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JP2001228820A - プラズマディスプレイパネルの駆動方法及びプラズマディスプレイ装置 - Google Patents

プラズマディスプレイパネルの駆動方法及びプラズマディスプレイ装置

Info

Publication number
JP2001228820A
JP2001228820A JP2000034876A JP2000034876A JP2001228820A JP 2001228820 A JP2001228820 A JP 2001228820A JP 2000034876 A JP2000034876 A JP 2000034876A JP 2000034876 A JP2000034876 A JP 2000034876A JP 2001228820 A JP2001228820 A JP 2001228820A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sustain
discharge
electrode
sustain pulse
plasma display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000034876A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayoshi Nagai
孝佳 永井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2000034876A priority Critical patent/JP2001228820A/ja
Publication of JP2001228820A publication Critical patent/JP2001228820A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G2330/00Aspects of power supply; Aspects of display protection and defect management
    • G09G2330/02Details of power systems and of start or stop of display operation
    • G09G2330/025Reduction of instantaneous peaks of current

Landscapes

  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Control Of Gas Discharge Display Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 省電力化と表示品質の向上とを両立しうるP
DPの駆動方法を提供する。 【解決手段】 維持期間TSは、1つ又は複数の維持繰
り返し最小単位TSUから成る維持繰り返し期間TS2
を含む。維持繰り返し最小単位TSUにおいて、幅の狭
い維持パルス231を維持電極と走査電極とに順次に印
加し、その後、幅の広い維持パルス232を維持電極と
走査電極とに順次に印加する。維持パルス231は立ち
上がり時及び立ち下がり時に放電を形成するので、維持
パルス231によって発光効率ないしは発光輝度を向上
することができる。他方、維持パルス232によれば壁
電荷を十分に蓄積することができるので、維持パルス2
31のみを連続して印加する場合に発生する放電の弱小
化及び立ち消えを防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プラズマディス
プレイパネル(以下、「PDP」とも呼ぶ)の駆動方法
及びプラズマディスプレイ装置に関するものであり、特
に、PDP及びプラズマディスプレイ装置の省電力化及
び表示品質の向上に関する。
【0002】
【従来の技術】図16に従来のプラズマディスプレイ装
置201Pの全体構成のブロック図を示す。このような
構成は、例えば特開平7−160218号公報(特許第
2772753号)に開示される。図16において、制
御回路106は、入力信号としてのクロック信号CL
K,画像データDATA,垂直同期信号VSYNC及び
水平同期信号HSYNCに基づいて所定の制御信号を生
成し、アドレスドライバ105,Y共通ドライバ10
2,走査ドライバ103及びX共通ドライバ104に対
して出力する。制御回路106及び各ドライバ102,
103,104,105には、電源回路107が生成・
出力する電圧Vcc,Vd,Vy,Vs,Vw,Vaの
内の所定の電圧が供給される。
【0003】X共通ドライバ104とアドレスドライバ
105とはそれぞれ制御回路106からの制御信号に基
づいて所定の電圧を生成し、かかる電圧を各ドライバ1
04,105の出力端子に接続されたいわゆる3電極面
放電型の交流型PDP(AC型PDP)101の維持電
極X1〜XN(Nは自然数)及びアドレス電極A1〜AMの
各電極に対して出力する。このとき、N本の維持電極X
1〜XNは共通に接続されており、同一の電圧が印加され
る。また、Y共通ドライバ102は、制御回路106か
らの制御信号に基づいて所定の電圧を生成し、かかる電
圧を走査ドライバ103を介して走査電極Y1〜YNの各
電極に供給する。
【0004】なお、N本の維持電極X1〜XNの個々を区
別することなく単に「維持電極X」とも呼び、同様に各
走査電極Y1〜YN及び各アドレス電極A1〜AMをそれぞ
れ「走査電極Y」及び「アドレス電極A」とも呼ぶ。
【0005】図16に示すように、PDP101では、
1本の維持電極X及び1本の走査電極Yから成る1対の
電極対(以下、「電極対X,Y」のように呼ぶ)とアド
レス電極Aとの(立体)交差点それぞれに、1個の放電
セルCが形成される。なお、電極対X,YはPDP10
1の表示ラインに相当する。
【0006】次に、図17に、プラズマディスプレイ装
置201PのPDP101の模式的な分解斜視図を示
す。図17では3個の放電セルC(図16参照)を図示
している。図17に示すように、PDP101は、放電
空間160を介して互いに平行に配置された前面基板1
51と背面基板161とを有する。前面基板151の放
電空間160側の表面上に、電極対を成す帯状の維持電
極X及び走査電極Yが互いに平行に形成されている。両
電極X,Y及び前面基板151の上記表面を覆うよう
に、誘電体層ないしは絶縁層152が形成されている。
誘電体層152の放電空間160側の表面上に、酸化マ
グネシウム(MgO)等の高2次電子放出材料から成る
保護膜155が形成されている。
【0007】他方、背面基板161の放電空間160側
の表面上に、帯状のアドレス電極Aが互いに平行に形成
されている。アドレス電極Aは電極対X,Yと立体交差
する方向に延在している。そして、背面基板161の上
記表面上であって隣接する2本のアドレス電極A間の各
間隙に、アドレス電極Aに沿って帯状の(バリア)リブ
ないしは隔壁163が形成されている。更に、隣接する
2つの隔壁163と背面基板161の上記表面とで形成
されるU字型溝の内面を覆って、蛍光体層164が形成
されている。PDP101ではカラー表示を行うため
に、各U字型溝単位で赤色,緑色又は青色の発光色用の
蛍光体層164R,164G,164Bが形成されてい
る。
【0008】なお、蛍光体層164と背面基板161と
の間に、背面基板161の上記表面及びアドレス電極A
を覆って誘電体層ないしは絶縁層が形成される場合もあ
る。
【0009】次に、プラズマディスプレイ装置201P
におけるPDP101の駆動方法として、いわゆるサブ
フィールド(SF)階調法を図18及び図19を参照し
つつ説明する。なお、図18及び図19に示す駆動方法
(第1の先行技術)は例えば上記公報に開示される。
【0010】ここでは、図18に示すように、1フレー
ム期間を8個のサブフィールドSF1〜SF8に分割す
る場合を説明する。各サブフィールドSF1〜SF8は
更にリセット期間(消去期間とも呼ばれる),アドレス
期間(書き込み期間とも呼ばれる)及び維持放電期間
(維持期間又は表示期間とも呼ばれる)に分けられる。
リセット期間では、直前のサブフィールドの表示履歴と
して残存する壁電荷を消去する。アドレス期間では、後
続の維持期間において画像を成す表示発光ないしは表示
点灯を発生させるべき放電セルCに、画像データDAT
Aに基づいた壁電荷を付与する。そして、維持期間で
は、アドレス期間において壁電荷が蓄積された放電セル
に維持放電を生じさせ、表示発光を行う。上記各期間の
具体的な駆動方法を図19を参照しつつ説明する。
【0011】まず、リセット期間では、時刻taにおい
て、維持電極Xに全面書き込みパルスないしはプライミ
ングパルス24を印加して、全ての放電セルCに放電を
発生させる。かかる全面書き込みパルス24の立ち下が
り時である時刻tbにおいて、自己消去放電を発生させ
て全ての放電セルCにおいて壁電荷の消去を行う。な
お、全面書き込みパルス24と同期してアドレス電極A
に電圧Vawを印加する。
【0012】引き続くアドレス期間において、走査電極
Y1〜YNに順次に走査パルス21を印加すると共に、ア
ドレス電極A1〜AMに入力画像データDATAに基づく
アドレスパルス22(電圧(−Vy))を印加する(例
えば時刻tc参照)。かかる動作によって、維持期間に
おいて表示発光させるべき放電セルCにアドレス放電な
いしは書き込み放電を発生させて、当該放電セルC内に
壁電荷を蓄積させる。なお、アドレス期間においてアド
レスパルス21の印加期間以外では走査電極Yに電圧
(−Vsc)を印加し、走査電極Y1〜YNの走査中、維
持電極Xに電圧Vaxを印加する。
【0013】その後に続く維持期間において、維持電極
Xと走査電極Yとに電圧Vsの維持パルス23を交互に
印加する(時刻td及び時刻te参照)。このとき、ア
ドレス期間で壁電荷が形成された放電セルCにおいての
み維持パルス23の立ち上がり直後に維持放電が生じ
る。かかる維持放電によって放電セルCが発光し、PD
P101全面として画像が表示される。なお、維持期間
中、アドレス電極Aに電圧Vs/2を印加する。
【0014】サブフィールド階調法では、各サブフィー
ルドSF1〜SF8毎に維持パルス23の印加回数を設
定することによって、各サブフィールドSF1〜SF8
の発光強度が設定される。このとき、各サブフィールド
SF1〜SF8の発光強度を所定の比を以て設定した上
で、1フレーム期間中にどのサブフィールドSF1〜S
F8において発光を行わせるかを制御することによっ
て、換言すれば、各サブフィールドSF1〜SF8の発
光強度を組み合わせることによって、多階調表示が行わ
れる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従来の駆動方法は以下
のような問題点を有している。 (第1の問題点)まず、従来の駆動方法は、CRT(Ca
thode Ray Tube)等の他のディスプレイデバイスと比べ
て発光効率が低いという問題点を有している。このと
き、高い発光輝度を得るためにはPDP101への供給
電力を増大させれば良いが、かかる場合には消費電力の
増大を招いてしまう。つまり、従来の駆動方法では、高
輝度化という表示品質の向上と消費電力の低減とを両立
させることは難しいという問題点がある。
【0016】かかる問題点を解決しうる駆動方法の一つ
が、例えば特開平11−109914号公報に開示され
ている。かかる駆動方法(第2の先行技術)を図20の
タイミングチャートを参照しつつ説明する。
【0017】図20中の(c)を見れば分かるように、
当該駆動方法では、維持パルス23の立ち上がり時に外
部印加電圧を主体とする放電を発生させると共に、維持
パルス23の立ち下がり時に壁電荷を主体とする放電
(自己消去放電)を発生させる。このように1つの維持
パルス23で以て2回の放電を形成することによって、
発光効率を改善しうるとしている。なお、維持パルス2
3の幅を狭くして当該維持パルス23の立ち上がり時の
放電で生成された空間電荷を利用すれば、比較的容易に
上述の壁電荷を主体とする放電を形成しうるとしてい
る。
【0018】しかしながら、維持パルス23の幅を狭く
すると、維持パルス23の立ち上がり時の放電によって
生成された空間電荷が壁電荷として十分に蓄積される前
にパルスが立ち下がってしまう場合がある。しかも、引
き続いて当該維持パルス23の立ち下がり時においても
放電を形成するので、不十分ながらも蓄積された上記壁
電荷は立ち下がり時の放電によって減少してしまう。こ
のため、次の維持パルス23の立ち上がり時の放電は先
の同放電よりも弱く、しかも、かかる放電によって壁電
荷は更に減少する。
【0019】このため、パルス幅の狭い(維持)パルス
を連続して印加すると、放電が次第に弱くなってしま
う。このとき、維持期間において維持パルス23を所定
の回数、印加し終えるまで放電が持続せずに立ち消えて
しまう場合も生じうると考えられる。即ち、図20の駆
動方法によれば、発光効率は改善されうる一方で、放電
ないしは発光が不安定になるという別個の表示品質上の
問題が惹起される。
【0020】更に、維持パルス23の幅を狭くするとパ
ルスの周期が短くなるので、放電発生時に流れる放電電
流パルスの単位時間あたりの個数が多くなる。換言すれ
ば、放電電流の電流密度ないしは電源に流れる電流のピ
ークが大きくなってしまう。
【0021】(第2の問題点)従来の駆動方法では、維
持パルス23はX共通ドライバ104及びY共通ドライ
バ102において生成されて、PDP101の画面全体
に対して同時に印加される。このとき、画面全体ないし
は全ての放電セルにおいて一斉に放電が発生するので、
非常に大きなピーク電流がX共通ドライバ104及びY
共通ドライバ102からPDP101へ供給される。例
えば対角100cm(40型)のPDPでは、上記ピー
ク電流は200Aに達する場合もある。このため、従来
の駆動方法は、X共通ドライバ104及びY共通ドライ
バ102の各構成回路における電力損失が大きいという
消費電力上の問題点を有している。
【0022】また、X共通ドライバ104及びY共通ド
ライバ102には上述の大きなピークを有する電流を供
給する能力が要求される。このため、X共通ドライバ1
04及びY共通ドライバ102の回路規模を大きくせざ
るを得ず、その結果、X共通ドライバ104及びY共通
ドライバ102のコスト・アップを招いてしまうという
問題点をも有している。
【0023】かかる問題点を解決しうる駆動方法の一つ
が、例えば特開平7−319424号公報に開示されて
いる。かかる駆動方法(第3の先行技術)を図21のタ
イミングチャートを参照しつつ説明する。図21に示す
駆動方法では、走査電極Y1〜YNをQ個のグループに分
けると共に、各グループ毎に位相の異なる維持パルス2
3を印加する(時刻tp2〜時刻tp11参照)。上記
公報では、これにより放電電流のピーク値を1/Qにで
きるとしている。
【0024】しかしながら、かかる駆動方法では、放電
を形成する際の条件が走査電極Y1〜YNのグループ毎に
異なるので、各グループ間で発光の強度が異なる場合が
ある。このような発光強度の違いは表示むらとして観測
されるので、図21の駆動方法によれば表示品質が低下
してしまうと考えられる。この点を以下に詳述する。
【0025】図21の駆動方法によれば、時刻tp3に
おいてQ個の内の一のグループの走査電極Yに属する放
電セル(以下、「一のグループの放電セル」のように呼
ぶ)に維持放電が発生する(図21中の(b)及び
(f)参照)。かかる放電により、当該放電セルの放電
空間内にイオンや励起原子などの空間電荷が発生する。
【0026】次に、時刻tp4において、Q個の内の他
の一のグループの走査電極Yに属する放電セルに維持放
電が発生する(図21中の(c)及び(f)参照)。
【0027】このとき、一のグループの放電セルと他の
一のグループの放電セルとが近接している場合、一のグ
ループの放電セルで生じた空間電荷は、他の一のグルー
プの放電セル近傍まで速やかに拡散する。このため、他
の一のグループの放電セルにおける放電形成はかかる空
間電荷の影響を受ける。例えば、他の一のグループにお
ける放電セルでは、一のグループの放電セルにおける放
電と比較して、放電開始電圧が低下したり、電圧を印加
してから放電が開始されるまでの遅れ時間が短くなった
りする。このように放電を形成する際の条件が異なるの
で、一のグループの放電セルと他の一のグループの放電
セルとで発光強度に相違が生じうる。
【0028】かかる発光強度の違いはわずかであって
も、実質的な表示品位の低下として観測されうる。これ
は、人の視覚特性において、同一表示面に存在する輝度
の異なる領域を識別する能力は極めて高いからである。
【0029】同様に、時刻tp5及び時刻tp6におけ
る放電もそれ以前の放電の影響を順次に受けるので、グ
ループ毎に発光強度が異なる。その結果、走査電極のグ
ループの境界に沿った表示むらが観測される。
【0030】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、省電力化と表示品質の向上とを両立しうるPDP
の駆動方法及びプラズマディスプレイ装置を提供するこ
とを目的とする。
【0031】
【課題を解決するための手段】(1)請求項1に記載の
発明に係るプラズマディスプレイパネルの駆動方法は、
複数の第1電極と、複数の第2電極と、それぞれが前記
第1電極の一部と前記第2電極の一部とを含んで構成さ
れる複数の放電セルとを備え、前記第1電極と前記第2
電極との間に電位差を与えて前記放電セルに放電を形成
するプラズマディスプレイパネルに適用される駆動方法
であって、前記複数の放電セルのそれぞれについて、表
示発光を行うか否かを規定するアドレス動作と、前記第
1電極と前記第2電極とに維持パルスを印加して前記電
位差を生じせしめて前記アドレス動作で前記発光表示を
行うように規定された前記放電セルに画像表示を担う維
持放電を形成する維持動作とを分離して行う場合、前記
維持動作を行う維持期間において、前記第1電極と前記
第2電極との少なくとも一方に、少なくとも1つが他と
は異なる波形の複数の前記維持パルスを印加するという
単位動作を、所定の回数実行することを特徴とする。
【0032】(2)請求項2に記載の発明に係るプラズ
マディスプレイパネルの駆動方法は、請求項1に記載の
プラズマディスプレイパネルの駆動方法であって、前記
少なくとも1つの前記維持パルスの振幅又はパルス幅
は、前記他の前記維持パルスとは異なることを特徴とす
る。
【0033】(3)請求項3に記載の発明に係るプラズ
マディスプレイパネルの駆動方法は、請求項1又は2に
記載のプラズマディスプレイパネルの駆動方法であっ
て、連続した前記維持パルス間の休止期間の少なくとも
1つの長さが、他の前記休止期間とは異なることを特徴
とする。
【0034】(4)請求項4に記載の発明に係るプラズ
マディスプレイパネルの駆動方法は、複数の第1電極
と、複数の第2電極と、それぞれが前記第1電極の一部
と前記第2電極の一部とを含んで構成される複数の放電
セルとを備え、前記第1電極と前記第2電極との間に電
位差を与えて前記放電セルに放電を形成するプラズマデ
ィスプレイパネルに適用される駆動方法であって、前記
複数の放電セルのそれぞれについて、表示発光を行うか
否かを規定するアドレス動作と、前記第1電極と前記第
2電極とに維持パルスを印加して前記電位差を生じせし
めて前記アドレス動作で前記発光表示を行うように規定
された前記放電セルに画像表示を担う維持放電を形成す
る維持動作とを分離して行う場合、前記維持動作を行う
維持期間において、前記第1電極と前記第2電極との少
なくとも一方を複数のグループに分割した上で、前記維
持パルスの立ち上がりのタイミングを前記グループ間で
ずらして前記維持パルスを前記第1電極又は/及び前記
第2電極に印加すると共に、前記第1電極又は/及び前
記第2電極に前記立ち上がりの順番を変更して前記維持
パルスを複数回印加するという単位動作を、所定の回数
実行することを特徴とする。
【0035】(5)請求項5に記載の発明に係るプラズ
マディスプレイパネルの駆動方法は、請求項4に記載の
プラズマディスプレイパネルの駆動方法であって、前記
単位動作において、前記維持パルスの前記立ち上がりの
前記順番を循環的に変更して、前記維持パルスを複数回
印加することを特徴とする。
【0036】(6)請求項6に記載の発明に係るプラズ
マディスプレイパネルの駆動方法は、請求項4又は5に
記載のプラズマディスプレイパネルの駆動方法であっ
て、前記単位動作において、前記維持パルスの立ち下が
りのタイミングを前記グループ間でずらすことを特徴と
する。
【0037】(7)請求項7に記載の発明に係るプラズ
マディスプレイパネルの駆動方法は、請求項6に記載の
プラズマディスプレイパネルの駆動方法であって、前記
単位動作において、前記維持パルスの前記立ち下がりの
順番を循環的に変更して、前記維持パルスを立ち下げる
ことを特徴とする。
【0038】(8)請求項8に記載の発明に係るプラズ
マディスプレイパネルの駆動方法は、複数の第1電極
と、複数の第2電極と、それぞれが前記第1電極の一部
と前記第2電極の一部とを含んで構成される複数の放電
セルとを備え、前記第1電極と前記第2電極との間に電
位差を与えて前記放電セルに放電を形成するプラズマデ
ィスプレイパネルに適用される駆動方法であって、前記
複数の放電セルのそれぞれについて、表示発光を行うか
否かを規定するアドレス動作と、前記第1電極と前記第
2電極とに維持パルスを印加して前記電位差を生じせし
めて前記アドレス動作で前記発光表示を行うように規定
された前記放電セルに画像表示を担う維持放電を形成す
る維持動作とを分離して行う場合、前記維持動作を行う
維持期間において、前記第1電極に、その立ち上がり時
及び立ち下がり時に前記維持放電を形成可能な前記維持
パルスを印加する一方で、前記第2電極に、その立ち上
がり時のみに前記維持放電を形成可能な前記維持パルス
を印加するという単位動作を、所定の回数実行すること
を特徴とする。
【0039】(9)請求項9に記載の発明に係るプラズ
マディスプレイ装置は、請求項1乃至8のいずれかに記
載のプラズマディスプレイパネルの駆動方法を用いて、
前記プラズマディスプレイパネルを駆動することを特徴
とする。
【0040】
【発明の実施の形態】<実施の形態1> (プラズマディスプレイ装置の全体構成)図1に、実施
の形態1に係るプラズマディスプレイ装置201の全体
構成のブロック図を示す。図1に示すように、プラズマ
ディスプレイ装置201は、大別して、PDP11と、
X共通ドライバ4と、Y共通ドライバ3と、走査ドライ
バ2と、アドレスドライバ5と、これらのドライバ2〜
5を制御する制御回路6とを備える。なお、走査ドライ
バ2及びY共通ドライバ3を総称して走査電極側ドライ
バないしはYドライバ32とも呼ぶ。
【0041】なお、図1中への図示は省略するが、プラ
ズマディスプレイ装置201は、上記ドライバ2〜5及
び制御回路6それぞれに所定の電源電圧を供給する電源
回路(図16の電源回路107に相当)を備える。
【0042】PDP11として一般的な3電極面放電型
のAC型PDPが適用可能であるため、ここでは既述の
図17に示すPDP101を適用する場合を説明する。
このため、PDP101の構成要素と同等のものには同
一の符号を付している。また、図1には、PDP11の
構成要素の内で以下の説明に必要なもののみを抽出して
図示している。即ち、互いに平行に配置されたN本の維
持電極(第1電極)X1〜XN及び走査電極(第2電極)
Y1〜YNと、互いに平行に配置されたM本のアドレス電
極A1〜AMのみを模式的に図示している。なお、維持電
極(第1電極)及び/又は走査電極(第2電極)を透明
電極と、いわゆる母電極(バス電極とも呼ばれる)とで
構成しても構わない。
【0043】また、図1に示すように、維持電極Xi
(i:1〜N)と走査電極Yiとが隣接して配置されて
電極対Xi,Yiを成している。また、アドレス電極Ak
(k:1〜M)は上記電極対Xi,Yiと垂直を成して
(3次元的には、図17のPDP101のように立体交
差するように)配置されている。このとき、電極対X
i,Yiとアドレス電極Akとが成す各(立体)交差部で
以て、放電セルないしは発光セルCが規定される。即
ち、放電セルCは、電極Xiの一部と電極Yiの一部と
を含んで構成される。
【0044】N本の維持電極X1〜XNはX共通ドライバ
4に共通に接続されており、走査電極Y1〜YNは走査ド
ライバ2を介してY共通ドライバ3に接続されている。
また、アドレス電極A1〜AMはアドレスドライバ5に接
続されている。
【0045】制御回路6は従来の制御回路106(図1
6参照)と同等の構成を有しており、入力された画像デ
ータDATAや、クロック信号CLK,垂直同期信号V
SYNC,水平同期信号HSYNC等の入力信号に基づ
いて、各ドライバ5,4,2,3を制御する各シーケン
ス制御信号CNT1,CNT2,CNT31,CNT3
2を生成して出力する。
【0046】制御信号CNT2に基づいて、X共通ドラ
イバ4は維持電極X1〜Xnに所定の電圧を共通に供給す
る。また、制御信号CNT32に基づいてY共通ドライ
バ3が所定の動作を行い、制御信号CNT31に基づい
て走査ドライバ2が所定の動作を行う。
【0047】Y共通ドライバ3及びX共通ドライバ4は
それぞれ複数の電極に対して共通に供給される電圧、例
えばプライミングパルスや維持パルス等を生成して出力
する。これに対して、走査ドライバ2は、各走査電極Y
に個別に供給する電圧、例えば走査パルス等を生成して
出力すると共に、Y共通ドライバ2において生成された
電圧を受け取り、これを各走査電極Y1〜YNに伝達す
る。
【0048】アドレスドライバ5は、制御信号CNT1
と、制御回路6を介して入力される画像データDATA
とに基づいて、各アドレス電極Aにアドレスパルスとし
ての所定の電圧パルスを供給する。
【0049】プラズマディスプレイ装置201は、X共
通ドライバ4及びYドライバ32を含む駆動装置によっ
てPDP11を以下のように駆動する。
【0050】(プラズマディスプレイ装置の動作)プラ
ズマディスプレイ装置201におけるPDP11の駆動
方法として、例えば既述のサブフィールド階調法(図1
8及び図19参照)が基本的に適用可能である。即ち、
1フレーム(例えばテレビ画像の場合、16.6mse
c)を、それぞれがリセット期間,アドレス期間及び維
持期間を備えた複数のサブフィールドに分割して駆動す
る方法が適用可能である。但し、後に詳述するように、
維持期間における駆動方法は従来の駆動方法とは異な
る。
【0051】図2に、プラズマディスプレイ装置201
によるPDP11の駆動方法を説明するためのタイミン
グチャートを示す。図2には1つのサブフィールドにお
けるタイミングチャートを図示している。なお、図2中
の(a)〜(c)はそれぞれアドレス電極A,維持電極
X及び走査電極Yへの各印加電圧VA,VX,VYの電
圧波形である。以下に、リセット期間TR,アドレス期
間TA及び維持期間TSでの各駆動方法を説明する。
【0052】直前のサブフィールドの表示履歴として残
存する壁電荷の消去あるいは均一化を行う動作をリセッ
ト動作と呼び、リセット動作を行う期間をリセット期間
と呼ぶ。また、表示させるべき画像に応じて、それぞれ
の放電セルについて、後述する維持期間TSにおける表
示発光を行わせるか否かを規定する動作をアドレス動作
と呼び、アドレス動作を行う期間をアドレス期間と呼
ぶ。
【0053】具体的には、リセット動作からアドレス動
作までの一連の動作により、表示発光を行わせる放電セ
ルについては維持パルスを印加したときに維持放電を開
始できる程度の量の壁電荷を残し(この状態をON状態
と呼ぶ)、表示発光を行わせない放電セルについては壁
電荷を無くす(この状態をOFF状態と呼ぶ)。なお、
OFF状態は、維持パルスを印加しても維持放電が開始
しない程度の量の壁電荷が残っている場合を含む。
【0054】このリセット動作からアドレス動作までの
一連の動作は、(1)リセット動作において一群の放電
セルを表示画像にかかわらずOFF状態にしたあと、ア
ドレス動作によって表示発光を行わせる放電セルを選択
的にON状態とする、「全面消去−選択書込みアドレス
法」と、(2)リセット動作において一群の放電セルを
表示画像にかかわらずON状態としたあと、アドレス動
作によって表示発光を行わせない放電セルについて選択
的にOFF状態とする、「全面書込み−選択消去アドレ
ス法」とに大別される。
【0055】いずれの方法も適用可能であるが、以下に
おいては、「全面消去−選択書込みアドレス法」の一例
を用いて説明する。
【0056】(リセット期間TR)図2に示すように、
リセット期間TRにおける駆動方法として、例えば従来
のリセット期間(図19参照)でのそれが適用可能であ
る。即ち、全ての維持電極Xにプライミングパルス24
を印加して、全放電セルCで放電を発生させる。このと
き、プライミングパルス24の立ち下がり時に自己消去
放電を発生させて、直前のサブフィールドの表示履歴と
して残存する壁電荷を消去する(リセット動作)。
【0057】このように、リセット期間TRでは、電圧
が高く且つ立ち上がり及び立ち下がりが急峻なパルスを
印加することによってリセット動作を行う。なお、リセ
ット動作を、幅の狭い電圧パルスや立ち上がりの緩やか
な電圧パルスを印加する方法によって、又、上述の各種
の電圧パルスを組み合わせて印加する方法等によって行
っても良い。
【0058】(アドレス期間TA)引き続くアドレス期
間TAにおける駆動方法として、例えば従来のアドレス
期間(図19参照)でのそれが適用可能である。即ち、
走査電極Y1〜YNに走査パルス21を順次に印加すると
共に、アドレス電極Aに画像データDATAに基づいて
アドレスパルス22を印加する。これにより、後続の維
持期間TSにおいて表示発光させるべき放電セルCにア
ドレス放電ないしは書き込み放電を形成し、上記表示発
光をさせるべき放電セルC内に壁電荷を蓄積させる。こ
こでは、アドレス放電の形成/不形成に関わらず、上述
の動作をアドレス動作ないしは書き込み動作と呼ぶ。
【0059】なお、予めに全放電セルC内に壁電荷を蓄
積しておき、所定の放電セルC内の壁電荷を消去する方
法(上述の「全面消去−選択書込みアドレス法」)等に
よって、アドレス動作を行っても良い。
【0060】(維持期間TS)維持期間TSでは、各電
極X,Y,Aに所定の電圧を印加することによって、ア
ドレス期間TAにおいて壁電荷が蓄積された放電セルC
のみに画像表示ないしは表示発光を担う維持放電を形成
する(維持動作)。図2に示すように、維持期間TS
は、維持初期期間TS1と、維持繰り返し期間TS2
と、維持終期期間TS3とに大別される。
【0061】(維持初期期間TS1)図2に示すよう
に、維持期間TS1の初期時にあたる維持初期期間TS
1では、電圧パルスないしは維持パルス251,252
を全維持電極Xと全走査電極Yとに交互にないしは交流
的に印加する。詳細には、まず走査電極Yに維持パルス
251を印加し、維持パルス251の立ち下がり後に維
持電極Xに維持パルス252を印加する。そして、維持
パルス252の立ち下がり後に、走査電極Yに維持パル
ス252を印加する。
【0062】このとき、各維持パルス251,252の
電圧ないしは振幅を維持電圧Vsに設定する。ここで、
維持電圧Vsは、当該電圧Vsのみでは維持放電を開始
し得ないが、一旦維持放電を開始すれば、先行する維持
放電によって形成された壁電荷による電位(ないしは電
界)と電圧Vsとの重畳によって維持放電を継続し得る
値を有する電圧を言う。
【0063】特に、実施の形態1に係る駆動方法では、
維持パルス251,252の幅を比較的に広く設定す
る。詳細には、維持パルス251,252の立ち上がり
時の放電で生成された空間電荷を壁電荷として十分に蓄
積しうるように、更に、かかる空間電荷が維持パルス2
51,252の立ち下がり時に放電を誘起しない程度ま
で減少するように、維持パルス251,252の幅を設
定する。
【0064】このように維持初期期間TS1では幅の広
い維持パルス251,252を用いて維持放電を形成す
るので、壁電荷を増大・安定化することができ、その結
果アドレス動作から維持動作へ確実に移行することがで
きる。逆に言えば、壁電荷を増大・安定化させうる程度
に維持パルス251,252の幅を設定する。
【0065】なお、最初の維持パルス251を印加した
後はアドレス期間TA直後と比較して壁電荷が増大・安
定化しているので維持パルス252の幅を維持パルス2
51よりも狭く設定している(図2参照)が、維持パル
ス252の幅を維持パルス252と同等に設定しても構
わない。
【0066】また、維持初期期間TS1における維持パ
ルス251,252の印加回数は、上述の壁電荷の増大
・安定化や、後続の維持繰り返し期間TS2の開始時に
おける壁電荷の極性の調整等の観点から設定する。ここ
では、図2に示すように維持初期期間TS1の最後に走
査電極Yに維持パルス252を印加するので、保護膜1
55(図17参照)の走査電極Yの上方近傍(以下、
「走査電極Yの上方」のように表現する)に負の壁電荷
が蓄積され、維持電極Xの上方に正の壁電荷が蓄積され
た状態で、維持初期期間TSを終了する。
【0067】なお、幅の広いパルスに代えて電圧値の高
い維持パルスを用いることによっても、上述の壁電荷の
増大・安定化を図ることができる。
【0068】(維持繰り返し期間TS2)図2に示すよ
うに、維持初期期間TS1の後の維持繰り返し期間TS
2は維持繰り返し最小単位TSUの1つ又は複数から成
る。換言すれば、維持繰り返し期間TS2の電圧波形を
同一の波形の繰り返しとして細分化していき、これ以上
に細分化できない最小の期間或いは最も基本となる期間
が、維持繰り返し最小単位にあたる。なお、維持繰り返
し最小単位TSUにおける駆動方法を単位動作と呼ぶ。
【0069】ここで、図3に1つの維持繰り返し最小単
位TSUをより詳細に説明するためのタイミングチャー
トを示し、まず、維持繰り返し最小単位TSUを説明す
る。なお、図3中の(a)〜(d)はそれぞれ電圧V
X,電圧VY,電位差(VX−VY)及び放電強度(な
いしは発光強度)Pの各波形である。放電強度Pは、発
光中に放電セルCから発せられる赤外発光強度等を光プ
ローブ等を用いて測定することにより得られる。
【0070】維持繰り返し最小単位TSUでは、まず、
全ての維持電極Xに、電圧ないしは振幅Vs及びパルス
幅Pw1を有する、幅の狭い維持パルス231を印加す
る。これにより、壁電荷を有する放電セルCでは、維持
パルス231の維持電圧Vsと壁電荷による壁電圧との
和が維持電極Xと走査電極Yとの間の放電開始電圧を超
え、放電P11が発生する。なお、各放電の放電強度を
その放電の符号を用いて「放電強度P11」のように表
す。
【0071】維持パルス231の立ち上がり時の放電P
11で生じた空間電荷は、次第に維持電極X又は走査電
極Yの側へ引き寄せられ、当該放電P11の形成前とは
逆極性の壁電荷が維持電極X及び走査電極Yの上方に蓄
積される。同時に、空間電荷は中和,再結合等により次
第に減少・消滅する。
【0072】特に、本駆動方法では維持パルス231の
パルス幅Pw1を以下のように設定する。即ち、維持パ
ルス231の立ち下がり時において、上記放電P11で
形成された空間電荷が比較的に多く残存するようにパル
ス幅Pw1を設定する。しかも、上記残存する空間電荷
によるプライミング効果と立ち上がり時の放電後に蓄積
された壁電荷による壁電圧とで以て、維持パルス231
の立ち下がり時に放電P12が発生しうるように、パル
ス幅Pw1を設定する。
【0073】続いて、維持電極Xに印加している維持パ
ルス231を立ち下げた後、走査電極Yに維持パルス2
31を印加する。この維持パルス231の立ち上がり時
及び立ち下がり時に各放電P13,P14が発生する。
このように、維持パルス231を維持電極X及び走査電
極Yに交互にないしは交流的に印加する。
【0074】その後、電圧Vs及びパルス幅Pw2を有
する、幅の広い維持パルス232を維持電極Xに印加す
る。これにより放電P21が発生し、この放電P21で
生成された空間電荷は当該放電P21の形成前とは逆極
性の壁電荷として維持電極X及び走査電極Yの上方に蓄
積される。
【0075】特に、本駆動方法では(パルス幅Pw2)
>(パルス幅Pw1)に設定する。詳細には、維持パル
ス232の立ち上がり時の放電で生成された空間電荷が
十分な量の壁電荷として蓄積され、更には空間電荷が維
持パルス232の立ち下がり時にプライミング効果を発
揮し得ない程度にまで減少・消滅するように、パルス幅
Pw2を設定する。
【0076】このため、維持パルス232の立ち下がり
時には空間電荷がほとんど存在しないので、又、壁電圧
のみでは放電を形成し得ないので、維持パルス232の
立ち下がり時に放電は発生しない、あるいは発生したと
しても微弱である。
【0077】続いて、維持電極Xに印加している維持パ
ルス232を立ち下げた後、走査電極Yに維持パルス2
32を印加する。当該維持パルス232によって放電P
23が発生する。なお、放電P23は放電P21よりも
強い。このように、維持パルス232を維持電極X及び
走査電極Yに交互にないしは交流的に印加する。
【0078】特に、本駆動方法では繰り返し最小単位T
SUの繰り返し回数をサブフィールド毎に設定すること
によって、各サブフィールドの発光強度を設定する。そ
して、各サブフィールドの発光強度の設定と共に、サブ
フィールド毎の発光/非発光をアドレス動作で以て制御
することによって、サブフィールド階調法による多階調
表示を行う。
【0079】また、維持期間TS2の維持パルス数を増
減することによって例えば画面全体の輝度を制御する場
合や放電発光によって消費される電力を制御する場合、
本駆動方法では維持繰り返し最小単位TSUの繰り返し
回数を全てのサブフィールドにおいて同じ割合で増減す
る。また、例えば画像データDATA等の入力信号から
画像の表示率を検出し、その検出結果に応じて維持パル
ス数を制御することによって消費電力を常に一定値以下
に制限するというAPC(Automatic Power Control)
機能に用いる場合、維持繰り返し最小単位TSUの繰り
返し回数を制御する。
【0080】(維持終期期間TS3)図2に示すよう
に、維持繰り返し期間TS2の後に、維持終期期間TS
3が設けている。維持終期期間TS3は、次のサブフィ
ールドのリセット期間TRにおけるリセット動作が確実
に行われるようにするための期間であり、例えばリセッ
ト動作の方式に応じて壁電荷の極性や量及び/又は空間
電荷の量を調整するための期間である。
【0081】具体的には、維持終期期間TS3では、電
圧Vsの維持パルス26を維持電極X及び走査電極Yに
交互にないしは交流的に印加する。
【0082】このとき、維持終期期間TS3における最
後の維持パルス26を維持電極X又は走査電極のいずれ
に印加するかによって、当該サブフィールドの終了時点
での壁電荷の極性を調整することができる。
【0083】また、上述の最後の維持パルス26のパル
ス幅を狭めれば当該サブフィールドの終了時点での壁電
荷量は少なくなり、逆にそのパルス幅を広げれば多くの
壁電荷を蓄積させることができる。
【0084】また、上述の最後の維持パルス26の立ち
下がりから次のサブフィールドにおいてプライミングパ
ルス24の立ち上がりまでの休止期間の時間設定によ
り、空間電荷量を調整可能である。
【0085】なお、図2では維持電極X及び走査電極Y
にそれぞれ1回ずつ維持パルス26を印加する場合を図
示しているが、維持パルス26の印加回数はこれに限ら
れない。
【0086】上述のように、実施の形態1に係る駆動方
法では幅の狭い維持パルス231の立ち下がり時に放電
を形成するので、かかる放電を形成しない駆動方法と比
較して発光効率を向上することができる。即ち、PDP
11及びプラズマディスプレイ装置201の高輝度化と
省電力化と両立することができる。
【0087】このとき、本駆動方法では、幅の狭い維持
パルス231の後に幅の広い維持パルス232を印加す
ることによって壁電荷を再び十分に蓄積する。このた
め、幅の狭い維持パルスのみを連続して印加する駆動方
法とは異なり、放電の弱小化及び立ち消えを防止するこ
とができる。
【0088】このように、本駆動方法では、幅の狭い維
持パルス231と幅の広い維持パルス232という、波
形の異なる2種類の維持パルスで以て維持繰り返し最小
単位TSUを構成する。このため、発光効率の向上とい
う幅の狭い電圧パルスの長所と、壁電荷を十分に蓄積可
能であるという幅の広い電圧パルスの長所とを有効に利
用しつつ、各維持パルス231,232の短所を互いに
補い合うことができる。
【0089】このとき、上述のように、画面全体の輝度
等を調整するために維持期間TS2での維持パルス数を
増減する場合であっても、維持繰り返し最小単位TSU
の繰り返し回数を増減する。つまり、幅の狭い維持パル
ス231及び幅の狭い維持パルス232を必ず1組とし
て、しかも同時に増減する。このため、かかる場合にお
いても上述の効果が低減されることはない。即ち、画面
全体の輝度等の調整によって放電の弱小化及び立ち消え
を招くことがない。従って、上述の高輝度化と省電力化
との両立を確実に得ることができる。
【0090】このように、実施の形態1に係る駆動方法
ないしはプラズマディスプレイ装置201によれば、安
定な放電形成及び高輝度化という表示品質の向上と、発
光効率の改善による省電力化とを両立することができ
る。なお、維持電極X又は走査電極Yの一方のみに維持
パルス231,232を印加した場合であっても一定程
度に上述の効果を得ることはできる。
【0091】<実施の形態1の変形例1>さて、幅の狭
い維持パルス231のパルス幅Pw1は、当該維持パル
ス231の立ち下がり時に放電を形成可能な範囲内で任
意に設定することができる。他方、幅の広い維持パルス
232のパルス幅Pw2は壁電荷を十分に蓄積可能な範
囲内で任意に設定することができる。
【0092】また、幅の狭い維持パルス231の印加後
は壁電荷が十分に蓄積されていないので維持放電を持続
させるためには放電空間内の空間電荷が大幅に減衰しな
い間に次の維持パルスを印加する必要があるが、維持パ
ルス231の立ち下がりから次の維持パルス231又は
維持パルス232の立ち上がりまでの休止期間TB1を
ある程度は任意に設定可能である。
【0093】他方、幅の広い維持パルス232の印加後
は壁電荷が十分に蓄積されているので、空間電荷が減衰
した後に次の維持パルス232又は維持パルス231を
印加しても維持放電は持続する。このため、維持パルス
232に続く休止期間TB2は任意に設定することがで
き、休止期間TB1よりも設定の自由度が大きい。
【0094】ここで、休止期間TB1,TB2が全て同
じ場合を図示した図2及び図3に対して、(休止期間T
B2)>(休止期間TB1)の場合の維持繰り返し最小
単位TSUのタイミングチャートを図4に示す。なお、
2つの休止期間TB1において及び/又は2つの休止期
間TB2において時間長さを違えてることも可能であ
る。
【0095】パルス幅Pw1,Pw2及び/又は休止期
間TB1,TB2の設定によって、維持繰り返し最小単
位TSUの時間長さを、従って、維持繰り返し期間TS
2における維持パルスの平均的な繰り返し周期を任意に
設定することができる。なお、平均的な繰り返し周期
は、維持繰り返し期間TS(の時間長さ)を、その維持
繰り返し期間TS内の維持パルス数で割って得られる値
(時間)として与えられる。
【0096】このとき、パルス幅Pw1,Pw2及び/
又は休止期間TB1,TB2の設定により上記平均的な
繰り返し周期を調整することによって、放電電流パルス
の単位時間あたりの個数を、従って電流密度を調整する
ことができる。また、電源に流れる電流のピークを適正
な値に制御することができる。従って、平均的な繰り返
し周期をより長く設定することによって、電源に流れる
電流の電流密度ないしはピークを抑制・低減することが
できる。これにより、電源の規模を削減することができ
るし、又、PDP11及びプラズマディスプレイ装置2
01の省電力化を図ることができる。
【0097】<実施の形態1の変形例2>図5に、本変
形例2に係る駆動方法における維持繰り返し最小単位T
SUのタイミングチャートを示す。図5に示すように、
既述の維持パルス231に相当する幅の狭い維持パルス
231aの電圧Vs1を、既述の維持パルス232に相
当する幅の広い維持パルス232aの電圧Vs2よりも
高く設定しても良い。かかる電圧設定によれば、立ち下
がり時の放電がより発生しやすくなるので発光効率をさ
らに向上することができ、これにより省電力化を一層、
推進することができる。
【0098】ところで、一般的に、維持パルスの電圧を
高くするほど、表示発光させない放電セルCにおいて、
即ち、アドレス動作時に壁電荷が蓄積されなかった放電
セルにおいて、いわゆるOW(Over Write)放電と呼ば
れる不要な放電が発生する場合がある。このため、維持
パルスの電圧はあまり上げることはできない。
【0099】しかし、OW放電の放電の遅れ時間(電圧
を印加してから放電が発生するまでの時間)は正常な又
は正規の放電よりもが長いので、維持パルス231aの
ようにパルス幅が狭い場合、当該維持パルス231aが
立ち下がるまでの間にOW放電は発生しない。或いは、
たとえOW放電が発生したとしても、すぐに維持パルス
231aは立ち下げられるので、十分な壁電荷は蓄積さ
れない。このため、引き続く維持パルスによる継続的な
OW放電の発生は生じにくい。
【0100】ところで、維持期間(ないしは維持放電期
間)において高い電圧の維持パルスと低い電圧の維持パ
ルスとを印加する駆動方法(第4の先行技術)が、特開
平11−65523号公報に開示されている。かかる駆
動方法のタイミングチャートを図22に示す。
【0101】しかしながら、当該公報に開示される、図
22の駆動方法は維持期間において単に高い電圧の維持
パルスSp1と低い電圧の維持パルスSp2とを用いる
に留まり、上記公報は維持期間における維持繰り返し最
小単位には言及していない。
【0102】このため、上記公報に開示される駆動方法
は、例えば上述のAPC機能等において維持繰り返し最
小単位TSUの繰り返し回数の増減で以て維持パルス数
を調整する本駆動方法とは異なる。
【0103】<実施の形態1の変形例3>図6に、本変
形例3に係る駆動方法における維持繰り返し最小単位T
SUのタイミングチャートを示す。図6中の(a)〜
(c)はそれぞれ電圧VX,電圧VY及び放電強度Pで
ある。なお、説明の便宜上、図6には維持繰り返し最小
単位TSUを2つ図示している。
【0104】図6と既述の図3とを比較すれば分かるよ
うに、本駆動方法では、維持電極Xに維持パルス231
のみを印加する一方で、走査電極Yに維持パルス232
のみを印加する。そして、維持繰り返し最小単位TSU
は各1個の維持パルス231,232で構成される。か
かる維持繰り返し最小単位TSUによっても、既述の実
施の形態1に係る効果を得ることができる。
【0105】ここで、図6と既述の図3との各維持繰り
返し最小単位TSUにおける駆動方法を比較・考察す
る。
【0106】まず、図6の維持繰り返し最小単位TSU
において、維持パルス231は、維持初期期間TS1
(図2参照)の維持パルス252の後に又は直前の維持
繰り返し最小単位TSUの維持パルス232の後に印加
される。このため、維持パルス231の立ち上がり時
に、強い放電P31が形成される。
【0107】これに対して、維持パルス231の立ち下
がり時に形成される放電P32は壁電荷のみによって形
成されるので、当該放電P32は弱い。
【0108】また、維持パルス232の印加時には放電
P32によって壁電荷が減少しているので、維持パルス
232の立ち上がり時に形成される放電P33は放電P
31よりは弱い。
【0109】このとき、放電P31は走査電極Yを陰極
として形成される一方、放電P32,P33は維持電極
Xを陰極として形成される。かかる点に鑑みれば、放電
P31によって反対極性の電極へ移動する電荷量と、両
放電P32,P33により移動する総電荷量とは等しい
ので、放電強度P31は両放電強度P32,P33の和
に略等しい(P31=P32+P33)。
【0110】他方、既述の図3の維持繰り返し最小単位
TSUにおいて、各維持パルス231,232の印加時
の状況を鑑みれば、各放電P11,P12は各放電P3
1,P32と同程度の強度である(P11=P31,P
12=P32)。
【0111】また、走査電極232に印加される維持パ
ルス231の立ち上がり時は放電P33の発生時と同様
の状況なので、放電P13の強度は放電P33と同様で
ある(P13=P33)。また、放電P14の強度は放
電P32と同様であり(P14=P32)、各放電P2
1,P23は各放電P33,P31と同程度の強度であ
る(P21=P33,P23=P31)。また、両放電
強度P11,P23は略等しい(P11=P23)。
【0112】このように、図3の維持繰り返し最小単位
TSUでは同じ強度の放電が2回ずつ発生する。このと
き、放電P11,P14,P21は走査電極Yを陰極と
して形成され、放電P12,P13,P23は維持電極
Xを陰極として形成される。このため、放電強度P11
は両放電強度P12,P13の和に略等しく(P11=
P12+P13)、放電強度P23は両放電強度P1
4,P21の和に略等しい(P23=P14+P2
1)。
【0113】ところで、放電が発生すると、陰極表面
(AC型PDPの場合は電極を覆う保護層155)がス
パッタリングされて薄くなる。このため、かかるスパッ
タリング現象はPDPの寿命に影響を及ぼす。このと
き、スパッタリング量は放電電流密度のおよそ2乗に比
例することに鑑みれば、強い放電を1回形成するより
も、(放電強度の総和が上記1回の強い放電の放電強度
に相当する)複数の弱い放電に分けて形成した方がスパ
ッタリング量は少ない。
【0114】つまり、図6の駆動方法では、強い放電P
31によるスパッタリング量は、放電P32,P33に
よる総スパッタリング量よりも大きい。このとき、上述
のように(放電強度P31)=(放電強度P32)+
(放電強度P33)であるので、又、強い放電P31は
走査電極Yを陰極として形成される一方、放電P32,
P33は維持電極Xを陰極として形成されるので、走査
電極Y上の保護層の方が維持電極X上の保護層よりも速
く薄くなる。即ち、保護層が偏って薄くなる。
【0115】他方、図3の維持繰り返し最小単位TSU
では、強い放電P11は走査電極Yを陰極として形成さ
れるのに対して、強い放電P23は維持電極Xを陰極と
して形成される。このため、維持電極X上の保護層と走
査電極Y上の保護層とは同じ速度でないしは同程度に薄
くなるので、図3の維持繰り返し最小単位TSUを適用
した方がPDPの寿命が長い。このように、PDPの寿
命という観点においては図3の維持繰り返し最小単位T
SUの方がより好ましい。
【0116】<実施の形態2> (プラズマディスプレイ装置の全体構成)図7に、実施
の形態2に係るプラズマディスプレイ装置202の全体
構成のブロック図を示す。なお、以下の説明では、既述
の構成要素と同等のものには同一の符号を付している。
図7と既述の図1とを比較すれば分かるように、プラズ
マディスプレイ装置202のX共通ドライバ4は、第1
X共通ドライバ4A及び第2X共通ドライバ4Bで構成
される。
【0117】そして、第1X共通ドライバ4Aの出力端
子に、奇数行目の維持電極X1,X3,・・・,XN-1
(ここでは自然数Nは偶数とする)が共通に接続されて
いる。第1X共通ドライバ4Aは制御回路6からの制御
信号CNT21によって制御されて、奇数行目の維持電
極Xに所定の電圧を供給する。他方、第2X共通ドライ
バ4Bの出力端子に、偶数行目の維持電極X2,X4,・
・・,XNが共通に接続されている。第2X共通ドライ
バ4Bは制御回路6からの制御信号CNT22によって
制御されて、偶数行目の維持電極Xに所定の電圧を供給
する。
【0118】なお、ここでは、奇数行目の維持電極Xを
「維持電極XA」とも呼び、偶数行目の維持電極Xを
「維持電極XB」とも呼ぶ。また、維持電極XAにより
規定される放電セルCを「放電セルCA」と呼び、維持
電極XBにより規定される放電セルCを「放電セルC
B」と呼ぶ。
【0119】(プラズマディスプレイ装置の動作)図8
に、プラズマディスプレイ装置202によるPDP11
の駆動方法を説明するためのタイミングチャートを示
す。図8には1つのサブフィールドにおけるタイミング
チャートを図示している。なお、図8中の(a)〜
(c)はそれぞれアドレス電極A,維持電極XA,維持
電極XB及び走査電極Yへの各印加電圧VA,VXA,
VXB,VYの電圧波形である。
【0120】図8に示すように、リセット期間TR及び
アドレス期間TAにおける駆動方法は、実施の形態1に
係る駆動方法(図2参照)と同様である。このため、本
駆動方法の特徴である維持期間TSでの駆動方法を中心
に説明する。
【0121】(維持期間TS) (維持初期期間TS1)まず、全走査電極Yに維持パル
ス251を印加し、維持パルス251の立ち下がり後に
全維持電極XBに維持パルス253bを印加する。そし
て、当該維持パルス253bの立ち下がり前に、全維持
電極XAに維持パルス253aを印加する。その後、維
持パルス253a,253bの双方が立ち下がる前に、
全走査電極Yに維持パルス254を印加する。そして、
維持パルス254が印加されている期間に、維持パルス
253b,253aを順次に立ち下げる。
【0122】特に、維持パルス251の電圧や幅は、図
2における維持パルス251と同様に設定される。ま
た、維持パルス253a,253b,254について
は、電圧VXAと電圧VYとの電位差(VXA−V
Y)、および電圧VXBと電圧VYとの電位差(VXB
−VY)が、それぞれ既述の維持パルス251,252
(図2参照)と同様の電圧や幅や印加回数となるように
設定される。そのような設定により、アドレス期間TA
で形成された壁電荷を増大・安定化することができ、ア
ドレス動作から維持動作へ確実に移行することができ
る。
【0123】(維持繰り返し期間TS2)実施の形態1
に係る駆動方法と同様に、本駆動方法における維持繰り
返し期間TS2は維持繰り返し最小単位TSUの1つ又
は複数から成る。図9に、本駆動方法における1つの維
持繰り返し最小単位TSUをより詳細に説明するための
タイミングチャートを示す。図9中の(a−1)〜(d
−2)はそれぞれ電圧VXA,電圧VXB,電圧VY,
電位差(VXA−VY),電位差(VXB−VY)及び
各放電セルCA,CBでの各放電強度PA,PBの各波
形である。
【0124】特に、本駆動方法では、維持繰り返し最小
単位TSUは、時刻t0から時刻t5までの前半と、時
刻t6から時刻t11までの後半とに大別される。な
お、維持繰り返し期間TS2の開始前において、表示発
光をする放電セルCの維持電極Xの上方に正の壁電荷が
蓄積されており、同走査電極Yの上方に負の壁電荷が蓄
積されている。
【0125】図9に示すように、時刻t0において、維
持電極XAに電圧Vsの維持パルス233aを印加す
る。これにより放電セルCAに放電が形成される。続い
て、時刻t1において、維持電極XBに電圧Vsの維持
パルス233bを印加する。これにより放電セルCBに
放電が形成される。
【0126】次に、時刻t2において、走査電極Yに電
圧Vsの維持パルス234を印加する。このとき、電位
差(VXA−VY),(VXB−VY)は立ち下がるの
で、即ち上記電位差(VXA−VY),(VXB−V
Y)の絶対値が電圧Vsから0に戻るので、維持パルス
234の立ち上がり時に放電は発生しない。なお、電圧
VXA及び電圧VXBが電圧Vsの時に電圧VYを電圧
Vsから0へ遷移させた場合、電圧VYの立ち下がり時
に放電は発生しないか、或いは発生したとしても非常に
弱いことが実験的に明らかとなっている。
【0127】そして、時刻t3において維持電極XAに
印加されている維持パルス233aを立ち下げる。これ
により電位差(VXA−VY)の絶対値は0から電圧V
sに立ち上がるので、放電セルCAに放電が発生する。
続いて、時刻t4において、維持電極XBに印加されて
いる維持パルス233bを立ち下げる。これにより放電
セルCBに放電が発生する。
【0128】その後、時刻t5において、走査電極Yに
印加している維持パルス234を立ち下げる。このと
き、各維持パルス233a,233bの各立ち上がり時
に走査電極Yの上方に蓄積された壁電荷に起因する壁電
圧と、維持パルス233a,233bの立ち下がり時の
放電で生成されて残存する空間電荷のプライミング効果
とによって、弱い放電が発生する。
【0129】これにより、維持繰り返し最小単位TSU
の前半が終了する。かかる前半では(維持電極XA)→
(維持電極XB)の順番で維持パルスの立ち上げ及び立
ち下げを行う。これに対して、以下に詳述する維持繰り
返し最小単位TSUの後半では、維持パルスの立ち上げ
及び立ち下げを(維持電極XB)→(維持電極XA)の
順番で行う。即ち、前半と後半とで維持パルスの立ち上
げ及び立ち下げの順番を維持電極XA,XB間で循環的
に変更する。
【0130】詳細には、時刻t6において維持電極XB
に電圧Vsの維持パルス235bを印加し、次に時刻t
7において維持電極XAに電圧Vsの維持パルス235
aを印加する。このとき、各時刻t6,t7において放
電が発生する。その後、時刻t8において走査電極Yに
電圧Vsの維持パルス236を印加する。
【0131】そして、時刻t9において維持電極XBに
印加されている維持パルス235bを立ち下げ、次に時
刻t10において維持電極XAに印加されている維持パ
ルス235aを立ち下げる。このとき、各時刻t9,t
10において放電が発生する。その後、時刻t11にお
いて走査電極Yに印加されている維持パルス236を立
ち下げると、弱い放電が発生する。これにより、維持繰
り返し最小単位TSUの後半、従って維持繰り返し最小
単位TSU全体が終了する。なお、時刻t12は次の維
持繰り返し最小単位TSUの時刻t0又は維持終期期間
TS3の開始時刻にあたる。
【0132】維持繰り返し期間TS2では、かかる維持
繰り返し最小単位TSUを各サブフィールド毎に設定さ
れた回数だけ繰り返す。
【0133】(維持終期期間TS3)図8に示すよう
に、維持終期期間TS3では、まず、全維持電極XAに
電圧Vsの維持パルス261aを印加し、当該維持パル
ス261aの立ち下がり前に全維持電極XBに電圧Vs
の維持パルス261bを印加する。そして、維持パルス
261a,261bの双方が立ち下がる前に、全走査電
極Yに、電圧Vsの維持パルス262を印加する。その
後、維持パルス261a,261b,261を順次に立
ち下げる。
【0134】このとき、各維持パルス261a,261
b,262は、電圧VXAと電圧VYとの電位差(VX
A−VY)、および電圧VXBと電圧VYとの電位差
(VXB−VY)が、それぞれ既述の維持パルス26
(図2参照)と同様の電圧や幅や印加回数となるように
設定される。そのような設定により、壁電荷の極性や量
等を調整することができる。
【0135】このように、本駆動方法の維持期間TS2
では、全維持電極Xを2つの維持電極XA,XBにグル
ープ分割した上で、両維持電極XA,XB間でタイミン
グをずらして維持パルスを立ち上げる及び立ち下げる。
これにより、両放電セルCA,CB間でタイミングをず
れて放電が発生する。このため、X共通ドライバ4等を
含む駆動装置に流れるピーク電流をおよそ1/2に低減
することができる。これにより、PDP11及びプラズ
マディスプレイ装置202の省電力化を図ることができ
る。また、上記駆動装置の規模を削減することができる
し、これによって更に駆動装置及びプラズマディスプレ
イ装置202のコスト削減を図ることができる。
【0136】特に、本駆動方法によれば、上述のピーク
電流の低減効果と同時に、放電の形成順序に起因した以
下の効果を得ることができる。まず、維持繰り返し最小
単位TSUにおける駆動を放電の形成順序に着目して整
理すると以下のようになる(図9中の(d−1)及び
(d−2)参照)。即ち、維持パルスの立ち上がり時及
び立ち下がり時の放電は、維持繰り返し最小単位TSU
の前半では(放電セルCA)→(放電セルCB)の順番
に形成されるのに対して、維持繰り返し最小単位TSU
の後半では(放電セルCB)→(放電セルCA)の順番
に形成される。
【0137】ところで、既述のように、近接する例えば
2個の放電セルCにおいて順次に放電を形成する場合、
空間電荷の影響等によって、先に形成された放電と後に
形成された放電とは放電の形態が異なることがある。
【0138】更に、走査電極Yの電圧が0に固定された
状態で維持電極Xの電圧を0から電圧Vsへ遷移する際
に発生する放電と、走査電極Yの電圧が電圧Vsに固定
された状態で維持電極Xの電圧を電圧Vsから0へ遷移
する際に発生する放電とは、放電形態が異なる場合があ
ることがあらたに判明した。
【0139】かかる観点から、実施の形態2に係る駆動
方法(図9参照)により形成される各放電は、以下の表
1のように分類できる。
【0140】
【表1】
【0141】なお、表1中の列(a)に上述の時刻を示
し、列(b)に各時刻における維持電極X及び走査電極
Yの電位関係ないしは電圧遷移を示し、列(c)に各時
刻において放電セルCA,CBのいずれに放電が形成さ
れるかを示し、列(d)に上記列(c)に記載の放電が
上述の先に形成される放電又は後に形成される放電のど
ちらであるかを示し、列(e)に上記列(c)に記載の
放電セルCA,CBでの放電が以下に説明する放電形態
DC1〜DC4のいずれに分類されるかを示している。
【0142】表1中の列(b)及び列(d)を参照すれ
ば、時刻t0における放電セルCAでの放電と、時刻t
6における放電セルCBでの放電とは同じ放電形態(放
電形態DC1)に分類することができる。同様に、各時
刻t1,t7における各放電セルCB,CAでの各放電
は同じ放電形態(放電形態DC2)に分類され、各時刻
t3,t9における各放電セルCA,CBでの各放電は
同じ放電形態(放電形態DC3)に分類され、各時刻t
4,t10における各放電セルCB,CAでの各放電は
同じ放電形態(放電形態DC4)に分類される。
【0143】このように、両放電セルCA,CBのいず
れおいても、1つの維持繰り返し最小単位TSUの間に
4種類の放電が形成される。即ち、維持繰り返し最小単
位TSUにおいて両放電セルCA,CBの放電条件は同
じである。従って、維持繰り返し期間TS2での駆動方
法によれば、放電セルCA,CB間での輝度差ないしは
輝度むらを抑制することができる。
【0144】また、上述のように、維持初期期間TS1
(図8参照)では維持電極XBに印加する維持パルス2
53bを、維持電極XAに印加する維持パルス253a
に対して先に立ち上げる及び立ち下げる。これとは逆
に、維持終期期間TS3では維持電極XAに印加する維
持パルス261aを、維持電極XBに印加する維持パル
ス261bに対して先に立ち上げる及び立ち下げる。即
ち、放電セルCA,CBの放電順序を維持初期期間TS
1と維持終期期間TS3とで逆にする。これにより、維
持初期期間TS1と維持終期期間TS3とで以て相補的
な放電を形成することができる。従って、維持初期期間
TS1及び維持終期期間TS3においても、従って維持
期間TS2全体を通して、放電セルCA,CB間での輝
度むらを抑制することができる。
【0145】このように、本駆動方法によれば、上述の
ピーク電流の低減による省電力化と、放電セルCA,C
B間の輝度むらの抑制による表示品質の向上とを両立す
ることができる。
【0146】<実施の形態3>実施の形態3では、プラ
ズマディスプレイ装置202における、PDP11のの
他の駆動方法を説明する。図10にかかる駆動方法を説
明するためのタイミングチャートを示す。本駆動方法は
維持繰り返し期間TS2での駆動方法に特徴があるた
め、図10には維持繰り返し最小単位TSUのタイミン
グチャートを図示している。維持繰り返し期間TS2以
外の期間では既述の実施の形態2に係る駆動方法(図8
参照)が適用可能であるため、その説明を援用するに留
める。なお、図10中の(a−1)〜(d−1)はそれ
ぞれ図9中の(a−1)〜(d−1)と同様である。
【0147】維持繰り返し最小単位TSUの前半(時刻
t20〜時刻t25)では、以下のようにPDP11を
駆動する。即ち、図9のタイミングチャートと同様に、
時刻t20において維持電極XAに維持パルス233a
を印加し、次に時刻t21において維持電極XBに維持
パルス233bを印加する。このとき、各時刻t20,
t21において放電が発生する。その後、時刻t22に
おいて走査電極Yに維持パルス234を印加する。
【0148】そして、図9のタイミングチャートとは異
なり、時刻t23において維持電極XBに印加されてい
る維持パルス235bを先に立ち下げ、次に時刻t24
において維持電極XAに印加されている維持パルス23
3aを立ち下げる。このとき、各時刻t23,t24に
おいて放電が発生する。その後、時刻t25において走
査電極Yに印加されている維持パルス234を立ち下げ
る。
【0149】次に、維持繰り返し最小単位TSUの後半
(時刻t26〜時刻t31)を説明する。図9のタイミ
ングチャートと同様に、時刻t26において維持電極X
Bに維持パルス235bを印加し、次に時刻t27にお
いて維持電極XAに維持パルス235aを印加する。こ
のとき、各時刻t26,t27において放電が発生す
る。その後、時刻t28において走査電極Yに維持パル
ス236を印加する。
【0150】そして、図9のタイミングチャートとは異
なり、時刻t29において維持電極XAに印加されてい
る維持パルス235aを先に立ち下げ、次に時刻t30
において維持電極XBに印加されている維持パルス23
5bを立ち下げる。このとき、各時刻t29,t30に
おいて放電が発生する。その後、時刻t31において走
査電極Yに印加されている維持パルス236を立ち下げ
る。なお、時刻t32は次の維持繰り返し最小単位TS
Uの時刻t20又は維持終期期間TS3の開始時刻にあ
たる。
【0151】かかる駆動方法を既述の表1と同様に整理
して表2を以下に示す。
【0152】
【表2】
【0153】なお、表2中の各列(a)〜(e)は表1
中の各列(a)〜(e)と同様である。
【0154】図10及び表2に示すように、本駆動方法
では、維持繰り返し最小単位TSUの前半では、維持パ
ルスの立ち上がり時に(放電セルCA)→(放電セルC
B)の順番で放電を形成し、同立ち下がり時に(放電セ
ルCB)→(放電セルCA)の順番で放電を形成する。
これとは逆に、維持繰り返し最小単位TSUの後半で
は、維持パルスの立ち上がり時に(放電セルCB)→
(放電セルCA)の順番で放電を形成し、同立ち下がり
時に(放電セルCA)→(放電セルCB)の順番で放電
を形成する。
【0155】本駆動方法によっても、実施の形態2に係
る上述の効果を得ることができる。
【0156】<実施の形態4>なお、全維持電極Xを3
つ以上のグループに分割しても構わない。このとき、X
共通ドライバ4を分割し、各グループ毎にX共通ドライ
バを設ける。
【0157】実施の形態4では、全維持電極Xを3つの
グループに分ける場合を説明する。なお、以下の説明で
は、各グループに属する維持電極Xをそれぞれ維持電極
XA,XB,XCと呼ぶ。図11にかかる場合の維持繰
り返し最小単位TSUのタイミングチャートを示す。な
お、図11中の(a−1)〜(c−3)はそれぞれ電圧
VXA,電圧VXB,維持電極XCへの印加電圧VX
C,電圧VY,放電強度PA,放電強度PB及び維持電
極XCによって規定される放電セルCCでの放電の強度
PCの各波形である。
【0158】図11に示す駆動方法では、維持繰り返し
最小単位TSUは前期,中期及び後期に大別される。
【0159】詳細には、前期では、(維持電極XA)→
(維持電極XB)→(維持電極XC)→(走査電極Y)
の順番で維持パルスを立ち上げ、その後これと同じ順番
で維持パルスを立ち下げる。これにより、維持電極Xへ
印加する維持パルスの立ち上がり時及び立ち下がり時に
(放電セルCA)→(放電セルCB)→(放電セルC
C)の順番で放電発生する。
【0160】次に、中期では、(維持電極XB)→(維
持電極XC)→(維持電極XA)→(走査電極Y)の順
番で維持パルスを立ち上げる及び立ち下げる。これによ
り、維持電極Xへ印加する維持パルスの立ち上がり時及
び立ち下がり時に(放電セルCB)→(放電セルCC)
→(放電セルCA)の順番で放電が発生する。
【0161】その後、後期では、(維持電極XC)→
(維持電極XA)→(維持電極XB)→(走査電極Y)
の順番で維持パルスを立ち上げる及び立ち下げる。これ
により、維持電極Xへ印加する維持パルスの立ち上がり
時及び立ち下がり時に(放電セルCC)→(放電セルC
A)→(放電セルCB)の順番で放電が発生する。
【0162】このように、前期,中期及び後期の各期間
毎に維持パルスの立ち上げ及び立ち下げの順番を維持電
極XA,XB,XC間で循環的に変更する。これによ
り、前期,中期及び後期の各期間毎に放電の形成順序を
循環的に変更する。かかる循環的な放電形成順序によれ
ば、放電セルCA,CB,CC間で輝度バランスを取る
ことができ、即ち、輝度むらをより一層、抑制すること
ができる。
【0163】同様に、全維持電極Xをn個のグループに
分割した場合、維持繰り返し最小単位TSUにおいて各
グループ用の維持パルスの印加順序を種々に組み合わせ
ることによって、各グループに属する放電セルC間で輝
度バランスを取ることができる。
【0164】<実施の形態2〜4に共通の変形例1>ま
た、例えば維持電極X1,X2,X5,X6,・・・を維持
電極XAに割り当て、維持電極X3,X4,X7,X8,・
・・を維持電極XBに割り当てても良い。即ち、維持電
極Xを複数本毎にグループ化しても構わない。
【0165】ところで、実施の形態2等に係る駆動方法
では各維持電極Xにタイミングをずらして維持パルスを
印加するので、隣接の維持電極X間には電圧Vsに相当
する電位差ないしは電界が生じる。このため、上述のよ
うに維持電極Xを複数本毎にグループ化することによっ
て、奇数行目/偶数行目で維持電極を構成する場合と比
較して、維持電極Xの配列方向(画面の縦方向)に沿っ
た電位差又は電界の分布を緩やかにすることができる。
【0166】このとき、PDP11の入力端子やX共通
ドライバ4の出力端子は維持電極Xの配列に対応して並
んでいる点に鑑みれば、上記入力端子等においても電位
差の分布を緩やかにすることができる。これにより、P
DP11の入力端子等において十分な絶縁ないしは絶縁
距離を確保することができる。
【0167】<実施の形態2〜4に共通の変形例2>な
お、維持電極Xのグループ化に代えて、走査電極Yをグ
ループ分割しても構わない。かかる場合、走査電極Yの
グループ化に対応させてYドライバ32(図1等参照)
を分割するが、X共通ドライバ4の分割とは異なり、Y
共通ドライバ3と共に走査ドライバ2をも分割する必要
がある。
【0168】ところで、駆動回路を分割する場合、分割
しない場合には共有可能な構成、例えば制御用の回路や
その配線等を、分割された個々の回路に対して設ける必
要が生じる。このため、駆動回路の分割によって、上述
の回路や配線等の個数が増え、その分だけコストが高く
なる場合がある。つまり、駆動回路の分割によるコスト
アップを抑えるためには、できるだけ単純な回路を分割
した方がより有利である。一般的に、Yドライバ32は
Y共通ドライバ3に加えて走査ドライバ2をも含むため
構成が複雑であることに鑑みて、実施の形態2等ではX
共通ドライバ4を分割する場合を説明した。
【0169】しかしながら、リセット動作の方式等如何
によってはX共通ドライバ4を含む維持電極側ドライバ
ないしはXドライバの方が複雑になる場合もある。この
ような場合には、Yドライバ32を分割した方が有利で
ある。
【0170】このため、X共通ドライバ4とYドライバ
32とのいずれを分割するかは、維持期間TS2以外の
期間での駆動方法等をも含めて選択すれば良い。
【0171】<実施の形態5> (プラズマディスプレイ装置の全体構成)図12に実施
の形態5に係るプラズマディスプレイ装置203の全体
構成のブロック図を示す。図12と既述の図7とを比較
すれば分かるように、プラズマディスプレイ装置203
ではX共通ドライバ4に加えてYドライバ32も2分割
している。
【0172】詳細には、プラズマディスプレイ装置20
3のYドライバ32は、第1走査ドライバ2a,第2走
査ドライバ2b,第1Y共通ドライバ3a及び第2Y共
通ドライバ3bで構成されている。各Y共通ドライバ3
a,3bは、制御回路6からの各制御信号CNT33
a,33bに基づいて所定の動作を実行する。
【0173】また、第1走査ドライバ2aの出力端子
に、奇数行目の走査電極Y1,Y3,・・・,YN-1(こ
こでは自然数Nは偶数とする)が接続されている。他
方、第2走査ドライバ2bの出力端子に、偶数行目の走
査電極Y2,Y4,・・・,YNが接続されている。各走
査ドライバ2a,2bは制御回路6からの各制御信号C
NT32a,32bに基づいて所定の動作を行う。更
に、各走査ドライバ2a,2bは、各Y共通ドライバ2
a,2bにおいて生成された電圧を受け取り、これを各
走査電極Yに伝達する。
【0174】なお、ここでは、奇数行目の走査電極Yを
「走査電極Ya」とも呼び、偶数行目の走査電極Yを
「走査電極Yb」とも呼ぶ。このとき、維持電極XAと
走査電極Yaとで以て放電セルCAが規定され、維持電
極XBと走査電極Ybとで以て放電セルCBが規定され
る。
【0175】(プラズマディスプレイ装置の動作)図1
3に、プラズマディスプレイ装置203によるPDP1
1の駆動方法を説明するためのタイミングチャートを示
す。本駆動方法では維持繰り返し期間TS2に特徴があ
るため、図13には維持繰り返し最小単位TSUのタイ
ミングチャートを図示している。維持繰り返し期間TS
2以外の期間では既述の実施の形態2に係る駆動方法
(図9参照)が適用可能である。図13中の(a−1)
〜(c−2)はそれぞれ電圧VXA,電圧VXB,各走
査電極Ya,Ybの各印加電圧VYa,VYb,放電強
度PA及び放電強度PBの各波形である。
【0176】図13に示すように、維持繰り返し最小単
位TSUの前半では(維持電極XA)→(維持電極X
B)の順番で電圧Vsの維持パルスを立ち上げる及び立
ち下げる。その後、(走査電極Ya)→(走査電極Y
b)の順番で電圧Vsの維持パルスを立ち上げる及び立
ち下げる。これにより、各維持パルスの立ち上がり時に
維持放電が発生する。即ち、維持繰り返し最小単位TS
Uの前半では(放電セルCA)→(放電セルCB)の順
番で維持放電を形成する。
【0177】これとは逆に、維持繰り返し最小単位TS
Uの後半では(維持電極XB)→(維持電極XA)の順
番で上記維持パルスを立ち上げる及び立ち下げる。その
後、(走査電極Yb)→(走査電極Ya)の順番で上記
維持パルスを立ち上げる及び立ち下げる。これにより、
各維持パルスの立ち上がり時に維持放電が発生する。即
ち、維持繰り返し最小単位TSUの後半では(放電セル
CB)→(放電セルCA)の順番で維持放電を形成す
る。従って、本駆動方法によれば、実施の形態2等と同
様の効果をえることができる。
【0178】また、プラズマディスプレイ装置203に
よれば、放電セルCAは第1X共通ドライバ4Aと第1
Y共通ドライバ3a(及び第1走査ドライバ2a)とで
以て駆動される一方、放電セルCBは第2X共通ドライ
バ4Bと第2Y共通ドライバ3b(及び第2走査ドライ
バ2b)とで以て駆動される。
【0179】このため、X共通ドライバ4及びYドライ
バ32の双方ともが分割されていないプラズマディスプ
レイ装置201,202(図1,図7参照)と比較し
て、維持放電等のようにPDP11全面で同時に放電を
形成する際に電源に流れる電流のピークないしは電源か
ら供給され電流のピークを1/2にすることができる。
これにより、電源の規模をより小さくすることができ、
また、ピーク電流の削減によって放電形成時に発生する
電磁的なノイズをも減らすことができる。
【0180】<実施の形態6>上述の実施の形態2〜4
に係る各駆動方法は、いわゆる対向2電極型のAC型P
DPに対しても適用可能である。図14に対向2電極型
AC型PDP12の縦断面図を示す。
【0181】(対向2電極型AC型PDPの構造)図1
4に示すように、PDP12は、ガラス基板51とガラ
ス基板61とが、Ne−Xe混合ガス等の放電ガスで満
たされた放電空間60を介して平行に配置されている。
ガラス基板51の放電空間60側の表面上に互いに平行
を成す複数の帯状の電極52(図14では図示する方向
の関係から1本のみが図示される)が形成されており、
電極52及びガラス基板51の上記表面を覆うように誘
電体層53が形成されている。
【0182】他方、ガラス基板61の放電空間60側の
表面上に、互いに平行を成す複数の帯状の電極62(図
14では図示する範囲の関係から1本のみが図示され
る)が上記電極52の長手方向と直交する方向に沿って
形成されている。そして、電極62及びガラス基板61
の上記表面を覆うように誘電体層63が形成されてい
る。更に、誘電体層63の放電空間60側の表面上であ
って隣接する電極62の間に相当する各領域に、電極6
2の長手方向に沿った帯状の隔壁64が形成されてい
る。隣接する隔壁64の対面する側壁面と誘電体層63
の上記表面とで以て構成される略U字型溝の内表面上に
蛍光体層65が形成されている。対向2電極型のAC型
PDP12では、両電極52,62の(立体)交差点そ
れぞれで以て1個の放電セルCが規定される。
【0183】なお、(a)蛍光体層65を有さない構造
のものや、(b)蛍光体層65の放電空間60側の表面
(の少なくとも電極62の投影部分近傍)上及び誘電体
層53の放電空間60側の表面上に、MgO等の高2次
電子材料から成る保護膜が形成された構造のもの、ま
た、(c)誘電体層53の上記表面上に上記保護膜を有
すると共に、蛍光体層65の内で電極62の投影部分近
傍の部分が保護膜に置換された構造のもの等を、PDP
12として用いることができる。
【0184】(プラズマディスプレイ装置の構成及び動
作)次に、図15に、PDP12を駆動するためのプラ
ズマディスプレイ装置204のブロック図を示す。図1
5では、N(偶数とする)本の電極52を行電極(第1
電極)X1〜XNとして図示すると共にM本の電極62を
列電極(第2電極)Y1〜YMとして図示している。な
お、説明の便宜上の都合により、行電極及び列電極に対
して既述の維持電極及び走査電極と同じ符号を用いる。
【0185】図15に示すように、全ての列電極YがY
ドライバ32に接続されている。他方、偶数行目の行電
極Xは第1Xドライバ42Aに接続されており、奇数行
目の行電極Xは第2Xドライバ42Bに接続されてい
る。第1Xドライバ42A及び第2Xドライバ42Bは
それぞれ走査ドライバ及び共通ドライバを含み、それぞ
れがYドライバ32と同様の動作を行う。第1Xドライ
バ42A及び第2Xドライバ42Bを総称してXドライ
バ42とも呼ぶ。なお、図15への図示化は省略する
が、プラズマディスプレイ装置204は制御回路6及び
電源回路等を備えている。
【0186】ここでは、奇数行目の行電極Xを「行電極
XA」とも呼び、偶数行目の行電極Xを「行電極XB」
とも呼ぶ。また、行電極XAにより規定される放電セル
Cを「放電セルCA」と呼び、行電極XBにより規定さ
れる放電セルCを「放電セルCB」と呼ぶ。
【0187】Xドライバ42及びYドライバ32を含む
プラズマディスプレイ装置204の駆動装置で以て例え
ば図8〜図10の各図に示す電圧VA,VXA,VXB
をそれぞれ行電極XA,行電極XB,列電極Yに印加す
ることにより、PDP12は駆動される。即ち、プラズ
マディスプレイ装置204においてもプラズマディスプ
レイ装置202と同様の効果が得られる。
【0188】なお、Xドライバ42及び行電極Xを3分
割すれば、図11の駆動方法が適用可能である。また、
PDP12における行電極Xと列電極Yとの対称性か
ら、Yドライバ32を分割しても構わない。また、Xド
ライバ42を分割せずにYドライバ32側と同様の接続
形態とするときには、既述の図2〜図6の各駆動方法が
適用可能である。
【0189】
【発明の効果】(1)請求項1に係る発明によれば、単
位動作において少なくとも1つが他とは異なる波形の複
数の維持パルスを印加する。このため、各波形に起因す
る各長所を単位動作中に同時に得ることができるし、各
波形に起因する短所を互いに補い合うことができる。例
えば、発光効率を向上可能ではあるが放電が不安定にな
りやすい幅の狭い維持パルスと、安定な放電を形成可能
な幅の広い維持パルスとを用いることにより、発光効率
の改善と放電ないしは発光の安定化とを両立することが
できる。即ち、発光効率の改善による省電力化と、発光
効率の改善による高輝度化及び放電ないしは発光の安定
化という表示品質の向上とを両立することができる。
【0190】更に、維持期間では単位動作を所定の回数
実行するので、単位動作を成す複数の維持パルスを常に
1組としてPDPを駆動する。このため、例えば上述の
発光効率の向上と放電の安定化とを両立することができ
るという効果が確実に得られる。
【0191】(2)請求項2に係る発明によれば、維持
パルスの振幅又はパルス幅の調整によって、立ち上がり
時及び立ち下がり時の双方で放電を形成して発光効率を
向上可能な維持パルスと、壁電荷を十分に蓄積して放電
を安定に形成可能な維持パルスとを、単位動作において
用いることができる。これにより、発光効率の向上と放
電の安定化とを、換言すれば省電力化と表示品質の向上
とを両立することができる。
【0192】更に、パルス幅の調整によって単位動作の
周期、即ち維持パルスの印加の周期を制御可能である。
従って、維持パルスの印加の周期をより長く設定するこ
とによって放電電流の電流密度ないしはピークを低減す
ることができ、PDPの省電力化を図ることができる。
【0193】(3)請求項3に係る発明によれば、休止
期間の長さの調整によって単位動作の周期、即ち維持パ
ルスの印加の周期を制御可能である。従って、維持パル
スの印加の周期をより長く設定することによって放電電
流の電流密度ないしはピークを低減することができる。
このとき、パルス幅の調整と共に休止期間の長さの調整
を行えば、上記周期の制御の自由度を大きくすることが
できる。
【0194】(4)請求項4に係る発明によれば、維持
パルスの立ち上がりのタイミングをグループ間でずらし
て維持パルスを第1電極又は/及び第2電極に印加す
る。このため、PDPの駆動回路ないしは駆動装置に流
れるピーク電流を低減することができる。しかも、立ち
上がりの順番を変更して維持パルスを複数回印加するの
で、グループ間でタイミングをずらして維持パルスを印
加することに起因して生じうるグループ間の輝度むらを
抑制することができる。即ち、ピーク電流の低減による
省電力化と、輝度むらの抑制という表示品質の向上とを
両立することができる。
【0195】更に、維持期間では単位動作を所定の回数
実行するので、単位動作を成す複数の維持パルスを常に
1組としてPDPを駆動する。このため、例えば上述の
発光効率の向上と放電の安定化とを両立することができ
るという効果が確実に得られる。
【0196】(5)請求項5に係る発明によれば、維持
パルスの立ち上がりの順番を循環的に変更するので、輝
度むらをより一層、抑制することができる。
【0197】(6)請求項6に係る発明によれば、維持
パルスの立ち下がりのタイミングをグループ間でずらす
ので、維持パルスの立ち下がり時に放電を形成する場合
においても上記(4)と同様の効果を得ることができ
る。
【0198】(7)請求項7に係る発明によれば、維持
パルスの立ち下がりの順番を循環的に変更するので、維
持パルスの立ち下がり時に放電を形成する場合において
も上記(5)と同様の効果を得ることができる。
【0199】(8)請求項8に係る発明によれば、単位
動作において、第1電極に立ち上がり時及び立ち下がり
時に放電を形成可能な維持パルスを印加する一方で、第
2電極に立ち上がり時のみに放電を形成可能な維持パル
スを印加する。このため、第2電極に印加される維持パ
ルスとして、壁電荷を十分に蓄積して放電の安定化を図
ることができる維持パルスを用いることによって、発光
効率の向上と放電の安定化とを両立することができる。
即ち、発光効率の改善による省電力化と、発光効率の改
善による高輝度化及び安定な放電ないしは発光の形成と
いう表示品質の向上とを両立することができる。
【0200】更に、維持期間では単位動作を所定の回数
実行するので、単位動作を成す複数の維持パルスを常に
1組としてPDPを駆動する。このため、例えば上述の
発光効率の向上と放電の安定化とを両立することができ
るという効果が確実に得られる。
【0201】(9)請求項9に係る発明によれば、上記
(1)〜(8)のいずれかの効果が発揮されて、省電力
化及び表示品質の向上が図られたプラズマディスプレイ
装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1に係るプラズマディスプレイ装
置を説明するためのブロック図である。
【図2】 実施の形態1に係るプラズマディスプレイパ
ネルの駆動方法を説明するためのタイミングチャートで
ある。
【図3】 実施の形態1に係るプラズマディスプレイパ
ネルの駆動方法を説明するためのタイミングチャートで
ある。
【図4】 実施の形態1の変形例1に係るプラズマディ
スプレイパネルの駆動方法を説明するためのタイミング
チャートである。
【図5】 実施の形態1の変形例2に係るプラズマディ
スプレイパネルの駆動方法を説明するためのタイミング
チャートである。
【図6】 実施の形態1の変形例3に係るプラズマディ
スプレイパネルの駆動方法を説明するためのタイミング
チャートである。
【図7】 実施の形態2に係るプラズマディスプレイ装
置を説明するためのブロック図である。
【図8】 実施の形態2に係るプラズマディスプレイパ
ネルの駆動方法を説明するためのタイミングチャートで
ある。
【図9】 実施の形態2に係るプラズマディスプレイパ
ネルの駆動方法を説明するためのタイミングチャートで
ある。
【図10】 実施の形態3に係るプラズマディスプレイ
パネルの駆動方法を説明するためのタイミングチャート
である。
【図11】 実施の形態4に係るプラズマディスプレイ
パネルの駆動方法を説明するためのタイミングチャート
である。
【図12】 実施の形態5に係るプラズマディスプレイ
装置を説明するためのブロック図である。
【図13】 実施の形態5に係るプラズマディスプレイ
パネルの駆動方法を説明するためのタイミングチャート
である。
【図14】 対向2電極型の交流型プラズマディスプレ
イパネルを説明するための縦断面図である。
【図15】 実施の形態6に係るプラズマディスプレイ
装置を説明するためのブロック図である。
【図16】 従来のプラズマディスプレイ装置を説明す
るためのブロック図である。
【図17】 3電極型の交流型プラズマディスプレイパ
ネルを説明するための模式的な分解斜視図である。
【図18】 サブフィールド階調法における、1フレー
ム期間のサブフィールド構成を模式的に示す図である。
【図19】 従来のプラズマディスプレイパネルの駆動
方法を示すタイミングチャートである。
【図20】 第2の先行技術に係るプラズマディスプレ
イパネルの駆動方法を説明するためのタイミングチャー
トである。
【図21】 第3の先行技術に係るプラズマディスプレ
イパネルの駆動方法を説明するためのタイミングチャー
トである。
【図22】 第4の先行技術に係るプラズマディスプレ
イパネルの駆動方法を説明するためのタイミングチャー
トである。
【符号の説明】
2,2a,2b 走査ドライバ、3,3a,3b Y共
通ドライバ、4,4A,4B X共通ドライバ、11,
12 プラズマディスプレイパネル、26,231,2
31a,232,232a,233a,233b,23
4,235a,235b,236,251,252,2
53a,253b,254,261a,261b,26
2 維持パルス、32 Yドライバ、42,42A,4
2B Xドライバ、201,202,203,204
プラズマディスプレイ装置、C,CA,CB,CC 放
電セル、DATA 入力画像データ、DC1〜DC4
放電形態、P,P11〜P14,P21,P23,P3
1〜P33,PA,PB,PC 放電又は放電強度、P
w1,Pw2 パルス幅、TB1,TB2 休止期間、
TS 維持期間、TS1 維持初期期間、TS2 維持
繰り返し期間、TS3 維持終期期間、TSU 維持繰
り返し最小単位、t1〜t12,t20〜t32 時
刻、X,X1〜XN,XA,XB,XC 維持電極又は行
電極(第1電極)、Y,Y1〜YN,Ya,Yb 走査電
極又は列電極(第2電極)、VA,VX,VXA,VX
B,VXC,VY,VYa,VYb 電圧、Vs,Va
1,Vs2 電圧(振幅)。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の第1電極と、複数の第2電極と、
    それぞれが前記第1電極の一部と前記第2電極の一部と
    を含んで構成される複数の放電セルとを備え、前記第1
    電極と前記第2電極との間に電位差を与えて前記放電セ
    ルに放電を形成するプラズマディスプレイパネルに適用
    される駆動方法であって、 前記複数の放電セルのそれぞれについて、表示発光を行
    うか否かを規定するアドレス動作と、前記第1電極と前
    記第2電極とに維持パルスを印加して前記電位差を生じ
    せしめて前記アドレス動作で前記発光表示を行うように
    規定された前記放電セルに画像表示を担う維持放電を形
    成する維持動作とを分離して行う場合、前記維持動作を
    行う維持期間において、 前記第1電極と前記第2電極との少なくとも一方に、少
    なくとも1つが他とは異なる波形の複数の前記維持パル
    スを印加するという単位動作を、所定の回数実行するこ
    とを特徴とする、プラズマディスプレイパネルの駆動方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のプラズマディスプレイ
    パネルの駆動方法であって、 前記少なくとも1つの前記維持パルスの振幅又はパルス
    幅は、前記他の前記維持パルスとは異なることを特徴と
    する、プラズマディスプレイパネルの駆動方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のプラズマディス
    プレイパネルの駆動方法であって、 連続した前記維持パルス間の休止期間の少なくとも1つ
    の長さが、他の前記休止期間とは異なることを特徴とす
    る、プラズマディスプレイパネルの駆動方法。
  4. 【請求項4】 複数の第1電極と、複数の第2電極と、
    それぞれが前記第1電極の一部と前記第2電極の一部と
    を含んで構成される複数の放電セルとを備え、前記第1
    電極と前記第2電極との間に電位差を与えて前記放電セ
    ルに放電を形成するプラズマディスプレイパネルに適用
    される駆動方法であって、 前記複数の放電セルのそれぞれについて、表示発光を行
    うか否かを規定するアドレス動作と、前記第1電極と前
    記第2電極とに維持パルスを印加して前記電位差を生じ
    せしめて前記アドレス動作で前記発光表示を行うように
    規定された前記放電セルに画像表示を担う維持放電を形
    成する維持動作とを分離して行う場合、 前記維持動作を行う維持期間において、 前記第1電極と前記第2電極との少なくとも一方を複数
    のグループに分割した上で、 前記維持パルスの立ち上がりのタイミングを前記グルー
    プ間でずらして前記維持パルスを前記第1電極又は/及
    び前記第2電極に印加すると共に、前記第1電極又は/
    及び前記第2電極に前記立ち上がりの順番を変更して前
    記維持パルスを複数回印加するという単位動作を、所定
    の回数実行することを特徴とする、プラズマディスプレ
    イパネルの駆動方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のプラズマディスプレイ
    パネルの駆動方法であって、 前記単位動作において、 前記維持パルスの前記立ち上がりの前記順番を循環的に
    変更して、前記維持パルスを複数回印加することを特徴
    とする、プラズマディスプレイパネルの駆動方法。
  6. 【請求項6】 請求項4又は5に記載のプラズマディス
    プレイパネルの駆動方法であって、 前記単位動作において、 前記維持パルスの立ち下がりのタイミングを前記グルー
    プ間でずらすことを特徴とする、プラズマディスプレイ
    パネルの駆動方法。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のプラズマディスプレイ
    パネルの駆動方法であって、 前記単位動作において、 前記維持パルスの前記立ち下がりの順番を循環的に変更
    して、前記維持パルスを立ち下げることを特徴とする、
    プラズマディスプレイパネルの駆動方法。
  8. 【請求項8】 複数の第1電極と、複数の第2電極と、
    それぞれが前記第1電極の一部と前記第2電極の一部と
    を含んで構成される複数の放電セルとを備え、前記第1
    電極と前記第2電極との間に電位差を与えて前記放電セ
    ルに放電を形成するプラズマディスプレイパネルに適用
    される駆動方法であって、 前記複数の放電セルのそれぞれについて、表示発光を行
    うか否かを規定するアドレス動作と、前記第1電極と前
    記第2電極とに維持パルスを印加して前記電位差を生じ
    せしめて前記アドレス動作で前記発光表示を行うように
    規定された前記放電セルに画像表示を担う維持放電を形
    成する維持動作とを分離して行う場合、前記維持動作を
    行う維持期間において、 前記第1電極に、その立ち上がり時及び立ち下がり時に
    前記維持放電を形成可能な前記維持パルスを印加する一
    方で、 前記第2電極に、その立ち上がり時のみに前記維持放電
    を形成可能な前記維持パルスを印加するという単位動作
    を、所定の回数実行することを特徴とする、プラズマデ
    ィスプレイパネルの駆動方法。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれかに記載のプラ
    ズマディスプレイパネルの駆動方法を用いて、前記プラ
    ズマディスプレイパネルを駆動することを特徴とする、
    プラズマディスプレイ装置。
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