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JP2001349274A - 可変容量型斜板式圧縮機 - Google Patents

可変容量型斜板式圧縮機

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Publication number
JP2001349274A
JP2001349274A JP2000170659A JP2000170659A JP2001349274A JP 2001349274 A JP2001349274 A JP 2001349274A JP 2000170659 A JP2000170659 A JP 2000170659A JP 2000170659 A JP2000170659 A JP 2000170659A JP 2001349274 A JP2001349274 A JP 2001349274A
Authority
JP
Japan
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swash plate
center
plate
shaft
rotating
Prior art date
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Granted
Application number
JP2000170659A
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English (en)
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JP4565367B2 (ja
Inventor
Yoshiyuki Ishida
欣之 石田
Takeo Mizushima
壮夫 水島
Hiromichi Tanabe
裕通 田辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Valeo Thermal Systems Japan Corp
Original Assignee
Zexel Valeo Climate Control Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Zexel Valeo Climate Control Corp filed Critical Zexel Valeo Climate Control Corp
Priority to JP2000170659A priority Critical patent/JP4565367B2/ja
Priority to US10/275,628 priority patent/US20030136256A1/en
Priority to PCT/JP2001/003927 priority patent/WO2001094785A1/ja
Priority to EP01930053A priority patent/EP1291522A4/en
Publication of JP2001349274A publication Critical patent/JP2001349274A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4565367B2 publication Critical patent/JP4565367B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B27/00Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders
    • F04B27/08Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis
    • F04B27/10Multi-cylinder pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by number or arrangement of cylinders having cylinders coaxial with, or parallel or inclined to, main shaft axis having stationary cylinders
    • F04B27/1036Component parts, details, e.g. sealings, lubrication
    • F04B27/1054Actuating elements
    • F04B27/1072Pivot mechanisms

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 斜板を重くすることなく静不釣り合いの悪化
を抑制することができる高速制御性に優れた可変容量型
斜板式圧縮機を提供する。 【解決手段】 シャフト5に固定され、シャフト5と一
体に回転するスラストフランジ40と、リンクアーム4
2を介してスラストフランジ40に連結され、スラスト
フランジ40の回転につれて一体に回転する斜板10
と、シャフト5に摺動可能に取り付けられ、シャフト5
に対する斜板10の角度を規制するヒンジボール9と、
斜板10の摺動面を相対的に回転するシュー11を介し
て斜板10に連結され、斜板10の回転につれてシリン
ダボア6内を直線往復運動するピストン7とを備え、斜
板10が収容されるクランク室8の圧力変化に応じて斜
板10の傾斜角が変化し、ピストン7のストローク量が
変わる可変容量型斜板式圧縮機において、ヒンジボール
9の中心O1を斜板10の板部10aの中心O2よりも
フロント側に位置させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は斜板の傾斜角に応
じてピストンのストローク量が変化して吐出容量が変わ
る可変容量型斜板式圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の可変容量型斜板式圧縮機の
シャフト周りを示す断面図である。
【0003】シャフト105には、スラストフランジ1
40が固定されているとともに、ヒンジボール109を
介して斜板110が取り付けられている。
【0004】ヒンジボール109は、シャフト105に
沿って摺動可能に取り付けられ、シャフト105に対す
る斜板110の傾斜を規制する。
【0005】スラストフランジ140と斜板110とは
リンク機構142で連結され、このリンク機構142を
介してシャフト105の回転がスラストフランジ140
から斜板110へと伝達される。
【0006】ピストン107は、斜板110の摺動面を
相対的に回転する一対のシュー111を介して斜板11
0に連結され、斜板110の回転につれてシリンダボア
(図示せず)内を直線往復運動する。
【0007】この可変容量型斜板式圧縮機では斜板11
0を収容するクランク室108の圧力変化に応じて斜板
110の傾斜角度が変化し、ピストン107のストロー
ク量が変わる。
【0008】斜板110はヒンジボール109の中心O
1を中心として傾斜するため、斜板110の重心O3の
位置もシャフト105に対して変化する。
【0009】図7は斜板傾斜角度に対する静不釣合いを
説明する図である。
【0010】シャフト105を中心に回転する回転体
(斜板110やスラストフランジ140)には静不釣り
合いが発生する。静不釣合い量は斜板110(スラスト
フランジ140)の質量(Kg)とシャフト105から
斜板110(スラストフランジ140)の重心までの距
離(cm)との積(Kg・cm)で表される。
【0011】図7において、aはスラストフランジの静
不釣合いを、bは回転体全体の静不釣合いを、cはヒン
ジボールの中心を斜板の板部の中心よりもフロント側に
位置させたときの静不釣合いを、dはヒンジボールの中
心の静不釣合いを、eは斜板の静不釣合いをそれぞれ示
す。
【0012】スラストフランジ140の傾斜角度は変化
しないので、スラストフランジ140は一定の不釣り合
い量を有する(直線a参照)。
【0013】一方、斜板110の斜板角度は変化するの
で、斜板110は一定の割合で変化する不釣り合い量を
有する(直線e参照)。
【0014】そして、両者の不釣り合い量の和が全体の
静不釣り合い量となる(直線b参照)。
【0015】この静不釣り合い量が大きくなると、圧縮
機自体が振動する回転一次振動が発生し、車の振動や音
となって現れる。この振動は400Hz以下の可聴領域
の低周波ノイズであり、搭乗車に不快感を与える。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】図8は斜板の重心位置
を説明する図である。
【0017】図8において、A1,A2,B1,B2は
重心位置を示し、Amaxは最大ストローク時における
斜板の重心位置のY軸方向へのずれ量、Aminは最小
ストローク時における斜板の重心位置のY軸方向へのず
れ量、Bmaxはリヤ側にウエイトを付加したときの最
大ストローク時における斜板の重心位置のY軸方向への
ずれ量、Bminはリヤ側にウエイトを付加したときの
最小ストローク時の斜板の重心位置のY軸方向へのずれ
量を示す。
【0018】近年圧縮機の小型化・高速化の要請が高く
なってきている。
【0019】圧縮機を高速化したとき、ピストン107
の慣性力が回転数に応じて大きくなるので、慣性力との
釣り合いをとるために斜板110を厚くしたり重くした
りする必要がある。
【0020】この可変容量型斜板式圧縮機では、斜板1
10のフロント側にウエイト(駄肉)を付加して慣性力
との釣り合いをとっている。このウエイトは高速化の度
合が高まるにつれて大きくなる。
【0021】しかし、付加するウエイトを大きくすると
斜板110のフロント側が重くなるとともに、ヒンジボ
ール109の中心O1から斜板110の重心O3までの
距離が長くなるので、静不釣り合いが悪くなる(静不釣
り合い量が大きくなる)。
【0022】斜板110の傾斜角度に対して斜板110
の重心O3の位置が変化し、ヒンジボール109の中心
O1から斜板110の重心O3までの距離が長くなくな
ったときには最大ストローク時と最小ストローク時との
静不釣り合い量の差が大きくなり、スラストフランジ1
40を含めた回転体全体の静不釣り合いのバラツキが大
きくなる(図7の直線b参照)。
【0023】したがって、斜板110のフロント側にウ
エイトを付加したときには高速回転に対応することはで
きるが、回転一次振動が大きくなり、車に発生する振動
や音が大きくなるので、従来は斜板110のリヤ側にも
ウエイト112を付加して斜板110の重心位置をヒン
ジボールの中心O1に近付けていた(図6参照)。
【0024】そのため、斜板110の質量が大きくなる
とともに、圧縮機全体の静不釣り合いをとるためにスラ
ストフランジ140の質量も大きくなるので、圧縮機が
重くなってしまうという問題がある。
【0025】この発明はこのような事情に鑑みてなされ
たもので、その課題は斜板を重くすることなく静不釣り
合いの悪化を抑制することができる高速制御性に優れた
可変容量型斜板式圧縮機を提供することである。
【0026】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め請求項1記載の発明は、シャフトに固定され、前記シ
ャフトと一体に回転する回転部材と、リンク機構を介し
て前記回転部材に連結され、前記回転部材の回転につれ
て一体に回転する傾斜回転板と、前記シャフトに摺動可
能に取り付けられ、前記シャフトに対する前記傾斜回転
板の角度を規制する角度規制部材と、前記傾斜回転板の
摺動面を相対的に回転するシューを介して前記傾斜回転
板に連結され、前記傾斜回転板の回転につれてシリンダ
ボア内を直線往復運動するピストンとを備え、前記傾斜
回転板が収容されるクランク室の圧力変化に応じて前記
傾斜回転板の傾斜角が変化し、前記ピストンのストロー
ク量が変わる可変容量型斜板式圧縮機において、前記角
度規制部材の中心を前記傾斜回転板の板部の中心よりも
フロント側に位置させたことを特徴とする。
【0027】角度規制部材の中心を傾斜回転板の板部の
中心よりもフロント側に位置させたので、角度規制部材
の中心が斜板の重心に近づいて角度規制部材の中心から
斜板の重心までの距離が短くなる。
【0028】請求項2記載の発明は、請求項1に記載の
可変容量型斜板式圧縮機において、前記角度規制部材の
中心を前記傾斜回転板の重心に一致させたことを特徴と
する。
【0029】角度規制部材の中心を傾斜回転板の重心に
一致させたので、静不釣り合い量がゼロとなる。
【0030】請求項3記載の発明は、シャフトに固定さ
れ、前記シャフトと一体に回転する回転部材と、リンク
機構を介して前記回転部材に連結され、前記回転部材の
回転につれて一体に回転する傾斜回転板と、前記傾斜回
転板に形成され、前記シャフトが貫通し、前記シャフト
に対する前記傾斜回転板の角度を規制するシャフト挿入
中心孔と、前記傾斜回転板の摺動面を相対的に回転する
シューを介して前記傾斜回転板に連結され、前記傾斜回
転板の回転につれてシリンダボア内を直線往復運動する
ピストンとを備え、前記傾斜回転板が収容されるクラン
ク室の圧力変化に応じて前記傾斜回転板の傾斜角が変化
し、前記ピストンのストローク量が変わる可変容量型斜
板式圧縮機において、前記シャフト挿入中心孔の稜線が
形成する円の中心を前記傾斜回転板の板部の中心よりも
フロント側に位置させたことを特徴とする。
【0031】シャフト挿入中心孔の稜線が形成する円の
中心を傾斜回転板の板部の中心よりもフロント側に位置
させたので、角度規制部材の中心が斜板の重心に近づい
て角度規制部材の中心から斜板の重心までの距離が短く
なる。
【0032】請求項4記載の発明は、請求項3に記載の
可変容量型斜板式圧縮機において、前記シャフト挿入中
心孔の稜線が形成する円の中心を前記傾斜回転板の重心
に一致させたことを特徴とする。
【0033】シャフト挿入中心孔の稜線が形成する円の
中心を傾斜回転板の重心に一致させたので、静不釣り合
い量がゼロとなる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0035】図1はこの発明の第1実施形態に係る可変
容量型斜板式圧縮機の縦断面図、図2は斜板の重心位置
を説明する図である。
【0036】図2において、A1,A2,D1,D2は
重心位置を示し、Amaxは最大ストローク時における
斜板の重心位置のY軸方向へのずれ量、Aminは最小
ストローク時における斜板の重心位置のY軸方向へのず
れ量、Dmaxはヒンジボール9の中心O1を斜板10
の板部10cの中心O2よりもフロント側に位置させた
ときにおける最大ストローク時の斜板の重心位置のY軸
方向へのずれ量、Dminはヒンジボール9の中心O1
を斜板10の板部10cの中心O2よりもフロント側に
位置させたときにおける最小ストローク時の斜板10の
重心位置のY軸方向へのずれ量である。
【0037】この可変容量型斜板式圧縮機のシリンダブ
ロック1の一端面にはバルブプレート2を介してリヤヘ
ッド3が、他端面にはフロントヘッド4がそれぞれ固定
されている。
【0038】シリンダブロック1にはシャフト5を中心
にして周方向に所定間隔おきに複数のシリンダボア6が
配設されている。
【0039】これらのシリンダボア6内にはそれぞれピ
ストン7が収容されている。
【0040】ピストン7の一端部に一対のシュー11が
転動可能に支持されている。斜板10の周縁部は両シュ
ー11間に入り込み、斜板10の両摺動面10a,10
bには両シュー11の平面部が接する。
【0041】斜板10の回転運動がシュー11を介して
ピストン7の直線往復運動に変換され、ピストン7がシ
リンダボア6内を摺動する。
【0042】前記フロントヘッド4内にはクランク室8
が形成され、このクランク室8内にはシャフト5の回転
に連動してヒンジボール(角度規制部材)9を中心に回
転する斜板(傾斜回転板)10が収容されている。
【0043】ヒンジボール9はシャフト5に摺動可能に
取り付けられ、シャフト5に対する斜板10の傾斜角度
を規制する。
【0044】このヒンジボールの中心O1は斜板10の
板部10cの中心O2よりもフロント側に位置してい
る。このとき、Amax、Amin、Bmax、Bmi
n、Dmax及びDmin間には、(Amax−Ami
n)>(Bmax−Bmin)>(Dmax−Dmi
n)の関係がある(図2及び図7参照)。
【0045】前記リヤヘッド3内には、吐出室12と、
吐出室12の周囲位置する吸入室13とが形成されてい
る。
【0046】バルブプレート2には、シリンダボア6の
圧縮室6aと吐出室12とを連通させる吐出ポート16
と、シリンダボア6の圧縮室6aと吸入室13とを連通
させる吸入ポート15とが、それぞれ周方向に所定間隔
おきに設けられている。
【0047】吐出ポート16は吐出弁17により開閉さ
れ、吐出弁17はバルブプレート2のリヤ側端面に弁押
え18とともにボルト19によって固定されている。
【0048】また、吸入ポート15は吸入弁21により
開閉され、吸入弁21はバルブプレート2のフロント側
端面に配設されている。
【0049】シャフト5のリヤ側端部はラジアル軸受2
4及びスラスト軸受25で支持され、シャフト5のフロ
ント側端部はラジアル軸受26で支持されている。
【0050】更に、吐出室12とクランク室8とを連通
させる連通路31の途中に設けられた圧力調整弁32に
よって吐出室12内とクランク室8内との圧力調整が行
われる。
【0051】シャフト5には、スラストフランジ(回転
部材)40が固定されるとともに、斜板10がヒンジボ
ール9を介して取り付けられている。ヒンジボール9は
シャフト5に摺動可能に装着されている。
【0052】スラストフランジ40と斜板10とはリン
ク機構42で連結され、このリンク機構42を介してシ
ャフト5の回転がスラストフランジ40から斜板10へ
と伝達される。
【0053】ヒンジボール9とスラストフランジ40と
の間には、コイルスプリング51が装着されている。
【0054】このコイルスプリング51は斜板10の傾
斜角が小さくなるように、ヒンジボール9をシリンダブ
ロック1側へ付勢する。
【0055】次に、可変容量型斜板式圧縮機の作動を説
明する。
【0056】図示しない車載エンジンの回転動力がシャ
フト5に伝達されると、シャフト5の回転力はスラスト
フランジ40に伝達される。
【0057】斜板10はスラストフランジ40の回転に
つれてヒンジボール9を中心としてスラストフランジ4
0と一体に回転運動する。
【0058】斜板10の回転運動はシュー11を介して
ピストン7に伝わり、ピストン7の直線往復運動に変換
される。
【0059】その結果、シリンダボア6内の圧縮室容積
が変化し、この容積変化によって冷媒ガスの吸入、圧縮
及び吐出が順次行われ、斜板10の傾斜角に応じた容量
の冷媒ガスが吐出される。
【0060】吸入時、吸入弁21が開き、吸入室21か
らシリンダボア6内の圧縮室6aへ低圧の冷媒ガスが吸
入される。
【0061】また、吐出時、吐出弁17が開き、圧縮室
6aから吐出室12へ高圧の冷媒ガスが吐出される。
【0062】冷房負荷が小さくなってクランク室8内の
圧力が上昇すると、斜板10の傾斜角が小さくなり、ピ
ストン7のストローク量が少なくなって吐出容量が減少
する。
【0063】冷房負荷が大きくなってクランク室8内の
圧力が低下すると斜板10の傾斜角が大きくなる。
【0064】斜板10の傾斜角が大きくなると、ピスト
ン7のストローク量が増えて吐出容量が大きくなる。
【0065】この実施形態の可変容量型斜板式圧縮機に
よれば、ヒンジボール9の中心O1が斜板10の重心O
3に近いので、静不釣り合い量が小さくなり、斜板10
(圧縮機)を重くすることなく高速回転時における車の
振動や音の発生を抑制することができ、リヤ側にウエイ
トを付加して斜板の重心位置をヒンジボールの中心に近
付けるより静不釣り合い量の調整を容易に行なうことが
できる。
【0066】また、(Amax−Amin)>(Bma
x−Bmin)>(Dmax−Dmin)の関係がある
ので、最大ストローク時と最小ストローク時との静不釣
り合い量の差が小さくなり、スラストフランジ40を含
めた回転体全体の静不釣り合いのバラツキを小さくでき
る(図7の直線c参照)。
【0067】図3は斜板の重心位置を説明する図であ
る。
【0068】この図は、ヒンジボールの中心O1を斜板
10の板部10cの中心O2よりもフロント側に位置さ
せる場合において、ヒンジボール9の中心を斜板10の
重心に一致させたときを示している。
【0069】このとき、静不釣り合い量がゼロとなるた
め、スラストフランジ40の質量を軽くすることがで
き、可変容量型斜板式圧縮機の一層の軽量化を図ること
ができる。
【0070】上記実施形態では本願発明をヒンジボール
9を用いた可変容量型斜板式圧縮機に適用したが、ヒン
ジボール9を用いない可変容量型斜板式圧縮機にも適用
することができる。
【0071】図4はこの発明の第2実施形態に係る可変
容量型斜板式圧縮機の縦断面図であり、第1実施形態と
同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0072】この実施形態は、シャフト5に軸方向へ摺
動可能なスライダ59とスライダ59の軸方向に直交す
るピン58とで角度規制部材を構成した点で、第1実施
形態と異なる。
【0073】斜板60はスライダ59とピン58とによ
って傾斜角度を可変とされ、貫通孔61によってシャフ
ト5に対する傾斜角度を規制されている。
【0074】このスライダ59の中心O1は斜板60の
板部60aの中心O2よりもフロント側に位置してい
る。
【0075】この実施形態によれば、第1実施形態と同
様の効果を奏する。
【0076】図5はこの発明の第3実施形態に係る可変
容量型斜板式圧縮機の縦断面図であり、第1実施形態と
同一部分には同一符号を付してその説明を省略する。
【0077】この実施形態は、斜板80に形成されたシ
ャフト挿入中心孔81によって角度規制部材を構成した
点で、第1実施形態と異なる。
【0078】シャフト挿入中心孔81はシャフト5に対
する斜板80の傾斜角度を規制する。
【0079】シャフト挿入中心孔81は斜板80の板部
80aの中心を絞り込み、フロント側及びリヤ側に向か
って大径となっている。
【0080】このシャフト挿入中心孔81の稜線81a
が形成する円の中心O1は斜板80の板部80aの中心
O2よりもフロント側に位置している。
【0081】この実施形態によれば、第1実施形態と同
様の効果を奏する。
【0082】また、シャフト挿入中心孔81の稜線81
aが形成する円の中心を斜板80の重心に一致させるこ
とによって、静不釣り合い量をゼロとして、スラストフ
ランジ40の質量を軽くすることができ、可変容量型斜
板式圧縮機の一層の軽量化を図ることができる。
【0083】なお、上述の実施形態では、可変容量型斜
板式圧縮機として斜板10,60,80がシャフト5と
一体に回転する可変容量型斜板式圧縮機を一例として述
べたが、これ以外にも例えば揺動板式圧縮機に本願発明
を適用することもできる。この場合、揺動板が本願発明
の傾斜回転板に対応する。
【0084】
【発明の効果】以上に説明したように請求項1又は3に
記載の発明の可変容量型斜板式圧縮機によれば、角度規
制部材の中心が傾斜回転板の重心に近づき、静不釣り合
い量が小さくなる。また、斜板の傾斜角に対して斜板の
重心が変化したとき、最大ストローク時と最小ストロー
ク時の静不釣り合い量の差が小さいので、回転部材を含
めた回転体全体の静不釣り合いのバラツキが小さくな
る。
【0085】請求項2又は4の発明の可変容量型斜板式
圧縮機によれば、回転部材質量を軽くすることができ、
圧縮機の一層の軽量化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明の第1実施形態に係る可変容量
型斜板式圧縮機の縦断面図である。
【図2】図2は斜板の重心位置を説明する図である。
【図3】図3は斜板の重心位置を説明する図である。
【図4】図4はこの発明の第2実施形態に係る可変容量
型斜板式圧縮機の縦断面図である。
【図5】図5はこの発明の第3実施形態に係る可変容量
型斜板式圧縮機の縦断面図である。
【図6】図6は従来の可変容量型斜板式圧縮機のシャフ
ト周りを示す断面図である。
【図7】図7は斜板傾斜角度に対する静不釣合いを説明
する図である。
【図8】図8は斜板の重心位置を説明する図である。
【符号の説明】
5 シャフト 7 ピストン 8 クランク室 9 ヒンジボール(角度規制部材) 10 斜板(傾斜回転板) 10c 板部 11 シュー 40 スラストフランジ(回転部材) 42 リンク機構 59 スライダ(角度規制部材) 58 ピン(角度規制部材) 81 シャフト挿入中心孔(角度規制部材)
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年2月27日(2001.2.2
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田辺 裕通 埼玉県大里郡江南町大字千代字東原39番地 株式会社ゼクセル空調内 Fターム(参考) 3H076 AA06 BB01 BB38 CC20 CC40

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャフトに固定され、前記シャフトと一
    体に回転する回転部材と、 リンク機構を介して前記回転部材に連結され、前記回転
    部材の回転につれて一体に回転する傾斜回転板と、 前記シャフトに摺動可能に取り付けられ、前記シャフト
    に対する前記傾斜回転板の角度を規制する角度規制部材
    と、 前記傾斜回転板の摺動面を相対的に回転するシューを介
    して前記傾斜回転板に連結され、前記傾斜回転板の回転
    につれてシリンダボア内を直線往復運動するピストンと
    を備え、 前記傾斜回転板が収容されるクランク室の圧力変化に応
    じて前記傾斜回転板の傾斜角が変化し、前記ピストンの
    ストローク量が変わる可変容量型斜板式圧縮機におい
    て、 前記角度規制部材の中心を前記傾斜回転板の板部の中心
    よりもフロント側に位置させたことを特徴とする可変容
    量型斜板式圧縮機。
  2. 【請求項2】 前記角度規制部材の中心を前記傾斜回転
    板の重心に一致させたことを特徴とする請求項1に記載
    の可変容量型斜板式圧縮機。
  3. 【請求項3】 シャフトに固定され、前記シャフトと一
    体に回転する回転部材と、 リンク機構を介して前記回転部材に連結され、前記回転
    部材の回転につれて一体に回転する傾斜回転板と、 前記傾斜回転板に形成され、前記シャフトが貫通し、前
    記シャフトに対する前記傾斜回転板の角度を規制するシ
    ャフト挿入中心孔と、 前記傾斜回転板の摺動面を相対的に回転するシューを介
    して前記傾斜回転板に連結され、前記傾斜回転板の回転
    につれてシリンダボア内を直線往復運動するピストンと
    を備え、 前記傾斜回転板が収容されるクランク室の圧力変化に応
    じて前記傾斜回転板の傾斜角が変化し、前記ピストンの
    ストローク量が変わる可変容量型斜板式圧縮機におい
    て、 前記シャフト挿入中心孔の稜線が形成する円の中心を前
    記傾斜回転板の板部の中心よりもフロント側に位置させ
    たことを特徴とする可変容量型斜板式圧縮機。
  4. 【請求項4】 前記シャフト挿入中心孔の稜線が形成す
    る円の中心を前記傾斜回転板の重心に一致させたことを
    特徴とする請求項3に記載の可変容量型斜板式圧縮機。
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