JP2001281560A - 接眼レンズ系及び望遠鏡及び双眼鏡及び顕微鏡 - Google Patents
接眼レンズ系及び望遠鏡及び双眼鏡及び顕微鏡Info
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Abstract
眼レンズ系全体の焦点距離の80%以上のアイレリーフ
を有し、視野周辺部まで各収差が良好に補正された接眼
レンズ系、及び望遠鏡、双眼鏡、顕微鏡を提供する。 【課題の解決手段】接合レンズと、正レンズとを有し、
少なくとも1つのレンズ面が非球面であって、該非球面
が、ガラスによる基本球面上に合成樹脂の層を被着して
形成した複合型非球面である事を特徴とする接眼レンズ
系を構成する。また、該接眼レンズ系を使用した望遠
鏡、双眼鏡、顕微鏡を提供する。
Description
顕微鏡などの観察光学系に使用される接眼レンズ系、及
び該接眼レンズ系を使用する双眼鏡、望遠鏡、顕微鏡に
関する。
合は、全視野の観察を容易に行う為に十分な長さのアイ
レリーフを持つことが要求される。しかし、一般的な接
眼レンズ系の場合、焦点距離が短いほど、光学系を構成
する各面の屈折力の和が大きくなる傾向があり、これに
伴い像面湾曲収差をはじめ各収差が悪化してしまう。ま
た、一般的な接眼レンズ系の場合、アイレリーフは焦点
距離の80%程度の大きさまでしか得られないことが多
く、結果として焦点距離の短い接眼レンズにおいては、
十分なアイレリーフが得られない。
周辺部まで諸収差を良好に保ったまま見掛け視界を大き
くすると、アイレリーフは短くなり、また見掛け視界を
一定に保ったままアイレリーフを長くすれば接眼レンズ
径の増大を招き、視野周辺部の諸収差の悪化を招いてし
まう。
ほどそれに比例して大きくなる傾向が有り、一般に球面
のみで構成されるレンズ系を用いただけでは、この歪曲
収差を良好に補正する事は困難であるため、見掛け視界
とアイレリーフを同時に大きくする事は、非常に困難で
あった。
を解決するために、接眼レンズ系に非球面を使用した技
術が提案されている。
しては、精研削、あるいは研磨による方法、非球面モー
ルドレンズを使用する方法が挙げられる。
は、非球面形状の形成に時間がかかるため、加工コスト
が増大しやすい。また、モールドレンズを製造する場合
には、材質、形状などの制約が多くあり、光学設計上の
自由度が損なわれるため好ましくない。
く、しかも安価に形成可能な非球面レンズを使用した、
アイレリーフが接眼レンズ系の焦点距離の80%以上と
長く、視野周辺部まで各収差、特に歪曲収差が良好に補
正された接眼レンズ系を提供する事を目的とする。
ことにより、観察対象物を良好な像で観察可能な望遠
鏡、双眼鏡、顕微鏡を提供する。
ために本発明は、接合レンズと、正レンズとを有し、少
なくとも1つのレンズ面が非球面であって、該非球面
が、ガラスによる基本球面上に合成樹脂の層を被着して
形成した複合型非球面である事を特徴とする接眼レンズ
系を構成する。
双眼鏡、顕微鏡を提供する。
察者の眼によって観察するためのレンズ系である。この
とき、接眼レンズ系は、実像を観察するためには、物
体、あるいは物体の像から発散した光束を、所定の大き
さで観察可能なように観察者の眼に入射させるために、
正レンズを有し、また、倍率色収差、及び非点収差、歪
曲収差を効果的に補正するために、接合レンズを有する
必要がある。そしてその上で、歪曲収差を特に効果的に
補正するために、少なくとも一つの面に非球面を導入す
る必要がある。このとき、非球面を導入し、なおかつ、
加工コストの増大を避け、光学設計上の自由度を確保す
るためには、該非球面が、ガラスによる基本球面上に合
成樹脂の層を被着して形成した複合型非球面でなくては
ならない。
を予め非球面形状にして、その表面に合成樹脂の層を被
着させることによって、合成樹脂層の、中心部での厚さ
と周辺部での厚さに大きな差を生じさせないように非球
面を形成することも可能であるが、ガラスによる基本レ
ンズ面自体を非球面形状にすることにより大きなコスト
アップが発生するため、ガラスによる基本レンズ面は球
面であることが必要である。
しては、一般的に、熱硬化型樹脂と紫外線硬化型樹脂と
の2種類が考えられる。しかし、熱硬化型樹脂を使用す
る場合、硬化のための加熱により、接合面に応力が発生
するため、接合レンズに加工することが難しい。また、
一度加熱した後、冷却するために時間がかかるため、製
造に時間がかかり大きなコストアップにつながってしま
う。一方、紫外線硬化型樹脂を使用すれば、冷却のため
の作業時間を省略できるため、製造コストを大幅に削減
できる。
を大きくとる必要があるため、樹脂層を薄くできる紫外
線硬化型樹脂よりも、温度や湿度の変動の影響を受けや
すい。
合成樹脂としては、紫外線硬化型樹脂を使用することが
望ましい。
非球面形状は、非球面の頂点の曲率半径に基づく母球面
よりも、非球面の頂点から周辺部に向かって屈折力が負
の方向に変化する形状である事が望ましい。
をこのような形状にして、非球面レンズのレンズ面周辺
部におけるプリズム効果を軽減することにより、広い視
野の周辺部においても各収差を良好に補正しつつ歪曲収
差の補正を行うことができるようになる。
には、樹脂層の厚さがなるべく一定であることが望まし
い。しかしこのとき、基本球面の形状を、非球面の頂点
曲率半径による母球面と一致させようとすると、非球面
の形状を設定する際に多大な制約を受けることになる。
このような事態を避けるために、ガラスによる基本球面
の曲率半径は、ことさらに非球面の頂点曲率半径とは一
致させず、樹脂層の厚みがなるべく一定になるような大
きさを選択することが望ましい。
合成樹脂との複合材料からなる複合型非球面の合成樹脂
層は、以下の条件式を満足することが望ましい。 tmax / tmin ≦10 (1) tmax : 最大樹脂厚(有効径内) tmin : 最小樹脂厚(有効径内) 条件式(1)は、非球面形状を形成する合成樹脂層の成
型性を良好にするための条件式であり、条件式(1)の
値が上限値を上回ると、各部位での樹脂厚に大きな差が
生じるため、非球面を所定の形状に成形することが困難
になりやすい。また、条件式(1)の値は、5以下であ
るとより好ましい。
脂槽の厚みが、基本球面を構成するガラスレンズの大き
さにかかわらず、以下の条件式(2)を満足することが
望ましい。
るために要する樹脂量を削減することが可能となり、温
度、湿度の変化に対する非球面形状の変形を低減するこ
とが可能となる。
特に歪曲収差を、少ない非球面枚数で効果的に補正する
ために、少なくとも一つの非球面が、光軸から周辺に向
かって、非球面の頂点曲率に基づく母球面に対し、屈折
力が負の方向に変化する形状であることが望ましい。
て、少なくとも一つの非球面形状が、以下の条件式
(3)を満足する事が望ましい。 0.001 ≦ |dx/h| ≦ 0.14 (3) 但し、 h :アイポイントを通る最大画角の主光線の、複合型
非球面に対する入射位置の、光軸からの高さ(図11) dx:前記光軸からの高さhにおける、複合型非球面の
頂点曲率半径に基づく母球面と複合型非球面との光軸に
沿った距離(図11) ここで、図11は本発明の接眼レンズ系における非球面
形状を表す概念図であり、図中実線は複合型非球面の形
状を、点線は複合型非球面の頂点曲率半径に基づく母球
面の形状を表わす。
である。少なくとも一つの非球面が、この条件式(3)
を満足する形状とすることによって、アイレリーフが長
く広い見掛け視界を有する接眼レンズにおいても、視野
周辺部まで各収差、特に歪曲収差の良好な補正が可能に
なる。
いアイレリーフと広い見掛け視界を保ったまま、視野周
辺部の各収差を良好に補正し、かつ歪曲収差の補正を十
分に行うことは困難になりやすい。また、条件式(3)
の値が上限値を上回ると、非球面による効果が強くなり
すぎ、歪曲収差の過剰補正を招くうえ、視野周辺部にお
ける各収差の良好な補正が困難になりやすい。
3、上限値が0.1であると、歪曲収差をさらに良好に
補正することが可能になる。
像に要する光束の太さが細いため、レンズ面による散乱
の影響が像質に現われやすいので、接眼レンズ系を構成
するレンズの枚数は極力少ないことが望ましい。そし
て、レンズ枚数を少なくし、なおかつ各収差、特に歪曲
収差を良好に補正するためには、接眼レンズ系を、被観
察像側から順に、負レンズと正レンズとによって構成さ
れ、観察者側に凸面を向けた接合レンズからなる第1レ
ンズ群と、被観察像側に凸面を向けた正単レンズからな
る第2レンズ群とで構成することが望ましい。
の条件式(4)を満足することが望ましい。 0.75≦|rA/f|≦1.85 (4) rA:第1レンズ群G1の接合面の曲率半径 f :接眼レンズ系全体の焦点距離 条件式(4)は、非点収差、像面湾曲収差、歪曲収差、
倍率色収差等の諸収差をバランス良く補正するための条
件式である。
点収差が大きく発生してしまい好ましくない。逆に条件
式(4)の値が上限値を上回ると、歪曲収差が大きく発
生してしまい、これを非球面により補正することが出来
ず好ましくない。
の接合面は、倍率色収差の補正にも寄与しており、条件
式(4)を満足することで、倍率色収差を良好に補正す
ることが可能になる。
上限値を1.6とすれば、さらに各収差をバランス良く
補正することが出来る。
ズ群G2の屈折率を規定したものである。
の屈折率一般的にレンズに使用するガラスは屈折率が高
くなると材料のコストも高くなるという傾向がある。
スの屈折率が高い方が歪曲収差の補正上有利に働くが、
本発明では非球面を使用することにより、このレンズに
屈折率の低いガラスを使用するにも関わらず歪曲収差を
良好に補正することが出来るので、屈折率の低いガラス
を使用することにより材料のコストを抑えることが可能
となる。
り、材料のコストを抑えることが出来る。
本発明の接眼複合型非球面を製造する上で、適したガラ
スレンズ形状を得るための条件式である。 −0.7mm≦│SX│−│AX│≦0.2mm (6) −0.2mm≦│SX│−│AX│≦0.7mm (7) SX:前記光軸からの高さhにおける、複合型非球面の
ガラスによる基本球面と、複合型非球面の光軸上の頂点
における接平面との光軸方向の距離。 AX:前記光軸からの高さhにおける、複合型非球面の
頂点曲率半径による母球面上と、複合型非球面の光軸上
の頂点における接平面との光軸方向の距離。
正の場合(図12)の条件式であり、条件式(7)は、
複合型非球面の屈折力が負の場合(図13)の条件式で
ある。
乃至(7)を説明するための概念図であり、鎖線は複合
型非球面のガラスによる基本球面の形状を表し、点線は
複合型非球面の頂点曲率半径による母球面の形状を表
す。
この条件式を満足することにより、複合型非球面におけ
る樹脂層の、最大樹脂厚と最小樹脂厚との差を小さく抑
えることが出来る。
(6)の値が下限値を下まわると、周辺部での樹脂層の
厚みが小さくなり過ぎ、これを補うために中心部の樹脂
層の厚みを大きくせざるを得ないため、中心部と周辺部
とで樹脂層の厚みの差が大きくなってしまい好ましくな
い。逆に条件式(6)の値が上限値を上回ると、周辺部
での樹脂層の厚みが大きくなってしまい好ましくない。
0.4、上限値が0であると、樹脂層の厚みをより良好
に設定できる。
件式(7)の値が下限値を下まわると、周辺部での樹脂
層の厚みが大きくなってしまい好ましくない。逆に、条
件式(7)の値が上限値を上回ると、周辺部での樹脂層
の厚みが小さくなり過ぎ、これを補うために中心部の樹
脂層の厚みが大きくなり、周辺部と中心部との樹脂層の
厚みの差が大きくなってしまい好ましくない。特に条件
式(7)において、下限値が0、上限値が0.4である
と、樹脂層の厚みをより良好に設定できる。
正レンズとの貼り合わせからなり、最も観察者側の面は
観察者側に凸面を向けたレンズからなる第1レンズ群G
1と、物体側の面が物体側に凸面を向けた正の単レンズ
からなる第2レンズ群G2により構成され、これら各レ
ンズ群のうち少なくとも1つのレンズ面が非球面形状で
形成されている。
れ順に、実施例1乃至実施例5の構成図である。ここで
各図中のEPはアイポイント、※印を付した面は非球面
を表す。
例5の諸元を示す。
面の曲率半径、dはレンズ面間隔、ndはd線に対する
屈折率、νdはd線に対するアッベ数、fは全体の焦点
距離、Iはアイレリーフの長さである。
面は、非球面形状を有するレンズ面を表し、非球面のレ
ンズ面における曲率半径Rは、非球面の頂点曲率半径を
表す。
いずれも次式で表される回転対称非球面である。 X=C0Y2/(1+(1−kC0 2Y2)1/2)+C4Y4+
C6Y6+C8Y8+C10Y10 但し、 X :非球面の頂点から光軸方向に測った距離 Y :非球面の頂点を通る光軸からの高さ k :円錐定数 C0 :1/R(R=非球面の頂点曲率半径) C2 :2次の非球面係数 C4 :4次の非球面係数 C6 :6次の非球面係数 C8 :8次の非球面係数 C10:10次の非球面係数 〔表1:実施例1〕 f = 14.0 I = 15.0 No R d nd νd ※1 -120.0 0.1 1.552 38.5 2 -60.0 1.5 1.805 25.4 3 14.9 8.5 1.589 61.1 4 -14.9 0.2 5 16.5 5.2 1.589 61.1 6 -56.7 非球面係数:第1面 K = 0.00 C2 = 0.00 C4 = -1.67×10-4 C6 = 1.63×10-6 C8 = 0.00 C10 = -3.82×10-11 条件式対応値: |rA/f│ = 1.06 nG2 = 1.589 |dx/h|= 0.033 │SX│−│AX│= 0.217(凹) tmax/tmin = 1.71 tmax = 0.12 〔表2:実施例2〕 f = 14.0 I = 15.0 No R d nd νd 1 -140.1 1.5 1.805 25.4 2 12.6 11.0 1.652 58.5 3 -17.4 0.1 1.552 38.5 ※4 -17.3 0.2 5 15.3 4.8 1.589 61.1 6 -145.5 非球面係数:第4面 K = 0.30 C2 = 0.00 C4 = 1.35×10-5 C6 = -2.03×10-7 C8 = 5.80×10-10 C10 = 4.69×10-12 条件式対応値: |rA/f│ = 0.90 nG2 = 1.589 |dx/h|= 0.015 |SX│−│AX│= -0.022(凸) tmax/tmin = 2.0 tmax = 0.2 〔表3:実施例3〕 f = 14.0 I = 15.0 No R d nd νd 1 -75.5 1.5 1.805 25.4 2 13.6 7.7 1.589 61.1 3 -18.7 0.2 ※4 13.7 0.09 1.552 38.5 5 14.5 7.9 1.589 61.1 6 -36.8 非球面係数:第4面 K = 0.02 C2 = 0.00 C4 = -6.00×10-6 C6 = 0.00 C8 = -2.65×10-10 C10 = 5.53×10-13 条件式対応値: │rA/f│ = 0.97 nG2 = 1.589 |dx/h|= 0.046 │SX│−│AX│= -0.23(凸) tmax/tmin = 3.86 tmax = 0.27 〔表4:実施例4〕 f = 14.0 I = 15.0 No R d nd νd ※1 -46.0 0.1 1.552 38.5 2 -45.0 1.5 1.805 25.4 3 16.0 7.5 1.589 61.1 4 -16.0 0.2 ※5 13.7 0.07 1.552 38.5 6 14.0 7.3 1.589 61.1 7 -52.0 非球面係数: 第1面: K = 25.3 C2 = 0.00 C4 = -4.70×10-6 C6 = 4.20×10-7 C8 = 0.00 C10 = 7.30×10-11 第5面: K = -0.12 C2 = 0.00 C4 = 1.00×10-5 C6 = 3.90×10-8 C8 = -1.80×10-10 C10 = -6.10×10-13 条件式対応値: │rA/f│ = 1.14 nG2 = 1.589 第1面: |dx/h|= 0.008 │SX│−│AX│= 0.013(凹) tmax/tmin = 1.5 tmax = 0.15 第5面: |dx/h|= 0.035 │SX│−│AX│= -0.083(凸) tmax/tmin = 4.1 tmax = 0.29 〔表5:実施例5〕 f = 14.0 I = 15.2 No R d nd νd ※1 -42.0 0.1 1.552 38.5 2 -40.0 1.5 1.805 25.4 3 16.3 7.3 1.589 61.1 4 -16.3 0.1 1.552 38.5 ※5 -16.3 0.2 ※6 13.0 0.12 1.552 38.5 7 14.0 7.1 1.589 61.1 8 -56.8 非球面係数: 第1面: K = 15.00 C2 = 0.00 C4 = -4.65×10-6 C6 = 4.25×10-7 C8 = 0.00 C10 = 8.84×10-11 第5面: K = 0.80 C2 = 0.00 C4 = 0.00 C6 = 0.00 C8 = 0.00 C10 = 0.00 第6面: K = -0.25 C2 = 0.00 C4 = 1.11×10-5 C6 = 9.23×10-8 C8 = -1.81×10-10 C10 = -5.18×10-12 条件式対応値: │rA/f│ = 1.16 nG2 = 1.589 第1面: |dx/h|= 0.0009 │SX│-│AX│= 0.031(凹) tmax/tmin = 1.25 tmax = 0.1 第5面: |dx/h|= 0.0043 │SX│-│AX│= 0.0(凸) tmax/tmin = 1.4 tmax = 0.14 第6面: |dx/h|= 0.043 │SX│-│AX│= -0.278(凸) tmax/tmin = 2.5 tmax = 0.2 さらに、図2,4,6,8,10に、それぞれ順に実施
例1乃至実施例5の、球面収差、非点収差、歪曲収差図
を示す。
射したときの結像収差を示し、非点収差図中の実線はサ
ジタル像面を、破線はメリジオナル像面を表す。また各
図中、Fnoは接眼レンズ系のFナンバーを表し、ωは接
眼レンズ系の見掛け視界の半画角を表す。
のすべてにおいて、各収差、特に像面湾曲と非点収差、
及び歪曲収差が良好に補正されていることがわかる。
の接眼レンズ系を使用した望遠鏡の構成図を示す。実施
例6の望遠鏡は天体用であって、対物レンズ系1によっ
て形成された観察対象物の像を、接眼レンズ系2によっ
て観察する構成になっている。
の接眼レンズ系を使用した双眼鏡の構成図を示す。実施
例7の双眼鏡は、対物レンズ系1と正立プリズム3とに
よって形成された観察対象物の正立像を、接眼レンズ系
2によって観察する構成になっている。
明の接眼レンズ系を使用した顕微鏡の構成図を示す。実
施例8の顕微鏡は、対物レンズ系1と、リレーレンズ系
4と、正立プリズム3とによって形成された観察対象物
の像を、接眼レンズ系2によって観察する構成になって
いる。
の接眼レンズ系を使用することによって、観察対象物
を、非点収差及び歪曲収差の少ない良好な像で観察する
ことが可能となる。
け視界と、接眼レンズ系全体の焦点距離の80%以上の
アイレリーフを有し、諸収差、特に歪曲収差が良好に補
正された接眼レンズ系を得ることができる。また、該接
眼レンズ系を使用することで、観察対象物を良好な像で
観察可能な望遠鏡、双眼鏡、顕微鏡を提供することがで
きる。
図。
図。
Claims (11)
- 【請求項1】接合レンズと、正レンズとを有し、少なく
とも1つの面が非球面であって、該非球面が、ガラスに
よる基本球面上に合成樹脂の層を被着して形成された複
合型非球面である事を特徴とする接眼レンズ系。 - 【請求項2】前記複合型非球面を構成する合成樹脂は、
紫外線硬化型樹脂であることを特徴とする請求項1に記
載の接眼レンズ系。 - 【請求項3】前記複合型非球面のうち、少なくとも一つ
の面において、前記基本球面と、前記複合型非球面の頂
点曲率半径に基づく母球面とが異なる曲率半径を有する
ことを特徴とする請求項1乃至2に記載の接眼レンズ
系。 - 【請求項4】前記複合型非球面の合成樹脂層が、以下の
条件式を満足する事を特徴とする請求項1乃至3に記載
の接眼レンズ系。 tmax / tmin ≦10 tmax < 0.35mm tmax :前記複合型非球面の有効径内における最大樹脂
厚 tmin :前記複合型非球面の有効径内における最小樹脂
厚 - 【請求項5】前記複合型非球面のうち、少なくとも一つ
の面が、光軸上における頂点曲率半径に基づく母球面に
対して、光軸から周辺に向かって屈折力が負の方向に変
化する形状であることを特徴とする、請求項1乃至4に
記載の接眼レンズ系。 - 【請求項6】前記接眼レンズにおいて、少なくとも一つ
の非球面形状が、以下の条件式を満足する事を特徴とす
る請求項1乃至5に記載の接眼レンズ系。 0.001 ≦ |dx/h| ≦ 0.14 但し、 h :アイポイントを通る最大画角の主光線の、前記複
合型非球面に対する入射位置の、光軸からの高さ dx:前記光軸からの高さhにおける、前記頂点曲率半
径に基づく球面と前記非球面との光軸に沿った距離 - 【請求項7】被観察像側から順に、負レンズと正レンズ
とによって構成され、観察者側に凸面を向けた接合レン
ズからなる第1レンズ群と、被観察像側に凸面を向けた
正単レンズからなる第2レンズ群とで構成されることを
特徴とする請求項1乃至6に記載の接眼レンズ系。 - 【請求項8】以下の条件式を満足する事を特徴とする、
請求項1乃至8に記載の接眼レンズ系。 0.75≦|rA/f|≦1.85 rA:第1レンズ群G1の接合面の曲率半径 f :接眼レンズ系全体の焦点距離 - 【請求項9】請求項1乃至8に記載の接眼レンズ系を使
用したことを特徴とする望遠鏡。 - 【請求項10】請求項1乃至8に記載の接眼レンズ系を
使用したことを特徴とする双眼鏡。 - 【請求項11】請求項1乃至8に記載の接眼レンズ系を
使用したことを特徴とする顕微鏡。
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