JP2001200841A - 軸受装置における軸受の異常検知装置 - Google Patents
軸受装置における軸受の異常検知装置Info
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 スピンドルを支持する軸受の軌道面に微小な
損傷がある場合に、これを精度良く検知することであ
る。 【解決手段】 ハウジング1の内部に取付けられた軸受
2によりスピンドル3を支持する軸受装置において、上
記軸受2の予圧荷重を受ける環状部材5に取付け凹所を
設け、その取付け凹所に圧電フィルムセンサー25を取
付け、これから出力される出力信号を処理して軌道面の
損傷を検知するようにした。
損傷がある場合に、これを精度良く検知することであ
る。 【解決手段】 ハウジング1の内部に取付けられた軸受
2によりスピンドル3を支持する軸受装置において、上
記軸受2の予圧荷重を受ける環状部材5に取付け凹所を
設け、その取付け凹所に圧電フィルムセンサー25を取
付け、これから出力される出力信号を処理して軌道面の
損傷を検知するようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スピンドルの軸
受装置における軸受の異常検知装置に関するものであ
る。
受装置における軸受の異常検知装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】各種の軸受装置の軸受において、軌道面
のはく離や摩耗などの損傷が生じると軸に振動が発生
し、軸受装置としての機能に障害が生じる。このため、
上記の損傷を早期に検出すべく装置に加速度ピックアッ
プを取り付けて軸の振動の大きさを検知することが従来
から行われている。また、軸の振れの変位量を検知する
方法が用いられることがある。
のはく離や摩耗などの損傷が生じると軸に振動が発生
し、軸受装置としての機能に障害が生じる。このため、
上記の損傷を早期に検出すべく装置に加速度ピックアッ
プを取り付けて軸の振動の大きさを検知することが従来
から行われている。また、軸の振れの変位量を検知する
方法が用いられることがある。
【0003】更に、軸受の軌道面の背面側や固定軸の周
りに圧電フィルムセンサーを貼着して、そのセンサーに
より検出される振動波形の中の一定レベル以上の信号波
形により軸受の損傷を検知する方法も知られている(特
開平8−110285号公報参照)。
りに圧電フィルムセンサーを貼着して、そのセンサーに
より検出される振動波形の中の一定レベル以上の信号波
形により軸受の損傷を検知する方法も知られている(特
開平8−110285号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の検知方法は、軸受の損傷が比較的大きい場
合にこれを検出するのに適するが、軸受の小さなはく離
や、初期摩耗等の微小な損傷の場合は軸の振動が小さい
ため、他の装置などから伝達される振動に混入してしま
い、軸受の損傷に起因する振動成分を分離することが難
しい。
ような従来の検知方法は、軸受の損傷が比較的大きい場
合にこれを検出するのに適するが、軸受の小さなはく離
や、初期摩耗等の微小な損傷の場合は軸の振動が小さい
ため、他の装置などから伝達される振動に混入してしま
い、軸受の損傷に起因する振動成分を分離することが難
しい。
【0005】そこで、この発明はスピンドルを支持する
軸受を組み込んだ軸受装置のように、軸受に予圧が付与
される場合に、その予圧荷重の変化に基づき軸受の損傷
を検知できるようにすること、また軸受の微小な損傷を
精度良く検知できるようにすることを課題とする。
軸受を組み込んだ軸受装置のように、軸受に予圧が付与
される場合に、その予圧荷重の変化に基づき軸受の損傷
を検知できるようにすること、また軸受の微小な損傷を
精度良く検知できるようにすることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を達成するた
めに、この発明に係る軸受装置における軸受の異常検知
装置は、ハウジングに挿通されたスピンドルを支持する
軸受と、その軸受に予圧を付与する予圧付与手段を設け
てなる軸受装置において、上記軸受を支持する支持段部
を上記ハウジングの内径面に設け、上記軸受と上記支持
段部との間に介在した環状部材に圧電フィルムセンサー
を取付けた構成を採用したものである。
めに、この発明に係る軸受装置における軸受の異常検知
装置は、ハウジングに挿通されたスピンドルを支持する
軸受と、その軸受に予圧を付与する予圧付与手段を設け
てなる軸受装置において、上記軸受を支持する支持段部
を上記ハウジングの内径面に設け、上記軸受と上記支持
段部との間に介在した環状部材に圧電フィルムセンサー
を取付けた構成を採用したものである。
【0007】上記の構成によると、軸受軌道輪における
損傷によりスピンドルが振れ回ると、その振れにより軸
受に対しラジアル方向の荷重変化及びアキシャル方向の
荷重変化が与えられる。その変化が軸受の予圧荷重の変
化となり、環状部材に歪みを生じさせる。圧電フィルム
センサーはその歪みの大きさに応じた起電力を出力す
る。
損傷によりスピンドルが振れ回ると、その振れにより軸
受に対しラジアル方向の荷重変化及びアキシャル方向の
荷重変化が与えられる。その変化が軸受の予圧荷重の変
化となり、環状部材に歪みを生じさせる。圧電フィルム
センサーはその歪みの大きさに応じた起電力を出力す
る。
【0008】上記環状部材に取付け凹所を設け、該取付
け凹所に上記の圧電フィルムセンサーを取付けた構成、
その取付け凹所を軸受の各転動体の位置に合致する位置
に設けた構成、更に上記の取付け凹所が上記環状部材の
片面の周方向4か所に設けられ、隣接する2か所の取付
け凹所を1組とし、各組の取付け凹所間にそれぞれリー
ド線の取出し溝が形成されている構成を採用することが
できる。
け凹所に上記の圧電フィルムセンサーを取付けた構成、
その取付け凹所を軸受の各転動体の位置に合致する位置
に設けた構成、更に上記の取付け凹所が上記環状部材の
片面の周方向4か所に設けられ、隣接する2か所の取付
け凹所を1組とし、各組の取付け凹所間にそれぞれリー
ド線の取出し溝が形成されている構成を採用することが
できる。
【0009】これらの構成によると、圧電フィルムセン
サーやリード線が環状部材の平行度に影響を及ぼすこと
がないので、軸受剛性を高く維持することができる。
サーやリード線が環状部材の平行度に影響を及ぼすこと
がないので、軸受剛性を高く維持することができる。
【0010】なお、環状部材の平行度が高く要求されな
い場合における圧電フィルムセンサーのその他の取付け
構成として、軸受と支持段部との間に環状部材を介在
し、上記軸受と環状部材の間、又は上記環状部材と支持
段部との間に、圧電フィルムセンサーを挟着した構成を
採用することができる。
い場合における圧電フィルムセンサーのその他の取付け
構成として、軸受と支持段部との間に環状部材を介在
し、上記軸受と環状部材の間、又は上記環状部材と支持
段部との間に、圧電フィルムセンサーを挟着した構成を
採用することができる。
【0011】以上のような軸受の異常検知装置におい
て、その検出精度を向上するために、圧電フィルムセン
サーをスピンドルの中心対称の位置に配置し、各圧電フ
ィルムセンサーから出力される出力信号を、それぞれの
絶対値を加算的に合成処理する構成を採用することがで
きる。これにより、各圧電フィルムセンサーの出力信号
が微小であっても加算することにより大きくなるので、
雑音と区別することができ、検出精度が向上する。
て、その検出精度を向上するために、圧電フィルムセン
サーをスピンドルの中心対称の位置に配置し、各圧電フ
ィルムセンサーから出力される出力信号を、それぞれの
絶対値を加算的に合成処理する構成を採用することがで
きる。これにより、各圧電フィルムセンサーの出力信号
が微小であっても加算することにより大きくなるので、
雑音と区別することができ、検出精度が向上する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を添付
図面に基づいて説明する。図1から図5に示した第1実
施形態の軸受装置は、ハジング1の内部の両端部分にそ
れぞれ一対の軸受2、2’(図示の場合は玉軸受)を固
定し、ハウジング1に挿通されたスピンドル3を上記の
各軸受2、2’により回転自在に支持する。
図面に基づいて説明する。図1から図5に示した第1実
施形態の軸受装置は、ハジング1の内部の両端部分にそ
れぞれ一対の軸受2、2’(図示の場合は玉軸受)を固
定し、ハウジング1に挿通されたスピンドル3を上記の
各軸受2、2’により回転自在に支持する。
【0013】上記一方の軸受2の内端面は、図2に示す
ように、ハウジング1の内径面に設けられた支持段部4
に環状部材5を介して押し当てられる。また、軸受2の
外端面において、その固定軌道輪である外輪2aの端面
に押し当てられた外輪固定部材6がボルト7によりハウ
ジング1に固定される。
ように、ハウジング1の内径面に設けられた支持段部4
に環状部材5を介して押し当てられる。また、軸受2の
外端面において、その固定軌道輪である外輪2aの端面
に押し当てられた外輪固定部材6がボルト7によりハウ
ジング1に固定される。
【0014】また、回転軌道輪である内輪2bの端面に
押し当てられた予圧付与部材8がスピンドル3の外径面
に嵌合され、該スピンドル3の先端部のねじ部9に螺合
された予圧調整ナット11を上記の予圧付与部材8に押
し当てている。上記の予圧調整ナット11の外周面、予
圧付与部材8と外輪固定部材6の各外周側端部をカバー
するカバー部材12が、ボルト13により前記の外輪固
定部材6に固定される。
押し当てられた予圧付与部材8がスピンドル3の外径面
に嵌合され、該スピンドル3の先端部のねじ部9に螺合
された予圧調整ナット11を上記の予圧付与部材8に押
し当てている。上記の予圧調整ナット11の外周面、予
圧付与部材8と外輪固定部材6の各外周側端部をカバー
するカバー部材12が、ボルト13により前記の外輪固
定部材6に固定される。
【0015】図1に示すように、ハウジング1の反対側
の端部においては、その内径面に設けられた支持段部1
4にばね受けワッシャー15を介してばね16が収納さ
れ、そのばね16と軸受2’の外輪2’aの内端面との
間に環状部材17が介在される。また、スピンドル3の
ねじ部18に螺合された予圧付与部材19が軸受2’の
内輪2’bの内端面に押し当てられる。なお、20は潤
滑油の給油口である。
の端部においては、その内径面に設けられた支持段部1
4にばね受けワッシャー15を介してばね16が収納さ
れ、そのばね16と軸受2’の外輪2’aの内端面との
間に環状部材17が介在される。また、スピンドル3の
ねじ部18に螺合された予圧付与部材19が軸受2’の
内輪2’bの内端面に押し当てられる。なお、20は潤
滑油の給油口である。
【0016】上記の軸受装置において、予圧調整ナット
11を回転操作すると、予圧付与部材8を介して内輪2
bが押し込まれ、軸受2に所定の予圧荷重が付与され
る。その予圧荷重は環状部材5を経て支持段部4におい
て支持される。また、ハウジング1の反対側において
は、予圧付与部材19を回転操作すると、軸受2’に所
定の予圧荷重が付与される。その予圧荷重は環状部材1
7を経て支持段部14において支持される。
11を回転操作すると、予圧付与部材8を介して内輪2
bが押し込まれ、軸受2に所定の予圧荷重が付与され
る。その予圧荷重は環状部材5を経て支持段部4におい
て支持される。また、ハウジング1の反対側において
は、予圧付与部材19を回転操作すると、軸受2’に所
定の予圧荷重が付与される。その予圧荷重は環状部材1
7を経て支持段部14において支持される。
【0017】図4に示すように、上記の軸受2側の環状
部材5は、その軸方向の片面に周方向に等間隔をおいて
4か所の取付け凹所21が径方向に横断する溝状に設け
られている。これらの取付け凹所21の隣接する2か所
のものを1組として、各組の取付け凹所21間にリード
線取出し溝22が設けられる。各リード線取出し溝22
の中間部分に外径側に開放された取出し口23が設けら
れる。
部材5は、その軸方向の片面に周方向に等間隔をおいて
4か所の取付け凹所21が径方向に横断する溝状に設け
られている。これらの取付け凹所21の隣接する2か所
のものを1組として、各組の取付け凹所21間にリード
線取出し溝22が設けられる。各リード線取出し溝22
の中間部分に外径側に開放された取出し口23が設けら
れる。
【0018】上記の取付け凹所21の数と周方向のピッ
チは、軸受2の転動体の数と配列ピッチに等しく設定さ
れるのが望ましい。また、上記環状部材5の外径面には
回止め用穴24が設けられる。
チは、軸受2の転動体の数と配列ピッチに等しく設定さ
れるのが望ましい。また、上記環状部材5の外径面には
回止め用穴24が設けられる。
【0019】図3に示すように、上記の各取付け凹所2
1の底に圧電フィルムセンサー25が固着される。圧電
フィルムセンサー25は、フィルム自体にひずみが生じ
ることにより、そのひずみの大きさに応じた起電力を発
生する圧電ポリマーにより形成され、その一端部にリー
ド線26が接続される。リード線26は各組ごとに同じ
リード線取出し溝22に引出されると共に、取出し口2
3から取り出され、ハウジング1の穴28を経て外部の
信号処理装置27(図5参照)に接続される。
1の底に圧電フィルムセンサー25が固着される。圧電
フィルムセンサー25は、フィルム自体にひずみが生じ
ることにより、そのひずみの大きさに応じた起電力を発
生する圧電ポリマーにより形成され、その一端部にリー
ド線26が接続される。リード線26は各組ごとに同じ
リード線取出し溝22に引出されると共に、取出し口2
3から取り出され、ハウジング1の穴28を経て外部の
信号処理装置27(図5参照)に接続される。
【0020】上記の環状部材5は、ケーシング1の外部
から螺入した固定ピン29の先端部を前記の回止め用穴
24に挿入することにより回り止めが図られると共に、
各圧電フィルムセンサー25が各転動体10の位置に合
致するように位置決めされる。
から螺入した固定ピン29の先端部を前記の回止め用穴
24に挿入することにより回り止めが図られると共に、
各圧電フィルムセンサー25が各転動体10の位置に合
致するように位置決めされる。
【0021】図5に示した信号処理装置27は、中心対
称の位置にある一対の圧電フィルムセンサー25、25
の信号を増幅回路31において増幅したのち、合成処理
回路32に入力して、一定のスレショールド値以上の信
号については、一方の圧電フィルムセンサー25の出力
信号(+a)を+Aに増幅すると共に、同時に発生する
他方の出力信号(−a)を−Aに増幅し、その符号を変
え、これらを加算し合成信号(+2A)を得る処理を行
う。要するに、この信号処理回路32において両方の出
力信号の絶対値を加算する。なお、合成処理の結果を適
宜モニター33に表示する。
称の位置にある一対の圧電フィルムセンサー25、25
の信号を増幅回路31において増幅したのち、合成処理
回路32に入力して、一定のスレショールド値以上の信
号については、一方の圧電フィルムセンサー25の出力
信号(+a)を+Aに増幅すると共に、同時に発生する
他方の出力信号(−a)を−Aに増幅し、その符号を変
え、これらを加算し合成信号(+2A)を得る処理を行
う。要するに、この信号処理回路32において両方の出
力信号の絶対値を加算する。なお、合成処理の結果を適
宜モニター33に表示する。
【0022】第1実施形態は以上のようなものであり、
スピンドル3が垂直方向に設置され、軸受2、2’が所
定の大きさの予圧荷重を付与された状態においてスピン
ドル3が駆動された場合に、軸受2の軌道面に摩耗やは
く離が存在すると、スピンドル3には異常な振れが生じ
る。その振れにより、軸受2に対し、ラジアル方向の荷
重変化及びアキシャル方向の荷重変化が与えられる。そ
の変化が軸受2の予圧荷重変化となり、環状部材5に歪
みを生じさせる。圧電フィルムセンサー25はその歪み
の大きさに応じた起電力を出力する。
スピンドル3が垂直方向に設置され、軸受2、2’が所
定の大きさの予圧荷重を付与された状態においてスピン
ドル3が駆動された場合に、軸受2の軌道面に摩耗やは
く離が存在すると、スピンドル3には異常な振れが生じ
る。その振れにより、軸受2に対し、ラジアル方向の荷
重変化及びアキシャル方向の荷重変化が与えられる。そ
の変化が軸受2の予圧荷重変化となり、環状部材5に歪
みを生じさせる。圧電フィルムセンサー25はその歪み
の大きさに応じた起電力を出力する。
【0023】このとき、中心対称の位置に設けられた一
対の圧電フィルムセンサー25のうち、一方の出力信号
は初期荷重のレベルから荷重が増加する方向のプラスの
信号となるが、他方の出力信号は初期荷重のレベルから
荷重が減少する方向のマイナスの信号となる。そこで、
図5に示した信号処理回路により増幅後に両者を合成処
理すると、倍加した出力信号(2A)が得られる。
対の圧電フィルムセンサー25のうち、一方の出力信号
は初期荷重のレベルから荷重が増加する方向のプラスの
信号となるが、他方の出力信号は初期荷重のレベルから
荷重が減少する方向のマイナスの信号となる。そこで、
図5に示した信号処理回路により増幅後に両者を合成処
理すると、倍加した出力信号(2A)が得られる。
【0024】なお、以上の実施形態は、一方の軸受2の
異常検出装置について説明したが、軸受2’においても
同様の構成を採用することができる。このことは、以下
の各実施形態においても同様である。
異常検出装置について説明したが、軸受2’においても
同様の構成を採用することができる。このことは、以下
の各実施形態においても同様である。
【0025】次に、図6から図8に示した第2実施形態
は、軸受2と支持段部4の間において、軸受2側に環状
部材5、支持段部4側にワッシャー34を配置し、その
環状部材5とワッシャー34の間で圧電フィルムセンサ
ー25を挟着したものである。この場合の環状部材5
は、図8に示すように、その片面の対称2か所に凹面3
5が設けられ、凹面35間のランド部36の両端部の合
計4か所に圧電フィルムセンサー25が固着される。そ
して、図7に示すように隣接する2枚の圧電フィルムセ
ンサー25の各リード線26がその凹面35の部分でま
とめられる。そのリード線26はハウジング1の穴28
から外部に引き出される。その他の構成は前述の第1実
施形態と同じである。
は、軸受2と支持段部4の間において、軸受2側に環状
部材5、支持段部4側にワッシャー34を配置し、その
環状部材5とワッシャー34の間で圧電フィルムセンサ
ー25を挟着したものである。この場合の環状部材5
は、図8に示すように、その片面の対称2か所に凹面3
5が設けられ、凹面35間のランド部36の両端部の合
計4か所に圧電フィルムセンサー25が固着される。そ
して、図7に示すように隣接する2枚の圧電フィルムセ
ンサー25の各リード線26がその凹面35の部分でま
とめられる。そのリード線26はハウジング1の穴28
から外部に引き出される。その他の構成は前述の第1実
施形態と同じである。
【0026】この第2実施形態の場合は、スピンドル3
の振動による予圧荷重の変化が直接圧電フィルムセンサ
ー25に作用し、これを歪ませて起電力を出力する。
の振動による予圧荷重の変化が直接圧電フィルムセンサ
ー25に作用し、これを歪ませて起電力を出力する。
【0027】次に、図9及び図10に示した第3実施形
態は、支持段部4に環状部材5を配置し、その環状部材
5と、軸受2の外輪2aとの間で圧電フィルムセンサー
25を挟着する構成としたものである。この場合の圧電
フィルムセンサー25は、図10に示すように、環状部
材5の半分程度の狭い幅に形成され、軸受2の外輪2a
の幅とほぼ等しくなるように形成される。
態は、支持段部4に環状部材5を配置し、その環状部材
5と、軸受2の外輪2aとの間で圧電フィルムセンサー
25を挟着する構成としたものである。この場合の圧電
フィルムセンサー25は、図10に示すように、環状部
材5の半分程度の狭い幅に形成され、軸受2の外輪2a
の幅とほぼ等しくなるように形成される。
【0028】その他の構成及び作用は前述の第2実施形
態と同じであるから、同一部分には同一の符号を付して
示すにとどめ、その説明を省略する。
態と同じであるから、同一部分には同一の符号を付して
示すにとどめ、その説明を省略する。
【0029】
【発明の効果】以上のように、この発明によると、軸受
の軌道面における損傷により軸が振動すると、軸受の予
圧荷重が変化しその変化を圧電フィルムセンサーが環状
部材を介して感知することができる。上記の圧電フィル
ムセンサーを中心対称の位置に設け、両者の出力信号の
絶対値を加算処理することにより大きな信号が得られ、
他の装置から伝達される雑音と区別することができる。
従って、軌道面の損傷が微小なものであっても精度の高
い検知を行うことができる。
の軌道面における損傷により軸が振動すると、軸受の予
圧荷重が変化しその変化を圧電フィルムセンサーが環状
部材を介して感知することができる。上記の圧電フィル
ムセンサーを中心対称の位置に設け、両者の出力信号の
絶対値を加算処理することにより大きな信号が得られ、
他の装置から伝達される雑音と区別することができる。
従って、軌道面の損傷が微小なものであっても精度の高
い検知を行うことができる。
【図1】第1実施形態の軸受装置の断面図
【図2】同上の一部拡大断面図
【図3】図2のIII −III 線の断面図
【図4】同上の環状部材の斜視図
【図5】同上の信号処理回路のブロック図
【図6】第2実施形態の一部断面図
【図7】図6のVII-VII 線の断面図
【図8】同上の環状部材の斜視図
【図9】第3実施形態の一部断面図
【図10】図9のX−X線の断面図
1 ハウジング 2、2’ 軸受 2a、2'a 外輪 2b、2'b 内輪 3 スピンドル 4 支持段部 5 環状部材 6 外輪固定部材 7 ボルト 8 予圧付与部材 9 ねじ部 10 転動体 11 予圧調整ナット 12 カバー部材 13 ボルト 14 支持段部 15 ばね受けワッシャー 16 ばね 17 環状部材 18 ねじ部 19 予圧付与部材 20 給油口 21 取付け凹所 22 リード線取出し溝 23 取出し口 24 回止め用穴 25 圧電フィルムセンサー 26 リード線 27 信号処理装置 28 穴 29 固定ピン 31 増幅回路 32 合成処理回路 33 モニター 34 ワッシャー 35 凹面 36 ランド部
Claims (7)
- 【請求項1】 ハウジングに挿通されたスピンドルを支
持する軸受と、その軸受に予圧を付与する予圧付与手段
を設けてなる軸受装置において、上記軸受を支持する支
持段部を上記ハウジングの内径面に設け、上記軸受と上
記支持段部との間に介在した環状部材に圧電フィルムセ
ンサーを取付けたことを特徴とする軸受装置における軸
受の異常検知装置。 - 【請求項2】 上記環状部材に取付け凹所を設け、該取
付け凹所に上記の圧電フィルムセンサーを取付けたこと
を特徴とする請求項1に記載の軸受装置における軸受の
異常検知装置。 - 【請求項3】 上記の取付け凹所を上記軸受の各転動体
の位置に合致する位置に設けたことを特徴とする請求項
2に記載の軸受装置における軸受の異常検知装置。 - 【請求項4】 上記の取付け凹所が上記環状部材の片面
の周方向4か所に設けられ、隣接する2か所の取付け凹
所を1組とし、各組の取付け凹所間にそれぞれリード線
の取出し溝が形成されていることを特徴とする請求項1
から3のいずれかに記載の軸受装置における軸受の異常
検知装置。 - 【請求項5】 ハウジングの内部に取付けられた軸受に
より該ハウジングに挿通されたスピンドルを支持する軸
受と、その軸受に予圧を付与する予圧付与手段を設けて
なる軸受装置において、上記軸受を支持する支持段部を
上記ハウジングの内径面に設け、上記軸受と上記支持段
部との間に環状部材を介在し、上記軸受と環状部材の
間、又は上記環状部材と支持段部との間に、圧電フィル
ムセンサーを挟着したことを特徴とする軸受装置におけ
る軸受の異常検知装置。 - 【請求項6】 上記の圧電フィルムセンサーを上記スピ
ンドルの中心対称の位置に配置し、各圧電フィルムセン
サーから出力される出力信号を、それぞれの絶対値を加
算的に合成処理することを特徴とする請求項1から5の
いずれかに記載の軸受装置における軸受の異常検知装
置。 - 【請求項7】 上記のハウジングに上記の環状部材に対
する係合手段を設け、これにより該環状部材の回転を阻
止するようにしたことを特徴とする請求項1から6のい
ずれかに記載の軸受装置における軸受の異常検知装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000010643A JP2001200841A (ja) | 2000-01-19 | 2000-01-19 | 軸受装置における軸受の異常検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000010643A JP2001200841A (ja) | 2000-01-19 | 2000-01-19 | 軸受装置における軸受の異常検知装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001200841A true JP2001200841A (ja) | 2001-07-27 |
Family
ID=18538639
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000010643A Pending JP2001200841A (ja) | 2000-01-19 | 2000-01-19 | 軸受装置における軸受の異常検知装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001200841A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| CN115219196A (zh) * | 2022-06-23 | 2022-10-21 | 核工业理化工程研究院 | 一种微型传感器安装座及其安装方法 |
-
2000
- 2000-01-19 JP JP2000010643A patent/JP2001200841A/ja active Pending
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