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JP2001200161A - 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物 - Google Patents

室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物

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Publication number
JP2001200161A
JP2001200161A JP2000343417A JP2000343417A JP2001200161A JP 2001200161 A JP2001200161 A JP 2001200161A JP 2000343417 A JP2000343417 A JP 2000343417A JP 2000343417 A JP2000343417 A JP 2000343417A JP 2001200161 A JP2001200161 A JP 2001200161A
Authority
JP
Japan
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weight
parts
room temperature
unsubstituted
curable organopolysiloxane
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000343417A
Other languages
English (en)
Inventor
Takafumi Sakamoto
隆文 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shin Etsu Chemical Co Ltd filed Critical Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority to JP2000343417A priority Critical patent/JP2001200161A/ja
Publication of JP2001200161A publication Critical patent/JP2001200161A/ja
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 (A)下記一般式(1)で示されるオル
ガノポリシロキサン100重量部 HO(SiR1 2O)nH (1) (式中、R1は炭素数1〜10の非置換又は置換一価炭
化水素基であり、R1は互いに同一であっても異種の基
であってもよい。nは10以上の整数である。) (B)ケイ素原子に結合した加水分解可能な基を1分子
中に2個以上有するシラン化合物又はその部分加水分解
物 0.1〜30重量部 (C)有機ジルコニウム化合物 0.1重量
部以上0.5重量部未満 を含有してなることを特徴とする室温硬化性オルガノポ
リシロキサン組成物。 【効果】 本発明の室温硬化性オルガノポリシロキサン
組成物によれば、指触乾燥時間(タックフリータイム)
を延長することが可能であり、同時に硬化速度を変え
ず、しかも、クラックを抑制することが可能な室温硬化
性オルガノポリシロキサン組成物が得られる。このシリ
コーンゴムは、現場施工が多い建材用シーリング材等に
有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は室温硬化性オルガノ
ポリシロキサン組成物に関し、特に指触乾燥時間(タッ
クフリータイム)を延長することが可能なシーリング材
として好適な室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】湿気に
より架橋する室温硬化性(RTV)シリコーンゴムは、
その取り扱いが容易な上、耐候性、電気特性に優れてい
るため、建材用のシーリング材、電気電子分野での接着
剤など様々な分野で応用されている。
【0003】特に一般工業用及び建築用としては、各種
の被着体に良好に接着する上に耐候性にも優れる脱オキ
シムタイプRTVシリコーンゴムが幅広く使用されてい
る。そのため、この脱オキシムタイプRTVシリコーン
ゴムには種々の特性が付与され、例えば、住宅の水周り
に使用される防かび性を付与した組成物としては2−
(4−チアゾリル)−ベンズイミダゾールを添加する方
法(特開昭54−127960号公報)、N−置換ベン
ズイミダゾリルカルバメート誘導体を添加する方法(特
開昭56−38348号公報)が知られている。
【0004】また、近年は建築物の美観技術が向上し、
外観がより一層重要となっている。そのため、指触乾燥
時間(タックフリータイム)を延長する技術は、施工
上、美観を重要視する点から言っても大変重要である。
通常は、指触乾燥時間(タックフリータイム)を延長し
ようとすることは、硬化速度を遅くすることであり、施
工時間が長くかかってしまうという経済的に不利な面が
あった。従って、施工時間が長くならず、即ち硬化速度
を変えないで、タックフリータイム(指触乾燥時間)を
延長することは困難であった。
【0005】一方、施工時間を短くするには、シーリン
グ材が完全に硬化するまでに、シールした目地の動きに
追従することも重要である。その方法としては、特許第
2837658号、第2635156号公報に提案があ
る。特許第2837658号公報では有機チタネート化
合物を添加、特開平2−55768号公報では有機ジル
コニウム化合物を添加しているが、両方とも組成物に硬
化触媒が添加されており、これら成分は亀裂(クラッ
ク)発生を抑制するために特定の量を添加しているもの
である。従って、この方法を用いればある程度の亀裂
(クラック)発生を抑制することが可能であるものの、
それと同時に硬化初期における硬化被膜の形成スピー
ド、即ち指触乾燥時間(タックフリータイム)を容易に
コントロールすることは不可能であった。
【0006】なお、特開昭59−94948号公報に
は、硬化触媒として有機錫化合物の代わりに有機チタン
化合物又は有機ジルコニウム化合物を用いることによ
り、特性を低減させたポリシロキサン組成物が提案され
ているが、触媒量が少ないため硬化性が不十分であっ
た。
【0007】従って、本発明の目的は、主として指触乾
燥時間(タックフリータイム)を延長することにあり、
同時に硬化速度を変えず、しかも、クラックを抑制する
ことが可能な室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明者らは、上記目的を達成するため、鋭意検討を重ね
た結果、下記一般式(1)で示される水酸基末端オルガ
ノポリシロキサンとケイ素原子に結合した加水分解可能
な基を1分子中に2個以上有するシラン化合物又はその
部分加水分解物とを主成分とする室温硬化性オルガノポ
リシロキサン組成物に対し、有機ジルコニウム化合物の
特定量の添加により、上記の目的を達成することができ
ることを見出した。即ち、有機ジルコニウム化合物を水
酸基末端オルガノポリシロキサン100重量部に対し
0.1重量部以上0.5重量部未満添加することによ
り、指触乾燥時間(タックフリータイム)の延長が可能
となり、またシーリング材の硬化初期における硬化被膜
(シーリング材の被膜)の形成スピードを容易にコント
ロールすることができることを見出した。更に、同時に
シーリング材の硬化過程においても、シールした目地の
動きに対して十分追随可能で、目地の動きによるシーリ
ング材の亀裂発生を抑制することを確認することができ
ると共に、従来のSn触媒で硬化させているシーリング
材と硬化速度を比較した場合も遜色無いことを確認し、
本発明を完成するに至った。
【0009】従って、本発明は、 (A)下記一般式(1)で示されるオルガノポリシロキサン 100重量部 HO(SiR1 2O)nH (1) (式中、R1は炭素数1〜10の非置換又は置換一価炭化水素基であり、R1は互 いに同一であっても異種の基であってもよい。nは10以上の整数である。) (B)ケイ素原子に結合した加水分解可能な基を1分子中に2個以上有するシラ ン化合物又はその部分加水分解物 0.1〜30重量部 (C)有機ジルコニウム化合物 0.1重量部以上0.5重量部未満 を含有してなることを特徴とする室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物 を提供する。
【0010】以下、本発明につき更に詳細に説明する
と、本発明の室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物
の(A)成分は、下記一般式(1)で示されるオルガノ
ポリシロキサンである。 HO(SiR1 2O)nH (1)
【0011】上記式(1)中、R1は炭素数1〜10の
置換又は非置換の一価炭化水素基であり、例えばメチル
基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ヘキシル基、オ
クチル基等のアルキル基;シクロヘキシル基等のシクロ
アルキル基;ビニル基、アリル基、プロペニル基、ブテ
ニル基、ヘキセニル基等のアルケニル基;フェニル基、
トリル基等のアリール基;ベンジル基、フェニルエチル
基等のアラルキル基、あるいはこれらの基の水素原子が
部分的に塩素、フッ素、臭素といったハロゲン原子等で
置換された基、例えばトリフルオロプロピル基などであ
り、メチル基、フェニル基が好ましく、メチル基が特に
好ましい。このR1は同一の基であっても異種の基であ
ってもよい。また、式(1)中のnは10以上の整数で
あり、このオルガノポリシロキサンの25℃における粘
度が25〜500,000cStの範囲、特に500〜
100,000cStの範囲となることが好ましい。
【0012】次に、(B)成分は、ケイ素原子に結合し
たケトオキシム基、アルコキシ基、アルケノキシ基など
の加水分解可能な基を1分子中に2個以上有するシラン
化合物又はその部分加水分解物である。
【0013】本発明において、上記シラン化合物として
は、ケトオキシムシラン、アルコキシシランが好まし
く、特に下記一般式(2)で示されるケトオキシム基含
有シラン化合物が好適である。 R3 aSi(ON=CR2 24-a (2) (式中、R2は炭素数1〜10の非置換又は置換一価炭
化水素基であり、R2は互いに同一であっても異種の基
であってもよい。R3は炭素数1〜10の非置換一価炭
化水素基であり、aは0、1又は2である。) ここで、R2としては、上記R1で挙げたものと同様のも
のを例示することができ、R3としては、R1で挙げたも
ののうち、非置換のものが例示される。
【0014】(B)成分の加水分解性シラン化合物の具
体例としては、メチルトリス(ジメチルケトオキシム)
シラン、メチルトリス(メチルエチルケトオキシム)シ
ラン、エチルトリス(メチルエチルケトオキシム)シラ
ン、メチルトリス(メチルイソブチルケトオキシム)シ
ラン、ビニルトリス(メチルエチルケトオキシム)シラ
ン、ビニルトリス(ジメチルケトオキシム)シラン、フ
ェニルトリス(メチルエチルケトオキシム)シラン、フ
ェニルトリス(ジメチルケトオキシム)シラン等の式
(2)で示されるケトオキシムシランのほか、メチルト
リメトキシシラン、メチルトリアセトキシシラン、メチ
ルトリイソプロペノキシシラン、ビニルトリメトキシシ
ラン、ビニルトリ(2−メトキシエトキシ)シラン、ビ
ニルトリアセトキシシランなどの各種シランが例示さ
れ、これらは1種を単独で又は2種以上を併用して使用
することができる。
【0015】上記シラン化合物又はその部分加水分解物
は、(A)成分のオルガノポリシロキサン100重量部
に対して0.1〜30重量部、好ましくは1〜15重量
部の範囲で使用されるものであり、配合量が少なすぎる
と十分な架橋が得られず、目的とするゴム弾性を有する
組成物とならず、配合量が多すぎると機械特性に劣るも
のとなる。
【0016】(C)成分の有機ジルコニウム化合物は、
本発明において最も重要な構成要素で、本発明の組成物
の特性を付与させるために添加するものである。即ちそ
の特性は、組成物の硬化初期における硬化被膜の形成ス
ピードを容易にコントロールすることが可能であり、更
にその硬化過程において、シールした目地の動きに対し
て十分追随し、目地の動きによるシーリング材の亀裂発
生を抑制可能とするものである。
【0017】本発明において、上記有機ジルコニウム化
合物としては、下記一般式(3)で示される化合物が好
適である。 Zr(OR44 (3) (式中、R4は炭素数1〜10の非置換又は置換一価炭
化水素基であり、R4は互いに同一であっても異種の基
であってもよい。)ここで、R4としては、上記R1で挙
げたものと同様のものを例示することができる。
【0018】(C)成分の有機ジルコニウム化合物の具
体例としては、テトラプロポキシジルコネート、テトラ
ブトキシジルコネートが特に好ましい。上記(C)成分
の配合量は、(A)成分のオルガノポリシロキサン10
0重量部に対して0.1重量部以上0.5重量部未満、
好ましくは0.1〜0.45重量部、特に好ましくは
0.1〜0.4重量部である。0.1重量部未満では上
記の効果が不十分であり、0.5重量部以上添加する
と、硬化後のゴムの耐久性が悪くなる。特にサンシャイ
ンウエザメーターの促進劣化条件下では、劣化が著し
く、ゴムの物性低下が大きいため屋外での使用が大きく
抑制されてしまう。
【0019】本発明においては、煙霧質シリカや湿式シ
リカ等の補強性シリカ充填剤を(A)成分のオルガノポ
リシロキサン100重量部に対して1〜50重量部、特
に5〜30重量部配合することが好ましい。特に表面を
反応性シランや、シロキサン、シラザン等で疎水化処理
した煙霧質シリカが好ましく、中でもジメチルジクロロ
シランで処理された煙霧質シリカが好ましい。この場
合、メチルトリクロロシランやトリメチルモノクロロシ
ラン等が50重量%以内で混合されていてもよい。これ
を配合することにより耐候性等の物性が著しく向上する
と共にタックフリータイムを更に向上させ、クラックを
も抑制することができる。
【0020】また、組成物の硬化を促進するために縮合
触媒を使用してもよい。縮合触媒としては、例えばこの
種の組成物の硬化促進剤として従来から一般的に使用さ
れている有機錫化合物及び/又は有機チタン化合物が好
適に用いられる。
【0021】例えば、ジメチルジメトキシスズ、ジブチ
ルスズジアセテート、ジブチルスズジオクトエート、ジ
ブチルスズジベンジルマレート、ジオクチルスズジアセ
テート等の有機錫化合物、テトラエトキシチタン、テト
ライソプロポキシチタン、テトラブトキシチタン、テト
ラオクトキシチタン、ジイソプロポキシチタンエチルア
セトアセテート、ジイソプロポキシチタンアセチルアセ
トナートなどが挙げられ、これらの1種を単独で又は2
種以上を組み合わせて使用することができる。
【0022】縮合触媒の使用量は、一般に(A)成分の
オルガノポリシロキサン100重量部に対して10重量
部以下、特に0.0001〜5重量部、とりわけ0.0
01〜2重量部が好ましい。縮合触媒の使用量が10重
量部を超えると、初期のタックフリーが短くなることや
保存性が悪くなることなど、得られる硬化物の性能が悪
くなる方に作用するため、シール材としての性能が損な
われる場合がある。
【0023】本発明組成物には、上記成分以外に必要に
応じて任意成分として一般に知られている充填剤、添加
剤などを使用しても差し支えない。充填剤としては、例
えば石英粉、酸化チタン、炭酸カルシウム、炭酸亜鉛、
タルクなどが挙げられる。添加剤としては、チクソ性向
上剤としてのポリエーテル、無機系や有機系の防かび
剤、抗菌剤、両末端がトリメチルシリル基で封鎖された
ジメチルシリコーンオイル、接着助剤としてγ−アミノ
プロピルトリエトキシシラン、3−2−(アミノエチル
アミノ)プロピルトリメトキシシラン等のアミノシラン
類、γ−グリシジルプロピルトリメトキシシラン、β−
(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキ
シシラン等のエポキシシラン類などが挙げられる。
【0024】本発明の室温硬化性オルガノポリシロキサ
ン組成物は、上記各成分を通常の方法で混合して調製す
ることができ、得られた組成物は、各種被着体に塗布し
て接着剤として使用できる。この場合、被着体としては
各種樹脂を使用することができ、具体的にはPBT(ポ
リブチレンテレフタレート)、HIPS(ハイインパク
トポリスチロール)、アクリル樹脂等が例示される。本
発明組成物は、これらの中でも特に難接着性とされてい
たPBT、HIPS、アクリル樹脂に対しても接着性に
優れていることから、これら樹脂を被着体として好適に
使用できる。
【0025】なお、本発明組成物の硬化条件等は、この
種の公知の室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物の
場合と同様である。
【0026】本発明の組成物は、特にシーリング材とし
て好適に使用されるものである。この場合、本発明の組
成物は、硬化速度を変えずに指触乾燥時間(タックフリ
ータイム)が延長されたものである。具体的には、組成
物を内径が10mmの開放容器に充填し、23℃・50
%RHで1日間放置(硬化)させた後に空気に触れた部
分から硬化した厚さで表される硬化速度が2.4mm以
上であり、かつ2mm厚のシートを成型し、23℃・5
0%RHで7日間養生(硬化)させた後に、JIS A
5758に規定する方法に準じて測定した指触乾燥時
間が8分以上、好ましくは10分以上であるものが有効
に用いられる。
【0027】
【実施例】以下、実施例及び比較例を示して本発明を具
体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限される
ものではない。
【0028】[実施例1]25℃における粘度が20,
000cStの末端がシラノール基で封鎖されたポリジ
メチルシロキサン90重量部に、表面をジメチルジクロ
ロシランで処理した煙霧状シリカ10重量部を加え、混
合機で混合した後、メチルトリブタノキシムシラン6重
量部を加えて、減圧下で完全に混合し、更にγ−アミノ
プロピルトリエトキシシラン1.0重量部、テトラブト
キシジルコネート0.1重量部を加え、減圧下で完全に
混合し、サンプル1を得た。
【0029】[実施例2]実施例1のテトラブトキシジ
ルコネートの配合量を0.4重量部とし、サンプル2を
得た。
【0030】[実施例3]実施例1のテトラブトキシジ
ルコネートの代わりにテトラプロポキシジルコネート
0.4重量部を配合し、サンプル3を得た。
【0031】[実施例4]25℃における粘度が20,
000cStの末端がシラノール基で封鎖されたポリジ
メチルシロキサン90重量部に、表面をジメチルジクロ
ロシランで処理した煙霧状シリカ10重量部を加え、混
合機で混合した後、メチルトリブタノキシムシラン6重
量部、ジブチル錫ジオクテート0.1重量部を加えて、
減圧下で完全に混合し、更にγ−アミノプロピルトリエ
トキシシラン1.0重量部、テトラブトキシジルコネー
ト0.1重量部を加え、減圧下で完全に混合し、サンプ
ル4を得た。
【0032】[実施例5]実施例4のテトラブトキシジ
ルコネートの配合量を0.4重量部とし、サンプル5を
得た。
【0033】[実施例6]実施例4のテトラブトキシジ
ルコネートの代わりにテトラプロポキシジルコネート
0.4重量部を配合し、サンプル6を得た。
【0034】[比較例1]25℃における粘度が20,
000cStの末端がシラノール基で封鎖されたポリジ
メチルシロキサン90重量部に、表面をジメチルジクロ
ロシランで処理した煙霧状シリカ10重量部を加え、混
合機で混合した後、メチルトリブタノキシムシラン6重
量部、ジブチル錫ジオクテート0.1重量部を加えて、
減圧下で完全に混合し、更にγ−アミノプロピルトリエ
トキシシラン1.0重量部を加え、減圧下で完全に混合
し、サンプル7を得た。
【0035】[比較例2]比較例1にテトラブトキシチ
タネート0.1重量部を加え、減圧下で完全に混合し、
サンプル8を得た。
【0036】[比較例3]比較例1にテトラブトキシチ
タネート0.4重量部を加え、減圧下で完全に混合し、
サンプル9を得た。
【0037】[比較例4]比較例1にジイソプロポキシ
ジアセチルアセトナートチタン0.4重量部を加え、減
圧下で完全に混合し、サンプル10を得た。
【0038】[比較例5]比較例1にテトラブトキシジ
ルコネート0.5重量部を加え、ジブチル錫ジオクテー
トを加えずに減圧下で完全に混合し、サンプル11を得
た。
【0039】上記実施例及び比較例における各サンプル
の構成について表1,2にまとめて掲げた。
【0040】試験方法 <一般特性確認試験> 各項目測定方法:2mm厚のシートを成型し、23℃・
50%RH×7日間養生後、下記の要領で物性を評価し
た。 指触乾燥時間:JIS A 5758に規定する方法に
準じて測定した。 硬さ、切断時伸び、引張強さ:JIS K 6249に
規定する方法に準じて測定した。 <亀裂(クラック)発生確認試験>得られたサンプルを
アルミ板上に幅10mm、長さ100mm、厚さ5mm
の形状に成形し、23℃・50%RHの雰囲気で一定時
間硬化させ、各経過時間でこのアルミ板を中央で90度
に折り曲げ、シーリング材の表面の亀裂を確認した。 <硬化速度試験>内径が10mmのガラスシャーレにサ
ンプルを充填し、23℃・50%RH×1日後に空気に
触れた部分から硬化した厚さを測定した。 <保存安定性確認試験>各サンプルを密封下で70℃,
7日間乾燥機で加熱劣化後、上記一般特性確認試験と同
じ要領で測定した。
【0041】
【表1】
【0042】
【表2】
【0043】
【発明の効果】本発明の室温硬化性オルガノポリシロキ
サン組成物によれば、指触乾燥時間(タックフリータイ
ム)を延長することが可能であり、同時に硬化速度を変
えず、しかも、クラックを抑制することが可能な室温硬
化性オルガノポリシロキサン組成物が得られる。このシ
リコーンゴムは、現場施工が多い建材用シーリング材等
に有用である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)下記一般式(1)で示されるオルガノポリシロキサン 100重量部 HO(SiR1 2O)nH (1) (式中、R1は炭素数1〜10の非置換又は置換一価炭化水素基であり、R1は互 いに同一であっても異種の基であってもよい。nは10以上の整数である。) (B)ケイ素原子に結合した加水分解可能な基を1分子中に2個以上有するシラ ン化合物又はその部分加水分解物 0.1〜30重量部 (C)有機ジルコニウム化合物 0.1重量部以上0.5重量部未満 を含有してなることを特徴とする室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物。
  2. 【請求項2】 (B)成分が、下記一般式(2)で示さ
    れるケトオキシム基を1分子中に2個以上有するシラン
    化合物又はその部分加水分解物である請求項1記載の組
    成物。 R3 aSi(ON=CR2 24-a (2) (式中、R2は炭素数1〜10の非置換又は置換一価炭
    化水素基であり、R3は炭素数1〜10の非置換一価炭
    化水素基であり、aは0、1又は2である。)
  3. 【請求項3】 (C)成分の有機ジルコニウム化合物
    が、下記一般式(3) Zr(OR44 (3) (式中、R4は炭素数1〜10の非置換又は置換一価炭
    化水素基である。)で示されるものである請求項1又は
    2記載の組成物。
  4. 【請求項4】 更に、表面が疎水化処理された煙霧質シ
    リカ1〜50重量部を配合した請求項1乃至3のいずれ
    か1項に記載の組成物。
  5. 【請求項5】 疎水化処理する処理剤がジメチルジクロ
    ロシランである請求項4記載の組成物。
  6. 【請求項6】 23℃・50%RHで7日間硬化させた
    後の指触乾燥時間が8分以上であり、23℃・50%R
    Hで1日間硬化させた場合の硬化速度が2.4mm以上
    である請求項1乃至5のいずれか1項記載の組成物。
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Cited By (16)

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