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JP2001280718A - 冷凍装置 - Google Patents

冷凍装置

Info

Publication number
JP2001280718A
JP2001280718A JP2000096354A JP2000096354A JP2001280718A JP 2001280718 A JP2001280718 A JP 2001280718A JP 2000096354 A JP2000096354 A JP 2000096354A JP 2000096354 A JP2000096354 A JP 2000096354A JP 2001280718 A JP2001280718 A JP 2001280718A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refrigerant
compression mechanism
capacity
pressure
low pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000096354A
Other languages
English (en)
Inventor
Akitoshi Ueno
明敏 上野
Kenji Tanimoto
憲治 谷本
Takemune Mesaki
丈統 目▲崎▼
Takeo Ueno
武夫 植野
Kazuhide Nomura
和秀 野村
Masaaki Takegami
雅章 竹上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP2000096354A priority Critical patent/JP2001280718A/ja
Publication of JP2001280718A publication Critical patent/JP2001280718A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
    • F25B2400/07Details of compressors or related parts
    • F25B2400/075Details of compressors or related parts with parallel compressors
    • F25B2400/0751Details of compressors or related parts with parallel compressors the compressors having different capacities

Landscapes

  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷凍装置において、低圧センサを用いること
なく圧縮機構の容量制御を行う。 【解決手段】 蒸発機(8a,8b)と圧縮機構(4)
との間の回路に圧力スイッチ(S1,S2)を設ける。
上記圧縮機構(4)は、5馬力の容量を有する第1圧縮
機(3a)と4馬力の容量を有する第2圧縮機(3b)とが
並列に接続して構成されている。そして、制御手段
(K)が圧力スイッチ(S1,S2)からの信号を受け
て、圧縮機構(4)の容量を変化させることで冷媒の低
圧圧力Lpが所定範囲内に制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍装置に関する
技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来より、圧縮機、凝縮器、電子膨張弁
及び蒸発器が順に接続されて成る冷媒回路を備えた冷凍
装置が知られている。この冷凍装置の冷媒回路では、圧
縮機から吐出された冷媒が凝縮器で凝縮し、電子膨張弁
で減圧し、蒸発器で蒸発した後、圧縮機に戻る冷媒循環
が行われている。
【0003】ところで、上記冷凍装置の圧縮機構は、圧
縮機の運転台数を変更することによって容量可変に構成
されている。そのため、従来は、圧縮機から吐出する冷
媒の吐出圧力を検出する低圧センサを設け、該低圧セン
サの検出値に基づき圧縮機構の容量を制御させていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の低
圧センサは高価な機器であり、装置のコストアップの要
因となっている。そのため、低圧センサを用いることな
く圧縮機構の容量制御を行い得る装置が望まれている。
【0005】本発明は斯かる諸点に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、低圧センサを用いる
ことなく圧縮機構の容量の制御を行うとともに、冷凍装
置の低コスト化を図ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明では、圧縮機構と蒸発器との間に、圧縮
機構の保護用以外の別の圧力スイッチを設けるようにし
た。
【0007】具体的には、請求項1の発明では、冷媒を
吐出する容量可変の圧縮機構(4)と、該圧縮機構
(4)からのガス冷媒を凝縮する凝縮器(6)と、該凝
縮器(6)からの冷媒の減圧を行う減圧機構(7)と、
冷媒を蒸発させる蒸発器(8a,8b)とが順に閉回路
に接続されて成る冷媒回路(5)を備えた冷凍装置であ
って、冷媒の低圧圧力Lpを検出する圧力スイッチ(S
1,S2)と、上記圧力スイッチ(S1,S2)からの
信号に基づいて圧縮機構(4)の容量を制御する制御手
段(K)とを備えた。
【0008】上記の構成により、圧縮機構(4)と蒸発
器(8a,8b)との間の冷媒回路(5)を流れる冷媒
の低圧圧力Lpが検出され、この検出値に基づいて冷媒
回路(5)内の冷媒の低圧圧力Lpが調節されるととも
に種々の制御が可能となる。例えば、冷媒の低圧圧力L
pが所定値よりも小さくなるときには圧縮機構(4)の
容量を下げ、また、低圧圧力Lpが所定値よりも大きい
ときには圧縮機構(4)の容量を上げる制御を行うこと
が可能となる。その結果、圧縮機構(4)に用いる不必
要な消費電力を低下させて、冷凍装置の消費電力を押さ
え低コスト化を図ることができる。さらに、上記圧力ス
イッチ(S1,S2)は、従来の冷媒圧力を検出するた
めに用いられていた低圧センサに比べて安価であるた
め、冷凍装置自身の低コスト化を促進することができ
る。
【0009】請求項2の発明によると、制御手段(K)
は、圧力スイッチ(S1)から信号が出力されてから所
定時間経過後に圧縮機構(4)の容量を変化させるよう
に構成されている。
【0010】上記の構成により、圧縮機構(4)と蒸発
器(8a,8b)との間の冷媒回路(5)を流れる冷媒
の低圧圧力Lpが所定値になると、圧力スイッチ(S
1)がOFF状態となり、この信号が制御手段(K)に
出力される。そして、本発明では、制御手段(K)は上
記信号が出力されてから所定時間後に圧縮機構(4)の
容量を変化させる。すなわち、上記所定時間後に低圧圧
力Lpが上記所定値より高くなれば圧縮機構(4)の容
量制御を行う必要がなく、一方、所定時間後にも低圧圧
力Lpが上記所定値より低ければ圧縮機構(4)の容量
を下げる。このことにより、低圧圧力Lpが所定値に達
した後の低圧圧力Lpの変化に応じて圧縮機構(4)の
容量を変え、より効率的な容量制御を行うことができ
る。
【0011】請求項3の発明によると、請求項2の冷凍
装置において、制御手段(K)は、冷媒の低圧圧力Lp
が上昇して所定値に達したときに圧縮機構(4)の容量
を上げるように構成されている。
【0012】上記の構成により、冷媒の低圧圧力Lpが
圧縮機構(4)の容量制御後に急激に上昇する場合、上
記制御手段(K)により圧縮機構(4)の容量を上げ
て、圧縮機(3a,3b)の保護を行うとともに、圧縮
容量を適切に保つことができる。
【0013】請求項4の発明によると、請求項2の冷凍
装置において、制御手段(K)は、冷媒の低圧圧力Lp
が低下して所定値に達したときに圧縮機構(4)の容量
を下げるように構成されている。
【0014】上記の構成により、冷媒の低圧圧力Lpが
急激に低下して冷凍能力に影響を与えることを防止する
ことができ、また、圧縮機(3a,3b)の保護を図る
ことができる。
【0015】請求項5の発明によると、請求項1の冷凍
装置において、圧力スイッチ(S1)は、ON状態とな
る低圧圧力Lpと、OFF状態となる低圧圧力Lpとに
圧力差があるものである。
【0016】上記の構成により、圧力スイッチ(S1)
が冷媒の低圧圧力Lpの低下により一時OFF状態とな
っても、圧縮機構(4)の容量を制御後の上記低圧圧力
Lpの変化に伴い、圧力スイッチ(S1)がON状態に
復帰される。このため、再度低圧圧力Lpが低下した際
に、圧力スイッチ(S1)をON状態からOFF状態と
することができ、圧縮機構(4)の容量制御を確実なも
のとすることができる。
【0017】請求項6の発明によると、上記の冷凍装置
において、圧縮機構(4)は、互いに並列に接続された
複数の圧縮機からなり、制御手段(K)は、該圧縮機の
運転台数を変更するように構成されている。
【0018】上記の構成により、圧縮機構(4)は、圧
縮機の運転台数を変更することによって容量が可変に構
成されることとなり、より効率的に圧縮容量を調整する
ことができる。
【0019】請求項7の発明によると、請求項6の冷凍
装置において、制御手段(K)は、所定時間ごとに圧縮
機構(4)の容量を増加させるように構成されている。
【0020】上記の構成により、複数の圧縮機を起動さ
せる際に複数の圧縮機が同時に起動するために冷媒の低
圧圧力が上昇しすぎるのを防止することができる。すな
わち、冷凍装置の起動時に圧縮機構(4)の容量を増加
させるため、例えば、圧縮機が一台ずつ起動されること
となる。これにより、冷凍装置の起動時において冷媒の
循環量が適切に調節され、また、圧縮機を併用して用い
ることができ、常に複数の圧縮機を作動させる必要がな
くなり圧縮機の消費電力を低下させて冷凍装置使用時の
低コスト化を図ることができる。
【0021】請求項8の発明によると、請求項1〜7の
いずれか1つに記載の冷凍装置において、圧力スイッチ
(S1,S2)は、圧縮機構(4)の容量を制御する圧
力スイッチ(S1)と、該圧力スイッチ(S1)より低
圧で作動して圧縮機構(4)を保護する圧力スイッチ
(S2)とで構成されている。
【0022】上記の構成により、圧力スイッチ(S1)
により圧縮機構(4)の容量を制御を可能にすると共
に、冷媒の低圧圧力Lpが急激に低下する際に、圧力ス
イッチ(S2)により圧縮機構(4)を停止させて、圧
縮機(3a,3b)の保護を図ることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0024】(実施形態1)冷凍装置の構成 図1及び図2に示すように、冷凍装置(1)は、コンビ
ニエンスストアに設置されて冷凍庫と冷蔵庫を同時に冷
却するためのものである。この冷凍装置(1)は、1つ
の室外ユニット(2)と、1つのカスケードユニット
(12)と、2つの冷蔵ユニット(13a,13b)
と、1つの冷凍ユニット(14)とを備えている。
【0025】室外ユニット(2)には、高温側の液側連
絡管(31)及びガス側連絡管(32)を介して、2つ
の冷蔵ユニット(13a,13b)が接続されている。
各冷蔵ユニット(13a,13b)は、室外ユニット
(2)に対して互いに並列に接続されている。カスケー
ドユニット(12)は、液側連絡管(31)の途中に設
けられている。このカスケードユニット(12)には、
低温側の液側連絡管(44)及びガス側連絡管(45)
を介して、冷凍ユニット(14)が接続されている。
【0026】そして、室外ユニット(2)、カスケード
ユニット(12)の一部、2つの冷蔵ユニット、液側連
絡管(31)及びガス側連絡管(32)によって高温側
冷媒回路(5)が構成されている。一方、カスケードユ
ニット(12)、冷凍ユニット(14)、液側連絡管
(44)及びガス側連絡管(45)によって低温側冷媒
回路(40)が構成されている。
【0027】上記高温側冷媒回路(5)には、圧縮機構
(4)と、凝縮器(6)と、第1減圧機構としてのキャ
ピラリチューブ(7)と、レシーバ(受液器)(9)
と、冷媒熱交換器(10)と、2つの冷蔵用蒸発器(8
a,8b)とが接続されている。このうち、圧縮機構
(4)と、凝縮器(6)と、キャピラリチューブ(7)
と、レシーバ(9)とは、室外ユニット(2)に設けら
れている。また、冷媒熱交換器(10)は、カスケード
ユニット(12)に設けられている。また、冷蔵用蒸発
器(8a,8b)は、それぞれ冷蔵ユニット(13a,
13b)に設けられている。
【0028】上記高温側冷媒回路(5)の圧縮機構
(4)は、5馬力の容量を有する第1圧縮機(3a)と4
馬力の容量を有する第2圧縮機(3b)とを並列に接続し
て構成されている。各圧縮機(3a,3b)の吐出側に
は、それぞれ逆止弁(CV)が設けられている。また、
各圧縮機(3a,3b)の吐出側は、凝縮器(6)の入
口端に接続されている。各圧縮機(3a,3b)の吸入
側は、ガス側連絡管(32)に接続されている。そし
て、この圧縮機構(4)は、圧縮機(3a,3b)の運
転台数を変更することによって容量可変に構成されてい
る。
【0029】そして、本実施形態では、圧縮機構(4)
の吐出側配管には、吐出冷媒温度を検出するための温度
センサ(23)が設けられ、圧縮機構(4)の冷媒吸入側
配管には、冷媒の低圧圧力Lpを検出するための圧力ス
イッチ(S1,S2)が設けられている。
【0030】上記凝縮器(6)は、室外空気との熱交換
により冷媒を凝縮させるものである。室外ユニット
(2)には室外ファン(15)が設けられ、この室外フ
ァン(15)によって凝縮器(6)へ室外空気が送られ
る。レシーバ(9)は、縦長の円筒容器状に形成されて
いる。レシーバ(9)の下端部は、冷媒配管(33)を
介して液側連絡管(31)に接続されている。
【0031】上記レシーバ(9)の上端部は、減圧配管
(34)を介して、圧縮機構(4)の吸入側に接続され
ている。この減圧配管(34)には、ガス側電磁弁(S
V2)が設けられている。このレシーバ(9)は、ガス
側電磁弁(SV2)を間欠的に開くことにより減圧さ
れ、内部の液冷媒を自己蒸発により冷却するように構成
されている。
【0032】上記冷媒熱交換器(10)は、一端が室外
ユニット(2)側の液側連絡管(31)に接続され、他
端が冷蔵ユニット(13a,13b)側の液側連絡管
(31)に接続されている。また、冷媒熱交換器(1
0)には、低温側冷媒回路(40)が接続されている。
そして、この冷媒熱交換器(10)は、いわゆる二元冷
凍システムにおけるカスケードコンデンサ(カスケード
熱交換器)を構成している。
【0033】上記高温側冷媒回路(5)には、バイパス
配管(35)が設けられている。このバイパス配管(3
5)は、2つの冷蔵ユニット(13a,13b)をバイ
パスするように接続されている。また、上記バイパス配
管(35)には、電磁弁(SV5)が設けられている。
【0034】上記高温側冷媒回路(5)のうち冷蔵ユニ
ット(13a,13b)に設けられた部分は、利用側回
路(11a,11b)を構成している。各利用側回路
(11a,11b)は、一端側で液側連絡管(31)に
接続され、他端側でガス側連絡管(32)に接続されて
いる。
【0035】上記冷蔵用蒸発器(8a,8b)は、冷蔵
庫の庫内空気との熱交換により冷媒を蒸発させるもので
ある。各冷蔵ユニット(13a,13b)にそれぞれ冷
蔵庫内ファン(16a,16b)が設けられ、この冷蔵
庫内ファン(16a,16b)によって冷蔵用蒸発器
(8a,8b)へ冷蔵庫内の庫内空気が送られる。
【0036】また、各冷蔵ユニット(13a,13b)
には、第1温度センサ(Th-A1,Th-A2)、第2
温度センサ(Th-B1,Th-B2)、吸込風温センサ
(Th-C1,Th-C2)及び吹出風温センサ(Th-
D1,Th-D2)がそれぞれ設けられている。尚、上
記各センサとしては、サーミスタが用いられている。
【0037】上記低温側冷媒回路(40)は、図2に示
すように、圧縮機(41)と、冷媒熱交換器(10)
と、膨張弁(42)と、冷凍用蒸発器(43)とが接続
されている。このうち、圧縮機(41)と、冷媒熱交換
器(10)と、膨張弁(42)とは、カスケードユニッ
ト(12)に設けられている。また、冷凍用蒸発器(4
3)は、冷凍ユニット(14)に設けられている。
【0038】上記冷凍装置(1)には、電磁弁(SV
2,SV3,SV5)の各制御を実行するコントローラ
(20)が設けられている。また、このコントローラ
(20)は、各冷蔵ユニット(13a,13b)に設け
られた第1温度センサ(Th-A1,Th-A2)及び第
2温度センサ(Th-B1,Th-B2)の検出温度に基
づいて制御動作を行い、各利用側回路(11a,11
b)の利用側電磁弁(24a,24b)を開閉操作する
制御器をも構成している。そして、このコントローラ
(20)と、各利用側回路(11a,11b)の利用側
電磁弁(24a,24b)とにより、高温側冷媒回路
(5)における冷媒の膨張手段が構成されている。
【0039】冷媒回路の冷凍サイクル動作 上記冷凍装置(1)の運転動作について説明する。まず
始めに、冷蔵ユニット(13a,13b)及びカスケー
ドユニット(12)の双方を運転させる冷凍冷蔵運転の
動作について説明し、その後に、冷蔵ユニット(13
a,13b)の運転を停止してカスケードユニット(1
2)を運転させる冷凍運転の動作について説明する。
【0040】冷凍冷蔵運転 先ず、高温側冷媒回路(5)における動作について、図
1及び図3を参照しながら説明する。図3は、高温側冷
媒回路(5)における冷凍サイクルを、モリエル線図
(圧力−エンタルピ線図)上に表したものである。尚、
図1及び図3に付したA〜Jの符号は、それぞれ対応し
ている。
【0041】圧縮機構(4)の圧縮機(3a,3b)に
は、点Aの状態の冷媒が吸入される。点Aの冷媒は、圧
縮機(3a,3b)により圧縮され、点Bの状態となっ
て吐出される。点Bの冷媒は、凝縮器(6)へ送られ
る。凝縮器(6)では、冷媒が室外空気との熱交換によ
り放熱し、凝縮して点Cの状態となる。
【0042】点Cの状態の冷媒は、キャピラリチューブ
(7)で減圧された後にレシーバ(9)へ流入する。こ
こで、ガス側電磁弁(SV2)が間欠的に開閉され、レ
シーバ(9)は圧縮機構(4)の吸入側と間欠的に連通
される。そして、キャピラリーチューブ(7)における減
圧と、ガス側電磁弁(SV2)の開閉動作とによって、
点Cの冷媒は減圧されて点Dの状態となる。レシーバ
(9)では、点Dの冷媒が、点Eの状態の液冷媒と、点
Iの状態のガス冷媒とに分離される。
【0043】点Eの状態の冷媒は、冷媒熱交換器(1
0)へ送られる。冷媒熱交換器(10)では、高温側冷
媒回路(5)の冷媒と低温側冷媒回路(40)の冷媒と
の熱交換が行われる。この熱交換によって点Eの冷媒が
吸熱し、点Fの状態となる。
【0044】点Fの状態の冷媒は、各冷蔵ユニット(1
3a,13b)の利用側回路(11a,11b)に分配
される。各利用側回路(11a,11b)では、点Fの
冷媒が利用側電磁弁(24a,24b)を通過して冷蔵
用蒸発器(8a,8b)へ送られる。その際、各利用側
電磁弁(24a,24b)は、コントローラ(20)の
制御動作によって開閉操作されている。従って、冷蔵用
蒸発器(8a,8b)に対して、間欠的に冷媒が供給さ
れる。そして、利用側電磁弁(24a,24b)を開閉
操作することによって点Fの冷媒が減圧され、点Gの状
態となる。尚、利用側電磁弁(24a,24b)に小口
径のものを採用し、利用側電磁弁(24a,24b)の
通過時においてもある程度の冷媒の減圧作用を得るよう
にしてもよい。
【0045】点Gの状態の冷媒は、冷蔵用蒸発器(8
a,8b)へ送られる。冷蔵用蒸発器(8a,8b)で
は、冷媒が冷蔵庫の庫内空気から吸熱して蒸発し、点H
の状態となる。点Hの状態において、冷媒は飽和蒸気と
なっている。そして、点Hの状態の冷媒が、圧縮機構
(4)の吸入側へ送られる。
【0046】一方、レシーバ(9)で分離された点Iの
状態のガス冷媒は、ガス側電磁弁(SV2)の開閉操作
によって減圧され、点Jの状態となる。そして、点Jの
状態の冷媒が、圧縮機構(4)の吸入側へ送られる。こ
こで、圧縮機構(4)には、点Hの冷媒と点Jの冷媒と
が送り込まれることとなる。従って、圧縮機構(4)
は、点Hの冷媒と点Jの冷媒とを混合してなる点Aの状
態の冷媒を吸入する。高温側冷媒回路(5)では、以上
のサイクルを繰り返して冷凍サイクル動作を行う。
【0047】次に、低温側冷媒回路(40)における動
作について説明する。
【0048】低温側冷媒回路(40)の圧縮機(41)
から吐出された冷媒は、冷媒熱交換器(10)へ送られ
る。上述のように、冷媒熱交換器(10)はカスケード
コンデンサを構成している。そして、冷媒熱交換器(1
0)では、低温側冷媒回路(40)の冷媒は高温側冷媒
回路(5)の冷媒と熱交換を行い、放熱して凝縮する。
凝縮した冷媒は、膨張弁(42)で減圧された後に、冷
凍用蒸発器(43)へ送られる。冷凍用蒸発器(43)
では、冷媒が冷凍庫の庫内空気と熱交換して蒸発する。
蒸発した冷媒は、圧縮機(41)に吸入され、再び圧縮
されてこのサイクルを繰り返す。
【0049】冷凍運転 冷凍運転の際には、冷蔵ユニット(13a,13b)の
利用側電磁弁(24a,24b)は閉鎖され、バイパス
配管(35)のバイパス電磁弁(SV5)は開放され
る。そして、上記冷凍冷蔵運転と同様に、圧縮機構
(4)から吐出された冷媒は凝縮器(6)で凝縮し、キ
ャピラリーチューブ(7)で減圧され、レシーバ(9)
には中間圧の気液二相冷媒が貯留される。レシーバ
(9)は、減圧配管(34)のガス側電磁弁(SV2)
の開閉制御により減圧される。レシーバ(9)の下端部
から流出した液冷媒は、冷媒熱交換器(10)を介して
低温側冷媒回路(40)の冷媒と熱交換を行い、蒸発す
る。蒸発した冷媒は、冷蔵ユニット(13a,13b)
を経由することなく、バイパス配管(35)を通じて圧
縮機構(4)の吸入側に吸入される。
【0050】制御手段(K)の制御動作 上記制御手段(K)は、冷凍冷蔵運転の際に所定の制御
動作を行い、圧縮機構(4)と蒸発器(8a,8b)と
の間を流れる冷媒の低圧圧力Lpが所定範囲内(例え
ば、2.4Kg/cm2以上3.0Kg/cm2以下)と
なるように、圧縮機(3a,3b)の運転台数を制御す
る。その際、制御手段(K)の制御動作は、各圧縮機
(3a,3b)の運転状況に応じて、各圧縮機(3a,
3b)に対して個別に行われる。
【0051】従来のような冷凍装置の圧縮機構では、冷
媒吐出側に低圧センサを設け、冷媒の吐出圧力が減少
し、上記低圧センサが作動するときに圧縮機の運転台数
を変更することによって容量可変に構成されていた。
【0052】これに対し、本実施形態に係る冷凍装置
(1)では、圧力スイッチ(S1,S2)によって冷媒
の低圧圧力Lpを検出し、この検出値に基づき圧縮機構
(4)の容量を制御するようにしている。従って、本実
施形態においては、圧力スイッチ(S1,S2)の検出
値に基づいて冷媒の低圧圧力Lpを所定範囲内に保つこ
とが可能である。以下、この点について、図4を参照し
ながら説明する。
【0053】図4において、α及びβは圧力スイッチ
(S1)の検出圧力を、γは圧力スイッチ(S2)の検
出圧力をそれぞれ表している。そして、図4の実線1
は、上記圧力スイッチ(S1,S2)の検出値に基づき
制御を行った場合における圧縮機構(4)と蒸発器(8
a,8b)との間を流れる冷媒の低圧圧力Lpの経時変
化を示している。
【0054】図4の開始段階に示すように、5馬力の容
量を有する第1圧縮機(3a)と4馬力の容量を有する第
2圧縮機(3b)とを併用して用い、9馬力の冷凍装置
(1)とした場合には、凝縮器(6)に圧縮機(3a,
3b)からの冷媒が導入されるとともに蒸発器(8a,
8b)からの冷媒を圧縮機(3a,3b)が吸入する。
従って、両圧縮機構(4)が吸入し得る冷媒量が蒸発器
(8a,8b)で蒸発する冷媒量に比べて大きい場合に
は、高温側冷媒配管(5)における低圧圧力Lpが低下
してゆく。そして、図4の実線2に示すように、冷媒圧
力がβに達すると圧力スイッチ(S1)がOFF状態と
なり、該圧力スイッチ(S1)からの信号が制御手段
(K)に送られることで圧縮機構(4)の容量が下げら
れる。すなわち、5馬力の容量を有する第1圧縮機(3
a)と4馬力の容量を有する第2圧縮機(3b)とを併用
して用いる圧縮容量から、5馬力の容量を有する第1圧
縮機(3a)のみを作動させることとなる。
【0055】その後、上記の如く、4馬力の容量を有す
る第2圧縮機(3b)を停止させるので、圧縮機構
(4)が吸入する冷媒量が減少する一方、蒸発器(8
a,8b)で蒸発する冷媒量には変化が生じない。この
ため、蒸発器(8a,8b)から圧縮機構(4)へ流入
する冷媒の内圧が上昇する。この際に、低圧圧力Lpが
αに達すると実線2に示すように、圧力スイッチ(S
1)がOFF状態からON状態に制御される。そして、
冷蔵用蒸発器(8a,8b)で蒸発する冷媒量に比較し
て、5馬力の容量を有する第1圧縮機(3a)の冷媒吸入
量が再び多くなる場合は、冷媒回路(5)における低圧
圧力Lpは一旦上昇した後に下降してゆくこととなる。
【0056】さらに、再び冷媒の低圧圧力Lpがβに達
する。このとき、本実施形態の制御手段(K)では、圧
力スイッチ(S1)からの信号と、該信号出力後の所定
時間(例えば30秒)とに基づいて圧縮機構(4)の容
量を変化させるように構成されている。すなわち、冷媒
の低圧圧力Lpがβに達した後、30秒間に低圧圧力L
pがγ以上且つβ以下の条件に該当するか否かを判定す
る。その結果が該当する場合には、圧縮機構(4)の容
量を5馬力から4馬力へと下げる。
【0057】その後、圧縮機構(4)の容量は5馬力か
ら4馬力へ下がるため、上記と同様に、圧縮機構(4)
が吸入する冷媒量が減少する一方、蒸発器(8a,8
b)で蒸発する冷媒量には変化が生じない。このため、
蒸発器(8a,8b)から圧縮機構(4)へ流入する冷
媒の圧力、すなわち冷媒回路(5)における低圧圧力L
pが一時的に上昇する。ところが、冷蔵用蒸発器(8
a,8b)における冷媒の蒸発量に比較して、4馬力の
容量を有する第2圧縮機(3b)からの冷媒の吸入量が再
び多い場合は、冷媒回路(5)における低圧圧力Lpは
一旦上昇した後に下降してゆく。尚、低圧圧力Lpがα
に達すると実線2に示すように、圧力スイッチ(S1)
がOFF状態からON状態に制御される。
【0058】そして、冷媒の低圧圧力Lpがβに達した
後、更にγにまで下降するような場合には、圧縮機構
(4)の容量が冷凍装置(1)の冷凍能力と比較して大
きいため、蒸発器(8a,8b)から送られる冷媒量が
圧縮機構(4)に吸入される冷媒量に比べ小さい状態と
なり、冷凍装置(1)の容量を下げる必要があるため、
圧縮機構(4)の作動を停止させる。この場合、図4の
実線3に示すように、圧力スイッチ(S2)がON状態
からOFF状態となり、この信号が制御手段(K)に送
られることで圧縮機(3a,3b)の機能が停止され
る。このことにより、冷媒の低圧圧力Lpは再度上昇し
てゆく。
【0059】上記のように、上記制御手段(K)は、圧
力スイッチ(S1,S2)により検出される冷媒の低圧
圧力Lpの信号と、該信号出力後の所定時間とに基づい
て制御動作を行う。例えば、低圧圧力Lpがβに達した
後、急激に下がり30秒以内にγに達した場合には、冷
凍装置(1)の保護を図るためにも所定時間を経ない内
に圧縮機(3a,3b)の作動を停止させる制御を行
う。
【0060】本実施形態の効果 以上のように、本実施形態によれば、冷媒の低圧圧力L
pを所定範囲内の値になるように圧縮機構(4)の容量
を制御することとしたので、冷媒回路(5)の配管内を
流れる冷媒の圧力を常に適正な値に保つことができる。
そのため、冷凍装置(1)の圧縮機(3a,3b)の消
費電力を低下させ、効率的な運転が可能となる。
【0061】特に、従来は圧縮機(3a,3b)の吐出
配管に低圧センサを設け、該低圧センサの検知により圧
縮機構(4)の容量を制御する場合があるが、本実施形
態によれば、低圧センサでなく圧力スイッチ(S1,S
2)により冷媒の低圧圧力Lpを検出して、この検出値
に基づく信号を制御手段(K)に送ることで圧縮機構
(4)の容量が即座に調節されるので、急激な低圧圧力
Lpの変動にも対応することができ、また、高価な低圧
センサを使う必要がないために冷凍装置(1)自身の低
コスト化を図ることができる。
【0062】そして、このように制御手段(K)が圧縮
機構(4)の容量を制御することにより、冷媒回路
(5)内の冷媒循環量を調節することができ、本実施形
態では、4馬力の第2圧縮機(3b)と、5馬力の第1
圧縮機(3a)との制御を組み合わせることにより、冷
凍装置(1)全体の冷凍能力調節を確実に行うことが可
能となる。
【0063】また、上記制御手段(K)は、圧力スイッ
チ(S1,S2)により検出される冷媒の低圧圧力Lp
の信号と、該信号出力後の所定時間とに基づいて制御動
作を行う。そして、制御手段(K)は、所定時間だけで
なく、その後の冷媒の低圧圧力Lpをも考慮して制御動
作を行うことができ、従って、圧縮機(3a,3b)の
保護を図るとともに、冷凍装置(1)の信頼性をより向
上させることができる。
【0064】(実施形態2)図5は、実施形態2に係る
冷凍装置(1)の起動時の冷媒の低圧圧力Lpの変化
と、圧力スイッチ(S1,S2)、及びコンピュータの
切換操作を示す(尚、本実施形態では、図1〜4と同じ
部分については同じ符号を付してその詳細な説明を省略
する。また、冷凍装置(1)の構成、冷媒回路(5)の
冷凍サイクル動作、冷凍冷蔵運転及び冷凍運転は上記実
施形態1と同様とする)。
【0065】制御手段(K)の制御動作 本実施形態に係る制御手段(K)は、冷凍冷蔵運転の起
動の際に、冷媒回路(5)における低圧圧力Lpが急激
に上昇して高圧にならないように、起動時の圧縮機(3
a,3b)の運転台数を制御する。その際、制御手段
(K)の制御動作は、各圧縮機(3a,3b)の運転状
況に応じて、各圧縮機(3a,3b)に対して個別に行
われる。
【0066】従来の冷凍装置の起動時には、冷凍装置が
複数の圧縮機を備えている場合、これら複数の圧縮機を
同時に起動するようにしていた。
【0067】これに対し、本実施形態に係る冷凍装置
(1)では、圧力スイッチ(S1,S2)によって冷媒
の低圧圧力Lpを検出するとともに、制御手段(K)と
してのタイマを用いて圧縮機構(4)の容量を制御する
ようにしている。従って、本実施形態においては、冷凍
装置(1)の起動時における低圧圧力Lpの過上昇を防
止することが可能である。以下、この点について、図5
を参照しながら説明する。
【0068】図5において、α及びβは圧力スイッチ
(S1)の検出圧力を、γは圧力スイッチ(S2)の検
出圧力をそれぞれ表している。そして、図5の実線1
は、タイマにより圧縮機(3a,3b)の起動時の制御
を行った場合における圧縮機構(4)と蒸発器(8a,
8b)との間を流れる冷媒の低圧圧力Lpの経時変化を
示している。
【0069】図5の開始段階に示すように、5馬力の容
量を有する第1圧縮機(3a)と4馬力の容量を有する第
2圧縮機(3b)とを併用して起動させるのではなく、4
馬力の第2圧縮機(3b)のみを起動させる。この第2
圧縮機(3b)を起動した直後は、第2圧縮機(3b)
が冷媒を吸入するため、低圧圧力Lpは一時的に下が
る。その後、蒸発器(8a,8b)で冷媒が蒸発するた
め低圧圧力Lpは次第に上昇してゆく。
【0070】そして、第2圧縮機(3b)の容量が冷凍
装置(1)の冷凍能力に比べて小さい場合には、第2圧
縮機(3b)は冷媒を充分に吸入できず、冷媒回路
(5)における低圧圧力Lpが増加してゆく。
【0071】次に、冷凍装置(1)の起動時からタイマ
により、例えば20分後に4馬力の容量を有する第2圧
縮機(3b)を停止させ、5馬力の容量を有する第1圧縮
機(3a)のみを作動させることで、圧縮機構(4)の容
量を増加させる制御を行う。このとき、冷媒の低圧圧力
Lpは、一時的に減少するのだが、第1圧縮機(3a)
の冷媒吸収量が蒸発器(8a,8b)の冷媒蒸発量に比
べて小さい場合には、第1圧縮機(3a)は冷媒を充分
に吸入できないため、冷媒回路(5)における低圧圧力
Lpが再び増加してゆく。この場合は、5馬力の第1圧
縮機(3a)の起動時からタイマにより、例えば20分
後に5馬力の容量を有する第1圧縮機(3a)と4馬力の
容量を有する第2圧縮機(3b)とを併用して9馬力の圧
縮容量とする制御を行う。
【0072】その後、圧縮機(3a,3b)から吐出さ
れる冷媒量が、圧縮機(3a,3b)に吸入される冷媒
量に比較して多くなる場合、冷媒の低圧圧力Lpが低下
してゆく。この際に、低圧圧力Lpがβに達すると実線
2に示すように、圧力スイッチ(S1)がON状態から
OFF状態に制御される。そして、該圧力スイッチ(S
1)からの信号が制御手段(K)に送られることで圧縮
機構(4)の容量が下げられ、9馬力の容量から、5馬
力の容量を有する第1圧縮機(3a)のみを作動させるこ
ととなる。この後の容量制御は、上記実施形態1と同様
の制御を行うことができる。
【0073】本実施形態の効果 以上のように、本実施形態によれば、圧縮機構(4)の
容量をタイマを用いて段階的に増加させるように制御し
たので、冷凍装置(1)の起動時において、冷媒回路
(5)における低圧圧力Lpの急激な上昇を防止して、
常に適正な値に保つことができる。従って、冷凍装置
(1)の保護を図ることができるとともに、冷凍装置
(1)の信頼性をより向上させることができる。
【0074】また、本実施形態の制御手段(K)は、タ
イマを用いて、圧縮機(3a,3b)作動後の所定時間
(計40分)とに基づいて制御動作を行う。ここで、上
記制御手段(K)は、所定時間だけでなく、その後の冷
媒の低圧圧力Lpをも考慮して制御動作を行うことがで
き、そのため、冷凍装置(1)の圧縮機(3a,3b)
に対する消費電力を低下させて効率的な運転が可能とな
る。
【0075】(実施形態の変形例1)上記実施形態1の
圧力スイッチ(S1,S2)による圧縮機構(4)の容
量制御手段(K)を、図6に示す圧縮機構(4)の容量
制御手段(K)に置き換えてもよい。上記実施形態1の
容量制御は、圧力スイッチ(S1,S2)による冷媒の
低圧圧力Lpの検出を検出し、低圧圧力Lpの設定値
α、β及びγに基づいて圧縮機構(4)の容量を制御す
るものであったが、本変形例に係る制御手段(K)は、
上記設定値α、β及びγに加えて、冷媒の低圧圧力の上
限設定値xを設けたものである。
【0076】本変形例1では、まず9馬力の容量で圧縮
機(3a,3b)を作動させる。両圧縮機(3a,3
b)の冷媒吸入量が、蒸発器(8a,8b)での冷媒蒸
発量よりも多い場合は、低圧圧力Lpが減少してゆきβ
に達すると、圧力スイッチ(S1)がON状態からOF
F状態に変わり、圧縮機構(4)の容量が制御手段
(K)により制御される。すなわち、9馬力から5馬力
へ圧縮容量が減少する。
【0077】その後、冷媒の低圧圧力Lpが急激に上昇
して所定の設定値x(例えば3Kg/cm2)に達する
場合には、上記圧力スイッチ(S1)からの信号が制御
手段(K)に入力されて圧縮機構(4)の容量を増加さ
せる。このことにより、圧縮機構(4)の容量が再度制
御されて、5馬力から9馬力の容量となり、冷媒の低圧
圧力Lpが減少する。尚、低圧圧力Lpがαに達すると
図6の実線2に示すように、圧力スイッチ(S1)がO
FF状態からON状態に制御される。
【0078】効果 以上のように、本変形例によれば、冷媒の低圧圧力Lp
の急激な増加を防止するため冷媒の低圧圧力の上限設定
値xを設け圧縮機構(4)の容量を制御することとした
ので、冷媒回路(5)の配管内を流れる冷媒の圧力を常
に適正な値に保つことができる。そのため、圧縮機(3
a,3b)の保護を図ることができるとともに、冷凍装
置(1)の信頼性をより向上させることができる。
【0079】(実施形態の変形例2)本変形例2では、
圧力スイッチ(S1)と、制御手段(K)としてのタイ
マとを併用して圧縮機構(4)の容量制御を行うもので
ある。また、本変形例の容量制御は、圧力スイッチ(S
1,S2)による冷媒の低圧圧力Lpの検出を検出し、
低圧圧力Lpの設定値α、β、γ及び上記変形例1と同
様の冷媒の低圧圧力の上限設定値xに基づいて圧縮機構
(4)の容量を制御するものである。
【0080】本制御では、まず9馬力の容量で圧縮機
(3a,3b)を作動させる。これら圧縮機(3a,3
b)の冷媒吸入量が、蒸発器(8a,8b)での冷媒蒸
発量よりも多い場合は、低圧圧力Lpが減少してゆきβ
に達すると、圧力スイッチ(S1)がON状態からOF
F状態に変わり、圧縮機構(4)の容量が制御手段
(K)により制御される。すなわち、9馬力から5馬力
へ圧縮機構(4)の容量が減少する。また、この容量制
御の際に、タイマを作動する。
【0081】その後、冷媒の低圧圧力Lpは徐々に上昇
して設定値x(例えば3Kg/cm 2)に達する前に、
図7に示すように、タイマによる最大時間M(例えば2
0分)が経過する。このことにより、圧縮機構(4)の
容量が再度制御されて、5馬力から9馬力の容量とな
り、冷媒の低圧圧力Lpを減少する制御が行われる。
【0082】効果 従って、本変形例によれば、圧縮機構(4)の容量を上
限設定値xと最大時間Mを用いたタイマで制御すること
としたので、冷媒回路(5)の配管内を流れる冷媒の圧
力を常に適正な値に保つことができる。そのため、圧縮
機(3a,3b)の保護を図ることができるとともに、
冷凍装置(1)の信頼性をより向上させることができ
る。
【0083】尚、本変形例において、9馬力から5馬力
へ圧縮機構(4)の容量制御が、例えば5回連続して制
御されるようであれば、冷凍装置(1)の冷凍負荷に対
して圧縮機1台でバランスがとれているとして最大時間
Mを延長したり、また、該延長後において、最大時間M
が2回連続しなければ元の最大時間Mの戻すような圧縮
機構(4)の容量制御を行うことも可能である。
【0084】(その他の実施形態)上記実施形態に係る
冷凍装置(1)は2元式冷凍装置であったが、本発明の
適用対象は1元式の冷凍装置であってもよい。また、圧
力スイッチ(S1,S2)の個数は2つに限らず、3以
上の複数であってもよい。また、上記各実施形態に用い
た数値は例示であり、上記の数値に限定されることはな
い。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よると、冷媒回路を備えた冷凍装置であって、冷媒の低
圧圧力Lpを検出する圧力スイッチと、該圧力スイッチ
からの信号に基づいて圧縮機構の容量を制御する制御手
段とを備えたことにより、種々の制御が可能となる。そ
の結果、圧縮機構の消費電力を低下させて低コスト化を
図ることができるとともに、圧力スイッチを用いること
で冷凍装置自身の低コスト化を促進することができる。
【0086】請求項2の発明によると、制御手段は、圧
力スイッチから信号が出力されてから所定時間経過後に
圧縮機構の容量を変化させる。このことにより、低圧圧
力Lpが所定値に達した後の低圧圧力Lpの変化に応じ
て圧縮機構の容量を変え、より効率的な容量制御を行う
ことができる。
【0087】請求項3の発明によると、制御手段は、冷
媒の低圧圧力Lpが上昇して所定値に達したときに圧縮
機構の容量を上げる。これにより、冷媒の低圧圧力Lp
が圧縮機構の容量制御後に急激に上昇しても、制御手段
により圧縮容量を適切に保つことができる。
【0088】請求項4の発明によると、制御手段は、冷
媒の低圧圧力Lpが低下して所定値に達したときに圧縮
機構の容量を下げる。このことにより、冷媒の低圧圧力
Lpが急激に低下して冷凍能力が下がることを防止する
ことができ、また、圧縮機の保護を図ることができる。
【0089】請求項5の発明によると、圧力スイッチ
は、ON状態となる低圧圧力Lpと、OFF状態となる
低圧圧力Lpとに圧力差がある。このことから、低圧圧
力Lpが低下し容量制御後に上昇した際に、圧力スイッ
チをON状態からOFF状態とすることができ、圧縮機
構の容量制御を確実なものとすることができる。
【0090】請求項6の発明によると、圧縮機構は、互
いに並列に接続された複数の圧縮機からなり、制御手段
は、該圧縮機の運転台数を変更するように構成されてい
ることにより、圧縮機の運転台数を変更することによっ
て容量が可変になり、より効率的に圧縮容量を調整する
ことができる。
【0091】請求項7の発明によると、制御手段は、所
定時間ごとに圧縮機構の容量を増加させるように構成さ
れている。このことにより、冷凍装置の起動時に冷媒循
環量が適切に調節され冷媒の低圧圧力が高くなることを
回避できるとともに、冷凍装置の使用時の低コスト化を
図ることができる。
【0092】請求項8の発明によると、上記の冷凍装置
において、圧力スイッチは、圧縮機構の容量を制御する
圧力スイッチと、該圧力スイッチより低圧で作動して圧
縮機構を保護する圧力スイッチとで構成されている。こ
のことにより、冷媒の低圧圧力Lpが急激に低下する際
に、圧力スイッチが圧縮機構の容量を制御して、圧縮機
の保護を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】高温側冷媒回路の配管系統図である。
【図2】低温側冷媒回路の配管系統図である。
【図3】高温側冷媒回路での冷凍サイクルを示すモリエ
ル線図である。
【図4】本発明の実施形態1に係る圧縮機構の容量制御
を示す概略説明図である。
【図5】本発明の実施形態2に係る圧縮機構の容量制御
を示す概略説明図である。
【図6】本発明の実施形態の変形例1に係る圧縮機構の
容量制御を示す概略説明図である。
【図7】本発明の実施形態の変形例2に係る圧縮機構の
容量制御を示す概略説明図である。
【符号の説明】
(1) 冷凍装置 (2) 室外ユニット (3a,3b) 圧縮機 (4) 圧縮機構 (5) 冷媒回路 (6) 凝縮器 (7) キャピラリーチューブ(減圧機構) (8a,8b) 冷蔵用蒸発器(蒸発器) (9) レシーバ(受液器) (10) 冷媒熱交換器 (11a,11b) 利用側回路 (20) コントローラ(制御手段) (24a,24b) 利用側電磁弁(減圧機構) (K) 制御手段 (S1,S2) 圧力スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 目▲崎▼ 丈統 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内 (72)発明者 植野 武夫 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内 (72)発明者 野村 和秀 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内 (72)発明者 竹上 雅章 大阪府堺市金岡町1304番地 ダイキン工業 株式会社堺製作所金岡工場内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷媒を吐出する容量可変の圧縮機構
    (4)と、該圧縮機構(4)からのガス冷媒を凝縮する
    凝縮器(6)と、該凝縮器(6)からの冷媒の減圧を行
    う減圧機構(7)と、冷媒を蒸発させる蒸発器(8a,
    8b)とが順に閉回路に接続されて成る冷媒回路(5)
    を備えた冷凍装置であって、 冷媒の低圧圧力Lpを検出する圧力スイッチ(S1,S
    2)と、 上記圧力スイッチ(S1,S2)からの信号に基づいて
    圧縮機構(4)の容量を制御する制御手段(K)とを備
    えたことを特徴とする冷凍装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の冷凍装置において、 制御手段(K)は、圧力スイッチ(S1)から信号が出
    力されてから所定時間経過後に圧縮機構(4)の容量を
    変化させるように構成されていることを特徴とする冷凍
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項2の冷凍装置において、 制御手段(K)は、冷媒の低圧圧力Lpが上昇して所定
    値に達したときに圧縮機構(4)の容量を上げるように
    構成されていることを特徴とする冷凍装置。
  4. 【請求項4】 請求項2の冷凍装置において、 制御手段(K)は、冷媒の低圧圧力Lpが低下して所定
    値に達したときに圧縮機構(4)の容量を下げるように
    構成されていることを特徴とする冷凍装置。
  5. 【請求項5】 請求項1の冷凍装置において、 圧力スイッチ(S1)は、ON状態となる低圧圧力Lp
    と、OFF状態となる低圧圧力Lpとに圧力差があるも
    のであることを特徴とする冷凍装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1つに記載の冷
    凍装置において、 圧縮機構(4)は、互いに並列に接続された複数の圧縮
    機からなり、 制御手段(K)は、該圧縮機の運転台数を変更するよう
    に構成されていることを特徴とする冷凍装置。
  7. 【請求項7】 請求項6の冷凍装置において、 制御手段(K)は、所定時間ごとに圧縮機構(4)の容
    量を増加させるように構成されていることを特徴とする
    冷凍装置。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか1つに記載の冷
    凍装置において、 圧力スイッチ(S1,S2)は、圧縮機構(4)の容量
    を制御する圧力スイッチ(S1)と、該圧力スイッチ
    (S1)より低圧で作動して圧縮機構(4)を保護する
    圧力スイッチ(S2)とで構成されていることを特徴と
    する冷凍装置。
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