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JP2001358267A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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Publication number
JP2001358267A
JP2001358267A JP2000175084A JP2000175084A JP2001358267A JP 2001358267 A JP2001358267 A JP 2001358267A JP 2000175084 A JP2000175084 A JP 2000175084A JP 2000175084 A JP2000175084 A JP 2000175084A JP 2001358267 A JP2001358267 A JP 2001358267A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
back side
side pattern
base plate
semiconductor device
insulating substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000175084A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Nishibori
弘 西堀
Kunihiro Yoshihara
邦裕 吉原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2000175084A priority Critical patent/JP2001358267A/ja
Publication of JP2001358267A publication Critical patent/JP2001358267A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • H10W90/734

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  • Die Bonding (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 絶縁基板の裏面側パターン又はベース板に接
合部の厚さを規制する複数個の突起が設けられる半導体
装置において、上記突起の周囲の上記接合部に生じる熱
ストレスを抑制し、接合部の耐クラック性を向上させ、
信頼性に優れる半導体装置を得る。 【解決手段】 絶縁基板の裏面側パターン又はベース板
に、上記裏面側パターンとベース板との接合部の厚さを
規制する複数個の突起を設け、この突起における上記裏
面側パターンの周縁に面する端部を、上記周縁から1m
m〜10mm離間した領域に位置させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パワーモジュー
ルに関し、特に絶縁基板とベース板とを接合部で接合し
た半導体装置およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図17と図18は、例えば特開平11−
186331号公報に示された従来の半導体装置を示す
図であり、図17はその断面図、図18はベース板を示
す斜視図である。図において、1はSi製の半導体素
子、2はセラミックスである窒化アルミ、3、4は窒化
アルミ2の両面に設けられた導電パターンで、表面側パ
ターンと裏面側パターン、5はセラミック2と表面側パ
ターン3と裏面側パターン4とからなる絶縁基板、6は
ベース板、7は半導体素子1と絶縁基板5との固着に用
いた半田、8は絶縁基板5とベース版6との固着に用い
た半田などの接合部、9はベース板の各角の近傍に金属
接合された複数個の突起であり、アルミ材等から構成さ
れ、互いに平行に配置されており、図18に示される突
起9の端部9a、9bが上記絶縁基板5の裏面側パター
ン4の周縁4aに近接して位置している。
【0003】図17の状態で、まず、半導体装置を半田
などの接合部8の溶融温度以上の温度で大気圧下の減圧
槽におく。この時、接合部8は溶融状態になり、内部に
は無数の小径ボイドが発生する。次に、その後、減圧槽
内を減圧すると、ボイド中の圧力が槽内圧に比べて高い
のでボイドは膨張し、近辺のボイドと合併するなどして
大型化する。また、ボイドは大型化することによって流
動性を増し溶融した接合材の中を徐々に移動して周囲の
槽内に散逸する。次に、減圧状態を暫く続けると、ボイ
ドはほとんど周囲の槽内に散逸してしまい、突起9の周
囲のボイドとほんの僅かのボイドだけとなる。次に、減
圧槽内を大気圧に戻すと、溶融した接合部8の圧力が槽
内圧と等しくなるため、突起9の周囲に存在するボイド
も接合部8中に僅かに残ったボイドも収縮し、小さくな
る。その後、接合部8を凝固させることによって、絶縁
基板5とベース板6との接合部8による接合を行う。こ
のように、突起9を有する接合部8においたボイドは充
分小さくなる。
【0004】また、複数個の突起9はベース板6の各角
の近傍に金属接合されており、上記裏面側パターン4と
上記ベース板6を半田などの接合部8で接合する際に、
その接合部8の厚さが規制される。
【0005】また一方、半田としてフラックスレスの半
田を用いた場合、半田付け工程に、従来に用いていた薬
液による洗浄工程は不要となり、環境問題を解決でき、
また、製造コストの低減を図れる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体装置は、
ベース板の各角の近傍に複数個の突起が金属接合されて
いるので、これらの複数個の突起は絶縁基板の裏面側パ
ターンの周縁に極めて近接して位置することがあり、こ
のような場合に、上記突起の端部の周囲に位置した半田
などの接合部に熱応力が集中し、突起を起点として接合
部に早期にクラックが発生するという問題を有してい
た。また、フラックスレスの半田を用いて裏面側パター
ンと上記ベース板とを半田接合する工程において、大気
圧下あるいは減圧下でハンダ接合させた場合、半田の接
合面での半田の濡れ性不良が生じる恐れがあるという問
題を有していた。
【0007】本発明は、上記のような問題点を解消する
ためになされたものであり、突起の端部の周囲に位置す
る半田などの接合部に生じようとする熱ストレスを抑制
し、接合部の耐クラック性を向上させ、信頼性に優れる
半導体装置を提供することを目的とする。
【0008】また、本発明は、フラックスレスの半田を
用いて裏面側パターンと上記ベース板とを半田接合する
工程において、半田の接合面での半田の濡れ性を向上で
きる半導体装置の製造方法を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係わる半導
体装置は、両面に導電パターンが形成され、その表面側
パターンに半導体素子が実装されると共に、裏面側パタ
ーンにベース板が接合部を介して接合される絶縁基板を
備え、上記裏面側パターン又は上記ベース板に上記接合
部の厚さを規制する複数個の突起が設けられる半導体装
置において、上記突起は、上記裏面側パターンの周縁に
面する端部が上記周縁から1mm〜10mm離間した領
域に位置しているものである。
【0010】さらに、第2の発明に係わる半導体装置
は、第1の発明に係わる半導体装置において、裏面側パ
ターンは方形状部分を有し、突起は上記裏面側パターン
の角部近傍において、上記方形状部分の辺に対して傾斜
して延在されているものである。
【0011】また、第3の発明に係わる半導体装置は、
第2の発明に係わる半導体装置において、裏面側パター
ンは方形状部分を有し、突起は上記方形状部分の辺に対
し略45度に延在されているものである。
【0012】また、第4の発明に係わる半導体装置は、
第1の発明に係わる半導体装置において、突起は、ベー
ス板に接合され、上記突起の突出面はベースの接合面と
略平行に構成したものである。
【0013】また、第5の発明に係わる半導体装置は、
第1の発明に係わる半導体装置において、突起は、裏面
側パターンに接合され、上記突起の突出面は裏面側パタ
ーンの面と略平行に構成したものである。
【0014】また、第6の発明に係わる半導体装置の製
造方法は、両面に導電パターンが形成された絶縁基板の
表面側パターンに半導体素子を実装する工程、上記絶縁
基板の裏面側パターンにベース板を接合部を介して接合
する工程、上記裏面側パターンと上記ベース板を接合す
る前に、その接合部の厚さを規制する複数個の突起を上
記裏面側パターン又は上記ベース板に設ける工程を有す
る半導体装置の製造方法において、上記突起は、上記裏
面側パターンの周縁に面する端部が上記周縁から1mm
〜10mmの領域に位置するように形成する工程からな
り、上記裏面側パターンに上記ベース板を接合する際に
は還元性ガス、または不活性ガス、または還元性ガスと
不活性ガスとの混合ガスの雰囲気中で行うものである。
【0015】
【発明の実施の形態】実施の形態1.この発明の実施の
形態1を図1乃至図6により説明する。なお、図1は半
導体装置の断面図、図2は絶縁基板の部分拡大底面図、
図3はベース板の平面図、図4は絶縁基板とベース板と
を接合した半田の熱応力特性図、図5は絶縁基板とベー
ス板とを接合した状態を示す断面図、図6は絶縁基板の
部分拡大底面図である。図において、1はSi製の半導
体素子、2はセラミックスからなり、角部2aは円状に
丸みが形成されている窒化アルミ、3は窒化アルミ2の
表面に設けられた表面側パターン、4は裏面に設けられ
た裏面側パターンであり、長方形や正方形等の方形状の
周縁4aは各辺4b、4c、4d、4eと、円状の角部
4fで構成されている。5は窒化アルミ2と、表面側パ
ターン3と、裏面側パターン4とからなる絶縁基板、6
はベース板であり、上面6aの破線6bは上記裏面側パ
ターン4の方形状の周縁4aに対向した領域を示す仮想
線で各辺6c、6d、6e、6fと、円状の角部6gを
有している。7は半導体素子1と絶縁基板5との固着に
用いた半田、8は絶縁基板5とベース板6との固着に用
いた半田からなる接合部、90はベース板6の角部6g
の近傍に金属接合された複数個の突起であり、アルミ材
等から構成され、互いに平行に配置されており、図3に
おいてL1、L2で示すように各端部90a、90b
は、上記裏面側パターン4に対向する領域を示す破線6
bの各辺6c、6d、6e、6fと、角部6gから1m
m以上離間している。ここで、ベース板6の破線6bと
上記裏面側パターン4の周縁4aとが対向していること
から、突起90の各端部90a、90bは、図2に破線
で示す上記絶縁基板5の裏面側パターン4との対向領域
が、図中、L1,L2のように裏面側パターン4の周縁
4aの各辺4b、4c、4d、4eと、角部4fから1
mm以上離間することになる。
【0016】そして、絶縁基板5とベース板6とを金属
接合した場合、接合部8の半田に加わる熱応力は、実験
の結果、図4に示されるように、裏面側パターン4の周
縁4aからの寸法が1mmより小さいと応力が急激に高
くなり、1mm以上になると応力が大きく低減されるこ
とが分かった。この実施の形態1では、図4のグラフに
示される実験結果に基づき、熱応力が低減している位
置、即ち1mm以上の位置を選択して突起90の端部9
0a、90bの位置を構成している。従って、突起90
の端部90a、90bの周囲の接合部8に生じる熱応力
が抑制され、接合部8の耐クラック性が向上し、信頼性
に優れる半導体装置を得ることができる。
【0017】ところで、上記絶縁基板5の裏面側パター
ン4と上記ベース板6を半田接合する際に、突起90で
接合部8の厚さが規制されるが、図4のグラフに示され
る実験結果に基づき、熱応力が低減している位置に、突
起90の端部90a、90bを配置する場合、図5にお
いて、裏面側パターン4の周縁4aからの寸法が10m
mを越えて端部90a、90bが離間すると、突起90
の端部90aを中心にして絶縁基板5に傾きαが生じ、
端部90aよりも周縁4aの接合部8の厚さdが、薄く
なり、その薄肉部分に熱応力が集中しようとするが、こ
の発明の実施の形態1では、図6において突起90の端
部90a、90bの位置をL1、L2のように裏面側パ
ターン4の周縁4aから1mm以上で且つ10mm以下
に位置させているので、突起90の端部90a、90b
を中心にして絶縁基板5に傾きαが生じても、その傾き
αは僅かであり、接合部8の厚さを確保できる。ここ
で、図5において、熱応力Δεと、接合部8の半田の長
さ方向の変形量ΔLと、接合部の半田の厚さdとの関係
は、Δε=K×ΔL/dであり、上記のように接合部8
の厚さdが確保されることで、熱応力の集中を防止で
る。従って、接合部8の周辺部分のクラックの発生を防
止できる。
【0018】実施の形態2.この発明の実施の形態2を
図7と図8と図9により説明する。なお、図7は半導体
装置に用いる絶縁基板の裏面図、図8はベース板の平面
図、図9は図7の部分拡大平面図である。図7におい
て、4は裏面に設けられた裏面側パターンであり、方形
状の周縁4aは各辺4b、4c、4d、4eと、円状の
角部4fで構成されている。図8、図9において、6は
ベース板であり、上面6aの破線6bは上記裏面側パタ
ーン4の方形状の周縁4aに対向した領域を示す仮想線
で各辺6c、6d、6e、6fと、円状の角部6gを有
している。90はベース板6の破線6bの各角6gの近
傍に金属接合され、上記各辺6c、6d、6e、6fに
対して傾斜して延在されている複数個の突起であり、ア
ルミ材から構成されており、各端部90a、90bは、
上記裏面側パターン4に対向する領域を示す破線6aの
各辺6c、6d、6e、6fと、角部6gから1mm〜
10mmの範囲で離間している。従って、上記突起90
の各端部90a、90bは、図7のL1、L2で示すよ
うに上記裏面側パターン4の周縁4aの各辺4b、4
c、4d、4eと、角部4fから1mm〜10mmの範
囲で離間することになる。
【0019】この構成では、複数個の突起90は、ベー
ス板6における裏面側パターン4に対向する領域を示す
破線6bの角部6g近傍において、各辺6c、6d、6
e、6fに対して傾斜して延在されているので、複数個
の突起9は、裏面側パターン4の各辺4a、4b、4
c、4dに対しても傾斜して延在することになる。従っ
て、端部9aの位置のみを破線6bから1mm離間させ
れば、端部9bはおのずから裏面側パターン4の周縁4
aから1mmよりも離間し、熱応力の低い領域に位置さ
れる。即ち、突起90を各辺4a、4b、4c、4dに
対して平行に配置させるものに比し、突起90を熱応力
の低い領域に位置決めすることが容易になる。
【0020】この発明の実施の形態1、2では、突起を
ベース板に接合したもので説明したが、絶縁基板に接合
したものでも同様の効果を奏する。
【0021】実施の形態3.この発明の実施の形態3を
図10、図11により説明する。なお、図10は半導体
装置に用いる絶縁基板の底面図、図11はその部分拡大
底面図である。図において、2はセラミックスからな
り、長方形や正方形等の方形状部分の辺2a、2b、2
c、2dを有する窒化アルミで、一辺側の辺2cの両角
に傾斜部2eが形成され、各角部2fは円状に丸みが形
成されている。4は窒化アルミ2と相似形状に小さく形
成され、方形状の周縁4aの各辺4b、4c、4d、4
eと円状の角部4f構成された裏面側パターンで、一辺
側の辺4dの両角に傾斜部4gが形成されている。90
は裏面側パターン4の角部4f近傍に金属接合されてお
り、上記方形状部分の各辺4b、4c、4d、4eに対
し略45度に延在された複数個の突起であり、上記裏面
側パターン4の周縁4aに面する端部90aの角部90
cが上記裏面側パターン4の周縁4aから2.5mm離
間している。
【0022】この構成では、突起90は絶縁基板4の各
角4fの近傍に金属接合され、上記方形状部分の辺4
b、4c、4d、4eに対し略45度に延在されている
ので、端部9aの一方の角部9cを位置決めすれば、他
方はおのずから裏面側パターンの周縁から2.5mm離
間するので、突起90を接合する際の位置決めがきわめ
て容易になる。また、突起90は裏面側パターン4の両
辺4a、4dからの距離が略同様になるため、突起90
の両側の熱応力が均一となり、突起90の辺4a側、又
は辺4d側の一方に熱応力が集中するのを防止できる。
【0023】上記の発明の実施の形態では、突起90の
端部90aの角部90cを裏面側パターン4の周縁から
2.5mm離間した構成で説明したが、絶縁基板5の裏
面側パターン4の周縁4aから1mm〜10mmの領域
に離間させたものであれば同様の効果を奏する。
【0024】また、この発明の実施の形態3では、突起
を絶縁基板に接合したが、ベース板に接合しても同様の
効果を奏する。
【0025】実施の形態4.この発明の実施の形態4を
図12、図13により説明する。図12はベース板の断
面図、図13はベース板を用いた半導体装置の断面図で
ある。図において、90はボンディングワイヤ片で構成
された突起であり、ベース板6の各角の近傍に金属接合
され、その突出面90cはベース板6の上面6aと略平
行に構成されている。
【0026】この構成では、ベース板6の上面6aに対
し、突起90の突出面90cが略平行であるため、裏面
側パターン4の面4hがベース板6の上面6aに平行に
なり、ベース板6に対し、裏面側パターン4の面4hの
傾きを防止でき、接合部8の厚さを均一にでき、熱応力
の集中が抑制され、接合部8のクラックの発生を防止で
きる。
【0027】実施の形態5.この発明の実施の形態5を
図14により説明する。図14は絶縁基板に突起を接合
した状態を示す断面図であり、図において、90はボン
ディングワイヤ片で構成された突起であり、裏面側パタ
ーン4の各角の近傍に金属接合され、その突出面90c
は裏面側パターン4の面4hと略平行に構成されてい
る。
【0028】この構成では、裏面側パターン4の面4h
に対し、突起90の突出面90cが略平行であるため、
裏面側パターン4の面4hとベース板6の接合面が平行
になり、ベース板6に対する裏面側パターン4の面4h
の傾きを防止でき、実施の形態4と同様に、接合部8の
厚さが均一になり、熱応力の集中を抑え、接合部のクラ
ックの発生を防止できる。
【0029】実施の形態6.この発明の実施の形態6を
図15、図16により説明する。図15はこの発明の製
造工程を示すフローチャート、図16はベース板を示す
平面図であり、まず、S1では、窒化アルミ2の両面に
表面側パターン3と裏面側パターン4を形成する。この
際、裏面側パターン4は方形状の各辺4b、4c、4
d、4eを有するように形成される。次に、S2では裏
面側パターン4の長方形状の各辺4b、4c、4d、4
eに対し、ボンディングワイヤが略45度に傾斜するよ
うにボンディングして突起9を接合する。この際に、上
記突起90は、上記裏面側パターン4の周縁4aに面す
る端部90aが上記裏面側パターン4の周縁4aから1
mmから10mmの領域に位置するように形成する。次
に、S3では絶縁基板5の表面側パターン4において半
導体素子1を実装する領域にフラックスレスのクリーム
半田を塗布する。一方、S4はベース板6にもクリーム
半田を塗布する。次に、S5は絶縁基板5の表面側パタ
ーン3に塗布したクリーム半田の上に半導体素子1を搭
載する。次に、S6は半導体素子1を搭載した絶縁基板
5をベース板6のフラックスレスのクリーム半田の上に
搭載する。次に、S7でベース板6の上に絶縁基板5を
搭載した状態で、不活性ガスの雰囲気中で半田を溶融さ
せて絶縁基板5とベース版6、絶縁基板5と半導体素子
1を接合させる。
【0030】この方法では、フラックスレスの半田を用
いた場合でも、不活性ガスの雰囲気中で半田接合される
ため、半田の濡れ性と流動性の低下が抑制され、半田の
厚さが均一となり、図5で示されるような、ベース板6
に対する裏面側パターン4の傾きが防止され、接合部8
の熱応力の集中を防止できることになり、接合部8のク
ラックが一層抑えることができる。
【0031】この方法では、絶縁基板5の裏面側パター
ン4に突起90を設けた場合で説明したが、突起90を
ベース板6に形成しても良く、この場合には、図16の
ように、ベース板6に半田の流れを防止するレジスト1
0を塗布し、次に、裏面側パターン4の周縁4aに面す
る端部90aの角部90cが上記裏面側パターン4の周
縁から1mm〜10mmの領域に位置するように突起9
0を接合する。その後は、裏面側パターン4に突起90
を形成した場合と同様の工程となる。
【0032】また、この発明の実施の形態6では、不活
性ガスの雰囲気中で半田接合する場合で説明したが、還
元性ガス、または還元性ガスと不活性ガスとの混合ガス
の雰囲気中で半田を接合するものでも同様の効果を奏す
【0033】また、以上の発明の実施の形態では、接合
部8を半田で形成したもので説明したが、接着剤で構成
しても同様の効果を奏する。
【0034】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るので、以下に示すような効果を奏する。
【0035】突起は、裏面側パターンの周縁に面する端
部が裏面側パターンの周縁から1mm〜10mm離間し
た領域に位置しているので、突起の周囲の半田に生じる
熱応力が抑制され、半田の耐クラック性が向上し、信頼
性に優れる半導体装置を得ることができる。
【0036】また、突起は、方形部分を有する裏面側パ
ターンの角部近傍において、方形部分の辺に対して傾斜
して延在されているので、端部のみの位置を裏面側パタ
ーンの周縁から1mm離間させれば、他の部分はおのず
から周縁から1mmより離間するので、突起の位置決め
が容易になる。
【0037】更に、裏面側パターンは方形部分を有し、
突起は方形部分の辺に対し略45度に延在されているの
で、突起はこの突起を挟む裏面側パターンの両辺からの
距離が略同様になるため、突起の両側の熱応力が均一と
なり、熱応力の集中を防止できる。
【0038】また、突起が、ベース板に接合され、突起
の裏面側パターンに対向する突出面と、ベースの裏面側
パターンに対抗する接合面とが略平行に構成されている
場合、または突起が、裏面側パワーンに接合され、突起
のベース側の突出面と、上記裏面側パワーンの面とが略
平行に構成されている場合は、いずれも裏面側パターン
の面がベース板に平行になり、ベース板に対し、裏面側
パターンの面の傾きを防止でき、接合部の厚さが均一に
なり、熱応力の集中を抑え、接合部のクラックの発生が
防止できる。
【0039】更に、突起は、裏面側パターンの周縁に面
する端部が裏面側パターンの周縁から1mm〜10mm
の領域に位置するように形成する工程からなり、絶縁基
板の裏面側パターンにベース板を接合する際には還元性
ガス、または不活性ガス、または還元性ガスと不活性ガ
スとの混合ガスの雰囲気中で行うものでは、フラックス
レスの半田を用いた場合でも、半田の濡れ性と流動性が
向上し、半田の厚さが均一となり、ベース板に対する裏
面側パターンの傾きが防止され、接合部の熱応力の集中
を防止できることになり、接合部のクラックを一層抑え
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す半導体装置の
断面図である。
【図2】 この発明の実施の形態1を示す絶縁基板の部
分拡大底面図である。
【図3】 この発明の実施の形態1を示すベース板の平
面図である。
【図4】 この発明の実施の形態1を示す絶縁基板とベ
ース板とを接合した半田の熱応力特性図である。
【図5】 この発明の実施の形態1を示す絶縁基板とベ
ース板とを接合した状態を示す断面図である。
【図6】 この発明の実施の形態1を示す絶縁基板の部
分拡大底面図である。
【図7】 この発明の実施の形態2を示す絶縁基板の裏
面図である。
【図8】 この発明の実施の形態2を示すベース板の平
面図である。
【図9】 この発明の実施の形態2を示す絶縁基板の部
分拡大平面図である。
【図10】 この発明の実施の形態3を示す絶縁基板の
底面図である。
【図11】 この発明の実施の形態3を示す絶縁基板の
部分拡大底面図である。
【図12】 この発明の実施の形態4を示すベース板の
断面図である。
【図13】 この発明の実施の形態4を示すベース板を
用いた半導体装置の断面図である。
【図14】 この発明の実施の形態5を示す絶縁基板に
突起を接合した状態を示す断面図である。
【図15】 この発明の実施の形態6を示すフローチャ
ートである。
【図16】 この発明の実施の形態6を示すベース板の
部分拡大平面図である。
【図17】 従来の半導体装置を示す断面図である。
【図18】 従来のベース板を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 半導体素子、2 窒化アルミ、3 表面側パター
ン、4 裏面側パターン、4a 周縁、4b,4c,4
d,4e 辺、5 絶縁基板、6 ベース板、6a 接
合面、8 接合部、90 突起、90a,90b 端
部、90c 突出面

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両面に導電パターンが形成され、その表
    面側パターンに半導体素子が実装されると共に、裏面側
    パターンにベース板が接合部を介して接合される絶縁基
    板を備え、上記裏面側パターン又は上記ベース板に上記
    接合部の厚さを規制する複数個の突起が設けられる半導
    体装置において、上記突起は、上記裏面側パターンの周
    縁に面する端部が上記周縁から1mm〜10mm離間し
    た領域に位置していることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 裏面側パターンは方形状部分を有し、突
    起は上記裏面側パターンの角部近傍において、上記方形
    状部分の辺に対して傾斜して延在されていることを特徴
    とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 裏面側パターンは方形状部分を有し、突
    起は上記方形状部分の辺に対し略45度に延在されてい
    ることを特徴とする請求項2記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 突起は、ベース板に接合され、上記突起
    の裏面側パターン側の突出面と、上記ベースの上記裏面
    側パターン側の接合面とは略平行に構成されていること
    を特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 突起は、裏面側パターンに接合され、上
    記突起のベース側の突出面と、上記裏面側パターンの面
    とは略平行に構成されていることを特徴とする請求項1
    記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 両面に導電パターンが形成された絶縁基
    板の表面側パターンに半導体素子を実装する工程、上記
    絶縁基板の裏面側パターンにベース板を接合部を介して
    接合する工程、上記裏面側パターンと上記ベース板を接
    合する前に、その接合部の厚さを規制する複数個の突起
    を上記裏面側パターン又は上記ベース板に設ける工程を
    有する半導体装置の製造方法において、上記突起は、上
    記裏面側パターンの周縁に面する端部が上記周縁から1
    mm〜10mmの領域に位置するように形成する工程か
    らなり、上記裏面側パターンに上記ベース板を接合する
    際には還元性ガス、または不活性ガス、または還元性ガ
    スと不活性ガスとの混合ガスの雰囲気中で行うことを特
    徴とする半導体装置の製造方法。
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