JP2001353089A - 浴 槽 - Google Patents
浴 槽Info
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Landscapes
- Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
- Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 要介助者や身体の不自由な人の入浴を容易に
且つ快適にする浴槽を提供する。 【解決手段】 人体4の身長方向を長手方向として、脚
を投げ出し背を倒した安楽姿勢で人体を収容しうるよう
に形成された浴槽本体1を備え、この浴槽本体1の底面
12が、その長手方向中央に座面12aを備えると共
に、この座面12aから下肢方向に斜め下に傾斜する脚
部支持面12cと、前記座面12aから頭部方向に斜め
上に傾斜する上半身支持面12bとを備え、かつ浴槽本
体1を、前記上半身支持面12b側が上昇位置にある座
位角度位置と、前記脚部支持面12c側が上昇位置にあ
る仰臥位角度位置との一方から他方に角度位置変更可能
に支持する支持部2を有する。
且つ快適にする浴槽を提供する。 【解決手段】 人体4の身長方向を長手方向として、脚
を投げ出し背を倒した安楽姿勢で人体を収容しうるよう
に形成された浴槽本体1を備え、この浴槽本体1の底面
12が、その長手方向中央に座面12aを備えると共
に、この座面12aから下肢方向に斜め下に傾斜する脚
部支持面12cと、前記座面12aから頭部方向に斜め
上に傾斜する上半身支持面12bとを備え、かつ浴槽本
体1を、前記上半身支持面12b側が上昇位置にある座
位角度位置と、前記脚部支持面12c側が上昇位置にあ
る仰臥位角度位置との一方から他方に角度位置変更可能
に支持する支持部2を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、運動機能の衰えた
高齢者や身体障害者の入浴を容易に且つ快適にし、健常
者の入浴にも兼用できるようにした浴槽に関するもので
ある。
高齢者や身体障害者の入浴を容易に且つ快適にし、健常
者の入浴にも兼用できるようにした浴槽に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】運動機能の衰えた高齢者や身体障害者、
けが人など要介助者の入浴は、不自由な身体で浴槽に出
入りするだけでも心身に大きな負担となり、介助者にと
っても重労働となる。介助者の労力を軽減させるため
に、要介助者を吊り下げて移動させるリフターや浴槽内
に要介助者を出し入れする垂直移動設備などの介助設備
が用いられている。また、比較的障害が軽度な場合には
浴槽の脇に移乗台を置いて出入りを容易にするなどの工
夫がなされている。
けが人など要介助者の入浴は、不自由な身体で浴槽に出
入りするだけでも心身に大きな負担となり、介助者にと
っても重労働となる。介助者の労力を軽減させるため
に、要介助者を吊り下げて移動させるリフターや浴槽内
に要介助者を出し入れする垂直移動設備などの介助設備
が用いられている。また、比較的障害が軽度な場合には
浴槽の脇に移乗台を置いて出入りを容易にするなどの工
夫がなされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、介助設
備は浴室及び浴槽に広さが必要であり、一般的な住宅に
設置することは極めて困難である。また、浴槽の形状も
一般的なものと大差なく、要介助者が快適な姿勢で入浴
できるものではなかった。
備は浴室及び浴槽に広さが必要であり、一般的な住宅に
設置することは極めて困難である。また、浴槽の形状も
一般的なものと大差なく、要介助者が快適な姿勢で入浴
できるものではなかった。
【0004】本発明が目的とするところは、要介助者の
浴槽への出入りが容易で且つ快適な姿勢で入浴できるよ
うにした浴槽を提供することにある。
浴槽への出入りが容易で且つ快適な姿勢で入浴できるよ
うにした浴槽を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る浴槽は、人体の身長方向を長手方向とし
て、脚を投げ出し背を倒した安楽姿勢で人体を収容しう
るように形成された浴槽本体を備え、この浴槽本体の底
面が、その長手方向中央に座面を備えると共に、この座
面から下肢方向に斜め下に傾斜する脚部支持面と、前記
座面から頭部方向に斜め上に傾斜する上半身支持面とを
備え、かつ浴槽本体を、前記上半身支持面側が上昇位置
にある座位角度位置と、前記脚部支持面側が上昇位置に
ある仰臥位角度位置との一方から他方に角度位置変更可
能に支持する支持部を有することを特徴とするもので、
浴槽本体の角度位置を変更させると浴槽本体内に入った
人物を座位姿勢と仰臥位姿勢とに変化させることがで
き、入浴姿勢を変えて楽な姿勢での入浴が可能となると
共に、浴槽本体への出入りが容易となり、かつ湯の使用
量を少なくすることができる。
の本発明に係る浴槽は、人体の身長方向を長手方向とし
て、脚を投げ出し背を倒した安楽姿勢で人体を収容しう
るように形成された浴槽本体を備え、この浴槽本体の底
面が、その長手方向中央に座面を備えると共に、この座
面から下肢方向に斜め下に傾斜する脚部支持面と、前記
座面から頭部方向に斜め上に傾斜する上半身支持面とを
備え、かつ浴槽本体を、前記上半身支持面側が上昇位置
にある座位角度位置と、前記脚部支持面側が上昇位置に
ある仰臥位角度位置との一方から他方に角度位置変更可
能に支持する支持部を有することを特徴とするもので、
浴槽本体の角度位置を変更させると浴槽本体内に入った
人物を座位姿勢と仰臥位姿勢とに変化させることがで
き、入浴姿勢を変えて楽な姿勢での入浴が可能となると
共に、浴槽本体への出入りが容易となり、かつ湯の使用
量を少なくすることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。
尚、以下に示す実施形態は本発明を具体化した一例であ
って、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
の実施形態について説明し、本発明の理解に供する。
尚、以下に示す実施形態は本発明を具体化した一例であ
って、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
【0007】本実施形態に係る浴槽の浴槽本体1は、図
1に示すように、人体を安楽姿勢で収容する底面形状に
形成され、その上端周囲を外側にフランジ状に張り出し
た上縁部11は底面形状に対応させ、その両側壁上にお
いて上半身側平坦面(上半身側直線部)11aと下半身
側平坦面(下半身側直線部)11bとが内側にく字状に
折れ曲がって接続される形状に形成されている。この浴
槽本体1を前記下半身側平坦面11bが設置床面と略平
行になる座位角度位置と、前記上半身側平坦面11aが
設置床面と略平行になる仰臥位角度位置との一方から他
方に角度位置を変化させることにより、浴槽本体1内に
入った人物は座位姿勢と仰臥位姿勢とに変化した状態で
入浴することができる。前記座位姿勢は、下肢を投げ出
した着座姿勢であり、仰臥位姿勢は背を倒したほぼ仰臥
状態になる。このように浴槽本体1の角度を変化させる
ことのできる浴槽の構成について以下に説明する。
1に示すように、人体を安楽姿勢で収容する底面形状に
形成され、その上端周囲を外側にフランジ状に張り出し
た上縁部11は底面形状に対応させ、その両側壁上にお
いて上半身側平坦面(上半身側直線部)11aと下半身
側平坦面(下半身側直線部)11bとが内側にく字状に
折れ曲がって接続される形状に形成されている。この浴
槽本体1を前記下半身側平坦面11bが設置床面と略平
行になる座位角度位置と、前記上半身側平坦面11aが
設置床面と略平行になる仰臥位角度位置との一方から他
方に角度位置を変化させることにより、浴槽本体1内に
入った人物は座位姿勢と仰臥位姿勢とに変化した状態で
入浴することができる。前記座位姿勢は、下肢を投げ出
した着座姿勢であり、仰臥位姿勢は背を倒したほぼ仰臥
状態になる。このように浴槽本体1の角度を変化させる
ことのできる浴槽の構成について以下に説明する。
【0008】図2は、第1の実施形態に係る浴槽の構成
を浴槽本体1の長手方向の断面図として示すもので、浴
槽本体1は支持台(支持部)2によって設置床面3上に
支持されると共に、支持台2によって図2(a)に示す
座位角度位置と図2(b)に示す仰臥位角度位置とに姿
勢変更可能に構成され、浴槽内に入った人物は重心を僅
かに移動させることにより、図3(a)に示す座位姿勢
と図3(b)に示す仰臥位姿勢との一方から他方に自動
的に変化できるように構成されている。
を浴槽本体1の長手方向の断面図として示すもので、浴
槽本体1は支持台(支持部)2によって設置床面3上に
支持されると共に、支持台2によって図2(a)に示す
座位角度位置と図2(b)に示す仰臥位角度位置とに姿
勢変更可能に構成され、浴槽内に入った人物は重心を僅
かに移動させることにより、図3(a)に示す座位姿勢
と図3(b)に示す仰臥位姿勢との一方から他方に自動
的に変化できるように構成されている。
【0009】図2に示すように、前記浴槽本体1は、そ
の両側壁上における上縁部11が上半身側平坦面(上半
身側直線部)11aと下半身側平坦面(下半身側直線
部)11bとが内側にく字状に屈曲して接続されるよう
に形成され、底面12は、その中央に前記下半身側平坦
面11bと略平行の座面12aを有している。また底面
12には、前記座面12aから斜め上に傾斜する上半身
支持面12bと、前記座面12aから斜め下に傾斜する
脚部支持面12cとが形成されている。この浴槽本体1
は、ガラス繊維強化ポリエステルなどのプラスチックを
用いて樹脂成形により容易に製造できる。また、セラミ
ック類の焼成や、ホウロウ焼付鋼板、桧板等の従来から
浴槽に用いられて来た材料を用いて形成することもでき
る。特に、大きな距離の移動を要する場合には、プラス
チックコーティングシートあるいは防水キャンバスと金
属パイプを組み合わせて形成したものが軽量であり好適
なものとなる。
の両側壁上における上縁部11が上半身側平坦面(上半
身側直線部)11aと下半身側平坦面(下半身側直線
部)11bとが内側にく字状に屈曲して接続されるよう
に形成され、底面12は、その中央に前記下半身側平坦
面11bと略平行の座面12aを有している。また底面
12には、前記座面12aから斜め上に傾斜する上半身
支持面12bと、前記座面12aから斜め下に傾斜する
脚部支持面12cとが形成されている。この浴槽本体1
は、ガラス繊維強化ポリエステルなどのプラスチックを
用いて樹脂成形により容易に製造できる。また、セラミ
ック類の焼成や、ホウロウ焼付鋼板、桧板等の従来から
浴槽に用いられて来た材料を用いて形成することもでき
る。特に、大きな距離の移動を要する場合には、プラス
チックコーティングシートあるいは防水キャンバスと金
属パイプを組み合わせて形成したものが軽量であり好適
なものとなる。
【0010】また、支持台2は浴槽本体1を下方から支
えて収容し、その底面がロッキングチェア底面構造をな
すように構成されている。すなわち、支持台2は、前記
上半身側平坦面11aと略平行に形成された座位支持部
2aと、前記下半身側平坦面11bと略平行に形成され
た仰臥位支持部2bと、座位支持部2aと仰臥位支持部
2bとの中間に位置して両者を接続する円弧部2dと、
前記上縁部11の下面を4周から支持する浴槽本体支持
部2cとを設けて構成されている。この支持台2を図2
(a)に示すように前記座位支持部2bが床面3に接す
る状態にしたとき、浴槽本体1の下半身側平坦面11b
及び座面12aは床面3と略平行となり、図2(b)に
示すように前記仰臥位支持部2aが床面3に接する状態
にしたとき、浴槽本体1の上半身側平坦面11a及び脚
部支持面12cは床面3と略平行となる。そして前記座
位角度位置において、前記下半身側平坦面11bの床面
3からの高さH1 は、55cm以下、好ましくは50c
m〜40cm程度になるように浴槽本体1及び支持台2
を設計することにより、要介助者を浴槽本体1に入れる
ときや、怪我人や身体障害者が介助を得ることなく浴槽
本体1に入るときに、いったん下半身側平坦面11b上
に腰掛ける動作を容易に行うことができ、介助や障害者
の入浴が容易となる。この支持台2は、アルミニウム等
のパイプ(図1にその1例を示す。)や板材などによっ
て形成した枠体により構成することができる。
えて収容し、その底面がロッキングチェア底面構造をな
すように構成されている。すなわち、支持台2は、前記
上半身側平坦面11aと略平行に形成された座位支持部
2aと、前記下半身側平坦面11bと略平行に形成され
た仰臥位支持部2bと、座位支持部2aと仰臥位支持部
2bとの中間に位置して両者を接続する円弧部2dと、
前記上縁部11の下面を4周から支持する浴槽本体支持
部2cとを設けて構成されている。この支持台2を図2
(a)に示すように前記座位支持部2bが床面3に接す
る状態にしたとき、浴槽本体1の下半身側平坦面11b
及び座面12aは床面3と略平行となり、図2(b)に
示すように前記仰臥位支持部2aが床面3に接する状態
にしたとき、浴槽本体1の上半身側平坦面11a及び脚
部支持面12cは床面3と略平行となる。そして前記座
位角度位置において、前記下半身側平坦面11bの床面
3からの高さH1 は、55cm以下、好ましくは50c
m〜40cm程度になるように浴槽本体1及び支持台2
を設計することにより、要介助者を浴槽本体1に入れる
ときや、怪我人や身体障害者が介助を得ることなく浴槽
本体1に入るときに、いったん下半身側平坦面11b上
に腰掛ける動作を容易に行うことができ、介助や障害者
の入浴が容易となる。この支持台2は、アルミニウム等
のパイプ(図1にその1例を示す。)や板材などによっ
て形成した枠体により構成することができる。
【0011】図3(a)に示すように、支持台2の座位
支持部2bを床面3に接地させて浴槽本体1を座位角度
位置にしたとき、浴槽本体1内に入った人物4は座面1
2a上に臀部を載せ、下肢を下半身支持面12c上に投
げ出し、背中をほぼ鉛直とした姿勢となり、湯面Wは腰
から下を湯に浸した腰湯状態となる。老人や心臓疾患等
がある人は腰湯による入浴が好適とされており、座位姿
勢で腰湯状態が得られる。
支持部2bを床面3に接地させて浴槽本体1を座位角度
位置にしたとき、浴槽本体1内に入った人物4は座面1
2a上に臀部を載せ、下肢を下半身支持面12c上に投
げ出し、背中をほぼ鉛直とした姿勢となり、湯面Wは腰
から下を湯に浸した腰湯状態となる。老人や心臓疾患等
がある人は腰湯による入浴が好適とされており、座位姿
勢で腰湯状態が得られる。
【0012】この座位角度位置から、図3(b)に示す
ように人物4が背中を上半身支持面12bにもたれかけ
るように重心を移動させると、前記円弧部2dの働きに
よりロッキングチェアのように支持台2が回動し、前記
仰臥位支持部2aが床面3に接地して仰臥位角度位置と
なる。このとき湯の一部も上半身支持面12b側に移動
し、湯面Wは全身を浸すようになって全身浴状態が得ら
れ、ほぼ寝そべった状態のくつろいだ姿勢で入浴するこ
とができる。このように全身浴の状態で仰臥姿勢が容易
に得られるので、要介助者や身障者のみならず健常者に
おいてもくつろいだ姿勢での入浴が可能となる。
ように人物4が背中を上半身支持面12bにもたれかけ
るように重心を移動させると、前記円弧部2dの働きに
よりロッキングチェアのように支持台2が回動し、前記
仰臥位支持部2aが床面3に接地して仰臥位角度位置と
なる。このとき湯の一部も上半身支持面12b側に移動
し、湯面Wは全身を浸すようになって全身浴状態が得ら
れ、ほぼ寝そべった状態のくつろいだ姿勢で入浴するこ
とができる。このように全身浴の状態で仰臥姿勢が容易
に得られるので、要介助者や身障者のみならず健常者に
おいてもくつろいだ姿勢での入浴が可能となる。
【0013】上記のように本実施形態になる浴槽では、
腰湯状態と全身浴状態とを任意に選択することができ、
また仰臥状態の身体の周囲の必要箇所にのみ湯が存在す
る浴槽形状としているため、全身浴に必要な湯の量を少
なくすることができる。要介助者は身体障害の度合いが
大きいほど身体の汚れも多くなりがちで、入浴後に汚れ
た湯を捨てる場合でも湯の使用量を少なくすることがで
きる。また、生活習慣の変化によって健常者であっても
1人毎に湯を入れ替えることが増える傾向にあるが、こ
んな場合でも湯の使用量が少なく経済的である。
腰湯状態と全身浴状態とを任意に選択することができ、
また仰臥状態の身体の周囲の必要箇所にのみ湯が存在す
る浴槽形状としているため、全身浴に必要な湯の量を少
なくすることができる。要介助者は身体障害の度合いが
大きいほど身体の汚れも多くなりがちで、入浴後に汚れ
た湯を捨てる場合でも湯の使用量を少なくすることがで
きる。また、生活習慣の変化によって健常者であっても
1人毎に湯を入れ替えることが増える傾向にあるが、こ
んな場合でも湯の使用量が少なく経済的である。
【0014】この浴槽における座位角度位置と仰臥位角
度位置との角度位置変化は、図3に示すように、ロッキ
ングチェア方式を利用して入浴者の重心移動によってな
すことができるが、これは健常者や軽度の身体障害者に
限られた動作であり、また急激な角度変化は浴槽本体1
内の湯を溢れ出させてしまうことにもなる。そこで、図
2に仮想線で示すように、楔材6を座位支持部2aの下
と仰臥位支持部2bの下とに入れ替えることにより、座
位角度位置と仰臥位角度位置とを安定して維持すること
ができる。また、図2に仮想線で示すように、浴槽支持
部2cの頭部側及び脚部側に床面3に向けて進退する支
持柱7を設け、座位角度位置または仰臥位角度位置に応
じて支持柱7を進退させ、進出位置でロックすることに
より各位置を安定維持することができる。このような座
位角度位置と仰臥位角度位置との変化は、介助者が居る
場合に可能であるが、入浴者自身が操作できるようにす
ることも可能である。即ち、浴槽本体1の側面等に設け
たレバーの回動操作により前記楔材6の床面3上の進退
移動、あるいは前記支持柱7の進退移動がなされるよう
に構成することができる。
度位置との角度位置変化は、図3に示すように、ロッキ
ングチェア方式を利用して入浴者の重心移動によってな
すことができるが、これは健常者や軽度の身体障害者に
限られた動作であり、また急激な角度変化は浴槽本体1
内の湯を溢れ出させてしまうことにもなる。そこで、図
2に仮想線で示すように、楔材6を座位支持部2aの下
と仰臥位支持部2bの下とに入れ替えることにより、座
位角度位置と仰臥位角度位置とを安定して維持すること
ができる。また、図2に仮想線で示すように、浴槽支持
部2cの頭部側及び脚部側に床面3に向けて進退する支
持柱7を設け、座位角度位置または仰臥位角度位置に応
じて支持柱7を進退させ、進出位置でロックすることに
より各位置を安定維持することができる。このような座
位角度位置と仰臥位角度位置との変化は、介助者が居る
場合に可能であるが、入浴者自身が操作できるようにす
ることも可能である。即ち、浴槽本体1の側面等に設け
たレバーの回動操作により前記楔材6の床面3上の進退
移動、あるいは前記支持柱7の進退移動がなされるよう
に構成することができる。
【0015】図4は、第2の実施形態に係る浴槽の構成
を示すもので、浴槽本体1の座位角度位置と仰臥位角度
位置とに位置変化させる構造の別態様を示している。こ
の構成では、浴槽本体1自体をその側面に設定した揺動
支点Pで浴槽本体1を回動可能に支持することにより、
図4(a)に示す座位角度位置と、図4(b)に示す仰
臥位角度位置とに変化させることができる。
を示すもので、浴槽本体1の座位角度位置と仰臥位角度
位置とに位置変化させる構造の別態様を示している。こ
の構成では、浴槽本体1自体をその側面に設定した揺動
支点Pで浴槽本体1を回動可能に支持することにより、
図4(a)に示す座位角度位置と、図4(b)に示す仰
臥位角度位置とに変化させることができる。
【0016】浴槽本体1は前記揺動支点Pで支持台(支
持部)14によって回動可能に支持されており、図4
(a)に示すように支持アーム15を直伸させた状態で
は、浴槽本体1の脚側のアール部12dが床面3に接地
し、下半身側平坦面11bが床面3と略平行になる座位
角度位置となる。また、図4(b)に示すように支持ア
ーム15を折り曲げた状態では、浴槽本体1の座面12
aから上半身支持面12bに立ち上がる突出部分12e
が床面3に接地し、上半身側平坦面11aが床面3と略
平行になる仰臥位角度位置となる。前記支持アーム15
の直伸位置と折り曲げ位置との変化は、介助者によって
手動操作することもできるが、入浴者自身が操作できる
ように機械的なレバー操作や電動操作に構成することも
できる。
持部)14によって回動可能に支持されており、図4
(a)に示すように支持アーム15を直伸させた状態で
は、浴槽本体1の脚側のアール部12dが床面3に接地
し、下半身側平坦面11bが床面3と略平行になる座位
角度位置となる。また、図4(b)に示すように支持ア
ーム15を折り曲げた状態では、浴槽本体1の座面12
aから上半身支持面12bに立ち上がる突出部分12e
が床面3に接地し、上半身側平坦面11aが床面3と略
平行になる仰臥位角度位置となる。前記支持アーム15
の直伸位置と折り曲げ位置との変化は、介助者によって
手動操作することもできるが、入浴者自身が操作できる
ように機械的なレバー操作や電動操作に構成することも
できる。
【0017】この構成では、図4(a)、(b)に示す
ように、床面3から下半身側平坦面11bまでの高さH
1 や上半身側平坦面11aまでの高さH2 が小さくなる
ので、要介助者を抱き上げて浴槽本体1内に入れる動作
を容易に行うことができる。
ように、床面3から下半身側平坦面11bまでの高さH
1 や上半身側平坦面11aまでの高さH2 が小さくなる
ので、要介助者を抱き上げて浴槽本体1内に入れる動作
を容易に行うことができる。
【0018】以上説明した構成では浴室等の床面3に設
置する例を示したが、車輪によって支持された台上に構
成することにより、任意の場所に移動させることが可能
となり、要介助者の寝室等で入浴させることもできる。
置する例を示したが、車輪によって支持された台上に構
成することにより、任意の場所に移動させることが可能
となり、要介助者の寝室等で入浴させることもできる。
【0019】
【発明の効果】以上の説明の通り本発明によれば、浴槽
本体を座位姿勢と仰臥位姿勢との一方から他方に変化さ
せて要介助者を楽な姿勢で入浴させることができ、健常
者の入浴と兼用させることもできると共に出入りの容易
な浴槽を提供することができる。また、使用する湯の量
が少ないので、汚れがひどくなりがちな要介助者でも1
回毎に湯を入れ替えることができ、1人の入浴毎に湯を
入れ替えても経済的な入浴が可能である。
本体を座位姿勢と仰臥位姿勢との一方から他方に変化さ
せて要介助者を楽な姿勢で入浴させることができ、健常
者の入浴と兼用させることもできると共に出入りの容易
な浴槽を提供することができる。また、使用する湯の量
が少ないので、汚れがひどくなりがちな要介助者でも1
回毎に湯を入れ替えることができ、1人の入浴毎に湯を
入れ替えても経済的な入浴が可能である。
【図1】本発明の第1の実施形態に係る浴槽を示す斜視
図である。
図である。
【図2】上記浴槽の(a)は座位角度位置、(b)は仰
臥位角度位置に変化させた状態を示す断面図である。
臥位角度位置に変化させた状態を示す断面図である。
【図3】上記浴槽を(a)の座位角度位置、(b)の仰
臥位角度位置にしたときの人体姿勢を説明する断面図で
ある。
臥位角度位置にしたときの人体姿勢を説明する断面図で
ある。
【図4】本発明の第2の実施形態に係る浴槽の(a)は
座位角度位置、(b)は仰臥位角度位置に変化させた状
態を示す断面図である。
座位角度位置、(b)は仰臥位角度位置に変化させた状
態を示す断面図である。
1 浴槽本体 2 支持部(支持台) 2a 座位支持部 2b 仰臥位支持部 11 上縁部 11a 上半身側平坦面(上半身側直線部) 11b 下半身側平坦面(下半身側直線部) 12 底面 12a 座面 12b 上半身支持面 12c 脚部支持面 14 支持台(支持部)
Claims (4)
- 【請求項1】 人体の身長方向を長手方向として、脚を
投げ出し背を倒した安楽姿勢で人体を収容しうるように
形成された浴槽本体を備え、この浴槽本体の底面が、そ
の長手方向中央に座面を備えると共に、この座面から下
肢方向に斜め下に傾斜する脚部支持面と、前記座面から
頭部方向に斜め上に傾斜する上半身支持面とを備え、か
つ浴槽本体を、前記上半身支持面側が上昇位置にある座
位角度位置と、前記脚部支持面側が上昇位置にある仰臥
位角度位置との一方から他方に角度位置変更可能に支持
する支持部を有することを特徴とする浴槽。 - 【請求項2】 浴槽本体の両側壁のそれぞれの上縁が、
く字状に屈曲するようにして接続する上半身側直線部と
下半身側直線部とからなり、座位角度位置において下半
身側直線部がほぼ水平となり、仰臥位角度位置において
上半身側直線部がほぼ水平となるように構成された請求
項1記載の浴槽。 - 【請求項3】 座位角度位置において、下半身側直線部
の設置床面からの高さが55cm以下である請求項2記
載の浴槽。 - 【請求項4】 支持部は浴槽本体を下方から支えて収容
し、支持部の底面はロッキングチェア底面構造をなし、
浴槽本体内に入浴する人体の重心移動により、浴槽本体
の角度位置を座位角度位置と仰臥位角度位置との一方か
ら他方に変更しうるように構成された請求項1、2また
は3記載の浴槽。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000176239A JP2001353089A (ja) | 2000-06-13 | 2000-06-13 | 浴 槽 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000176239A JP2001353089A (ja) | 2000-06-13 | 2000-06-13 | 浴 槽 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001353089A true JP2001353089A (ja) | 2001-12-25 |
Family
ID=18677979
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000176239A Pending JP2001353089A (ja) | 2000-06-13 | 2000-06-13 | 浴 槽 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001353089A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010018641A1 (ja) * | 2008-08-11 | 2010-02-18 | Otsubo Toru | 入浴装置および入浴方法 |
| KR101405246B1 (ko) | 2012-12-04 | 2014-06-10 | 황규일 | 절수형 틸팅 욕조 |
| KR101636971B1 (ko) * | 2015-01-23 | 2016-07-08 | 청주대학교 산학협력단 | 영유아용 바운서 겸용 욕조 |
| JP2018140025A (ja) * | 2017-02-28 | 2018-09-13 | Toto株式会社 | 浴槽 |
| GB2564479A (en) * | 2017-07-14 | 2019-01-16 | The Good Birth Company Ltd | Pool |
| CN114209229A (zh) * | 2021-12-27 | 2022-03-22 | 福建科迪厨卫有限公司 | 一种可调节式沐浴缸 |
| IT202100019052A1 (it) * | 2021-07-19 | 2023-01-19 | Mis Medical S R L | Contenitore per culla per neonati e/o per vasca per neonati |
-
2000
- 2000-06-13 JP JP2000176239A patent/JP2001353089A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010018641A1 (ja) * | 2008-08-11 | 2010-02-18 | Otsubo Toru | 入浴装置および入浴方法 |
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| US10932625B2 (en) | 2017-07-14 | 2021-03-02 | The Good Birth Company Limited | Pool |
| GB2564479B (en) * | 2017-07-14 | 2022-03-02 | The Good Birth Company Ltd | Pool |
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| CN114209229A (zh) * | 2021-12-27 | 2022-03-22 | 福建科迪厨卫有限公司 | 一种可调节式沐浴缸 |
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