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JP2001228295A - ハル廃棄物減容処理装置 - Google Patents

ハル廃棄物減容処理装置

Info

Publication number
JP2001228295A
JP2001228295A JP2000042192A JP2000042192A JP2001228295A JP 2001228295 A JP2001228295 A JP 2001228295A JP 2000042192 A JP2000042192 A JP 2000042192A JP 2000042192 A JP2000042192 A JP 2000042192A JP 2001228295 A JP2001228295 A JP 2001228295A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hull
waste
water
volume reduction
compression
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000042192A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuma Yoshida
拓真 吉田
Yoshikazu Kondo
賀計 近藤
Shigeji Kaneko
滋司 金子
Kenjiro Narita
健次郎 成田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2000042192A priority Critical patent/JP2001228295A/ja
Priority to EP00308471A priority patent/EP1128393A3/en
Publication of JP2001228295A publication Critical patent/JP2001228295A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21FPROTECTION AGAINST X-RADIATION, GAMMA RADIATION, CORPUSCULAR RADIATION OR PARTICLE BOMBARDMENT; TREATING RADIOACTIVELY CONTAMINATED MATERIAL; DECONTAMINATION ARRANGEMENTS THEREFOR
    • G21F9/00Treating radioactively contaminated material; Decontamination arrangements therefor
    • G21F9/28Treating solids
    • G21F9/34Disposal of solid waste
    • G21F9/36Disposal of solid waste by packaging; by baling
    • GPHYSICS
    • G21NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
    • G21FPROTECTION AGAINST X-RADIATION, GAMMA RADIATION, CORPUSCULAR RADIATION OR PARTICLE BOMBARDMENT; TREATING RADIOACTIVELY CONTAMINATED MATERIAL; DECONTAMINATION ARRANGEMENTS THEREFOR
    • G21F9/00Treating radioactively contaminated material; Decontamination arrangements therefor
    • G21F9/28Treating solids
    • G21F9/30Processing
    • G21F9/301Processing by fixation in stable solid media
    • G21F9/302Processing by fixation in stable solid media in an inorganic matrix
    • G21F9/304Cement or cement-like matrix

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • High Energy & Nuclear Physics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ハル廃棄物をできるだけ簡易な構造で安全に圧
縮減容が可能であり、処理に伴い発生する二次廃棄物発
生量を可能な限り低減が可能であり、圧縮後の廃棄体中
には残存水のない、長期貯蔵、最終処分に適した廃棄体
を作製することが可能であるハル廃棄物減容処理装置を
提供することにある。 【解決手段】再処理掩設せん断工程から発生したハルせ
ん断片20を、水中に設置した2つの回転円筒体2a,
2bの間の隙間を通過させ圧縮する。この際、圧縮片内
部の水分が蒸発するのに必要十分な空隙を残した形状に
圧縮される。圧縮の際に発生するジルカロイ粉末はプー
ル水に放出される。ハル圧縮片は回転円筒体下部のコン
ベア4により乾燥室23へ運ばれ、乾燥され、出口5か
ら19容器に収納される。ジルカロイ粉末はジルカロイ
粉末同伴水として回収され、固液分離され、ろ過水は再
利用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軽水炉使用済燃料
を再処理する際、せん断、溶解工程において発生するジ
ルカロイを含む燃料被覆管溶解残渣(ハル)を圧縮減容
処理するハル廃棄物減容処理装置に係わり、特に、圧縮
時に発生する粉末ジルカロイが原因となり発生すること
が考えられる粉塵爆発を効果的に防止するとともに、圧
縮設備を単純化し、二次廃棄物量を低減し、さらに圧縮
減容後の廃棄体中の水分を除去することでその後の長期
貯蔵期間、及び最終処分後の安全性、信頼性を向上する
ハル廃棄物減容処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】再処理施設で発生するジルカロイを含む
ハル廃棄物は、主に大型の圧縮機を用いて圧縮による減
容処理が行われるが、ハル廃棄物の圧縮の際に発生する
ジルカロイ粉末は大気中の酸素と反応し易く、粉塵爆発
を起こす恐れがある。そのため、従来、ハル廃棄物の圧
縮処理は水中あるいは不活性ガス雰囲気において実施す
ることが提案されている。
【0003】不活性ガス雰囲気での圧縮では、装置全体
を不活性ガス雰囲気下に置く他、ハル廃棄物を不活性ガ
スを封入した密封カプセルに封入し、カプセルごと圧縮
する技術が提案されている。
【0004】また、特開平11−64588号公報で
は、ハル廃棄物密封したカプセルを、不活性ガスを封入
したキャビティー内で圧縮することが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術には次のような問題がある。
【0006】まず、従来のハル廃棄物減容処理装置は大
型の圧縮機を用いており、基本的に装置の大型化は避け
られない。
【0007】また、再処理施設で発生するジルカロイを
含むハル廃棄物の圧縮の際に発生するジルカロイ粉末
は、大気中の酸素と反応し易く、粉塵爆発を起こす恐れ
があるため、ハル廃棄物の圧縮処理は水中あるいは不活
性ガス雰囲気において実施する必要がある。
【0008】不活性雰気中での圧縮は、圧縮機全体を不
活性雰囲気中に置くことが必要となるため、この点でも
設備が大型化するばかりでなく、保守・点検についても
作業工数が多くなるという欠点を有している。
【0009】ハル廃棄物を不活性ガスとともにカプセル
に密封して圧縮する場合には、カプセル封入装置などの
前処理装置が必要であり、装置全体が更に大型化する。
また、圧縮時にカプセルの破損の恐れがあり、カプセル
破損時には粉塵爆発の可能性があるため安全性に問題が
ある。更に、カプセル破損を避けるために圧縮時の位置
決めにかなりの精度が必要とされるため、作業効率の向
上が困難である。
【0010】キャビティー内を不活性ガスで満たした上
でハルを密封したカプセルを圧縮する場合には、ハルを
カプセルに移し変える作業、及びカプセルを作製する作
業を遠隔で行う必要があり、処理効率の向上が困難であ
る。また、処理装置も大型の圧縮機の他、カプセル封入
装置、カプセルハンドリング装置などが必要とされ、全
体として相当に大型の装置が必要となる。
【0011】従来の水中圧縮処理は、多量のハルせん断
片を大型の圧縮機を用いて水中で圧縮するため、圧縮体
の内部に水が閉じ込められ、この内部に閉鎖された水が
放射線により水素を発生するため、長期保管時、あるい
は最終処分後の安全性の評価が困難であるという問題点
を有している。
【0012】本発明の第1の目的は、ハル廃棄物を簡易
な設備で圧縮減容処理することが可能であるハル廃棄物
減容処理装置を提供することである。
【0013】本発明の第2の目的は、ハル廃棄物を安全
に圧縮減容処理することが可能であるハル廃棄物減容処
理装置を提供することである。
【0014】本発明の第3の目的は、圧縮減容処理に伴
い発生する二次廃棄物発生量を低減することが可能であ
るハル廃棄物減容処理装置を提供することである。
【0015】本発明の第4の目的は、圧縮後の廃棄体中
に残存水のない、長期貯蔵、最終処分に適した廃棄体を
作製することが可能であるハル廃棄物減容処理装置を提
供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】(1)上記第1の目的を
達成するために、本発明は、所定の隙間を有し互いに逆
方向に回転する少なくとも2つの回転円筒体を設け、軽
水炉使用済燃料再処理において発生するジルカロイ燃料
被覆管残渣(ハル)を前記回転円筒体の隙間に投入する
ことにより圧縮減容を行うものである。
【0017】これにより大型の圧縮機やカプセル封入装
置などの前処理装置を必要としない、簡易な設備による
圧縮減容処理が可能となる。
【0018】(2)上記第2の目的を達成するために、
本発明は、上記(1)のハル廃棄物圧縮減容処理装置に
おいて、前記回転円筒体を少なくとも前記隙間部分が水
中に位置するよう設置するか、当該隙間部分へ水を流化
あるいは噴霧する手段を設け、圧縮減容を行う際に発生
するジルカロイ粉末による粉塵爆発を防止するものとす
る。
【0019】これによりハル廃棄物の圧縮時に発生する
ジルカロイ粉末による粉塵爆発を効果的に防止すること
が可能となる。
【0020】(3)また、上記第2の目的を達成するた
めに、本発明は、上記(2)のハル廃棄物圧縮減容処理
装置において、前記回転円筒体の隙間の下側に常にある
方向の流れを持った水流を与える手段を設け、回転円筒
体付近でのジルカロイ粉末の滞留を防ぐものとする。
【0021】これにより回転円筒体付近でのジルカロイ
粉末の滞留を防ぐことが可能となり、処理装置の安定運
転が可能となる。
【0022】(4)上記第3の目的を達成するために、
本発明は、上記(2)又は(3)のハル廃棄物圧縮減容
処理装置において、前記回転円筒体による圧縮時に発生
するジルカロイ粉末を含んだ処理水を再生水とジルカロ
イ粉末あるいはジルカロイ粉末を含むスラッジとに分離
する分離処理手段と、前記再生水を前記圧縮時に発生す
るジルカロイ粉末の回収水として再使用する手段とを設
け、二次廃棄物発生量を低減するものとする。
【0023】これによりハル廃棄物の圧縮減容処理に伴
い処理装置から発生する二次廃棄物の発生量を低減する
ことが可能となる。
【0024】(5)また、上記第3の目的を達成するた
めに、本発明は、上記(4)のハル廃棄物圧縮減容処理
装置において、前記再生水と分離したスラッジをセメン
トと混練しモルタルを作製する手段と、前記モルタルを
流し込む容器とを設け、セメント固化体を作製するもの
とする。
【0025】これによりハル廃棄物の圧縮減容処理に伴
い処理装置から発生する二次廃棄物であるジルカロイ粉
末固化体の発生量を低減することが可能となる。
【0026】(6)更に、上記第3の目的を達成するた
めに、本発明は、上記(4)のハル廃棄物圧縮減容処理
装置において、前記分離処理手段は前記処理水を再生水
とジルカロイ粉末とに分離する金属製フィルタを有し、
前記ジルカロイ粉末を前記金属製フィルタごと焼結し固
化する手段を設け、廃棄物体積増加を小さくしかつ安定
な固化体を得るものとする。
【0027】これによりハル廃棄物の圧縮減容処理に伴
い処理装置から発生する二次廃棄物であるジルカロイ粉
末固化体の発生量を著しく低減することが可能となる。
【0028】(7)上記第4の目的を達成するために、
本発明は、上記(2)又は(3)のハル廃棄物減容処理
装置において、前記回転円筒体の隙間を、ハル廃棄物の
圧縮の程度を制御してハル廃棄物の圧縮片内部に閉鎖空
間部分を作らないような大きさに設定し、ハル廃棄物の
圧縮片に付着している残余水がハル廃棄物自体が有する
発熱により蒸発し、圧縮減容後速やかにハル廃棄物の圧
縮片を乾燥状態にするものとする。
【0029】これによりハル廃棄物の圧縮減容後の廃棄
体を長期間貯蔵、あるいは最終処分する際、安全評価上
間題となる残留水の放射線分解による水素発生を防ぐこ
とが可能となる。
【0030】(8)また、上記第4の目的を達成するた
めに、本発明は、上記(7)のハル廃棄物減容処理装置
において、圧縮減容後のハル廃棄物を放出する前に乾燥
雰囲気中に置く乾燥室を設け、ハル廃棄物の圧縮片に付
着している残余水の乾燥を促進するものとする。
【0031】これによりハル廃棄物の圧縮減容後の廃棄
体を長親間貯蔵、あるいは最終処分する際、安全評価上
問題となる残留水の放射線分解による水素発生を防ぐこ
とが可能となる。
【0032】(9)また、上記第3の目的を達成するた
めに、本発明は、上記(5)のハル廃棄物減容処理装置
において、前記モルタルを流し込む容器が、前記ハル廃
棄物の圧縮片を収納した容器であり、ハル廃棄物の圧縮
片を前記モルタルで固化することにより、ハル廃棄物の
圧縮減容後の廃棄体の体積増加を低減するものとする。
【0033】これによりハル廃棄物の圧縮減容後の廃棄
体の体積増加を低減することが可能となる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。
【0035】図1は本発明の第1の実施の形態によるハ
ル廃棄物減容処理装置の概略構成を示す図である。
【0036】図1において、本実施の形態のハル廃棄物
減容処理装置は、所定の隙間1を有する必要な強度を備
えた互いに逆方向に回転する2つの回転円筒体2a,2
b、回転円筒体2a,2bの全体あるいは少なくとも隙
間部分を水面下に置くことができる深さを持つプール水
22を有するケース3、ケース3の回転円筒体2a,2
bの真上に設置されているハル片投入口3a、ケース3
の一端に設けたハル圧縮片出口5、圧縮されたハルを回
転円筒体2a,2bの隙間の下からハル圧縮片出口5ま
で運ぶコンベアー4a,4b,4c、回転円筒体2a,
2bの下側で回転円筒体2a,2b付近に水流を作るノ
ズル6及びポンプ7、水流の下流側のケース側面に設け
たジルカロイ粉末同伴水流受け口8、ジルカロイ粉末を
同伴した処理水を再生水(ろ過水)とジルカロイ粉末を
含んだスラッジに分離する固液分離機9、固液分離機9
で分離されたろ過水をポンプ7に移送する配管10、固
液分離機9で分離されたジルカロイ粉末を含んだスラッ
ジを貯蔵するスラッジ貯槽15、固液分離機9からスラ
ッジ貯槽15にスラッジを移送するスラッジ移送管1
1、ケース3の一部として形成され、圧縮ハル出口5付
近でコンベアー4c上のハルにヒータ14とファン13
からの温風を当て乾燥雰囲気を作る乾燥室12、圧縮ハ
ル出口5から放出されるハル圧縮片21を収納する容器
19、ジルカロイスラッジを固化するためのセメントホ
ッパ16、セメント流度調整用の添加水タンク17、セ
メント混練機18から構成される。
【0037】再処理施設せん断工程から発生したハルせ
ん断片20はハル片投入口3aから投入される。投入時
のハルせん断片は、図2(a)に示すように断面円形の
円筒形状をしている。このハルせん断片は回転円筒体2
a,2b間の隙間1を通過する際に、図2(b)に示す
ように、圧縮片内部の水分が蒸発するのに必要十分な空
隙21aを残した偏平した形状のハル圧縮片21に圧縮
される。圧縮の際に発生するジルカロイ粉末はプール水
22中に放出されるため、発火、爆発の恐れはない。
【0038】そしてハル圧縮片21はケース3の底部に
設置されているコンベア4a,4b,4cによりプール
水22の中から乾燥室12へ運ばれる。乾燥室12は加
熱器14とファン13により常に乾燥雰囲気に保たれて
いるため、ハル圧縮片21の表面及び内面に付着してい
た水分はハル自体の発熱及び乾燥雰囲気と、空隙21a
の効果により十分な乾燥状態となる。十分乾燥状態に達
したハル圧縮片21は、ハル圧縮片出口5から容器19
に収納される。
【0039】ハル圧縮処理の際に発生したジルカロイ粉
末はプール水22中に放出されるが、回転円筒体2a,
2bの直下にはポンプ7とノズル6とにより形成される
一方向の水流が存在しているため、ジルカロイ粉末はそ
の水流によりジルカロイ粉末同伴水流受け口8に水流と
ともに流れ込むことになる。ジルカロイ同伴水は固液分
離機9によりジルカロイ粉末を含んだスラッジとろ過水
とに分離される。ろ過水は配管10を経由してポンプ7
に運ばれ、プール水として再利用される。一方、分離さ
れたジルカロイを含むスラッジはスラッジ移送管11を
経由してスラッジ貯槽15に送られる。
【0040】スラッジ貯槽15で貯蔵されたジルカロイ
粉末スラッジはセメントホッパ16内のプレミクストセ
メントと混練機18内で所定の流度のモルタルに調整さ
れる。モルタルの流度が足りない場合には、セメント流
度調整用の添加水タンク17から添加水を加えて調節す
る。得られたモルタルは所定量のハル圧縮片21を収納
した後の容器18aに流し込まれ固化される。
【0041】以上のように構成した本実施の形態におい
ては、ハルせん断片20を2つの回転円筒体2a,2b
の隙間に投入することにより圧縮減容を行うので、大型
の圧縮機やカプセル封入装置などの前処理装置を必要と
しない、簡易な設備による圧縮減容処理が可能となる。
【0042】また、回転円筒体2a,2bを少なくとも
隙間部分がプール22の水中に位置するよう設置し圧縮
を行うので、ハルせん断片20の圧縮時に発生するジル
カロイ粉末による粉塵爆発を効果的に防止することが可
能となる。
【0043】更に、回転円筒体2a,2bの隙間の下側
に一方向の流れを持った水流を与えるので、回転円筒体
2a,2b付近でのジルカロイ粉末の滞留を防ぐことが
可能となり、処理装置の安定運転が可能となる。
【0044】また、回転円筒体2a,2bによる圧縮時
に発生するジルカロイ粉末を含んだ処理水を再生水とジ
ルカロイ粉末を含むスラッジとに分離し、再生水を圧縮
時に発生するジルカロイ粉末の回収水として再使用する
ので、ハルせん断片20の圧縮減容処理に伴い処理装置
から発生する二次廃棄物の発生量を低減することが可能
となる。
【0045】また、再生水と分離したスラッジをセメン
トと混練しモルタルを作製し、セメント固化体を作製す
るので、ハルせん断片20の圧縮減容処理に伴い処理装
置から発生する二次廃棄物であるジルカロイ粉末固化体
の発生量を低減することが可能となる。
【0046】また、回転円筒体2a,2bの隙間を、ハ
ルせん断片20の圧縮の程度を制御してハル圧縮片21
の内部に閉鎖空間部分を作らないような大きさに設定
し、ハル圧縮片21に付着している残余水がハル自体が
有する発熱により蒸発し、圧縮減容後速やかにハル圧縮
片21を乾燥状態にするので、ハルせん断片20の圧縮
減容後の廃棄体を長期間貯蔵、あるいは最終処分する
際、安全評価上間題となる残留水の放射線分解による水
素発生を防ぐことが可能となる。
【0047】更に、ハル圧縮片21を放出前に乾燥室1
2の乾燥雰囲気中に置き、ハル圧縮片21に付着してい
る残余水の乾燥を促進するので、これによってもハルせ
ん断片20の圧縮減容後の廃棄体を長親間貯蔵、あるい
は最終処分する際、安全評価上問題となる残留水の放射
線分解による水素発生を防ぐことが可能となる。
【0048】また、ハル圧縮片21を収納した容器19
に混練機18からのモルタルを流し込み、ハル圧縮片2
1をモルタルで固化するので、ハルせん断片20の圧縮
減容後の廃棄体の体積増加を低減することが可能とな
る。
【0049】本発明の第2の実施の形態を図3により説
明する。図中、図1に示した部材と同等のものには同じ
符号を付している。
【0050】図3において、本実施の形態のハル廃棄物
減容処理装置は、所定の隙間1を有する必要な強度を備
えた互いに逆方向に回転する2つの回転円筒体2a,2
b、回転円筒体2a,2bを内部に配置したケース3
1、ケース31に設けたハル片投入口3a、圧縮片出口
5及びジルカロイ粉末同伴水受け口8、ハル圧縮片出口
5からジルカロイ粉末同伴水受け口8に向けて下向きの
勾配を持つケース31の底面31a、圧縮されたハルを
回転円筒体2a,2bの隙間の下からハル圧縮片出口5
まで運ぶコンベアー4、回転円筒体2a,2bの隙間に
水37を流下させるためのノズル32及びポンプ7、ケ
ース底面31aの下流側に位置するジルカロイ粉末同伴
水流受け口8からのジルカロイ粉末同伴水中を金属フィ
ルタ34を用いて再生水(ろ過水)とジルカロイ粉末と
に分離する金属フィルタ固液分離機33、金属フィルタ
固液分離機33で分離されたろ過水をポンプ7に移送す
る配管10、金属フィルタ固液分離機33から取り出さ
れたジルカロイ粉末を含んだ金属フィルタ34を焼結す
る焼結用圧縮容器35、ケース31の一部として形成さ
れ、圧縮ハル出口5付近でコンベアー4上のハルにヒー
タ14とファン13からの温風を当てる乾燥雰囲気を作
る乾燥室12、圧縮ハル出口5から放出されるハル圧縮
片21を収納する容器19から構成される。
【0051】再処理施設せん断工程から発生したハルせ
ん断片20はハル片投入口3aから投入される。このハ
ルせん断片は回転円筒体2a,2bとの間の隙間1を通
過する際に圧縮片内部の水分が蒸発するのに必要十分な
空隙21a(図2(b)参照)を残した形状のハル圧縮
片21に圧縮される。圧縮の際に発生するジルカロイ粉
末はノズル32から流下する水に同伴されるため、発
火、爆発の恐れはない。
【0052】そしてハル圧縮片21はケース31の底部
に設置されているコンベア4により乾燥室12へ運ばれ
る。乾燥室12は加熱器14とファン13により常に乾
燥雰囲気に保たれているため、ハル圧縮片21表面及び
内面に付着していた水分はハル自体の発熱及び乾燥雰囲
気と、空隙21aの効果により十分な乾燥状態となる。
十分乾燥状態に達したハル圧縮片21は、ハル圧縮片出
口5から所容器19に収納される。
【0053】ハル圧縮処理の際に発生したジルカロイ粉
末はノズル32からの流下水37に同伴され、ケース3
1の勾配を有した底面31aからジルカロイ粉末同伴水
流受け口8に流れ込むことになる。ジルカロイ同伴水中
の処理水は金属フィルタ固液分離機33によりろジルカ
ロイ粉末から分離され、ジルカロイ粉末は金属フィルタ
34に保持される。金属フィルタ固液分離機33を通過
したろ過水は配管10を経由してポンプ7に運ばれ、流
下水として再利用される。一方、分離されたジルカロイ
を含む金属フィルタは、所定の試用期間の後、捕捉した
ジルカロイ粉末とともに取り外される。
【0054】ジルカロイ粉末を保持したまま取り外され
た金属フィルタ34は、焼結用圧縮容器35に収納さ
れ、高圧高温で焼結体36になる。得られた焼結体36
はハル圧縮片21と共に容器19に収納される。
【0055】以上のように構成した本実施形態において
も、第1の実施形態と同様の効果が得られる。
【0056】また、固液分離機33で金属製フィルタ3
4を用いて再生水とジルカロイ粉末とに分離し、ジルカ
ロイ粉末を金属製フィルタ34ごと焼結し固化するの
で、廃棄物の体積増加が極めて小さくなりかつ安定な固
化体が得られ、これによりハルせん断片20の圧縮減容
処理に伴い処理装置から発生する二次廃棄物であるジル
カロイ粉末固化体の発生量を著しく低減することが可能
となる。
【0057】なお、本発明は上記実施の態様に限定され
ず、種々の変更が可能である。例えば、上記実施の形態
では、ハルせん断片20を圧縮減容するのに2つの回転
円筒体2a,2bを用いたが、4つ或いはそれ以上の回
転円筒体を用いても構わない。また、第2の実施の形態
では、2つの回転円筒体2a,2bの隙間に水37を流
下させたが、噴霧手段を設け水を噴霧してもよい。
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、ハル廃棄物を簡易な設
備で圧縮減容処理することが可能となる。
【0059】また、本発明によれば、ハル廃棄物を安全
に圧縮減容処理することが可能となる。
【0060】更に、本発明によれば、圧縮減容処理に伴
い発生する二次廃棄物発生量を低減することが可能とな
る。
【0061】また、本発明によれば、圧縮後の廃棄体中
に残存水のない、長期貯蔵、最終処分に適した廃棄体を
作製することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるハル廃棄物減
容処理装置の概略構成を示す図である。
【図2】(a)は圧縮減容前のハルせん断片の形状を示
し、(b)は圧縮減容後のハルせん断片の形状を示す図
である。
【図3】本発明の第2の実施の形態によるハル廃棄物減
容処理装置の概略構成を示す図である。
【符号の説明】
1…制御された隙間 2a…回転円筒体 2b…回転円筒体 3…ケース 3a…ハル片投入口 4…コンベアー 5…ハル圧縮片出口 6…ノズル 7…ポンプ 8…ジルカロイ粉末同伴水流受け口 9…固液分離機 10…処理水移送配管 11…スラッジ移送配管 12…乾燥室 13…ファン 14…ヒータ 15…スラッジ貯槽 16…セメントホッパ 17…セメント流度調整用添カロ水タンク 18…セメント混練機 19…ハル圧縮片収納容器 20…ハル廃棄体片 21…ハル圧縮片 21a…ハル圧縮片開口 31…ケース 31a…ケース底面 32…ノズル 33…金属フィルタ固液分離機 34…金属フイルタ 35…焼結用圧縮容器 36…焼結体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金子 滋司 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所内 (72)発明者 成田 健次郎 茨城県日立市大みか町七丁目2番1号 株 式会社日立製作所電力・電機開発研究所内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の隙間を有し互いに逆方向に回転する
    少なくとも2つの回転円筒体を設け、軽水炉使用済燃料
    再処理において発生するジルカロイ燃料被覆管残渣(ハ
    ル)を前記回転円筒体の隙間に投入することにより圧縮
    減容を行うことを特徴とするハル廃棄物減容処理装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のハル廃棄物圧縮減容処理装
    置において、前記回転円筒体を少なくとも前記隙間部分
    が水中に位置するよう設置するか、当該隙間部分へ水を
    流化あるいは噴霧する手段を設け、圧縮減容を行う際に
    発生するジルカロイ粉末による粉塵爆発を防止すること
    を特徴とするハル廃棄物減容処理装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載のハル廃棄物圧縮減容処理装
    置において、前記回転円筒体の隙間の下側に常にある方
    向の流れを持った水流を与える手段を設け、回転円筒体
    付近でのジルカロイ粉末の滞留を防ぐことを特徴とする
    ハル廃棄物減容処理装置。
  4. 【請求項4】請求項2又は3記載のハル廃棄物圧縮減容
    処理装置において、前記回転円筒体による圧縮時に発生
    するジルカロイ粉末を含んだ処理水を再生水とジルカロ
    イ粉末あるいはジルカロイ粉末を含むスラッジとに分離
    する分離処理手段と、前記再生水を前記圧縮時に発生す
    るジルカロイ粉末の回収水として再使用する手段とを設
    け、二次廃棄物発生量を低減することを特徴とするハル
    廃棄物減容処理装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載のハル廃棄物圧縮減容処理装
    置において、前記再生水と分離したスラッジをセメント
    と混練しモルタルを作製する手段と、前記モルタルを流
    し込む容器とを設け、セメント固化体を作製することを
    特徴とするハル廃棄物減容処理装置。
  6. 【請求項6】請求項4記載のハル廃棄物圧縮減容処理装
    置において、前記分離処理手段は前記処理水を再生水と
    ジルカロイ粉末とに分離する金属製フィルタを有し、前
    記ジルカロイ粉末を前記金属製フィルタごと焼結し固化
    する手段を設け、廃棄物体積増加を小さくしかつ安定な
    固化体を得ることを特徴とするハル廃棄物減容処理装
    置。
  7. 【請求項7】請求項2又は3記載のハル廃棄物減容処理
    装置において、前記回転円筒体の隙間を、ハル廃棄物の
    圧縮の程度を制御してハル廃棄物の圧縮片内部に閉鎖空
    間部分を作らないような大きさに設定し、ハル廃棄物の
    圧縮片に付着している残余水がハル廃棄物自体が有する
    発熱により蒸発し、圧縮減容後速やかにハル廃棄物の圧
    縮片を乾燥状態にすることを特徴とするハル廃棄物減容
    処理装置。
  8. 【請求項8】請求項7記載のハル廃棄物減容処理装置に
    おいて、圧縮減容後のハル廃棄物を放出する前に乾燥雰
    囲気中に置く乾燥室を設け、ハル廃棄物の圧縮片に付着
    している残余水の乾燥を促進することを特徴とするハル
    廃棄物減容処理装置。
  9. 【請求項9】請求項5記載のハル廃棄物減容処理装置に
    おいて、前記モルタルを流し込む容器が、前記ハル廃棄
    物の圧縮片を収納した容器であり、ハル廃棄物の圧縮片
    を前記モルタルで固化することにより、ハル廃棄物の圧
    縮減容後の廃棄体の体積増加を低減することを特徴とす
    るハル廃棄物減容処理装置。
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