JP2001303470A - プレスロール - Google Patents
プレスロールInfo
- Publication number
- JP2001303470A JP2001303470A JP2000121624A JP2000121624A JP2001303470A JP 2001303470 A JP2001303470 A JP 2001303470A JP 2000121624 A JP2000121624 A JP 2000121624A JP 2000121624 A JP2000121624 A JP 2000121624A JP 2001303470 A JP2001303470 A JP 2001303470A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cell
- center shaft
- static pressure
- deflection
- press roll
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 230000003068 static effect Effects 0.000 claims abstract description 84
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims abstract description 26
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims abstract description 8
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 37
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 11
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 7
- 238000005452 bending Methods 0.000 abstract description 23
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 41
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 25
- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 description 17
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 10
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 10
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 7
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 6
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 3
- 230000008859 change Effects 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 230000008569 process Effects 0.000 description 2
- 101100316860 Autographa californica nuclear polyhedrosis virus DA18 gene Proteins 0.000 description 1
- 230000018044 dehydration Effects 0.000 description 1
- 238000006297 dehydration reaction Methods 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
- Paper (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 プレスロールに関し、センタシャフトの撓み
変形を抑制してセルと加圧用静圧シューとの直接の接触
による損傷を防止できるようにする。 【解決手段】 センタシャフト1上に加圧用静圧シュー
2の配設面と角度をなして撓み矯正機構11A,11B
を配設し、この撓み矯正機構11A,11Bによってセ
ル3を内側から径方向に押圧したときの反作用力によっ
てセンタシャフト1の撓みを矯正する。
変形を抑制してセルと加圧用静圧シューとの直接の接触
による損傷を防止できるようにする。 【解決手段】 センタシャフト1上に加圧用静圧シュー
2の配設面と角度をなして撓み矯正機構11A,11B
を配設し、この撓み矯正機構11A,11Bによってセ
ル3を内側から径方向に押圧したときの反作用力によっ
てセンタシャフト1の撓みを矯正する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、抄紙機等に備えら
れ対向するカウンタロールとの間でウェブの脱水を行な
うプレスロールに関し、特にセンタシャフトの撓み変形
を防止できるプレスロールに関する。
れ対向するカウンタロールとの間でウェブの脱水を行な
うプレスロールに関し、特にセンタシャフトの撓み変形
を防止できるプレスロールに関する。
【0002】
【従来の技術】図5〜図7は従来のプレスロールの構成
を示す図であり、図5は正面方向断面図(縦断面図)、
図6,図7は軸方向断面図(横断面図)である。なお、
図6,図7は軸の傾きが異なる場合を示している。図5
〜図7に示すように、プレスロール7は、対向して設置
された相手ロール5との間に紙やフェルトなどの薄い帯
状の薄帯(ウェブ)8を所定の圧力で挟み込み、ウェブ
8にニップ圧を与えることでウェブ8の脱水処理や成形
処理を行なう装置である.プレスロール7は、外周面を
形成する円筒状のセル3の内部に、回転軸であるセンタ
シャフト1の軸方向に沿って静圧シュー(加圧用静圧シ
ュー)2を配設したものである。センタシャフト1は回
転を拘束された状態で両端部を支承されており、セル3
はその両端部を軸受け4,4を介してセンタシャフト1
に回転自在に支持されている。ウェブ8はセル3の外周
面と相手ロール5との間で所定のニップ圧で挟持されな
がら搬送される。
を示す図であり、図5は正面方向断面図(縦断面図)、
図6,図7は軸方向断面図(横断面図)である。なお、
図6,図7は軸の傾きが異なる場合を示している。図5
〜図7に示すように、プレスロール7は、対向して設置
された相手ロール5との間に紙やフェルトなどの薄い帯
状の薄帯(ウェブ)8を所定の圧力で挟み込み、ウェブ
8にニップ圧を与えることでウェブ8の脱水処理や成形
処理を行なう装置である.プレスロール7は、外周面を
形成する円筒状のセル3の内部に、回転軸であるセンタ
シャフト1の軸方向に沿って静圧シュー(加圧用静圧シ
ュー)2を配設したものである。センタシャフト1は回
転を拘束された状態で両端部を支承されており、セル3
はその両端部を軸受け4,4を介してセンタシャフト1
に回転自在に支持されている。ウェブ8はセル3の外周
面と相手ロール5との間で所定のニップ圧で挟持されな
がら搬送される。
【0003】静圧シュー2はセル3の外周面と相手ロー
ル5との間のニップ圧を調整する手段であり、図8の要
部断面図に示すようにシュー本体20とシューピストン
22とから構成されている。シューピストン22はセン
タシャフト1に軸方向に沿って真っ直ぐに設けられたピ
ストン溝23に、潤滑油シール用のメタルシール27を
介して上下移動自在に嵌装されている。シュー本体20
はその上部にセル3の内周面に沿った弧状の潤滑面21
が形成され、潤滑面21には潤滑油を溜めるためのシュ
ーポケット24が図9に示すように複数穿設されてい
る。シューポケット24にはシューピストン22の底面
に通じる絞り25が連通している。
ル5との間のニップ圧を調整する手段であり、図8の要
部断面図に示すようにシュー本体20とシューピストン
22とから構成されている。シューピストン22はセン
タシャフト1に軸方向に沿って真っ直ぐに設けられたピ
ストン溝23に、潤滑油シール用のメタルシール27を
介して上下移動自在に嵌装されている。シュー本体20
はその上部にセル3の内周面に沿った弧状の潤滑面21
が形成され、潤滑面21には潤滑油を溜めるためのシュ
ーポケット24が図9に示すように複数穿設されてい
る。シューポケット24にはシューピストン22の底面
に通じる絞り25が連通している。
【0004】ピストン溝23にはセンタシャフト1内部
に設置された給油管9から潤滑油が供給されるようにな
っている。ピストン溝23内に供給された潤滑油はシュ
ーピストン22をセル3の内周面に向けて押し上げると
ともに、絞り25を通ってシューポケット24に充満
し、潤滑面21とセル3の内周面との隙間に油膜を形成
する。油膜には油膜圧力が発生しており、セル3が静止
している場合には油膜圧力として静圧が作用し、セル3
が回転している場合にはさらに動圧も作用する。セル3
はこの油膜を介して静圧シュー2の潤滑面21により押
し上げられ、相手ロール5の押し付け力に対抗する。
に設置された給油管9から潤滑油が供給されるようにな
っている。ピストン溝23内に供給された潤滑油はシュ
ーピストン22をセル3の内周面に向けて押し上げると
ともに、絞り25を通ってシューポケット24に充満
し、潤滑面21とセル3の内周面との隙間に油膜を形成
する。油膜には油膜圧力が発生しており、セル3が静止
している場合には油膜圧力として静圧が作用し、セル3
が回転している場合にはさらに動圧も作用する。セル3
はこの油膜を介して静圧シュー2の潤滑面21により押
し上げられ、相手ロール5の押し付け力に対抗する。
【0005】なお、シューポケット24から潤滑面21
とセル3の内周面との隙間に供給された潤滑油は、潤滑
面21の先端部26からセル3の内部に流出する。そし
て、一旦セル3の下部に溜まった後、センタシャフト1
内部に設置された排油管10により外部に排出され、図
示しない給油装置により温度制御されて再び給油管9か
らピストン溝23に供給される。
とセル3の内周面との隙間に供給された潤滑油は、潤滑
面21の先端部26からセル3の内部に流出する。そし
て、一旦セル3の下部に溜まった後、センタシャフト1
内部に設置された排油管10により外部に排出され、図
示しない給油装置により温度制御されて再び給油管9か
らピストン溝23に供給される。
【0006】ところで、上記プレスロール7において、
セル3の回転時に相手ロール5との間で押し付け力が安
定して発生するためには、静圧シュー2の潤滑面21と
セル3の内周面との間に数十μmから数百μmの油膜厚さ
を保持することが必要である。この油膜厚さは種々の要
因の影響を受ける。例えば、セル3の回転速度や相手ロ
ール5との間の押し付け力等の運転条件に関しては、運
転条件は低速で低荷重,高速で低荷重,高速で高荷重等
様々な条件が成立するが、一般的には高速となるほど回
転による動的効果により油膜厚さが大きくなり、高荷重
であるほど油膜厚さは小さくなる。また、低速では動的
効果は小さく、静圧シュー2は純静圧シューとしての挙
動を示す。そこで、従来のプレスロール7では、シュー
ポケット24,絞り25,潤滑面21,セル3の内周面
の各部の幾何形状を、上記各運転条件下において所望の
油膜厚さを保持できるように設計している。
セル3の回転時に相手ロール5との間で押し付け力が安
定して発生するためには、静圧シュー2の潤滑面21と
セル3の内周面との間に数十μmから数百μmの油膜厚さ
を保持することが必要である。この油膜厚さは種々の要
因の影響を受ける。例えば、セル3の回転速度や相手ロ
ール5との間の押し付け力等の運転条件に関しては、運
転条件は低速で低荷重,高速で低荷重,高速で高荷重等
様々な条件が成立するが、一般的には高速となるほど回
転による動的効果により油膜厚さが大きくなり、高荷重
であるほど油膜厚さは小さくなる。また、低速では動的
効果は小さく、静圧シュー2は純静圧シューとしての挙
動を示す。そこで、従来のプレスロール7では、シュー
ポケット24,絞り25,潤滑面21,セル3の内周面
の各部の幾何形状を、上記各運転条件下において所望の
油膜厚さを保持できるように設計している。
【0007】また、供給潤滑油の温度に関しては、一般
的にはその温度が高いほど油粘度が小さくなるため油膜
厚さが小さくなり、逆に温度が低いほど油粘度が大きく
なって油膜厚さは増大傾向にある。このように供給油の
温度は油膜厚さに大きな影響を与えるため、従来のプレ
スロール7では、排油された潤滑油を所定の温度範囲に
温度管理した上で再度供給している。
的にはその温度が高いほど油粘度が小さくなるため油膜
厚さが小さくなり、逆に温度が低いほど油粘度が大きく
なって油膜厚さは増大傾向にある。このように供給油の
温度は油膜厚さに大きな影響を与えるため、従来のプレ
スロール7では、排油された潤滑油を所定の温度範囲に
温度管理した上で再度供給している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
プレスロール7では、各部の幾何形状を運転条件に合わ
せて設計したり、潤滑油の温度管理を行なうことで油膜
厚さを所定の範囲に保持するようにしていた。ところ
が、油膜厚さに影響を与える要因は上記要因に限られる
ものではなく、静圧シュー2の潤滑面21とセル3の内
周面との相対位置関係、特にセル3の回転方向における
静圧シュー2の潤滑面21とセル3の内周面との位置関
係が油膜厚さに影響する。
プレスロール7では、各部の幾何形状を運転条件に合わ
せて設計したり、潤滑油の温度管理を行なうことで油膜
厚さを所定の範囲に保持するようにしていた。ところ
が、油膜厚さに影響を与える要因は上記要因に限られる
ものではなく、静圧シュー2の潤滑面21とセル3の内
周面との相対位置関係、特にセル3の回転方向における
静圧シュー2の潤滑面21とセル3の内周面との位置関
係が油膜厚さに影響する。
【0009】例えば、センタシャフト1がセル3に対し
て撓み変形したときには、センタシャフト1に支持され
る静圧シュー2も図10に示すように撓み変形する。こ
のとき、静圧シュー2の軸方向端部ではセル3との相対
位置は大きく変化しないのに対して、軸方向中央部では
図11に示すように静圧シュー2がセル3の回転方向に
移動して潤滑面21の先端部26における油膜厚さが小
さくなる。図11中において中心線L1は通常の静圧シ
ュー2の中心位置を示し、中心線L2はセンタシャフト
1が撓み変形した時の静圧シュー2の中心位置を示して
いる。この中心位置のずれ量が許容範囲内であれば、油
膜圧力の変化に伴い作用する捻り力によって静圧シュー
2の撓みが抑制されるので、潤滑面21の先端部26に
おける油膜厚さを確保することが可能であるが、ずれ量
が許容範囲を超えると油膜厚さを確保できず、潤滑面2
1の先端部26がセル3の内面と接触し、潤滑面21が
焼き付いてしまう。
て撓み変形したときには、センタシャフト1に支持され
る静圧シュー2も図10に示すように撓み変形する。こ
のとき、静圧シュー2の軸方向端部ではセル3との相対
位置は大きく変化しないのに対して、軸方向中央部では
図11に示すように静圧シュー2がセル3の回転方向に
移動して潤滑面21の先端部26における油膜厚さが小
さくなる。図11中において中心線L1は通常の静圧シ
ュー2の中心位置を示し、中心線L2はセンタシャフト
1が撓み変形した時の静圧シュー2の中心位置を示して
いる。この中心位置のずれ量が許容範囲内であれば、油
膜圧力の変化に伴い作用する捻り力によって静圧シュー
2の撓みが抑制されるので、潤滑面21の先端部26に
おける油膜厚さを確保することが可能であるが、ずれ量
が許容範囲を超えると油膜厚さを確保できず、潤滑面2
1の先端部26がセル3の内面と接触し、潤滑面21が
焼き付いてしまう。
【0010】そして、上記のような不具合を生じさせる
センタシャフト1の撓み変形は、次のような原因により
発生する。まず、一つ目の原因は、センタシャフト1の
傾きによるものである。例えば、図6に示すようにセン
タシャフト1がセル3の回転方向前方に向けて傾斜して
いる場合、センタシャフト1は自身の自重や静圧シュー
2に作用する重力によって静圧シュー2が傾斜している
側に撓み変形する。
センタシャフト1の撓み変形は、次のような原因により
発生する。まず、一つ目の原因は、センタシャフト1の
傾きによるものである。例えば、図6に示すようにセン
タシャフト1がセル3の回転方向前方に向けて傾斜して
いる場合、センタシャフト1は自身の自重や静圧シュー
2に作用する重力によって静圧シュー2が傾斜している
側に撓み変形する。
【0011】また、センタシャフト1の両側面6A,6
B間に温度差がある場合、この温度差によるバイメタル
効果(板の表裏に温度差がある場合に板が反る効果)に
よりセンタシャフト1には軸方向の反りが生じる。例え
ば、セル3の回転方向前方側の側面6Aが回転方向後方
側の側面6Bに比較して温度が高い場合には、センタシ
ャフト1は回転方向前方側に向けて撓み変形する。この
よう、センタシャフト1の温度差は、、センタシャフト
1自体の温度とセル3内部の潤滑油温度との温度差やセ
ル3内部の潤滑油の複雑な運動状態により変化する。こ
れらの状態はセル2の回転速度や相手ロール5への押し
付け力,或いは機械の運転時間,停止時間等により影響
を受けるため、センタシャフト1の両側面6A,6B間
に生じる温度差の状況を予測することは非常に難しい。
B間に温度差がある場合、この温度差によるバイメタル
効果(板の表裏に温度差がある場合に板が反る効果)に
よりセンタシャフト1には軸方向の反りが生じる。例え
ば、セル3の回転方向前方側の側面6Aが回転方向後方
側の側面6Bに比較して温度が高い場合には、センタシ
ャフト1は回転方向前方側に向けて撓み変形する。この
よう、センタシャフト1の温度差は、、センタシャフト
1自体の温度とセル3内部の潤滑油温度との温度差やセ
ル3内部の潤滑油の複雑な運動状態により変化する。こ
れらの状態はセル2の回転速度や相手ロール5への押し
付け力,或いは機械の運転時間,停止時間等により影響
を受けるため、センタシャフト1の両側面6A,6B間
に生じる温度差の状況を予測することは非常に難しい。
【0012】さらに、図6,図7に示すように、静圧シ
ュー2が作用する相手ロール5とは異なる別の相手ロー
ル51が設けられている場合、この別の相手ロール51
との間の押付け力が軸受4を介してセンタシャフト1の
横方向に作用することにより、センタシャフト1が撓み
変形を起こしてしまう虞がある。さらに、セル3の回転
時には、静圧シュー2の潤滑面21には潤滑油の粘度に
より回転方向にせん断力が作用するが、このせん断力に
よってもセンタシャフト1はそのせん断方向に撓み変形
を起こしてしまう虞もある。
ュー2が作用する相手ロール5とは異なる別の相手ロー
ル51が設けられている場合、この別の相手ロール51
との間の押付け力が軸受4を介してセンタシャフト1の
横方向に作用することにより、センタシャフト1が撓み
変形を起こしてしまう虞がある。さらに、セル3の回転
時には、静圧シュー2の潤滑面21には潤滑油の粘度に
より回転方向にせん断力が作用するが、このせん断力に
よってもセンタシャフト1はそのせん断方向に撓み変形
を起こしてしまう虞もある。
【0013】以上のように、従来のプレスロール7では
種々の原因によりセンタシャフト1が撓み変形する可能
性があり、静圧シュー2の潤滑面21とセル3の内周面
との間の油膜厚さを適正な範囲内に確保できなくなっ
て、潤滑面21がセル3の内周面と直接接触して焼き付
き等の損傷が発生してしまうという課題があった。な
お、上記の課題の解決方法として、例えば特開昭61−
27306号公報に開示された技術のように、加圧用の
静圧シューを軸方向に沿って複数に分割することが考え
られる。この技術は、軸方向のニップ圧プロファイルを
細かく制御することを目的としたものであるが、静圧シ
ューが軸方向に分割されることにより各静圧シューはあ
る程度の範囲内では独立して軸周りを回転することがで
きる。したがって、センタシャフトに撓みが生じた場合
でも、各静圧シューが適宜回転することによって静圧シ
ューの潤滑面とセルの内周面との間の油膜厚さを適正な
範囲内に保つことができるようになる。ところが、この
技術では、静圧シューを複数そなえる必要があるためコ
ストが増大してしまい、また、センタシャフトの撓みを
積極的に抑制するものではないので、撓みが大きい場合
には、上記の技術でも潤滑面がセルの内周面と直接接触
してしまう虞はある。
種々の原因によりセンタシャフト1が撓み変形する可能
性があり、静圧シュー2の潤滑面21とセル3の内周面
との間の油膜厚さを適正な範囲内に確保できなくなっ
て、潤滑面21がセル3の内周面と直接接触して焼き付
き等の損傷が発生してしまうという課題があった。な
お、上記の課題の解決方法として、例えば特開昭61−
27306号公報に開示された技術のように、加圧用の
静圧シューを軸方向に沿って複数に分割することが考え
られる。この技術は、軸方向のニップ圧プロファイルを
細かく制御することを目的としたものであるが、静圧シ
ューが軸方向に分割されることにより各静圧シューはあ
る程度の範囲内では独立して軸周りを回転することがで
きる。したがって、センタシャフトに撓みが生じた場合
でも、各静圧シューが適宜回転することによって静圧シ
ューの潤滑面とセルの内周面との間の油膜厚さを適正な
範囲内に保つことができるようになる。ところが、この
技術では、静圧シューを複数そなえる必要があるためコ
ストが増大してしまい、また、センタシャフトの撓みを
積極的に抑制するものではないので、撓みが大きい場合
には、上記の技術でも潤滑面がセルの内周面と直接接触
してしまう虞はある。
【0014】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、センタシャフトの撓み変形を抑制してセルと
加圧用静圧シューとの直接の接触による損傷を防止でき
るようにした、プレスロールを提供することを目的とし
ている。
たもので、センタシャフトの撓み変形を抑制してセルと
加圧用静圧シューとの直接の接触による損傷を防止でき
るようにした、プレスロールを提供することを目的とし
ている。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のプレスロールは、回転を拘束されて支承さ
れたセンタシャフトと、該センタシャフトの周りに配設
され両端部を該センタシャフトに回転自在に支持された
円筒状のセルと、該センタシャフト上に配設され該セル
の内周面に流体膜を介して摺接する加圧用静圧シューと
をそなえ、走行するウェブを対向して設置されるカウン
タロールと該セルとの間で挟み該加圧用静圧シューによ
り該セルの内側から加圧するプレスロールにおいて、該
センタシャフト上に該加圧用静圧シューの配設面と角度
をなして撓み矯正機構を配設し、該撓み矯正機構により
該セルを内側から径方向に押圧したときの反作用力によ
って該センタシャフトの撓みを矯正することを特徴とし
ている。
に、本発明のプレスロールは、回転を拘束されて支承さ
れたセンタシャフトと、該センタシャフトの周りに配設
され両端部を該センタシャフトに回転自在に支持された
円筒状のセルと、該センタシャフト上に配設され該セル
の内周面に流体膜を介して摺接する加圧用静圧シューと
をそなえ、走行するウェブを対向して設置されるカウン
タロールと該セルとの間で挟み該加圧用静圧シューによ
り該セルの内側から加圧するプレスロールにおいて、該
センタシャフト上に該加圧用静圧シューの配設面と角度
をなして撓み矯正機構を配設し、該撓み矯正機構により
該セルを内側から径方向に押圧したときの反作用力によ
って該センタシャフトの撓みを矯正することを特徴とし
ている。
【0016】該撓み矯正機構の構成としては、該セルの
内摺面に流体膜を介して摺接し該流体膜を介して該セル
を内側から押圧する静圧シューとして構成するのが好ま
しい。該撓み矯正機構の配設方向は、該加圧用静圧シュ
ーの配設面に対し直角或いは略直角方向であることが好
ましく、該加圧用静圧シューの配設面の両側に該撓み矯
正機構を配設するのも好ましい。特に、該加圧用静圧シ
ューの配設面の両側に直角或いは略直角方向に向けて該
撓み矯正機構を対向して配設するのがより好ましい。
内摺面に流体膜を介して摺接し該流体膜を介して該セル
を内側から押圧する静圧シューとして構成するのが好ま
しい。該撓み矯正機構の配設方向は、該加圧用静圧シュ
ーの配設面に対し直角或いは略直角方向であることが好
ましく、該加圧用静圧シューの配設面の両側に該撓み矯
正機構を配設するのも好ましい。特に、該加圧用静圧シ
ューの配設面の両側に直角或いは略直角方向に向けて該
撓み矯正機構を対向して配設するのがより好ましい。
【0017】また、該撓み矯正機構が該セルを内側から
押圧するときの押圧力は調整可能であることが好まし
く)、該センタシャフトの撓み量を検出する撓み検出手
段をそなえた上で、検出した該センタシャフトの撓み量
に応じて押圧力を自動調整できるように構成するのがよ
り好ましい。なお、該撓み検出手段としては、渦電流式
変位センサ等により該センタシャフトの撓み量を直接検
出してもよく、加圧用静圧シューと該セルの内周面との
間の流体膜厚さを検出してもよい。
押圧するときの押圧力は調整可能であることが好まし
く)、該センタシャフトの撓み量を検出する撓み検出手
段をそなえた上で、検出した該センタシャフトの撓み量
に応じて押圧力を自動調整できるように構成するのがよ
り好ましい。なお、該撓み検出手段としては、渦電流式
変位センサ等により該センタシャフトの撓み量を直接検
出してもよく、加圧用静圧シューと該セルの内周面との
間の流体膜厚さを検出してもよい。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1,図2は本発明の第1実施形
態としてのプレスロールを示すものである。まず、図
1,図2を用いて本実施形態のプレスロールの構成につ
いて説明する。なお、図1,図2において、前記した従
来のプレスロール(図5〜図11)と同一の部位につい
ては図中同一の符号を付して示し、その詳細な説明は省
略するものとする。
施の形態を説明する。図1,図2は本発明の第1実施形
態としてのプレスロールを示すものである。まず、図
1,図2を用いて本実施形態のプレスロールの構成につ
いて説明する。なお、図1,図2において、前記した従
来のプレスロール(図5〜図11)と同一の部位につい
ては図中同一の符号を付して示し、その詳細な説明は省
略するものとする。
【0019】図1,図2に示すように、本プレスロール
15は、相手ロールとの間でウェブを加圧して脱水する
ための静圧シュー(加圧用静圧シュー)2に加えて、一
対の撓み矯正機構としての撓み矯正用シュー11A,1
1Bをそなえている。撓み矯正用シュー11A,11B
は加圧用の静圧シュー2と同様にセンタシャフト1の軸
方向に沿って、センタシャフト1の主軸A1の方向(静
圧シュー2の配設面の方向)に対して互いに対称方向
に、且つ、それぞれ、センタシャフト1の主軸A1に対
して略直角方向に配設されている。具体的には、センタ
シャフト1の両側面6A,6Bには、センタシャフト1
の軸芯からセンタシャフト1の主軸A1に対して略直角
方向に向けて延びるブラケット12A,12Bがセンタ
シャフト1の軸方向に沿って真っ直ぐに設けられてお
り、撓み矯正用シュー11A,11Bはこれらブラケッ
ト12A,12Bの先端部に軸方向に沿って配設されて
いる。
15は、相手ロールとの間でウェブを加圧して脱水する
ための静圧シュー(加圧用静圧シュー)2に加えて、一
対の撓み矯正機構としての撓み矯正用シュー11A,1
1Bをそなえている。撓み矯正用シュー11A,11B
は加圧用の静圧シュー2と同様にセンタシャフト1の軸
方向に沿って、センタシャフト1の主軸A1の方向(静
圧シュー2の配設面の方向)に対して互いに対称方向
に、且つ、それぞれ、センタシャフト1の主軸A1に対
して略直角方向に配設されている。具体的には、センタ
シャフト1の両側面6A,6Bには、センタシャフト1
の軸芯からセンタシャフト1の主軸A1に対して略直角
方向に向けて延びるブラケット12A,12Bがセンタ
シャフト1の軸方向に沿って真っ直ぐに設けられてお
り、撓み矯正用シュー11A,11Bはこれらブラケッ
ト12A,12Bの先端部に軸方向に沿って配設されて
いる。
【0020】撓み矯正用シュー11A,11Bの構成
は、基本的には加圧用静圧シュー2と同構成であり、シ
ュー本体30とシューピストン32とから構成されてい
る。シューピストン32はブラケット12A,12Bの
先端部に軸方向に沿って設けられたピストン溝33に上
下移動自在に嵌装されている。シュー本体30の上部に
はセル3の内周面に沿った弧状の潤滑面31が形成さ
れ、潤滑面31には潤滑油を溜めるためのシューポケッ
ト34が複数穿設されている。なお、後述するように撓
み矯正用シュー11A,11Bは加圧用静圧シュー2の
ようにウェブを脱水するための荷重を支持するものでは
ないので、加圧用静圧シュー2よりも小型の静圧シュー
として構成され、シュー本体30もシューピストン32
も加圧用静圧シュー2よりは小さく形成されている。
は、基本的には加圧用静圧シュー2と同構成であり、シ
ュー本体30とシューピストン32とから構成されてい
る。シューピストン32はブラケット12A,12Bの
先端部に軸方向に沿って設けられたピストン溝33に上
下移動自在に嵌装されている。シュー本体30の上部に
はセル3の内周面に沿った弧状の潤滑面31が形成さ
れ、潤滑面31には潤滑油を溜めるためのシューポケッ
ト34が複数穿設されている。なお、後述するように撓
み矯正用シュー11A,11Bは加圧用静圧シュー2の
ようにウェブを脱水するための荷重を支持するものでは
ないので、加圧用静圧シュー2よりも小型の静圧シュー
として構成され、シュー本体30もシューピストン32
も加圧用静圧シュー2よりは小さく形成されている。
【0021】ピストン溝33にはセンタシャフト1内部
に設置された給油管39が接続されており、プレスロー
ル15の外部に設置されたポンプ35から吐出された潤
滑油が給油管39を介してピストン溝33内に供給され
るようになっている。そして、ピストン溝33内に供給
された潤滑油はシューピストン32をセル3の内周面に
向けて押し上げるとともに、シューピストン32に穿設
された図示しない絞りを通ってシューポケット34に充
満し、潤滑面31とセル3の内周面との隙間に油膜(流
体膜)を形成するようになっている。これにより、撓み
矯正用シュー11A,11Bは油膜を介してセル3の内
周面に摺接するとともに、油膜を介してセル3の内周面
を径方向に押圧するようになっている。
に設置された給油管39が接続されており、プレスロー
ル15の外部に設置されたポンプ35から吐出された潤
滑油が給油管39を介してピストン溝33内に供給され
るようになっている。そして、ピストン溝33内に供給
された潤滑油はシューピストン32をセル3の内周面に
向けて押し上げるとともに、シューピストン32に穿設
された図示しない絞りを通ってシューポケット34に充
満し、潤滑面31とセル3の内周面との隙間に油膜(流
体膜)を形成するようになっている。これにより、撓み
矯正用シュー11A,11Bは油膜を介してセル3の内
周面に摺接するとともに、油膜を介してセル3の内周面
を径方向に押圧するようになっている。
【0022】なお、ピストン溝33に供給される潤滑油
は、ポンプ35からの吐出時の前後において温度制御さ
れている。また、給油管39には潤滑油の供給量を調整
するための制御弁36,37がそなえられており、これ
ら制御弁36,37を開閉操作して潤滑油の供給量を調
整することよって、各撓み矯正用シュー11A,11B
がセル3の内周面を押圧するときの押圧力を調整できる
ようになっている。
は、ポンプ35からの吐出時の前後において温度制御さ
れている。また、給油管39には潤滑油の供給量を調整
するための制御弁36,37がそなえられており、これ
ら制御弁36,37を開閉操作して潤滑油の供給量を調
整することよって、各撓み矯正用シュー11A,11B
がセル3の内周面を押圧するときの押圧力を調整できる
ようになっている。
【0023】次に、上述のように構成された本発明の一
実施形態としてのプレスロール15の作用及び効果につ
いて説明する。前述したように、センタシャフト1に
は、内部の潤滑油との温度差や周囲雰囲気との温度差等
によるバイメタル効果や、センタシャフト1の主軸(静
圧シュー2の配設方向)が重力方向に対し傾斜している
ことによる自重の影響や、静圧シュー2が作用する相手
ロール(カウンタロール)とは異なる別の相手ロール
(図6,図7参照)との接触力等、種々の要因による撓
み変形が生じる。
実施形態としてのプレスロール15の作用及び効果につ
いて説明する。前述したように、センタシャフト1に
は、内部の潤滑油との温度差や周囲雰囲気との温度差等
によるバイメタル効果や、センタシャフト1の主軸(静
圧シュー2の配設方向)が重力方向に対し傾斜している
ことによる自重の影響や、静圧シュー2が作用する相手
ロール(カウンタロール)とは異なる別の相手ロール
(図6,図7参照)との接触力等、種々の要因による撓
み変形が生じる。
【0024】センタシャフト1の撓み変形は、その軸方
向中央部をセル3の内周面に近づけるように作用する。
ところが、本プレスロール15では、センタシャフト1
の側面6A,6Bにセル3の内周面と油膜を介して摺接
する撓み矯正用シュー11A,11Bが設けられている
ので、これら撓み矯正用シュー11A,11Bが突っ張
りとなってセンタシャフト1の撓みを抑制する。即ち、
矯正用シュー11A,11Bがセル3の内周面を径方向
に押圧することにより、逆方向には反作用力が発生し、
この反作用力がセンタシャフト1の撓み変形を抑制する
方向に作用するのである。したがって、本プレスロール
15によれば、センタシャフト1の撓み変形を抑制する
ことができ、静圧シュー2とセル3とが直接接触してし
まうことによる焼き付き等の損傷を防止することが可能
になる。
向中央部をセル3の内周面に近づけるように作用する。
ところが、本プレスロール15では、センタシャフト1
の側面6A,6Bにセル3の内周面と油膜を介して摺接
する撓み矯正用シュー11A,11Bが設けられている
ので、これら撓み矯正用シュー11A,11Bが突っ張
りとなってセンタシャフト1の撓みを抑制する。即ち、
矯正用シュー11A,11Bがセル3の内周面を径方向
に押圧することにより、逆方向には反作用力が発生し、
この反作用力がセンタシャフト1の撓み変形を抑制する
方向に作用するのである。したがって、本プレスロール
15によれば、センタシャフト1の撓み変形を抑制する
ことができ、静圧シュー2とセル3とが直接接触してし
まうことによる焼き付き等の損傷を防止することが可能
になる。
【0025】特に、本プレスロール15では、矯正用シ
ュー11A,11Bを静圧シュー2の配設方向に対して
互いに対称方向に配設しているので、センタシャフト1
が何れの方向に撓み変形しようとした場合でも確実に抑
制することができる。また、静圧シュー2とセル3との
直接の接触による損傷は、センタシャフト1の撓みのう
ち静圧シュー2の配設方向に対して垂直方向の成分によ
るものであるが、本プレスロール15では、各矯正用シ
ュー11A,11Bをセンタシャフト1の主軸A1の方
向(静圧シュー2の配設面の方向)に対して略直角方向
に配設しているので、センタシャフト1の撓みのうち静
圧シュー2とセル3との直接接触に影響を与える成分を
効果的に抑制することができる。さらに、静圧シュー2
の加圧方向と各矯正用シュー11A,11Bの加圧方向
とは略直角であるので、矯正用シュー11A,11Bの
押圧力が静圧シュー2により制御されるセル3と相手ロ
ールとの間のニップ圧に与える影響も最小限にとどめる
ことができる。
ュー11A,11Bを静圧シュー2の配設方向に対して
互いに対称方向に配設しているので、センタシャフト1
が何れの方向に撓み変形しようとした場合でも確実に抑
制することができる。また、静圧シュー2とセル3との
直接の接触による損傷は、センタシャフト1の撓みのう
ち静圧シュー2の配設方向に対して垂直方向の成分によ
るものであるが、本プレスロール15では、各矯正用シ
ュー11A,11Bをセンタシャフト1の主軸A1の方
向(静圧シュー2の配設面の方向)に対して略直角方向
に配設しているので、センタシャフト1の撓みのうち静
圧シュー2とセル3との直接接触に影響を与える成分を
効果的に抑制することができる。さらに、静圧シュー2
の加圧方向と各矯正用シュー11A,11Bの加圧方向
とは略直角であるので、矯正用シュー11A,11Bの
押圧力が静圧シュー2により制御されるセル3と相手ロ
ールとの間のニップ圧に与える影響も最小限にとどめる
ことができる。
【0026】さらに、制御弁36,37を操作して矯正
用シュー11A,11Bの押圧力を調整する場合、例え
ば、センタシャフト1の撓み量が大きいほど潤滑油の供
給量を多くして矯正用シュー11A,11Bの押圧力を
大きくする場合には、押圧力の反作用力も大きくするこ
とができセンタシャフト1の撓み変形をより効果的に抑
制することが可能になる。
用シュー11A,11Bの押圧力を調整する場合、例え
ば、センタシャフト1の撓み量が大きいほど潤滑油の供
給量を多くして矯正用シュー11A,11Bの押圧力を
大きくする場合には、押圧力の反作用力も大きくするこ
とができセンタシャフト1の撓み変形をより効果的に抑
制することが可能になる。
【0027】なお、センタシャフト1は通常その主軸A
1方向には曲げ剛性が非常に大きくなるように設計され
ているので、主軸A1方向への撓みは極めて小さく、セ
ンタシャフト1の主軸方向への撓みにより撓み矯正用シ
ュー11A,11Bがセル3に直接接触してしまうこと
はない。次に、本発明の第2実施形態としてのプレスロ
ールについて図3を用いて説明する。なお、図3は図2
(セルを省略して示した図1のII方向矢視図)に対応し
ており、上述の第1実施形態と同一の部位については同
一の符号を用いて示している。
1方向には曲げ剛性が非常に大きくなるように設計され
ているので、主軸A1方向への撓みは極めて小さく、セ
ンタシャフト1の主軸方向への撓みにより撓み矯正用シ
ュー11A,11Bがセル3に直接接触してしまうこと
はない。次に、本発明の第2実施形態としてのプレスロ
ールについて図3を用いて説明する。なお、図3は図2
(セルを省略して示した図1のII方向矢視図)に対応し
ており、上述の第1実施形態と同一の部位については同
一の符号を用いて示している。
【0028】本実施形態にかかるプレスロール15′
は、図3に示すように、撓み矯正機構としての撓み矯正
用シュー11Aをセンタシャフト1の軸方向に分割して
そなえたことを特徴としている。具体的には、センタシ
ャフト1の軸方向両端部に限定して撓み矯正用シュー1
1Aを配設している。また、図示していないが、撓み矯
正用シュー11Aの静圧シュー2の配設面に対する対称
位置にも撓み矯正用シュー(図1参照)がセンタシャフ
ト1の軸方向両端部に配設されている。その他の構成に
ついては第1実施形態と同様であるので、ここでは詳細
な説明は省略するものとする。
は、図3に示すように、撓み矯正機構としての撓み矯正
用シュー11Aをセンタシャフト1の軸方向に分割して
そなえたことを特徴としている。具体的には、センタシ
ャフト1の軸方向両端部に限定して撓み矯正用シュー1
1Aを配設している。また、図示していないが、撓み矯
正用シュー11Aの静圧シュー2の配設面に対する対称
位置にも撓み矯正用シュー(図1参照)がセンタシャフ
ト1の軸方向両端部に配設されている。その他の構成に
ついては第1実施形態と同様であるので、ここでは詳細
な説明は省略するものとする。
【0029】センタシャフト1の撓み変形を抑制するの
に十分な大きさの押圧力が確保されるならば、第1実施
形態のようにセンタシャフト1の幅方向全域にわたって
撓み矯正用シュー11A,11Bを配設する必要はな
く、本プレスロール15′のように一部の範囲に限定し
て配設することができる。これにより、プレスロール1
5′の軽量化が可能になる。
に十分な大きさの押圧力が確保されるならば、第1実施
形態のようにセンタシャフト1の幅方向全域にわたって
撓み矯正用シュー11A,11Bを配設する必要はな
く、本プレスロール15′のように一部の範囲に限定し
て配設することができる。これにより、プレスロール1
5′の軽量化が可能になる。
【0030】次に、本発明の第3実施形態としてのプレ
スロールについて図4を用いて説明する。なお、図4に
おいて、上述の第1,第2実施形態と同一の部位につい
ては同一の符号を用いて示し、その詳細な説明は省略す
るものとする。本実施形態にかかるプレスロール15″
は、図3に示すように、その基本構成は第1実施形態と
同じであるが、撓み矯正用シュー11A,11Bの押圧
力を自動調整できるようにした点に特徴がある。
スロールについて図4を用いて説明する。なお、図4に
おいて、上述の第1,第2実施形態と同一の部位につい
ては同一の符号を用いて示し、その詳細な説明は省略す
るものとする。本実施形態にかかるプレスロール15″
は、図3に示すように、その基本構成は第1実施形態と
同じであるが、撓み矯正用シュー11A,11Bの押圧
力を自動調整できるようにした点に特徴がある。
【0031】詳述すると、本プレスロール15″では、
一方のブラケット12A上に渦電流式変位センサ13を
配設しており、この渦電流式変位センサ(撓み検出手
段)13によってセル3の内周面との相対距離を計測し
ている。センタシャフト1が撓んだ場合には、渦電流式
変位センサ13とセル3の内周面との相対距離が変化す
るので、渦電流式変位センサ13の出力に基づきセンタ
シャフト1の撓み量を検出することができるのである。
なお、渦電流式変位センサ13の配設位置は、センタシ
ャフト1が撓み量が最も大きくなる位置、即ち、軸方向
中央部とするのが計測精度を高める上で好ましい。
一方のブラケット12A上に渦電流式変位センサ13を
配設しており、この渦電流式変位センサ(撓み検出手
段)13によってセル3の内周面との相対距離を計測し
ている。センタシャフト1が撓んだ場合には、渦電流式
変位センサ13とセル3の内周面との相対距離が変化す
るので、渦電流式変位センサ13の出力に基づきセンタ
シャフト1の撓み量を検出することができるのである。
なお、渦電流式変位センサ13の配設位置は、センタシ
ャフト1が撓み量が最も大きくなる位置、即ち、軸方向
中央部とするのが計測精度を高める上で好ましい。
【0032】渦電流式変位センサ13が検出したセル3
の内周面との相対距離は、制御装置(自動調整手段)1
4に出力されるようになっている。制御装置14は制御
弁36,37を開閉制御して各撓み矯正用シュー11
A,11Bへの潤滑油の供給量を調整する装置であり、
渦電流式変位センサ13が検出したセル3の内周面との
相対距離に基づき制御弁36,37を開閉制御してい
る。
の内周面との相対距離は、制御装置(自動調整手段)1
4に出力されるようになっている。制御装置14は制御
弁36,37を開閉制御して各撓み矯正用シュー11
A,11Bへの潤滑油の供給量を調整する装置であり、
渦電流式変位センサ13が検出したセル3の内周面との
相対距離に基づき制御弁36,37を開閉制御してい
る。
【0033】具体的には、セル3の内周面との相対距離
が小さくなったときには、センタシャフト1は側面6A
側に撓み変形しているので、制御弁36を制御して矯正
用シュー11Aに潤滑油を供給する。そして、セル3の
内周面との相対距離が小さいほど潤滑油の供給量を多く
して、矯正用シュー11Aの押圧力を大きくする。逆
に、セル3の内周面との相対距離が大きくなったときに
は、センタシャフト1は側面6B側に撓み変形している
ので、制御弁37を制御して矯正用シュー11Bに潤滑
油を供給する。そして、セル3の内周面との相対距離が
大きいほど潤滑油の供給量を多くして、矯正用シュー1
1Bの押圧力を大きくする。
が小さくなったときには、センタシャフト1は側面6A
側に撓み変形しているので、制御弁36を制御して矯正
用シュー11Aに潤滑油を供給する。そして、セル3の
内周面との相対距離が小さいほど潤滑油の供給量を多く
して、矯正用シュー11Aの押圧力を大きくする。逆
に、セル3の内周面との相対距離が大きくなったときに
は、センタシャフト1は側面6B側に撓み変形している
ので、制御弁37を制御して矯正用シュー11Bに潤滑
油を供給する。そして、セル3の内周面との相対距離が
大きいほど潤滑油の供給量を多くして、矯正用シュー1
1Bの押圧力を大きくする。
【0034】このように、本プレスロール15″では、
渦電流式変位センサ13の検出値に基づき、撓み矯正用
シュー11A,11Bの押圧力を自動調整(フィードバ
ック制御)することができるので、潤滑油温度のように
センタシャフト1の撓みに影響を与える要因が変化した
場合でも確実にセンタシャフト1の撓みを抑制すること
が可能になる。
渦電流式変位センサ13の検出値に基づき、撓み矯正用
シュー11A,11Bの押圧力を自動調整(フィードバ
ック制御)することができるので、潤滑油温度のように
センタシャフト1の撓みに影響を与える要因が変化した
場合でも確実にセンタシャフト1の撓みを抑制すること
が可能になる。
【0035】以上、本発明の実施の形態として3つの実
施形態を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定さ
れるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種
々変形して実施することができる。例えば、上述の各実
施形態では、撓み矯正用シュー11A,11Bをセンタ
シャフト1の主軸(加圧用の静圧シュー2の配設面)A
1に対して略直角に配設しているが、撓み矯正用シュー
11A,11Bの配設方向は直角或いは略直角に限定さ
れるものではなく、静圧シュー2の配設面に対してある
程度の角度を有していればよい。静圧シュー2の配設面
に対してある程度の角度を有している限りは、センタシ
ャフト1の撓みのうち静圧シュー2とセル3との直接接
触に影響を与える成分を抑制することができるからであ
る。
施形態を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定さ
れるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種
々変形して実施することができる。例えば、上述の各実
施形態では、撓み矯正用シュー11A,11Bをセンタ
シャフト1の主軸(加圧用の静圧シュー2の配設面)A
1に対して略直角に配設しているが、撓み矯正用シュー
11A,11Bの配設方向は直角或いは略直角に限定さ
れるものではなく、静圧シュー2の配設面に対してある
程度の角度を有していればよい。静圧シュー2の配設面
に対してある程度の角度を有している限りは、センタシ
ャフト1の撓みのうち静圧シュー2とセル3との直接接
触に影響を与える成分を抑制することができるからであ
る。
【0036】また、上述の各実施形態では、静圧シュー
2の両側に撓み矯正用シュー11A,11Bを配設して
いるが、撓みの方向が概ね既知である場合や、問題とな
るた撓みの方向が一方向である場合には、そちらの向き
の撓みを矯正する撓み矯正用シューのみを配設してもよ
い。また、上述の第2実施形態では、撓み矯正用シュー
11Aをセンタシャフト1の軸方向両端部に配設してい
るが、逆に軸方向中央部のみに配設してもよい。即ち、
撓みを矯正するのに必要な押圧力が得られる限りは、軸
方向における撓み矯正用シューの配設範囲には限定はな
い。
2の両側に撓み矯正用シュー11A,11Bを配設して
いるが、撓みの方向が概ね既知である場合や、問題とな
るた撓みの方向が一方向である場合には、そちらの向き
の撓みを矯正する撓み矯正用シューのみを配設してもよ
い。また、上述の第2実施形態では、撓み矯正用シュー
11Aをセンタシャフト1の軸方向両端部に配設してい
るが、逆に軸方向中央部のみに配設してもよい。即ち、
撓みを矯正するのに必要な押圧力が得られる限りは、軸
方向における撓み矯正用シューの配設範囲には限定はな
い。
【0037】また、上述の第3実施形態では、撓み検出
手段として渦電流式変位センサ13をそなえているが、
直接的或いは間接的にセンタシャフト1の撓みを検出で
きるものであれば、その形式や検出方法には限定はな
い。例えば、静圧シュー2とセル3の内周面との間の油
厚さを検出するようにしてもよい。また、撓み検出手段
は、センタシャフト1の撓み検出量を検出するもので
も、撓みの有無及び方向のみを検出するものでもよい。
手段として渦電流式変位センサ13をそなえているが、
直接的或いは間接的にセンタシャフト1の撓みを検出で
きるものであれば、その形式や検出方法には限定はな
い。例えば、静圧シュー2とセル3の内周面との間の油
厚さを検出するようにしてもよい。また、撓み検出手段
は、センタシャフト1の撓み検出量を検出するもので
も、撓みの有無及び方向のみを検出するものでもよい。
【0038】さらに、上述の各実施形態では、撓み矯正
機構として静圧シュー(撓み矯正用シュー11A,11
B)をそなえた場合を説明したが、撓み矯正機構はセン
タシャフト1上に配設され、セル3を内側から径方向に
押圧したときの反作用力によってセンタシャフト1の撓
みを矯正するものであれば、静圧シューのように油膜
(流体膜)を介して摺接するものに限定されず、ローラ
等の回転体のようにセル3の内周面に直接接触するもの
でもよい。
機構として静圧シュー(撓み矯正用シュー11A,11
B)をそなえた場合を説明したが、撓み矯正機構はセン
タシャフト1上に配設され、セル3を内側から径方向に
押圧したときの反作用力によってセンタシャフト1の撓
みを矯正するものであれば、静圧シューのように油膜
(流体膜)を介して摺接するものに限定されず、ローラ
等の回転体のようにセル3の内周面に直接接触するもの
でもよい。
【0039】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のプレスロ
ールによれば、センタシャフトが何らかの要因により撓
み変形しようとした場合でも、センタシャフト上に加圧
用静圧シューの配設面と角度をなして配設された撓み矯
正機構がセルを内側から径方向に押圧し、その押圧力の
反作用力によってセンタシャフトの撓みを矯正すること
ができるので、センタシャフトが大きく撓み変形するこ
とを抑制でき、セルと加圧用静圧シューとの直接の接触
による損傷を防止することができるという利点がある
(請求項1)。
ールによれば、センタシャフトが何らかの要因により撓
み変形しようとした場合でも、センタシャフト上に加圧
用静圧シューの配設面と角度をなして配設された撓み矯
正機構がセルを内側から径方向に押圧し、その押圧力の
反作用力によってセンタシャフトの撓みを矯正すること
ができるので、センタシャフトが大きく撓み変形するこ
とを抑制でき、セルと加圧用静圧シューとの直接の接触
による損傷を防止することができるという利点がある
(請求項1)。
【0040】また、撓み矯正機構をセルの内摺面に流体
膜を介して摺接し流体膜を介してセルを内側から押圧す
る静圧シューとして構成した場合には、セルが高速回転
する場合でも安定してセルを押圧することができるとい
う利点がある(請求項2)。撓み矯正機構の配設方向を
加圧用静圧シューの配設面に対し直角或いは略直角方向
に設定した場合には、セルと加圧用静圧シューとが直接
接触する方向のセンタシャフトの撓みを最も効果的に抑
制することができる上に、撓み矯正機構の押圧力がセル
とカウンタロールとの間のニップ圧に与える影響を最小
限にすることができるという利点がある(請求項3)撓
み矯正機構を加圧用静圧シューの配設面の両側に配設し
た場合には、センタシャフトが加圧用静圧シューの配設
面に対し何れの側に撓み変形しようとしたときでも、確
実に矯正することができるという利点がある(請求項
4)。
膜を介して摺接し流体膜を介してセルを内側から押圧す
る静圧シューとして構成した場合には、セルが高速回転
する場合でも安定してセルを押圧することができるとい
う利点がある(請求項2)。撓み矯正機構の配設方向を
加圧用静圧シューの配設面に対し直角或いは略直角方向
に設定した場合には、セルと加圧用静圧シューとが直接
接触する方向のセンタシャフトの撓みを最も効果的に抑
制することができる上に、撓み矯正機構の押圧力がセル
とカウンタロールとの間のニップ圧に与える影響を最小
限にすることができるという利点がある(請求項3)撓
み矯正機構を加圧用静圧シューの配設面の両側に配設し
た場合には、センタシャフトが加圧用静圧シューの配設
面に対し何れの側に撓み変形しようとしたときでも、確
実に矯正することができるという利点がある(請求項
4)。
【0041】さらに、撓み矯正機構がセルを内側から押
圧するときの押圧力を調整可能とした場合には、センタ
シャフトの撓み量の大きさに応じて押圧力を調整するこ
とが可能になり、センタシャフトの撓みを確実に抑制す
ることができるという利点がある(請求項5)。特に、
センタシャフトの撓み量を検出する撓み検出手段をそな
え、検出したセンタシャフトの撓み量に応じて押圧力を
自動調整できるように構成した場合には、温度条件等が
変化した場合でも確実にセンタシャフトの撓みを抑制す
ることができるという利点がある(請求項6)。
圧するときの押圧力を調整可能とした場合には、センタ
シャフトの撓み量の大きさに応じて押圧力を調整するこ
とが可能になり、センタシャフトの撓みを確実に抑制す
ることができるという利点がある(請求項5)。特に、
センタシャフトの撓み量を検出する撓み検出手段をそな
え、検出したセンタシャフトの撓み量に応じて押圧力を
自動調整できるように構成した場合には、温度条件等が
変化した場合でも確実にセンタシャフトの撓みを抑制す
ることができるという利点がある(請求項6)。
【図1】本発明の第1実施形態としてのプレスロールの
構成を示す軸方向断面図である。
構成を示す軸方向断面図である。
【図2】セルを省略して示した図1のII方向矢視図であ
る。
る。
【図3】本発明の第2実施形態としてのプレスロールの
構成を示す図であり、セルを省略して示した図1のII方
向矢視図(図2)に相当する図である。
構成を示す図であり、セルを省略して示した図1のII方
向矢視図(図2)に相当する図である。
【図4】本発明の第3実施形態としてのプレスロールの
構成を示す軸方向断面図であり、制御系統を併せて示す
図である。
構成を示す軸方向断面図であり、制御系統を併せて示す
図である。
【図5】従来のプレスロールの構成を示す正面視断面図
である。
である。
【図6】従来のプレスロールの構成を示す軸方向断面図
であり、加圧用静圧シューが垂直方向に配設された場合
を示す図である。
であり、加圧用静圧シューが垂直方向に配設された場合
を示す図である。
【図7】従来のプレスロールの構成を示す軸方向断面図
であり、加圧用静圧シューが傾斜して配設された場合を
示す図である。
であり、加圧用静圧シューが傾斜して配設された場合を
示す図である。
【図8】従来のプレスロールにかかる加圧用静圧シュー
の構成を示す軸方向断面図である。
の構成を示す軸方向断面図である。
【図9】セルを省略して示した図8のIX方向矢視図であ
る。
る。
【図10】従来のプレスロールの課題を説明するための
図であり、図9に対応する図である。
図であり、図9に対応する図である。
【図11】従来のプレスロールの課題を説明するための
図であり、図8に対応する図である。
図であり、図8に対応する図である。
1 センタシャフト 2 静圧シュー(加圧用静圧シュー) 3 セル 4 軸受 5 相手ロール 6A,6B センタシャフト側面 7 従来のプレスロール 8 ウェブ 9 給油管 10 排油管 11A,11B 撓み矯正用シュー(撓み矯正機構とし
ての静圧シュー) 12A,12B ブラケット 13 渦電流式変位センサ(撓み検出手段) 14 制御装置(自動調整手段) 15,15′,15″ プレスロール 20 シュー本体 21 シュー潤滑面 22 シューピストン 23 ピストン溝 24 シューポケット 25 絞り 26 シュー潤滑面の先端部 27 メタルシール 30 シュー本体 31 シュー潤滑面 32 シューピストン 33 ピストン溝 34 シューポケット 35 ポンプ 36,37 制御弁 51 別の相手ロール
ての静圧シュー) 12A,12B ブラケット 13 渦電流式変位センサ(撓み検出手段) 14 制御装置(自動調整手段) 15,15′,15″ プレスロール 20 シュー本体 21 シュー潤滑面 22 シューピストン 23 ピストン溝 24 シューポケット 25 絞り 26 シュー潤滑面の先端部 27 メタルシール 30 シュー本体 31 シュー潤滑面 32 シューピストン 33 ピストン溝 34 シューポケット 35 ポンプ 36,37 制御弁 51 別の相手ロール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中野 清 広島県三原市糸崎町5007番地 三菱重工業 株式会社紙・印刷機械事業部内 (72)発明者 佐々木 将志 広島県三原市糸崎町5007番地 三菱重工業 株式会社紙・印刷機械事業部内 (72)発明者 安部 英人 広島県三原市糸崎町5007番地 三菱重工業 株式会社紙・印刷機械事業部内 Fターム(参考) 3J103 AA02 AA41 AA77 AA80 BA34 CA24 DA05 FA03 GA13 4L055 CE78 CE80 CG03 CG12 DA09 DA12 DA16 FA30
Claims (6)
- 【請求項1】 回転を拘束されて支承されたセンタシャ
フトと、該センタシャフトの周りに配設され両端部を該
センタシャフトに回転自在に支持された円筒状のセル
と、該センタシャフト上に配設され該セルの内周面に流
体膜を介して摺接する加圧用静圧シューとをそなえ、走
行するウェブを、対向して設置されるカウンタロールと
該セルとの間で挟み該加圧用静圧シューにより該セルの
内側から加圧するプレスロールにおいて、 該センタシャフト上に該加圧用静圧シューの配設面と角
度をなして配設され、該セルを内側から径方向に押圧し
たときの反作用力によって該センタシャフトの撓みを矯
正する撓み矯正機構をそなえたことを特徴とする、プレ
スロール。 - 【請求項2】 該撓み矯正機構を該セルの内摺面に流体
膜を介して摺接し該流体膜を介して該セルを内側から押
圧する静圧シューとして構成したことを特徴とする、請
求項1記載のプレスロール。 - 【請求項3】 該撓み矯正機構を該加圧用静圧シューの
配設面に対し直角或いは略直角方向に配設したことを特
徴とする、請求項1又は2記載のプレスロール。 - 【請求項4】 該撓み矯正機構を該加圧用静圧シューの
配設面の両側に配設したことを特徴とする、請求項1〜
3の何れかの項に記載のプレスロール。 - 【請求項5】 該撓み矯正機構が該セルを内側から径方
向に押圧するときの押圧力は調整可能であることを特徴
とする、請求項1〜4の何れかの項に記載のプレスロー
ル。 - 【請求項6】 該センタシャフトの撓み量を検出する撓
み検出手段と、 該撓み検出手段で検出された該センタシャフトの撓み量
に応じて該撓み矯正機構の押圧力を自動調整する自動調
整手段とをそなえたことを特徴とする、請求項5記載の
プレスロール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000121624A JP2001303470A (ja) | 2000-04-21 | 2000-04-21 | プレスロール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000121624A JP2001303470A (ja) | 2000-04-21 | 2000-04-21 | プレスロール |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001303470A true JP2001303470A (ja) | 2001-10-31 |
Family
ID=18632246
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000121624A Withdrawn JP2001303470A (ja) | 2000-04-21 | 2000-04-21 | プレスロール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001303470A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007526951A (ja) * | 2004-03-05 | 2007-09-20 | イーストマン コダック カンパニー | 一様なニップ圧力を有するコンプライアント圧力ローラ |
| WO2009129047A3 (en) * | 2008-04-15 | 2010-01-14 | Honeywell International Inc. | System and method for reducing current exiting a roll through its bearings |
| US8415595B2 (en) | 2008-04-15 | 2013-04-09 | Honeywell International Inc. | System, apparatus, and method for induction heating using flux-balanced induction heating workcoil |
| CN115506171A (zh) * | 2022-09-20 | 2022-12-23 | 无锡正杨造纸机械有限公司 | 一种用于造纸机的压榨装置 |
| JP2024007805A (ja) * | 2022-07-06 | 2024-01-19 | トヨタ自動車株式会社 | プレスロール装置 |
-
2000
- 2000-04-21 JP JP2000121624A patent/JP2001303470A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007526951A (ja) * | 2004-03-05 | 2007-09-20 | イーストマン コダック カンパニー | 一様なニップ圧力を有するコンプライアント圧力ローラ |
| KR101147017B1 (ko) | 2004-03-05 | 2012-05-17 | 롬 앤드 하스 덴마크 파이낸스 에이에스 | 컴플라이언트 압력 롤러 및 균일한 압력 생성 방법 |
| WO2009129047A3 (en) * | 2008-04-15 | 2010-01-14 | Honeywell International Inc. | System and method for reducing current exiting a roll through its bearings |
| US8415595B2 (en) | 2008-04-15 | 2013-04-09 | Honeywell International Inc. | System, apparatus, and method for induction heating using flux-balanced induction heating workcoil |
| JP2024007805A (ja) * | 2022-07-06 | 2024-01-19 | トヨタ自動車株式会社 | プレスロール装置 |
| JP7564153B2 (ja) | 2022-07-06 | 2024-10-08 | トヨタ自動車株式会社 | プレスロール装置 |
| CN115506171A (zh) * | 2022-09-20 | 2022-12-23 | 无锡正杨造纸机械有限公司 | 一种用于造纸机的压榨装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR100484461B1 (ko) | 압연기 및 이의 작동 방법 | |
| JPS5834220A (ja) | ロ−ル装置 | |
| JP2001303470A (ja) | プレスロール | |
| JP2009019711A (ja) | コーティングロールの軸受構造、及び塗布装置 | |
| CN103050659B (zh) | 辊式冲压设备 | |
| JPS6267320A (ja) | 管状ロ−ルの駆動のための装置 | |
| AU2003239826B2 (en) | Device for influencing in a controlled manner the load pressure of pressure rollers | |
| NL8402519A (nl) | Wals voor een folietrekkalander of dergelijke. | |
| KR20010085456A (ko) | 판재 압연기 및 판재 압연 방법 | |
| US5979305A (en) | Method and apparatus for controlling deflection of a roll | |
| US20090139685A1 (en) | Continuous casting apparatus and continuous casting method | |
| BR0006300A (pt) | Sistema de operação com válvula em um motor de combustão interna | |
| JP2009085354A (ja) | コーティングロールの加工方法、コーティングロール及び塗布装置 | |
| JP7701478B2 (ja) | 圧延スタンド内における少なくとも1つのワークロールのためのカセット | |
| JP2689581B2 (ja) | クラウンロール | |
| KR20090057288A (ko) | 스트립 실링 게이트 | |
| JPH11210747A (ja) | ジャーナル軸受 | |
| US20050178508A1 (en) | Hot foil stamping or printing device for transferring surface portions onto a flat material | |
| CN101687234B (zh) | 轧机机架 | |
| JP2000291644A (ja) | ロール装置 | |
| US8960515B2 (en) | Web guiding apparatus | |
| JP3881804B2 (ja) | ロール装置 | |
| EP1561959A1 (en) | Oil recovery apparatus for a roll apparatus | |
| JP2000291640A (ja) | 静圧シュー用シャフト | |
| KR102563361B1 (ko) | 유연기구구조를 적용한 코팅롤러 자가정렬구조 및 이를 구비한 필름코팅장치 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070703 |