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JP2001218354A - 位相制御開閉装置 - Google Patents

位相制御開閉装置

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Publication number
JP2001218354A
JP2001218354A JP2000166190A JP2000166190A JP2001218354A JP 2001218354 A JP2001218354 A JP 2001218354A JP 2000166190 A JP2000166190 A JP 2000166190A JP 2000166190 A JP2000166190 A JP 2000166190A JP 2001218354 A JP2001218354 A JP 2001218354A
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JP
Japan
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phase
magnetic flux
residual magnetic
input
time
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000166190A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Hiratsuka
正樹 平塚
Hiromoto Ito
弘基 伊藤
Haruhiko Kayama
治彦 香山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2000166190A priority Critical patent/JP2001218354A/ja
Priority to CA002326091A priority patent/CA2326091C/en
Priority to US09/717,017 priority patent/US6493203B1/en
Priority to DE10058028A priority patent/DE10058028A1/de
Priority to CN00137229A priority patent/CN1308354A/zh
Priority to FR0015235A priority patent/FR2811804B1/fr
Publication of JP2001218354A publication Critical patent/JP2001218354A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02HEMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
    • H02H9/00Emergency protective circuit arrangements for limiting excess current or voltage without disconnection
    • H02H9/001Emergency protective circuit arrangements for limiting excess current or voltage without disconnection limiting speed of change of electric quantities, e.g. soft switching on or off
    • H02H9/002Emergency protective circuit arrangements for limiting excess current or voltage without disconnection limiting speed of change of electric quantities, e.g. soft switching on or off limiting inrush current on switching on of inductive loads subjected to remanence, e.g. transformers
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H9/00Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
    • H01H9/54Circuit arrangements not adapted to a particular application of the switching device and for which no provision exists elsewhere
    • H01H9/56Circuit arrangements not adapted to a particular application of the switching device and for which no provision exists elsewhere for ensuring operation of the switch at a predetermined point in the AC cycle
    • H01H9/563Circuit arrangements not adapted to a particular application of the switching device and for which no provision exists elsewhere for ensuring operation of the switch at a predetermined point in the AC cycle for multipolar switches, e.g. different timing for different phases, selecting phase with first zero-crossing
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02HEMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
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    • H02H9/001Emergency protective circuit arrangements for limiting excess current or voltage without disconnection limiting speed of change of electric quantities, e.g. soft switching on or off

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  • Power Engineering (AREA)
  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
  • Control Of Electrical Variables (AREA)
  • Protection Of Transformers (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電力系統に接続された変圧器等の変電機器に
とって過酷となる開閉装置の開閉に伴う過渡的な励磁突
入電流やサージ過電圧の発生を最小限に抑制する。 【解決手段】 三相電力系統の相間に、Δ結線を用いて
接続された変圧器に電源電圧を投入する各相毎の遮断器
50、各遮断器を独立に開閉極動作する操作装置、遮断
器を投入時の各相の電圧波形、前記遮断器を遮断時の各
相の電流波形の位相を予測する基準位相検出部82、前
回遮断時の各相における遮断器の遮断時刻と遮断直前の
電流値の正負の記憶内容より変圧器の各相の残留磁束を
予測する残留磁束検出部83、各相の遮断器を投入する
際、変圧器の各相の予測残留磁束に基づき、各相投入時
の発生サージが最小となる投入電気角を予測する最適投
入点予測手段81、予測投入電気角にて前記遮断器を投
開する閉極動作開始手段81とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遮断器50等の電
力用開閉装置の開閉時刻を制御して、電力系統の送電線
に接続された変圧器、分路リアクトル、コンデンサバン
ク等の変電機器にとって過酷となる開閉装置の開閉に伴
う過渡的な励磁突入電流やサージ過電圧の発生を最小限
に抑制する位相制御開閉装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電力用開閉機器の閉極位相を制御して、
投入時に発生する励磁突入電流や開閉サージ電圧を抑制
したり、遮断器50のアーク時間を制御して、無再点弧
となるアーク時間もしくは最適な遮断時間にて遮断器5
0を開極動作させて遮断する位相制御開閉装置を設けた
開閉機器(遮断器50)の適用が拡大している。例え
ば、図24は、特開平3−156820号公報に掲載さ
れた遮断器50の投入位相制御装置に関する従来例と、
閉極動作時のR,S,T相の各電源電圧の基準波形並び
に動作タイミングを示すものである。
【0003】図24において、10は中性点が接地され
たY結線の変圧器、50は遮断器で、この遮断器50の
消弧室52a,52b,52c内の各接触子が独立に開
閉極動作することを可能にするため、それぞれ独立の操
作装置54a,54b,54cを有する。72a,72
b,72cはR、S、T相の電源電圧を計測する電圧計
測部、80は、基準位相検出部82および演算・動作制
御部81からなる遮断器50の位相制御開閉装置であ
る。
【0004】次に動作について説明する。R、S、T相
の電源電圧は、各電圧計測部72a,72b,72cに
て計測され、位相制御開閉装置80の基準位相検出部8
2へ送信される。基準位相検出部82では、R、S、T
相の電源電圧零点の周期を検出し、基準となる電圧零点
を設定して基準点Tstandardとする。遮断器50が閉極
(投入)指令を受けた場合、位相制御開閉装置80の演
算・動作制御部81は、操作装置の周囲温度、操作力、
制御電圧の計測データより予測される閉極動作時間t
close、および先行アーク時間tprearcを計算すると共
に、予め設定されたR、S、T相の投入目標点(例え
ば、電圧ピークなら電気角90°)Ttargetから基準点
standardまでの時間から、予測された閉極動作時間t
closeを引き算し、かつ、先行アーク時間tprearcを加
算して動作同期時間tcontを計算する。位相制御開閉装
置80の演算・動作制御部81は、基準点Tstandard
ら計算された動作同期時間tcontを経過後に各操作装置
54a,54b,54cに投入信号を与えて、各消弧室
52a,52b,52c内の各接触子が開閉サージ現象
を最小限に抑制可能な所定の電気角にて独立に閉極動作
するよう制御する。以上、説明した制御シーケンスよ
り、電圧ピークにて遮断器50の投入を実施することで
開閉サージ現象が抑制できる残留磁束が無い場合の変圧
器の投入制御および分路リアクトルの投入制御、また、
電圧零点にて遮断器50の投入を実施することで開閉サ
ージ現象が抑制できるコンデンサバンクの投入制御およ
び無負荷送電線の投入制御などが実用化される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来装置は、電圧ピー
クにて遮断器50の投入を実施することで、開閉サージ
現象が抑制できる残留磁束が無い場合に変圧器の投入制
御および分路リアクトルの投入制御を行っていたが、実
際、変圧器(もしくは、分路リアクトル)10コアに残
留磁束があると開閉サージ現象を抑制して最適な投入タ
イミングで遮断器50を動作させるのは困難であった。
【0006】この発明は上記課題を解消するためになさ
れたもので、これまで実用化が難しいとされてきた変圧
器(もしくは、分路リアクトル)コアに残留磁束がある
場合について、変圧器(もしくは、分路リアクトル)各
相の残留磁束を予測すると共に、各相の残留磁束に応じ
た最適な投入タイミングで遮断器を動作させることによ
り、過渡的な開閉サージ現象を抑制できる位相制御装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る位相制御
開閉装置は、三相電力系統の相間に、Δ結線、中性点が
直接接地されたY結線および中性点が非接接地の何れか
一つの結線方法を用いて接続されたリアクトル成分に接
続され、前記リアクトル成分の故障電流や負荷電流を遮
断すると共に、リアクトル成分を励磁するために前記三
相電力系統に投入する各相毎の遮断器と、前記各相毎の
電圧を計測する電圧計測手段と、前記遮断器における出
力の極間の電流を計測する電流計測手段と、前記相毎の
遮断器を独立に開閉極動作する操作装置と、この操作装
置近傍に設けられた温度計測部、各相の遮断器の各操作
装置の駆動操作圧力及び制御電圧を計測し、前記遮断器
が開閉極指令を受けた場合、各相に設けられた前記電圧
計測部および前記電流計測部により計測された電圧値お
よび電流値から、前記遮断器を投入時の各相の電圧波
形、前記遮断器を遮断時の各相の電流波形の位相および
周期的な零点を予測する基準位相検出手段と、前回遮断
時の前記各相における遮断器の遮断時刻と遮断直前の電
流値の正負を記憶し、この記憶内容より前記リアクトル
成分の各相の残留磁束を予測する残留磁束予測手段と、
前記各相の遮断器を投入する場合、前記残留磁束予測手
段により予測された前記リアクトル成分の各相の残留磁
束に基づき、各相投入時の発生サージが最小となる最適
な投入電気角を予測する最適投入点予測手段と、前記最
適投入点予測手段にて予測され設定された投入電気角に
て前記遮断器が電気的に投入されるように、前記遮断器
の閉極動作を開始させる閉極動作開始手段とを備えたも
のである。
【0008】また、この発明による前記残留磁束予測手
段は、遮断器による三相電力系統の前回の遮断時に最初
に遮断された第1遮断相の残留磁束を零と判定時に、次
に遮断される第2遮断相が第1遮断相の60°(1/6
サイクル)遅れで遮断され、且つ、第1遮断相の遮断直
前の電流値が正、第2遮断相の遮断直前の電流値が負の
場合、この第2遮断相の残留磁束を負(例えば残留磁束
−90%)と判定し、最後に遮断される第3遮断相が第
2遮断相の60°(1/6サイクル)遅れで遮断され、
且つ、第2遮断相の遮断直前の電流値が負、第3遮断相
の遮断直前の電流値が正の場合、前記第3遮断相の残留
磁束を正(例えば残留磁束90%)と判定するか、ま
た、前回の遮断時に最初に遮断された第1遮断相の残留
磁束を零と判定時に、次に遮断される第2遮断相が第1
遮断相の60°(1/6サイクル)遅れで遮断され、且
つ、第1遮断相の遮断直前の電流値が負、第2遮断相の
遮断直前の電流値が正の場合、この第2遮断相の残留磁
束を正(例えば残留磁束90%)と判定し、最後に遮断
される第3遮断相が第2遮断相の60°(1/6サイク
ル)遅れで遮断され、且つ、第2遮断相の遮断直前の電
流値が正、第3遮断相の遮断直前の電流値が負の場合、
この第3遮断相の残留磁束を負(例えば残留磁束−90
%)と判定するものである。
【0009】また、この発明による前記残留磁束予測手
段は、前回の遮断時に最初に遮断された第1遮断相の残
留磁束を零と判定時に、次に遮断される第2遮断相が第
1遮断相の120°(1/3サイクル)遅れで遮断さ
れ、且つ、第1遮断相の遮断直前の電流値が正、第2遮
断相の遮断直前の電流値が正の場合、この第2遮断相の
残留磁束を負(例えば残留磁束−90%)と判定し、最
後に遮断される第3遮断相が第2遮断相の120°(1
/3サイクル)遅れで遮断され、且つ、第2遮断相の遮
断直前の電流値が正、第3遮断相の遮断直前の電流値が
正の場合、この第3遮断相の残留磁束を正(例えば残留
磁束90%)と判定するか、また、前回の遮断時に最初
に遮断された第1遮断相の残留磁束を零と判定時に、次
に遮断される第2遮断相が第1遮断相の120°(1/
3サイクル)遅れで遮断され、且つ、第1遮断相の遮断
直前の電流値が負、第2遮断相の遮断直前の電流値が負
の場合、この第2遮断相の残留磁束を正(例えば残留磁
束90%)と判定し、最後に遮断される第3遮断相が第
2遮断相の120°(1/3サイクル)遅れで遮断さ
れ、且つ、第2遮断相の遮断直前の電流値が負、第3遮
断相の遮断直前の電流値が負の場合、この第3遮断相の
残留磁束を負(例えば残留磁束−90%)と判定するも
のである。
【0010】また、この発明による残留磁束予測手段
は、正及び負の残留磁束の絶対値を予め入力する。
【0011】また、この発明による残留磁束予測手段
は、正及び負の残留磁束の絶対値を80%乃至90%と
設定すると共に、投入時の突入電流値が想定された値よ
り大きいときは、突入電流が想定された値に近似するよ
うに正および負の残留磁束の設定値を増減させる。
【0012】また、この発明による位相開閉制御装置
は、残留磁束予測手段により各相の残留磁束をそれぞれ
零、負、正と判定すると共に、前記各相投入時の発生サ
ージが最小となる投入(閉極)時刻(電気角)を予測す
る最適投入点予測手段により残留磁束に応じた第1投入
相並びに第2投入相の投入時刻を電気角を設定すると共
に、第3投入相の投入時刻を第2投入相の投入時刻と同
時もしくはそれ以降と設定するものである。また、この
発明による位相開閉制御装置の最適投入点予測手段は、
中性点が直接接地されY結線された各相のリアクトル成
分の残留磁束予測手段が第1遮断相の残留磁束を零、第
2遮断相の残留磁束を負、第3遮断相の残留磁束を正と
予測した結果に基づき、前記各相投入時の発生サージが
最小となる投入(閉極)時刻(電気角)を予測する際、
第1番目の投入相を残留磁束が零の相(第1遮断相)、
第2番目の投入相を残留磁束が正の相、第3番目の投入
相を残留磁束が負の相と設定すると共に、残留磁束が零
である第1投入相の投入時刻を電気角90°(電圧ピー
ク)近傍に、もしくは60°〜120°(電圧ピーク)
に、残留磁束が正である第2投入相の投入時刻を電気角
75°近傍、もしくは60°〜90°に設定すると共
に、残留磁束が負である第3投入相の投入時刻を第2投
入相の投入時刻と同時もしくはそれ以降と設定するもの
である。
【0013】また、この発明による位相開閉制御装置の
最適投入点予測手段は、中性点が直接接地されY結線さ
れた各相のリアクトル成分の残留磁束予測手段が第1遮
断相の残留磁束を零、第2遮断相の残留磁束を負、第3
遮断相の残留磁束を正と予測した結果に基づき、前記各
相投入時の発生サージが最小となる投入(閉極)時刻
(電気角)を予測する際、第1番目の投入相を残留磁束
が零の相(第1遮断相)、第2番目の投入相を残留磁束
が負の相、第3番目の投入相を残留磁束が正の相と設定
すると共に、残留磁束が零である第1投入相の投入時刻
を電気角90°(電圧ピーク)近傍に、もしくは60°
120°(電圧ピーク)近傍に、残留磁束が負である第
2投入相の投入時刻を電気角315°、もしくは、電気
角300°〜330°に設定すると共に、残留磁束が正
である第3投入相の投入時刻を第2投入相の投入時刻と
同時もしくはそれ以降と設定するものである。
【0014】また、この発明による位相開閉制御装置の
最適投入点予測手段は、中性点が直接接地されたY結線
の各相のリアクトル成分の残留磁束予測手段が第1遮断
相の残留磁束を零、第2遮断相の残留磁束を正、第3遮
断相の残留磁束を負と予測した結果に基づき、前記各相
投入時の発生サージが最小となる投入(閉極)時刻(電
気角)を予測する際、第1番目の投入相を残留磁束が零
の相、第2番目の投入相を残留磁束が正の相、第3番目
の投入相を残留磁束が負の相と設定すると共に、残留磁
束が零である第1投入相の投入時刻を電気角90°(電
圧ピーク)近傍に、もしくは電気角60°〜120°
に、残留磁束が正である第2投入相の投入時刻を電気角
280°近傍に、もしくは電気角260°〜300°
に、残留磁束が負である第3投入相の投入時刻を第2投
入相の投入時刻と同時もしくはそれ以降と設定するもの
である。
【0015】また、この発明による位相開閉制御装置の
最適投入点予測手段は、中性点が直接接地されたY結線
の各相のリアクトル成分の残留磁束予測手段が第1遮断
相の残留磁束を零、第2遮断相の残留磁束を正、第3遮
断相の残留磁束を負と予測した結果に基づき、前記各相
投入時の発生サージが最小となる投入(閉極)時刻(電
気角)を予測する際、第1番目の投入相を残留磁束が零
の相、第2番目の投入相を残留磁束が負の相、第3番目
の投入相を残留磁束正の相と設定すると共に、残留磁束
が零である第1投入相の投入時刻を電気角90°(電圧
ピーク)近傍に、もしくは電気角60°〜120°に、
残留磁束が負である第2投入相の投入時刻を電気角40
°近傍に、もしくは電気角20°〜60°に、残留磁束
が正である第3投入相の投入時刻を第2投入相の投入時
刻と同時もしくはそれ以降と設定するものである。
【0016】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態1に係る位相制御開閉装置を各添付図面に従
って説明する。図1は、実施の形態1によるΔ結線の変
圧器(もしくは、分路リアクトル)10の開閉に適用さ
れる遮断器50の位相制御装置および各相R,S,Tの
電源電圧、磁束変化および電流を示すものである。図1
において、10は一次巻線、二次巻線ともΔ結線された
変圧器、50は各相の電力を遮断する遮断器50で、遮
断器50の消弧室52a,52b,52c内の各接触子
が独立に開閉極動作することを可能にするため、それぞ
れ独立の操作装置54a,54b,54cを有する。7
2a,72b,72cはR、S、T相の各電源電圧を計
測する電圧計測部、74a,74b,74cはR、S、
T相をそれぞれ流れる電流を計測する電流計測部、80
Aは基準位相検出部82および残留磁束検出部83およ
び演算・動作制御部81からなる遮断器50の位相制御
開閉装置である。
【0017】次に本実施の形態1における位相制御装置
の動作について説明する。遮断器50が閉極していると
き、R、S、T相の電源電圧は、各電圧計測部72a,
72b,72cにて計測される。一方、R、S、T相を
それぞれ流れる電流は、各電流計測部74a,74b,
74cにて計測される。各計測結果は位相制御開閉装置
80Aの基準位相検出部82および残留磁束検出部83
へ送信される。図1に示すように、各相共磁束は相電源
電圧より位相が90°遅れている。また、電流がピーク
となる瞬間に磁束も最大値をとる。遮断器50に開極指
令を出して、各消弧室52a,52b,52c内の各接
触子を開極した場合、各相の電流は1/6サイクル毎に
電流零点を向かえ、例えば、図1の相遮断点に示すよう
にR相→T相→S相の順に電流が遮断される。今、第1
番目の遮断相、ここではR相が遮断された場合、Δ結線
された変圧器10のコアでは残り2つ相の電流経路によ
り、遮断されたR相の磁束は遮断前と同様の周期的な変
化を続ける。次に、第2番目の遮断相、ここではT相が
遮断された場合、この相には遮断直前の電流値と同じ極
性(このT相の場合、電流値は負から遮断しているの
で、残留磁束は負となる)の磁束が残留する。最後に、
第3番目の遮断相、ここではS相が遮断された場合、こ
の相には遮断直前の電流値と同じ極性(このS相の場
合、電流値は正から遮断しているので、残留磁束は正と
なる)の磁束が残留する。そして、変化していた第1番
目の遮断相、ここではR相の磁束は零に落ち着く。この
ように、Δ結線された変圧器10のコアの残留磁束は、
遮断された相の順序と、遮断直前の電流の極性を位相制
御開閉装置80の基準位相検出部82および残留磁束検
出部83で計測することにより正、負および零を判定す
ることが可能である。したがって、本実施の形態1の係
る位相制御開閉装置80Aの基準位相検出部82および
残留磁束検出部83は、前回の遮断時に最初に遮断され
た第1遮断相の残留磁束を零と判定すると共に、次に遮
断される第2遮断相が第1遮断相の60°(1/6サイ
クル)遅れで遮断され、また、第1遮断相の遮断直前の
電流値が正、第2遮断相の遮断直前の電流値が負の場
合、この第2遮断相の残留磁束を負(例えば残留磁束−
90%)と判定すると共に、最後に遮断される第3遮断
相が第2遮断相の60°(1/6サイクル)遅れで遮断
され、また、第2遮断相の遮断直前の電流値が負、第3
遮断相の遮断直前の電流値が正の場合、この第3遮断相
の残留磁束を正(例えば残留磁束90%)と判定する。
または、これとは逆に、前回の遮断時に最初に遮断され
た第1遮断相の残留磁束を零と判定すると共に、次に遮
断される第2遮断相が第1遮断相の60°(1/6サイ
クル)遅れで遮断され、また、第1遮断相の遮断直前の
電流値が負、第2遮断相の遮断直前の電流値が正の場
合、この第2遮断相の残留磁束を正(例えば残留磁束9
0%)と判定すると共に、最後に遮断される第3遮断相
が第2遮断相の60°(1/6サイクル)遅れで遮断さ
れ、また、第2遮断相の遮断直前の電流値が正、第3遮
断相の遮断直前の電流値が負の場合、この第3遮断相の
残留磁束を負(例えば残留磁束−90%)と判定する。
もしくは、前回の遮断時に最初に遮断された第1遮断相
の残留磁束を零と判定すると共に、次に遮断される第2
遮断相が第1遮断相の120°(1/3サイクル)遅れ
で遮断され、また、第1遮断相の遮断直前の電流値が
正、第2遮断相の遮断直前の電流値が正の場合、この第
2遮断相の残留磁束を負(例えば残留磁束−90%)と
判定すると共に、最後に遮断される第3遮断相が第2遮
断相の120°(1/3サイクル)遅れで遮断され、ま
た、第2遮断相の遮断直前の電流値が正、第3遮断相の
遮断直前の電流値が正の場合、この第3遮断相の残留磁
束を正(例えば残留磁束90%)と判定する。または、
これとは逆に、前回の遮断時に最初に遮断された第1遮
断相の残留磁束を零と判定すると共に、次に遮断される
第2遮断相が第1遮断相の120°(1/3サイクル)
遅れで遮断され、また、第1遮断相の遮断直前の電流値
が負、第2遮断相の遮断直前の電流値が負の場合、この
第2遮断相の残留磁束を正(例えば残留磁束90%)と
判定すると共に、最後に遮断される第3遮断相が第2遮
断相の120°(1/3サイクル)遅れで遮断され、ま
た、第2遮断相の遮断直前の電流値が負、第3遮断相の
遮断直前の電流値が負の場合、この第3遮断相の残留磁
束を負(例えば残留磁束−90%)と判定する。
【0018】以上のようにΔ結線された変圧器10のコ
アに残留磁束が残っている場合に、開閉サージを最小に
抑制できる各相の最適投入角は、各相の残留磁束の値お
よび投入する順序により変わるが、総てのケースに関し
て一義的に決定できることが判った。そこで、正または
負の残留磁束が残る場合は、予めこの値を試験で求めて
おけば、例えば、正の場合は80%、一方、負の場合は
−80%とその値を設定することができ、この正負の残
留磁束の絶対値が判れば、電流計測部74a,74b,
74cにて計測される電流挙動より、各相の残留磁束が
正、負、零が本実施の形態のシーケンスで予測できるの
で、各相の最適投入角を決めることが可能となる。一
方、残留磁束の絶対値が不明の場合であっても、最初
に、正の場合は80%、一方、負の場合は−80%と設
定しておき、投入制御毎の各相の突入電流を電流計測部
74a,74b,74cにて計測し、その値が想定され
るサージレベルより大きい場合は、位相制御開閉装置8
0が、この残留電流の絶対値を増減させてサージレベル
を下げることが可能である。各相の投入目標点Ttarget
は、図6の表1に示すように、例えば、残留磁束が正
(残留磁束k%)の相から投入する場合、この第1相の
投入目標点を、第2投入相の投入時刻と同時もしくはそ
れ以前と設定し、次に、残留磁束が負(残留磁束−k
%)の相を投入する場合、この第2相の投入目標点を電
気角30°−cos-1(k/100)もしくはその近傍
(±30°程度内)と設定し、最後に、残留磁束が零の
相を投入する場合、この第3相の投入目標点を第2相投
入後から(363/360−169k/3600)サイ
クル後の電気角(89+3k/20)°もしくはその近
傍(±30°程度内)と設定するものである。別の投入
目標点Ttargetは、残留磁束が正(残留磁束k%)の相
から投入する場合、この第1相の投入目標点を、第2投
入相の投入時刻と同時もしくはそれ以前と設定し、次
に、残留磁束が零の相を投入する場合、この第2相の投
入目標点を電気角60°もしくはその近傍(±30°程
度内)と設定し、最後に、残留磁束が負の相(残留磁束
−k%)を投入する場合、第2相投入後から(−26/
360+7k/7200)サイクル後の電気角(274
+7k/20)°もしくはその近傍(±30°程度内)
と設定するものである。更に、別の投入目標点Ttarget
は、残留磁束が零の相から投入する場合、この第1相の
投入目標点を、第2投入相の投入時刻と同時もしくはそ
れ以前と設定し、次に、残留磁束が負の相(残留磁束−
k%)を投入する場合、この第2相の投入目標点を電気
角(146+46k/25)°もしくはその近傍(±3
0°程度内)と設定し、最後に、残留磁束が正の相(残
留磁束k%)を投入する場合、第2相投入後から(13
2/360−134k/3600)サイクル後の電気角
(375−195k/100)°もしくはその近傍(±
30°程度内)と設定するものである。ここで、遮断器
50に閉極(投入)指令が出された場合、R、S、T相
の電源電圧は、各電圧計測部72a,72b,72cに
て計測され、位相制御開閉装置80Aの基準位相検出部
82へ送信される。基準位相検出部82では、R、S、
T相の電源電圧零点の周期を検出し、基準となる電圧零
点を設定して基準点Tst andardとする。位相制御開閉装
置80Aの演算・動作制御部81は、操作装置54a,
54b,54cの周囲温度、操作力、制御電圧の計測デ
ータより予測される閉極動作時間tclose、および先行
アーク時間tprearcを計算すると共に、予め設定された
各R、S、T相の投入目標点Ttargetから基準点T
standardまでの時間から、予測された閉極動作時間t
closeを引き算し、かつ、先行アーク時間tprearcを足
し算して求まる動作同期時間tcontを計算する。位相制
御開閉装置80の演算・動作制御部81は、基準点T
standardから計算された動作同期時間tcontを経過後に
各操作装置54a,54b,54cに投入信号を与え
て、各消弧室52a,52b,52c内の各接触子が開
閉サージ現象を最小限に抑制可能な所定の電気角にて独
立に閉極動作するよう制御される。図2は、本実施の形
態の位相制御開閉装置80Aにより、Δ結線の変圧器
(もしくは、分路リアクトル)10に対して各相の遮断
器50を独立に投入制御した場合(第1投入相は残留磁
束零のS相)の遮断器50の電圧および電流および変圧
器(もしくは、分路リアクトル)10の磁束の変化(こ
こでは残留磁束を100%と仮定)を示すものである。
これを見ると、第1投入相および第2投入相は、残留磁
束が負のR相が遮断器50の電気角30°で、残留磁束
が正のT相が遮断器50の電気角150°で投入されて
おり、第1および2相の投入後、10.8ms後(50
Hz)に残留磁束が零のS相が遮断器50の電気角10
4°で投入されることで変圧器(もしくは、分路リアク
トル)10への突入電流が抑制されていることがわか
る。図3は、本実施の形態1の位相制御開閉装置80A
により、Δ結線の変圧器(もしくは、分路リアクトル)
10に対して各相の遮断器50を独立に投入制御した場
合(第1投入相は残留磁束負のR相)の遮断器50の電
圧および電流および変圧器(もしくは、分路リアクト
ル)10の磁束の変化を示すものである。これを見る
と、第1投入相および第2投入相は、残留磁束が正のT
相が遮断器50の電気角300°で、残留磁束が零のS
相が遮断器50の電気角60°で投入されており、第1
および2相の投入後、7.2ms後(50Hz)に残留
磁束が零のR相が遮断器50の電気角309°で投入さ
れることで変圧器(もしくは、分路リアクトル)10へ
の突入電流が抑制されていることがわかる。図4は、本
実施の形態1の位相制御開閉装置80Aにより、Δ結線
の変圧器(もしくは、分路リアクトル)10に対して各
相の遮断器50を独立に投入制御した場合(第1投入相
は残留磁束正のT相)の遮断器50の電圧および電流お
よび変圧器(もしくは、分路リアクトル)10の磁束の
変化を示すものである。これを見ると、第1投入相およ
び第2投入相は、残留磁束が負のR相が遮断器50の電
気角330°で、残留磁束が零のS相が遮断器50の電
気角210°で投入されており、第1および2相の投入
後、1.9ms後(50Hz)に残留磁束が零のR相が
遮断器50の電気角124°で投入されることで変圧器
(もしくは、分路リアクトル)10への突入電流が抑制
されていることがわかる。なお、以上の例において、第
2および第3相は同時に投入しなくても、どちらか一方
のみ投入時刻を制御すれば、残りの相は、任意の時刻に
投入しても、サージ抑制効果は同じである。図5は、本
実施の形態1の位相制御開閉装置80Aにより、Δ結線
の変圧器(もしくは、分路リアクトル)10に対して各
相の遮断器50を同時に投入制御した場合の遮断器50
の電圧および電流および変圧器(もしくは、分路リアク
トル)10の磁束の変化を示すものである。これを見る
と、残留磁束が零のS相が遮断器50の電気角240
°、残留磁束が正のT相が遮断器50の電気角120°
および残留磁束が負のR相が遮断器50の電気角0°で
同時に投入されることで変圧器(もしくは、分路リアク
トル)10への突入電流が抑制されていることがわか
る。
【0019】実施の形態2.次に本発明の実施の形態2
の係る位相制御開閉装置80Bを各添付図面について説
明する。図7は、本発明の実施の形態による一次巻線、
二次巻線とも中性点が接地されたY結線の変圧器(もし
くは、分路リアクトル)10の開閉に適用される遮断器
50の位相制御装置および各相の電源電圧、磁束変化お
よび電流を示すものである。図7において、10は中性
点が接地されたY結線の変圧器、50は遮断器50で、
この遮断器50の消弧室52a,52b,52c内の各
接触子が独立に開閉極動作することを可能にするため、
それぞれ独立の操作装置54a,54b,54cを有す
る。72a,72b,72cは各R、S、T相の電圧を
計測する電圧計測部、74a,74b,74cは各R、
S、T相を流れる電流を計測する電流計測部、80B
は、基準位相検出部および残留磁束検出部83および演
算・動作制御部からなる遮断器50の位相制御開閉装置
である。尚、本実施の形態に係る位相制御開閉装置80
Bの構成は実施の形態1に係る位相制御開閉装置80A
と同様である。次に動作について説明する。遮断器50
が閉極しているとき、R、S、T相の各電源電圧は、各
電圧計測部72a,72b,72cにて計測され、一
方、各R、S、T相をそれぞれ流れる電流は、各電流計
測部74a,74b,74cにて計測されて、位相制御
開閉装置80Bの基準位相検出部82および残留磁束検
出部83へ送信される。図7に示すように、各相共磁束
は電圧より位相が90°遅れている。また、電流がピー
クとなる瞬間に磁束も最大値をとる。遮断器50に開極
指令を出して、各消弧室52a,52b,52c内の各
接触子を開極した場合、各相の電流は1/6サイクル毎
に電流零点を向かえ、例えば、図7の相遮断点に示され
るようにR相→T相→S相の順に電流が遮断される。
今、第1番目の遮断相、ここではR相が遮断された場
合、Y結線された変圧器10のコアでは残り2つ相の電
流経路により、遮断されたR相の磁束は遮断前と同様の
周期的な変化を続ける。次に、第2番目の遮断相、ここ
ではT相が遮断された場合、この相には遮断直前の電流
値と同じ極性(このT相の場合、電流値は負から遮断し
ているので、残留磁束は負となる)の磁束が残留する。
最後に、第3番目の遮断相、ここではS相が遮断された
場合、この相には遮断直前の電流値と同じ極性(このS
相の場合、電流値は正から遮断しているので、残留磁束
は正となる)の磁束が残留する。そして、変化していた
第1番目の遮断相、ここではR相の磁束は零に落ち着
く。このように、Y結線された変圧器10のコアの残留
磁束は、遮断された相の順序と、遮断直前の電流の極性
を位相制御開閉装置80Bの基準位相検出部82および
残留磁束検出部83で計測することにより正、負および
零を判定することが可能である。したがって、本実施の
形態の位相制御開閉装置80Bの基準位相検出部82お
よび残留磁束検出部83は、前回の遮断時に最初に遮断
された第1遮断相の残留磁束を零と判定すると共に、次
に遮断される第2遮断相が第1遮断相の60°(1/6
サイクル)遅れで遮断され、また、第1遮断相の遮断直
前の電流値が正、第2遮断相の遮断直前の電流値が負の
場合、この第2遮断相の残留磁束を負(例えば残留磁束
−90%)と判定すると共に、最後に遮断される第3遮
断相が第2遮断相の60°(1/6サイクル)遅れで遮
断され、また、第2遮断相の遮断直前の電流値が負、第
3遮断相の遮断直前の電流値が正の場合、この第3遮断
相の残留磁束を正(例えば残留磁束90%)と判定す
る。または、これとは逆に、前回の遮断時に最初に遮断
された第1遮断相の残留磁束を零と判定すると共に、次
に遮断される第2遮断相が第1遮断相の60°(1/6
サイクル)遅れで遮断される。また、第1遮断相の遮断
直前の電流値が負、第2遮断相の遮断直前の電流値が正
の場合、この第2遮断相の残留磁束を正(例えば残留磁
束90%)と判定すると共に、最後に遮断される第3遮
断相が第2遮断相の60°(1/6サイクル)遅れで遮
断され、また、第2遮断相の遮断直前の電流値が正、第
3遮断相の遮断直前の電流値が負の場合、この第3遮断
相の残留磁束を負(例えば残留磁束−90%)と判定す
る。もしくは、前回の遮断時に最初に遮断された第1遮
断相の残留磁束を零と判定すると共に、次に遮断される
第2遮断相が第1遮断相の120°(1/3サイクル)
遅れで遮断され、また、第1遮断相の遮断直前の電流値
が正、第2遮断相の遮断直前の電流値が正の場合、この
第2遮断相の残留磁束を負(例えば残留磁束−90%)
と判定すると共に、最後に遮断される第3遮断相が第2
遮断相の120°(1/3サイクル)遅れで遮断され、
また、第2遮断相の遮断直前の電流値が正、第3遮断相
の遮断直前の電流値が正の場合、この第3遮断相の残留
磁束を正(例えば残留磁束90%)と判定する。また、
これとは逆に、前回の遮断時に最初に遮断された第1遮
断相の残留磁束を零と判定すると共に、次に遮断される
第2遮断相が第1遮断相の120°(1/3サイクル)
遅れで遮断され、また、第1遮断相の遮断直前の電流値
が負、第2遮断相の遮断直前の電流値が負の場合、この
第2遮断相の残留磁束を正(例えば残留磁束90%)と
判定すると共に、最後に遮断される第3遮断相が第2遮
断相の120°(1/3サイクル)遅れで遮断され、ま
た、第2遮断相の遮断直前の電流値が負、第3遮断相の
遮断直前の電流値が負の場合、この第3遮断相の残留磁
束を負(例えば残留磁束−90%)と判定する。以上の
ように中性点が接地されたY結線の変圧器10のコアに
残留磁束が残っている場合に、開閉サージを最小に抑制
できる各相の最適投入角は、各相の残留磁束の値および
投入する順序により変わるが、総てのケースに関して一
義的に決定できることが判った。そこで、正または負の
残留磁束が残る場合は、予めこの値を試験で求めておけ
ば、例えば、正の場合は80%、一方、負の場合は−8
0%とその値を設定することができ、この正負の残留磁
束の絶対値が判れば、電流計測部74a,74b,74
cにて計測される電流挙動より、各相の残留磁束が正、
負、零が本発明のシーケンスで予測できるので、各相の
最適投入角を決めることが可能となる。一方、残留磁束
の絶対値が不明の場合であっても、最初に、正の場合は
80%、他方、負の場合は−80%と設定しておき、投
入制御毎の各相の突入電流を電流計測部74a,74
b,74cにて計測し、その値が想定されるサージレベ
ルより大きい場合は、位相制御開閉装置80が、この残
留電流の絶対値を増減させてサージレベルを下げること
が可能である。各相の投入目標点Ttargetは、図12の
表2に示すように、例えば、残留磁束が零の第1遮断相
から投入する場合、この第1相の投入目標点を、電圧ピ
ークもしくはその近傍と設定し、次に、残留磁束が正
(残留磁束k%)の相を投入する場合、この第2相の投
入目標点を、第1相投入後から(1/4+k/900)
サイクル後の電気角(60+39k/100)°もしく
はその近傍(±30°程度内)と設定し、最後に、残留
磁束が負の相を投入する場合、この第3相の投入目標点
を、第2投入相の投入時刻と同時もしくはそれ以降と設
定するものである。別の投入目標点Ttargetは、残留磁
束が負(残留磁束−k%)の相から投入する場合、この
第1相の投入目標点を、電気角θ=cos-1(−k/1
00)もしくはその近傍(±30°程度内)と設定す
る。この目標点は、残留磁束が−100%では電圧零点
もしくはその近傍となり、残留磁束が−80%では、電
気角37°,143°,217°,323°もしくはそ
の近傍となる。次に、残留磁束が零の相を投入する場
合、この第2相の投入目標点を、第1相投入後から(−
1/60+k/900)サイクル後の電気角(234+
39k/100)°もしくはその近傍(±30°程度
内)と設定し、最後に、残留磁束が正の相を投入する場
合、この第3相の投入目標点を、第2投入相の投入時刻
と同時もしくはそれ以降と設定するものである。更に、
別の投入目標点Ttargetは、残留磁束が正(残留磁束k
%)の相から投入する場合、この第1相の投入目標点
を、電気角θ=cos-1(k/100)もしくはその近
傍(±30°程度内)と設定する。この目標点は、残留
磁束が100%では電圧零点もしくはその近傍(±30
°程度内)となり、残留磁束が80%では、電気角37
°,143°,217°,323°もしくはその近傍
(±30°程度内)となる。次に、残留磁束が負(残留
磁束−k%)の相を投入する場合、この第2相の投入目
標点を、第1相投入後から(20/39+k/360
0)サイクル後の電気角(245+10k/100)°
もしくはその近傍(±30°程度内)と設定し、最後
に、残留磁束が零の相を投入する場合、この第3相の投
入目標点を、第2投入相の投入時刻と同時もしくはそれ
以降と設定するものである。ここで、遮断器50に閉極
(投入)指令が出された場合、R、S、T相の電源電圧
は、各電圧計測部72a,72b,72cにて計測さ
れ、位相制御開閉装置80Bの基準位相検出部82へ送
信される。基準位相検出部82では、各R、S、T相の
電圧零点の周期を検出し、基準となる電圧零点を設定し
て基準点Tstan dardとする。位相制御開閉装置80Bの
演算・動作制御部81は、操作装置54a,54b,5
4cの周囲温度、操作力、制御電圧の計測データより予
測される閉極動作時間tclose、および先行アーク時間
prearcを計算すると共に、予め設定された各R、S、
T相の投入目標点Ttargetから基準点Tstandardまでの
時間から、予測された閉極動作時間tcloseを引き算
し、かつ、先行アーク時間tprearcを足し算して求まる
動作同期時間tcontを計算する。位相制御開閉装置80
Bの演算・動作制御部81は、基準点Tstandardから計
算された動作同期時間tcontを経過後に各操作装置54
a,54b,54cに投入信号を与えて、各消弧室52
a,52b,52c内の各接触子が開閉サージ現象を最
小限に抑制可能な所定の電気角にて独立に閉極動作する
よう制御される。図8は、本実施の形態2の位相制御開
閉装置80Bにより、直接接地されたY結線の変圧器
(もしくは、分路リアクトル)10に対して各相の遮断
器50を独立に投入制御した場合(第1投入相は残留磁
束零のS相)の遮断器50の電圧および電流および変圧
器(もしくは、分路リアクトル)10の磁束の変化(こ
こでは残留磁束を100%と仮定)を示すものである。
これを見ると、第1投入相は、残留磁束が零のS相で遮
断器50の電圧ピーク点で投入されており、第1相の投
入後、7.17ms後(50Hz)にT相が電気角99
°およびR相が電気角339°で同時に投入されること
で変圧器(もしくは、分路リアクトル)10への突入電
流が抑制されていることがわかる。図9は、本実施の形
態2の位相制御開閉装置80Bにより、直接接地された
Y結線の変圧器(もしくは、分路リアクトル)10に対
して各相の遮断器50を独立に投入制御した場合(第1
投入相は残留磁束負のR相)の遮断器50の電圧および
電流および変圧器(もしくは、分路リアクトル)10の
磁束の変化を示すものである。これを見ると、第1投入
相は、残留磁束が零のR相で遮断器50の電圧が上昇傾
向にある電圧零点で投入されており、第1相の投入後、
1.86ms後(50Hz)にT相が電気角153°お
よびS相が電気角273°で同時に投入されることで変
圧器(もしくは、分路リアクトル)10への突入電流が
抑制されていることがわかる。図10は、本実施の形態
2の位相制御開閉装置80Bにより、直接接地されたY
結線の変圧器(もしくは、分路リアクトル)10に対し
て各相の遮断器50を独立に投入制御した場合(第1投
入相は残留磁束正のT相)の遮断器50の電圧および電
流および変圧器(もしくは、分路リアクトル)10の磁
束の変化を示すものである。これを見ると、第1投入相
は、残留磁束が正のT相で遮断器50の電圧が減少傾向
にある電圧零点で投入されており、第1相の投入後、
4.14ms後(50Hz)にS相が電気角134°お
よびR相が電気角255°で同時に投入されることで変
圧器(もしくは、分路リアクトル)10への突入電流が
抑制されていることがわかる。なお、以上の例におい
て、第2および第3相は同時に投入しなくても、どちら
か一方のみ投入時刻を制御すれば、残りの相は、任意の
時刻に投入しても、サージ抑制効果は同じである。図1
1は、本実施の形態2の位相制御開閉装置80Bによ
り、直接接地されたY結線の変圧器(もしくは、分路リ
アクトル)10に対して各相の遮断器50を同時に投入
制御した場合の遮断器50の電圧および電流および変圧
器(もしくは、分路リアクトル)10の磁束の変化を示
すものである。これを見ると、残留磁束が零のS相で遮
断器50の電圧ピーク、残留磁束が正のT相が電気角1
50°および残留磁束が負のR相が電気角30°で同時
に投入されることで変圧器(もしくは、分路リアクト
ル)10への突入電流が抑制されていることがわかる。
【0020】実施の形態3.本発明の実施の形態3に係
る位相制御開閉装置を各添付図面について説明する。図
13は、本発明の実施の形態による中性点が非接地され
たY結線の変圧器(もしくは、分路リアクトル)10開
閉に適用される遮断器50の開閉極位相を制御する位相
制御開閉装置80Cおよび各相の電源電圧、磁束変化お
よび電流を示すものである。図13において、10は中
性点が非接地のY結線された変圧器、50は遮断器50
で、この遮断器50の消弧室52a,52b,52c内
の各接触子が独立に開閉極動作することを可能にするた
め、それぞれ独立の操作装置54a,54b,54cを
有する。72a,72b,72cは各R、S、T相の電
圧を計測する電圧計測部、74a,74b,74cは各
R、S、T相を流れる電流を計測する電流計測部、80
Cは基準位相検出部82および残留磁束検出部83およ
び演算・動作制御部81からなる遮断器50の位相制御
開閉装置である。次に動作について説明する。遮断器5
0が閉極しているとき、R、S、T相の電源電圧は、各
電圧計測部72a,72b,72cにて計測され、一
方、各R、S、T相を流れる電流は、各電流計測部74
a,74b,74cにて計測されて、位相制御開閉装置
80Bの基準位相検出部82および残留磁束検出部83
へ送信される。図13に示すように、各相共磁束は電源
電圧より位相が90°遅れている。また、電流がピーク
となる瞬間に磁束も最大値をとる。遮断器50に開極指
令を出して、各消弧室52a,52b,52c内の各接
触子を開極した場合、各相の電流は1/6サイクル毎に
電流零点をむかえ、例えば、図13に示す相遮断点のよ
うにR相→T相→S相の順に電流が遮断される。今、第
1番目の遮断相、ここではR相が遮断された場合、Y結
線された変圧器のコアでは残り2つ相の電流経路によ
り、遮断されたR相の磁束は遮断前と同様の周期的な変
化を続ける。次に、第2番目の遮断相、ここではT相が
遮断された場合、この相には遮断直前の電流値と同じ極
性(このT相の場合、電流値は負から遮断しているの
で、残留磁束は負となる)の磁束が残留する。最後に、
第3番目の遮断相、ここではS相が遮断された場合、こ
の相には遮断直前の電流値と同じ極性(このS相の場
合、電流値は正から遮断しているので、残留磁束は正と
なる)の磁束が残留する。そして、変化していた第1番
目の遮断相、ここではR相の磁束は零に落ち着く。この
ように、非接地のY結線された変圧器10のコアの残留
磁束は、遮断された相の順序と、遮断直前の電流の極性
を位相制御開閉装置80Cの基準位相検出部および残留
磁束検出部83で計測することにより正、負および零を
判定することが可能である。したがって、本発明の位相
制御開閉装置80Cの基準位相検出部82および残留磁
束検出部83は、前回の遮断時に最初に遮断された第1
遮断相の残留磁束を零と判定すると共に、次に遮断され
る第2遮断相が第1遮断相の60°(1/6サイクル)
遅れで遮断され、また、第1遮断相の遮断直前の電流値
が正、第2遮断相の遮断直前の電流値が負の場合、この
第2遮断相の残留磁束を負(例えば残留磁束−90%)
と判定すると共に、最後に遮断される第3遮断相が第2
遮断相の60°(1/6サイクル)遅れで遮断され、ま
た、第2遮断相の遮断直前の電流値が負、第3遮断相の
遮断直前の電流値が正の場合、この第3遮断相の残留磁
束を正(例えば残留磁束90%)と判定する。または、
これとは逆に、前回の遮断時に最初に遮断された第1遮
断相の残留磁束を零と判定すると共に、次に遮断される
第2遮断相が第1遮断相の60°(1/6サイクル)遅
れで遮断され、また、第1遮断相の遮断直前の電流値が
負、第2遮断相の遮断直前の電流値が正の場合、この第
2遮断相の残留磁束を正(例えば残留磁束90%)と判
定すると共に、最後に遮断される第3遮断相が第2遮断
相の60°(1/6サイクル)遅れで遮断され、また、
第2遮断相の遮断直前の電流値が正、第3遮断相の遮断
直前の電流値が負の場合、この第3遮断相の残留磁束を
負(例えば残留磁束−90%)と判定する。もしくは、
前回の遮断時に最初に遮断された第1遮断相の残留磁束
を零と判定すると共に、次に遮断される第2遮断相が第
1遮断相の120°(1/3サイクル)遅れで遮断さ
れ、また、第1遮断相の遮断直前の電流値が正、第2遮
断相の遮断直前の電流値が正の場合、この第2遮断相の
残留磁束を負(例えば残留磁束−90%)と判定すると
共に、最後に遮断される第3遮断相が第2遮断相の12
0°(1/3サイクル)遅れで遮断され、また、第2遮
断相の遮断直前の電流値が正、第3遮断相の遮断直前の
電流値が正の場合、この第3遮断相の残留磁束を正(例
えば残留磁束90%)と判定する。または、これとは逆
に、前回の遮断時に最初に遮断された第1遮断相の残留
磁束を零と判定すると共に、次に遮断される第2遮断相
が第1遮断相の120°(1/3サイクル)遅れで遮断
され、また、第1遮断相の遮断直前の電流値が負、第2
遮断相の遮断直前の電流値が負の場合、この第2遮断相
の残留磁束を正(例えば残留磁束90%)と判定すると
共に、最後に遮断される第3遮断相が第2遮断相の12
0°(1/3サイクル)遅れで遮断され、また、第2遮
断相の遮断直前の電流値が負、第3遮断相の遮断直前の
電流値が負の場合、この第3遮断相の残留磁束を負(例
えば残留磁束−90%)と判定する。以上のように中性
点が非接地のY結線された変圧器10のコアに残留磁束
が残っている場合に、開閉サージを最小に抑制できる各
相の最適投入角は、各相の残留磁束の値および投入する
順序により変わるが、総てのケースに関して一義的に決
定できることが判った。そこで、正または負の残留磁束
が残る場合は、予めこの値を試験で求めておけば、例え
ば、正の場合は80%、一方、負の場合は−80%とそ
の値を設定することができ、この正負の残留磁束の絶対
値が判れば、電流計測部74a,74b,74cにて計
測される電流挙動より、各相の残留磁束が正、負、零が
本発明のシーケンスで予測できるので、各相の最適投入
角を決めることが可能となる。一方、残留磁束の絶対値
が不明の場合であっても、最初に、正の場合は80%、
一方、負の場合は−80%と設定しておき、投入制御毎
の各相の突入電流を電流計測部74a,74b,74c
にて計測し、その値が想定されるサージレベルより大き
い場合は、位相制御開閉装置80が、この残留電流の絶
対値を増減させてサージレベルを下げることが可能であ
る。各相の投入目標点Ttargetは、図18の表3に示す
ように、例えば、残留磁束が正(残留磁束k%)の相か
ら投入する場合、この第1相の投入目標点を、第2投入
相の投入時刻と同時もしくはそれ以前と設定し、次に、
残留磁束が負(残留磁束−k%)の相を投入する場合、
この第2相の投入目標点を電気角30°もしくはその近
傍(±30°程度内)と設定し、最後に、残留磁束が零
の相を投入する場合、この第3相の投入目標点を第2相
投入後から1/2サイクル後の電気角90°もしくはそ
の近傍(±30°程度内)と設定するものである。別の
投入目標点Ttargetは、残留磁束が正(残留磁束k%)
の相から投入する場合、この第1相の投入目標点を、第
2投入相の投入時刻と同時もしくはそれ以前と設定し、
次に、残留磁束が零の相を投入する場合、この第2相の
投入目標点を電気角270°もしくはその近傍(±30
°程度内)と設定し、最後に、残留磁束が負の相(残留
磁束−k%)を投入する場合、第2相投入後から(27
2/360−k/1800)サイクル後の電気角(30
2−k/5)°もしくはその近傍(±30°程度内)と
設定するものである。更に、別の投入目標点T
targetは、残留磁束が零の相から投入する場合、この第
1相の投入目標点を、第2投入相の投入時刻と同時もし
くはそれ以前と設定し、次に、残留磁束が負の相(残留
磁束−k%)を投入する場合、この第2相の投入目標点
を電気角30°もしくはその近傍(±30°程度内)と
設定し、最後に、残留磁束が正の相(残留磁束k%)を
投入する場合、第2相投入後から(15/24−13k
/2400)サイクル後の電気角(375−195k/
100)°もしくはその近傍(±30°程度内)と設定
するものである。ここで、遮断器50に閉極(投入)指
令が出された場合、各R、S、T相の電圧は、各電圧計
測部72a,72b,72cにて計測され、位相制御開
閉装置80Cの基準位相検出部83へ送信される。基準
位相検出部82では、各R、S、T相の電圧零点の周期
を検出し、基準となる電圧零点を設定して基準点T
standa rdとする。位相制御開閉装置80Cの演算・動作
制御部81は、操作装置の周囲温度、操作力、制御電圧
の計測データより予測される閉極動作時間tclose、お
よび先行アーク時間tprearcを計算すると共に、予め設
定された各R、S、T相の投入目標点Ttargetから基準
点Tstandardまでの時間から、予測された閉極動作時間
closeを引き算し、かつ、先行アーク時間tprearc
足し算して求まる動作同期時間tcontを計算する。位相
制御開閉装置80Cの演算・動作制御部81は、基準点
standardから計算された動作同期時間tcontを経過後
に各操作装置54a,54b,54cに投入信号を与え
て、各消弧室52a,52b,52c内の各接触子が開
閉サージ現象を最小限に抑制可能な所定の電気角にて独
立に閉極動作するよう制御される。図14は、本実施の
形態3の位相制御開閉装置80Cにより、非接地のY結
線の変圧器(もしくは、分路リアクトル)10に対して
各相の遮断器50を独立に投入制御した場合(第1投入
相は残留磁束零のS相)の遮断器50の電圧および電流
および変圧器(もしくは、分路リアクトル)10の磁束
の変化(ここでは残留磁束を100%と仮定)を示すも
のである。これを見ると、第1投入相および第2投入相
は、残留磁束が負のR相が遮断器50の電気角30°
で、残留磁束が正のT相が遮断器50の電気角150°
で投入されており、第1および2相の投入後、10ms
後(50Hz)に残留磁束が零のS相が遮断器50の電
気角90°で投入されることで変圧器(もしくは、分路
リアクトル)10への突入電流が抑制されていることが
わかる。図15は、本実施の形態3の位相制御開閉装置
80Cにより、非接地のY結線の変圧器(もしくは、分
路リアクトル)10に対して各相の遮断器50を独立に
投入制御した場合(第1投入相は残留磁束負のR相)の
遮断器50の電圧および電流および変圧器(もしくは、
分路リアクトル)10の磁束の変化を示すものである。
これを見ると、第1投入相および第2投入相は、残留磁
束が正のT相が遮断器50の電気角150°で、残留磁
束が零のS相が遮断器50の電気角270°で投入され
ており、第1および2相の投入後、14ms後(50H
z)に残留磁束が零のR相が遮断器50の電気角282
°で投入されることで変圧器(もしくは、分路リアクト
ル)10への突入電流が抑制されていることがわかる。
図16は、本実施の形態3の位相制御開閉装置により、
非接地のY結線の変圧器(もしくは、分路リアクトル)
10に対して各相の遮断器50を独立に投入制御した場
合(第1投入相は残留磁束正のT相)の遮断器50の電
圧および電流および変圧器(もしくは、分路リアクト
ル)10の磁束の変化を示すものである。これを見る
と、第1投入相および第2投入相は、残留磁束が負のR
相が遮断器50の電気角30°で、残留磁束が零のS相
が遮断器50の電気角270°で投入されており、第1
および2相の投入後、1.7ms後(50Hz)に残留
磁束が零のR相が遮断器50の電気角180°で投入さ
れることで変圧器(もしくは、分路リアクトル)10へ
の突入電流が抑制されていることがわかる。なお、以上
の例において、第2および第3相は同時に投入しなくて
も、どちらか一方のみ投入時刻を制御すれば、残りの相
は、任意の時刻に投入しても、サージ抑制効果は同じで
ある。図17は、本実施の形態3の位相制御開閉装置に
より、非接地のY結線の変圧器(もしくは、分路リアク
トル)10に対して各相の遮断器50を同時に投入制御
した場合の遮断器50の電圧および電流および変圧器
(もしくは、分路リアクトル)10の磁束の変化を示す
ものである。これを見ると、残留磁束が零のS相で遮断
器50の電圧ピーク、残留磁束が正のT相が電気角15
0°および残留磁束が負のR相が電気角30°で同時に
投入されることで変圧器(もしくは、分路リアクトル)
10への突入電流が抑制されていることがわかる。
【0021】実施の形態4.この発明の実施の形態4に
係る位相制御開閉装置について説明する。尚、装置の回
路構成は図7に示す同様である。、次に本実施の形態4
の動作について説明する。遮断器50が閉極していると
き、各R、S、T相の電圧は、各電圧計測部72a,7
2b,72cにて計測され、一方、各R、S、T相を流
れる電流は、各電流計測部74a,74b,74cにて
計測されて、位相制御開閉装置80の基準位相検出部お
よび残留磁束検出部83へ送信される。
【0022】図7に示すように、各相共磁束は電圧より
位相が90°遅れている。また、電流がピークとなる瞬
間に磁束も最大値をとる。遮断器50に開極指令を出し
て、各消弧室52a,52b,52c内の各接触子を開
極した場合、各相の電流は1/6サイクル毎に電流零点
を向かえ、例えば、図7に示すようにR相→T相→S相
の順に電流が遮断される。
【0023】今、第1番目の遮断相、ここではR相が遮
断された場合、Y結線された変圧器のコアでは残り2つ
相の電流経路により、遮断されたR相の磁束は遮断前と
同様の周期的な変化を続ける。次に、第2番目の遮断
相、ここではT相が遮断された場合、この相には遮断直
前の電流値と同じ極性(このT相の場合、電流値は負か
ら遮断しているので、残留磁束は負となる)の磁束が残
留する。最後に、第3番目の遮断相、ここではS相が遮
断された場合、この相には遮断直前の電流値と同じ極性
(このS相の場合、電流値は正から遮断しているので、
残留磁束は正となる)の磁束が残留する。そして、変化
していた第1番目の遮断相、ここではR相の磁束は零に
落ち着く。
【0024】このように、中性点が直接接地されたY結
線の変圧器10のコアの残留磁束は、遮断された相の順
序と、遮断直前の電流の極性を位相制御開閉装置80の
基準位相検出部および残留磁束検出部83で計測するこ
とにより正、負および零を判定することが可能である。
【0025】したがって、本実施の形態4に係る位相制
御開閉装置80の基準位相検出部82および残留磁束検
出部83は、前回の遮断時に最初に遮断された第1遮断
相の残留磁束を零と判定すると共に、次に遮断される第
2遮断相が第1遮断相の60°(1/6サイクル)遅れ
で遮断され、また、第1遮断相の遮断直前の電流値が
正、第2遮断相の遮断直前の電流値が負の場合、この第
2遮断相の残留磁束を負と判定すると共に、最後に遮断
される第3遮断相が第2遮断相の60°(1/6サイク
ル)遅れで遮断され、また、第2遮断相の遮断直前の電
流値が負、第3遮断相の遮断直前の電流値が正の場合、
この第3遮断相の残留磁束を正と判定するするか、これ
とは逆に、前回の遮断時に最初に遮断された第1遮断相
の残留磁束を零と判定すると共に、次に遮断される第2
遮断相が第1遮断相の60°(1/6サイクル)遅れで
遮断され、また、第1遮断相の遮断直前の電流値が負、
第2遮断相の遮断直前の電流値が正の場合、この第2遮
断相の残留磁束を正と判定すると共に、最後に遮断され
る第3遮断相が第2遮断相の60°(1/6サイクル)
遅れで遮断され、また、第2遮断相の遮断直前の電流値
が正、第3遮断相の遮断直前の電流値が負の場合、この
第3遮断相の残留磁束を負と判定する。
【0026】各相の投入目標点Ttargetは、図23の表
4に示すように、各相の残留磁束をそれぞれ第1遮断相
を零、第2遮断相を負、第3遮断相を正と判定した場
合、この第1相の投入目標点を、電圧ピークもしくはそ
の近傍と設定し、次に、残留磁束が正の相を投入する場
合、この第2相の投入目標点を、第1相投入後から10
5/360サイクル後の電気角75°もしくはその近傍
(±15°程度内)と設定し、最後に、残留磁束が負の
相を投入する場合、この第3相の投入目標点を、第2投
入相の投入時刻と同時もしくはそれ以降と設定するもの
である。
【0027】別の投入目標点Ttargetは、各相の残留磁
束をそれぞれ第1遮断相を零、第2遮断相を負、第3遮
断相を正と判定した場合、この第1相の投入目標点を、
電圧ピークもしくはその近傍と設定し、次に、残留磁束
が負の相を投入する場合、この第2相の投入目標点を、
第1相投入後から105/360サイクル後の電気角3
15°もしくはその近傍(±15°程度内)と設定し、
最後に、残留磁束が正の相を投入する場合、この第3相
の投入目標点を、第2投入相の投入時刻と同時もしくは
それ以降と設定するものである。
【0028】更に別の投入目標点Ttargetは、各相の残
留磁束をそれぞれ第1遮断相を零、第2遮断相を正、第
3遮断相を負と判定した場合、この第1相の投入目標点
を、電圧ピークもしくはその近傍と設定し、次に、残留
磁束が正の相を投入する場合、この第2相の投入目標点
を、第1相投入後から70/360サイクル後の電気角
280°もしくはその近傍(±20°程度内)と設定
し、最後に、残留磁束が負の相を投入する場合、この第
3相の投入目標点を、第2投入相の投入時刻と同時もし
くはそれ以降と設定するものである。
【0029】更に別の投入目標点Ttargetは、各相の残
留磁束をそれぞれ第1遮断相を零、第2遮断相を正、第
3遮断相を負と判定した場合、この第1相の投入目標点
を、電圧ピークもしくはその近傍と設定し、次に、残留
磁束が負の相を投入する場合、この第2相の投入目標点
を、第1相投入後から70/360サイクル後の電気角
40°もしくはその近傍(±20°程度内)と設定し、
最後に、残留磁束が正の相を投入する場合、この第3相
の投入目標点を、第2投入相の投入時刻と同時もしくは
それ以降と設定するものである。
【0030】以上のように中性点が接地されたY結線の
変圧器10のコアに残留磁束が残っている場合に、開閉
サージを最小に抑制できる各相の最適投入角は、各相の
残留磁束の値および投入する順序により変わるが、総て
のケースに関して一義的に決定できることが判った。
【0031】ここで、遮断器50に閉極(投入)指令が
出された場合、各R、S、T相の電圧は、各電圧計測部
72a,72b,72cにて計測され、位相制御開閉装
置80の基準位相検出部83へ送信される。基準位相検
出部82では、各R、S、T相の電圧零点の周期を検出
し、基準となる電圧零点を設定して基準点Tstandard
する。
【0032】位相制御開閉装置80の演算・動作制御部
81は、操作装置の周囲温度、操作力、制御電圧の計測
データより予測される閉極動作時間tclose、および先
行アーク時間tprearcを計算すると共に、予め設定され
た各R、S、T相の投入目標点Ttargetから基準点T
standardまでの時間から、予測された閉極動作時間tcl
oseを引き算し、かつ、先行アーク時間tprearcを足し
算して求まる動作同期時間tcontを計算する。
【0033】位相制御開閉装置80の演算・動作制御部
81は、基準点Tstandardから計算された動作同期時間
contを経過後に各操作装置54a,54b,54cに
投入信号を与えて、各消弧室52a,52b,52c内
の各接触子が開閉サージ現象を最小限に抑制可能な所定
の電気角にて独立に閉極動作するよう制御される。
【0034】図19は、本実施の形態4に係る位相制御
開閉装置により、直接接地されたY結線の変圧器(もし
くは、分路リアクトル)に対して、各相の残留磁束をそ
れぞれ第1遮断相を零、第2遮断相を負、第3遮断相を
正と判定すると共に、第1番目の投入相を残留磁束が零
の相(第1遮断相)、第2番目の投入相を残留磁束が正
の相、第3番目の投入相を残留磁束が負の相と設定し
て、各相の遮断器を独立に投入制御した場合の遮断器の
電圧および電流および変圧器(もしくは、分路リアクト
ル)の磁束の変化(ここでは残留磁束を80%と仮定)
を示すものである。
【0035】図19より見ると、第1投入相は、残留磁
束が零のR相で遮断器の電圧ピーク点で投入されてお
り、第1相の投入後、5.8ms後(50Hz)にS相
が電気角75°で投入されており、T相が第2相投入後
の任意の電気角で投入されることで変圧器(もしくは、
分路リアクトル)への突入電流が抑制されていることが
わかる。
【0036】図20は、本実施の形態4に係る位相制御
開閉装置により、直接接地されたY結線の変圧器(もし
くは、分路リアクトル)に対して、各相の残留磁束をそ
れぞれ第1遮断相を零、第2遮断相を負、第3遮断相を
正と判定すると共に、第1番目の投入相を残留磁束が零
の相(第1遮断相)、第2番目の投入相を残留磁束が負
の相、第3番目の投入相を残留磁束が正の相と設定し
て、各相の遮断器を独立に投入制御した場合の遮断器の
電圧および電流および変圧器(もしくは、分路リアクト
ル)の磁束の変化(ここでは残留磁束を80%と仮定)
を示すものである。
【0037】図20より見ると、第1投入相は、残留磁
束が零のR相で遮断器の電圧ピーク点で投入されてお
り、第1相の投入後、5.8ms後(50Hz)にT相
が電気角315°で投入されており、S相が第2相投入
後の任意の電気角で投入されることで変圧器(もしく
は、分路リアクトル)への突入電流が抑制されているこ
とがわかる。
【0038】図21は、本発明の位相制御開閉装置によ
り、直接接地されたY結線の変圧器(もしくは、分路リ
アクトル)に対して、各相の残留磁束をそれぞれ第1遮
断相を零、第2遮断相を正、第3遮断相を負と判定した
と共に、第1番目の投入相を残留磁束が零の相(第1遮
断相)、第2番目の投入相を残留磁束が正の相、第3番
目の投入相を残留磁束が負の相と設定して、各相の遮断
器を独立に投入制御した場合の遮断器の電圧および電流
および変圧器(もしくは、分路リアクトル)の磁束の変
化(ここでは残留磁束を80%と仮定)を示すものであ
る。
【0039】図21より見ると、第1投入相は、残留磁
束が零のR相で遮断器の電圧ピーク点で投入されてお
り、第1相の投入後、3.9ms後(50Hz)にT相
が電気角280°で投入されており、S相が第2相投入
後の任意の電気角で投入されることで変圧器(もしく
は、分路リアクトル)への突入電流が抑制されているこ
とがわかる。
【0040】図22は、本発明の位相制御開閉装置によ
り、直接接地されたY結線の変圧器(もしくは、分路リ
アクトル)に対して、各相の残留磁束をそれぞれ第1遮
断相を零、第2遮断相を正、第3遮断相を負と判定する
と共に、第1番目の投入相を残留磁束が零の相(第1遮
断相)、第2番目の投入相を残留磁束が負の相、第3番
目の投入相を残留磁束が正の相と設定して、各相の遮断
器を独立に投入制御した場合の遮断器の電圧および電流
および変圧器(もしくは、分路リアクトル)の磁束の変
化(ここでは残留磁束を80%と仮定)を示すものであ
る。
【0041】図22より見ると、第1投入相は、残留磁
束が零のR相で遮断器の電圧ピーク点で投入されてお
り、第1相の投入後、3.9ms後(50Hz)にS相
が電気角40°で投入されており、T相が第2相投入後
の任意の電気角で投入されることで変圧器(もしくは、
分路リアクトル)への突入電流が抑制されていることが
わかる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の開閉極位
相制御遮断装置では、変圧器(もしくは、分路リアクト
ル)10各相の残留磁束を予測すると共に、各相の残留
磁束に応じた最適な投入タイミングで遮断器50を動作
させることにより、過渡的な開閉サージ現象を抑制でき
る位相制御装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1による遮断器と位相制
御開閉装置および電流、電圧、磁束変化を示す図であ
る。
【図2】 本発明の実施の形態1による位相制御開閉装
置による変圧器投入制御時の電流、電圧、磁束変化を示
す図である。
【図3】 本発明の実施の形態1による位相制御開閉装
置による変圧器投入制御時の電流、電圧、磁束変化を示
す図である。
【図4】 本発明の実施の形態1による位相制御開閉装
置による変圧器投入制御時の電流、電圧、磁束変化を示
す図である。
【図5】 本発明の実施の形態1による位相制御開閉装
置による変圧器投入制御時の電流、電圧、磁束変化を示
す図である。
【図6】 本発明の実施の形態1による位相制御開閉装
置の投入目標点を示す表である。
【図7】 本発明の実施の形態2による遮断器と位相制
御開閉装置および電流、電圧、磁束変化を示す図であ
る。
【図8】 本発明の実施の形態2による位相制御開閉装
置による変圧器投入制御時の電流、電圧、磁束変化を示
す図である。
【図9】 本発明の実施の形態2による位相制御開閉装
置による変圧器投入制御時の電流、電圧、磁束変化を示
す図である。
【図10】 本発明の実施の形態2による位相制御開閉
装置による変圧器投入制御時の電流、電圧、磁束変化を
示す図である。
【図11】 本発明の実施の形態2による位相制御開閉
装置による変圧器投入制御時の電流、電圧、磁束変化を
示す図である。
【図12】 本発明の実施の形態2による位相制御開閉
装置の投入目標点を示す表である。
【図13】 本発明の実施の形態3による遮断器50と
位相制御開閉装置および電流、電圧、磁束変化を示す図
である。
【図14】 本発明の実施の形態3による位相制御開閉
装置による変圧器投入制御時の電流、電圧、磁束変化を
示す図である。
【図15】 本発明の実施の形態3による位相制御開閉
装置による変圧器投入制御時の電流、電圧、磁束変化を
示す図である。
【図16】 本発明の実施の形態3による位相制御開閉
装置による変圧器投入制御時の電流、電圧、磁束変化を
示す図である。
【図17】 本発明の実施の形態3による位相制御開閉
装置による変圧器投入制御時の電流、電圧、磁束変化を
示す図である。
【図18】 本発明の実施の形態3による位相制御開閉
装置の投入目標点を示す表である。
【図19】 本実施の形態4による位相制御開閉装置に
よる変圧器投入制御時の電流、電圧、磁束変化を示す図
である。
【図20】 本実施の形態4による位相制御開閉装置に
よる変圧器投入制御時の電流、電圧、磁束変化を示す図
である。
【図21】 本実施の形態4による位相制御開閉装置に
よる変圧器投入制御時の電流、電圧、磁束変化を示す図
である。
【図22】 本実施の形態4による位相制御開閉装置に
よる変圧器投入制御時の電流、電圧、磁束変化を示す図
である。
【図23】 本実施の形態4による位相制御開閉装置の
投入目標点を示した表である。
【図24】 従来の実施例による位相制御装置および閉
極動作シーケンスを示す図である。
【符号の説明】
10 変圧器、50 遮断器、52a,52b,52c
遮断器50の各相の消弧室、54a,54b,54c
遮断器50の各相の操作装置、72a,72b,72
c 電圧計測部、74a,74b,74c 電流計測
部、80A,80B,80C 位相制御開閉装置、81
演算・動作制御部、82 基準位相検出部、83 残
留磁束検出部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 香山 治彦 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5G028 FB03 FD02

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 三相電力系統の相間に、Δ結線、中性点
    が直接接地されたY結線および中性点が非接接地の何れ
    か一つの結線方法を用いて接続されたリアクトル成分に
    接続され、前記リアクトル成分の故障電流や負荷電流を
    遮断すると共に、リアクトル成分を励磁するために前記
    三相電力系統に投入する各相毎の遮断器と、 前記各相毎の電圧を計測する電圧計測手段と、 前記遮断器における出力の極間の電流を計測する電流計
    測手段と、 前記相毎の遮断器を独立に開閉極動作する操作装置と、 この操作装置近傍に設けられた温度計測部、各相の遮断
    器の各操作装置の駆動操作圧力及び制御電圧を計測し、
    前記遮断器が開閉極指令を受けた場合、各相に設けられ
    た前記電圧計測部および前記電流計測部により計測され
    た電圧値および電流値から、前記遮断器を投入時の各相
    の電圧波形、前記遮断器を遮断時の各相の電流波形の位
    相および周期的な零点を予測する基準位相検出手段と、 前回遮断時の前記各相における遮断器の遮断時刻と遮断
    直前の電流値の正負を記憶し、この記憶内容より前記リ
    アクトル成分の各相の残留磁束を予測する残留磁束予測
    手段と、 前記各相の遮断器を投入する場合、前記残留磁束予測手
    段により予測された前記リアクトル成分の各相の残留磁
    束に基づき、各相投入時の発生サージが最小となる最適
    な投入電気角を予測する最適投入点予測手段と、 前記最適投入点予測手段にて予測され設定された投入電
    気角にて前記遮断器が電気的に投入されるように、前記
    遮断器の閉極動作を開始させる閉極動作開始手段とを備
    えたことを特徴とする位相制御開閉装置。
  2. 【請求項2】 前記残留磁束予測手段は、遮断器による
    三相電力系統の前回の遮断時に最初に遮断された第1遮
    断相の残留磁束を零と判定時に、 次に遮断される第2遮断相が第1遮断相の電気角60°
    (1/6サイクル)遅れで遮断され、且つ、第1遮断相
    の遮断直前の電流値が正、第2遮断相の遮断直前の電流
    値が負の場合、この第2遮断相の残留磁束を負(例えば
    残留磁束−90%)と判定し、 最後に遮断される第3遮断相が第2遮断相の電気角60
    °(1/6サイクル)遅れで遮断され、且つ、第2遮断
    相の遮断直前の電流値が負、第3遮断相の遮断直前の電
    流値が正の場合、前記第3遮断相の残留磁束を正(例え
    ば残留磁束90%)と判定するか、 また、前回の遮断時に最初に遮断された第1遮断相の残
    留磁束を零と判定時に、 次に遮断される第2遮断相が第1遮断相の電気角60°
    (1/6サイクル)遅れで遮断され、且つ、第1遮断相
    の遮断直前の電流値が負、第2遮断相の遮断直前の電流
    値が正の場合、この第2遮断相の残留磁束を正(例えば
    残留磁束90%)と判定し、 最後に遮断される第3遮断相が第2遮断相の電気角60
    °(1/6サイクル)遅れで遮断され、且つ、第2遮断
    相の遮断直前の電流値が正、第3遮断相の遮断直前の電
    流値が負の場合、この第3遮断相の残留磁束を負(例え
    ば残留磁束−90%)と判定することを特徴とする請求
    項1に記載の位相制御開閉装置。
  3. 【請求項3】 前記残留磁束予測手段は、前回の遮断時
    に最初に遮断された第1遮断相の残留磁束を零と判定時
    に、 次に遮断される第2遮断相が第1遮断相の電気角120
    °(1/3サイクル)遅れで遮断され、且つ、第1遮断
    相の遮断直前の電流値が正、第2遮断相の遮断直前の電
    流値が正の場合、この第2遮断相の残留磁束を負(例え
    ば残留磁束−90%)と判定し、 最後に遮断される第3遮断相が第2遮断相の電気角12
    0°(1/3サイクル)遅れで遮断され、且つ、第2遮
    断相の遮断直前の電流値が正、第3遮断相の遮断直前の
    電流値が正の場合、この第3遮断相の残留磁束を正(例
    えば残留磁束90%)と判定するか、 また、前回の遮断時に最初に遮断された第1遮断相の残
    留磁束を零と判定時に、 次に遮断される第2遮断相が第1遮断相の電気角120
    °(1/3サイクル)遅れで遮断され、且つ、第1遮断
    相の遮断直前の電流値が負、第2遮断相の遮断直前の電
    流値が負の場合、この第2遮断相の残留磁束を正(例え
    ば残留磁束90%)と判定し、 最後に遮断される第3遮断相が第2遮断相の電気角12
    0°(1/3サイクル)遅れで遮断され、且つ、第2遮
    断相の遮断直前の電流値が負、第3遮断相の遮断直前の
    電流値が負の場合、この第3遮断相の残留磁束を負(例
    えば残留磁束−90%)と判定することを特徴とする請
    求項1に記載の位相制御開閉装置。
  4. 【請求項4】 前記残留磁束予測手段は、正及び負の残
    留磁束の絶対値を予め入力することを特徴とする請求項
    2に記載の位相制御開閉装置。
  5. 【請求項5】 前記残留磁束予測手段は、正及び負の残
    留磁束の絶対値を80%乃至90%と設定すると共に、
    投入時の突入電流値が想定された値より大きいときは、
    突入電流が想定された値に近似するように正および負の
    残留磁束の設定値を増減させることを特徴とする請求項
    2に記載の位相制御開閉装置。
  6. 【請求項6】 前記最適投入点予測手段は、前記Δ結線
    されたリアクトル成分の各相の残留磁束予測手段が各相
    の残留磁束をそれぞれ零(0%)、負(残留磁束−k
    %)、正(残留磁束k%)と予測した結果に基づき、前
    記各相投入時の発生サージが最小となる投入時刻を予測
    する際、第1番目の投入相を残留磁束が正の相、第2番
    目の投入相を残留磁束が負の相、第3番目の投入相を残
    留磁束が零の相(第1遮断相)と設定すると共に、残留
    磁束が正である第1投入相の投入時刻を第2相投入時刻
    と同時もしくはそれ以前の任意のタイミングと設定する
    と共に、 残留磁束が負(残留磁束−k%)である第2投入相の投
    入時刻を電気角(−184+46k/25)°〜(−1
    24+46k/25)°、もしくは、電気角−cos-1
    (k/100)〜60°−cos-1(k/100)°
    に、 残留磁束が零である第3投入相の投入時刻を電気角(5
    9+3k/20)°〜(119+3k/20)°に設定
    することを特徴とする請求項2に記載に位相制御開閉装
    置。
  7. 【請求項7】 前記最適投入点予測手段は、前記Δ結線
    された各相のリアクトル成分の残留磁束予測手段が各相
    の残留磁束をそれぞれ零(0%)、負(残留磁束−k
    %)、正(残留磁束k%)と予測した結果に基づき、前
    記各相投入時の発生サージが最小となる投入(閉極)時
    刻(電気角)を予測する際、第1番目の投入相を残留磁
    束が負の相、第2番目の投入相を残留磁束が正の相、第
    3番目の投入相を残留磁束が零の相(第1遮断相)と設
    定すると共に、 残留磁束が負である第1投入相の投入時刻を第2相投入
    時刻と同時もしくはそれ以前の任意のタイミングと設定
    すると共に、 残留磁束が正(残留磁束k%)である第2投入相の投入
    時刻を電気角(−64+46k/25)°〜(−4+4
    6k/25)°、もしくは、電気角120°−cos-1
    (k/100)°〜180°−cos-1(k/100)
    °に、 残留磁束が零である第3投入相の投入時刻を電気角(5
    9+3k/20)°〜(119+3k/20)°に設定
    することを特徴とする請求項2に記載の位相制御開閉装
    置。
  8. 【請求項8】 前記最適投入点予測手段は、前記Δ結線
    された各相のリアクトル成分の残留磁束予測手段が各相
    の残留磁束をそれぞれ零(0%)、負(残留磁束−k
    %)、正(残留磁束k%)と予測した結果に基づき、前
    記各相投入時の発生サージが最小となる投入(閉極)時
    刻(電気角)を予測する際、第1番目の投入相を残留磁
    束が正の相、第2番目の投入相を残留磁束が零の相(第
    1遮断相)、第3番目の投入相を残留磁束が負の相と設
    定すると共に、 残留磁束が正である第1投入相の投入時刻を第2相投入
    時刻と同時もしくはそれ以前の任意のタイミングと設定
    すると共に、 残留磁束が零である第2投入相の投入時刻を電気角90
    °〜30°に、 残留磁束が負である第3投入相の投入時刻を電気角(2
    44+7k/20)°〜(304+7k/20)°に設
    定することを記載の請求項2に記載の位相制御開閉装
    置。
  9. 【請求項9】 前記最適投入点予測手段は、前記Δ結線
    された各相のリアクトル成分の残留磁束予測手段が各相
    の残留磁束をそれぞれ零(0%)、負(残留磁束−k
    %)、正(残留磁束k%)と予測した結果に基づき、前
    記各相投入時の発生サージが最小となる投入(閉極)時
    刻(電気角)を予測する際、第1番目の投入相を残留磁
    束が零の相(第1遮断相)、第2番目の投入相を残留磁
    束が正の相、第3番目の投入相を残留磁束が負の相と設
    定すると共に、 残留磁束が零である第1投入相の投入時刻を第2相投入
    時刻と同時もしくはそれ以前の任意のタイミングと設定
    すると共に、 残留磁束が正(残留磁束k%)である第2投入相の投入
    時刻を電気角330°〜270°に、 残留磁束が負である第3投入相の投入時刻を電気角(2
    44+7k/20)°〜(304+7k/20)°に設
    定することを特徴とする請求項2に記載の位相制御開閉
    装置。
  10. 【請求項10】 前記最適投入点予測手段は、前記Δ結
    線された各相のリアクトル成分の残留磁束予測手段が各
    相の残留磁束をそれぞれ零(0%)、負(残留磁束−k
    %)、正(残留磁束k%)と予測した結果に基づき、前
    記各相投入時の発生サージが最小となる投入(閉極)時
    刻(電気角)を予測する際、第1番目の投入相を残留磁
    束が零の相(第1遮断相)、第2番目の投入相を残留磁
    束が負の相、第3番目の投入相を残留磁束が正の相と設
    定すると共に、 残留磁束が零である第1投入相の投入時刻を第2相投入
    時刻と同時もしくはそれ以前の任意のタイミングに設定
    すると共に、 残留磁束が負である第2投入相の投入時刻を電気角(1
    16+46k/25)°〜(176+46k/25)
    °、もしくは、電気角300°−cos-1(k/10
    0)°〜360°−cos-1(k/100)°、残留磁
    束が正である第3投入相の投入時刻を電気角(345−
    195k/100)°〜(405−195k/100)
    °に設定することを特徴とする請求項2に記載の位相制
    御開閉装置。
  11. 【請求項11】 前記最適投入点予測手段は、前記Δ結
    線された各相のリアクトル成分の残留磁束予測手段が各
    相の残留磁束をそれぞれ零(0%)、負(残留磁束−k
    %)、正(残留磁束k%)と予測した結果に基づき、前
    記各相投入時の発生サージが最小となる投入(閉極)時
    刻(電気角)を予測する際、第1番目の投入相を残留磁
    束が負の相、第2番目の投入相を残留磁束が零の相(第
    1遮断相)、第3番目の投入相を残留磁束が正の相と設
    定すると共に、 残留磁束が負である第1投入相の投入時刻を第2相投入
    時刻と同時もしくはそれ以前の任意のタイミングと設定
    すると共に、 残留磁束が零である第2投入相の投入時刻を電気角(−
    4+46k/25)°〜(56+46k/25)°に、
    もしくは、望ましくは電気角180°−cos -1(k/
    100)〜240°−cos-1(k/100)°に、 残留磁束が正である第3投入相の投入時刻を電気角(3
    45−195k/100)°〜(405−195k/1
    00)°に設定することを特徴とする請求項2に記載の
    位相制御開閉装置。
  12. 【請求項12】 前記最適投入点予測手段は、前記Δ結
    線された各相のリアクトル成分の残留磁束予測手段が各
    相の残留磁束をそれぞれ零、負、正と予測した結果に基
    づき、前記各相投入時の発生サージが最小となる投入
    (閉極)時刻(電気角)を予測する際、 残留磁束が零である第1および第2投入相の投入時刻を
    300°〜2400°(電圧ピーク)近傍に、もしく
    は、電気角120°〜60°(電圧ピーク)近傍に、 さらに、残留磁束が負である第1および第2投入相の投
    入時刻を電気角60°〜30°に、もしくは、電気角2
    40°〜180°に設定すると共に、 残留磁束が正である第3投入相の投入時刻を第1および
    第2投入相の投入時刻と同時もしくはそれ以降と設定す
    ることを特徴とする請求項2に記載の位相制御開閉装
    置。
  13. 【請求項13】 前記最適投入点予測手段は、前記Δ結
    線された各相のリアクトル成分の残留磁束予測手段が各
    相の残留磁束をそれぞれ零、負、正と予測した結果に基
    づき、前記各相投入時の発生サージが最小となる投入
    (閉極)時刻(電気角)を予測する際、 残留磁束が零である第1および第2投入相の投入時刻を
    電気角300°〜240°(電圧ピーク)近傍に、もし
    くは電気角120°〜60°(電圧ピーク)近傍に、 さらに、残留磁束が正である第1および第2投入相の投
    入時刻を電気角180°〜120°に、もしくは、電気
    角360°〜300°に設定すると共に、 残留磁束が負である第3投入相の投入時刻を第1および
    第2投入相の投入時刻と同時もしくはそれ以降と設定す
    ることを特徴とする請求項2に記載の位相制御開閉装
    置。
  14. 【請求項14】 前記最適投入点予測手段は、前記Δ結
    線された各相のリアクトル成分の残留磁束予測手段が各
    相の残留磁束をそれぞれ零、負、正と予測した結果に基
    づき、前記各相投入時の発生サージが最小となる投入
    (閉極)時刻(電気角)を予測する際、 残留磁束が負である第1および第2投入相の投入時刻を
    電気角60°〜0°に、もしくは、電気角240°〜1
    80°にさらに、残留磁束が正である第1および第2投
    入相の投入時刻を電気角180°〜120°に、もしく
    は、電気角360°〜300°に設定すると共に、 残留磁束が零である第3投入相の投入時刻を第1および
    第2投入相の投入時刻と同時もしくはそれ以降と設定す
    ることを特徴とする請求項2に記載の位相制御開閉装
    置。
  15. 【請求項15】 前記最適投入点予測手段は、中性点が
    直接接地されY結線された各相のリアクトル成分の残留
    磁束予測手段が各相の残留磁束予測手段により各相の残
    留磁束をそれぞれ零(0%)、負(残留磁束−k%)、
    正(残留磁束k%)と予測した結果に基づき、前記各相
    投入時の発生サージが最小となる投入(閉極)時刻(電
    気角)を予測する際、第1番目の投入相を残留磁束が零
    の相(第1遮断相)、第2番目の投入相を残留磁束が正
    の相、第3番目の投入相を残留磁束が負の相と設定する
    と共に、 残留磁束が零である第1投入相の投入時刻を電気角12
    0°〜60°(電圧ピーク)近傍に、もしくは電気角3
    00°〜240°(電圧ピーク)近傍に、 残留磁束が正である第2投入相の投入時刻を電気角(3
    0°+39°k/100)〜(90°+39°k/10
    0)、もしくは、電気角(210°+39°k/10
    0)〜(270°+39°k/100)に設定すると共
    に、 残留磁束が負である第3投入相の投入時刻を第2投入相
    の投入時刻と同時もしくはそれ以降と設定することを特
    徴とする請求項2に記載の位相制御開閉装置。
  16. 【請求項16】 前記最適投入点予測手段は、中性点が
    直接接地されY結線された各相のリアクトル成分の残留
    磁束予測手段が第1遮断相の残留磁束を零、第2遮断相
    の残留磁束を負、第3遮断相の残留磁束を正と予測した
    結果に基づき、前記各相投入時の発生サージが最小とな
    る投入(閉極)時刻(電気角)を予測する際、第1番目
    の投入相を残留磁束が零の相(第1遮断相)、第2番目
    の投入相を残留磁束が正の相、第3番目の投入相を残留
    磁束が負の相と設定すると共に、 残留磁束が零である第1投入相の投入時刻を電気角90
    °(電圧ピーク)近傍に、もしくは60°〜120°
    (電圧ピーク)に、 残留磁束が正である第2投入相の投入時刻を電気角75
    °近傍、もしくは60°〜90°に設定すると共に、 残留磁束が負である第3投入相の投入時刻を第2投入相
    の投入時刻と同時もしくはそれ以降と設定することを特
    徴とする請求項2に記載の位相制御開閉装置。
  17. 【請求項17】 前記最適投入点予測手段は、中性点が
    直接接地されY結線された各相のリアクトル成分の残留
    磁束予測手段が各相の残留磁束をそれぞれ零(0%)、
    負(残留磁束−k%)、正(残留磁束k%)と予測した
    結果に基づき、前記各相投入時の発生サージが最小とな
    る投入(閉極)時刻(電気角)を予測する際、第1番目
    の投入相を残留磁束が零の相(第1遮断相)、第2番目
    の投入相を残留磁束が負の相、第3番目の投入相を残留
    磁束が正の相と設定すると共に、 残留磁束が零である第1投入相の投入時刻を電気角12
    0°から60°(電圧ピーク)近傍に、もしくは300
    °〜240°(電圧ピーク)近傍に、 残留磁束が負である第2投入相の投入時刻を電気角(2
    70°+39°k/100)〜(330°+39°k/
    100)、もしくは、電気角(90°+39°k/10
    0)〜(150°+39°k/100)に設定すると共
    に、 残留磁束が正である第3投入相の投入時刻を第2投入相
    の投入時刻と同時もしくはそれ以降と設定することを特
    徴とする請求項2に記載の位相制御開閉装置。
  18. 【請求項18】 前記最適投入点予測手段は、中性点が
    直接接地されY結線された各相のリアクトル成分の残留
    磁束予測手段が第1遮断相の残留磁束を零、第2遮断相
    の残留磁束を負、第3遮断相の残留磁束を正と予測した
    結果に基づき、前記各相投入時の発生サージが最小とな
    る投入(閉極)時刻(電気角)を予測する際、第1番目
    の投入相を残留磁束が零の相(第1遮断相)、第2番目
    の投入相を残留磁束が負の相、第3番目の投入相を残留
    磁束が正の相と設定すると共に、 残留磁束が零である第1投入相の投入時刻を電気角90
    °(電圧ピーク)近傍に、もしくは60°〜120°
    (電圧ピーク)近傍に、 残留磁束が負である第2投入相の投入時刻を電気角31
    5°、もしくは、電気角300°〜330°に設定する
    と共に、 残留磁束が正である第3投入相の投入時刻を第2投入相
    の投入時刻と同時もしくはそれ以降と設定することを特
    徴とする請求項2に記載の位相制御開閉装置。
  19. 【請求項19】 前記最適投入点予測手段は、中性点が
    直接接地されY結線された各相のリアクトル成分の残留
    磁束予測手段が各相の残留磁束をそれぞれ零(0%)、
    負(残留磁束−k%)、正(残留磁束k%)と予測した
    結果に基づき、前記各相投入時の発生サージが最小とな
    る投入(閉極)時刻(電気角)を予測する際、第1番目
    の投入相を残留磁束が負の相、第2番目の投入相を残留
    磁束が正の相、第3番目の投入相を残留磁束が零の相
    (第1遮断相)と設定すると共に、 残留磁束が負(残留磁束−k%)である第1投入相の投
    入時刻を電気角θ=cos-1(−k/100)−30°
    〜cos-1(−k/100)+30°、即ち、残留磁束
    がk=100%とすると、電気角330°(=−30
    °)〜30°、もしくは電気角150°〜210°に、 残留磁束が正(残留磁束k%)である第2投入相の投入
    時刻を電気角(84°+39°k/100)〜(144
    °+39°k/100)、もしくは電気角(264°+
    39°k/100)〜(324°+39°k/100)
    に設定すると共に、 残留磁束が零である第3投入相の投入時刻を第2投入相
    の投入時刻と同時もしくはそれ以降と設定することを特
    徴とする請求項2に記載の位相制御開閉装置。
  20. 【請求項20】 前記最適投入点予測手段は、中性点が
    直接接地されY結線された各相のリアクトル成分の残留
    磁束予測手段が各相の残留磁束をそれぞれ零(0%)、
    負(残留磁束−k%)、正(残留磁束k%)と予測した
    結果に基づき、前記各相投入時の発生サージが最小とな
    る投入(閉極)時刻(電気角)を予測する際、第1番目
    の投入相を残留磁束が負の相、第2番目の投入相を残留
    磁束が零の相(第1遮断相)、第3番目の投入相を残留
    磁束が正の相と設定すると共に、 残留磁束が負(残留磁束−k%)である第1投入相の投
    入時刻を電気角θ=cos-1(−k/100)−30°
    〜cos-1(−k/100)+30°、即ち、残留磁束
    がk=100%とすると、電気角330°(−30°)
    〜30°、もしくは電気角150°〜210°に、 残留磁束が零である第2投入相の投入時刻を電気角(2
    04°+39°k/100)〜(264°+39°k/
    100)、もしくは電気角(14°+39°k/10
    0)〜(74°+39°k/100)に設定すると共
    に、 残留磁束が正である第3投入相の投入時刻を第2投入相
    の投入時刻と同時もしくはそれ以降と設定することを特
    徴とする請求項2に記載の位相制御開閉装置。
  21. 【請求項21】 前記最適投入点予測手段は、中性点が
    直接接地されY結線された各相のリアクトル成分の残留
    磁束予測手段が各相の残留磁束をそれぞれ零(0%)、
    負(残留磁束−k%)、正(残留磁束k%)と予測した
    結果に基づき、前記各相投入時の発生サージが最小とな
    る投入(閉極)時刻(電気角)を予測す際、第1番目の
    投入相を残留磁束が正の相、第2番目の投入相を残留磁
    束が零の相(第1遮断相)、第3番目の投入相を残留磁
    束が負の相と設定すると共に、 残留磁束が正(残留磁束k%)である第1投入相の投入
    時刻を電気角θ=cos-1(−k/100)−30°〜
    cos-1(−k/100)+30°、即ち、残留磁束が
    100%とすると、電気角150°〜210°、もしく
    は電気角0°(電圧零点)近傍、望ましくは電気角33
    0°(=−30°)〜30°に、 残留磁束が零である第2投入相の投入時刻を電気角(9
    5°+10°k/100)〜(155°+10°k/1
    00)、もしくは電気角(275°+10°k/10
    0)〜(335°+10°k/100)に定すると共
    に、 残留磁束が負である第3投入相の投入時刻を第2投入相
    の投入時刻と同時もしくはそれ以降と設定することを特
    徴とする請求項2に記載の位相制御開閉装置。
  22. 【請求項22】 前記最適投入点予測手段は、中性点が
    直接接地されY結線された各相のリアクトル成分の残留
    磁束予測手段が各相の残留磁束をそれぞれ零(0%)、
    負(残留磁束−k%)、正(残留磁束k%)と予測した
    結果に基づき、前記各相投入時の発生サージが最小とな
    る投入(閉極)時刻(電気角)を予測する際、第1番目
    の投入相を残留磁束が正の相、第2番目の投入相を残留
    磁束が負の相、第3番目の投入相を残留磁束が零の相
    (第1遮断相)と設定すると共に、 残留磁束が正(残留磁束k%)である第1投入相の投入
    時刻を電気角θ=cos-1(−k/100)−30°〜
    cos-1(−k/100)+30°、即ち、残留磁束が
    k=100%とすると、電気角150°〜210°、も
    しくは電気角330°(=−30°)〜30°に、 残留磁束が負である第2投入相の投入時刻を電気角(2
    15°+10°k/100)〜(275°+10°k/
    100)、もしくは電気角(35°+10°k/10
    0)〜(95°+10°k/100)に設定すると共
    に、 残留磁束が零である第3投入相の投入時刻を第2投入相
    の投入時刻と同時もしくはそれ以降と設定することを特
    徴とする請求項2に記載の位相制御開閉装置。
  23. 【請求項23】 前記最適投入点予測手段は、中性点が
    直接接地されY結線された各相のリアクトル成分の残留
    磁束予測手段が各相の残留磁束をそれぞれ零、負、正と
    予測した結果に基づき、前記各相投入時の発生サージが
    最小となる投入(閉極)時刻(電気角)を予測する際、 残留磁束が零である第1および第2投入相の投入時刻を
    電気角300°〜240°(電圧ピーク)近傍に、もし
    くは電気角120°〜60°(電圧ピーク)近傍に、 さらに、残留磁束が負である第1および第2投入相の投
    入時刻を電気角60°から0°、もしくは電気角240
    °〜180°に設定すると共に、 残留磁束が正である第3投入相の投入時刻を第1および
    第2投入相の投入時刻と同時もしくはそれ以降と設定す
    ることを特徴とする請求項2に記載の位相制御開閉装
    置。
  24. 【請求項24】 前記最適投入点予測手段は、中性点が
    直接接地されY結線された各相のリアクトル成分の残留
    磁束予測手段が各相の残留磁束をそれぞれ零、負、正と
    予測した結果に基づき、前記各相投入時の発生サージが
    最小となる投入(閉極)時刻(電気角)を予測する際、 残留磁束が零である第1および第2投入相の投入時刻を
    電気角300°〜240°(電圧ピーク)近傍に、もし
    くは電気角120°〜60°(電圧ピーク)近傍に、 さらに、残留磁束が正である第1および第2投入相の投
    入時刻を電気角180°〜120°に、もしくは電気角
    360°〜300°に設定すると共に、 残留磁束が負である第3投入相の投入時刻を第1および
    第2投入相の投入時刻と同時もしくはそれ以降と設定す
    ることを特徴とする請求項2に記載の位相制御開閉装
    置。
  25. 【請求項25】 前記最適投入点予測手段は、中性点が
    直接接地されたY結線の各相のリアクトル成分の残留磁
    束予測手段が各相の残留磁束をそれぞれ零、負、正と予
    測した結果に基づき、前記各相投入時の発生サージが最
    小となる投入(閉極)時刻(電気角)を予測する際、 残留磁束が負である第1および第2投入相の投入時刻を
    電気角60°〜0°に、もしくは電気角240°〜18
    0°に、 さらに、残留磁束が正である第1および第2投入相の投
    入時刻を電気角180°〜120°に、もしくは電気角
    360°〜300°に設定すると共に、 残留磁束が零である第3投入相の投入時刻を第1および
    第2投入相の投入時刻と同時もしくはそれ以降と設定す
    ることを特徴とする請求項2に記載の位相制御開閉装
    置。
  26. 【請求項26】 前記最適投入点予測手段は、中性点が
    直接接地されたY結線の各相のリアクトル成分の残留磁
    束予測手段が第1遮断相の残留磁束を零、第2遮断相の
    残留磁束を正、第3遮断相の残留磁束を負と予測した結
    果に基づき、前記各相投入時の発生サージが最小となる
    投入(閉極)時刻(電気角)を予測する際、第1番目の
    投入相を残留磁束が零の相、第2番目の投入相を残留磁
    束が正の相、第3番目の投入相を残留磁束が負の相と設
    定すると共に、 残留磁束が零である第1投入相の投入時刻を電気角90
    °(電圧ピーク)近傍に、もしくは電気角60°〜12
    0°に、 残留磁束が正である第2投入相の投入時刻を電気角28
    0°近傍に、もしくは電気角260°〜300°に、残
    留磁束が負である第3投入相の投入時刻を第2投入相の
    投入時刻と同時もしくはそれ以降と設定することを特徴
    とする請求項2に記載の位相制御開閉装置。
  27. 【請求項27】 前記最適投入点予測手段は、中性点が
    直接接地されたY結線の各相のリアクトル成分の残留磁
    束予測手段が第1遮断相の残留磁束を零、第2遮断相の
    残留磁束を正、第3遮断相の残留磁束を負と予測した結
    果に基づき、前記各相投入時の発生サージが最小となる
    投入(閉極)時刻(電気角)を予測する際、第1番目の
    投入相を残留磁束が零の相、第2番目の投入相を残留磁
    束が負の相、第3番目の投入相を残留磁束正の相と設定
    すると共に、 残留磁束が零である第1投入相の投入時刻を電気角90
    °(電圧ピーク)近傍に、もしくは電気角60°〜12
    0°に、残留磁束が負である第2投入相の投入時刻を電
    気角40°近傍に、もしくは電気角20°〜60°に、
    残留磁束が正である第3投入相の投入時刻を第2投入相
    の投入時刻と同時もしくはそれ以降と設定することを特
    徴とする請求項2に記載の位相制御開閉装置。
  28. 【請求項28】 前記最適投入点予測手段は、中性点を
    非接接地したY結線の各相のY結線の各相のリアクトル
    成分の残留磁束予測手段が各相の残留磁束をそれぞれ零
    (0%)、負(残留磁束−k%)、正(残留磁束k%)
    と予測した結果に基づき、前記各相投入時の発生サージ
    が最小となる投入(閉極)時刻(電気角)を予測する
    際、第1番目の投入相を残留磁束が正の相、第2番目の
    投入相を残留磁束が負の相、第3番目の投入相を残留磁
    束が零の相(第1遮断相)と設定すると共に、 残留磁束が正である第1投入相の投入時刻を第2相投入
    時刻と同時もしくはそれ以前の任意のタイミングと設定
    すると共に、 残留磁束が負である第2投入相の投入時刻を電気角60
    °〜0°に、 残留磁束が零である第3投入相の投入時刻を電気角12
    0°〜60°(電圧ピーク)近傍に、もしくは電気角3
    00°〜240°(電圧ピーク)近傍に設定することを
    特徴とする請求項2に記載の位相制御開閉装置。
  29. 【請求項29】 前記最適投入点予測手段は、中性点を
    非接接地したY結線の各相のリアクトル成分の残留磁束
    予測手段が各相の残留磁束をそれぞれ零(0%)、負
    (残留磁束−k%)、正(残留磁束k%)と予測したけ
    結果に基づき、前記各相投入時の発生サージが最小とな
    る投入(閉極)時刻(電気角)を予測する際、第1番目
    の投入相を残留磁束が負の相、第2番目の投入相を残留
    磁束が正の相、第3番目の投入相を残留磁束が零の相
    (第1遮断相)と設定すると共に、残留磁束が負である
    第1投入相の投入時刻を第2相投入時刻と同時もしくは
    それ以前の任意のタイミングと設定すると共に、 残留磁束が正である第2投入相の投入時刻を電気角18
    0°〜120°に、 残留磁束が零である第3投入相の投入時刻を電気角12
    0°〜60°に、もしくは、電気角300°〜240°
    に設定することを特徴とする請求項2に記載の位相制御
    開閉装置。
  30. 【請求項30】 前記最適投入点予測手段は、中性点を
    非接接地したY結線の各相のリアクトル成分の残留磁束
    予測手段が各相の残留磁束をそれぞれ零(0%)、負
    (残留磁束−k%)、正(残留磁束k%)と予測した結
    果に基づき、前記各相投入時の発生サージが最小となる
    投入(閉極)時刻(電気角)を予測する際、第1番目の
    投入相を残留磁束が正の相、第2番目の投入相を残留磁
    束が零の相(第1遮断相)、第3番目の投入相を残留磁
    束が負の相と設定すると共に、残留磁束が正である第1
    投入相の投入時刻を第2相投入時刻と同時もしくはそれ
    以前の任意のタイミングと設定すると共に、 残留磁束が零である第2投入相の投入時刻を電気角30
    0°〜240°に、 残留磁束が負である第3投入相の投入時刻を電気角(2
    72−k/5)°〜(332−k/5)°に設定するこ
    とを特徴とする請求項2に記載の位相制御開閉装置。
  31. 【請求項31】 前記最適投入点予測手段は、中性点を
    非接接地したY結線の各相のリアクトル成分の残留磁束
    予測手段が各相の残留磁束をそれぞれ零(0%)、負
    (残留磁束−k%)、正(残留磁束k%)と予測した結
    果に基づき、前記各相投入時の発生サージが最小となる
    投入(閉極)時刻(電気角)を予測する際、第1番目の
    投入相を残留磁束が零の相(第1遮断相)、第2番目の
    投入相を残留磁束が正の相、第3番目の投入相を残留磁
    束が負の相と設定すると共に、残留磁束が零である第1
    投入相の投入時刻を第2相投入時刻と同時もしくはそれ
    以前の任意のタイミングと設定すると共に、 残留磁束が正である第2投入相の投入時刻を電気角18
    0°〜120°に、 残留磁束が負である第3投入相の投入時刻を電気角(2
    72−k/5)°〜(332−k/5)°に設定するこ
    とを特徴とする請求項2に記載の位相制御開閉装置。
  32. 【請求項32】 前記最適投入点予測手段は、中性点を
    非接接地したY結線の各相のリアクトル成分の残留磁束
    予測手段が各相の残留磁束をそれぞれ零(0%)、負
    (残留磁束−k%)、正(残留磁束k%)と予測した結
    果に基づき、前記各相投入時の発生サージが最小となる
    投入(閉極)時刻(電気角)を予測する際、第1番目の
    投入相を残留磁束が零の相(第1遮断相)、第2番目の
    投入相を残留磁束が負の相、第3番目の投入相を残留磁
    束が正の相と設定すると共に、残留磁束が零である第1
    投入相の投入時刻を第2相投入時刻と同時もしくはそれ
    以前の任意のタイミングと設定すると共に、 残留磁束が負である第2投入相の投入時刻を電気角60
    °〜0°に、 残留磁束が正である第3投入相の投入時刻を電気角(3
    45−195k/100)°〜(405−195k/1
    00)°に設定することを特徴とする請求項2に記載の
    位相制御開閉装置。
  33. 【請求項33】 前記最適投入点予測手段は、中性点を
    非接接地したY結線の各相のリアクトル成分の残留磁束
    予測手段が各相の残留磁束をそれぞれ零(0%)、負
    (残留磁束−k%)、正(残留磁束k%)と予測した結
    果に基づき、前記各相投入時の発生サージが最小となる
    投入(閉極)時刻(電気角)を予測する際、第1番目の
    投入相を残留磁束が負の相、第2番目の投入相を残留磁
    束が零の相(第1遮断相)、第3番目の投入相を残留磁
    束が正の相と設定すると共に、 残留磁束が負である第1投入相の投入時刻を第2相投入
    時刻と同時もしくはそれ以前の任意のタイミングと設定
    すると共に、 残留磁束が零である第2投入相の投入時刻を電気角30
    0°〜240°に、 残留磁束が正である第3投入相の投入時刻を電気角(3
    45−195k/100)°〜(405−195k/1
    00)°に設定することを特徴とする請求項2に記載の
    位相制御開閉装置。
  34. 【請求項34】 前記最適投入点予測手段は、中性点を
    非接接地したY結線の各相のリアクトル成分の残留磁束
    予測手段が各相の残留磁束をそれぞれ零、負、正と予測
    した結果に基づき、前記各相投入時の発生サージが最小
    となる投入(閉極)時刻(電気角)を予測する際、 残留磁束が零である第1および第2投入相の投入時刻を
    電気角300°〜240°(電圧ピーク)に、もしくは
    電気角120°〜60°(電圧ピーク)近傍に 、さらに、残留磁束が負である第1および第2投入相の
    投入時刻を電気角60°〜0°、もしくは、電気角24
    0°〜180°に設定すると共に、 残留磁束が正である第3投入相の投入時刻を第1および
    第2投入相の投入時刻と同時もしくはそれ以降と設定す
    ることを特徴とする請求項2に記載の位相制御開閉装
    置。
  35. 【請求項35】 前記最適投入点予測手段は、中性点を
    非接接地したY結線の各相のリアクトル成分の残留磁束
    予測手段により各相の残留磁束をそれぞれ零、負、正と
    予測した結果に基づき、前記各相投入時の発生サージが
    最小となる投入(閉極)時刻(電気角)を予測する際、 残留磁束が零である第1および第2投入相の投入時刻を
    電気角270°〜300°(電圧ピーク)近傍に、もし
    くは、電気角120°〜60°(電圧ピーク)近傍に、 さらに、残留磁束が正である第1および第2投入相の投
    入時刻を電気角180〜120°もしくは、電気角36
    0°〜300°に設定すると共に、 残留磁束が負である第3投入相の投入時刻を第1および
    第2投入相の投入時刻と同時もしくはそれ以降と設定す
    ることを特徴とする請求項2に記載の位相制御開閉装
    置。
  36. 【請求項36】 前記最適投入点予測手段は、中性点を
    非接接地したY結線のリアクトル成分の各相の残留磁束
    予測手段が各相の残留磁束をそれぞれ零、負、正と予測
    した結果に基づき、前記各相投入時の発生サージが最小
    となる投入(閉極)時刻(電気角)を予測する際、 残留磁束が負である第1および第2投入相の投入時刻を
    電気角60°〜0°もしくは電気角240°〜180°
    に、 さらに、残留磁束が正である第1および第2投入相の投
    入時刻を電気角180°〜120°、もしくは電気角3
    60°〜300°に設定すると共に、 残留磁束が零である第3投入相の投入時刻を第1および
    第2投入相の投入時刻と同時もしくはそれ以降と設定す
    ることを特徴とする請求項2に記載の位相制御開閉装
    置。
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