JP2001298320A - 円偏波アンテナ装置およびそれを用いた無線通信装置 - Google Patents
円偏波アンテナ装置およびそれを用いた無線通信装置Info
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01Q—ANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
- H01Q9/00—Electrically-short antennas having dimensions not more than twice the operating wavelength and consisting of conductive active radiating elements
- H01Q9/04—Resonant antennas
- H01Q9/0407—Substantially flat resonant element parallel to ground plane, e.g. patch antenna
- H01Q9/0428—Substantially flat resonant element parallel to ground plane, e.g. patch antenna radiating a circular polarised wave
-
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 円偏波アンテナ装置1の薄型化を図る。
【解決手段】 誘電体基体2の底面に凹部4を形成し、
給電回路基板8の上面には上記凹部4によって覆われる
領域に給電回路10を形成する。凹部4の内部に給電回
路10をシールドするシールド手段16を設ける。誘電
体基体2の外周側面2cに給電電極5を放射電極3と間
隔を介して形成する。給電回路基板8の上面には給電回
路10と給電電極5を導通接続する給電配線パターン1
1を形成する。給電回路10から給電配線パターン11
を介して給電電極5に供給された電力は給電電極5から
容量結合によって放射電極3に伝達する。誘電体基体2
の凹部4の内部に給電回路10とそのシールド手段16
を収容するので、円偏波アンテナ装置1の嵩高を抑制す
ることができ、円偏波アンテナ装置1を薄型にすること
ができる。
給電回路基板8の上面には上記凹部4によって覆われる
領域に給電回路10を形成する。凹部4の内部に給電回
路10をシールドするシールド手段16を設ける。誘電
体基体2の外周側面2cに給電電極5を放射電極3と間
隔を介して形成する。給電回路基板8の上面には給電回
路10と給電電極5を導通接続する給電配線パターン1
1を形成する。給電回路10から給電配線パターン11
を介して給電電極5に供給された電力は給電電極5から
容量結合によって放射電極3に伝達する。誘電体基体2
の凹部4の内部に給電回路10とそのシールド手段16
を収容するので、円偏波アンテナ装置1の嵩高を抑制す
ることができ、円偏波アンテナ装置1を薄型にすること
ができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、円偏波の電波の送
受信を行う円偏波アンテナ装置に関するものである。
受信を行う円偏波アンテナ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9には円偏波アンテナ装置の一例が斜
視図により示されている。この円偏波アンテナ装置30
は、例えば、DAB(Digital Audio Broadcast(デジ
タルオーディオ放送システム))等に用いられる円偏波
の電波の送受信を行うものであり、例えば、円偏波アン
テナユニット部31と、給電回路基板32と、給電回路
(図示せず)と、シールドケース33とを有して構成さ
れ、上記円偏波アンテナユニット部31は誘電体基体3
5と放射電極36を有して構成されている。
視図により示されている。この円偏波アンテナ装置30
は、例えば、DAB(Digital Audio Broadcast(デジ
タルオーディオ放送システム))等に用いられる円偏波
の電波の送受信を行うものであり、例えば、円偏波アン
テナユニット部31と、給電回路基板32と、給電回路
(図示せず)と、シールドケース33とを有して構成さ
れ、上記円偏波アンテナユニット部31は誘電体基体3
5と放射電極36を有して構成されている。
【0003】すなわち、図9に示すように、直方体状の
誘電体基体35の上面に円形状の放射電極36が形成さ
れて円偏波アンテナユニット部31が構成されており、
この円偏波アンテナユニット部31は上記誘電体基体3
5の底面を実装面として給電回路基板32の上面に配設
されている。上記給電回路基板32の底面には上記放射
電極36に電力を供給するための給電回路が形成されて
おり、この給電回路と上記放射電極36を導通接続する
複数の給電ピン37が上記給電回路基板32と誘電体基
体35を貫通して配設されている。上記給電回路基板3
2の底面側には上記給電回路を間隔を介して覆って該給
電回路をシールドするシールドケース33が設けられて
いる。
誘電体基体35の上面に円形状の放射電極36が形成さ
れて円偏波アンテナユニット部31が構成されており、
この円偏波アンテナユニット部31は上記誘電体基体3
5の底面を実装面として給電回路基板32の上面に配設
されている。上記給電回路基板32の底面には上記放射
電極36に電力を供給するための給電回路が形成されて
おり、この給電回路と上記放射電極36を導通接続する
複数の給電ピン37が上記給電回路基板32と誘電体基
体35を貫通して配設されている。上記給電回路基板3
2の底面側には上記給電回路を間隔を介して覆って該給
電回路をシールドするシールドケース33が設けられて
いる。
【0004】この図9に示す円偏波アンテナ装置30で
は、前記給電回路から上記給電ピン37を介して放射電
極36に電力が直接的に供給され、この電力供給によっ
て、放射電極36が励振して円偏波の電波の送受信が行
われる。
は、前記給電回路から上記給電ピン37を介して放射電
極36に電力が直接的に供給され、この電力供給によっ
て、放射電極36が励振して円偏波の電波の送受信が行
われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記図9に示す構成の
円偏波アンテナ装置30では、上記の如く、給電回路基
板32の上面側に円偏波アンテナユニット部31が配設
され、給電回路基板の底面側には給電回路および該給電
回路を間隔を介して覆うシールドケース33が配設され
ており、上記円偏波アンテナ装置30は嵩高なものであ
った。近年、円偏波アンテナ装置の小型化・薄型化が要
求されているが、その要求を満たすことは難しかった。
円偏波アンテナ装置30では、上記の如く、給電回路基
板32の上面側に円偏波アンテナユニット部31が配設
され、給電回路基板の底面側には給電回路および該給電
回路を間隔を介して覆うシールドケース33が配設され
ており、上記円偏波アンテナ装置30は嵩高なものであ
った。近年、円偏波アンテナ装置の小型化・薄型化が要
求されているが、その要求を満たすことは難しかった。
【0006】また、上記円偏波アンテナ装置30では、
給電ピン37が誘電体基体35の中心近傍に配設される
ために、給電ピン37と、給電回路基板32の底面に形
成されている給電回路とを良好に導通接続させるための
位置合わせが困難であるという問題があった。さらに、
給電回路基板32の中心近傍に給電ピン37が配置され
るために、給電回路の出力部を回路の中央部に設けなけ
ればならず、そのように中央部に出力部がある給電回路
を設計するのは容易ではなく、給電回路のパターンニン
グが難しいという問題があった。
給電ピン37が誘電体基体35の中心近傍に配設される
ために、給電ピン37と、給電回路基板32の底面に形
成されている給電回路とを良好に導通接続させるための
位置合わせが困難であるという問題があった。さらに、
給電回路基板32の中心近傍に給電ピン37が配置され
るために、給電回路の出力部を回路の中央部に設けなけ
ればならず、そのように中央部に出力部がある給電回路
を設計するのは容易ではなく、給電回路のパターンニン
グが難しいという問題があった。
【0007】本発明は上記課題を解決するために成され
たものであり、その目的は、設計・製造が容易で、小型
化・薄型化を促進させることができる円偏波アンテナ装
置およびそれを用いた無線通信装置を提供することにあ
る。
たものであり、その目的は、設計・製造が容易で、小型
化・薄型化を促進させることができる円偏波アンテナ装
置およびそれを用いた無線通信装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は次に示す構成をもって前記課題を解決す
る手段としている。すなわち、第1の発明の円偏波アン
テナ装置は、略円柱状の誘電体基体の上面に円偏波電波
送受信用の放射電極が形成されて円偏波アンテナユニッ
ト部が構成され、この円偏波アンテナユニット部が上記
誘電体基体の底面を実装面として給電回路基板の上面に
実装されて成る円偏波アンテナ装置であって、上記円偏
波アンテナユニット部の誘電体基体の底面には凹部が形
成され、上記給電回路基板の上面には上記誘電体基体の
凹部によって覆われる領域に上記放射電極に電力を供給
するための給電回路が形成されており、上記誘電体基体
の凹部内部には上記給電回路をシールドするためのシー
ルド手段が設けられ、上記誘電体基体の外周側面には上
記給電回路に導通接続する給電電極が前記放射電極と間
隔を介して形成されており、上記給電回路から出力され
た電力は上記給電電極を介し容量結合によって上記放射
電極に供給される構成をもって前記課題を解決する手段
としている。
に、この発明は次に示す構成をもって前記課題を解決す
る手段としている。すなわち、第1の発明の円偏波アン
テナ装置は、略円柱状の誘電体基体の上面に円偏波電波
送受信用の放射電極が形成されて円偏波アンテナユニッ
ト部が構成され、この円偏波アンテナユニット部が上記
誘電体基体の底面を実装面として給電回路基板の上面に
実装されて成る円偏波アンテナ装置であって、上記円偏
波アンテナユニット部の誘電体基体の底面には凹部が形
成され、上記給電回路基板の上面には上記誘電体基体の
凹部によって覆われる領域に上記放射電極に電力を供給
するための給電回路が形成されており、上記誘電体基体
の凹部内部には上記給電回路をシールドするためのシー
ルド手段が設けられ、上記誘電体基体の外周側面には上
記給電回路に導通接続する給電電極が前記放射電極と間
隔を介して形成されており、上記給電回路から出力され
た電力は上記給電電極を介し容量結合によって上記放射
電極に供給される構成をもって前記課題を解決する手段
としている。
【0009】第2の発明の円偏波アンテナ装置は、上記
第1の発明の構成を備え、給電回路基板の上面には給電
回路と円偏波アンテナユニット部の給電電極とを導通接
続するための給電配線パターンが形成されており、円偏
波アンテナユニット部の誘電体基体の底面には非グラン
ド領域とグランド領域が形成され、上記給電配線パター
ンが接触する誘電体基体底面領域は非グランド領域と成
し、上記誘電体基体の底面には上記非グランド領域を除
いた領域にグランド電極が形成されていることを特徴と
して構成されている。
第1の発明の構成を備え、給電回路基板の上面には給電
回路と円偏波アンテナユニット部の給電電極とを導通接
続するための給電配線パターンが形成されており、円偏
波アンテナユニット部の誘電体基体の底面には非グラン
ド領域とグランド領域が形成され、上記給電配線パター
ンが接触する誘電体基体底面領域は非グランド領域と成
し、上記誘電体基体の底面には上記非グランド領域を除
いた領域にグランド電極が形成されていることを特徴と
して構成されている。
【0010】第3の発明の円偏波アンテナ装置は、上記
第1又は第2の発明の構成を備え、給電回路基板の上面
には給電回路と円偏波アンテナユニット部の給電電極と
を導通接続するための給電配線パターンが形成されてお
り、円偏波アンテナユニット部の誘電体基体の底面に
は、上記給電回路基板の上面の給電配線パターンの少な
くとも一部分を空隙を介して覆う溝部が形成されている
ことを特徴として構成されている。
第1又は第2の発明の構成を備え、給電回路基板の上面
には給電回路と円偏波アンテナユニット部の給電電極と
を導通接続するための給電配線パターンが形成されてお
り、円偏波アンテナユニット部の誘電体基体の底面に
は、上記給電回路基板の上面の給電配線パターンの少な
くとも一部分を空隙を介して覆う溝部が形成されている
ことを特徴として構成されている。
【0011】第4の発明の円偏波アンテナ装置は、上記
第1又は第2又は第3の発明の構成を備え、誘電体基体
は給電回路基板の誘電率よりも小さい誘電率を持つ誘電
材料によって形成されていることを特徴として構成され
ている。
第1又は第2又は第3の発明の構成を備え、誘電体基体
は給電回路基板の誘電率よりも小さい誘電率を持つ誘電
材料によって形成されていることを特徴として構成され
ている。
【0012】第5の発明の無線通信装置は、上記第1〜
第4の発明の何れか1つの発明の円偏波アンテナ装置が
設けられていることを特徴として構成されている。
第4の発明の何れか1つの発明の円偏波アンテナ装置が
設けられていることを特徴として構成されている。
【0013】上記構成の発明において、円偏波アンテナ
ユニット部の誘電体基体の底面には凹部が形成されてお
り、給電回路基板の上面には誘電体基体の凹部によって
覆われる領域に給電回路が形成され、上記凹部内部には
給電回路をシールドするシールド手段が形成されてい
る。つまり、換言すれば、給電回路およびそのシールド
手段は上記誘電体基体の凹部内部に収容されている。こ
のため、給電回路基板の底面に給電回路およびそのシー
ルド手段を設けなくて済む分、円偏波アンテナ装置の薄
型化を図ることができる。
ユニット部の誘電体基体の底面には凹部が形成されてお
り、給電回路基板の上面には誘電体基体の凹部によって
覆われる領域に給電回路が形成され、上記凹部内部には
給電回路をシールドするシールド手段が形成されてい
る。つまり、換言すれば、給電回路およびそのシールド
手段は上記誘電体基体の凹部内部に収容されている。こ
のため、給電回路基板の底面に給電回路およびそのシー
ルド手段を設けなくて済む分、円偏波アンテナ装置の薄
型化を図ることができる。
【0014】また、この発明では、円偏波アンテナユニ
ット部の誘電体基体の外周側面に給電電極が放射電極と
間隔を介して形成され、給電回路から出力された電力は
上記給電電極から容量結合によって放射電極に供給され
る構成である。このように、給電電極は誘電体基体の外
周側面に形成され、給電回路は上記の如く誘電体基体の
凹部によって覆われている給電回路基板上面領域に形成
されているので、給電電極と給電回路とを導通接続させ
るのが容易となり、接続不良等の問題を防止することが
できる。さらに、給電回路の出力部は回路端部に位置す
ることとなり、このような給電回路の設計は容易であ
り、給電回路のパターンニングを簡単に行うことができ
る。
ット部の誘電体基体の外周側面に給電電極が放射電極と
間隔を介して形成され、給電回路から出力された電力は
上記給電電極から容量結合によって放射電極に供給され
る構成である。このように、給電電極は誘電体基体の外
周側面に形成され、給電回路は上記の如く誘電体基体の
凹部によって覆われている給電回路基板上面領域に形成
されているので、給電電極と給電回路とを導通接続させ
るのが容易となり、接続不良等の問題を防止することが
できる。さらに、給電回路の出力部は回路端部に位置す
ることとなり、このような給電回路の設計は容易であ
り、給電回路のパターンニングを簡単に行うことができ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、この発明に係る実施形態
例を図面に基づいて説明する。
例を図面に基づいて説明する。
【0016】図1(a)には第1実施形態例の円偏波ア
ンテナ装置が斜視図により模式的に示されており、図1
(b)には上記図1(a)に示す円偏波アンテナ装置の
A−A部分の断面図が示され、図1(c)には上記図1
(a)の円偏波アンテナ装置を構成する円偏波アンテナ
ユニット部が展開状態で表されている。
ンテナ装置が斜視図により模式的に示されており、図1
(b)には上記図1(a)に示す円偏波アンテナ装置の
A−A部分の断面図が示され、図1(c)には上記図1
(a)の円偏波アンテナ装置を構成する円偏波アンテナ
ユニット部が展開状態で表されている。
【0017】この第1実施形態例における円偏波アンテ
ナ装置1は、DAB等に使用される円偏波の電波の送受
信を行うものであり、図1(a)〜(c)に示されるよ
うに、円柱状の誘電体基体2が給電回路基板8の上面に
実装されている形態を有する。
ナ装置1は、DAB等に使用される円偏波の電波の送受
信を行うものであり、図1(a)〜(c)に示されるよ
うに、円柱状の誘電体基体2が給電回路基板8の上面に
実装されている形態を有する。
【0018】上記誘電体基体2はセラミックス等の誘電
材料により構成されており、この誘電体基体2の上面2
aには円形状の放射電極3がその中心を誘電体基体2の
中心軸上に位置させて配設されている。また、誘電体基
体2の底面2bには凹部4が形成されている。この凹部
4は誘電体基体2の外形と相似な円柱状に刳り貫かれた
形態と成しており、この凹部4は中心軸を誘電体基体2
の中心軸にほぼ一致させて形成されている。
材料により構成されており、この誘電体基体2の上面2
aには円形状の放射電極3がその中心を誘電体基体2の
中心軸上に位置させて配設されている。また、誘電体基
体2の底面2bには凹部4が形成されている。この凹部
4は誘電体基体2の外形と相似な円柱状に刳り貫かれた
形態と成しており、この凹部4は中心軸を誘電体基体2
の中心軸にほぼ一致させて形成されている。
【0019】さらに、誘電体基体2の外周側面2cには
給電電極5(5A,5A’,5B,5B’)が前記放射
電極3と間隔を介して形成されている。この図1に示す
例では、給電電極5Aと給電電極5A’は誘電体基体2
の中心軸を介して対向配置され、また、給電電極5Bと
給電電極5B’も誘電体基体2の中心軸を介して対向配
置されており、上記給電電極5A(5A’)から誘電体
基体2の中心軸に向かう方向と、上記給電電極5B’
(5B)から誘電体基体2の中心軸に向かう方向とが成
す角度θはほぼ45°となっている。
給電電極5(5A,5A’,5B,5B’)が前記放射
電極3と間隔を介して形成されている。この図1に示す
例では、給電電極5Aと給電電極5A’は誘電体基体2
の中心軸を介して対向配置され、また、給電電極5Bと
給電電極5B’も誘電体基体2の中心軸を介して対向配
置されており、上記給電電極5A(5A’)から誘電体
基体2の中心軸に向かう方向と、上記給電電極5B’
(5B)から誘電体基体2の中心軸に向かう方向とが成
す角度θはほぼ45°となっている。
【0020】さらに、誘電体基体2の底面2bにはグラ
ンド電極6が後述する非グランド領域Sを除いて形成さ
れており、上記非グランド領域Sには前記給電電極5
(5A,5A’,5B,5B’)の端部側が誘電体基体
2の外周側面2cから回り込んで形成されている。
ンド電極6が後述する非グランド領域Sを除いて形成さ
れており、上記非グランド領域Sには前記給電電極5
(5A,5A’,5B,5B’)の端部側が誘電体基体
2の外周側面2cから回り込んで形成されている。
【0021】この第1実施形態例では、上記誘電体基体
2と放射電極3と給電電極5とグランド電極6によっ
て、円偏波アンテナユニット部7が構成されている。
2と放射電極3と給電電極5とグランド電極6によっ
て、円偏波アンテナユニット部7が構成されている。
【0022】このような円偏波アンテナユニット部7は
誘電体基体2の底面2bを実装面として給電回路基板8
の上面に実装されている。上記給電回路基板8は例えば
セラミックス等により構成されており、この給電回路基
板8の上面には上記誘電体基体2の凹部4によって覆わ
れる領域に給電回路10が形成されている。この給電回
路10は上記各給電電極5に電力を供給する回路であ
り、例えば、図2に示すような回路構成を有する。給電
回路基板8の上面にはそのような給電回路10と前記給
電電極5とを導通接続するための給電配線パターン11
が形成されている。この給電配線パターン11が接触す
る誘電体基体底面領域が前記非グランド領域Sと成して
いる。
誘電体基体2の底面2bを実装面として給電回路基板8
の上面に実装されている。上記給電回路基板8は例えば
セラミックス等により構成されており、この給電回路基
板8の上面には上記誘電体基体2の凹部4によって覆わ
れる領域に給電回路10が形成されている。この給電回
路10は上記各給電電極5に電力を供給する回路であ
り、例えば、図2に示すような回路構成を有する。給電
回路基板8の上面にはそのような給電回路10と前記給
電電極5とを導通接続するための給電配線パターン11
が形成されている。この給電配線パターン11が接触す
る誘電体基体底面領域が前記非グランド領域Sと成して
いる。
【0023】上記図2に示す給電回路10は、0°ハイ
ブリット12と90°ハイブリット13,14を有して
構成されており、このような給電回路10では、電力供
給源15から電力が供給されると、上記0°ハイブリッ
ト12が、その供給された電力を位相を変化させずに2
つに分配して、それぞれ90°ハイブリット13,14
に供給する。各90°ハイブリット13,14では、そ
の供給された電力を互いに位相が90°異なる2つの信
号に分配して、それぞれ給電配線パターン11を介して
給電電極5に供給する。なお、上記給電電極5Aと給電
電極5A’の対、給電電極5Bと給電電極5B’の対に
はそれぞれ同位相の電力が供給され、給電電極5Aと給
電電極5B(給電電極5A’と給電電極5B’)には互
いに90°位相が異なる電力が供給される。
ブリット12と90°ハイブリット13,14を有して
構成されており、このような給電回路10では、電力供
給源15から電力が供給されると、上記0°ハイブリッ
ト12が、その供給された電力を位相を変化させずに2
つに分配して、それぞれ90°ハイブリット13,14
に供給する。各90°ハイブリット13,14では、そ
の供給された電力を互いに位相が90°異なる2つの信
号に分配して、それぞれ給電配線パターン11を介して
給電電極5に供給する。なお、上記給電電極5Aと給電
電極5A’の対、給電電極5Bと給電電極5B’の対に
はそれぞれ同位相の電力が供給され、給電電極5Aと給
電電極5B(給電電極5A’と給電電極5B’)には互
いに90°位相が異なる電力が供給される。
【0024】図1に示されるように、上記誘電体基体2
の凹部4の内周面にはその全面に亙って、上記給電回路
10のシールド手段として機能するシールド膜16がメ
ッキ等の成膜技術によって形成されている。
の凹部4の内周面にはその全面に亙って、上記給電回路
10のシールド手段として機能するシールド膜16がメ
ッキ等の成膜技術によって形成されている。
【0025】さらに、上記給電回路基板8の上面にはグ
ランド電極(図示せず)が上記給電回路10および給電
配線パターン11を間隔を介して囲む形態で設けられて
おり、この給電回路基板8の上面のグランド電極は前記
誘電体基体2の底面のグランド電極6に接合して導通接
続されて、上記シールド膜16と共に、給電回路10お
よび給電配線パターン11をシールドしている。
ランド電極(図示せず)が上記給電回路10および給電
配線パターン11を間隔を介して囲む形態で設けられて
おり、この給電回路基板8の上面のグランド電極は前記
誘電体基体2の底面のグランド電極6に接合して導通接
続されて、上記シールド膜16と共に、給電回路10お
よび給電配線パターン11をシールドしている。
【0026】この第1実施形態例に示す円偏波アンテナ
装置1は上記のように構成されており、前記給電回路1
0から給電配線パターン11を介して各給電電極5にそ
れぞれ電力が供給されると、その電力は各給電電極5か
ら容量結合によって放射電極3に供給され、この電力供
給によって、放射電極3は共振する。前記したように、
この第1実施形態例では、給電電極5A(5A’)から
誘電体基体2の中心軸に向かう方向と、給電電極5B’
(5B)から誘電体基体2の中心軸に向かう方向との成
す角度がほぼ45°であることから、上記放射電極3
は、予め設定されている複数の共振モードのうち、共振
周波数が高い共振モード(つまり高次モード)でもって
共振する。これにより、放射電極3は高次モードの円偏
波の電波の送受信を行う。
装置1は上記のように構成されており、前記給電回路1
0から給電配線パターン11を介して各給電電極5にそ
れぞれ電力が供給されると、その電力は各給電電極5か
ら容量結合によって放射電極3に供給され、この電力供
給によって、放射電極3は共振する。前記したように、
この第1実施形態例では、給電電極5A(5A’)から
誘電体基体2の中心軸に向かう方向と、給電電極5B’
(5B)から誘電体基体2の中心軸に向かう方向との成
す角度がほぼ45°であることから、上記放射電極3
は、予め設定されている複数の共振モードのうち、共振
周波数が高い共振モード(つまり高次モード)でもって
共振する。これにより、放射電極3は高次モードの円偏
波の電波の送受信を行う。
【0027】この第1実施形態例では、上記のように、
誘電体基体2の底面に凹部4を形成し、給電回路基板8
の上面には上記誘電体基体2の凹部4によって覆われる
領域に給電回路10を形成し、また、上記凹部4の内部
にシールド手段であるシールド膜16を形成した。換言
すれば、誘電体基体2の凹部4の内部に給電回路10お
よびシールド手段(シールド膜16)を収容配置した。
誘電体基体2の底面に凹部4を形成し、給電回路基板8
の上面には上記誘電体基体2の凹部4によって覆われる
領域に給電回路10を形成し、また、上記凹部4の内部
にシールド手段であるシールド膜16を形成した。換言
すれば、誘電体基体2の凹部4の内部に給電回路10お
よびシールド手段(シールド膜16)を収容配置した。
【0028】従来では、図9に示すように、給電回路基
板32の上面に円偏波アンテナユニット部31を実装
し、給電回路基板32の底面側に給電回路およびシール
ド手段(シールドケース33)を形成していたために、
円偏波アンテナ装置30は嵩高になっていた。これに対
して、この第1実施形態例では、上記のように、誘電体
基体2の凹部4の内部に給電回路10およびシールド手
段(シールド膜16)を収容し、給電回路基板8の底面
側には上記給電回路10やシールド手段を形成しなくて
よいので、給電回路基板8の底面に上記給電回路10や
シールド手段(シールド膜16)を設けなくて済む分、
円偏波アンテナ装置1を格段に薄型化(小型化)するこ
とができる。
板32の上面に円偏波アンテナユニット部31を実装
し、給電回路基板32の底面側に給電回路およびシール
ド手段(シールドケース33)を形成していたために、
円偏波アンテナ装置30は嵩高になっていた。これに対
して、この第1実施形態例では、上記のように、誘電体
基体2の凹部4の内部に給電回路10およびシールド手
段(シールド膜16)を収容し、給電回路基板8の底面
側には上記給電回路10やシールド手段を形成しなくて
よいので、給電回路基板8の底面に上記給電回路10や
シールド手段(シールド膜16)を設けなくて済む分、
円偏波アンテナ装置1を格段に薄型化(小型化)するこ
とができる。
【0029】また、この第1実施形態例では、給電電極
5から放射電極3へ容量結合により電力を供給する構成
とし、上記給電電極5を誘電体基体2の外周側面2cに
形成する構成であるので、給電回路10の端部に該給電
回路10の出力部を配置することができ、このような回
路を構成するのは容易であることから、給電回路10の
パターンニングを簡単にすることができる。
5から放射電極3へ容量結合により電力を供給する構成
とし、上記給電電極5を誘電体基体2の外周側面2cに
形成する構成であるので、給電回路10の端部に該給電
回路10の出力部を配置することができ、このような回
路を構成するのは容易であることから、給電回路10の
パターンニングを簡単にすることができる。
【0030】さらに、上記の如く、給電電極5は誘電体
基体2の外周側面2cに形成され、給電回路10および
給電配線パターン11は給電回路基板8の上面に形成さ
れているので、給電電極5と給電配線パターン11とを
正確に位置合わせして誘電体基体2を給電回路基板8に
実装することができることとなり、給電電極5と給電回
路10を確実に導通接続させることができ、導通不良等
の問題発生を防止することができる。
基体2の外周側面2cに形成され、給電回路10および
給電配線パターン11は給電回路基板8の上面に形成さ
れているので、給電電極5と給電配線パターン11とを
正確に位置合わせして誘電体基体2を給電回路基板8に
実装することができることとなり、給電電極5と給電回
路10を確実に導通接続させることができ、導通不良等
の問題発生を防止することができる。
【0031】以下に、第2実施形態例を説明する。この
第2実施形態例に示す円偏波アンテナ装置は前記第1実
施形態例に示した円偏波アンテナ装置とほぼ同様な構成
を備えているが、前記第1実施形態例と異なる特徴的な
ことは、前記シールド膜16とは異なる形態のシールド
手段が設けられていることである。なお、この第2実施
形態例の説明では、前記第1実施形態例と同一構成部分
には同一符号を付し、その共通部分の重複説明は省略す
る。
第2実施形態例に示す円偏波アンテナ装置は前記第1実
施形態例に示した円偏波アンテナ装置とほぼ同様な構成
を備えているが、前記第1実施形態例と異なる特徴的な
ことは、前記シールド膜16とは異なる形態のシールド
手段が設けられていることである。なお、この第2実施
形態例の説明では、前記第1実施形態例と同一構成部分
には同一符号を付し、その共通部分の重複説明は省略す
る。
【0032】この第2実施形態例では、前記第1実施形
態例に示したシールド膜16に代えて、図3に示すよう
に、金属板部材から成るシールドケース18が誘電体基
体2の凹部4内に給電回路10を覆う態様で配置されて
おり、給電回路10をシールドしている。
態例に示したシールド膜16に代えて、図3に示すよう
に、金属板部材から成るシールドケース18が誘電体基
体2の凹部4内に給電回路10を覆う態様で配置されて
おり、給電回路10をシールドしている。
【0033】この第2実施形態例によれば、前記第1実
施形態例と同様に、誘電体基体2の凹部4の内部に給電
回路10およびそのシールド手段であるシールドケース
18が収容配設されているので、給電回路基板8の底面
側に上記給電回路10およびシールドケース18を設け
なくて済む分、円偏波アンテナ装置1の嵩高を防止する
ことができ、円偏波アンテナ装置1の薄型化を図ること
が容易となる。
施形態例と同様に、誘電体基体2の凹部4の内部に給電
回路10およびそのシールド手段であるシールドケース
18が収容配設されているので、給電回路基板8の底面
側に上記給電回路10およびシールドケース18を設け
なくて済む分、円偏波アンテナ装置1の嵩高を防止する
ことができ、円偏波アンテナ装置1の薄型化を図ること
が容易となる。
【0034】また、給電電極5から放射電極3へ容量結
合によって電力を供給する構成とし、給電電極5を誘電
体基体2の外周側面2cに形成したので、前記第1実施
形態例で述べたように、給電回路10と給電電極5の導
通不良の問題発生を抑制することができるという効果
や、給電回路10のパターンニングが容易になるという
効果を得ることができる。
合によって電力を供給する構成とし、給電電極5を誘電
体基体2の外周側面2cに形成したので、前記第1実施
形態例で述べたように、給電回路10と給電電極5の導
通不良の問題発生を抑制することができるという効果
や、給電回路10のパターンニングが容易になるという
効果を得ることができる。
【0035】なお、この第2実施形態例では、前記第1
実施形態例に示したシールド膜16に代えて、シールド
ケース18を設けたが、シールド膜16を設けると共
に、シールドケース18を設けてもよい。
実施形態例に示したシールド膜16に代えて、シールド
ケース18を設けたが、シールド膜16を設けると共
に、シールドケース18を設けてもよい。
【0036】以下に、第3実施形態例を説明する。この
第3実施形態例において特徴的なことは、誘電体基体2
が、給電回路基板8の誘電率εr2よりも小さい誘電率ε
r1を持つ誘電材料により形成されていることである。そ
れ以外の構成は前記各実施形態例と同様であり、この第
3実施形態例の説明において、前記各実施形態例と同一
構成部分には同一符号を付し、その共通部分の重複説明
は省略する。
第3実施形態例において特徴的なことは、誘電体基体2
が、給電回路基板8の誘電率εr2よりも小さい誘電率ε
r1を持つ誘電材料により形成されていることである。そ
れ以外の構成は前記各実施形態例と同様であり、この第
3実施形態例の説明において、前記各実施形態例と同一
構成部分には同一符号を付し、その共通部分の重複説明
は省略する。
【0037】ところで、給電電極5と給電回路10を導
通接続する給電配線パターン11は給電回路基板8の上
側に接合形成され、該給電配線パターン11の上側には
誘電体基体2が載置される。このため、給電配線パター
ン11の通過損失等の電気特性は誘電体基体2と給電回
路基板8の影響を受ける。
通接続する給電配線パターン11は給電回路基板8の上
側に接合形成され、該給電配線パターン11の上側には
誘電体基体2が載置される。このため、給電配線パター
ン11の通過損失等の電気特性は誘電体基体2と給電回
路基板8の影響を受ける。
【0038】上記給電配線パターン11は、製造工程に
おいて、給電回路基板8の上面に成膜技術を利用して形
成された後に、その上側に誘電体基体2が載置される。
このため、給電回路基板8の上面に上記給電配線パター
ン11を成膜形成しただけの段階で、給電配線パターン
11の電気特性が要求される良好な状態であっても、そ
の後の段階で、その給電配線パターン11の上側に誘電
体基体2が載置されて接触すると、その誘電体基体2の
影響を受けて、給電配線パターン11の電気特性が変化
してしまい、給電配線パターン11の電気特性が悪化し
てしまうという問題が生じる場合がある。
おいて、給電回路基板8の上面に成膜技術を利用して形
成された後に、その上側に誘電体基体2が載置される。
このため、給電回路基板8の上面に上記給電配線パター
ン11を成膜形成しただけの段階で、給電配線パターン
11の電気特性が要求される良好な状態であっても、そ
の後の段階で、その給電配線パターン11の上側に誘電
体基体2が載置されて接触すると、その誘電体基体2の
影響を受けて、給電配線パターン11の電気特性が変化
してしまい、給電配線パターン11の電気特性が悪化し
てしまうという問題が生じる場合がある。
【0039】そのような誘電体基体2の影響による給電
配線パターン11の電気特性の変化を考慮して、給電配
線パターン11を給電回路基板8の上面に形成すること
が考えられるが、給電配線パターン11と誘電体基体2
の接触状態は、装置毎に、異なるので、その給電配線パ
ターン11と誘電体基体2の接触状態の差違によって、
上記誘電体基体2の影響による給電配線パターン11の
電気特性の変化が異なってしまう。これにより、給電配
線パターン11の要求される良好な電気特性が得難く、
また、給電配線パターン11の電気特性が装置毎にばら
つくという問題が生じる。
配線パターン11の電気特性の変化を考慮して、給電配
線パターン11を給電回路基板8の上面に形成すること
が考えられるが、給電配線パターン11と誘電体基体2
の接触状態は、装置毎に、異なるので、その給電配線パ
ターン11と誘電体基体2の接触状態の差違によって、
上記誘電体基体2の影響による給電配線パターン11の
電気特性の変化が異なってしまう。これにより、給電配
線パターン11の要求される良好な電気特性が得難く、
また、給電配線パターン11の電気特性が装置毎にばら
つくという問題が生じる。
【0040】本発明者は、給電回路基板8の給電配線パ
ターン11の上側に載置される誘電体基体2の誘電率ε
r1が給電回路基板8の誘電率εr2以上であると、給電配
線パターン11の電気特性は、誘電体基体2の影響を多
大に受けることに着目した。図4には本発明者が行った
次に示す実験の結果が示されている。上記実験とは、上
記給電回路基板8の給電配線パターン11の上側に誘電
体基体2を載置する前の状態での給電配線パターン11
の通過損失に対して、上記誘電体基体2が載置された後
の給電配線パターン11の通過損失が、上記誘電体基体
2の誘電率εr1と給電回路基板8の誘電率εr2との比
(誘電率εr1/誘電率εr2)の変化によって、どのよう
に増加するのかを調べたものである。
ターン11の上側に載置される誘電体基体2の誘電率ε
r1が給電回路基板8の誘電率εr2以上であると、給電配
線パターン11の電気特性は、誘電体基体2の影響を多
大に受けることに着目した。図4には本発明者が行った
次に示す実験の結果が示されている。上記実験とは、上
記給電回路基板8の給電配線パターン11の上側に誘電
体基体2を載置する前の状態での給電配線パターン11
の通過損失に対して、上記誘電体基体2が載置された後
の給電配線パターン11の通過損失が、上記誘電体基体
2の誘電率εr1と給電回路基板8の誘電率εr2との比
(誘電率εr1/誘電率εr2)の変化によって、どのよう
に増加するのかを調べたものである。
【0041】この図4に示す実験結果にも表されている
ように、上記誘電率比(誘電率εr1/誘電率εr2)が1
未満であるときには、つまり、誘電体基体2の誘電率ε
r1が給電回路基板8の誘電率εr2よりも小さい場合に
は、誘電体基体2を載置する前に対する載置後の給電配
線パターン11の通過損失の増加は小さく抑制されてい
る。これに対して、上記誘電率比(誘電率εr1/誘電率
εr2)が1以上であるときには、つまり、誘電体基体2
の誘電率εr1が給電回路基板8の誘電率εr2以上である
場合には、誘電体基体2を載置する前に対する載置後の
給電配線パターン11の通過損失の増加は急激に大きく
なり、要求される給電配線パターン11の良好な電気特
性が得難いことが分かる。
ように、上記誘電率比(誘電率εr1/誘電率εr2)が1
未満であるときには、つまり、誘電体基体2の誘電率ε
r1が給電回路基板8の誘電率εr2よりも小さい場合に
は、誘電体基体2を載置する前に対する載置後の給電配
線パターン11の通過損失の増加は小さく抑制されてい
る。これに対して、上記誘電率比(誘電率εr1/誘電率
εr2)が1以上であるときには、つまり、誘電体基体2
の誘電率εr1が給電回路基板8の誘電率εr2以上である
場合には、誘電体基体2を載置する前に対する載置後の
給電配線パターン11の通過損失の増加は急激に大きく
なり、要求される給電配線パターン11の良好な電気特
性が得難いことが分かる。
【0042】そこで、この第3実施形態例では、上記の
如く、誘電体基体2を給電回路基板8の誘電率εr2より
も小さい誘電率εr1を持つ誘電材料により構成して、給
電配線パターン11に対する誘電体基体2の影響を小さ
くして、給電配線パターン11の良好な電気特性を得易
くする構成とした。
如く、誘電体基体2を給電回路基板8の誘電率εr2より
も小さい誘電率εr1を持つ誘電材料により構成して、給
電配線パターン11に対する誘電体基体2の影響を小さ
くして、給電配線パターン11の良好な電気特性を得易
くする構成とした。
【0043】すなわち、誘電体基体2の載置後の電気特
性の変化を殆ど考慮せずに、給電配線パターン11を設
計することができることとなり、給電配線パターン11
の設計が簡単となる。その上、良好な電気特性が得られ
るように、給電回路基板8の上面に給電配線パターン1
1を設計通りに形成するのは容易であり、かつ、そのよ
うに良好な電気特性を持つように給電回路基板8の上面
に形成された給電配線パターン11の上側に誘電体基体
2を載置しても、その良好な電気特性を持った状態は殆
ど変化せずに維持されるので、給電配線パターン11の
良好な電気特性が得易く、また、装置毎に、給電配線パ
ターン11の電気特性がばらつくという問題を回避する
ことができる。
性の変化を殆ど考慮せずに、給電配線パターン11を設
計することができることとなり、給電配線パターン11
の設計が簡単となる。その上、良好な電気特性が得られ
るように、給電回路基板8の上面に給電配線パターン1
1を設計通りに形成するのは容易であり、かつ、そのよ
うに良好な電気特性を持つように給電回路基板8の上面
に形成された給電配線パターン11の上側に誘電体基体
2を載置しても、その良好な電気特性を持った状態は殆
ど変化せずに維持されるので、給電配線パターン11の
良好な電気特性が得易く、また、装置毎に、給電配線パ
ターン11の電気特性がばらつくという問題を回避する
ことができる。
【0044】以下に、第4実施形態例を説明する。図5
(a)には第4実施形態例における円偏波アンテナ装置
1の斜視図が示され、図5(b)には図5(a)に示す
B−B部分の断面図が示されている。なお、この第4実
施形態例の説明において、前記各実施形態例と同一構成
部分には同一符号を付す。
(a)には第4実施形態例における円偏波アンテナ装置
1の斜視図が示され、図5(b)には図5(a)に示す
B−B部分の断面図が示されている。なお、この第4実
施形態例の説明において、前記各実施形態例と同一構成
部分には同一符号を付す。
【0045】この第4実施形態例において特徴的なこと
は、図5(a)、(b)に示されるように、誘電体基体
2の底面には給電配線パターン11の一部分を空隙を介
して覆う溝部20が形成されていることである。それ以
外の構成は前記各実施形態例と同様であり、その共通部
分の重複説明は省略する。
は、図5(a)、(b)に示されるように、誘電体基体
2の底面には給電配線パターン11の一部分を空隙を介
して覆う溝部20が形成されていることである。それ以
外の構成は前記各実施形態例と同様であり、その共通部
分の重複説明は省略する。
【0046】なお、図5(b)に示す例では、上記溝部
20の内周面にはシールド膜16が形成されていない
が、必要に応じて、上記溝部20の内周面にシールド膜
を形成してもよい。
20の内周面にはシールド膜16が形成されていない
が、必要に応じて、上記溝部20の内周面にシールド膜
を形成してもよい。
【0047】この第4実施形態例によれば、給電配線パ
ターン11の一部分を空隙を介して覆う溝部20を誘電
体基体2の底面に形成したので、誘電体基体2の軽量化
を図ることができる。
ターン11の一部分を空隙を介して覆う溝部20を誘電
体基体2の底面に形成したので、誘電体基体2の軽量化
を図ることができる。
【0048】また、給電配線パターン11の一部分の上
側が空隙となり、その空隙(空気)の誘電率は給電回路
基板8の誘電率εr2に比べて格段に小さいことから、給
電配線パターン11の電気特性は上記空隙の影響を殆ど
受けずに、給電回路基板8の影響のみを受けることとな
る。これにより、より一層、給電配線パターン11の設
計が容易となり、また、給電配線パターン11の電気特
性を良好にすることができる。
側が空隙となり、その空隙(空気)の誘電率は給電回路
基板8の誘電率εr2に比べて格段に小さいことから、給
電配線パターン11の電気特性は上記空隙の影響を殆ど
受けずに、給電回路基板8の影響のみを受けることとな
る。これにより、より一層、給電配線パターン11の設
計が容易となり、また、給電配線パターン11の電気特
性を良好にすることができる。
【0049】以下に、第5実施形態例を説明する。この
第5実施形態例では、本発明に係る無線通信装置の一例
を示す。図6には、この第5実施形態例の無線通信装置
の主要な構成例がブロック図により示されている。この
第5実施形態例の無線通信装置はDABを利用した通信
装置であり、この無線通信装置において特徴的なこと
は、前記各実施形態例に示した円偏波アンテナ装置1が
装備されていることである。なお、この第5実施形態例
では、円偏波アンテナ装置1の構成は前記各実施形態例
に述べたので、その重複説明は省略する。
第5実施形態例では、本発明に係る無線通信装置の一例
を示す。図6には、この第5実施形態例の無線通信装置
の主要な構成例がブロック図により示されている。この
第5実施形態例の無線通信装置はDABを利用した通信
装置であり、この無線通信装置において特徴的なこと
は、前記各実施形態例に示した円偏波アンテナ装置1が
装備されていることである。なお、この第5実施形態例
では、円偏波アンテナ装置1の構成は前記各実施形態例
に述べたので、その重複説明は省略する。
【0050】図6に示すように、この無線通信装置は、
上記各実施形態例に示した円偏波アンテナ装置1と、受
信部22と、信号処理部23と、インターフェース部2
4と、ディスプレイ部25とを有して構成されている。
このような無線通信装置では、例えば、上記受信部22
には円偏波アンテナ装置1によって受信された電波信号
が加えられる。受信部22はその加えられた電波信号か
ら所定の各種信号を取り出して信号処理部23に出力す
る。信号処理部23はその受け取った信号を予め定めら
れた手法に従って信号処理し、リモコン等のインターフ
ェース部24と連携してディスプレイ25の表示制御等
を行う。
上記各実施形態例に示した円偏波アンテナ装置1と、受
信部22と、信号処理部23と、インターフェース部2
4と、ディスプレイ部25とを有して構成されている。
このような無線通信装置では、例えば、上記受信部22
には円偏波アンテナ装置1によって受信された電波信号
が加えられる。受信部22はその加えられた電波信号か
ら所定の各種信号を取り出して信号処理部23に出力す
る。信号処理部23はその受け取った信号を予め定めら
れた手法に従って信号処理し、リモコン等のインターフ
ェース部24と連携してディスプレイ25の表示制御等
を行う。
【0051】この第5実施形態例によれば、前記各実施
形態例に示したような円偏波アンテナ装置1を用いて無
線通信装置を構成したので、無線通信装置の小型化・薄
型化を図ることができる。
形態例に示したような円偏波アンテナ装置1を用いて無
線通信装置を構成したので、無線通信装置の小型化・薄
型化を図ることができる。
【0052】なお、この発明は上記各実施形態例に限定
されるものではなく、様々な実施の形態を採り得る。例
えば、上記各実施形態例では、誘電体基体2は円柱状で
あったが、上記誘電体基体2は略円柱状であればよく、
例えば、楕円柱状や、20角形柱状等の多角柱状等の形
状であってよい。また、誘電体基体2の外周側面におけ
る給電電極形成領域を平坦な面としてもよい。この場合
には、印刷等の成膜技術を利用した給電電極5の形成が
容易となる。
されるものではなく、様々な実施の形態を採り得る。例
えば、上記各実施形態例では、誘電体基体2は円柱状で
あったが、上記誘電体基体2は略円柱状であればよく、
例えば、楕円柱状や、20角形柱状等の多角柱状等の形
状であってよい。また、誘電体基体2の外周側面におけ
る給電電極形成領域を平坦な面としてもよい。この場合
には、印刷等の成膜技術を利用した給電電極5の形成が
容易となる。
【0053】さらに、上記各実施形態例では、放射電極
3は円形状であったが、略円形状であればよく、例え
ば、楕円形状や、20角形等の多角形等の形状であって
もよい。但し、放射電極3の外縁と誘電体基体2の輪郭
外縁との間隔が誘電体基体2の輪郭外縁の全周に亙って
ほぼ等しいことが望ましい。
3は円形状であったが、略円形状であればよく、例え
ば、楕円形状や、20角形等の多角形等の形状であって
もよい。但し、放射電極3の外縁と誘電体基体2の輪郭
外縁との間隔が誘電体基体2の輪郭外縁の全周に亙って
ほぼ等しいことが望ましい。
【0054】さらに、上記各実施形態例では、2点給電
によって放射電極3を共振させる構成であったが、例え
ば、図7に示すように、1点給電によって放射電極3を
共振させる構成としてもよい。この場合には、図7に示
すように、放射電極3は縮退分離する形態に形成される
こととなる。
によって放射電極3を共振させる構成であったが、例え
ば、図7に示すように、1点給電によって放射電極3を
共振させる構成としてもよい。この場合には、図7に示
すように、放射電極3は縮退分離する形態に形成される
こととなる。
【0055】さらに、上記各実施形態例では、設定され
た共振モードのうち、共振周波数が高い高次モードで放
射電極3が動作するように、各給電電極5の配置位置が
規定されていたが、例えば、設定された共振モードのう
ち、共振周波数が最も低い基本モードでもって放射電極
3が共振するように、各給電電極5の配置位置を設定し
てもよい。つまり、例えば、図8(a)に示されるよう
に、誘電体基体2の外周側面2cに給電電極5A,5B
を形成し、それら給電電極5A,5Bは、給電電極5A
から誘電体基体2の中心軸に向かう方向と、給電電極5
Bから誘電体基体2の中心軸に向かう方向との成す角度
αが90°となるように、それぞれ配置してもよい。こ
の場合には、上記給電電極5Aと給電電極5Bにそれぞ
れ互いに90°位相が異なる電力が供給されるように、
給電回路10および給電配線パターン11が形成され
る。
た共振モードのうち、共振周波数が高い高次モードで放
射電極3が動作するように、各給電電極5の配置位置が
規定されていたが、例えば、設定された共振モードのう
ち、共振周波数が最も低い基本モードでもって放射電極
3が共振するように、各給電電極5の配置位置を設定し
てもよい。つまり、例えば、図8(a)に示されるよう
に、誘電体基体2の外周側面2cに給電電極5A,5B
を形成し、それら給電電極5A,5Bは、給電電極5A
から誘電体基体2の中心軸に向かう方向と、給電電極5
Bから誘電体基体2の中心軸に向かう方向との成す角度
αが90°となるように、それぞれ配置してもよい。こ
の場合には、上記給電電極5Aと給電電極5Bにそれぞ
れ互いに90°位相が異なる電力が供給されるように、
給電回路10および給電配線パターン11が形成され
る。
【0056】また、放射電極3が上記基本モードと高次
モードの両方のモードで共振することができるように、
各給電電極5の配置位置を設定してもよい。この場合に
は、例えば、図8(b)に示すように、各給電電極5が
配置される。つまり、図8(b)に示す例では、誘電体
基体2の外周側面2cには基本モード用の給電電極5
A,5Bと、高次モード用の給電電極5C,5Dとが形
成されている。上記給電電極5Aから誘電体基体2の中
心軸に向かう方向と給電電極5Bから誘電体基体2の中
心軸に向かう方向との成す角度αは90°と成し、ま
た、上記給電電極5Cから誘電体基体2の中心軸に向か
う方向と給電電極5Dから誘電体基体2の中心軸に向か
う方向との成す角度βは45°と成している。このよう
に構成することによって、放射電極3は異なる2つの周
波数帯の円偏波電波の送受信が可能となる。なお、この
場合には、上記給電電極5A,5Bには互いに位相が9
0°異なる基本モード用の電力が供給され、上記給電電
極5C,5Dには互いに位相が90°異なる高次モード
用の電力が供給されることとなる。
モードの両方のモードで共振することができるように、
各給電電極5の配置位置を設定してもよい。この場合に
は、例えば、図8(b)に示すように、各給電電極5が
配置される。つまり、図8(b)に示す例では、誘電体
基体2の外周側面2cには基本モード用の給電電極5
A,5Bと、高次モード用の給電電極5C,5Dとが形
成されている。上記給電電極5Aから誘電体基体2の中
心軸に向かう方向と給電電極5Bから誘電体基体2の中
心軸に向かう方向との成す角度αは90°と成し、ま
た、上記給電電極5Cから誘電体基体2の中心軸に向か
う方向と給電電極5Dから誘電体基体2の中心軸に向か
う方向との成す角度βは45°と成している。このよう
に構成することによって、放射電極3は異なる2つの周
波数帯の円偏波電波の送受信が可能となる。なお、この
場合には、上記給電電極5A,5Bには互いに位相が9
0°異なる基本モード用の電力が供給され、上記給電電
極5C,5Dには互いに位相が90°異なる高次モード
用の電力が供給されることとなる。
【0057】さらに、上記各実施形態例では、誘電体基
体2の底面2bには非グランド領域Sを除いた部分にグ
ランド電極6が形成されていたが、誘電体基体2の底面
を給電回路基板8の上面のグランド電極に密着度高く接
合させることができる場合には、誘電体基体2の底面に
グランド電極6を設けなくともよい。
体2の底面2bには非グランド領域Sを除いた部分にグ
ランド電極6が形成されていたが、誘電体基体2の底面
を給電回路基板8の上面のグランド電極に密着度高く接
合させることができる場合には、誘電体基体2の底面に
グランド電極6を設けなくともよい。
【0058】さらに、上記第4実施形態例では、誘電体
基体2の底面の溝部20は凹部4に連通していたが、こ
の溝部20は給電配線パターン11の一部分を空隙を介
して覆うように形成されていればよく、凹部4に連通し
ていなくともよい。さらに、上記第4実施形態例では、
上記溝部20は給電配線パターン11の一部分のみを空
隙を介して覆う形態であったが、例えば、誘電体基体2
の内部の凹部4から給電配線パターン11に沿って外周
面に貫通する溝部20を形成し、該溝部20によって給
電配線パターン11の全ての部分を空隙を介して覆う形
態としてもよい。この場合には、給電電極5と給電配線
パターン11とを導通接続させる特有な手段が講じられ
ることとなる。
基体2の底面の溝部20は凹部4に連通していたが、こ
の溝部20は給電配線パターン11の一部分を空隙を介
して覆うように形成されていればよく、凹部4に連通し
ていなくともよい。さらに、上記第4実施形態例では、
上記溝部20は給電配線パターン11の一部分のみを空
隙を介して覆う形態であったが、例えば、誘電体基体2
の内部の凹部4から給電配線パターン11に沿って外周
面に貫通する溝部20を形成し、該溝部20によって給
電配線パターン11の全ての部分を空隙を介して覆う形
態としてもよい。この場合には、給電電極5と給電配線
パターン11とを導通接続させる特有な手段が講じられ
ることとなる。
【0059】さらに、上記第5実施形態例では、上記第
1〜第4の各実施形態例に示した円偏波アンテナ装置1
をDABを利用する無線通信装置に組み込む例を示した
が、上記各実施形態例に示した円偏波アンテナ装置1は
上記DAB以外の無線通信装置にも搭載することが可能
である。
1〜第4の各実施形態例に示した円偏波アンテナ装置1
をDABを利用する無線通信装置に組み込む例を示した
が、上記各実施形態例に示した円偏波アンテナ装置1は
上記DAB以外の無線通信装置にも搭載することが可能
である。
【0060】
【発明の効果】この発明によれば、誘電体基体の底面に
凹部を形成し、給電回路基板の上面には上記凹部によっ
て覆われる領域に給電回路を形成し、また、上記凹部の
内部に上記給電回路をシールドするシールド手段が設け
られているので、つまり、誘電体基体の凹部の内部に給
電回路およびそのシールド手段を収容したので、給電回
路基板の底面側に上記給電回路およびシールド手段が設
けられない分、円偏波アンテナ装置の嵩高を抑制するこ
とができ、円偏波アンテナ装置の薄型化を図ることがで
きる。
凹部を形成し、給電回路基板の上面には上記凹部によっ
て覆われる領域に給電回路を形成し、また、上記凹部の
内部に上記給電回路をシールドするシールド手段が設け
られているので、つまり、誘電体基体の凹部の内部に給
電回路およびそのシールド手段を収容したので、給電回
路基板の底面側に上記給電回路およびシールド手段が設
けられない分、円偏波アンテナ装置の嵩高を抑制するこ
とができ、円偏波アンテナ装置の薄型化を図ることがで
きる。
【0061】また、給電電極から容量結合によって放射
電極に電力を供給する構成とし、誘電体基体の外周側面
に給電電極を形成する構成としたので、給電回路基板の
上面に形成された給電回路と給電電極とを導通接続させ
ることが容易となり、給電電極と給電回路との導通不良
等の問題発生を防止することができる。さらに、給電回
路の出力部は該回路の端部に形成することができるの
で、給電回路のパターンニングが簡単となる。
電極に電力を供給する構成とし、誘電体基体の外周側面
に給電電極を形成する構成としたので、給電回路基板の
上面に形成された給電回路と給電電極とを導通接続させ
ることが容易となり、給電電極と給電回路との導通不良
等の問題発生を防止することができる。さらに、給電回
路の出力部は該回路の端部に形成することができるの
で、給電回路のパターンニングが簡単となる。
【0062】給電回路と給電電極を導通接続する給電配
線パターンが接触する誘電体基体底面領域が非グランド
領域と成し、誘電体基体の底面には上記非グランド領域
を除いた領域にグランド電極が形成されているものにあ
っては、凹部内部のシールド手段のシールド性能をより
確実に発揮させることができることとなる。
線パターンが接触する誘電体基体底面領域が非グランド
領域と成し、誘電体基体の底面には上記非グランド領域
を除いた領域にグランド電極が形成されているものにあ
っては、凹部内部のシールド手段のシールド性能をより
確実に発揮させることができることとなる。
【0063】誘電体基体の底面には給電配線パターンの
少なくとも一部分を空隙を介して覆う溝部が形成されて
いるものにあっては、誘電体基体の軽量化を図ることが
できる。また、給電配線パターンは誘電体基体側が空隙
となり、その空隙は給電配線パターンの電気特性に殆ど
悪影響を与えないので、ほぼ設計通りの電気特性を持つ
給電配線パターンを得ることができる。
少なくとも一部分を空隙を介して覆う溝部が形成されて
いるものにあっては、誘電体基体の軽量化を図ることが
できる。また、給電配線パターンは誘電体基体側が空隙
となり、その空隙は給電配線パターンの電気特性に殆ど
悪影響を与えないので、ほぼ設計通りの電気特性を持つ
給電配線パターンを得ることができる。
【0064】誘電体基体は給電回路基板の誘電率よりも
小さい誘電率を持つ誘電材料によって形成されているも
のにあっては、誘電体基体が給電配線パターンの電気特
性に与える影響が非常に小さくなり、ほぼ設計通りの電
気特性を持つ給電配線パターンを得ることが容易とな
る。
小さい誘電率を持つ誘電材料によって形成されているも
のにあっては、誘電体基体が給電配線パターンの電気特
性に与える影響が非常に小さくなり、ほぼ設計通りの電
気特性を持つ給電配線パターンを得ることが容易とな
る。
【0065】この発明において特有な構成を持つ円偏波
アンテナ装置を搭載した無線通信装置にあっては、円偏
波アンテナ装置の薄型化に伴って無線通信装置の薄型化
を図ることができることとなる。
アンテナ装置を搭載した無線通信装置にあっては、円偏
波アンテナ装置の薄型化に伴って無線通信装置の薄型化
を図ることができることとなる。
【図1】本発明の円偏波アンテナ装置の第1実施形態例
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図2】図1に示す円偏波アンテナ装置に設けられる給
電回路の一例を示す説明図である。
電回路の一例を示す説明図である。
【図3】第2実施形態例を示す説明図である。
【図4】誘電体基体の誘電率εr1と給電回路基板の誘電
率εr2の比と、給電配線パターンの通過損失との関係の
一例を示すグラフである。
率εr2の比と、給電配線パターンの通過損失との関係の
一例を示すグラフである。
【図5】第4実施形態例を示す説明図である。
【図6】本発明の無線通信装置の一例を示すブロック構
成図である。
成図である。
【図7】その他の実施形態例を示す説明図である。
【図8】さらに、その他の実施形態例を示す説明図であ
る。
る。
【図9】従来の円偏波アンテナ装置の一例を示す説明図
である。
である。
1 円偏波アンテナ装置 2 誘電体基体 3 放射電極 4 凹部 5 給電電極 6 グランド電極 7 円偏波アンテナユニット部 8 給電回路基板 10 給電回路 11 給電配線パターン 16 シールド膜 18 シールドケース 20 溝部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 湯浅 敦之 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 (72)発明者 秋山 恒 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 Fターム(参考) 5J045 AB05 AB06 DA10 EA07 HA03 MA07 NA01 5J046 AA07 AA12 AB13 PA07
Claims (5)
- 【請求項1】 略円柱状の誘電体基体の上面に円偏波電
波送受信用の放射電極が形成されて円偏波アンテナユニ
ット部が構成され、この円偏波アンテナユニット部が上
記誘電体基体の底面を実装面として給電回路基板の上面
に実装されて成る円偏波アンテナ装置であって、上記円
偏波アンテナユニット部の誘電体基体の底面には凹部が
形成され、上記給電回路基板の上面には上記誘電体基体
の凹部によって覆われる領域に上記放射電極に電力を供
給するための給電回路が形成されており、上記誘電体基
体の凹部内部には上記給電回路をシールドするためのシ
ールド手段が設けられ、上記誘電体基体の外周側面には
上記給電回路に導通接続する給電電極が前記放射電極と
間隔を介して形成されており、上記給電回路から出力さ
れた電力は上記給電電極を介し容量結合によって上記放
射電極に供給される構成としたことを特徴とする円偏波
アンテナ装置。 - 【請求項2】 給電回路基板の上面には給電回路と円偏
波アンテナユニット部の給電電極とを導通接続するため
の給電配線パターンが形成されており、円偏波アンテナ
ユニット部の誘電体基体の底面には非グランド領域とグ
ランド領域が形成され、上記給電配線パターンが接触す
る誘電体基体底面領域は非グランド領域と成し、上記誘
電体基体の底面には上記非グランド領域を除いた領域に
グランド電極が形成されていることを特徴とする請求項
1記載の円偏波アンテナ装置。 - 【請求項3】 給電回路基板の上面には給電回路と円偏
波アンテナユニット部の給電電極とを導通接続するため
の給電配線パターンが形成されており、円偏波アンテナ
ユニット部の誘電体基体の底面には、上記給電回路基板
の上面の給電配線パターンの少なくとも一部分を空隙を
介して覆う溝部が形成されていることを特徴とする請求
項1又は請求項2記載の円偏波アンテナ装置。 - 【請求項4】 誘電体基体は給電回路基板の誘電率より
も小さい誘電率を持つ誘電材料によって形成されている
ことを特徴とした請求項1又は請求項2又は請求項3記
載の円偏波アンテナ装置。 - 【請求項5】 請求項1乃至請求項4の何れか1つに記
載の円偏波アンテナ装置が設けられていることを特徴と
する無線通信装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000111818A JP2001298320A (ja) | 2000-04-13 | 2000-04-13 | 円偏波アンテナ装置およびそれを用いた無線通信装置 |
| US09/833,960 US6396442B1 (en) | 2000-04-13 | 2001-04-12 | Circularly polarized antenna device and radio communication apparatus using the same |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000111818A JP2001298320A (ja) | 2000-04-13 | 2000-04-13 | 円偏波アンテナ装置およびそれを用いた無線通信装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001298320A true JP2001298320A (ja) | 2001-10-26 |
Family
ID=18624089
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000111818A Pending JP2001298320A (ja) | 2000-04-13 | 2000-04-13 | 円偏波アンテナ装置およびそれを用いた無線通信装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6396442B1 (ja) |
| JP (1) | JP2001298320A (ja) |
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| WO2009001411A1 (ja) * | 2007-06-28 | 2008-12-31 | Fujitsu Limited | 携帯電話機に内蔵されるアンテナおよび携帯電話機 |
| JP2010103814A (ja) * | 2008-10-24 | 2010-05-06 | Yokowo Co Ltd | アンテナ装置 |
| JP2016503275A (ja) * | 2013-01-15 | 2016-02-01 | タイコ・エレクトロニクス・コーポレイションTyco Electronics Corporation | パッチアンテナ |
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| AU2002245218A1 (en) * | 2001-01-06 | 2002-08-06 | Telisar Corporation | An integrated antenna system |
| JP2004007559A (ja) * | 2002-04-25 | 2004-01-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 多共振アンテナ、アンテナモジュールおよび多共振アンテナを用いた無線装置 |
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| US6819288B2 (en) * | 2002-12-23 | 2004-11-16 | Allen Telecom Llc | Singular feed broadband aperture coupled circularly polarized patch antenna |
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| KR101107910B1 (ko) | 2010-02-02 | 2012-01-25 | 주식회사 아모텍 | 패치 안테나 모듈 |
| CN115144815B (zh) * | 2022-06-01 | 2024-11-26 | 中国科学院空天信息创新研究院 | 低空目标探测装置 |
Family Cites Families (3)
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| US6314275B1 (en) * | 1997-08-19 | 2001-11-06 | Telit Mobile Terminals, S.P.A. | Hand-held transmitting and/or receiving apparatus |
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-
2000
- 2000-04-13 JP JP2000111818A patent/JP2001298320A/ja active Pending
-
2001
- 2001-04-12 US US09/833,960 patent/US6396442B1/en not_active Expired - Lifetime
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| US8660620B2 (en) | 2007-06-28 | 2014-02-25 | Fujitsu Limited | Antenna built in mobile terminal |
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6396442B1 (en) | 2002-05-28 |
| US20020024465A1 (en) | 2002-02-28 |
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