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JP2001294360A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Publication number
JP2001294360A
JP2001294360A JP2000110631A JP2000110631A JP2001294360A JP 2001294360 A JP2001294360 A JP 2001294360A JP 2000110631 A JP2000110631 A JP 2000110631A JP 2000110631 A JP2000110631 A JP 2000110631A JP 2001294360 A JP2001294360 A JP 2001294360A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
medium
cutter blade
slide member
sheet
print
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP2000110631A
Other languages
English (en)
Inventor
Chihiro Maruyama
千尋 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Finetech Nisca Inc
Original Assignee
Copyer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Copyer Co Ltd filed Critical Copyer Co Ltd
Priority to JP2000110631A priority Critical patent/JP2001294360A/ja
Publication of JP2001294360A publication Critical patent/JP2001294360A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 用紙の搬送に障害を与えることなく、良好な
用紙の切断およびカッター刃の長寿命化が可能な画像形
成装置を提供する。 【解決手段】 用紙2が搬送,印字,切断される際に用
紙2を支持するプラテン3a,3bには、カッター刃1
3が走行するための凹溝部3cが形成されている。凹溝
部3cの下流側には、上下動可能なスライド部材14が
配置されており、用紙2を搬送,印字する際のスライド
部材14の上面は、上流側プラテン3aと略同じ高さで
ある。スライド部材14の下面には、媒体押圧部材12
を押し上げる方向に付勢する複数個のバネ17が設けら
れている。カッター刃13が用紙2を切断する際には、
媒体押圧部材12の押圧力によって上流側プラテン3a
より下がった位置で、スライド部材14と媒体押圧部材
12とが協働して用紙2を挟持する。これにより、カッ
ター刃13と用紙2とが適切な用紙断裁角を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば円筒状に巻
き取られた状態から引き出される被印字媒体に対して、
任意の方法による画像形成後の被印字媒体を切断するた
めの切断手段を備えた画像形成装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来技術による画像形成装置としてのイ
ンクジェットプリンタの一例について図面に基づいて説
明する。図4、図5及び図6は、従来技術によるインク
ジェットプリンタの一例を示した概略図であるが、以下
にいう「用紙」とは、インクジェットプリンタが印字す
る被印字媒体を指しており、具体的には、普通紙、コー
ト紙、第二原図用紙、光沢紙、光沢フィルム、バックプ
リントフィルム、クリアフィルム、プラスチックフィル
ム、ペラム紙、布などを指す。また、そのサイズも種々
存在するが、ここでは、材質およびサイズを問わず、上
述のような被印字媒体を総称して「用紙」と呼ぶ。
【0003】図4乃至図6に示すように、インクジェッ
トプリンタ31の本体の後方側(背面側及び図示右側)
には、円筒状に巻き取られた用紙32が装着されてい
る。その用紙32は、間欠駆動可能な搬送ローラ34
と、その搬送ローラ34に圧接されて従動回転するピン
チローラ35とによって搬送力が付与されると共に、プ
ラテン33の下部側領域に配置された吸引ファン38に
よって発生する負圧により、上記プラテン33上に張り
付いた状態で保持される。なお、上記ピンチローラ35
は、ピンチローラバネ37の付勢力により、回動可能な
“く”の字状のピンチローラアーム36を介して搬送ロ
ーラ34に圧接する構成になされている。
【0004】上記搬送ローラ34とピンチローラ35と
によって印字ヘッド40の直下まで搬送されてきた用紙
32は、一旦、その位置で停止する。このとき、用紙3
2の搬送方向に横断する方向(横方向)に走査するキャ
リッジ39に取り付けられた印字ヘッド40は、熱や圧
力などの任意の手法によってその先端からインクを吐出
し、横方向の画像形成幅分の走査によって全画像の一行
分の印字を行う。その後、搬送ローラ34とピンチロー
ラ35とが、再び、所定量回転し、用紙32の未印字領
域が印字ヘッド40直下に搬送されて来た時点で停止す
る。インクジェットプリンタ31は、上述したような印
字ヘッド40の横方向の主走査および搬送ローラ34と
ピンチローラ35との縦方向の間欠状副走査送りを繰り
返すことによって所定の画像形成を行う。
【0005】上述のようなインクジェットプリンタ31
において、例えば、画像形成に用いられる用紙が、A0
サイズなどのように非常に大きなサイズである場合、定
型サイズに切断された用紙を複数枚用意することは設置
面積などの問題で不具合があり、現実的ではないことか
ら、一般的には、前述したような連続的に円筒状に巻き
取った用紙32を、インクジェットプリンタ31にセッ
トする。そして、これに対応して、印字ヘッド40の走
査線と平行な方向(横方向)に走行する用紙切断カッタ
ー装置41を設けている。
【0006】そのカッター装置41は、特に図5に示す
ように、例えば、キャリッジ39内に組み入れられてお
り、通常、印字時は、カッター刃43が用紙を切断でき
ない主走査方向の端部位置に待避しており(図4参
照)、用紙を切断する時のみ、カッター刃43が用紙搬
送領域に現出するような構造を有するのものが用いられ
ている。
【0007】このような用紙切断手段におけるカッター
装置41は、カッター刃43が用紙32の端部より、用
紙の搬送方向に対して横断する方向(横方向)に直線的
に進入して走行するように構成されているが、そのカッ
ター刃43による切断が良好に行われるように、カッタ
ー刃43を用紙32に対して傾斜させる構造が採用され
ている。
【0008】より具体的には図7に示すように、まず、
上記カッター刃43そのものが、鉛直方向に対して若干
傾けられるようにして配置されていて、当該カッター刃
43の上方部分が、上記用紙32の搬送方向の上流側に
向かって傾斜するように取り付けられている。このと
き、上記カッター刃43の下端部分は、前記プラテン3
3に設けられた凹溝部33c内に収容されている。
【0009】さらに、上記カッター刃43の走行部分で
ある用紙切断部を境にして、上記用紙32の搬送方向下
流側のプラテン33bが、上流側のプラテン33aより
も段差Hだけ低くなるように配置されている。そして、
用紙切断部の下流側には、上記段差Hを設けたことによ
る用紙32の浮き上がりを防止するために、用紙32を
プラテン33に圧接させる媒体押圧部材42が配置され
ている。
【0010】上述したような段差Hを設けることによっ
て、用紙切断部にある用紙32が、斜め下方に向かって
搬送されることとなり、その分、用紙32の画像形成面
と上記カッター刃43の走行軌跡面とが、更に傾斜した
関係となって、上述したカッター刃43の傾斜配置と相
まって、用紙裁断角αが、鋭角状に設定されようになっ
ている。このようにカッター刃43と用紙32とを傾斜
配置した構成によって、裁断面のゲバ立ちを減少させ、
用紙32の切断性を向上させることができることが、設
計的経験則から明らかになっている。
【0011】しかしながら、上述したように段差Hをプ
ラテン33に形成した場合には、図8に示すように、既
に切断された用紙32aが、下流側プラテン33bとの
間に生じる静電気などの要因によって下流側プラテン3
3b側に張り付いたときに、以下のような不具合が起こ
る。静電吸着は、搬送される用紙32が下流側プラテン
33bに密着した状態で排紙されるときのプラテン33
bとの間の摩擦によって発生するものであるが、そのよ
うな静電吸着によって、下流側プラテン33b側に張り
付いた用紙32の後端部分は、上記プラテン33の段差
Hによって形成された凹溝部33c内に落ち込む。
【0012】このように、先に切断された用紙32が、
上述した静電吸着の状態になって、用紙32の後端部分
が凹溝部33c内に落ち込んでしまうと、次に送られて
きた用紙32の先端部分が、先の用紙32の後端を押す
ことがなくなり、後の用紙32が、先の用紙32の表面
上を重なり合うようにして擦過して行く状態となる。そ
のとき、先の用紙32aに印字されている画像のインク
が、未だ完全に乾燥していない場合には、先の用紙32
の画像形成面を次の用紙32が擦過して行くときに、画
像擦れなどの致命的な不具合を発生させる要因となる。
【0013】このような不具合を解決する最も簡単な方
法としては、上記プラテン33の凹溝部33cを境にし
た上流側部分と下流側部分との高さを同じに設定するこ
とが考えられるが、これでは、前述したような用紙裁断
角αを鋭角に確保することができない。つまり、用紙切
断前後の用紙32の高さを同じにした場合において、鋭
角な用紙裁断角αを確保するためには、カッター刃43
を水平に近い状態まで傾ける必要が生じる。そして、カ
ッター刃43を水平に近い状態まで傾けると、カッター
刃43が溝幅方向に張り出すこととなって、カッター刃
43が走行する凹溝部33cの溝幅寸法を大幅に拡大し
なければならなくなってしまい、用紙32の搬送中に、
用紙32の先端が溝33c内に落ち込んでしまう可能性
が一層高くなる。
【0014】また、媒体押圧部材42が用紙32を押圧
する部分の高さが同じである場合には、カッター刃43
が、上下方向において常に同じ位置で用紙32を切断す
ることとなり、その結果、カッター刃43の切断に伴う
上下動がなくなってしまい、カッター刃43の上下方向
の同じ位置が集中的に摩耗する不具合を起こして刃の寿
命が短縮化されてしまう。そのため、カッター刃43の
交換作業の手間が増大し、ランニングコストが上昇して
しまうなど、インクジェットプリンタ31の商品価値的
観点からは好ましくない状況となる。
【0015】このような状況において、カッター刃43
の寿命を延ばす手段として、カッター刃43の上下方向
の用紙切断位置を変えるようにした、いわゆるカッター
刃43にレシプロ動作を行わせる手段が従来から知られ
ている。例えば、上述したインクジェットプリンタ31
でレシプロ動作を実施する手段としては、用紙32の切
断方向である紙幅方向に向かって傾斜する斜面をプラテ
ンに形成しておき、その傾斜面に沿ってカッター刃43
を往復移動させることによって、カッター刃43を上下
動させるように構成したものがある。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところが、そのような
プラテン上の傾斜面は、プラテン33bに形成された窪
み、あるいは盛り上がりから形成されているため、用紙
32が搬送される際の引っ掛かりの原因になりやすく、
用紙搬送路の形状としては好ましくない。
【0017】そこで、本発明は、用紙の搬送に障害を与
えることなく、良好な用紙の切断状態を維持させつつ、
カッター刃の長寿命化を可能とした画像形成装置を提供
することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明では、被印字媒体の搬送方向
に対して横断する方向に走行して上記被印字媒体の切断
を行うカッター刃と、そのカッター刃に対して前記被印
字媒体の搬送方向の少なくとも下流側に配置され、前記
被印字媒体を媒体支持面側に押圧させながら前記カッタ
ー刃とともに走行する媒体押圧部材と、上記カッター刃
の走行方向に延在して上記カッター刃の先端部分を収容
するように前記媒体支持面に設けられた凹溝部と、を備
え、前記被印字媒体の搬送方向において上記凹溝部より
も下流側の媒体支持面が、上流側の媒体支持面より低く
なるように段差を介して配置された画像形成装置におい
て、前記カッター刃及び媒体押圧部材の走行方向に延在
し、前記媒体押圧部材との間に被印字媒体を挟持するス
ライド部材を備え、上記スライド部材は、前記媒体支持
面における段差の方向に往復動可能に取り付けられてい
るとともに、当該スライド部材を上記媒体押圧部材側に
向かって押し付け、かつ上記媒体押圧部材の押圧力によ
ってスライド部材を弾性的に沈み込ませる弾性的付勢手
段が設けられ、上記弾性的付勢手段は、前記カッター刃
及び媒体押圧部材の走行方向に沿って、前記スライド部
材の媒体押圧部材による沈み込み量を異ならせるように
構成されている。
【0019】さらに、請求項2の発明では、請求項1に
記載のスライド部材には、当該スライド部材が前記弾性
的付勢手段によって上方に移動したときに、スライド部
材の上面が前記上流側の媒体支持面より高く上昇しない
ように規制する規制手段が設けられている。
【0020】さらにまた、請求項3では、請求項2に記
載のスライド部材は、上記被印字媒体を挟んで前記媒体
押圧部材と対向するようにして、上記媒体押圧部材の走
行路に沿って配置された長尺状部材からなる。
【0021】また、請求項4では、請求項3に記載のス
ライド部材に設けられた弾性的付勢手段は、上記往復方
向に対して同一の荷重に対する個々の変位量が異なる複
数のバネ部材から構成され、その複数のバネ部材は、前
記カッター刃及び媒体押圧部材の走行方向に沿って変位
量が小さくなる順に配置されている。
【0022】このような構成を有する請求項1に記載の
発明によれば、カッター刃が、被印字媒体を切断するた
めに媒体支持面の凹溝部を走行する際に、スライド部材
が媒体支持面に直交する方向へ沈み込み、それによっ
て、媒体支持面とスライド部材との間に段差が形成され
ることから、上記凹溝部において被印字媒体が上流側の
媒体支持面に対して傾斜するように配置されることとな
り、カッター刃と被印字媒体との間にカット性の良い鋭
角な用紙断裁角が形成されるようになっている。
【0023】さらに、請求項2に記載の発明によれば、
被印字媒体の切断が行なわれない場合におけるスライド
部材の上面の位置は、規制手段によって、上流側の媒体
支持面より上方に上昇することがないように規制されて
いるので、スライド部材が被印字媒体の搬送を妨害しな
いようになっている。
【0024】さらにまた、請求項3に記載の発明によれ
ば、スライド部材が、媒体押圧部材に対向してその走行
路に対応して配置されているので、被印字媒体が切断さ
れる際に、媒体押圧部材が被印字媒体を押圧するときに
のみに、スライド部材が媒体支持面より沈み込むように
なっている。
【0025】また、請求項4に記載の発明によれば、ス
ライド部材が、媒体支持面に対して均等に沈み込まない
ので、被印字媒体に対するカッター刃の切断位置が移動
される。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明による画像形成装置
の一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、
本発明による画像形成装置は、次に説明する実施形態に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲
で、各要素に対して適宜設計的変更を加えることによっ
て、様々な画像形成装置に対応することができるもので
ある。
【0027】図1は、本発明による画像形成装置の一実
施形態であるインクジェットプリンタの示した要部断面
図であり、図2は、図1に示したインクジェットプリン
タの要部拡大図である。
【0028】図1に示すインクジェットプリンタ1は、
基本的には、前述の従来技術において既に説明したイン
クジェットプリンタ31と同様な構成を備えたものであ
って、対応する部材に対しては、符号の数を30だけ引
いた符号が付されている。
【0029】そして、本実施形態における装置において
も、画像が形成された被印字媒体である用紙2aの部分
を、未だ画像が形成されていない用紙2から切り離すた
めのカッター装置11が設けられている。そのカッター
装置11は、キャリッジ9に組み入れられており、その
キャリッジ9の走査に伴って、用紙2の搬送方向に対し
て横断する方向に走行して用紙2を切断するカッター刃
13を有している。上記カッター装置11におけるカッ
ター刃13の近傍には、当該カッター刃13の走行に伴
って用紙2を押圧しながら走行するソリ状の媒体押圧部
材12が配置されている。
【0030】さらに、上記用紙2が搬送、印字、切断さ
れる際に、その用紙2を支持する媒体支持面であるプラ
テン3a,3bには、紙幅方向に走行するカッター刃1
3を収容するための凹溝部3cが、同方向に延在するよ
うに形成されている。そして、その凹溝部3cを境にし
て、用紙2の搬送方向の上流側に設けられたプラテン3
aは、下流側のプラテン3bよりやや高い位置となるよ
うに配置されており、これら上流側のプラテン3aと下
流側のプラテン3bとの間には、段差H(図2参照)が
形成されている。
【0031】一方、特に図2に示すように、上記凹溝部
3cの下流側には、細長の角柱状部材からなるスライド
部材14が、上述した媒体押圧部材12の直下位置に配
置されている。このスライド部材14は、その長手方向
が用紙2を横断する紙幅方向に延在するように配置され
ており、用紙2を切断するためにカッター刃13が凹溝
部3c内を走行する際には、上記媒体押圧部材12と協
働して用紙2を上下に方向から挟持する構成になされて
いる。
【0032】すなわち、上記スライド部材14の下面側
には、長手方向に適当な間隔をもって、複数個のコイル
状のバネ(弾性的付勢手段)17が圧縮状態で当接する
ように配置されており、上記スライド部材14が、上方
側の媒体押圧部材12に向かって押し上げる方向に付勢
されている。これによって、上記スライド部材14が媒
体押圧部材12と協働して用紙2を上下に挟持する構成
になされている。このときのスライド部材14を構成す
る材料としては、剛性のものではなく、PCやABSな
どのような適当な弾力を有する靱性に富んだ材質を採用
していることが望ましい。
【0033】また、上記スライド部材14の下縁部に
は、複数のU字型の規制フック15,15,・・・が垂
下するように設けられているとともに、上記下流側プラ
テン3bの端面部に、上記各規制フック15にそれぞれ
対応する位置に、小径円柱状のストッパーピン16,1
6,・・・が、紙搬送方向の上流側に向けて突出するよ
うに設られている。そして、上記各規制フック15のU
字型の内側開口部内に、各ストッパー16が遊嵌状態に
て挿通されるように配置され、これにより、上記スライ
ド部材14の上下動の幅が規制されることとなる。すな
わち、上記スライド部材14が上方に向けてスライド移
動した際には、ストッパーピン16に対して各規制フッ
ク15の下端部が当接した位置に規制され、その規制位
置における上記スライド部材14の上面が、上流側プラ
テン3aと略同じか若干低い位置に配置されることとな
って、上流側プラテン3aの上方へ突出しないように構
成されている。
【0034】上述したようにスライド部材14は、媒体
押圧部材12の横方向への走行に対応して、その長手方
向を横方向に向けるようにして配置されており、このス
ライド部材14の直上位置に、媒体押圧部材12が接触
可能となるように配置されていて、これらのスライド部
材14と媒体押圧部材12の間に用紙2を押圧する領域
(走行路)が形成されている。そして、用紙2が切断さ
れる際において、上記媒体押圧部材12が用紙2を下方
側に向かって押圧するときに、その媒体押圧部材12の
下方側押圧力によって上記スライド部材14が、上流側
プラテン3aの上面より沈み込む構成になされている。
【0035】このとき、特に図2及び図3に示されてい
るように、上記各バネ17は、その図示上端部がスライ
ド部材14の下面側に圧接しているとともに、他端側の
図示下端部は、スライド部材14の真下の装置内部に配
置されたバネ保持台18のバネ取付面に装着されてい
る。このとき、上記バネ保持台18のバネ取付面である
上面は、カッター刃13及び媒体押圧部材12の走行方
向である図3中のC1からC2に向かう方向に、昇り勾
配を有する傾斜面に形成されており、同方向に徐々に高
くなる傾斜面に形成されている。
【0036】また、上記バネ保持台18の昇り勾配分だ
け、上述した各バネ17の長さが徐々に短縮化されてい
て、これによって、上記各バネ17は、同一の荷重に対
する変位量(自由長および圧縮長)が、各々異なるよう
に設定されており、カッター刃13及び媒体押圧部材1
2が用紙2の切断時に走行する方向(図3のC1からC
2)において、変位量が徐々に小さくなるように各バネ
17の配置関係が設定されている。このため、用紙2の
切断時においては、上記バネ保持台18の傾斜に従うよ
うにして、上記スライド部材14の沈み込み量、すなわ
ち段差が減少していくように構成されている。
【0037】つまり、上記スライド部材14に対して媒
体押圧部材12からの押圧力が付加されていない非切断
時においては、前記スライド部材14の上面が横方向に
沿って略水平に維持されて、上流側プラテン3aの上面
とほぼ同じ高さになされているが、用紙切断時において
は、スライド部材14に対して用紙2を介して媒体押圧
部材12による押圧力が付加され、上記スライド部材1
4の上面が上流側プラテン3aの上面に対して沈み込む
が、そのときの沈み込み量は、前記媒体押圧部材12の
走行が進むに従って徐々に小さくなるように構成されて
いる。
【0038】上述のように構成されたインクジェットプ
リンタ1においては、図3に示すように、まず、カッタ
ー刃13が用紙2を切断し始める位置C1にある場合に
おいて、スライド部材14は、媒体押圧部材12が用紙
2を押圧する押圧力によってその用紙2とともに下方に
押し下げられ、図3の波線位置から実線位置まで比較的
大きく沈み込む。これは、媒体押圧部材12の直下に設
けられているスライド部材14に対して、バネ17によ
る上方への押圧力が、媒体押圧部材12による下方への
押圧力よりも比較的弱く設定されているためである。そ
の結果として、スライド部材14の上面は、上流側プラ
テン3aの上面よりも低い位置まで下方向に沈み込み、
上流側プラテン3aの上面とスライド部材14の上面と
の間に段差が形成される。
【0039】一方、カッター刃13が、図3中のC1の
位置からC2の位置の方向に進むと、それにしたがっ
て、昇り勾配を有するバネ保持台18の傾斜に従うよう
にして、上記段差の沈み込み高さが減少していくことと
なる。すなわち、上記カッター刃13がC1の位置から
C2の位置の方向に進む際に描かれる軌跡Kは、水平に
対して昇り勾配を有する傾斜線となる。
【0040】このような構成を形成することにより、媒
体押圧部材12がプラテン部材14に対して下方向への
力を与えている状態においては、カッター刃13の走行
部分である凹溝部3cにおいて、下方向の段差が形成さ
れ、これにより、図7に示した例において述べたよう
に、凹溝部3cの溝幅寸法を拡大することなく、理想的
な用紙裁断角αを形成することができ、安定した用紙の
切断を行うことができる。
【0041】また、例えば紙搬送などのように、媒体押
圧部材12がスライド部材14を押圧していないときに
は、バネ17の押圧力によってスライド部材14は上方
向に押圧されているが、そのときには、上記スライド部
材14の下部に取り付けられた規制フック15が、下流
側プラテン3bに取り付けられたストッパー16と係合
し、これによりスライド部材14の上面が上流側プラテ
ン3aの上面とほぼ同じ高さ位置に維持されて、プラテ
ン3a,3b上を搬送される用紙2の障害となることが
ないよう規制されている。
【0042】すなわちこの場合には、上記スライド部材
14の上面と上流側プラテン3aの上面とは、ほぼ同じ
高さとなり、これらの両上面間には段差が形成されない
ため、前述の静電吸着などの要因により、切断された用
紙2が下流側プラテン3bに張り付いた場合であって
も、その用紙2の上流側端部は上流側プラテン3aとほ
ぼ同じ高さに位置する。従って、先行側の用紙2の上流
側端部に対して、次に印字される用紙の下流側端部が当
接して、搬送方向に押して行くこととなる。このため、
従来のように、後に印字された用紙2が先に印字されて
切断された用紙2の印字面を擦過することはなくなり、
安定した用紙2の搬送が行なわれ、不具合のない画像を
得ることが可能となる。
【0043】さらに、カッター刃13は、プラテン3
a,3bに対して水平ではなく、常に昇り勾配を有する
傾斜によって徐々に上昇しながら用紙切断を行うため、
前述したカッター刃13のレシプロ動作を行わせること
ができ、カッター刃13の使用領域を随時変化させるこ
とができる。このため、カッター刃のレシプロ機構を有
していないカッター装置機構に対して、カッター刃13
の寿命を大幅に向上させることができる。
【0044】以上の説明から明らかなように、本実施形
態によれば、従来技術によるインクジェットプリンタの
用紙切断手段が有する問題、及びその用紙切断手段を備
えることによって発生する弊害を払拭し、安定した用紙
搬送と用紙切断を行うことが可能となる。また、上述の
機構は、非常に簡便に構成されているため、上記以外の
公知のインクジェットプリンタや他の複写機、プリンタ
等の各種画像形成装置に対しても、簡単に本発明を実施
することができ、それにより、何れのインクジェットプ
リンタ、または画像形成装置において、本実施形態と同
様な作用・効果を得ることができる。
【0045】以上、本発明の実施の形態を具体的に説明
したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものでは
なく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である
ことはいうまでもない。例えば、図1乃至図3に示した
実施形態において、説明を簡略化するために、バネ17
としてコイルバネの例を示したが、実際に使用する際に
は、例えば金属材料を折り曲げた板バネなどを使用すれ
ば、上述のように、スライド部材14の横方向の各々に
よって異なるバネ圧を提供することができる。
【0046】
【発明の効果】請求項1に記載の構成を有する発明は、
カッター刃が、被印字媒体を切断するために被印字媒体
支持面の凹溝部を走行する際に、媒体押圧部材と協働し
て被印字媒体を挟持するスライド部材を、媒体支持面と
直交する方向へ移動させることによリ、媒体支持面とス
ライド部材との間に段差を形成したものであるから、上
記凹溝部において被印字媒体が被印字媒体支持面に対し
て傾斜して配置されることとなり、カッター刃と被印字
媒体とによってカット性の良い鋭角な用紙断裁角が形成
される。また、本発明は、被印字媒体を搬送する際に、
スライド部材と媒体支持面とをの間に段差を形成させな
いようにしたものであるから、切断された被印字媒体が
張り付いた場合であっても、その被印字媒体を安定して
搬送することができ、不具合のない画像を得ることが可
能となる。さらに本発明は、カッター刃を上下に移動さ
せながら用紙切断を行わせることによって、カッター刃
のレシプロ動作を行わせるようにしたものであるから、
カッター刃の使用領域を随時変化させてカッター刃13
の寿命を大幅に向上させることができる。
【0047】さらにまた、請求項2に記載の発明は、請
求項1に記載のスライド部材には、当該スライド部材が
弾性的付勢手段によって上方に移動したときに、当該ス
ライド部材の上面が前記上流側の媒体支持面より高く上
昇しないように規制する規制手段を設けたものであるか
ら、被印字媒体の切断が行なわれない場合には、スライ
ド部材の上面が上方に移動しても、上流側の媒体支持面
より上方に上昇しないので、被印字媒体の搬送を良好に
行わせることができる。
【0048】さらにまた、請求項3に記載の発明は、請
求項2に記載のスライド部材を、上記被印字媒体を挟ん
で上記媒体押圧部材と対向するようにその媒体押圧部材
の走行路に対応して配置された長尺状部材で構成したも
のであるから、スライド部材が、媒体押圧部材に対向し
てその走行路に対応して配置されているので、被印字媒
体が切断される際に、媒体押圧部材が被印字媒体を押圧
するときにのみ、媒体支持面に対するスライド部材の沈
み込みを形成することができ、上述した効果を確実に得
ることができる。
【0049】また、請求項4に記載の発明は、請求項3
に記載のスライド部材に設けられた付勢手段を、上記往
復方向に対して同一の荷重に対する個々の変位長が異な
る複数のバネ体から構成し、その複数のバネ体を、上記
被印字媒体の切断方向にその個々の変位長が短くなる順
に配置したものであるから、スライド部材が、被印字媒
体支持面に対して均等に沈み込まないので、被印字媒体
に対するカッター刃の切断位置が移動することとなるた
め、上述した効果を確実に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像形成装置の一実施形態である
インクジェットプリンタを示した要部断面説明図であ
る。
【図2】図1に示したインクジェットプリンタの要部を
拡大した斜視説明図である。
【図3】図1に示したインクジェットプリンタの動作を
示す概略説明図である。
【図4】画像形成装置の代表的な例であるインクジェッ
トプリンタを示す概観斜視図である。
【図5】図4に示したインクジェットプリンタのカッタ
ー装置を示す要部概観斜視図である。
【図6】図5に示したカッター装置の構成を示す要部断
面説明図である。
【図7】図6に示したカッター装置における用紙切断時
のカッター刃と用紙との角度関係を示す要部断面説明図
である。
【図8】図5に示したカッター装置おいて用紙の静電吸
着が発生した場合の状態を示す斜視説明図である。
【符号の説明】
2 用紙 3a 上流側プラテン 3b 下流側プラテン 3c 凹溝部 12 媒体押圧部材 13 カッター刃 14 スライド部材 15 規制フック 16 ストッパー 17 バネ 18 バネ保持台

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被印字媒体の搬送方向に対して横断する
    方向に走行して上記被印字媒体の切断を行うカッター刃
    と、 そのカッター刃に対して前記被印字媒体の搬送方向の少
    なくとも下流側に配置され、前記被印字媒体を媒体支持
    面側に押圧させながら前記カッター刃とともに走行する
    媒体押圧部材と、 上記カッター刃の走行方向に延在して上記カッター刃の
    先端部分を収容するように前記媒体支持面に設けられた
    凹溝部と、を備え、 前記被印字媒体の搬送方向において上記凹溝部よりも下
    流側の媒体支持面が、上流側の媒体支持面より低くなる
    ように段差を介して配置された画像形成装置において、 前記カッター刃及び媒体押圧部材の走行方向に延在し、
    前記媒体押圧部材との間に被印字媒体を挟持するスライ
    ド部材を備え、 上記スライド部材は、前記媒体支持面における段差の方
    向に往復動可能に取り付けられているとともに、 当該スライド部材を上記媒体押圧部材側に向かって押し
    付け、かつ上記媒体押圧部材の押圧力によってスライド
    部材を弾性的に沈み込ませる弾性的付勢手段が設けら
    れ、 上記弾性的付勢手段は、前記カッター刃及び媒体押圧部
    材の走行方向に沿って、前記スライド部材の媒体押圧部
    材による沈み込み量を異ならせるように構成されている
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のスライド部材には、当
    該スライド部材が前記弾性的付勢手段によって上方に移
    動したときに、スライド部材の上面が前記上流側の媒体
    支持面より高く上昇しないように規制する規制手段が設
    けられていることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のスライド部材は、上記
    被印字媒体を挟んで前記媒体押圧部材と対向するように
    して、上記媒体押圧部材の走行路に沿って配置された長
    尺状部材からなることを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のスライド部材に設けら
    れた弾性的付勢手段は、上記往復方向に対して同一の荷
    重に対する個々の変位量が異なる複数のバネ部材から構
    成され、 その複数のバネ部材は、前記カッター刃及び媒体押圧部
    材の走行方向に沿って変位量が小さくなる順に配置され
    ていることを特徴とする画像形成装置。
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