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JP2001292572A - スイッチング電源装置 - Google Patents

スイッチング電源装置

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JP2001292572A
JP2001292572A JP2000106533A JP2000106533A JP2001292572A JP 2001292572 A JP2001292572 A JP 2001292572A JP 2000106533 A JP2000106533 A JP 2000106533A JP 2000106533 A JP2000106533 A JP 2000106533A JP 2001292572 A JP2001292572 A JP 2001292572A
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synchronous rectification
transistor
power supply
switching power
rectification transistor
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JP2000106533A
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Seiichi Noguchi
聖一 野口
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Yokogawa Electric Corp
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Yokogawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同期制御回路を有するスイッチング電源装置
における過電流に起因する不安定な動作を防止する。 【解決手段】 スイッチング電源装置10の二次側整流
回路12は、主トランジスタQ1と同期整流トランジス
タSR2の同時オンを過電流を検出することによって検
出すると、同期整流トランジスタSR2をオフとし、過
電流から回復した後も一定時間は同期整流トランジスタ
SR2を停止して不安定な動作を防止する。また、二次
側整流電圧が所定値に達しない起動直後にも同期整流ト
ランジスタSR2をオフとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチング電源
装置に関し、特に、同期整流回路の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】同期整流回路を利用したスイッチング電
源は、計測装置を始めとする種々の装置で直流電源装置
として用いられている。図8は、この形式の従来のスイ
ッチング電源装置の一つであるCuk方式コンバータの
回路図である。Q1は主スイッチングトランジスタ、S
R1は同期整流トランジスタである。同期整流トランジ
スタSR1をオフとしたまま、主トランジスタQ1をオ
ンとし、出力変圧器T1の一次巻線に接続された一次側
回路11に直流電圧INを印加して電流を流すと、出力
変圧器T1の二次巻線に接続された二次側整流回路12
に電流が流れ、二次側整流回路12の出力端子OUTに
接続された負荷L1に負荷電流を供給すると共に主コン
デンサC1を充電する。
【0003】所定のタイミングでトランジスタQ1をオ
フにすると、出力変圧器T1の二次巻線で電流方向が逆
転するので、その旨が二次側整流回路12の整流電流を
検出、監視する電流検出回路CS1及び電流監視回路C
M1によって検出され、同期整流トランジスタSR1を
オンにする。出力電圧検出部VS1は、出力端子OUT
の電圧を計測し、その電圧値をフォトカプラPHCを介
して一次側制御回路U1にフィードバックする。一次側
制御回路U1は、出力端子電圧OUTが所定値に維持さ
れるように、主トランジスタQ1のオン・オフを制御す
る。
【0004】上記動作において、同期整流トランジスタ
SR1は、二次側整流回路12の電流(検出値)が適当
なスレッショルド以上になればオンに駆動され、適当な
スレッショルド以下になればオフに駆動される。一次側
制御回路U1は、同期整流トランジスタSR1がターン
オフして出力変圧器T1の電圧が変化するのを補助巻線
の端子電圧ZCで検出し、このタイミングでトランジス
タQ1をターンオンさせる。本コンバータは、出力電圧
が所定値に制御されるように、ターンオフのタイミング
が調整される、可変周波数制御タイプの自励形コンバー
タである。一次側制御回路U1と電流監視回路CM1の
コンパレータCMP1とは、ハンドジェイクの関係で協
調して動作している。
【0005】上記従来のコンバータでは、ライントラン
ジェント等の外来ノイズで回路が誤動作し、主トランジ
スタQ1と同期整流トランジスタSR1とが同時にオン
となり、過大なサージ電流が流れる異常状態が発生する
場合があった。また、一旦、この異常状態が発生する
と、これによって二次的に引き起こされるサージ電流
で、再び同期整流トランジスタSR1が誤動作をすると
いう悪循環に陥り、出力が極めて不安定になるという事
態も生じていた。
【0006】図9は、従来の同期整流回路を含むスイッ
チング電源装置の別の例である、フライバックコンバー
タと呼ばれるスイッチング電源装置を示す。この電源装
置は、特開平7−7928号公報に記載されている。こ
のコンバータでは、主トランジスタQ2がオンする際
に、同期整流トランジスタSR2をオフとして二次側整
流回路14の電流を阻止し、主トランジスタQ2がオフ
した際に、同期整流トランジスタSR2をオンとするこ
とによって、出力変圧器T2に蓄えられたエネルギーに
よって負荷L2に電流を供給する。ここで、同期整流ト
ランジスタSR2の制御では、この整流回路14を流れ
る電流の方向をコンパレータCMP4によって検出し、
電流が順方向の場合にのみ同期整流トランジスタSR2
をオンさせる。
【0007】図10は、上記コンバータを固定周波数制
御で動作させ、主トランジスタQ2と同期整流トランジ
スタSR2とを逆位相でスイッチングさせた際の波形を
示し、(a)及び(b)は夫々負荷電流が大きい場合
(重負荷)、及び、小さい場合(軽負荷)を示す。ま
た、Q2は主トランジスタのオン・オフの状態を示し、
SR2は、同期整流トランジスタを流れる電流波形を示
している。
【0008】図10(a)のように、連続モードでコン
バータを動作させると、主トランジスタQ2がターンオ
ンする時点で同期整流トランジスタSR2がオンである
ため、双方のトランジスタが同時にオンとなる期間が発
生する。この場合、同時にオンとなる際に急峻なサージ
電流が発生するため、トランジスタが破壊することがあ
る。
【0009】また、同図(b)に示すように、軽負荷時
には同期整流トランジスタSR2を逆流する電流が増加
し、この場合には二次側整流回路14のエネルギーの一
部が一次側回路13に回生し、無駄な整流損失が増加す
る欠点がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
【0011】上記従来技術における欠点に鑑み、本発明
は、主トランジスタQ1、Q2と同期整流トランジスタ
SR1、SR2とが同時にオンして過大なサージが発生
する等の異常状態が発生した場合には、これを速やかに
検出し、同期整流トランジスタの動作を停止させること
によって、動作が安定なコンバータを提供することを目
的とする。
【0012】また、本発明は、上記目的を達成した上
で、特に過電流等の異常事態が発生した場合には、該異
常状態からの復帰に際して適当な時間をかけて同期制御
トランジスタをソフトスタートさせることで、誤動作の
悪循環を断ち切ることができるようにすること、及び、
スイッチング電源装置の起動にあたって装置を安定に起
動することをも目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成るため
に、本発明の第1の視点のスイッチング電源装置は、出
力変圧器の一次側巻線に接続されスイッチングによって
前記出力変圧器に電源を供給する主トランジスタと、前
記出力変圧器の二次側巻線に接続された二次側整流回路
内で同期整流を行う同期整流トランジスタとを有するス
イッチング電源装置において、前記二次側整流回路にお
ける過電流を検出する過電流検出器と、該過電流検出器
によって過電流が検出された際に前記同期整流トランジ
スタの動作を停止する制御回路とを備えることを特徴と
する。
【0014】本発明の第1の視点のスイッチング電源装
置によると、二次側整流回路を流れる過電流によって、
装置の異常状態を検出し同期整流トランジスタの動作を
停止するので主トランジスタ及び同期整流トランジスタ
の双方がオンして異常状態が発生してもその異常状態が
速やかに回復する。
【0015】上記第1の視点の発明の好ましい構成で
は、前記同期整流トランジスタの動作の停止中には、前
記同期整流トランジスタが内蔵するボディーダイオード
によって整流を行う。或いは、これに代えて、同期整流
トランジスタに並列にダイオードを接続して該並列ダイ
オードによって整流を行ってもよい。
【0016】前記制御装置は、過電流が検出された際
に、該過電流から回復してから所定時間経過後に前記同
期整流トランジスタの動作を開始することも本発明の好
ましい態様である。この場合、特に安定な動作が得られ
る。
【0017】また、前記制御装置は、二次側整流回路の
出力電圧が所定値以上に達した後に前記同期整流トラン
ジスタの動作を開始することも本発明の第1の視点の発
明の好ましい態様である。起動時に得に安定な動作が得
られる。
【0018】また、本発明の第2の視点のスイッチング
電源装置は、出力変圧器の一次側巻線に接続されスイッ
チングによって前記出力変圧器に電源を供給する主トラ
ンジスタと、前記出力変圧器の二次側巻線に接続された
二次側整流回路内で同期整流を行う同期整流トランジス
タとを有するスイッチング電源装置において、前記二次
側整流回路における電流を検出する電流検出器と、該電
流検出器によって検出された電流と所定のしきい値とを
比較するコンパレータと、該コンパレータの出力に基づ
いて前記同期整流トランジスタをオン・オフ制御する制
御回路とを備えることを特徴とする。
【0019】本発明の第2の視点のスイッチング電源装
置によると、二次側整流回路を流れる電流のターンオフ
電流が所定値に制御できるので、二次側から一次側に貫
流するエネルギーが減少する。
【0020】上記第2の視点の発明の好ましい例では、
前記コンパレータの出力を遅延させる遅延回路を更に備
え、該遅延回路の出力によって前記同期整流トランジス
タを制御する。この場合、所望によってターンオフ電流
を更に制御できる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し本発明の実施
形態例に基づいて本発明を更に詳細に説明する。なお、
理解を容易にするために、各図において同様な作用を有
する要素には同じ符号を付して示した。
【0022】実施形態例1 図1に本発明の第1の実施形態例に係るスイッチング電
源装置を示す。本実施形態例のスイッチング電源装置
(コンバータ)10は、エネルギートランスファーコン
デンサCe2の端子電圧から制御電源VEを生成する制
御電源発生回路VGの構成が図8に示した従来のスイッ
チング電源装置の電源発生回路とは異なり、また、コン
パレータCMP2を含む過電流検出回路OLPと、過電
流検出回路OLPの出力に基づいて同期整流トランジス
タSR1のスタートを制御するソフトスタート回路Soft
と、抵抗R5、R6を含む低電圧誤動作防止回路(不足
電圧検出回路)UVLOとを備える点において、上記従
来のスイッチング電源装置とは異なる。
【0023】制御電源発生回路VGは、トランジスタQ
3、コンデンサC2及びツェナーダイオードD1から成
り、エネルギートランスファーコンデンサCe2から、
二次側整流回路12の出力電圧OUTとほぼ比例する電
圧が入力され、一定電圧に制御された電圧VEを出力す
る。低電圧誤動作防止回路UVLOは、抵抗R5、R6
及びPNPトランジスタQ4からなり、制御電源発生回
路VGの出力である制御電圧VEを監視している。
【0024】電流検出回路CS1は、エネルギートラン
スファコンデンサCe2に接続されたLRCの直列回路
から成り、その出力電圧端子Vsに二次側整流回路12
の電流に比例する電圧を出力する。
【0025】抵抗R1、R2及びコンパレータCMP1
を含む電流監視回路CM1は、電流検出回路CS1の出
力電圧Vsに基づいて、同期整流トランジスタSR1の
ための制御信号を生成し、バッファBF1を経由して同
期整流トランジスタSR1のゲートにその制御信号を与
える。
【0026】過電流検出回路OLPのコンパレータCM
P2の反転端子は、電流検出回路CS1の出力端子Vs
に接続され、非反転端子には、抵抗R3、R4で分圧さ
れた基準電圧が入力される。過電流検出のためのスレッ
ショルドは抵抗R3、R4で調整される。コンパレータ
CMP2で設定されるスレッショルドは、通常動作時の
電流値よりも高い値に設定してある。コンパレータCM
P2の出力は、ソフトスタート回路Soft及びバッフ
ァトランジスタBF1を経由して同期整流トランジスタ
SR1のゲートに与えられる。
【0027】図2は上記実施形態例のスイッチング電源
装置における定常動作状態での動作波形を示す。本図で
は、例えばスイッチング電源装置の動作周波数が数十k
Hzであり、負荷のスイッチングが数十Hzで行われる
場合を示している。VDは二次側整流回路12の平滑前
の電圧波形を、VSは電流検出回路CS1の出力電圧の
波形を、Vgは同期整流トランジスタSR1のゲート電
圧波形を夫々示している。
【0028】過大なサージ電流が流れる異常状態になる
と、同図に示すように、VSが過大な電圧値となるの
で、この旨は電流検出回路CS1を介して過電流検出回
路OLPのコンパレータCMP2で検出される。コンパ
レータCMP2によって異常状態が発生したと判断され
ると、その出力が直ちにバッファトランジスタBF1に
伝えられ、同期整流トランジスタSR1のゲート電圧V
gをLレベルとして、同期整流トランジスタSR1をオ
フさせる。この際には、同期整流トランジスタSR1
は、内蔵するボディーダイオードにてダイオード整流動
作を行う。なお、同期整流トランジスタSR1に、ボデ
ィーダイオードとは別に並列ダイオードを接続してもよ
い。
【0029】異常状態が消滅すると、コンパレータCM
P2の出力が反転するが、抵抗R7及びコンデンサC3
によって定まる時定数で規定される一定期間t1内は、
トランジスタQ5及びQ6の作用によって、バッファト
ランジスタBF1の入力電圧がクランプされ、同期整流
動作はホールドされる。所定時間が経過して、十分に安
定になったところで、同期整流トランジスタSR1は、
再び同期整流動作を開始する。
【0030】図3は、上記実施形態例のコンバータにお
ける電源起動時の動作波形を示している。低電圧誤動作
防止回路UVLOは、制御電源発生回路VGの出力VE
が低い状態では、ゲート電圧VgをLレベルとして同期
整流トランジスタSR1がオフ状態を保持するように制
御し、整流電流が安定し、従って電圧VSが十分に安定
した時点で、同期整流トランジスタSR1のスイッチン
グを始めるように制御する。
【0031】以上のように、本実施形態例のコンバータ
では、同期整流トランジスタSR1のスイッチング動作
は、回路が十分に安定した状態でのみ行われ、制御が不
安定な時点ではダイオード整流を行うので、コンバータ
の動作の信頼性が向上する。また、広いアプリケーショ
ンでの適用が可能となる。
【0032】更に、たとえ外来ノイズで誤動作して、主
トランジスタQ1と同期整流トランジスタSR1とが同
時にオンとなって過大なサージ電流が発生する異常状態
が発生しても、誤動作が繰り返す悪循環には至らず、異
常状態から自動的に復帰できる。
【0033】実施形態例2 図4は、本発明の第2の実施形態例に係るスイッチング
電源装置を示す。同図のスイッチング電源装置10A
は、同期整流トランジスタSR1の制御回路部分を集積
化して集積制御回路U3とした点において、第1の実施
形態例の構成と異なる。
【0034】集積制御回路U3の構成を図5に示した。
集積制御回路U3は、トランスファコンデンサCe2か
ら得られた電圧Vccから所定の基準電圧Vref1、
分圧電圧Vref2を生成する基準電圧発生部Vref
と、基準電圧Vref1を分圧して所定のスレッショル
ド電圧ZC、S/Sを生成する図示しない分圧部と、電
圧Vref2と二次側整流回路12の出力電圧に比例す
る電圧Vccとを比較するコンパレータCMP5と、二
次側整流回路12の整流電流に比例する電圧CSを所定
のスレッショルドZCと比較するコンパレータCMP6
と、二次側整流回路12の整流電流に比例する電圧CS
を所定のスレッショルドCthと比較し過電流を検出す
るコンパレータCMP7と、ソフトスタートのための遅
延を与えるタイマTIMERと、各コンパレータの出力
のANDをとる論理積ゲートANDと、論理積ゲートA
NDの出力を増幅するバッファBF2とを有する。
【0035】本実施形態例のスイッチング電源装置は、
第1の実施形態例と比較すると、その機能は同じである
が、基準電圧源Vref、3つのコンパレータ、分圧
部、タイマー及びバッファによって構成できるので、集
積化に優れた利点を有する。特に、パッケージとして低
コストな汎用の8pinパッケージを使用すると、高い
付加価値を得ることができる。また、動作電流、過電流
及び不足電圧の夫々についてスレッショルドを自由に設
定できるので、適用可能な範囲が広く、小型化及び低コ
スト化が可能である。
【0036】実施形態例3 図6は、本発明をフライバックコンバータに適用した例
である。二次側整流回路14の電流を検出するカレント
トランス(電流変成器)CTの二次側がコンパレータC
MP3の非反転端子に接続されており、その出力電圧V
1が遅延回路D1に入力されている。コンパレータCM
P3のスレッショルド電圧はVthであり、コンパレー
タCMP3は変成器CTの出力電圧V1とスレッショル
ドVthとを比較し、その比較結果を遅延回路D1を経
由して同期整流トランジスタSR2のゲートに与え、同
期整流トランジスタSR2を駆動する。一次側制御回路
U2は、同期整流トランジスタSR2のオフ状態を、出
力変圧器T2の補助巻線の端子ZCで検出して、主トラ
ンジスタQ2をターンオンさせる。これによって、可変
周波数タイプの自励形コンバータを構成している。
【0037】図7は、図6のコンバータの動作波形を示
すタイミングチャートであり、同図(a)は重負荷時
を、(b)は軽負荷時を示す。本実施形態例のスイッチ
ング電源装置20は、可変周波数制御で境界モードに近
い動作をする。同図(b)に示すように、軽負荷時には
重負荷時に比して動作周波数が上昇する。同図では、主
トランジスタQ2の制御回路U2が、動作周波数の上限
を制限するように構成される場合を示しており、この時
は不連続モードとなる。
【0038】同期整流トランジスタSR2に流れる電流
に比例した電圧V1が、コンパレータCMP3のスレッ
ショルド電圧Vthを越えると、コンパレータCMP3
の出力がV2となり、この電圧V2によって整流回路1
4に流れる電流の期間が検出される。この期間は、遅延
回路D1の遅れ分だけ延長された、電圧SRのハイレベ
ルの期間として、同期整流トランジスタSR2のゲート
に与えられる。
【0039】ここで、同期整流トランジスタSR2のタ
ーンオフ時の電流ピークipは、下記のように表現され
る。 ip∝Vth−k*Vo*D1/Ls kはカレントトランスCTで決まる定数、Voはコンバ
ータCMP3の出力電圧、Lsは出力変圧器T2の二次
巻線のインダクタンスである。
【0040】上式から明らかなように、出力電圧Voを
一定に制御すると、負荷電流の如何に拘わらずipは常
に一定の値となる。つまり、電流ピークipを一定値に
制御できる。
【0041】一次側の主トランジスタQ2がターンオフ
すると、出力変圧器T2に蓄えられたエネルギーが、同
期整流トランジスタSR2のボディーダイオードを順方
向にバイアスし、そのボディーダイオードがオンする。
同期整流トランジスタSR2の順方向電流は、カレント
トランスCTとコンパレータCMP3とで検出、監視さ
れ、同期整流トランジスタSR2のチャネル部をターン
オンさせる。同期整流トランジスタSR2の電流が次第
に減少し、カレントトランスCTの二次側出力がコンパ
レータCMP3のスレッショルド電圧Vthにまで達す
ると、同期整流トランジスタQ2はターンオフする。
【0042】スレッショルド電圧Vthと、遅延回路D
1による遅れとは、同期整流トランジスタQ2のターン
オフ時の電流ピーク値ipが逆方向の適当な値となるよ
うに設定されている。同期整流トランジスタQ2のター
ンオフ時には、同期整流トランジスタQ2のボディーダ
イオードには電流が流れない。これによって、変圧器T
2の巻線を経由しての電力リカバリの問題は回避され
る。
【0043】電流ipは、主トランジスタQ2の出力寄
生容量の放電を助長し、主トランジスタQ2のターンオ
ン損失を低減させる。同期整流トランジスタSR2がオ
フすると、出力変圧器T2の逆起電圧が変化し、バイア
ス巻線の端子電圧ZCが変化する。一次側制御回路U2
は、この電圧ZCを検出し、主トランジスタQ2をター
ンオンさせる。このため、主トランジスタQ2と同期整
流トランジスタSR2とが同時にオンとなる期間は存在
しない。一次側制御回路U2は、主トランジスタQ2の
電流があるピーク値に達したところで、主トランジスタ
Q2をターンオフさせる。ピーク値は、出力を安定化す
るように制御される。
【0044】上記実施形態例のコンバータでは、コンバ
ータの入力電圧、負荷電流、動作周波数とは無関係に、
常に一定の同期整流トランジスタSR2のターンオフ時
の逆方向電流ピーク値が得られるため、整流トランジス
タQ2からの電力リカバリの問題がなく、主トランジス
タのターンオン損失が少ない、このため、ノイズ特性が
良好で低損失なコンバータを実現できる。
【0045】以上、本発明をその好適な実施形態例に基
づいて説明したが、本発明の同期整流回路を有するスイ
ッチング電源装置は、上記実施形態例の構成にのみ限定
されるものではなく、上記実施形態例の構成から種々の
修正及び変更を施したものも、本発明の範囲に含まれ
る。
【0046】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明のスイッ
チング電源装置によると、主トランジスタと同期整流ト
ランジスタとが同時にオンする等によって発生する異常
状態を検出すると、同期整流トランジスタをオフとし、
ダイオードによる整流を採用することにより、コンバー
タにおける過電流が生じない。
【0047】また、ソフトスタートを採用し、過電流等
の異常事態が検出されなくなってから所定期間は同期整
流トランジスタを動作させないことにより、同期整流ト
ランジスタがオン・オフを繰り返す等の不安定な動作を
防止できる。
【0048】更に、二次側整流回路の出力電圧の不足を
検出すると、その間は同期整流トランジスタを動作させ
ない構成を採用することにより、コンバータの起動時に
生じがちな不安定な動作を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例に係るスイッチング電源
装置の回路図。
【図2】図1のスイッチング電源装置における負荷応答
時の動作波形図。
【図3】図1のスイッチング電源装置における起動時の
動作波形図。
【図4】本発明の第2の実施形態例に係るスイッチング
電源装置の回路図。
【図5】図4に示した集積制御装置の構成を示す論理回
路図。
【図6】本発明の第3の実施形態例に係るスイッチング
電源装置の回路図。
【図7】図6のスイッチング電源装置の動作波形図。
【図8】第1の従来例のスイッチング電源装置の回路
図。
【図9】第2の従来例のスイッチング電源装置の回路
図。
【図10】図9のスイッチング電源装置の動作波形図。
【符号の説明】
10:スイッチング電源装置 11:一次側回路 12:二次側整流回路 CS1:電流検出回路 CM1:電流監視回路 VG:制御電源発生回路 UVLO:低電圧誤動作防止回路 OLP:過電流検出回路 Soft:ソフトスタート回路 Q1〜Q6:トランジスタ SR1:同期整流トランジスタ U1、U2:一次側制御回路 U3:集積制御回路 VS1:二次電圧検出回路 PHC:フォトカプラ C1、C2、C3、Ce2:コンデンサ R1〜R8:抵抗

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】出力変圧器の一次側巻線に接続されスイッ
    チングによって前記出力変圧器に電源を供給する主トラ
    ンジスタと、前記出力変圧器の二次側巻線に接続された
    二次側整流回路内で同期整流を行う同期整流トランジス
    タとを有するスイッチング電源装置において、 前記二次側整流回路における過電流を検出する過電流検
    出器と、該過電流検出器によって過電流が検出された際
    に前記同期整流トランジスタの動作を停止する制御回路
    とを備えることを特徴とするスイッチング電源装置。
  2. 【請求項2】前記同期整流トランジスタの動作の停止中
    には、前記同期整流トランジスタが内蔵するボディーダ
    イオードが整流を行うことを特徴とする、請求項1に記
    載のスイッチング電源装置。
  3. 【請求項3】前記制御装置は、過電流が検出された際
    に、該過電流から回復してから所定時間経過後に前記同
    期整流トランジスタの動作を開始することを特徴とす
    る、請求項1又は2に記載のスイッチング電源装置。
  4. 【請求項4】前記制御装置は、二次側整流回路の出力電
    圧が所定値以上に達した後に前記同期整流トランジスタ
    の動作を開始する、請求項1〜3の何れかに記載のスイ
    ッチング電源装置。
  5. 【請求項5】出力変圧器の一次側巻線に接続されスイッ
    チングによって前記出力変圧器に電源を供給する主トラ
    ンジスタと、前記出力変圧器の二次側巻線に接続された
    二次側整流回路内で同期整流を行う同期整流トランジス
    タとを有するスイッチング電源装置において、 前記二次側整流回路における電流を検出する電流検出器
    と、該電流検出器によって検出された電流と所定のしき
    い値とを比較するコンパレータと、該コンパレータの出
    力に基づいて前記同期整流トランジスタをオン・オフ制
    御する制御回路とを備えることを特徴とするスイッチン
    グ電源装置。
  6. 【請求項6】前記コンパレータの出力を遅延させる遅延
    回路を更に備え、該遅延回路の出力によって前記同期整
    流トランジスタをオン・オフ制御することを特徴とす
    る、請求項5に記載のスイッチング電源装置。
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