JP2001300385A - カーテンコータ用給液ヘッド及び該給液ヘッドの製作方法 - Google Patents
カーテンコータ用給液ヘッド及び該給液ヘッドの製作方法Info
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- JP2001300385A JP2001300385A JP2000127811A JP2000127811A JP2001300385A JP 2001300385 A JP2001300385 A JP 2001300385A JP 2000127811 A JP2000127811 A JP 2000127811A JP 2000127811 A JP2000127811 A JP 2000127811A JP 2001300385 A JP2001300385 A JP 2001300385A
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- Coating Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 耐腐食性を保ちつつ、わずかな温度変化では
熱膨張せず、しかも高い加工精度が得られるようなカー
テンコータ用給液ヘッドの製作方法を提供する。 【解決手段】 塗工用カラーを流出させる給液ヘッド3
のヘッド本体7とリップ8とを、それぞれ同材質のマル
テンサイト系ステンレス鋼を母材として個別に加工して
作る。ヘッド本体7は、内部に塗工用カラーの流路7b
と先端部内側にリップ8を取り付けるリップ取付部7a
を有するようにする。リップ8をヘッド本体7のリップ
取付部7aに取り付けて一体化させる。
熱膨張せず、しかも高い加工精度が得られるようなカー
テンコータ用給液ヘッドの製作方法を提供する。 【解決手段】 塗工用カラーを流出させる給液ヘッド3
のヘッド本体7とリップ8とを、それぞれ同材質のマル
テンサイト系ステンレス鋼を母材として個別に加工して
作る。ヘッド本体7は、内部に塗工用カラーの流路7b
と先端部内側にリップ8を取り付けるリップ取付部7a
を有するようにする。リップ8をヘッド本体7のリップ
取付部7aに取り付けて一体化させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は製紙工場において製
造された原紙に塗工液を塗布する工程で用いるカーテン
コータ用給液ヘッドと該給液ヘッドの製作方法に関する
ものである。
造された原紙に塗工液を塗布する工程で用いるカーテン
コータ用給液ヘッドと該給液ヘッドの製作方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】製紙工場で製造された紙はそのままの形
で直ちに使用されることはなく、それを原紙として更に
加工を施すことにより所要の目的に適合する製品として
の加工紙とする場合が多い。加工紙には種々のものがあ
るが、その一つに、塗被加工紙がある。塗被加工紙は、
紙の表面に塗工用カラー(塗工液)を塗布させて製造す
るもので、その装置としてカーテンコータが知られてい
る。
で直ちに使用されることはなく、それを原紙として更に
加工を施すことにより所要の目的に適合する製品として
の加工紙とする場合が多い。加工紙には種々のものがあ
るが、その一つに、塗被加工紙がある。塗被加工紙は、
紙の表面に塗工用カラー(塗工液)を塗布させて製造す
るもので、その装置としてカーテンコータが知られてい
る。
【0003】カーテンコータとしては、図2にその一例
の概略を示す如く、コータロール1に巻回されて、該コ
ータロール1から下流に向けてやや上向きに走行する原
紙2の表面に、給液ヘッド3により塗工液としての塗工
用カラー4を一様なカーテン4a状に流下させることに
より、該塗工用カラー4を原紙2表面に直接塗布させる
ようにしたものや、図3に示す如く、水平且つ平行に配
した一対のアプリケータロール5の間に原紙2を通すよ
うにして、両方(又は一方)のアプリケータロール5の
表面に給液ヘッド3から塗工用カラー4をカーテン4a
状に流下させて、該ロール表面の塗工用カラー4を原紙
2の表面に塗布させるようにしたものもある。図2中、
6は塗工用カラー4の流下位置の下流側に配置したガイ
ドロール、9は塗工時に原紙2の幅端から流下した塗工
用カラー4を回収するためのカラーパンを示す。
の概略を示す如く、コータロール1に巻回されて、該コ
ータロール1から下流に向けてやや上向きに走行する原
紙2の表面に、給液ヘッド3により塗工液としての塗工
用カラー4を一様なカーテン4a状に流下させることに
より、該塗工用カラー4を原紙2表面に直接塗布させる
ようにしたものや、図3に示す如く、水平且つ平行に配
した一対のアプリケータロール5の間に原紙2を通すよ
うにして、両方(又は一方)のアプリケータロール5の
表面に給液ヘッド3から塗工用カラー4をカーテン4a
状に流下させて、該ロール表面の塗工用カラー4を原紙
2の表面に塗布させるようにしたものもある。図2中、
6は塗工用カラー4の流下位置の下流側に配置したガイ
ドロール、9は塗工時に原紙2の幅端から流下した塗工
用カラー4を回収するためのカラーパンを示す。
【0004】上記のように、塗工用カラー4をカーテン
4a状に流出させて原紙2又はアプリケータロール5の
表面に塗布させるようにするカーテン作成部となる給液
ヘッド3は、カーテン4aの状態がそのまま製品品質に
影響するため、特に高い加工精度が要求される。
4a状に流出させて原紙2又はアプリケータロール5の
表面に塗布させるようにするカーテン作成部となる給液
ヘッド3は、カーテン4aの状態がそのまま製品品質に
影響するため、特に高い加工精度が要求される。
【0005】そのため、上記給液ヘッド3としては、塗
工用カラー4を幅広いカーテン状に均一な厚さで流出さ
せるために、塗工用カラー4を受けて先端部へ流すよう
にしてあるヘッド本体7の先端部内側に、2枚のリップ
8を微小間隔に設定して平行に取り付け、ヘッド本体7
内に送給された塗工用カラー4を、2枚のリップ8の間
で整流して厚みの薄い一様なカーテン4aとして流出さ
せるようにした型式のものが多く採用されている。
工用カラー4を幅広いカーテン状に均一な厚さで流出さ
せるために、塗工用カラー4を受けて先端部へ流すよう
にしてあるヘッド本体7の先端部内側に、2枚のリップ
8を微小間隔に設定して平行に取り付け、ヘッド本体7
内に送給された塗工用カラー4を、2枚のリップ8の間
で整流して厚みの薄い一様なカーテン4aとして流出さ
せるようにした型式のものが多く採用されている。
【0006】上記従来の給液ヘッド3のヘッド本体7や
リップ8の材質としては、主としてオーステナイト系ス
テンレス鋼であるSUS304が用いられており、ヘッ
ド本体7とリップ8を機械加工で製作しているが、特に
高い加工精度が要求されるリップ8を加工して製作する
場合は、図4に一例を示す如く、水平精度が出されてい
る加工テーブル10上に受台11を載せて、その上にリ
ップ母材8Aを載置し、更に、リップ母材8Aの上面の
長手方向所要間隔位置を、マツバと称するチャック金具
12で押えて、ボルト13の締め付けによりリップ母材
8Aを加工テーブル10に押し付けて水平に固定するよ
うにし、このように固定したリップ母材8Aの先端部等
を砥石14により所要形状に加工してリップ8とするよ
うにしている。
リップ8の材質としては、主としてオーステナイト系ス
テンレス鋼であるSUS304が用いられており、ヘッ
ド本体7とリップ8を機械加工で製作しているが、特に
高い加工精度が要求されるリップ8を加工して製作する
場合は、図4に一例を示す如く、水平精度が出されてい
る加工テーブル10上に受台11を載せて、その上にリ
ップ母材8Aを載置し、更に、リップ母材8Aの上面の
長手方向所要間隔位置を、マツバと称するチャック金具
12で押えて、ボルト13の締め付けによりリップ母材
8Aを加工テーブル10に押し付けて水平に固定するよ
うにし、このように固定したリップ母材8Aの先端部等
を砥石14により所要形状に加工してリップ8とするよ
うにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
給液ヘッド3の材質として用いられているオーステナイ
ト系ステンレス鋼のSUS304は、熱膨張係数が常温
下で17.3×10−6/℃であり、塗工用カラー4の
温度や室温等がわずかに変化しても熱膨張して、カーテ
ン4aのプロファイルが乱れてしまうという問題があ
る。又、SUS304は軟質で粘り強いという性質を有
するが、加工がしづらいため、特に、リップ8の精度が
出し難く、そのため、リップ8の加工を行う際の保持手
段として、チャック金具12を用いて図4に示すよう
に、リップ母材8Aをチャック金具12で加工テーブル
10に押し付けて固定するようにしているが、リップ母
材8Aに歪が発生するという問題もあった。
給液ヘッド3の材質として用いられているオーステナイ
ト系ステンレス鋼のSUS304は、熱膨張係数が常温
下で17.3×10−6/℃であり、塗工用カラー4の
温度や室温等がわずかに変化しても熱膨張して、カーテ
ン4aのプロファイルが乱れてしまうという問題があ
る。又、SUS304は軟質で粘り強いという性質を有
するが、加工がしづらいため、特に、リップ8の精度が
出し難く、そのため、リップ8の加工を行う際の保持手
段として、チャック金具12を用いて図4に示すよう
に、リップ母材8Aをチャック金具12で加工テーブル
10に押し付けて固定するようにしているが、リップ母
材8Aに歪が発生するという問題もあった。
【0008】そこで、本発明は、耐腐食性を保ちつつ、
多少の温度変化に対してカーテンのプロファイルを維持
でき、しかも高い加工精度が得られるようなカーテンコ
ータ用給液ヘッド及び該給液ヘッドの製作方法を提供し
ようとするものである。
多少の温度変化に対してカーテンのプロファイルを維持
でき、しかも高い加工精度が得られるようなカーテンコ
ータ用給液ヘッド及び該給液ヘッドの製作方法を提供し
ようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、マルテンサイト系ステンレス鋼製とした
ヘッド本体の先端部内側に、マルテンサイト系ステンレ
ス鋼製としたリップを取り付けてなる構成とする。
決するために、マルテンサイト系ステンレス鋼製とした
ヘッド本体の先端部内側に、マルテンサイト系ステンレ
ス鋼製としたリップを取り付けてなる構成とする。
【0010】マルテンサイド系ステンレス鋼によって作
られた給液ヘッドは、耐腐食性を有し、又、わずかな温
度変化では熱膨張して変形することがなく、更に、高い
精度で加工できるため、より高い精度で塗工用カラーの
カーテンのプロファイルを実現することができる。
られた給液ヘッドは、耐腐食性を有し、又、わずかな温
度変化では熱膨張して変形することがなく、更に、高い
精度で加工できるため、より高い精度で塗工用カラーの
カーテンのプロファイルを実現することができる。
【0011】又、ヘッド本体を、内部に塗工用カラーの
流路と先端部内側にリップ取付部を有するようにマルテ
ンサイト系ステンレス鋼製の母材を加工して作り、上記
リップ取付部に取り付けるリップの母材をマルテンサイ
ト系ステンレス鋼製として、該リップの母材をマグネッ
ト式ホルダに吸着保持させた状態で加工することにより
リップを作り、該リップを上記リップ取付部に取り付け
て一体化させて給液ヘッドを製作すると、従来のチャッ
ク金具を用いることなく簡単に且つ精度の高い給液ヘッ
ドを製作することができる。
流路と先端部内側にリップ取付部を有するようにマルテ
ンサイト系ステンレス鋼製の母材を加工して作り、上記
リップ取付部に取り付けるリップの母材をマルテンサイ
ト系ステンレス鋼製として、該リップの母材をマグネッ
ト式ホルダに吸着保持させた状態で加工することにより
リップを作り、該リップを上記リップ取付部に取り付け
て一体化させて給液ヘッドを製作すると、従来のチャッ
ク金具を用いることなく簡単に且つ精度の高い給液ヘッ
ドを製作することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
を参照して説明する。
【0013】図1(イ)(ロ)は本発明の実施の一形態
を示すもので、図2や図3に示してある如き給液ヘッド
3と同様に、ヘッド本体7の先端部に高精度に加工した
2枚のリップ8が一体的に取り付けてあって、塗工用カ
ラーをカーテン状に流出させるようにしてある構成のカ
ーテンコータ用給液ヘッド3を、耐腐食性があり、熱膨
張係数が小さく、加工性の良い材質として、マルテンサ
イト系ステンレス鋼(C−0.02%Si−0.12%
Mn−0.5%P−0.011%S−0.05%Ni−
4.99%Cr−16.10%Mo−1.18%)を用
いて製作するようにする。すなわち、マルテンサイト系
ステンレス鋼は、上記性質のほかに、磁性体でもあり、
ヘッド本体7とリップ8を別々に加工して製作し、ヘッ
ド本体7は、マルテンサイト系ステンレス鋼の母材に所
要の加工を施すことにより、内部に塗工用カラーの流路
7bを有し且つ先端部内側に塗工用カラーの流路7bと
連通するリップ取付部7aを有する構成に製作すると共
に、リップ8は、マルテンサイト系ステンレス鋼の母材
を加工して製作する。高い精度が要求される給液ヘッド
3において、特にリップ8は、精密加工が要求される
が、材質とするマルテンサイト系ステンレス鋼は磁石に
付くので、加工時の支持台としてマグネットを使用する
ことができる。そのため、ヘッド本体7の加工時もリッ
プ8の加工時も、加工テーブル上にマグネット式ホルダ
を置いて、母材をマグネットチャックさせて加工を行う
ようにする。今、一例としてリップ8を加工する場合を
示すと、図1(ロ)に示す如く、加工テーブル10上に
マグネット式ホルダ15を取り付けて、該マグネット式
ホルダ15上にリップ母材8Bを載せて吸着させた状態
で保持させ、砥石14で加工することにより製作するよ
うにする。
を示すもので、図2や図3に示してある如き給液ヘッド
3と同様に、ヘッド本体7の先端部に高精度に加工した
2枚のリップ8が一体的に取り付けてあって、塗工用カ
ラーをカーテン状に流出させるようにしてある構成のカ
ーテンコータ用給液ヘッド3を、耐腐食性があり、熱膨
張係数が小さく、加工性の良い材質として、マルテンサ
イト系ステンレス鋼(C−0.02%Si−0.12%
Mn−0.5%P−0.011%S−0.05%Ni−
4.99%Cr−16.10%Mo−1.18%)を用
いて製作するようにする。すなわち、マルテンサイト系
ステンレス鋼は、上記性質のほかに、磁性体でもあり、
ヘッド本体7とリップ8を別々に加工して製作し、ヘッ
ド本体7は、マルテンサイト系ステンレス鋼の母材に所
要の加工を施すことにより、内部に塗工用カラーの流路
7bを有し且つ先端部内側に塗工用カラーの流路7bと
連通するリップ取付部7aを有する構成に製作すると共
に、リップ8は、マルテンサイト系ステンレス鋼の母材
を加工して製作する。高い精度が要求される給液ヘッド
3において、特にリップ8は、精密加工が要求される
が、材質とするマルテンサイト系ステンレス鋼は磁石に
付くので、加工時の支持台としてマグネットを使用する
ことができる。そのため、ヘッド本体7の加工時もリッ
プ8の加工時も、加工テーブル上にマグネット式ホルダ
を置いて、母材をマグネットチャックさせて加工を行う
ようにする。今、一例としてリップ8を加工する場合を
示すと、図1(ロ)に示す如く、加工テーブル10上に
マグネット式ホルダ15を取り付けて、該マグネット式
ホルダ15上にリップ母材8Bを載せて吸着させた状態
で保持させ、砥石14で加工することにより製作するよ
うにする。
【0014】上記マグネット式ホルダ15は、リップ8
の母材8Bを磁力で吸着できるので、上面を平坦にし
て、母材8Bを載せるだけでもよいが、図示の如く後端
部に位置決め用ストッパ片部15aを突出させて断面形
状がL字型となるようにしてもよく、水平精度が出され
ている加工テーブル10上に固定して用いるようにす
る。
の母材8Bを磁力で吸着できるので、上面を平坦にし
て、母材8Bを載せるだけでもよいが、図示の如く後端
部に位置決め用ストッパ片部15aを突出させて断面形
状がL字型となるようにしてもよく、水平精度が出され
ている加工テーブル10上に固定して用いるようにす
る。
【0015】マルテンサイト系ステンレス鋼を用いてヘ
ッド本体7とリップ8が製作加工されると、2枚のリッ
プ8を、ヘッド本体7の先端部内側のリップ取付部7a
に嵌入し、リップ8間に所要幅の流路が形成されるよう
に取り付けて一体化させるようにする。
ッド本体7とリップ8が製作加工されると、2枚のリッ
プ8を、ヘッド本体7の先端部内側のリップ取付部7a
に嵌入し、リップ8間に所要幅の流路が形成されるよう
に取り付けて一体化させるようにする。
【0016】上記において、本発明の給液ヘッドの製作
に用いるマルテンサイト系ステンレス鋼は強磁性を有す
ることから、ヘッド本体7及びリップ8の各母材をマグ
ネット式ホルダに吸着保持させるマグネットチャックが
可能となるため、図4に示した従来方法のように長手方
向の各部をチャック金具12で押え付ける必要がなくな
るので、母材に歪が発生するようなこともなく、しか
も、マルテンサイト系ステンレス鋼は高い硬度を有する
ため、快削性が発揮されることにより、非常に高い精度
で加工することができる。更に、マルテンサイト系ステ
ンレス鋼の熱膨張係数は常温下で11.0×10−6/
℃であり、オーステナイト系ステンレス鋼に比して熱膨
張しにくいので、給液ヘッド3で用いる塗工用カラーの
温度や給液ヘッド3回りの室温等が多少変化した程度で
は影響を受けることはなく、上記温度変化に伴うカーテ
ンプロファイルの乱れを防止することができる。
に用いるマルテンサイト系ステンレス鋼は強磁性を有す
ることから、ヘッド本体7及びリップ8の各母材をマグ
ネット式ホルダに吸着保持させるマグネットチャックが
可能となるため、図4に示した従来方法のように長手方
向の各部をチャック金具12で押え付ける必要がなくな
るので、母材に歪が発生するようなこともなく、しか
も、マルテンサイト系ステンレス鋼は高い硬度を有する
ため、快削性が発揮されることにより、非常に高い精度
で加工することができる。更に、マルテンサイト系ステ
ンレス鋼の熱膨張係数は常温下で11.0×10−6/
℃であり、オーステナイト系ステンレス鋼に比して熱膨
張しにくいので、給液ヘッド3で用いる塗工用カラーの
温度や給液ヘッド3回りの室温等が多少変化した程度で
は影響を受けることはなく、上記温度変化に伴うカーテ
ンプロファイルの乱れを防止することができる。
【0017】なお、マグネット式ホルダ15としては、
永久磁石であっても電磁石であってもよいこと、その他
本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加
え得ることは勿論である。
永久磁石であっても電磁石であってもよいこと、その他
本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加
え得ることは勿論である。
【0018】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明のカーテンコー
タ用給液ヘッドによれば、マルテンサイト系ステンレス
鋼製としたヘッド本体の先端部内側に、マルテンサイト
系ステンレス鋼製としたリップを取り付けてなる構成と
してあるので、耐腐食性を有し、熱膨張係数が小さい給
液ヘッドを得ることができ、したがって、わずかな温度
変化では熱膨張せず、カーテン状に流出させる塗工用カ
ラーのカーテンプロファイルに乱れを与えることがな
く、又、ヘッド本体を、内部に塗工用カラーの流路と先
端部内側にリップ取付部を有するようにマルテンサイト
系ステンレス鋼製の母材を加工して作り、上記リップ取
付部に取り付けるリップの母材をマルテンサイト系ステ
ンレス鋼製として、該リップの母材をマグネット式ホル
ダに吸着保持させた状態で加工することによりリップを
作り、該リップを上記リップ取付部に取り付けて一体化
させて給液ヘッドを製作することにより、従来のチャッ
ク金具を用いることなく簡単に且つ精度よく給液ヘッド
を製作することができる、という優れた効果を発揮す
る。
タ用給液ヘッドによれば、マルテンサイト系ステンレス
鋼製としたヘッド本体の先端部内側に、マルテンサイト
系ステンレス鋼製としたリップを取り付けてなる構成と
してあるので、耐腐食性を有し、熱膨張係数が小さい給
液ヘッドを得ることができ、したがって、わずかな温度
変化では熱膨張せず、カーテン状に流出させる塗工用カ
ラーのカーテンプロファイルに乱れを与えることがな
く、又、ヘッド本体を、内部に塗工用カラーの流路と先
端部内側にリップ取付部を有するようにマルテンサイト
系ステンレス鋼製の母材を加工して作り、上記リップ取
付部に取り付けるリップの母材をマルテンサイト系ステ
ンレス鋼製として、該リップの母材をマグネット式ホル
ダに吸着保持させた状態で加工することによりリップを
作り、該リップを上記リップ取付部に取り付けて一体化
させて給液ヘッドを製作することにより、従来のチャッ
ク金具を用いることなく簡単に且つ精度よく給液ヘッド
を製作することができる、という優れた効果を発揮す
る。
【図1】本発明のカーテンコータ用給液ヘッド及び該給
液ヘッドの製作方法の実施の一形態を示すもので、
(イ)は給液ヘッドの分解図、(ロ)はリップの加工工
程を示す概略図である。
液ヘッドの製作方法の実施の一形態を示すもので、
(イ)は給液ヘッドの分解図、(ロ)はリップの加工工
程を示す概略図である。
【図2】カーテンコータの一例を示す概要図である。
【図3】カーテンコータの他の例を示す概要図である。
【図4】従来におけるリップの加工工程の一例を示す概
略図である。
略図である。
3 給液ヘッド 4 塗工用カラー 4a カーテン 7 ヘッド本体 7a リップ取付部 7b 流路 8 リップ 8B リップ母材
Claims (2)
- 【請求項1】 マルテンサイト系ステンレス鋼製とした
ヘッド本体の先端部内側に、マルテンサイト系ステンレ
ス鋼製としたリップを取り付けてなる構成を有すること
を特徴とするカーテンコータ用給液ヘッド。 - 【請求項2】 ヘッド本体を、内部に塗工用カラーの流
路と先端部内側にリップ取付部を有するようにマルテン
サイト系ステンレス鋼製の母材を加工して作り、上記リ
ップ取付部に取り付けるリップの母材をマルテンサイト
系ステンレス鋼製として、該リップの母材をマグネット
式ホルダに吸着保持させた状態で加工することによりリ
ップを作り、該リップを上記リップ取付部に取り付けて
一体化させて給液ヘッドを製作することを特徴とするカ
ーテンコータ用給液ヘッドの製作方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000127811A JP2001300385A (ja) | 2000-04-27 | 2000-04-27 | カーテンコータ用給液ヘッド及び該給液ヘッドの製作方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000127811A JP2001300385A (ja) | 2000-04-27 | 2000-04-27 | カーテンコータ用給液ヘッド及び該給液ヘッドの製作方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001300385A true JP2001300385A (ja) | 2001-10-30 |
Family
ID=18637344
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000127811A Pending JP2001300385A (ja) | 2000-04-27 | 2000-04-27 | カーテンコータ用給液ヘッド及び該給液ヘッドの製作方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001300385A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006272204A (ja) * | 2005-03-30 | 2006-10-12 | Mitsubishi Materials Corp | 塗布工具およびその刃先研磨方法 |
| JP2007514530A (ja) * | 2003-12-17 | 2007-06-07 | ボイス ペ−パ− パテント ゲ−エムベ−ハ− | 塗布装置 |
| JP2008023471A (ja) * | 2006-07-24 | 2008-02-07 | Hitachi Plant Technologies Ltd | ペースト塗布機及びペースト塗布方法 |
-
2000
- 2000-04-27 JP JP2000127811A patent/JP2001300385A/ja active Pending
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