。
具体的な数値はいわゆる設計事項であり、一義的に特定
することはできないが、第1の回転速度R1は、例え
ば、100〜300r.p.mが好ましい範囲として挙
げられる。ここで、第1の回転速度R1の好ましい範囲
を上記範囲としたのは、上記範囲を下回ると、泡が十分
に抜けないという弊害が生じるからであり、反対に、上
記範囲を上回るとメッキ液を攪拌しすぎて渦流が生じて
しまいメッキ液に流れる電流の値である電流濃度が不均
一なるという弊害及びハウジング41にメッキ液が飛散
するという弊害が生じるからである。十分に泡抜きが行
われた後、ウエハWの被メッキ面がメッキ液の液面に接
触した状態でドライバ61がシリンダ67の駆動で図1
1(a)に示すように再びメッキ液槽42の中心にある
メッキ位置(IV)に移動する(ステップ2(5
a))。ドライバ61がメッキ位置(IV)に移動した
後、保持部62がモータ63の駆動で図11(b)に示
すように略水平面内で回転するとともに電極44と凸形
コンタクト64に接触しているウエハWとの間に電圧が
印加されてウエハWの被メッキ面にメッキ層の形成を開
始する(ステップ2(6a))。ここで、メッキ時にウ
エハWを回転するときの回転速度、即ち第2の回転速度
R2はメッキ時にウエハW下面側に発生した泡を除去し
やすい回転速度であり、しかも、メッキ液を循環させて
ウエハW下面側に均一なメッキ層を形成させるような回
転速度である。具体的な数値はいわゆる設計事項であ
り、一義的に特定することはできないが、第2の回転速
度R2は、例えば、10〜200r.p.mが好ましい
範囲として挙げられる。ここで、第2の回転速度R2の
好ましい範囲を上記範囲としたのは、上記範囲を下回る
と、面内均一性が低下するという弊害が生じるからであ
り、反対に、上記範囲を上回るとメッキ液を攪拌しすぎ
て渦流が生じてしまいメッキ液の電流濃度が不均一なる
という弊害が生じるからである。ウエハWの被メッキ面
に十分な厚さのメッキ層を形成した後、図11(c)に
示すように電圧の印加を停止してメッキ層の形成を終了
する(ステップ2(7a))。続いて所定量のメッキ液
がポンプ51の作動及びバルブ52の開放でメッキ液槽
42からタンク50に戻され、図11(d)に示すよう
にメッキ液槽42のメッキ液の液面が低下する(ステッ
プ2(8a))。それと同時にドライバ61を上昇させ
てスピンドライ位置(III)に移動させ、この高さで
保持部62がモータ63の駆動で図12(a)に示すよ
うに略水平面内で回転してスピンドライを行いウエハW
のメッキ形成面に付着している余分なメッキ液を取り除
く(ステップ2(9a))。十分にスピンドライを行っ
た後、ドライバ61がシリンダ69の駆動で図12
(b)に示すように洗浄位置(II)に上昇する(ステ
ップ2(10a))。洗浄位置(II)で保持部62が
モータ63の駆動で図12(c)に示すように回転する
とともにセパレータ72に内蔵されている洗浄ノズル7
0から純水がウエハWのメッキ層形成面に向けて噴射さ
れて、ウエハWのメッキ層形成面が洗浄される(ステッ
プ2(11a))。ウエハWのメッキ層形成面の洗浄が
終了した後、ドライバ61を洗浄位置(II)に維持し
たまま例えばウエハWを昇降させる図示しないリフタに
よりウエハWを少し上昇させる。この状態で保持部62
がモータ63の駆動で図12(d)に示すように回転す
るとともにセパレータ73に内蔵された洗浄ノズル70
から純水が保持部61の凸形コンタクト64に向けて噴
射されて凸形コンタクト64を洗浄する(ステップ2
(12a))。凸形コンタクト64の洗浄が終了した
後、図示しないリフタによりウエハWを下降させて保持
部62に載置させる。この状態でドライバ61がシリン
ダ69の駆動で図13(a)に示すようにスピンドライ
位置(III)まで下降する(ステップ2(13
a))。更に保持部62がモータ63の駆動で図13
(b)に示すように回転してスピンドライを行い、洗浄
された凸形コンタクト64に付着されている水分を取り
除く(ステップ2(14a))。その後、ドライバ61
がシリンダ69の駆動で図13(c)に示すように搬送
位置(I)まで上昇する(ステップ2(15a))。こ
の状態でゲートバルブ73を開きメインアーム35のウ
エハ保持部材36が伸長して保持部62に保持されたウ
エハWを受け取り、図13(d)に示すようにメッキ処
理ユニットM1での処理が完了したウエハWが搬出され
る(ステップ2(16a))。メッキ処理ユニットM1
での処理が完了した後、ウエハ保持部材36に保持され
たウエハWは必要に応じて組成の異なるメッキ液が収容
された他のメッキ処理ユニットM2〜M4に搬送され
て、他のメッキ処理が行われる。同様にして次々に組成
の異なるメッキ液が収容されたメッキ処理ユニットM2
〜M4にウエハWが搬送されて、メッキ処理が行われ
る。一連のメッキ処理が終了した後、メインアーム35
のウエハWを保持したウエハ保持部材36を上昇させて
洗浄処理ユニット100内にウエハWを搬送し、洗浄処
理を行う(ステップ3)。洗浄処理ユニット100によ
る洗浄処理が完了したら、後続の処理、例えば、アニー
リング処理を行なう。このアニーリング処理はいわゆる
熱盤上にウエハWを所定時間載置して行う(ステップ
4)。アニーリングが完了すると、再びメインアーム3
5が処理後のウエハWを受け取り、サブアーム22にウ
エハWを引き渡す(ステップ5)。その後、サブアーム
22がウエハ保持部材23を伸長させて処理済のウエハ
WをキャリアカセットC内に戻す。このように、本実施
の形態のメッキ処理ユニットM1では、メッキ液槽42
の中心から偏心した位置(V)でウエハWを回転させる
のでウエハWの被メッキ面とメッキ液の液面との間に生
ずる空気の泡を確実に泡抜きすることができる。即ち、
メッキ液槽42の中心で保持部62を回転させた場合と
同様に保持部62の回転に伴いこの回転に引きずられて
メッキ液の回転も起こるが、メッキ液槽42の中心から
偏心した位置(V)で保持部62を回転させた場合に
は、メッキ液の回転が起きてもメッキ液の回転が層流に
はならず、保持部62の回転の中心に渦流が生じなくな
る。その結果、ウエハWの被メッキ面の中心に泡が集ま
ることがなく、ウエハWの回転によりウエハWの外側方
向に泡が移動して泡をウエハWの被メッキ面から確実に
取り除くことができる。また、ウエハWと電極44との
間に電圧を印加してメッキ層を形成するので電圧を印加
しない泡抜きする工程ではウエハWの被メッキ面にメッ
キ層が形成されることがない。即ち、泡がウエハWの被
メッキ面に付着したままウエハWの被メッキ面にメッキ
層を形成しないので、より均一にメッキ層を形成するこ
とができる。更に、メッキ処理ユニットM1〜M4と洗
浄処理ユニット100を多段に配設するのでメッキ処理
システムにおけるフットプリントを小さく抑えることが
できる。 (第2の実施の形態)以下、本発明の第2の実施の形態
について説明する。なお、以下本実施の形態以降の実施
の形態のうち先行する実施の形態と重複する内容につい
ては説明を省略する。本実施の形態ではメッキ層を形成
するメッキ工程よりも大きい流量のメッキ液を供給しな
がら泡抜きする泡抜き工程を行う構成とした。噴出管4
3にメッキ液を供給するポンプ49には図示しない制御
装置が接続されている。この制御装置にはポンプ49の
作動を制御するプログラムが入力されており、ポンプ4
9の作動を制御することにより噴出管43から噴出され
るメッキ液の流量を調節するようになっている。ここ
で、メッキ工程でのメッキ液の流量は予め実験等で把握
したメッキ層を形成するのに適した流量に設定され、泡
抜き工程でのメッキ液の流量はメッキ液の噴出によりウ
エハWの被メッキ面とメッキ液の液面との間に形成され
た泡をウエハWの外周縁方向に追い出すためにメッキ工
程での流量よりも大きい流量に設定されている。以下、
メッキ処理ユニット内でのメッキ処理のフローについて
図14〜図17に沿って説明する。図14は本実施の形
態に係るメッキ処理ユニットM1で行われるメッキ処理
のフローを示したフローチャートであり、図15は本実
施の形態に係る泡抜き工程の状態を模式的に示した垂直
断面図であり、図16は本実施の形態に係るメッキ工程
の状態を模式的に示した垂直断面図であり、図17は本
実施の形態に係るメッキ処理工程のタイミングチャート
である。第1の実施の形態と同様にメッキ処理ユニット
M1内に未処理のウエハWが搬入され、ウエハWを保持
したドライバ61がメッキ液槽42の中心から偏心した
位置(IV)に移動する(ステップ2(1b)〜ステッ
プ2(3b))。その後、ドライバ61の保持部62が
回転するとともに制御装置がポンプ49の作動を制御し
図15に示すように流量Q1のメッキ液がメッキ液槽4
2に供給され泡抜きが行われる。即ち、図17に示すよ
うに流量Q1のメッキ液が泡抜き開始時期t0から泡抜
き終了時期t1までの間メッキ液槽42に供給される
(ステップ2(4b))。ここで流量Q1の値は、ウエ
ハW着水時にウエハW下面側に付着した泡を効果的に除
去できる流量である。Q1の具体的な数値はいわゆる設
計事項であり、一義的に特定することはできないが、流
量Q1の値は、例えば、5.0〜30 l/minが好
ましい範囲として挙げられる。ここで、Q1の好ましい
範囲を上記範囲としたのは、上記範囲を下回ると、十分
に泡を除去できないという弊害が生じるからであり、反
対に、上記範囲を上回ると電流濃度が低下するという弊
害が生じるからである。泡抜き終了後、ドライバ61が
メッキ液槽42の中心と同軸上にあるメッキ位置(I
V)に移動(ステップ2(5b))する。その後、保持
部62が回転し電圧が印加されるとともに制御装置がポ
ンプ49の作動を制御し図16に示すように流量Q1よ
りも小さい流量Q2のメッキ液がメッキ液槽42に供給
されてメッキ層の形成が開始される(ステップ2(6
b))。ここで流量Q2の値は、メッキ時にウエハW下
面側に発生した泡を効果的に除去できる流量であり、か
つ、メッキ液を循環させてウエハW下面側に均一なメッ
キ層を形成させるような流量である。具体的な数値はい
わゆる設計事項であり、一義的に特定することはできな
いが、流量Q2は、例えば、1.0〜10 l/min
が好ましい範囲として挙げられる。ここで、流量Q2の
好ましい範囲を上記範囲としたのは、上記範囲を下回る
と、面内均一性が低下するという弊害が生じるからであ
り、反対に、上記範囲を上回ると再現性及び安定性が低
下するという弊害が生じるからである。図17に示すよ
うに流量Q2のメッキ液がメッキ層の形成開始時期t2
からメッキ層の形成終了時期t3までの間メッキ液槽4
2に供給されウエハWの被メッキ面にメッキ層が形成さ
れる。十分にウエハWの被メッキ面にメッキ層が形成さ
れた後、電圧の印加を停止してメッキ層の形成を終了す
る(ステップ2(7b))。その後、第1の実施の形態
と同様に所定の処理が行われ、処理済みのウエハがメッ
キ処理ユニットM1から搬出される(ステップ2(8
b)〜ステップ2(16b))。このように、本実施の
形態に係るメッキ処理ユニットM1では、制御装置がポ
ンプ49の作動を制御しメッキ工程より大きい流量でメ
ッキ液を供給しながら泡抜き工程を行うので泡がメッキ
液の噴出でウエハWの外周縁方向に移動し易くなり、よ
り効率的に泡抜きできる。 (第3の実施の形態)以下、本発明の第3の実施の形態
について説明する。本実施の形態ではメッキ工程よりも
ウエハWの回転速度を上げて泡抜き工程を行う構成とし
た。ドライバ61のモータ63には図示しない制御装置
が接続されている。この制御装置にはモータ63の駆動
を制御するプログラムが入力されており、モータ63の
駆動を制御することによりウエハWの回転速度を調節す
るようになっている。ここで、メッキ工程でのウエハW
の回転速度は予め実験等で把握したメッキ層を形成する
のに適した回転速度に設定され、泡抜き工程でのウエハ
Wの回転速度はウエハWの回転によりウエハWの被メッ
キ面とメッキ液の液面との間に形成された泡をウエハW
の外周縁方向に追い出すためにメッキ工程での回転速度
よりも高く設定されている。以下、メッキ処理ユニット
M1内でのメッキ処理のフローについて図18〜図21
に沿って説明する。図18は本実施の形態に係るメッキ
処理ユニットM1で行われるメッキ処理のフローを示し
たフローチャートであり、図19は本実施の形態に係る
泡抜き工程の状態を模式的に示した垂直断面図であり、
図20は本実施の形態に係るメッキ工程の状態を模式的
に示した垂直断面図であり、図21は本実施の形態に係
るメッキ処理工程のタイミングチャートである。第1の
実施の形態と同様にメッキ処理ユニットM1内に未処理
のウエハWが搬入され、ウエハWを保持したドライバ6
1がメッキ液槽42の中心から偏心した位置(V)に移
動する(ステップ2(1c)〜ステップ2(3c))。
その後、制御装置がドライバ61のモータ63の駆動を
制御して図19に示すようにドライバ61の保持部62
を回転速度v1で回転させて泡抜きが行われる。即ち、
図21に示すように保持部63に保持されたウエハWは
泡抜き開始時期t0から泡抜き終了時期t1までの間回
転速度v1で回転する(ステップ2(4c))。泡抜き
終了後、ドライバ61がメッキ液槽42の中心と同軸上
にあるメッキ位置(IV)に移動(ステップ2(5
c))する。その後、制御装置がモータ63の作動を制
御して図20に示すように保持部62を回転速度v1よ
りも低い回転速度v2で回転させ電圧を印加してメッキ
層の形成が開始される(ステップ2(6c))。図21
に示すように保持部62に保持されたウエハWがメッキ
層の形成開始時期t2からメッキ層の形成終了時期t3
までの間回転速度v2で回転してウエハWの被メッキ面
にメッキ層が形成される。十分にウエハWの被メッキ面
にメッキ層が形成された後、電圧の印加を停止してメッ
キ層の形成を終了する(ステップ2(7c))。その
後、第1の実施の形態と同様に所定の処理が行われ、処
理済みのウエハWがメッキ処理ユニットM1から搬出さ
れる(ステップ2(8c)〜ステップ2(16c))。
このように、本実施の形態に係るメッキ処理ユニットM
1では、制御装置がモータ63の駆動を制御しメッキ工
程よりウエハWの回転速度を上げて泡抜き工程を行うの
で泡がウエハWの回転でウエハWの外周縁方向に移動し
易くなり、より効率的に泡抜きできる。 (第4の実施の形態)以下、本発明の第4の実施の形態
について説明する。本実施の形態では泡抜き工程又はメ
ッキ工程を2回以上行う構成とした。即ち、本実施の形
態のメッキ処理ユニットM1はメッキ工程中にウエハW
の被メッキ面とメッキ液の液面との間に形成される例え
ばメッキ液の電気分解で発生する水素や酸素のような泡
がウエハWの被メッキ面に付着するとメッキ工程を中断
してドライバ61をメッキ液槽42の中心軸上にあるメ
ッキ位置(IV)からメッキ液槽42の中心から偏心し
た位置(V)に移動させて泡抜きを行い、泡抜き終了後
にドライバ61をメッキ位置(IV)に移動させて再び
メッキ工程を開始するように構成されている。以下、メ
ッキ処理ユニットM1内でのメッキ処理のフローについ
て図27〜図24に沿って説明する。図27は本実施の
形態に係るメッキ処理ユニットM1で行われるメッキ処
理のフローを示したフローチャートであり、図23
(a)〜(c)は本実施の形態に係るメッキ処理工程の
模式的に示した垂直断面図であり、図24は本実施の形
態に係るメッキ処理工程のタイミングチャートである。
第1の実施の形態と同様にメッキ処理ユニットM1内に
未処理のウエハWが搬入され、ウエハWを保持したドラ
イバ61がメッキ液槽42の中心から偏心した位置
(V)に移動するとともにウエハWが回転し泡抜きが行
われる(ステップ2(1d)〜ステップ2(4d))。
泡抜き終了後、ドライバ61がメッキ液槽42の中心と
同軸上にあるメッキ位置(IV)に移動するとともにウ
エハWが回転し、電圧を印加してウエハWの被メッキ面
にメッキ層の形成が開始される(ステップ2(5d)〜
ステップ2(6d))。メッキ工程ではメッキ工程で発
生した泡がウエハWの被メッキ面に付着する場合があ
る。そのため、この泡が図23(a)に示すようにウエ
ハWの被メッキ面に付着する(ステップ2(7d))と
電圧の印加を停止してメッキ層の形成を中断させる(ス
テップ2(8d))。その後、シリンダ67の駆動で図
23(b)に示すようにドライバ61が再びメッキ液槽
42の中心からメッキ液槽42の中心から偏心した位置
(V)に移動するとともに回転し、再び泡抜きする(ス
テップ2(9d))。泡抜き終了後、シリンダ67の駆
動で図23(c)に示すようにドライバ61が再びメッ
キ液槽42の中心軸上にあるメッキ位置(IV)に移動
するとともに回転し、電圧が印加され再びウエハWの被
メッキ面にメッキ層の形成が開始される(ステップ2
(10d))。即ち、図24に示すようにウエハWは、
メッキ層形成開始時期t0からウエハWの被メッキ面に
泡が付着してメッキ層の形成を中断するメッキ層形成中
断時期t1まではメッキ位置(IV)にあり、ウエハW
の被メッキ面の泡を泡抜きする泡抜き開始時期t2から
泡抜き終了時期t3まではメッキ液槽42の中心から偏
心した位置(V)にあり、再びウエハWの被メッキ面に
メッキ層の形成を開始するメッキ層形成開始時期t4で
はメッキ位置(IV)にある。十分にウエハWの被メッ
キ面にメッキ層が形成された後、電圧の印加を停止して
メッキ層の形成を終了する(ステップ2(11d))。
その後、第1の実施の形態と同様に所定の処理が行わ
れ、処理済みのウエハWがメッキ処理ユニットM1から
搬出される(ステップ2(12d)〜ステップ2(20
d))。このように、本実施の形態に係るメッキ処理ユ
ニットM1では、メッキ工程中に発生する泡がウエハW
の被メッキ面に付着しても再びメッキ液槽42の中心か
ら偏心した位置(V)で泡抜きするのでより均一にウエ
ハWの被メッキ面にメッキ層を形成することができる。 (第5の実施の形態)以下、本発明の第5の実施の形態
について説明する。本実施の形態では、メッキ液槽42
の中心から偏心した位置(V)に保持機構としてのドラ
イバ61を複数基配設する構成とした。図25は本実施
の形態に係るメッキ処理ユニットM1の概略斜視図であ
り、図26は同メッキ処理ユニットM1の概略平面図で
ある。図25および図26に示すように、メッキ液槽4
2の真上にはメッキ液槽42の中心から偏心した位置
(V)にドライバ61が複数基、例えば4基配設されて
いる。各ドライバ61はウエハWを保持する保持部62
と保持部62ごと回転させるモータ63から構成されて
いる。また、各ドライバ61には図示しないシリンダが
取りつけられており、各ドライバ61を図示しないガイ
ドレールに沿わせて昇降させるようになっている。ここ
で、本実施の形態では各ドライバ61が昇降する際の停
止位置である搬送位置(VI)、洗浄位置(VII)お
よびメッキ位置(VIII)はメッキ槽42の中心から
偏心した位置(IV)の軸上にあるものとする。メッキ
液槽42の内槽42a内には各ドライバ61と対向する
位置にアノードとしての電極44がそれぞれ配設されて
いる。また内槽42aの中心にはメッキ液を噴出させる
噴出管43が貫通しており、その周囲を電極44が取り
囲んでいる。以下、メッキ処理ユニットM1内での処理
のフローについて図27および図28(a)〜(d)に
沿って説明する。図27は本実施の形態に係るメッキ処
理ユニットM1で行われるメッキ処理のフローを示した
フローチャートであり、図28(a)〜(d)は本実施
の形態に係るメッキ処理工程を模式的に示した垂直断面
図である。ウエハWを保持したメインアーム35がウエ
ハ保持部材36を伸長させて図28(a)に示すように
搬送位置(VI)にある4基の各ドライバ61の保持部
にウエハWを一枚ずつ載置する(ステップ2(1
e))。その後、各保持部61がモータ63の駆動で図
28(b)に示すようにメッキ液槽42の中心から偏心
した位置(IV)にあるメッキ位置(VIII)まで下
降して各ウエハWの被メッキ面をメッキ液の液面に接触
させる(ステップ2(2e))。各ドライバ61がメッ
キ位置(VIII)に停止している状態で各保持部62
がモータ63の駆動で図28(c)に示すように回転し
てウエハWの被メッキ面に付着している空気の泡を泡抜
きする(ステップ2(3e))。十分に泡抜きが行われ
た後、各ドライバ61がメッキ位置(VIII)に停止
している状態で各保持部62がモータ63の駆動で図2
8(d)に示すように回転するとともに電圧が印加され
てウエハWの被メッキ面にメッキ層の形成を開始する
(ステップ2(4e))。各ウエハWの被メッキ面に十
分な厚さのメッキ層を形成した後、電圧の印加を停止し
てメッキ層の形成を終了する(ステップ2(5e))。
その後、第1の実施の形態と同様に各ウエハWに対し所
定の処理が行われ、処理済みの各ウエハWがメッキ処理
ユニットM1から搬出される。(ステップ2(6e)〜
ステップ2(14e))。このように、本実施の形態に
係るメッキ処理ユニットM1では、ドライバ61をメッ
キ液槽42の中心から偏心した位置(V)に予め配設す
るのでより効率的に泡抜きできるのに加え、ドライバ6
1を複数基配設し一度に複数枚のウエハWを処理するの
で処理速度が向上するという特有の効果が得られる。 (第6の実施の形態)以下、本発明の第6の実施の形態
について説明する。本実施の形態では、泡抜き工程中に
ウエハWを自転させるとともにメッキ液槽42の中心を
軸に公転させる構成とした。図29は本実施の形態に係
るメッキ処理ユニットM1の概略斜視図である。図29
に示すようにドライバ61のモータ63の外側容器には
L字状の支持部材81が取り付けられている。この支持
部材81は伸縮自在なアーム82と軸支部83とから構
成されていており、このアーム82の伸縮によりメッキ
液槽42の中心とメッキ液槽42の中心から偏心した位
置(V)との間でドライバ61が略水平に移動するよう
になっている。また、軸支部83の上端にはメッキ液槽
42の中心軸上に配設された図示しないモータが取り付
けられている。このモータを駆動することによりメッキ
液槽42の中心を軸にドライバ61が略水平面内で回転
するようになっている。以下、メッキ処理ユニットM1
内でのメッキ処理のフローについて図30および図31
に沿って説明する。図30は本実施の形態に係るメッキ
処理ユニットM1で行われるメッキ処理のフローを示し
たフローチャートであり、図31は本実施の形態に係る
泡抜き工程を模式的に示した平面図である。第1の実施
の形態と同様にメッキ処理ユニットM1内に未処理のウ
エハWが搬入され、ウエハWを保持したドライバ61が
メッキ液槽42の中心から偏心した位置(V)に移動す
る(ステップ2(1f)〜ステップ2(3f))。その
後、図31に示すようにドライバ61のモータ63の駆
動でウエハWが自転するとともに図示しないモータ63
の駆動でウエハWが公転して泡抜きが行われる(ステッ
プ2(4f))。泡抜き終了後、ドライバ61がメッキ
液槽42の中心と同軸上にあるメッキ位置(IV)に移
動しウエハWを回転させてウエハWの被メッキ面にメッ
キ層が形成される(ステップ2(5f)〜ステップ2
(7f))。その後、第1の実施の形態と同様に所定の
処理が行われ、処理済みのウエハWがメッキ処理ユニッ
トM1から搬出される(ステップ2(8f)〜ステップ
2(16f))。このように、本実施の形態に係るメッ
キ処理ユニットM1では、ウエハWを自転させるととも
に公転させて泡抜きしているので泡がウエハWの外周縁
方向に移動し易くなり、より効率的に泡抜きできるとい
う特有の効果が得られる。なお、本発明は上記第1〜第
6の実施の形態の記載内容に限定されるものではなく、
構造や材質、各部材の配置等は、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲で適宜変更可能である。例えば、上記第1〜第
6の実施の形態では、ウエハWと内槽42aの内部にあ
る電極44との間に電圧を印加してウエハWの被メッキ
面にメッキ層を形成しているが、電極44を設けない
で、つまり電圧を印加しないで例えば硫酸銅を溶解した
強塩基性の還元作用を有するメッキ液の液面にウエハW
の被メッキ面を接触させて還元析出反応によりウエハW
の被メッキ面にメッキ層を形成することも可能である。
また、上記第1〜第6の実施の形態ではウエハWの一面
にのみメッキ処理を施す構成としたが、複数の異なる液
処理槽を配設しておき、反転させながら処理し、ウエハ
Wの表面と裏面とで異なる処理を施すようにすることも
できる。また、上記第1〜第6の実施の形態ではメッキ
処理ユニットを下段側に配設した構造としたが、液相で
の処理を施す処理ユニットであれば、メッキ処理ユニッ
ト以外の処理ユニットも使用できることはいうまでもな
い。また、上記第1〜第6の実施の形態では、被処理基
板としてウエハWを使用しているが液晶用のLCDガラ
ス基板を使用することも可能である。また、上記第2〜
第4或いは第6の実施の形態では、メッキ処理ユニット
M1内にドライバ61が1基配設されているが、第5の
実施の形態のようにメッキ処理ユニットM1内にドライ
バ61を複数基配設することも可能である。
【発明の効果】本発明によれば、被処理基板の被処理面
を処理液に接触させる際に処理液と被処理基板の被処理
面との間に形成される泡を処理液槽の中心から偏心した
位置で泡抜きするので、処理槽の軸部に集中せず、処理
液上部に乱流が形成されて泡が散乱されるので、確実に
泡抜きすることができる。
を処理液に接触させる際に処理液と被処理基板の被処理
面との間に形成される泡を処理液槽の中心から偏心した
位置で泡抜きするので、処理槽の軸部に集中せず、処理
液上部に乱流が形成されて泡が散乱されるので、確実に
泡抜きすることができる。
【図1】第1の実施の形態に係るメッキ処理システムの
斜視図である。
斜視図である。
【図2】第1の実施の形態に係るメッキ処理システムの
平面図である。
平面図である。
【図3】第1の実施の形態に係るメッキ処理システムの
側面図である。
側面図である。
【図4】第1の実施の形態に係るメッキ処理システムの
正面図である。
正面図である。
【図5】第1の実施の形態に係るメッキ処理ユニットの
概略斜視図である。
概略斜視図である。
【図6】第1の実施の形態に係るメッキ処理ユニットの
一部拡大図を含んだ模式的な垂直断面図である。
一部拡大図を含んだ模式的な垂直断面図である。
【図7】第1の実施の形態に係るメッキ処理ユニットの
概略平面図である。
概略平面図である。
【図8】第1の実施の形態に係るメッキ処理システム全
体のフローを示すフローチャートである。
体のフローを示すフローチャートである。
【図9】第1の実施の形態に係るメッキ処理ユニットで
行われるメッキ処理のフローを示したフローチャートで
ある。
行われるメッキ処理のフローを示したフローチャートで
ある。
【図10】第1の実施の形態に係るメッキ処理の各工程
を模式的に示した図である。
を模式的に示した図である。
【図11】第1の実施の形態に係るメッキ処理の各工程
を模式的に示した図である。
を模式的に示した図である。
【図12】第1の実施の形態に係るメッキ処理の各工程
を模式的に示した図である。
を模式的に示した図である。
【図13】第1の実施の形態に係るメッキ処理の各工程
を模式的に示した図である。
を模式的に示した図である。
【図14】第2の実施の形態に係るメッキ処理ユニット
で行われるメッキ処理のフローを示したフローチャート
である。
で行われるメッキ処理のフローを示したフローチャート
である。
【図15】第2の実施の形態に係る泡抜き工程の状態を
模式的に示した垂直断面図である。
模式的に示した垂直断面図である。
【図16】第2の実施の形態に係るメッキ工程の状態を
模式的に示した垂直断面図である。
模式的に示した垂直断面図である。
【図17】第2の実施の形態に係るメッキ処理工程のタ
イミングチャートである。
イミングチャートである。
【図18】第3の実施の形態に係るメッキ処理ユニット
で行われるメッキ処理のフローを示したフローチャート
である。
で行われるメッキ処理のフローを示したフローチャート
である。
【図19】第3の実施の形態に係る泡抜き工程の状態を
模式的に示した垂直断面図である。
模式的に示した垂直断面図である。
【図20】第3の実施の形態に係るメッキ工程の状態を
模式的に示した垂直断面図である。
模式的に示した垂直断面図である。
【図21】第3の実施の形態に係るメッキ処理工程のタ
イミングチャートである。
イミングチャートである。
【図22】第4の実施の形態に係るメッキ処理ユニット
で行われるメッキ処理のフローを示したフローチャート
である。
で行われるメッキ処理のフローを示したフローチャート
である。
【図23】第4の実施の形態に係るメッキ処理工程の模
式的に示した垂直断面図である。
式的に示した垂直断面図である。
【図24】第4の実施の形態に係るメッキ処理工程のタ
イミングチャートである。
イミングチャートである。
【図25】第5の実施の形態に係るメッキ処理ユニット
の概略斜視図である。
の概略斜視図である。
【図26】第5の実施の形態に係るメッキ処理ユニット
の概略平面図である。
の概略平面図である。
【図27】第5の実施の形態に係るメッキ処理ユニット
で行われるメッキ処理のフローを示したフローチャート
である。
で行われるメッキ処理のフローを示したフローチャート
である。
【図28】第5の実施の形態に係るメッキ処理工程を模
式的に示した垂直断面図である。
式的に示した垂直断面図である。
【図29】第6の実施の形態に係るメッキ処理ユニット
の概略斜視図である。
の概略斜視図である。
【図30】第6の実施の形態に係るメッキ処理ユニット
で行われるメッキ処理のフローを示したフローチャート
である
で行われるメッキ処理のフローを示したフローチャート
である
【図31】第6の実施の形態に係る泡抜き工程を模式的
に示した平面図である。
に示した平面図である。
【図32】従来のメッキ処理装置の概略斜視図である。
W…ウエハ(被処理基板) S…処理空間 M1〜M4…メッキ処理ユニット(第1の液処理装置) 35…メインアーム(第1の搬送手段) 42…メッキ液槽 43…噴出管 44…電極 61…ドライバ 62…保持部 63…モータ 64…凸形コンタクト 67、69…シリンダ 100…洗浄処理ユニット(第2の液処理装置)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/288 H01L 21/288 E Fターム(参考) 4K024 AA09 AB01 BA11 BB12 BC06 CA15 CA16 CB13 CB26 DB10 GA16 4M104 DD52 HH20
Claims (9)
- 【請求項1】 被処理基板に対して所定の電解メッキ処
理を可能に、かつ、メッキ処理液を貯留可能に構成され
た処理槽と、 前記被処理基板に対して接触するように構成されたカソ
ード電極と、 前記処理槽内に配置されたアノード電極と、 を備えたメッキ処理装置を用いてメッキ処理を施すメッ
キ処理方法であって、 前記処理槽内に収容された処理液の液面に、被処理基板
の被処理面を接触させた状態で、かつ、前記被処理基板
を前記処理槽の中心軸から偏心した位置で、被処理基板
を第1の回転速度で回転させる工程と、 前記被処理基板の被処理面にメッキ処理を施す工程と、 を具備することを特徴とするメッキ処理方法。 - 【請求項2】 被処理基板に対して所定の電解メッキ処
理を可能に、かつ、メッキ処理液を貯留可能に構成され
た処理槽と、 前記被処理基板に対して接触するように構成されたカソ
ード電極と、 前記処理槽内に配置されたアノード電極と、 を備えたメッキ処理装置を用いてメッキ処理を施すメッ
キ処理方法であって、 前記処理槽内に収容された処理液の液面に、被処理基板
の被処理面を接触させた状態で、かつ、前記被処理基板
を前記処理槽の中心軸から偏心した位置で、被処理基板
を第1の回転速度で回転させる工程と、 前記被処理基板を、前記アノード電極の中心軸と略同軸
とした位置で前記被処理基板の被処理面にメッキ処理を
施す工程と、を具備することを特徴とするメッキ処理方
法。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載のメッキ処理方法
であって、前記メッキ処理を施す工程が、前記被処理基
板を第2の回転速度で回転させる工程であることを特徴
とするメッキ処理方法。 - 【請求項4】 請求項3に記載のメッキ処理方法であっ
て、前記第2の回転速度が、前記第1の回転速度と等し
い、又は小さい回転速度であることを特徴とするメッキ
処理方法。 - 【請求項5】 請求項1〜4の何れか1項に記載のメッ
キ処理方法であって、前記メッキ処理方法が、1枚の被
処理基板に対して行なわれる方法であることを特徴とす
るメッキ処理方法。 - 【請求項6】 請求項1〜4の何れか1項に記載のメッ
キ処理方法であって、前記メッキ処理方法が、複数枚の
被処理基板に対して同時に行なわれる方法であることを
特徴とするメッキ処理方法。 - 【請求項7】 被処理基板に対して所定の電解メッキ処
理を可能に、かつ、メッキ処理液を貯留可能に構成され
た処理槽と、 前記被処理基板に対して接触するように構成されたカソ
ード電極と、 前記処理槽内に配置されたアノード電極と、 前記被処理基板を、少なくとも前記処理槽の中心軸上位
置、及び前記中心軸上から偏心した位置とに移動可能
に、かつ夫々の位置において前記被処理基板を回転可能
に構成された基板保持手段と、を具備することを特徴と
するメッキ処理装置。 - 【請求項8】 被処理基板に対して所定の電解メッキ処
理を可能に、かつ、メッキ処理液を貯留可能に構成され
た処理槽と、 前記夫々の被処理基板に対して接触するように構成され
たカソード電極と、 前記処理槽内に配置されたアノード電極と、 前記複数枚の被処理基板を、前記処理槽の中心軸から偏
心した位置において回転可能に構成された基板保持手段
と、を具備することを特徴とするメッキ処理装置。 - 【請求項9】 請求項8に記載のメッキ処理装置であっ
て、前記アノード電極が、前記複数枚の被処理基板と同
数配設され、かつ前記処理槽の中心軸から偏心した位置
と略同軸上に配設されていることを特徴とするメッキ処
理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000174448A JP2001316890A (ja) | 2000-05-08 | 2000-05-08 | メッキ処理方法及びメッキ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000174448A JP2001316890A (ja) | 2000-05-08 | 2000-05-08 | メッキ処理方法及びメッキ処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001316890A true JP2001316890A (ja) | 2001-11-16 |
Family
ID=18676485
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000174448A Withdrawn JP2001316890A (ja) | 2000-05-08 | 2000-05-08 | メッキ処理方法及びメッキ処理装置 |
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|---|---|
| JP (1) | JP2001316890A (ja) |
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-
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