JP2001313044A - 燃料電池用セパレータの製造方法および燃料電池用セパレータ - Google Patents
燃料電池用セパレータの製造方法および燃料電池用セパレータInfo
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- JP2001313044A JP2001313044A JP2000127868A JP2000127868A JP2001313044A JP 2001313044 A JP2001313044 A JP 2001313044A JP 2000127868 A JP2000127868 A JP 2000127868A JP 2000127868 A JP2000127868 A JP 2000127868A JP 2001313044 A JP2001313044 A JP 2001313044A
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- Y02E60/50—Fuel cells
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
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- Fuel Cell (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Epoxy Resins (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電気伝導性、ガス不透過性、強度に優れた安
価な燃料電池用セパレータの製造方法および燃料電池用
セパレータを提供する。 【解決手段】 ビスフェノール類とエポキシ樹脂を含有
するバインダーとカーボン粉末を含む混合物を所定形状
の金型で加熱プレス成形することを特徴とする燃料電池
用セパレータ1A、1B、1Cの製造方法およびこの燃
料電池用セパレータ1A、1B、1Cの製造方法用いて
製造されることを特徴とする燃料電池用セパレータ1
A、1B、1C。
価な燃料電池用セパレータの製造方法および燃料電池用
セパレータを提供する。 【解決手段】 ビスフェノール類とエポキシ樹脂を含有
するバインダーとカーボン粉末を含む混合物を所定形状
の金型で加熱プレス成形することを特徴とする燃料電池
用セパレータ1A、1B、1Cの製造方法およびこの燃
料電池用セパレータ1A、1B、1Cの製造方法用いて
製造されることを特徴とする燃料電池用セパレータ1
A、1B、1C。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は燃料電池用セパレー
タの製造方法および燃料電池用セパレータに関する。
タの製造方法および燃料電池用セパレータに関する。
【0002】
【従来の技術】大気の汚染をできる限り減らすために自
動車の排ガス対策が重要になっており、その対策の一つ
として電気自動車が使用されているが、充電設備や走行
距離などの問題で普及に至っていない。
動車の排ガス対策が重要になっており、その対策の一つ
として電気自動車が使用されているが、充電設備や走行
距離などの問題で普及に至っていない。
【0003】燃料電池は、水素と酸素を使用して電気分
解の逆反応で発電し、水以外の排出物がなくクリーンな
発電装置として注目されており、燃料電池を使用した自
動車が最も将来性のあるクリーンな自動車であると見ら
れている。燃料電池の中でも固体高分子電解質型燃料電
池が低温で作動するため自動車用として最も有望であ
る。
解の逆反応で発電し、水以外の排出物がなくクリーンな
発電装置として注目されており、燃料電池を使用した自
動車が最も将来性のあるクリーンな自動車であると見ら
れている。燃料電池の中でも固体高分子電解質型燃料電
池が低温で作動するため自動車用として最も有望であ
る。
【0004】固体高分子電解質型燃料電池は、一般的に
多数のセルが積層されており、セルは、二つの電極(燃
料極と酸化剤極)で固体高分子電解質膜を挟んで接合し
た固体高分子電解質膜と電極の接合体を、燃料ガスまた
は酸化剤ガスのガス通路を有するセパレータで挟んだ構
造をしている。
多数のセルが積層されており、セルは、二つの電極(燃
料極と酸化剤極)で固体高分子電解質膜を挟んで接合し
た固体高分子電解質膜と電極の接合体を、燃料ガスまた
は酸化剤ガスのガス通路を有するセパレータで挟んだ構
造をしている。
【0005】燃料電池用セパレータは、表面の一方面は
水素を主成分とする燃料ガス、他方面を空気などの酸化
剤ガスに曝され、互いのガスを遮断する役割を有してい
る。また燃料電池用セパレータの一部は一方面が冷却水
などの冷却媒体に曝される場合もある。形状的には、セ
パレータの表面は、設計者の意図したガスの流れを実現
するため、一般的には、ガスの通路を形成する溝のパタ
ーンが刻まれている。燃料電池用セパレータはセルで発
電した電気を伝達する役割も役割も有している。
水素を主成分とする燃料ガス、他方面を空気などの酸化
剤ガスに曝され、互いのガスを遮断する役割を有してい
る。また燃料電池用セパレータの一部は一方面が冷却水
などの冷却媒体に曝される場合もある。形状的には、セ
パレータの表面は、設計者の意図したガスの流れを実現
するため、一般的には、ガスの通路を形成する溝のパタ
ーンが刻まれている。燃料電池用セパレータはセルで発
電した電気を伝達する役割も役割も有している。
【0006】また自動車などの移動体用には燃費向上な
どのために軽量であることが必要である。
どのために軽量であることが必要である。
【0007】したがって、燃料電池用セパレータに要求
される主たる性能は、燃料ガス、酸化剤ガスを透過しに
くいこと、電気抵抗が低いこと、化学的に安定している
こと、部品として必要な強度を有すること、軽量である
ことなどである。
される主たる性能は、燃料ガス、酸化剤ガスを透過しに
くいこと、電気抵抗が低いこと、化学的に安定している
こと、部品として必要な強度を有すること、軽量である
ことなどである。
【0008】これらの性能を達成させるために、従来技
術1として、特開昭60−246568号公報には、人
造黒鉛粉末、天然黒鉛粉末などのカーボン粉末にフェノ
ール樹脂をバインダーとして加えて混練したものを、樹
脂が黒鉛化しない温度で所定の形状を有する金型で加熱
プレスして燃料電池用セパレータを製造する方法が開示
されている。
術1として、特開昭60−246568号公報には、人
造黒鉛粉末、天然黒鉛粉末などのカーボン粉末にフェノ
ール樹脂をバインダーとして加えて混練したものを、樹
脂が黒鉛化しない温度で所定の形状を有する金型で加熱
プレスして燃料電池用セパレータを製造する方法が開示
されている。
【0009】また従来技術2として、特開平9−227
08号公報には、カーボン粉末に加えるバインダーとし
てフェノール樹脂とエポキシ樹脂を用いて、樹脂が黒鉛
化しない温度で所定の形状を有する金型で加熱プレスし
て燃料電池用セパレータを製造する方法が開示されてい
る。
08号公報には、カーボン粉末に加えるバインダーとし
てフェノール樹脂とエポキシ樹脂を用いて、樹脂が黒鉛
化しない温度で所定の形状を有する金型で加熱プレスし
て燃料電池用セパレータを製造する方法が開示されてい
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術1では加熱プレス工程においてフェノール樹脂が熱硬
化する際に樹脂中の水酸基が反応して水蒸気を発するた
めセパレータ内に気泡が発生してセパレータのガス不透
過性が不十分となってしまう恐れがあると同時に、黒鉛
粉末同士の接触が不十分となり電気比抵抗が高くなる傾
向がある。
術1では加熱プレス工程においてフェノール樹脂が熱硬
化する際に樹脂中の水酸基が反応して水蒸気を発するた
めセパレータ内に気泡が発生してセパレータのガス不透
過性が不十分となってしまう恐れがあると同時に、黒鉛
粉末同士の接触が不十分となり電気比抵抗が高くなる傾
向がある。
【0011】また従来技術2ではバインダーにフェノー
ル樹脂とエポキシ樹脂を用いるため、熱硬化させる際に
バインダーから水蒸気が発生することがなく、加熱プレ
ス成形によって得られるセパレータは十分なガス不透過
性を有しているが、フェノール樹脂、エポキシ樹脂とも
に高分子化されているため、加熱プレス成形時における
樹脂溶融粘度が高いことに起因して黒鉛粉末同士の接触
が不十分となり電気比抵抗が高くなる恐れがある。電気
比抵抗を低くするためにバインダー添加量を下げる方法
と加熱プレス時の面圧を上げる方法が取られるが、前者
では強度の低下を招き、後者では加熱プレス機および金
型の大型化につながりコストアップする問題点がある。
ル樹脂とエポキシ樹脂を用いるため、熱硬化させる際に
バインダーから水蒸気が発生することがなく、加熱プレ
ス成形によって得られるセパレータは十分なガス不透過
性を有しているが、フェノール樹脂、エポキシ樹脂とも
に高分子化されているため、加熱プレス成形時における
樹脂溶融粘度が高いことに起因して黒鉛粉末同士の接触
が不十分となり電気比抵抗が高くなる恐れがある。電気
比抵抗を低くするためにバインダー添加量を下げる方法
と加熱プレス時の面圧を上げる方法が取られるが、前者
では強度の低下を招き、後者では加熱プレス機および金
型の大型化につながりコストアップする問題点がある。
【0012】本発明は上記課題を解決したもので、電気
伝導性、ガス不透過性、強度に優れた安価な燃料電池用
セパレータの製造方法および燃料電池用セパレータを提
供する。
伝導性、ガス不透過性、強度に優れた安価な燃料電池用
セパレータの製造方法および燃料電池用セパレータを提
供する。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために、本発明の請求項1において講じた技術的手段
(以下、第1の技術的手段と称する。)は、ビスフェノ
ール類とエポキシ樹脂を含有するバインダーとカーボン
粉末を含む混合物を所定形状の金型で加熱プレス成形す
ることを特徴とする燃料電池用セパレータの製造方法で
ある。
るために、本発明の請求項1において講じた技術的手段
(以下、第1の技術的手段と称する。)は、ビスフェノ
ール類とエポキシ樹脂を含有するバインダーとカーボン
粉末を含む混合物を所定形状の金型で加熱プレス成形す
ることを特徴とする燃料電池用セパレータの製造方法で
ある。
【0014】上記第1の技術的手段による効果は、以下
のようである。
のようである。
【0015】すなわち、ビスフェノール類の熱溶融時の
粘度が低く、かつビスフェノール類の水酸基とエポキシ
樹脂のエポキシ基が反応し水蒸気の発生を抑えることが
できるので、電気伝導性、ガス不透過性、強度に優れた
燃料電池用セパレータを低い面圧で成形できる。低い面
圧で成形できるため、小型の加熱プレス機と金型を使用
できるので、安価な燃料電池用セパレータを製造でき
る。
粘度が低く、かつビスフェノール類の水酸基とエポキシ
樹脂のエポキシ基が反応し水蒸気の発生を抑えることが
できるので、電気伝導性、ガス不透過性、強度に優れた
燃料電池用セパレータを低い面圧で成形できる。低い面
圧で成形できるため、小型の加熱プレス機と金型を使用
できるので、安価な燃料電池用セパレータを製造でき
る。
【0016】上記技術的課題を解決するために、本発明
の請求項2において講じた技術的手段(以下、第2の技
術的手段と称する。)は、前記バインダーにフェノール
樹脂が含有されていることを特徴とする請求項1記載の
燃料電池用セパレータの製造方法である。
の請求項2において講じた技術的手段(以下、第2の技
術的手段と称する。)は、前記バインダーにフェノール
樹脂が含有されていることを特徴とする請求項1記載の
燃料電池用セパレータの製造方法である。
【0017】上記第2の技術的手段による効果は、以下
のようである。
のようである。
【0018】すなわち、バインダー中にフェノール樹脂
を混合することにより、セパレータの機械的性質(曲げ
強度、曲げ弾性率、圧縮強度、クリープ強度)、耐熱
性、耐薬品性などを調節できる。
を混合することにより、セパレータの機械的性質(曲げ
強度、曲げ弾性率、圧縮強度、クリープ強度)、耐熱
性、耐薬品性などを調節できる。
【0019】上記技術的課題を解決するために、本発明
の請求項3において講じた技術的手段(以下、第3の技
術的手段と称する。)は、前記フェノール樹脂の含有量
が前記バインダー全量の70wt%以下であることを特
徴とする請求項2に記載の燃料電池用セパレータの製造
方法である。
の請求項3において講じた技術的手段(以下、第3の技
術的手段と称する。)は、前記フェノール樹脂の含有量
が前記バインダー全量の70wt%以下であることを特
徴とする請求項2に記載の燃料電池用セパレータの製造
方法である。
【0020】上記第3の技術的手段による効果は、以下
のようである。
のようである。
【0021】すなわち、フェノール樹脂の含有量が70
wt%以下であれば、材料流動性を大きく減少すること
なしに成形できる。
wt%以下であれば、材料流動性を大きく減少すること
なしに成形できる。
【0022】上記技術的課題を解決するために、本発明
の請求項4において講じた技術的手段(以下、第4の技
術的手段と称する。)は、前記バインダーに含まれるエ
ポキシ基に対する、前記バインダーに含まれる水酸基の
比が0.8〜1.2であることを特徴とする請求項1〜
3のいずれかに記載の燃料電池用セパレータの製造方法
である。
の請求項4において講じた技術的手段(以下、第4の技
術的手段と称する。)は、前記バインダーに含まれるエ
ポキシ基に対する、前記バインダーに含まれる水酸基の
比が0.8〜1.2であることを特徴とする請求項1〜
3のいずれかに記載の燃料電池用セパレータの製造方法
である。
【0023】上記第4の技術的手段による効果は、以下
のようである。
のようである。
【0024】すなわち、バインダー中に含まれる水酸基
が、エポキシ基と熱プレス成形時に十分に反応するの
で、バインダーからの水蒸気の発生を十分に抑えること
ができる。上記のエポキシ基に対する水酸基の比が1.
2より大きいと、水酸基と反応できるエポキシ基が少な
いので、水蒸気の発生が多くなる。一方、上記のエポキ
シ基に対する水酸基の比が0.8より小さいと、エポキ
シ基の量が多いので、加熱硬化に時間がかかり燃料電池
セパレータの製造に時間がかかり、コストアップする。
が、エポキシ基と熱プレス成形時に十分に反応するの
で、バインダーからの水蒸気の発生を十分に抑えること
ができる。上記のエポキシ基に対する水酸基の比が1.
2より大きいと、水酸基と反応できるエポキシ基が少な
いので、水蒸気の発生が多くなる。一方、上記のエポキ
シ基に対する水酸基の比が0.8より小さいと、エポキ
シ基の量が多いので、加熱硬化に時間がかかり燃料電池
セパレータの製造に時間がかかり、コストアップする。
【0025】上記技術的課題を解決するために、本発明
の請求項5において講じた技術的手段(以下、第5の技
術的手段と称する。)は、前記混合物にエポキシ樹脂の
硬化促進剤が含まれていることを特徴とする請求項1〜
4のいずれかに記載の燃料電池用セパレータの製造方法
である。
の請求項5において講じた技術的手段(以下、第5の技
術的手段と称する。)は、前記混合物にエポキシ樹脂の
硬化促進剤が含まれていることを特徴とする請求項1〜
4のいずれかに記載の燃料電池用セパレータの製造方法
である。
【0026】上記第5の技術的手段による効果は、以下
のようである。
のようである。
【0027】すなわち、硬化促進剤が含まれているの
で、バインダーの加熱硬化時間を短縮でき、短時間で燃
料電池セパレータを製造できる。
で、バインダーの加熱硬化時間を短縮でき、短時間で燃
料電池セパレータを製造できる。
【0028】上記技術的課題を解決するために、本発明
の請求項6において講じた技術的手段(以下、第6の技
術的手段と称する。)は、請求項1〜5のいずれかに記
載の燃料電池用セパレータの製造方法用いて製造される
ことを特徴とする燃料電池用セパレータである。
の請求項6において講じた技術的手段(以下、第6の技
術的手段と称する。)は、請求項1〜5のいずれかに記
載の燃料電池用セパレータの製造方法用いて製造される
ことを特徴とする燃料電池用セパレータである。
【0029】上記第6の技術的手段による効果は、以下
のようである。
のようである。
【0030】すなわち、電気伝導性、ガス不透過性、強
度に優れた安価な燃料電池用セパレータの製造方法で製
造するので、気伝導性、ガス不透過性、強度に優れた安
価な燃料電池用セパレータができる。
度に優れた安価な燃料電池用セパレータの製造方法で製
造するので、気伝導性、ガス不透過性、強度に優れた安
価な燃料電池用セパレータができる。
【0031】
【発明の実施の形態】図1は、燃料電池の一例を示す概
略部分断面図である。固体高分子電解質膜4は、二つの
電極(酸化剤極5、燃料極6)で挟んで接合されてい
る。固体高分子電解質膜4は酸化剤極5および燃料極6
で挟まれ接合されている。固体高分子電解質膜4の酸化
剤極5および燃料極6からはみ出した部分に、エチレン
プロピレンゴム製のガスケット7が射出成形により一体
成形されている。固体高分子電解質膜4、酸化剤極5、
燃料極6およびガスケット7で電極ユニット3が構成さ
れている。
略部分断面図である。固体高分子電解質膜4は、二つの
電極(酸化剤極5、燃料極6)で挟んで接合されてい
る。固体高分子電解質膜4は酸化剤極5および燃料極6
で挟まれ接合されている。固体高分子電解質膜4の酸化
剤極5および燃料極6からはみ出した部分に、エチレン
プロピレンゴム製のガスケット7が射出成形により一体
成形されている。固体高分子電解質膜4、酸化剤極5、
燃料極6およびガスケット7で電極ユニット3が構成さ
れている。
【0032】電極ユニット3は、セパレータ1Aとセパ
レータ1Bまたはセパレータ1Bとセパレータ1Cに挟
持されている。すなわち、セパレータ1A、電極ユニッ
ト3、セパレータ1B、電極ユニット3、セパレータ1
Cの順に積層されて、一つのユニットが構成されてい
る。燃料電池は、このユニットが多数積層されて構成さ
れている。
レータ1Bまたはセパレータ1Bとセパレータ1Cに挟
持されている。すなわち、セパレータ1A、電極ユニッ
ト3、セパレータ1B、電極ユニット3、セパレータ1
Cの順に積層されて、一つのユニットが構成されてい
る。燃料電池は、このユニットが多数積層されて構成さ
れている。
【0033】セパレータ1Aとセパレータ1Bで、また
セパレータ1Bとセパレータ1Cでそれぞれガスケット
7を挟持して、水素を主成分とする燃料ガス、空気など
の酸化剤ガスおよび冷却水などの冷却媒体をシールして
いる。セパレータ1Aとセパレータ1Cの間にもガスケ
ット7aを設け、燃料ガス、酸化剤ガスおよび冷却水を
シールしている。
セパレータ1Bとセパレータ1Cでそれぞれガスケット
7を挟持して、水素を主成分とする燃料ガス、空気など
の酸化剤ガスおよび冷却水などの冷却媒体をシールして
いる。セパレータ1Aとセパレータ1Cの間にもガスケ
ット7aを設け、燃料ガス、酸化剤ガスおよび冷却水を
シールしている。
【0034】セパレータ1Aと電極ユニット3の間、セ
パレータ1Bと電極ユニット3の間を燃料ガスが通流す
る燃料ガス通路11aが、セパレータ1Aおよびセパレ
ータ1Bにそれぞれ設けられている。セパレータ1Bと
電極ユニット3の間、セパレータ1Cと電極ユニット3
の間を酸化剤ガスが通流する酸化剤ガス通路11bが、
セパレータ1Bおよびセパレータ1Cにそれぞれ設けら
れている。セパレータ1Aとセパレータ1Cの間には電
極ユニットがなく、冷却媒体が通流する冷却媒体通路1
1cが、前記セパレータ1Cおよびセパレータ1Aに設
けられている。
パレータ1Bと電極ユニット3の間を燃料ガスが通流す
る燃料ガス通路11aが、セパレータ1Aおよびセパレ
ータ1Bにそれぞれ設けられている。セパレータ1Bと
電極ユニット3の間、セパレータ1Cと電極ユニット3
の間を酸化剤ガスが通流する酸化剤ガス通路11bが、
セパレータ1Bおよびセパレータ1Cにそれぞれ設けら
れている。セパレータ1Aとセパレータ1Cの間には電
極ユニットがなく、冷却媒体が通流する冷却媒体通路1
1cが、前記セパレータ1Cおよびセパレータ1Aに設
けられている。
【0035】本発明は、このような通路などの複雑な形
状をもつセパレータ1A、1B、1Cを製造する方法お
よびセパレータに関するものである。セパレータの形状
に一例をセパレータ1Cで説明する。図2はセパレータ
1Cの酸化剤極5側から見た正面図である。
状をもつセパレータ1A、1B、1Cを製造する方法お
よびセパレータに関するものである。セパレータの形状
に一例をセパレータ1Cで説明する。図2はセパレータ
1Cの酸化剤極5側から見た正面図である。
【0036】セパレータ1Cにはインサート成形時に中
子型により形成される燃料ガス供給孔13、燃料ガス排
出孔9、酸化剤ガス供給孔15、酸化剤ガス排出孔1
6、冷却媒体供給孔17、冷却媒体排出孔18が設けら
れている。
子型により形成される燃料ガス供給孔13、燃料ガス排
出孔9、酸化剤ガス供給孔15、酸化剤ガス排出孔1
6、冷却媒体供給孔17、冷却媒体排出孔18が設けら
れている。
【0037】セパレータ1Cには、図2の上方から下方
に通流する酸化剤ガス通路11bに酸化剤ガス供給孔1
5から酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス入口部19、お
よび酸化剤ガス通路11bからに酸化剤ガス排出孔16
に酸化剤ガスを排出する酸化剤ガス出口部20が設けら
れている。これらの酸化剤ガス入口部19、酸化剤ガス
出口部20は、ロの字状の横断面形状を有する矩形中空
部材19a、20aをインサート成形することにより形
成されている。溝部8aは、燃料電池に組み立てられた
とき、ガスケット7の凸部が当接して燃料ガス、酸化剤
ガス、冷却媒体をシールするように設けられている。
に通流する酸化剤ガス通路11bに酸化剤ガス供給孔1
5から酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス入口部19、お
よび酸化剤ガス通路11bからに酸化剤ガス排出孔16
に酸化剤ガスを排出する酸化剤ガス出口部20が設けら
れている。これらの酸化剤ガス入口部19、酸化剤ガス
出口部20は、ロの字状の横断面形状を有する矩形中空
部材19a、20aをインサート成形することにより形
成されている。溝部8aは、燃料電池に組み立てられた
とき、ガスケット7の凸部が当接して燃料ガス、酸化剤
ガス、冷却媒体をシールするように設けられている。
【0038】燃料ガス供給孔13、燃料ガス排出孔9、
酸化剤ガス供給孔15、酸化剤ガス排出孔16、冷却媒
体供給孔17および冷却媒体排出孔18は、セパレータ
1A、1Bおよびガスケット7にも設けられ、燃料電池
に組み立てられたとき、それぞれ燃料ガス供給マニホー
ルド、燃料ガス排出マニホールド、酸化剤ガス供給マニ
ホールド15M、酸化剤ガス排出マニホールド16M、
冷却媒体供給マニホールドおよび冷却媒体排出マニホー
ルドを構成する。
酸化剤ガス供給孔15、酸化剤ガス排出孔16、冷却媒
体供給孔17および冷却媒体排出孔18は、セパレータ
1A、1Bおよびガスケット7にも設けられ、燃料電池
に組み立てられたとき、それぞれ燃料ガス供給マニホー
ルド、燃料ガス排出マニホールド、酸化剤ガス供給マニ
ホールド15M、酸化剤ガス排出マニホールド16M、
冷却媒体供給マニホールドおよび冷却媒体排出マニホー
ルドを構成する。
【0039】本発明者が提案する燃料電池用セパレータ
の製造方法は、鱗片状の天然黒鉛、人造黒鉛、土状黒鉛
などのカーボン粉末に、バインダーとしてビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)サルホン、ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)サルファイドなどのビスフェノール類とノボラ
ック型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ
樹脂などのエポキシ樹脂とを添加、混練し樹脂が黒鉛化
しない温度で所定の形状を有する金型で加熱プレス成形
してセパレータを製造する方法である。
の製造方法は、鱗片状の天然黒鉛、人造黒鉛、土状黒鉛
などのカーボン粉末に、バインダーとしてビス(4−ヒ
ドロキシフェニル)サルホン、ビス(4−ヒドロキシフ
ェニル)サルファイドなどのビスフェノール類とノボラ
ック型エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ
樹脂などのエポキシ樹脂とを添加、混練し樹脂が黒鉛化
しない温度で所定の形状を有する金型で加熱プレス成形
してセパレータを製造する方法である。
【0040】一般的に軟化点が70〜85℃のノボラッ
ク型フェノール樹脂および軟化点が60〜75℃のフェ
ノールノボラック型エポキシ樹脂、クレゾールノボラッ
ク型エポキシ樹脂の熱プレス成形温度(140〜250
℃)における溶融粘度は数十ないし数百Pa・sと高い
ため、満足なセパレータ性能(電気伝導性。ガス不透過
性、強度耐熱性、耐クリープ性、耐腐食性など)を得る
には熱プレス成形時の面圧として50〜100MPaと
非常に高いことが要求される。
ク型フェノール樹脂および軟化点が60〜75℃のフェ
ノールノボラック型エポキシ樹脂、クレゾールノボラッ
ク型エポキシ樹脂の熱プレス成形温度(140〜250
℃)における溶融粘度は数十ないし数百Pa・sと高い
ため、満足なセパレータ性能(電気伝導性。ガス不透過
性、強度耐熱性、耐クリープ性、耐腐食性など)を得る
には熱プレス成形時の面圧として50〜100MPaと
非常に高いことが要求される。
【0041】この問題を解決するために、本発明者はビ
スフェノール類をバインダーとして含有させた。ビスフ
ェノール類は熱溶融時の粘度は、10mPa・s以下と
非常に低いため、ビスフェノール類とエポキシ樹脂を組
み合わせたバインダーを用いることにより、熱プレス成
形時の面圧10〜30MPaで十分な性能のセパレータ
が得られる。
スフェノール類をバインダーとして含有させた。ビスフ
ェノール類は熱溶融時の粘度は、10mPa・s以下と
非常に低いため、ビスフェノール類とエポキシ樹脂を組
み合わせたバインダーを用いることにより、熱プレス成
形時の面圧10〜30MPaで十分な性能のセパレータ
が得られる。
【0042】ビスフェノール類とエポキシ樹脂の混合割
合は、加熱によって化学反応して熱硬化する際に化学反
応に供されるエポキシ樹脂のエポキシ基の量に対するビ
スフェノール類の水酸基の量の比が0.8〜1.2にな
るように設定することが望ましい。
合は、加熱によって化学反応して熱硬化する際に化学反
応に供されるエポキシ樹脂のエポキシ基の量に対するビ
スフェノール類の水酸基の量の比が0.8〜1.2にな
るように設定することが望ましい。
【0043】次式にビスフェノール類とエポキシ樹脂の
化学反応式を示す。ビスフェノール類がエポキシ基と反
応して2つのエポキシ基を連結する反応が起きるので、
ビスフェノール類の水酸基から水蒸気が発生することを
防ぐことができる。
化学反応式を示す。ビスフェノール類がエポキシ基と反
応して2つのエポキシ基を連結する反応が起きるので、
ビスフェノール類の水酸基から水蒸気が発生することを
防ぐことができる。
【0044】
【化1】 すなわち、ビスフェノール類だけをバインダーに用いた
場合、加熱プレス成形時にビスフェノール類の水酸基が
反応して水を生じ、これが水蒸気となってセパレータ内
部に膨れとなって現れ、ガス不透過性、導電性、強度を
著しく損なう恐れがある。バインダーとしてビスフェノ
ール類とエポキシ樹脂を用いると、水酸基はエポキシ基
と反応するため水蒸気が発生することがなく、セパレー
タはより緻密な状態となり、理論密度に近い密度となっ
てガス不透過性、導電性、強度などに優れたセパレータ
が得られる。加熱プレス成形して得られるセパレータの
密度は理論密度の93%以上であることが望ましい。
場合、加熱プレス成形時にビスフェノール類の水酸基が
反応して水を生じ、これが水蒸気となってセパレータ内
部に膨れとなって現れ、ガス不透過性、導電性、強度を
著しく損なう恐れがある。バインダーとしてビスフェノ
ール類とエポキシ樹脂を用いると、水酸基はエポキシ基
と反応するため水蒸気が発生することがなく、セパレー
タはより緻密な状態となり、理論密度に近い密度となっ
てガス不透過性、導電性、強度などに優れたセパレータ
が得られる。加熱プレス成形して得られるセパレータの
密度は理論密度の93%以上であることが望ましい。
【0045】エポキシ基に対する水酸基の比が1.2よ
り大きいと、水酸基と反応できるエポキシ基が少ないの
で、水蒸気の発生が多くなる。一方、エポキシ基に対す
る水酸基の比が0.8より小さいと、エポキシ基の量が
多いので、加熱硬化に時間がかかり燃料電池セパレータ
の製造に時間がかかり、コストアップする。
り大きいと、水酸基と反応できるエポキシ基が少ないの
で、水蒸気の発生が多くなる。一方、エポキシ基に対す
る水酸基の比が0.8より小さいと、エポキシ基の量が
多いので、加熱硬化に時間がかかり燃料電池セパレータ
の製造に時間がかかり、コストアップする。
【0046】本発明のバインダーとして用いられるビス
フェノール類には、ビス(4−ヒドロキシフェニル)サ
ルホン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)サルファイ
ド、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ン、ビスフェノールF、2,2−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)ヘキサフルオロプロパンなどである。
フェノール類には、ビス(4−ヒドロキシフェニル)サ
ルホン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)サルファイ
ド、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパ
ン、ビスフェノールF、2,2−ビス(4−ヒドロキシ
フェニル)ヘキサフルオロプロパンなどである。
【0047】ビスフェノール類の一部を、水酸基を有し
ているフェノール樹脂に置換することができる。ビスフ
ェノール類の一部をフェノール樹脂に置換することによ
りセパレータの機械的性質(曲げ強度、曲げ弾性率、圧
縮強度、クリープ強度)、耐熱性、耐薬品性などを調節
できる。その置換の割合は70wt%を越えない範囲が
望ましい。置換の割合が70wt%を超えると、材料の
流動性が低下し、熱プレス成形時の面圧が大きくなり、
熱プレス成形機および金型が大型化しコストアップす
る。
ているフェノール樹脂に置換することができる。ビスフ
ェノール類の一部をフェノール樹脂に置換することによ
りセパレータの機械的性質(曲げ強度、曲げ弾性率、圧
縮強度、クリープ強度)、耐熱性、耐薬品性などを調節
できる。その置換の割合は70wt%を越えない範囲が
望ましい。置換の割合が70wt%を超えると、材料の
流動性が低下し、熱プレス成形時の面圧が大きくなり、
熱プレス成形機および金型が大型化しコストアップす
る。
【0048】ビスフェノール類の一部をフェノール樹脂
に置換した場合、加熱によって化学反応して熱硬化する
際に化学反応に供されるエポキシ樹脂のエポキシ基の量
に対するビスフェノール類とフェノール樹脂の水酸基の
合計量の比が0.8〜1.2になるように設定すること
が望ましい。
に置換した場合、加熱によって化学反応して熱硬化する
際に化学反応に供されるエポキシ樹脂のエポキシ基の量
に対するビスフェノール類とフェノール樹脂の水酸基の
合計量の比が0.8〜1.2になるように設定すること
が望ましい。
【0049】本発明のバインダーとして用いられるエポ
キシ樹脂には、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、
ビスフェノールAノボラック型エポキシ樹脂、クレゾー
ルノボラック型エポキシ樹脂、臭素化ノボラック型エポ
キシ樹脂、ビスフェノールA型エポキシ樹脂などを用い
ることができる。
キシ樹脂には、フェノールノボラック型エポキシ樹脂、
ビスフェノールAノボラック型エポキシ樹脂、クレゾー
ルノボラック型エポキシ樹脂、臭素化ノボラック型エポ
キシ樹脂、ビスフェノールA型エポキシ樹脂などを用い
ることができる。
【0050】なお、エポキシ樹脂の硬化促進剤としてイ
ミダゾール化合物(1−シアノエチル−2−エチル−4
(5)−メチルイミダゾール、2−メチルイミダゾール
アミン、1−ベンジル−2−メチルイミダゾール、2−
エチル−4−メチルイミダゾールなど)、芳香族アミン
化合物(メタフェニレンジアミン、ジアミノジフェニル
メタン、ジアミノジフェニルサルホンなど)、ジシアン
ジアミドなどを併用してもよい。その添加量は、エポキ
シ樹脂に対して、イミダゾール化合物では1重量%以
下、芳香族アミン化合物、ジシアンジアミドでは5重量
%以下が望ましい。
ミダゾール化合物(1−シアノエチル−2−エチル−4
(5)−メチルイミダゾール、2−メチルイミダゾール
アミン、1−ベンジル−2−メチルイミダゾール、2−
エチル−4−メチルイミダゾールなど)、芳香族アミン
化合物(メタフェニレンジアミン、ジアミノジフェニル
メタン、ジアミノジフェニルサルホンなど)、ジシアン
ジアミドなどを併用してもよい。その添加量は、エポキ
シ樹脂に対して、イミダゾール化合物では1重量%以
下、芳香族アミン化合物、ジシアンジアミドでは5重量
%以下が望ましい。
【0051】本発明に用いられるカーボン粉末は、粒度
範囲が0.5〜250μmに属する鱗片状の天然黒鉛、
人造黒鉛、膨張黒鉛、コークス、カーボンブラック、黒
鉛材の切削粉、土状黒鉛などの単独粉または混合粉であ
る。
範囲が0.5〜250μmに属する鱗片状の天然黒鉛、
人造黒鉛、膨張黒鉛、コークス、カーボンブラック、黒
鉛材の切削粉、土状黒鉛などの単独粉または混合粉であ
る。
【0052】バインダーとカーボン粉末の混合比率は、
バインダー5〜30重量%、カーボン粉末70〜95重
量%が望ましい。バインダーが、この範囲より小さい場
合にはセパレータの強度が低くなったり、ガス透過性が
低下する。一方、バインダーが、この範囲より大きい場
合に導電性が低下するという問題が起こる。
バインダー5〜30重量%、カーボン粉末70〜95重
量%が望ましい。バインダーが、この範囲より小さい場
合にはセパレータの強度が低くなったり、ガス透過性が
低下する。一方、バインダーが、この範囲より大きい場
合に導電性が低下するという問題が起こる。
【0053】本発明のセパレータの製造方法では、ま
ず、その主成分たるカーボン粉末を所定の量比で混合す
る。この混合工程は、ニーダー、リボンミキサー、ステ
ックミキサー、ヘンジェルミキサー、アイリッヒミキサ
ーなどで行うことができる。
ず、その主成分たるカーボン粉末を所定の量比で混合す
る。この混合工程は、ニーダー、リボンミキサー、ステ
ックミキサー、ヘンジェルミキサー、アイリッヒミキサ
ーなどで行うことができる。
【0054】次に、溶媒にバインダーを溶解した溶液状
バインダーを所定の量比で添加し、カーボン粉末とバイ
ンダーを十分混合分散して混合物を得る。得られた混合
物は溶媒を除去して粉末状または顆粒状としたのち、所
定の形状の加熱された金型に所定量投入し、金型温度1
40〜280℃、面圧10〜50MPaで加熱プレス成
形する。なお、成形されたセパレータが完全硬化してい
ない場合には所定の加熱炉内で160〜280℃で30
〜300分間加熱して完全硬化させることが望ましい。
バインダーを所定の量比で添加し、カーボン粉末とバイ
ンダーを十分混合分散して混合物を得る。得られた混合
物は溶媒を除去して粉末状または顆粒状としたのち、所
定の形状の加熱された金型に所定量投入し、金型温度1
40〜280℃、面圧10〜50MPaで加熱プレス成
形する。なお、成形されたセパレータが完全硬化してい
ない場合には所定の加熱炉内で160〜280℃で30
〜300分間加熱して完全硬化させることが望ましい。
【0055】以下、本発明の実施例について、詳しく説
明する。
明する。
【0056】(実施例1)本実施例1は、バインダーと
してビスフェノール類とエポキシ樹脂を用いたものであ
る。ビスフェノール類として、水酸基当量が111グラ
ム当量のビス(4−ヒドロキシフェニル)サルファイド
を用いた。エポキシ樹脂として、エポキシ当量が210
グラム当量のビスフェノールAノボラック型エポキシ樹
脂を用いた。バインダーを溶解する溶媒として酢酸エチ
ルを用いた。カーボン粉末として、粒度範囲が0.5〜
128μm、平均粒径75μmの鱗片状人造黒鉛粉末
(LONZA社製:KS−75)を用いた。
してビスフェノール類とエポキシ樹脂を用いたものであ
る。ビスフェノール類として、水酸基当量が111グラ
ム当量のビス(4−ヒドロキシフェニル)サルファイド
を用いた。エポキシ樹脂として、エポキシ当量が210
グラム当量のビスフェノールAノボラック型エポキシ樹
脂を用いた。バインダーを溶解する溶媒として酢酸エチ
ルを用いた。カーボン粉末として、粒度範囲が0.5〜
128μm、平均粒径75μmの鱗片状人造黒鉛粉末
(LONZA社製:KS−75)を用いた。
【0057】カーボン粉末とビスフェノール類の酢酸エ
チル溶液(濃度80wt%)とエポキシ樹脂の酢酸エチ
ル溶液(濃度15wt%)を表1に示す組合せでヘキシ
ェルミキサーにて混合・捏合し、溶媒を除去して顆粒状
としたのち、試験用の金型(10mm×85mm)に、
その厚さが約3.5mmになる量を投入し、面圧30M
Pa、金型温度200℃、加圧時間10分間の条件でプ
レス成形した。その後、160〜180℃の加熱炉内で
60分間、後硬化させ、試験用成形品を製造した。この
試験用成形品の評価は、相対密度、電気比抵抗、曲げ強
度で行った。相対密度は、試験用成形品の密度(成形品
密度)を測定し、理論密度に対する成形品密度の比すな
わち成形品密度/理論密度を計算して求めた。また試験
用成形品の熱プレス成形の加圧方向の電気比抵抗を測定
した。さらに支点間距離60mm、試験速度2mm/m
inの条件で、試験用成形品のの熱プレス成形の加圧方
向を荷重方向として曲げ強度を測定した(JIS K7
203準拠)。
チル溶液(濃度80wt%)とエポキシ樹脂の酢酸エチ
ル溶液(濃度15wt%)を表1に示す組合せでヘキシ
ェルミキサーにて混合・捏合し、溶媒を除去して顆粒状
としたのち、試験用の金型(10mm×85mm)に、
その厚さが約3.5mmになる量を投入し、面圧30M
Pa、金型温度200℃、加圧時間10分間の条件でプ
レス成形した。その後、160〜180℃の加熱炉内で
60分間、後硬化させ、試験用成形品を製造した。この
試験用成形品の評価は、相対密度、電気比抵抗、曲げ強
度で行った。相対密度は、試験用成形品の密度(成形品
密度)を測定し、理論密度に対する成形品密度の比すな
わち成形品密度/理論密度を計算して求めた。また試験
用成形品の熱プレス成形の加圧方向の電気比抵抗を測定
した。さらに支点間距離60mm、試験速度2mm/m
inの条件で、試験用成形品のの熱プレス成形の加圧方
向を荷重方向として曲げ強度を測定した(JIS K7
203準拠)。
【0058】(実施例2)本実施例2は、バインダーと
して実施例1とは異なるビスフェノール類とエポキシ樹
脂を用いたものである。ビスフェノール類として、水酸
基当量が127グラム当量のビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)サルホンを用いた。エポキシ樹脂として、エポキ
シ当量が220グラム当量のオキソクレゾールノボラッ
ク型エポキシ樹脂を用いた。ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)サルホンを溶解する溶媒として酢酸エチルを、オ
キソクレゾールノボラック型エポキシ樹脂をを溶解する
溶媒として2−ブタノンを用いた。カーボン粉末とし
て、実施例1と同じものを用いた。
して実施例1とは異なるビスフェノール類とエポキシ樹
脂を用いたものである。ビスフェノール類として、水酸
基当量が127グラム当量のビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)サルホンを用いた。エポキシ樹脂として、エポキ
シ当量が220グラム当量のオキソクレゾールノボラッ
ク型エポキシ樹脂を用いた。ビス(4−ヒドロキシフェ
ニル)サルホンを溶解する溶媒として酢酸エチルを、オ
キソクレゾールノボラック型エポキシ樹脂をを溶解する
溶媒として2−ブタノンを用いた。カーボン粉末とし
て、実施例1と同じものを用いた。
【0059】カーボン粉末とビスフェノール類の酢酸エ
チル溶液(濃度80wt%)とエポキシ樹脂の2−ブタ
ノン溶液(濃度15wt%)を表2に示す組合せで実施
例1と同じ方法で試験用成形品を製造した。評価も実施
例1と同じ方法で行った。
チル溶液(濃度80wt%)とエポキシ樹脂の2−ブタ
ノン溶液(濃度15wt%)を表2に示す組合せで実施
例1と同じ方法で試験用成形品を製造した。評価も実施
例1と同じ方法で行った。
【0060】(実施例3)本実施例3は、バインダーと
してビスフェノール類とフェノール樹脂とエポキシ樹脂
を用いたものである。カーボン粉末、ビスフェノール
類、エポキシ樹脂および溶媒として、実施例1と同じも
のを用いた。フェノール樹脂として、水酸基当量が11
0グラム当量のノボラック型フェノール樹脂を用いた。
してビスフェノール類とフェノール樹脂とエポキシ樹脂
を用いたものである。カーボン粉末、ビスフェノール
類、エポキシ樹脂および溶媒として、実施例1と同じも
のを用いた。フェノール樹脂として、水酸基当量が11
0グラム当量のノボラック型フェノール樹脂を用いた。
【0061】カーボン粉末とビスフェノール類の酢酸エ
チル溶液(濃度80wt%)とエポキシ樹脂の酢酸エチ
ル溶液(濃度15wt%)とフェノール樹脂の酢酸エチ
ル溶液(濃度15wt%)を表3に示す組合せで実施例
1と同じ方法で試験用成形品を製造し、実施例1と同じ
方法で評価した。
チル溶液(濃度80wt%)とエポキシ樹脂の酢酸エチ
ル溶液(濃度15wt%)とフェノール樹脂の酢酸エチ
ル溶液(濃度15wt%)を表3に示す組合せで実施例
1と同じ方法で試験用成形品を製造し、実施例1と同じ
方法で評価した。
【0062】(実施例4)本実施例4は、カーボン粉
末、ビスフェノール類、エポキシ樹脂、溶媒として実施
例1と同じものを用い、かつ硬化促進剤を用いたもので
ある。硬化促進剤として、1−シアノエチル−2−エチ
ル−4(5)−メチルイミダゾールを用いた。カーボン
粉末とビスフェノール類の酢酸エチル溶液(濃度80w
t%)とエポキシ樹脂の酢酸エチル溶液(濃度15wt
%)と硬化促進剤を表4に示す組合せでヘキシェルミキ
サーにて混合・捏合し、溶媒を除去して顆粒状としたの
ち、試験用の金型(10mm×85mm)に、その厚さ
が約3.5mmになる量を投入し、面圧30MPa、金
型温度180℃、加圧時間10分間の条件でプレス成形
し、試験用成形品を製造した。評価は実施例1と同じ方
法で行った。
末、ビスフェノール類、エポキシ樹脂、溶媒として実施
例1と同じものを用い、かつ硬化促進剤を用いたもので
ある。硬化促進剤として、1−シアノエチル−2−エチ
ル−4(5)−メチルイミダゾールを用いた。カーボン
粉末とビスフェノール類の酢酸エチル溶液(濃度80w
t%)とエポキシ樹脂の酢酸エチル溶液(濃度15wt
%)と硬化促進剤を表4に示す組合せでヘキシェルミキ
サーにて混合・捏合し、溶媒を除去して顆粒状としたの
ち、試験用の金型(10mm×85mm)に、その厚さ
が約3.5mmになる量を投入し、面圧30MPa、金
型温度180℃、加圧時間10分間の条件でプレス成形
し、試験用成形品を製造した。評価は実施例1と同じ方
法で行った。
【0063】(比較例1)本比較例1は、バインダーと
してフェノール樹脂とエポキシ樹脂を用いたものであ
る。カーボン粉末、溶媒は実施例1と同じものを用い
た。フェノール樹脂として、水酸基当量が110グラム
当量のノボラック型フェノール樹脂を用いた。エポキシ
樹脂として、エポキシ当量が220グラム当量のオキソ
クレゾールノボラック型エポキシ樹脂(エポキシ樹脂)
を用いた。
してフェノール樹脂とエポキシ樹脂を用いたものであ
る。カーボン粉末、溶媒は実施例1と同じものを用い
た。フェノール樹脂として、水酸基当量が110グラム
当量のノボラック型フェノール樹脂を用いた。エポキシ
樹脂として、エポキシ当量が220グラム当量のオキソ
クレゾールノボラック型エポキシ樹脂(エポキシ樹脂)
を用いた。
【0064】カーボン粉末とフェノール樹脂の酢酸エチ
ル溶液(濃度80wt%)とエポキシ樹脂の酢酸エチル
溶液(濃度15wt%)を表5に示す組合せで実施例1
と同じ方法で試験用成形品を製造した。評価も実施例1
と同じ方法で行った。
ル溶液(濃度80wt%)とエポキシ樹脂の酢酸エチル
溶液(濃度15wt%)を表5に示す組合せで実施例1
と同じ方法で試験用成形品を製造した。評価も実施例1
と同じ方法で行った。
【0065】(比較例2)本比較例1は、バインダーと
してフェノール樹脂のみを用いたものである。カーボン
粉末、溶媒は実施例1と同じものを用いた。フェノール
樹脂として、軟化点80.5℃、ゲル化時間385秒
(150℃で)、流動度190mm(125℃で)のノ
ボラック型フェノール樹脂を、フェノール樹脂の硬化剤
としてヘキサメチレンテトラミンを用いた。
してフェノール樹脂のみを用いたものである。カーボン
粉末、溶媒は実施例1と同じものを用いた。フェノール
樹脂として、軟化点80.5℃、ゲル化時間385秒
(150℃で)、流動度190mm(125℃で)のノ
ボラック型フェノール樹脂を、フェノール樹脂の硬化剤
としてヘキサメチレンテトラミンを用いた。
【0066】カーボン粉末とフェノール樹脂の酢酸エチ
ル溶液(濃度80wt%)と硬化剤を表5に示す組合せ
で実施例4と同じ方法で試験用成形品を製造した。評価
は実施例1と同じ方法で行った。
ル溶液(濃度80wt%)と硬化剤を表5に示す組合せ
で実施例4と同じ方法で試験用成形品を製造した。評価
は実施例1と同じ方法で行った。
【0067】(評価結果)実施例1〜4、比較例1、2
の評価結果を、それぞれの表1〜6に示し、図3〜6に
グラフ化して示した。図3は、カーボン粉末に加えるバ
インダー量と相対密度の関係を示すグラフ図である。図
4は、カーボン粉末に加えるバインダー量と電気比抵抗
の関係を示すグラフ図である。図5は、カーボン粉末に
加えるバインダー量と曲げ強度の関係を示すグラフ図で
ある。
の評価結果を、それぞれの表1〜6に示し、図3〜6に
グラフ化して示した。図3は、カーボン粉末に加えるバ
インダー量と相対密度の関係を示すグラフ図である。図
4は、カーボン粉末に加えるバインダー量と電気比抵抗
の関係を示すグラフ図である。図5は、カーボン粉末に
加えるバインダー量と曲げ強度の関係を示すグラフ図で
ある。
【0068】エポキシ樹脂をバインダーに含んでいない
比較例2を除いて、バインダーの種類に関係なく、相対
密度は加えるバインダー量が増すにしたがって上昇し、
加えるバインダー量が15wt%を超えると安定する。
比較例2は、バインダー量が5wt%の場合、相対密度
がかなり低く、10wt%以上ではバインダー量ととも
に相対密度が上昇している。
比較例2を除いて、バインダーの種類に関係なく、相対
密度は加えるバインダー量が増すにしたがって上昇し、
加えるバインダー量が15wt%を超えると安定する。
比較例2は、バインダー量が5wt%の場合、相対密度
がかなり低く、10wt%以上ではバインダー量ととも
に相対密度が上昇している。
【0069】バインダーの種類に関係なく、電気比抵抗
は加えるバインダー量が減少するにしたがって低下す
る。バインダーの種類に関係なく、曲げ強度は加えるバ
インダー量が増すにしたがって上昇し、加えるバインダ
ー量が15wt%を超えると安定する。
は加えるバインダー量が減少するにしたがって低下す
る。バインダーの種類に関係なく、曲げ強度は加えるバ
インダー量が増すにしたがって上昇し、加えるバインダ
ー量が15wt%を超えると安定する。
【0070】実施例1、2、4は、相対密度、電気比抵
抗、曲げ強度ともほぼ同等の性能である。バインダーに
フェノール樹脂を加えた実施例3は、実施例1、2、4
に比べて相対密度、曲げ強度がやや低く、電気比抵抗が
やや高い程度である。これに対して、比較例1、2は、
実施例1〜4に比べて相対密度、曲げ強度がかなり低
く、電気比抵抗がかなり高い。
抗、曲げ強度ともほぼ同等の性能である。バインダーに
フェノール樹脂を加えた実施例3は、実施例1、2、4
に比べて相対密度、曲げ強度がやや低く、電気比抵抗が
やや高い程度である。これに対して、比較例1、2は、
実施例1〜4に比べて相対密度、曲げ強度がかなり低
く、電気比抵抗がかなり高い。
【0071】すなわち、本発明のビスフェノール類とエ
ポキシ樹脂の組合せの方が、比較例のフェノール樹脂と
エポキシ樹脂の組合せあるいはフェノール樹脂のみの場
合より、数段優れている。このように、ビスフェノール
類の熱溶融時の粘度が低く、低い面圧で相対密度の高い
セパレータを成形できる。かつ、バインダー中の水酸基
とエポキシ樹脂のエポキシ基が反応し水蒸気の発生を抑
えることができるので、気泡の発生を抑えることがで
き、相対密度、曲げ強度が高く、電気比抵抗が低いセパ
レータを成形できる。低い面圧でセパレータを成形でき
ると、小型の加熱プレス機と金型を使用できるので、安
価な燃料電池用セパレータを製造できる。
ポキシ樹脂の組合せの方が、比較例のフェノール樹脂と
エポキシ樹脂の組合せあるいはフェノール樹脂のみの場
合より、数段優れている。このように、ビスフェノール
類の熱溶融時の粘度が低く、低い面圧で相対密度の高い
セパレータを成形できる。かつ、バインダー中の水酸基
とエポキシ樹脂のエポキシ基が反応し水蒸気の発生を抑
えることができるので、気泡の発生を抑えることがで
き、相対密度、曲げ強度が高く、電気比抵抗が低いセパ
レータを成形できる。低い面圧でセパレータを成形でき
ると、小型の加熱プレス機と金型を使用できるので、安
価な燃料電池用セパレータを製造できる。
【0072】また、実施例4のように硬化促進剤を添加
すれば、金型内で完全に硬化できるので、成形後の熱処
理が不要になり、そのための設備が不要であり、セパレ
ータの製造時間を短縮できるなど低コスト化できる。実
施例3のようにビスフェノール類とともにフェノール樹
脂をバインダーとして添加することもできる。
すれば、金型内で完全に硬化できるので、成形後の熱処
理が不要になり、そのための設備が不要であり、セパレ
ータの製造時間を短縮できるなど低コスト化できる。実
施例3のようにビスフェノール類とともにフェノール樹
脂をバインダーとして添加することもできる。
【0073】なお、バインダー量が5wt%以上であれ
ば図2に示すようなセパレータを強度の問題なしに成形
可能であり、30wt%以下であれば実用的な電気比抵
抗の範囲内のセパレータを成形できるから、実用に供し
得るバインダー量は5〜30wt%と判断する。
ば図2に示すようなセパレータを強度の問題なしに成形
可能であり、30wt%以下であれば実用的な電気比抵
抗の範囲内のセパレータを成形できるから、実用に供し
得るバインダー量は5〜30wt%と判断する。
【0074】
【表1】
【表2】
【表3】
【表4】
【表5】
【表6】
【0075】
【発明の効果】以上のように、本発明は、ビスフェノー
ル類とエポキシ樹脂を含有するバインダーとカーボン粉
末を含む混合物を所定形状の金型で加熱プレス成形する
ことを特徴とする燃料電池用セパレータの製造方法およ
びこの燃料電池用セパレータの製造方法用いて製造され
ることを特徴とする燃料電池用セパレータであるので、
電気伝導性、ガス不透過性、強度に優れた安価な燃料電
池用セパレータの製造方法および燃料電池用セパレータ
を提供することができる。
ル類とエポキシ樹脂を含有するバインダーとカーボン粉
末を含む混合物を所定形状の金型で加熱プレス成形する
ことを特徴とする燃料電池用セパレータの製造方法およ
びこの燃料電池用セパレータの製造方法用いて製造され
ることを特徴とする燃料電池用セパレータであるので、
電気伝導性、ガス不透過性、強度に優れた安価な燃料電
池用セパレータの製造方法および燃料電池用セパレータ
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】燃料電池の一例を示す概略部分断面図
【図2】セパレータ1Cの酸化剤極側から見た正面図
【図3】カーボン粉末に加えるバインダー量と相対密度
の関係を示すグラフ図
の関係を示すグラフ図
【図4】カーボン粉末に加えるバインダー量と電気比抵
抗の関係を示すグラフ図
抗の関係を示すグラフ図
【図5】カーボン粉末に加えるバインダー量と曲げ強度
の関係を示すグラフ図
の関係を示すグラフ図
1A、1B、1C…セパレータ(燃料電池用セパレー
タ)
タ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01M 8/10 H01M 8/10 (72)発明者 寺澤 俊久 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内 (72)発明者 石井 正巳 愛知県刈谷市八軒町5丁目50番地 株式会 社イムラ材料開発研究所内 Fターム(参考) 4J002 CD001 CD061 DA027 DA037 EJ036 EN078 ER028 EU118 EV076 EV218 EV226 FD146 FD158 FD207 GQ00 4J036 AA01 AF06 AF07 DB05 DB06 DC31 DC40 DC44 FA02 JA15 5H026 AA06 BB01 BB02 BB08 CX07 EE05 EE18 HH05
Claims (6)
- 【請求項1】 ビスフェノール類とエポキシ樹脂を含有
するバインダーとカーボン粉末を含む混合物を所定形状
の金型で加熱プレス成形することを特徴とする燃料電池
用セパレータの製造方法。 - 【請求項2】 前記バインダーにフェノール樹脂が含有
されていることを特徴とする請求項1記載の燃料電池用
セパレータの製造方法。 - 【請求項3】 前記フェノール樹脂の含有量が前記バイ
ンダー全量の70wt%以下であることを特徴とする請
求項2に記載の燃料電池用セパレータの製造方法。 - 【請求項4】 前記バインダーに含まれるエポキシ基に
対する、前記バインダーに含まれる水酸基の比が0.8
〜1.2であることを特徴とする請求項1〜3のいずれ
かに記載の燃料電池用セパレータの製造方法。 - 【請求項5】 前記混合物にエポキシ樹脂の硬化促進剤
が含まれていることを特徴とする請求項1〜4のいずれ
かに記載の燃料電池用セパレータの製造方法。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の燃料電
池用セパレータの製造方法用いて製造されることを特徴
とする燃料電池用セパレータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000127868A JP2001313044A (ja) | 2000-04-27 | 2000-04-27 | 燃料電池用セパレータの製造方法および燃料電池用セパレータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000127868A JP2001313044A (ja) | 2000-04-27 | 2000-04-27 | 燃料電池用セパレータの製造方法および燃料電池用セパレータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001313044A true JP2001313044A (ja) | 2001-11-09 |
Family
ID=18637393
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000127868A Pending JP2001313044A (ja) | 2000-04-27 | 2000-04-27 | 燃料電池用セパレータの製造方法および燃料電池用セパレータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001313044A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005174908A (ja) * | 2003-12-12 | 2005-06-30 | Asia Pacific Fuel Cell Technology Ltd | モジュール化プロトン交換膜燃料電池の密封構造 |
| JP2006206790A (ja) * | 2005-01-31 | 2006-08-10 | Nichias Corp | 導電性エポキシ樹脂組成物及びその製造方法 |
| JP2006249338A (ja) * | 2005-03-11 | 2006-09-21 | Nichias Corp | 導電性エポキシ樹脂組成物及び燃料電池用セパレータ |
| JP2009224347A (ja) * | 2009-07-08 | 2009-10-01 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 固体高分子型燃料電池用セパレータの製造方法、及び、固体高分子型燃料電池用セパレータ |
-
2000
- 2000-04-27 JP JP2000127868A patent/JP2001313044A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005174908A (ja) * | 2003-12-12 | 2005-06-30 | Asia Pacific Fuel Cell Technology Ltd | モジュール化プロトン交換膜燃料電池の密封構造 |
| JP2006206790A (ja) * | 2005-01-31 | 2006-08-10 | Nichias Corp | 導電性エポキシ樹脂組成物及びその製造方法 |
| JP2006249338A (ja) * | 2005-03-11 | 2006-09-21 | Nichias Corp | 導電性エポキシ樹脂組成物及び燃料電池用セパレータ |
| JP2009224347A (ja) * | 2009-07-08 | 2009-10-01 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 固体高分子型燃料電池用セパレータの製造方法、及び、固体高分子型燃料電池用セパレータ |
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