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JP2001239440A - マシニングセンタ - Google Patents

マシニングセンタ

Info

Publication number
JP2001239440A
JP2001239440A JP2000051372A JP2000051372A JP2001239440A JP 2001239440 A JP2001239440 A JP 2001239440A JP 2000051372 A JP2000051372 A JP 2000051372A JP 2000051372 A JP2000051372 A JP 2000051372A JP 2001239440 A JP2001239440 A JP 2001239440A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
detecting
axis direction
axis
spindle
tool
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000051372A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Watanabe
和男 渡辺
Hiroshi Kawachi
博司 川地
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Howa Machinery Ltd
Original Assignee
Howa Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Howa Machinery Ltd filed Critical Howa Machinery Ltd
Priority to JP2000051372A priority Critical patent/JP2001239440A/ja
Publication of JP2001239440A publication Critical patent/JP2001239440A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Automatic Control Of Machine Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱変形等の影響を受け難い、ワーク加工位置
の近くで少なくとも2軸方向の実際の主軸位置を検出
し、その主軸位置に基づき主軸のワーク加工位置を補正
し、高精度にワークの加工を行うことである。 【構成】 ベッド上の治具18に機械原点OからX,Y
軸方向に夫々基準距離Lx,Ly離れた位置にX,Y軸
磁気センサ24,25を設ける。マシニングセンタの主
軸にX,Y軸方向検出用磁石を設けた位置検出用工具を
装着する。各磁石を各磁石に対応したセンサ24,25
が検出したときの主軸の実移動距離L1x,L1yと基
準距離Lx,Lyとからずれ量Δx、Δyを求めてワー
ク座標原点O1を補正し、新たなワーク座標原点O2と
する。その新たなワーク座標原点O2に基づきワークW
を加工することで加工精度が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主軸とワークと
の相対距離を検出可能なマシニングセンタに関し、詳し
くは、検出した相対距離に基づいてワーク加工時の主軸
のワーク加工位置を補正可能なマシニングセンタに関す
る。
【0002】
【従来の技術】マシニングセンタ等の工作機械では、一
般的にコラムや主軸ヘッドを移動するためのモータに設
けられたパルスコーダや、移動方向に平行に設けられた
リニアスケール等の移動量測定手段を用いて、コラムや
主軸ヘッドの移動量を測定して工具を備えた主軸の位置
を検出している。しかし、前記移動量測定手段はワーク
の加工箇所から離れた位置に設けられており、熱変形に
よる治具の傾きやコラムの倒れ等が生じると、その影響
により移動量測定手段により測定された主軸の位置(工
具の位置)と実際の主軸の位置とではずれが発生する。
このために主軸と治具(ワーク加工箇所)との相対距離
の測定精度が低下する問題がある。
【0003】このような問題を解決するために、ワーク
の近くで工具の位置を検出し、熱変形等の影響を受けず
に工具の位置を測定できるようにしたものがある。この
ようなものとして、特開昭60−123255号に開
示のものがある。これは、被加工物であるワークを固定
した治具に検出手段である磁気センサを固定し、磁気セ
ンサにより工具ホルダに固定した磁石を検出して主軸に
備えられた刃具(工具)位置を検出するようになってい
る。刃具を被加工物に向うZ軸方向へ(スピンドルの軸
線方向へ)前進し、磁気センサが磁石を検出した位置を
加工原点とし、この加工原点から刃具のZ軸方向の送り
量を測定することで正確な工具位置の検出を行ってい
る。
【0004】また、特開平1−193115号に開示
のものでは、ワークが載置される治具上に検出手段を設
け、この検出手段に工具の先端を接触させて工具の先端
と治具の上面との距離を求めてワークを加工する際の加
工原点としている。この加工原点は、治具の上面と検出
手段の上面との距離と、工具先端が検出手段に接触した
ときの工具移動量とから算出され、工具先端と治具上面
との距離位置を加工原点として座標を設定し、ワークに
向けて移動する工具の正確な工具位置が検出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の技術のもの
では、工具がワークへ向けて送られたときの工具進行方
向であるZ軸方向の位置のみの検出であるので、特定の
1軸方向のみの加工、例えば孔を穿設するような加工に
おいて、正確な加工深さで加工を行いたい場合には高精
度に行える。しかし、マシニングセンタのような主軸を
夫々直交するX、Y、Z軸の3軸方向に送る工作機械で
は、ワーク加工時に所定の位置に設定された原点から主
軸をX、Y軸方向のワーク加工位置に正確に送る必要も
あるので、主軸のX、Y軸方向位置も高精度に検出しな
ければならず、Z軸方向の位置検出のみでは、X、Y軸
方向のワーク加工位置精度が熱変形等の影響を受けてお
り、正確なワーク加工位置に主軸を位置することが困難
である。そのため、ワークをより精度良く加工するのに
限界がある。この発明の課題は、熱変形等の影響を受け
難いワーク加工箇所の近くで主軸の位置を検出し、その
主軸位置の検出に基づいて、正確なワーク加工位置に主
軸を位置することで精度の高いワーク加工を行えるマシ
ニングセンタを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願では、先端に工具を
備えた主軸の位置をワーク近くで検出可能なマシニング
センタにおいて、主軸位置を少なくとも直交する2軸方
向で検出可能であることを特徴とする(請求項1)。こ
れによれば、ワークと主軸との相対的なワーク加工位置
を正確に検出することができる。
【0007】主軸ヘッドの治具側には被検出手段または
被検出手段を検出する検出手段のいずれか一方の手段を
設け、治具には機械原点から各軸方向の夫々に所定の基
準距離離れた各軸方向基準位置に他方の手段を設けた
(請求項2)。これによれば、主軸位置の検出の際に
は、一方の手段を設けた主軸先端部分や主軸ヘッド先端
部分が治具近くに位置することになるので、主軸から離
れた場所で主軸の位置(移動量)を測定する場合に比べ
て、熱変形等による影響を受けない正確な検出が行え
る。
【0008】好適には、主軸を機械原点から少なくとも
2方向の各軸方向基準位置に向けて移動したときの、各
軸方向における主軸の実移動距離を夫々検出し、それら
の実移動距離と各基準距離とのずれ量に基づいて、ワー
ク加工時における主軸位置を補正するように構成した
(請求項3)。主軸のワークに対する相対的な移動状態
で被検出手段を検出手段で検出するので検出精度が高
く、高精度に変位を補正できる。
【0009】前記被検出手段は、少なくとも主軸のX軸
方向移動とY軸方向移動とを検出するための検出体であ
るX軸方向検出用磁石とY軸方向検出用磁石とを備え、
検出手段は、X軸方向検出用磁石とY軸方向検出用磁石
とに夫々対応する、X軸方向検出用磁石を検出するX軸
磁気センサと、Y軸方向検出用磁石を検出するY軸磁気
センサである(請求項4)。
【0010】更に前記被検出手段は位置検出用工具であ
り、位置検出用工具を主軸に交換可能に備え、治具に検
出手段を設けた(請求項5)。主軸に位置検出用工具を
備えることで、通常の工具を主軸に備えた通常の加工時
とほぼ同じ状態で位置を検出できて好適である。
【0011】より具体的には、先端に工具を備えた主軸
の位置をワーク近くで検出可能なマシニングセンタにお
いて、主軸に位置検出用工具を交換可能に備え、位置検
出用工具の先端部分に主軸のX軸方向移動を検出するた
めのX軸方向検出用磁石とY軸方向移動を検出するため
のY軸方向検出用磁石とを設け、治具に、機械原点から
所定のX軸方向基準距離のX軸基準位置にX軸方向検出
用磁石を検出するX軸磁気センサを設け、機械原点から
所定のY軸方向基準距離のY軸基準位置にY軸方向検出
用磁石を検出するY軸磁気センサを設け、主軸を機械原
点から各基準位置に向けて移動したときのX、Y軸方向
の主軸の実移動距離と各基準距離とのずれ量を夫々求
め、その各X、Y軸方向ずれ量に基づき、機械原点から
所定の位置に設定された、ワーク加工時にワーク加工位
置の原点となるワーク座標原点を補正するように構成し
た(請求項6)。これによれば、主軸位置の絶対的な基
準となる機械原点とは別にワーク加工時のワーク座標原
点を設定し、ワーク座標原点に基づいて設定された加工
位置に主軸を移動してワークを加工するので、そのワー
ク座標原点を補正すれば加工位置も補正されて好適であ
る。また、このワーク座標原点に基づいて加工位置が設
定されていることにより、図面上に記載された寸法値と
マシニングセンタに入力された寸法値がそのまま対応し
ているので、加工位置を補正するための演算が不要であ
り、また、寸法の確認が容易に行える。
【0012】位置検出用工具はその先端部分に検出体を
設けてあり、その検出体が位置検出用工具の中心軸線上
に位置している(請求項7)。これによれば、主軸に工
具を取り付ける際に、その工具を備える工具ホルダと主
軸との間で僅かに回転が許容されていても、検出体の取
付位置が常に中心軸線上にあるので正確な検出を行え
る。
【0013】
【発明の実施の形態】本願発明の実施の形態について図
1から図6に基づいて説明する。マシニングセンタ(工
作機械)1は、例えば特許第2980028号に開示の
ものと略同様のものであり、マシニングセンタ1のベッ
ド2上には、モータM1によりZ軸(前後)方向(図1
において左右方向)に移動可能にスライダ(Z軸可動
台)3が設けられている。スライダ3には、モータM2
によりX軸(左右)方向(図1において紙面と垂直方
向)に移動可能なコラム4が設けられている。コラム4
には、工具5を装着する主軸6が回転可能に支持された
主軸ヘッド7がモータM3によりY軸(上下)方向(図
1において上下方向)に移動可能に設けられている。
【0014】また、ベッド2上面には支柱8が立設さ
れ、この支柱8の上端にマガジン支持ベース9が設けら
れ、コラム4の上方に位置している。このマガジン支持
ベース9には工具交換装置(ATC装置)10が設けら
れている。工具交換装置10は、アーム装置11と工具
マガジン12と移送装置13とから構成されており、工
具マガジン12と主軸6との間で夫々の工具5を備えた
工具ホルダ14を交換する。アーム装置11は、マガジ
ン支持ベース9の下面に、コラム4の頂部との間に僅か
な隙間を持って一体に装着してあり、工具交換アーム1
5を旋回可能に備えている。工具マガジン12は、マガ
ジン支持ベース9の上面に設けられたマガジンベース1
6上に装備されている。工具マガジン12は、旋回割出
しされるマガジンプレート17を備え、マガジンプレー
ト17には、工具5を保持した工具ホルダ14が多数具
備されている。移送装置13は、アーム装置11と工具
マガジン12との間でマガジンベース16内側に配置さ
れている。移送装置13は、工具マガジン12で割出さ
れた工具ホルダ14を工具交換アーム15が主軸6の工
具ホルダ14と交換可能な位置に移送し、交換された工
具ホルダ14を工具マガジン12に戻すようになってい
る。
【0015】また、ベッド2上には治具18が設けられ
ている。治具18は図2、図3に示すように中央に加工
用孔19が設けられている。治具18の四隅には、クラ
ンプシリンダ20が夫々設けられており、これらのクラ
ンプシリンダ20により図3に示すように治具18の一
方側でパレット21を把持している。パレット21に
は、ワーク(被加工物)Wを交換可能に固定してあり、
ワークWの加工箇所と対応して図示しない加工用の貫通
孔が形成されている。
【0016】また、治具18の他方側には、図3に示す
ようにXセンサ取付部材22とYセンサ取付部材23と
が突設されている。このXセンサ取付部材22とYセン
サ取付部材23とは、検出手段であるX軸磁気センサ2
4とY軸磁気センサ25が夫々取り付けられたとき、X
軸磁気センサ24が機械原点Oから所定のX軸方向に基
準距離Lx離れたX軸基準位置に設けられ、Y軸磁気セ
ンサ25が機械原点Oから所定のY軸方向に基準距離L
y離れたY軸基準位置に設けられるように、図2におい
てXセンサ取付部材22は上枠26の左方部分に設けら
れ、Yセンサ取付部材23は左枠27の上方部分に設け
られている。尚、本願実施の形態では、主軸6の工具5
と工具マガジン12の工具5とを交換可能な、主軸6が
位置する工具交換位置を機械原点Oとしている。
【0017】主軸6に備えられる被検出手段である位置
検出用工具28は、図4に示すように工具ホルダ14の
先端側に検出体であるX軸方向検出用磁石29とY軸方
向検出用磁石30とが設けられた円柱状の検出体取付部
材31が取り付けられて構成されている。検出体取付部
材31先端側のX軸方向検出用磁石29の取付部分31
aは、断面が工具ホルダ14の中心軸線Cを含まない略
半円形状をしており、その半円部分のZ−X平面32に
X軸磁気センサ24に検出されるX軸方向検出用磁石2
9が取付けられている。X軸方向検出用磁石29のX軸
磁気センサ24と対向する面33は、工具ホルダ14の
中心軸線Cを含む位置にある。
【0018】また、X軸方向検出用磁石29の取付部分
31aの先端には一体に断面略半円形でZ−X平面32
に直交するY−Z平面34が形成されたY軸方向検出用
磁石30の取付部分31bとなっており、Y−Z平面3
4にY軸磁気センサ25に検出されるY軸方向検出用磁
石30が取付けられ、Y軸方向検出用磁石30のY軸磁
気センサ25と対向する面35は、工具ホルダ14の中
心軸線Cを含む位置にある。これらX、Y軸方向検出用
磁石29,30のセンサ24,25との対向面33,3
5が中心軸線Cを含むことにより、工具ホルダ14と主
軸6の間で工具交換の際に僅かに相対回動可能すること
があっても、磁石29,30のセンサ24,25によっ
て検出される位置は回動の影響を受けず、センサ24,
25により磁石29,30の同一箇所を常に検出できて
正確な検出を行える。
【0019】マシニングセンタ1の数値制御装置36
は、主軸位置検出手段37と比較算出手段38とワーク
座標原点補正手段39と記憶部40と数値制御部41と
を備えている。記憶部40は、X軸磁気センサ24のX
軸方向の基準距離LxとY軸磁気センサ25のY軸方向
の基準距離Lyと、ワーク加工時にワーク加工位置の原
点となる機械原点Oから所定の位置にあるワーク座標原
点O1や、ワーク座標原点O1を基準にしてワークWの
加工位置の座標等が設定記憶される。数位置制御部41
は、主軸6の移動や工具交換装置10等を駆動制御して
ワークWの加工を行う。
【0020】主軸位置検出手段37には、前記Xセンサ
取付部材22とYセンサ取付部材23とに夫々設けられ
るX軸磁気センサ24とY軸磁気センサ25とが連結さ
れている。また、主軸位置検出手段37には、前記モー
タM2、モータM3夫々の回転に対応してパルスを発す
る各パルスコーダ42、43が連結されている。主軸位
置検出手段37は、各X、Y軸磁気センサ24,25よ
り夫々X、Y軸方向検出用磁石29,30が検出された
ときの各パルスコーダ42,43からのパルス数から主
軸位置つまり機械原点OからX、Y軸磁気センサ24,
25までの主軸6のX、Y軸方向実移動距離L1x、L
1yを測定する。測定した各軸方向の実移動距離L1
x、L1yは比較算出手段38に出力される。尚、X、
Y軸方向実移動距離L1x、L1yを測定するのにパル
スコーダ42,43に変えて、X、Y軸方向に夫々設け
たリニアスケールと組み合わせて測定するようにしても
良い。
【0021】比較算出手段38は、X軸方向の基準距離
LxとY軸方向の基準距離Lyとを主軸6のX、Y軸方
向実移動距離L1x、L1yと比較し、X、Y軸方向の
基準距離Lx、LyとX、Y軸方向実移動距離L1x、
L1yとのずれ量Δx、Δyを算出し、そのずれ量Δ
x、Δyを記憶部40に出力して記憶部40に記憶さ
せ、ずれ量Δx、Δyを補正量としてワーク座標原点補
正手段39に出力する。
【0022】ワーク座標原点補正手段39は、ワーク座
標原点O1を比較算出手段38によって算出されたずれ
量Δx、Δyに基づいて補正し、新たなワーク座標原点
O2として記憶部40に設定記憶する。
【0023】次に作用について説明する。図6は1つの
ワークの加工プログラムを示すフローチャートであり、
このフローチャートに従ってマシニングセンタ1でワー
クWの1サイクルの加工が行われる。マシニングセンタ
1が起動されワークWの加工が開始されると、ステップ
S1の補正判別手段でワーク座標原点O1を補正するか
どうか判断される。このステップS1では、記憶部40
に設定された適当なワークWの加工を開始してからの経
過時間、例えば、マシニングセンタ1での1つのワーク
Wの1加工サイクル毎や、あるいは適当な個数のワーク
Wを加工した複数サイクル時間毎や、または、ワークW
の加工工程において次加工が高精度の加工である場合
や、適当な回数の工具交換を行った後等であるかによ
り、主軸6と治具18(ワークW)との相対的なずれ量
Δx、Δyを補正するかどうかが判断される。
【0024】以下本願実施の形態では、ステップS1
で、ワークWの加工を開始してからの経過時間により補
正されるかどうか判断されるとする。先ず、マシニング
センタ1の起動直後ではステップS1でYes(ワーク
座標原点O1を補正する)と判断され、次にステップS
2に進み、主軸6が工具交換位置である機械原点Oに移
動し、主軸6に装着されていた切削工具5が工具交換装
置10により位置検出用工具28に交換される。このと
き主軸6は定位置停止されている。
【0025】次にステップS3で、主軸6が図2に示す
X軸磁気センサ24の近傍の位置X1に工具交換位置O
から高速に送られる。そして位置X1からX軸磁気セン
サ24に向けて低速で送られ、位置X2で停止される。
このとき主軸6の移動により、位置検出用工具28のX
軸方向検出用磁石29がX軸磁気センサ24に対向し、
そのときX軸磁気センサ24がX軸方向検出用磁石29
を検出する。X軸方向検出用磁石29が検出されるとX
軸磁気センサ24からの検出信号が主軸位置検出手段3
7に入力され、また、この時点でのモータM2に対応し
たパルスコーダ42からのパルスが計数されて、このパ
ルス数から主軸6の機械原点Oから変位したX軸磁気セ
ンサ24までのX軸方向の実移動距離L1xが測定され
る。
【0026】次にステップS4で、主軸6が位置X2か
らY軸磁気センサ25の近傍の位置Y1に早送りで送ら
れる。そして前記ステップS5と略同様に位置検出用工
具28がY軸磁気センサ25に向けて位置Y2まで送ら
れる。そして、Y軸方向検出用磁石30がY軸磁気セン
サ25に検出されると、Y軸磁気センサ25からの検出
信号と、その時のモータM3のパルス数とから主軸位置
検出手段37により主軸6の機械原点Oから変位したY
軸磁気センサ25までのY軸方向の実移動距離L1yが
測定される。
【0027】次にステップS5で、比較算出手段38で
ステップS3、S4で測定された各実移動距離L1x、
L1yからずれ量Δx、Δyが算出され記憶部40に記
憶され、ステップS6で、ワーク座標原点補正手段39
により、ステップS5で算出されたX、Y軸方向のずれ
量Δx、Δyに基づき機械原点Oに対するワーク座標原
点O1のX座標とY座標とが補正され、ワーク座標原点
O1の座標値を新たにワーク座標原点O2の座標値とし
て、記憶部40に記憶される。このとき補正される機械
原点Oからワーク座標原点までの座標値の補正量は、ず
れ量Δx、Δyに比例して算出される。次にステップS
7で、主軸6が工具交換位置Oに移動し、主軸6に装着
されていた位置検出用工具28が工具交換装置10によ
り通常の切削工具5に交換される。次にステップS8
で、新たなワーク座標原点O2に基づいてワークWの加
工が行われ終了する。
【0028】このワークWの加工が終了すると、新たな
ワークWがマシニングセンタ1の治具18に固着され、
再び加工プログラムにより加工が開始される。ワーク加
工始めの数個のワークWの加工工程では、主軸6と治具
18(ワークWの加工位置)との相対的なずれ量Δx、
Δyは変化しやすい。このためワーク加工始めの数個の
ワークWでは、1サイクルの終了時毎にステップS1で
Yesと判断され、前記と同様に、ステップS1からス
テップS8が繰り返され、ワーク座標原点O1がこの加
工工程での新たなワーク座標原点O2とされてワークW
を加工する。
【0029】そして、加工開始から数個のワークWが加
工終了した後では、新たなワークWを加工する毎にずれ
量Δx、Δyが算出されるのではなく、複数回の(例え
ば2回とか3回という)加工サイクル毎にずれ量Δx、
Δyが算出される。このとき先ず、ステップS1でYe
sと判断されて前記同様にステップS1からステップS
8が繰り返され、ワークWが加工される。そして次の新
しいワークWの加工となると、ステップS1でNoと判
断されてステップS9に進み、複数の加工サイクルにお
いて最初の加工サイクル開始時に算出されたずれ量Δ
x、Δyつまり前回算出されたずれ量Δx、Δytが記
憶部40から呼び出され、ステップS6に進む。ステッ
プS6では前回算出されたずれ量Δx、Δyに基づきワ
ーク座標原点がO1からO2に補正される。次にステッ
プS7からステップS8に進み、加工が終了する。以降
設定された複数の加工サイクルが終了するまでステップ
S1、ステップS6〜S9を繰り返す。そして、複数の
加工サイクルが終了すると再びステップS1からステッ
プS5でずれ量Δx、Δyが新しく算出され、ステップ
S6でそのずれ量Δx、Δyに基づいてワーク座標原点
が補正されてステップS7,S8によりワークWが加工
され、次のワークWの加工では前記同様にステップS
1、ステップS6〜S9を繰り返す。
【0030】前述のように、主軸6の変位の影響を取り
除いてワーク加工を行えるので、精度の高いワーク加工
を行える。また、ワーク加工時にワーク加工位置に対す
る加工原点となるワーク座標原点O1を補正すること
で、コラム4の倒れや送りネジの伸長等の影響を受けて
加工位置がずれたとしても、ワークWの加工位置座標
が、ワーク座標原点O1を基準として入力されているの
で、その座標値は補正されることなくそのまま加工時に
使用され、ワークWの加工位置座標を演算し直す必要が
なく、ずれ量Δx、Δyに基づいてワーク加工位置座標
を算出するためのプログラムを作成する必要もなく、加
工位置座標は入力時の寸法値のまま数値制御装置に表示
され確認も容易にできる。また、主軸6のワーク加工位
置に対する変位の補正は、ずれ量が変化しやすいワーク
加工始めの数サイクルではワークが交換されるたびに行
い、その後は複数サイクル毎に行うと、サイクルタイム
(タクト)を短縮できて好適である。
【0031】尚、ずれ量検出に位置検出用工具28を用
いたが、主軸ヘッド7の先端部分に磁石を一体的に設け
てずれ量を検出するようにしても良い。また、Z軸方向
検出用磁石とZ軸磁気センサを設けてZ軸方向のずれ量
も含めて検出できるようにしても良い。また、被検出手
段と検出手段とは、磁石と磁気センサに限定されるもの
ではなく、他の手段を用いても良い。
【0032】
【発明の効果】以上のように本願発明では、主軸位置を
ワーク近くで少なくとも直交する2軸方向で検出するの
で、主軸から離れた場所で主軸の位置を測定する場合に
比べて、熱変形等による影響を受けない正確な検出が行
えると共に、1軸方向のみ検出する従来のものと異な
り、検出した2軸方向の主軸位置からずれ量を求めて補
正し、正確なワーク加工位置に主軸を位置させることが
できるという優れた効果が得られる。これによって、高
精度のワーク加工を行える。
【0033】また、位置検出用工具を主軸に備えて、こ
れを治具に設けた検出手段によって検出することで、通
常の工具を主軸に備えた通常の加工時と略同じ状態で位
置を検出できて好適である。
【0034】また、主軸位置の絶対的な基準となる機械
原点とは別にワーク加工時のワーク座標原点を設定し、
ワークの加工時にはワーク座標原点を補正すれば、ワー
ク座標原点を基準にして入力されたワーク加工のための
寸法値を補正しなくて良く、そのため加工位置を補正す
るための演算が不要となると共に入力した加工位置の確
認も容易である。
【0035】更に、位置検出用工具に設けた検出体が主
軸回転軸線上に位置するので、工具ホルダと主軸とでは
工具交換の際に僅かに相対回動可能となっているが、正
確な検出を行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願マシニングセンタの側面図である。
【図2】図1のII視図である。
【図3】図2のIII−III線断面図である。
【図4】位置検出用工具を示す説明図である。
【図5】マシニングセンタの要部構成を示す説明図であ
る。
【図6】ワークの加工プログラムを示すフローチャート
図である。
【符号の説明】
1 マシニングセンタ 5 工具 6 主軸 7 主軸ヘッド 18 治具 24 X軸磁気センサ 25 Y軸磁気センサ 28 位置検出用工具 29 X軸方向検出用磁石 30 Y軸方向検出用磁石 C 中心軸線 Lx X軸方向基準距離 Ly Y軸方向基準距離 L1x X軸方向実移動距離 L1y Y軸方向実移動距離 Δx X軸方向ずれ量 Δy Y軸方向ずれ量 O 機械原点 O1 ワーク座標原点 W ワーク

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端に工具を備えた主軸の位置をワーク
    近くで検出可能なマシニングセンタにおいて、主軸位置
    を少なくとも直交する2軸方向で検出可能であることを
    特徴とするマシニングセンタ。
  2. 【請求項2】 主軸ヘッドの治具側には被検出手段また
    は被検出手段を検出する検出手段のいずれか一方の手段
    を設け、治具には機械原点から各軸方向の夫々に所定の
    基準距離離れた各軸方向基準位置に他方の手段を設けた
    ことを特徴とする請求項1記載のマシニングセンタ。
  3. 【請求項3】 主軸を機械原点から少なくとも2方向の
    各軸方向基準位置に向けて移動したときの、各軸方向に
    おける主軸の実移動距離を夫々検出し、それらの実移動
    距離と各基準距離とのずれ量に基づいて、ワーク加工時
    における主軸位置を補正するように構成したことを特徴
    とする請求項2記載のマシニングセンタ。
  4. 【請求項4】 被検出手段は、少なくとも主軸のX軸方
    向移動とY軸方向移動とを検出するための検出体である
    X軸方向検出用磁石とY軸方向検出用磁石とを備え、検
    出手段は、X軸方向検出用磁石とY軸方向検出用磁石と
    に夫々対応する、X軸方向検出用磁石を検出するX軸磁
    気センサと、Y軸方向検出用磁石を検出するY軸磁気セ
    ンサであることを特徴とする請求項2または3記載のマ
    シニングセンタ。
  5. 【請求項5】 被検出手段は位置検出用工具であり、位
    置検出用工具を主軸に交換可能に備え、治具に検出手段
    を設けたことを特徴とする請求項2から4何れか1項記
    載のマシニングセンタ。
  6. 【請求項6】 先端に工具を備えた主軸の位置をワーク
    近くで検出可能なマシニングセンタにおいて、主軸に位
    置検出用工具を交換可能に備え、位置検出用工具の先端
    部分に主軸のX軸方向移動を検出するためのX軸方向検
    出用磁石とY軸方向移動を検出するためのY軸方向検出
    用磁石とを設け、治具に、機械原点から所定のX軸方向
    基準距離のX軸基準位置にX軸方向検出用磁石を検出す
    るX軸磁気センサを設け、機械原点から所定のY軸方向
    基準距離のY軸基準位置にY軸方向検出用磁石を検出す
    るY軸磁気センサを設け、主軸を機械原点から各基準位
    置に向けて移動したときのX、Y軸方向の主軸の実移動
    距離と各基準距離とのずれ量を夫々求め、その各X、Y
    軸方向ずれ量に基づき、機械原点から所定の位置に設定
    された、ワーク加工時にワーク加工位置の原点となるワ
    ーク座標原点を補正するように構成したことを特徴とす
    るマシニングセンタ。
  7. 【請求項7】 位置検出用工具はその先端部分に検出体
    を設けてあり、その検出体が位置検出用工具の中心軸線
    上に位置していることを特徴とする請求項5または6記
    載のマシニングセンタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100718943B1 (ko) 2006-05-29 2007-05-16 한국생산기술연구원 자석을 이용한 조립 장치 및 방법
CN111090259A (zh) * 2018-10-23 2020-05-01 广州锐智恒软件有限公司 用于检验和校正数控系统中工件旋转轴坐标偏差的方法
CN111552231A (zh) * 2020-04-03 2020-08-18 中国航发哈尔滨东安发动机有限公司 单机免算点自动找正的加工方法

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