JP2001288624A - カーボンナノファイバーおよび水素吸蔵材 - Google Patents
カーボンナノファイバーおよび水素吸蔵材Info
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- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/30—Hydrogen technology
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 冷却や加圧を必要とせず、実用化に必要な量
の水素を吸蔵できる吸蔵材に適したカーボンナノファイ
バーおよびそれを用いた水素吸蔵材を提供する。 【解決手段】 六員環炭素網面が積層されて成るカーボ
ンナノファイバーにおいて、ファイバー軸に対する配向
が異なる多数の積層領域を含み、内部にLiまたはKが
担持されているカーボンナノファイバー。このカーボン
ナノファイバーから成る水素吸蔵材。
の水素を吸蔵できる吸蔵材に適したカーボンナノファイ
バーおよびそれを用いた水素吸蔵材を提供する。 【解決手段】 六員環炭素網面が積層されて成るカーボ
ンナノファイバーにおいて、ファイバー軸に対する配向
が異なる多数の積層領域を含み、内部にLiまたはKが
担持されているカーボンナノファイバー。このカーボン
ナノファイバーから成る水素吸蔵材。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車、航空機等
の移動媒体に搭載する軽量・小型の水素貯蔵材に適した
カーボンナノファイバーおよびそれを用いた水素吸蔵材
に関する。
の移動媒体に搭載する軽量・小型の水素貯蔵材に適した
カーボンナノファイバーおよびそれを用いた水素吸蔵材
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車搭載用の水素貯蔵材とし
て、活性炭素繊維や水素吸蔵合金が知られているが、貯
蔵材の単位質量当たりの水素吸蔵量あるいは単位体積当
たり取り出せるエネルギーが不十分であり、実用化には
至っていない。すなわち、活性炭素繊維の場合は、20
MPa〜60MPaの高圧下において6〜8wt%の水素
を吸蔵でき、そのときに取り出せるエネルギー密度は1
0〜30KgH2 /m3 である。また、水素吸蔵合金の
場合は、常圧下において水素吸蔵量は2wt%であり、取
り出せるエネルギー密度は35KgH2 /m3 程度であ
る。これらの吸蔵材を用いて実用的な航続距離を確保で
きる量の水素を貯蔵するには、貯蔵材の重量および体積
を極めて大きくする必要がある。
て、活性炭素繊維や水素吸蔵合金が知られているが、貯
蔵材の単位質量当たりの水素吸蔵量あるいは単位体積当
たり取り出せるエネルギーが不十分であり、実用化には
至っていない。すなわち、活性炭素繊維の場合は、20
MPa〜60MPaの高圧下において6〜8wt%の水素
を吸蔵でき、そのときに取り出せるエネルギー密度は1
0〜30KgH2 /m3 である。また、水素吸蔵合金の
場合は、常圧下において水素吸蔵量は2wt%であり、取
り出せるエネルギー密度は35KgH2 /m3 程度であ
る。これらの吸蔵材を用いて実用的な航続距離を確保で
きる量の水素を貯蔵するには、貯蔵材の重量および体積
を極めて大きくする必要がある。
【0003】典型的には、自動車搭載用の実用的な水素
貯蔵材としては、水素吸蔵量6.5wt%以上、エネルギ
ー密度62KgH2 /m3 以上が必要であると見積もら
れている。このような要請に応えるため、軽量で、水素
に対して理想的な吸着構造を有すると考えられる繊維状
形態の炭素系吸着材を改良すべく、これまでに種々の提
案がなされている。例えば、特開平10−72201号
公報には、カーボンナノチューブにPtまたはPdを担
持させて、水素分子から水素原子への分離を促進し、冷
却かつ加圧下で吸着・吸蔵させて水素原子を多孔質構造
の内部まで入り込ませることにより、吸蔵量を高めた水
素貯蔵方法が開示されている。
貯蔵材としては、水素吸蔵量6.5wt%以上、エネルギ
ー密度62KgH2 /m3 以上が必要であると見積もら
れている。このような要請に応えるため、軽量で、水素
に対して理想的な吸着構造を有すると考えられる繊維状
形態の炭素系吸着材を改良すべく、これまでに種々の提
案がなされている。例えば、特開平10−72201号
公報には、カーボンナノチューブにPtまたはPdを担
持させて、水素分子から水素原子への分離を促進し、冷
却かつ加圧下で吸着・吸蔵させて水素原子を多孔質構造
の内部まで入り込ませることにより、吸蔵量を高めた水
素貯蔵方法が開示されている。
【0004】しかし、上記提案の方法では、冷却および
加圧するための装置を必要とするため、これらを含めた
貯蔵装置全体としての重量および体積が大きくなり、実
用化には更に改良が必要であった。
加圧するための装置を必要とするため、これらを含めた
貯蔵装置全体としての重量および体積が大きくなり、実
用化には更に改良が必要であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、冷却や加圧
を必要とせず、実用化に必要な量の水素を吸蔵できる吸
蔵材に適したカーボンナノファイバーおよびそれを用い
た水素吸蔵材を提供することを目的とする。
を必要とせず、実用化に必要な量の水素を吸蔵できる吸
蔵材に適したカーボンナノファイバーおよびそれを用い
た水素吸蔵材を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のカーボンナノファイバーは、六員環炭素
網面が積層されて成るカーボンナノファイバーにおい
て、ファイバー軸に対する配向が異なる多数の積層領域
を含み、内部にLiまたはKが担持されていることを特
徴とする。
めに、本発明のカーボンナノファイバーは、六員環炭素
網面が積層されて成るカーボンナノファイバーにおい
て、ファイバー軸に対する配向が異なる多数の積層領域
を含み、内部にLiまたはKが担持されていることを特
徴とする。
【0007】また、本発明は、上記のカーボンナノファ
イバーから成る水素吸蔵材をも提供する。
イバーから成る水素吸蔵材をも提供する。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明者は、ファイバー軸に対す
る配向が異なる多数の積層領域を含む乱層構造のカーボ
ンナノファイバーにLiまたはKを担持させると、特定
の温度域において水素吸着量が顕著に増加することを見
出して本発明を完成させた。このように顕著に水素吸着
量が増加する機構は、必ずしも未だ明らかではないが、
主として下記(1)〜(3)の機構によるものと考えら
れる。
る配向が異なる多数の積層領域を含む乱層構造のカーボ
ンナノファイバーにLiまたはKを担持させると、特定
の温度域において水素吸着量が顕著に増加することを見
出して本発明を完成させた。このように顕著に水素吸着
量が増加する機構は、必ずしも未だ明らかではないが、
主として下記(1)〜(3)の機構によるものと考えら
れる。
【0009】(1)積層領域毎にファイバー軸に対する
配向(傾斜角)が異なる乱層構造を有するので、積層領
域間で隣接する六員環炭素網面同士が不連続になってい
る切れ目があり、この切れ目が侵入口となって水素の拡
散および貯蔵が促進される。 (2)更に、担持されているLiまたはKが触媒的に作
用することによって、水素分子のH−H結合が解離し、
容易にC−H結合を形成し、水素が原子として吸着され
る。すなわち、本発明のカーボンナノファイバーによる
水素の吸着は、物理吸着のみによるものではなく、むし
ろ化学吸着の寄与が大きい。
配向(傾斜角)が異なる乱層構造を有するので、積層領
域間で隣接する六員環炭素網面同士が不連続になってい
る切れ目があり、この切れ目が侵入口となって水素の拡
散および貯蔵が促進される。 (2)更に、担持されているLiまたはKが触媒的に作
用することによって、水素分子のH−H結合が解離し、
容易にC−H結合を形成し、水素が原子として吸着され
る。すなわち、本発明のカーボンナノファイバーによる
水素の吸着は、物理吸着のみによるものではなく、むし
ろ化学吸着の寄与が大きい。
【0010】(3)積層領域間に切れ目が存在すること
によって、積層構造内部へのLiあるいはKの侵入も促
進され、カーボンナノファイバーの表面のみでなく内部
も有効な化学吸着サイトとして機能する。カーボンナノ
ファイバーは繊維状形態炭素の一種である。繊維状形態
炭素は、繊維径により下記の3種類に分類される。
によって、積層構造内部へのLiあるいはKの侵入も促
進され、カーボンナノファイバーの表面のみでなく内部
も有効な化学吸着サイトとして機能する。カーボンナノ
ファイバーは繊維状形態炭素の一種である。繊維状形態
炭素は、繊維径により下記の3種類に分類される。
【0011】 繊維状形態炭素の種類 繊維径 炭素繊維(カーボンファイバー) 数μm以上 (carbon fiber) (通常、10μm程度) カーボンナノファイバー(繊維状炭素) 10nm〜1000nm程度 (carbon nanofiber, carbon filament) (通常、数十nm〜数百nm) カーボンナノチューブ 1nm〜数nm (carbon nanotube) (曽根田靖「カーボンナノファイバーによる水素吸蔵」NIREニュース1998年12 月(http://www.aist.go.jp/NIRE/publica/news-98/98-12-1)を参照)。
【0012】炭素繊維(カーボンファイバー)は肉眼で
形態が識別できる繊維の形状を持っているが、他の繊維
状形態炭素は極めて微小なため肉眼では形態を識別でき
ず微粉末のように見える。炭素繊維は一般に有機高分子
繊維を炭化することにより得られる。繊維状形態炭素を
含めて炭素材料は、炭素が平面的な六員環炭素網面(以
下、単に「炭素網面」と呼ぶ)を形成しているため、異
方性の強い層状結晶となっている。種々の性質も炭素網
面の配向により大きく影響されるので、炭素網面の配向
の様式は組織(テクスチャー:texture)と呼ばれ、材料
の性質を規定する重要な特徴として扱われている。
形態が識別できる繊維の形状を持っているが、他の繊維
状形態炭素は極めて微小なため肉眼では形態を識別でき
ず微粉末のように見える。炭素繊維は一般に有機高分子
繊維を炭化することにより得られる。繊維状形態炭素を
含めて炭素材料は、炭素が平面的な六員環炭素網面(以
下、単に「炭素網面」と呼ぶ)を形成しているため、異
方性の強い層状結晶となっている。種々の性質も炭素網
面の配向により大きく影響されるので、炭素網面の配向
の様式は組織(テクスチャー:texture)と呼ばれ、材料
の性質を規定する重要な特徴として扱われている。
【0013】炭素繊維は、炭素網面が繊維軸(繊維長手
方向)に平行に配向しており、配向の様式は繊維軸に対
して放射状、ランダム、同心円状等の組織に分類され
る。カーボンナノチューブは、上記のように最も微細な
繊維状形態炭素であり、最小の繊維径は1nmであり、
フラーレン(C60)分子1個の直径に相当し、炭素原子
の幾何学的な配置からそれより細い繊維は実在しない。
すなわち、最小のカーボンナノチューブは、球状のフラ
ーレン分子を輪切りにして、2つの半球を繋ぐように炭
素原子を増やしていったものと言える。繊維径の異なる
複数のナノチューブが入れ子になった多層ナノチューブ
も知られているが、その場合でも繊維径は数nm程度と
非常に細い。炭素網面は繊維軸に平行に配向しており、
配向の様式は繊維軸に対して同心円状の組織である。カ
ーボンナノチューブは、炭素電極を用いたアーク放電に
より合成する方法が一般的であるが、金属微粒子触媒を
用いて炭化水素ガスを熱分解して合成した例も報告され
ている。
方向)に平行に配向しており、配向の様式は繊維軸に対
して放射状、ランダム、同心円状等の組織に分類され
る。カーボンナノチューブは、上記のように最も微細な
繊維状形態炭素であり、最小の繊維径は1nmであり、
フラーレン(C60)分子1個の直径に相当し、炭素原子
の幾何学的な配置からそれより細い繊維は実在しない。
すなわち、最小のカーボンナノチューブは、球状のフラ
ーレン分子を輪切りにして、2つの半球を繋ぐように炭
素原子を増やしていったものと言える。繊維径の異なる
複数のナノチューブが入れ子になった多層ナノチューブ
も知られているが、その場合でも繊維径は数nm程度と
非常に細い。炭素網面は繊維軸に平行に配向しており、
配向の様式は繊維軸に対して同心円状の組織である。カ
ーボンナノチューブは、炭素電極を用いたアーク放電に
より合成する方法が一般的であるが、金属微粒子触媒を
用いて炭化水素ガスを熱分解して合成した例も報告され
ている。
【0014】本発明が対象とするカーボンナノファイバ
ーは、炭素繊維とカーボンナノチューブの中間の繊維径
を持つ繊維状形態炭素であり、上記のように繊維径10〜
1000nm(1μm)であり、繊維長は数μm程度で、合
成条件によって寸法が異なる。カーボンナノファイバー
の製造は、炭素原料としてエチレン等の炭化水素ガスや
一酸化炭素を用い、鉄やコバルト等の金属触媒上に気相
の熱分解により成長させることにより行う。カーボンナ
ノファイバーの組織は、繊維軸に対する炭素網面の配向
が、平行、垂直、傾斜の3種類が知られている。特に、
炭素網面が繊維軸に対して垂直または傾斜している組織
はカーボンナノファイバーに特有で、他の繊維状形態炭
素では見られないものであり、炭素網面から成る積層構
造の端面が繊維の外表面に並んで露出しているため、他
の炭素材料に比べて水素吸蔵能が高い。
ーは、炭素繊維とカーボンナノチューブの中間の繊維径
を持つ繊維状形態炭素であり、上記のように繊維径10〜
1000nm(1μm)であり、繊維長は数μm程度で、合
成条件によって寸法が異なる。カーボンナノファイバー
の製造は、炭素原料としてエチレン等の炭化水素ガスや
一酸化炭素を用い、鉄やコバルト等の金属触媒上に気相
の熱分解により成長させることにより行う。カーボンナ
ノファイバーの組織は、繊維軸に対する炭素網面の配向
が、平行、垂直、傾斜の3種類が知られている。特に、
炭素網面が繊維軸に対して垂直または傾斜している組織
はカーボンナノファイバーに特有で、他の繊維状形態炭
素では見られないものであり、炭素網面から成る積層構
造の端面が繊維の外表面に並んで露出しているため、他
の炭素材料に比べて水素吸蔵能が高い。
【0015】しかし、上記従来の垂直配向あるいは傾斜
配向の組織でも、水素吸蔵に実質的に寄与するのは、積
層構造の端面が表出している繊維外表面のみであった。
これに対して本発明のカーボンナノファイバーは、繊維
軸に対する配向(傾斜角)が異なる多数の積層領域間の
切れ目が水素の侵入口となるので、繊維内部への水素の
拡散および貯蔵が格段に促進され、従来のカーボンナノ
ファイバーに比べて吸蔵量が顕著に向上する。
配向の組織でも、水素吸蔵に実質的に寄与するのは、積
層構造の端面が表出している繊維外表面のみであった。
これに対して本発明のカーボンナノファイバーは、繊維
軸に対する配向(傾斜角)が異なる多数の積層領域間の
切れ目が水素の侵入口となるので、繊維内部への水素の
拡散および貯蔵が格段に促進され、従来のカーボンナノ
ファイバーに比べて吸蔵量が顕著に向上する。
【0016】上記の吸蔵機構は基本的に水素の物理吸着
によるものであるが、本発明のカーボンナノファイバー
においては、単に物理吸着のみによるのではなく、むし
ろ化学吸着による寄与が大きいと考えられる。すなわ
ち、前述したようにカーボンナノファイバー内部でLi
またはKの触媒的作用によって、水素分子のH−H結合
の解離とC−H結合の形成が促進され、大きな吸蔵量が
実現される。
によるものであるが、本発明のカーボンナノファイバー
においては、単に物理吸着のみによるのではなく、むし
ろ化学吸着による寄与が大きいと考えられる。すなわ
ち、前述したようにカーボンナノファイバー内部でLi
またはKの触媒的作用によって、水素分子のH−H結合
の解離とC−H結合の形成が促進され、大きな吸蔵量が
実現される。
【0017】その際、積層領域間の切れ目からLiある
いはKが内部へ侵入し、カーボンナノファイバーの表面
から内部まで有効な化学吸着サイトとして機能する。以
下、添付図面を参照し本発明を実施例により詳細に説明
する。
いはKが内部へ侵入し、カーボンナノファイバーの表面
から内部まで有効な化学吸着サイトとして機能する。以
下、添付図面を参照し本発明を実施例により詳細に説明
する。
【0018】
【実施例】本発明のカーボンナノファイバーを、触媒を
用いた気相熱分解法により以下の手順で製造した。 (1)触媒粉末の作製 気相から熱分解によりカーボンナノファイバーを成長さ
せる核となるナノサイズの触媒微粒子を含浸法により作
製した。
用いた気相熱分解法により以下の手順で製造した。 (1)触媒粉末の作製 気相から熱分解によりカーボンナノファイバーを成長さ
せる核となるナノサイズの触媒微粒子を含浸法により作
製した。
【0019】出発原料として、Fe2 O3 粉末(平均粒
径0.1μm)、Ni(NO3 )2粉末(平均粒径0.
1μm)およびCu(NO3 )2 粉末(平均粒径0.1
μm)を、Fe:Ni:Cu=90:5:5(質量比)
となる配合比で秤量した。これらの粉末をイオン交換水
中に混合し、3時間攪拌した後、大気中で120℃に加
熱する乾燥処理により水分を完全に除去して混合粉末を
得た。脱硝酸のために、乾燥後の混合粉末を大気中で3
00℃×3時間焼成した。これにより微粉末状の複合金
属触媒が得られた。なお、本実施例では上記のように含
浸法により触媒を作製したが、共沈法によって作製する
こともできる。
径0.1μm)、Ni(NO3 )2粉末(平均粒径0.
1μm)およびCu(NO3 )2 粉末(平均粒径0.1
μm)を、Fe:Ni:Cu=90:5:5(質量比)
となる配合比で秤量した。これらの粉末をイオン交換水
中に混合し、3時間攪拌した後、大気中で120℃に加
熱する乾燥処理により水分を完全に除去して混合粉末を
得た。脱硝酸のために、乾燥後の混合粉末を大気中で3
00℃×3時間焼成した。これにより微粉末状の複合金
属触媒が得られた。なお、本実施例では上記のように含
浸法により触媒を作製したが、共沈法によって作製する
こともできる。
【0020】(2)カーボンナノファイバーの作製 電気炉加熱式の横置型石英製反応管(直径φ9mmまたは
φ20mm、長さ200mm)の底面上に、上記の複合金属
触媒微粉末を敷き詰めた。反応管の一端から、反応ガス
として一酸化炭素(CO)50%+水素(H2 )50%
の混合ガス(流量比:CO/H2 =20/20ml/min)
を導入し、反応管の他端を開放状態にして排気した。混
合ガスを流し続けながら100℃で30分熱処理した
後、600℃まで昇温し、3時間以上保持した。電気炉
の電源を切って室温まで放冷した後、粉末状の生成物を
取り出した。得られたカーボンナノファイバーの収量は
下記のとおりであった。
φ20mm、長さ200mm)の底面上に、上記の複合金属
触媒微粉末を敷き詰めた。反応管の一端から、反応ガス
として一酸化炭素(CO)50%+水素(H2 )50%
の混合ガス(流量比:CO/H2 =20/20ml/min)
を導入し、反応管の他端を開放状態にして排気した。混
合ガスを流し続けながら100℃で30分熱処理した
後、600℃まで昇温し、3時間以上保持した。電気炉
の電源を切って室温まで放冷した後、粉末状の生成物を
取り出した。得られたカーボンナノファイバーの収量は
下記のとおりであった。
【0021】 φ20mmの反応管を用い、触媒粉末量を0.3gとした
場合に最大で触媒量の3倍のカーボンナノファイバー収
量が得られた。
場合に最大で触媒量の3倍のカーボンナノファイバー収
量が得られた。
【0022】得られたカーボンナノファイバーを透過電
子顕微鏡(倍率10,000倍)で観察してファイバー
形状を調べた。触媒粒子の表面からカーボンナノファイ
バーが蛇行して成長していた。カーボンナノファイバー
の直径は触媒粒子の直径によって種々異なっていた。直
径100nm程度の触媒粒子の表面に成長したカーボン
ナノファイバーは、繊維径100nm程度、長さ1μm
程度であった。
子顕微鏡(倍率10,000倍)で観察してファイバー
形状を調べた。触媒粒子の表面からカーボンナノファイ
バーが蛇行して成長していた。カーボンナノファイバー
の直径は触媒粒子の直径によって種々異なっていた。直
径100nm程度の触媒粒子の表面に成長したカーボン
ナノファイバーは、繊維径100nm程度、長さ1μm
程度であった。
【0023】更にカーボンナノファイバーの内部構造を
調べるために、高倍率(800,000倍)で透過電子
顕微鏡観察した。観察された内部構造の典型的な一例を
図1に示す。触媒粒子の表面に最初に生成した炭素網面
(グラフェン)は、湾曲した粒子表面の位置によって配
向の向きが異なっており、その上に炭素網面が積層する
ことでファイバーが成長する結果、炭素網面の配向が異
なる多数の積層領域の集合体としてカーボンナノファイ
バーが形成されている。
調べるために、高倍率(800,000倍)で透過電子
顕微鏡観察した。観察された内部構造の典型的な一例を
図1に示す。触媒粒子の表面に最初に生成した炭素網面
(グラフェン)は、湾曲した粒子表面の位置によって配
向の向きが異なっており、その上に炭素網面が積層する
ことでファイバーが成長する結果、炭素網面の配向が異
なる多数の積層領域の集合体としてカーボンナノファイ
バーが形成されている。
【0024】図2(1)に、断面組織を模式的に示す。
触媒粒子Sの表面に成長したカーボンナノファイバー
は、平行な線分で示した炭素網面の配向が異なる持つ多
数の積層領域Aの集合体であり、隣接する積層領域A間
は炭素網面が不連続で切れ目Gが存在する。図2(1)
の部分Pを拡大して図2(2)に示す。上記のような乱
層構造とすることにより、図2(2)に示したように、
水素分子のH−H結合が解離して形成された水素原子H
が、切れ目Gから侵入して各積層領域Aの炭素網面間に
入り込み吸着される。水素分子の解離は、後に説明する
含浸処理により担持したLiまたはKの触媒的作用によ
り行われる。
触媒粒子Sの表面に成長したカーボンナノファイバー
は、平行な線分で示した炭素網面の配向が異なる持つ多
数の積層領域Aの集合体であり、隣接する積層領域A間
は炭素網面が不連続で切れ目Gが存在する。図2(1)
の部分Pを拡大して図2(2)に示す。上記のような乱
層構造とすることにより、図2(2)に示したように、
水素分子のH−H結合が解離して形成された水素原子H
が、切れ目Gから侵入して各積層領域Aの炭素網面間に
入り込み吸着される。水素分子の解離は、後に説明する
含浸処理により担持したLiまたはKの触媒的作用によ
り行われる。
【0025】(3)純化処理 作製したカーボンナノファイバーから触媒、炭素不純物
を除去し純度を高めるために、塩酸(HCl)による純
化処理を行った。先ず、残留触媒を除去するために、カ
ーボンナノファイバーをHCl水溶液(濃度35%)に
48時間浸漬した。
を除去し純度を高めるために、塩酸(HCl)による純
化処理を行った。先ず、残留触媒を除去するために、カ
ーボンナノファイバーをHCl水溶液(濃度35%)に
48時間浸漬した。
【0026】次いで、濾過により溶液から粉末状固形分
を分離し、純水で洗浄した。最後に、塩素および炭素不
純物を除去するために、窒素ガス雰囲気中で500℃×
2時間の熱処理を行った。上記の純化処理により27%
の重量減少があった。これが全て残留触媒の除去分であ
るとすると、約80%の触媒が除去されたと見積もられ
る。
を分離し、純水で洗浄した。最後に、塩素および炭素不
純物を除去するために、窒素ガス雰囲気中で500℃×
2時間の熱処理を行った。上記の純化処理により27%
の重量減少があった。これが全て残留触媒の除去分であ
るとすると、約80%の触媒が除去されたと見積もられ
る。
【0027】(4)LiまたはKの含浸処理 純化処理後のカーボンナノファイバーにLiまたはKを
担持させるために、下記手順で含浸処理を行った。10
0ccのイオン交換水に0.5gのカーボンナノファイ
バーと質量比でLi/CまたはK/C=1/10となる
量のLiNO3 またはKNO3 を混合し、攪拌を3時間
行った。
担持させるために、下記手順で含浸処理を行った。10
0ccのイオン交換水に0.5gのカーボンナノファイ
バーと質量比でLi/CまたはK/C=1/10となる
量のLiNO3 またはKNO3 を混合し、攪拌を3時間
行った。
【0028】次いで、大気中で120℃に加熱する乾燥
処理により水分を完全に除去して混合粉末を得た。最後
に、脱硝酸のために、上記乾燥後の混合粉末を大気中で
300℃×3時間焼成した。以上の工程により、Liま
たはKを担持した乱層構造のカーボンナノファイバーが
得られた。
処理により水分を完全に除去して混合粉末を得た。最後
に、脱硝酸のために、上記乾燥後の混合粉末を大気中で
300℃×3時間焼成した。以上の工程により、Liま
たはKを担持した乱層構造のカーボンナノファイバーが
得られた。
【0029】上記作製した本発明のカーボンナノファイ
バーについて、水素吸着脱離試験を行った。なお、比較
のために、LiおよびKの含浸処理を行わない以外は上
記と同じ処理により作製したカーボンナノファイバーに
ついても同様に試験した。試験は、図3の降温→昇温サ
イクルで行った。すなわち、先ず真空中 (1x10-2mbar)
で室温から700℃まで昇温して30分保持し、その時
点で水素を導入して1気圧としてから密封状態で更に3
0分保持した後に、10℃まで降温して30分保持した
後に再度700℃まで昇温した。図中で太線で示した降
温→昇温過程において試料の重量を示差熱天秤により逐
次測定した。
バーについて、水素吸着脱離試験を行った。なお、比較
のために、LiおよびKの含浸処理を行わない以外は上
記と同じ処理により作製したカーボンナノファイバーに
ついても同様に試験した。試験は、図3の降温→昇温サ
イクルで行った。すなわち、先ず真空中 (1x10-2mbar)
で室温から700℃まで昇温して30分保持し、その時
点で水素を導入して1気圧としてから密封状態で更に3
0分保持した後に、10℃まで降温して30分保持した
後に再度700℃まで昇温した。図中で太線で示した降
温→昇温過程において試料の重量を示差熱天秤により逐
次測定した。
【0030】図4、図5、図6に、無担持(比較)、L
i担持、K担持のカーボンナノファイバーについての測
定結果をそれぞれ示す。図4に示した無担持の場合は、
降温時200℃から重量の増加が始まり、昇温時200
℃から重量が減少し始めた結果、ヒステリシスが形成さ
れた。初期重量に対する重量増加分はカーボンナノファ
イバーの重量に対して0.1wt%に過ぎず、水素の物理
吸着によるものなのか、水分等不純物の吸着によるもの
なのかは不明である。なお、試験前にカーボンナノファ
イバーに吸着されていた水分等の脱離による重量減少
は、測定開始前の700℃保持中に完了している。
i担持、K担持のカーボンナノファイバーについての測
定結果をそれぞれ示す。図4に示した無担持の場合は、
降温時200℃から重量の増加が始まり、昇温時200
℃から重量が減少し始めた結果、ヒステリシスが形成さ
れた。初期重量に対する重量増加分はカーボンナノファ
イバーの重量に対して0.1wt%に過ぎず、水素の物理
吸着によるものなのか、水分等不純物の吸着によるもの
なのかは不明である。なお、試験前にカーボンナノファ
イバーに吸着されていた水分等の脱離による重量減少
は、測定開始前の700℃保持中に完了している。
【0031】図5に示したLi担持の場合は、降温後の
昇温過程において400℃で顕著な吸着ピークが現れ
た。このときの初期重量に対する重量増加分は6.6wt
%であった。この重量増加分が実質的に水素吸着量に相
当する。図6に示したK担持の場合は、降温後の室温保
持中に顕著な重量増加が現れた。このときの初期重量に
対する重量増加分は6.5wt%であった。
昇温過程において400℃で顕著な吸着ピークが現れ
た。このときの初期重量に対する重量増加分は6.6wt
%であった。この重量増加分が実質的に水素吸着量に相
当する。図6に示したK担持の場合は、降温後の室温保
持中に顕著な重量増加が現れた。このときの初期重量に
対する重量増加分は6.5wt%であった。
【0032】Li担持およびK担持による吸着ピークは
それぞれ異なる温度で生じているため、LiまたはKの
存在による化学吸着によるものと考えられる。すなわ
ち、無担持のカーボンナノファイバー自体による物理吸
着のみでは、水素分子のH−H結合が強く、吸着に必要
なC−H結合の形成が困難であったが、LiまたはKを
担持するとLiまたはKが触媒的に作用して水素分子の
H−H結合が解離し、容易にC−H結合が形成されて水
素が原子状で吸着され、吸着量が顕著に増加したものと
推察される。
それぞれ異なる温度で生じているため、LiまたはKの
存在による化学吸着によるものと考えられる。すなわ
ち、無担持のカーボンナノファイバー自体による物理吸
着のみでは、水素分子のH−H結合が強く、吸着に必要
なC−H結合の形成が困難であったが、LiまたはKを
担持するとLiまたはKが触媒的に作用して水素分子の
H−H結合が解離し、容易にC−H結合が形成されて水
素が原子状で吸着され、吸着量が顕著に増加したものと
推察される。
【0033】上記の無担持(比較例)、本発明によるL
i担持およびK担持の場合の水素吸着量を比較して図7
に示す。本実施例で得られた水素吸蔵量6.6wt%およ
び6.5wt%は、それ自体でも自動車搭載用の要求水準
である6.5wt%以上を満たす画期的な結果であるが、
試験対象としたカーボンナノファイバーの精製率を考慮
すると、更に高い水素吸蔵量が達成されると考えられ
る。
i担持およびK担持の場合の水素吸着量を比較して図7
に示す。本実施例で得られた水素吸蔵量6.6wt%およ
び6.5wt%は、それ自体でも自動車搭載用の要求水準
である6.5wt%以上を満たす画期的な結果であるが、
試験対象としたカーボンナノファイバーの精製率を考慮
すると、更に高い水素吸蔵量が達成されると考えられ
る。
【0034】すなわち、本実施例において作製したカー
ボンナノファイバーは、実験室的に簡略な純化処理を行
っているので、精製率が50%程度であっため、水素吸
着量がカーボンナノファイバー重量の6.5wt%程度で
あった。しかし、本発明を適用して工業的に高純度のカ
ーボンナノファイバーを製造すれば、水素吸着量は10
wt%を超えると見積もられ、自動車搭載用として要求さ
れる6.5wt%をはるかに超える高い水準の水素吸蔵量
が達成されると見込まれる。
ボンナノファイバーは、実験室的に簡略な純化処理を行
っているので、精製率が50%程度であっため、水素吸
着量がカーボンナノファイバー重量の6.5wt%程度で
あった。しかし、本発明を適用して工業的に高純度のカ
ーボンナノファイバーを製造すれば、水素吸着量は10
wt%を超えると見積もられ、自動車搭載用として要求さ
れる6.5wt%をはるかに超える高い水準の水素吸蔵量
が達成されると見込まれる。
【0035】このように本発明によるカーボンナノファ
イバーは加圧を必要とせず常圧下で高い水素吸蔵量が得
られる。特に、K担持した本発明のカーボンナノファイ
バーは、常温で高い水素吸蔵量が実現でき、実用上極め
て有利である。
イバーは加圧を必要とせず常圧下で高い水素吸蔵量が得
られる。特に、K担持した本発明のカーボンナノファイ
バーは、常温で高い水素吸蔵量が実現でき、実用上極め
て有利である。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
冷却や加圧を必要とせず、実用化に必要な量の水素を吸
蔵できる吸蔵材に適したカーボンナノファイバーおよび
それを用いた水素吸蔵材が提供される。
冷却や加圧を必要とせず、実用化に必要な量の水素を吸
蔵できる吸蔵材に適したカーボンナノファイバーおよび
それを用いた水素吸蔵材が提供される。
【図1】図1は、本発明のカーボンナノファイバーの微
細構造を示す倍率800,000倍の透過電子顕微鏡写
真である。
細構造を示す倍率800,000倍の透過電子顕微鏡写
真である。
【図2】図2(1)および(2)は、(1)本発明のカ
ーボンナノファイバーの微細構造を模式的に示す断面図
および(2)その一部を拡大して模式的に示す断面図で
ある。
ーボンナノファイバーの微細構造を模式的に示す断面図
および(2)その一部を拡大して模式的に示す断面図で
ある。
【図3】図3は、水素吸着脱離試験を行う昇温・降温過
程を示すグラフである。
程を示すグラフである。
【図4】図4は、比較として無担持のカーボンナノファ
イバーの水素吸着脱離試験の結果を示すグラフである。
イバーの水素吸着脱離試験の結果を示すグラフである。
【図5】図5は、本発明によるLi担持カーボンナノフ
ァイバーの水素吸着脱離試験の結果を示すグラフであ
る。
ァイバーの水素吸着脱離試験の結果を示すグラフであ
る。
【図6】図6は、本発明によるK担持カーボンナノファ
イバーの水素吸着脱離試験の結果を示すグラフである。
イバーの水素吸着脱離試験の結果を示すグラフである。
【図7】図7は、無担持(比較例)、Li担持(本発
明)およびK担持(本発明)のカーボンナノファイバー
について、水素吸着量のピーク値を比較して示すグラフ
である。
明)およびK担持(本発明)のカーボンナノファイバー
について、水素吸着量のピーク値を比較して示すグラフ
である。
S…触媒粒子 A…個々の積層領域 G…積層領域間の切れ目
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4G040 AA42 4G046 CA00 CB08 CC06 4G069 AA02 AA08 BB06A BB06B BC31A BC31B BC66A BC66B BC68A BC68B CB81 EA01Y FA01 FB07 FB36 4L037 AT02 CS03 FA02 FA05 PA06 PA17 UA20
Claims (2)
- 【請求項1】 六員環炭素網面が積層されて成るカーボ
ンナノファイバーにおいて、 ファイバー軸に対する配向が異なる多数の積層領域を含
み、内部にLiまたはKが担持されていることを特徴と
するカーボンナノファイバー。 - 【請求項2】 請求項1記載のカーボンナノファイバー
から成ることを特徴とする水素吸蔵材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000102358A JP2001288624A (ja) | 2000-04-04 | 2000-04-04 | カーボンナノファイバーおよび水素吸蔵材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000102358A JP2001288624A (ja) | 2000-04-04 | 2000-04-04 | カーボンナノファイバーおよび水素吸蔵材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001288624A true JP2001288624A (ja) | 2001-10-19 |
Family
ID=18616257
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000102358A Pending JP2001288624A (ja) | 2000-04-04 | 2000-04-04 | カーボンナノファイバーおよび水素吸蔵材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001288624A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002348741A (ja) * | 2001-03-21 | 2002-12-04 | Morinobu Endo | 気相成長法による炭素繊維およびこれを用いた複合材 |
| JP2003342839A (ja) * | 2002-05-23 | 2003-12-03 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 炭素ナノ繊維素 |
| US7700065B2 (en) | 2003-11-21 | 2010-04-20 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Carbon nano-fibrous rod, fibrous nanocarbon, and method and apparatus for producing fibrous nanocarbon |
| JP2012106883A (ja) * | 2010-11-17 | 2012-06-07 | Jx Nippon Oil & Energy Corp | 水素吸蔵材 |
-
2000
- 2000-04-04 JP JP2000102358A patent/JP2001288624A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002348741A (ja) * | 2001-03-21 | 2002-12-04 | Morinobu Endo | 気相成長法による炭素繊維およびこれを用いた複合材 |
| JP2003342839A (ja) * | 2002-05-23 | 2003-12-03 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 炭素ナノ繊維素 |
| US7700065B2 (en) | 2003-11-21 | 2010-04-20 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Carbon nano-fibrous rod, fibrous nanocarbon, and method and apparatus for producing fibrous nanocarbon |
| JP2012106883A (ja) * | 2010-11-17 | 2012-06-07 | Jx Nippon Oil & Energy Corp | 水素吸蔵材 |
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