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JP2001206013A - 空気入りタイヤ - Google Patents

空気入りタイヤ

Info

Publication number
JP2001206013A
JP2001206013A JP2000016509A JP2000016509A JP2001206013A JP 2001206013 A JP2001206013 A JP 2001206013A JP 2000016509 A JP2000016509 A JP 2000016509A JP 2000016509 A JP2000016509 A JP 2000016509A JP 2001206013 A JP2001206013 A JP 2001206013A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber
tire
dynamic storage
rubber layer
tread
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000016509A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Yokoyama
英樹 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP2000016509A priority Critical patent/JP2001206013A/ja
Publication of JP2001206013A publication Critical patent/JP2001206013A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C11/00Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
    • B60C11/0041Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts comprising different tread rubber layers
    • B60C11/005Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts comprising different tread rubber layers with cap and base layers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
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    • B60C11/0041Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts comprising different tread rubber layers
    • B60C11/005Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts comprising different tread rubber layers with cap and base layers
    • B60C11/0058Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts comprising different tread rubber layers with cap and base layers with different cap rubber layers in the axial direction
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
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    • B60C11/005Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts comprising different tread rubber layers with cap and base layers
    • B60C11/0075Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts comprising different tread rubber layers with cap and base layers with different base rubber layers in the axial direction
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/80Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
    • Y02T10/86Optimisation of rolling resistance, e.g. weight reduction 

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tires In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 転がり抵抗性能、車内音(R/N)性能及び
直進操縦安定性能の3性能を同時に向上させた空気入り
タイヤを提供する。 【解決手段】 トレッドゴムはタイヤ赤道面を挟む中央
領域ゴムとそれに連なる別種の両側領域ゴムとを有し、
両側領域ゴムは外方のゴム層と内方の別種ゴム層との複
合ゴム層構成を有し、中央領域ゴムの動的貯蔵弾性率E
A ′は外方ゴム層の動的貯蔵弾性率EB ′より大きな値
を有し、内方ゴム層はtanδが0.1以下の物性を有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空気入りタイ
ヤ、より詳細には乗用車や小型トラックなどの比較的小
型車両の使途に供する空気入りラジアルタイヤに関し、
特に、転がり抵抗性能、車内音(ロードノイズ、以下R
/Nという)及び直進操縦安定性能を向上させた空気入
りタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】冒頭にて述べた小型車両に用いる空気入
りタイヤには、転がり抵抗性能、車内音(R/N)、直
進操縦安定性能などの諸性能がいずれも優れたレベルに
あることが要求される。よって、従来、これらの諸性能
向上手段が数多く提案されている。
【0003】例えば、転がり抵抗性能向上手段、すなわ
ち低転がり抵抗化手段として、トレッドゴムに、いわゆ
るキャップ/ベース構造を適用する手段が良く知られて
いる。この構造は、トレッドゴムを2層化し、外層のキ
ャップゴムにウエット性能や牽引性能に優れる、比較的
tanδの値が大きいゴムを適用し、内層のベースゴム
にヒステリシスロスが小さい、比較的tanδの値が小
さい、例えば60℃でtanδが0.1以下のゴムを充
当するものである。
【0004】このキャップ/ベース構造のトレッドゴム
を備えるタイヤは、それなりに低転がり抵抗化に寄与し
ているのは事実である。しかし、十分な低転がり抵抗性
能を実現するためのベースゴムは、せん断剛性が低く、
その結果、トレッド部の踏面で受けるグリップ力をベル
トに伝達するとき時間遅れが生じ、直進操縦安定性能、
特に、微小操舵角での操舵性能が低下する不具合をもた
らす。
【0005】上記のキャップ/ベース構造はトレッド部
全幅にわたるものであり、これ以外に、トレッド部中央
領域を除く部両側領域のトレッドゴム部分にのみキャッ
プ/ベース構造を適用する手段も知られている。この別
構造は、転がり抵抗はトレッド部のショルダ領域の寄与
率が高いことから提案されたものである。
【0006】また、車内音(R/N)の低減手段には、
例えば、前述のキャップゴムに硬度が低いゴム、乃至は
動的貯蔵弾性率E′が小さい、例えば、30℃でE′が
11MPa以下のゴムを適用することが提案されてい
る。しかし、キャップゴムを用いても、依然ベースゴム
の前述した力の伝達遅れの問題を抱えている。この問題
解決のため、キャップゴムに高硬度ゴム、乃至高動的貯
蔵弾性率E′ゴムを適用すれば、振動乗心地性能や転が
り抵抗性能が低下する問題が生じる。
【0007】他の車内音(R/N)の低減手段として、
ベルトの両側端部の外方を別途の一対の補強コード層に
より覆い、ベルト両側端部を強化する構造が提案され、
この構造は車内音(R/N)低減に有効であることが知
られている。しかし、この種の強化ベルト構造は、ベル
ト中央部の剛性が両側部の剛性に比しより小さくなるた
め、直進操縦安定性能が低下するという問題を伴う。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上詳述したように、
従来技術では、転がり抵抗性能、車内音(R/N)及び
直進操縦安定性能のうちの一性能を向上させようとすれ
ば、残余の性能の低下が余儀なくされるという問題が生
じ、今日、この問題を全面解決する手段が望まれてい
る。
【0009】従って、この発明の請求項1〜6に記載し
た発明は、特に、冒頭で述べた比較的小型車両の空気入
りタイヤに関し、転がり抵抗性能、車内音(R/N)及
び直進操縦安定性能の3性能を同時に向上させることが
できる空気入りタイヤを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の請求項1に記載した発明は、トレッド部
と、その両側に連なる一対のサイドウォール部及び一対
のビード部とを有し、これら各部をビード部内に埋設し
たビードコア相互間にわたり補強するラジアルカーカス
と、該ラジアルカーカスの外周でトレッド部を強化する
ベルトとを備え、トレッド部は複数種のゴム組成物から
構成するトレッドゴムを有する空気入りタイヤにおい
て、トレッドゴムは、タイヤ赤道面を挟む中央領域ゴム
と、該ゴムに連なる別種の両側領域ゴムとを有し、該両
側領域ゴムは、タイヤ半径方向外方のゴム層と、その内
方の別種ゴム層との複合ゴム層構成を有し、温度30
℃、周波数50Hz及び動的ひずみ1%の試験条件の下
で、中央領域ゴムの動的貯蔵弾性率EA ′は、両側領域
の外方ゴム層の動的貯蔵弾性率EB ′に比しより大きな
値を有し、両側領域の内方ゴム層は、温度60℃、周波
数50Hz及び動的ひずみ1%の試験条件におけるta
nδが0.1以下である物性を有することを特徴とする
空気入りタイヤである。
【0011】ここに、上記動的貯蔵弾性率EA ′、E
B ′及びtanδは、JIS K 7198(1991)の試験方法に記
載された方法に従い求める値である。以下に述べる動的
貯蔵弾性率EC ′についても同じである。
【0012】請求項1に記載した発明に関し、請求項2
に記載した発明のように、上記の動的貯蔵弾性率の試験
条件下にて、両側領域の外方ゴム層の動的貯蔵弾性率E
B ′は、内方ゴム層の動的貯蔵弾性率EC ′に比しより
大きな値を有する。
【0013】請求項1、2に記載した発明に関し、請求
項3に記載した発明のように、上記の動的貯蔵弾性率の
試験条件下にて、中央領域ゴムは12MPa以上の動的
貯蔵弾性率EA ′を有し、両側領域の外方ゴム層は11
MPa以下の動的貯蔵弾性率EB ′を有する。
【0014】請求項1〜3に記載した発明に関し、請求
項4に記載した発明のように、両側領域のトレッドゴム
ゲージに対し、外方ゴム層は60〜90%の範囲内のゲ
ージを占め、内方ゴム層は10〜40%の範囲内のゲー
ジを占め、請求項1〜4に記載した発明に関し、請求項
5に記載した発明のように、中央領域ゴムは、トレッド
部の接地幅の10〜20%の範囲内のトレッド部幅を有
する。ここに、接地幅とは、JATMA YEAR BOOK(1999) 、
一般情報の章、用語の定義に記載した接地幅に従うもの
とし、ただし、記載内容中の規定の空気圧は、最大負荷
能力に対応する最高空気圧とし、規定の質量は最大負荷
能力とする。以下同じである。
【0015】また、請求項1に記載した発明に関し、請
求項6に記載した発明のように、ベルトは、2層以上の
コード交差層と、該コード交差層の両側端部をタイヤ半
径方向外方より覆う一対以上のトレッド部周方向配列有
機繊維コード層とを有する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
1に基づき説明する。図1は、この発明の空気入りタイ
ヤの断面図である。図1において、空気入りタイヤ(以
下タイヤという)1は、トレッド部2と、その両側に連
なる一対のサイドウォール部3及び一対のビード部4と
を有する。
【0017】また、タイヤ1は、ビード部4内に埋設し
たビードコア5相互間にわたり延びる1プライ以上、図
示例は1プライのラジアルカーカス6と、ラジアルカー
カス6の外周にベルト7とを有する。ラジアルカーカス
6は上記各部2〜4を補強し、ベルト7はトレッド部2
を強化する。ラジアルカーカス6は、ナイロンコード、
ポリエステルコード、レーヨンコードなどの有機繊維コ
ードのゴム被覆ラジアル配列になるプライから成る。図
1に示すラジアルカーカス6は、ビードコア5の周りを
タイヤ1の内側から外側に折返す折返し部6t を備え
る。
【0018】トレッド部2は、複数種のゴム組成物から
構成するトレッドゴム8を備える。トレッドゴム8は、
タイヤ赤道面Eを挟む中央領域Rc のゴム8Aと、その
両側領域Rs のゴム8B、8Cとを有する。ゴム8B、
8Cはトレッド部2周方向に沿ってゴム8Aに連なる。
ゴム8A、8B、8Cはそれぞれ別種のゴム組成物から
成る。両側領域Rs のゴム8B、8Cは、タイヤ1の半
径方向(以下半径方向という)外方のゴム層8Bと、そ
の内方のゴム層8Cとの複合ゴム層構成を有するものと
する。ゴム8Aは単一ゴム組成物からなり、ゴム8Aと
ゴム層8Cとはベルト7に直接結合する。
【0019】ここに、中央領域Rc のゴム8Aと両側領
域Rs の外方ゴム層8Bとの間で、次に述べる動的貯蔵
弾性率の関係が成り立つものとする。すなわち、温度3
0℃、周波数50Hz、動的ひずみ1%の試験条件の下
で、中央領域Rc のゴムAの動的貯蔵弾性率EA ′は、
両側領域Rs の外方ゴム層8Bの動的貯蔵弾性率EB
に比しより大きな値を有する。
【0020】また、両側領域Rs の内方ゴム層8Cは、
温度60℃、周波数50Hz及び動的ひずみ1%の試験
条件におけるtanδが0.1以下である物性を有する
ものとする。この点で、内方ゴム層8Cは従来のベース
ゴムに相当し、よって、両側領域Rs の外方ゴム層8B
の動的貯蔵弾性率EB ′は、内方ゴム層8Cの動的貯蔵
弾性率EC ′に比しより大きな値を有するものとする。
【0021】さて、荷重負荷の下で転動するスリックタ
イヤにスリップアングル1°を付したとき、接地するト
レッド部2踏面の接地幅位置と発生する横力(サイドフ
ォース)との関係を実際の計測により解明し、その結果
をプロット線図として示す図2から明らかなように、接
地中央領域で発生する横力が両端領域で発生する横力に
比し著しく大きいことが分かる。タイヤ全体として発生
する横力はプロット線図で囲まれる面積(N)であらわ
す。なお、符号eはタイヤ赤道面上の直線である。
【0022】以上述べたトレッドゴム8を備えるタイヤ
1は、まず、図2に示すプロット線図に基づき、トレッ
ドゴム8の中央領域Rc のゴム8Aの動的貯蔵弾性率E
A ′がトレッドゴム8中で最大であるから、タイヤ1
は、微小操舵角度にて大きな横力を発生することがで
き、直進操縦安定性能に優れていることが分かる。
【0023】次に、車内音(R/N)は、タイヤ1の荷
重負荷の下でのトレッド部2の踏面接地圧が高い部分か
らの入力が支配的に影響を及ぼし、ラジアルプライタイ
ヤの場合は、両側領域Rs の接地圧が中央領域Rc のそ
れに比しより高いことを解明した。
【0024】よって、車内音(R/N)に対する影響度
合いが小さい中央領域Rc に高い動的貯蔵弾性率EA
のゴムAを配置しても、両側領域Rs の外方ゴム層8B
の動的貯蔵弾性率EB ′及び内方ゴム層8Cの動的貯蔵
弾性率EC ′が、中央領域Rc のゴムAの動的貯蔵弾性
率EA ′に比しより小さい値であるとにより、タイヤ1
は、車内音(R/N)レベルが低減する。
【0025】最後に、中央領域Rc に高い動的貯蔵弾性
率EA ′のゴム8Aを配置しても、その転がり抵抗増加
分を外方ゴム層8Bが吸収し、さらに、両側領域Rs の
内方ゴム層8Cの動的貯蔵弾性率EC ′が、両側領域R
s の外方ゴム層8Bの動的貯蔵弾性率EB ′に比しより
小さい値であり、かつ、内方ゴム層8Cのtanδが
0.1以下であることにより、タイヤ1は低転がり抵抗
性能が向上する。
【0026】以上述べたように、トレッドゴム8を備え
るタイヤ1は、転がり抵抗性能、車内音(R/N)及び
直進操縦安定性能の3性能のいずれも犠牲にすることな
く、これら3性能を同時に向上させることができる。
【0027】実際上の各動的貯蔵弾性率の値は、前述の
試験条件下にて、中央領域Rc のゴム8Aが12MPa
以上の動的貯蔵弾性率EA ′を有し、両側領域Rs の外
方ゴム層8Bが11MPa以下の動的貯蔵弾性率EB
を有するのが、前記3性能の同時向上に適合する。特
に、12MPa以上の動的貯蔵弾性率EA ′をもつ中央
領域Rc のゴム8Aの適用は、一般のドライバでも検知
し得る直進操縦安定性能を発揮する。
【0028】ここに、中央領域Rc のゴム8Aの動的貯
蔵弾性率EA ′が12MPa未満では、直進操縦安定性
能、特に、微小操舵角度での直進操縦安定性能が低下す
るので不可である。また、両側領域Rs の外方ゴム層8
Bの動的貯蔵弾性率EB ′が11MPaを超えると、転
がり抵抗が増加し、車内音(R/N)レベルが上昇する
ので不可である。
【0029】また、両側領域Rs におけるトレッドゴム
8のゲージに対し、外方ゴム層8Bは60〜90%の範
囲内のゲージを占め、内方ゴム層8Cは10〜40%の
範囲内のゲージを占めるのが、前記3性能の同時向上に
適合する。
【0030】ここに、外方ゴム層8Bのゲージに関し、
トレッドゴム8のゲージに対する割合が60%未満で
は、直進操縦安定性能が低下し、割合が90%を超える
と転がり抵抗が増加するのでいずれも不可である。内方
ゴム層8Cのゲージに関しては、トレッドゴム8のゲー
ジに対する割合が10%未満では、転がり抵抗が増加
し、割合が40%を超えると直進操縦安定性能が低下す
るので、いずれも不可である。
【0031】また、中央領域Rc のゴム8Aは、トレッ
ド部2の接地幅(先の説明に従う)の10〜20%の範
囲内のトレッド部2幅を有するものとする。この幅はす
なわち図1に示す中央領域Rc の幅であり、各幅端はタ
イヤ赤道面Eと平行な平面上に位置する。これにより、
前記3性能の同時向上はより一層確実なものとなる。
【0032】ここに、中央領域Rc のゴム8Aが、トレ
ッド部2の接地幅の10%未満では、直進操縦安定性能
の向上が不十分となり、20%を超えると転がり抵抗性
能と車内音(R/N)とが不所望の性能に止まるのでい
ずれも不可である。
【0033】ここで、より一層車内音(R/N)の低減
を図るには、図1に示すように、ベルト7は、2層以上
(図示例は2層)のコード交差層7-1、7-2と、コード
交差層7-1、7-2の両側端部をタイヤ半径方向外方より
覆う一対以上(図示例は一対)のトレッド部2周方向配
列ゴム被覆有機繊維コード層9とを有するのが適合す
る。
【0034】コード交差層7-1、7-2とは、各層のゴム
被覆コードがタイヤ赤道面Eを挟んで互いに交差する積
層構成を指し、このコードにはスチールコードが適合す
る。また、周方向配列有機繊維コード層9は、1本以
上、好ましくは2本以上の有機繊維コード、例えばナイ
ロンコード、ポリエステルコード、レーヨンコードなど
の、幅が4〜15mmのストリップを螺旋巻回した層と
すること、又はコード層9の所定幅の層を巻回し、オー
バーラップさせる層とすることのいずれも可とする。こ
のコード層9を用いても、トレッドゴム8の中央領域R
c にゴム8Aを適用することで直進操縦安定性能が低下
することはない。
【0035】
【実施例】乗用車用ラジアルプライタイヤで、サイズが
205/65R15であり、構成は図1に示すところに
準じる。ラジアルカーカス6は、ゴム被覆1500D/
2のポリエステルコードをタイヤ1の赤道面Eに対し約
90°で配列した1プライを有する。ベルト7は、2層
のコード交差層7-1、7-2と一対の幅狭周方向配列有機
繊維コード層9とを有する。
【0036】コード交差層7-1、7-2のコードは、1×
3×0.23構造のスチールコードを適用し、各スチー
ルコードはタイヤ赤道面Eに対し22°の傾斜配列とし
た。また、コード層9は、1260D/2のナイロンコ
ードを5本並べたストリップを螺旋巻回した2層であ
る。
【0037】トレッドゴム8は以下の構成とした。 (1)中央領域Rc の幅:接地幅の15%、両側領域R
s の幅:接地幅の42.5%、 (2)ゴムAの動的貯蔵弾性率EA ′:20MPa、 (3)ゴム層8Bの動的貯蔵弾性率EB ′:9MPa、 (4)ゴム層8Cの動的貯蔵弾性率EC ′:3MPa (5)ゴム層8Cのtanδ:0.1、 (6)トレッドゴム8のゲージに対するゴム層8Bのゲ
ージ比率:75%、ゴム層8Cのゲージ比率:25%。 ただし、各動的貯蔵弾性率EA ′、EB ′、EC ′及び
tanδは、東洋精機械製スペクトロメータを用いて測
定した。
【0038】実施例タイヤの効果を評価するため、トレ
ッドゴムを除く他は実施例タイヤに合わせた従来例タイ
ヤを準備した。従来例タイヤのトレッドゴムはキャップ
/ベース構造とし、キャップには実施例タイヤのゴム層
8Bと同一ゴムを適用し、ベースには実施例タイヤのゴ
ム層8Cと同一ゴムを適用した。
【0039】上記2例のタイヤを供試タイヤとして下記
3種類のテストを実施した。 (1)転がり抵抗テスト:内圧200kPaを充てん
し、荷重4.9kNの負荷の下で60km/hで回転する直
径1.7mのドラムに各タイヤを押し当て、転がり抵抗
を測定する。測定結果は従来例タイヤを100とする指
数にてあらわし、値は小なるほど良いとした。 (2)車内音(R/N)テスト:排気量2.5Lの乗用
車の全輪に装着し、テストコースの玉石入りアスファル
ト路面上を40km/hで走行したときの前席での車内音
(R/N)を測定した。測定結果は従来例タイヤを10
0とする指数にてあらわし、値は小なるほど良いとし
た。 (3)直進操縦安定性能テスト:排気量2.5Lの乗用
車の全輪に装着し、高速道路上を80〜100km/hで走
行したときのフィーリングにより、従来例タイヤを10
0とする指数にて採点評価した。値は大なるほど良い。
【0040】上記のテスト結果による実施例タイヤの指
数値は、転がり抵抗が85、車内音(R/N)が90、
直進操縦安定性能が105である。この結果から、実施
例タイヤは、転がり抵抗性能、車内音(R/N)性能及
び直進操縦安定性能の3性能のいずれもが同時に向上し
ていることが分かる。
【0041】
【発明の効果】この発明の請求項1〜6に記載した発明
によれば、転がり抵抗性能、車内音(R/N)性能及び
直進操縦安定性能の3性能をいずれも同時に向上させる
ことが可能な空気入りタイヤを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による空気入りタイヤの断面図であ
る。
【図2】 トレッド部の接地位置における横力の発生度
合いを示す説明図である。
【符号の説明】
1 空気入りタイヤ 2 トレッド部 3 サイドウォール部 4 ビード部 5 ビードコア 6 ラジアルカーカス 6t 折返し部 7 ベルト 7-1、7-2 コード交差層 8 トレッドゴム 8A 中央領域ゴム 8B 両側領域Rs の外方ゴム層 8C 両側領域Rs の内方ゴム層 9 周方向配列有機繊維コード層 E タイヤ赤道面 Rc 中央領域 Rs 両側領域

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トレッド部と、その両側に連なる一対の
    サイドウォール部及び一対のビード部とを有し、これら
    各部をビード部内に埋設したビードコア相互間にわたり
    補強するラジアルカーカスと、該ラジアルカーカスの外
    周でトレッド部を強化するベルトとを備え、トレッド部
    は複数種のゴム組成物から構成するトレッドゴムを有す
    る空気入りタイヤにおいて、 トレッドゴムは、タイヤ赤道面を挟む中央領域ゴムと、
    該ゴムに連なる別種の両側領域ゴムとを有し、 該両側領域ゴムは、タイヤ半径方向外方のゴム層と、そ
    の内方の別種ゴム層との複合ゴム層構成を有し、 温度30℃、周波数50Hz及び動的ひずみ1%の試験
    条件の下で、中央領域ゴムの動的貯蔵弾性率( EA ′)
    は、両側領域の外方ゴム層の動的貯蔵弾性率(EB ′)
    に比しより大きな値を有し、 両側領域の内方ゴム層は、温度60℃、周波数50Hz
    及び動的ひずみ1%の試験条件におけるtanδが0.
    1以下である物性を有することを特徴とする空気入りタ
    イヤ。
  2. 【請求項2】 上記の動的貯蔵弾性率の試験条件下に
    て、両側領域の外方ゴム層の動的貯蔵弾性率(EB ′)
    は、内方ゴム層の動的貯蔵弾性率(EC ′) に比しより
    大きな値を有する請求項1に記載したタイヤ。
  3. 【請求項3】 上記の動的貯蔵弾性率の試験条件下に
    て、中央領域ゴムは12MPa以上の動的貯蔵弾性率(
    A ′) を有し、両側領域の外方ゴム層は11MPa以
    下の動的貯蔵弾性率(EB ′) を有する請求項1又は2
    に記載したタイヤ。
  4. 【請求項4】 両側領域のトレッドゴムゲージに対し、
    外方ゴム層は60〜90%の範囲内のゲージを占め、内
    方ゴム層は10〜40%の範囲内のゲージを占める請求
    項1〜3のいずれか一項に記載したタイヤ。
  5. 【請求項5】 中央領域ゴムは、トレッド部の接地幅の
    10〜20%の範囲内のトレッド部幅を有する請求項1
    〜4のいずれか一項に記載したタイヤ。
  6. 【請求項6】 ベルトは、2層以上のコード交差層と、
    該コード交差層の両側端部をタイヤ半径方向外方より覆
    う一対以上のトレッド部周方向配列有機繊維コード層と
    を有する請求項1に記載したタイヤ。
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