JP2001295055A - 薄膜形成方法 - Google Patents
薄膜形成方法Info
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C17/00—Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating
- C03C17/001—General methods for coating; Devices therefor
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C2217/00—Coatings on glass
- C03C2217/20—Materials for coating a single layer on glass
- C03C2217/21—Oxides
- C03C2217/23—Mixtures
- C03C2217/231—In2O3/SnO2
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Abstract
(57)【要約】
【課題】低温で良質の薄膜を形成することができ、かつ
簡易な装置で、安価な薄膜を形成することができる薄膜
形成方法を提供する。 【解決手段】薄膜形成材料1を塗布した複数の基板2
を、階層的にかつ一定間隔を保持して配列し、隣接する
2枚の基板2によって形成される間隙3に、導波手段4
を経由して導いた紫外線5を照射しながら熱処理する。
簡易な装置で、安価な薄膜を形成することができる薄膜
形成方法を提供する。 【解決手段】薄膜形成材料1を塗布した複数の基板2
を、階層的にかつ一定間隔を保持して配列し、隣接する
2枚の基板2によって形成される間隙3に、導波手段4
を経由して導いた紫外線5を照射しながら熱処理する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薄膜形成方法に関
する。さらに詳しくは、低温で良質の薄膜を形成するこ
とができ、かつ簡易な装置で、安価な薄膜を形成するこ
とができる薄膜形成方法に関する。
する。さらに詳しくは、低温で良質の薄膜を形成するこ
とができ、かつ簡易な装置で、安価な薄膜を形成するこ
とができる薄膜形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】薄膜形成方法としては、スパッタ法、蒸
着法、塗布式法等が知られている。この中でもゾル・ゲ
ル法や熱分解法等の塗布式の薄膜形成方法は、簡易な装
置で、安価な薄膜を形成することができるため、絶縁
膜、誘電膜、及び透明導電膜等の形成方法として広く利
用されている。また、利用できる薄膜の種類も広がって
きており、その特性を生かして広い分野での利用が期待
されている。
着法、塗布式法等が知られている。この中でもゾル・ゲ
ル法や熱分解法等の塗布式の薄膜形成方法は、簡易な装
置で、安価な薄膜を形成することができるため、絶縁
膜、誘電膜、及び透明導電膜等の形成方法として広く利
用されている。また、利用できる薄膜の種類も広がって
きており、その特性を生かして広い分野での利用が期待
されている。
【0003】しかし、従来の塗布式の薄膜形成方法で
は、良質な薄膜とするために薄膜形成材料の分解及び薄
膜形成の温度を、スパッタ法や蒸着法等の他の方法に比
べ高温にする必要があったため、薄膜の種類によっては
適用が困難な場合もあり、この方法の利用を制限する原
因となっていた。
は、良質な薄膜とするために薄膜形成材料の分解及び薄
膜形成の温度を、スパッタ法や蒸着法等の他の方法に比
べ高温にする必要があったため、薄膜の種類によっては
適用が困難な場合もあり、この方法の利用を制限する原
因となっていた。
【0004】これに対して、薄膜形成材料を塗布した基
板を、紫外線を照射しながら熱処理を行う薄膜形成方法
が開示されている。
板を、紫外線を照射しながら熱処理を行う薄膜形成方法
が開示されている。
【0005】この方法によると、紫外線照射の効果によ
り低温で良質な薄膜を形成することができる(例えば、
SiO2薄膜を紫外線照射しながら熱処理を行って形成
すると、紫外線を照射しなかった場合に比べ、同一屈折
率の薄膜を約200℃低温で形成することができる)。
また透明導電膜であるITO薄膜も、低抵抗の薄膜を形
成することができる。
り低温で良質な薄膜を形成することができる(例えば、
SiO2薄膜を紫外線照射しながら熱処理を行って形成
すると、紫外線を照射しなかった場合に比べ、同一屈折
率の薄膜を約200℃低温で形成することができる)。
また透明導電膜であるITO薄膜も、低抵抗の薄膜を形
成することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来、この方
法で複数の基板に薄膜を形成する場合には、基板の薄膜
形成材料を塗布した面に紫外線を照射する必要上、複数
の基板を一面に並置してその上部から紫外線を照射して
いた。
法で複数の基板に薄膜を形成する場合には、基板の薄膜
形成材料を塗布した面に紫外線を照射する必要上、複数
の基板を一面に並置してその上部から紫外線を照射して
いた。
【0007】このため、装置内の空間を有効に利用でき
ず、紫外線照射しない方法に比べ量産性が低下し、ま
た、量産性を向上させるために装置の大型化が必要にな
るという問題があった。
ず、紫外線照射しない方法に比べ量産性が低下し、ま
た、量産性を向上させるために装置の大型化が必要にな
るという問題があった。
【0008】また、この方法で大きな基板、又は一面に
並置された複数の基板に均一に薄膜を形成するためには
紫外線を均一に照射する必要があり、従来は、棒状の紫
外線ランプを基板の上部で走査する方法、棒状の紫外線
ランプを多数配列する方法等が行われていた。
並置された複数の基板に均一に薄膜を形成するためには
紫外線を均一に照射する必要があり、従来は、棒状の紫
外線ランプを基板の上部で走査する方法、棒状の紫外線
ランプを多数配列する方法等が行われていた。
【0009】このため、前者の方法では、複雑な装置が
必要となり、後者では多くの紫外線ランプが必要とな
り、結局、塗布式による簡易な装置で、安価な薄膜を形
成できるというメリットを減殺してしまうという問題が
あった。
必要となり、後者では多くの紫外線ランプが必要とな
り、結局、塗布式による簡易な装置で、安価な薄膜を形
成できるというメリットを減殺してしまうという問題が
あった。
【0010】従って、本発明の目的は、低温で良質の薄
膜を形成することができ、かつ簡易な装置で、安価な薄
膜を形成することができる薄膜形成方法を提供すること
にある。
膜を形成することができ、かつ簡易な装置で、安価な薄
膜を形成することができる薄膜形成方法を提供すること
にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、以下の薄膜形成方法を提供するものであ
る。
成するため、以下の薄膜形成方法を提供するものであ
る。
【0012】[1]薄膜形成材料を塗布した複数の基板
を、階層的にかつ一定間隔を保持して配列し、隣接する
2枚の基板によって形成される間隙に、導波手段を経由
して導いた紫外線を照射しながら熱処理することを特徴
とする薄膜形成方法。
を、階層的にかつ一定間隔を保持して配列し、隣接する
2枚の基板によって形成される間隙に、導波手段を経由
して導いた紫外線を照射しながら熱処理することを特徴
とする薄膜形成方法。
【0013】[2]前記導波手段が、紫外線を出射する
出射端を前記間隙の入口に位置させて配設された前記
[1]に記載の薄膜形成方法。
出射端を前記間隙の入口に位置させて配設された前記
[1]に記載の薄膜形成方法。
【0014】[3]前記導波手段が、紫外線照射面を備
えた導波板からなり、その紫外線照射面と前記基板の薄
膜形成面とを対向するように配設し、かつ前記紫外線照
射面の反対面に紫外線を乱反射させる凹凸を形成した前
記[1]又は[2]に記載の薄膜形成方法。
えた導波板からなり、その紫外線照射面と前記基板の薄
膜形成面とを対向するように配設し、かつ前記紫外線照
射面の反対面に紫外線を乱反射させる凹凸を形成した前
記[1]又は[2]に記載の薄膜形成方法。
【0015】[4]前記熱処理を、酸素濃度、窒素濃
度、及び真空度のうち少なくとも1の雰囲気条件を調整
しながら行う前記[1]〜[3]のいずれかに記載の薄
膜形成方法。
度、及び真空度のうち少なくとも1の雰囲気条件を調整
しながら行う前記[1]〜[3]のいずれかに記載の薄
膜形成方法。
【0016】本発明の薄膜形成方法では、上記のよう
に、紫外線照射をしながら熱処理するため、低温で良質
の薄膜を形成することができる。また、複数の基板を階
層的にかつ一定間隔を保持して配列するため、装置の大
型化を要せずに量産性の向上、及び低コスト化を達成す
ることができる。また、隣接する2枚の基板によって形
成される間隙に、導波手段を経由して導いた紫外線を照
射するため、均一な薄膜を効率よく形成することができ
る。また、導波手段を、紫外線照射面を備えた導波板と
し、その紫外線照射面と基板の薄膜形成面とを対向する
ように配設し、かつ紫外線照射面の反対面に紫外線を乱
反射させる凹凸を形成したため、この紫外線の乱反射を
利用し、反対面の凹凸形状を最適に設計することによっ
て、均一な薄膜を効率よく形成することができる。
に、紫外線照射をしながら熱処理するため、低温で良質
の薄膜を形成することができる。また、複数の基板を階
層的にかつ一定間隔を保持して配列するため、装置の大
型化を要せずに量産性の向上、及び低コスト化を達成す
ることができる。また、隣接する2枚の基板によって形
成される間隙に、導波手段を経由して導いた紫外線を照
射するため、均一な薄膜を効率よく形成することができ
る。また、導波手段を、紫外線照射面を備えた導波板と
し、その紫外線照射面と基板の薄膜形成面とを対向する
ように配設し、かつ紫外線照射面の反対面に紫外線を乱
反射させる凹凸を形成したため、この紫外線の乱反射を
利用し、反対面の凹凸形状を最適に設計することによっ
て、均一な薄膜を効率よく形成することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照しつつ具体的に説明する。
面を参照しつつ具体的に説明する。
【0018】図1に示すように、本発明の薄膜形成方法
は、薄膜形成材料1を塗布した複数の基板2を、階層的
にかつ一定間隔を保持して配列し、隣接する2枚の基板
2によって形成される間隙3に、導波手段4を経由して
導いた紫外線5を照射しながら熱処理するものである。
以下、さらに具体的に説明する。
は、薄膜形成材料1を塗布した複数の基板2を、階層的
にかつ一定間隔を保持して配列し、隣接する2枚の基板
2によって形成される間隙3に、導波手段4を経由して
導いた紫外線5を照射しながら熱処理するものである。
以下、さらに具体的に説明する。
【0019】本発明では、まず、薄膜形成材料1を塗布
した複数の基板2を、階層的にかつ一定間隔を保持して
配列する。本発明に用いられる薄膜形成材料1について
特に制限はないが、例えば、SnドープIn、SiO2等
を挙げることができる。特に、本発明では、低温で薄膜
を形成することができるため、高温での適用が困難な材
料に好適に適用することができる。
した複数の基板2を、階層的にかつ一定間隔を保持して
配列する。本発明に用いられる薄膜形成材料1について
特に制限はないが、例えば、SnドープIn、SiO2等
を挙げることができる。特に、本発明では、低温で薄膜
を形成することができるため、高温での適用が困難な材
料に好適に適用することができる。
【0020】各基板2間の間隔については特に制限はな
く、隣接する2枚の基板2によって形成される間隙3に
紫外線が導入できる程度であればばよい。
く、隣接する2枚の基板2によって形成される間隙3に
紫外線が導入できる程度であればばよい。
【0021】また、複数の基板2の配列についても階層
的に配列すること以外特に制限はないが、空間を有効に
利用し、装置の小型化及び量産化を図る観点からは複数
の基板2の末端2aを揃えて略平行に配列するのが好ま
しい。この際、例えば、予め基板ホルダー8を所定の位
置に配設しておき、基板ホルダー8により基板2を固定
すること等を挙げることができる。
的に配列すること以外特に制限はないが、空間を有効に
利用し、装置の小型化及び量産化を図る観点からは複数
の基板2の末端2aを揃えて略平行に配列するのが好ま
しい。この際、例えば、予め基板ホルダー8を所定の位
置に配設しておき、基板ホルダー8により基板2を固定
すること等を挙げることができる。
【0022】また、基板2の薄膜形成材料1を塗布した
面とは反対側の面における紫外線の反射を利用して効率
的な照射を行う観点から、隣接する2枚の基板2によっ
て形成される間隙3は、紫外線導入部3a以外は閉鎖し
た空間とすることが好ましい。例えば、基板の末端2a
とは反対側の末端2bにおける間隙3を、基板2に対し
垂直方向に配設した紫外線反射板6によって閉鎖するこ
と等を挙げることができる。また、基板ホルダー8によ
り基板を固定する場合には、基板2を固定した面とは反
対側の面8aにおける紫外線の反射を利用して効率的な
照射を行う観点から、基板ホルダーの反対面8aを紫外
線の反射率が高い材質とすることが好ましい。
面とは反対側の面における紫外線の反射を利用して効率
的な照射を行う観点から、隣接する2枚の基板2によっ
て形成される間隙3は、紫外線導入部3a以外は閉鎖し
た空間とすることが好ましい。例えば、基板の末端2a
とは反対側の末端2bにおける間隙3を、基板2に対し
垂直方向に配設した紫外線反射板6によって閉鎖するこ
と等を挙げることができる。また、基板ホルダー8によ
り基板を固定する場合には、基板2を固定した面とは反
対側の面8aにおける紫外線の反射を利用して効率的な
照射を行う観点から、基板ホルダーの反対面8aを紫外
線の反射率が高い材質とすることが好ましい。
【0023】本発明では、次に、隣接する2枚の基板2
によって形成される間隙3に、導波手段4を経由して導
いた紫外線5を照射しながら熱処理する。
によって形成される間隙3に、導波手段4を経由して導
いた紫外線5を照射しながら熱処理する。
【0024】導波手段4としては特に制限はないが、例
えば、石英板、メタクリル酸メチル板等を挙げることが
できる。
えば、石英板、メタクリル酸メチル板等を挙げることが
できる。
【0025】導波手段4は、紫外線を出射する出射端4
aを、隣接する2枚の基板2によって形成される間隙3
の入口に位置させて配置することが好ましい。また、図
2に示すように、導波手段4を、紫外線照射面を備えた
導波板からなり、その紫外線照射面4cと基板の薄膜形
成面とを対向するように配設し、かつ紫外線照射面4c
の反対面4dに紫外線を乱反射させる凹凸を形成したも
のとしてもよい。この際、反対面4dの凹凸は、基板に
照射される紫外線の強度が均一になるように設計するこ
とが好ましい。
aを、隣接する2枚の基板2によって形成される間隙3
の入口に位置させて配置することが好ましい。また、図
2に示すように、導波手段4を、紫外線照射面を備えた
導波板からなり、その紫外線照射面4cと基板の薄膜形
成面とを対向するように配設し、かつ紫外線照射面4c
の反対面4dに紫外線を乱反射させる凹凸を形成したも
のとしてもよい。この際、反対面4dの凹凸は、基板に
照射される紫外線の強度が均一になるように設計するこ
とが好ましい。
【0026】一方、導波手段4の他方の末端4bは、光
源部7に対向するように位置させて配置することが好ま
しい。
源部7に対向するように位置させて配置することが好ま
しい。
【0027】光源7の配設位置としては特に制限はな
く、基板2に対していずれの位置でもよく、また、装置
を構成する、例えば、真空容器11の内外いずれでもよ
い。
く、基板2に対していずれの位置でもよく、また、装置
を構成する、例えば、真空容器11の内外いずれでもよ
い。
【0028】本発明においては、紫外線照射の条件とし
ては特に制限はなく、紫外線照射をしながら熱処理を行
う通常の薄膜形成方法と同様にして行うことができる。
また、熱処理の条件についても特に制限はないが、好ま
しくは、300〜700℃、さらに好ましくは、400
〜600℃で行う。また、酸素濃度、窒素濃度、及び真
空度のうち少なくとも1の雰囲気条件を調整しながら行
うことが好ましい。
ては特に制限はなく、紫外線照射をしながら熱処理を行
う通常の薄膜形成方法と同様にして行うことができる。
また、熱処理の条件についても特に制限はないが、好ま
しくは、300〜700℃、さらに好ましくは、400
〜600℃で行う。また、酸素濃度、窒素濃度、及び真
空度のうち少なくとも1の雰囲気条件を調整しながら行
うことが好ましい。
【0029】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
るが、本発明はこれら実施例によって何等制限されるも
のではない。
るが、本発明はこれら実施例によって何等制限されるも
のではない。
【0030】実施例1 図3は、本発明の薄膜形成方法の一実施例において用い
られる装置を模式的に示す説明図である。
られる装置を模式的に示す説明図である。
【0031】図3に示すように、この装置は、ロータリ
ーポンプ12とターボモレキュラーポンプ13により1
0-6torrまで脱気可能な真空容器11を備える。ま
た、窒素及び酸素が、ガスタンクから配管を通じて真空
容器に供給されるガス供給部14を備える。このガス供
給部14の配管には、メインバルブとスローリークバノ
レブが設けられており、処理中の窒素、及び酸素の濃度
を制御できるようになっている。
ーポンプ12とターボモレキュラーポンプ13により1
0-6torrまで脱気可能な真空容器11を備える。ま
た、窒素及び酸素が、ガスタンクから配管を通じて真空
容器に供給されるガス供給部14を備える。このガス供
給部14の配管には、メインバルブとスローリークバノ
レブが設けられており、処理中の窒素、及び酸素の濃度
を制御できるようになっている。
【0032】装置の内部には、ステンレス製の基板ホル
ダー15が5mmの間隔を保持して複数、水平に配列さ
れている。各基板ホルダー15は、その長尺方向の一の
末端15bが、厚さ10mmの加熱冷却管19に接続さ
れ、各基板ホルダー15間の間隙23は、他の末端15
a側のみ開口されている。
ダー15が5mmの間隔を保持して複数、水平に配列さ
れている。各基板ホルダー15は、その長尺方向の一の
末端15bが、厚さ10mmの加熱冷却管19に接続さ
れ、各基板ホルダー15間の間隙23は、他の末端15
a側のみ開口されている。
【0033】加熱冷却管19には、ヒーター20と冷却
用の配管21が設けられ、これにより装置内の温度を制
御する。
用の配管21が設けられ、これにより装置内の温度を制
御する。
【0034】この装置の側壁には、厚さ5mmの石英板
17が水平に複数枚、貫通している。この石英板板17
の一の末端17aは、装置の外部に達し、側棒状の水銀
ランプ16を備える紫外線発光装置に対向するように配
設されている。一方、他の末端17bは、装置の内部に
達し、各基板ホルダー15間の間隙23の紫外線導入部
23aに対向するように配設されている。石英板17
は、紫外線の導波手段として機能するものであり、これ
により外部の水銀ランプ16で発生した紫外線を各基板
ホルダー15間の間隙23の紫外線導入部23aへ導く
ことができる。
17が水平に複数枚、貫通している。この石英板板17
の一の末端17aは、装置の外部に達し、側棒状の水銀
ランプ16を備える紫外線発光装置に対向するように配
設されている。一方、他の末端17bは、装置の内部に
達し、各基板ホルダー15間の間隙23の紫外線導入部
23aに対向するように配設されている。石英板17
は、紫外線の導波手段として機能するものであり、これ
により外部の水銀ランプ16で発生した紫外線を各基板
ホルダー15間の間隙23の紫外線導入部23aへ導く
ことができる。
【0035】次に、上記装置を用いてITO薄膜(Sn
ドープIn203薄膜)を形成した例を示す。まず、ノ
ンアルカリガラス基板(30cm×40cm×1mm)
上にITO薄膜用の熱分解性薄膜形成材料をスピンナー
により塗布し、その後、べーク炉で150℃で15分乾
燥させ、アルコール分を蒸発させた。
ドープIn203薄膜)を形成した例を示す。まず、ノ
ンアルカリガラス基板(30cm×40cm×1mm)
上にITO薄膜用の熱分解性薄膜形成材料をスピンナー
により塗布し、その後、べーク炉で150℃で15分乾
燥させ、アルコール分を蒸発させた。
【0036】この基板を前述の装置内に20枚セット
し、真空脱気後、酸素を導入し、基板温度が300℃に
なるまで加熱した。
し、真空脱気後、酸素を導入し、基板温度が300℃に
なるまで加熱した。
【0037】次に、水銀ランプ16を点灯し、紫外線を
石英板17を経由して階層的に配設された各基板ホルダ
ー15間の間隙23の紫外線導入部23aから基板表面
へと導入した。紫外線は、基板18表面と、基板ホルダ
ー15の下部表面との間で反射を繰り返しながら進行し
ていき、加熱冷却板19に達したところで加熱冷却板1
9の外壁表面で反射され、再び反射を繰り返しながら各
基板ホルダー15間の開口された間隙へと進行した。
石英板17を経由して階層的に配設された各基板ホルダ
ー15間の間隙23の紫外線導入部23aから基板表面
へと導入した。紫外線は、基板18表面と、基板ホルダ
ー15の下部表面との間で反射を繰り返しながら進行し
ていき、加熱冷却板19に達したところで加熱冷却板1
9の外壁表面で反射され、再び反射を繰り返しながら各
基板ホルダー15間の開口された間隙へと進行した。
【0038】この状態で、30分経過後、酸素ガスを真
空脱気し、500℃まで加熱し、30分保持した。その
後、ヒーター20のスイッチを切り、加熱冷却管19に
冷却ガス22aを流して急冷を開始し、基板温度が15
0℃まで下がったら、真空容器内に空気を導入するとと
もに、加熱冷却管19に冷却水22bを流して、基板を
冷却し、ITO薄膜を形成した基板を得た。
空脱気し、500℃まで加熱し、30分保持した。その
後、ヒーター20のスイッチを切り、加熱冷却管19に
冷却ガス22aを流して急冷を開始し、基板温度が15
0℃まで下がったら、真空容器内に空気を導入するとと
もに、加熱冷却管19に冷却水22bを流して、基板を
冷却し、ITO薄膜を形成した基板を得た。
【0039】以上のようにしてITO薄膜を形成した基
板とを熱処理の際に紫外線照射をせずITO薄膜を形成
した基板とを比較評価した。
板とを熱処理の際に紫外線照射をせずITO薄膜を形成
した基板とを比較評価した。
【0040】紫外線照射をせずITO薄膜を形成した基
板の表面抵抗は500Ω/□であり、面内抵抗バラツキ
は約25%であった。これに対して、紫外線照射してI
TO薄膜を形成した基板では、表面抵抗は80Ω/□で
あり、面内抵抗バラツキは約10%であった。
板の表面抵抗は500Ω/□であり、面内抵抗バラツキ
は約25%であった。これに対して、紫外線照射してI
TO薄膜を形成した基板では、表面抵抗は80Ω/□で
あり、面内抵抗バラツキは約10%であった。
【0041】このように、本発明の実施例で得られた基
板は、紫外線照射による効果が十分発揮され、良質のI
TO薄膜を形成できることが認められた。
板は、紫外線照射による効果が十分発揮され、良質のI
TO薄膜を形成できることが認められた。
【0042】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明の塗布式の薄
膜形成方法によると、低温で良質の薄膜を形成すること
ができ、かつ簡易な装置で、安価な薄膜を形成すること
ができる薄膜形成方法を提供することができる。
膜形成方法によると、低温で良質の薄膜を形成すること
ができ、かつ簡易な装置で、安価な薄膜を形成すること
ができる薄膜形成方法を提供することができる。
【0043】
【図1】本発明の塗布式の薄膜形成方法における一の実
施の形態を模式的に示す断面図である。
施の形態を模式的に示す断面図である。
【図2】本発明の塗布式の薄膜形成方法における他の実
施の形態を模式的に示す断面図である。
施の形態を模式的に示す断面図である。
【図3】本発明の塗布式の薄膜形成方法における一の実
施例を模式的に示す説明図である。
施例を模式的に示す説明図である。
1:薄膜形成材料 2:基板 2a:末端 2b:反対側の末端 3:間隙 3a:紫外線導入部 4:導波手段 4a:末端(出射端) 4b:末端(入光端) 4c:紫外線照射面 4d:反対面 5:紫外線 6:紫外線反射板 7:光源 8:基板ホルダー 8a:反対面 11:真空容器 12:ロータリーポンプ 13:ターボモレキュラーポンプ 14:ガス供給部 15:基板ホルダー 15a:末端(加熱冷却管側) 15b:末端(紫外線導入部側) 16:水銀ランプ 17:石英板(導波手段) 17a:末端(水銀ランプ側) 17b:末端(紫外線導入部側) 18:基板 19:加熱冷却管 20:ヒーター 21:冷却用の配管 22a:冷却ガス 22b:冷却水 23:間隙 23a:紫外線導入部
Claims (4)
- 【請求項1】薄膜形成材料を塗布した複数の基板を、階
層的にかつ一定間隔を保持して配列し、隣接する2枚の
基板によって形成される間隙に、導波手段を経由して導
いた紫外線を照射しながら熱処理することを特徴とする
薄膜形成方法。 - 【請求項2】前記導波手段が、紫外線を出射する出射端
を前記間隙の入口に位置させて配設された請求項1に記
載の薄膜形成方法。 - 【請求項3】前記導波手段が、紫外線照射面を備えた導
波板からなり、その紫外線照射面と前記基板の薄膜形成
面とを対向するように配設し、かつ前記紫外線照射面の
反対面に紫外線を乱反射させる凹凸を形成した請求項1
又は2に記載の薄膜形成方法。 - 【請求項4】前記熱処理を、酸素濃度、窒素濃度、及び
真空度のうち少なくとも1の雰囲気条件を調整しながら
行う請求項1〜3のいずれかに記載の薄膜形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000110634A JP2001295055A (ja) | 2000-04-12 | 2000-04-12 | 薄膜形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000110634A JP2001295055A (ja) | 2000-04-12 | 2000-04-12 | 薄膜形成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001295055A true JP2001295055A (ja) | 2001-10-26 |
Family
ID=18623114
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000110634A Pending JP2001295055A (ja) | 2000-04-12 | 2000-04-12 | 薄膜形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001295055A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014111843A (ja) * | 2014-01-29 | 2014-06-19 | Nitto Denko Corp | 透明導電性薄膜の製造方法 |
| JP2019054267A (ja) * | 2009-06-30 | 2019-04-04 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 半導体装置の作製方法 |
-
2000
- 2000-04-12 JP JP2000110634A patent/JP2001295055A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2019054267A (ja) * | 2009-06-30 | 2019-04-04 | 株式会社半導体エネルギー研究所 | 半導体装置の作製方法 |
| JP2014111843A (ja) * | 2014-01-29 | 2014-06-19 | Nitto Denko Corp | 透明導電性薄膜の製造方法 |
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