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JP2001280553A - 複層ゴムホース - Google Patents

複層ゴムホース

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JP2001280553A
JP2001280553A JP2000090160A JP2000090160A JP2001280553A JP 2001280553 A JP2001280553 A JP 2001280553A JP 2000090160 A JP2000090160 A JP 2000090160A JP 2000090160 A JP2000090160 A JP 2000090160A JP 2001280553 A JP2001280553 A JP 2001280553A
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Japan
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layer
rubber hose
rubber
hose
inner tube
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JP2000090160A
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Masahiro Ando
正浩 安藤
Tomohide Aoki
智英 青木
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Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
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  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マンドレル挿入に際して、予備加硫をしなく
てもホースの端部に捲れが発生するおそれのない複層ゴ
ムホースを提供すること。 【解決手段】 共押出して形成した後、マンドレル挿入
をして加硫する主として燃料系ホースに適用する複層ゴ
ムホース。NBR/PVCアロイゴム配合物からなる外
管層120と、フッ素系高分子配合物からなる内管層1
22とを備えている。外管層120と内管層122との
間に、エピクロロヒドリンゴム配合物からなる中間層1
21が介在している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、共押出しされて形
成された後、マンドレル挿入をされて加硫される複層ゴ
ムホースに関する。特に、耐燃料ガソリン透過性が要求
される燃料系ホース、さらには、曲がり部や蛇腹部を備
えたフュエルインレットホース(以下「インレットホー
ス」)に好適な発明である。
【0002】本発明で使用するポリマー略号は下記の通
りである。
【0003】NBR…ニトリルゴム PVC…ポリ塩化ビニル THV系FKM…フッ化ビニリデン−六フッ化プロピレ
ン−四フッ化エチレン共重合体系フッ素ゴム CO…エピクロロヒドリン系ゴム ECO…エピクロロヒドリン−エチレンオキシド系ゴム AGE…アリルグリシジルエーテル
【0004】
【背景技術】ここでは、図1に示すようなインレットホ
ース12を例にとり説明するが、これに限られるもので
はない。
【0005】ガソリン供給口14とガソリンタンク16
のガソリン受け口18との接続は、組み付けが容易で、
且つ、耐衝撃性及び振動吸収性を備えたインレットホー
ス12で接続されている。
【0006】該インレットホース12はタイヤハウジン
グ等との干渉を回避するため、曲がり部12aを有して
形成されていることが多い。
【0007】他方、環境的見地から、昨今の車両におけ
る揮発ガソリン透過量に対して規制強化の傾向にある。
例えば、アメリカではハイドロカーボン類(炭化水素
類)の放出が、2004年に車1台当たり0.5g/日
(現在2g/日)以下に規制される見込みである。
【0008】当該規制強化には、従来のNBR/PVC
ポリブレンドをベースポリマーとするゴム配合物で形成
された単層構成のゴムホースでは対応できない。特に、
アルコール添加ガソリンでは、アルコール無添加のガソ
リンに比してガソリン透過性がより高い傾向にある。
【0009】これに対応するため、図2に示す如く、N
BR/PVCゴム配合物からなる外管層(本体層)20
の内側にフッ素系高分子配合物(フッ素ゴム又はフッ素
樹脂)からなる内管層22を形成することが考えられ
る。
【0010】そして、インレットホース12の製造は、
通常、図3に示す如く、外管層20と内管層22とを二
色押出機24を用いて共押出し後、搬送ベルト26で搬
送して所定長に、裁断機28で裁断する。
【0011】こうして得た未加硫の複層ゴムホース30
を、図4(A)に示す如く、金属製の曲がりマンドレル
32に挿入して曲げ附形した状態で、蒸気(スチーム)
加硫をバッチ的に行なう。
【0012】しかし、本発明者らが、上記未加硫の複層
ゴムホース30に曲がりマンドレル32を挿入する際、
外管層20と内管層22との間が剥れて、内管層22の
マンドレル挿入側に図4(B)に示すような捲れ(マク
レ)22aが発生し易いことが分かった。
【0013】特に、インレットホースの如く、加硫ホー
スが曲がり部を必要とする場合、未加硫ホースの内径に
対する拡径率を、曲がり部のない直線状の加硫ホースに
比して、高くする必要がある。すなわち、拡径率が低い
と、曲がり部の内側に隙間ができ易く、安定した内径寸
法の加硫ホースを得難いためである。
【0014】たとえば、直線状の場合は、ホース内径・
材質にもよるが、102〜105%、曲がり部を有する
場合は、103〜115%とする。
【0015】このため、予備加硫(一次加硫)をしてこ
の捲れを防止するか、又は、捲れた端部のカット処理を
する必要があった。そして、本発明者らが、予備加硫な
しでは、NBR/PVCアロイ層とFKM層との間に
は、確実に層間剥離(端部マクレ)を防止できる密着性
を確保し難いことが分かった(図6及びその説明参
照)。
【0016】本発明は、上記にかんがみて、マンドレル
挿入に際して、予備加硫をしなくてもホースの端部に捲
れが発生するおそれのない複層ゴムホースを提供するこ
とを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を解決するために、鋭意開発に努力をする過程で、中間
層にエピクロロヒドリンゴムを介在させれば、上記課題
が解決できることを見出して、下記構成の複層ゴムホー
スに想到した。
【0018】共押出しされて形成された後、マンドレル
挿入をされて加硫される複層ゴムホースであって、NB
R/PVCアロイをベースとする本体ゴム配合物で形成
されている外管層と、フッ素系高分子をベースとする内
管ゴム配合物で形成されている内管層とを備えている複
層ゴムホースにおいて、外管層と内管層との間に、エピ
クロロヒドリンゴム(以下「ヒドリンゴム」と称す。)
をベースとする中間層ゴム配合物からなる中間層が介在
していることを特徴とする。
【0019】上記構成において、燃料ホース等に適用す
る場合は、ホース物性バランスの見地から、NBR/P
VCアロイは、NBR/PVC=40/60〜80/2
0の重量組成アロイとし、フッ素系高分子はTHVと
し、エピクロロヒドリンゴムが、アリルグリシジルエー
テル(AGE)型のヒドリンゴムとする。
【0020】また、燃料ホース等に適用する場合は、耐
燃料透過性及び押出安定性の見地から、内管層肉厚:
0.3〜1.2mm(ゴムの場合)、又は0.1〜0.6
mm(樹脂の場合)とし、中間層肉厚:0.2〜1.0mm
とする。
【0021】本発明の複層ゴムホースは、未加硫の複層
ゴムホースを共押出し後、附形マンドレルを挿入して加
硫されて製造される曲がり部を有する燃料ゴムホースに
適用した場合、効果がより顕著となる。
【0022】上記各構成の複層ゴムホースの製造は、複
層ゴムホースを共押出後、内管層と中間層とが1.96
N/cm以上の層間密着力が発現される時間経過後に、マ
ンドレル挿入を行なって製造する。
【0023】そして、上記各構成の複層ゴムホースとし
た場合、内管層と中間層とが1.96N/cm以上の層間
密着力が発現される時間は、通常、複層ゴムホースの共
押出直後である。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態である
曲がり部を有する燃料ゴムホース(複層ゴムホース)、
すなわち、インレットホースについて、図例に基づいて
説明する。以下の説明で、既述例と対応する部分につい
ては、図符号は、百位の数字を「1」とし、下二桁の数
字を共通させた。
【0025】本実施形態のインレットホース(複層加硫
ゴムホース)112は、図5に示す如く、外管層12
0、内管層122との間に中間層121が介在する三層
構成である。
【0026】前述と同様、外管層120は、NBR/P
VCアロイをベースとする本体ゴム配合物で、いわゆる
NBR/PVCアロイ層で形成されている。
【0027】ここで、上記NBR/PVCアロイは、と
くに限定されるものではなく、燃料ホースの分野で一般
的に使用されているものを使用可能であり、NBR/P
VCアロイのブレンド比は、NBR/PVC=40/6
0〜80/20、望ましくは、65/35〜75/25
とする。PVC量が過剰であると、樹脂的性質が増大
し、耐寒性及び耐圧縮永久歪み性に問題を生じやすくな
る。また、PVC量が過少であると、PVCのブレンド
効果(耐オゾン性・耐候性・耐油性の向上及び機械的物
性の増大)を奏し難い。
【0028】また、NBRとしては、通常、結合ニトリ
ル量20〜40%(望ましくは、30〜40%)のもの
を使用する。また、PVCとしては、重合度700〜1
600のストレート(単独重合体)又はコポリマー(共
重合体)を使用する。
【0029】NBR/PVCアロイの加硫系は、硫黄加
硫系、過酸化物加硫系を問わない。加硫作業性の見地か
らは硫黄加硫系を、耐圧縮永久歪みの見地からは過酸化
物加硫系を選択する。
【0030】この外管層120の肉厚は、形態保持能及
び耐水分透過能の確保と占有空間及び重量の最小化のバ
ランスから適宜設定する。通常、2〜6mm、望ましく
は、2.5〜4mmとする。
【0031】また、内管層122は、フッ素系高分子
(フッ素ゴム又はフッ素樹脂)をベースとする内管高分
子配合物で形成されている。
【0032】上記フッ素ゴム(FKM)としては、フッ
化ビニリデン系、テトラフルオロエチレン−プロピレン
系、ニトロソ系、フルオロポリエーテル系等問わない。
【0033】これらの内で、耐熱性・耐油性に相対的に
優れているフッ化ビニリデン系が望ましい。
【0034】さらに、フッ化ビニリデン系では、四フッ
化エチレン−六フッ化プロピレン−フッ化ビニリデン共
重合体系(THV系)が、六フッ化プロピレン−フッ化
ビニリデン共重合体より望ましい。前者の方が、耐熱
性、耐油性、耐薬品性において優れているためである。
【0035】これらのフッ素ゴムの加硫系は、ポリアミ
ン加硫系、ポリオール加硫系、過酸化物加硫系を問わな
いが、通常、ポリオール加硫を選択する。
【0036】上記フッ素樹脂としては、テトラフルオロ
エチレン系、クロロトリフルオロエチレン系、テトラフ
ルオロエチレン−エチレン系、ペルフルオロアルキルビ
ニルエーテル系、ヘキサフルオロプロピレン、クロロト
リフルオロエチレン−エチレン共重合体、フッ化ビニリ
デン系、フッ化ビニル系、等問わない。
【0037】この内管層122の肉厚は、要求される耐
燃料透過能と材料コスト最小化のバランスから設定す
る。通常、ゴムの場合0.3〜1.2mm、望ましくは、
0.6〜1.0mmとする。また、樹脂の場合0.1〜
0.6mm、望ましくは0.2〜0.5とする。
【0038】そして、中間層121は、ヒドリンゴム
(CO又はECO)をベースとする中間層ゴム配合物
で、いわゆるヒドリンゴム層で形成されている。
【0039】ヒドリンゴムとしては、エピクロロヒドリ
ン単独重合体(CO)、エピクロロヒドリン−エチレン
オキシド共重合体(ECO)、及び、それぞれのアリル
グリシジルエーテル(AGE)を共重合させたもの(G
EO又はGECO)いずれでも使用可能である。
【0040】これらの内で、耐油性/耐寒性バランスの
見地からはECOを、耐ガス透過性の見地からはCO
を、さらに、酸化劣化防止、及び、耐オゾン性向上の見
地からは、AGE共重合タイプを、それぞれ選択する。
【0041】ヒドリンゴムの加硫系は、チオウレア加硫
系、ポリアミン加硫系、アルカリ金属塩加硫系、トリア
ジン誘導体加硫系を問わない。
【0042】中間層肉厚は、耐ガス透過性及び内管層/
外管層接着性と材料コスト最小化の見地から設定する。
通常、0.2〜1.0mm、望ましくは0.3〜0.7mm
とする。
【0043】なお、必然的ではないが、中間層(ヒドリ
ンゴム層)121と内管層(フッ素系高分子層)122
及び外管層(NBR/PVCアロイ層)120との加硫
後における接着強度を確保するために、有機ホスホニウ
ム塩及び/又は1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]
ウンデセン−7を配合することが望ましい(特開平8−
169085号公報、特許第2982788号公報等参
照)。
【0044】この場合、上記各薬剤を、フッ素系高分子
層に配合することも考えられるが、FKM等のポリマー
との反応性が高くて、高分子材料の保管時及び押出時に
おける安定性に欠けるため、中間層に配合することが望
ましい。
【0045】なお、ホスホニウム塩とは、炭素数1〜2
0のアルキル基を含む4級ホスホニウム塩または、芳香
族置換基を含む4級ホスホニウム塩を意味する。具体的
には、テトラブチルホスホニウムクロライド、テトラブ
チルホスホニウムブロマイド、トリブチルホスホニウム
クロライド、メトキシプロピルホスホニウムクロライ
ド、ベンジルトリフェニルホスホニウムクロライド、ベ
ンジルトリオクチルホスホニウムクロライド、トリフェ
ニルベンジルホスホニウムクロライド、テトラアルキル
ホスホニウムクロライド、テトラアルキルホスホニウム
ベンゾトリアゾール(テトラブチルホスホニウムベンゾ
トリアゾール、トリオクチルエチルホスホニウムベンゾ
トリアゾール)等を例示できる。
【0046】次に、上記構成のインレットホースの製造
方法について説明する。
【0047】未加硫の複層ゴムホース(三層ゴムホー
ス)130を、多色押出機(三色押出機)124を用い
て共押出して、所定長に裁断機128を用いて裁断す
る。
【0048】該三層ゴムホース130を、附形マンドレ
ル(曲がりマンドレル)132を挿入して加硫(バッチ
加硫:缶加硫)を行ない、曲がり部112aを有するイ
ンレットホース112を得る。
【0049】ここで、附形マンドレル132における拡
径率は、ホースの内径・材質及び曲がり部の曲率にもよ
るが、通常、103〜115%、望ましくは104〜1
06%とする。拡径率が低過ぎては、曲がり部における
内側に隙間が発生して、安定した内径附形ができ難く、
また、拡径率が高すぎては、マンドレル132の挿入が
困難となる。
【0050】なお、加硫条件は、通常、140〜170
℃×60〜20min とする。
【0051】上記において、本発明では、NBR/PV
Cアロイ外管層120とフッ素系高分子内管層122と
の間にヒドリンゴム中間層121が存在することによ
り、未加硫状態における各層間の、特に、フッ素系高分
子層とヒドリンゴム層との間の密着性が増大しているた
め、外管層120と内管層122との間に密着不良によ
るマクレ現象が発生し難い。
【0052】特に、フッ素系高分子層とヒドリンゴム層
との密着性は経時的に、押出直後から増大する。このた
め、押出後、所定時間(たとえば、12時間)を経過後
(常温放置後)、マンドレル挿入することにより、上記
密着不良の可能性を完全に阻止することが可能になる。
【0053】
【発明の効果】本発明の燃料ホースは、NBR/PVC
アロイ外管層とフッ素系高分子内管層との間にヒドリン
ゴム中間層が存在することにより、未加硫状態における
密着性を増大させることが可能となる。
【0054】当該構成により、本発明の複層ゴムホース
は、マンドレル挿入に際して、予備加硫をしなくてもホ
ースの端部に捲れが発生するおそれがない。
【0055】
【試験例】以下、本発明の効果を確認するために行った
実施例(発明例)・従来例について、説明をする。
【0056】まず、未加硫の複層ゴムホース(従来例:
二層30又は実施例:三層130)を、多色押出機(二
色押出機24又は三色押出機124)を用いて、表1に
示す寸法仕様となるように共押出し、裁断機28で裁断
(裁断長:400mm)して各サンプルを50本づつ調製
した。
【0057】このとき使用した各ゴム配合物の材料は、
それぞれ、下記示す配合処方のものを使用した。
【0058】 NBR/PVCアロイ配合処方 NBR/PVC=70/30 100部 SRFブラック 110部 プロセスオイル 60部 ステアリン酸 1部 亜鉛華 5部 ワックス 2部 老化防止剤 7部 硫 黄 0.5部 加硫促進剤 4部 FKM配合処方 THV系FKM 100部 SRFブラック 13部 酸化マグネシウム(MgO) 3部 水酸化カルシウム(Ca(OH)2 ) 6部 ポリオール系加硫剤 2部 GECO配合処方 ポリマー(GECO) 100部 MAFブラック 55部 エーテルエステル系可塑剤 12部 加工助剤 3部 老化防止剤 1部 酸化マグネシウム(MgO) 3部 炭酸カルシウム(CaCO3 ) 5部 難燃剤 5部 水酸化カルシウム(Ca(OH)2 ) 5部 酸化カルシウム(CaO) 2.5部 チオウレア系加硫剤 2部 こうして調製した未加硫の複層ゴムホース30、130
に対して、外径34mm(拡径率:104.6%)の曲が
りマンドレルを挿入した(挿入速度:100mm/s)。
【0059】そして、各サンプルについて、層間密着力
をJIS K 7113に基づいて測定するとともに、マンドレル
挿入時の内管層マクレ(剥れ)との関係を測定した。
【0060】すなわち、二層構成の従来例においては、
押出直後、常温1日放置、予備加硫(90℃×60min
、100℃×50min 熱風)の4点について測定し
た。
【0061】三層構成の本発明例においては、押出直後
の1点について測定した。
【0062】それらの結果を、表2及び図6に示す
(尚、図における剥離荷重はサンプル数50の算術平均
値である。)。これらの結果から、層間接着力は、1.
96N/cm(200gf/cm)以上、さらに望ましく
は、2.16N/cm(220gf/cm)以上になる層間
接着力が発揮される時点で、マンドレル挿入を行なえば
よいことが分かる。
【0063】なお、NBR/PVCアロイ層とFKM層
間では、一日常温放置後の層間密着力は0.54N/cm
(55gf/cm)となったが、それ以上には何日間放置
してもそれ以上には増大しなかった。
【0064】そして、上記で調製した三層ゴムホース
(インレットホース)を、160℃×25min の条件で
スチーム缶加硫を行なった。
【0065】加硫物の各層の寸法仕様は、表1に示す如
くで、安定した内径寸法のインレットホースが得られ
た。なお、外管層の肉厚が増大しているのは、ホースの
長手方向の縮み(加硫)に伴う膨出による。中間層及び
内管層の肉厚が実質的に変わらないのは、薄く、かつ、
外側隣接層により各層の外側への膨出が規制されるため
である。
【0066】そして、各層間接着力について、初期及び
アルコール添加ガソリン浸漬後(40℃×200時間)
の各層間接着力について、JIS K 7113に基づいて測定し
た。なお、アルコール添加ガソリンは、市販ガソリン+
エタノール10wt%を使用した。
【0067】それらの結果を、表2に示すが、いずれ
も、従来例に比して格段に優れた層間接着力を示した。
【0068】
【表1】
【0069】
【表2】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する複層ホースの一例であるイン
レットホースの装着態様概略断面図
【図2】従来例のインレットホースの一例を示す横断面
【図3】インレットホースの製造における未加硫複層ホ
ース調製工程を示す概略断面図
【図4】同じく未加硫複層ホースへの曲がりマンドレル
挿入工程を示す概略図及び内管層まくれ発生時の拡大断
面図
【図5】本発明の複層ホースの一態様を示す横断面図
【図6】未加硫ゴムホースにおける密着力とマンドレル
挿入時の剥れ発生率との関係を示すグラフ図
【符号の説明】
112 インレットホース(複層ゴムホース) 112a インレットホース(複層ゴムホース)の曲が
り部 120 外管層 121 中間層 122 内管層 124 多色押出機 130 未加硫複層ゴムホース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29L 23:00 B29L 23:00 Fターム(参考) 3H111 AA02 BA12 BA34 CA57 CB04 CB14 CB29 DA09 DB08 EA04 EA12 4F100 AA25H AB31A AJ11H AK15A AK17B AK18B AK19B AK54C AL01B AL05A AL05B AL05C AN00B AN02A AN02C BA03 BA07 BA10A BA10B BA25 CA03 DA11 EH20 EH202 EJ06 EJ062 GB32 JL04 YY00A 4F207 AA45 AG03 AG12 KA01 KA14 KB26 KE06 KW23 KW26 KW33

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共押出しされて形成された後、マンドレ
    ル挿入をされて加硫される複層ゴムホースであって、N
    BR/PVCアロイをベースとする本体ゴム配合物で形
    成されている外管層と、フッ素系高分子をベースとする
    内管高分子配合物で形成されている内管層とを備えてい
    る複層ゴムホースにおいて、 前記外管層と内管層との間に、エピクロロヒドリンゴム
    (以下「ヒドリンゴム」と称す。)をベースとする中間
    層ゴム配合物からなる中間層が介在していることを特徴
    とする複層ゴムホース。
  2. 【請求項2】 前記NBR/PVCアロイが、NBR/
    PVC=40/60〜80/20の重量組成アロイであ
    り、前記フッ素系高分子が六フッ化プロピレン−四フッ
    化エチレン−フッ化ビニリデン共重合体系ゴムであり、
    前記エピクロロヒドリンゴムが、アリルグリシジルエー
    テル型のヒドリンゴムであることを特徴とする請求項1
    記載の複層ゴムホース。
  3. 【請求項3】 前記複層ゴムホースが、内管層肉厚:
    0.3〜1.2mm(ゴムの場合)、0.1〜0.6mm
    (樹脂の場合)であり、前記中間層肉厚:0.2〜1.
    0mmとされた燃料ゴムホースであることを特徴とする請
    求項2記載の複層ゴムホース。
  4. 【請求項4】 前記複層ゴムホースが、未加硫の複層ゴ
    ムホースを共押出し後、附形マンドレルを挿入して加硫
    されて製造される曲がり部を有する燃料ゴムホースであ
    ることを特徴とする請求項3記載の複層ゴムホース。
  5. 【請求項5】 前記複層ゴムホースが、未加硫の複層ゴ
    ムホースを共押出し後、附形マンドレルを挿入して加硫
    されて製造される曲がり部を有する燃料ゴムホースであ
    ることを特徴とする請求項2記載の複層ゴムホース。
  6. 【請求項6】 請求項1、2、3、4又は5記載の複層
    ゴムホースの製造方法において、前記複層ゴムホースを
    共押出後、内管層と中間層との間に1.96N/cm以上
    の層間密着力が発現される時間経過後に、前記マンドレ
    ル挿入を行なうことを特徴とする複層ゴムホースの製造
    方法。
  7. 【請求項7】 前記内管層と中間層との間に1.96N
    /cm以上の層間密着力が発現される時間が、複層ゴムホ
    ースの共押出直後であることを特徴とする請求項6記載
    の複層ゴムホースの製造方法。
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