JP2001298970A - 圧電アクチュエータ - Google Patents
圧電アクチュエータInfo
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- JP2001298970A JP2001298970A JP2000110446A JP2000110446A JP2001298970A JP 2001298970 A JP2001298970 A JP 2001298970A JP 2000110446 A JP2000110446 A JP 2000110446A JP 2000110446 A JP2000110446 A JP 2000110446A JP 2001298970 A JP2001298970 A JP 2001298970A
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- Japan
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- piezoelectric
- piezoelectric element
- guide rail
- piezoelectric elements
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- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 リニアモータや回転テーブル、X−Yテーブ
ル等の駆動装置として好適に用いられる圧電アクチュエ
ータを提供する。 【解決手段】 圧電アクチュエータ1は、ステージ(被
搬送体)23を支持し、ガイドレール21を跨いで位置
する第1部分および第2部分とを有する支持部材22
と、第1部分および第2部分の各部において、ガイドレ
ール21の長さ方向(X軸方向)において支持部材22
を挟持するように配設される第1圧電素子2a・2b
と、第1圧電素子2a・2bを挟持するように配設され
る第2圧電素子3a・3bとを具備する。第1圧電素子
2a・2bは、ガイドレール21の長さ方向に伸縮し、
第2圧電素子3a・3bは、ガイドレール21に所定の
圧力で当接されるとともに、ガイドレール21との離接
方向に伸縮する。圧電アクチュエータ1では、支持部材
22とガイドレール21との間の相対的移動が可能とな
る。
ル等の駆動装置として好適に用いられる圧電アクチュエ
ータを提供する。 【解決手段】 圧電アクチュエータ1は、ステージ(被
搬送体)23を支持し、ガイドレール21を跨いで位置
する第1部分および第2部分とを有する支持部材22
と、第1部分および第2部分の各部において、ガイドレ
ール21の長さ方向(X軸方向)において支持部材22
を挟持するように配設される第1圧電素子2a・2b
と、第1圧電素子2a・2bを挟持するように配設され
る第2圧電素子3a・3bとを具備する。第1圧電素子
2a・2bは、ガイドレール21の長さ方向に伸縮し、
第2圧電素子3a・3bは、ガイドレール21に所定の
圧力で当接されるとともに、ガイドレール21との離接
方向に伸縮する。圧電アクチュエータ1では、支持部材
22とガイドレール21との間の相対的移動が可能とな
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リニアモータや回
転テーブル、X−Yテーブル等の駆動装置として好適に
用いられる圧電アクチュエータに関する。
転テーブル、X−Yテーブル等の駆動装置として好適に
用いられる圧電アクチュエータに関する。
【0002】
【従来の技術】圧電体の厚み−縦変位モード(33モー
ド)や共振を利用したリニアモータは、従来の電磁モー
タと比較して、機構が簡単であること、停止保持力に優
れること、電磁ノイズが小さいこと等の優れた特徴を有
している。
ド)や共振を利用したリニアモータは、従来の電磁モー
タと比較して、機構が簡単であること、停止保持力に優
れること、電磁ノイズが小さいこと等の優れた特徴を有
している。
【0003】このようなリニアモータとして、例えば、
図8の各図に示すように、2本のレール50間に挟まれ
るように配置されるリニアアクチュエータ55が知られ
ている。リニアアクチュエータ55は、レール50の長
さ方向に垂直な方向に伸縮する2個の圧電素子51・5
3の間に、レール50の長さ方向と伸縮方向が一致する
圧電素子52が配置されて、一体化された構造を有して
いる。
図8の各図に示すように、2本のレール50間に挟まれ
るように配置されるリニアアクチュエータ55が知られ
ている。リニアアクチュエータ55は、レール50の長
さ方向に垂直な方向に伸縮する2個の圧電素子51・5
3の間に、レール50の長さ方向と伸縮方向が一致する
圧電素子52が配置されて、一体化された構造を有して
いる。
【0004】このリニアアクチュエータ55の駆動メカ
ニズムは、図8に示すように、例えば、レール50に最
初の圧電素子51の位置を基準点Pとして設定し、圧電
素子51を伸張させてリニアアクチュエータ55の位置
を固定し(a)、次に圧電素子52を伸張させて圧電素
子53を圧電素子51から遠ざけ(b)、その後に圧電
素子53を伸張させてリニアアクチュエータ55の位置
を固定する(c)。続いて圧電素子51の伸張を解除し
て(d)、さらに圧電素子52の伸張を解除し(e)、
その後に圧電素子53の伸張を解除する(f)という動
作を繰り返すことで行われる。
ニズムは、図8に示すように、例えば、レール50に最
初の圧電素子51の位置を基準点Pとして設定し、圧電
素子51を伸張させてリニアアクチュエータ55の位置
を固定し(a)、次に圧電素子52を伸張させて圧電素
子53を圧電素子51から遠ざけ(b)、その後に圧電
素子53を伸張させてリニアアクチュエータ55の位置
を固定する(c)。続いて圧電素子51の伸張を解除し
て(d)、さらに圧電素子52の伸張を解除し(e)、
その後に圧電素子53の伸張を解除する(f)という動
作を繰り返すことで行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなリニアアクチュエータ55では、2本のレール50
間の距離を常に一定としなければ、リニアアクチュエー
タ55のレール50との当接圧力が変化して移動速度が
場所によって変化し、また、最悪の場合に移動できずに
停止するといった問題がある。また、用いられている圧
電素子51〜53のうちの1個でも故障が生じた場合に
は、駆動が不可能となる問題がある。
うなリニアアクチュエータ55では、2本のレール50
間の距離を常に一定としなければ、リニアアクチュエー
タ55のレール50との当接圧力が変化して移動速度が
場所によって変化し、また、最悪の場合に移動できずに
停止するといった問題がある。また、用いられている圧
電素子51〜53のうちの1個でも故障が生じた場合に
は、駆動が不可能となる問題がある。
【0006】さらに、リニアアクチュエータ55が落下
すること等のないように、レール50には、リニアアク
チュエータ55が移動するための案内溝等を形成するこ
とが必要となる場合や、移動ステージをリニアアクチュ
エータ55上に配置した場合には、移動ステージにより
リニアアクチュエータ55が変形して、駆動特性が変化
するおそれがあり、移動ステージがレール50に沿って
移動するように、移動ステージおよび/またはレール5
0に案内部を設ける等の必要が生じ、加工費が嵩む等の
問題が生ずることも考えられる。
すること等のないように、レール50には、リニアアク
チュエータ55が移動するための案内溝等を形成するこ
とが必要となる場合や、移動ステージをリニアアクチュ
エータ55上に配置した場合には、移動ステージにより
リニアアクチュエータ55が変形して、駆動特性が変化
するおそれがあり、移動ステージがレール50に沿って
移動するように、移動ステージおよび/またはレール5
0に案内部を設ける等の必要が生じ、加工費が嵩む等の
問題が生ずることも考えられる。
【0007】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、その目的とするところの1
つは、例えば、1本のレールに沿って移動することが可
能な構造とすることにより、アクチュエータとレール間
の当接圧力の調整を容易とし、また、1個のアクチュエ
ータが使用不可能となった場合でも継続して運転が可能
であり、さらに、移動ステージやレール形状に特別な形
状加工を必要としない安価な圧電アクチュエータを提供
することにある。
鑑みてなされたものであり、その目的とするところの1
つは、例えば、1本のレールに沿って移動することが可
能な構造とすることにより、アクチュエータとレール間
の当接圧力の調整を容易とし、また、1個のアクチュエ
ータが使用不可能となった場合でも継続して運転が可能
であり、さらに、移動ステージやレール形状に特別な形
状加工を必要としない安価な圧電アクチュエータを提供
することにある。
【0008】また、本発明の別の目的は、1方向移動に
限定されず、一平面内で所定の角度で交差する2方向へ
の移動、さらにこのような2方向への移動を組み合わせ
ることで平面内の任意位置への移動を可能ならしめ、さ
らに圧電素子の駆動形態を制御することによって回転移
動を可能とすることにより、X−Yステージや回転ステ
ージとして用いることができる圧電アクチュエータを提
供することにある。
限定されず、一平面内で所定の角度で交差する2方向へ
の移動、さらにこのような2方向への移動を組み合わせ
ることで平面内の任意位置への移動を可能ならしめ、さ
らに圧電素子の駆動形態を制御することによって回転移
動を可能とすることにより、X−Yステージや回転ステ
ージとして用いることができる圧電アクチュエータを提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明によれ
ば、第1の圧電アクチュエータとして、被搬送体を支持
し、ガイドレールを跨いで位置する第1部分および第2
部分とを有する支持部材と、前記第1部分および第2部
分の各部において、前記ガイドレールの長さ方向におい
て、前記支持部材を挟持するように配設される第1圧電
素子と、前記第1圧電素子を挟持するように配設される
第2圧電素子と、を具備し、前記第1圧電素子は、前記
ガイドレールの長さ方向に伸縮し、前記第2圧電素子
は、前記ガイドレールに所定の圧力で当接されるととも
に、前記ガイドレールとの離接方向に伸縮し、前記支持
部材と前記ガイドレールとの間の相対的移動が可能であ
ることを特徴とする圧電アクチュエータ、が提供され
る。
ば、第1の圧電アクチュエータとして、被搬送体を支持
し、ガイドレールを跨いで位置する第1部分および第2
部分とを有する支持部材と、前記第1部分および第2部
分の各部において、前記ガイドレールの長さ方向におい
て、前記支持部材を挟持するように配設される第1圧電
素子と、前記第1圧電素子を挟持するように配設される
第2圧電素子と、を具備し、前記第1圧電素子は、前記
ガイドレールの長さ方向に伸縮し、前記第2圧電素子
は、前記ガイドレールに所定の圧力で当接されるととも
に、前記ガイドレールとの離接方向に伸縮し、前記支持
部材と前記ガイドレールとの間の相対的移動が可能であ
ることを特徴とする圧電アクチュエータ、が提供され
る。
【0010】また、本発明によれば、第2の圧電アクチ
ュエータとして、所定の角度で交差する2方向の各方向
において、伸縮方向が当該方向と一致するように2個ず
つ配設される第1圧電素子と、前記第1圧電素子の中央
に配置され、前記第1圧電素子の一方の伸縮方向端面が
接合される連結部材と、前記各第1圧電素子の他方の伸
縮方向端面に接合される第2圧電素子と、減摩材を介し
て前記第2圧電素子に荷重が掛かるように配設される重
量体と、を具備し、前記第2圧電素子は、前記重量体か
らの加重印加方向に伸縮し、前記連結部材が、前記重量
体または前記第2圧電素子の接地面に連結されて、前記
重量体と前記接地面との間の相対的移動が可能であるこ
とを特徴とする圧電アクチュエータ、が提供される。
ュエータとして、所定の角度で交差する2方向の各方向
において、伸縮方向が当該方向と一致するように2個ず
つ配設される第1圧電素子と、前記第1圧電素子の中央
に配置され、前記第1圧電素子の一方の伸縮方向端面が
接合される連結部材と、前記各第1圧電素子の他方の伸
縮方向端面に接合される第2圧電素子と、減摩材を介し
て前記第2圧電素子に荷重が掛かるように配設される重
量体と、を具備し、前記第2圧電素子は、前記重量体か
らの加重印加方向に伸縮し、前記連結部材が、前記重量
体または前記第2圧電素子の接地面に連結されて、前記
重量体と前記接地面との間の相対的移動が可能であるこ
とを特徴とする圧電アクチュエータ、が提供される。
【0011】この第2の圧電アクチュエータは、連結部
材を重量物と連結せずに、圧電アクチュエータが配設さ
れる接地面、例えば、台と連結して構成することもでき
る。すなわち、本発明によれば、第3のアクチュエータ
として、所定の角度で交差する2方向の各方向におい
て、伸縮方向が当該方向と一致するように2個ずつ配設
される第1圧電素子と、前記第1圧電素子の中央に配置
され、前記第1圧電素子の一方の伸縮方向端面が接合さ
れる連結部材と、前記各第1圧電素子の他方の伸縮方向
端面に接合される第2圧電素子と、前記連結部材と連結
され、減摩材を介して前記第2圧電素子が接地される台
部と、前記第2圧電素子に荷重が掛かるように配設され
る可動な重量体と、を具備し、前記第2圧電素子は、前
記重量体からの加重印加方向に伸縮することを特徴とす
る圧電アクチュエータ、もまた提供される。
材を重量物と連結せずに、圧電アクチュエータが配設さ
れる接地面、例えば、台と連結して構成することもでき
る。すなわち、本発明によれば、第3のアクチュエータ
として、所定の角度で交差する2方向の各方向におい
て、伸縮方向が当該方向と一致するように2個ずつ配設
される第1圧電素子と、前記第1圧電素子の中央に配置
され、前記第1圧電素子の一方の伸縮方向端面が接合さ
れる連結部材と、前記各第1圧電素子の他方の伸縮方向
端面に接合される第2圧電素子と、前記連結部材と連結
され、減摩材を介して前記第2圧電素子が接地される台
部と、前記第2圧電素子に荷重が掛かるように配設され
る可動な重量体と、を具備し、前記第2圧電素子は、前
記重量体からの加重印加方向に伸縮することを特徴とす
る圧電アクチュエータ、もまた提供される。
【0012】ここで、第2および第3の圧電アクチュエ
ータにおいては、所定の角度で交差する2方向を、直交
する2方向とすることが好ましい。また、本発明の第1
〜第3の圧電アクチュエータにおいては、各種の圧電素
子として積層型圧電素子が好適に用いられる。
ータにおいては、所定の角度で交差する2方向を、直交
する2方向とすることが好ましい。また、本発明の第1
〜第3の圧電アクチュエータにおいては、各種の圧電素
子として積層型圧電素子が好適に用いられる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明するが、本発明が以下の実
施の形態に限定されるものでないことはいうまでもな
い。本発明の圧電アクチュエータは、圧電体の厚み−縦
変位(33モード変位)を利用した圧電素子を複数組み
合わせて、所定の運動を行わせるものである。使用され
る圧電体の材料(圧電セラミックス、高分子圧電体、単
結晶圧電体等)や形態(板状、ブロック状等、単板、積
層体等)に限定はないが、例えば、圧電定数d33が5
00×10−12m/Vのチタン酸ジルコン酸鉛(PZ
T)系圧電セラミックスからなる厚みが10mmの圧電
体ブロックを10μm変位させようとすると、2000
0Vもの電圧が必要となる。このことは、本発明の圧電
アクチュエータの動作原理上は何ら問題とはならない
が、実用的とは言い難い。
て、図面を参照しながら説明するが、本発明が以下の実
施の形態に限定されるものでないことはいうまでもな
い。本発明の圧電アクチュエータは、圧電体の厚み−縦
変位(33モード変位)を利用した圧電素子を複数組み
合わせて、所定の運動を行わせるものである。使用され
る圧電体の材料(圧電セラミックス、高分子圧電体、単
結晶圧電体等)や形態(板状、ブロック状等、単板、積
層体等)に限定はないが、例えば、圧電定数d33が5
00×10−12m/Vのチタン酸ジルコン酸鉛(PZ
T)系圧電セラミックスからなる厚みが10mmの圧電
体ブロックを10μm変位させようとすると、2000
0Vもの電圧が必要となる。このことは、本発明の圧電
アクチュエータの動作原理上は何ら問題とはならない
が、実用的とは言い難い。
【0014】そこで、本発明の圧電アクチュエータにお
いては、圧電セラミックスを用い、その圧電体の厚み−
縦変位モード(33モード)を用いた圧電素子として公
知である、図7(a)に示すような、一層の圧電体95
の厚みを薄くして、内部電極96と交互に幾層にも重ね
た、いわゆる積層型圧電素子97aが好適に用いられ
る。内部電極96は交互に外部電極98と接続されて一
対とされ、分極と駆動を兼ねて用いられる。
いては、圧電セラミックスを用い、その圧電体の厚み−
縦変位モード(33モード)を用いた圧電素子として公
知である、図7(a)に示すような、一層の圧電体95
の厚みを薄くして、内部電極96と交互に幾層にも重ね
た、いわゆる積層型圧電素子97aが好適に用いられ
る。内部電極96は交互に外部電極98と接続されて一
対とされ、分極と駆動を兼ねて用いられる。
【0015】積層型圧電素子97aにおいて、1層の圧
電体95の厚みを、例えば100μmとして100層に
積層すると、内部電極は2〜3μm程度と薄く形成でき
ることから、全体的に約10mmの厚みとなり、この場
合、200Vの電圧で10μmの変位を得ることが可能
となる。
電体95の厚みを、例えば100μmとして100層に
積層すると、内部電極は2〜3μm程度と薄く形成でき
ることから、全体的に約10mmの厚みとなり、この場
合、200Vの電圧で10μmの変位を得ることが可能
となる。
【0016】なお、図7(a)に示した積層型圧電素子
97aは、一般的に積層コンデンサ型と呼ばれるもので
あるが、この他に、図7(b)に示すように、全ての内
部電極96を素子側面に露出させるとともに、一層おき
に絶縁層99を形成して、一層おきに内部電極96が外
部電極98に接続された全面電極型と呼ばれる積層型圧
電素子97bや、図7(c)に示すように、圧電体95
の積層方向において内部電極96が重畳しない部分に応
力緩和層94を形成したスリット型と呼ばれる積層型圧
電素子97c等が知られており、本発明において、好適
に使用される積層型圧電素子の形態に限定はない。
97aは、一般的に積層コンデンサ型と呼ばれるもので
あるが、この他に、図7(b)に示すように、全ての内
部電極96を素子側面に露出させるとともに、一層おき
に絶縁層99を形成して、一層おきに内部電極96が外
部電極98に接続された全面電極型と呼ばれる積層型圧
電素子97bや、図7(c)に示すように、圧電体95
の積層方向において内部電極96が重畳しない部分に応
力緩和層94を形成したスリット型と呼ばれる積層型圧
電素子97c等が知られており、本発明において、好適
に使用される積層型圧電素子の形態に限定はない。
【0017】次に、上述した圧電素子を用いた本発明の
第1の圧電アクチュエータの構造について説明する。図
1(a)は、圧電アクチュエータ1の側面図を示し、図
1(b)は平面図を示している。図1に示されるよう
に、断面略4角形のガイドレール21には、コの字型の
支持部材22が跨設されており、支持部材22の上部に
は被搬送体としてのステージ23が配設されている。な
お、図1(b)においては、ステージ23およびベアリ
ング24は記載を省略している。
第1の圧電アクチュエータの構造について説明する。図
1(a)は、圧電アクチュエータ1の側面図を示し、図
1(b)は平面図を示している。図1に示されるよう
に、断面略4角形のガイドレール21には、コの字型の
支持部材22が跨設されており、支持部材22の上部に
は被搬送体としてのステージ23が配設されている。な
お、図1(b)においては、ステージ23およびベアリ
ング24は記載を省略している。
【0018】ここで、ガイドレール21の長さ方向をX
軸方向、側面方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とす
ると、支持部材22はZ軸方向の上からガイドレール2
1を跨ぐように配設されているため、落下することはな
く、支持部材22はレール21の長さ方向に沿って移動
できるように可動な状態にある。
軸方向、側面方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とす
ると、支持部材22はZ軸方向の上からガイドレール2
1を跨ぐように配設されているため、落下することはな
く、支持部材22はレール21の長さ方向に沿って移動
できるように可動な状態にある。
【0019】支持部材22の形状は、コの字型に限定さ
れるものではなく、跨設方向もZ軸方向に限定されるも
のではない。例えば、図2(a)は、図1記載のコの字
型の支持部材22をY軸方向からガイドレール21を跨
ぐように配設した場合を示しており、図2(b)に示す
ように、ガイドレール21が貫通するような中空状の支
持部材22aを用いることや、図2(c)に示すよう
に、ガイドレール21に懸垂した形態をとる支持部材2
2b等を用いることもできる。
れるものではなく、跨設方向もZ軸方向に限定されるも
のではない。例えば、図2(a)は、図1記載のコの字
型の支持部材22をY軸方向からガイドレール21を跨
ぐように配設した場合を示しており、図2(b)に示す
ように、ガイドレール21が貫通するような中空状の支
持部材22aを用いることや、図2(c)に示すよう
に、ガイドレール21に懸垂した形態をとる支持部材2
2b等を用いることもできる。
【0020】このように、支持部材22は、ガイドレー
ル21を跨いで位置する第1部分および第2部分とを有
していればよく、圧電アクチュエータ1では、ガイドレ
ール21の側面(Y軸方向側面)に位置する支持部材2
2の各部位が、この第1部分および第2部分に該当す
る。後述するように、この第1部分と第2部分に圧電素
子が配設される。なお、図2(a)の例では、支持部材
22がガイドレール21から外れることのないように、
案内機構を設けることが好ましい。
ル21を跨いで位置する第1部分および第2部分とを有
していればよく、圧電アクチュエータ1では、ガイドレ
ール21の側面(Y軸方向側面)に位置する支持部材2
2の各部位が、この第1部分および第2部分に該当す
る。後述するように、この第1部分と第2部分に圧電素
子が配設される。なお、図2(a)の例では、支持部材
22がガイドレール21から外れることのないように、
案内機構を設けることが好ましい。
【0021】ステージ23は、ベアリング24を介して
ガイドレール21上に配置されており、ステージ23の
荷重がベアリング24を介してガイドレール21に掛か
るようになっている。ベアリング24はステージ23側
に固定されており、ベアリング24は減摩材として機能
することから、ベアリング24によってステージ23の
ガイドレール21に沿った移動は妨げられることはな
い。
ガイドレール21上に配置されており、ステージ23の
荷重がベアリング24を介してガイドレール21に掛か
るようになっている。ベアリング24はステージ23側
に固定されており、ベアリング24は減摩材として機能
することから、ベアリング24によってステージ23の
ガイドレール21に沿った移動は妨げられることはな
い。
【0022】一方で、ベアリング24を用いることな
く、ステージ23の荷重が支持部材22を通してガイド
レール21の上面に掛かるようにしても構わない。但
し、支持部材22を介してガイドレール21に掛かるス
テージ23の荷重により、特に、圧電アクチュエータ1
を構成する第1圧電素子2a・2bの変位が妨げられる
ことのないようにする必要がある。なお、ベアリング2
4に代わる減摩材として、タルク(滑石、ろう石)、セ
リサイト(雲母)、カーボン、窒化ホウ素、フッ素樹脂
等を用いることもできる。
く、ステージ23の荷重が支持部材22を通してガイド
レール21の上面に掛かるようにしても構わない。但
し、支持部材22を介してガイドレール21に掛かるス
テージ23の荷重により、特に、圧電アクチュエータ1
を構成する第1圧電素子2a・2bの変位が妨げられる
ことのないようにする必要がある。なお、ベアリング2
4に代わる減摩材として、タルク(滑石、ろう石)、セ
リサイト(雲母)、カーボン、窒化ホウ素、フッ素樹脂
等を用いることもできる。
【0023】ガイドレール21の各側面(Y軸方向側
面)においては、2個の第1圧電素子2a・2bが、支
持部材22を挟持するように配設され、さらに、2個の
第2圧電素子3a・3bが、これら第1圧電素子2a・
2bを挟持するように配設されている。こうして、合計
4個の第1圧電素子2a・2bと4個の第2圧電素子3
a・3bが、ガイドレール21を対称軸として略線対称
な形態を取るように配置される。第1圧電素子2a・2
bは、ガイドレール21の長さ方向(X軸方向)、つま
り、第1圧電素子2a・2bが支持部材22を挟持する
方向に伸縮し、また、第2圧電素子3a・3bは、ガイ
ドレール21との離接方向(Y軸方向)に伸縮する。
面)においては、2個の第1圧電素子2a・2bが、支
持部材22を挟持するように配設され、さらに、2個の
第2圧電素子3a・3bが、これら第1圧電素子2a・
2bを挟持するように配設されている。こうして、合計
4個の第1圧電素子2a・2bと4個の第2圧電素子3
a・3bが、ガイドレール21を対称軸として略線対称
な形態を取るように配置される。第1圧電素子2a・2
bは、ガイドレール21の長さ方向(X軸方向)、つま
り、第1圧電素子2a・2bが支持部材22を挟持する
方向に伸縮し、また、第2圧電素子3a・3bは、ガイ
ドレール21との離接方向(Y軸方向)に伸縮する。
【0024】支持部材22と第1圧電素子2a・2bと
の間の接合および第1圧電素子2a・2bと第2圧電素
子3a・3bとの間の接合は、樹脂接着剤等を用いて行
うことができるが、樹脂接着剤としては、第1圧電素子
2a・2bの変位吸収量が少なく、一方で、第2圧電素
子3a・3bの伸縮変形によって第1圧電素子2a・2
bとの間の接合部分が剥離することのないように、適度
な硬度および接着強度を有するものを選択することが好
ましい。
の間の接合および第1圧電素子2a・2bと第2圧電素
子3a・3bとの間の接合は、樹脂接着剤等を用いて行
うことができるが、樹脂接着剤としては、第1圧電素子
2a・2bの変位吸収量が少なく、一方で、第2圧電素
子3a・3bの伸縮変形によって第1圧電素子2a・2
bとの間の接合部分が剥離することのないように、適度
な硬度および接着強度を有するものを選択することが好
ましい。
【0025】第2圧電素子3a・3bは、ガイドレール
21の側面に所定の圧力で当接される。こうして、通常
の状態において、第2圧電素子3a・3bには、所定の
圧縮応力が掛けられた状態となるが、この圧縮応力は、
第2圧電素子3a・3bに電圧を印加していない状態、
または、第2圧電素子3a・3bに負の電圧(印加した
電界の向きが第2圧電素子3a・3bにおける圧電体の
分極の向きと反対となる電圧)を印加して縮ませた状態
において、第2圧電素子3a・3bがガイドレール21
の側面を滑って移動することができる程度とする。な
お、第2圧電素子3a・3bのガイドレール21側の端
面には、耐摩耗性部材、例えば、アルミナ、ジルコニ
ア、窒化珪素、炭化珪素等の部材を取り付けておくこと
が好ましい。
21の側面に所定の圧力で当接される。こうして、通常
の状態において、第2圧電素子3a・3bには、所定の
圧縮応力が掛けられた状態となるが、この圧縮応力は、
第2圧電素子3a・3bに電圧を印加していない状態、
または、第2圧電素子3a・3bに負の電圧(印加した
電界の向きが第2圧電素子3a・3bにおける圧電体の
分極の向きと反対となる電圧)を印加して縮ませた状態
において、第2圧電素子3a・3bがガイドレール21
の側面を滑って移動することができる程度とする。な
お、第2圧電素子3a・3bのガイドレール21側の端
面には、耐摩耗性部材、例えば、アルミナ、ジルコニ
ア、窒化珪素、炭化珪素等の部材を取り付けておくこと
が好ましい。
【0026】この当接のために、圧電アクチュエータ1
では、コの字型の圧接治具25a・25bを用いて、ガ
イドレール21を挟んで対向する2個の第2圧電素子3
aどうし、第2圧電素子3bどうしを、ガイドレール2
1の下側空間を利用して、所定の圧力で拘束した構造が
採られている。圧接治具25a・25bと第2圧電素子
3a・3bとの接合には、前述した樹脂接着剤を用いる
ことができる。
では、コの字型の圧接治具25a・25bを用いて、ガ
イドレール21を挟んで対向する2個の第2圧電素子3
aどうし、第2圧電素子3bどうしを、ガイドレール2
1の下側空間を利用して、所定の圧力で拘束した構造が
採られている。圧接治具25a・25bと第2圧電素子
3a・3bとの接合には、前述した樹脂接着剤を用いる
ことができる。
【0027】第2圧電素子3a・3bのガイドレール2
1への当接には、例えば、支持部材22のY軸方向側面
にバネ板を接合して、第2圧電素子3a・3bをガイド
レール21に圧し付ける方法を用いることもできる。こ
の場合には、ガイドレール21の下側空間に何ら部材が
配設されないことから、構造が簡単となり、ガイドレー
ル21が4辺を有する線状であることを要しない。つま
り、3辺を有するレール状の突起部をその長さ方向に移
動するように配設することも可能となる。
1への当接には、例えば、支持部材22のY軸方向側面
にバネ板を接合して、第2圧電素子3a・3bをガイド
レール21に圧し付ける方法を用いることもできる。こ
の場合には、ガイドレール21の下側空間に何ら部材が
配設されないことから、構造が簡単となり、ガイドレー
ル21が4辺を有する線状であることを要しない。つま
り、3辺を有するレール状の突起部をその長さ方向に移
動するように配設することも可能となる。
【0028】なお、コの字型の圧接治具25a・25b
を用いて、第2圧電素子3a・3bに、所定の圧縮応力
が掛かる状態としたように、第1圧電素子2a・2b間
を、同様にコの字型治具を用いて、第1圧電素子2a・
2bに所定の変位量が得られる範囲内で、所定の圧縮応
力が掛かるように拘束しても構わない。
を用いて、第2圧電素子3a・3bに、所定の圧縮応力
が掛かる状態としたように、第1圧電素子2a・2b間
を、同様にコの字型治具を用いて、第1圧電素子2a・
2bに所定の変位量が得られる範囲内で、所定の圧縮応
力が掛かるように拘束しても構わない。
【0029】次に、圧電アクチュエータ1の駆動形態に
ついて、図3を参照しながら説明する。図3において、
ガイドレール21に示された基準点Q1・Q2は、それ
ぞれ最初の第2圧電素子3a・3bの位置を示してい
る。
ついて、図3を参照しながら説明する。図3において、
ガイドレール21に示された基準点Q1・Q2は、それ
ぞれ最初の第2圧電素子3a・3bの位置を示してい
る。
【0030】まず、第2圧電素子3aがY軸方向に伸張
するように電圧を印加して、ガイドレール21を締め付
け、第2圧電素子3aを固定する(ステップ1)。この
とき、第1圧電素子2a・2bには電圧は印加されてい
ない状態とする。また、第2圧電素子3bについては、
電圧を印加していない状態、または、ガイドレール21
への圧縮応力を低減すべくY軸方向に縮むように負の電
圧を印加した状態のいずれの状態としても構わない。つ
まり、第2圧電素子3bは、次の工程である第1圧電素
子2a・2bを伸張させたときに、その変位に従ってガ
イドレール21を移動することができる状態にあればよ
い。
するように電圧を印加して、ガイドレール21を締め付
け、第2圧電素子3aを固定する(ステップ1)。この
とき、第1圧電素子2a・2bには電圧は印加されてい
ない状態とする。また、第2圧電素子3bについては、
電圧を印加していない状態、または、ガイドレール21
への圧縮応力を低減すべくY軸方向に縮むように負の電
圧を印加した状態のいずれの状態としても構わない。つ
まり、第2圧電素子3bは、次の工程である第1圧電素
子2a・2bを伸張させたときに、その変位に従ってガ
イドレール21を移動することができる状態にあればよ
い。
【0031】次に、第2圧電素子3aがガイドレール2
1を締め付けて固定された状態で、第1圧電素子2a・
2bに、X軸方向に伸張するように電圧を印加する(ス
テップ2)。こうして第2圧電素子3bは、第1圧電素
子2a・2bの合計変位量ほどX軸方向へ移動すること
となる。続いて、第2圧電素子3bにY軸方向に伸張す
るように電圧を印加してガイドレール21を締め付け、
第2圧電素子3bの位置を固定する(ステップ3)。
1を締め付けて固定された状態で、第1圧電素子2a・
2bに、X軸方向に伸張するように電圧を印加する(ス
テップ2)。こうして第2圧電素子3bは、第1圧電素
子2a・2bの合計変位量ほどX軸方向へ移動すること
となる。続いて、第2圧電素子3bにY軸方向に伸張す
るように電圧を印加してガイドレール21を締め付け、
第2圧電素子3bの位置を固定する(ステップ3)。
【0032】その後、第2圧電素子3aをY軸方向に縮
ませる(ステップ4)。このステップ4では、第2圧電
素子3aに印加されていた電圧を0Vとして元の状態に
戻してもよく、また、第2圧電素子3aに負の電圧を印
加して、最初の状態よりも縮んだ状態としてもよい。
ませる(ステップ4)。このステップ4では、第2圧電
素子3aに印加されていた電圧を0Vとして元の状態に
戻してもよく、また、第2圧電素子3aに負の電圧を印
加して、最初の状態よりも縮んだ状態としてもよい。
【0033】こうして、第2圧電素子3aのガイドレー
ル21への固定を解除し、第2圧電素子3aがガイドレ
ール21に沿って移動が可能な状態とした後に、第1圧
電素子2a・2bを縮ませる(ステップ5)。このステ
ップ5もまた、第1圧電素子2a・2bに印加されてい
た電圧を0Vとする方法、第1圧電素子2a・2bに負
の電圧を印加して最初の状態よりも縮んだ状態とする方
法、のいずれの方法を用いて行っても構わない。これに
より、第1圧電素子2a・2bの合計変位量ほど第2圧
電素子3aがX軸方向へ移動することとなる。
ル21への固定を解除し、第2圧電素子3aがガイドレ
ール21に沿って移動が可能な状態とした後に、第1圧
電素子2a・2bを縮ませる(ステップ5)。このステ
ップ5もまた、第1圧電素子2a・2bに印加されてい
た電圧を0Vとする方法、第1圧電素子2a・2bに負
の電圧を印加して最初の状態よりも縮んだ状態とする方
法、のいずれの方法を用いて行っても構わない。これに
より、第1圧電素子2a・2bの合計変位量ほど第2圧
電素子3aがX軸方向へ移動することとなる。
【0034】続いて、第2圧電素子3aにY軸方向に伸
張するような電圧を印加して、第2圧電素子3aを再び
ガイドレール21に固定した後、第2圧電素子3bを縮
ませて、第2圧電素子3bのガイドレール21への固定
を解除する(ステップ6)。ステップ6の終了により、
圧電アクチュエータ1は、ステップ1を始める前の状態
へ戻り、以下、ステップ1〜ステップ6を所定回数ほど
繰り返すことにより、圧電アクチュエータ1およびステ
ージ23を、ガイドレール21に沿ってX軸方向の正の
向きに、所定距離ほど移動させることができる。
張するような電圧を印加して、第2圧電素子3aを再び
ガイドレール21に固定した後、第2圧電素子3bを縮
ませて、第2圧電素子3bのガイドレール21への固定
を解除する(ステップ6)。ステップ6の終了により、
圧電アクチュエータ1は、ステップ1を始める前の状態
へ戻り、以下、ステップ1〜ステップ6を所定回数ほど
繰り返すことにより、圧電アクチュエータ1およびステ
ージ23を、ガイドレール21に沿ってX軸方向の正の
向きに、所定距離ほど移動させることができる。
【0035】なお、第2圧電素子3a・3bの伸縮動作
の順序を逆にすれば、圧電アクチュエータ1をX軸方向
の負の向きへ進ませることができることは明らかであ
る。また、上記説明では、ガイドレール21を固定して
ガイドレール21の長さ方向に沿って圧電アクチュエー
タ1を移動させる場合について説明したが、逆に、圧電
アクチュエータ1を固定しておいて、ガイドレール21
を移動させることも可能である。
の順序を逆にすれば、圧電アクチュエータ1をX軸方向
の負の向きへ進ませることができることは明らかであ
る。また、上記説明では、ガイドレール21を固定して
ガイドレール21の長さ方向に沿って圧電アクチュエー
タ1を移動させる場合について説明したが、逆に、圧電
アクチュエータ1を固定しておいて、ガイドレール21
を移動させることも可能である。
【0036】上述した圧電アクチュエータ1の移動は、
第1圧電素子2a・2bの伸縮形態を制御することによ
り、静的にも動的にも用いることができる。すなわち、
ステージ23の微小位置決めを行う場合等の静的制御を
行うには、第1圧電素子2a・2bへの電圧印加を徐々
に行って、その変位量を所定値とし、圧電アクチュエー
タ1の位置を固定すればよい。一方、ステージ23を搬
送機構等として動的に用いる場合には、第1圧電素子2
a・2bと第2圧電素子3a・3bに一定周波数のパル
ス信号を与えることによって上述したステップ1〜ステ
ップ6を繰り返し、その周波数を変えることで移動速度
を変えることができる。当然、このような動的制御と静
的制御とを組み合わせて用いることもできる。
第1圧電素子2a・2bの伸縮形態を制御することによ
り、静的にも動的にも用いることができる。すなわち、
ステージ23の微小位置決めを行う場合等の静的制御を
行うには、第1圧電素子2a・2bへの電圧印加を徐々
に行って、その変位量を所定値とし、圧電アクチュエー
タ1の位置を固定すればよい。一方、ステージ23を搬
送機構等として動的に用いる場合には、第1圧電素子2
a・2bと第2圧電素子3a・3bに一定周波数のパル
ス信号を与えることによって上述したステップ1〜ステ
ップ6を繰り返し、その周波数を変えることで移動速度
を変えることができる。当然、このような動的制御と静
的制御とを組み合わせて用いることもできる。
【0037】ところで、圧電アクチュエータ1では、ガ
イドレール21の片側に配置された第1・第2圧電素子
2a・2b・3a・3bを用いた場合であっても、ガイ
ドレール21に沿った移動が可能である。つまり、圧電
アクチュエータ1に使用されている1個の圧電素子に故
障が生じた場合でも、圧電アクチュエータ1の駆動が可
能となる特徴を有する。但し、駆動に使用される第2圧
電素子3a・3bが、ガイドレール21に固定されるだ
けの圧力を発生させることができることを条件とする。
イドレール21の片側に配置された第1・第2圧電素子
2a・2b・3a・3bを用いた場合であっても、ガイ
ドレール21に沿った移動が可能である。つまり、圧電
アクチュエータ1に使用されている1個の圧電素子に故
障が生じた場合でも、圧電アクチュエータ1の駆動が可
能となる特徴を有する。但し、駆動に使用される第2圧
電素子3a・3bが、ガイドレール21に固定されるだ
けの圧力を発生させることができることを条件とする。
【0038】また、圧電アクチュエータ1の駆動には、
前述した図8に記載のリニアアクチュエータ55のよう
に2本のレール50を必要とせず、従って、レール50
間の距離の調整が不要であり、設置が容易である。ま
た、レール形状についても、断面略4角形等の単純な形
状のものを用いることができ、圧電素子の位置決めのた
めの案内溝等を設ける必要もないことから、設置コスト
の低減を図ることが可能となる。なお、ガイドレール2
1と第2圧電素子3a・3bとの間に耐摩耗性部材を設
けて、その耐摩耗性部材の形状をガイドレール21の外
形に合わせることにより、ガイドレール21として、断
面略円形のパイプを用いることも可能となる。
前述した図8に記載のリニアアクチュエータ55のよう
に2本のレール50を必要とせず、従って、レール50
間の距離の調整が不要であり、設置が容易である。ま
た、レール形状についても、断面略4角形等の単純な形
状のものを用いることができ、圧電素子の位置決めのた
めの案内溝等を設ける必要もないことから、設置コスト
の低減を図ることが可能となる。なお、ガイドレール2
1と第2圧電素子3a・3bとの間に耐摩耗性部材を設
けて、その耐摩耗性部材の形状をガイドレール21の外
形に合わせることにより、ガイドレール21として、断
面略円形のパイプを用いることも可能となる。
【0039】次に、本発明に係る第2の圧電アクチュエ
ータについて、図4を参照しながら説明する。図4
(a)は圧電アクチュエータ10の平面図であり、図4
(b)は図4(a)中のAA線における断面図を示して
いる。なお、図4(a)中のBB線についての断面図は
図示しないが、図4(b)と同様である。
ータについて、図4を参照しながら説明する。図4
(a)は圧電アクチュエータ10の平面図であり、図4
(b)は図4(a)中のAA線における断面図を示して
いる。なお、図4(a)中のBB線についての断面図は
図示しないが、図4(b)と同様である。
【0040】圧電アクチュエータ10では、互いに直交
する方向であるX軸方向とY軸方向のそれぞれに、2個
の第1圧電素子12a・12bと別の2個の第1圧電素
子12c・12dが配設されており、その伸縮方向は、
第1圧電素子12a・12bについてはX軸方向に一致
し、第1圧電素子12c・12dについてはY軸方向に
一致する。そして、これら第1圧電素子12a〜12d
の中央には、1個の連結部材11が配置され、第1圧電
素子12a〜12dの一方の伸縮方向端面が連結部材1
1に接合されている。
する方向であるX軸方向とY軸方向のそれぞれに、2個
の第1圧電素子12a・12bと別の2個の第1圧電素
子12c・12dが配設されており、その伸縮方向は、
第1圧電素子12a・12bについてはX軸方向に一致
し、第1圧電素子12c・12dについてはY軸方向に
一致する。そして、これら第1圧電素子12a〜12d
の中央には、1個の連結部材11が配置され、第1圧電
素子12a〜12dの一方の伸縮方向端面が連結部材1
1に接合されている。
【0041】第1圧電素子12a〜12dの他方の伸縮
方向端面には、それぞれ第2圧電素子13a〜13dが
接合されている。そして、第2圧電素子13a〜13d
の上面には、耐摩耗性部材14a〜14dが接合されて
おり、耐摩耗性部材14a〜14d上には、ベアリング
15a〜15d(15c・15dについては図示せ
ず。)を介して、ステージ16が配置されている。な
お、ベアリング15a〜15dの代わりに、前述した減
摩材を用いることもでき、ベアリング15a〜15d
は、ステージ16側に取り付けられる。
方向端面には、それぞれ第2圧電素子13a〜13dが
接合されている。そして、第2圧電素子13a〜13d
の上面には、耐摩耗性部材14a〜14dが接合されて
おり、耐摩耗性部材14a〜14d上には、ベアリング
15a〜15d(15c・15dについては図示せ
ず。)を介して、ステージ16が配置されている。な
お、ベアリング15a〜15dの代わりに、前述した減
摩材を用いることもでき、ベアリング15a〜15d
は、ステージ16側に取り付けられる。
【0042】ステージ16は連結部材11とも連結され
ており、後述するように連結部材11とともに移動す
る。但し、ステージ16の荷重は連結部材には掛からな
いようにすることが、第2圧電素子13a〜13dの駆
動特性上、好ましい。なお、第2圧電素子13a〜13
dの下面にも、第2圧電素子13a〜13dと接合され
るように、耐摩耗性部材を配置することが好ましく、連
結部材11と第1圧電素子12a〜12dとの接合、第
1圧電素子12a〜12dと第2圧電素子13a〜13
dとの接合は、前述した圧電アクチュエータ1の場合と
同様に、樹脂接着剤を用いて行うことことができる。
ており、後述するように連結部材11とともに移動す
る。但し、ステージ16の荷重は連結部材には掛からな
いようにすることが、第2圧電素子13a〜13dの駆
動特性上、好ましい。なお、第2圧電素子13a〜13
dの下面にも、第2圧電素子13a〜13dと接合され
るように、耐摩耗性部材を配置することが好ましく、連
結部材11と第1圧電素子12a〜12dとの接合、第
1圧電素子12a〜12dと第2圧電素子13a〜13
dとの接合は、前述した圧電アクチュエータ1の場合と
同様に、樹脂接着剤を用いて行うことことができる。
【0043】ステージ16の荷重は、ベアリング15a
〜15dと耐摩耗性部材14a〜14dを介して、第2
圧電素子13a〜13dに掛かり、圧電アクチュエータ
10が置かれている接地面へ第2圧電素子が所定の圧力
で圧し付けられることとなる。ここで、接地面とは、圧
電アクチュエータ10が載置される除振台等の各種の台
の上面や、装置に形成された平板面等をいう。
〜15dと耐摩耗性部材14a〜14dを介して、第2
圧電素子13a〜13dに掛かり、圧電アクチュエータ
10が置かれている接地面へ第2圧電素子が所定の圧力
で圧し付けられることとなる。ここで、接地面とは、圧
電アクチュエータ10が載置される除振台等の各種の台
の上面や、装置に形成された平板面等をいう。
【0044】一方、第2圧電素子13a〜13dの伸縮
方向は、ステージ16の荷重方向と一致するZ軸方向と
される。つまり、第2圧電素子13a〜13dは、その
うちの1個の素子が伸張したときに、特に大きな荷重を
ステージ16から受けて、ステージ16と接地面との間
での所定位置で固定されることとなる。逆に、第2圧電
素子13a〜13dの中の1個が伸張したときに、その
素子が固定されるように、ステージ16は、所定の重量
を有する必要がある。
方向は、ステージ16の荷重方向と一致するZ軸方向と
される。つまり、第2圧電素子13a〜13dは、その
うちの1個の素子が伸張したときに、特に大きな荷重を
ステージ16から受けて、ステージ16と接地面との間
での所定位置で固定されることとなる。逆に、第2圧電
素子13a〜13dの中の1個が伸張したときに、その
素子が固定されるように、ステージ16は、所定の重量
を有する必要がある。
【0045】次に、圧電アクチュエータ10の駆動方
法、すなわち、ステージ16の移動方法について、X軸
方向の正の向きへの移動を行う場合を例として説明す
る。先ず、第2圧電素子13aに所定の電圧を印加して
素子を伸張させることにより、第2圧電素子13aがス
テージ16の重量を支えるとともに、ステージ16と接
地面との間で固定された状態とする。次に、第1圧電素
子12a・12bに、素子が伸張するように電圧を印加
して変位させて、その変位量ほど第2圧電素子13bを
移動させる。このとき、連結部材11も移動することか
ら、ステージ16もともに移動する。また、第1圧電素
子12c・12d、第2圧電素子13c・13d、耐摩
耗性部材14c・14d、ベアリング15c・15d
(図示せず。)も連結部材11とともにX軸方向へ平行
移動する。
法、すなわち、ステージ16の移動方法について、X軸
方向の正の向きへの移動を行う場合を例として説明す
る。先ず、第2圧電素子13aに所定の電圧を印加して
素子を伸張させることにより、第2圧電素子13aがス
テージ16の重量を支えるとともに、ステージ16と接
地面との間で固定された状態とする。次に、第1圧電素
子12a・12bに、素子が伸張するように電圧を印加
して変位させて、その変位量ほど第2圧電素子13bを
移動させる。このとき、連結部材11も移動することか
ら、ステージ16もともに移動する。また、第1圧電素
子12c・12d、第2圧電素子13c・13d、耐摩
耗性部材14c・14d、ベアリング15c・15d
(図示せず。)も連結部材11とともにX軸方向へ平行
移動する。
【0046】続いて、第2圧電素子13bに電圧を印加
して素子を伸張させ、ステージ16の加重が第2圧電素
子13bにも掛かるようにした後に、第2圧電素子13
a、第1圧電素子12a・12b、第2圧電素子13b
の順序で、素子長を元の長さに戻す。こうして圧電アク
チュエータ10を、接地面上を第1圧電素子12a・1
2bの変位長さだけ自走するようにX軸方向の正の向き
へ移動させることができる。上述した動作を繰り返すこ
とにより、X軸方向に任意長さほど移動させることがで
き、第2圧電素子13a・13bの駆動順序を逆とすれ
ば、圧電アクチュエータ10を、X軸方向の負の向きへ
移動させることができる。
して素子を伸張させ、ステージ16の加重が第2圧電素
子13bにも掛かるようにした後に、第2圧電素子13
a、第1圧電素子12a・12b、第2圧電素子13b
の順序で、素子長を元の長さに戻す。こうして圧電アク
チュエータ10を、接地面上を第1圧電素子12a・1
2bの変位長さだけ自走するようにX軸方向の正の向き
へ移動させることができる。上述した動作を繰り返すこ
とにより、X軸方向に任意長さほど移動させることがで
き、第2圧電素子13a・13bの駆動順序を逆とすれ
ば、圧電アクチュエータ10を、X軸方向の負の向きへ
移動させることができる。
【0047】Y軸方向への圧電アクチュエータ10の移
動が、第1圧電素子12c・12d、第2圧電素子13
c・13dを用いて、前述したX軸方向への移動の場合
と同様に行うことができることは明らかである。従っ
て、圧電アクチュエータ10は、X軸方向への移動とY
軸方向への移動を組み合わせることにより、X−Y平面
内の任意の位置へ自走するように、ステージ16ととも
に移動させることが可能である。
動が、第1圧電素子12c・12d、第2圧電素子13
c・13dを用いて、前述したX軸方向への移動の場合
と同様に行うことができることは明らかである。従っ
て、圧電アクチュエータ10は、X軸方向への移動とY
軸方向への移動を組み合わせることにより、X−Y平面
内の任意の位置へ自走するように、ステージ16ととも
に移動させることが可能である。
【0048】上述した圧電アクチュエータ10について
は、圧電アクチュエータ10の連結部材11をステージ
16に固定せずに、接地面に固定して、ステージ16の
みを移動させることも可能である。この場合には、接地
面に固定するようにしてベアリングを接地面と第2圧電
素子13a〜13dの間に配置する。このような形態
が、本発明の第3の圧電アクチュエータの一例である。
は、圧電アクチュエータ10の連結部材11をステージ
16に固定せずに、接地面に固定して、ステージ16の
みを移動させることも可能である。この場合には、接地
面に固定するようにしてベアリングを接地面と第2圧電
素子13a〜13dの間に配置する。このような形態
が、本発明の第3の圧電アクチュエータの一例である。
【0049】この場合のステージ16の移動の移動方法
としては、例えば、第2圧電素子13bを伸張させてス
テージ16を支えた状態で第1圧電素子12bを伸張さ
せると、ステージ16は第2圧電素子13bとの間を滑
ることなく、X軸方向に第1圧電素子12bの変位量ほ
ど移動する。その後、第2圧電素子13bでステージ1
6を支えたまま状態で、第1圧電素子12aを伸張さ
せ、さらに第2圧電素子13aを伸張させる。このとき
には、ステージ16は移動しない。
としては、例えば、第2圧電素子13bを伸張させてス
テージ16を支えた状態で第1圧電素子12bを伸張さ
せると、ステージ16は第2圧電素子13bとの間を滑
ることなく、X軸方向に第1圧電素子12bの変位量ほ
ど移動する。その後、第2圧電素子13bでステージ1
6を支えたまま状態で、第1圧電素子12aを伸張さ
せ、さらに第2圧電素子13aを伸張させる。このとき
には、ステージ16は移動しない。
【0050】次に、第2圧電素子13bの変位を元に戻
すと、第2圧電素子13aがステージ16を支えた状態
となり、この状態で、第1圧電素子12aと第1圧電素
子12bを元に戻すと、ステージ16は、第2圧電素子
13aに支えられた状態で、第1圧電素子12aの変位
量だけX軸方向に移動する。こうして、各圧電素子が伸
縮を1回行うことで、第1圧電素子12a・12bの変
位量分ほど、ステージ16を移動させることが可能とな
る。
すと、第2圧電素子13aがステージ16を支えた状態
となり、この状態で、第1圧電素子12aと第1圧電素
子12bを元に戻すと、ステージ16は、第2圧電素子
13aに支えられた状態で、第1圧電素子12aの変位
量だけX軸方向に移動する。こうして、各圧電素子が伸
縮を1回行うことで、第1圧電素子12a・12bの変
位量分ほど、ステージ16を移動させることが可能とな
る。
【0051】このような圧電アクチュエータ10の駆動
には、前述した圧電アクチュエータ1の場合と同様に、
静的駆動および動的駆動のいずれをも行うことが可能で
ある。このような特徴を活かして、圧電アクチュエータ
10は、精密位置決めが必要とされるX−Yテーブル等
の駆動機構として、好適に用いられる。
には、前述した圧電アクチュエータ1の場合と同様に、
静的駆動および動的駆動のいずれをも行うことが可能で
ある。このような特徴を活かして、圧電アクチュエータ
10は、精密位置決めが必要とされるX−Yテーブル等
の駆動機構として、好適に用いられる。
【0052】さて、上述した圧電アクチュエータ10を
複数用いることにより、さらに複雑な位置制御を可能と
したX−Y自走式テーブルの実現が可能となる。図5
は、8個の圧電アクチュエータ10(10a〜10h)
を用いたX−Yテーブル20を示している。各圧電アク
チュエータ10a〜10hにおける支持部材は、共通の
ステージ26に取り付けられており、ステージ26の4
隅に取り付けられている圧電アクチュエータ10a〜1
0dは、前述した圧電アクチュエータ10の形態と駆動
方法から明らかなように、X軸方向とY軸方向への移動
を可能とするものである。
複数用いることにより、さらに複雑な位置制御を可能と
したX−Y自走式テーブルの実現が可能となる。図5
は、8個の圧電アクチュエータ10(10a〜10h)
を用いたX−Yテーブル20を示している。各圧電アク
チュエータ10a〜10hにおける支持部材は、共通の
ステージ26に取り付けられており、ステージ26の4
隅に取り付けられている圧電アクチュエータ10a〜1
0dは、前述した圧電アクチュエータ10の形態と駆動
方法から明らかなように、X軸方向とY軸方向への移動
を可能とするものである。
【0053】一方、ステージ26の各辺の中間に位置す
る圧電アクチュエータ10e〜10hは、圧電アクチュ
エータ10e〜10hを構成する各第2圧電素子が各第
1圧電素子を挟持する方向がX軸方向およびY軸方向と
45°の角度をなす方向(X1軸方向とY1軸方向とす
る。)と一致するように、配設されている。従って、圧
電アクチュエータ10e〜10hを用いた場合には、X
−Yテーブル20のX1軸方向およびY1軸方向への移
動を直接行うことが可能となり、圧電アクチュエータ1
0a〜10dの駆動と組み合わせることにより、X−Y
テーブル20の任意位置への移動や位置決めを、より迅
速に行うことが可能となる。
る圧電アクチュエータ10e〜10hは、圧電アクチュ
エータ10e〜10hを構成する各第2圧電素子が各第
1圧電素子を挟持する方向がX軸方向およびY軸方向と
45°の角度をなす方向(X1軸方向とY1軸方向とす
る。)と一致するように、配設されている。従って、圧
電アクチュエータ10e〜10hを用いた場合には、X
−Yテーブル20のX1軸方向およびY1軸方向への移
動を直接行うことが可能となり、圧電アクチュエータ1
0a〜10dの駆動と組み合わせることにより、X−Y
テーブル20の任意位置への移動や位置決めを、より迅
速に行うことが可能となる。
【0054】さらに、例えば、圧電アクチュエータ10
a・10bについてX軸方向の正の向きへ移動するよう
に駆動を行い、圧電アクチュエータ10c・10dにつ
いてX軸方向の負の向きへ移動するように駆動を行った
場合には、X−Yテーブル20を、時計回りの方向へ回
転させることができる。このような回転運動は、圧電ア
クチュエータ10a・10dについてはY軸方向の正の
向きへ移動するように、圧電アクチュエータ10b・1
0cについてはY軸方向の負の向きへ移動するように駆
動することによっても行うことができる。
a・10bについてX軸方向の正の向きへ移動するよう
に駆動を行い、圧電アクチュエータ10c・10dにつ
いてX軸方向の負の向きへ移動するように駆動を行った
場合には、X−Yテーブル20を、時計回りの方向へ回
転させることができる。このような回転運動は、圧電ア
クチュエータ10a・10dについてはY軸方向の正の
向きへ移動するように、圧電アクチュエータ10b・1
0cについてはY軸方向の負の向きへ移動するように駆
動することによっても行うことができる。
【0055】なお、圧電アクチュエータ10e〜10h
を用いて、例えば、圧電アクチュエータ10e・10f
をX1軸方向の正の向きへ移動するように、圧電アクチ
ュエータ10g・10hをX1軸方向の負の向きへ移動
するように駆動すること等によっても、X−Yテーブル
20を時計回りに回転させることができ、上述した駆動
方向を反転させることにより、X−Yテーブル20を反
時計回りへ回転させることも可能である。また、前述し
た圧電アクチュエータ10について、ステージ16のみ
を移動させることが可能であったように、X−Yステー
ジ20において、圧電アクチュエータ10a〜10hを
接地面に固定して、ステージ26のみを移動させること
も可能である。
を用いて、例えば、圧電アクチュエータ10e・10f
をX1軸方向の正の向きへ移動するように、圧電アクチ
ュエータ10g・10hをX1軸方向の負の向きへ移動
するように駆動すること等によっても、X−Yテーブル
20を時計回りに回転させることができ、上述した駆動
方向を反転させることにより、X−Yテーブル20を反
時計回りへ回転させることも可能である。また、前述し
た圧電アクチュエータ10について、ステージ16のみ
を移動させることが可能であったように、X−Yステー
ジ20において、圧電アクチュエータ10a〜10hを
接地面に固定して、ステージ26のみを移動させること
も可能である。
【0056】上述した第2の圧電アクチュエータ10
は、直交するX軸方向とY軸方向という2方向に2個ず
つの第1圧電素子12a〜12dを配設し、第1圧電素
子12a〜12dのそれぞれに第2圧電素子13a〜1
3dが配設された形態を有していたが、本発明におい
て、第1圧電素子を配設する2方向は、このような直交
する方向に限定されるものではない。
は、直交するX軸方向とY軸方向という2方向に2個ず
つの第1圧電素子12a〜12dを配設し、第1圧電素
子12a〜12dのそれぞれに第2圧電素子13a〜1
3dが配設された形態を有していたが、本発明におい
て、第1圧電素子を配設する2方向は、このような直交
する方向に限定されるものではない。
【0057】例えば、図6に示す圧電アクチュエータ3
0のように、X軸方向に2個の第1圧電素子31a・3
1bをその伸縮方向がX軸方向と一致するように配設
し、X軸方向と60°の角度で交差する60°方向に別
の2個の第1圧電素子31c・31dをその伸縮方向が
60°方向と一致するように配設し、これら第1圧電素
子31a〜31dの中央に、第1圧電素子31a〜31
dの一方の伸縮方向端面が接合されるように連結部材3
3を配設し、第1圧電素子31a〜31dの他方の伸縮
方向端面に、Z軸方向に伸縮する第2圧電素子32a〜
32dを配設して、第2圧電素子32a〜32d上に、
耐摩耗性部材34a〜34dとベアリング(図示せ
ず。)を介してステージ35を載置した構造を取ること
もできる。
0のように、X軸方向に2個の第1圧電素子31a・3
1bをその伸縮方向がX軸方向と一致するように配設
し、X軸方向と60°の角度で交差する60°方向に別
の2個の第1圧電素子31c・31dをその伸縮方向が
60°方向と一致するように配設し、これら第1圧電素
子31a〜31dの中央に、第1圧電素子31a〜31
dの一方の伸縮方向端面が接合されるように連結部材3
3を配設し、第1圧電素子31a〜31dの他方の伸縮
方向端面に、Z軸方向に伸縮する第2圧電素子32a〜
32dを配設して、第2圧電素子32a〜32d上に、
耐摩耗性部材34a〜34dとベアリング(図示せ
ず。)を介してステージ35を載置した構造を取ること
もできる。
【0058】このような圧電アクチュエータ30は、Y
軸方向へ移動させるには、60°方向とX軸方向への移
動を組み合わせなければならないが、60°方向への移
動は、第1圧電素子31c・31dと第2圧電素子32
c・32dの駆動のみで行えるようになる。このよう
に、圧電アクチュエータを頻繁に移動させる方向と第1
圧電素子の伸縮方向を一致させることも可能である。
軸方向へ移動させるには、60°方向とX軸方向への移
動を組み合わせなければならないが、60°方向への移
動は、第1圧電素子31c・31dと第2圧電素子32
c・32dの駆動のみで行えるようになる。このよう
に、圧電アクチュエータを頻繁に移動させる方向と第1
圧電素子の伸縮方向を一致させることも可能である。
【0059】さらに、上述した圧電アクチュエータ10
・30では、4個の第1圧電素子を用いたが、使用され
る第1圧電素子の数は、一方向に2個ずつ配設される限
りにおいて、限定はない。例えば、連結部材に断面略六
角形のものを用いれば、互いに60°で交差する3方向
の各方向に2個ずつの第1圧電素子を配設し、第1圧電
素子のそれぞれに第2圧電素子を配設して、第2圧電素
子上にステージを載置した形態とすることも可能であ
る。
・30では、4個の第1圧電素子を用いたが、使用され
る第1圧電素子の数は、一方向に2個ずつ配設される限
りにおいて、限定はない。例えば、連結部材に断面略六
角形のものを用いれば、互いに60°で交差する3方向
の各方向に2個ずつの第1圧電素子を配設し、第1圧電
素子のそれぞれに第2圧電素子を配設して、第2圧電素
子上にステージを載置した形態とすることも可能であ
る。
【0060】
【発明の効果】上述したように、本発明の第1の圧電ア
クチュエータは、1本のガイドレールに沿って移動する
ことが可能な構造とすることにより、配設が容易となる
利点を有する。また、1個のアクチュエータが使用不可
能となった場合でも継続して運転が可能であり、さら
に、ステージやレール形状に特別な形状加工を必要とし
ない等の点から、使用寿命が長く、安価に製造すること
ができるという効果を奏する。
クチュエータは、1本のガイドレールに沿って移動する
ことが可能な構造とすることにより、配設が容易となる
利点を有する。また、1個のアクチュエータが使用不可
能となった場合でも継続して運転が可能であり、さら
に、ステージやレール形状に特別な形状加工を必要とし
ない等の点から、使用寿命が長く、安価に製造すること
ができるという効果を奏する。
【0061】また、本発明の第2の圧電アクチュエータ
は、一方向移動に限定されず、一平面内で任意の位置に
移動させることを可能とし、また、このような圧電アク
チュエータを複数配設したX−Yテーブルにおいては、
各圧電アクチュエータにおける圧電素子の駆動形態を制
御することにより、X−Y平面内での任意位置への移動
のみならず、面内回転運動も可能となる。こうして、第
2の圧電アクチュエータによれば、迅速かつ精密な位置
決めが可能となるという顕著な効果を奏する。
は、一方向移動に限定されず、一平面内で任意の位置に
移動させることを可能とし、また、このような圧電アク
チュエータを複数配設したX−Yテーブルにおいては、
各圧電アクチュエータにおける圧電素子の駆動形態を制
御することにより、X−Y平面内での任意位置への移動
のみならず、面内回転運動も可能となる。こうして、第
2の圧電アクチュエータによれば、迅速かつ精密な位置
決めが可能となるという顕著な効果を奏する。
【図1】本発明の圧電アクチュエータの一実施形態を示
す側面図および平面図。
す側面図および平面図。
【図2】支持部材の別の実施形態を示す断面図。
【図3】図1記載の圧電アクチュエータの駆動形態を示
す説明図。
す説明図。
【図4】本発明の圧電アクチュエータの別の実施形態を
示す平面図および断面図。
示す平面図および断面図。
【図5】図4記載の圧電アクチュエータを用いたX−Y
テーブルの一実施形態を示す平面図。
テーブルの一実施形態を示す平面図。
【図6】本発明の圧電アクチュエータのさらに別の実施
形態を示す平面図。
形態を示す平面図。
【図7】本発明の圧電アクチュエータに好適に用いられ
る圧電素子の一実施形態を示す断面図。
る圧電素子の一実施形態を示す断面図。
【図8】従来のリニアモータとその駆動形態を示す説明
図。
図。
1・10・10a〜10h・30;圧電アクチュエータ 2a・2b・12a〜12d・31a〜31d;第1圧
電素子 3a・3b・13a〜13d・32a〜32d;第2圧
電素子 11・33;連結部材 14a〜14d・34a〜34d;耐摩耗性部材 15a・15b・24;ベアリング 16・23・26・35;ステージ 20;X−Yテーブル 21;ガイドレール 22;支持部材 25;圧接治具
電素子 3a・3b・13a〜13d・32a〜32d;第2圧
電素子 11・33;連結部材 14a〜14d・34a〜34d;耐摩耗性部材 15a・15b・24;ベアリング 16・23・26・35;ステージ 20;X−Yテーブル 21;ガイドレール 22;支持部材 25;圧接治具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿隅 一将 東京都江東区清澄一丁目2番23号 太平洋 セメント株式会社中央研究所内 (72)発明者 加藤 友好 東京都江東区清澄一丁目2番23号 太平洋 セメント株式会社中央研究所内 (72)発明者 片岡 昌子 東京都江東区清澄一丁目2番23号 太平洋 セメント株式会社中央研究所内 (72)発明者 福永 了一 東京都江東区清澄一丁目2番23号 太平洋 セメント株式会社中央研究所内 (72)発明者 関 順子 東京都江東区清澄一丁目2番23号 太平洋 セメント株式会社中央研究所内 Fターム(参考) 5H680 AA12 BB13 BC10 DD01 DD23 DD59 DD95 EE01 EE10 FF08 GG02 GG11 GG20 GG42
Claims (5)
- 【請求項1】 被搬送体を支持し、ガイドレールを跨い
で位置する第1部分および第2部分とを有する支持部材
と、 前記第1部分および第2部分の各部において、前記ガイ
ドレールの長さ方向において、前記支持部材を挟持する
ように配設される第1圧電素子と、 前記第1圧電素子を挟持するように配設される第2圧電
素子と、を具備し、 前記第1圧電素子は、前記ガイドレールの長さ方向に伸
縮し、 前記第2圧電素子は、前記ガイドレールに所定の圧力で
当接されるとともに、前記ガイドレールとの離接方向に
伸縮し、 前記支持部材と前記ガイドレールとの間の相対的移動が
可能であることを特徴とする圧電アクチュエータ。 - 【請求項2】 所定の角度で交差する2方向の各方向に
おいて、伸縮方向が当該方向と一致するように2個ずつ
配設される第1圧電素子と、 前記第1圧電素子の中央に配置され、前記第1圧電素子
の一方の伸縮方向端面が接合される連結部材と、 前記各第1圧電素子の他方の伸縮方向端面に接合される
第2圧電素子と、 前記連結部材と連結され、減摩材を介して前記第2圧電
素子に荷重が掛かるように配設される重量体と、を具備
し、 前記第2圧電素子は、前記重量体からの加重印加方向に
伸縮することを特徴とする圧電アクチュエータ。 - 【請求項3】 所定の角度で交差する2方向の各方向に
おいて、伸縮方向が当該方向と一致するように2個ずつ
配設される第1圧電素子と、 前記第1圧電素子の中央に配置され、前記第1圧電素子
の一方の伸縮方向端面が接合される連結部材と、 前記各第1圧電素子の他方の伸縮方向端面に接合される
第2圧電素子と、 前記連結部材と連結され、減摩材を介して前記第2圧電
素子が接地される台部と、 前記第2圧電素子に荷重が掛かるように配設される可動
な重量体と、を具備し、 前記第2圧電素子は、前記重量体からの加重印加方向に
伸縮することを特徴とする圧電アクチュエータ。 - 【請求項4】 前記所定の角度が90°であることを特
徴とする請求項2または請求項3に記載の圧電アクチュ
エータ。 - 【請求項5】 前記圧電素子が、積層型圧電素子である
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項
に記載の圧電アクチュエータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000110446A JP2001298970A (ja) | 2000-04-12 | 2000-04-12 | 圧電アクチュエータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000110446A JP2001298970A (ja) | 2000-04-12 | 2000-04-12 | 圧電アクチュエータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001298970A true JP2001298970A (ja) | 2001-10-26 |
Family
ID=18622956
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000110446A Pending JP2001298970A (ja) | 2000-04-12 | 2000-04-12 | 圧電アクチュエータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001298970A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6462463B1 (en) * | 1999-10-21 | 2002-10-08 | Sagem S.A. | Actuator with piezoelectric controlled piston |
| KR100712591B1 (ko) * | 2005-11-15 | 2007-04-30 | 한국과학기술연구원 | 전방향성 초음파 압전 액츄에이터 시스템 |
| KR100725990B1 (ko) | 2007-02-06 | 2007-06-08 | 한국생산기술연구원 | 듀얼 작동구조를 갖는 나노 스테이지장치 |
| WO2012133647A1 (ja) * | 2011-03-29 | 2012-10-04 | オリンパス株式会社 | 超音波アクチュエータ |
| JPWO2011065235A1 (ja) * | 2009-11-25 | 2013-04-11 | 株式会社村田製作所 | 電気機械変換素子及びアクチュエータ |
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| CN104376793A (zh) * | 2014-11-14 | 2015-02-25 | 无锡悟莘科技有限公司 | 一种光线控制的可升降led显示屏 |
| CN104376812A (zh) * | 2014-11-14 | 2015-02-25 | 无锡悟莘科技有限公司 | 一种可升降led显示屏的控制系统 |
| CN104390107A (zh) * | 2014-11-14 | 2015-03-04 | 无锡悟莘科技有限公司 | 一种可升降led显示屏户外升降系统的控制方法 |
-
2000
- 2000-04-12 JP JP2000110446A patent/JP2001298970A/ja active Pending
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| KR100725990B1 (ko) | 2007-02-06 | 2007-06-08 | 한국생산기술연구원 | 듀얼 작동구조를 갖는 나노 스테이지장치 |
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| US8729778B2 (en) | 2009-11-25 | 2014-05-20 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Electromechanical transducer and actuator |
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