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JP2001288197A - 蛍光ヌクレオチド - Google Patents

蛍光ヌクレオチド

Info

Publication number
JP2001288197A
JP2001288197A JP2000107675A JP2000107675A JP2001288197A JP 2001288197 A JP2001288197 A JP 2001288197A JP 2000107675 A JP2000107675 A JP 2000107675A JP 2000107675 A JP2000107675 A JP 2000107675A JP 2001288197 A JP2001288197 A JP 2001288197A
Authority
JP
Japan
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group
fluorescent
nucleic acid
nucleotide
fluorescent nucleotide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000107675A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Shinoki
浩 篠木
Hiroko Inomata
弘子 猪股
Masayoshi Kojima
政芳 小島
Yukio Sudo
幸夫 須藤
Osamu Seshimoto
修 瀬志本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP2000107675A priority Critical patent/JP2001288197A/ja
Priority to US09/829,467 priority patent/US7109314B2/en
Priority to EP01107864A priority patent/EP1152008B1/en
Priority to DE60108799T priority patent/DE60108799T2/de
Publication of JP2001288197A publication Critical patent/JP2001288197A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07HSUGARS; DERIVATIVES THEREOF; NUCLEOSIDES; NUCLEOTIDES; NUCLEIC ACIDS
    • C07H21/00Compounds containing two or more mononucleotide units having separate phosphate or polyphosphate groups linked by saccharide radicals of nucleoside groups, e.g. nucleic acids

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  • Biotechnology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Indole Compounds (AREA)
  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 核酸の効率的な標識のために有用な蛍光ヌク
レオチドを提供すること。 【解決手段】 式:A−B−C で表される蛍光ヌクレオチド。[式中、Aは天然又は合
成のヌクレオチド、オリゴヌクレオチド又はポリヌクレ
オチドあるいはそれらの誘導体の残基を示し、上記残基
中の塩基部分でBと結合し、Bは2価の連結基または単
結合を示し、Cは、分子内に0ないし1個のスルホン酸
基またはリン酸基を有する蛍光色素から誘導される1価
の基を示す。]

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蛍光ヌクレオチド
並びにその利用に関するものである。
【0002】
【従来の技術】相同核酸配列の検出のために最も多く用
いられる分子生物学的方法の1つはDNA/DNA、R
NA/RNA又はRNA/DNAハイブリッド形成であ
る。この方法ではプローブとして用いる核酸(DNA又
はRNA)を標識し、この標識された核酸を検出すべき
核酸(DNA又はRNA)とハイブリダイゼーションさ
せる。プローブとして用いた核酸と検出すべき核酸の間
に相同性が存在する場合、それぞれの相補的な1本鎖の
核酸がハイブリダイゼーションし、2本鎖が形成され、
その2本鎖をプローブの標識により検出する。
【0003】従来より核酸をプローブとして用いる場
合、ラジオアイソトープでプローブを標識する方法が用
いられ、プローブと標的核酸とのハイブリダイゼーショ
ンの有無はオートラジオグラフィーにより検出されてい
た。遺伝子プローブを標識する際にラジオアイソトープ
を利用する方法は特に感度が高い点で優れているが、ラ
ジオアイソトープの取り扱いに付随して実験室の安全性
の確保及び放射性化合物の廃棄の問題という繁雑さが存
在していた。また、ラジオアイソトープは半減期を有す
るため、一定期間しか用いることができないという問題
点もあった。
【0004】上記理由から、より簡便な方法として非放
射性標識法が開発されてきており、例えば、遺伝子プロ
ーブをビオチン分子(欧州特許第0 063 879号明
細書)又はジゴキシゲニン分子(欧州特許第0 324
474 A1号明細書)を用いて標識する方法が知られ
ている。標識核酸プローブと検出すべき核酸配列とのハ
イブリダイゼーションを行った後、形成された2本鎖核
酸の中にはビオチン分子またはジゴキシゲニン分子が存
在する。ハイブリダイゼーション後、これらに対して
(ストレプト)アビジン−マーカー酵素複合体又はジゴ
キシゲニンへの抗−ジゴキシゲニン抗体−マーカー酵素
複合体を結合することによって、プローブがハイブリダ
イゼーションした核酸を検出することができる。しかし
ながら、このような酵素を用いた検出法は、感度や特異
性の面で十分なものではなかった。
【0005】また上記方法以外にも、蛍光色素で標的物
質を標識する方法が種々研究されている。蛍光標識試薬
に求められる性能としては、(1)高い蛍光量子収率を
有すること、(2)高い分子吸光係数を有すること、
(3)水溶性で、かつ水性溶媒中で凝集して自己消光を
起こさないこと、(4)加水分解を受けにくいこと、
(5)光分解が起こりにくいこと、(6)バックグラウ
ンド蛍光の影響を受けにくいこと、(7)標的物質と共
有結合を生じさせる反応性置換基が導入されていること
などが挙げられる。蛍光標識試薬として古くから知られ
ているフルオレセインイソチオシアネート(FIT
C)、ローダミンイソチオシアネートは高い蛍光量子収
率を有するものの、分子吸光係数が低く、また励起及び
発光波長が500nm−600nmであるため、例えば
ブロッティングに用いるメンブレンのバックグラウンド
蛍光の影響を受けやすいという欠点がある。
【0006】分子吸光係数の高い色素としては、例えば
米国特許第5486616号明細書、特開平2−191
674号公報、同5−287209号公報、同5−28
7266号公報、同8−47400号公報、同9−12
7115号公報、同7−145148号公報、同6−2
22059号公報に記載されたシアニン色素、Journal
of Fluorescence, 5, 231ページ(1995年)に記載され
たバルビツール酸オキソノール等のポリメチン色素が知
られているが、これらは水に溶けにくく、また溶解して
も加水分解が生じる等の問題がある。また、色素同士の
分子間相互作用が強いために水性媒体中で凝集体を生
じ、そのため蛍光の自己消光が観測される場合が多い。
また、特開平2−191674号公報等に記載されてい
るシアニン色素は比較的安定な発色団にスルホン酸基を
導入することで水溶性を付与し、かつ凝集体の形成を抑
制した優れた色素であるが、核酸合成反応、例えば、逆
転写反応による蛍光ヌクレオチドの取り込み効率が悪い
等の問題点があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した従
来技術の問題点を解消することを解決すべき課題とし
た。即ち、本発明は、核酸の効率的な標識のために有用
な蛍光ヌクレオチドを提供することを解決すべき課題と
した。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
解決するために鋭意検討を重ねた結果、マイナスチャー
ジの低い蛍光標識試薬を用いたヌクレオチドとの複合体
を形成し、その複合体を用いて核酸を標識および検出し
た結果、核酸への取り込み率が大幅に向上したことを見
出し、本発明を完成するに至った。
【0009】即ち、本発明によれば、式:A−B−Cで
表される蛍光ヌクレオチドが提供される。[式中、Aは
天然又は合成のヌクレオチド、オリゴヌクレオチド又は
ポリヌクレオチドあるいはそれらの誘導体の残基を示
し、上記残基中の塩基部分でBと結合し、Bは2価の連
結基または単結合を示し、Cは、分子内に0ないし1個
のスルホン酸基またはリン酸基を有する蛍光色素から誘
導される1価の基を示す。]
【0010】本発明によればさらに、式:A−B−Cで
表される蛍光ヌクレオチドが提供される。[式中、Aは
天然又は合成のヌクレオチド、オリゴヌクレオチド又は
ポリヌクレオチドあるいはそれらの誘導体の残基を示
し、上記残基中の塩基部分でBと結合し、Bは2価の連
結基または単結合を示し、Cは分子内にスルホン酸基、
リン酸基、カルボン酸基以外の水溶性基を有する蛍光色
素から誘導される1価の基を示す。] 好ましくは、蛍光色素はシアニン、メロシアニン又はス
チリル蛍光色素である。
【0011】好ましくは、シアニン、メロシアニン又は
スチリル蛍光色素は以下の一般式で表される構造を有す
る蛍光色素である。
【化3】 [式中、XおよびYはそれぞれ独立にO、SおよびC
(CH32よりなる群から選ばれ、mは1、2、3およ
び4よりなる群から選ばれる整数であり、R1及びR2
それぞれ独立に水素原子、又はBと共有結合し得る反応
性基で置換されていてもよいアルキル基を示し、該アル
キル基のアルキル鎖中には酸素原子又は硫黄原子が介在
していてもよく、R1及びR2の少なくとも片方はBと共
有結合し得る反応性基で置換されていてもよいアルキル
基を示す。R3からR9はそれぞれ独立して水素原子又は
一価の置換基を示し、これらのうち隣接する2つの基は
互いに結合して環を形成してもよい。点線はそれぞれ前
記シアニン、メロシアニンおよびスチリル蛍光色素を形
成するのに必要な炭素原子を表す。]
【0012】より好ましくは、シアニン、メロシアニン
又はスチリル蛍光色素は以下の一般式で表される構造を
有する蛍光色素である。
【化4】 [式中、XおよびYはそれぞれ独立にO、SおよびC
(CH32よりなる群から選ばれ、ZはOおよびSより
なる群から選ばれ、mは1、2、3および4よりなる群
から選ばれる整数であり、R1及びR2はそれぞれ独立に
水素原子、又はBと共有結合し得る反応性基で置換され
ていてもよいアルキル基を示し、該アルキル基のアルキ
ル鎖中には酸素原子又は硫黄原子が介在していてもよ
く、R1及びR2の少なくとも片方はBと共有結合し得る
反応性基で置換されていてもよいアルキル基を示す。R
3からR11はそれぞれ独立して、水素原子又は一価の置
換基を示し、これらのうち隣接する2つの基は互いに結
合して環を形成してもよい。]
【0013】好ましくは、R1及びR2の少なくとも1つ
は、基B中のアミノ基、ヒドロキシル基、又はチオール
基と共有結合し得る活性エステル基で置換されたアルキ
ル基である。好ましくは、R1及びR2の少なくとも1つ
は、カルボキシル基で置換されたアルキル基である。
【0014】好ましくは、Aはヌクレオチドあるいはそ
れらの誘導体の残基である。より好ましくは、Aは
(1)AMP、ADP、ATP、GMP、GDP、GT
P、CMP、CDP、CTP、UMP、UDP UT
P、TMP、TDP、TTP、2−Me−AMP、2−
Me−ADP、2−Me−ATP、1−Me−GMP、
1−Me−GDP、1−Me−GTP、5−Me−CM
P、5−Me−CDP、5−Me−CTP、5−MeO
−CMP、5−MeO−CDP、5−MeO−CTPか
ら成るヌクレオチドから成る群、(2)前記ヌクレオチ
ドに対応するデオキシヌクレオチドおよびジデオキシヌ
クレオチドから成る群、並びに(3)前記(1)および
(2)に記載のヌクレオチドからさらに誘導される誘導
体、から成る群から選ばれる天然又は合成のヌクレオチ
ド又はその誘導体の残基を示す。
【0015】好ましくは、Bは−CH2−、−CH=C
H−、−C≡C−、−CO−、−O−、−S−、−NH
−またはこれらの組み合わせから成る連結基であって、
連結基上の水素原子は置換基でさらに置換されていても
よい連結基である。より好ましくは、Bはアミノアリル
基である。
【0016】本発明の別の側面によれば、核酸合成酵素
と鋳型核酸と本発明の蛍光ヌクレオチドとを用いて核酸
合成反応を行うことを含む、蛍光標識された核酸の調製
方法が提供される。好ましくは、核酸合成反応は、逆転
写反応、ターミナルトランスフェラーゼ反応、ランダム
プライム法、PCR法またはニックトランスレーション
法から成る群から選ばれる反応である。
【0017】本発明のさらに別の側面によれば、本発明
の蛍光ヌクレオチドで標識された核酸プローブまたはプ
ライマーが提供される。本発明のさらに別の側面によれ
ば、本発明の蛍光ヌクレオチドから成る核酸検出用試薬
または診断薬が提供される。本発明のさらに別の側面に
よれば、(1)本発明の蛍光ヌクレオチド、(2)核酸
合成酵素および(3)緩衝液を含む、核酸検出用キット
が提供される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施態様および実
施方法について詳細に説明する。本発明は式:A−B−
Cで表される蛍光ヌクレオチドに関する。上記式中、A
は天然又は合成のヌクレオチド、オリゴヌクレオチド又
はポリヌクレオチドあるいはそれらの誘導体の残基を示
す。天然又は合成のヌクレオチドとしては、(1)AM
P、ADP、ATP、GMP、GDP、GTP、CM
P、CDP、CTP、UMP、UDP UTP、TM
P、TDP、TTP、2−Me−AMP、2−Me−A
DP、2−Me−ATP、1−Me−GMP、1−Me
−GDP、1−Me−GTP、5−Me−CMP、5−
Me−CDP、5−Me−CTP、5−MeO−CM
P、5−MeO−CDP、5−MeO−CTPから成る
ヌクレオチドから成る群、(2)前記ヌクレオチドに対
応するデオキシヌクレオチドおよびジデオキシヌクレオ
チドから成る群、並びに(3)前記(1)および(2)
に記載のヌクレオチドからさらに誘導される誘導体、か
ら成る群から選ばれる天然又は合成のヌクレオチド又は
その誘導体が挙げられるが、これらに限定されるわけで
はない。天然又は合成のヌクレオチドのより具体的な例
としては、ATP、CTP、GTP、TTP、UTP、dATP、dCTP、dGT
P、dTTP、dUTP、ddATP、ddCTP、ddGTP、ddTTP、ddUTP、
又はこれらの誘導体などを挙げることができるが、これ
らに限定されるわけではない。
【0019】オリゴヌクレオチドとは、上記ヌクレオチ
ドまたはその誘導体が1〜50個程度、好ましくは1〜
30個程度、さらに好ましくは1〜20個程度重合して
成るものであり、構成単位の各ヌクレオチドは同一でも
相違していてもよい。ポリヌクレオチドとは、上記ヌク
レオチドまたはその誘導体が多数重合して重合体であ
り、その大きさ(長さ)は特に限定されず、例えば塩基
数として数bpから数kbに至るものでもよい。本明細
書で用いる蛍光ヌクレオチドと言う用語は、核酸成分が
上記したようなヌクレオチド、オリゴヌクレオチドおよ
びポリヌクレオチドである場合の全てを含む意味で用い
られる。
【0020】Aはヌクレオチド残基中の塩基部分でBと
結合する。ヌクレオチド残基の塩基部分としては、プリ
ン誘導体とピリミジン誘導体が挙げられる。プリン塩基
中における連結基Bとの結合部位は、糖成分と結合する
9位以外であれば特に制限されず、例えばプリン塩基が
アデニンの場合には2位または8位で、あるいは6位に
存在するアミノ基で連結基Bと結合することができ、プ
リン塩基がグアニンの場合には1位または8位で、ある
いは2位に存在するアミノ基で連結基Bと結合すること
ができる。ピリミジン塩基中における連結基Bとの結合
部位は、糖成分と結合する1位以外であれば特に限定さ
れず、例えばピリミジン塩基がシトシンの場合には5位
または6位、あるいは4位に存在するアミノ基で連結基
Bと結合することができ、ピリミジン塩基がチミンの場
合には3位または6位、あるいは5位に存在するメチル
基で連結基Bと結合することができ、またピリミジン塩
基がウラシルの場合には3位、5位または6位で連結基
Bと結合することができる。
【0021】上記式中、Bは2価の連結基または単結合
を示す。連結基の種類は、本発明の蛍光ヌクレオチドの
性質(即ち、蛍光ヌクレオチドの化合物としての安定
性、水溶性、核酸への取込み率、または蛍光強度など)
に大きな影響をもたらさない限り、特に限定されない。
当業者ならば、Aで表されるヌクレオチド部分とCで表
される蛍光化合物成分とを連結するのに適した2価の連
結基を適宜選択することができる。連結基Bは、一般的
には−CH2−、−CH=CH−、−C≡C−、−CO
−、−O−、−S−、−NH−またはこれらの組み合わ
せから成る連結基であって、連結基上の水素原子は置換
基でさらに置換されていてもよい。連結基の主鎖の炭素
数は特に限定されないが、一般的には1〜50、好まし
くは1〜20、より好ましくは1〜10、特に好ましく
は1〜5である。
【0022】上記式中、Cは、(1)分子内に0ないし
1個のスルホン酸基またはリン酸基を有する蛍光色素
(特に好ましくは、シアニン、メロシアニン又はスチリ
ル蛍光色素)から誘導される1価の基、あるいは(2)
分子内にスルホン酸基、リン酸基、カルボン酸基以外の
水溶性基を有する蛍光色素(特に好ましくは、シアニ
ン、メロシアニン又はスチリル蛍光色素)から誘導され
る1価の基を示す。
【0023】Cで表される1価の基が誘導される蛍光色
素としては、例えば、シアニン、メロシアニン又はスチ
リル蛍光色素が好ましく、例えば、特開平9−1245
99号公報等に記載されている公知の色素を用いること
ができる。特開平9−124599号公報には、スルホ
ン酸基を有さないインドシアニン化合物が記載されてい
るが、スルホン基が逆転写反応等の核酸合成反応におけ
る核酸への取り込み効率の低下に寄因していることは論
じられていない。本発明では、蛍光ヌクレオチドとして
の最適な分子構造を設計するにあたり、核酸分子がマイ
ナスチャ−ジである点に着目して、マイナスチャージを
有する分子同士の反発を低減することを目的として、蛍
光色素にスルホン酸基、リン酸基等のマイナスチャージ
を有する官能基をできるだけ少なくしたことに特徴があ
る。即ち、本発明の一態様では、蛍光ヌクレオチドは、
蛍光色素成分中に存在するスルホン酸基またはリン酸基
の数が0ないし1個であることを特徴とする。
【0024】しかし、これらのマイナスチャージを有す
る官能基を少なくすることで、特に分子量の大きな蛍光
色素の場合には不溶性になる場合がある。本発明の一側
面においては、このような不溶性に関する問題点を、色
素の発色団に水溶性の官能基を導入することで解決して
いる。即ち、本発明の一態様では、蛍光ヌクレオチド
は、蛍光色素成分中にスルホン酸基以外の水溶性基を有
することを特徴とする。蛍光色素に導入することができ
る水溶性の官能基としては、スルホンアミド、ポリエー
テル、低級アルコ−ル、糖鎖、3級アミン、4級アンモ
ニウム塩等が挙げられる。
【0025】本発明で使用する蛍光色素は、好ましくは
シアニン、メロシアニン又はスチリル蛍光色素である。
シアニン、メロシアニン又はスチリル蛍光色素の好まし
い具体的構造としては、例えば以下の一般式で表される
構造が挙げられる。
【0026】
【化5】
【0027】[式中、XおよびYはそれぞれ独立にO、
SおよびC(CH32よりなる群から選ばれ、mは1、
2、3および4よりなる群から選ばれる整数であり、R
1及びR2はそれぞれ独立に水素原子、又はBと共有結合
し得る反応性基で置換されていてもよいアルキル基を示
し、該アルキル基のアルキル鎖中には酸素原子又は硫黄
原子が介在していてもよく、R1及びR2の少なくとも片
方はBと共有結合し得る反応性基で置換されていてもよ
いアルキル基を示す。R3からR9はそれぞれ独立して水
素原子又は一価の置換基を示し、これらのうち隣接する
2つの基は互いに結合して環を形成してもよい。点線は
それぞれ前記シアニン、メロシアニンおよびスチリル蛍
光色素を形成するのに必要な炭素原子を表す。]
【0028】シアニン、メロシアニン又はスチリル蛍光
色素のさらに好ましいが具体的構造としては、例えば、
以下の一般式で表される構造が挙げられる。
【0029】
【化6】
【0030】[式中、XおよびYはそれぞれ独立にO、
SおよびC(CH32よりなる群から選ばれ、ZはOお
よびSよりなる群から選ばれ、mは1、2、3および4
よりなる群から選ばれる整数であり、R1及びR2はそれ
ぞれ独立に水素原子、又はBと共有結合し得る反応性基
で置換されていてもよいアルキル基を示し、該アルキル
基のアルキル鎖中には酸素原子又は硫黄原子が介在して
いてもよく、R1及びR2の少なくとも片方はBと共有結
合し得る反応性基で置換されていてもよいアルキル基を
示す。R3からR11はそれぞれ独立して、水素原子又は
一価の置換基を示し、これらのうち隣接する2つの基は
互いに結合して環を形成してもよい。]
【0031】本明細書において、アルキル基とは、直鎖
状、分枝鎖状、環状、又はそれらの組み合わせのいずれ
でもよく、特に言及しない場合を除き、炭素原子数が1
〜20程度である。R1及びR2が示すアルキル基は同一
でも異なっていてもよく、例えば、メチル基、エチル
基、n−プロピル基、イソプロピル基、シクロプロピル
基、n−ブチル、sec−ブチル基、tert−ブチル
基、シクロプロピルメチル基、n−ペンチル基、n−ヘ
キシル基、シクロヘキシル基などを挙げることができ
る。R1及びR2が示すアルキル基は、アルキル鎖上の任
意の位置に1又は2個以上の置換基を有していてもよ
い。2個以上の置換基を有する場合には、それらは同一
でも異なっていてもよい。
【0032】R1及びR2が示すアルキル基上の置換基の
種類は特に制限されないが、上記一般式の蛍光色素を蛍
光標識としてヌクレオチドに導入するために、ヌクレオ
チド(またはヌクレオチドに結合した連結基)との間で
共有結合、イオン結合、水素結合などの結合を形成でき
る反応性基が導入されていることが好ましい(本明細書
において「反応性基」とは、上記の特徴を有する置換基
を意味する)。
【0033】R1及びR2が示すアルキル基上に導入可能
な反応性基としては、例えば、サクシンイミジルエステ
ル基、ハロゲン置換トリアジニル基、ハロゲン置換ピリ
ミジニル基、スルホニルハライド基、α−ハロアセチル
基、マレイミジル基、アジリジニル基などを挙げること
ができる。これらの反応性基のほか、例えば、ハロゲン
原子(本明細書において「ハロゲン原子」という場合に
は、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、又はヨウ素原子
のいずれでもよい)、メルカプト基、シアノ基、ニトロ
基、カルボキシル基、リン酸基、スルホ基、ヒドロキシ
基、アミノ基、イソチオシアナート基、イソシアナート
基、炭素原子数が1〜8のアルコキシ基(例えば、メト
キシ基、エトキシ基など)、炭素原子数が6〜20のア
リールオキシ基(例えば、フェノキシ基、ナフトキシ基
など)、炭素原子数が2〜10のアルコキシカルボニル
基(例えば、メトキシカルボニル基、エトキシカルボニ
ル基)、炭素原子数が6〜20のアリールオキシカルボ
ニル基(例えば、フェノキシカルボニル基など)、炭素
原子数が2〜10のアシル基(例えば、アセチル基、ピ
バロイル基など)、炭素原子数が2〜8のアシルオキシ
基(例えば、アセチルオキシ基、ベンゾイルオキシ基な
ど)、炭素原子数が2〜8のアシルアミノ基(例えば、
アセチルアミノ基など)、炭素原子数が1〜8のスルホ
ニル基(例えば、メタンスルホニル基、エタンスルホニ
ル基、ベンゼンスルホニル基など)、炭素原子数が1〜
20のスルフィニル基(例えば、メタンスルフィニル
基、エタンスルフィニル基、ベンゼンスルフィニル基な
ど)、炭素原子数が1〜8のスルホニルアミノ基(例え
ば、メタンスルホニルアミノ基、エタンスルホニルアミ
ノ基、ベンゼンスルホニルアミノ基など)、炭素原子数
が1〜10のカルバモイル基(例えば、カルバモイル
基、メチルカルバモイル基、モリホリノカルバモイル基
など)、炭素原子数が1〜20の置換アミノ基(例え
ば、メチルアミノ基、ジメチルアミノ基、ベンジルアミ
ノ基、アニリノ基、ジフェニルアミノ基など)、炭素原
子数が2〜10のスルファモイル基(例えば、メチルス
ルファモイル基、エチルスルファモイル基、ピペリジノ
スルファモイル基など)、炭素原子数が0〜15のアン
モニウム基(例えば、トリメチルアンモニウム基、トリ
エチルアンモニウム基など)、炭素原子数が0〜15の
ヒドラジノ基(例えば、トリメチルヒドラジノ基な
ど)、炭素原子数が1〜15のウレイド基(例えば、ウ
レイド基、N,N-ジメチルウレイド基など)、炭素原子数
が1〜15のイミド基(例えば、スクシンイミド基な
ど)、炭素原子数が1〜20のアルキルチオ基(例え
ば、メチルチオ基、エチルチオ基など)、炭素原子数が
6〜20のアリールチオ基(例えば、フェニルチオ基、
p−メチルフェニルチオ基、p−クロロフェニルチオ
基、2−ピリジルチオ基、ナフチルチオ基など)、炭素
原子数1〜20の置換又は無置換のヘテロ環基(例え
ば、ピリジル基、5−メチルピリジル基、チエニル基、
フリル基、モルホリノ基、テトラヒドロフリル基、2−
ピラジル基など)、炭素原子数2〜18の不飽和炭化水
素基(例えば、ビニル基、エチニル基、1−シクロヘキ
セニル基、ベンジリジン基、ベンジリデン基など)、炭
素原子数が6〜20の置換若しくは無置換のアリール基
(例えば、フェニル基、4−スルホフェニル基、2,5
−ジスルホフェニル基、4−カルボキシフェニル基、ナ
フチル基など)、炭素原子数が1〜20のアルキル基
(例えば、メチル基、エチル基、プロピル基など)が挙
げられる。
【0034】R1及びR2の好ましい例として、カルボキ
シル基、イソチオシアナート基、サクシンイミジルエス
テル基、スルホニルハライド基、α−ハロアセチル基、
又はマレイミジル基が置換した炭素原子数1〜15のア
ルキル基、及びカルボキシル基、イソチオシアナート
基、サクシンイミジルエステル基、スルホニルハライド
基、α−ハロアセチル基、又はマレイミジル基が置換し
た炭素原子数7〜20のアリールアルキル基を挙げるこ
とができる。さらに好ましい例として、カルボキシル
基、イソチオシアナート基、又はサクシンイミジルエス
テル基が置換した炭素原子数1〜10のアルキル基を挙
げることができる。
【0035】R3からR11はそれぞれ独立して、水素原
子又は一価の置換基を示し、これらのうち隣接する2つ
の基は互いに結合して環を形成してもよい。R3からR
11が示す置換基の種類は特に限定されず、それらは同一
でも異なっていてもよい。これらの基が示す置換基とし
ては、例えば、R1及びR2が示すアルキル基上の置換基
として例示したもの(反応性置換基を含む)を用いるこ
とができる。
【0036】R3からR11のうち隣接する2つの基は互
いに連結して飽和又は不飽和の環を形成してもよい。形
成される環としては、5〜7員環を挙げることができ
る。不飽和環は縮合芳香族環を形成していてもよい。不
飽和環は酸素原子、窒素原子、硫黄原子等のヘテロ原子
を含んでいてもよい。形成される環の環上の任意の位置
にはR1及びR2でアルキル基上の置換基として例示した
置換基、又はアルキル基が1又は2個以上置換していて
もよい。
【0037】R3からR11の好ましい例としては、例え
ば、水素原子、ハロゲン原子(フッ素原子、塩素原子、
臭素原子又はヨウ素原子)、−SO2NH2、炭素原子数
が1〜6のアルキル基(R1及びR2が示すアルキル基上
の置換基として例示した置換基(反応性置換基を含む)
が任意の位置に置換していてもよい)、炭素原子数が6
〜20のアリール基(R1及びR2が示すアルキル基上の
置換基(反応性置換基を含む)として例示した置換基が
任意の位置に置換していてもよい)、炭素原子数が1〜
10のチオアルキル基、炭素原子数が1〜10のアルキ
ルスルホン基、炭素原子数が1〜10のアルコキシ基、
置換アミノ基、イソチオシアナート基、イソシアナート
基、サクシンイミジルエステル基、ハロゲン置換トリア
ジニル基、ハロゲン置換ピリミジニル基、スルホニルハ
ライド基、α−ハロアセチル基、マレイミジル基、アジ
リジニル基、モノクロロトリアジン、ジクロロトリアジ
ン、モノ−ないしジハロゲン置換ピリジン、モノ−ない
し−ハロゲン置換ジアジン、酸ハライド、ヒドロキシス
クシンイミドエステル、ヒドロキシスルホスクシンイミ
ドエステル、イミドエステル、ヒドラジン、アジドニト
ロフェニル、アジド、3−(2−ピリジルジチオ)プロ
ピオンアミド、グリオキサルおよびアルデヒドなどが挙
げられる。本発明では、R3からR9の少なくとも一つ、
又はR3からR11の少なくとも1つは、水素原子以外で
あることが好ましい。
【0038】上述したような蛍光色素は、本発明の蛍光
ヌクレオチドにおいて蛍光標識成分として使用される。
ヌクレオチドに蛍光色素を蛍光標識として導入するため
の手法は種々知られており、当業者に利用可能な手段を
適宜選択して利用することが可能である。例えば、ヌク
レオチド中のアミノ基、水酸基などの官能基と蛍光色素
中のカルボキシル基、活性エステル基等の反応性置換基
をイオン結合的又は共有結合的に直接結合させるか、あ
るいはヌクレオチドの一部に連結基を導入するなどの化
学修飾を行った後に蛍光色素を反応させればよい。反応
後に生成した蛍光ヌクレオチドは、クロマトグラフィ
ー、電気泳動、再結晶などの汎用の分離技術により精製
することができる。
【0039】本発明はさらに、本発明の蛍光ヌクレオチ
ドの利用にも関する。即ち、本発明の蛍光ヌクレオチド
は核酸の検出のために利用することができる。本発明の
蛍光ヌクレオチドを、核酸の検出などのDNA解析に用
いる場合には、例えば、ルース(Jerry L. Ruth, DNA,
3, 123 (1984))に記載の方法でプローブ又はプライマ
ーに本発明の蛍光ヌクレオチドを取り込ませることがで
きる。即ち、本発明は、核酸合成酵素と鋳型核酸と本発
明の蛍光ヌクレオチドとを用いて核酸合成反応を行うこ
とを含む、蛍光標識された核酸の調製方法をも提供す
る。
【0040】本明細書で言う核酸合成酵素の具体例とし
ては、DNAポリメラーゼ(Klenow酵素、TaqDNAポ
リメラーゼなど全てのDNAポリメラーゼを含む)、R
NAポリメラーゼ、逆転写酵素またはターミナルトラン
スフェラーゼなどが挙げられるが、これらに限定されな
い。鋳型核酸の種類はDNAでもRNAでもよく、天然
由来のDNAまたはRNA、組み換えDNAまたはRN
A、化学合成DNAまたはRNAの何れでもよい。核酸
合成反応は、例えば、鋳型DNA、非蛍光のヌクレオチ
ド混合物、本発明の蛍光ヌクレオチド、および核酸合成
酵素を用いて、酵素反応に適した条件(塩濃度、pH、
温度など)下において行うことができる。このような核
酸合成法は当業者に周知であり、標識の目的などに応じ
て、使用する材料や試薬などは当業者ならば適宜選択す
ることができる。
【0041】各種方法を用いて本発明の蛍光ヌクレオチ
ドで核酸(DNA又はRNA)を標識することができ
る。ランダムプライム法はDNAを標識するための一つ
方法であり、任意の組み合わせのヘキサヌクレオチド配
列の混合物をプライマー(ランダムプライマー)として
使用し、このランダムプライマーを標識すべき核酸にハ
イブリダイゼーションさせる。このランダムプライマー
の3’−OH末端から出発し、1本鎖に相補的な鎖をKl
enow酵素などのDNAポリメラーゼ又は他のDNAポリ
メラーゼを用いて合成するが、その際DNAポリメラー
ゼの基質である4種のデオキシリボヌクレオチドが相補
鎖中に挿入される。これらのデオキシリボヌクレオチド
の少なくとも1種として本発明の蛍光ヌクレオチドを用
いることにより、蛍光ヌクレオチドで標識された相補的
DNAが合成される。
【0042】ランダムプライマーの代わりに、特異的配
列を有するオリゴDNA(特異的プライマー)を用いる
ことができる。特異的プライマーは鋳型DNA中の相補
的領域に結合し、鋳型DNAに対する相補的DNAの合
成は特異的プライマーの3’−OH末端から開始され
る。ランダムプライム法の場合と同様に、相補的DNA
が合成される際に本発明の蛍光ヌクレオチドが取込まれ
ることにより、蛍光標識された相補的DNAが合成され
る。
【0043】ニックトランスレーション法は、DNアー
ゼIの2本鎖DNAへの作用を利用した方法である。D
NアーゼIの作用により鋳型2本鎖DNAの1本鎖に切
断される箇所が生じる。同時に大腸菌DNAポリメラー
ゼIと、この酵素の基質である4種のデオキシリボヌク
レオチドと、本発明の蛍光ヌクレオチドとを反応混合物
中に添加しておく。大腸菌DNAポリメラーゼIは、切
断された1本鎖の5’−末端デオキシリボヌクレオシド
を切断し、同時に基質のデオキシリボヌクレオチド1個
を遊離している3’−OH末端の隣接に挿入する。この
過程を繰り返すことにより切断部位が3’末端に移動し
ていく。基質のヌクレオチド中に本発明の蛍光ヌクレオ
チドを含めることによって、ニックトランスレーション
法を用いて蛍光DNAが合成することができる。
【0044】2本鎖又は1本鎖DNAの3’末端を標識
する場合には、デオキシリボヌクレオチド又はリボヌク
レオチドを3’−OH末端に結合する酵素であるターミ
ナルトランスフェラーゼを用いることができる。ターミ
ナルトランスフェラーゼは少なくとも1種のデオキシリ
ボヌクレオチド又はリボヌクレオチドを基質として必要
とする。本発明の蛍光ヌクレオチドをターミナルトラン
スフェラーゼの基質として用いることによって、3’−
OH末端で伸長された蛍光標識核酸を合成することがで
きる。
【0045】逆転写反応法は1本鎖RNAから相補的D
NAを合成する反応である。先ず、プライマーとしてオ
リゴデオキシリボヌクレオチドをRNAの相補的部分に
アニーリングさせた後に、逆転写酵素を用いて伸長反応
を行うことによって、RNA鎖に相補的なDNA鎖がプ
ライマーの3’−OH末端から出発して合成される。こ
のDNA合成においても4種のデオキシリボヌクレオチ
ドが酵素基質として使用され、本発明の蛍光ヌクレオチ
ドをその中に添加しておくことによって逆転写反応中に
蛍光ヌクレオチドが伸長していくDNA鎖に挿入され、
蛍光標識DNAが合成される。
【0046】DNAからRNAを合成する酵素を用い
て、本発明の蛍光ヌクレオチドで標識されたRNAを合
成することもできる。DNAからRNAを合成する酵素
としては、SP6、T3又はT7RNAポリメラーゼな
どのファージによりコードされるRNAポリメラーゼで
ある。これらの酵素はSP6、T3又はT7プロモータ
ーを含む2本鎖DNAならびにRNA合成のための酵素
であり、基質としての4種類のリボヌクレオチドが使用
される。基質の一つとして本発明の蛍光ヌクレオチドを
使用することによって、蛍光標識されたRNAを合成す
ることができる。
【0047】あるいはまた、ポリメラーゼ連鎖反応(P
CR)を用いて本発明の蛍光ヌクレオチドで標識された
核酸を合成することもできる。PCRでは、生物試料中
の検出すべき核酸は1本鎖に変性され、2種のプライマ
ーがこの一本鎖核酸にアニーリングする。アニーリング
後、ポリメラーゼ(好ましくはTaqDNAポリメラーゼ)
及び酵素基質としてのデオキシリボヌクレオチドにより
伸長反応を行う。プライマーの3’−OH末端から出発
して相補的DNAが合成され、二本鎖DNAが形成され
る。この工程を繰り返すことにより、試料中に含まれる
検出すべきDNAを増幅することができる。TaqDNA
ポリメラーゼによる伸長反応の際に、基質の一つとして
本発明の蛍光ヌクレオチドを用いることにより、蛍光標
識された増幅核酸が得られる。
【0048】上記のようにして調製された、本発明の蛍
光ヌクレオチドで標識された蛍光核酸は、ハイブリダイ
ゼーションによる相同核酸配列の検出のための遺伝子プ
ローブとして用いることができる。標的核酸のハイブリ
ダイズした蛍光ヌクレオチドは、蛍光強度計で蛍光強度
を測定することにより容易に検出することができる。
【0049】上記で詳述した通り、本発明の蛍光ヌクレ
オチドは遺伝子プローブの標識のために用いることがで
きるので、核酸検出用の試薬または診断薬として有用で
ある。本発明の蛍光ヌクレオチドを核酸検出用の試薬ま
たは診断薬として用いる場合には、1種又は2種以上の
添加物を配合して試薬組成物の形態で供給することがで
きる。例えば、緩衝剤、溶解補助剤、pH調節剤、防腐
剤など適宜の添加物を用いて、溶液剤などの所望の形態
の試薬を調製することができる。試薬の形態およびその
製造方法は、当業者が適宜選択可能である。
【0050】本発明の蛍光ヌクレオチドはまた、上記し
た核酸合成反応に使用する酵素、並びに緩衝液などと一
緒に、核酸検出用キットの形態で供給することもでき
る。キットに含めるべき試薬の種類はキットの目的に応
じて適宜選択することができ、蛍光ヌクレオチド、核酸
合成酵素、緩衝液に加えて、1種類以上(好ましくは4
種類)の非蛍光のヌクレオチド混合物、精製水などを挙
げることもできる。また、ランダムプライマー、オリゴ
dTプライマー、あるいは目的に応じた特異的プライマ
ーなどのプライマーをキットに含めることもできる。以
下の実施例により本発明を具体的に説明するが、本発明
は実施例によって限定されることはない。本発明の精神
から離れることなく、実施例に記載の材料および方法を
変更、改良又は置換できることは当業者には自明であ
る。
【0051】
【実施例】実施例で合成及び使用した化合物(化合物1
〜8)の構造を以下に示す。
【0052】
【化7】
【0053】実施例A:化合物1〜4の合成 本発明で使用する化合物は、市販の4置換アニリン誘導
体(4-chloroaniline,4-amino-benzenesulfonamide)
よりフィッシャーらの方法(E. Fisher, O. Hess, Beri
chte, 17, 559(1883))に従って合成した2,3,3-トリメ
チルインドレニン誘導体を原料として合成した。
【0054】(化合物1の合成)2,3,3‐トリメチルイン
ドレニン‐5‐スルホンアミド9.5g(0.04 mol)に大過剰
のヨウ化エチルを加え24時間還流させた。過剰のヨウ化
エチルをデカンテーションで除いた後、アセトンで繰り
返し洗浄し、N-エチル2,3,3‐トリメチルインドレニウ
ム‐5‐スルホンアミドヨウ素塩(化合物A)を得た。収量
6.8g、収率42%であった。2,3,3‐トリメチルインドレ
ニン‐5‐スルホンアミド9.5g(0.04 mol)に6-ブロモヘ
キサン酸9.8g(0.05mol)及び1,2-ジクロロベンゼン(100m
l)を加え110℃で12時間加熱した。冷却後反応液を減圧
濃縮した後、シリカゲルカラムクロマトグラフ(メタノ
ール/クロロホルム)で精製し、1-(5-カルボキシペンチ
ニル)‐2,3,3‐トリメチルインドレニウム‐5‐スルホ
ンアミド臭素塩(化合物B)を得た。収量9.0g、収率52%
であった。化合物A 2.0g(0.005mol)及び化合物B 2.2g
(0.005mol)をピリジン10mlに溶解し、110℃に加熱した
後、1,3,3-トリメトキシプロペン1.0g(0.0075mol)を加
え1時間加熱反応させた。反応液を減圧濃縮し、クロロ
ホルムに溶解後水洗し、溶液を乾燥、濃縮後シリカゲル
カラムクロマトグラフ(メタノール/クロロホルム)で
精製し、目的の化合物1を得た。黒緑色粉末で、収量66
0mg、収率20%であった。
【0055】(化合物2の合成)2,3,3‐トリメチルイン
ドレニン‐5‐クロリド7.7g(0.04 mol)に6-ブロモヘキ
サン酸9.8g(0.05mol)及び1,2-ジクロロベンゼン(100ml)
を加え110℃で12時間加熱した。冷却後反応液を減圧濃
縮した後、シリカゲルカラムクロマトグラフ(メタノー
ル/クロロホルム)で精製し、1-(5-カルボキシペンチニ
ル)‐2,3,3‐トリメチルインドレニウム‐5‐クロリド
臭素塩(化合物C)を得た。収量9.3g、収率60%であっ
た。2,3,3‐トリメチルインドレニン‐5‐クロリド7.7g
(0.04 mol)にヨードエトキシエタノール(クロロエトキ
シエタノールをNAI存在下アセトン中で還流してハロゲ
ン交換より合成)10.8g(0.05mol)及び1,2-ジクロロベン
ゼン(100ml)を加え110℃で12時間加熱した。冷却後反応
液を減圧濃縮した後、シリカゲルカラムクロマトグラフ
(メタノール/クロロホルム)で精製し、1-(2-ヒドロキ
シエトキシエチル)‐2,3,3‐トリメチルインドレニウム
‐5‐クロリドヨウ素塩(化合物D)を得た。収量7.7g、収
率47%であった。化合物C 1.6g(0.005mol)及び化合物D
1.4 g(0.005mol)をピリジン10mlに溶解し、110℃に加熱
した後、1,3,3-トリメトキシプロペン1.0g(0.0075mol)
を加え1時間加熱反応させた。反応液を減圧濃縮し、ク
ロロホルムに溶解後水洗し、溶液を乾燥、濃縮後シリカ
ゲルカラムクロマトグラフ(メタノール/クロロホル
ム)で精製し、目的の化合物2を得た。黒緑色粉末で、
収量490mg、収率16%であった。
【0056】(化合物3の合成)化合物A 2.0g(0.005mol)
及び化合物B 2.2g(0.005mol)をピリジン10mlに溶解し、
110℃に加熱した後、オルトギ酸トリエチル1.1g(0.0075
mol)を加え1時間加熱反応させた。反応液を減圧濃縮
し、クロロホルムに溶解後水洗し、溶液を乾燥、濃縮後
シリカゲルカラムクロマトグラフ(メタノール/クロロ
ホルム)で精製し、目的の化合物3を得た。黒褐色粉末
で、収量710mg、収率23%であった。
【0057】(化合物4の合成)化合物C 1.6g(0.005mol)
及び化合物D 1.4 g(0.005mol)をピリジン10mlに溶解
し、110℃に加熱した後、オルトギ酸トリエチル1.1g(0.
0075mol) を加え1時間加熱反応させた。反応液を減圧濃
縮し、クロロホルムに溶解後水洗し、溶液を乾燥、濃縮
後シリカゲルカラムクロマトグラフ(メタノール/クロ
ロホルム)で精製し、目的の化合物4を得た。黒褐色粉
末で、収量540mg、収率18%であった。
【0058】実施例B:化合物5〜8の合成 化合物1〜4のインドレニンシアニンを用い、各化合物
のdUTP体(化合物5〜8)を合成した。 (化合物5の合成)5.75mg(1.0部)の化合物1に1mlアセ
トニトリル及び0.1MのMES緩衝液2mlを加え溶解し、WSC
塩酸塩2.20mg(1.2部)及びSulfo-NHS 2.52mg(1.2部)を加
え室温で30分間撹拌した。これに、アミノアリル-dUTP
(Sigma)2.2mgを200μlの0.1MのMESに溶解して添加し、
室温で1晩反応させた。1M のTris緩衝液(pH7.5)100μl
を加え反応を停止させた後、8gのODSシリカ(YMC-ODS-AQ
120A)を充填したカラムに吸着させ、30%メタノール水
溶液で溶離した。溶離液を濃縮後さらに中圧分取クロマ
トグラフィー(YAMAZEN Ultrapack ODS-S-40B)により精
製し純度95%の目的物を得た(収率63%)。 MS分析値:M- 1211
【0059】(化合物6の合成)5.40mg(1.0部)の化合
物2を400μlのDMSOに溶解し、WSC塩酸塩1.86mg(1.2部)
及びSulfo-NHS 2.13mg(1.2部)を加え室温で30分間撹拌
した。これに、2mlの0.1MのMESに溶解したアミノアリル
-dUTP(Sigma)2.2mgを添加し、室温で1晩反応させた。1M
のTris緩衝液(pH7.5)100μlを加え反応を停止させた
後、8gのODSシリカ(YMC-ODS-AQ 120A)を充填したカラム
に吸着させ、40%メタノール水溶液で溶離した。溶離液
を濃縮後さらに中圧分取クロマトグラフィー(YAMAZEN U
ltrapack ODS-S-40B)により精製し純度92%の目的物を
得た(収率56%) MS分析値:M- 1182
【0060】(化合物7の合成)5.40mg(1.0部)の化合
物3を400μlのDMSOに溶解し、WSC塩酸塩1.86mg(1.2部)
及びSulfo-NHS 2.13mg(1.2部)を加え室温で30分間撹拌
した。これに、2mlの0.1Mの MESに溶解したアミノアリ
ル-dUTP(Sigma)2.2mgを添加し、室温で1晩反応させた。
1MのTris緩衝液(pH7.5)100μlを加え反応を停止させた
後、8gのODSシリカ(YMC-ODS-AQ 120A)を充填したカラム
に吸着させ、40%メタノール水溶液で溶離した。溶離液
を濃縮後さらに中圧分取クロマトグラフィー(YAMAZEN U
ltrapack ODS-S-40B)により精製し純度92%の目的物を
得た(収率49%) MS分析値:M- 1185
【0061】(化合物8の合成)2.16mg(1.0部)の化合
物4を200μlのDMSOに溶解し、WSC塩酸塩0.76mg(1.1部)
及びSulfo-NHS 0.86mg(1.1部)を加え室温で30分間撹拌
した。これに、1mlの0.1MのMESに溶解したアミノアリル
-dUTP(Sigma)2.2mgを添加し、室温で1晩反応させた。1
M Tris緩衝液(pH7.5)100μlを加え反応を停止させた
後、8gのODSシリカ(YMC-ODS-AQ 120A)を充填したカラム
に吸着させ、40%メタノール水溶液で溶離した。溶離液
を濃縮後さらに中圧分取クロマトグラフィー(YAMAZEN U
ltrapack ODS-S-40B)により精製し純度95%の目的物を
得た(収率67%) MS分析値:M- 1156
【0062】実施例C:蛍光色素標識DNAプローブの
作製 実施例C−1:インドレニンシアニン-dUTP結合体を用
いた蛍光色素ラベル化DNAプローブの作製 pBlueScriptIISK(+)-α-2-HS-glycoproteinを鋳型とし
てT7 RNA Polymeraseを反応させcRNAを調製した(MEGAsc
ript, Ambion)。cRNAとプライマ−1(配列番号1:TGG
CCGCCTTCAACGCTCAG)混合物に、RNaseOUT(Gib
co BRL)(40U)、dATP(500μM)、dGT
P(500μM)、dCTP(500μM)、dTTP
(200μM)、実施例Bで得た化合物5もしくは化合
物6(100μM)、SuperScriptII逆転
写酵素(Gibco BRL)(400U)、DEPC処
理水(全量20ulになる量)を添加し、42℃で2時
間反応させた。反応終了後、EDTA及びNaOHを添
加し65℃で1時間インキュベートすることで、反応の
停止とcRNAの分解を行った。反応液をCentri
Sepカラム(PRINCETON SEPARATI
ON,INC)に通し、未反応の化合物5又は化合物6
などを除去して精製した。
【0063】また、比較用として、化合物5又は化合物
6の代わりにCy5で標識した蛍光ヌクレオチド(Cy5-
dUTP結合体;Amersham pharmacia biotech)を使用して
上記と同様に逆転写反応を行い、反応物を精製した。精
製後の反応液をそれぞれアガロースゲル電気泳動し、S
YBR GreenII(Molecular Pro
bes)で染色後FLA2000(富士写真フイルム)で
励起波長:633nm、検出波長:675nmにてスキャンした。
これらの結果を表1に示す。さらに、FLA2000での画像
を図1に示す。
【0064】
【表1】
【0065】表1及び図1の結果から分かるように、ス
ルホン酸基を有さない化合物5、化合物6の方が、スル
ホン酸基を2個持つCy5-dUTP結合体よりも優位に蛍光強
度が高いことが分かった。即ち、スルホン酸基の数が少
ない方が蛍光強度が高く、分子量や親水基の寄与よりも
電荷を減らす効果の方が大きいことがわかった。
【0066】実施例C−2:インドレニンシアニン-dUT
P結合体を用いた蛍光色素ラベル化DNAプローブの作
pBlueScriptIISK(+)-α-2-HS-glycoproteinを鋳型とし
てT7 RNA Polymeraseを反応させcRNAを調製した(MEGAsc
ript, Ambion)。cRNAとプライマ−1(配列番号1:TGGC
CGCCTTCAACGCTCAG)混合物に、RNaseOUT(Gibc
o BRL)(40U)、dATP(500μM)、dGT
P(500μM)、dCTP(500μM)、dTTP
(200μM)、化合物7もしくは化合物8(100μ
M)、SuperScriptII逆転写酵素(Gib
co BRL)(400U)、DEPC処理水(全量2
0ulになる量)を添加し、42℃で2時間反応させ
た。反応終了後、EDTA及びNaOHを添加し65℃
で1時間インキュベートすることで、反応の停止とcR
NAの分解を行った。反応液をCentriSepカラ
ム(PRINCETON SEPARATION,IN
C)に通し、未反応の化合物7又は化合物8などを除去
して精製した。
【0067】また、比較用として、化合物7又は化合物
8の代わりにCy3で標識した蛍光ヌクレオチド(Cy3-
dUTP結合体;Amersham pharmacia biotech)を使用して
上記と同様に逆転写反応を行い、反応物を精製した。精
製後の反応液をそれぞれアガロースゲル電気泳動し、S
YBR GreenII(Molecular Pro
bes)で染色後FLA2000(富士写真フイルム)で
励起波長:532nm、検出波長:580nmにてスキャンした。
これらの結果を表2に示す。さらに、FLA2000での画像
を図2に示す。
【0068】
【表2】
【0069】表2及び図2の結果から分かるように、ス
ルホン酸基を有さない化合物7、化合物8の方が、スル
ホン酸基を2個持つCy3-dUTP結合体よりも優位に蛍光強
度が高いことが分かった。即ち、スルホン酸基の数が少
ない方が蛍光強度が高く、分子量や親水基の寄与よりも
電荷を減らす効果の方が大きいことがわかった。
【0070】
【発明の効果】本発明により、核酸の標識のために有効
な蛍光ヌクレオチド、特には核酸合成反応の際における
取り込み効率の高い蛍光ヌクレオチドを提供することが
可能になった。
【0071】
【配列表】
SEQUENCE LISTING <110> Fuji Photo Film Co.Ltd., <120> Fluorescent Nucleotide <130> A01180MA <160> 1 <210> 1 <211> 20 <212> DNA <213> Artificial DNA <400> 1 tggccgcctt caacgctcag 20
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、インドレニンシアニン-dUTP結合体
(化合物5及び化合物6)を用いた蛍光色素ラベル化D
NAプローブをアガロースゲル電気泳動し、SYBR
GreenII(Molecular Probes)
で染色後FLA2000(富士写真フイルム)で励起波
長:532nm、検出波長:580nmにてスキャンした結果を示
す。
【図2】図2は、インドレニンシアニン-dUTP結合体
(化合物7及び化合物8)を用いた蛍光色素ラベル化D
NAプローブをアガロースゲル電気泳動し、SYBR
GreenII(Molecular Probes)
で染色後FLA2000(富士写真フイルム)で励起波
長:532nm、検出波長:580nmにてスキャンした結果を示
す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C12Q 1/68 G01N 33/58 A 4C204 G01N 33/58 C07D 209/08 // C07D 209/08 209/30 209/30 403/06 403/06 403/14 403/14 C12N 15/00 ZNAA (72)発明者 小島 政芳 埼玉県朝霞市泉水3丁目11番46号 富士写 真フイルム株式会社朝霞研究所内 (72)発明者 須藤 幸夫 埼玉県朝霞市泉水3丁目11番46号 富士写 真フイルム株式会社朝霞研究所内 (72)発明者 瀬志本 修 埼玉県朝霞市泉水3丁目11番46号 富士写 真フイルム株式会社朝霞研究所内 Fターム(参考) 2G045 AA35 DA12 DA13 DA14 FB07 FB12 GC15 4B024 AA11 CA01 CA09 CA11 HA13 HA20 4B063 QA01 QQ42 QQ52 QR32 QR35 QR42 QR56 QR62 QS03 QS16 QS20 QS25 QS34 QX02 4C057 BB02 BB03 BB04 BB05 LL08 LL18 LL19 LL21 LL22 LL27 LL41 LL42 LL44 LL45 MM01 MM02 MM04 MM05 MM09 4C063 AA01 BB03 CC29 DD06 EE01 4C204 BB01 CB03 DB13 EB10 FB19 GB24 GB29

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式:A−B−C で表される蛍光ヌクレオチド。[式中、Aは天然又は合
    成のヌクレオチド、オリゴヌクレオチド又はポリヌクレ
    オチドあるいはそれらの誘導体の残基を示し、上記残基
    中の塩基部分でBと結合し、Bは2価の連結基または単
    結合を示し、Cは、分子内に0ないし1個のスルホン酸
    基またはリン酸基を有する蛍光色素から誘導される1価
    の基を示す。]
  2. 【請求項2】式:A−B−C で表される蛍光ヌクレオチド。[式中、Aは天然又は合
    成のヌクレオチド、オリゴヌクレオチド又はポリヌクレ
    オチドあるいはそれらの誘導体の残基を示し、上記残基
    中の塩基部分でBと結合し、Bは2価の連結基または単
    結合を示し、Cは分子内にスルホン酸基、リン酸基、カ
    ルボン酸基以外の水溶性基を有する蛍光色素から誘導さ
    れる1価の基を示す。]
  3. 【請求項3】 蛍光色素がシアニン、メロシアニン又は
    スチリル蛍光色素である、請求項1又は2に記載の蛍光
    ヌクレオチド。
  4. 【請求項4】 シアニン、メロシアニン又はスチリル蛍
    光色素が以下の一般式で表される構造を有する蛍光色素
    である、請求項3に記載の蛍光ヌクレオチド。 【化1】 [式中、XおよびYはそれぞれ独立にO、SおよびC
    (CH32よりなる群から選ばれ、mは1、2、3およ
    び4よりなる群から選ばれる整数であり、R1及びR2
    それぞれ独立に水素原子、又はBと共有結合し得る反応
    性基で置換されていてもよいアルキル基を示し、該アル
    キル基のアルキル鎖中には酸素原子又は硫黄原子が介在
    していてもよく、R1及びR2の少なくとも片方はBと共
    有結合し得る反応性基で置換されていてもよいアルキル
    基を示す。R3からR9はそれぞれ独立して水素原子又は
    一価の置換基を示し、これらのうち隣接する2つの基は
    互いに結合して環を形成してもよい。点線はそれぞれ前
    記シアニン、メロシアニンおよびスチリル蛍光色素を形
    成するのに必要な炭素原子を表す。]
  5. 【請求項5】 シアニン、メロシアニン又はスチリル蛍
    光色素が以下の一般式で表される構造を有する蛍光色素
    である、請求項3又は4に記載の蛍光ヌクレオチド。 【化2】 [式中、XおよびYはそれぞれ独立にO、SおよびC
    (CH32よりなる群から選ばれ、ZはOおよびSより
    なる群から選ばれ、mは1、2、3および4よりなる群
    から選ばれる整数であり、R1及びR2はそれぞれ独立に
    水素原子、又はBと共有結合し得る反応性基で置換され
    ていてもよいアルキル基を示し、該アルキル基のアルキ
    ル鎖中には酸素原子又は硫黄原子が介在していてもよ
    く、R1及びR2の少なくとも片方はBと共有結合し得る
    反応性基で置換されていてもよいアルキル基を示す。R
    3からR11はそれぞれ独立して、水素原子又は一価の置
    換基を示し、これらのうち隣接する2つの基は互いに結
    合して環を形成してもよい。]
  6. 【請求項6】 R1及びR2の少なくとも1つが、基B中
    のアミノ基、ヒドロキシル基、又はチオール基と共有結
    合し得る活性エステル基で置換されたアルキル基であ
    る、請求項4又は5に記載の蛍光ヌクレオチド。
  7. 【請求項7】 R1及びR2の少なくとも1つが、カルボ
    キシル基で置換されたアルキル基である請求項4または
    5に記載の蛍光ヌクレオチド。
  8. 【請求項8】 Aがヌクレオチドあるいはそれらの誘導
    体の残基である、請求項1から7の何れか1項に記載の
    蛍光ヌクレオチド。
  9. 【請求項9】 Aが(1)AMP、ADP、ATP、G
    MP、GDP、GTP、CMP、CDP、CTP、UM
    P、UDP UTP、TMP、TDP、TTP、2−M
    e−AMP、2−Me−ADP、2−Me−ATP、1
    −Me−GMP、1−Me−GDP、1−Me−GT
    P、5−Me−CMP、5−Me−CDP、5−Me−
    CTP、5−MeO−CMP、5−MeO−CDP、5
    −MeO−CTPから成るヌクレオチドから成る群、
    (2)前記ヌクレオチドに対応するデオキシヌクレオチ
    ドおよびジデオキシヌクレオチドから成る群、並びに
    (3)前記(1)および(2)に記載のヌクレオチドか
    らさらに誘導される誘導体、から成る群から選ばれる天
    然又は合成のヌクレオチド又はその誘導体の残基を示
    す、請求項1から8の何れか1項に記載の蛍光ヌクレオ
    チド。
  10. 【請求項10】 Bが−CH2−、−CH=CH−、−
    C≡C−、−CO−、−O−、−S−、−NH−または
    これらの組み合わせから成る連結基であって、連結基上
    の水素原子は置換基でさらに置換されていてもよい連結
    基である、請求項1から9の何れか1項に記載の蛍光ヌ
    クレオチド。
  11. 【請求項11】 Bがアミノアリル基である、請求項1
    から10の何れか1項に記載の蛍光ヌクレオチド。
  12. 【請求項12】 核酸合成酵素と鋳型核酸と請求項1か
    ら11の何れか1項に記載の蛍光ヌクレオチドとを用い
    て核酸合成反応を行うことを含む、蛍光標識された核酸
    の調製方法。
  13. 【請求項13】 核酸合成反応が、逆転写反応、ターミ
    ナルトランスフェラーゼ反応、ランダムプライム法、P
    CR法またはニックトランスレーション法から成る群か
    ら選ばれる反応である、請求項12に記載の方法。
  14. 【請求項14】 請求項1から11の何れか1項に記載
    の蛍光ヌクレオチドで標識された核酸プローブまたはプ
    ライマー。
  15. 【請求項15】 請求項1から11の何れか1項に記載
    の蛍光ヌクレオチドから成る核酸検出用試薬または診断
    薬。
  16. 【請求項16】 (1)請求項1から11の何れか1項
    に記載の蛍光ヌクレオチド、(2)核酸合成酵素および
    (3)緩衝液を含む、核酸検出用キット。
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