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JP2001230478A - 紫外レーザ発振器 - Google Patents

紫外レーザ発振器

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Publication number
JP2001230478A
JP2001230478A JP2000036318A JP2000036318A JP2001230478A JP 2001230478 A JP2001230478 A JP 2001230478A JP 2000036318 A JP2000036318 A JP 2000036318A JP 2000036318 A JP2000036318 A JP 2000036318A JP 2001230478 A JP2001230478 A JP 2001230478A
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JP
Japan
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wavelength
laser
laser oscillator
light
laser beam
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2000036318A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Kato
昌浩 加藤
Osamu Noda
修 野田
Takashi Akaha
崇 赤羽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2000036318A priority Critical patent/JP2001230478A/ja
Publication of JP2001230478A publication Critical patent/JP2001230478A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 固体レーザ発振器を用い、且つ、できるだけ
少ない数の波長変換素子を用いて効率よく所望の波長の
紫外レーザ光を得ることができる紫外レーザ発振器を提
供する。 【解決手段】 注入種光源21と、波長772nmの基
本波レーザ光22aを発振するTiサファイアレーザ発
振器22と、基本波レーザ光22aを波長386nmの
2倍高調波レーザ光23aに波長変換して出力する非線
形光学結晶素子23と、2倍高調波レーザ光23aを波
長193nmの4倍高調波のレーザ光24aに波長変換
して出力する非線形光学結晶素子24とを備えて構成す
る。また、Tiサファイアレーザ発振器からは波長96
6nmの基本波レーザ光を発振し、これを3個の非線形
光学結晶素子で波長変換して波長193nmの紫外レー
ザ光を得るように構成してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は紫外レーザ発振器に
関し、例えばLSI(large scale integration)の製作
に用いる露光装置の光源などに適用して有用なものであ
る。
【0002】
【従来の技術】次世代のLSIである記憶容量1Gbi
tのLSIの製作に用いる露光装置の光源として、波長
193nmの紫外レーザ光を発振するArFエキシマレ
ーザ発振器を適用しようとする研究が進められている。
しかし、エキシマレーザ発振器はコストが高く、また、
ガスの劣化や励起管電極の消耗などのためメンテナンス
に手間がかかる。
【0003】そこで、エキシマレーザ発振器の代替光源
として、現在、固体レーザ発振器を用いた紫外レーザ発
振器の検討がなされている。この紫外レーザ発振器は、
エキシマレーザ発振器のようなガスレーザ発振器は用い
ずに固体レーザ発振器を用いて、この固体レーザ発振器
から発振されるレーザ光を基本波とし、これを波長変換
して紫外レーザ光を得るものである。
【0004】図5はかかる紫外レーザ発振器の従来例を
示すシステム構成図である。同図に示すように、注入種
光源である半導体レーザ発振器1からは波長1064n
mの単一スペクトルレーザ光1aを発振し、これを注入
種光としてNd:YAGレーザ発振器2に注入する。そ
して、Nd:YAGレーザ発振器2では、注入種光1a
によって狭帯域化された波長1064nmの基本波レー
ザ光2aを発振する。
【0005】SHG(第2高調波)を得る波長変換素子
として設けた非線形光学結晶素子3では、Nd:YAG
レーザ発振器2から発振された波長1064nmの基本
波レーザ光2aを入力し、これを波長532nmの2倍
高調波レーザ光3aに波長変換して出力する。次に、T
HG(第3高調波)を得る波長変換素子として設けた非
線形光学結晶素子4では、非線形光学結晶素子3から出
力された波長532nmの2倍高調波レーザ光3aと、
非線形光学結晶素子3で波長変換されずにそのまま透過
してきた波長1064nmの基本波レーザ光2aとを入
力し、これらを和周波数混合することにより波長355
nmの3倍高調波レーザ光4aに波長変換して出力す
る。
【0006】一方、非線形光学結晶素子3から出力され
た波長532nmの2倍高調波レーザ光3aの一部は分
岐して、Tiサファイアレーザ発振器5にも励起光とし
て入力する。Tiサファイアレーザ発振器5では、波長
845.9nmのレーザ光5aを発振する。Tiサファ
イアレーザ発振器5から発振された波長845.9nm
のレーザ光5aは、分岐して、波長変換素子である非線
形光学結晶素子6と非線形光学結晶素子7とにそれぞれ
出力する。
【0007】非線形光学結晶素子6では、非線形光学結
晶素子4から出力された波長355nmの3倍高調波レ
ーザ光4aと、Tiサファイアレーザ発振器5から発振
された波長845.9nmのレーザ光5aとを入力し、
これらを和周波数混合することにより波長250nmの
レーザ光6aに波長変換して出力する。そして、非線形
光学結晶素子7では、非線形光学結晶素子6から出力さ
れた波長250nmのレーザ光6aと、Tiサファイア
レーザ発振器5から発振された波長845.9nmのレ
ーザ光5aとを入力し、これらを和周波数混合すること
により波長193nmの紫外レーザ光7aに波長変換し
て出力する。かくして本紫外レーザ発振器では、ArF
エキシマレーザ発振器の紫外レーザ光(波長193n
m)にジャストフィットした紫外レーザ光を得ることが
できる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の紫外レーザ発振器では、波長1064nmの紫外レ
ーザ光14を得るために波長変換素子として多くの非線
形光学結晶素子を用いているため、エネルギー効率が低
下してしまう。即ち、非線形光学結晶素子は変換効率が
100%ではないため(例えば90%)、非線形光学結
晶素子の数が多ければ多いほど損失が大きくなってしま
う。
【0009】従って本発明は上記の問題点に鑑み、固体
レーザ発振器を用い、且つ、できるだけ少ない数の波長
変換素子を用いて効率よく所望の波長の紫外レーザ光を
得ることができる紫外レーザ発振器を提供することを課
題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する第1
発明の紫外レーザ発振器は、基本波レーザ光を発振する
固体レーザ発振器と、この固体レーザ発振器から出力さ
れた基本波レーザ光を入力し、これを2倍高調波レーザ
光に波長変換して出力する第1の波長変換素子と、この
第1の波長変換素子から出力された2倍高調波レーザ光
を入力し、これを4倍高調波の紫外レーザ光に波長変換
して出力する第2の波長変換素子とを備えたことを特徴
とする。
【0011】また、第2発明の紫外レーザ発振器は、第
1発明の紫外レーザ発振器において、特定波長の単一ス
ペクトルレーザ光を発振し、これを注入種光として前記
固体レーザ発振器に注入する注入種光源を備えたことを
特徴とする。
【0012】また、第3発明の紫外レーザ発振器は、波
長772nmの基本波レーザ光を発振する固体レーザ発
振器と、この固体レーザ発振器から発振された波長77
2nmの基本波レーザ光を入力し、これを波長386n
mの2倍高調波レーザ光に波長変換して出力する第1の
波長変換素子と、この第1の波長変換素子から出力され
た386nmの2倍高調波レーザ光を入力し、これを波
長193nmの4倍高調波のレーザ光に波長変換して出
力する第2の波長変換素子とを備えたことを特徴とす
る。
【0013】また、第4発明の紫外レーザ発振器は、第
3発明の紫外レーザ発振器において、波長772nmの
単一スペクトルレーザ光を発振し、これを注入種光とし
て前記固体レーザ発振器に注入する注入種光源を備えた
ことを特徴とする。
【0014】また、第5発明の紫外レーザ発振器は、波
長966nmの基本波レーザ光を発振する固体レーザ発
振器と、この固体レーザ発振器から出力された波長96
6nmの基本波レーザ光を入力し、これを波長483n
mの2倍高調波レーザ光に波長変換して出力する第1の
波長変換素子と、この第1の波長変換素子から出力され
た波長483nmの2倍高調波レーザ光を入力し、これ
を波長241.5nmの4倍高調波のレーザ光に波長変
換して出力する第2の波長変換素子と、この第2の波長
変換素子から出力された波長241.5nmの4倍高調
波レーザ光と、前記固体レーザ発振器から発振された波
長966nmの基本波レーザ光とを入力し、これらを和
周波数混合することにより波長193nmの5倍高調波
レーザ光に波長変換して出力する第3の波長変換素子と
を備えたこを特徴とする。
【0015】また、第6発明の紫外レーザ発振器は、第
5発明の紫外レーザ発振器において、波長966nmの
単一スペクトルレーザ光を発振し、これを注入種光とし
て前記固体レーザ発振器に注入する注入種光源を備えた
ことを特徴とする。
【0016】また、第7発明の紫外レーザ発振器は、第
1,第2,第3,第4,第5又は第6発明の紫外レーザ
発振器において、前記固体レーザ発振器はTiサファイ
アレーザ発振器であることを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳細に説明する。
【0018】<実施の形態1>図1は本発明の実施の形
態1に係る紫外レーザ発振器のシステム構成図、図2は
前記紫外レーザ発振器によって生成する紫外レーザ光の
スペクトルを示す図、図3は前記紫外レーザ発振器を露
光装置の光源として用いた場合の説明図である。
【0019】図1に示すように本実施の形態1の紫外レ
ーザ発振器は、注入種光源21と、Tiサファイアレー
ザ発振器22とを備えるとともに、波長変換素子とし
て、SHG(第2高調波)を得るための非線形光学結晶
素子23と、FHG(第4高調波)を得るための非線形
光学結晶素子24とを備えている。
【0020】注入種光源21では、波長772nmの単
一スペクトルレーザ光21aを発振し、これを注入種光
としてTiサファイアレーザ発振器22に注入する。注
入種光源21としては、半導体レーザ発振器又は半導体
レーザ発振器等を励起源とする固体レーザ発振器(例え
ばTiサファイアレーザ発振器)などを用いることがで
きる。そして、Tiサファイアレーザ発振器22では、
注入種光21aによって狭帯域化(単色化)された波長
772nmの基本波レーザ光22aを発振する。Tiサ
ファイアレーザ発振器22は、Tiサファイア結晶や共
振器などを備えた発振器本体22bと、前記Tiサファ
イア結晶に対して波長532nmの励起光22c−1を
照射する励起源22cとを備えている。
【0021】Tiサファイアレーザ発振器22は、Ti
サファイア結晶から出る光のスペクトラムが600nm
〜1μmの広帯域に広がっており、共振器を用いて前記
波長帯域における所望の波長のレーザ光を誘導放出させ
ることにより、波長可変レーザ発振器として用いること
ができる。ここではTiサファイアレーザ発振器22か
ら波長772nmのレーザ光を選択して発振し、これを
基本波22aとしている。なお、Tiサファイアレーザ
発振器22は700nm代の波長のレーザ光を最もよく
出力することができるため、この点からも波長772n
mのレーザ光を選択することは有効である。
【0022】また、励起源22cとしては、例えばN
d:YAGレーザ発振器(波長1064nm)のような
固体レーザ発振器から発振するレーザ光を基本波とし、
この波長1064nmの基本波を波長変換素子である非
線形光学結晶素子によって波長532nmの2倍高調波
レーザ光に波長変換するように構成したものを用いるこ
とができる。なお、Tiサファイアレーザ発振器は50
0nm位の波長の励起光に対して最も吸収能がよい。
【0023】非線形光学結晶素子23では、Tiサファ
イアレーザ発振器22から発振された波長772nmの
基本波レーザ光22aを入力し、これを波長386nm
の2倍高調波レーザ光23aに波長変換して出力する。
そして、非線形光学結晶素子24では、非線形光学結晶
素子23から出力された波長386nmの2倍高調波レ
ーザ光23aを入力し、これを波長193nmの4倍高
調波レーザ光(紫外レーザ光)24aに波長変換して出
力する。
【0024】かくして本紫外レーザ発振器では、ArF
エキシマレーザ発振器の紫外レーザ光(波長193n
m)にジャストフィットした紫外レーザ光を得ることが
できる。しかも、Tiサファイアレーザ発振器22から
発振される基本波レーザ光22aが注入種光21aによ
って狭帯域化されているため、これを波長変換して得ら
れる波長193nmの紫外レーザ光24aも図2に示す
ように波長帯域Δλが狭帯域化された単色性に優れたも
のとなる。
【0025】このため、本紫外レーザ発振器はLSIを
製作する際の露光装置の光源として有用である。本紫外
レーザ発振器を露光装置の光源として用いる場合には、
図3(a)に示すようにマスク31を介して感光材32
の所定位置32aに波長193nmの紫外レーザ光24
aを照射する。その後、感光材32を溶剤につけると、
紫外レーザ光24aによって感光した所定位置32aだ
けが線状に残る。この線の幅dは例えば0.1μmであ
る。かくしてLSIの回路パターンが形成される。
【0026】レーザ光の波長が短いほど集光スポット径
が小さくなるため、より細い線を形成することができ
る。また、レーザ光の単色性が高いほどにじみのないシ
ャープな線を形成することができる。従って、193n
mとうい非常に短い波長であって且つ単色性に優れた紫
外レーザ光24aを露光することにより、非常に細く
て、且つ、にじみのないシャープな線を形成することが
できるため記憶容量1GbitのLSIにも対応するこ
とができる。
【0027】以上のように、本実施の形態1の紫外レー
ザ発振器によれば、非線形光学結晶素子23と非線形光
学結晶素子24の僅か2個の波長変換素子によって波長
193nmの紫外レーザ光24aを生成する構成である
ため、波長変換による損失が非常に少ない。このため、
非常に効率よく高エネルギーの紫外レーザ光(波長19
3nm)を得ることができる。
【0028】また、注入種光源21を備えたことによ
り、Tiサファイアレーザ発振器22から発振される基
本波レーザ光22aを狭帯域化することができるため、
単色性に優れた波長193nmの紫外レーザ光24aを
得ることができる。このため、特に本紫外レーザ発振器
は露光装置の光源に適用して有用なものとなる。
【0029】また、基本波レーザ光を発振する固体レー
ザ発振器としてTiサファイアレーザ発振器22を用い
たため、容易に所望の波長722nmの基本波レーザ光
22aを得ることができる。
【0030】ところで、上記では2個の波長変換素子を
用いて波長193nmの紫外レーザ光24aを生成する
場合について説明したが、2個の波長変換素子を用いて
他の波長の紫外レーザ光を得ることもできる。例えば、
次のようにして波長248nmの紫外レーザ光を得るこ
ともできる。
【0031】即ち、Tiサファイアレーザ発振器などの
固体レーザ発振器から波長992nmの基本波レーザ光
を出力し、これを第1の非線形光学結晶素子で波長49
6の2倍高調波レーザ光に波長変換し、更に、第2の非
線形光学結晶素子で波長248nmの4倍高調波レーザ
光に波長変換すればよい。また、注入種光源によって波
長992nmの注入種光を前記固体レーザ発振器に注入
すれば、単色性に優れた波長248nmの紫外レーザ光
を得ることができる。
【0032】<実施の形態2>図4は本発明の実施の形
態2に係る紫外レーザ発振器のシステム構成図である。
同図に示すように本実施の形態2の紫外レーザ発振器
は、注入種光源41と、Tiサファイアレーザ発振器4
2とを備えるとともに、波長変換素子として、SHG
(第2高調波)を得るための非線形光学結晶素子43
と、FHG(第4高調波)を得るための非線形光学結晶
素子44と、FIHG(第5高調波)を得るための非線
形光学結晶素子45とを備えている。
【0033】注入種光源41では、波長966nmの単
一スペクトルレーザ光41aを発振し、これを注入種光
としてTiサファイアレーザ発振器42に注入する。注
入種光源41としては、半導体レーザ発振器又は半導体
レーザ発振器等を励起源とする固体レーザ発振器(例え
ばTiサファイアレーザ発振器)などを用いることがで
きる。そして、Tiサファイアレーザ発振器42では、
注入種光41aによって狭帯域化(単色化)された波長
966nmの基本波レーザ光42aを発振する。この基
本波レーザ光42aは分岐して非線形光学結晶素子43
と非線形光学結晶素子45とに出力する。
【0034】Tiサファイアレーザ発振器42は、Ti
サファイア結晶や共振器などを備えた発振器本体42b
と、前記Tiサファイア結晶に対して波長532nmの
励起光42c−1を照射する励起源42cとを備えてい
る。先にも述べたようにTiサファイアレーザ発振器4
2は、Tiサファイア結晶から出る光のスペクトラムが
600nm〜1μmの広帯域に広がっており、共振器を
用いて前記波長帯域における所望の波長のレーザ光を誘
導放出させることにより、波長可変レーザ発振器として
用いることができる。ここではTiサファイアレーザ発
振器42から波長966nmのレーザ光を選択して発振
し、これを基本波42aとしている。
【0035】また、励起源42cとしては、例えばN
d:YAGレーザ発振器(波長1064nm)のような
固体レーザ発振器から発振するレーザ光を基本波とし、
この波長1064nmの基本波を波長変換素子である非
線形光学結晶素子によって波長532nmの2倍高調波
レーザ光に波長変換するように構成したものを用いるこ
とができる。
【0036】非線形光学結晶素子43では、Tiサファ
イアレーザ発振器42から発振された波長966nmの
基本波レーザ光42aを入力し、これを波長483の2
倍高調波レーザ光43aに波長変換して出力する。続い
て、非線形光学結晶素子44では、非線形光学結晶素子
23から出力された波長483の2倍高調波レーザ光4
3aを入力し、これを波長241.5nmの4倍高調波
レーザ光44aに波長変換して出力する。
【0037】そして、非線形光学結晶素子45では、非
線形光学結晶素子44から出力された波長241.5n
mの4倍高調波レーザ光44aと、Tiサファイアレー
ザ発振器42から発振された波長966nmの基本波レ
ーザ光42aとを入力し、これらを和周波数混合するこ
とにより波長193nmの5倍高調波レーザ光(紫外レ
ーザ光)45aに波長変換して出力する。因みに、非線
形光学結晶素子による波長変換は1/λ1 +1/λ2
1/λ3 という関係式で表され、特に入力波長λ1 とλ
2 とが等しい場合には変換波長λ3 =λ1 /2となる。
【0038】かくして本紫外レーザ発振器でも、ArF
エキシマレーザ発振器の紫外レーザ光(波長193n
m)にジャストフィットした紫外レーザ光を得ることが
できる。しかも、Tiサファイアレーザ発振器42から
発振される基本波レーザ光42aが注入種光21aによ
って狭帯域化されているため、これを波長変換して得ら
れる波長193nmの紫外レーザ光45aも狭帯域化さ
れた単色性に優れたものとなる。従って、本紫外レーザ
発振器もLSIを製作する際の露光装置の光源として有
用であり、にじみのないシャープで細い線を形成するこ
とができるため記憶容量1GbitのLSIにも対応す
ることができる。
【0039】以上のように、本実施の形態2の紫外レー
ザ発振器によれば、非線形光学結晶素子43と非線形光
学結晶素子44と非線形光学結晶素子45の3個の波長
変換素子によって波長193nmの紫外レーザ光24a
を生成する構成であるため、図5に示す従来の紫外レー
ザ発振器に比べれて効率よく高エネルギーの紫外レーザ
光(波長193nm)を得ることができる。
【0040】また、注入種光源41を備えたことによ
り、Tiサファイアレーザ発振器42から発振される基
本波レーザ光42aを狭帯域化することができるため、
単色性に優れた紫外レーザ光45aを得ることができ
る。このため、特に、本紫外レーザ発振器は露光装置の
光源に適用して有用なものとなる。
【0041】また、基本波レーザ光を発振する固体レー
ザ発振器としてTiサファイアレーザ発振器42を用い
たため、容易に所望の波長966nmの基本波レーザ光
42aを得ることができる。
【0042】
【発明の効果】以上、発明の実施の形態と共に具体的に
説明したように、第1発明の紫外レーザ発振器は、基本
波レーザ光を発振する固体レーザ発振器と、この固体レ
ーザ発振器から出力された基本波レーザ光を入力し、こ
れを2倍高調波レーザ光に波長変換して出力する第1の
波長変換素子と、この第1の波長変換素子から出力され
た2倍高調波レーザ光を入力し、これを4倍高調波の紫
外レーザ光に波長変換して出力する第2の波長変換素子
とを備えたことを特徴とする。
【0043】従って、この第1発明の紫外レーザ発振器
によれば、僅か2個の波長変換素子によって紫外レーザ
光を生成する構成であるため、波長変換による損失が非
常に少ない。このため、非常に効率よく高エネルギーの
紫外レーザ光を得ることができる。
【0044】また、第2発明の紫外レーザ発振器は、第
1発明の紫外レーザ発振器において、特定波長の単一ス
ペクトルレーザ光を発振し、これを注入種光として前記
固体レーザ発振器に注入する注入種光源を備えたことを
特徴とする。
【0045】従って、この第2発明の紫外レーザ発振器
によれば、注入種光源を備えたことにより、固体レーザ
発振器から発振される基本波レーザ光を狭帯域化するこ
とができるため、単色性に優れた紫外レーザ光を得るこ
とができる。このため、本紫外レーザ発振器は露光装置
の光源などに適用して有用なものとなる。
【0046】また、第3発明の紫外レーザ発振器は、波
長772nmの基本波レーザ光を発振する固体レーザ発
振器と、この固体レーザ発振器から発振された波長77
2nmの基本波レーザ光を入力し、これを波長386n
mの2倍高調波レーザ光に波長変換して出力する第1の
波長変換素子と、この第1の波長変換素子から出力され
た386nmの2倍高調波レーザ光を入力し、これを波
長193nmの4倍高調波のレーザ光に波長変換して出
力する第2の波長変換素子とを備えたことを特徴とす
る。
【0047】従って、この第3発明の紫外レーザ発振器
によれば、僅か2個の波長変換素子によって波長193
nmの紫外レーザ光を生成する構成であるため、波長変
換による損失が非常に少ない。このため、非常に効率よ
く高エネルギーの紫外レーザ光(波長193nm)を得
ることができる。
【0048】また、第4発明の紫外レーザ発振器は、第
3発明の紫外レーザ発振器において、波長772nmの
単一スペクトルレーザ光を発振し、これを注入種光とし
て前記固体レーザ発振器に注入する注入種光源を備えた
ことを特徴とする。
【0049】従って、この第4発明の紫外レーザ発振器
によれば、注入種光源を備えたことにより、固体レーザ
発振器から発振される基本波レーザ光を狭帯域化するこ
とができるため、単色性に優れた波長193nmの紫外
レーザ光を得ることができる。このため、本紫外レーザ
発振器は記憶容量1GbitのLSIの製作に用いる露
光装置の光源などに適用して有用なものとなる。
【0050】また、第5発明の紫外レーザ発振器は、波
長966nmの基本波レーザ光を発振する固体レーザ発
振器と、この固体レーザ発振器から出力された波長96
6nmの基本波レーザ光を入力し、これを波長483n
mの2倍高調波レーザ光に波長変換して出力する第1の
波長変換素子と、この第1の波長変換素子から出力され
た波長483nmの2倍高調波レーザ光を入力し、これ
を波長241.5nmの4倍高調波のレーザ光に波長変
換して出力する第2の波長変換素子と、この第2の波長
変換素子から出力された波長241.5nmの4倍高調
波レーザ光と、前記固体レーザ発振器から発振された波
長966nmの基本波レーザ光とを入力し、これらを和
周波数混合することにより波長193nmの5倍高調波
レーザ光に波長変換して出力する第3の波長変換素子と
を備えたこを特徴とする。
【0051】従って、この第5発明の紫外レーザ発振器
によれば、3個の波長変換素子によって波長193nm
の紫外レーザ光24aを生成する構成であるため、従来
に比べて効率よく高エネルギーの紫外レーザ光(波長1
93nm)を得ることができる。
【0052】また、第6発明の紫外レーザ発振器は、第
5発明の紫外レーザ発振器において、波長966nmの
単一スペクトルレーザ光を発振し、これを注入種光とし
て前記固体レーザ発振器に注入する注入種光源を備えた
ことを特徴とする。
【0053】従って、この第6発明の紫外レーザ発振器
によれば、注入種光源を備えたことにより、固体レーザ
発振器から発振される基本波レーザ光を狭帯域化するこ
とができるため、単色性に優れた波長193nmの紫外
レーザ光を得ることができる。このため、本紫外レーザ
発振器は記憶容量1GbitのLSIの製作に用いる露
光装置の光源に適用して有用なものとなる。
【0054】また、第7発明の紫外レーザ発振器は、第
1,第2,第3,第4,第5又は第6発明の紫外レーザ
発振器において、前記固体レーザ発振器はTiサファイ
アレーザ発振器であることを特徴とする。
【0055】従って、この第7発明の紫外レーザ発振器
によれば、固体レーザ発振器としてTiサファイアレー
ザ発振器を用いたため、容易に所望の波長の基本波レー
ザ光を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る紫外レーザ発振器
のシステム構成図である。
【図2】前記紫外レーザ発振器によって生成する紫外レ
ーザ光のスペクトルを示す図である。
【図3】前記紫外レーザ発振器を露光装置の光源として
用いた場合の説明図である。
【図4】本発明の実施の形態2に係る紫外レーザ発振器
のシステム構成図である。
【図5】従来の紫外レーザ発振器のシステム構成図であ
る。
【符号の説明】
21 注入種光源 22 Tiサファイアレーザ発振器 22b 発振器本体 22c 励起源 23 非線形光学結晶素子(772nm→386nm) 24 非線形光学結晶素子(386nm→193nm) 41 注入種光源 42 Tiサファイアレーザ発振器 42b 発振器本体 42c 励起源 43 非線形光学結晶素子(966nm→483nm) 44 非線形光学結晶素子(483nm→241.5n
m) 45 非線形光学結晶素子(241.5nm,966n
m→193nm)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 赤羽 崇 兵庫県神戸市兵庫区和田崎町一丁目1番1 号 三菱重工業株式会社神戸造船所内 Fターム(参考) 5F072 AB20 JJ13 KK12 PP10 QQ02 RR05 YY09

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基本波レーザ光を発振する固体レーザ発
    振器と、 この固体レーザ発振器から出力された基本波レーザ光を
    入力し、これを2倍高調波レーザ光に波長変換して出力
    する第1の波長変換素子と、 この第1の波長変換素子から出力された2倍高調波レー
    ザ光を入力し、これを4倍高調波の紫外レーザ光に波長
    変換して出力する第2の波長変換素子とを備えたことを
    特徴とする紫外レーザ発振器。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載する紫外レーザ発振器に
    おいて、 特定波長の単一スペクトルレーザ光を発振し、これを注
    入種光として前記固体レーザ発振器に注入する注入種光
    源を備えたことを特徴とする紫外レーザ発振器。
  3. 【請求項3】 波長772nmの基本波レーザ光を発振
    する固体レーザ発振器と、 この固体レーザ発振器から発振された波長772nmの
    基本波レーザ光を入力し、これを波長386nmの2倍
    高調波レーザ光に波長変換して出力する第1の波長変換
    素子と、 この第1の波長変換素子から出力された386nmの2
    倍高調波レーザ光を入力し、これを波長193nmの4
    倍高調波のレーザ光に波長変換して出力する第2の波長
    変換素子とを備えたことを特徴とする紫外レーザ発振
    器。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載する紫外レーザ発振器に
    おいて、 波長772nmの単一スペクトルレーザ光を発振し、こ
    れを注入種光として前記固体レーザ発振器に注入する注
    入種光源を備えたことを特徴とする紫外レーザ発振器。
  5. 【請求項5】 波長966nmの基本波レーザ光を発振
    する固体レーザ発振器と、 この固体レーザ発振器から出力された波長966nmの
    基本波レーザ光を入力し、これを波長483nmの2倍
    高調波レーザ光に波長変換して出力する第1の波長変換
    素子と、 この第1の波長変換素子から出力された波長483nm
    の2倍高調波レーザ光を入力し、これを波長241.5
    nmの4倍高調波のレーザ光に波長変換して出力する第
    2の波長変換素子と、 この第2の波長変換素子から出力された波長241.5
    nmの4倍高調波レーザ光と、前記固体レーザ発振器か
    ら発振された波長966nmの基本波レーザ光とを入力
    し、これらを和周波数混合することにより波長193n
    mの5倍高調波レーザ光に波長変換して出力する第3の
    波長変換素子とを備えたこを特徴とする紫外レーザ発振
    器。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載する紫外レーザ発振器に
    おいて、 波長966nmの単一スペクトルレーザ光を発振し、こ
    れを注入種光として前記固体レーザ発振器に注入する注
    入種光源を備えたことを特徴とする紫外レーザ発振器。
  7. 【請求項7】 請求項1,2,3,4,5又は6に記載
    する紫外レーザ発振器において、 前記固体レーザ発振器はTiサファイアレーザ発振器で
    あることを特徴とする紫外レーザ発振器。
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