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JP2001288994A - トンネルにおける連絡孔形成部の構造 - Google Patents

トンネルにおける連絡孔形成部の構造

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JP2001288994A
JP2001288994A JP2000101885A JP2000101885A JP2001288994A JP 2001288994 A JP2001288994 A JP 2001288994A JP 2000101885 A JP2000101885 A JP 2000101885A JP 2000101885 A JP2000101885 A JP 2000101885A JP 2001288994 A JP2001288994 A JP 2001288994A
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Japan
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opening
segment
segments
tunnel
pair
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JP2000101885A
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Tsutomu Konno
勉 今野
Katsuyuki Hayashi
勝幸 林
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】開口部形成箇所におけるトンネルの内部空間を
小さくすることなく、連結部材を使用して、開口部形成
箇所における強度の向上を図るトンネルにおける連絡孔
形成部の構造の提供。 【解決手段】トンネルTに連絡孔分岐用の開口部Oを形
成する第1セグメントS1、柱用セグメントS3、第2
セグメントS2を備え、連結部材20を嵌入するための
一対の凹入部が、第1と第2のセグメントS1,S2の
内周面にわたって設けられている連絡孔形成部の構造
で、第1セグメントS1が、開口用第1セグメント1,
2と中間用第1セグメント3,4とで、第2セグメント
S2が、開口用第2セグメント5,6と中間用第2セグ
メント7,8とで構成され、開口用第1セグメント1,
2と開口用第2セグメント5,6とが、厚肉部を18備
えて、その厚肉部18に連結部材20を嵌入する凹入部
が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多数のセグメント
を周方向および軸方向に並べて互いに連結することによ
り内壁を形成してあるトンネルに連絡孔分岐用の開口部
を形成するべく配置される第1セグメントと、前記開口
部を形成するべく開口部の坑口側と切羽側とに配置され
る一対の柱用セグメントと、その一対の柱用セグメント
をトンネルの周方向から挟む状態で、前記第1セグメン
トの坑口側と切羽側とに配置される一対の第2セグメン
トとを備え、前記開口部に対するトンネルの周方向にお
いて前記開口部を挟む状態で、一対の凹入部が、前記第
1と第2のセグメントの内周面にわたって設けられ、前
記一対の凹入部のそれぞれに連結部材が嵌入されて、そ
の一対の連結部材により前記第1と第2のセグメントが
互いに連結されているトンネルにおける連絡孔形成部の
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】このような連絡孔形成部の構造は、例え
ば、地下鉄のトンネル工事などで実施されるもので、連
絡孔分岐用の開口部が形成される箇所では、当然、土圧
などのような外からの荷重に対する強度が低下する。そ
こで、その強度向上のため、上述したように、第1と第
2のセグメントの内周面にわたって凹入部を設け、その
凹入部に連結部材を嵌入して、開口部形成箇所での強度
向上を図っていたのであり、その具体的な構造として、
従来、図11に示すものが知られている。
【0003】その公知の構造によれば、第1セグメント
を構成する一対の開口用第1セグメント1A,2Aが、
分岐用の開口部OをトンネルTの周方向から挟む状態
で、トンネルTの軸方向に複数列配置され、かつ、その
複数列配置された開口用第1セグメント1A,2Aの坑
口側と切羽側とに、第2セグメントを構成する一対の開
口用第2セグメント5A,6Aが配置されて、それら開
口用第1セグメント1A,2Aと開口用第2セグメント
5A,6Aの開口部O側の端縁には、開口部O側に開口
する凹入部18Aが設けられている。そして、坑口側と
切羽側とに位置する一対の開口用第2セグメント5A,
6Aの間には、それぞれ柱用セグメントSAが配設さ
れ、連結部材20Aが、開口用第1セグメント1A,2
Aの凹入部18Aに嵌入されるとともに、その連結部材
20Aの両端部が、開口用第2セグメント5A,6Aの
凹入部18Aと柱用セグメントSA端面との間に嵌入さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この図11に示す従来
構造によれば、開口用第1セグメント1A,2Aからの
荷重を連結部材20Aが受止めて柱用セグメントSAへ
伝えるため、連結部材20Aに大きな強度が要求され、
そのため、連結部材20Aの断面形状が、かなり大きな
ものとなる。その断面形状の大きな連結部材20Aを開
口用の第1と第2セグメント1A,2A,5A,6Aの
端縁に形成の凹入部18A内へ嵌入する必要があるた
め、開口用の第1と第2セグメント1A,2A,5A,
6Aの径方向の厚み、つまり、肉厚T3が、図11の
(ロ)において右半分に示す、連絡孔分岐用開口部が形
成される箇所以外でのセグメントの肉厚T4よりも厚く
なり、それに伴って、開口部Oの形成箇所におけるトン
ネルの内径が小さくなるという問題がある。
【0005】本発明は、このような従来の問題点に着目
したもので、その目的は、開口部形成箇所におけるトン
ネルの内部空間を小さくすることなく、従来のような連
結部材を使用して、開口部形成箇所における強度の向上
を図り得るトンネルにおける連絡孔形成部の構造を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】〔構成〕請求項1の発明
の特徴構成は、図1〜図6に例示するごとく、多数のセ
グメントSを周方向および軸方向に並べて互いに連結す
ることにより内壁Wを形成してあるトンネルTに連絡孔
H分岐用の開口部Oを形成するべく配置される第1セグ
メントS1と、前記開口部Oを形成するべく開口部Oの
坑口側と切羽側とに配置される一対の柱用セグメントS
3と、その一対の柱用セグメントS3をトンネルTの周
方向から挟む状態で、前記第1セグメントS1の坑口側
と切羽側とに配置される一対の第2セグメントS2とを
備え、前記開口部Oに対するトンネルTの周方向におい
て前記開口部Oを挟む状態で、一対の凹入部19が、前
記第1と第2のセグメントS1,S2の内周面にわたっ
て設けられ、前記一対の凹入部19のそれぞれに連結部
材20が嵌入されて、その一対の連結部材20により前
記第1と第2のセグメントS1,S2が互いに連結され
ているトンネルにおける連絡孔形成部の構造であって、
前記第1セグメントS1が、トンネルTの周方向におい
て前記開口部Oを挟む状態で、その開口部Oに隣接して
配置される一対の開口用第1セグメント1,2と、その
一対の開口用第1セグメント1,2の間に配置される中
間用第1セグメント3,4とで構成され、前記第2セグ
メントS2が、前記柱用セグメントS3に隣接して配置
される一対の開口用第2セグメント5,6と、その一対
の開口用第2セグメント5,6の間に配置される中間用
第2セグメント7,8とで構成され、前記開口用第1セ
グメント1,2が、前記開口部Oに隣接した状態で、前
記中間用第1セグメント3,4の肉厚よりも厚い厚肉部
18を備え、前記開口用第2セグメント5,6が、前記
柱用セグメントS3に隣接した状態で、前記中間用第2
セグメント7,8の肉厚よりも厚い厚肉部18を備えて
いて、前記開口用第1セグメント1,2の厚肉部18の
中間と前記開口用第2セグメント5,6の厚肉部18の
中間とにわたって、前記凹入部19が設けられていると
ころにある。
【0007】請求項2の発明の特徴構成は、図6に例示
するごとく、前記一対の連結部材20が、型鋼により構
成されているところにある。
【0008】請求項3の発明の特徴構成は、図6に例示
するごとく、前記型鋼20が、トンネルTの周方向にお
いて互いに対向する前記凹入部19の側壁19aに接当
するフランジ部20aを備えているところにある。
【0009】なお、上述のように、図面との対照を便利
にするために符号を記したが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【0010】〔作用及び効果〕請求項1の発明の特徴構
成によれば、連絡孔分岐用の開口部を形成するべく配置
される第1セグメントが、開口部を挟む状態で、その開
口部に隣接して配置される一対の開口用第1セグメント
と、その一対の開口用第1セグメントの間に配置される
中間用第1セグメントとで構成され、一対の柱用セグメ
ントを挟む状態で、前記第1セグメントの坑口側と切羽
側とに配置される一対の第2セグメントが、柱用セグメ
ントに隣接して配置される一対の開口用第2セグメント
と、その一対の開口用第2セグメントの間に配置される
中間用第2セグメントとで構成され、前記開口用第1セ
グメントと開口用第2セグメントが、開口部や柱用セグ
メントに隣接した状態で、中間用第1セグメントや中間
用第2セグメントの肉厚よりも厚い厚肉部を備え、その
開口用第1セグメントの厚肉部の中間と開口用第2セグ
メントの厚肉部の中間とにわたって、連結部材が嵌入さ
れる凹入部が設けられているので、各厚肉部の中間に設
けられた凹入部に比較的断面形状の大きな連結部材を嵌
入し、その連結部材により開口用第1セグメントからの
荷重を確実に受止めて柱用セグメントへ伝えることがで
きる。それでいて、各厚肉部は、一対の開口用第1セグ
メントと開口用第2セグメントにのみ設けるだけで済む
ため、開口部の形成箇所におけるトンネルの内径が極端
に小さくなることを回避することができる。
【0011】請求項2の発明の特徴構成によれば、凹入
部に嵌入される一対の連結部材が、型鋼により構成され
ているので、例えば、連結部材を断面矩形の中実体で構
成するのと比較して、連結部材の軽量化を図りながら、
開口用第1セグメントからの荷重を効果的に受止めて柱
用セグメントへ伝えることができる。
【0012】請求項3の発明の特徴構成によれば、連結
部材としての型鋼が、トンネルの周方向において互いに
対向する凹入部の側壁に接当するフランジ部を備えてい
るので、面積の大きなフランジ部を有効に利用して、開
口用第1セグメントからの荷重をより一層効果的に柱用
セグメントへと伝えることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明によるトンネルにおける連
絡孔形成部の構造につき、その実施の形態を図面に基づ
いて説明する。このトンネルは、例えば、地下鉄、上下
水道、各種パイプライン用として使用されるもので、図
1および図2に示すように、多数のセグメントS,S
1,S2,S3が、トンネルTの周方向と軸方向に並べ
て配置され、互いに連結されることでトンネルTの内壁
Wが形成されていて、トンネルTの横側壁には、トンネ
ルTに連通する連絡孔Hを分岐させる開口部Oが設けら
れている。前記セグメントS,S1,S2,S3は、坑
口側から切羽側に向かって円筒状の内壁Wを形成するた
めに使用される通常のセグメントSと、その内壁Wに前
記開口部Oを形成するために使用される第1セグメント
S1、第2セグメントS2、ならびに、柱用セグメント
S3などで構成されている。
【0014】第1セグメントS1は、図3の(イ)に示
すように、トンネルTの周方向において開口部Oを挟む
状態で、その開口部Oに隣接して配置される一対の開口
用第1セグメント1,2と、その一対の開口用第1セグ
メント1,2の間に配置される複数の中間用第1セグメ
ント3,4により構成されている。一対の開口用第1セ
グメント1,2は、周方向での長さが短い開口用第1セ
グメント1と、周方向での長さが長い開口用第1セグメ
ント2との2種類があり、その2種類の開口用第1セグ
メント1,2が、開口部Oを挟む状態に配置され、その
一対の開口用第1セグメント1,2の間に中間用第1セ
グメント3と、中間用第1セグメントとして機能するキ
ーセグメント4とが配置され、これらセグメント1,
2,3,4が図外のボルト・ナットにより連結されて、
開口部Oを除いて、全体が部分環状になるように構成さ
れている。
【0015】このような部分環状の第1セグメントS1
が、トンネルTの軸方向に複数列、この実施形態では4
列並置されて、隣接する第1セグメントS1どうしも、
図外のボルト・ナットにより互いに連結されている。た
だし、隣接する第1セグメントS1間においては、長さ
の短い開口用第1セグメント1と長さの長い開口用第1
セグメント2とが、互いに隣接して交互に位置するよう
に配置され、それによって、各第1セグメントS1を構
成するセグメント1,2,3,4が、千鳥状に配置され
て互いに連結されて、開口部Oを形成するように構成さ
れ、その開口部Oの坑口側と切羽側には、一対の柱用セ
グメントS3が配置されている。
【0016】第2セグメントS2は、図3の(ロ)に示
すように、トンネルTの周方向において柱用セグメント
S3を挟む状態で、第1セグメントS1の坑口側と切羽
側とに一対配置され、各第2セグメントS2も、柱用セ
グメントS3に隣接して配置される一対の開口用第2セ
グメント5,6、つまり、周方向長さの短い開口用第2
セグメント5と、周方向長さの長い開口用第2セグメン
ト6とが、柱用セグメントS3を挟む状態に配置され、
その一対の開口用第2セグメント5,6の間に複数の中
間用第2セグメント7と、中間用第2セグメントとして
機能するキーセグメント8とが配置され、これらセグメ
ント5,6,7,8、ならびに、柱用セグメントS3と
が図外のボルト・ナットにより連結されて、全体が環状
になるように構成されている。そして、この第2セグメ
ントS2と第1セグメントS1の間においても、長さの
短い開口用第1セグメント1に対して長さの長い開口用
第2セグメント6が、長い開口用第1セグメント2に対
して短い開口用第2セグメント5が、互いに隣接するよ
うに配置され、第1と第2のセグメントS1,S2も図
外のボルト・ナットにより互いに連結されている。
【0017】2種類の開口用第1セグメント1,2は、
図3の(イ)に示すように、周方向での長さの違いはあ
るものの、構造的には殆ど同じであり、また、2種類の
開口用第2セグメント5,6も同様で、更に、長さの短
い開口用の第1と第2セグメント1,5はほぼ同一であ
り、また、長さの長い開口用の第1と第2セグメント
2,6もほぼ同一であるため、これらセグメント1,
2,5,6の詳細については、図4〜図6に基づいて一
括して説明する。なお、図4の(ロ)は、図4の(イ)
におけるロ−ロ線断面図であり、図5の(ロ)は、図5
の(イ)におけるロ−ロ線断面図である。
【0018】これらセグメント1,2,5,6は、通
常、コルゲート型と称される多数の凹凸形状を備えたダ
クタイル鋳鉄製のセグメントで、長手方向に沿う左右一
対の板状の横側壁9,10と、その両横側壁9,10を
連結する板状の前壁11と後壁12、ならびに、外周壁
13などを備えて一体的に構成され、外周壁13には、
適宜、凹入穴14が設けられてコンクリートCが埋入さ
れている。そして、両横側壁9,10や前後壁11,1
2、ならびに、外周壁13は、複数の補強用リブ15に
よって互いに一体的に連結されて補強され、その両横側
壁9,10と前後壁11,12には、複数のボルト挿通
孔16が穿設され、外周壁13には、適宜、グラウト注
入孔17が設けられている。
【0019】各セグメント1,2,5,6は、その前壁
11側の肉厚T1の方が後壁12側の肉厚T2よりも厚
く構成され、それによって、各セグメント1,2,5,
6の前壁11側に厚肉部18が形成されるとともに、そ
の厚肉部18の中間における内周面側には、両横側壁
9,10を横切る状態で、換言すると、各セグメント
1,2,5,6の長手方向に直交する状態で、凹入部1
9が形成されていて、その凹入部19内に、連結部材と
してのH型鋼20が嵌入可能に構成されている。そし
て、その凹入部19の側壁19a、つまり、各セグメン
ト1,2,5,6の長手方向において互いに対向する一
対の側壁19aに対し、H型鋼20のフランジ部20a
が接当するように構成され、その側壁19aには、複数
のボルト孔21が穿設されている。
【0020】中間用の第1と第2セグメント3,7は、
殆ど同じ構造で、両セグメント3,7共、図7に示すよ
うに、長手方向に位置する前後壁が互いに平行なもの
と、図8に示すように、一方の前後壁が傾斜して後述す
るキーセグメント4,8に隣接するものとの2種類があ
り、かつ、前後壁が傾斜しているものは、図8に示すも
のと、図8とは逆方向に傾斜しているものとがあるが、
それ以外についてはほぼ同一であるため、図7と図8に
基づいて一括して説明する。なお、図7の(ロ)は、図
7の(イ)におけるロ−ロ線断面図、図8の(ロ)は、
図8の(イ)におけるロ−ロ線断面図である。
【0021】これら中間用セグメント3,7も、通常、
コルゲート型と称されるダクタイル鋳鉄製のセグメント
で、長手方向に沿う左右一対の板状の横側壁22,23
と、その両横側壁22,23を連結する板状の前後壁2
4,25、ならびに、外周壁26などにより一体的に構
成され、図7に示す前後壁24,25が互いに平行なも
のと、図8に示す前後壁24,25の一方が傾斜したも
のとの2種類があり、前後壁24,25の一方が傾斜し
たものは、図8に示すものと、図8とは逆方向に傾斜し
たものとがある。そして、いずれの種類においても、そ
の外周壁26には、凹入穴27が設けられてコンクリー
トCが埋入され、補強用リブ28によって補強され、そ
の両横側壁22,23と前後壁24,25には、複数の
ボルト挿通孔29が穿設され、外周壁26には、グラウ
ト注入孔30が設けられていて、その肉厚が、開口用の
第1と第2セグメント1,2,5,6における後壁12
側の肉厚T2と同じ肉厚T2に構成されている。
【0022】第1セグメントS1と第2セグメントS2
におけるキーセグメント4,8は、殆ど同一の構造で、
これらキーセグメント4,8も、通常、コルゲート型と
称されるダクタイル鋳鉄製であって、図9に示すよう
に、トンネルTの周方向に沿う左右一対の板状の横側壁
31,32と、その両横側壁31,32を連結する傾斜
した板状の前後壁33,34、ならびに、外周壁35な
どにより一体的に構成され、外周壁35には、凹入穴3
6が設けられてコンクリートCが埋入され、補強用リブ
37によって補強されるとともに、両横側壁31,32
と前後壁33,34には、複数のボルト挿通孔38が穿
設され、その肉厚が、開口用の第1と第2セグメント
1,2,5,6における後壁12側の肉厚T2と同じ肉
厚T2に構成されている。なお、この図9においても、
図9の(ロ)は、図9の(イ)におけるロ−ロ線断面図
である。
【0023】一対の柱用セグメントS3も、通常、コル
ゲート型と称されるダクタイル鋳鉄製であって、図10
に示すように、長手方向に沿う左右一対の板状の横側壁
39,40と、その両横側壁39,40を連結する板状
の前後壁41,42、ならびに、外周壁43などにより
一体的に構成され、外周壁43には、凹入穴44が設け
られてコンクリートCが埋入され、補強用リブ45によ
って補強され、その両横側壁39,40と前後壁41,
42には、複数のボルト挿通孔46が穿設され、外周壁
43には、グラウト注入孔47が設けられ、その肉厚
が、開口用の第1と第2セグメント1,2,5,6にお
ける前壁11側の肉厚T1と同じ肉厚T1に構成されて
いる。なお、この図10においても、図10の(ロ)
は、図10の(イ)におけるロ−ロ線断面図である。
【0024】通常のセグメントSについては、本発明の
要旨と直接関係がないため、詳細な説明は割愛するが、
この通常のセグメントSも、通常、コルゲート型と称さ
れるダクタイル鋳鉄製のセグメントやキーセグメントな
どで構成され、かつ、その肉厚が、開口用の第1と第2
セグメント1,2,5,6における後壁12側の肉厚T
2と同じ肉厚T2に構成されていて、各セグメントがボ
ルト・ナットにより互いに連結可能に構成されている。
【0025】つぎに、上述した各種のセグメントを使用
してトンネルTや連絡孔Hのための開口部Oを形成する
施工手順について説明する。従来と同様に、トンネルを
掘削しながら、通常のセグメントSを使用して、つま
り、多数のセグメントを周方向および軸方向に並べ、か
つ、互いに連結しながら、坑口側から切羽側へとトンネ
ルTの内壁Wを形成する。開口部Oの形成箇所において
は、柱用セグメントS3を開口部Oの坑口側に配置し
て、ボルト・ナットにより隣接するセグメントSに連結
する。その柱用セグメントS3をトンネルTの周方向か
ら挟む状態で、開口用第2セグメント5,6を配置し、
ボルト・ナットを使用して、各開口用第2セグメント
5,6を隣接するセグメントSに連結するとともに、柱
用セグメントS3にも連結する。そして、その一対の開
口用第2セグメント5,6の間に中間用第2セグメント
7を配置し、最後に、キーセグメント8を配置して、ボ
ルト・ナットによって、それらセグメント7,8を隣接
するセグメントSに連結するとともに、各セグメント
7,8どうしも互いに連結する。
【0026】その後、開口用第2セグメント5,6に隣
接させて開口用第1セグメント1,2を配置するのであ
るが、長さの短い開口用第2セグメント5に対しては長
い開口用第1セグメント2を隣接させ、長い開口用第2
セグメント6に対しては短い開口用第1セグメント1を
隣接させて配置し、ボルト・ナットを使用して、各開口
用第1セグメント1,2を開口用第2セグメント5,6
に連結するとともに、その一対の開口用第1セグメント
1,2の間に中間用第1セグメント3やキーセグメント
4を配置し、ボルト・ナットによって、それらセグメン
ト3,4を隣接する中間用第2セグメント7やキーセグ
メント8に連結し、かつ、各セグメント3,4どうしも
連結する。このような作業を繰り返して、第1セグメン
トS1を4列配設し、切羽側にも、柱用セグメントS3
を配置し、かつ、開口用第2セグメント5,6や中間用
第2セグメント7、ならびに、キーセグメント8を配置
して連結するとともに、その第2セグメントS2に対し
て通常のセグメントSを連結する。
【0027】その際、短い開口用第1セグメント1と長
い開口用第1セグメント2とを交互に隣接させ、かつ、
短い開口用第1セグメント1に対して長い開口用第2セ
グメント6を、長い開口用第1セグメント2に対して短
い開口用第2セグメント5を隣接させることにより、各
セグメントが千鳥状に連結されて開口部Oが形成され
る。それによって、開口用第1セグメント1,2と開口
用第2セグメント5,6とが、トンネルTの軸方向に並
設されて、それら開口用セグメント1,2,5,6の内
周面に設けられた凹入部19が、トンネルTの周方向に
おいて開口部Oを挟む状態で、上下に一対並ぶことにな
り、その一対の凹入部19間にわたってそれぞれH型鋼
20を嵌入する。
【0028】このH型鋼20の嵌入に際しては、図6に
示すように、H型鋼20のフランジ部20aが凹入部1
9の側壁19aに接当するように嵌入し、側壁19aに
設けたボルト孔21を利用して、そのH型鋼20に対し
てボルト・ナットにより各開口用セグメント1,2,
5,6を連結する。それによって、トンネルTの周方向
において開口部Oを挟む状態で、その開口部Oに厚肉部
18が隣接した状態で、開口用第1セグメント1,2が
配設され、かつ、柱用セグメントS3に厚肉部18が隣
接した状態で、開口用第2セグメント5,6が配設され
ることになり、その開口用第1セグメント1,2と開口
用第2セグメント5,6の厚肉部18の中間にわたって
凹入部19が設けられているので、その厚肉部18に設
けられた凹入部19に比較的断面形状の大きな連結部材
20を嵌入することができ、しかも、その厚肉部18
は、開口用第1セグメント1,2と開口用第2セグメン
ト5,6に設けるだけで済むため、開口部Oの形成箇所
におけるトンネルTの内径が極端に小さくなることが回
避される。
【0029】〔別実施形態〕 (1)先の実施形態では、第1セグメントS1を構成す
る一対の開口用第1セグメント1,2を長さの異なる2
種類のセグメントで構成した例を示したが、これら一対
の開口用第1セグメント1,2を同一長さで同一構造の
セグメントで構成することもでき、また、第2セグメン
トS2を構成する一対の開口用第2セグメント5,6に
おいても同様であり、更に、一対の開口用第1セグメン
ト1,2と一対の開口用第2セグメント5,6とを、全
て同一長さで同一構造のセグメントで構成することもで
きる。また、第1セグメントS1を4列並置して開口部
Oを形成した例を示したが、第1セグメントS1の並置
列数については任意であり、第1セグメントS1におけ
るトンネルTの軸方向幅を広くすることにより、1列の
第1セグメントS1によって開口部Oを形成することも
できる。
【0030】(2)先の実施形態では、第1セグメント
S1を構成する開口用と中間用の第1セグメント1,
2,3,4、第2セグメントS2を構成する開口用と中
間用の第2セグメント5,6,7,8、柱用セグメント
S3、ならびに、通常のセグメントSの全てをコルゲー
ト型と称されるダクタイル鋳鉄製のセグメントで構成し
た例を示したが、これらセグメントの一部または全部を
コルゲート型以外のセグメント、例えば、外周壁と複数
の補強用の主桁などを備えた鋼鉄製や鋳鉄製のセグメン
ト、あるいは、コンクリート製のセグメントなどに置き
換えて実施することもできる。
【0031】(3)先の実施形態では、連結部材20と
してH型鋼を使用した例を示したが、中実の棒状体や中
空の筒状体を使用することもでき、また、型鋼を使用す
る場合、H型鋼以外にも、チャンネル状の型鋼やアング
ル状の型鋼など、各種形状の型鋼を使用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】トンネル内側からの連絡孔形成部の正面図
【図2】トンネルにおける連絡孔形成部の斜視図
【図3】第1セグメントと第2セグメントの端面図
【図4】開口用セグメントの平面図と断面図
【図5】開口用セグメントの平面図と断面図
【図6】開口用セグメントの要部の斜視図
【図7】中間用セグメントの平面図と断面図
【図8】中間用セグメントの平面図と断面図
【図9】キーセグメントの平面図と断面図
【図10】柱用セグメントの平面図と断面図
【図11】従来の連絡孔形成部を示す正面図と側面図
【符号の説明】
1,2 開口用第1セグメント 3,4 中間用第1セグメント 5,6 開口用第2セグメント 7,8 中間用第2セグメント 18 厚肉部 19 凹入部 19a 凹入部の側壁 20 連結部材としての型鋼 20a 型鋼のフランジ部 H 連絡孔 O 開口部 S セグメント S1 第1セグメント S2 第2セグメント S3 柱用セグメント T トンネル W トンネルの内壁

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数のセグメントを周方向および軸方向
    に並べて互いに連結することにより内壁を形成してある
    トンネルに連絡孔分岐用の開口部を形成するべく配置さ
    れる第1セグメントと、 前記開口部を形成するべく開口部の坑口側と切羽側とに
    配置される一対の柱用セグメントと、 その一対の柱用セグメントをトンネルの周方向から挟む
    状態で、前記第1セグメントの坑口側と切羽側とに配置
    される一対の第2セグメントとを備え、 前記開口部に対するトンネルの周方向において前記開口
    部を挟む状態で、一対の凹入部が、前記第1と第2のセ
    グメントの内周面にわたって設けられ、 前記一対の凹入部のそれぞれに連結部材が嵌入されて、
    その一対の連結部材により前記第1と第2のセグメント
    が互いに連結されているトンネルにおける連絡孔形成部
    の構造であって、 前記第1セグメントが、トンネルの周方向において前記
    開口部を挟む状態で、その開口部に隣接して配置される
    一対の開口用第1セグメントと、その一対の開口用第1
    セグメントの間に配置される中間用第1セグメントとで
    構成され、 前記第2セグメントが、前記柱用セグメントに隣接して
    配置される一対の開口用第2セグメントと、その一対の
    開口用第2セグメントの間に配置される中間用第2セグ
    メントとで構成され、 前記開口用第1セグメントが、前記開口部に隣接した状
    態で、前記中間用第1セグメントの肉厚よりも厚い厚肉
    部を備え、 前記開口用第2セグメントが、前記柱用セグメントに隣
    接した状態で、前記中間用第2セグメントの肉厚よりも
    厚い厚肉部を備えていて、 前記開口用第1セグメントの厚肉部の中間と前記開口用
    第2セグメントの厚肉部の中間とにわたって、前記凹入
    部が設けられているトンネルにおける連絡孔形成部の構
    造。
  2. 【請求項2】 前記一対の連結部材が、型鋼により構成
    されている請求項1に記載のトンネルにおける連絡孔形
    成部の構造。
  3. 【請求項3】 前記型鋼が、トンネルの周方向において
    互いに対向する前記凹入部の側壁に接当するフランジ部
    を備えている請求項2に記載のトンネルにおける連絡孔
    形成部の構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008156997A (ja) * 2006-12-26 2008-07-10 Ohbayashi Corp セグメントピース及びこのセグメントピースを備えた覆工体、並びにトンネル
EP2325436A3 (de) * 2009-11-24 2015-06-10 Ed. Züblin AG Tübbing neben einem Querschlag mit Ausgestaltung für eine richtungsfreie Durchbohrung von Bohrgestängen

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