JP2001289574A - プラスチック熱交換器 - Google Patents
プラスチック熱交換器Info
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Landscapes
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 高い熱交換性能を持ったプラスチック熱交換
器を提供する。 【解決手段】 両端が小径のプラスチックチューブ11
を多数本円筒状に束ねたハニカム構造で結束されたチュ
ーブ束10をケーシング2内で蛇行させた状態で収納す
る。そして、チューブ束10の両端部以外の部位では、
多数本のプラスチックチューブ11を平面状に並べてい
る。このプラスチックチューブ11は分子中にフッ素原
子を含むフッ素樹脂製である。
器を提供する。 【解決手段】 両端が小径のプラスチックチューブ11
を多数本円筒状に束ねたハニカム構造で結束されたチュ
ーブ束10をケーシング2内で蛇行させた状態で収納す
る。そして、チューブ束10の両端部以外の部位では、
多数本のプラスチックチューブ11を平面状に並べてい
る。このプラスチックチューブ11は分子中にフッ素原
子を含むフッ素樹脂製である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラスチック熱交
換器の改良に関するものである。
換器の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より金属熱交換器は良く知られてい
るが、耐化学薬品性・耐熱性等の優れた特性を生かし、
腐食性流体の冷却、加熱や腐食性ガスの凝縮等に幅広く
使用可能なプラスチック熱交換器が注目されており、フ
ッ素樹脂を使用する熱交換器などが実現している。
るが、耐化学薬品性・耐熱性等の優れた特性を生かし、
腐食性流体の冷却、加熱や腐食性ガスの凝縮等に幅広く
使用可能なプラスチック熱交換器が注目されており、フ
ッ素樹脂を使用する熱交換器などが実現している。
【0003】ところで、プラスチックは一般に金属に比
べて熱伝導率がはるかに劣るため、熱交換器に使用する
上で大きな障害になっていたが、伝熱管の径を使用上支
障のない小径チューブを数多く束ねるハニカム構造とす
ることにより伝熱面積を大きくとることで解決し、熱交
換器として実用化されている。
べて熱伝導率がはるかに劣るため、熱交換器に使用する
上で大きな障害になっていたが、伝熱管の径を使用上支
障のない小径チューブを数多く束ねるハニカム構造とす
ることにより伝熱面積を大きくとることで解決し、熱交
換器として実用化されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、小径チ
ューブを数多く束ねるといっても実用的には限界があ
り、あとはチューブの長さでかせぐ方法しかないが、実
用性を考えるとこれにも限界がある。それゆえ、プラス
チック熱交換器は種々の優れた特性を有するものの、金
属熱交換器と比べて性能の点で未だ不十分というのが現
状である。本発明は、上記従来の問題を解決するために
なされたものであって、その目的とするところは、高い
熱交換性能を持ったプラスチック熱交換器を提供するこ
とにある。
ューブを数多く束ねるといっても実用的には限界があ
り、あとはチューブの長さでかせぐ方法しかないが、実
用性を考えるとこれにも限界がある。それゆえ、プラス
チック熱交換器は種々の優れた特性を有するものの、金
属熱交換器と比べて性能の点で未だ不十分というのが現
状である。本発明は、上記従来の問題を解決するために
なされたものであって、その目的とするところは、高い
熱交換性能を持ったプラスチック熱交換器を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は次のように構成している。すなわち、請
求項1に係るプラスチック熱交換器は、両端が小径のプ
ラスチックチューブを多数本円筒状に束ねたハニカム構
造で結束されたチューブ束をケーシング内で蛇行させた
状態で収納し、該チューブ束の一方の端から冷媒又は熱
媒等の熱媒体を供給して他方の端より排出するように構
成している。請求項2に係るプラスチック熱交換器は、
前記チューブ束の両端部以外の部位では、前記多数本の
プラスチックチューブを平面状に並べている。請求項3
に係るプラスチック熱交換器は、前記プラスチックチュ
ーブが分子中にフッ素原子を含むフッ素樹脂製である。
めに、本発明は次のように構成している。すなわち、請
求項1に係るプラスチック熱交換器は、両端が小径のプ
ラスチックチューブを多数本円筒状に束ねたハニカム構
造で結束されたチューブ束をケーシング内で蛇行させた
状態で収納し、該チューブ束の一方の端から冷媒又は熱
媒等の熱媒体を供給して他方の端より排出するように構
成している。請求項2に係るプラスチック熱交換器は、
前記チューブ束の両端部以外の部位では、前記多数本の
プラスチックチューブを平面状に並べている。請求項3
に係るプラスチック熱交換器は、前記プラスチックチュ
ーブが分子中にフッ素原子を含むフッ素樹脂製である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明の
実施の形態について説明する。図1は本発明の一実施形
態を示すプラスチック熱交換器の内部側面図、図2はチ
ューブ束の斜視図、図3は内部仕切板の斜視図である。
実施の形態について説明する。図1は本発明の一実施形
態を示すプラスチック熱交換器の内部側面図、図2はチ
ューブ束の斜視図、図3は内部仕切板の斜視図である。
【0007】本実施形態の熱交換器1は、チューブ束1
0をケーシング2内で蛇行させた状態で収納したもので
ある。該チューブ束10は、その両端が小径のプラスチ
ックチューブ11を多数本円筒状に束ねたハニカム構造
で結束されている。そして、該チューブ束10の両端部
(Aで示す)以外の途中の部位(Bで示す)では、上記
多数本のプラスチックチューブ11を平面状に並べてい
る(図2参照)。なお、チューブ束10の両端は上述の
とおりハニカム構造とし、ケーシング2に取付ける必要
性から、プラスチック製のリング状キャップ12を嵌め
て固定している。
0をケーシング2内で蛇行させた状態で収納したもので
ある。該チューブ束10は、その両端が小径のプラスチ
ックチューブ11を多数本円筒状に束ねたハニカム構造
で結束されている。そして、該チューブ束10の両端部
(Aで示す)以外の途中の部位(Bで示す)では、上記
多数本のプラスチックチューブ11を平面状に並べてい
る(図2参照)。なお、チューブ束10の両端は上述の
とおりハニカム構造とし、ケーシング2に取付ける必要
性から、プラスチック製のリング状キャップ12を嵌め
て固定している。
【0008】上記チューブ束10を構成する各プラスチ
ックチューブ11としては、優れた耐化学薬品性及び耐
熱性を有することから、フッ素樹脂製のものを使用す
る。フッ素樹脂は、その分子中にフッ素原子を含むもの
で、本発明において使用可能な具体例として以下のもの
が挙げられる。
ックチューブ11としては、優れた耐化学薬品性及び耐
熱性を有することから、フッ素樹脂製のものを使用す
る。フッ素樹脂は、その分子中にフッ素原子を含むもの
で、本発明において使用可能な具体例として以下のもの
が挙げられる。
【0009】ポリテトラフルオロエチレン(四ふっ化エ
チレン樹脂、略称PTFE) (2)テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキル
ビニルエーテル共重合体(四ふっ化エチレン・パーフロ
ロアルコキシエチレン共重合樹脂、略称PFA) (3)テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピ
レン共重合体(四ふっ化エチレン・6ふっ化プロピレン
共重合樹脂、略称FEP) テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン−
パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(四ふっ
化エチレン・6ふっ化プロピレン・パーフロロアルコキ
シエチレン共重合樹脂、略称EPE) テトラフルオロエチレン−エチレン共重合体(四ふっ化
エチレン・エチレン共重合樹脂、略称ETFE) ポリクロロトリフルオロエチレン(三ふっ化塩化エチレ
ン樹脂、略称PCTFE) クロロトリフルオロエチレン−エチレン共重合体(三ふ
っ化塩化エチレン・エチレン共重合樹脂、略称ECTF
E) ポリビニリデンフルオライド(ふっ化ビニリデン樹脂、
略称PVDF) ポリビニルフルオライド(ふっ化ビニル樹脂、略称PV
F)
チレン樹脂、略称PTFE) (2)テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキル
ビニルエーテル共重合体(四ふっ化エチレン・パーフロ
ロアルコキシエチレン共重合樹脂、略称PFA) (3)テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピ
レン共重合体(四ふっ化エチレン・6ふっ化プロピレン
共重合樹脂、略称FEP) テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン−
パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(四ふっ
化エチレン・6ふっ化プロピレン・パーフロロアルコキ
シエチレン共重合樹脂、略称EPE) テトラフルオロエチレン−エチレン共重合体(四ふっ化
エチレン・エチレン共重合樹脂、略称ETFE) ポリクロロトリフルオロエチレン(三ふっ化塩化エチレ
ン樹脂、略称PCTFE) クロロトリフルオロエチレン−エチレン共重合体(三ふ
っ化塩化エチレン・エチレン共重合樹脂、略称ECTF
E) ポリビニリデンフルオライド(ふっ化ビニリデン樹脂、
略称PVDF) ポリビニルフルオライド(ふっ化ビニル樹脂、略称PV
F)
【0010】上記プラスチックチューブ11は比較的小
径のものが選ばれ、通常内径が数ミリφ程度のものが使
用される。また、このプラスチックチューブ11を束ね
てチューブ束10とする場合、熱交換性能アップの点か
らは出来るだけ数多く束ねることが望ましいが、とくに
大口径のもので1000本程度が実用的である。
径のものが選ばれ、通常内径が数ミリφ程度のものが使
用される。また、このプラスチックチューブ11を束ね
てチューブ束10とする場合、熱交換性能アップの点か
らは出来るだけ数多く束ねることが望ましいが、とくに
大口径のもので1000本程度が実用的である。
【0011】上記ケーシング2は、箱型形状に形成さ
れ、その材質としては例えば炭素鋼やステンレス、さら
にこれらの材質にフッ素樹脂をライニングしたもの、硬
質塩化ビニル樹脂などが用いられる。
れ、その材質としては例えば炭素鋼やステンレス、さら
にこれらの材質にフッ素樹脂をライニングしたもの、硬
質塩化ビニル樹脂などが用いられる。
【0012】ケーシング2内には、その中央を上端から
下端近くまで延びる内部仕切板7が取付けられ、この内
部仕切板7の左右両側にはそれぞれ上から下に所定の間
隔で棚板8及び挟み棒9が交互に設けられている(図3
参照)。そして、棚板8にはガス流体が自由に流入でき
るように貫通孔8aが穿設されている。なお、内部仕切
板7とその挟み棒9との間はチューブ束10が挟み込め
るチューブ2〜3列程度分の間隔があくように挟み棒9
の一端が内部仕切板7に取付けてある。さらに、棚板8
の先端とケーシング2の側壁2aとの間にも同程度の間
隔があくように棚板8の寸法が設定される。
下端近くまで延びる内部仕切板7が取付けられ、この内
部仕切板7の左右両側にはそれぞれ上から下に所定の間
隔で棚板8及び挟み棒9が交互に設けられている(図3
参照)。そして、棚板8にはガス流体が自由に流入でき
るように貫通孔8aが穿設されている。なお、内部仕切
板7とその挟み棒9との間はチューブ束10が挟み込め
るチューブ2〜3列程度分の間隔があくように挟み棒9
の一端が内部仕切板7に取付けてある。さらに、棚板8
の先端とケーシング2の側壁2aとの間にも同程度の間
隔があくように棚板8の寸法が設定される。
【0013】ケーシング2の上部壁には、チューブ束1
0内を通す冷媒の流入口3と流出口4があり、また一方
の側壁2aに混合ガス等を入れる流入口5、他方の側壁
2aに排出口6をそれぞれ有している。
0内を通す冷媒の流入口3と流出口4があり、また一方
の側壁2aに混合ガス等を入れる流入口5、他方の側壁
2aに排出口6をそれぞれ有している。
【0014】ケーシング2内において、上記チューブ束
10の一端を上記流入口3に取付け、内部仕切板7で仕
切られた一方の室内を上記棚板8及び挟み棒9の間を交
互に蛇行させ、一番下のところで折り返して今度は他方
の室内を下から上に同様に蛇行させた状態で収納し、チ
ューブ束10の他端は上記流出口4に取付ける。前述し
たように、チューブ束10は、その両端以外のところで
は平面状にチューブが並べられているので、上記のよう
に交互に蛇行させることは容易である。こうして、ケー
シング2内でチューブ束10を蛇行させた状態で収納す
ることにより長さを相当かせぐことが可能になる。
10の一端を上記流入口3に取付け、内部仕切板7で仕
切られた一方の室内を上記棚板8及び挟み棒9の間を交
互に蛇行させ、一番下のところで折り返して今度は他方
の室内を下から上に同様に蛇行させた状態で収納し、チ
ューブ束10の他端は上記流出口4に取付ける。前述し
たように、チューブ束10は、その両端以外のところで
は平面状にチューブが並べられているので、上記のよう
に交互に蛇行させることは容易である。こうして、ケー
シング2内でチューブ束10を蛇行させた状態で収納す
ることにより長さを相当かせぐことが可能になる。
【0015】以上の構成において、たとえば、−15℃
くらいの冷媒を流しながら、空気に硫酸ガスの混ざった
5℃くらいの混合ガスをガスの流入口5より入れると、
混合ガスはケーシング2内を図1中の矢印で示すような
流路をほぼ流れていく。この過程において、熱交換作用
により、混合ガス中の硫酸ガスは凝縮して液化する。そ
れゆえ、有毒ガスの除かれた空気がガス排出口6より排
出されるので、例えばそのまま工場外へ排出できること
になる。なお、ケーシング2内に溜まった液体(上の例
では主に硫酸)は適宜排出する。また、ここでは熱媒体
として冷媒を使用した場合の例を説明したが、熱媒を使
用して熱交換を行う場合にも熱交換器を使用できること
はいうまでもない。
くらいの冷媒を流しながら、空気に硫酸ガスの混ざった
5℃くらいの混合ガスをガスの流入口5より入れると、
混合ガスはケーシング2内を図1中の矢印で示すような
流路をほぼ流れていく。この過程において、熱交換作用
により、混合ガス中の硫酸ガスは凝縮して液化する。そ
れゆえ、有毒ガスの除かれた空気がガス排出口6より排
出されるので、例えばそのまま工場外へ排出できること
になる。なお、ケーシング2内に溜まった液体(上の例
では主に硫酸)は適宜排出する。また、ここでは熱媒体
として冷媒を使用した場合の例を説明したが、熱媒を使
用して熱交換を行う場合にも熱交換器を使用できること
はいうまでもない。
【0016】以上のように、チューブ11を数多く束ね
た多管式のチューブ束10をケーシング2内に蛇行させ
た状態で収納する構成とすることで、限られたスペース
内で収納するチューブ束10の本数を出来るだけ多く、
かつチューブ束10の長さを出来るだけ長くとることが
でき、とくにチューブ束10の長さをかせぐことができ
るため、その結果伝熱面積を大きくして高い熱交換性能
を達成できる。また、ガス体の圧力損失が少なく、混合
ガスの送り圧が少なくて済むので、送風ファンなどの省
エネを達成できる。
た多管式のチューブ束10をケーシング2内に蛇行させ
た状態で収納する構成とすることで、限られたスペース
内で収納するチューブ束10の本数を出来るだけ多く、
かつチューブ束10の長さを出来るだけ長くとることが
でき、とくにチューブ束10の長さをかせぐことができ
るため、その結果伝熱面積を大きくして高い熱交換性能
を達成できる。また、ガス体の圧力損失が少なく、混合
ガスの送り圧が少なくて済むので、送風ファンなどの省
エネを達成できる。
【0017】また、従来構造のものだと、とくに大型化
した場合、混合ガスがチューブ束の周囲を通過してしま
い、いわゆるショートパスしやすくなり、熱交換性能が
反って低下する不都合があった。これに対し本発明で
は、ケーシング2内でチューブ束の両端部以外はチュー
ブが平面状に広がった状態で並んでいるため、この中を
ガスが必ず通過し、ショートパスが起こりにくくなる。
したがって、熱交換性能を落とさずに装置の大型化が可
能になる。さらには、ケーシング2を開放自在に構成し
ておけば、簡単にメンテナンスが可能になる。
した場合、混合ガスがチューブ束の周囲を通過してしま
い、いわゆるショートパスしやすくなり、熱交換性能が
反って低下する不都合があった。これに対し本発明で
は、ケーシング2内でチューブ束の両端部以外はチュー
ブが平面状に広がった状態で並んでいるため、この中を
ガスが必ず通過し、ショートパスが起こりにくくなる。
したがって、熱交換性能を落とさずに装置の大型化が可
能になる。さらには、ケーシング2を開放自在に構成し
ておけば、簡単にメンテナンスが可能になる。
【0018】図4は本発明の他の実施形態を示すもの
で、前述の実施形態がチューブ束10が蛇行しながら且
つ並列的に構成されているのに対し、本実施形態はチュ
ーブ束10が蛇行しながら且つ直列的に構成されてい
る。図中、13はケーシング2の側壁に設けた挟み棒
で、前述の挟み棒9と同様の構成である。したがって、
ケーシング2の長手方向の長さ(あるいは高さ)は長く
(高く)なるが、設置面積は小さくても済む。
で、前述の実施形態がチューブ束10が蛇行しながら且
つ並列的に構成されているのに対し、本実施形態はチュ
ーブ束10が蛇行しながら且つ直列的に構成されてい
る。図中、13はケーシング2の側壁に設けた挟み棒
で、前述の挟み棒9と同様の構成である。したがって、
ケーシング2の長手方向の長さ(あるいは高さ)は長く
(高く)なるが、設置面積は小さくても済む。
【0019】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明のプ
ラスチック熱交換器は、両端が小径のプラスチックチュ
ーブを多数本円筒状に束ねたハニカム構造で結束された
チューブ束をケーシング内で蛇行させた状態で収納し、
該チューブ束の一方の端から冷媒又は熱媒を供給して他
方の端より排出するように構成している。これによっ
て、限られたスペース内で収納するチューブ束の本数を
出来るだけ多く、かつチューブ束の長さを出来るだけ長
くとることができ、ケーシングをとくに大きくしなくて
もチューブ本数と長さの要求を満足させて高い熱交換性
能を達成できる。
ラスチック熱交換器は、両端が小径のプラスチックチュ
ーブを多数本円筒状に束ねたハニカム構造で結束された
チューブ束をケーシング内で蛇行させた状態で収納し、
該チューブ束の一方の端から冷媒又は熱媒を供給して他
方の端より排出するように構成している。これによっ
て、限られたスペース内で収納するチューブ束の本数を
出来るだけ多く、かつチューブ束の長さを出来るだけ長
くとることができ、ケーシングをとくに大きくしなくて
もチューブ本数と長さの要求を満足させて高い熱交換性
能を達成できる。
【0020】また、ガス体の圧力損失を少なくして省エ
ネを達成し、熱交換性能を落とさずに大型化でき、さら
には簡単にメンテナンスが可能といった種々の優れた効
果を奏するものである。また、チューブ束の両端部以外
の部位では、多数本のプラスチックチューブを平面状に
並べることにより、多数本のチューブ束をケーシング内
で自由に蛇行させることができ、チューブ束全体の長さ
を十分にかせぐことが可能になり、しかも処理ガスのシ
ョートパスを防止できる。また、上記プラスチックチュ
ーブを分子中にフッ素原子を含むフッ素樹脂製とするこ
とにより、フッ素樹脂のもつ優れた耐化学薬品性、耐熱
性を利用して金属熱交換器では適用できないような用途
にも幅広く使用することが可能になる。
ネを達成し、熱交換性能を落とさずに大型化でき、さら
には簡単にメンテナンスが可能といった種々の優れた効
果を奏するものである。また、チューブ束の両端部以外
の部位では、多数本のプラスチックチューブを平面状に
並べることにより、多数本のチューブ束をケーシング内
で自由に蛇行させることができ、チューブ束全体の長さ
を十分にかせぐことが可能になり、しかも処理ガスのシ
ョートパスを防止できる。また、上記プラスチックチュ
ーブを分子中にフッ素原子を含むフッ素樹脂製とするこ
とにより、フッ素樹脂のもつ優れた耐化学薬品性、耐熱
性を利用して金属熱交換器では適用できないような用途
にも幅広く使用することが可能になる。
【図1】本発明の一実施形態を示す内部側面図である。
【図2】チューブ束の斜視図である。
【図3】内部仕切板の斜視図である。
【図4】本発明の他の実施形態を示す内部側面図であ
る。
る。
【符号の説明】 1 熱交換器 2 ケーシング 7 内部仕切板 8 棚板 9、13 挟み棒 10 チューブ束 11 プラスチックチューブ
Claims (3)
- 【請求項1】 両端が小径のプラスチックチューブを多
数本円筒状に束ねたハニカム構造で結束されたチューブ
束をケーシング内で蛇行させた状態で収納し、該チュー
ブ束の一方の端から熱媒体を供給して他方の端より排出
するように構成したことを特徴とするプラスチック熱交
換器。 - 【請求項2】 前記チューブ束の両端部以外の部位で
は、前記多数本のプラスチックチューブを平面状に並べ
たことを特徴とする請求項1記載のプラスチック熱交換
器。 - 【請求項3】 前記プラスチックチューブは、分子中に
フッ素原子を含むフッ素樹脂製であることを特徴とする
請求項1又は2記載のプラスチック熱交換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000108161A JP2001289574A (ja) | 2000-04-10 | 2000-04-10 | プラスチック熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000108161A JP2001289574A (ja) | 2000-04-10 | 2000-04-10 | プラスチック熱交換器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001289574A true JP2001289574A (ja) | 2001-10-19 |
Family
ID=18621056
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000108161A Withdrawn JP2001289574A (ja) | 2000-04-10 | 2000-04-10 | プラスチック熱交換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001289574A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007079761A1 (de) * | 2005-12-23 | 2007-07-19 | Piflex P/S | Flexible fluidleitung und verfahren zu ihrer herstellung |
| JP2011002174A (ja) * | 2009-06-19 | 2011-01-06 | Nippon Pillar Packing Co Ltd | 樹脂製熱交換器 |
| JP4832594B1 (ja) * | 2010-12-27 | 2011-12-07 | 卓也 佐々木 | 管式熱交換器 |
| CN105823363A (zh) * | 2016-05-31 | 2016-08-03 | 江苏金由新材料有限公司 | 一种减震管 |
-
2000
- 2000-04-10 JP JP2000108161A patent/JP2001289574A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070703 |