JP2001238480A - インバータ装置およびこれを使用した電気洗濯機 - Google Patents
インバータ装置およびこれを使用した電気洗濯機Info
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- JP2001238480A JP2001238480A JP2000042248A JP2000042248A JP2001238480A JP 2001238480 A JP2001238480 A JP 2001238480A JP 2000042248 A JP2000042248 A JP 2000042248A JP 2000042248 A JP2000042248 A JP 2000042248A JP 2001238480 A JP2001238480 A JP 2001238480A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電動機の負荷が大きい場合でも、電機子巻線
に生じる逆起電力波形を確実に検知して電動機を駆動す
る。 【解決手段】 インバータ回路3を構成するスイッチン
グ手段3a〜3fをオンオフ制御する制御手段8と、電
機子巻線4a〜4cの印加電圧を制御する印加電圧制御
手段9と、電機子巻線4a〜4cの端子電圧を検知する
電圧検知手段5と、電圧検知手段5の出力と基準電圧を
比較する比較手段7と、基準電圧を設定する基準電圧設
定手段6を設け、電動機4を同期電動機として制御する
とともに、起動時に電動機4が所定速度になると、印加
電圧制御手段9が一定期間、電機子巻線4a〜4cの印
加電圧を所定値に制御し、制御手段8は比較手段7の出
力に応じてスイッチング手段3a〜3fをオンオフ制御
するようにしたものである。
に生じる逆起電力波形を確実に検知して電動機を駆動す
る。 【解決手段】 インバータ回路3を構成するスイッチン
グ手段3a〜3fをオンオフ制御する制御手段8と、電
機子巻線4a〜4cの印加電圧を制御する印加電圧制御
手段9と、電機子巻線4a〜4cの端子電圧を検知する
電圧検知手段5と、電圧検知手段5の出力と基準電圧を
比較する比較手段7と、基準電圧を設定する基準電圧設
定手段6を設け、電動機4を同期電動機として制御する
とともに、起動時に電動機4が所定速度になると、印加
電圧制御手段9が一定期間、電機子巻線4a〜4cの印
加電圧を所定値に制御し、制御手段8は比較手段7の出
力に応じてスイッチング手段3a〜3fをオンオフ制御
するようにしたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、永久磁石を有する
回転子を備えた電動機を駆動するインバータ装置および
このインバータ装置を備えた電気洗濯機に関するもので
ある。
回転子を備えた電動機を駆動するインバータ装置および
このインバータ装置を備えた電気洗濯機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来のインバータ装置の主要部回路構成
図を図11に示す。交流電源1は整流回路2に接続し、
整流回路2はインバータ回路3に直流電源を供給し、イ
ンバータ回路3の出力端子は電動機4に接続している。
図を図11に示す。交流電源1は整流回路2に接続し、
整流回路2はインバータ回路3に直流電源を供給し、イ
ンバータ回路3の出力端子は電動機4に接続している。
【0003】整流回路2はダイオードブリッジ2aと平
滑用の二つのコンデンサ2b、2cの直列回路により倍
電圧整流回路の構成となっている。
滑用の二つのコンデンサ2b、2cの直列回路により倍
電圧整流回路の構成となっている。
【0004】インバータ回路3は高電位側のスイッチン
グ手段3a、3b、3cと低電位側のスイッチング手段
3d、3e、3fにより三相六石の構成としている。ス
イッチング手段3a〜3fは高周波スイッチングと大電
流容量に対応可能なIGBTと逆接続ダイオードの並列
回路で構成されている。
グ手段3a、3b、3cと低電位側のスイッチング手段
3d、3e、3fにより三相六石の構成としている。ス
イッチング手段3a〜3fは高周波スイッチングと大電
流容量に対応可能なIGBTと逆接続ダイオードの並列
回路で構成されている。
【0005】電動機4は永久磁石4dを有する回転子と
三つの電機子巻線4a〜4cにより構成される三相巻線
を有する固定子により構成されている。
三つの電機子巻線4a〜4cにより構成される三相巻線
を有する固定子により構成されている。
【0006】電圧検知手段41は少なくとも二つの抵抗
とコンデンサからなる分圧回路41a、41b、41c
が電機子巻線4a〜4cの各端子に接続されて構成され
ている。
とコンデンサからなる分圧回路41a、41b、41c
が電機子巻線4a〜4cの各端子に接続されて構成され
ている。
【0007】基準電圧設定手段42は、同じ定数を有す
る少なくとも三つの抵抗42a、42b、42cをスタ
ー結線し、各抵抗のもう一方の端子を電機子巻線4a〜
4cの各端子に接続した仮想中定点回路42dと、仮想
中性点回路42dの中性点電圧を分圧する少なくとも二
つの抵抗とコンデンサで構成された分圧回路42eによ
り構成されている。
る少なくとも三つの抵抗42a、42b、42cをスタ
ー結線し、各抵抗のもう一方の端子を電機子巻線4a〜
4cの各端子に接続した仮想中定点回路42dと、仮想
中性点回路42dの中性点電圧を分圧する少なくとも二
つの抵抗とコンデンサで構成された分圧回路42eによ
り構成されている。
【0008】比較手段43は、電圧検知手段41の出力
値と基準電圧設定手段42の出力値を比較する三つのコ
ンパレータ43a、43b、43cにより構成されてお
り、ハイまたはローの論理を出力する。
値と基準電圧設定手段42の出力値を比較する三つのコ
ンパレータ43a、43b、43cにより構成されてお
り、ハイまたはローの論理を出力する。
【0009】制御手段44はマイクロコンピュータや複
数の論理回路で構成されており、比較手段43の論理出
力の組み合わせに応じて所定のスイッチング手段3a〜
3fを電気角で120度の期間オンオフ制御する。
数の論理回路で構成されており、比較手段43の論理出
力の組み合わせに応じて所定のスイッチング手段3a〜
3fを電気角で120度の期間オンオフ制御する。
【0010】印加電圧制御手段45は制御手段44を構
成するマイクロコンピュータ内に設けられており、スイ
ッチング手段3a〜3fのオン期間中の通電比を制御す
ることで、電機子巻線4a〜4cの印加電圧の平均値を
制御している。つまり、パルス幅変調により電動機4の
印加電圧を制御している。
成するマイクロコンピュータ内に設けられており、スイ
ッチング手段3a〜3fのオン期間中の通電比を制御す
ることで、電機子巻線4a〜4cの印加電圧の平均値を
制御している。つまり、パルス幅変調により電動機4の
印加電圧を制御している。
【0011】図12は電動機4の駆動制御のタイムチャ
ートを示している。(a)はインバータ回路3より出力
される電力の出力周波数を示している。(b)は印加電
圧制御手段45によって制御される電機子巻線4a〜4
cの印加電圧の平均値を示している。
ートを示している。(a)はインバータ回路3より出力
される電力の出力周波数を示している。(b)は印加電
圧制御手段45によって制御される電機子巻線4a〜4
cの印加電圧の平均値を示している。
【0012】図12を用いて図11のインバータ装置の
動作を説明する。t0で、電動機4の運転開始がなされ
ると、t0〜t1の期間、印加電圧v0でスイッチング
手段3aと3eをオンし、電機子巻線4a、4bに電力
供給する。これにより、電機子巻線4a、4bにN極ま
たはS極の磁界が生じ、永久磁石4dのS極、N極が吸
引され、電機子巻線4a〜4cに対する永久磁石4dの
相対的な位置が確定する。
動作を説明する。t0で、電動機4の運転開始がなされ
ると、t0〜t1の期間、印加電圧v0でスイッチング
手段3aと3eをオンし、電機子巻線4a、4bに電力
供給する。これにより、電機子巻線4a、4bにN極ま
たはS極の磁界が生じ、永久磁石4dのS極、N極が吸
引され、電機子巻線4a〜4cに対する永久磁石4dの
相対的な位置が確定する。
【0013】t1からは、電動機4を同期電動機として
駆動するために、制御手段44はスイッチング手段3a
〜3fをオンオフ制御する。この時、制御手段44はス
イッチング手段3a〜3fがそれぞれ電気角で120度
の期間オンするように制御している。これにより、イン
バータ回路3の出力周波数に比例した回転磁界が電機子
巻線4a〜4cに発生し、永久磁石4dの磁界との間に
生じる電磁力により前記回転子を回転駆動する。t1か
らt2の期間において、制御手段44はインバータ3の
出力周波数が増加するようにスイッチング手段3a〜3
fを制御する。印加電圧制御手段45は、電機子巻線4
a〜4cの印加電圧の平均値が増加するようにスイッチ
ング手段3a〜3fの通電比を制御する。
駆動するために、制御手段44はスイッチング手段3a
〜3fをオンオフ制御する。この時、制御手段44はス
イッチング手段3a〜3fがそれぞれ電気角で120度
の期間オンするように制御している。これにより、イン
バータ回路3の出力周波数に比例した回転磁界が電機子
巻線4a〜4cに発生し、永久磁石4dの磁界との間に
生じる電磁力により前記回転子を回転駆動する。t1か
らt2の期間において、制御手段44はインバータ3の
出力周波数が増加するようにスイッチング手段3a〜3
fを制御する。印加電圧制御手段45は、電機子巻線4
a〜4cの印加電圧の平均値が増加するようにスイッチ
ング手段3a〜3fの通電比を制御する。
【0014】t2では、インバータ3の出力周波数が所
定値f1になる。つまり、電動機4が同期はずれを起こ
していない場合は、電動機4が所定周波数f1に比例し
た速度で回転している。この時、電機子巻線4a〜4c
の印加電圧の平均値はv6になる。t2からは、制御手
段44は比較手段43が出力した論理に応じてスイッチ
ング手段3a〜3fをオンオフ制御する。印加電圧制御
手段45は電機子巻線4a〜4cの印加電圧の平均値が
増加するように、スイッチング手段3a〜3fの通電比
を制御する。従って、電動機4をブラシレスDCモータ
として制御する。
定値f1になる。つまり、電動機4が同期はずれを起こ
していない場合は、電動機4が所定周波数f1に比例し
た速度で回転している。この時、電機子巻線4a〜4c
の印加電圧の平均値はv6になる。t2からは、制御手
段44は比較手段43が出力した論理に応じてスイッチ
ング手段3a〜3fをオンオフ制御する。印加電圧制御
手段45は電機子巻線4a〜4cの印加電圧の平均値が
増加するように、スイッチング手段3a〜3fの通電比
を制御する。従って、電動機4をブラシレスDCモータ
として制御する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のイ
ンバータ装置においては、電動機の起動時においては、
前記比較手段の出力によらず、前記制御手段が前記電動
機を同期電動機として駆動し、その後、前記比較手段の
出力に応じて前記スイッチング手段をオンオフ制御し、
ブラシレスDCモータとして前記電動機を駆動するもの
であり、電気洗濯機のように被洗濯物の量の変動が大き
いために確実に同期電動機として動作させるために、前
記電動機の電機子巻線に十分な電流を供給し、その結
果、負荷が小さいときに、前記電圧検知手段の出力に対
し前記電機子巻線に流れる電流が大幅な遅れ位相にな
り、前記電圧検知手段が前記電機子巻線に生じる逆起電
力を検知することができなくなり、前記電動機をブラシ
レスDCモータとして制御するときに前記電動機が動作
しないという課題を有していた。なお、この課題は銅機
械になるほど顕著になる傾向を有するものであった。
ンバータ装置においては、電動機の起動時においては、
前記比較手段の出力によらず、前記制御手段が前記電動
機を同期電動機として駆動し、その後、前記比較手段の
出力に応じて前記スイッチング手段をオンオフ制御し、
ブラシレスDCモータとして前記電動機を駆動するもの
であり、電気洗濯機のように被洗濯物の量の変動が大き
いために確実に同期電動機として動作させるために、前
記電動機の電機子巻線に十分な電流を供給し、その結
果、負荷が小さいときに、前記電圧検知手段の出力に対
し前記電機子巻線に流れる電流が大幅な遅れ位相にな
り、前記電圧検知手段が前記電機子巻線に生じる逆起電
力を検知することができなくなり、前記電動機をブラシ
レスDCモータとして制御するときに前記電動機が動作
しないという課題を有していた。なお、この課題は銅機
械になるほど顕著になる傾向を有するものであった。
【0016】本発明は上記従来のインバータ装置の課題
を解決するものであり、前記電動機の起動毎に負荷が変
化したりしても、確実に前記電動機を起動し、その後は
確実に前記電機子巻線に生じる逆起電力波形にもとづい
て前記電動機を駆動するインバータ装置およびこれを使
用した電気洗濯機を提供することを目的としている。
を解決するものであり、前記電動機の起動毎に負荷が変
化したりしても、確実に前記電動機を起動し、その後は
確実に前記電機子巻線に生じる逆起電力波形にもとづい
て前記電動機を駆動するインバータ装置およびこれを使
用した電気洗濯機を提供することを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、回転子に永久磁石を有し、固定子に電機子
巻線を有する電動機と、前記電動機に接続したインバー
タ回路と前記インバータ回路を構成するスイッチング手
段のオンオフを制御する制御手段と、前記電機子巻線の
印加電圧を制御する印加電圧制御手段と、前記電機子巻
線の端子電圧を検知する電圧検知手段と、前記電圧検知
手段の出力電圧と基準電圧を比較する比較手段と前記基
準電圧を設定する基準電圧設定手段を有し、起動時に
は、前記制御手段は前記電動機を同期電動機として制御
するとともに前記電動機の速度を増加させ、前記電動機
の速度が所定値になると、前記印加電圧制御手段は一定
期間、前記電機子巻線の印加電圧を所定値に制御し、前
記制御手段は前記比較手段の出力に応じて、前記スイッ
チング手段を制御するので、前記制御手段が前記比較手
段の出力により前記スイッチング手段の制御をする際に
前記電機子巻線に流れる電流が小になり、前記電機子巻
線に回生電流が流れる期間が短くなり、前記電圧検知手
段の出力波形に前記電機子巻線に生じる逆起電力波形が
出力される期間が長くなり、前記比較手段が前記電圧検
知手段の出力電圧と前記基準電圧設定手段の出力電圧を
正確に比較することができる性能の安定したインバータ
装置を実現できる。
するために、回転子に永久磁石を有し、固定子に電機子
巻線を有する電動機と、前記電動機に接続したインバー
タ回路と前記インバータ回路を構成するスイッチング手
段のオンオフを制御する制御手段と、前記電機子巻線の
印加電圧を制御する印加電圧制御手段と、前記電機子巻
線の端子電圧を検知する電圧検知手段と、前記電圧検知
手段の出力電圧と基準電圧を比較する比較手段と前記基
準電圧を設定する基準電圧設定手段を有し、起動時に
は、前記制御手段は前記電動機を同期電動機として制御
するとともに前記電動機の速度を増加させ、前記電動機
の速度が所定値になると、前記印加電圧制御手段は一定
期間、前記電機子巻線の印加電圧を所定値に制御し、前
記制御手段は前記比較手段の出力に応じて、前記スイッ
チング手段を制御するので、前記制御手段が前記比較手
段の出力により前記スイッチング手段の制御をする際に
前記電機子巻線に流れる電流が小になり、前記電機子巻
線に回生電流が流れる期間が短くなり、前記電圧検知手
段の出力波形に前記電機子巻線に生じる逆起電力波形が
出力される期間が長くなり、前記比較手段が前記電圧検
知手段の出力電圧と前記基準電圧設定手段の出力電圧を
正確に比較することができる性能の安定したインバータ
装置を実現できる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、回転子に永久磁石を有し、固定子に電機子巻線を有
する電動機と、前記電動機に接続したインバータ回路と
前記インバータ回路を構成するスイッチング手段のオン
オフを制御する制御手段と、前記電機子巻線の印加電圧
を制御する印加電圧制御手段と、前記電機子巻線の端子
電圧を検知する電圧検知手段と、前記電圧検知手段の出
力電圧と基準電圧を比較する比較手段と前記基準電圧を
設定する基準電圧設定手段を有し、起動時には、前記制
御手段は前記電動機を同期電動機として制御するととも
に前記電動機の速度を増加させ、前記電動機の速度が所
定値になると、前記印加電圧制御手段は一定期間、前記
電機子巻線の印加電圧を所定値に制御し、前記制御手段
は前記比較手段の出力に応じて、前記スイッチング手段
を制御するので、前記制御手段が前記比較手段の出力に
より前記スイッチング手段の制御をする際に前記電機子
巻線に流れる電流が小になり、前記電機子巻線に回生電
流が流れる期間が短くなり、前記電圧検知手段が前記電
機子巻線に生じる逆起電力波形を検知できる期間が長く
なり、前記比較手段が前記電圧検知手段の出力電圧と前
記基準電圧設定手段の出力電圧を正確に比較することが
できる性能の安定したインバータ装置を実現できる。
は、回転子に永久磁石を有し、固定子に電機子巻線を有
する電動機と、前記電動機に接続したインバータ回路と
前記インバータ回路を構成するスイッチング手段のオン
オフを制御する制御手段と、前記電機子巻線の印加電圧
を制御する印加電圧制御手段と、前記電機子巻線の端子
電圧を検知する電圧検知手段と、前記電圧検知手段の出
力電圧と基準電圧を比較する比較手段と前記基準電圧を
設定する基準電圧設定手段を有し、起動時には、前記制
御手段は前記電動機を同期電動機として制御するととも
に前記電動機の速度を増加させ、前記電動機の速度が所
定値になると、前記印加電圧制御手段は一定期間、前記
電機子巻線の印加電圧を所定値に制御し、前記制御手段
は前記比較手段の出力に応じて、前記スイッチング手段
を制御するので、前記制御手段が前記比較手段の出力に
より前記スイッチング手段の制御をする際に前記電機子
巻線に流れる電流が小になり、前記電機子巻線に回生電
流が流れる期間が短くなり、前記電圧検知手段が前記電
機子巻線に生じる逆起電力波形を検知できる期間が長く
なり、前記比較手段が前記電圧検知手段の出力電圧と前
記基準電圧設定手段の出力電圧を正確に比較することが
できる性能の安定したインバータ装置を実現できる。
【0019】本発明の請求項2に記載の発明は、上記請
求項1に記載の発明において、制御手段は電動機の速度
が所定値になると、スイッチング手段の出力周波数の瞬
時値を変化させ、その後、比較手段の出力に応じて、前
記スイッチング手段を制御するので、前記制御手段が前
記電動機を同期電動機として駆動していたときに電機子
巻線に流れる電流が前記電機子巻線に生じる逆起電力波
形に対し遅れ位相であった状態を補正し、前記比較手段
が電圧検知手段の出力値と基準電圧設定手段の出力電圧
を正確に比較することができるようになる。
求項1に記載の発明において、制御手段は電動機の速度
が所定値になると、スイッチング手段の出力周波数の瞬
時値を変化させ、その後、比較手段の出力に応じて、前
記スイッチング手段を制御するので、前記制御手段が前
記電動機を同期電動機として駆動していたときに電機子
巻線に流れる電流が前記電機子巻線に生じる逆起電力波
形に対し遅れ位相であった状態を補正し、前記比較手段
が電圧検知手段の出力値と基準電圧設定手段の出力電圧
を正確に比較することができるようになる。
【0020】本発明の請求項3に記載の発明は、上記請
求項1に記載の発明において、制御手段は電動機の速度
が所定値になると、スイッチング手段を全てオフにし、
その後、比較手段の出力に応じて前記スイッチング手段
をオンオフ制御するので、前記制御手段が前記比較手段
の出力に応じて前記スイッチング手段を制御する際に、
一旦、電機子巻線に流れる電流がなくなり、前記電機子
巻線に生じる逆起電力を検知することができる。従っ
て、前記電動機を確実に駆動することができる性能の安
定したインバータ装置を実現できる。
求項1に記載の発明において、制御手段は電動機の速度
が所定値になると、スイッチング手段を全てオフにし、
その後、比較手段の出力に応じて前記スイッチング手段
をオンオフ制御するので、前記制御手段が前記比較手段
の出力に応じて前記スイッチング手段を制御する際に、
一旦、電機子巻線に流れる電流がなくなり、前記電機子
巻線に生じる逆起電力を検知することができる。従っ
て、前記電動機を確実に駆動することができる性能の安
定したインバータ装置を実現できる。
【0021】本発明の請求項4に記載の発明は、上記請
求項1〜3いずれかに記載の発明において、印加電圧制
御手段は、電機子巻線の印加電圧の第一の設定値と前記
第一の設定値より小である第二の設定値と前記第二の設
定値より小である第三の設定値を有し、電動機を同期電
動機として回転駆動すると前記印加電圧制御手段は時間
に比例して前記第一の設定値まで前記電機子巻線の印加
電圧を増加させ、前記電動機の速度が所定値になると、
前記印加電圧制御手段は一定期間、前記電機子巻線の印
加電圧を前記第三の設定値に制御し、制御手段が比較手
段の出力に応じてスイッチング手段を制御すると、前記
印加電圧制御手段は前記第二の設定値より増加させるの
で、前記制御手段が前記比較手段の出力に応じて前記ス
イッチング手段を制御するときに、前記電動機の速度が
急加速されたり、減速したりすることを防止できる。
求項1〜3いずれかに記載の発明において、印加電圧制
御手段は、電機子巻線の印加電圧の第一の設定値と前記
第一の設定値より小である第二の設定値と前記第二の設
定値より小である第三の設定値を有し、電動機を同期電
動機として回転駆動すると前記印加電圧制御手段は時間
に比例して前記第一の設定値まで前記電機子巻線の印加
電圧を増加させ、前記電動機の速度が所定値になると、
前記印加電圧制御手段は一定期間、前記電機子巻線の印
加電圧を前記第三の設定値に制御し、制御手段が比較手
段の出力に応じてスイッチング手段を制御すると、前記
印加電圧制御手段は前記第二の設定値より増加させるの
で、前記制御手段が前記比較手段の出力に応じて前記ス
イッチング手段を制御するときに、前記電動機の速度が
急加速されたり、減速したりすることを防止できる。
【0022】本発明の請求項5に記載の発明は、上記請
求項1〜4いずれかに記載のインバータ装置を備えてい
るので、電気洗濯機の被洗濯物の量が変動して電動機の
負荷が変化し、電機子巻線に流れる電流と前記電機子巻
線に生じる逆起電力波形の位相差が変動しても、確実に
制御手段が比較手段の出力に応じてスイッチング手段を
制御できる性能の安定した電気洗濯機を実現できる。
求項1〜4いずれかに記載のインバータ装置を備えてい
るので、電気洗濯機の被洗濯物の量が変動して電動機の
負荷が変化し、電機子巻線に流れる電流と前記電機子巻
線に生じる逆起電力波形の位相差が変動しても、確実に
制御手段が比較手段の出力に応じてスイッチング手段を
制御できる性能の安定した電気洗濯機を実現できる。
【0023】本発明の請求項6に記載の発明は、上記請
求項5に記載の発明において、被洗濯物の量を検知する
布量検知手段を有し、印加電圧制御手段は電動機の起動
時に、前記布量検知手段の出力に応じて電機子巻線への
印加電圧を制御するので、前記被洗濯物の量が変動して
も、前記電動機を同期電動機として駆動する際に同期は
ずれを起こすことを防止することができる。
求項5に記載の発明において、被洗濯物の量を検知する
布量検知手段を有し、印加電圧制御手段は電動機の起動
時に、前記布量検知手段の出力に応じて電機子巻線への
印加電圧を制御するので、前記被洗濯物の量が変動して
も、前記電動機を同期電動機として駆動する際に同期は
ずれを起こすことを防止することができる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【0025】(実施例1)図1は実施例1におけるイン
バータ装置の主要部回路ブロック図を示している。1は
交流電源で、整流回路2が接続している。
バータ装置の主要部回路ブロック図を示している。1は
交流電源で、整流回路2が接続している。
【0026】整流回路2はダイオードブリッジ2a、二
つの平滑用の電解コンデンサ2b、2cの直列回路によ
り倍電圧整流回路の構成になっており、直流電源をイン
バータ回路3に供給している。
つの平滑用の電解コンデンサ2b、2cの直列回路によ
り倍電圧整流回路の構成になっており、直流電源をイン
バータ回路3に供給している。
【0027】インバータ回路3は三つの高電位側のスイ
ッチング手段3a、3b、3cと三つの低電位側のスイ
ッチング手段3d、3e、3fにより三相六石の構成に
なっており、電動機4に三相全波の交流電源を供給す
る。本実施例では、スイッチング手段3a〜3fはIG
BTと逆接続ダイオードの並列回路で構成される。しか
し、スイッチング手段3a〜3fはこれに限定するもの
ではなく、例えばトランジスタ、MOSFET、トライ
アックなどの半導体スイッチング素子と逆接続ダイオー
ドの並列回路でもよい。
ッチング手段3a、3b、3cと三つの低電位側のスイ
ッチング手段3d、3e、3fにより三相六石の構成に
なっており、電動機4に三相全波の交流電源を供給す
る。本実施例では、スイッチング手段3a〜3fはIG
BTと逆接続ダイオードの並列回路で構成される。しか
し、スイッチング手段3a〜3fはこれに限定するもの
ではなく、例えばトランジスタ、MOSFET、トライ
アックなどの半導体スイッチング素子と逆接続ダイオー
ドの並列回路でもよい。
【0028】電動機4は回転子と固定子で構成される。
前記固定子は電機子巻線4a、4b、4cを有してお
り、電機子巻線4a〜4cはスター結線されて三相巻線
を構成している。前記固定子は12スロットの構成の鉄
心を有しており、電機子巻線4a〜4cは集中巻きされ
ている。前記回転子は8極の永久磁石4dを有してい
る。本実施例では図示していないが、電動機4はインナ
ーロータの構成にしている。しかし、特にこれに限定す
るものではなくアウターロータの構成にしてもよい。ま
た、永久磁石4dの極数、前記固定子のスロット数につ
いても特に限定するものではない。
前記固定子は電機子巻線4a、4b、4cを有してお
り、電機子巻線4a〜4cはスター結線されて三相巻線
を構成している。前記固定子は12スロットの構成の鉄
心を有しており、電機子巻線4a〜4cは集中巻きされ
ている。前記回転子は8極の永久磁石4dを有してい
る。本実施例では図示していないが、電動機4はインナ
ーロータの構成にしている。しかし、特にこれに限定す
るものではなくアウターロータの構成にしてもよい。ま
た、永久磁石4dの極数、前記固定子のスロット数につ
いても特に限定するものではない。
【0029】電圧検知手段5は電機子巻線4a〜4cの
各端子の電圧を検知している。本実施例では各端子毎に
設けられた分圧回路5a、5b、5cで構成されてい
る。分圧回路5a〜5cは少なくとも二つの抵抗とコン
デンサで構成されている。
各端子の電圧を検知している。本実施例では各端子毎に
設けられた分圧回路5a、5b、5cで構成されてい
る。分圧回路5a〜5cは少なくとも二つの抵抗とコン
デンサで構成されている。
【0030】基準電圧設定手段6は、少なくとも三つの
抵抗6a、6b、6cをスター結線した仮想中性点回路
6dと、抵抗6a〜6cの中性点電圧を分圧する分圧回
路6eにより構成される。抵抗6a〜6cのもう一方の
端子は電機子巻線4a〜4cの各端子にそれぞれ接続し
ている。抵抗6a〜6cは同じ定数である。なお、基準
電圧設定手段6の構成はこれに限定するものではなく、
例えば整流回路2の出力電圧を1/2にしたものでも良
いし、分圧回路5a〜5cの出力端子を少なくとも三つ
の抵抗でスター結線された回路に接続し、この回路の中
性点電圧を基準電圧にしても良いし、電機子巻線4a〜
4cの中性点電圧を分圧したものを基準電圧にしても良
い。
抵抗6a、6b、6cをスター結線した仮想中性点回路
6dと、抵抗6a〜6cの中性点電圧を分圧する分圧回
路6eにより構成される。抵抗6a〜6cのもう一方の
端子は電機子巻線4a〜4cの各端子にそれぞれ接続し
ている。抵抗6a〜6cは同じ定数である。なお、基準
電圧設定手段6の構成はこれに限定するものではなく、
例えば整流回路2の出力電圧を1/2にしたものでも良
いし、分圧回路5a〜5cの出力端子を少なくとも三つ
の抵抗でスター結線された回路に接続し、この回路の中
性点電圧を基準電圧にしても良いし、電機子巻線4a〜
4cの中性点電圧を分圧したものを基準電圧にしても良
い。
【0031】比較手段7は三つのコンパレータ7a〜7
cにより構成され、分圧回路5a〜5cそれぞれの出力
電圧と、基準電圧設定手段6の出力電圧を比較し、ハイ
またはローを出力する。しかし、比較手段7の構成は、
これに限定するものではない。例えば、コンパレータ7
a〜7cをオペアンプにしてもよいし、分圧回路5a〜
5cおよび基準電圧設定手段6の出力電圧をAD変換し
た後、この値をマグニチュードコンパレータで比較して
も良い。
cにより構成され、分圧回路5a〜5cそれぞれの出力
電圧と、基準電圧設定手段6の出力電圧を比較し、ハイ
またはローを出力する。しかし、比較手段7の構成は、
これに限定するものではない。例えば、コンパレータ7
a〜7cをオペアンプにしてもよいし、分圧回路5a〜
5cおよび基準電圧設定手段6の出力電圧をAD変換し
た後、この値をマグニチュードコンパレータで比較して
も良い。
【0032】ようするに、電圧検知手段5、基準電圧設
定手段6、比較手段7は、前記回転子を構成する永久磁
石4dが回転することで電機子巻線4a〜4cに鎖交す
る磁束が変化し、これにより電機子巻線4a〜4cに発
生する逆起電力を用いて、電機子巻線4a〜4cに対す
る永久磁石4dの相対的な位置を検知すればよいもので
あり、特に本実施例の構成に限定するものではない。
定手段6、比較手段7は、前記回転子を構成する永久磁
石4dが回転することで電機子巻線4a〜4cに鎖交す
る磁束が変化し、これにより電機子巻線4a〜4cに発
生する逆起電力を用いて、電機子巻線4a〜4cに対す
る永久磁石4dの相対的な位置を検知すればよいもので
あり、特に本実施例の構成に限定するものではない。
【0033】制御手段8はマイクロコンピュータや複数
の論理回路で構成されている。フィルタ手段8aは、コ
ンパレータ7a〜7cの出力信号の不要成分を除去する
ものでマイクロコンピュータ内部の演算処理により実現
している。制御手段8は、この信号の論理の組み合わせ
に応じて、スイッチング手段3a〜3fをオンオフ制御
する。本実施例では比較手段7の出力をフィルタリング
した信号の論理の組み合わせに対応したスイッチング手
段3a〜3fのオンオフ状態をテーブルとして予め前記
マイクロコンピュータ内のメモリに記憶している。本発
明の電気洗濯機のように電動機4の回転方向に正逆があ
る機器では、回転方向ごとに比較手段7が出力する論理
の順番が変化するので、回転方向ごとに前記テーブルを
設けてもよい。ただし、このテーブルは一例であり、こ
れに限定するものではない。
の論理回路で構成されている。フィルタ手段8aは、コ
ンパレータ7a〜7cの出力信号の不要成分を除去する
ものでマイクロコンピュータ内部の演算処理により実現
している。制御手段8は、この信号の論理の組み合わせ
に応じて、スイッチング手段3a〜3fをオンオフ制御
する。本実施例では比較手段7の出力をフィルタリング
した信号の論理の組み合わせに対応したスイッチング手
段3a〜3fのオンオフ状態をテーブルとして予め前記
マイクロコンピュータ内のメモリに記憶している。本発
明の電気洗濯機のように電動機4の回転方向に正逆があ
る機器では、回転方向ごとに比較手段7が出力する論理
の順番が変化するので、回転方向ごとに前記テーブルを
設けてもよい。ただし、このテーブルは一例であり、こ
れに限定するものではない。
【0034】印加電圧制御手段9は制御手段8を構成す
るマイクロコンピュータ内に設けられており、スイッチ
ング手段3a〜3fのオン期間中の通電比を制御するこ
とで、電機子巻線4a〜4cの印加電圧の平均値を制御
している。すなわち、パルス幅変調により電動機4の印
加電圧を制御している。なお、電機子巻線4a〜4cの
印加電圧の制御方法は、これに限定するものではなく、
例えば、整流回路2の構成を昇圧回路または降圧回路ま
たは昇降圧回路などの構成にすることにより、整流回路
2の出力する直流電圧を制御するようにしてもよい。
るマイクロコンピュータ内に設けられており、スイッチ
ング手段3a〜3fのオン期間中の通電比を制御するこ
とで、電機子巻線4a〜4cの印加電圧の平均値を制御
している。すなわち、パルス幅変調により電動機4の印
加電圧を制御している。なお、電機子巻線4a〜4cの
印加電圧の制御方法は、これに限定するものではなく、
例えば、整流回路2の構成を昇圧回路または降圧回路ま
たは昇降圧回路などの構成にすることにより、整流回路
2の出力する直流電圧を制御するようにしてもよい。
【0035】駆動回路10は、例えばNPNトランジス
タとPNPトランジスタによりプッシュプル回路の構成
になっており、オンの場合はIGBTのゲート端子に1
5Vの電源を供給し、オフの場合は前記ゲート端子の電
圧を0Vにするものである。
タとPNPトランジスタによりプッシュプル回路の構成
になっており、オンの場合はIGBTのゲート端子に1
5Vの電源を供給し、オフの場合は前記ゲート端子の電
圧を0Vにするものである。
【0036】図2は図1のインバータ装置の電動機4を
回転駆動するときのフローチャートを示している。
回転駆動するときのフローチャートを示している。
【0037】図2および図1を用いて、本実施例のイン
バータ装置の動作について説明する。
バータ装置の動作について説明する。
【0038】インバータ装置が動作を開始すると、ブロ
ック11で起動制御を行う。この起動制御では、制御手
段8がスイッチング手段3a、3eをオンするととも
に、印加電圧制御手段9が電機子巻線4a〜4cの印加
電圧を所定値になるようにスイッチング手段3a、3e
の通電比を制御し、電機子巻線4a、4bに電力供給す
る。これにより、電機子巻線4a、4bにN極またはS
極の磁界が生じ、永久磁石4dのS極、N極が吸引さ
れ、前記固定子に対する永久磁石4dの相対的な位置が
確定するようにしている。
ック11で起動制御を行う。この起動制御では、制御手
段8がスイッチング手段3a、3eをオンするととも
に、印加電圧制御手段9が電機子巻線4a〜4cの印加
電圧を所定値になるようにスイッチング手段3a、3e
の通電比を制御し、電機子巻線4a、4bに電力供給す
る。これにより、電機子巻線4a、4bにN極またはS
極の磁界が生じ、永久磁石4dのS極、N極が吸引さ
れ、前記固定子に対する永久磁石4dの相対的な位置が
確定するようにしている。
【0039】ブロック12の同期電動機制御では、電動
機4を同期電動機として駆動するために、制御手段8は
スイッチング手段3a〜3fをオンオフ制御する。この
時、制御手段8はスイッチング手段3a〜3fがそれぞ
れ電気角で120度の期間のみオンするように制御して
いる。これにより、インバータ回路3の出力周波数に比
例した回転磁界が電機子巻線4a〜4cに発生し、前記
回転子を回転駆動する。その後、制御手段8はインバー
タ回路3の出力周波数が増加するようにスイッチング手
段3a〜3fを制御する。印加電圧制御手段9は、電機
子巻線4a〜4cの印加電圧の平均値が増加するように
スイッチング手段3a〜3fの通電比を制御する。
機4を同期電動機として駆動するために、制御手段8は
スイッチング手段3a〜3fをオンオフ制御する。この
時、制御手段8はスイッチング手段3a〜3fがそれぞ
れ電気角で120度の期間のみオンするように制御して
いる。これにより、インバータ回路3の出力周波数に比
例した回転磁界が電機子巻線4a〜4cに発生し、前記
回転子を回転駆動する。その後、制御手段8はインバー
タ回路3の出力周波数が増加するようにスイッチング手
段3a〜3fを制御する。印加電圧制御手段9は、電機
子巻線4a〜4cの印加電圧の平均値が増加するように
スイッチング手段3a〜3fの通電比を制御する。
【0040】ブロック13の切換制御では、印加電圧制
御手段9は電機子巻線4a〜4cの印加電圧の平均値が
小さくなるように、スイッチング手段3a〜3fの通電
比を制御する。このとき、制御手段8はインバータ回路
3の出力周波数が同期電動機制御12のときと同じにな
るようにスイッチング手段3a〜3fをオンオフ制御す
る。
御手段9は電機子巻線4a〜4cの印加電圧の平均値が
小さくなるように、スイッチング手段3a〜3fの通電
比を制御する。このとき、制御手段8はインバータ回路
3の出力周波数が同期電動機制御12のときと同じにな
るようにスイッチング手段3a〜3fをオンオフ制御す
る。
【0041】ブロック14のブラシレスDCモータ制御
では、制御手段8は比較手段7の出力に応じてスイッチ
ング手段3a〜3fをオンオフ制御する。
では、制御手段8は比較手段7の出力に応じてスイッチ
ング手段3a〜3fをオンオフ制御する。
【0042】以上のように、同期電動機制御12とブラ
シレスDCモータ制御14の間に切換制御13を設ける
ことにより、同期電動機としての駆動からブラシレスD
Cモータとしての駆動に変更する際の、電動機4の動作
停止などを防止できる。
シレスDCモータ制御14の間に切換制御13を設ける
ことにより、同期電動機としての駆動からブラシレスD
Cモータとしての駆動に変更する際の、電動機4の動作
停止などを防止できる。
【0043】なお、別の一例になるが、後から述べる図
4、6、8、9においては、起動制御11はt0〜t1
の期間に相当し、同期電動機制御12はt1〜t2の期
間に相当し、切換制御13はt2〜t3に相当し、ブラ
シレスDCモータ制御14は相当する。
4、6、8、9においては、起動制御11はt0〜t1
の期間に相当し、同期電動機制御12はt1〜t2の期
間に相当し、切換制御13はt2〜t3に相当し、ブラ
シレスDCモータ制御14は相当する。
【0044】図3は図1のインバータ装置を使用した電
気洗濯機の要部ブロック図であり、本発明の請求項5に
記載の電気洗濯機の一実施例を示している。図3に示す
ように、水受け槽21は、内底部に撹拌翼22を回転自
在に設けた洗濯兼脱水槽23を回転自在に設け、サスペ
ンション24により洗濯機本体25に吊り下げている。
減速機構26は、水受け槽21の底部に設け、撹拌翼2
2および洗濯兼脱水槽23に動力を伝達するもので、こ
の減速機構26の下部に電動機4を設けている。給水弁
27は洗濯兼脱水槽23内に給水するものであり、排水
弁28は洗濯兼脱水槽23内の洗濯水などを排水するも
のである。電動機4の制御基板29は、図1に示した回
路の他に給水弁27,排水弁28の駆動回路や使用者が
操作するための操作表示部などで構成されている。
気洗濯機の要部ブロック図であり、本発明の請求項5に
記載の電気洗濯機の一実施例を示している。図3に示す
ように、水受け槽21は、内底部に撹拌翼22を回転自
在に設けた洗濯兼脱水槽23を回転自在に設け、サスペ
ンション24により洗濯機本体25に吊り下げている。
減速機構26は、水受け槽21の底部に設け、撹拌翼2
2および洗濯兼脱水槽23に動力を伝達するもので、こ
の減速機構26の下部に電動機4を設けている。給水弁
27は洗濯兼脱水槽23内に給水するものであり、排水
弁28は洗濯兼脱水槽23内の洗濯水などを排水するも
のである。電動機4の制御基板29は、図1に示した回
路の他に給水弁27,排水弁28の駆動回路や使用者が
操作するための操作表示部などで構成されている。
【0045】減速機構26は、遊星ギアを有し、撹拌翼
22を回転駆動する際には、太陽歯車を電動機4の出力
軸で駆動し、遊星ギアの回転を撹拌翼22に伝達する構
成により、1/6に減速するとともに電動機4の出力ト
ルクを6倍に変換する。脱水など洗濯兼脱水槽23を回
転駆動する場合においては、特に図示してないが、クラ
ッチ機構により減速機構26を電動機4の出力軸より切
り離し、洗濯兼脱水槽23を電動機4で直接駆動する。
しかし、特にこのような電動機の構成に限定するもので
はなく、例えばベルトにより電動機4の動力を減速機構
26に伝える構成や、減速機構26を設けずに電動機4
の動力を直接、撹拌翼22に伝える構成でもよい。
22を回転駆動する際には、太陽歯車を電動機4の出力
軸で駆動し、遊星ギアの回転を撹拌翼22に伝達する構
成により、1/6に減速するとともに電動機4の出力ト
ルクを6倍に変換する。脱水など洗濯兼脱水槽23を回
転駆動する場合においては、特に図示してないが、クラ
ッチ機構により減速機構26を電動機4の出力軸より切
り離し、洗濯兼脱水槽23を電動機4で直接駆動する。
しかし、特にこのような電動機の構成に限定するもので
はなく、例えばベルトにより電動機4の動力を減速機構
26に伝える構成や、減速機構26を設けずに電動機4
の動力を直接、撹拌翼22に伝える構成でもよい。
【0046】以上のように本実施例の電気洗濯機では、
電動機4にホールICなどで構成された位置検知手段を
配設する必要がないので、前記位置検知手段と制御基板
29を配線で接続する必要がなくなり、配線コストなど
がなくなり低コストにすることができる。また前記位置
検知手段の設置個所を設ける必要がないので、電動機4
を小型化でき、その結果、電気洗濯機の高さも低くする
ことができる。
電動機4にホールICなどで構成された位置検知手段を
配設する必要がないので、前記位置検知手段と制御基板
29を配線で接続する必要がなくなり、配線コストなど
がなくなり低コストにすることができる。また前記位置
検知手段の設置個所を設ける必要がないので、電動機4
を小型化でき、その結果、電気洗濯機の高さも低くする
ことができる。
【0047】図4は、図3において、洗濯兼脱水槽を回
転駆動する時の電動機4の駆動制御のタイムチャートの
一例を示している。(a)は電動機4に出力するインバ
ータ回路3の出力周波数を示している。(b)は印加電
圧制御手段9が制御する電機子巻線4a〜4cの印加電
圧の平均値を示している。
転駆動する時の電動機4の駆動制御のタイムチャートの
一例を示している。(a)は電動機4に出力するインバ
ータ回路3の出力周波数を示している。(b)は印加電
圧制御手段9が制御する電機子巻線4a〜4cの印加電
圧の平均値を示している。
【0048】t0で、電動機4の運転開始がなされる
と、t0〜t1の期間、印加電圧v0でスイッチング手
段3aと3eをオンし、電機子巻線4a、4bに電力供
給する。これにより、電機子巻線4a、4bにN極また
はS極の磁界が生じ、永久磁石4dのS極、N極が吸引
され、前記固定子に対する永久磁石4dの相対的な位置
が確定する。
と、t0〜t1の期間、印加電圧v0でスイッチング手
段3aと3eをオンし、電機子巻線4a、4bに電力供
給する。これにより、電機子巻線4a、4bにN極また
はS極の磁界が生じ、永久磁石4dのS極、N極が吸引
され、前記固定子に対する永久磁石4dの相対的な位置
が確定する。
【0049】t1からは、電動機4を同期電動機として
駆動するために、制御手段8はスイッチング手段3a〜
3fをオンオフ制御する。この時、制御手段8はスイッ
チング手段3a〜3fがそれぞれ電気角で120度の期
間のみオンするように制御している。これにより、イン
バータ回路3の出力周波数に比例した回転磁界が電機子
巻線4a〜4cに発生し、前記回転子を回転駆動する。
t1からt2の期間において、制御手段8はインバータ
回路3の出力周波数が増加するようにスイッチング手段
3a〜3fを制御する。印加電圧制御手段9は、電機子
巻線4a〜4cの印加電圧の平均値が増加するようにス
イッチング手段3a〜3fの通電比を制御する。
駆動するために、制御手段8はスイッチング手段3a〜
3fをオンオフ制御する。この時、制御手段8はスイッ
チング手段3a〜3fがそれぞれ電気角で120度の期
間のみオンするように制御している。これにより、イン
バータ回路3の出力周波数に比例した回転磁界が電機子
巻線4a〜4cに発生し、前記回転子を回転駆動する。
t1からt2の期間において、制御手段8はインバータ
回路3の出力周波数が増加するようにスイッチング手段
3a〜3fを制御する。印加電圧制御手段9は、電機子
巻線4a〜4cの印加電圧の平均値が増加するようにス
イッチング手段3a〜3fの通電比を制御する。
【0050】t2では、インバータ回路3の出力周波数
が所定値f1になる。つまり、電動機4が同期はずれを
起こしていない場合は、電動機4が所定周波数f1に比
例した速度で回転している。印加電圧制御手段9は電機
子巻線4a〜4cの印加電圧の平均値がv1になるよう
に、スイッチング手段3a〜3fの通電比を制御する。
このとき、制御手段8はインバータ回路3の出力周波数
が所定値f1になるようにスイッチング手段3a〜3f
をオンオフ制御する。本実施例では、t2〜t3の期間
は電気角360度の期間にしている。本実施例のよう
に、洗濯兼脱水槽23を駆動する場合は、洗濯兼脱水槽
23の質量が大きくかつ直径も大きいので、一旦回転す
ると電動機4による動力供給を停止しても慣性力により
しばらくの間回転を持続する。従って、図3に示したよ
うに印加電圧制御手段9が電機子巻線4a〜4cの印加
電圧の平均値を小さくするように制御し、電機子巻線4
a〜4cに流れる電流が小さくなっても、洗濯兼脱水槽
23の慣性力により電動機4はt2時点の速度とほぼ同
じ速度で回転し続けるので、電圧検知手段5は電機子巻
線4a〜4cの逆起電力波形の零電圧付近の出力を確実
に検知し、比較手段7は正確な論理を制御手段8に出力
できる。
が所定値f1になる。つまり、電動機4が同期はずれを
起こしていない場合は、電動機4が所定周波数f1に比
例した速度で回転している。印加電圧制御手段9は電機
子巻線4a〜4cの印加電圧の平均値がv1になるよう
に、スイッチング手段3a〜3fの通電比を制御する。
このとき、制御手段8はインバータ回路3の出力周波数
が所定値f1になるようにスイッチング手段3a〜3f
をオンオフ制御する。本実施例では、t2〜t3の期間
は電気角360度の期間にしている。本実施例のよう
に、洗濯兼脱水槽23を駆動する場合は、洗濯兼脱水槽
23の質量が大きくかつ直径も大きいので、一旦回転す
ると電動機4による動力供給を停止しても慣性力により
しばらくの間回転を持続する。従って、図3に示したよ
うに印加電圧制御手段9が電機子巻線4a〜4cの印加
電圧の平均値を小さくするように制御し、電機子巻線4
a〜4cに流れる電流が小さくなっても、洗濯兼脱水槽
23の慣性力により電動機4はt2時点の速度とほぼ同
じ速度で回転し続けるので、電圧検知手段5は電機子巻
線4a〜4cの逆起電力波形の零電圧付近の出力を確実
に検知し、比較手段7は正確な論理を制御手段8に出力
できる。
【0051】t3からは、制御手段8はt2において比
較手段7が出力した論理に応じてスイッチング手段3a
〜3fをオンオフ制御する。印加電圧制御手段9は電機
子巻線4a〜4cの印加電圧の平均値が増加するよう
に、スイッチング手段3a〜3fの通電比を制御する。
従って、電動機4をブラシレスDCモータとして駆動す
るものになる。
較手段7が出力した論理に応じてスイッチング手段3a
〜3fをオンオフ制御する。印加電圧制御手段9は電機
子巻線4a〜4cの印加電圧の平均値が増加するよう
に、スイッチング手段3a〜3fの通電比を制御する。
従って、電動機4をブラシレスDCモータとして駆動す
るものになる。
【0052】図5は、t2前後の電機子巻線4a〜4c
の各端子の電圧波形を示している。(a)は電機子巻線
4aの端子電圧波形、(b)は電機子巻線4bの端子電
圧波形、(c)は電機子巻線4cの端子電圧波形、
(d)は電機子巻線4aの電流波形、(e)は電機子巻
線4bの電流波形、(f)は電機子巻線4cの電流波形
を示している。図5には示していないが、スイッチング
手段3a〜3fは各々電気角120度の期間のみオンす
るようにしている。
の各端子の電圧波形を示している。(a)は電機子巻線
4aの端子電圧波形、(b)は電機子巻線4bの端子電
圧波形、(c)は電機子巻線4cの端子電圧波形、
(d)は電機子巻線4aの電流波形、(e)は電機子巻
線4bの電流波形、(f)は電機子巻線4cの電流波形
を示している。図5には示していないが、スイッチング
手段3a〜3fは各々電気角120度の期間のみオンす
るようにしている。
【0053】図5に示したように、t2前の電動機4を
同期電動機として駆動している状態では、同期はずれを
防止するために電機子巻線4a〜4cの電流が逆起電力
波形に対し遅れ位相になるようスイッチング手段3a〜
3fをオンオフ制御しているので、ブラシレスDCモー
タとして駆動する時に比べ電流が大となり、回生電流が
流れる期間が長くなり、電機子巻線4a〜4cに生じる
逆起電力波形を検知できる期間が短くなる。しかしなが
ら、t2以降では印加電圧制御手段9が電機子巻線4a
〜4cの印加電圧の平均値が所定値v0になるように、
スイッチング手段3a〜3fの通電比を小さくするの
で、電機子巻線4a〜4cに流れる電流が小になり、回
生電流が流れる期間が短くなる。従って、電機子巻線4
a〜4cに生じる逆起電力波形を検知できる期間が長く
なるので、電圧検知手段5が電機子巻線4a〜4cの逆
起電力の零電圧付近の位相を確実に検知できるようにな
り、比較手段7は正確な論理を制御手段8に出力でき
る。
同期電動機として駆動している状態では、同期はずれを
防止するために電機子巻線4a〜4cの電流が逆起電力
波形に対し遅れ位相になるようスイッチング手段3a〜
3fをオンオフ制御しているので、ブラシレスDCモー
タとして駆動する時に比べ電流が大となり、回生電流が
流れる期間が長くなり、電機子巻線4a〜4cに生じる
逆起電力波形を検知できる期間が短くなる。しかしなが
ら、t2以降では印加電圧制御手段9が電機子巻線4a
〜4cの印加電圧の平均値が所定値v0になるように、
スイッチング手段3a〜3fの通電比を小さくするの
で、電機子巻線4a〜4cに流れる電流が小になり、回
生電流が流れる期間が短くなる。従って、電機子巻線4
a〜4cに生じる逆起電力波形を検知できる期間が長く
なるので、電圧検知手段5が電機子巻線4a〜4cの逆
起電力の零電圧付近の位相を確実に検知できるようにな
り、比較手段7は正確な論理を制御手段8に出力でき
る。
【0054】以上のように、制御手段8がスイッチング
手段3a〜3fを比較手段7の出力に応じて制御する際
に、印加電圧制御手段9が電機子巻線4a〜4cの印加
電圧の平均値を制御するので、電動機4を同期電動機と
しての制御からブラシレスDCモータとしての制御に確
実に切り替えることができる。従って、電動機4を確実
に目標速度まで回転駆動できる信頼性の高いインバータ
装置およびこれを使用した電気洗濯機を実現できる。
手段3a〜3fを比較手段7の出力に応じて制御する際
に、印加電圧制御手段9が電機子巻線4a〜4cの印加
電圧の平均値を制御するので、電動機4を同期電動機と
しての制御からブラシレスDCモータとしての制御に確
実に切り替えることができる。従って、電動機4を確実
に目標速度まで回転駆動できる信頼性の高いインバータ
装置およびこれを使用した電気洗濯機を実現できる。
【0055】(実施例2)図6は本発明の実施例2のイ
ンバータ装置を使用した電気洗濯機の洗濯兼脱水槽23
を回転駆動する時の電動機4の駆動制御のタイムチャー
トを示している。従って、この電気洗濯機は請求項5の
一実施例に相当する。その他の構成については図1、3
と同様である。
ンバータ装置を使用した電気洗濯機の洗濯兼脱水槽23
を回転駆動する時の電動機4の駆動制御のタイムチャー
トを示している。従って、この電気洗濯機は請求項5の
一実施例に相当する。その他の構成については図1、3
と同様である。
【0056】(a)は電動機4に出力するインバータ回
路3の出力周波数を示している。(b)は印加電圧制御
手段9が制御する電機子巻線4a〜4cに印加される電
圧の平均値を示している。
路3の出力周波数を示している。(b)は印加電圧制御
手段9が制御する電機子巻線4a〜4cに印加される電
圧の平均値を示している。
【0057】図6を用いて説明する。t0で、電動機4
の運転開始がなされると、t0〜t1の期間、所定の印
加電圧v0でスイッチング手段3aと3eをオンし、電
機子巻線4a、4bを通電する。これにより、電機子巻
線4a、4bにN極またはS極の磁界が生じ、永久磁石
4dのS極、N極が吸引され、永久磁石4dの前記固定
子に対する相対的な位置が確定する。
の運転開始がなされると、t0〜t1の期間、所定の印
加電圧v0でスイッチング手段3aと3eをオンし、電
機子巻線4a、4bを通電する。これにより、電機子巻
線4a、4bにN極またはS極の磁界が生じ、永久磁石
4dのS極、N極が吸引され、永久磁石4dの前記固定
子に対する相対的な位置が確定する。
【0058】t1からは、電動機4を同期電動機として
駆動するために、制御手段8はスイッチング手段3a〜
3fをオンオフ制御する。この時、制御手段8はスイッ
チング手段3a〜3fがそれぞれ電気角で120度の期
間のみオンするように制御している。これにより、イン
バータ回路3の出力周波数に比例した回転磁界が電機子
巻線4a〜4cに発生し、前記回転子を回転駆動する。
t1からt2の期間において、制御手段8はインバータ
回路3の出力周波数が増加するようにスイッチング手段
3a〜3fをオンオフ制御する。印加電圧制御手段9
は、電機子巻線4a〜4cの印加電圧の平均値が増加す
るようにスイッチング手段3a〜3fのオン期間中の通
電比を制御する。
駆動するために、制御手段8はスイッチング手段3a〜
3fをオンオフ制御する。この時、制御手段8はスイッ
チング手段3a〜3fがそれぞれ電気角で120度の期
間のみオンするように制御している。これにより、イン
バータ回路3の出力周波数に比例した回転磁界が電機子
巻線4a〜4cに発生し、前記回転子を回転駆動する。
t1からt2の期間において、制御手段8はインバータ
回路3の出力周波数が増加するようにスイッチング手段
3a〜3fをオンオフ制御する。印加電圧制御手段9
は、電機子巻線4a〜4cの印加電圧の平均値が増加す
るようにスイッチング手段3a〜3fのオン期間中の通
電比を制御する。
【0059】t2では、インバータ回路3の出力周波数
が所定値f1になる。つまり、電動機4が同期はずれを
起こしていない場合は、電動機4が所定周波数f1に比
例した速度で回転している。印加電圧制御手段9は電機
子巻線4a〜4cの印加電圧の平均値が所定値v2にな
るように、スイッチング手段3a〜3fの通電比を制御
する。制御手段8はスイッチング手段3a〜3fのうち
の一つのスイッチング手段のオン期間のみ短くする。す
なわち、t2になるとインバータ回路3の出力周波数を
所定周波数f1より高い周波数f2にする。本実施例で
は、後の電気角360度の期間は所定周波数f1でスイ
ッチング手段3a〜3fをオンオフ制御し、t3になる
ようにしている。
が所定値f1になる。つまり、電動機4が同期はずれを
起こしていない場合は、電動機4が所定周波数f1に比
例した速度で回転している。印加電圧制御手段9は電機
子巻線4a〜4cの印加電圧の平均値が所定値v2にな
るように、スイッチング手段3a〜3fの通電比を制御
する。制御手段8はスイッチング手段3a〜3fのうち
の一つのスイッチング手段のオン期間のみ短くする。す
なわち、t2になるとインバータ回路3の出力周波数を
所定周波数f1より高い周波数f2にする。本実施例で
は、後の電気角360度の期間は所定周波数f1でスイ
ッチング手段3a〜3fをオンオフ制御し、t3になる
ようにしている。
【0060】本実施例のように、洗濯兼脱水槽23を駆
動する場合は、洗濯兼脱水槽23の質量が大きくかつ直
径も大きいので、一旦回転すると電動機4による動力供
給を停止しても慣性力によりしばらくの間回転を持続す
る。従って、図5に示したように印加電圧制御手段9が
電機子巻線4a〜4cの印加電圧の平均値を小さくする
ようにスイッチング手段3a〜3cの通電比を小さく
し、電機子巻線4a〜4cに流れる電流を小さくして
も、洗濯兼脱水槽23の慣性力により電動機4はt2時
点の速度とほぼ同じ速度で回転し続ける。本実施例で
は、制御手段8がスイッチング手段3a〜3fのオンオ
フ切換を一瞬早くしたので、電動機4を同期電動機とし
て駆動していた際に電機子巻線4a〜4cに流れる電流
と、電機子巻線4a〜4cに生じる逆起電力間に生じて
いた位相差を小にすることができる。これにより、比較
手段7は電圧検知手段5が出力する電機子巻線4a〜4
cの逆起電力波形と基準電圧設定手段6の出力を確実に
検知し、正確な論理を制御手段8に出力することができ
る。
動する場合は、洗濯兼脱水槽23の質量が大きくかつ直
径も大きいので、一旦回転すると電動機4による動力供
給を停止しても慣性力によりしばらくの間回転を持続す
る。従って、図5に示したように印加電圧制御手段9が
電機子巻線4a〜4cの印加電圧の平均値を小さくする
ようにスイッチング手段3a〜3cの通電比を小さく
し、電機子巻線4a〜4cに流れる電流を小さくして
も、洗濯兼脱水槽23の慣性力により電動機4はt2時
点の速度とほぼ同じ速度で回転し続ける。本実施例で
は、制御手段8がスイッチング手段3a〜3fのオンオ
フ切換を一瞬早くしたので、電動機4を同期電動機とし
て駆動していた際に電機子巻線4a〜4cに流れる電流
と、電機子巻線4a〜4cに生じる逆起電力間に生じて
いた位相差を小にすることができる。これにより、比較
手段7は電圧検知手段5が出力する電機子巻線4a〜4
cの逆起電力波形と基準電圧設定手段6の出力を確実に
検知し、正確な論理を制御手段8に出力することができ
る。
【0061】t3からは、制御手段8はt2において比
較手段7が出力した論理に応じてスイッチング手段3a
〜3fをオンオフ制御する。印加電圧制御手段9は電機
子巻線4a〜4cの印加電圧の平均値が増加するよう
に、スイッチング手段3a〜3fの通電比を制御する。
つまり、電動機4をブラシレスDCモータとして制御す
るものになる。
較手段7が出力した論理に応じてスイッチング手段3a
〜3fをオンオフ制御する。印加電圧制御手段9は電機
子巻線4a〜4cの印加電圧の平均値が増加するよう
に、スイッチング手段3a〜3fの通電比を制御する。
つまり、電動機4をブラシレスDCモータとして制御す
るものになる。
【0062】図7は、t2前後の電機子巻線4a〜4c
の各端子の電圧波形を示している。(a)は電機子巻線
4aの端子電圧波形、(b)は電機子巻線4bの端子電
圧波形、(c)は電機子巻線4cの端子電圧波形、
(d)は電機子巻線4aの電流波形、(e)は電機子巻
線4bの電流波形、(f)は電機子巻線4cの電流波形
を示している。
の各端子の電圧波形を示している。(a)は電機子巻線
4aの端子電圧波形、(b)は電機子巻線4bの端子電
圧波形、(c)は電機子巻線4cの端子電圧波形、
(d)は電機子巻線4aの電流波形、(e)は電機子巻
線4bの電流波形、(f)は電機子巻線4cの電流波形
を示している。
【0063】図7に示すように、t2前の電動機4を同
期電動機として駆動している状態では、同期はずれを防
止するために電機子巻線4a〜4cに流れる電流が逆起
電力波形に対し遅れ位相になるようにしているので、電
動機4をブラシレスDCモータとして駆動するときに比
べ電流が大となり、回生電流が流れる期間が長くなり、
電機子巻線4a〜4cに生じる逆起電力波形を検知でき
る期間は短くなる。しかしながら、t2になると、スイ
ッチング手段3a〜3fのオンオフ切換が1回だけ早く
なるので、瞬時に電機子巻線4a〜4cに流れる電流の
逆起電力波形に対する遅れ位相を補正することができ
る。同時に印加電圧制御手段9が電機子巻線4a〜4c
に印加される電圧の平均値が所定値v2になるように、
スイッチング手段3a〜3fの通電比を小さくするの
で、電機子巻線4a〜4cに流れる電流が小になり、前
記逆接続ダイオードに回生電流が流れる期間が短くな
る。従って、電機子巻線4a〜4cに生じる逆起電力波
形とスイッチング手段3a〜3fのオンオフ波形の位相
差が小になり、電機子巻線4a〜4cに生じる逆起電力
波形の零電圧付近の位相を電圧検知手段5が確実に検知
できるようになるので、比較手段7が確実に基準電圧設
定手段6の出力電圧と、電圧検知手段5の出力電圧を比
較することができる。
期電動機として駆動している状態では、同期はずれを防
止するために電機子巻線4a〜4cに流れる電流が逆起
電力波形に対し遅れ位相になるようにしているので、電
動機4をブラシレスDCモータとして駆動するときに比
べ電流が大となり、回生電流が流れる期間が長くなり、
電機子巻線4a〜4cに生じる逆起電力波形を検知でき
る期間は短くなる。しかしながら、t2になると、スイ
ッチング手段3a〜3fのオンオフ切換が1回だけ早く
なるので、瞬時に電機子巻線4a〜4cに流れる電流の
逆起電力波形に対する遅れ位相を補正することができ
る。同時に印加電圧制御手段9が電機子巻線4a〜4c
に印加される電圧の平均値が所定値v2になるように、
スイッチング手段3a〜3fの通電比を小さくするの
で、電機子巻線4a〜4cに流れる電流が小になり、前
記逆接続ダイオードに回生電流が流れる期間が短くな
る。従って、電機子巻線4a〜4cに生じる逆起電力波
形とスイッチング手段3a〜3fのオンオフ波形の位相
差が小になり、電機子巻線4a〜4cに生じる逆起電力
波形の零電圧付近の位相を電圧検知手段5が確実に検知
できるようになるので、比較手段7が確実に基準電圧設
定手段6の出力電圧と、電圧検知手段5の出力電圧を比
較することができる。
【0064】(実施例3)図8は本発明の実施例3であ
るインバータ装置を使用した電気洗濯機の洗濯兼脱水槽
23を回転駆動する時の電動機4の駆動制御のタイムチ
ャートを示している。従って、本実施例は請求項5に記
載の電気洗濯機の一実施例にも相当する。その他の構成
については図1、3と同様である。
るインバータ装置を使用した電気洗濯機の洗濯兼脱水槽
23を回転駆動する時の電動機4の駆動制御のタイムチ
ャートを示している。従って、本実施例は請求項5に記
載の電気洗濯機の一実施例にも相当する。その他の構成
については図1、3と同様である。
【0065】(a)は電動機4に出力するインバータ回
路3の出力周波数を示している。(b)は印加電圧制御
手段9が制御する電機子巻線4a〜4cの印加電圧の平
均値を示している。
路3の出力周波数を示している。(b)は印加電圧制御
手段9が制御する電機子巻線4a〜4cの印加電圧の平
均値を示している。
【0066】図8を用いて説明する。t0で、電動機4
の運転を開始すると、t0〜t1の期間、所定の印加電
圧v0でスイッチング手段3aと3eをオンし、電機子
巻線4a、4bに電力を供給する。これにより、電機子
巻線4a、4bにN極またはS極の磁界が生じ、永久磁
石4dのS極、N極が吸引され、永久磁石4dの前記固
定子に対する相対的な位置が確定する。
の運転を開始すると、t0〜t1の期間、所定の印加電
圧v0でスイッチング手段3aと3eをオンし、電機子
巻線4a、4bに電力を供給する。これにより、電機子
巻線4a、4bにN極またはS極の磁界が生じ、永久磁
石4dのS極、N極が吸引され、永久磁石4dの前記固
定子に対する相対的な位置が確定する。
【0067】t1からは、制御手段8はスイッチング手
段3a〜3fをオンオフ制御して電機子巻線4a〜4c
に回転磁界を発生させ、電動機4を同期電動機として回
転駆動する。この時、制御手段8はインバータ回路3の
出力周波数が増加するように制御している。同時に、印
加電圧制御手段9は電機子巻線4a〜4cの印加電圧の
平均値が増加するようにスイッチング手段3a〜3fの
通電比を制御する。
段3a〜3fをオンオフ制御して電機子巻線4a〜4c
に回転磁界を発生させ、電動機4を同期電動機として回
転駆動する。この時、制御手段8はインバータ回路3の
出力周波数が増加するように制御している。同時に、印
加電圧制御手段9は電機子巻線4a〜4cの印加電圧の
平均値が増加するようにスイッチング手段3a〜3fの
通電比を制御する。
【0068】t2では、インバータ回路3の出力周波数
が所定値f1になる。つまり、電動機4が同期はずれを
起こしていない場合は、電動機4は所定周波数f1に比
例して速度で回転している。制御手段8はスイッチング
手段3a〜3fを全てオフにする。従ってインバータ回
路3の出力周波数は0になる。本実施例に示した電気洗
濯機の洗濯兼脱水槽23のように、ある程度回転する
と、しばらくは慣性力で回転し続ける負荷の場合は、ス
イッチング手段3a〜3fを全てオフにしても、その直
前の電動機4の速度とほぼ同じ速度で電動機4は回転す
る。従って、電圧検知手段5の出力波形は電機子巻線4
a〜4cの逆起電力波形のみになり、比較手段7は確実
に逆起電力の零電圧付近の位相で、電圧検知手段5の出
力値と基準電圧設定手段6の出力値を比較することがで
きる。
が所定値f1になる。つまり、電動機4が同期はずれを
起こしていない場合は、電動機4は所定周波数f1に比
例して速度で回転している。制御手段8はスイッチング
手段3a〜3fを全てオフにする。従ってインバータ回
路3の出力周波数は0になる。本実施例に示した電気洗
濯機の洗濯兼脱水槽23のように、ある程度回転する
と、しばらくは慣性力で回転し続ける負荷の場合は、ス
イッチング手段3a〜3fを全てオフにしても、その直
前の電動機4の速度とほぼ同じ速度で電動機4は回転す
る。従って、電圧検知手段5の出力波形は電機子巻線4
a〜4cの逆起電力波形のみになり、比較手段7は確実
に逆起電力の零電圧付近の位相で、電圧検知手段5の出
力値と基準電圧設定手段6の出力値を比較することがで
きる。
【0069】t3からは、制御手段8が比較手段7の出
力に応じてスイッチング手段3a〜3fをオンオフ制御
し、最終目標回転数まで電動機4を回転駆動する。
力に応じてスイッチング手段3a〜3fをオンオフ制御
し、最終目標回転数まで電動機4を回転駆動する。
【0070】以上のように、制御手段8が比較手段7の
出力に応じてスイッチング手段3a〜3fをオンオフ制
御する際に、制御手段8がスイッチング手段3a〜3f
を全てオフし、電機子巻線4a〜4cに流れる電流をな
くし、電機子巻線4a〜4cに生じる逆起電力波形を電
圧検知手段5が検知できるので、比較手段7の出力論理
が正確になり、電動機4の信頼性を向上させることがで
きる。
出力に応じてスイッチング手段3a〜3fをオンオフ制
御する際に、制御手段8がスイッチング手段3a〜3f
を全てオフし、電機子巻線4a〜4cに流れる電流をな
くし、電機子巻線4a〜4cに生じる逆起電力波形を電
圧検知手段5が検知できるので、比較手段7の出力論理
が正確になり、電動機4の信頼性を向上させることがで
きる。
【0071】(実施例4)図9は実施例4であるインバ
ータ装置を使用した電気洗濯機の洗濯兼脱水槽23の起
動から目標速度までのタイムチャートを示している。
(a)は制御手段8が制御するインバータ回路3の出力
周波数を示している。(b)は印加電圧制御手段9が制
御する電機子巻線4a〜4cの印加電圧の平均値を示し
ている。その他の構成については図1、図3と同様であ
る。
ータ装置を使用した電気洗濯機の洗濯兼脱水槽23の起
動から目標速度までのタイムチャートを示している。
(a)は制御手段8が制御するインバータ回路3の出力
周波数を示している。(b)は印加電圧制御手段9が制
御する電機子巻線4a〜4cの印加電圧の平均値を示し
ている。その他の構成については図1、図3と同様であ
る。
【0072】図9を用いて説明する。t0で、電動機4
の運転開始がなされると、t0〜t1の期間、所定の印
加電圧v0でスイッチング手段3aと3eをオンし、電
機子巻線4a、4bを通電する。これにより、電機子巻
線4a、4bにN極またはS極の磁界が生じ、永久磁石
4dのS極、N極が吸引され、永久磁石4dの前記固定
子に対する相対的な位置が確定する。
の運転開始がなされると、t0〜t1の期間、所定の印
加電圧v0でスイッチング手段3aと3eをオンし、電
機子巻線4a、4bを通電する。これにより、電機子巻
線4a、4bにN極またはS極の磁界が生じ、永久磁石
4dのS極、N極が吸引され、永久磁石4dの前記固定
子に対する相対的な位置が確定する。
【0073】t1からは、電動機4を同期電動機として
駆動するために、制御手段8はスイッチング手段3a〜
3fをオンオフ制御する。この時、制御手段8はスイッ
チング手段3a〜3fがそれぞれ電気角で120度の期
間のみオンするように制御している。これにより、イン
バータ回路3の出力周波数に比例した回転磁界が電機子
巻線4a〜4cに発生し、前記回転子を回転駆動する。
t1からt2の期間において、制御手段8はインバータ
回路3の出力周波数が時間に比例して増加するようにス
イッチング手段3a〜3fをオンオフ制御する。印加電
圧制御手段9は、電機子巻線4a〜4cの印加電圧の平
均値がt1からの経過時間に比例して第一の設定値v3
まで増加するようにスイッチング手段3a〜3fのオン
期間中の通電比を制御する。本実施例では、電機子巻線
4a〜4cの印加電圧の平均値の増加率は(v3−v
0)/(t2−t1)となる。しかしながら、これは一
例であり時間に比例して前記印加電圧の平均値を上げる
必要はなく、ステップ状に増加させても良いし、一定値
に固定しても良い。
駆動するために、制御手段8はスイッチング手段3a〜
3fをオンオフ制御する。この時、制御手段8はスイッ
チング手段3a〜3fがそれぞれ電気角で120度の期
間のみオンするように制御している。これにより、イン
バータ回路3の出力周波数に比例した回転磁界が電機子
巻線4a〜4cに発生し、前記回転子を回転駆動する。
t1からt2の期間において、制御手段8はインバータ
回路3の出力周波数が時間に比例して増加するようにス
イッチング手段3a〜3fをオンオフ制御する。印加電
圧制御手段9は、電機子巻線4a〜4cの印加電圧の平
均値がt1からの経過時間に比例して第一の設定値v3
まで増加するようにスイッチング手段3a〜3fのオン
期間中の通電比を制御する。本実施例では、電機子巻線
4a〜4cの印加電圧の平均値の増加率は(v3−v
0)/(t2−t1)となる。しかしながら、これは一
例であり時間に比例して前記印加電圧の平均値を上げる
必要はなく、ステップ状に増加させても良いし、一定値
に固定しても良い。
【0074】t2では、インバータ回路3の出力周波数
が所定値f1になる。つまり、電動機4が同期はずれを
起こしていない場合は、電動機4が所定周波数f1に比
例した速度で回転している。印加電圧制御手段9は電機
子巻線4a〜4cの印加電圧の平均値が第三の設定値v
5になるように、スイッチング手段3a〜3fの通電比
を制御する。本実施例では、制御手段8は電気角360
度の期間、所定周波数f1でスイッチング手段3a〜3
fをオンオフ制御し、t3になるようにしている。
が所定値f1になる。つまり、電動機4が同期はずれを
起こしていない場合は、電動機4が所定周波数f1に比
例した速度で回転している。印加電圧制御手段9は電機
子巻線4a〜4cの印加電圧の平均値が第三の設定値v
5になるように、スイッチング手段3a〜3fの通電比
を制御する。本実施例では、制御手段8は電気角360
度の期間、所定周波数f1でスイッチング手段3a〜3
fをオンオフ制御し、t3になるようにしている。
【0075】本実施例のように、洗濯兼脱水槽23を駆
動する場合は、洗濯兼脱水槽23の質量が大きくかつ直
径も大きいので、一旦回転すると電動機4による動力供
給を停止しても慣性力によりしばらくの間回転を持続す
る。従って、図9に示したように印加電圧制御手段9が
電機子巻線4a〜4cの印加電圧の平均値を小さくする
ようにスイッチング手段3a〜3cの通電比を小さく
し、電機子巻線4a〜4cに流れる電流が小さくなって
も、洗濯兼脱水槽23の慣性力により電動機4はt2時
点の速度とほぼ同じ速度で回転し続けるので、電圧検知
手段5は電機子巻線4a〜4cの逆起電力波形を確実に
検知し、比較手段7は電圧検知手段5が出力値と基準電
圧設定手段6の出力を正確に比較できる。
動する場合は、洗濯兼脱水槽23の質量が大きくかつ直
径も大きいので、一旦回転すると電動機4による動力供
給を停止しても慣性力によりしばらくの間回転を持続す
る。従って、図9に示したように印加電圧制御手段9が
電機子巻線4a〜4cの印加電圧の平均値を小さくする
ようにスイッチング手段3a〜3cの通電比を小さく
し、電機子巻線4a〜4cに流れる電流が小さくなって
も、洗濯兼脱水槽23の慣性力により電動機4はt2時
点の速度とほぼ同じ速度で回転し続けるので、電圧検知
手段5は電機子巻線4a〜4cの逆起電力波形を確実に
検知し、比較手段7は電圧検知手段5が出力値と基準電
圧設定手段6の出力を正確に比較できる。
【0076】t3からは、制御手段8は比較手段7が出
力した論理に応じてスイッチング手段3a〜3fをオン
オフ制御する。印加電圧制御手段9は電機子巻線4a〜
4cの印加電圧の平均値が第二の設定値v4になるよう
に、スイッチング手段3a〜3fの通電比を制御し、そ
こから電機子巻線4a〜4cの印加電圧の平均値が増加
するようにスイッチング手段3a〜3fの通電比を制御
する。従って、t3以降では電動機4はブラシレスDC
モータとして制御される。
力した論理に応じてスイッチング手段3a〜3fをオン
オフ制御する。印加電圧制御手段9は電機子巻線4a〜
4cの印加電圧の平均値が第二の設定値v4になるよう
に、スイッチング手段3a〜3fの通電比を制御し、そ
こから電機子巻線4a〜4cの印加電圧の平均値が増加
するようにスイッチング手段3a〜3fの通電比を制御
する。従って、t3以降では電動機4はブラシレスDC
モータとして制御される。
【0077】電動機4をブラシレスDCモータとして制
御すると、電動機4を同期電動機として制御していたと
きに生じていた電機子巻線電流の遅れ位相が低減される
ので、t3において印加電圧制御手段9が電機子巻線4
a〜4cの印加電圧の平均値が第一の設定値v3になる
ように制御しておくと電動機4の速度が急速に立ち上が
り、本実施例の電気洗濯機に使用されている場合は、騒
音が瞬間的に大になるなどの不都合が生じる。しかしな
がら、t3において、印加電圧制御手段9が制御する印
加電圧を小さい第二の設定値v4に設定するので、電動
機4の急加速などを防止することができる。
御すると、電動機4を同期電動機として制御していたと
きに生じていた電機子巻線電流の遅れ位相が低減される
ので、t3において印加電圧制御手段9が電機子巻線4
a〜4cの印加電圧の平均値が第一の設定値v3になる
ように制御しておくと電動機4の速度が急速に立ち上が
り、本実施例の電気洗濯機に使用されている場合は、騒
音が瞬間的に大になるなどの不都合が生じる。しかしな
がら、t3において、印加電圧制御手段9が制御する印
加電圧を小さい第二の設定値v4に設定するので、電動
機4の急加速などを防止することができる。
【0078】また、第二の設定値v4が第三の設定値v
5より小さいと、電動機4に十分な電力が供給されず、
電動機4の速度が低下し、電機子巻線4a〜4cに生じ
る逆起電力が小さくなるので、電圧検知手段5が正確に
逆起電力波形を検知できなくなり、電動機4をブラシレ
スDCモータとして制御できなくなるが、本実施例では
第二の設定値v4を第三の設定値v5より大きくしてい
るので、電動機4の減速および動作停止を防止できる。
5より小さいと、電動機4に十分な電力が供給されず、
電動機4の速度が低下し、電機子巻線4a〜4cに生じ
る逆起電力が小さくなるので、電圧検知手段5が正確に
逆起電力波形を検知できなくなり、電動機4をブラシレ
スDCモータとして制御できなくなるが、本実施例では
第二の設定値v4を第三の設定値v5より大きくしてい
るので、電動機4の減速および動作停止を防止できる。
【0079】(実施例5)図10は、本発明の請求項6
に係わる実施例5の電気洗濯機を示している。布量検知
手段31は洗濯兼脱水槽23内に入れられた被洗濯物の
量を検知し、その結果を印加電圧制御手段35に出力す
る。本実施例では、電機子巻線4a〜4cの電流を検知
する電流検知手段32とマイクロコンピュータ内のメモ
リにより構成される記憶手段33で構成されている。電
流検知手段32は整流回路2とインバータ回路3間の負
電位側に接続した電流検出抵抗32aと電流検出抵抗3
2aの出力を増幅する増幅回路32bにより構成されて
いる。記憶手段33は電流検知手段32の出力に対する
被洗濯物の量のテーブルを予め記憶している。なお、布
量検知手段31はこれに限定するものではなく、例えば
図3の電気洗濯機を構成するサスペンション24に重量
センサを設け、これにかかる力を検知することで判定し
ても良い。制御手段34はスイッチング手段3a〜3f
をオンオフ制御するものであり、起動時には電動機4を
同期電動機として制御し、所定速度以上では比較手段7
の出力に応じてスイッチング手段3a〜3fをオンオフ
制御することで電動機4をブラシレスDCモータとして
制御している。印加電圧制御手段35はスイッチング手
段3a〜3fのオン期間中の通電比を制御することで、
電機子巻線4a〜4cの印加電圧の平均値を制御してい
る。印加電圧制御手段35は布量検知手段31の出力に
応じて、電動機4の起動時の電機子巻線4a〜4cの印
加電圧の平均値を設定する。この値は布量検知手段31
が検知した被洗濯物の量が多いほど大きいものになるよ
うに設定される。
に係わる実施例5の電気洗濯機を示している。布量検知
手段31は洗濯兼脱水槽23内に入れられた被洗濯物の
量を検知し、その結果を印加電圧制御手段35に出力す
る。本実施例では、電機子巻線4a〜4cの電流を検知
する電流検知手段32とマイクロコンピュータ内のメモ
リにより構成される記憶手段33で構成されている。電
流検知手段32は整流回路2とインバータ回路3間の負
電位側に接続した電流検出抵抗32aと電流検出抵抗3
2aの出力を増幅する増幅回路32bにより構成されて
いる。記憶手段33は電流検知手段32の出力に対する
被洗濯物の量のテーブルを予め記憶している。なお、布
量検知手段31はこれに限定するものではなく、例えば
図3の電気洗濯機を構成するサスペンション24に重量
センサを設け、これにかかる力を検知することで判定し
ても良い。制御手段34はスイッチング手段3a〜3f
をオンオフ制御するものであり、起動時には電動機4を
同期電動機として制御し、所定速度以上では比較手段7
の出力に応じてスイッチング手段3a〜3fをオンオフ
制御することで電動機4をブラシレスDCモータとして
制御している。印加電圧制御手段35はスイッチング手
段3a〜3fのオン期間中の通電比を制御することで、
電機子巻線4a〜4cの印加電圧の平均値を制御してい
る。印加電圧制御手段35は布量検知手段31の出力に
応じて、電動機4の起動時の電機子巻線4a〜4cの印
加電圧の平均値を設定する。この値は布量検知手段31
が検知した被洗濯物の量が多いほど大きいものになるよ
うに設定される。
【0080】その他の構成については、図1、図3と同
様である。
様である。
【0081】以上のように、布量検知手段31を設け、
布量検知手段31が検知した被洗濯物の量に応じて、電
動機4を同期電動機として制御する間の電機子巻線4a
〜4cの印加電圧の平均値を印加電圧制御手段35が制
御することで、負荷に最適な印加電圧で電動機4を回転
駆動することができるので、電動機4を同期電動機とし
て駆動しているときの騒音をより低減することができ
る。また、同期はずれも防止できるので、性能の安定し
た電気洗濯機を実現できる。
布量検知手段31が検知した被洗濯物の量に応じて、電
動機4を同期電動機として制御する間の電機子巻線4a
〜4cの印加電圧の平均値を印加電圧制御手段35が制
御することで、負荷に最適な印加電圧で電動機4を回転
駆動することができるので、電動機4を同期電動機とし
て駆動しているときの騒音をより低減することができ
る。また、同期はずれも防止できるので、性能の安定し
た電気洗濯機を実現できる。
【0082】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、回転子に永久磁石を有し、固定子に電機
子巻線を有する電動機と、前記電動機に接続したインバ
ータ回路と前記インバータ回路を構成するスイッチング
手段のオンオフを制御する制御手段と、前記電機子巻線
の印加電圧を制御する印加電圧制御手段と、前記電機子
巻線の端子電圧を検知する電圧検知手段と、前記電圧検
知手段の出力電圧と基準電圧を比較する比較手段と前記
基準電圧を設定する基準電圧設定手段を有し、起動時に
は、前記制御手段は前記電動機を同期電動機として制御
するとともに前記電動機の速度を増加させ、前記電動機
の速度が所定値になると、前記印加電圧制御手段は一定
期間、前記電機子巻線の印加電圧を所定値に制御し、前
記制御手段は前記比較手段の出力に応じて前記スイッチ
ング手段を制御したので、前記制御手段が前記比較手段
の出力により前記スイッチング手段の制御をする際に前
記電機子巻線に流れる電流が小になり、前記電機子巻線
に回生電流が流れる期間が短くなり、前記電圧検知手段
が前記電機子巻線に生じる逆起電力波形を検知できる期
間が長くなり、前記比較手段が前記電圧検知手段の出力
電圧と前記基準電圧設定手段の出力電圧を正確に比較す
ることができる性能の安定したインバータ装置を実現で
きる。
発明によれば、回転子に永久磁石を有し、固定子に電機
子巻線を有する電動機と、前記電動機に接続したインバ
ータ回路と前記インバータ回路を構成するスイッチング
手段のオンオフを制御する制御手段と、前記電機子巻線
の印加電圧を制御する印加電圧制御手段と、前記電機子
巻線の端子電圧を検知する電圧検知手段と、前記電圧検
知手段の出力電圧と基準電圧を比較する比較手段と前記
基準電圧を設定する基準電圧設定手段を有し、起動時に
は、前記制御手段は前記電動機を同期電動機として制御
するとともに前記電動機の速度を増加させ、前記電動機
の速度が所定値になると、前記印加電圧制御手段は一定
期間、前記電機子巻線の印加電圧を所定値に制御し、前
記制御手段は前記比較手段の出力に応じて前記スイッチ
ング手段を制御したので、前記制御手段が前記比較手段
の出力により前記スイッチング手段の制御をする際に前
記電機子巻線に流れる電流が小になり、前記電機子巻線
に回生電流が流れる期間が短くなり、前記電圧検知手段
が前記電機子巻線に生じる逆起電力波形を検知できる期
間が長くなり、前記比較手段が前記電圧検知手段の出力
電圧と前記基準電圧設定手段の出力電圧を正確に比較す
ることができる性能の安定したインバータ装置を実現で
きる。
【0083】本発明の請求項2に記載の発明によれば、
上記請求項1に記載の発明において、前記制御手段は、
前記電動機の速度が所定値になると、前記スイッチング
手段の出力周波数の瞬時値を変化させ、その後、前記比
較手段の出力に応じて、前記スイッチング手段を制御し
たので、前記制御手段が前記電動機を同期電動機として
駆動していたときに前記電機子巻線に流れる電流が前記
電機子巻線に生じる逆起電力波形に対し大幅な遅れ位相
であっても、この状態を補正し、前記電圧検知手段が前
記逆起電力波形の零電圧付近を検知できるようになり、
前記比較手段が前記電圧検知手段の出力値と前記基準電
圧設定手段の出力電圧を比較して、前記永久磁石の位置
を正確に検知することができる。従って、前記電動機を
確実に駆動することができるインバータ装置を実現でき
る。
上記請求項1に記載の発明において、前記制御手段は、
前記電動機の速度が所定値になると、前記スイッチング
手段の出力周波数の瞬時値を変化させ、その後、前記比
較手段の出力に応じて、前記スイッチング手段を制御し
たので、前記制御手段が前記電動機を同期電動機として
駆動していたときに前記電機子巻線に流れる電流が前記
電機子巻線に生じる逆起電力波形に対し大幅な遅れ位相
であっても、この状態を補正し、前記電圧検知手段が前
記逆起電力波形の零電圧付近を検知できるようになり、
前記比較手段が前記電圧検知手段の出力値と前記基準電
圧設定手段の出力電圧を比較して、前記永久磁石の位置
を正確に検知することができる。従って、前記電動機を
確実に駆動することができるインバータ装置を実現でき
る。
【0084】本発明の請求項3に記載の発明によれば、
上記請求項1に記載の発明において、前記制御手段は、
前記電動機の速度が所定値になると、前記スイッチング
手段を全てオフにし、その後、前記比較手段の出力に応
じて前記スイッチング手段をオンオフ制御したので、前
記制御手段が前記比較手段の出力に応じて前記スイッチ
ング手段を制御する際に、一旦、前記電機子巻線に流れ
る電流がなくなり、前記電機子巻線に生じる逆起電力を
検知することができる。従って、前記電動機を確実に駆
動することができる性能の安定したインバータ装置を実
現できる。
上記請求項1に記載の発明において、前記制御手段は、
前記電動機の速度が所定値になると、前記スイッチング
手段を全てオフにし、その後、前記比較手段の出力に応
じて前記スイッチング手段をオンオフ制御したので、前
記制御手段が前記比較手段の出力に応じて前記スイッチ
ング手段を制御する際に、一旦、前記電機子巻線に流れ
る電流がなくなり、前記電機子巻線に生じる逆起電力を
検知することができる。従って、前記電動機を確実に駆
動することができる性能の安定したインバータ装置を実
現できる。
【0085】本発明の請求項4に記載の発明によれば、
上記請求項1〜3いずれかに記載の発明において、前記
印加電圧制御手段は、前記電機子巻線の印加電圧の第一
の設定値と前記第一の設定値より小である第二の設定値
と前記第二の設定値より小である第三の設定値を有し、
前記電動機を同期電動機として回転駆動すると前記印加
電圧制御手段は時間に比例して前記第一の設定値まで前
記電機子巻線の印加電圧を増加させ、前記電動機の速度
が所定値になると、前記印加電圧制御手段は一定期間、
前記電機子巻線の印加電圧を前記第三の設定値に制御
し、前記制御手段が前記比較手段の出力に応じて前記ス
イッチング手段を制御すると、前記印加電圧制御手段は
前記第二の設定値より増加させたので、前記制御手段が
前記比較手段の出力に応じて前記スイッチング手段を制
御するときに、前記電動機の速度が急加速されたり、減
速したりすることを防止できる。
上記請求項1〜3いずれかに記載の発明において、前記
印加電圧制御手段は、前記電機子巻線の印加電圧の第一
の設定値と前記第一の設定値より小である第二の設定値
と前記第二の設定値より小である第三の設定値を有し、
前記電動機を同期電動機として回転駆動すると前記印加
電圧制御手段は時間に比例して前記第一の設定値まで前
記電機子巻線の印加電圧を増加させ、前記電動機の速度
が所定値になると、前記印加電圧制御手段は一定期間、
前記電機子巻線の印加電圧を前記第三の設定値に制御
し、前記制御手段が前記比較手段の出力に応じて前記ス
イッチング手段を制御すると、前記印加電圧制御手段は
前記第二の設定値より増加させたので、前記制御手段が
前記比較手段の出力に応じて前記スイッチング手段を制
御するときに、前記電動機の速度が急加速されたり、減
速したりすることを防止できる。
【0086】本発明の請求項5に記載の発明によれば、
上記請求項1〜4いずれかに記載のインバータ装置を備
えたので、前記電気洗濯機の被洗濯物の量が変動して前
記電動機の負荷が変化し、前記電機子巻線に流れる電流
と前記電機子巻線に生じる逆起電力波形の位相差が変動
しても、確実にこの逆起電力波形を前記電圧検知手段が
検知でき、前記制御手段が前記比較手段の出力に応じて
前記スイッチング手段を制御できる性能の安定した電気
洗濯機を実現できる。
上記請求項1〜4いずれかに記載のインバータ装置を備
えたので、前記電気洗濯機の被洗濯物の量が変動して前
記電動機の負荷が変化し、前記電機子巻線に流れる電流
と前記電機子巻線に生じる逆起電力波形の位相差が変動
しても、確実にこの逆起電力波形を前記電圧検知手段が
検知でき、前記制御手段が前記比較手段の出力に応じて
前記スイッチング手段を制御できる性能の安定した電気
洗濯機を実現できる。
【0087】本発明の請求項6に記載の発明によれば、
上記請求項5に記載の発明において、被洗濯物の量を検
知する布量検知手段を有し、前記印加電圧制御手段は前
記電動機の起動時に、前記布量検知手段の出力に応じ
て、前記電機子巻線への印加電圧を制御するので、前記
被洗濯物の量が変動しても、前記電動機を同期電動機と
して駆動する際に同期はずれを起こすことを防止するこ
とができる。
上記請求項5に記載の発明において、被洗濯物の量を検
知する布量検知手段を有し、前記印加電圧制御手段は前
記電動機の起動時に、前記布量検知手段の出力に応じ
て、前記電機子巻線への印加電圧を制御するので、前記
被洗濯物の量が変動しても、前記電動機を同期電動機と
して駆動する際に同期はずれを起こすことを防止するこ
とができる。
【図1】本発明の実施例1であるインバータ装置の主要
部回路構成図
部回路構成図
【図2】本発明の実施例1であるインバータ装置の電動
機の駆動制御フローチャート
機の駆動制御フローチャート
【図3】同インバータ装置を備えた電気洗濯機の要部ブ
ロック図
ロック図
【図4】同インバータ装置の電動機の駆動制御タイムチ
ャート
ャート
【図5】同インバータ装置の主要部動作波形を示す図
【図6】本発明の実施例2であるインバータ装置の電動
機の駆動制御タイムチャート
機の駆動制御タイムチャート
【図7】同インバータ装置の主要部動作波形を示す図
【図8】本発明の実施例3であるインバータ装置の電動
機の駆動制御タイムチャート
機の駆動制御タイムチャート
【図9】本発明の実施例4であるインバータ装置の電動
機の駆動制御タイムチャート
機の駆動制御タイムチャート
【図10】本発明の実施例5である電気洗濯機の主要部
回路構成図
回路構成図
【図11】従来のインバータ装置の主要部回路構成図
【図12】従来のインバータ装置の電動機の駆動制御タ
イムチャート
イムチャート
3 インバータ回路 3a〜3f スイッチング手段 4 電動機 4a〜4c 電機子巻線 4d 永久磁石 5 電圧検知手段 6 基準電圧設定手段 7 比較手段 8 制御手段 9 印加電圧制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 保道 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 藤濤 知也 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3B155 AA01 BB08 BB19 HB09 HC05 KA02 KB08 KB11 LC02 LC13 LC15 MA01 MA06 MA07 MA09 5H560 BB04 BB07 BB12 DA13 DA19 DC12 EB01 GG04 SS07 TT07 TT08 TT11 UA02 XA11
Claims (6)
- 【請求項1】 回転子に永久磁石を有し固定子に電機子
巻線を有する電動機と、前記電動機に接続したインバー
タ回路と、前記インバータ回路を構成するスイッチング
手段のオンオフを制御する制御手段と、前記電機子巻線
の印加電圧を制御する印加電圧制御手段と、前記電機子
巻線の端子電圧を検知する電圧検知手段と、前記電圧検
知手段の出力電圧と基準電圧を比較する比較手段と、前
記基準電圧を設定する基準電圧設定手段を有し、前記制
御手段は、前記電動機を同期電動機として制御するとと
もに前記電動機の速度を増加させ、前記電動機の速度が
所定値になると、前記印加電圧制御手段は一定期間前記
電機子巻線の印加電圧を所定値に制御し、前記制御手段
は前記比較手段の出力に応じて前記スイッチング手段を
制御するインバータ装置。 - 【請求項2】 制御手段は、電動機の速度が所定値にな
ると、スイッチング手段の出力周波数の瞬時値を変化さ
せるとともに、比較手段の出力に応じて前記スイッチン
グ手段を制御する請求項1に記載のインバータ装置。 - 【請求項3】 制御手段は、電動機の速度が所定値にな
ると、スイッチング手段を全てオフにし、その後、比較
手段の出力に応じて前記スイッチング手段をオンオフ制
御する請求項1に記載のインバータ装置。 - 【請求項4】 印加電圧制御手段は、電機子巻線の印加
電圧の第一の設定値と前記第一の設定値より小である第
二の設定値と前記第二の設定値より小である第三の設定
値を有し、電動機を同期電動機として回転駆動すると、
前記印加電圧制御手段は時間に比例して前記第一の設定
値まで前記電機子巻線の印加電圧を増加させ、前記電動
機の速度が所定値になると、前記印加電圧制御手段は一
定期間前記電機子巻線の印加電圧を前記第三の設定値に
制御し、制御手段が比較手段の出力に応じてスイッチン
グ手段を制御すると、前記印加電圧制御手段は前記第二
の設定値より増加させる請求項1〜3のいずれか1項に
記載のインバータ装置。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1項に記載のイ
ンバータ装置を備えた電気洗濯機。 - 【請求項6】 被洗濯物の量を検知する布量検知手段を
有し、印加電圧制御手段は電動機の起動時に、前記布量
検知手段の出力に応じて、電機子巻線への印加電圧を制
御する請求項5に記載の電気洗濯機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000042248A JP2001238480A (ja) | 2000-02-21 | 2000-02-21 | インバータ装置およびこれを使用した電気洗濯機 |
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|---|---|---|---|
| JP2000042248A JP2001238480A (ja) | 2000-02-21 | 2000-02-21 | インバータ装置およびこれを使用した電気洗濯機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001238480A true JP2001238480A (ja) | 2001-08-31 |
Family
ID=18565345
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000042248A Pending JP2001238480A (ja) | 2000-02-21 | 2000-02-21 | インバータ装置およびこれを使用した電気洗濯機 |
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|---|---|
| JP (1) | JP2001238480A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007252066A (ja) * | 2006-03-15 | 2007-09-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | モータ駆動装置およびモータ駆動方法 |
| CN102428640A (zh) * | 2009-05-27 | 2012-04-25 | 三电有限公司 | 电动机控制装置 |
| CN104631053A (zh) * | 2013-11-08 | 2015-05-20 | Lg电子株式会社 | 电机驱动装置及具有该电机驱动装置的洗涤物处理设备 |
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| KR20160014992A (ko) * | 2014-07-30 | 2016-02-12 | 엘지전자 주식회사 | 세탁물 처리기기 |
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-
2000
- 2000-02-21 JP JP2000042248A patent/JP2001238480A/ja active Pending
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