JP2001304464A - 高温ガス用ダクト - Google Patents
高温ガス用ダクトInfo
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Landscapes
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- Thermal Insulation (AREA)
- Joints Allowing Movement (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 断熱体を長寿命化でき、断熱効果が長期間維
持され、従って信頼性が高められた高温ガス用ダクトを
提供する。 【解決手段】 高温ガス用ダクトを、外筒と、同外筒の
内側に位置する内筒と、同外筒及び内筒の間に位置し同
内筒と離間して外筒に固定された断熱体とを備え、前記
内筒と断熱体との間に空間を設けてなるように構成し
て、ダクト内を通過するガスの振動や内圧変動を内筒で
受け止め、断熱体への伝達を抑制し、空間により内筒の
半径方向への自由な伸縮を許容し、内筒が熱膨張を起こ
して拡径した場合でも内筒と断熱体との接触を回避し、
断熱体の破損を防止する。また、空間により内筒の振動
が断熱体に直接伝達することも防止する。
持され、従って信頼性が高められた高温ガス用ダクトを
提供する。 【解決手段】 高温ガス用ダクトを、外筒と、同外筒の
内側に位置する内筒と、同外筒及び内筒の間に位置し同
内筒と離間して外筒に固定された断熱体とを備え、前記
内筒と断熱体との間に空間を設けてなるように構成し
て、ダクト内を通過するガスの振動や内圧変動を内筒で
受け止め、断熱体への伝達を抑制し、空間により内筒の
半径方向への自由な伸縮を許容し、内筒が熱膨張を起こ
して拡径した場合でも内筒と断熱体との接触を回避し、
断熱体の破損を防止する。また、空間により内筒の振動
が断熱体に直接伝達することも防止する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばガスタービ
ン、加圧流動床ボイラ、原子炉の一種である高温ガス炉
等において用いられる高温ガスが流通するダクトに関す
る。
ン、加圧流動床ボイラ、原子炉の一種である高温ガス炉
等において用いられる高温ガスが流通するダクトに関す
る。
【0002】
【従来の技術】高温ガス用ダクトが用いられるものとし
て、例えば発電用のガスタービンでは、高温の燃焼ガス
によってタービンが回される。燃焼ガスはその後ガスタ
ービン外に排出され、排気ダクトを通じて蒸気タービン
用排ガスボイラーに導かれ、あるいは、排気煙突から排
気される。排気ダクト内は高温ガスが通過するが、かか
る高温ガス用ダクトはダクト外への放熱を抑制する目的
で、断熱性能を有する構造とする必要がある。
て、例えば発電用のガスタービンでは、高温の燃焼ガス
によってタービンが回される。燃焼ガスはその後ガスタ
ービン外に排出され、排気ダクトを通じて蒸気タービン
用排ガスボイラーに導かれ、あるいは、排気煙突から排
気される。排気ダクト内は高温ガスが通過するが、かか
る高温ガス用ダクトはダクト外への放熱を抑制する目的
で、断熱性能を有する構造とする必要がある。
【0003】図11は、ガスタービンからの排ガスを排
出するための従来の排気ダクト(高温ガス用ダクト)の
一部を示す軸方向に沿った断面図である。この排気ダク
トは、耐圧性能を有する筒体101と、断熱体102、
押さえ板103、ボルト104、ワッシャー105及び
ナット106等から構成されている。
出するための従来の排気ダクト(高温ガス用ダクト)の
一部を示す軸方向に沿った断面図である。この排気ダク
トは、耐圧性能を有する筒体101と、断熱体102、
押さえ板103、ボルト104、ワッシャー105及び
ナット106等から構成されている。
【0004】断熱体102はフェルト状セラミクス繊維
又はグラス繊維等からなり、押さえ板103によって外
周方向に押さえ込まれて筒体101の内周面に当接して
いる。隣接する押さえ板103同士は、互いの端部が重
なっている。ボルト104は断熱体102、押さえ板1
03及びワッシャー105を貫通している。ボルト10
4の一端は筒体101に溶接固定されており、他端には
ナット105が螺入されている。
又はグラス繊維等からなり、押さえ板103によって外
周方向に押さえ込まれて筒体101の内周面に当接して
いる。隣接する押さえ板103同士は、互いの端部が重
なっている。ボルト104は断熱体102、押さえ板1
03及びワッシャー105を貫通している。ボルト10
4の一端は筒体101に溶接固定されており、他端には
ナット105が螺入されている。
【0005】押さえ板103に設けられたボルト104
用の孔104aの内径はボルト104の外径に比べて十
分大きく、いわゆるあそびがある状態である。従って、
押さえ板103は、上下のナット106と、上下のワッ
シャー105とが形成する間隙で、スライド自在となっ
ている。このスライドにより、押さえ板103の熱膨張
及び収縮が吸収される。排気ダクトの内部(図11にお
いて押さえ板103の下方)は矢印で示すように高温ガ
スaが通過するが、排気ダクトは断熱体102によって
断熱され排気ダクト外への熱の移動が抑えられる。
用の孔104aの内径はボルト104の外径に比べて十
分大きく、いわゆるあそびがある状態である。従って、
押さえ板103は、上下のナット106と、上下のワッ
シャー105とが形成する間隙で、スライド自在となっ
ている。このスライドにより、押さえ板103の熱膨張
及び収縮が吸収される。排気ダクトの内部(図11にお
いて押さえ板103の下方)は矢印で示すように高温ガ
スaが通過するが、排気ダクトは断熱体102によって
断熱され排気ダクト外への熱の移動が抑えられる。
【0006】押さえ板102の寸法は特には限定されな
いが、例えば縦が1m程度、横が1m程度、厚みが2m
m程度である。また、筒体101の厚みは、例えば5m
mから6mm程度である。また、断熱体102の厚み
は、例えば200mm程度である。さらに、ボルト10
4は例えばM16ボルトであり、隣り合うボルト10
4,104同士の間隔は、例えば300mmである。
いが、例えば縦が1m程度、横が1m程度、厚みが2m
m程度である。また、筒体101の厚みは、例えば5m
mから6mm程度である。また、断熱体102の厚み
は、例えば200mm程度である。さらに、ボルト10
4は例えばM16ボルトであり、隣り合うボルト10
4,104同士の間隔は、例えば300mmである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来の排
気ダクト(高温ガス用ダクト)では約90m/sの速度
で排ガス(高温ガスa)が通過し、その内圧は大気圧+
75hpa程度であるが、プラスマイナス20hpa程
度の変動を伴い、高温ガスaの通過及び内圧変動により
断熱体102が劣化し、その寿命が短期間となってしま
うことがある。
気ダクト(高温ガス用ダクト)では約90m/sの速度
で排ガス(高温ガスa)が通過し、その内圧は大気圧+
75hpa程度であるが、プラスマイナス20hpa程
度の変動を伴い、高温ガスaの通過及び内圧変動により
断熱体102が劣化し、その寿命が短期間となってしま
うことがある。
【0008】また、排気ダクトにはガスタービンで発生
する機械的振動が伝わるので、この振動によっても断熱
体102が劣化し、その寿命が短期間となってしまうこ
とがある。断熱体102が劣化すると、その断熱効果が
低下してしまうという問題があった。
する機械的振動が伝わるので、この振動によっても断熱
体102が劣化し、その寿命が短期間となってしまうこ
とがある。断熱体102が劣化すると、その断熱効果が
低下してしまうという問題があった。
【0009】さらに、排気ダクト内を通過する排ガスは
約650℃と高温なので、押さえ板103が熱膨張し、
この熱膨張は前述のように押さえ板103のスライドに
よって吸収されるが、多数個設けられるボルト104と
押さえ板103との位置関係を完全に設定することは困
難であり、これが原因で押さえ板103が破損してしま
うことがある。
約650℃と高温なので、押さえ板103が熱膨張し、
この熱膨張は前述のように押さえ板103のスライドに
よって吸収されるが、多数個設けられるボルト104と
押さえ板103との位置関係を完全に設定することは困
難であり、これが原因で押さえ板103が破損してしま
うことがある。
【0010】押さえ板103が破損すると、断熱体10
2が排ガス流により吹き飛ばされたり、押さえ板103
及び断熱体102が排気ダクトの内部に落下し、断熱効
果が低下するばかりか、場合によっては長時間ガスター
ビンの運転を停止して排気ダクトを修理しなければなら
なくなってしまうという問題があった。
2が排ガス流により吹き飛ばされたり、押さえ板103
及び断熱体102が排気ダクトの内部に落下し、断熱効
果が低下するばかりか、場合によっては長時間ガスター
ビンの運転を停止して排気ダクトを修理しなければなら
なくなってしまうという問題があった。
【0011】同様の問題は、ガスタービンプラントの排
気ダクトのみならず、加圧流動床ボイラ、高温ガス炉等
の高温ガスが通過するダクトにも見られるものであっ
た。
気ダクトのみならず、加圧流動床ボイラ、高温ガス炉等
の高温ガスが通過するダクトにも見られるものであっ
た。
【0012】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであり、断熱体を長寿命化でき、断熱効果が長期間
維持され、従って信頼性が高められた高温ガス用ダクト
を提供することを課題とするものである。
ものであり、断熱体を長寿命化でき、断熱効果が長期間
維持され、従って信頼性が高められた高温ガス用ダクト
を提供することを課題とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】(1) 本発明は、上記
の課題を解決するためになされたものであって、その第
1の手段として、外筒と、同外筒の内側に位置する内筒
と、同外筒及び内筒の間に位置し同内筒と離間して外筒
に固定された断熱体とを備え、前記内筒と断熱体との間
に空間を設けてなることを特徴とする高温ガス用ダクト
を提供するものである。
の課題を解決するためになされたものであって、その第
1の手段として、外筒と、同外筒の内側に位置する内筒
と、同外筒及び内筒の間に位置し同内筒と離間して外筒
に固定された断熱体とを備え、前記内筒と断熱体との間
に空間を設けてなることを特徴とする高温ガス用ダクト
を提供するものである。
【0014】第1の手段によれば、高温ガス用ダクト
(以下単に「ダクト」とも称す。)は断熱体の内側に内
筒を備えているので、ダクト内を通過するガスの振動や
内圧変動が内筒で受け止められ、これらの断熱体への伝
達が抑制され、また、空間が内筒の半径方向への自由な
伸縮を許容するので、内筒が熱膨張を起こして拡径した
場合でも内筒と断熱体との接触が回避され、断熱体の破
損が防止される。また、空間により内筒の振動が断熱体
に直接伝達することが防止される。
(以下単に「ダクト」とも称す。)は断熱体の内側に内
筒を備えているので、ダクト内を通過するガスの振動や
内圧変動が内筒で受け止められ、これらの断熱体への伝
達が抑制され、また、空間が内筒の半径方向への自由な
伸縮を許容するので、内筒が熱膨張を起こして拡径した
場合でも内筒と断熱体との接触が回避され、断熱体の破
損が防止される。また、空間により内筒の振動が断熱体
に直接伝達することが防止される。
【0015】(2) また、第2の手段としては、第1
の手段の高温ガス用ダクトにおいて、前記断熱体が袋体
と同袋体に充填された粉状断熱材とから構成され、同断
熱体が前記外筒に押しつけられることによって同外筒に
固定されてなることを特徴とする高温ガス用ダクトを提
供するものである。
の手段の高温ガス用ダクトにおいて、前記断熱体が袋体
と同袋体に充填された粉状断熱材とから構成され、同断
熱体が前記外筒に押しつけられることによって同外筒に
固定されてなることを特徴とする高温ガス用ダクトを提
供するものである。
【0016】第1の手段の作用に加え、第2の手段によ
れば、断熱体は外筒に押しつけられることにより、外筒
に固定されるが、断熱体は内部が粉体であるので、ある
程度変形自在であり、外筒に押しつけられることによっ
てダクトの軸方向及び周方向に伸張しようとする。これ
によって、隣接する断熱体同士の間隙が埋められ、断熱
効果が高められる。また、断熱体はダクトが熱膨張によ
って変形した場合でもこの変形に追従するので、隣接す
る断熱同士の間に間隙が発生せず、断熱効果が維持され
る。
れば、断熱体は外筒に押しつけられることにより、外筒
に固定されるが、断熱体は内部が粉体であるので、ある
程度変形自在であり、外筒に押しつけられることによっ
てダクトの軸方向及び周方向に伸張しようとする。これ
によって、隣接する断熱体同士の間隙が埋められ、断熱
効果が高められる。また、断熱体はダクトが熱膨張によ
って変形した場合でもこの変形に追従するので、隣接す
る断熱同士の間に間隙が発生せず、断熱効果が維持され
る。
【0017】(3) 第3の手段としては、第2の手段
の高温ガス用ダクトにおいて、前記粉状断熱材が、多孔
質無機粉体であることを特徴とする高温ガス用ダクトを
提供する。
の高温ガス用ダクトにおいて、前記粉状断熱材が、多孔
質無機粉体であることを特徴とする高温ガス用ダクトを
提供する。
【0018】第3の手段によれば、第2の手段の作用に
加え、好ましい粉状断熱材は多孔質無機粉体であり、こ
れによって断熱体の耐熱性が向上する。
加え、好ましい粉状断熱材は多孔質無機粉体であり、こ
れによって断熱体の耐熱性が向上する。
【0019】(4) 第4の手段としては、第2の手段
の高温ガス用ダクトにおいて、前記袋体がシリカクロス
から形成されてなることを特徴とする高温ガス用ダクト
を提供する。
の高温ガス用ダクトにおいて、前記袋体がシリカクロス
から形成されてなることを特徴とする高温ガス用ダクト
を提供する。
【0020】第4の手段によれば、第2の手段の作用に
加え、好ましい袋体の材質はシリカクロスであり、これ
によっても断熱体の耐熱性が向上する。さらに、シリカ
クロスは金属材料に比べて熱を伝導しにくいので、粉状
断熱材が金属容器に充填されて断熱体を構成する場合に
比べて放熱量が低減される。。
加え、好ましい袋体の材質はシリカクロスであり、これ
によっても断熱体の耐熱性が向上する。さらに、シリカ
クロスは金属材料に比べて熱を伝導しにくいので、粉状
断熱材が金属容器に充填されて断熱体を構成する場合に
比べて放熱量が低減される。。
【0021】(5) 第5の手段としては、第1の手段
ないし第4の手段のいずれかの高温ガス用ダクトにおい
て、前記内筒が軸方向に複数の筒部に分割され、隣接す
る同筒部の間に軸方向に伸縮自在な伸縮継手が設けられ
てなることを特徴とする高温ガス用ダクトを提供する。
ないし第4の手段のいずれかの高温ガス用ダクトにおい
て、前記内筒が軸方向に複数の筒部に分割され、隣接す
る同筒部の間に軸方向に伸縮自在な伸縮継手が設けられ
てなることを特徴とする高温ガス用ダクトを提供する。
【0022】第5の手段によれば、第1の手段ないし第
4の手段のいずれかの作用に加え、内筒の分割と、伸縮
継手とによって、内筒の筒部の軸方向の熱膨張が吸収さ
れる。
4の手段のいずれかの作用に加え、内筒の分割と、伸縮
継手とによって、内筒の筒部の軸方向の熱膨張が吸収さ
れる。
【0023】(6) 第6の手段としては、第5の手段
の高温ガス用ダクトにおいて、前記伸縮継手は、一端が
支点軸で互いに連結された節の対からなるリンクを備
え、同リンクのそれぞれの節の他端が隣接する前記筒部
にそれぞれ軸支されたものであり、前記支点軸は、前記
外筒の内周面に接合された支持具を介して同外筒に連結
されてなることを特徴とする高温ガス用ダクトを提供す
る。
の高温ガス用ダクトにおいて、前記伸縮継手は、一端が
支点軸で互いに連結された節の対からなるリンクを備
え、同リンクのそれぞれの節の他端が隣接する前記筒部
にそれぞれ軸支されたものであり、前記支点軸は、前記
外筒の内周面に接合された支持具を介して同外筒に連結
されてなることを特徴とする高温ガス用ダクトを提供す
る。
【0024】第6の手段によれば、第5の手段の作用に
加え、強度、信頼性等において好適なリンクにより内筒
の分割された筒部同士が互いに伸縮自在に連結されると
ともに、リンクを介して内筒を外筒に吊り下げられる。
加え、強度、信頼性等において好適なリンクにより内筒
の分割された筒部同士が互いに伸縮自在に連結されると
ともに、リンクを介して内筒を外筒に吊り下げられる。
【0025】(7) 第7の手段としては、第6の手段
の高温ガス用ダクトにおいて、前記リンクの支点軸と前
記支持具とが、前記内筒の半径方向への移動を吸収する
継手を介して連結されてなることを特徴とする高温ガス
用ダクトを提供する。
の高温ガス用ダクトにおいて、前記リンクの支点軸と前
記支持具とが、前記内筒の半径方向への移動を吸収する
継手を介して連結されてなることを特徴とする高温ガス
用ダクトを提供する。
【0026】第7の手段によれば、第6の手段の作用に
加え、リンクの支点と支持具とが継手を介して連結され
るので、継手により熱膨張等に起因する内筒の半径方向
への移動が吸収される。
加え、リンクの支点と支持具とが継手を介して連結され
るので、継手により熱膨張等に起因する内筒の半径方向
への移動が吸収される。
【0027】(8) 第8の手段としては、第6の手段
の高温ガス用ダクトにおいて、前記外筒の前記支持具が
接合された位置に対応する同外筒の外周面に保護環が設
けられてなることを特徴とする高温ガス用ダクトを提供
する。
の高温ガス用ダクトにおいて、前記外筒の前記支持具が
接合された位置に対応する同外筒の外周面に保護環が設
けられてなることを特徴とする高温ガス用ダクトを提供
する。
【0028】第8の手段によれば、第6の手段の作用に
加え、外筒のうち支持具が接合された部分には内筒によ
る荷重がかかるが、支持具の接合された位置に対応する
外筒の外周面に設けた保護環によってこの部分の強度が
向上し、内筒の荷重による外筒の破損が防止される。
加え、外筒のうち支持具が接合された部分には内筒によ
る荷重がかかるが、支持具の接合された位置に対応する
外筒の外周面に設けた保護環によってこの部分の強度が
向上し、内筒の荷重による外筒の破損が防止される。
【0029】(9) 第9の手段としては、第1の手段
の高温ガス用ダクトにおいて、前記外筒の軸方向の端部
と、隣接する他のダクトの筒体の端部との間に、軸方向
に伸縮自在な外筒伸縮継手が設けられてなることを特徴
とする高温ガス用ダクトを提供する。
の高温ガス用ダクトにおいて、前記外筒の軸方向の端部
と、隣接する他のダクトの筒体の端部との間に、軸方向
に伸縮自在な外筒伸縮継手が設けられてなることを特徴
とする高温ガス用ダクトを提供する。
【0030】第9の手段によれば、第1の手段の作用に
加え、内筒のみならず外筒の軸方向の熱膨張を吸収する
ことや、他の装置のダクトの筒体との接続が容易にでき
る。
加え、内筒のみならず外筒の軸方向の熱膨張を吸収する
ことや、他の装置のダクトの筒体との接続が容易にでき
る。
【0031】(10) 第10の手段としては、第9の
手段の高温ガス用ダクトにおいて、前記外筒伸縮継手
は、一方の支点が前記外筒に軸支され他方の支点は前記
他のダクトの筒体に軸支され、前記両支点間に中間支点
を有し、前記一方の支点と中間支点と他方の支点とが均
等に間隔を有して伸縮する複合リンクを周方向に複数備
え、且つ前記両支点および中間支点にそれぞれ取り付け
られた複数の環状板と、袋体と同袋体に充填された粉状
断熱材とからなり前記環状板の内周面に取り付けられた
断熱体と、前記外筒の軸方向の端部と隣接する他のダク
トの筒部の端部との間を覆うダイヤフラムとを備えてな
ることを特徴とする高温ガス用ダクト。
手段の高温ガス用ダクトにおいて、前記外筒伸縮継手
は、一方の支点が前記外筒に軸支され他方の支点は前記
他のダクトの筒体に軸支され、前記両支点間に中間支点
を有し、前記一方の支点と中間支点と他方の支点とが均
等に間隔を有して伸縮する複合リンクを周方向に複数備
え、且つ前記両支点および中間支点にそれぞれ取り付け
られた複数の環状板と、袋体と同袋体に充填された粉状
断熱材とからなり前記環状板の内周面に取り付けられた
断熱体と、前記外筒の軸方向の端部と隣接する他のダク
トの筒部の端部との間を覆うダイヤフラムとを備えてな
ることを特徴とする高温ガス用ダクト。
【0032】第10の手段によれば、第9の手段の作用
に加え、外筒伸縮継手における外筒と他のダクトの筒体
との熱膨張による相対移動は、複合リンクによって吸収
され、複合リンクのそれぞれの支点間距離は均等である
ので、相対移動の量は複数の環状板に分散され、環状板
の内周に設けられた断熱体は変形自在のため移動分膨ら
み断熱体間の間隙が生じず、断熱作用の欠落がなく、ま
た、ダイヤフラムが外筒として機能し、連続的な高温ガ
ス用ダクトを形成できる。
に加え、外筒伸縮継手における外筒と他のダクトの筒体
との熱膨張による相対移動は、複合リンクによって吸収
され、複合リンクのそれぞれの支点間距離は均等である
ので、相対移動の量は複数の環状板に分散され、環状板
の内周に設けられた断熱体は変形自在のため移動分膨ら
み断熱体間の間隙が生じず、断熱作用の欠落がなく、ま
た、ダイヤフラムが外筒として機能し、連続的な高温ガ
ス用ダクトを形成できる。
【0033】(11) 第11の手段としては、第9の
手段または第10の手段の高温ガス用ダクトにおいて、
前記他のダクトの筒体は、外周側に断熱体を備えた外面
保温のダクトの筒体の端部に接続して設けられた中間筒
であって、同中間筒は外周面と内周面の双方に断熱体を
備えてなることを特徴とする高温ガス用ダクトを提供す
る。
手段または第10の手段の高温ガス用ダクトにおいて、
前記他のダクトの筒体は、外周側に断熱体を備えた外面
保温のダクトの筒体の端部に接続して設けられた中間筒
であって、同中間筒は外周面と内周面の双方に断熱体を
備えてなることを特徴とする高温ガス用ダクトを提供す
る。
【0034】第11の手段によれば、第9の手段または
第10の手段の作用に加え、内面保温の高温ガス用ダク
トを、他の装置部分や、他のダクト等における外面保温
のダクトと容易に接続できるものとすることができる。
その場合、外面保温のダクトは内外面を保温された中間
筒を介して外筒伸縮継手に接続するので、内面保温のダ
クトの外筒との熱膨張差による外筒伸縮継手への応力が
大幅に軽減する。
第10の手段の作用に加え、内面保温の高温ガス用ダク
トを、他の装置部分や、他のダクト等における外面保温
のダクトと容易に接続できるものとすることができる。
その場合、外面保温のダクトは内外面を保温された中間
筒を介して外筒伸縮継手に接続するので、内面保温のダ
クトの外筒との熱膨張差による外筒伸縮継手への応力が
大幅に軽減する。
【0035】(12) 第12の手段としては、第9の
手段または第10の手段の高温ガス用ダクトにおいて、
前記他のダクトの筒体は、前記外筒と同じく内周側に断
熱体を備えた内面保温のダクトの外筒であることを特徴
とする高温ガス用ダクトを提供する。
手段または第10の手段の高温ガス用ダクトにおいて、
前記他のダクトの筒体は、前記外筒と同じく内周側に断
熱体を備えた内面保温のダクトの外筒であることを特徴
とする高温ガス用ダクトを提供する。
【0036】第12の手段によれば、第9の手段または
第10の手段の作用に加え、内面保温の高温ガス用ダク
トの外筒を、隣接する内面保温の高温ガス用ダクトの外
筒と容易に接続できるものとすることができ、内筒のみ
ならず外筒も伸縮自在に接続させた内面保温の高温ガス
用ダクトとなる。
第10の手段の作用に加え、内面保温の高温ガス用ダク
トの外筒を、隣接する内面保温の高温ガス用ダクトの外
筒と容易に接続できるものとすることができ、内筒のみ
ならず外筒も伸縮自在に接続させた内面保温の高温ガス
用ダクトとなる。
【0037】
【発明の実施の形態】本発明の実施の第1形態にかかる
高温ガス用ダクトを、図1から図6にもとづき説明す
る。
高温ガス用ダクトを、図1から図6にもとづき説明す
る。
【0038】図1は、本実施の形態にかかる高温ガス用
ダクトの一部を示す軸方向に沿った断面図である。ま
た、図2は、図1中A−A矢視による高温ガス用ダクト
の一部を示す軸方向と垂直な方向に沿った断面図(横断
面図)である。なお、図1は、図2中B−B矢視に相当
する。
ダクトの一部を示す軸方向に沿った断面図である。ま
た、図2は、図1中A−A矢視による高温ガス用ダクト
の一部を示す軸方向と垂直な方向に沿った断面図(横断
面図)である。なお、図1は、図2中B−B矢視に相当
する。
【0039】本実施の形態の高温ガス用ダクトは、外筒
1、断熱体3及び内筒5を備え、内筒5は後述伸縮継手
7を備えている。高温ガスaは、内筒5の内側(図1に
おいて内筒5の下方)を、図1中に矢印で示される方向
に移動する。
1、断熱体3及び内筒5を備え、内筒5は後述伸縮継手
7を備えている。高温ガスaは、内筒5の内側(図1に
おいて内筒5の下方)を、図1中に矢印で示される方向
に移動する。
【0040】本実施の形態、及び後述の他の実施の形態
においては、高温ガス用ダクト全体の横断面の形状は図
2にその一部が示されるように円形であるものを例に説
明を記載し、また一般的にも円形であるものが大半であ
るが、例えば楕円形、矩形等であってもよい。また、そ
の内寸が軸方向に沿って漸次変化するものであっても良
い。
においては、高温ガス用ダクト全体の横断面の形状は図
2にその一部が示されるように円形であるものを例に説
明を記載し、また一般的にも円形であるものが大半であ
るが、例えば楕円形、矩形等であってもよい。また、そ
の内寸が軸方向に沿って漸次変化するものであっても良
い。
【0041】外筒1は高温ガス用ダクトの最も外側に位
置する。外筒1は耐圧容器としても機能するので、例え
ばSS材のような、耐圧性に優れた材料から構成されて
いる。外筒1の厚みは特には限定されず、通過する高温
ガスの圧力に耐えうる厚みが適宜設定される。
置する。外筒1は耐圧容器としても機能するので、例え
ばSS材のような、耐圧性に優れた材料から構成されて
いる。外筒1の厚みは特には限定されず、通過する高温
ガスの圧力に耐えうる厚みが適宜設定される。
【0042】断熱体3は、外筒1の内周面に当接してい
る。断熱体3は略ブロック状であり、多数個が並列され
ている。断熱体3の内筒5側には、金属保護板9が当接
している。隣接する断熱体3,3の間には、その一端が
外筒1の内周面に接合されたワイヤー11が下ろされて
いる。ワイヤー11の下端には、板バネ13が取り付け
られている。
る。断熱体3は略ブロック状であり、多数個が並列され
ている。断熱体3の内筒5側には、金属保護板9が当接
している。隣接する断熱体3,3の間には、その一端が
外筒1の内周面に接合されたワイヤー11が下ろされて
いる。ワイヤー11の下端には、板バネ13が取り付け
られている。
【0043】板バネ13によって金属保護板9は半径方
向外向き(すなわち外筒1の方向)に押しつけられてお
り、また、金属保護板9によって断熱体3が半径方向外
向きに押しつけられている。これにより、断熱体3が外
筒1に固定されている。
向外向き(すなわち外筒1の方向)に押しつけられてお
り、また、金属保護板9によって断熱体3が半径方向外
向きに押しつけられている。これにより、断熱体3が外
筒1に固定されている。
【0044】なお、図示されていないが、断熱体3と金
属保護板9との間にシリカクロスが配置されてもよい。
このシリカクロスは、断熱体3のつなぎ目における断熱
効果の向上や、金属保護板9のつなぎ目における断熱体
3の袋の保護に寄与する。
属保護板9との間にシリカクロスが配置されてもよい。
このシリカクロスは、断熱体3のつなぎ目における断熱
効果の向上や、金属保護板9のつなぎ目における断熱体
3の袋の保護に寄与する。
【0045】断熱体3の寸法は特には限定されないが、
例えば幅が300mm程度、長さが1000mm程度、
厚みが100mm程度である。また、金属保護板9の寸
法は、例えば幅が300mm程度、長さが300mm程
度、厚みが0.5mm程度である。
例えば幅が300mm程度、長さが1000mm程度、
厚みが100mm程度である。また、金属保護板9の寸
法は、例えば幅が300mm程度、長さが300mm程
度、厚みが0.5mm程度である。
【0046】1つの断熱体3は、ダクトの軸方向におい
て複数個(図1においては3個)の金属保護板9が当接
している。隣り合う金属保護板9,9同士の間には間隙
が設けられており、この間隙により、金属保護板9の熱
膨張が吸収される。
て複数個(図1においては3個)の金属保護板9が当接
している。隣り合う金属保護板9,9同士の間には間隙
が設けられており、この間隙により、金属保護板9の熱
膨張が吸収される。
【0047】断熱体3は前述のようにワイヤー11によ
って吊されるが、ワイヤー11は小径であるので、伝導
する熱量が少ない。従って、図11に示された従来の排
気ダクトのようにボルト104を通じて多量の熱が伝導
する、という状態がなく、ダクトからの放熱量が抑制さ
れる。また、ワイヤー11による取り付けなので、従来
のボルト、ナットによる取り付けのように緩み対策を考
慮する必要がなく作業効率が向上する。
って吊されるが、ワイヤー11は小径であるので、伝導
する熱量が少ない。従って、図11に示された従来の排
気ダクトのようにボルト104を通じて多量の熱が伝導
する、という状態がなく、ダクトからの放熱量が抑制さ
れる。また、ワイヤー11による取り付けなので、従来
のボルト、ナットによる取り付けのように緩み対策を考
慮する必要がなく作業効率が向上する。
【0048】図3は内筒5の全体側面図であり、図3に
示すように、内筒5は、フレーム15とパネル17とを
備えており、パネル17はリベット19によってフレー
ム15に固定されている。フレーム15はダクトの軸方
向、周方向等に張り渡されている。また、内筒5は、複
数の筒部21に分割されている。そして、各筒部21の
端部にはフランジ23が形成されており、隣接する筒部
21のフランジ23,23同士は所定間隔を隔てて対向
している。
示すように、内筒5は、フレーム15とパネル17とを
備えており、パネル17はリベット19によってフレー
ム15に固定されている。フレーム15はダクトの軸方
向、周方向等に張り渡されている。また、内筒5は、複
数の筒部21に分割されている。そして、各筒部21の
端部にはフランジ23が形成されており、隣接する筒部
21のフランジ23,23同士は所定間隔を隔てて対向
している。
【0049】なお、図3に示されるように、内筒5は、
その軸方向が水平方向である筒部21と、その軸方向が
水平に対して傾斜している筒部21とが組み合わされて
構成されることもある。また、図3においてフレーム1
5の配置はいわば模式的に示されているが、実際の内筒
5では、隣り合うフレーム15,15の間隔は例えば5
00mm程度であるので、図3に示された状態よりも多
くのフレーム15が設けられる。
その軸方向が水平方向である筒部21と、その軸方向が
水平に対して傾斜している筒部21とが組み合わされて
構成されることもある。また、図3においてフレーム1
5の配置はいわば模式的に示されているが、実際の内筒
5では、隣り合うフレーム15,15の間隔は例えば5
00mm程度であるので、図3に示された状態よりも多
くのフレーム15が設けられる。
【0050】図1から図3に示すように、本実施の形態
の高温ガス用ダクトでは、内筒5の内側が高温ガスaの
流路を形成する。従って、高温ガスaの衝撃や内圧変動
が内筒5で受け止められ、これらの断熱体3への伝達が
抑制される。よって、断熱体3の劣化が防止される。ま
た、内筒5と断熱体3とが離間しており、内筒5と断熱
体3との間に空間10が存在する。空間10により、内
筒5が熱膨張で拡径した場合の内筒5と断熱体3との接
触が回避され、断熱体3の破損が防止される。さらに、
空間10により内筒5の振動が断熱体3に直接伝達する
ことが防止される。
の高温ガス用ダクトでは、内筒5の内側が高温ガスaの
流路を形成する。従って、高温ガスaの衝撃や内圧変動
が内筒5で受け止められ、これらの断熱体3への伝達が
抑制される。よって、断熱体3の劣化が防止される。ま
た、内筒5と断熱体3とが離間しており、内筒5と断熱
体3との間に空間10が存在する。空間10により、内
筒5が熱膨張で拡径した場合の内筒5と断熱体3との接
触が回避され、断熱体3の破損が防止される。さらに、
空間10により内筒5の振動が断熱体3に直接伝達する
ことが防止される。
【0051】図4は、図1から図3の高温ガス用ダクト
の断熱体3を示す一部を切欠いた斜視図である。断熱体
3は、略ブロック状の袋体25と、袋体25に充填され
た粉状断熱材27とから構成されている。このような構
成とされることにより、断熱体3は荷重によってある程
度変形自在となる。
の断熱体3を示す一部を切欠いた斜視図である。断熱体
3は、略ブロック状の袋体25と、袋体25に充填され
た粉状断熱材27とから構成されている。このような構
成とされることにより、断熱体3は荷重によってある程
度変形自在となる。
【0052】断熱体3は図1及び図2に示されるように
板バネ13及び金属保護板9によって外筒1に押しつけ
られると、扁平化する。これにより、隣接する断熱体
3,3同士の間隙が埋められ、断熱効果が高められる。
また、断熱体3は変形自在であるので、ダクトが熱膨張
によって変形した場合でもこの変形に追従する。
板バネ13及び金属保護板9によって外筒1に押しつけ
られると、扁平化する。これにより、隣接する断熱体
3,3同士の間隙が埋められ、断熱効果が高められる。
また、断熱体3は変形自在であるので、ダクトが熱膨張
によって変形した場合でもこの変形に追従する。
【0053】従って、本実施の形態の断熱体3によれ
ば、隣接する断熱体3,3同士の間に間隙が生じず、断
熱効果が維持される構造が容易に得られる。
ば、隣接する断熱体3,3同士の間に間隙が生じず、断
熱効果が維持される構造が容易に得られる。
【0054】また、粉状断熱材27は、好ましくは多孔
質無機粉体であり、これによって断熱体3の耐熱性が向
上する。
質無機粉体であり、これによって断熱体3の耐熱性が向
上する。
【0055】袋体25は、織布及び不織布を含む布から
構成されている。好適な布としては、例えばガラスクロ
スが挙げられ、なかでも耐熱性に優れるという理由から
石英ガラスからなるシリカクロスが好ましい。粉状断熱
材27の漏出防止の観点から、布が複数枚重ね合わされ
て、例えば二重構造の、袋体25が構成されるのが好ま
しい。
構成されている。好適な布としては、例えばガラスクロ
スが挙げられ、なかでも耐熱性に優れるという理由から
石英ガラスからなるシリカクロスが好ましい。粉状断熱
材27の漏出防止の観点から、布が複数枚重ね合わされ
て、例えば二重構造の、袋体25が構成されるのが好ま
しい。
【0056】なお、本実施の形態では、袋体25と粉状
断熱材27とから断熱体3が構成されるが、断熱体3は
これに限らず粉状断熱材がパネル状に成形固化されたも
のであっても断熱体3間の間隙を生じないように外筒1
の内周面に取り付けられるものであれば同様に用い得
る。しかし上述のように本実施の形態であれば、より好
ましく容易に断熱効果を奏するものとなる。
断熱材27とから断熱体3が構成されるが、断熱体3は
これに限らず粉状断熱材がパネル状に成形固化されたも
のであっても断熱体3間の間隙を生じないように外筒1
の内周面に取り付けられるものであれば同様に用い得
る。しかし上述のように本実施の形態であれば、より好
ましく容易に断熱効果を奏するものとなる。
【0057】図5は、図1中C部にあたる伸縮継手7の
近傍を示す拡大断面図である。図5では、内筒5とし
て、左側筒部21aと右側筒部21bとが示されてい
る。左側筒部21aの右端にはフランジ23aが形成さ
れている。同様に、右側筒部21bの左端にもフランジ
23bが形成されている。左側筒部21aのパネル17
aの右端と右側筒部21bのパネル17bの左端とは離
間している。
近傍を示す拡大断面図である。図5では、内筒5とし
て、左側筒部21aと右側筒部21bとが示されてい
る。左側筒部21aの右端にはフランジ23aが形成さ
れている。同様に、右側筒部21bの左端にもフランジ
23bが形成されている。左側筒部21aのパネル17
aの右端と右側筒部21bのパネル17bの左端とは離
間している。
【0058】左側筒部21aのパネル17aと右側筒部
21bのパネル17bとには、上下一対のスライド板2
9とスペーサー板31とからなるスライドパネル33が
架け渡されている。スライドパネル33により、内筒5
の気密性が向上し、左側のパネル17aと右側のパネル
17bとの間からの高温ガスaの出入りが抑制される。
21bのパネル17bとには、上下一対のスライド板2
9とスペーサー板31とからなるスライドパネル33が
架け渡されている。スライドパネル33により、内筒5
の気密性が向上し、左側のパネル17aと右側のパネル
17bとの間からの高温ガスaの出入りが抑制される。
【0059】左側のフランジ23aと右側のフランジ2
3bとの間には、後述のリンク35が設けられている。
リンク35とスライドパネル33とは、伸縮継手7を構
成しており、伸縮継手7により、内筒5の軸方向の熱膨
張が吸収される。
3bとの間には、後述のリンク35が設けられている。
リンク35とスライドパネル33とは、伸縮継手7を構
成しており、伸縮継手7により、内筒5の軸方向の熱膨
張が吸収される。
【0060】図6は、図5中D−D矢視によるリンク3
5の近傍を示す平面図である。図5及び図6に示される
ように、リンク35は左側の節37aを2個と、右側の
節37bを2個備えている。すなわち、リンク35は、
2対の節37を備えている。それぞれの節37の一端
は、支点軸39で互いに軸支されている。左側の節37
aの他端は、左側のL字状部材41aに軸支されてお
り、L字状部材41aは左側のフランジ23aに接合さ
れている。同様に、右側の節37bの他端は、右側のL
字状部材41bに軸支されており、L字状部材41bは
右側のフランジ23bに接合されている。
5の近傍を示す平面図である。図5及び図6に示される
ように、リンク35は左側の節37aを2個と、右側の
節37bを2個備えている。すなわち、リンク35は、
2対の節37を備えている。それぞれの節37の一端
は、支点軸39で互いに軸支されている。左側の節37
aの他端は、左側のL字状部材41aに軸支されてお
り、L字状部材41aは左側のフランジ23aに接合さ
れている。同様に、右側の節37bの他端は、右側のL
字状部材41bに軸支されており、L字状部材41bは
右側のフランジ23bに接合されている。
【0061】以上のように、リンク35を介して、左側
の筒部21aと右側の筒部21bとが連結されているの
で、内筒5の伸縮・膨張時には、支点軸39における両
側の節37の角度が変化する。このリンク35は伸縮継
手7の構成部材の一つであり強度、信頼性等に優れたも
のである。なお、強度向上の観点から、節は二対以上設
けるのが好ましい。
の筒部21aと右側の筒部21bとが連結されているの
で、内筒5の伸縮・膨張時には、支点軸39における両
側の節37の角度が変化する。このリンク35は伸縮継
手7の構成部材の一つであり強度、信頼性等に優れたも
のである。なお、強度向上の観点から、節は二対以上設
けるのが好ましい。
【0062】図5に示されるように、外筒1の内周面の
うち伸縮継手7の外側に対応する部分には、支持具43
が接合されている。支持具43は、例えば鋼等により作
られている。図5には示されていないが、図2に示すよ
うに、支持具43には、継手としての板バネ45の一端
が接合されている。そして、板バネ45の他端は、リン
ク35の支点軸39と接合されている。
うち伸縮継手7の外側に対応する部分には、支持具43
が接合されている。支持具43は、例えば鋼等により作
られている。図5には示されていないが、図2に示すよ
うに、支持具43には、継手としての板バネ45の一端
が接合されている。そして、板バネ45の他端は、リン
ク35の支点軸39と接合されている。
【0063】すなわち、リンク35、板バネ45及び支
持具43を介して、内筒5が外筒1の内周面に固定され
ており、板バネ45により、内筒5の半径方向への伸縮
(すなわち拡径と縮径)が吸収される。このような固定
は、ダクトの円周方向に沿って所定間隔を隔てた複数箇
所においてなされる。これにより、外筒1の内部におけ
る内筒5の位置の安定が達成される。
持具43を介して、内筒5が外筒1の内周面に固定され
ており、板バネ45により、内筒5の半径方向への伸縮
(すなわち拡径と縮径)が吸収される。このような固定
は、ダクトの円周方向に沿って所定間隔を隔てた複数箇
所においてなされる。これにより、外筒1の内部におけ
る内筒5の位置の安定が達成される。
【0064】支持具43は、図5に示されるように湾曲
し蛇行する断面を有している。これにより支持具43の
実質的な全長が大きくなり、支持具43を介したダクト
外への放熱が抑制される。また、支持具43は、グラス
クロス又はシリカクロスからなる袋体46に充填された
フェルト状のセラミクス断熱材47が配されており、こ
れによってもダクト外への放熱が抑制される。
し蛇行する断面を有している。これにより支持具43の
実質的な全長が大きくなり、支持具43を介したダクト
外への放熱が抑制される。また、支持具43は、グラス
クロス又はシリカクロスからなる袋体46に充填された
フェルト状のセラミクス断熱材47が配されており、こ
れによってもダクト外への放熱が抑制される。
【0065】図7にもとづき本発明の実施の第2形態に
係る高温ガス用ダクトを説明する。図7は、本実施の形
態にかかる高温ガス用ダクトの一部を示す軸方向と垂直
な方向に沿った断面図である。
係る高温ガス用ダクトを説明する。図7は、本実施の形
態にかかる高温ガス用ダクトの一部を示す軸方向と垂直
な方向に沿った断面図である。
【0066】本実施の形態の高温ガス用ダクトの外筒
1、内筒5、断熱体3等の構成は、図1から図6に示さ
れた実施の第1形態の高温ガス用ダクトのものと同じで
あり、同じ部分については、図7においても同符号を付
けて説明を省略し、以下、本実施の形態において異なる
点を中心に説明する。また、このことは、後述の他の実
施の形態において同様とする。
1、内筒5、断熱体3等の構成は、図1から図6に示さ
れた実施の第1形態の高温ガス用ダクトのものと同じで
あり、同じ部分については、図7においても同符号を付
けて説明を省略し、以下、本実施の形態において異なる
点を中心に説明する。また、このことは、後述の他の実
施の形態において同様とする。
【0067】前述の実施の第1形態の高温ガス用ダクト
においては、リンク35と支持具43との継手として板
バネ45が用いられていたが、図7に示された本実施の
形態の高温ガス用ダクトでは、板バネ45に代えていわ
ゆる吊り継手49が用いられている。
においては、リンク35と支持具43との継手として板
バネ45が用いられていたが、図7に示された本実施の
形態の高温ガス用ダクトでは、板バネ45に代えていわ
ゆる吊り継手49が用いられている。
【0068】吊り継手49は、2個のU字状部材51を
備え、一方のU字状部材51は支持具43に接合されて
おり、他方のU字状部材51はリンク35に接合されて
いる。それぞれのU字状部材51の内側には、円柱状の
横バー53が通されており、2個の横バー53は、連結
バー55によって連結されている。
備え、一方のU字状部材51は支持具43に接合されて
おり、他方のU字状部材51はリンク35に接合されて
いる。それぞれのU字状部材51の内側には、円柱状の
横バー53が通されており、2個の横バー53は、連結
バー55によって連結されている。
【0069】U字状部材51の内寸は横バー53の外径
に比して十分大きいので、横バー53はU字状部材51
の中である程度回転自在であり、またある程度移動自在
である。この回転及び移動により、内筒5の半径方向へ
の伸縮が吸収される。
に比して十分大きいので、横バー53はU字状部材51
の中である程度回転自在であり、またある程度移動自在
である。この回転及び移動により、内筒5の半径方向へ
の伸縮が吸収される。
【0070】なお、この図7では省略されているが、リ
ンク35は図1から図6に示された実施の第1形態の高
温ガス用ダクトと同様に、内筒5に連結されている。
ンク35は図1から図6に示された実施の第1形態の高
温ガス用ダクトと同様に、内筒5に連結されている。
【0071】図8にもとづき本発明の実施の第3形態に
係る高温ガス用ダクトを説明する。図8は、本実施の形
態にかかる高温ガス用ダクトの一部を示す軸方向に沿っ
た断面図である。
係る高温ガス用ダクトを説明する。図8は、本実施の形
態にかかる高温ガス用ダクトの一部を示す軸方向に沿っ
た断面図である。
【0072】本実施の形態の高温ガス用ダクトの外筒
1、内筒5、断熱体3等の構成は、図1から図6に示さ
れた実施の第1形態の高温ガス用ダクトのものと同じで
ある。
1、内筒5、断熱体3等の構成は、図1から図6に示さ
れた実施の第1形態の高温ガス用ダクトのものと同じで
ある。
【0073】本実施の形態においては、図8に示すよう
に、高温ガス用ダクトの外筒1の外周面にリブ状に保護
環57が設けられている。この保護環57は、例えば溶
接等の手段によって外筒1に固定されている。保護環5
7は、その裏側に支持具43が接合されている位置に対
応して設けられている。この部分の外筒1には支持具4
3を介して内筒5の荷重がかかるが、保護環57により
外筒1の強度が向上するので、外筒1の破損が防止され
る。
に、高温ガス用ダクトの外筒1の外周面にリブ状に保護
環57が設けられている。この保護環57は、例えば溶
接等の手段によって外筒1に固定されている。保護環5
7は、その裏側に支持具43が接合されている位置に対
応して設けられている。この部分の外筒1には支持具4
3を介して内筒5の荷重がかかるが、保護環57により
外筒1の強度が向上するので、外筒1の破損が防止され
る。
【0074】図9にもとづき本発明の実施の第4形態に
係る高温ガス用ダクトを説明する。図9は、本実施の形
態にかかる高温ガス用ダクトの外筒伸縮継手を設けた部
分を示す軸方向に沿った断面図である。
係る高温ガス用ダクトを説明する。図9は、本実施の形
態にかかる高温ガス用ダクトの外筒伸縮継手を設けた部
分を示す軸方向に沿った断面図である。
【0075】本実施の形態においては、筒体61aの外
周面に断熱体3を備えて外面保温がなされたダクト(以
下、「外面保温のダクト」という)61と、外筒1の内
周面に断熱体3を備えて内面保温がなされたダクト(以
下、「内面保温のダクト」という)62との連結部分
に、外筒伸縮継手60が用いられている。
周面に断熱体3を備えて外面保温がなされたダクト(以
下、「外面保温のダクト」という)61と、外筒1の内
周面に断熱体3を備えて内面保温がなされたダクト(以
下、「内面保温のダクト」という)62との連結部分
に、外筒伸縮継手60が用いられている。
【0076】内面保温のダクト62の外筒1、内筒5、
断熱体3等の構成は、図1から図6に示された実施の第
1形態の高温ガス用ダクトのものと基本的には同一であ
るが、図9においてその左端に外面保温のダクト61と
連結するための外筒伸縮継手60を取付ける構造を有し
ている。
断熱体3等の構成は、図1から図6に示された実施の第
1形態の高温ガス用ダクトのものと基本的には同一であ
るが、図9においてその左端に外面保温のダクト61と
連結するための外筒伸縮継手60を取付ける構造を有し
ている。
【0077】外面保温のダクト61の右端には、筒体6
1cに接続する中間筒63が設けられており、中間筒6
3は内面保温のダクト62の外筒1と同一径、形状に拡
大され、その外周面と内周面の双方に断熱体3を備え、
その内面及び外面が保温されている。
1cに接続する中間筒63が設けられており、中間筒6
3は内面保温のダクト62の外筒1と同一径、形状に拡
大され、その外周面と内周面の双方に断熱体3を備え、
その内面及び外面が保温されている。
【0078】高温ガスaが通過している状態では、中間
筒63の左端近傍は高温であるが、内面の保温の効果に
よって右端に近づくほどその温度は低下し、中間筒63
の右端近傍ではほぼ常温である。したがって、内面保温
のダクト62の外筒1と熱膨張差が少なく、熱膨張差に
起因する外筒伸縮継手60への応力は激減する。
筒63の左端近傍は高温であるが、内面の保温の効果に
よって右端に近づくほどその温度は低下し、中間筒63
の右端近傍ではほぼ常温である。したがって、内面保温
のダクト62の外筒1と熱膨張差が少なく、熱膨張差に
起因する外筒伸縮継手60への応力は激減する。
【0079】外筒伸縮継手60は、図9において外面保
温のダクト61の右端(すなわち中間筒63の右端)に
設けられたフランジ61aと、内面保温のダクト62の
左端(すなわち外筒1の左端)に設けられたフランジ6
2aとの間に、複数の複合リンク70を備えている。
温のダクト61の右端(すなわち中間筒63の右端)に
設けられたフランジ61aと、内面保温のダクト62の
左端(すなわち外筒1の左端)に設けられたフランジ6
2aとの間に、複数の複合リンク70を備えている。
【0080】図10は、図9中E−E矢視による複合リ
ンク70の平面図である。図10に示すように、複合リ
ンク70の一方の支点71は外面保温のダクト61のフ
ランジ61aに取り付けられたブラケット61bに軸支
され、他方の支点72は内面保温のダクト62のフラン
ジ62aに取り付けられたブラケット62bに軸支さ
れ、一方の支点71と他方の支点72との間には中間支
点73がある。
ンク70の平面図である。図10に示すように、複合リ
ンク70の一方の支点71は外面保温のダクト61のフ
ランジ61aに取り付けられたブラケット61bに軸支
され、他方の支点72は内面保温のダクト62のフラン
ジ62aに取り付けられたブラケット62bに軸支さ
れ、一方の支点71と他方の支点72との間には中間支
点73がある。
【0081】複合リンク70においては、一方の支点7
1と、中間支点73と、他方の支点72とが、リンク構
成によって均等に間隔を有しつつ伸縮するものとなって
いる。
1と、中間支点73と、他方の支点72とが、リンク構
成によって均等に間隔を有しつつ伸縮するものとなって
いる。
【0082】また、複合リンク70の両支点71、72
及び中間支点73のそれぞれには、外筒1と同心で環状
の金属製の環状板74が固定されている。それぞれの環
状板75の内周面には、図4に示した断熱体3と同様
の、袋体に粉状断熱材が充填された断熱体3’が設けら
れている。
及び中間支点73のそれぞれには、外筒1と同心で環状
の金属製の環状板74が固定されている。それぞれの環
状板75の内周面には、図4に示した断熱体3と同様
の、袋体に粉状断熱材が充填された断熱体3’が設けら
れている。
【0083】断熱体3’は、環状板74の内周面に沿っ
て円弧状に配置されている。すなわち、断熱体3’は外
筒伸縮継手60の円周方向に長い形状であり、円弧状の
断熱体3’が連続することにより全体形状としてリング
状の断熱構造が形成されている。
て円弧状に配置されている。すなわち、断熱体3’は外
筒伸縮継手60の円周方向に長い形状であり、円弧状の
断熱体3’が連続することにより全体形状としてリング
状の断熱構造が形成されている。
【0084】断熱体3’の内側には、金属保護板9’が
当接している。金属保護板9’は、図示されない板バネ
等の手段により、外向きに押しつけられている。このた
め、断熱体3’も金属保護板9’によって外向きに押し
つけられ、環状板74に固定されている。押しつけによ
り断熱体3’は扁平化し、これにより、周方向のみなら
ず軸方向に隣接する断熱体3’,3’同士の間隙が埋め
られ軸方向にも連続した断熱構造となり、断熱効果が高
められる。
当接している。金属保護板9’は、図示されない板バネ
等の手段により、外向きに押しつけられている。このた
め、断熱体3’も金属保護板9’によって外向きに押し
つけられ、環状板74に固定されている。押しつけによ
り断熱体3’は扁平化し、これにより、周方向のみなら
ず軸方向に隣接する断熱体3’,3’同士の間隙が埋め
られ軸方向にも連続した断熱構造となり、断熱効果が高
められる。
【0085】また、内面保温のダクト62の内筒5は、
外筒伸縮継手60、及び中間筒63の内周側まで延在
し、適宜なシールと伸縮機能を有する、例えばスライド
パネルの組合せのような接続部76を介して、外面保温
のダクト61の筒体61aと接続している。
外筒伸縮継手60、及び中間筒63の内周側まで延在
し、適宜なシールと伸縮機能を有する、例えばスライド
パネルの組合せのような接続部76を介して、外面保温
のダクト61の筒体61aと接続している。
【0086】内筒5の外周側は、外筒伸縮継手60の断
熱体3’および中間筒63内周側の断熱体3と離間して
おり、空間10が形成されている。
熱体3’および中間筒63内周側の断熱体3と離間して
おり、空間10が形成されている。
【0087】熱膨張による外面保温のダクト61と内面
保温のダクト62との相対移動は、複合リンク70によ
って吸収される。複合リンク70のそれぞれの支点間距
離は均等であるので、相対移動の量は複合リンク70の
内側に設けられたそれぞれの断熱体3’に分散されて個
々の断熱体3’間の移動量は小さくなる。断熱体3’は
前述のように変形自在であるため、相対移動によっても
移動分膨らむので隣接する断熱体3’,3’同士の間に
間隙が生じず、断熱作用の欠落がない。
保温のダクト62との相対移動は、複合リンク70によ
って吸収される。複合リンク70のそれぞれの支点間距
離は均等であるので、相対移動の量は複合リンク70の
内側に設けられたそれぞれの断熱体3’に分散されて個
々の断熱体3’間の移動量は小さくなる。断熱体3’は
前述のように変形自在であるため、相対移動によっても
移動分膨らむので隣接する断熱体3’,3’同士の間に
間隙が生じず、断熱作用の欠落がない。
【0088】また、外筒伸縮継手60においては、ダイ
ヤフラム77が外周側を覆うように設けられており、ダ
イヤフラム77が外筒として機能し、連続的な高温ガス
用ダクトを形成できる。
ヤフラム77が外周側を覆うように設けられており、ダ
イヤフラム77が外筒として機能し、連続的な高温ガス
用ダクトを形成できる。
【0089】ガスの衝撃や内圧変動は、内筒5で受け止
められ、さらに空間10が介在するため、これらの断熱
体3’への伝達が抑制され、また空間10により内筒5
の圧力、熱膨張等による半径方向への伸縮は許容され、
断熱体3’の劣化、破損が防止される。
められ、さらに空間10が介在するため、これらの断熱
体3’への伝達が抑制され、また空間10により内筒5
の圧力、熱膨張等による半径方向への伸縮は許容され、
断熱体3’の劣化、破損が防止される。
【0090】外面保温のダクト61は、高温ガス用ダク
トと接続する他の装置部分や、他のダクト部分に用いら
れる場合があるが、以上説明したように、外筒伸縮継手
60を設けたことにより、内面保温の高温ガス用ダクト
62とかかる外面保温のダクト61とを容易に接続でき
るようになる。また、外面保温のダクト61はその端部
に設けた中間筒63を介して外筒伸縮継手60に接続
し、中間筒63はその内周面と外周面の双方に断熱体3
を備え、内外面が保温されているため、内面保温のダク
ト62の外筒1との熱膨張差が少なく、熱膨張差による
外筒伸縮継手60への応力を激減することができる。
トと接続する他の装置部分や、他のダクト部分に用いら
れる場合があるが、以上説明したように、外筒伸縮継手
60を設けたことにより、内面保温の高温ガス用ダクト
62とかかる外面保温のダクト61とを容易に接続でき
るようになる。また、外面保温のダクト61はその端部
に設けた中間筒63を介して外筒伸縮継手60に接続
し、中間筒63はその内周面と外周面の双方に断熱体3
を備え、内外面が保温されているため、内面保温のダク
ト62の外筒1との熱膨張差が少なく、熱膨張差による
外筒伸縮継手60への応力を激減することができる。
【0091】なお、図9では、外筒伸縮継手60を外面
保温のダクト61と内面保温のダクト62との連結部分
に用いたものが示されているが、これと同構成の外筒伸
縮継手60を内面保温のダクト62同士の連結部分に用
いることもできる。
保温のダクト61と内面保温のダクト62との連結部分
に用いたものが示されているが、これと同構成の外筒伸
縮継手60を内面保温のダクト62同士の連結部分に用
いることもできる。
【0092】すなわち、図9において左側の外面保温の
ダクト61に代えて内面保温のダクト62の左右反転し
たものを置き、右側の内面保温のダクト62と対峙させ
て、互いに連結する構造が可能である。これにより、内
筒5だけでなく、内面保温のダクト62の外筒1を、隣
接する内面保温のダクトの外筒と容易に接続できるもの
とすることができ、内筒5のみならず外筒1も伸縮自在
に接続させた内面保温の高温ガス用ダクトが得られる。
ダクト61に代えて内面保温のダクト62の左右反転し
たものを置き、右側の内面保温のダクト62と対峙させ
て、互いに連結する構造が可能である。これにより、内
筒5だけでなく、内面保温のダクト62の外筒1を、隣
接する内面保温のダクトの外筒と容易に接続できるもの
とすることができ、内筒5のみならず外筒1も伸縮自在
に接続させた内面保温の高温ガス用ダクトが得られる。
【0093】以上本発明の実施の形態を説明したが、上
記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の範囲
内でその具体的構造に種々の変更を加えてよいことは言
うまでもない。
記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の範囲
内でその具体的構造に種々の変更を加えてよいことは言
うまでもない。
【0094】
【発明の効果】(1) 以上のように、請求項1の発明
によれば、高温ガス用ダクトを、外筒と、同外筒の内側
に位置する内筒と、同外筒及び内筒の間に位置し同内筒
と離間して外筒に固定された断熱体とを備え、前記内筒
と断熱体との間に空間を設けてなるように構成したの
で、高温ガス用ダクトは断熱体の内側に内筒を備えてい
るため、ダクト内を通過するガスの振動や内圧変動が内
筒で受け止められ、これらの断熱体への伝達が抑制され
る。また、空間が内筒の半径方向への自由な伸縮を許容
するので、内筒が熱膨張を起こして拡径した場合でも内
筒と断熱体との接触が回避され、断熱体の破損が防止さ
れる。また、空間により内筒の振動が断熱体に直接伝達
することが防止される。
によれば、高温ガス用ダクトを、外筒と、同外筒の内側
に位置する内筒と、同外筒及び内筒の間に位置し同内筒
と離間して外筒に固定された断熱体とを備え、前記内筒
と断熱体との間に空間を設けてなるように構成したの
で、高温ガス用ダクトは断熱体の内側に内筒を備えてい
るため、ダクト内を通過するガスの振動や内圧変動が内
筒で受け止められ、これらの断熱体への伝達が抑制され
る。また、空間が内筒の半径方向への自由な伸縮を許容
するので、内筒が熱膨張を起こして拡径した場合でも内
筒と断熱体との接触が回避され、断熱体の破損が防止さ
れる。また、空間により内筒の振動が断熱体に直接伝達
することが防止される。
【0095】(2) また、請求項2の発明によれば、
請求項1に記載の高温ガス用ダクトにおいて、前記断熱
体が袋体と同袋体に充填された粉状断熱材とから構成さ
れ、同断熱体が前記外筒に押しつけられることによって
同外筒に固定されてなるように構成したので、請求項1
の発明の効果に加え、断熱体は外筒に押しつけられるこ
とにより、外筒に固定されるが、断熱体は内部が粉体で
あるため、ある程度変形自在であり、外筒に押しつけら
れることによってダクトの軸方向及び周方向に伸張しよ
うとする。これによって、隣接する断熱体同士の間隙が
埋められ、断熱効果が高められる。また、断熱体はダク
トが熱膨張によって変形した場合でもこの変形に追従す
るので、隣接する断熱体との間に間隙が発生せず、断熱
効果が維持される。
請求項1に記載の高温ガス用ダクトにおいて、前記断熱
体が袋体と同袋体に充填された粉状断熱材とから構成さ
れ、同断熱体が前記外筒に押しつけられることによって
同外筒に固定されてなるように構成したので、請求項1
の発明の効果に加え、断熱体は外筒に押しつけられるこ
とにより、外筒に固定されるが、断熱体は内部が粉体で
あるため、ある程度変形自在であり、外筒に押しつけら
れることによってダクトの軸方向及び周方向に伸張しよ
うとする。これによって、隣接する断熱体同士の間隙が
埋められ、断熱効果が高められる。また、断熱体はダク
トが熱膨張によって変形した場合でもこの変形に追従す
るので、隣接する断熱体との間に間隙が発生せず、断熱
効果が維持される。
【0096】(3) 請求項3の発明によれば、請求項
2に記載の高温ガス用ダクトにおいて、前記粉状断熱材
が、多孔質無機粉体であるように構成したので、請求項
2の発明の効果に加え、好ましい粉状断熱材は多孔質無
機粉体であり、これによって断熱体の耐熱性が向上す
る。
2に記載の高温ガス用ダクトにおいて、前記粉状断熱材
が、多孔質無機粉体であるように構成したので、請求項
2の発明の効果に加え、好ましい粉状断熱材は多孔質無
機粉体であり、これによって断熱体の耐熱性が向上す
る。
【0097】(4) 請求項4の発明によれば、請求項
2に記載の高温ガス用ダクトにおいて、前記袋体がシリ
カクロスから形成されてなるように構成したので、請求
項2の発明の効果に加え、好ましい袋体の材質はシリカ
クロスであり、これによっても断熱体の耐熱性が向上す
る。さらに、シリカクロスは金属材料に比べて熱を伝導
しにくいので、粉状断熱材が金属容器に充填されて断熱
体を構成する場合に比べて放熱量が低減される。
2に記載の高温ガス用ダクトにおいて、前記袋体がシリ
カクロスから形成されてなるように構成したので、請求
項2の発明の効果に加え、好ましい袋体の材質はシリカ
クロスであり、これによっても断熱体の耐熱性が向上す
る。さらに、シリカクロスは金属材料に比べて熱を伝導
しにくいので、粉状断熱材が金属容器に充填されて断熱
体を構成する場合に比べて放熱量が低減される。
【0098】(5) 請求項5の発明のよれば、請求項
1ないし請求項4のいずれかに記載された高温ガス用ダ
クトにおいて、前記内筒が軸方向に複数の筒部に分割さ
れ、隣接する同筒部の間に軸方向に伸縮自在な伸縮継手
が設けられてなるように構成したので、請求項1ないし
請求項4のいずれかの発明の効果に加え、内筒の分割
と、伸縮継手とによって、内筒の筒部の軸方向の熱膨張
が吸収される。
1ないし請求項4のいずれかに記載された高温ガス用ダ
クトにおいて、前記内筒が軸方向に複数の筒部に分割さ
れ、隣接する同筒部の間に軸方向に伸縮自在な伸縮継手
が設けられてなるように構成したので、請求項1ないし
請求項4のいずれかの発明の効果に加え、内筒の分割
と、伸縮継手とによって、内筒の筒部の軸方向の熱膨張
が吸収される。
【0099】(6) 請求項6の発明によれば、請求項
5に記載の高温ガス用ダクトにおいて、前記伸縮継手
は、一端が支点軸で互いに連結された節の対からなるリ
ンクを備え、同リンクのそれぞれの節の他端が隣接する
前記筒部にそれぞれ軸支されたものであり、前記支点軸
は、前記外筒の内周面に接合された支持具を介して同外
筒に連結されてなるように構成したので、請求項5の発
明の効果に加え、強度、信頼性等において好適なリンク
により内筒の分割された筒部同士が互いに伸縮自在に連
結されるとともに、リンクを介して内筒を外筒に吊り下
げることができる。
5に記載の高温ガス用ダクトにおいて、前記伸縮継手
は、一端が支点軸で互いに連結された節の対からなるリ
ンクを備え、同リンクのそれぞれの節の他端が隣接する
前記筒部にそれぞれ軸支されたものであり、前記支点軸
は、前記外筒の内周面に接合された支持具を介して同外
筒に連結されてなるように構成したので、請求項5の発
明の効果に加え、強度、信頼性等において好適なリンク
により内筒の分割された筒部同士が互いに伸縮自在に連
結されるとともに、リンクを介して内筒を外筒に吊り下
げることができる。
【0100】(7) 請求項7の発明によれば、請求項
6に記載の高温ガス用ダクトにおいて、前記リンクの支
点軸と前記支持具とが、前記内筒の半径方向への移動を
吸収する継手を介して連結されてなるように構成したの
で、請求項6の発明の効果に加え、リンクの支点と支持
具とが継手を介して連結されるので、継手により熱膨張
等に起因する内筒の半径方向への移動が吸収される。
6に記載の高温ガス用ダクトにおいて、前記リンクの支
点軸と前記支持具とが、前記内筒の半径方向への移動を
吸収する継手を介して連結されてなるように構成したの
で、請求項6の発明の効果に加え、リンクの支点と支持
具とが継手を介して連結されるので、継手により熱膨張
等に起因する内筒の半径方向への移動が吸収される。
【0101】(8) 請求項8の発明によれば、請求項
6に記載の高温ガス用ダクトにおいて、前記外筒の前記
支持具が接合された位置に対応する同外筒の外周面に保
護環が設けられてなるように構成したので、請求項6の
発明の効果に加え、外筒のうち支持具が接合された部分
には内筒による荷重がかかるが、支持具の接合された位
置に対応する外筒の外周面に設けた保護環によってこの
部分の強度が向上し、内筒の荷重による外筒の破損が防
止される。
6に記載の高温ガス用ダクトにおいて、前記外筒の前記
支持具が接合された位置に対応する同外筒の外周面に保
護環が設けられてなるように構成したので、請求項6の
発明の効果に加え、外筒のうち支持具が接合された部分
には内筒による荷重がかかるが、支持具の接合された位
置に対応する外筒の外周面に設けた保護環によってこの
部分の強度が向上し、内筒の荷重による外筒の破損が防
止される。
【0102】(9) 請求項9の発明によれば、請求項
1に記載の高温ガス用ダクトにおいて、前記外筒の軸方
向の端部と、隣接する他のダクトの筒体の端部との間
に、軸方向に伸縮自在な外筒伸縮継手が設けられてなる
ように構成したので、請求項1の発明の効果に加え、内
筒のみならず外筒の軸方向の熱膨張を吸収することや、
他の装置のダクトの筒体との接続が容易にできる。
1に記載の高温ガス用ダクトにおいて、前記外筒の軸方
向の端部と、隣接する他のダクトの筒体の端部との間
に、軸方向に伸縮自在な外筒伸縮継手が設けられてなる
ように構成したので、請求項1の発明の効果に加え、内
筒のみならず外筒の軸方向の熱膨張を吸収することや、
他の装置のダクトの筒体との接続が容易にできる。
【0103】(10) 請求項10の発明によれば、請
求項9に記載の高温ガス用ダクトにおいて、前記外筒伸
縮継手は、一方の支点が前記外筒に軸支され他方の支点
は前記他のダクトの筒体に軸支され、前記両支点間に中
間支点を有し、前記一方の支点と中間支点と他方の支点
とが均等に間隔を有して伸縮する複合リンクを周方向に
複数備え、且つ前記両支点および中間支点にそれぞれ取
り付けられた環状板と、袋体と同袋体に充填された粉状
断熱材とからなり前記環状板の内周面に取り付けられた
断熱体と、前記外筒の軸方向の端部と隣接する他のダク
トの筒部の端部との間を覆うダイヤフラムとを備えてな
るように構成したので、請求項9の発明の効果に加え、
外筒伸縮継手における外筒と他のダクトの筒体との熱膨
張による相対移動は、複合リンクによって吸収され、複
合リンクのそれぞれの支点間距離は均等であるので、相
対移動の量は複数の環状板に分散され、環状板の内周に
設けられた断熱体は変形自在のため移動分膨らみ断熱体
間の間隙が生じず、断熱作用の欠落がなく、また、ダイ
ヤフラムが外筒として機能し、連続的な高温ガス用ダク
トを形成できる。
求項9に記載の高温ガス用ダクトにおいて、前記外筒伸
縮継手は、一方の支点が前記外筒に軸支され他方の支点
は前記他のダクトの筒体に軸支され、前記両支点間に中
間支点を有し、前記一方の支点と中間支点と他方の支点
とが均等に間隔を有して伸縮する複合リンクを周方向に
複数備え、且つ前記両支点および中間支点にそれぞれ取
り付けられた環状板と、袋体と同袋体に充填された粉状
断熱材とからなり前記環状板の内周面に取り付けられた
断熱体と、前記外筒の軸方向の端部と隣接する他のダク
トの筒部の端部との間を覆うダイヤフラムとを備えてな
るように構成したので、請求項9の発明の効果に加え、
外筒伸縮継手における外筒と他のダクトの筒体との熱膨
張による相対移動は、複合リンクによって吸収され、複
合リンクのそれぞれの支点間距離は均等であるので、相
対移動の量は複数の環状板に分散され、環状板の内周に
設けられた断熱体は変形自在のため移動分膨らみ断熱体
間の間隙が生じず、断熱作用の欠落がなく、また、ダイ
ヤフラムが外筒として機能し、連続的な高温ガス用ダク
トを形成できる。
【0104】(11) 請求項11の発明によれば、請
求項9または請求項10に記載の高温ガス用ダクトにお
いて、前記他のダクトの筒体は、外周側に断熱体を備え
た外面保温のダクトの筒体の端部に接続して設けられた
中間筒であって、同中間筒は外周面と内周面の双方に断
熱体を備えてなるように構成したので、請求項9または
請求項10の発明の効果に加え、内面保温の高温ガス用
ダクトを、他の装置部分や、他のダクト等における外面
保温のダクトと容易に接続できるものとすることができ
る。その場合、外面保温のダクトは内外面を保温された
中間筒を介して外筒伸縮継手に接続するので、内面保温
のダクトの外筒との熱膨張差による外筒伸縮継手への応
力を大幅に軽減することができる。
求項9または請求項10に記載の高温ガス用ダクトにお
いて、前記他のダクトの筒体は、外周側に断熱体を備え
た外面保温のダクトの筒体の端部に接続して設けられた
中間筒であって、同中間筒は外周面と内周面の双方に断
熱体を備えてなるように構成したので、請求項9または
請求項10の発明の効果に加え、内面保温の高温ガス用
ダクトを、他の装置部分や、他のダクト等における外面
保温のダクトと容易に接続できるものとすることができ
る。その場合、外面保温のダクトは内外面を保温された
中間筒を介して外筒伸縮継手に接続するので、内面保温
のダクトの外筒との熱膨張差による外筒伸縮継手への応
力を大幅に軽減することができる。
【0105】(12) 請求項12の発明によれば、請
求項9または請求項10に記載の高温ガス用ダクトにお
いて、前記他のダクトの筒体は、前記外筒と同じく内周
側に断熱体を備えた内面保温のダクトの外筒であるよう
に構成したので、請求項9または請求項10の発明の効
果に加え、内面保温の高温ガス用ダクトの外筒を、隣接
する内面保温の高温ガス用ダクトの外筒と容易に接続で
きるものとすることができ、内筒のみならず外筒も伸縮
自在に接続させた内面保温の高温ガス用ダクトが得られ
る。
求項9または請求項10に記載の高温ガス用ダクトにお
いて、前記他のダクトの筒体は、前記外筒と同じく内周
側に断熱体を備えた内面保温のダクトの外筒であるよう
に構成したので、請求項9または請求項10の発明の効
果に加え、内面保温の高温ガス用ダクトの外筒を、隣接
する内面保温の高温ガス用ダクトの外筒と容易に接続で
きるものとすることができ、内筒のみならず外筒も伸縮
自在に接続させた内面保温の高温ガス用ダクトが得られ
る。
【図1】本発明の実施の第1形態に係る高温ガス用ダク
トの一部を示す軸方向に沿った断面図である。
トの一部を示す軸方向に沿った断面図である。
【図2】図1中A−A矢視による断面図である。
【図3】実施の第1形態における内筒の全体側面図であ
る。
る。
【図4】実施の第1形態における断熱体の一部を切欠い
た斜視図である。
た斜視図である。
【図5】図1中C部の拡大断面図である。
【図6】図5中D−D矢視によるリンク近傍の平面図で
ある。
ある。
【図7】本発明の実施の第2形態に係る高温ガス用ダク
トの一部を示す軸方向に垂直な方向に沿った断面図であ
る。
トの一部を示す軸方向に垂直な方向に沿った断面図であ
る。
【図8】本発明の実施の第3形態に係る高温ガス用ダク
トの一部を示す軸方向に沿った断面図である。
トの一部を示す軸方向に沿った断面図である。
【図9】本発明の実施の第4形態に係る高温ガス用ダク
トの外筒伸縮継手を設けた部分を示す軸方向に沿った断
面図である。
トの外筒伸縮継手を設けた部分を示す軸方向に沿った断
面図である。
【図10】図9中E−E矢視による複合リンクの平面図
である。
である。
【図11】従来の排気ダクトの一部を示す軸方向に沿っ
た断面図である。
た断面図である。
1 外筒 3、3’ 断熱体 5 内筒 7 伸縮継手 9、9’ 金属保護板 11 ワイヤー 13 板バネ 15 フレーム 17、17a、17b パネル 19 リベット 21、21a、21b 筒部 23、23a、23b フランジ 25 袋体 27 粉状断熱材 29 スライド板 31 スペーサー板 33 スライドパネル 35 リンク 37,37a,37b 節 39 支点軸 41a,41b L字状部材 43 支持具 45 板バネ 46 袋体 47 セラミクス断熱材 49 吊り継手 51 U字状部材 53 横バー 55 連結バー 57 保護環 60 外筒伸縮継手 61 外面保温のダクト 61a フランジ 61b ブラケット 61c 筒体 62 内面保温のダクト 62a フランジ 62b ブラケット 63 中間筒 70 複合リンク 71、72 支点 73 中間支点 74 環状板 75 ダイヤフラム 76 接続部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16L 27/12 F16L 59/10 59/04 59/14 59/10 3/20 E 59/14 Fターム(参考) 3H023 AA05 AB07 AC45 AC64 3H036 AA01 AB23 AC01 AE04 AE07 AE13 3H104 JA08 JB02 JC04 JC08 JD02 LB28 LD03 LF11 LG03 MA06 MA08 3H111 AA01 BA03 BA18 BA37 CB21 CB27 DA15 DA26 DB11 DB19 DB22
Claims (12)
- 【請求項1】 外筒と、同外筒の内側に位置する内筒
と、同外筒及び内筒の間に位置し同内筒と離間して外筒
に固定された断熱体とを備え、前記内筒と断熱体との間
に空間を設けてなることを特徴とする高温ガス用ダク
ト。 - 【請求項2】 請求項1に記載の高温ガス用ダクトにお
いて、前記断熱体が袋体と同袋体に充填された粉状断熱
体とから構成され、同断熱体が前記外筒に押しつけられ
ることによって同外筒に固定されてなることを特徴とす
る高温ガス用ダクト。 - 【請求項3】 請求項2に記載の高温ガス用ダクトにお
いて、前記粉状断熱材が、多孔質無機粉体であることを
特徴とする高温ガス用ダクト。 - 【請求項4】 請求項2に記載の高温ガス用ダクトにお
いて、前記袋体がシリカクロスから形成されてなること
を特徴とする高温ガス用ダクト。 - 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかに記
載の高温ガス用ダクトにおいて、前記内筒が軸方向に複
数の筒部に分割され、隣接する同筒部の間に軸方向に伸
縮自在な伸縮継手が設けられてなることを特徴とする高
温ガス用ダクト。 - 【請求項6】 請求項5に記載の高温ガス用ダクトにお
いて、前記伸縮継手は、一端が支点軸で互いに連結され
た節の対からなるリンクを備え、同リンクのそれぞれの
節の他端が隣接する前記筒部にそれぞれ軸支されたもの
であり、前記支点軸は、前記外筒の内周面に接合された
支持具を介して同外筒に連結されてなることを特徴とす
る高温ガス用ダクト。 - 【請求項7】 請求項6に記載の高温ガス用ダクトにお
いて、前記リンクの支点軸と前記支持具とが、前記内筒
の半径方向への移動を吸収する継手を介して連結されて
なることを特徴とする高温ガス用ダクト。 - 【請求項8】 請求項6記載の高温ガス用ダクトにおい
て、前記外筒の前記支持具が接合された位置に対応する
同外筒の外周面に保護環が設けられてなることを特徴と
する高温ガス用ダクト - 【請求項9】 請求項1に記載の高温ガス用ダクトにお
いて、前記外筒の軸方向の端部と、隣接する他のダクト
の筒体の端部との間に、軸方向に伸縮自在な外筒伸縮継
手が設けられてなることを特徴とする高温ガス用ダク
ト。 - 【請求項10】 請求項9に記載の高温ガス用ダクトに
おいて、前記外筒伸縮継手は、一方の支点が前記外筒に
軸支され他方の支点は前記他のダクトの筒体に軸支さ
れ、前記両支点間に中間支点を有し、前記一方の支点と
中間支点と他方の支点とが均等に間隔を有して伸縮する
複合リンクを周方向に複数備え、且つ前記両支点および
中間支点にそれぞれ取り付けられた複数の環状板と、袋
体と同袋体に充填された粉状断熱材とからなり前記環状
板の内周面に取り付けられた断熱体と、前記外筒の軸方
向の端部と隣接する他のダクトの筒部の端部との間を覆
うダイヤフラムとを備えてなることを特徴とする高温ガ
ス用ダクト。 - 【請求項11】 請求項9または請求項10に記載の高
温ガス用ダクトにおいて、前記他のダクトの筒体は、外
周側に断熱体を備えた外面保温のダクトの筒体の端部に
接続して設けられた中間筒であって、同中間筒は外周面
と内周面の双方に断熱体を備えてなることを特徴とする
高温ガス用ダクト。 - 【請求項12】 請求項9または請求項10に記載の高
温ガス用ダクトにおいて、前記他のダクトの筒体は、前
記外筒と同じく内周側に断熱体を備えた内面保温のダク
トの外筒であることを特徴とする高温ガス用ダクト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000120435A JP2001304464A (ja) | 2000-04-21 | 2000-04-21 | 高温ガス用ダクト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000120435A JP2001304464A (ja) | 2000-04-21 | 2000-04-21 | 高温ガス用ダクト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001304464A true JP2001304464A (ja) | 2001-10-31 |
Family
ID=18631250
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000120435A Withdrawn JP2001304464A (ja) | 2000-04-21 | 2000-04-21 | 高温ガス用ダクト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001304464A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006274839A (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-12 | Toshiba Corp | 排気ダクトおよびコンバインドサイクル発電プラント |
| JP2006307733A (ja) * | 2005-04-28 | 2006-11-09 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ガスタービン排気ディフューザ |
| JP2014173611A (ja) * | 2013-03-06 | 2014-09-22 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 排気ダクト |
| JP2015121100A (ja) * | 2013-12-20 | 2015-07-02 | 三菱重工業株式会社 | ダクト及びこれを備えたガスタービン |
| JP2015140786A (ja) * | 2014-01-30 | 2015-08-03 | 三菱重工業株式会社 | ダクト及びこれを備えたガスタービン |
| US9890740B2 (en) | 2013-03-06 | 2018-02-13 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Exhaust duct |
-
2000
- 2000-04-21 JP JP2000120435A patent/JP2001304464A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006274839A (ja) * | 2005-03-28 | 2006-10-12 | Toshiba Corp | 排気ダクトおよびコンバインドサイクル発電プラント |
| JP2006307733A (ja) * | 2005-04-28 | 2006-11-09 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ガスタービン排気ディフューザ |
| JP2014173611A (ja) * | 2013-03-06 | 2014-09-22 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 排気ダクト |
| US9890740B2 (en) | 2013-03-06 | 2018-02-13 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Exhaust duct |
| JP2015121100A (ja) * | 2013-12-20 | 2015-07-02 | 三菱重工業株式会社 | ダクト及びこれを備えたガスタービン |
| JP2015140786A (ja) * | 2014-01-30 | 2015-08-03 | 三菱重工業株式会社 | ダクト及びこれを備えたガスタービン |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070703 |