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JP2001295870A - 流体式リターダ装置 - Google Patents

流体式リターダ装置

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Publication number
JP2001295870A
JP2001295870A JP2000111008A JP2000111008A JP2001295870A JP 2001295870 A JP2001295870 A JP 2001295870A JP 2000111008 A JP2000111008 A JP 2000111008A JP 2000111008 A JP2000111008 A JP 2000111008A JP 2001295870 A JP2001295870 A JP 2001295870A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
retarder
case
pump
working fluid
rotor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000111008A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihito Terada
芳仁 寺田
Yoshiaki Saito
佳昭 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Akebono Brake Industry Co Ltd
Original Assignee
Akebono Brake Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Akebono Brake Industry Co Ltd filed Critical Akebono Brake Industry Co Ltd
Priority to JP2000111008A priority Critical patent/JP2001295870A/ja
Publication of JP2001295870A publication Critical patent/JP2001295870A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポンプ装置を別個に設置する必要がなく、取
付スペースの省スペース化を図ることができ、また、車
体に組み付ける部品点数や組み付け工程数を大幅に低減
させて、コストの低減を図ることができる流体式リター
ダ装置を得る。 【解決手段】 作動液体を循環させるポンプ装置19
は、リターダケース5内の作動液入口5b付近において
リターダケース5内に挿通した回転軸11の周囲に作動
液体を貯留するポンプ室55と、ポンプ室55に臨む回
転軸11に取り付けられて回転軸11と一体にポンプ室
55内を回転することでポンプ室55内の作動液体をリ
ターダケース5の作動液出口5a側に圧送するポンプイ
ンペラ91とを備えた構成として、リターダケース5に
内蔵される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両等に補助ブレ
ーキ装置として搭載される流体式リターダ装置に関する
もので、詳しくは、取付スペースの省スペース化や組み
付け工程数の低減を実現するための改良に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】トラックやバス等の大型車両において
は、降坂時や高速走行からの減速時に、通常のサービス
ブレーキとは別に制動トルクを発生して、サービスブレ
ーキへの負担を軽減して、サービスブレーキの温度上昇
によるフェードを防止し、車両の安全性及び摩擦材の耐
久性の向上を図る補助制動装置の一つとして、流体式リ
ターダ装置が開発されている。
【0003】この流体式リターダ装置は、一般に、作動
液体を外部に送り出す作動液出口と作動液体を外部より
受け入れる作動液入口とを備えて内部に作動液体が満た
されるリターダケースと、リターダケース内に非回転に
装備されるステータ及び回転自在に装備されるロータ
と、リターダケースを挿通する回転軸にロータを断続す
るクラッチ機構と、車両の走行状態やブレーキ操作状態
に応じてクラッチ機構の動作を制御するクラッチ制御機
構と、作動液出口から出て作動液入口に戻る作動液体の
循環流路と、この循環流路及びリターダケース内に作動
液を循環させるために作動液体の圧送を行うポンプ装置
とを備えた構成とされ、ステータとロータとの相対回転
時に、これらのステータとロータとの間に介在する作動
液体圧がロータにかける負荷によって回転軸に制動トル
クを作用させる。
【0004】なお、回転軸としては、例えば、車輪と一
体回転する車軸や、トランスミッションの出力軸が設定
される。また、リターダ装置で昇温した作動液体は、外
部に送り出され冷却装置として兼用される既設のラジエ
ータによって冷却される。また、従来装置の場合、ポン
プ装置は、独立した小型のポンプユニットで、ラジエー
タと作動液入口との間を連通させる循環流路に介在する
ように、車体側に装備することが一般的である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上の流体式リターダ
装置は、トラックやバス等の大型車両用として開発され
てきたが、近年では、小型の商用車等への応用も、要求
されて来ている。しかし、前述したように、従来の流体
式リターダ装置は、作動液体を循環させるためのポンプ
装置が、リターダケースとは独立して取り付ける構成
で、ポンプ装置とリターダケースとのそれぞれを個別に
車体側に取り付けなければならないため、比較的に大き
な設置スペースの確保が必要となり、設置スペースが限
られた小型の商用車等への応用が困難になっていた。ま
た、独立したポンプ装置を使用する場合は、その駆動源
となる専用の給電設備あるいはエンジン出力を伝達する
専用の回転力伝達手段等を、別途、組み付けなければな
らず、組み付け部品点数や組み付け工程数の大幅な増大
を伴い、車両価格の低い小型の商用車等では、ポンプ装
置の追加に伴うコストアップが、車両価格の高騰を招き
かねないという問題もあった。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、作動液体を循環させるポンプ装置を別個に設置する
必要がなく、従って、取付スペースの省スペース化を図
ることができ、設置スペースが限られた小型の商用車等
への応用が容易で、また、ポンプ装置やその専用の駆動
源を個別に車体に組み付ける必要がないために、車体に
組み付ける部品点数や組み付け工程数を大幅に低減させ
て、ポンプ装置の装備に要するコストの低減を図ること
ができ、車両価格の低い小型の商用車等への搭載も容易
な流体式リターダ装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る流体式リターダ装置は、作動液出口と作
動液入口とを備えて内部に作動液体が満たされるリター
ダケースと、前記リターダケース内に非回転に装備され
るステータ及び回転自在に装備されるロータと、前記リ
ターダケースを挿通する回転軸に前記ロータを断続する
クラッチ機構と、車両の走行状態やブレーキ操作状態に
応じて前記クラッチ機構を制御するクラッチ制御機構
と、前記作動液出口から出て前記作動液入口に戻る作動
液体の循環流路と、この循環流路及びリターダケース内
に作動液を循環させるために作動液体の圧送を行うポン
プ装置とを備え、前記ステータとロータとの相対回転時
に、これらのステータとロータとの間に介在する作動液
体圧がロータにかける負荷によって前記回転軸に制動ト
ルクを作用させる流体式リターダ装置であって、前記ポ
ンプ装置として、前記リターダケース内の作動液入口付
近において前記回転軸の周囲に作動液体を貯留するポン
プ室と、前記ポンプ室に臨む回転軸に取り付けられて回
転軸と一体に前記ポンプ室内を回転することでポンプ室
内の作動液体を作動液出口側に圧送するポンプインペラ
とを備えたことを特徴とする。
【0008】そして、上記構成によれば、作動液体を循
環させるポンプ装置は、リターダケース内に内蔵された
形態となり、リターダケースの車体への取付によって同
時にポンプ装置の取り付けが完了し、ポンプ装置の車体
への取付を別個に実施する必要がなくなり、また、ポン
プ装置用として設置スペースを別個に確保する必要もな
い。従って、車体への取付スペースの省スペース化を図
ることができて、設置スペースが限られた小型の商用車
等への応用も容易になる。また、リターダケース内を挿
通する回転軸の回転自体が、ポンプインペラの回転駆動
源となって、ポンプ駆動用に専用の回転力伝達手段を装
備する必要がない。即ち、ポンプ装置やその専用の駆動
源を個別に車体に組み付ける必要がないため、車体に組
み付ける部品点数や組み付け工程数を大幅に低減させ
て、ポンプ装置の装備に要するコストの低減を図ること
ができ、車両価格の低い小型の商用車等についても、車
体価格への影響を最小限に抑えて搭載を可能にする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る流体式リター
ダ装置の好適な実施の形態を図面に基づいて詳細に説明
する。図1乃至図6は本発明に係る流体式リターダ装置
の一実施の形態を示したもので、図1は本発明に係る流
体式リターダ装置の一実施の形態の車両搭載状態を示す
車両の駆動系の概略図、図2は図1のII矢視図、図3は
図2のIII −III 線に沿う断面矢視図、図4は図3に示
した流体式リターダ装置の拡大縦断面図、図5は図4の
V矢視図、図6は図5のVI−VI線に沿う断面矢視図であ
る。
【0010】この一実施の形態の流体式リターダ装置1
は、図1及び図4に示すように、昇温した作動液体を外
部の冷却装置3に送り出す作動液出口5aと冷却装置3
で処理された作動液体を受け入れる作動液入口5bとを
備えて内部に作動液体が満たされるリターダケース5
と、リターダケース5内に非回転に装備されるステータ
7と、ステータ7に対向する位置に回転自在に装備され
るロータ9と、リターダケース5を挿通する回転軸11
にロータ9を断続するクラッチ機構13と、車両の走行
状態やブレーキ操作状態に応じてクラッチ機構13の動
作を制御するクラッチ制御機構15と、作動液出口5a
から冷却装置3を経て作動液入口5bに戻る作動液体の
循環流路17と、この循環流路17及びリターダケース
5内に作動液を循環させるために作動液体の圧送を行う
ポンプ装置19とを備えて構成されており、ステータ7
とロータ9との相対回転時に、これらのステータ7とロ
ータ9との間に介在する作動液体圧がロータ9にかける
負荷によって回転軸11に制動トルクを作用させるよう
になっている。
【0011】この流体式リターダ装置1で使用する作動
液体は、車両のエンジンやトランスミッションの冷却オ
イルに兼用される作動油である。そして、冷却装置3と
しては、オイル冷却用として車両に既設装備されている
ラジエータが兼用される。リターダケース5は、本実施
の形態の場合、図1及び図2に示すように、車両21の
トランスミッションケース23の外周部に結合されるこ
とで、車体に固定した状態となる。図3に示すように、
リターダケース5に挿通した回転軸11は、軸端に装備
された歯車25がトランスミッションケース23内の駆
動軸27上の歯車29に噛合していて、車両の走行時に
は、トランスミッションケース23内の駆動軸27に連
動して回転駆動されるようになっている。
【0012】車両21は、車体前部にラジエータ3が配
置されている。また、前輪31a,31b及び後輪32
a,32bの各車輪毎に、ブレーキペダル33の踏下等
のブレーキ操作に応じて制動力を発生するサービスブレ
ーキユニット35が装備されている。サービスブレーキ
ユニット35には、空気圧式又は油圧式又は電動式等、
車両の用途や動力性能に応じて、適宜形式のものが採用
される。
【0013】本実施の形態のリターダケース5は、回転
軸11を、歯車25寄りに位置して回転軸11の一端側
を支える転がり軸受41と、リターダケース5内に位置
して回転軸11の他端側を支える転がり軸受42との二
つの転がり軸受によって回転自在に支持している。この
リターダケース5は、転がり軸受41を保持する歯車側
端部ケース51と、転がり軸受42を保持すると共に歯
車側端部ケース51に結合される略円筒状の中間部ケー
ス52と、この中間部ケース52の開口端を覆うべく中
間部ケース52に結合される軸端側端部ケース53の三
つのケースに分割されている。
【0014】歯車側端部ケース51は、中間部ケース5
2で囲われる内部側に、ステータ7が一体形成されると
共に、ステータ7とロータ9とで画成する液体充満空間
に連通するように、作動液出口5aが装備されている。
中間部ケース52は、回転軸11の外周側に、ロータ9
とクラッチ機構13とを配備する液体充満空間を画成し
ていて、また、クラッチ機構13を作動させるクラッチ
制御機構15が組み込まれている。軸端側端部ケース5
3は、作動液入口5bを有したカバーで、回転軸11の
端部に、作動液入口5bからケース内に供給された作動
液体を貯留するポンプ室55を画成している。
【0015】このリターダケース5を構成している各ケ
ース相互の接続面や、歯車側端部ケース51における回
転軸11の挿通部は、作動液入口5bからケース内に供
給された作動液体が作動液出口5a以外から漏れないよ
うに、シールリング54a,54b,54c,54dが
装備されている。
【0016】歯車側端部ケース51に一体形成されたス
テータ7は、作動液入口5b側から流入してきた作動液
体をロータ9に向かって方向変換させる横断面形状が略
半円形のシェル(外殻)7aと、シェル7aの内面側に
固定されてステータ7からロータ9に渡された作動液体
がロータ9の回転トルクとなるように作動液体の流れ方
向を規制する羽根7bとを備えた構成である。また、ロ
ータ9も、ステータ7から受けた作動液体を再びステー
タ7側に戻す横断面形状が略半円形のシェル9aと、シ
ェル9aの内面側に固定されてステータ7からロータ9
に渡された作動液体が回転軸11の制動トルクとなるよ
うに作動液体のエネルギーを受ける羽根9bとを備えた
構成で、転がり軸受56によって歯車側端部ケース51
に回転自在に支持されている。転がり軸受56は、外輪
と内輪との間に作動液体の通過を許容する隙間を有した
タイプのものを使用していて、該転がり軸受56内の隙
間を、ステータ7とロータ9との間に作動液体を供給す
る流路として積極利用し、特に、ロータ9自体に専用の
流路を穿設することはしていない。これは、転がり軸受
56が配備されている位置が、ステータ7やロータ9の
内径側で、作動液体の供給口として最適だからである。
【0017】クラッチ機構13は、ロータ9に締結され
てロータ9と一体回転する略円筒状のクラッチハウジン
グ61と、このクラッチハウジング61の内周部に軸方
向にのみ移動可能にスプライン嵌合した複数枚のアウタ
ープレート62と、回転軸11の外周部に軸方向にのみ
移動可能にスプライン嵌合すると共にアウタープレート
62と交互に配置された複数枚のインナープレート63
と、制動が必要なときにアウタープレート62とインナ
ープレート63とを密着させるクラッチ作動ピストン6
5とを備えて、アウタープレート62とインナープレー
ト63との間の摩擦力でロータ9と回転軸11とを接続
状態または分離状態に切り替えする湿式の多板クラッチ
である。各アウタープレート62及びインナープレート
63には、内径寄りの位置に、作動液体を挿通する開口
部62a,63aが装備されており、各プレートが密着
状態になったときに、これらの開口部62a,63aが
連続することで、作動液体の流路となる。
【0018】クラッチ作動ピストン65は、軸端側端部
ケース53が接続される中間部ケース52の端部で回転
軸11の軸線方向に沿って変位可能に支持された第1の
スライド部材71と、この第1のスライド部材71の中
心部に転がり軸受72を介して回転自在に結合されて第
1のスライド部材71の変位時にアウタープレート62
とインナープレート63とを密着状態に押圧可能な第2
のスライド部材73とを備えた構成である。なお、第2
のスライド部材73は、回転軸11との間に、作動液体
の流れる隙間81を形成している。そして、転がり軸受
72としては、第2のスライド部材73との間の隙間s
を0.2mm以下とすると共に、転がり軸受72自体を
作動液体の通過を許さないシールド形のものを採用する
ことで、供給された作動液体のクラッチ作動ピストン6
5内における流路を前記の隙間81のみに制限して、作
動液体の流れが拡散することによる圧力損失等の増大を
防止している。
【0019】クラッチ制御機構15は、図5及び図6に
示すように、中間部ケース52の端部の三カ所に装備さ
れ、シリンダ部52bに摺動可能に保持された制御ピス
トン93によって、第1のスライド部材71をスライド
操作するものである。制御ピストン93は、シリンダ部
52bに連通する制御圧供給口52cに供給される流体
圧によって、図6の矢印(イ)方向に駆動されて、クラ
ッチ作動ピストン65をクラッチ機構13側にスライド
させる。制御圧供給口52cへ供給される流体は、液圧
又は空気圧の何れでもよい。但し、制御圧供給口52c
への流体圧の供給は、車両の走行状態やブレーキの操作
状態に応じて、制動が必要な時に、供給されるようにな
っている。具体的には、図1に示すように、例えば、ブ
レーキペダル33の踏下を行うと、それによって電磁弁
94がバキュームタンク95を圧力供給用のチャンバ9
6に連通させてチャンバ96における空気圧から油圧へ
の圧力変換を利用して、制御圧供給口52cに加圧又は
減圧作用する油圧力で、制御ピストン93に所定の変位
動作をさせる。
【0020】軸端側端部ケース53の形成するポンプ室
55に臨む回転軸11の軸端部には、回転軸11と一体
にポンプ室55内を回転することでポンプ室55内の作
動液体を作動液出口5a側に圧送するポンプインペラ9
1が装備されていて、本実施の形態では、このポンプイ
ンペラ91とポンプ室55とで、ポンプ装置19を構成
している。
【0021】以上の流体式リターダ装置1において、作
動液入口5bに供給された作動液体は、図4に二点鎖線
の矢印Rで示すように、略回転軸11の外周面に沿って
効率良く(最短経路で)ステータ7とロータ9との間の
内径側に流入し、ステータ7とロータ9との間で所定の
トルク伝達を行った後に、作動液出口5aから循環流路
17に排出され、冷却装置3を経て、作動液出口5aに
戻る循環を行う。
【0022】以上の流体式リターダ装置1においては、
作動液体を循環させるポンプ装置19は、リターダケー
ス5内に内蔵された形態となり、リターダケース5の車
体への取付によって同時にポンプ装置19の取り付けが
完了し、ポンプ装置19の車体への取付を別個に実施す
る必要がなく、また、ポンプ装置19用として設置スペ
ースを別個に確保する必要もない。従って、車体への取
付スペースの省スペース化を図ることができ、設置スペ
ースが限られた小型の商用車等への応用も容易になる。
【0023】また、リターダケース5内を挿通する回転
軸11の回転自体が、ポンプインペラ91の回転駆動源
となって、ポンプ駆動用に専用の回転力伝達手段を車体
に装備する必要がない。即ち、ポンプ装置19やその専
用の駆動源を個別に車体に組み付ける必要がないため、
車体に組み付ける部品点数や組み付け工程数を大幅に低
減させて、ポンプ装置19の装備に要するコストの低減
を図ることができて、車両価格の低い小型の商用車等に
ついても、車体価格への影響を最小限に抑えて、搭載を
可能にすることができる。
【0024】なお、本発明の流体式リターダ装置は、小
型の商用車等への応用に適するが、勿論、従来と同様
に、トラックやバス等の大型車両に適用して、省スペー
ス化や低コスト化を活かして、大型車両における制動シ
ステムの小型・軽量化や、低コスト化に役立てることも
可能である。
【0025】
【発明の効果】本発明の流体式リターダ装置によれば、
作動液体を循環させるポンプ装置は、リターダケース内
に内蔵された形態となり、リターダケースの車体への取
付によって同時にポンプ装置の取り付けが完了し、ポン
プ装置の車体への取付を別個に実施する必要がなく、ま
た、ポンプ装置用として設置スペースを別個に確保する
必要もない。従って、車体への取付スペースの省スペー
ス化を図ることができ、設置スペースが限られた小型の
商用車等への応用も容易になる。
【0026】また、リターダケース内を挿通する回転軸
の回転自体が、ポンプインペラの回転駆動源となって、
ポンプ駆動用に専用の回転力伝達手段を車体に装備する
必要がない。即ち、ポンプ装置やその専用の駆動源を個
別に車体に組み付ける必要がないため、車体に組み付け
る部品点数や組み付け工程数を大幅に低減させて、ポン
プ装置の装備に要するコストの低減を図ることができ
て、車両価格の低い小型の商用車等への搭載の際にも、
車体価格への影響を最小限に抑えて、小型の商用車等へ
の搭載も容易することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る流体式リターダ装置の一実施の形
態の車両搭載状態を示す車両の駆動系の概略図である。
【図2】図1のII矢視図である。
【図3】図2のIII −III 線に沿う断面矢視図である。
【図4】図3に示した本発明の一実施の形態の流体式リ
ターダ装置の拡大縦断面図である。
【図5】図4のV矢視図である。
【図6】図5のVI−VI線に沿う断面矢視図である。
【符号の説明】
1 流体式リターダ装置 3 ラジエータ(冷却装置) 5 リターダケース 5a 作動液出口 5b 作動液入口 7 ステータ 9 ロータ 11 回転軸 13 クラッチ機構 15 クラッチ制御機構 17 循環流路 19 ポンプ装置 21 車両 23 トランスミッションケース 25 歯車 27 駆動軸 33 ブレーキペダル 35 サービスブレーキユニット 41 転がり軸受 42 転がり軸受 51 歯車側端部ケース 52 中間部ケース 53 軸端側端部ケース 55 ポンプ室 56 転がり軸受 61 クラッチハウジング 62 アウタープレート 63 インナープレート 62a,63a 開口部 65 クラッチ作動ピストン 71 第1のスライド部材 72 転がり軸受 73 第2のスライド部材 81 隙間 91 ポンプインペラ 93 制御ピストン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作動液出口と作動液入口とを備えて内部
    に作動液体が満たされるリターダケースと、前記リター
    ダケース内に非回転に装備されるステータ及び回転自在
    に装備されるロータと、前記リターダケースを挿通する
    回転軸に前記ロータを断続するクラッチ機構と、車両の
    走行状態やブレーキ操作状態に応じて前記クラッチ機構
    を制御するクラッチ制御機構と、前記作動液出口から出
    て前記作動液入口に戻る作動液体の循環流路と、この循
    環流路及びリターダケース内に作動液を循環させるため
    に作動液体の圧送を行うポンプ装置とを備え、前記ステ
    ータとロータとの相対回転時に、これらのステータとロ
    ータとの間に介在する作動液体圧がロータにかける負荷
    によって前記回転軸に制動トルクを作用させる流体式リ
    ターダ装置であって、 前記ポンプ装置として、前記リターダケース内の作動液
    入口付近において前記回転軸の周囲に作動液体を貯留す
    るポンプ室と、前記ポンプ室に臨む回転軸に取り付けら
    れて回転軸と一体に前記ポンプ室内を回転することでポ
    ンプ室内の作動液体を作動液出口側に圧送するポンプイ
    ンペラとを備えたことを特徴とする流体式リターダ装
    置。
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