JP2001218062A - 画像処理装置及び方法と記憶媒体 - Google Patents
画像処理装置及び方法と記憶媒体Info
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- JP2001218062A JP2001218062A JP2000342344A JP2000342344A JP2001218062A JP 2001218062 A JP2001218062 A JP 2001218062A JP 2000342344 A JP2000342344 A JP 2000342344A JP 2000342344 A JP2000342344 A JP 2000342344A JP 2001218062 A JP2001218062 A JP 2001218062A
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- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
- Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
- Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
- Image Analysis (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 符号化された画像データの圧縮率を変更して
所望の圧縮率の画像データを得る。 【解決手段】 画像ファイル入力部502により、圧縮
された画像データを含む画像ファイルを入力し、その入
力された画像データの圧縮率が決定されると、圧縮率変
更部507により、その決定された圧縮率に変更する。
その際、その画像データの非関心領域の符号を削除して
画像データの圧縮率を変更するか、あるいは、それだけ
では圧縮率が所望の値に変更できない場合には、その画
像データにおける関心領域の符号を削除して、その画像
データの圧縮率を変更する。
所望の圧縮率の画像データを得る。 【解決手段】 画像ファイル入力部502により、圧縮
された画像データを含む画像ファイルを入力し、その入
力された画像データの圧縮率が決定されると、圧縮率変
更部507により、その決定された圧縮率に変更する。
その際、その画像データの非関心領域の符号を削除して
画像データの圧縮率を変更するか、あるいは、それだけ
では圧縮率が所望の値に変更できない場合には、その画
像データにおける関心領域の符号を削除して、その画像
データの圧縮率を変更する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データの圧縮
率を変更する画像処理装置及びその方法と、記憶媒体に
関するものである。
率を変更する画像処理装置及びその方法と、記憶媒体に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】ある種の蛍光体に放射線(X線、α線、
β線、γ線、電子線、紫外線等)を照射すると、この放
射線エネルギーの一部が蛍光体中に蓄積され、更に、こ
の蛍光体に可視光等の励起光を照射すると、その蛍光体
に蓄積されたエネルギーに応じて蛍光体が輝尽発光を示
すことが知られており、このような性質を示す蛍光体は
蓄積性蛍光体(輝尽性蛍光体)と呼ばれる。このような
蓄積性蛍光体を利用して、人体等の被写体の放射線画像
情報を一旦、蓄積性蛍光体のシートに記録し、この蓄積
性蛍光体シートをレーザ光等の励起光により走査・照射
して輝尽発光させる。こうして発光された光を光電的に
読み取って画像信号を得、この画像信号に基づき写真感
光材料等の記録材料、或はCRT等の表示装置に被写体
の放射線画像を可視像として出力させる放射線画像情報
の記録再生システムが本願出願人により既に提案されて
いる(特開昭55−12429号公報、特開昭56−1
1395号公報など)。
β線、γ線、電子線、紫外線等)を照射すると、この放
射線エネルギーの一部が蛍光体中に蓄積され、更に、こ
の蛍光体に可視光等の励起光を照射すると、その蛍光体
に蓄積されたエネルギーに応じて蛍光体が輝尽発光を示
すことが知られており、このような性質を示す蛍光体は
蓄積性蛍光体(輝尽性蛍光体)と呼ばれる。このような
蓄積性蛍光体を利用して、人体等の被写体の放射線画像
情報を一旦、蓄積性蛍光体のシートに記録し、この蓄積
性蛍光体シートをレーザ光等の励起光により走査・照射
して輝尽発光させる。こうして発光された光を光電的に
読み取って画像信号を得、この画像信号に基づき写真感
光材料等の記録材料、或はCRT等の表示装置に被写体
の放射線画像を可視像として出力させる放射線画像情報
の記録再生システムが本願出願人により既に提案されて
いる(特開昭55−12429号公報、特開昭56−1
1395号公報など)。
【0003】また近年、半導体センサを使用して、上記
の場合と同様に、その輝尽発光した光により被写体のX
線画像を撮影する装置が開発されている。これらのシス
テムは、従来の銀塩写真を用いる放射線写真システムと
比較して極めて広い放射線露出域に亙って画像を記録で
きるという実用的な利点を有している。即ち、非常に広
いダイナミックレンジのX線を光電変換手段により読み
取って電気信号に変換し、この電気信号を用いて写真感
光材料等の記録材料、或はCRT等の表示装置に放射線
画像を可視像として出力させることにより、放射線の露
光量の変動に影響されない放射線画像を得ることができ
る。
の場合と同様に、その輝尽発光した光により被写体のX
線画像を撮影する装置が開発されている。これらのシス
テムは、従来の銀塩写真を用いる放射線写真システムと
比較して極めて広い放射線露出域に亙って画像を記録で
きるという実用的な利点を有している。即ち、非常に広
いダイナミックレンジのX線を光電変換手段により読み
取って電気信号に変換し、この電気信号を用いて写真感
光材料等の記録材料、或はCRT等の表示装置に放射線
画像を可視像として出力させることにより、放射線の露
光量の変動に影響されない放射線画像を得ることができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなX線画像は
非常に多くの情報を含んでいるため、その画像情報を蓄
積・伝送する際には、その情報量が膨大なものになって
しまうという問題がある。このため、そのような画像情
報の蓄積・伝送に際しては、画像の持つ冗長性を除去す
るか、或いは画質の劣化が視覚的に認識し難い程度で、
その画像の内容を変更することによって画像情報の量を
削減する高能率符号化が用いられる。
非常に多くの情報を含んでいるため、その画像情報を蓄
積・伝送する際には、その情報量が膨大なものになって
しまうという問題がある。このため、そのような画像情
報の蓄積・伝送に際しては、画像の持つ冗長性を除去す
るか、或いは画質の劣化が視覚的に認識し難い程度で、
その画像の内容を変更することによって画像情報の量を
削減する高能率符号化が用いられる。
【0005】例えば、静止画像の国際標準符号化方式と
してISOとITU−Tにより勧告されたJPEGで
は、可逆圧縮に関してはDPCMが採用され、非可逆圧
縮においては離散的コサイン変換(DCT)が使用され
ている。JPEGについての詳細は、勧告書ITU−T
Recommendation T.81|ISO/IEC 1091
8−1等に記載されているのでここでは省略する。
してISOとITU−Tにより勧告されたJPEGで
は、可逆圧縮に関してはDPCMが採用され、非可逆圧
縮においては離散的コサイン変換(DCT)が使用され
ている。JPEGについての詳細は、勧告書ITU−T
Recommendation T.81|ISO/IEC 1091
8−1等に記載されているのでここでは省略する。
【0006】近年では離散ウェーブレット変換(DWT
変換)を使用した圧縮方法に関する研究が多く行われて
いる。このDWT変換を使用した圧縮方法の特徴は、D
CT変換で見られるブロッキング・アーティファクトが
生じない点にある。
変換)を使用した圧縮方法に関する研究が多く行われて
いる。このDWT変換を使用した圧縮方法の特徴は、D
CT変換で見られるブロッキング・アーティファクトが
生じない点にある。
【0007】X線画像の他にCT、MRI等に代表され
る放射線画像は、法律により5年前後保管することが決
められているが、病院によっては自主的な管理により1
0年以上に亙って保管しているのが現状である。この
際、比較的新しい放射線画像データ、或はよく参照され
る画像データには低い圧縮率が適用され、古い画像デー
タ或は、ほとんど参照されない画像データには高い圧縮
率を適用して、支障のない程度に、保管する画像データ
の量をできるだけ少なくすることが考えられる。この管
理基準はある程度容易に実現できるが、人手により定期
的に画像データの圧縮率を変更するためには、その計算
量が膨大なものとなり、その計算量を軽減する手段がな
かった。また、保管すべき画像データ量の増大に伴っ
て、より圧縮率を高めて画像データを保管することも必
要となってきている。
る放射線画像は、法律により5年前後保管することが決
められているが、病院によっては自主的な管理により1
0年以上に亙って保管しているのが現状である。この
際、比較的新しい放射線画像データ、或はよく参照され
る画像データには低い圧縮率が適用され、古い画像デー
タ或は、ほとんど参照されない画像データには高い圧縮
率を適用して、支障のない程度に、保管する画像データ
の量をできるだけ少なくすることが考えられる。この管
理基準はある程度容易に実現できるが、人手により定期
的に画像データの圧縮率を変更するためには、その計算
量が膨大なものとなり、その計算量を軽減する手段がな
かった。また、保管すべき画像データ量の増大に伴っ
て、より圧縮率を高めて画像データを保管することも必
要となってきている。
【0008】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、符号化された画像データの圧縮率を容易に変更して
所望の圧縮率の画像データを得ることができる画像処理
方法及び装置を提供することを目的とする。
で、符号化された画像データの圧縮率を容易に変更して
所望の圧縮率の画像データを得ることができる画像処理
方法及び装置を提供することを目的とする。
【0009】また本発明の目的は、DWT変換による符
号の特徴であるサブバンド単位或はビットプレーン単位
で非関心領域、又は非関心領域及び関心領域の符号を削
除することにより、画像データの圧縮率を所望の圧縮率
に変更できる画像処理装置及び方法と記憶媒体を提供す
ることにある。
号の特徴であるサブバンド単位或はビットプレーン単位
で非関心領域、又は非関心領域及び関心領域の符号を削
除することにより、画像データの圧縮率を所望の圧縮率
に変更できる画像処理装置及び方法と記憶媒体を提供す
ることにある。
【0010】また本発明の目的は、画像の非関心領域の
符号を優先的に削除することにより、関心領域を低圧縮
率として高画質に符号化できる画像処理装置及び方法と
記憶媒体を提供することにある。
符号を優先的に削除することにより、関心領域を低圧縮
率として高画質に符号化できる画像処理装置及び方法と
記憶媒体を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の画像処理装置は以下のような構成を備える。
即ち、圧縮された画像データを含む画像ファイルを入力
する入力手段と、前記入力手段により入力された画像デ
ータにおける非関心領域の符号を削除して前記画像デー
タの圧縮率を変更する圧縮率変更手段と、を有すること
を特徴とする。
に本発明の画像処理装置は以下のような構成を備える。
即ち、圧縮された画像データを含む画像ファイルを入力
する入力手段と、前記入力手段により入力された画像デ
ータにおける非関心領域の符号を削除して前記画像デー
タの圧縮率を変更する圧縮率変更手段と、を有すること
を特徴とする。
【0012】上記目的を達成するために本発明の画像処
理装置は以下のような構成を備える。即ち、圧縮された
画像データを含む画像ファイルを入力する入力手段と、
前記入力手段により入力された画像データにおける非関
心領域の符号を削除して前記画像データの圧縮率を変更
する第1の圧縮率変更手段と、前記入力手段により入力
された画像データにおける関心領域の符号を削除して前
記画像データの圧縮率を変更する第2の圧縮率変更手段
と、を有することを特徴とする。
理装置は以下のような構成を備える。即ち、圧縮された
画像データを含む画像ファイルを入力する入力手段と、
前記入力手段により入力された画像データにおける非関
心領域の符号を削除して前記画像データの圧縮率を変更
する第1の圧縮率変更手段と、前記入力手段により入力
された画像データにおける関心領域の符号を削除して前
記画像データの圧縮率を変更する第2の圧縮率変更手段
と、を有することを特徴とする。
【0013】上記目的を達成するために本発明の画像処
理方法は以下のような工程を備える。即ち、圧縮された
画像データを含む画像ファイルを入力する入力工程と、
前記入力工程で入力された画像データにおける非関心領
域の符号を削除して前記画像データの圧縮率を変更する
圧縮率変更工程と、を有することを特徴とする。
理方法は以下のような工程を備える。即ち、圧縮された
画像データを含む画像ファイルを入力する入力工程と、
前記入力工程で入力された画像データにおける非関心領
域の符号を削除して前記画像データの圧縮率を変更する
圧縮率変更工程と、を有することを特徴とする。
【0014】上記目的を達成するために本発明の画像処
理方法は以下のような工程を備える。即ち、圧縮された
画像データを含む画像ファイルを入力する入力工程と、
前記入力工程で入力された画像データにおける非関心領
域の符号を削除して前記画像データの圧縮率を変更する
第1の圧縮率変更工程と、前記入力工程で入力された画
像データにおける関心領域の符号を削除して前記画像デ
ータの圧縮率を変更する第2の圧縮率変更工程と、を有
することを特徴とする。
理方法は以下のような工程を備える。即ち、圧縮された
画像データを含む画像ファイルを入力する入力工程と、
前記入力工程で入力された画像データにおける非関心領
域の符号を削除して前記画像データの圧縮率を変更する
第1の圧縮率変更工程と、前記入力工程で入力された画
像データにおける関心領域の符号を削除して前記画像デ
ータの圧縮率を変更する第2の圧縮率変更工程と、を有
することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好適な実施の形態を詳細に説明する。
の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0016】この実施の形態における特徴は、具体的に
は、DWT変換を使用して圧縮された画像ファイルに対
して、圧縮率を変更する際に、第一に画像ファイル中の
非関心領域の符号を削除して目標の圧縮率になるように
し、更なる圧縮が必要な際には2次元画像に戻して再度
圧縮率を設定して圧縮し直すことはせずに、DWT変換
を使用した符号化の特徴であるサブバンド単位でビット
ストリームを削除することにより画像ファイルのデータ
量を小さくして、より圧縮率を上げる点にある。また、
保管する画像データ量を削減するために、ビットプレー
ン単位でビットストリームを切り捨てるようにしてもよ
い。
は、DWT変換を使用して圧縮された画像ファイルに対
して、圧縮率を変更する際に、第一に画像ファイル中の
非関心領域の符号を削除して目標の圧縮率になるように
し、更なる圧縮が必要な際には2次元画像に戻して再度
圧縮率を設定して圧縮し直すことはせずに、DWT変換
を使用した符号化の特徴であるサブバンド単位でビット
ストリームを削除することにより画像ファイルのデータ
量を小さくして、より圧縮率を上げる点にある。また、
保管する画像データ量を削減するために、ビットプレー
ン単位でビットストリームを切り捨てるようにしてもよ
い。
【0017】以下、詳しく説明する。
【0018】図1は、本発明の実施の形態に係る画像符
号化装置の構成を示すブロック図である。
号化装置の構成を示すブロック図である。
【0019】図1において、1は画像データを入力する
画像入力部で、例えば原稿画像を読み取るスキャナ、或
はデジタルカメラなどの撮像機、又は通信回線とのイン
ターフェース機能を有するインターフェース部等を備え
ている。2は入力画像に対し二次元の離散ウェーブレッ
ト変換(Discrete Wavelet Transform)を実行する離散ウ
ェーブレット変換部である。3は量子化部で、離散ウェ
ーブレット変換部2で離散ウェーブレット変換された係
数を量子化する。4はエントロピ符号化部で、量子化部
3で量子化された係数をエントロピ符号化している。5
は符号出力部で、エントロピ符号化部4で符号化された
符号を出力する。11は、画像入力部1から入力された
画像の関心領域を指定する領域指定部である。
画像入力部で、例えば原稿画像を読み取るスキャナ、或
はデジタルカメラなどの撮像機、又は通信回線とのイン
ターフェース機能を有するインターフェース部等を備え
ている。2は入力画像に対し二次元の離散ウェーブレッ
ト変換(Discrete Wavelet Transform)を実行する離散ウ
ェーブレット変換部である。3は量子化部で、離散ウェ
ーブレット変換部2で離散ウェーブレット変換された係
数を量子化する。4はエントロピ符号化部で、量子化部
3で量子化された係数をエントロピ符号化している。5
は符号出力部で、エントロピ符号化部4で符号化された
符号を出力する。11は、画像入力部1から入力された
画像の関心領域を指定する領域指定部である。
【0020】なお、本実施の形態1に係る装置は、図1
に示すような専用の装置でなく、例えば汎用のPCやワ
ークステーションに、この機能を実現するプログラムを
ロードして動作させる場合にも適用できる。
に示すような専用の装置でなく、例えば汎用のPCやワ
ークステーションに、この機能を実現するプログラムを
ロードして動作させる場合にも適用できる。
【0021】以上の構成において、まず、画像入力部1
により符号化対象となる画像を構成する画素信号がラス
タースキャン順に入力され、その出力は離散ウェーブレ
ット変換部2に入力される。なお、以降の説明では画像
入力部1から入力される画像信号はモノクロの多値画像
の場合で説明するが、カラー画像等、複数の色成分を符
号化するならば、RGB各色成分、或いは輝度、色度成
分を上記単色成分として圧縮すればよい。
により符号化対象となる画像を構成する画素信号がラス
タースキャン順に入力され、その出力は離散ウェーブレ
ット変換部2に入力される。なお、以降の説明では画像
入力部1から入力される画像信号はモノクロの多値画像
の場合で説明するが、カラー画像等、複数の色成分を符
号化するならば、RGB各色成分、或いは輝度、色度成
分を上記単色成分として圧縮すればよい。
【0022】この離散ウェーブレット変換部2は、入力
した画像信号に対して2次元の離散ウェーブレット変換
処理を行い、変換係数を計算して出力するものである。
した画像信号に対して2次元の離散ウェーブレット変換
処理を行い、変換係数を計算して出力するものである。
【0023】図2(a)〜(c)は、本実施の形態に係
る離散ウェーブレット変換部2の基本構成とその動作を
説明する図である。
る離散ウェーブレット変換部2の基本構成とその動作を
説明する図である。
【0024】画像入力部1から入力された画像信号はメ
モリ201に記憶され、処理部202により順次読み出
されて変換処理が行われ、再びメモリ201に書きこま
れている。
モリ201に記憶され、処理部202により順次読み出
されて変換処理が行われ、再びメモリ201に書きこま
れている。
【0025】本実施の形態においては、処理部202に
おける処理の構成を図2(b)に示す。同図において、
入力された画像信号は遅延素子204及びダウンサンプ
ラ205の組み合わせにより、偶数アドレスおよび奇数
アドレスの信号に分離され、2つのフィルタp及びuに
よりフィルタ処理が施される。sおよびdは、各々1次
元の画像信号に対して1レベルの分解を行った際のロー
パス(Low-pass)係数及びハイパス(High-pass係数を表し
ており、次式により計算されるものとする。
おける処理の構成を図2(b)に示す。同図において、
入力された画像信号は遅延素子204及びダウンサンプ
ラ205の組み合わせにより、偶数アドレスおよび奇数
アドレスの信号に分離され、2つのフィルタp及びuに
よりフィルタ処理が施される。sおよびdは、各々1次
元の画像信号に対して1レベルの分解を行った際のロー
パス(Low-pass)係数及びハイパス(High-pass係数を表し
ており、次式により計算されるものとする。
【0026】 d(n)=x(2n+1)-floor((x(2n)+x(2n+2))/2) (式1) s(n)=x(2n)+floor((d(n-1)+d(n))/4 (式2) 但し、x(n)は変換対象となる画像信号である。ま
た、上式においてfloor{X}はXを超えない最大
の整数値を表す。
た、上式においてfloor{X}はXを超えない最大
の整数値を表す。
【0027】以上の処理により、画像入力部1からの画
像信号に対する1次元の離散ウェーブレット変換処理が
行われる。2次元の離散ウェーブレット変換は、この1
次元の離散ウェーブレット変換を画像の水平・垂直方向
に対して順次行うものであり、その詳細は公知であるの
で、ここでは説明を省略する。
像信号に対する1次元の離散ウェーブレット変換処理が
行われる。2次元の離散ウェーブレット変換は、この1
次元の離散ウェーブレット変換を画像の水平・垂直方向
に対して順次行うものであり、その詳細は公知であるの
で、ここでは説明を省略する。
【0028】図2(c)は、この2次元の離散ウェーブ
レット変換処理により得られる2レベルの変換係数群の
構成例を示す図であり、画像信号は異なる周波数帯域の
係数列HH1,HL1,LH1,…,LLに分解され
る。なお、以降の説明ではこれらの係数列をサブバンド
と呼ぶ。こうして得られた各サブバンド単位で後続の量
子化部3に出力される。
レット変換処理により得られる2レベルの変換係数群の
構成例を示す図であり、画像信号は異なる周波数帯域の
係数列HH1,HL1,LH1,…,LLに分解され
る。なお、以降の説明ではこれらの係数列をサブバンド
と呼ぶ。こうして得られた各サブバンド単位で後続の量
子化部3に出力される。
【0029】領域指定部11は、符号化対象となる画像
内で、周囲部分と比較して高画質で復号されるべき関心
領域(ROI:Region Of Interesting)を決定し、対象
画像を離散ウェーブレット変換した際に、どの係数が関
心領域に属しているかを示すマスク情報を生成する。
尚、この領域指定部11の詳細については、詳しく後述
する。
内で、周囲部分と比較して高画質で復号されるべき関心
領域(ROI:Region Of Interesting)を決定し、対象
画像を離散ウェーブレット変換した際に、どの係数が関
心領域に属しているかを示すマスク情報を生成する。
尚、この領域指定部11の詳細については、詳しく後述
する。
【0030】図3(a)は、マスク情報を生成する際の
原理を説明する図である。
原理を説明する図である。
【0031】いま図3(a)の左側に示す様に、関心領
域(以下、指定領域)として星型の領域が指定された場
合、領域指定部11では、この指定領域を含む画像を離
散ウェーブレット変換した際の、各サブバンドに占める
部分を計算する。また、このマスク情報の示す領域は、
指定領域の境界上の画像信号を復元する際に必要な、周
囲の変換係数を含む範囲となっている。
域(以下、指定領域)として星型の領域が指定された場
合、領域指定部11では、この指定領域を含む画像を離
散ウェーブレット変換した際の、各サブバンドに占める
部分を計算する。また、このマスク情報の示す領域は、
指定領域の境界上の画像信号を復元する際に必要な、周
囲の変換係数を含む範囲となっている。
【0032】このように計算されたマスク情報の例を図
3(a)の右側に示す。この例においては、図3(a)
の左側の画像に対し2レベルの離散ウェーブレット変換
を施した際のマスク情報が図のように計算される。この
図において、星型の部分が指定領域であり、この指定領
域内のマスク情報のビットが“1”、それ以外のマスク
情報のビットは“0”となっている。これらマスク情報
全体は、2次元離散ウェーブレット変換による変換係数
の構成と同じであるため、マスク情報内のビットを検査
することにより、対応する位置の係数が指定領域内に属
しているかどうかを識別することができる。このように
生成されたマスク情報は量子化部3に出力される。
3(a)の右側に示す。この例においては、図3(a)
の左側の画像に対し2レベルの離散ウェーブレット変換
を施した際のマスク情報が図のように計算される。この
図において、星型の部分が指定領域であり、この指定領
域内のマスク情報のビットが“1”、それ以外のマスク
情報のビットは“0”となっている。これらマスク情報
全体は、2次元離散ウェーブレット変換による変換係数
の構成と同じであるため、マスク情報内のビットを検査
することにより、対応する位置の係数が指定領域内に属
しているかどうかを識別することができる。このように
生成されたマスク情報は量子化部3に出力される。
【0033】さらに、領域指定部11は、その指定領域
に対する画質を指定するパラメータを不図示の入力系か
ら入力する。このパラメータは、指定領域に割り当てる
圧縮率を表現する数値、或は画質を表す数値でもよい。
この場合、割り当てる圧縮率は、撮影画像の部位情報に
より決定することも可能である。この撮影部位情報と
は、例えばX線画像の場合、胸部正面画像、頭部側面画
像といった撮影部位と方向を示す情報である。これら情
報は、図示されない画像入力部1の操作パネル等により
操作者により入力されたり、或は放射線情報システムか
ら、撮影に先立って転送されてもよい。一般的に、胸部
画像はソフトティシューを含んでいるので、圧縮率をあ
まり上げないことが望まれ、また頭部のような骨画像は
圧縮率を上げても画像の劣化は著しくない。領域指定部
11はこれらパラメータから、指定領域における係数に
対するビットシフト量Bを計算し、マスクと共に量子化
部3に出力する。
に対する画質を指定するパラメータを不図示の入力系か
ら入力する。このパラメータは、指定領域に割り当てる
圧縮率を表現する数値、或は画質を表す数値でもよい。
この場合、割り当てる圧縮率は、撮影画像の部位情報に
より決定することも可能である。この撮影部位情報と
は、例えばX線画像の場合、胸部正面画像、頭部側面画
像といった撮影部位と方向を示す情報である。これら情
報は、図示されない画像入力部1の操作パネル等により
操作者により入力されたり、或は放射線情報システムか
ら、撮影に先立って転送されてもよい。一般的に、胸部
画像はソフトティシューを含んでいるので、圧縮率をあ
まり上げないことが望まれ、また頭部のような骨画像は
圧縮率を上げても画像の劣化は著しくない。領域指定部
11はこれらパラメータから、指定領域における係数に
対するビットシフト量Bを計算し、マスクと共に量子化
部3に出力する。
【0034】次に、指定領域(関心領域)を自動的に決
定する領域指定部11の構成について詳しく説明する。
定する領域指定部11の構成について詳しく説明する。
【0035】図1に示すように、領域指定部は、画像縮
小部301、照射領域抽出部302、ヒストグラム解析
部303、2値化処理部304、モフォロジー処理部3
05を備えている。画像縮小部301では、(2688
×2688)画素の入力画像に対して、(336×33
6)画素程度の縮小画像を出力する。後に続く処理の演
算時間を短くするために、入力画像の画素値を12ビッ
トとし、その12ビットの下位4ビットを削除して8ビ
ットの画像データに縮小変換することも考えられる。
小部301、照射領域抽出部302、ヒストグラム解析
部303、2値化処理部304、モフォロジー処理部3
05を備えている。画像縮小部301では、(2688
×2688)画素の入力画像に対して、(336×33
6)画素程度の縮小画像を出力する。後に続く処理の演
算時間を短くするために、入力画像の画素値を12ビッ
トとし、その12ビットの下位4ビットを削除して8ビ
ットの画像データに縮小変換することも考えられる。
【0036】照射領域抽出部302は、入力画像の全体
に対してX線入射領域がどの様に分布するかを抽出す
る。このX線入射領域は、入力画像の全面に分布してい
る場合もあるが、ある一部にX線が照射される場合(こ
の場合、照射の絞りがあると言う)もある。
に対してX線入射領域がどの様に分布するかを抽出す
る。このX線入射領域は、入力画像の全面に分布してい
る場合もあるが、ある一部にX線が照射される場合(こ
の場合、照射の絞りがあると言う)もある。
【0037】ここではまず最初に、照射の絞りの有無を
判定を、図4乃至図6を参照して説明する。
判定を、図4乃至図6を参照して説明する。
【0038】図4(A)は、入力された画像の一例を示
す図である。ここで、もしこの入力画像領域400に照
射の絞りがあってX線の未照射部分があるとすれば、そ
の部分は画像の周辺領域にあると考えられる。このため
入力画像領域400の周辺領域の画素値の平均値と、入
力画像の中心部の平均画素値とを比較する。経験的に周
辺の平均画素値が、中央の平均画素値よりも約5%以上
小さい場合には、その画像に照射の絞りがあると判断す
ることができる。図4(A)において、401はX線照
射領域を示し、402は関心領域を示している。
す図である。ここで、もしこの入力画像領域400に照
射の絞りがあってX線の未照射部分があるとすれば、そ
の部分は画像の周辺領域にあると考えられる。このため
入力画像領域400の周辺領域の画素値の平均値と、入
力画像の中心部の平均画素値とを比較する。経験的に周
辺の平均画素値が、中央の平均画素値よりも約5%以上
小さい場合には、その画像に照射の絞りがあると判断す
ることができる。図4(A)において、401はX線照
射領域を示し、402は関心領域を示している。
【0039】図4(B)は、入力画像領域400におけ
る周辺領域403と中心領域404の一例を示す図であ
る。
る周辺領域403と中心領域404の一例を示す図であ
る。
【0040】ここで照射の絞りがある場合は、入力画像
領域400の縦方向と横方向のそれぞれに対してプロフ
ァイルを何本か抽出する。これら抽出したプロファイル
の2次微分値からピーク点を2点抽出する。そして、複
数のプロファイルに対して2次微分のピーク値の座標を
求め、平均的な線分を求めて照射領域の線分を求めるこ
とができる。
領域400の縦方向と横方向のそれぞれに対してプロフ
ァイルを何本か抽出する。これら抽出したプロファイル
の2次微分値からピーク点を2点抽出する。そして、複
数のプロファイルに対して2次微分のピーク値の座標を
求め、平均的な線分を求めて照射領域の線分を求めるこ
とができる。
【0041】図4(C)は、プロファイル位置の一例と
して横プロファイル405,縦プロファイル406の抽
出例を示す図である。
して横プロファイル405,縦プロファイル406の抽
出例を示す図である。
【0042】図5(A)は、2次微分ピーク検出の例を
示し、407はプロファイルを、点線408は2次微分
をそれぞれ示している。図5(B)は各プロファイルの
検出位置を示しており、それら検出位置を○印で示す。
また図5(C)は、最終的に抽出された照射領域409
を示している。
示し、407はプロファイルを、点線408は2次微分
をそれぞれ示している。図5(B)は各プロファイルの
検出位置を示しており、それら検出位置を○印で示す。
また図5(C)は、最終的に抽出された照射領域409
を示している。
【0043】ヒストグラム解析部303は、照射領域抽
出部302で照射領域として抽出された領域に対して画
素値の頻度を計算する。ここで、画素値とX線の入力量
の対応は、画素値が大きければ入射量が大きいという関
係にある。このヒストグラムの分析に基づいて素抜けが
存在するか否かを判定する。ここで、素抜けが存在する
場合はピークが2個存在するので、それを基に判別する
ことができる。
出部302で照射領域として抽出された領域に対して画
素値の頻度を計算する。ここで、画素値とX線の入力量
の対応は、画素値が大きければ入射量が大きいという関
係にある。このヒストグラムの分析に基づいて素抜けが
存在するか否かを判定する。ここで、素抜けが存在する
場合はピークが2個存在するので、それを基に判別する
ことができる。
【0044】一般に腹部、胸部等で照射の絞りがあるに
もかかわらず、素抜けがない撮影では、骨とソフトティ
シューがそれぞれ存在するにも拘わらず、ピークは1つ
しか出現しない。これらピークの数を検出する手法は、
ヒストグラムを波形と想定してローパスフィルタをかけ
て、その後に2次微分処理を行い、この2次微分処理の
値が経験的に設定された閾値を越える場合にピークがあ
ると判定される。また、稀にピークが検出されなかった
り、ピークが3個以上検出される場合がある。ピークが
検出されない場合は素抜けはないと判定し、また3個以
上検出される場合は大きいほうから2個を選択して、画
素値が大きいピークを素抜けと判定する。
もかかわらず、素抜けがない撮影では、骨とソフトティ
シューがそれぞれ存在するにも拘わらず、ピークは1つ
しか出現しない。これらピークの数を検出する手法は、
ヒストグラムを波形と想定してローパスフィルタをかけ
て、その後に2次微分処理を行い、この2次微分処理の
値が経験的に設定された閾値を越える場合にピークがあ
ると判定される。また、稀にピークが検出されなかった
り、ピークが3個以上検出される場合がある。ピークが
検出されない場合は素抜けはないと判定し、また3個以
上検出される場合は大きいほうから2個を選択して、画
素値が大きいピークを素抜けと判定する。
【0045】図6は、照射領域内のヒストグラム、及び
検出された素抜け領域のピーク601を示す図である。
ここで、素抜けがあると判断された場合は、その素抜け
のピーク値SPを利用して、2値化処理部304により
2値化処理を行う。また、ピーク値SP以上を素抜け、
それ以下を撮影対象領域と判定する。
検出された素抜け領域のピーク601を示す図である。
ここで、素抜けがあると判断された場合は、その素抜け
のピーク値SPを利用して、2値化処理部304により
2値化処理を行う。また、ピーク値SP以上を素抜け、
それ以下を撮影対象領域と判定する。
【0046】次に、2値化処理部304によって、孤立
点が存在する可能性、或いは素抜け領域が残ってしまう
可能性があるため、モフォロジー処理部305でフィル
タ処理を行う。この孤立点の除去と残存素抜け領域の除
去のためにエロージョンを3から5画素程度行う。その
後にラベリング処理を行い、一つの連続領域に限定す
る。この状態で、一つの連続領域に穴があいている可能
性があるので、クローイング処理を行って穴を埋める。
その出力結果が、照射領域409から素抜け領域を削除
した関心領域となる。以後の説明において、便宜的に関
心領域が図3(a)で示した星型であるとする。
点が存在する可能性、或いは素抜け領域が残ってしまう
可能性があるため、モフォロジー処理部305でフィル
タ処理を行う。この孤立点の除去と残存素抜け領域の除
去のためにエロージョンを3から5画素程度行う。その
後にラベリング処理を行い、一つの連続領域に限定す
る。この状態で、一つの連続領域に穴があいている可能
性があるので、クローイング処理を行って穴を埋める。
その出力結果が、照射領域409から素抜け領域を削除
した関心領域となる。以後の説明において、便宜的に関
心領域が図3(a)で示した星型であるとする。
【0047】量子化部3は、入力した係数を所定の量子
化ステップにより量子化し、その量子化値に対するイン
デックスを出力する。ここで、量子化は次式により行わ
れる。
化ステップにより量子化し、その量子化値に対するイン
デックスを出力する。ここで、量子化は次式により行わ
れる。
【0048】 q=sign(c)floor(abs(c)/Δ) (式3) sign(c)= 1; c≧0 (式4) sign(c)=−1; c<0 (式5) ここで、cは量子化対象となる係数である。なお、ab
s(c)はcの絶対値を示す。また、本実施の形態にお
いては、Δの値は“1”を含むものとする。この場合は
実際に量子化は行われない。
s(c)はcの絶対値を示す。また、本実施の形態にお
いては、Δの値は“1”を含むものとする。この場合は
実際に量子化は行われない。
【0049】次に量子化部3は、領域指定部11から入
力したマスク及びシフト量Bに基づき、次式により量子
化インデックスを変更する。
力したマスク及びシフト量Bに基づき、次式により量子
化インデックスを変更する。
【0050】 q’=q×2B; m=1 (式6) q’=q ; m=0 (式7) ここで、mは当該量子化インデックスの位置におけるマ
スクの値である。以上の処理により、領域指定部11に
おいて指定された空間領域に属する量子化インデックス
のみがBビットだけ上方にシフトアップされる。
スクの値である。以上の処理により、領域指定部11に
おいて指定された空間領域に属する量子化インデックス
のみがBビットだけ上方にシフトアップされる。
【0051】図3(b)及び(c)は、このシフトアッ
プによる量子化インデックスの変化を説明する図であ
る。図3(b)において、3つのサブバンドに各々3個
の量子化インデックスが存在しており、網がけされた量
子化インデックスにおけるマスクの値が“1”でシフト
数Bが“2”の場合、シフト後の量子化インデックスは
図3(c)に示すようになる。
プによる量子化インデックスの変化を説明する図であ
る。図3(b)において、3つのサブバンドに各々3個
の量子化インデックスが存在しており、網がけされた量
子化インデックスにおけるマスクの値が“1”でシフト
数Bが“2”の場合、シフト後の量子化インデックスは
図3(c)に示すようになる。
【0052】このように変更された量子化インデックス
は、後続のエントロピ符号化部4に出力される。
は、後続のエントロピ符号化部4に出力される。
【0053】エントロピ符号化部4は、量子化部3から
入力した量子化インデックスをビットプレーンに分解
し、各ビットプレーン単位に2値算術符号化を行ってコ
ードストリームを出力する。
入力した量子化インデックスをビットプレーンに分解
し、各ビットプレーン単位に2値算術符号化を行ってコ
ードストリームを出力する。
【0054】図7は、このエントロピ符号化部4の動作
を説明する図であり、この例においては4×4の大きさ
を持つサブバンド内の領域において非0の量子化インデ
ックスが3個存在しており、それぞれ“+13”、“−
6”、“+3”の値を有している。エントロピ符号化部
4は、この領域を走査して最大値M(この例では“1
3”)を求め、次式により最大の量子化インデックスを
表現するために必要なビット数Sを計算する。
を説明する図であり、この例においては4×4の大きさ
を持つサブバンド内の領域において非0の量子化インデ
ックスが3個存在しており、それぞれ“+13”、“−
6”、“+3”の値を有している。エントロピ符号化部
4は、この領域を走査して最大値M(この例では“1
3”)を求め、次式により最大の量子化インデックスを
表現するために必要なビット数Sを計算する。
【0055】 S=ceil(log2(abs(M))) (式8) ここでceil(x)はx以上の整数の中で最も小さい
整数値を表す。
整数値を表す。
【0056】図7において、最大の係数値は“13”で
あるので、これを表わすビット数Sは“4”であり、シ
ーケンス中の16個の量子化インデックスは図7の右側
に示すように4つのビットプレーンを単位として処理が
行われる。最初にエントロピ符号化部4は、最上位ビッ
トプレーン(同図MSBで表す)の各ビットを2値算術
符号化し、ビットストリームとして出力する。次にビッ
トプレーンを1レベル下げ、以下同様に、対象ビットプ
レーンが最下位ビットプレーン(同図LSBで表す)に
至るまで、ビットプレーン内の各ビットを符号化して符
号出力部5に出力する。この時、各量子化インデックス
の符号は、ビットプレーン走査において最初の非0ビッ
トが検出されると、そのすぐ後に当該量子化インデック
スの符号がエントロピ符号化される。
あるので、これを表わすビット数Sは“4”であり、シ
ーケンス中の16個の量子化インデックスは図7の右側
に示すように4つのビットプレーンを単位として処理が
行われる。最初にエントロピ符号化部4は、最上位ビッ
トプレーン(同図MSBで表す)の各ビットを2値算術
符号化し、ビットストリームとして出力する。次にビッ
トプレーンを1レベル下げ、以下同様に、対象ビットプ
レーンが最下位ビットプレーン(同図LSBで表す)に
至るまで、ビットプレーン内の各ビットを符号化して符
号出力部5に出力する。この時、各量子化インデックス
の符号は、ビットプレーン走査において最初の非0ビッ
トが検出されると、そのすぐ後に当該量子化インデック
スの符号がエントロピ符号化される。
【0057】このエントロピ符号化には分解能スケーラ
ブルと、SNRスケーラブルの2つがあり、これによっ
てビットストリームの削除戦略がことなるので分けて説
明する。
ブルと、SNRスケーラブルの2つがあり、これによっ
てビットストリームの削除戦略がことなるので分けて説
明する。
【0058】最初に、分解能スケーラブルを行う符号化
について説明する。
について説明する。
【0059】図8は、このようにして生成され出力され
る符号列の構成を表した概略図である。
る符号列の構成を表した概略図である。
【0060】図8(a)は符号列の全体の構成を示した
もので、MHはメインヘッダ,THi(i=0〜n−
1)はタイルヘッダ、BSi(i=0〜n−1)はビッ
トストリームを示している。メインヘッダMHは図
(b)に示すように、符号化対象となる画像のサイズ
(水平および垂直方向の画素数)、画像を複数の矩形領
域であるタイルに分割した際のタイルサイズ、各色成分
数を表すコンポーネント数、各成分の大きさ、ビット精
度を表すコンポーネント情報を備えている。尚、本実施
の形態では、画像はタイルに分割されていないので、タ
イルサイズと画像サイズは同じ値を取り、対象画像がモ
ノクロの多値画像の場合、そのコンポーネント数は
“1”である。
もので、MHはメインヘッダ,THi(i=0〜n−
1)はタイルヘッダ、BSi(i=0〜n−1)はビッ
トストリームを示している。メインヘッダMHは図
(b)に示すように、符号化対象となる画像のサイズ
(水平および垂直方向の画素数)、画像を複数の矩形領
域であるタイルに分割した際のタイルサイズ、各色成分
数を表すコンポーネント数、各成分の大きさ、ビット精
度を表すコンポーネント情報を備えている。尚、本実施
の形態では、画像はタイルに分割されていないので、タ
イルサイズと画像サイズは同じ値を取り、対象画像がモ
ノクロの多値画像の場合、そのコンポーネント数は
“1”である。
【0061】次にタイルヘッダTHの構成を図8(c)
に示す。タイルヘッダTHには当該タイルのビットスト
リーム長とヘッダ長を含めたタイル長及びそのタイルに
対する符号化パラメータ、及び指定領域を示すマスク情
報と、その領域に属する係数に対するビットシフト数を
備えている。尚、符号化パラメータには、離散ウェーブ
レット変換のレベル、フィルタの種別等が含まれてい
る。
に示す。タイルヘッダTHには当該タイルのビットスト
リーム長とヘッダ長を含めたタイル長及びそのタイルに
対する符号化パラメータ、及び指定領域を示すマスク情
報と、その領域に属する係数に対するビットシフト数を
備えている。尚、符号化パラメータには、離散ウェーブ
レット変換のレベル、フィルタの種別等が含まれてい
る。
【0062】図8(d)は、本実施の形態におけるビッ
トストリームの構成を示し、同図において、ビットスト
リームは各サブバンド毎にまとめられ、解像度の小さい
サブバンド(LL)を先頭として順次解像度が高くなる
順番に配置されている。更に、各サブバンド内は上位ビ
ットプレーン(ビットプレーンS−1)から下位ビット
プレーン(ビットプレーン0)に向かってビットプレー
ンを単位として符号が配列されている。
トストリームの構成を示し、同図において、ビットスト
リームは各サブバンド毎にまとめられ、解像度の小さい
サブバンド(LL)を先頭として順次解像度が高くなる
順番に配置されている。更に、各サブバンド内は上位ビ
ットプレーン(ビットプレーンS−1)から下位ビット
プレーン(ビットプレーン0)に向かってビットプレー
ンを単位として符号が配列されている。
【0063】このような符号配列とすることにより、後
述する図13の様な階層的復号を行なうことが可能とな
る。
述する図13の様な階層的復号を行なうことが可能とな
る。
【0064】次に、SNRスケーラブルについて説明す
る。
る。
【0065】図9は、SNRスケーラブルの時に生成さ
れ出力される符号列の構成を説明する概略図である。
れ出力される符号列の構成を説明する概略図である。
【0066】同図(a)は、符号列の全体の構成を示し
たものであり、MHはメインヘッダ、THi(i=0〜
n−1)はタイルヘッダ,BSi(i=0〜n−1)は
ビットストリームである。メインヘッダMHは同図
(b)に示すように、符号化対象となる画像のサイズ
(水平及び垂直方向の画素数)、画像を複数の矩形領域
であるタイルに分割した際のタイルサイズ、各色成分数
を表すコンポーネント数、各成分の大きさ、ビット精度
を表すコンポーネント情報を備えている。尚、本実施の
形態では、画像はタイルに分割されていないので、タイ
ルサイズと画像サイズは同じ値を取り、対象画像がモノ
クロの多値画像の場合、そのコンポーネント数は“1”
である。
たものであり、MHはメインヘッダ、THi(i=0〜
n−1)はタイルヘッダ,BSi(i=0〜n−1)は
ビットストリームである。メインヘッダMHは同図
(b)に示すように、符号化対象となる画像のサイズ
(水平及び垂直方向の画素数)、画像を複数の矩形領域
であるタイルに分割した際のタイルサイズ、各色成分数
を表すコンポーネント数、各成分の大きさ、ビット精度
を表すコンポーネント情報を備えている。尚、本実施の
形態では、画像はタイルに分割されていないので、タイ
ルサイズと画像サイズは同じ値を取り、対象画像がモノ
クロの多値画像の場合、そのコンポーネント数は“1”
である。
【0067】次にタイルヘッダTHの構成を図9(c)
に示す。
に示す。
【0068】このタイルヘッダTHには、そのタイルの
ビットストリーム長とヘッダ長を含めたタイル長、及び
そのタイルに対する符号化パラメータ、及び指定領域を
示すマスク情報と、その領域に属する係数に対するビッ
トシフト数を備えている。尚、符号化パラメータには、
離散ウェーブレット変換のレベル、フィルタの種別等が
含まれている。
ビットストリーム長とヘッダ長を含めたタイル長、及び
そのタイルに対する符号化パラメータ、及び指定領域を
示すマスク情報と、その領域に属する係数に対するビッ
トシフト数を備えている。尚、符号化パラメータには、
離散ウェーブレット変換のレベル、フィルタの種別等が
含まれている。
【0069】同図(d)は、本実施の形態におけるビッ
トストリームの構成を示し、ビットストリームはビット
プレーンを単位としてまとめられ、上位ビットプレーン
(ビットプレーンS−1)から下位ビットプレーン(ビ
ットプレーン0)に向かう形で配置されている。そして
各ビットプレーンには、各サブバンドにおける量子化イ
ンデックスの、そのビットプレーンを符号化した結果が
順次サブバンド単位で配置されている。図において、S
は最大の量子化インデックスを表現するために必要なビ
ット数を示している。このようにして生成された符号列
は符号出力部5に出力される。
トストリームの構成を示し、ビットストリームはビット
プレーンを単位としてまとめられ、上位ビットプレーン
(ビットプレーンS−1)から下位ビットプレーン(ビ
ットプレーン0)に向かう形で配置されている。そして
各ビットプレーンには、各サブバンドにおける量子化イ
ンデックスの、そのビットプレーンを符号化した結果が
順次サブバンド単位で配置されている。図において、S
は最大の量子化インデックスを表現するために必要なビ
ット数を示している。このようにして生成された符号列
は符号出力部5に出力される。
【0070】このような符号配列とすることにより、後
述する図14の様な階層的復号を行なうことが可能とな
る。
述する図14の様な階層的復号を行なうことが可能とな
る。
【0071】上述した本実施の形態において、符号化対
象となる画像全体の圧縮率は量子化ステップΔを変更す
ることにより制御することが可能である。
象となる画像全体の圧縮率は量子化ステップΔを変更す
ることにより制御することが可能である。
【0072】また別の方法として本実施の形態では、エ
ントロピ符号化部4において符号化するビットプレーン
の下位ビットを必要な圧縮率に応じて制限(廃棄)する
ことも可能である。この場合には、全てのビットプレー
ンは符号化されず、上位ビットプレーンから所望の圧縮
率に応じた数のビットプレーンまでが符号化され、最終
的な符号化列に含まれる。
ントロピ符号化部4において符号化するビットプレーン
の下位ビットを必要な圧縮率に応じて制限(廃棄)する
ことも可能である。この場合には、全てのビットプレー
ンは符号化されず、上位ビットプレーンから所望の圧縮
率に応じた数のビットプレーンまでが符号化され、最終
的な符号化列に含まれる。
【0073】このように、下位ビットプレーンを制限す
る機能を採用することにより、図3に示した指定領域に
相当するビットのみが多く符号列に含まれることにな
る。即ち、この指定領域のみを低圧縮率で圧縮すること
により、高画質な画像として符号化することが可能とな
る。
る機能を採用することにより、図3に示した指定領域に
相当するビットのみが多く符号列に含まれることにな
る。即ち、この指定領域のみを低圧縮率で圧縮すること
により、高画質な画像として符号化することが可能とな
る。
【0074】次に、以上説明した画像符号化装置により
符号化されたビットストリームを復号する方法について
説明する。
符号化されたビットストリームを復号する方法について
説明する。
【0075】図10は本実施の形態に係る画像復号装置
の構成を表すブロック図で、6は符号入力部、7はエン
トロピ復号化部、8は逆量子化部、9は逆離散ウェーブ
レット変換部、10は画像出力部である。
の構成を表すブロック図で、6は符号入力部、7はエン
トロピ復号化部、8は逆量子化部、9は逆離散ウェーブ
レット変換部、10は画像出力部である。
【0076】符号入力部6は、例えば上述の符号化装置
により符号化された符号列を入力し、それに含まれるヘ
ッダを解析して後続の処理に必要なパラメータを抽出
し、必要な場合は処理の流れを制御し、或は後続の処理
ユニットに対して該当するパラメータを送出する。ま
た、入力した符号列に含まれるビットストリームは、エ
ントロピ復号化部7に出力される。
により符号化された符号列を入力し、それに含まれるヘ
ッダを解析して後続の処理に必要なパラメータを抽出
し、必要な場合は処理の流れを制御し、或は後続の処理
ユニットに対して該当するパラメータを送出する。ま
た、入力した符号列に含まれるビットストリームは、エ
ントロピ復号化部7に出力される。
【0077】このエントロピ復号化部7は、ビットスト
リームをビットプレーン単位で復号して出力する。この
時の復号手順を図11に示す。
リームをビットプレーン単位で復号して出力する。この
時の復号手順を図11に示す。
【0078】図11の左側は、復号の対象となるサブバ
ンドの一領域をビットプレーン単位で順次復号し、最終
的に量子化インデックスを復元する流れを示したもので
あり、同図の矢印の順にビットプレーンが復号される。
こうして復元された量子化インデックスは逆量子化部8
に出力される。
ンドの一領域をビットプレーン単位で順次復号し、最終
的に量子化インデックスを復元する流れを示したもので
あり、同図の矢印の順にビットプレーンが復号される。
こうして復元された量子化インデックスは逆量子化部8
に出力される。
【0079】逆量子化部8は、入力した量子化インデッ
クスから、次式に基づいて離散ウェーブレット変換係数
を復元する。
クスから、次式に基づいて離散ウェーブレット変換係数
を復元する。
【0080】 c’=Δ×q/2U;q≠0 (式9) c’=0 ;q=0 (式10) U=B; m=1 (式11) U=0; m=0 (式12) ここで、qは量子化インデックス、Δは量子化ステップ
であり、Δは符号化時に用いられたものと同じ値であ
る。また、Bはタイルヘッダから読み出されたビットシ
フト数、mは当該量子化インデックスの位置におけるマ
スクの値である。c’は復元された変換係数であり、符
号化時では、s又はdで表される係数を復元したもので
ある。また変換係数c’は、後続の逆離散ウェーブレッ
ト変換部9に出力される。
であり、Δは符号化時に用いられたものと同じ値であ
る。また、Bはタイルヘッダから読み出されたビットシ
フト数、mは当該量子化インデックスの位置におけるマ
スクの値である。c’は復元された変換係数であり、符
号化時では、s又はdで表される係数を復元したもので
ある。また変換係数c’は、後続の逆離散ウェーブレッ
ト変換部9に出力される。
【0081】図12は、逆離散ウェーブレット変換部9
の構成及びその処理のブロック図を示したものである。
の構成及びその処理のブロック図を示したものである。
【0082】同図(a)において、入力された変換係数
はメモリ901に記憶される。処理部902は1次元の
逆離散ウェーブレット変換を行い、メモリ901から順
次変換係数を読み出して処理を行うことにより2次元の
逆離散ウェーブレット変換を実行する。この2次元の逆
離散ウェーブレット変換は、上述した順離散ウェーブレ
ット変換の逆の手順により実行されるが、その詳細は公
知であるので説明を省略する。
はメモリ901に記憶される。処理部902は1次元の
逆離散ウェーブレット変換を行い、メモリ901から順
次変換係数を読み出して処理を行うことにより2次元の
逆離散ウェーブレット変換を実行する。この2次元の逆
離散ウェーブレット変換は、上述した順離散ウェーブレ
ット変換の逆の手順により実行されるが、その詳細は公
知であるので説明を省略する。
【0083】また同図(b)は処理部902の処理ブロ
ックを示したもので、入力された変換係数は、uおよび
pの2つのフィルタ処理が施され、アップサンプラ12
01によりアップサンプリングされた後に重ね合わされ
て画像信号x’が出力される。これらの処理は次式によ
り行われる。
ックを示したもので、入力された変換係数は、uおよび
pの2つのフィルタ処理が施され、アップサンプラ12
01によりアップサンプリングされた後に重ね合わされ
て画像信号x’が出力される。これらの処理は次式によ
り行われる。
【0084】 x'(2n)=s'(n)-floor((d'(n-1)+d'((n))/4) (式13) x'(2n+1)=d'(n)+floor((x'(2n)+x'(2n+2))/2) (式14) ここで、(式1)、(式2)及び(式13)、(式1
4)による順方向及び逆方向の離散ウェーブレット変換
は、完全再構成条件を満たしているため、本実施の形態
において量子化ステップΔが“1”であり、ビットプレ
ーン復号において全てのビットプレーンが復号されてい
れば、その復元された画像信号x’は原画像の信号xと
一致する。
4)による順方向及び逆方向の離散ウェーブレット変換
は、完全再構成条件を満たしているため、本実施の形態
において量子化ステップΔが“1”であり、ビットプレ
ーン復号において全てのビットプレーンが復号されてい
れば、その復元された画像信号x’は原画像の信号xと
一致する。
【0085】以上の処理により画像が復元されて画像出
力部10に出力される。尚、ここで画像出力部10はモ
ニタ等の画像表示装置であってもよいし、或は磁気ディ
スク等の記憶装置であってもよい。
力部10に出力される。尚、ここで画像出力部10はモ
ニタ等の画像表示装置であってもよいし、或は磁気ディ
スク等の記憶装置であってもよい。
【0086】次に、空間スケーラブルで符号化した場合
の画像に関して説明する。
の画像に関して説明する。
【0087】以上述べた手順により画像を復元して表示
した際の、画像の表示形態について図13を用いて説明
する。
した際の、画像の表示形態について図13を用いて説明
する。
【0088】同図(a)は符号列の例を示した図であ
り、基本的な構成は図8に基づいている。ここでは画像
全体をタイルと設定しており、従って符号列中には唯1
つのタイルヘッダ(TH0)及びビットストリーム(B
S0)が含まれている。このビットストリーム(BS
0)には図に示すように、最も低い解像度に対応するサ
ブバンドであるLLから順次解像度が高くなる順に符号
が配置されており、更に各サブバンド内は、上位ビット
プレーン(ビットプレーン(S-1))から下位ビットプレ
ーン(ビットプレーン0)に向かって、符号が配置され
ている。
り、基本的な構成は図8に基づいている。ここでは画像
全体をタイルと設定しており、従って符号列中には唯1
つのタイルヘッダ(TH0)及びビットストリーム(B
S0)が含まれている。このビットストリーム(BS
0)には図に示すように、最も低い解像度に対応するサ
ブバンドであるLLから順次解像度が高くなる順に符号
が配置されており、更に各サブバンド内は、上位ビット
プレーン(ビットプレーン(S-1))から下位ビットプレ
ーン(ビットプレーン0)に向かって、符号が配置され
ている。
【0089】復号装置はこのビットストリームを順次読
みこみ、各ビットプレーンに対応する符号を復号した時
点で画像を表示する。同図(b)は各サブバンドと、そ
れに対応して表示される画像の大きさと、各サブバンド
の符号列を復号するのに伴う再生画像の変化を示した図
である。同図において、LLに相当する符号列が順次読
み出され、各ビットプレーンの復号処理が進むに従って
画質が徐々に改善されている。この時、符号化時に指定
領域となった星型の部分は、その他の部分よりもより高
画質に復元される。
みこみ、各ビットプレーンに対応する符号を復号した時
点で画像を表示する。同図(b)は各サブバンドと、そ
れに対応して表示される画像の大きさと、各サブバンド
の符号列を復号するのに伴う再生画像の変化を示した図
である。同図において、LLに相当する符号列が順次読
み出され、各ビットプレーンの復号処理が進むに従って
画質が徐々に改善されている。この時、符号化時に指定
領域となった星型の部分は、その他の部分よりもより高
画質に復元される。
【0090】これは符号化時に量子化部3において、指
定領域に属する量子化インデックスをシフトアップして
おり、そのためビットプレーン復号の際に、その量子化
インデックスがその他の部分に対し、より早い時点で復
号されるためである。このように指定領域部分が高画質
に復号されるのは、その他の解像度についても同様であ
る。
定領域に属する量子化インデックスをシフトアップして
おり、そのためビットプレーン復号の際に、その量子化
インデックスがその他の部分に対し、より早い時点で復
号されるためである。このように指定領域部分が高画質
に復号されるのは、その他の解像度についても同様であ
る。
【0091】更に、全てのビットプレーンを復号した時
点では、指定領域とその他の部分は画質的に同一である
が、途中の段階で復号を打ち切った場合は、その指定領
域部分がその他の領域よりも高画質に復元された画像が
得られる。
点では、指定領域とその他の部分は画質的に同一である
が、途中の段階で復号を打ち切った場合は、その指定領
域部分がその他の領域よりも高画質に復元された画像が
得られる。
【0092】次にSNRスケーラブルで符号化した場合
の展開について説明する。
の展開について説明する。
【0093】以上述べた手順により画像を復元表示した
際の、画像の表示形態について図14を用いて説明す
る。
際の、画像の表示形態について図14を用いて説明す
る。
【0094】同図(a)は符号列の例を示したものであ
り、基本的な構成は図9に基づいているが、ここでは画
像全体をタイルと設定しており、従って符号列中には唯
1つのタイルヘッダ(TH0)及びビットストリーム
(BS0)が含まれている。このビットストリームBS
0には図に示すように、最も上位のビットプレーン(ビ
ット(S-1))から、下位のビットプレーン(ビット0)に
向かって符号が配置されている。
り、基本的な構成は図9に基づいているが、ここでは画
像全体をタイルと設定しており、従って符号列中には唯
1つのタイルヘッダ(TH0)及びビットストリーム
(BS0)が含まれている。このビットストリームBS
0には図に示すように、最も上位のビットプレーン(ビ
ット(S-1))から、下位のビットプレーン(ビット0)に
向かって符号が配置されている。
【0095】復号装置は、このビットストリームを順次
読みこみ、各ビットプレーンの符号を復号した時点で画
像を表示する。同図(b)において、ビットS−1から
ビットS−2,…,ビット0というように、各ビットプ
レーンの復号処理が進むに従って画質が徐々に改善され
ているが、符号化時に指定領域となった星型の部分はそ
の他の部分よりもより高画質に復元される。
読みこみ、各ビットプレーンの符号を復号した時点で画
像を表示する。同図(b)において、ビットS−1から
ビットS−2,…,ビット0というように、各ビットプ
レーンの復号処理が進むに従って画質が徐々に改善され
ているが、符号化時に指定領域となった星型の部分はそ
の他の部分よりもより高画質に復元される。
【0096】これは上述したように、符号化装置により
符号化時に量子化部3において、指定領域に属する量子
化インデックスをビットシフトアップしているため、ビ
ットプレーン復号の際に、その量子化インデックスがそ
の他の部分に対して、より早い時点で復号されるためで
ある。
符号化時に量子化部3において、指定領域に属する量子
化インデックスをビットシフトアップしているため、ビ
ットプレーン復号の際に、その量子化インデックスがそ
の他の部分に対して、より早い時点で復号されるためで
ある。
【0097】更に、全てのビットプレーンを復号した時
点では指定領域とその他の部分は画質的に同一である
が、途中段階で復号を打ち切った場合は、指定領域の部
分がその他の領域よりも高画質に復元された画像が得ら
れる。
点では指定領域とその他の部分は画質的に同一である
が、途中段階で復号を打ち切った場合は、指定領域の部
分がその他の領域よりも高画質に復元された画像が得ら
れる。
【0098】上述した実施の形態において、エントロピ
復号化部7において復号する下位ビットプレーンを制限
(無視)することにより、受信或いは処理する符号化デ
ータ量を減少させ、結果的に圧縮率を制御することが可
能である。この様にすることにより、必要なデータ量の
符号化データのみから所望の画質の復号画像を得ること
が可能である。また、符号化時の量子化ステップΔが
“1”であり、復号時に全てのビットプレーンが復号さ
れた場合は、その復元された画像が原画像と一致する可
逆符号化・復号を実現することもできる。
復号化部7において復号する下位ビットプレーンを制限
(無視)することにより、受信或いは処理する符号化デ
ータ量を減少させ、結果的に圧縮率を制御することが可
能である。この様にすることにより、必要なデータ量の
符号化データのみから所望の画質の復号画像を得ること
が可能である。また、符号化時の量子化ステップΔが
“1”であり、復号時に全てのビットプレーンが復号さ
れた場合は、その復元された画像が原画像と一致する可
逆符号化・復号を実現することもできる。
【0099】また上記下位ビットプレーンを制限する機
能を利用すると、復号対象となる符号列には、図4に示
した指定領域に相当するビットのみが他領域より多く含
まれていることから、結果的に上記指定領域だけを、低
圧縮率でかつ高画質な画像として符号化した画像データ
を復号したのと同様の効果を奏することができる。
能を利用すると、復号対象となる符号列には、図4に示
した指定領域に相当するビットのみが他領域より多く含
まれていることから、結果的に上記指定領域だけを、低
圧縮率でかつ高画質な画像として符号化した画像データ
を復号したのと同様の効果を奏することができる。
【0100】以下、本発明の実施の形態にかかる特徴事
項を説明する。
項を説明する。
【0101】図15は、本発明の実施の形態に係る画像
処理装置の構成を示すブロック図である。
処理装置の構成を示すブロック図である。
【0102】図において、501は例えば前述の図1に
示すような構成を有するDWTエンコーダ(符号化部)
を示し、新たに入力された画像をDWT変換を用いて符
号化する。但し、画像によっては既にDCT変換のよう
な他の符号化手法で圧縮されている場合があるため、こ
の場合には、上述の復号装置などによって一旦2次元画
像に復号した後、再度、このDWTエンコーダ501に
入力して符号化する。
示すような構成を有するDWTエンコーダ(符号化部)
を示し、新たに入力された画像をDWT変換を用いて符
号化する。但し、画像によっては既にDCT変換のよう
な他の符号化手法で圧縮されている場合があるため、こ
の場合には、上述の復号装置などによって一旦2次元画
像に復号した後、再度、このDWTエンコーダ501に
入力して符号化する。
【0103】こうしてDWTエンコーダ501により符
号化された画像データは、内部バス505を介して装置
内部の図示しない記憶部に記憶されるか、或はネットワ
ーク506を介して図示しない外部の記憶装置に記憶さ
れる。これら記憶される全ての画像のリストは画像ファ
イル管理部502で管理される。
号化された画像データは、内部バス505を介して装置
内部の図示しない記憶部に記憶されるか、或はネットワ
ーク506を介して図示しない外部の記憶装置に記憶さ
れる。これら記憶される全ての画像のリストは画像ファ
イル管理部502で管理される。
【0104】ここで、入力される画像が、例えば医療画
像の場合には、診療の証拠として長期間保存することが
望まれる。いまX線画像を例に挙げると、1枚のX線画
像は10〜20メガバイトの画像データ量を有し、しか
も大きな病院ではそのようなX線画像が1日に1000
枚程も発生する場合が考えられる。従って、このような
画像を長期保存することを考えると、圧縮無しで記憶す
ることは考えられない。しかし撮影直後のX線画像、或
は現在も診療が継続している患者のX線画像を高い圧縮
率で圧縮することは、経過観察で、X線画像の微妙な差
を観察しなければならないことを考えると適切でない。
よって、管理するX線画像のそれぞれに対して適切な圧
縮率を決定し、その決定された圧縮率に従って画像を圧
縮して保存する必要がある。
像の場合には、診療の証拠として長期間保存することが
望まれる。いまX線画像を例に挙げると、1枚のX線画
像は10〜20メガバイトの画像データ量を有し、しか
も大きな病院ではそのようなX線画像が1日に1000
枚程も発生する場合が考えられる。従って、このような
画像を長期保存することを考えると、圧縮無しで記憶す
ることは考えられない。しかし撮影直後のX線画像、或
は現在も診療が継続している患者のX線画像を高い圧縮
率で圧縮することは、経過観察で、X線画像の微妙な差
を観察しなければならないことを考えると適切でない。
よって、管理するX線画像のそれぞれに対して適切な圧
縮率を決定し、その決定された圧縮率に従って画像を圧
縮して保存する必要がある。
【0105】画像ファイル管埋部502は、定期的に、
例えば1日毎、或は1週間ごとに、管埋している画像フ
ァイルの属性をチェックする。この画像ファイルは、内
部バス505を介して装置内部で管理される場合もあれ
ば、ネットワーク506を介して図示しない外部の記憶
装置に記憶されて管理される場合がある。尚、画像ファ
イル管理部502は、この画像ファイルの属性情報が変
更されるか、或は管理されるタイミングで、それぞれの
記憶装置内に管理されている属性ファイルを参照するよ
うにしてもよい。この画像ファイルの属性としては、患
者情報の他に、画像の種類、撮影部位、撮影日からの経
過日数、その画像を参照した診断日からの経過日数、そ
の画像への最終アクセス日からの経過日数(これら経過
日数は時間的要素)、及び現時点での圧縮率などがあ
る。
例えば1日毎、或は1週間ごとに、管埋している画像フ
ァイルの属性をチェックする。この画像ファイルは、内
部バス505を介して装置内部で管理される場合もあれ
ば、ネットワーク506を介して図示しない外部の記憶
装置に記憶されて管理される場合がある。尚、画像ファ
イル管理部502は、この画像ファイルの属性情報が変
更されるか、或は管理されるタイミングで、それぞれの
記憶装置内に管理されている属性ファイルを参照するよ
うにしてもよい。この画像ファイルの属性としては、患
者情報の他に、画像の種類、撮影部位、撮影日からの経
過日数、その画像を参照した診断日からの経過日数、そ
の画像への最終アクセス日からの経過日数(これら経過
日数は時間的要素)、及び現時点での圧縮率などがあ
る。
【0106】このような画像の種類としては、X線画
像、CT画像、MRI画像などが考えられる。CT、M
RI画像は一般的にX線画像より濃度分解能が高い画像
であるため、X線画像よりも圧締率を上げることが可能
である。また撮影部位情報は、X線画像に関する情報と
して有効である。例えば、胸部画像は頭部画像より細か
い情報を含んでいることが多いため圧縮率を上げにくい
という特徴がある。また撮影日からの経過日数、画像診
断日からの経過日数は、その画像の法的な保存義務、病
院の保存期間の指針などを基に、その画像の圧縮率を決
定するデータとなる。
像、CT画像、MRI画像などが考えられる。CT、M
RI画像は一般的にX線画像より濃度分解能が高い画像
であるため、X線画像よりも圧締率を上げることが可能
である。また撮影部位情報は、X線画像に関する情報と
して有効である。例えば、胸部画像は頭部画像より細か
い情報を含んでいることが多いため圧縮率を上げにくい
という特徴がある。また撮影日からの経過日数、画像診
断日からの経過日数は、その画像の法的な保存義務、病
院の保存期間の指針などを基に、その画像の圧縮率を決
定するデータとなる。
【0107】以上の基準を基に、その画像の圧縮率が一
次的に決定されるが、その画像への最終アクセス日から
の経過日数、及び患者の通院状態等に基づいて、最終的
な圧縮率が決定される。例えば、7年前等といった非常
に古い画像の場合には、撮影日等に基づく一次的な決定
により約50%程度の圧縮率で良いと判断されるが、そ
の患者が現在もなお、その疾患により通院中であれば、
その画像の圧縮率を20%程度に抑えるように最終的に
決定される。
次的に決定されるが、その画像への最終アクセス日から
の経過日数、及び患者の通院状態等に基づいて、最終的
な圧縮率が決定される。例えば、7年前等といった非常
に古い画像の場合には、撮影日等に基づく一次的な決定
により約50%程度の圧縮率で良いと判断されるが、そ
の患者が現在もなお、その疾患により通院中であれば、
その画像の圧縮率を20%程度に抑えるように最終的に
決定される。
【0108】こうして画像ファイル管理部502によ
り、その画像の圧縮率が最終的に決定され、その圧縮率
が現在の画像ファイルの圧縮率と比較され、圧縮率を上
げる必要のある画像ファイルは、画像ファイル入力部5
04により画像が取り込まれる、或は、その画像が外部
機器から入力される場合は、その画像が外部機器から転
送されるという形式でもよい。これと同時に、最終的に
決定された圧縮率は、圧縮決定部503に転送され、圧
縮率変更部507に提示される。
り、その画像の圧縮率が最終的に決定され、その圧縮率
が現在の画像ファイルの圧縮率と比較され、圧縮率を上
げる必要のある画像ファイルは、画像ファイル入力部5
04により画像が取り込まれる、或は、その画像が外部
機器から入力される場合は、その画像が外部機器から転
送されるという形式でもよい。これと同時に、最終的に
決定された圧縮率は、圧縮決定部503に転送され、圧
縮率変更部507に提示される。
【0109】圧縮率変更手段507では、入力された画
像ファイルを解析して、目標圧縮率になるようにビット
ストリームの切り取り量を計算する。ここで関心領域が
設定されている画像に関して、符号ビットストリームの
削除方法に関してのべる。
像ファイルを解析して、目標圧縮率になるようにビット
ストリームの切り取り量を計算する。ここで関心領域が
設定されている画像に関して、符号ビットストリームの
削除方法に関してのべる。
【0110】ここで前述の図3(a)の星型の部分を関
心領域とすると、この関心領域はサブバンド毎に設定さ
れている。また、この関心領域は符号化される前に図3
(b)から図3(c)で示すようなビットシフトが行わ
れる。即ち、図3(c)では、3ビットのビットシフト
がグレイで示した関心領域に対して行われている。
心領域とすると、この関心領域はサブバンド毎に設定さ
れている。また、この関心領域は符号化される前に図3
(b)から図3(c)で示すようなビットシフトが行わ
れる。即ち、図3(c)では、3ビットのビットシフト
がグレイで示した関心領域に対して行われている。
【0111】図3(c)で示した非関心領域の符号にお
いて、下位の2ビットのビットプレーンを削除すれば、
最も右側のブロック(図7の「+3」に相当)に関して
は非関心領域の符号を完全に無くすことができる。しか
し、左側(図7の「+13」に相当)と中央(図7の
「−6」に相当)のブロックに関しては、非関心領域の
符号を完全に削除できない。
いて、下位の2ビットのビットプレーンを削除すれば、
最も右側のブロック(図7の「+3」に相当)に関して
は非関心領域の符号を完全に無くすことができる。しか
し、左側(図7の「+13」に相当)と中央(図7の
「−6」に相当)のブロックに関しては、非関心領域の
符号を完全に削除できない。
【0112】図16は、図15の圧縮率変更部507に
おいて、画像ファイルの画像データの圧縮率を目標とす
る圧縮率にまで、どのようにして到達させるかを説明す
るためのフローチャートである。
おいて、画像ファイルの画像データの圧縮率を目標とす
る圧縮率にまで、どのようにして到達させるかを説明す
るためのフローチャートである。
【0113】まずステップS11では、図3(c)を参
照して説明したように、低ビットプレーンの削除のみで
目標とする圧縮率に到達できるかどうかを判定し、到達
できる場合はステップS12に進み、低ビットプレーン
の削除を行う。
照して説明したように、低ビットプレーンの削除のみで
目標とする圧縮率に到達できるかどうかを判定し、到達
できる場合はステップS12に進み、低ビットプレーン
の削除を行う。
【0114】一方、低ビットプレーンの削除のみでは目
標とする圧縮率に到達できない場合にはステップS13
に進み、その圧縮されている画像データをエントロピ復
号して、その復号した画像データの関心領域の画像デー
タをビットシフトする(ステップS14)。
標とする圧縮率に到達できない場合にはステップS13
に進み、その圧縮されている画像データをエントロピ復
号して、その復号した画像データの関心領域の画像デー
タをビットシフトする(ステップS14)。
【0115】例えば前述の図3(c)の例に基づいて説
明すると、こんどは関心領域の相当する画像データを3
ビットシフトして、ビットプレーンを3ビットシフトす
れば、前述の例(2ビットシフト)の場合に比べて、圧
縮率がより上昇することになる。但し、目標となる圧縮
率を得るために、関心領域のビットシフト量が元の画像
データのビット量より大きくなる場合は、その画像デー
タの非関心領域は全く符号化されないといことを意味す
る。こうしてビットシフトして画像データを、前述の図
1に示す符号化装置で符号化する(ステップS15)。
そして、このビットシフト後の符号化結果から低ビット
プレーンを削除することにより、目標とする圧縮率が得
られるかどうかをステップS16で判定し、目標とする
圧縮率が得られる場合には処理を終了する。
明すると、こんどは関心領域の相当する画像データを3
ビットシフトして、ビットプレーンを3ビットシフトす
れば、前述の例(2ビットシフト)の場合に比べて、圧
縮率がより上昇することになる。但し、目標となる圧縮
率を得るために、関心領域のビットシフト量が元の画像
データのビット量より大きくなる場合は、その画像デー
タの非関心領域は全く符号化されないといことを意味す
る。こうしてビットシフトして画像データを、前述の図
1に示す符号化装置で符号化する(ステップS15)。
そして、このビットシフト後の符号化結果から低ビット
プレーンを削除することにより、目標とする圧縮率が得
られるかどうかをステップS16で判定し、目標とする
圧縮率が得られる場合には処理を終了する。
【0116】しかし、非関心領域の符号化を全く行わな
くても目標の圧縮率に到達しない場合がある。この場合
はステップS16からステップS17に進み、ステップ
S18或はS19で、関心領域に対応するビットプレー
ンの削除、或は、サブバンドを削除することにより、更
に圧縮率を高めることができる。このとき削除されるサ
ブバンドは、高周波成分が最初に削除される。但し、こ
こでのデータ圧縮は、ビットストリームを削除すること
によって実現できる。このようなビットストリームの削
除は、分解能スケーラビリティとSNRスケーラビリテ
ィの符号化手法により異なる。
くても目標の圧縮率に到達しない場合がある。この場合
はステップS16からステップS17に進み、ステップ
S18或はS19で、関心領域に対応するビットプレー
ンの削除、或は、サブバンドを削除することにより、更
に圧縮率を高めることができる。このとき削除されるサ
ブバンドは、高周波成分が最初に削除される。但し、こ
こでのデータ圧縮は、ビットストリームを削除すること
によって実現できる。このようなビットストリームの削
除は、分解能スケーラビリティとSNRスケーラビリテ
ィの符号化手法により異なる。
【0117】分解能スケーラビリティは、画像の転送、
読み出しの際に最初に小さい画像をいち早く表示して、
順次転送やファイルの読み込みとともに大きな画像を表
示するようにするものである。この例は前述の図13に
示されている。
読み出しの際に最初に小さい画像をいち早く表示して、
順次転送やファイルの読み込みとともに大きな画像を表
示するようにするものである。この例は前述の図13に
示されている。
【0118】この場合、符号化は図13(a)に示すよ
うに、サブバンド単位に符号化されているので、圧縮率
を上げるためにはステップS18で、例えば最も高域の
サブバンドHH1の情報を削除すればよい。更には、サ
ブバンドHH1の削除を行うと圧縮率が高くなりすぎる
場合は、そのサブバンドHH1内ではビットプレーン毎
に符号化されているので、最も低レベルのビットプレー
ン(ビットプレーン0)から削除していけばよい。
うに、サブバンド単位に符号化されているので、圧縮率
を上げるためにはステップS18で、例えば最も高域の
サブバンドHH1の情報を削除すればよい。更には、サ
ブバンドHH1の削除を行うと圧縮率が高くなりすぎる
場合は、そのサブバンドHH1内ではビットプレーン毎
に符号化されているので、最も低レベルのビットプレー
ン(ビットプレーン0)から削除していけばよい。
【0119】次にSNRスケーラビリティの場合につい
て説明する。
て説明する。
【0120】このSNRスケーラビリティでは、画像は
転送、或は読出しとともにSNRの良い画像が表示され
るように符号化される。その例を前述の図14に例にし
て説明する。図14(a)に示すように、この方法では
ビットプレーン単位で符号化されているので、より圧縮
率を上げるためには、下位のビットプレーン(ビット
0)からビットプレーン単位で削除するのが簡単であ
る。図14(a)では、ビット0が最も低レベルのビッ
トプレーンである。しかし、この場合もビット0のプレ
ーン全体を削除すると圧縮率が上がりすぎる場合には、
ビット0のプレーン内でも高周波のサブバンドに相当す
るビットプレーンから削除すると、計算量を減らして圧
縮率を容易に上げることができる。
転送、或は読出しとともにSNRの良い画像が表示され
るように符号化される。その例を前述の図14に例にし
て説明する。図14(a)に示すように、この方法では
ビットプレーン単位で符号化されているので、より圧縮
率を上げるためには、下位のビットプレーン(ビット
0)からビットプレーン単位で削除するのが簡単であ
る。図14(a)では、ビット0が最も低レベルのビッ
トプレーンである。しかし、この場合もビット0のプレ
ーン全体を削除すると圧縮率が上がりすぎる場合には、
ビット0のプレーン内でも高周波のサブバンドに相当す
るビットプレーンから削除すると、計算量を減らして圧
縮率を容易に上げることができる。
【0121】以上の説明では、分解能スケーラビリテ
ィ、SNRスケーラビリティのそれぞれに対してビット
ストリームの削除方法を限定したが、本発明はこれに限
定されるものでなく、例えば分解能スケーラビリティに
おいてビットプレーンの順に削除したり、またSNRス
ケーラビリティにおいて、サブバンド順に削除すること
も可能である。しかしこのような方法は、前述の方法よ
りは多くの演算量を要するので、特に大きな画像の場合
は問題となる。
ィ、SNRスケーラビリティのそれぞれに対してビット
ストリームの削除方法を限定したが、本発明はこれに限
定されるものでなく、例えば分解能スケーラビリティに
おいてビットプレーンの順に削除したり、またSNRス
ケーラビリティにおいて、サブバンド順に削除すること
も可能である。しかしこのような方法は、前述の方法よ
りは多くの演算量を要するので、特に大きな画像の場合
は問題となる。
【0122】このようにして圧縮率変更部507で目標
の圧縮率となるように圧縮された画像データは、画像フ
ァイル出力部508から図示しない記憶装置等に出力さ
れる。尚、ネットワーク506に出力する場合は、外部
記憶装置から画像を取りにくることも考えられる。
の圧縮率となるように圧縮された画像データは、画像フ
ァイル出力部508から図示しない記憶装置等に出力さ
れる。尚、ネットワーク506に出力する場合は、外部
記憶装置から画像を取りにくることも考えられる。
【0123】DWTデコーダ509により、DWT圧縮
された画像データを復号し、その復号した画像データを
画像表示部510に出力して表示し、その内容を確認す
ることができる。DWTデコーダ509は、前述の図1
0の復号装置に対応している。次に、画像表示部510
における画像表示について説明する。圧縮率変更部50
7により非関心領域の符号が全て削除された画像では、
非関心領域において、どのような画素値を与えるかが問
題になる。ここでは、そのX線画像を基に医師が診断す
る際、その医師の目になるベく不必要な光が入らないよ
うに低輝度となる画素値、或は高濃度になるような画素
値を出力する。例を示せば、前述の図4(A)で、照射
領域401から関心領域402を除いた部分は、もとも
と黒く表示されているが、符号化される場合は画素値情
報がなくなるので、その部分に低輝度、或は高濃度の画
素値を割り当てると良い。
された画像データを復号し、その復号した画像データを
画像表示部510に出力して表示し、その内容を確認す
ることができる。DWTデコーダ509は、前述の図1
0の復号装置に対応している。次に、画像表示部510
における画像表示について説明する。圧縮率変更部50
7により非関心領域の符号が全て削除された画像では、
非関心領域において、どのような画素値を与えるかが問
題になる。ここでは、そのX線画像を基に医師が診断す
る際、その医師の目になるベく不必要な光が入らないよ
うに低輝度となる画素値、或は高濃度になるような画素
値を出力する。例を示せば、前述の図4(A)で、照射
領域401から関心領域402を除いた部分は、もとも
と黒く表示されているが、符号化される場合は画素値情
報がなくなるので、その部分に低輝度、或は高濃度の画
素値を割り当てると良い。
【0124】他方、画像表示部510に非関心領域の画
素値を決定させるのでなく、その非関心領域に対応する
ビットストリームを完全に削除する場合は、その非関心
領域の画素値を予め決定して付加した画像ファイルを作
成することもできる。
素値を決定させるのでなく、その非関心領域に対応する
ビットストリームを完全に削除する場合は、その非関心
領域の画素値を予め決定して付加した画像ファイルを作
成することもできる。
【0125】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
トコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0126】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読み出し実行することによっても達成され
る。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコ
ード自体が前述した実施形態の機能を実現することにな
り、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明
を構成することになる。また、コンピュータが読み出し
たプログラムコードを実行することにより、前述した実
施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラム
コードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働している
オペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部
または全部を行い、その処理によって前述した実施形態
の機能が実現される場合も含まれる。
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるい
は装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュ
ータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読み出し実行することによっても達成され
る。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコ
ード自体が前述した実施形態の機能を実現することにな
り、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明
を構成することになる。また、コンピュータが読み出し
たプログラムコードを実行することにより、前述した実
施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラム
コードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働している
オペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部
または全部を行い、その処理によって前述した実施形態
の機能が実現される場合も含まれる。
【0127】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれる。
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれる。
【0128】以上説明したように本実施の形態によれ
ば、DWT変換を使用した符号化に関して、簡単な方法
で画像の圧縮率を高めることができる画像処理方法及び
その装置を提案した。尚、本実施の形態では、符号化に
際して、離散ウェーブレット変換を使用する場合で説明
したが、本発明はこれに限定されるものでなく、その他
の直交変換等を使用しても良い。また、画像の関心領域
は自動的に検出しなくても、例えばオペレータ等により
指示されても良い。
ば、DWT変換を使用した符号化に関して、簡単な方法
で画像の圧縮率を高めることができる画像処理方法及び
その装置を提案した。尚、本実施の形態では、符号化に
際して、離散ウェーブレット変換を使用する場合で説明
したが、本発明はこれに限定されるものでなく、その他
の直交変換等を使用しても良い。また、画像の関心領域
は自動的に検出しなくても、例えばオペレータ等により
指示されても良い。
【0129】本実施の形態によれば、画像データにおけ
る非関心領域の圧縮率を高めるか、或は非関心領域の符
号を削除することを優先して圧縮率を上げるようにして
いるので、関心領域の画質を優先的に保存させながら画
像データを圧縮することが可能になった。
る非関心領域の圧縮率を高めるか、或は非関心領域の符
号を削除することを優先して圧縮率を上げるようにして
いるので、関心領域の画質を優先的に保存させながら画
像データを圧縮することが可能になった。
【0130】また、X画像における非関心領域の画素を
低輝度或は高濃度で表示することにより、医師等が関心
領域に注目しやすくして、そのX線画像を使用して診断
し易くできるという効果がある。
低輝度或は高濃度で表示することにより、医師等が関心
領域に注目しやすくして、そのX線画像を使用して診断
し易くできるという効果がある。
【0131】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、符
号化された画像データの圧縮率を容易に変更して所望の
圧縮率の画像データを得ることができる。
号化された画像データの圧縮率を容易に変更して所望の
圧縮率の画像データを得ることができる。
【0132】また本発明によれば、DWT変換による符
号の特徴であるサブバンド単位或はビットプレーン単位
で非関心領域、又は非関心領域及び関心領域の符号を削
除することにより、画像データの圧縮率を所望の圧縮率
に変更できる。
号の特徴であるサブバンド単位或はビットプレーン単位
で非関心領域、又は非関心領域及び関心領域の符号を削
除することにより、画像データの圧縮率を所望の圧縮率
に変更できる。
【0133】また本発明によれば、画像の非関心領域の
符号を優先的に削除することにより、その関心領域を低
圧縮率として高画質に符号化できるという効果がある。
符号を優先的に削除することにより、その関心領域を低
圧縮率として高画質に符号化できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像符号化装置の構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図2】本実施の形態に係るウェーブレット変換部の構
成及びその変換により得られるサブバンドを説明する図
である。
成及びその変換により得られるサブバンドを説明する図
である。
【図3】画像中の関心領域(指定領域)の変換と、その
領域の画像データのビットシフトを説明する図である。
領域の画像データのビットシフトを説明する図である。
【図4】本実施の形態に係るX線画像の照射領域におけ
る関心領域の抽出例を説明する図である。
る関心領域の抽出例を説明する図である。
【図5】本実施の形態に係るX線画像の照射領域におけ
る関心領域の抽出例を説明する図である。
る関心領域の抽出例を説明する図である。
【図6】本実施の形態に係るX線画像の照射領域におけ
る関心領域の抽出例を説明する図である。
る関心領域の抽出例を説明する図である。
【図7】本実施の形態におけるエントロピ符号化部の動
作を説明する図である。
作を説明する図である。
【図8】空間スケーラビリティにより生成され出力され
る符号列の構成を表した概略図である。
る符号列の構成を表した概略図である。
【図9】SNRスケーラブルの時に生成され出力される
符号列の構成を説明する概略図である。
符号列の構成を説明する概略図である。
【図10】本実施の形態に係る画像復号装置の構成を表
すブロック図である。
すブロック図である。
【図11】本実施の形態のエントロピ復号化部によるビ
ットプレーンとビットプレーン毎の復号順を説明する図
である。
ットプレーンとビットプレーン毎の復号順を説明する図
である。
【図12】本実施の形態のウェーブレット復号部の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図13】空間スケーラビリティの場合の符号列の例
と、それを復号する際の、各サブバンドと、それに対応
して表示される画像の大きさと、各サブバンドの符号列
を復号するのに伴う再生画像の変化を説明する図であ
る。
と、それを復号する際の、各サブバンドと、それに対応
して表示される画像の大きさと、各サブバンドの符号列
を復号するのに伴う再生画像の変化を説明する図であ
る。
【図14】SNRスケーラビリティの場合の符号列の例
と、その復号処理を説明する図である。
と、その復号処理を説明する図である。
【図15】本発明の実施の形態に係る画像処理装置の機
能構成を示すブロック図である。
能構成を示すブロック図である。
【図16】本発明の実施の形態に係る画像処理装置にお
ける画像の圧縮率の更新処理を示すフローチャートであ
る。
ける画像の圧縮率の更新処理を示すフローチャートであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/21 A61B 5/05 390 7/30 H04N 7/133 Z
Claims (21)
- 【請求項1】 圧縮された画像データを含む画像ファイ
ルを入力する入力手段と、 前記入力手段により入力された画像データにおける非関
心領域の符号を削除して前記画像データの圧縮率を変更
する圧縮率変更手段と、を有することを特徴とする画像
処理装置。 - 【請求項2】 前記圧縮率変更手段は時間的要素に応じ
て前記画像データの圧縮率を変更することを特徴とする
請求項1に記載の画像処理装置。 - 【請求項3】 圧縮された画像データを含む画像ファイ
ルを入力する入力手段と、 前記入力手段により入力された画像データにおける非関
心領域の符号を削除して前記画像データの圧縮率を変更
する第1の圧縮率変更手段と、 前記入力手段により入力された画像データにおける関心
領域の符号を削除して前記画像データの圧縮率を変更す
る第2の圧縮率変更手段と、を有することを特徴とする
画像処理装置。 - 【請求項4】 前記第1或は第2の圧縮率変更手段によ
り変更される圧縮率は、前記画像ファイルの有する属性
情報に基づいて決定され、前記画像データがX線画像で
ある場合、前記属性情報は少なくとも、画像の種類、撮
影部位、画像撮影日からの経過日数、前記X線画像を参
照した診断日からの経過日数、最終アクセス日からの経
過日数、患者の通院状態に関する情報のいずれかを含む
ことを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。 - 【請求項5】 前記第1の圧縮率変更手段は、前記画像
データの低ビットプレーンのデータを削除することを特
徴とする請求項3又は4に記載の画像処理装置。 - 【請求項6】 前記第2の圧縮率変更手段は、前記画像
データが分解能スケラーブル符号化されている場合に
は、高周波のサブバンドのビットプレーンのデータを削
除し、前記画像データがSNRスケラーブル符号化され
ている場合には、低レベルのビットプレーンのデータを
削除することを特徴とする請求項3又は4に記載の画像
処理装置。 - 【請求項7】 入力したX線画像の関心領域を抽出する
関心領域抽出手段と、 前記X線画像を離散ウェーブレット変換を用いて変換す
る画像変換手段と、 前記画像変換手段で得られた係数の内、前記関心領域に
相当する係数の値をビットシフトアップするビットシフ
ト手段と、 前記ビットシフト手段によりシフトアップされた係数及
び非関心領域に属する係数を圧縮する圧縮手段と、を更
に有することを特徴とする請求項3乃至6のいずれか1
項に記載の画像処理装置。 - 【請求項8】 前記属性情報に基づいて前記圧縮率を変
更するか否かを判定する判定手段を更に有し、 前記第1及び第2の圧縮率変更手段は、前記判定手段に
よる判定結果に基づいて圧縮率を変更することを特徴と
する請求項4に記載の画像処理装置。 - 【請求項9】 前記画像ファイルの画像データを復号す
る復号手段を更に有し、 前記復号手段により復号された画像データの前記非関心
領域に対応する画素値を低輝度或は高濃度で出力、又は
表示する出力制御手段を更に有することを特徴とする請
求項3乃至8のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 【請求項10】 前記関心領域抽出手段は、 X線画像を入力して前記X線画像の照射領域と素抜け領
域とを抽出し、前記照射領域を画像全体とし当該画像全
体から前記素抜け領域を差し引いた領域を関心領域とし
て抽出することを特徴とする請求項7に記載の画像処理
装置。 - 【請求項11】 圧縮された画像データを含む画像ファ
イルを入力する入力工程と、 前記入力工程で入力された画像データにおける非関心領
域の符号を削除して前記画像データの圧縮率を変更する
圧縮率変更工程と、を有することを特徴とする画像処理
方法。 - 【請求項12】 前記圧縮率変更工程では、時間的要素
に応じて前記画像データの圧縮率を変更することを特徴
とする請求項11に記載の画像処理方法。 - 【請求項13】 圧縮された画像データを含む画像ファ
イルを入力する入力工程と、 前記入力工程で入力された画像データにおける非関心領
域の符号を削除して前記画像データの圧縮率を変更する
第1の圧縮率変更工程と、 前記入力工程で入力された画像データにおける関心領域
の符号を削除して前記画像データの圧縮率を変更する第
2の圧縮率変更工程と、を有することを特徴とする画像
処理方法。 - 【請求項14】 前記第1或は第2の圧縮率変更工程で
変更される圧縮率は、前記画像ファイルの有する属性情
報に基づいて決定され、前記画像データがX線画像であ
る場合、前記属性情報は少なくとも、画像の種類、撮影
部位、画像撮影日からの経過日数、前記X線画像を参照
した診断日からの経過日数、最終アクセス日からの経過
日数、患者の通院状態に関する情報のいずれかを含むこ
とを特徴とする請求項13に記載の画像処理方法。 - 【請求項15】 前記第1の圧縮率変更工程では、前記
画像データの低ビットプレーンのデータを削除すること
を特徴とする請求項13又は14に記載の画像処理方
法。 - 【請求項16】 前記第2の圧縮率変更工程では、前記
画像データが分解能スケラーブル符号化されている場合
には、高周波のサブバンドのビットプレーンのデータを
削除し、前記画像データがSNRスケラーブル符号化さ
れている場合には、低レベルのビットプレーンのデータ
を削除することを特徴とする請求項13又は14に記載
の画像処理方法。 - 【請求項17】 入力したX線画像の関心領域を抽出
する関心領域抽出工程と、 前記X線画像を離散ウェーブレット変換を用いて変換す
る画像変換工程と、 前記画像変換工程で得られた係数の内、前記関心領域に
相当する係数の値をビットシフトアップするビットシフ
ト工程と、 前記ビットシフト工程でシフトアップされた係数及び非
関心領域に属する係数を圧縮する圧縮工程と、を更に有
することを特徴とする請求項13乃至16のいずれか1
項に記載の画像処理方法。 - 【請求項18】 前記属性情報に基づいて前記圧縮率を
変更するか否かを判定する判定工程を更に有し、 前記第1及び第2の圧縮率変更工程では、前記判定工程
による判定結果に基づいて圧縮率を変更することを特徴
とする請求項14に記載の画像処理方法。 - 【請求項19】 前記画像ファイルの画像データを復号
する復号工程を更に有し、 前記復号工程で復号された画像データの前記非関心領域
に対応する画素値を低輝度或は高濃度で出力、又は表示
する出力制御工程を更に有することを特徴とする請求項
13乃至18のいずれか1項に記載の画像処理方法。 - 【請求項20】 前記関心領域抽出工程では、 X線画像を入力して前記X線画像の照射領域と素抜け領
域とを抽出し、前記照射領域を画像全体とし当該画像全
体から前記素抜け領域を差し引いた領域を関心領域とし
て抽出することを特徴とする請求項17に記載の画像処
理方法。 - 【請求項21】 請求項13乃至20のいずれか1項に
記載の画像処理方法を実行するプログラムを記憶した、
コンピュータにより読取り可能な記憶媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000342344A JP2001218062A (ja) | 1999-11-11 | 2000-11-09 | 画像処理装置及び方法と記憶媒体 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32121199 | 1999-11-11 | ||
| JP11-321211 | 1999-11-11 | ||
| JP2000342344A JP2001218062A (ja) | 1999-11-11 | 2000-11-09 | 画像処理装置及び方法と記憶媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001218062A true JP2001218062A (ja) | 2001-08-10 |
Family
ID=26570405
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000342344A Withdrawn JP2001218062A (ja) | 1999-11-11 | 2000-11-09 | 画像処理装置及び方法と記憶媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001218062A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003174645A (ja) * | 2001-11-30 | 2003-06-20 | Inst For Information Industry | ビデオ画像のウェーブレット変換処理方法 |
| JP2006166413A (ja) * | 2004-12-02 | 2006-06-22 | Mitsubishi Electric Research Laboratories Inc | スケーラブルな画像トランスコーディング方法 |
| JP2006203409A (ja) * | 2005-01-19 | 2006-08-03 | Megachips Lsi Solutions Inc | 圧縮符号化装置、圧縮符号化方法およびプログラム |
| US7315652B2 (en) | 2002-10-09 | 2008-01-01 | Konica Minolta Business Technologies, Inc. | Image processing apparatus |
| US7315651B2 (en) | 2002-07-23 | 2008-01-01 | Ricoh Company, Ltd. | Image recording apparatus and image data selection method |
| US7319792B2 (en) | 2002-09-19 | 2008-01-15 | Ricoh Company, Ltd. | Image processing device |
| JP2008229341A (ja) * | 2007-03-19 | 2008-10-02 | General Electric Co <Ge> | 内容に基づいて圧縮された画像の処理 |
| JP2009243978A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-22 | Sysmex Corp | 試料分析装置及びコンピュータプログラム |
| JP7578566B2 (ja) | 2020-09-08 | 2024-11-06 | アクシス アーベー | 画像フレームをイントラコードするための方法およびデバイス |
-
2000
- 2000-11-09 JP JP2000342344A patent/JP2001218062A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP7578566B2 (ja) | 2020-09-08 | 2024-11-06 | アクシス アーベー | 画像フレームをイントラコードするための方法およびデバイス |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080205 |