JP2001300250A - 二酸化炭素濃縮装置 - Google Patents
二酸化炭素濃縮装置Info
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Landscapes
- Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 濃縮セルを多段に積層し各セルに均等に処理
ガスを供給でき、各セル間の電気的接続とシールが確実
にでき、かつ濃縮セルから排出された高温排ガスで低温
排ガスを予熱でき、スタック構造の濃縮セルと一体化で
き、かつ容易に分離して交換できる熱交換器を備えた二
酸化炭素濃縮装置を提供する。 【解決手段】 導電性の複数のセパレ−タ12と、各セ
パレ−タの上下面にそれぞれ収容された平板状のカソ−
ド2およびアノ−ド3と、上下のセパレ−タ間に挟持さ
れた電解質板1とを備え、複数のセパレ−タ12の間に
電解質板をカソ−ドとアノ−ドで把持した濃縮セル4を
構成し、これをセパレ−タで電気的に直列に接続して濃
縮スタック20を構成する。更に、濃縮スタックにガス
ケット17を介して着脱可能に取付られた熱交換器14
と、その反対側にガスケットを介して着脱可能に取付ら
れたリターンヘッド16とを備える。
ガスを供給でき、各セル間の電気的接続とシールが確実
にでき、かつ濃縮セルから排出された高温排ガスで低温
排ガスを予熱でき、スタック構造の濃縮セルと一体化で
き、かつ容易に分離して交換できる熱交換器を備えた二
酸化炭素濃縮装置を提供する。 【解決手段】 導電性の複数のセパレ−タ12と、各セ
パレ−タの上下面にそれぞれ収容された平板状のカソ−
ド2およびアノ−ド3と、上下のセパレ−タ間に挟持さ
れた電解質板1とを備え、複数のセパレ−タ12の間に
電解質板をカソ−ドとアノ−ドで把持した濃縮セル4を
構成し、これをセパレ−タで電気的に直列に接続して濃
縮スタック20を構成する。更に、濃縮スタックにガス
ケット17を介して着脱可能に取付られた熱交換器14
と、その反対側にガスケットを介して着脱可能に取付ら
れたリターンヘッド16とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶融炭酸塩を用い
た二酸化炭素濃縮装置に関する。
た二酸化炭素濃縮装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、地球温暖化現象が世界的な問題と
なっており、CO2 ガスの排出量低減が重要な課題とな
っている。かかるCO2 ガスの排出量低減対象の1つ
が、火力発電所排ガス等の工業的燃焼排ガスであり、低
濃度かつ大量のCO2 ガスが高温(例えば200℃)で
排出される特徴がある。上記低濃度のCO2 ガスを濃縮
して分離回収する代表的な方法としては、(1)吸収液
にCO2 を化学反応で吸収させ、それを加熱することな
どにより、CO 2 を分離回収する化学吸収法、(2)ゼ
オライトなどの固体吸着剤の細孔にCO 2 を物理的に吸
着させ、圧力を下げることによってCO2 を分離、回収
する物理吸着法、(3)高分子膜に対する気体の透過速
度の違いを利用してCO2 を分離、回収する膜分離(透
過)法、等が知られている。
なっており、CO2 ガスの排出量低減が重要な課題とな
っている。かかるCO2 ガスの排出量低減対象の1つ
が、火力発電所排ガス等の工業的燃焼排ガスであり、低
濃度かつ大量のCO2 ガスが高温(例えば200℃)で
排出される特徴がある。上記低濃度のCO2 ガスを濃縮
して分離回収する代表的な方法としては、(1)吸収液
にCO2 を化学反応で吸収させ、それを加熱することな
どにより、CO 2 を分離回収する化学吸収法、(2)ゼ
オライトなどの固体吸着剤の細孔にCO 2 を物理的に吸
着させ、圧力を下げることによってCO2 を分離、回収
する物理吸着法、(3)高分子膜に対する気体の透過速
度の違いを利用してCO2 を分離、回収する膜分離(透
過)法、等が知られている。
【0003】しかし、上記(1)の化学吸収法の場合に
は、吸収液(溶媒)側の制約で、CO2 ガスの温度(例
えば60℃)を低くする必要があるので、分離のために
は大きな冷却エネルギーが必要になり、かつ吸収液の使
用量が多く高価となる問題がある。また、上記(2)の
物理吸着法の場合には、CO2 の分離に非常に大きなエ
ネルギーが必要であり、大容量化が困難である等の問題
がある。一方、上記(3)の膜分離法の場合には、膜が
非常に高価なためコストが高く、かつ膨大な面積の膜が
必要なため大容量化が困難であり、更に不純物が多い排
ガスに適した膜の開発が必要である等の問題がある。
は、吸収液(溶媒)側の制約で、CO2 ガスの温度(例
えば60℃)を低くする必要があるので、分離のために
は大きな冷却エネルギーが必要になり、かつ吸収液の使
用量が多く高価となる問題がある。また、上記(2)の
物理吸着法の場合には、CO2 の分離に非常に大きなエ
ネルギーが必要であり、大容量化が困難である等の問題
がある。一方、上記(3)の膜分離法の場合には、膜が
非常に高価なためコストが高く、かつ膨大な面積の膜が
必要なため大容量化が困難であり、更に不純物が多い排
ガスに適した膜の開発が必要である等の問題がある。
【0004】そこで、本願発明の出願人等は、先に低濃
度の二酸化炭素(CO2 )ガスを溶融塩を利用して電気
化学的に濃縮・回収する手段として、特開平11−03
3340号、及び特開平11−169961号を創案
し、出願した。特開平11−033340号の「二酸化
炭素濃縮法」は、図4に例示するように、電解質を浸み
込ませた多孔質物質からなる電解質板1を多孔質のカソ
ード2とアノード3の両電極で両面から挟んでなる濃縮
セル4を用い、該濃縮セル4のカソード2とアノード3
との間に電位を与えた状態として、カソード2に低濃度
の二酸化炭素と酸素を含む原料ガス5を供給し、該カソ
ード2側で、CO2 +1/2O2 +2e- →CO3 2-の
電気化学反応を行わせ、生成された炭酸イオンを電解質
板1を通してアノード3に移動させ、該アノード3側で
炭酸イオンを電気化学反応を行わせて、高濃度の二酸化
炭素を選択的に分離させて分離ガス6を生成し、該分離
ガス6を濃縮ガス(CO2 :O2 =2:1)として取り
出すようになっている。
度の二酸化炭素(CO2 )ガスを溶融塩を利用して電気
化学的に濃縮・回収する手段として、特開平11−03
3340号、及び特開平11−169961号を創案
し、出願した。特開平11−033340号の「二酸化
炭素濃縮法」は、図4に例示するように、電解質を浸み
込ませた多孔質物質からなる電解質板1を多孔質のカソ
ード2とアノード3の両電極で両面から挟んでなる濃縮
セル4を用い、該濃縮セル4のカソード2とアノード3
との間に電位を与えた状態として、カソード2に低濃度
の二酸化炭素と酸素を含む原料ガス5を供給し、該カソ
ード2側で、CO2 +1/2O2 +2e- →CO3 2-の
電気化学反応を行わせ、生成された炭酸イオンを電解質
板1を通してアノード3に移動させ、該アノード3側で
炭酸イオンを電気化学反応を行わせて、高濃度の二酸化
炭素を選択的に分離させて分離ガス6を生成し、該分離
ガス6を濃縮ガス(CO2 :O2 =2:1)として取り
出すようになっている。
【0005】この二酸化炭素濃縮法は、カソード2に供
給してアノード3から取り出されるガスは高温のまま処
理され、かつ炭酸ガスの吸収移動は電気化学的に行われ
ため、補助動力による大きなエネルギーを要することは
なく、また選択的に吸収されることから、排ガス中に含
まれる不純物(硫黄物、塩化物、NOX等)を含まない
高純度の二酸化炭素を回収することができる特徴があ
る。
給してアノード3から取り出されるガスは高温のまま処
理され、かつ炭酸ガスの吸収移動は電気化学的に行われ
ため、補助動力による大きなエネルギーを要することは
なく、また選択的に吸収されることから、排ガス中に含
まれる不純物(硫黄物、塩化物、NOX等)を含まない
高純度の二酸化炭素を回収することができる特徴があ
る。
【0006】また、特開平11−169961号の「二
酸化炭素回収装置」は、図5に例示するように、低濃度
の二酸化炭素と酸素を含む原料ガスから高濃度の二酸化
炭素と酸素を選択的に分離する濃縮装置9と、分離され
た混合ガス中の酸素を二酸化炭素に転換する酸素転換装
置10とからなる。濃縮装置9は、溶融炭酸塩を電解質
とする電解質板1とこれを両面から挟持する多孔質のカ
ソード2及びアノード3とからなる濃縮セルと、濃縮セ
ルのカソードとアノードとの間に電圧を印加する電圧印
加装置7とからなる。これにより、濃縮装置のカソード
側で、CO2 +1/2O2 +2e- →CO3 2-の電気化
学反応を行わせ、生成された炭酸イオンを電解質板を通
しアノードに移動させ、アノード側で、CO3 2-→CO
2 +1/2O2+2e- の電気化学反応を行わせて高濃
度の二酸化炭素と酸素の混合ガスを選択的に分離させ
る。また、酸素転換装置10は、混合ガスを酸化剤とし
て炭化水素燃料を燃焼させる燃焼器であり、燃料を燃焼
させて酸素を炭化水素と反応させて炭酸ガスに転換す
る。
酸化炭素回収装置」は、図5に例示するように、低濃度
の二酸化炭素と酸素を含む原料ガスから高濃度の二酸化
炭素と酸素を選択的に分離する濃縮装置9と、分離され
た混合ガス中の酸素を二酸化炭素に転換する酸素転換装
置10とからなる。濃縮装置9は、溶融炭酸塩を電解質
とする電解質板1とこれを両面から挟持する多孔質のカ
ソード2及びアノード3とからなる濃縮セルと、濃縮セ
ルのカソードとアノードとの間に電圧を印加する電圧印
加装置7とからなる。これにより、濃縮装置のカソード
側で、CO2 +1/2O2 +2e- →CO3 2-の電気化
学反応を行わせ、生成された炭酸イオンを電解質板を通
しアノードに移動させ、アノード側で、CO3 2-→CO
2 +1/2O2+2e- の電気化学反応を行わせて高濃
度の二酸化炭素と酸素の混合ガスを選択的に分離させ
る。また、酸素転換装置10は、混合ガスを酸化剤とし
て炭化水素燃料を燃焼させる燃焼器であり、燃料を燃焼
させて酸素を炭化水素と反応させて炭酸ガスに転換す
る。
【0007】この二酸化炭素回収装置は、火力発電所等
8から排出される燃焼排ガスからCO2 ガスを高濃度で
回収することができる特徴がある。
8から排出される燃焼排ガスからCO2 ガスを高濃度で
回収することができる特徴がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した溶融
炭酸塩を用いた従来の二酸化炭素濃縮手段は、以下の問
題点があった。 (1)上述した電気化学反応で大量の排ガスを処理する
ためには、濃縮セル4の面積をできるだけ大きくする必
要がある。しかし、濃縮セル4を構成する電解質板1、
カソード2及びアノード3は製造上大きさの制約がある
(例えば約1m2程度)。そのため、多数の濃縮セル4
を積層しかつ各セルに均等のガスを供給できるスタック
構造を創案する必要がある。 (2)上記スタック構造を実現するためには、各セル間
の電気的接続が確実にでき、かつ各セル間のガスの気密
を確実に行うシール構造を創案する必要がある。 (3)また上述した電気化学反応を維持するためには、
電解質板1に浸み込ませた電解質を溶融状態に保持する
必要があり、濃縮セル4を約650℃に加熱・保持する
必要がある。 (4)更に比較的低温の排ガスを少なくとも500〜5
50℃まで加熱して濃縮セル4に供給する必要がある。
また、これを独立した加熱器で行うと熱損失が大きくな
るため、濃縮セル4から排出された高温(約650℃)
の排ガスで低温排ガスを予熱する熱交換器を併設する必
要がある。 (5)上記熱交換器は、全体設備のコンパクト化のた
め、スタック構造の濃縮セルと一体化できることが必要
である。また、濃縮セル4に比較して熱交換器の寿命は
長いので、濃縮セルの性能低下に応じて容易に分離して
交換できる必要がある。
炭酸塩を用いた従来の二酸化炭素濃縮手段は、以下の問
題点があった。 (1)上述した電気化学反応で大量の排ガスを処理する
ためには、濃縮セル4の面積をできるだけ大きくする必
要がある。しかし、濃縮セル4を構成する電解質板1、
カソード2及びアノード3は製造上大きさの制約がある
(例えば約1m2程度)。そのため、多数の濃縮セル4
を積層しかつ各セルに均等のガスを供給できるスタック
構造を創案する必要がある。 (2)上記スタック構造を実現するためには、各セル間
の電気的接続が確実にでき、かつ各セル間のガスの気密
を確実に行うシール構造を創案する必要がある。 (3)また上述した電気化学反応を維持するためには、
電解質板1に浸み込ませた電解質を溶融状態に保持する
必要があり、濃縮セル4を約650℃に加熱・保持する
必要がある。 (4)更に比較的低温の排ガスを少なくとも500〜5
50℃まで加熱して濃縮セル4に供給する必要がある。
また、これを独立した加熱器で行うと熱損失が大きくな
るため、濃縮セル4から排出された高温(約650℃)
の排ガスで低温排ガスを予熱する熱交換器を併設する必
要がある。 (5)上記熱交換器は、全体設備のコンパクト化のた
め、スタック構造の濃縮セルと一体化できることが必要
である。また、濃縮セル4に比較して熱交換器の寿命は
長いので、濃縮セルの性能低下に応じて容易に分離して
交換できる必要がある。
【0009】本発明はかかる問題点を解決するために創
案されたものである。すなわち、本発明の目的は、濃縮
セルを多段に積層し各セルに均等に処理ガスを供給で
き、溶融炭酸塩を用いて各セル間の電気的接続とシール
が確実にできる二酸化炭素濃縮装置を提供することにあ
る。また本発明の別の目的は、濃縮セルから排出された
高温排ガスで低温排ガスを予熱でき、スタック構造の濃
縮セルと一体化でき、かつ容易に分離して交換できる熱
交換器を備えた二酸化炭素濃縮装置を提供することにあ
る。
案されたものである。すなわち、本発明の目的は、濃縮
セルを多段に積層し各セルに均等に処理ガスを供給で
き、溶融炭酸塩を用いて各セル間の電気的接続とシール
が確実にできる二酸化炭素濃縮装置を提供することにあ
る。また本発明の別の目的は、濃縮セルから排出された
高温排ガスで低温排ガスを予熱でき、スタック構造の濃
縮セルと一体化でき、かつ容易に分離して交換できる熱
交換器を備えた二酸化炭素濃縮装置を提供することにあ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、導電性
の複数のセパレ−タ(12)と、各セパレ−タの上下面
にそれぞれ収容された平板状のカソ−ド(2)およびア
ノ−ド(3)と、上下のセパレ−タ間に挟持された溶融
炭酸塩を含浸させた電解質板(1)とを備え、複数のセ
パレ−タ(12)の間に前記電解質板をカソ−ドとアノ
−ドで把持した濃縮セル(4)を構成し、これを複数電
気的に直列に接続して濃縮スタックを構成し、濃縮スタ
ックの上下端に複数の濃縮セルに必要な電位を印加し、
かつ各カソードに二酸化炭素と酸素を含む原料ガス
(5)を供給し、該各カソードで、CO2 +1/2O2
+2e- →CO3 2-の電気化学反応を行わせ、生成され
た炭酸イオンを電解質板を通して各アノードに移動さ
せ、該アノード側で炭酸イオンを電気化学反応を行わせ
て、高濃度の二酸化炭素を選択的に分離させて分離ガス
(6)を取り出す、ことを特徴とする二酸化炭素濃縮装
置が提供される。
の複数のセパレ−タ(12)と、各セパレ−タの上下面
にそれぞれ収容された平板状のカソ−ド(2)およびア
ノ−ド(3)と、上下のセパレ−タ間に挟持された溶融
炭酸塩を含浸させた電解質板(1)とを備え、複数のセ
パレ−タ(12)の間に前記電解質板をカソ−ドとアノ
−ドで把持した濃縮セル(4)を構成し、これを複数電
気的に直列に接続して濃縮スタックを構成し、濃縮スタ
ックの上下端に複数の濃縮セルに必要な電位を印加し、
かつ各カソードに二酸化炭素と酸素を含む原料ガス
(5)を供給し、該各カソードで、CO2 +1/2O2
+2e- →CO3 2-の電気化学反応を行わせ、生成され
た炭酸イオンを電解質板を通して各アノードに移動さ
せ、該アノード側で炭酸イオンを電気化学反応を行わせ
て、高濃度の二酸化炭素を選択的に分離させて分離ガス
(6)を取り出す、ことを特徴とする二酸化炭素濃縮装
置が提供される。
【0011】本発明のこの構成により、濃縮セル(4)
を多段に積層し、導電性のセパレ−タ(12)を介して
複数の濃縮セルに必要な電位を印加し、かつ各セルに均
等に原料ガス(5)を供給できる。従って、電気化学反
応で大量の排ガスを処理することができる。また、セパ
レータ、電解質板などの積層体で複数の濃縮セル(4)
を備えた濃縮スタックが構成されているので、部品製作
が標準化しやすく容易であり、大型の濃縮スタックを容
易に組み立てることができる。
を多段に積層し、導電性のセパレ−タ(12)を介して
複数の濃縮セルに必要な電位を印加し、かつ各セルに均
等に原料ガス(5)を供給できる。従って、電気化学反
応で大量の排ガスを処理することができる。また、セパ
レータ、電解質板などの積層体で複数の濃縮セル(4)
を備えた濃縮スタックが構成されているので、部品製作
が標準化しやすく容易であり、大型の濃縮スタックを容
易に組み立てることができる。
【0012】本発明の好ましい実施形態によれば、前記
セパレ−タ(12)は、平板状のカソ−ド(2)および
アノ−ド(3)をそれぞれ収容する凹部(12a,12
b)と、そのまわりで電解質板と直接接触してその間を
シールするウェットシ−ル部(12c、12d)とを有
する。この構成により、実績のある例えばLi2CO3/
K2CO3又はLi2CO3/Na2CO3を溶融炭酸塩とし
て用い、高温(例えば650℃)におけるガスシールを
確実に行うことができる。
セパレ−タ(12)は、平板状のカソ−ド(2)および
アノ−ド(3)をそれぞれ収容する凹部(12a,12
b)と、そのまわりで電解質板と直接接触してその間を
シールするウェットシ−ル部(12c、12d)とを有
する。この構成により、実績のある例えばLi2CO3/
K2CO3又はLi2CO3/Na2CO3を溶融炭酸塩とし
て用い、高温(例えば650℃)におけるガスシールを
確実に行うことができる。
【0013】また、前記セパレ−タ(12)のアノード
側には、2枚のアノードを互いに隙間(3a)を隔てて
収容する凹部(12a)と、2枚のアノードの前記隙間
(3a)の一方の延長上(3b)を除く4方をC字状に
囲むウェットシ−ル部(12c)とが設けられ、前記セ
パレ−タ(12)のカソード側には、2枚のカソードを
互いに隙間を隔てて収容する凹部(12b)と、前記2
枚のカソードに隣接してその隙間に平行な3辺を囲むウ
ェットシ−ル部(12d)とが設けられる。
側には、2枚のアノードを互いに隙間(3a)を隔てて
収容する凹部(12a)と、2枚のアノードの前記隙間
(3a)の一方の延長上(3b)を除く4方をC字状に
囲むウェットシ−ル部(12c)とが設けられ、前記セ
パレ−タ(12)のカソード側には、2枚のカソードを
互いに隙間を隔てて収容する凹部(12b)と、前記2
枚のカソードに隣接してその隙間に平行な3辺を囲むウ
ェットシ−ル部(12d)とが設けられる。
【0014】この構成により、原料ガス(5)をカソー
ド側の一方のカソードに沿って供給し、更に反転させて
更に他方のカソードに沿って流し、それぞれで上記電気
化学反応を行わせることができる。また、アノード側で
取り出された分離ガス(6)を2枚のアノードの隙間
(3a)とその一方の延長上(3b)を通して外部に取
り出すことができる。
ド側の一方のカソードに沿って供給し、更に反転させて
更に他方のカソードに沿って流し、それぞれで上記電気
化学反応を行わせることができる。また、アノード側で
取り出された分離ガス(6)を2枚のアノードの隙間
(3a)とその一方の延長上(3b)を通して外部に取
り出すことができる。
【0015】更に、前記濃縮スタックにガスケット(1
7)を介して着脱可能に取付られた熱交換器(14)
と、その反対側にガスケットを介して着脱可能に取付ら
れたリターンヘッド(16)とを備え、熱交換器(1
4)は、濃縮スタックから排出された高温排ガスで低温
排ガスを予熱し、リターンヘッド(16)は、カソード
の一部を通過した排ガスをカソードの他部に戻すように
なっている。この構成により、熱交換器の濃縮スタック
との接合面を容易に機械加工でき、シール性を高めるこ
とができる。また、熱交換器と濃縮スタック及び濃縮ス
タックのリターンヘッド(16)ヘッダーをガスケット
(17)で挟み、ボルトで締め付けた構造であり、濃縮
スタック内の電解質である炭酸塩の飛散に伴う性能低下
に対し濃縮スタックのみの交換ができる。また、組立工
程が単純にできる。
7)を介して着脱可能に取付られた熱交換器(14)
と、その反対側にガスケットを介して着脱可能に取付ら
れたリターンヘッド(16)とを備え、熱交換器(1
4)は、濃縮スタックから排出された高温排ガスで低温
排ガスを予熱し、リターンヘッド(16)は、カソード
の一部を通過した排ガスをカソードの他部に戻すように
なっている。この構成により、熱交換器の濃縮スタック
との接合面を容易に機械加工でき、シール性を高めるこ
とができる。また、熱交換器と濃縮スタック及び濃縮ス
タックのリターンヘッド(16)ヘッダーをガスケット
(17)で挟み、ボルトで締め付けた構造であり、濃縮
スタック内の電解質である炭酸塩の飛散に伴う性能低下
に対し濃縮スタックのみの交換ができる。また、組立工
程が単純にできる。
【0016】また、前記熱交換器(14)及びリターン
ヘッド(16)と濃縮スタックとをシールするガスケッ
ト(17)は、溶融炭酸塩を含浸させた電解質板又は高
温用無機質シートである。この構成により、熱交換器
(14)及びリターンヘッド(16)と濃縮スタックと
の間を高温(例えば650℃)において確実にガスシー
ルすることができる。
ヘッド(16)と濃縮スタックとをシールするガスケッ
ト(17)は、溶融炭酸塩を含浸させた電解質板又は高
温用無機質シートである。この構成により、熱交換器
(14)及びリターンヘッド(16)と濃縮スタックと
の間を高温(例えば650℃)において確実にガスシー
ルすることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を図面を参照して説明する。なお、各図において共通す
る部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略す
る。図1は、本発明の二酸化炭素濃縮装置の全体フロー
図である。この図に示すように、本発明の二酸化炭素濃
縮装置は、後述する濃縮スタック20と熱交換器14を
備え、火力発電所等8から排出される燃焼排ガスからC
O2 ガスを濃縮スタック20で濃縮し、高濃度の分離ガ
ス6を濃縮ガス(CO2:O2=2:1)として回収する
ようになっている。また、図1に破線の矢印で示すよう
に、濃縮スタック20のアノード3側に水蒸気又は不活
性ガスを供給して、濃縮ガスの分離を図るようにしても
よい。なお、以下の説明では、水蒸気又は不活性ガスの
供給がない場合について説明する。
を図面を参照して説明する。なお、各図において共通す
る部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略す
る。図1は、本発明の二酸化炭素濃縮装置の全体フロー
図である。この図に示すように、本発明の二酸化炭素濃
縮装置は、後述する濃縮スタック20と熱交換器14を
備え、火力発電所等8から排出される燃焼排ガスからC
O2 ガスを濃縮スタック20で濃縮し、高濃度の分離ガ
ス6を濃縮ガス(CO2:O2=2:1)として回収する
ようになっている。また、図1に破線の矢印で示すよう
に、濃縮スタック20のアノード3側に水蒸気又は不活
性ガスを供給して、濃縮ガスの分離を図るようにしても
よい。なお、以下の説明では、水蒸気又は不活性ガスの
供給がない場合について説明する。
【0018】図2は、本発明の二酸化炭素濃縮装置の全
体側面図であり、図3は、図2の二酸化炭素濃縮装置の
X−X線における断面図である。また、図3において、
(A)は熱交換器14の高温側と濃縮スタック20のカ
ソード側を示し、(B)は熱交換器14の低温側と濃縮
スタック20のアノード側を示している。
体側面図であり、図3は、図2の二酸化炭素濃縮装置の
X−X線における断面図である。また、図3において、
(A)は熱交換器14の高温側と濃縮スタック20のカ
ソード側を示し、(B)は熱交換器14の低温側と濃縮
スタック20のアノード側を示している。
【0019】濃縮スタック20は、導電性の複数のセパ
レ−タ12と、各セパレ−タの上下面にそれぞれ収容さ
れた平板状のカソ−ド2およびアノ−ド3と、上下のセ
パレ−タ間に挟持された電解質板1(図示せず)からな
る。電解質板1は、セパレ−タ12の平面寸法と同一の
可撓性のある1枚板である。電解質板1は、例えば溶融
炭酸塩Li2CO3/K2CO3又はLi2CO3/Na 2C
O3を電解質として含浸したLiAlO2の粉体からな
る。電解質板1は、ホットプレス等で予め焼結させてお
くのが好ましいが、バインダーを含むグリーンテープの
状態で濃縮スタック20に組み込み、昇温してバインダ
ーを分解・除去してもよい。前述した複数のセパレ−タ
12の上下面にカソ−ド2およびアノ−ド3をそれぞれ
組み込み、その間に電解質板1を把持して、電解質板1
をカソ−ド2とアノ−ド3で把持した濃縮セル4を構成
し、これをセパレ−タ12で電気的に直列に接続して濃
縮スタック20が構成されている。
レ−タ12と、各セパレ−タの上下面にそれぞれ収容さ
れた平板状のカソ−ド2およびアノ−ド3と、上下のセ
パレ−タ間に挟持された電解質板1(図示せず)からな
る。電解質板1は、セパレ−タ12の平面寸法と同一の
可撓性のある1枚板である。電解質板1は、例えば溶融
炭酸塩Li2CO3/K2CO3又はLi2CO3/Na 2C
O3を電解質として含浸したLiAlO2の粉体からな
る。電解質板1は、ホットプレス等で予め焼結させてお
くのが好ましいが、バインダーを含むグリーンテープの
状態で濃縮スタック20に組み込み、昇温してバインダ
ーを分解・除去してもよい。前述した複数のセパレ−タ
12の上下面にカソ−ド2およびアノ−ド3をそれぞれ
組み込み、その間に電解質板1を把持して、電解質板1
をカソ−ド2とアノ−ド3で把持した濃縮セル4を構成
し、これをセパレ−タ12で電気的に直列に接続して濃
縮スタック20が構成されている。
【0020】この構成の濃縮スタック20の上下端に複
数の濃縮セルに必要な電位を印加し、かつ各カソードに
二酸化炭素と酸素を含む原料ガス5を供給することによ
り、各カソード2で、CO2 +1/2O2 +2e- →C
O3 2-の電気化学反応を行わせ、生成された炭酸イオン
を電解質板を通して各アノードに移動させ、アノード側
で炭酸イオンを電気化学反応を行わせて、高濃度の二酸
化炭素を選択的に分離させて分離ガス6を取り出すよう
になっている。
数の濃縮セルに必要な電位を印加し、かつ各カソードに
二酸化炭素と酸素を含む原料ガス5を供給することによ
り、各カソード2で、CO2 +1/2O2 +2e- →C
O3 2-の電気化学反応を行わせ、生成された炭酸イオン
を電解質板を通して各アノードに移動させ、アノード側
で炭酸イオンを電気化学反応を行わせて、高濃度の二酸
化炭素を選択的に分離させて分離ガス6を取り出すよう
になっている。
【0021】図3に示すように、セパレ−タ12は、平
板状のカソ−ド2およびアノ−ド3をそれぞれ収容する
凹部12a,12bと、そのまわりで電解質板1と直接
接触してその間をシールするウェットシ−ル部12cと
を有する。すなわち、図3(B)に示すように、セパレ
−タ12のアノード側には、2枚のアノード3を互いに
隙間3aを隔てて収容する凹部12aと、2枚のアノー
ドの隙間3aの一方の延長上3bを除く4方をC字状に
囲むウェットシ−ル部12cとが設けられ、分離ガス6
の外部への漏れをウェットシ−ル部12cと電解質板1
とのシール(ウェットシール)でシールし、隙間3aと
その延長上3bを通して、リターンヘッド16に設けら
れたアノードヘッダー部16aから分離ガス排出管16
bに分離ガス6を取り出す。
板状のカソ−ド2およびアノ−ド3をそれぞれ収容する
凹部12a,12bと、そのまわりで電解質板1と直接
接触してその間をシールするウェットシ−ル部12cと
を有する。すなわち、図3(B)に示すように、セパレ
−タ12のアノード側には、2枚のアノード3を互いに
隙間3aを隔てて収容する凹部12aと、2枚のアノー
ドの隙間3aの一方の延長上3bを除く4方をC字状に
囲むウェットシ−ル部12cとが設けられ、分離ガス6
の外部への漏れをウェットシ−ル部12cと電解質板1
とのシール(ウェットシール)でシールし、隙間3aと
その延長上3bを通して、リターンヘッド16に設けら
れたアノードヘッダー部16aから分離ガス排出管16
bに分離ガス6を取り出す。
【0022】また、図3(A)に示すように、セパレ−
タ12のカソード側には、2枚のカソード2を互いに隙
間を隔てて収容する凹部12bと、2枚のカソードに隣
接してその隙間に平行な3辺を囲むウェットシ−ル部1
2dとが設けられ、原料ガス5をカソード側の一方のカ
ソード2に沿って供給し、更に反転させて更に他方のカ
ソード2に沿って流し、それぞれで上述した電気化学反
応を行わせるようになっている。
タ12のカソード側には、2枚のカソード2を互いに隙
間を隔てて収容する凹部12bと、2枚のカソードに隣
接してその隙間に平行な3辺を囲むウェットシ−ル部1
2dとが設けられ、原料ガス5をカソード側の一方のカ
ソード2に沿って供給し、更に反転させて更に他方のカ
ソード2に沿って流し、それぞれで上述した電気化学反
応を行わせるようになっている。
【0023】更に、本発明の二酸化炭素濃縮装置は、濃
縮スタック20にガスケット17を介して着脱可能に取
付られた熱交換器14と、その反対側にガスケット17
を介して着脱可能に取付られたリターンヘッド16とを
備える。図2に示すように、熱交換器14及びリターン
ヘッド16と濃縮スタック20との連結は、濃縮スタッ
ク20を間に挟んだボルト・ナットによる。
縮スタック20にガスケット17を介して着脱可能に取
付られた熱交換器14と、その反対側にガスケット17
を介して着脱可能に取付られたリターンヘッド16とを
備える。図2に示すように、熱交換器14及びリターン
ヘッド16と濃縮スタック20との連結は、濃縮スタッ
ク20を間に挟んだボルト・ナットによる。
【0024】また、このガスケット17には、上述した
電解質板1をそのまま用いることができる。更に、電解
質板1の代わりに高温用無機質シートを用いてもよい。
なお、図2に示すように、濃縮スタック20は、全体を
複数のボルト・ナットにより所定の圧力で締付け、各濃
縮セル4の間の電気抵抗を小さくしている。この場合、
各濃縮セル4に必要な電圧は、150mA/cm2の場
合でも約0.35Vと低いことから、ガスケット17の
耐圧電圧は低くてもよく、例えば耐圧電圧が100Vで
あっても、200段以上の濃縮スタック20に適用する
ことができる。更に、図2において、13はヒータ板で
あり、特に始動時に濃縮スタック20を予熱して、濃縮
セル4を約650℃に加熱し、電解質板1に浸み込ませ
た電解質を溶融状態にするようになっている。
電解質板1をそのまま用いることができる。更に、電解
質板1の代わりに高温用無機質シートを用いてもよい。
なお、図2に示すように、濃縮スタック20は、全体を
複数のボルト・ナットにより所定の圧力で締付け、各濃
縮セル4の間の電気抵抗を小さくしている。この場合、
各濃縮セル4に必要な電圧は、150mA/cm2の場
合でも約0.35Vと低いことから、ガスケット17の
耐圧電圧は低くてもよく、例えば耐圧電圧が100Vで
あっても、200段以上の濃縮スタック20に適用する
ことができる。更に、図2において、13はヒータ板で
あり、特に始動時に濃縮スタック20を予熱して、濃縮
セル4を約650℃に加熱し、電解質板1に浸み込ませ
た電解質を溶融状態にするようになっている。
【0025】図3に示すように、熱交換器14は、この
例では、プレートフィン型の熱交換器であり、濃縮スタ
ック20から排出された高温排ガスで低温排ガスを予熱
する。なお、この例では、熱交換器14と濃縮スタック
20の間にガスケット17でシールされた垂直なマニホ
ールド15が形成され、このマニホールド15を介し
て、低温側を通過した原料ガス5が各カソード側に供給
されるようになっている。
例では、プレートフィン型の熱交換器であり、濃縮スタ
ック20から排出された高温排ガスで低温排ガスを予熱
する。なお、この例では、熱交換器14と濃縮スタック
20の間にガスケット17でシールされた垂直なマニホ
ールド15が形成され、このマニホールド15を介し
て、低温側を通過した原料ガス5が各カソード側に供給
されるようになっている。
【0026】また、リターンヘッド16は、図3(A)
に示すように、カソードの一部(図で下側のカソード
2)を通過した排ガス(原料ガス5)をカソードの他部
(図で上側のカソード2)に戻すようになっている。
に示すように、カソードの一部(図で下側のカソード
2)を通過した排ガス(原料ガス5)をカソードの他部
(図で上側のカソード2)に戻すようになっている。
【0027】上述したように、本発明の二酸化炭素濃縮
装置は、自立運転のための廃熱回収用の熱交換器14、
濃縮スタック20(溶融炭酸塩を用い、カソード、アノ
ード反応で炭酸ガスを取り出す)、起動用の電気ヒータ
13なとで構成される。熱交換器14は、好ましくは、
ろう付けタイプのプレートフィン型であり、濃縮スタッ
ク20との接合面でのシール性向上のためろう付け後に
面を機械加工している。濃縮スタック20は、電解質を
含んだ電解質板1を挟んでカソード2、アノード3の両
電極を置き、ガス側に給電板(多孔板)、CO2を含ん
だガスを供給する流路を設ける。これらの濃縮セルを複
数積層し、複数積層した両端に起動初期用のヒータ13
を設けており、それらを締め付けた構造である。積層部
材間は溶融炭酸塩でシールするいわゆるウェットシール
構造である。
装置は、自立運転のための廃熱回収用の熱交換器14、
濃縮スタック20(溶融炭酸塩を用い、カソード、アノ
ード反応で炭酸ガスを取り出す)、起動用の電気ヒータ
13なとで構成される。熱交換器14は、好ましくは、
ろう付けタイプのプレートフィン型であり、濃縮スタッ
ク20との接合面でのシール性向上のためろう付け後に
面を機械加工している。濃縮スタック20は、電解質を
含んだ電解質板1を挟んでカソード2、アノード3の両
電極を置き、ガス側に給電板(多孔板)、CO2を含ん
だガスを供給する流路を設ける。これらの濃縮セルを複
数積層し、複数積層した両端に起動初期用のヒータ13
を設けており、それらを締め付けた構造である。積層部
材間は溶融炭酸塩でシールするいわゆるウェットシール
構造である。
【0028】濃縮スタック20の構造は、処理ガス流路
構成部材、給電板と処理し出てきた高濃度の炭酸ガスと
の分離の隔離板などを一体にセパレータ12として製作
し、これにアノード2、カソード3の両電極および電解
質板1を重ねて濃縮セル4を構成している。濃縮スタッ
ク20を所定の温度(例えば約650℃)に保持し、濃
縮スタック20の両端間に所定の電位を与えることで供
給ガス中の炭酸ガスがアノード側に移動し、アノード電
極から酸素とともに出てくる。結果として炭酸ガスは濃
縮され、取り出せる。被処理ガスは炭酸ガスを除去さ
れ、低濃度の排ガスとして排出する。
構成部材、給電板と処理し出てきた高濃度の炭酸ガスと
の分離の隔離板などを一体にセパレータ12として製作
し、これにアノード2、カソード3の両電極および電解
質板1を重ねて濃縮セル4を構成している。濃縮スタッ
ク20を所定の温度(例えば約650℃)に保持し、濃
縮スタック20の両端間に所定の電位を与えることで供
給ガス中の炭酸ガスがアノード側に移動し、アノード電
極から酸素とともに出てくる。結果として炭酸ガスは濃
縮され、取り出せる。被処理ガスは炭酸ガスを除去さ
れ、低濃度の排ガスとして排出する。
【0029】運転としては、まず、ヒータ13で濃縮ス
タック20を加熱し、所定の作動温度(例えば約650
℃)にする。供給した低温の被処理ガス(原料ガス5)
は熱交換器14でCO2を低減した排ガスと熱交換して
加熱され、濃縮スタック20に流入する。濃縮スタック
20の一次側(一方のカソード側)で一部の炭酸ガスを
除かれ、反転用ヘッダー16で反転し、濃縮スタック2
0の二次側(他方のカソード側)に流れ、ここでも炭酸
ガスを除去し、濃縮スタック20を出た後熱交換器14
に入り、被処理ガスを加熱する。濃縮スタックの中で
は、炭酸ガスは電解質でカソード反応を起こし、CO3
2-となり、電解質板の中を抜け、反対側に出る。ここで
アノード反応が起き、CO2とO2となる。結果的に反対
側は濃度の高い炭酸ガスが出てくる。装置全体の構造
は、上述したように熱交換器14と濃縮スタック20及
び濃縮スタック20のガス反転部ヘッダー16をガスケ
ット17を挟み、ボルトで締め付けた構造である。ま
た、熱交換器14と濃縮スタック20及び濃縮スタック
20のガス反転部ヘッダー16の接合面に用いるガスケ
ットは、多少の絶縁機能を持たせる必要があるので、溶
融炭酸塩又は高温用無機質シートを用いる。
タック20を加熱し、所定の作動温度(例えば約650
℃)にする。供給した低温の被処理ガス(原料ガス5)
は熱交換器14でCO2を低減した排ガスと熱交換して
加熱され、濃縮スタック20に流入する。濃縮スタック
20の一次側(一方のカソード側)で一部の炭酸ガスを
除かれ、反転用ヘッダー16で反転し、濃縮スタック2
0の二次側(他方のカソード側)に流れ、ここでも炭酸
ガスを除去し、濃縮スタック20を出た後熱交換器14
に入り、被処理ガスを加熱する。濃縮スタックの中で
は、炭酸ガスは電解質でカソード反応を起こし、CO3
2-となり、電解質板の中を抜け、反対側に出る。ここで
アノード反応が起き、CO2とO2となる。結果的に反対
側は濃度の高い炭酸ガスが出てくる。装置全体の構造
は、上述したように熱交換器14と濃縮スタック20及
び濃縮スタック20のガス反転部ヘッダー16をガスケ
ット17を挟み、ボルトで締め付けた構造である。ま
た、熱交換器14と濃縮スタック20及び濃縮スタック
20のガス反転部ヘッダー16の接合面に用いるガスケ
ットは、多少の絶縁機能を持たせる必要があるので、溶
融炭酸塩又は高温用無機質シートを用いる。
【0030】なお、本発明は上述した実施形態に限定さ
れず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々に変更でき
ることは勿論である。
れず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々に変更でき
ることは勿論である。
【0031】
【発明の効果】上述した本発明の二酸化炭素濃縮装置
は、以下の特徴を有している。 1.熱交換器がプレートフィン型熱交換器であり、濃縮
スタックとの接合面が機械加工でき、シール性が良い。
更に、コンパクトで容積密度の高い熱交換器とすること
ができる。 2.濃縮スタックはセパレータ、電解質板などの積層体
であり、部品製作が標準化しやすい。 3.熱交換器と濃縮スタック及び濃縮スタックのガス反
転部ヘッダーをガスケットで挟み、ボルトで締め付けた
構造であり、濃縮スタック内の電解質である炭酸塩の飛
散に伴う性能低下に対し濃縮スタックのみの交換ができ
る。また、組立工程が単純にできる。 4.熱交換器と濃縮スタック及び濃縮スタックのガス反
転部ヘッダーの接合面に用いるガスケットは、絶縁機能
を持たせているが完全な絶縁機能を要求しないことから
高温用無機質シートを用いることができ、従来技術を使
える。
は、以下の特徴を有している。 1.熱交換器がプレートフィン型熱交換器であり、濃縮
スタックとの接合面が機械加工でき、シール性が良い。
更に、コンパクトで容積密度の高い熱交換器とすること
ができる。 2.濃縮スタックはセパレータ、電解質板などの積層体
であり、部品製作が標準化しやすい。 3.熱交換器と濃縮スタック及び濃縮スタックのガス反
転部ヘッダーをガスケットで挟み、ボルトで締め付けた
構造であり、濃縮スタック内の電解質である炭酸塩の飛
散に伴う性能低下に対し濃縮スタックのみの交換ができ
る。また、組立工程が単純にできる。 4.熱交換器と濃縮スタック及び濃縮スタックのガス反
転部ヘッダーの接合面に用いるガスケットは、絶縁機能
を持たせているが完全な絶縁機能を要求しないことから
高温用無機質シートを用いることができ、従来技術を使
える。
【0032】従って、本発明の二酸化炭素濃縮装置は、
濃縮セルを多段に積層し各セルに均等に原料ガスを供給
でき、各セル間の電気的接続とシールが確実にでき、か
つ濃縮セルから排出された高温排ガスで低温排ガスを予
熱でき、スタック構造の濃縮セルと一体化でき、かつ容
易に分離して交換できる熱交換器を備えることができ
る、等の優れた効果を有する。また、溶融炭酸塩を用い
た反応によるものであり、原料ガス中の二酸化炭素濃度
に関係なく処理できることから、燃焼排ガスなどの二酸
化炭素濃度の低い原料ガスに最適である。
濃縮セルを多段に積層し各セルに均等に原料ガスを供給
でき、各セル間の電気的接続とシールが確実にでき、か
つ濃縮セルから排出された高温排ガスで低温排ガスを予
熱でき、スタック構造の濃縮セルと一体化でき、かつ容
易に分離して交換できる熱交換器を備えることができ
る、等の優れた効果を有する。また、溶融炭酸塩を用い
た反応によるものであり、原料ガス中の二酸化炭素濃度
に関係なく処理できることから、燃焼排ガスなどの二酸
化炭素濃度の低い原料ガスに最適である。
【図1】本発明の二酸化炭素濃縮装置の全体フロー図で
ある。
ある。
【図2】本発明の二酸化炭素濃縮装置の全体側面図であ
る。
る。
【図3】図2の二酸化炭素濃縮装置のX−X線における
断面図である。
断面図である。
【図4】先行出願の「二酸化炭素濃縮法」の模式図であ
る。
る。
【図5】先行出願の「二酸化炭素回収装置」の模式図で
ある。
ある。
1 電解質板、2 カソード、3 アノード、3a 隙
間、4 濃縮セル、5 原料ガス、6 分離ガス、7
電圧印加装置、8 火力発電所等、9 濃縮装置、10
酸素転換装置、12 セパレータ、12a,12b
凹部、12c,12d ウェットシ−ル部、13 ヒー
タ板、14 熱交換器、15 マニホールド、16 リ
ターンヘッド(ガス反転部ヘッダー)、17 ガスケッ
ト
間、4 濃縮セル、5 原料ガス、6 分離ガス、7
電圧印加装置、8 火力発電所等、9 濃縮装置、10
酸素転換装置、12 セパレータ、12a,12b
凹部、12c,12d ウェットシ−ル部、13 ヒー
タ板、14 熱交換器、15 マニホールド、16 リ
ターンヘッド(ガス反転部ヘッダー)、17 ガスケッ
ト
フロントページの続き (72)発明者 河西 英一 東京都江東区豊洲3丁目1番15号 石川島 播磨重工業株式会社東京エンジニアリング センター内 Fターム(参考) 4G075 AA04 BA06 BA08 BB01 BB02 BB04 BD13 CA13 DA02 DA12 EB04 EC21 FA12 FB01 FC11
Claims (5)
- 【請求項1】 導電性の複数のセパレ−タ(12)と、
各セパレ−タの上下面にそれぞれ収容された平板状のカ
ソ−ド(2)およびアノ−ド(3)と、上下のセパレ−
タ間に挟持された溶融炭酸塩を含浸させた電解質板
(1)とを備え、複数のセパレ−タ(12)の間に前記
電解質板をカソ−ドとアノ−ドで把持した濃縮セル
(4)を構成し、これを複数電気的に直列に接続して濃
縮スタックを構成し、 濃縮スタックの上下端に複数の濃縮セルに必要な電位を
印加し、かつ各カソードに二酸化炭素と酸素を含む原料
ガス(5)を供給し、該各カソードで、CO2+1/2
O2 +2e-→CO3 2-の電気化学反応を行わせ、生成
された炭酸イオンを電解質板を通して各アノードに移動
させ、該アノード側で炭酸イオンを電気化学反応を行わ
せて、高濃度の二酸化炭素を選択的に分離させて分離ガ
ス(6)を取り出す、ことを特徴とする二酸化炭素濃縮
装置。 - 【請求項2】 前記セパレ−タ(12)は、平板状のカ
ソ−ド(2)およびアノ−ド(3)をそれぞれ収容する
凹部(12a,12b)と、そのまわりで電解質板と直
接接触してその間をシールするウェットシ−ル部(12
c、12d)とを有する、ことを特徴とする請求項1に
記載の二酸化炭素濃縮装置。 - 【請求項3】 前記セパレ−タ(12)のアノード側に
は、2枚のアノードを互いに隙間(3a)を隔てて収容
する凹部(12a)と、2枚のアノードの前記隙間(3
a)の一方の延長上(3b)を除く4方をC字状に囲む
ウェットシ−ル部(12c)とが設けられ、 前記セパレ−タ(12)のカソード側には、2枚のカソ
ードを互いに隙間を隔てて収容する凹部(12b)と、
前記2枚のカソードに隣接してその隙間に平行な3辺を
囲むウェットシ−ル部(12d)とが設けられる、こと
を特徴とする請求項2に記載の二酸化炭素濃縮装置。 - 【請求項4】 更に、前記濃縮スタックにガスケット
(17)を介して着脱可能に取付られた熱交換器(1
4)と、その反対側にガスケットを介して着脱可能に取
付られたリターンヘッド(16)とを備え、熱交換器
(14)は、濃縮スタックから排出された高温排ガスで
低温排ガスを予熱し、リターンヘッド(16)は、カソ
ードの一部を通過した排ガスをカソードの他部に戻すよ
うになっている、ことを特徴とする請求項1乃至3のい
ずれかに記載の二酸化炭素濃縮装置。 - 【請求項5】 前記熱交換器(14)及びリターンヘッ
ド(16)と濃縮スタックとをシールするガスケット
(17)は、溶融炭酸塩を含浸させた電解質板又は高温
用無機質シートである、ことを特徴とする請求項4に記
載の二酸化炭素濃縮装置。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2000128326A JP2001300250A (ja) | 2000-04-27 | 2000-04-27 | 二酸化炭素濃縮装置 |
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Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001300250A true JP2001300250A (ja) | 2001-10-30 |
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|---|---|---|---|
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