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JP2001278894A - 血液循環障害予防および/または治療用医薬用組成物並びにその有効成分であるペプチド - Google Patents

血液循環障害予防および/または治療用医薬用組成物並びにその有効成分であるペプチド

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JP2001278894A
JP2001278894A JP2000091867A JP2000091867A JP2001278894A JP 2001278894 A JP2001278894 A JP 2001278894A JP 2000091867 A JP2000091867 A JP 2000091867A JP 2000091867 A JP2000091867 A JP 2000091867A JP 2001278894 A JP2001278894 A JP 2001278894A
Authority
JP
Japan
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amino acid
acid sequence
seq
peptide
represented
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000091867A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Ozawa
修 小澤
Hiroyuki Matsuno
浩之 松野
Masayuki Niwa
雅之 丹羽
Kanefusa Kato
兼房 加藤
Toshihiko Uematsu
俊彦 植松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
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Publication date
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Priority to JP2000091867A priority Critical patent/JP2001278894A/ja
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  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ヒトのストレス蛋白質の1種として知られて
いるHSP20ペプチドと共通の構造を有するペプチド
を有効成分とする循環器障害、脳血管障害、末梢血管障
害等に有効な医薬用組成物の提供。 【解決手段】 ヒトHSP20のNH2−末端から16
番目に位置するセリンを中心として同セリンから−5な
いし+6に位置するアミノ酸配列、あるいはHSP20
と高い相同性を示すαBクリスタリンのアミノ酸配列の
NH2−末端から9番目に位置するトリプトファンから
始まるアミノ酸配列の内、ある種のアミノ酸配列が高い
血小板凝集抑制作用、および/またはプロトロンビン刺
激による血液凝固時間を延長する作用を有することを見
出して、上記課題を達成。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、循環器障害、脳
血管障害、末梢血管障害等に有効な医薬用組成物、特
に、ヒトのストレス蛋白質の1種として知られているヒ
トHSP20の一部のペプチドと共通の構造を有するペ
プチドを有効成分とする医薬用組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来、ストレス蛋白質(ヒートショッ
クプロテイン)は、細胞内で分子シャペロンとして作用
すると考えられていた。一方、ヒト由来の分子量20キ
ロダルトンの蛋白質であるHSP20を新たな低分子量
HSPとして精製し、その特質を同定し、そのアミノ酸
配列を報告している(Kato, K., et al.,J. Biol. Che
m. 269 : 15302-15309, 1994:文献1)。さらに、血管
平滑筋細胞における環状ヌクレオチド依存性の弛緩作用
に、ある種の分子量20キロダルトンからなる蛋白質の
リン酸化が関与していること知られていたが、その正体
はHSP20であることがA. C. Beall等により明らか
とされた(Beall, A. C., etal., J. Biol. Chem. 272
: 11283-11287, 1997:文献2)。本発明者等は、ヒト
HSP20が、細胞外において、ボトロセチン(Botroce
tin)やトロンビン(thrombin)に誘導された血小板凝集作
用を阻害する作用を有することを既に報告している(Ma
tsuno, H. et al., FEBS Letters,429:327-329,1998:
文献3)。しかし、同時に使用した低分子量HSPの1
種であるHSP27は、活性を示さなかった。
【0003】 その後の研究によれば、HSP20を構
成するペプチドの内、NH2−末端のメチオニンから1
6番目に位置するセリンがリン酸化されることが明らか
にされ、さらに、同プペプチドのアミノ酸配列の内、同
セリンを含むアミノ酸配列Trp Leu Arg Arg Ala Ser Al
a Pro Leu Pro Gly Leu Lys(NH2−末端のメチオニン
から11番目〜22番目までのアミノ酸配列に、さらに
22番目のロイシンのCOOH−末端にリジンを結合さ
せたもの)からなるペプチドのセリン残基がリン酸化さ
れると血管平滑筋細胞を弛緩させることが報告されてい
る(Beall, A., et al., J. Biol. Chem. 274 : 11344-
11351, 1999:文献4)。しかしながら、上記の何れの報
告にも、ヒトHSP20を構成するペプチドのアミノ酸
配列の内、特定のアミノ酸配列が血小板凝集作用を阻害
する活性を示すことは、開示されていない。勿論、特定
のアミノ酸配列がこの様な作用を有することを示唆する
記載もない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 循環器障害、脳血管
障害、末梢血管障害等に有効な医薬用組成物、特に、ヒ
トのストレス蛋白質の1種として知られているヒトHS
P20のペプチドのアミノ酸配列と共通のアミノ酸配列
を有するペプチドを有効成分とする循環器障害、脳血管
障害、末梢血管障害等に有効な医薬用組成物を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 そこで、本発明者等
は、ヒトHSP20の一部と共通の構造を有するペプチ
ドであって、循環器障害、脳血管障害、末梢血管障害等
に有効な医薬用組成物を見出すべく、種々検討の結果、
ヒトHSP20のNH2−末端から16番目に位置する
セリンを中心として同セリンから−5ないし+6に位置
するアミノ酸配列、あるいはHSP20ペプチドと高い
相同性を示すαBクリスタリンのアミノ酸配列のNH2
−末端から9番目に位置するトリプトファンから始まる
アミノ酸配列の内、ある種のアミノ酸配列がトロンビン
刺激による血小板凝集に対する強力な抑制作用、および
/またはプロトロンビン刺激による血液凝固時間を延長
する作用を有することを見出して、本発明を完成させた
ものである。
【0006】 すなわち、循環器障害、脳血管障害、末
梢血管障害等に有効な医薬用組成物用の有効成分として
有用なペプチド類を見出し、これらのペプチドを含む医
薬用組成物が、循環器障害、脳血管障害、末梢血管障害
等の予防や治療、特に、循環器障害の分野においては、
不安定狭心症、心筋梗塞の予防、PTCA(経皮冠動脈
形成術)後の冠状動脈閉塞の予防、冠状動脈バイパス手
術後のグラフト閉塞予防、心房細動による脳塞栓予防、
および人工弁置換術後の血栓形成予防などに、また、脳
血管障害の分野においては、一過性脳虚血発作(TI
A)の再発防止、さらに、末梢血管障害の分野において
は、下部深部静脈血栓症、肺閉塞症の治療および予防、
血行再建術後の閉塞予防、閉塞性血栓血管炎、閉塞性動
脈硬化症等の予防や治療用に有望なことを見出し、本発
明を完成させたものである。
【0007】 かくして、本発明によれば、ヒトHSP
20のNH2−末端のメチオニンから16番目に位置す
るセリンを基準として数えて−5から+6までのアミノ
酸配列(配列番号1)で示されるアミノ酸の内、そのN
2−末端側に、少なくとも−5〜−3に位置する3連
続アミノ酸配列Trp Leu Arg(配列番号10)、もしく
は、−4から+2に位置する7連続アミノ酸配列Leu Ar
g Arg AlaSer Ala Pro(配列番号13)で示されるアミ
ノ酸を含むペプチド、または、HSP20ペプチドと高
い相同性を示すαBクリスタリンのアミノ酸配列の内、
NH2−末端のメチオニンから数えて9番目に位置する
トリプトファンから始まり、17番目に位置するフェニ
ルアラニンまでのアミノ酸配列で示されるアミノ酸を少
なくとも6連続して含み、かつ、そのNH2−末端側
に、少なくとも9番目に位置するトリプトファンから1
4番目に位置するフェニルアラニンまでの6連続アミノ
酸配列Trp Ile Arg Arg Pro Phe(配列番号26)で示
されるアミノ酸を含むペプチドを有効成分として含むこ
とを特徴とする血液循環障害予防および/または治療用
医薬用組成物が提供されることとなる。
【0008】 さらに、上記アミノ酸配列Trp Leu Arg
を含むペプチドが配列番号1〜10に示すアミノ酸配列
で示されるアミノ酸からなるペプチドおよび同ペプチド
を有効成分として含むことを特徴とする血液循環障害予
防および/または治療用医薬用組成物、上記アミノ酸配
列Leu Arg Arg Ala Ser Ala Proを含むペプチドが配列
番号11〜13に示すアミノ酸配列で示されるアミノ酸
からなるペプチド、および同ペプチドを有効成分として
含有することを特徴とする血液循環障害予防および/ま
たは治療用医薬用組成物、上記アミノ酸配列Trp Ile Ar
g Arg Pro Pheを含むペプチドが配列番号23〜26に
示すアミノ酸配列で示されるアミノ酸からなるペプチ
ド、および同ペプチドを有効成分として含有することを
特徴とする血液循環障害予防および/または治療用医薬
用組成物が提供されることとなる。
【0009】
【発明の実施の形態】 以下、本発明につき詳述する。
なお、本明細書において、ヒトHSP20とは、低分子
量ストレス蛋白質ファミリーの一員であるヒト由来の分
子量20キロダルトンの蛋白質をいう。また、記号−ま
たは+は、文献4で報告されているヒトHSP20のア
ミノ酸配列の内、環状ヌクレオチド依存性血管弛緩作用
に関与するリン酸化部位として知られているヒトHSP
20のNH2−末端のメチオニンから数えて16番目に
位置するセリンを基準(0)として、NH2−末端側に
数えたときの位置には、−を、COOH−末端側に数え
たときの位置には、+を付けて表示するものとする。
【0010】 従って、ヒトHSP20において、例え
ば、−5のアミノ酸とは、16番目に位置するセリンか
らNH2−末端側に数えたとき、5番目に位置するアミ
ノ酸、即ち、NH2−末端のメチオニンから数えて11
番目に位置するトリプトファンを意味するものである。
また、−5から+6までのアミノ酸配列とは、NH2
末端のメチオニンから数えて11番目に位置するトリプ
トファンから、16番目のセリンを含み、22番目のロ
イシンまでのアミノ酸配列をいい、特に記載がない場合
には、これらの配列の内、いずれかを所定以上連続して
含むアミノ酸配列を意味するものと理解されたい。
【0011】 ところで、本発明者らは、文献4で報告
されているヒトHSP20の環状ヌクレオチド依存性血
管弛緩作用に関与するリン酸化部位として知られている
ヒトHSP20のNH2−末端のメチオニンから数えて
16番目に位置するセリンに注目し、そのセリンから数
えて−5個から+6個までのアミノ酸配列に含まれる一
連のアミノ酸配列からなるペプチドを主体に、その生理
活性を検定した。さらに、ヒトHSP20のアミノ酸配
列と相同性の高いαBクリスタリンのアミノ酸配列のう
ち、NH2−末端のメチオニンから数えて9番目に位置
するトリプトファンから始まるアミノ酸配列を有するペ
プチドも検定に使用した。これらのペプチドおよびアミ
ノ酸は、表1および表2に示す。
【0012】 即ち、これらのペプチドおよびアミノ酸
を化学合成し、下記した試験条件で、各被検物質の血小
板凝集阻害作用を検定した。なお、表1および表2に示
したペプチドの内、アミノ酸が4個以上結合したペプチ
ドは、その効果の如何に拘わらずすべてを、また、3個
のアミノ酸からなるペプチドでも有効な作用を示したも
のについては、配列表にそのアミノ酸配列を、配列番号
1〜27として示した。また、ペプチドは、Atherton、
E.等によるSolid phase peptide synthesis : a pract
ical approach. IRS PRESS (1989) PP. 25 - 161に記載
の固相合成法(F-moc solid phase method)に従い合成
した。精製は、Rainin Instrument Co.、Inc.製のカラ
ムを使用した逆相HPLCにより行った。なお、確認は島津
製作所製のKraros Kompact MALDI 2を使用して、行っ
た。
【0013】
【表1】
【0014】
【表2】
【0015】 これらのペプチドの血小板凝集試験、血
液凝固反応に対する阻害作用(血液凝固試験)につい
て、以下の方法により評価した。 1.使用血液 健常人(18名、年齢21〜34)より採血し(採血管
内クエン酸濃度:3.15%、体積比1/10)、トロ
ンビン刺激による血小板凝集試験およびプロトロンビン
刺激による血液凝固試験に使用した。
【0016】2.血小板の分離 採血した全血を5〜6mlずつ遠心管に分注し、170
×gで12分間遠心分離を行う。遠心分離後、上清を分
取しこれを多血小板血漿(PRP)とする。沈殿を再び
1500×gで10分間遠心分離して上清を集める。こ
れを貧血小板血漿(PRP)とする。
【0017】3.洗浄血小板の調製 PRPにPGI2のアナログ(最終濃度10μM)を含
んだリン酸緩衝液(洗浄液)を等量加え、十分に混和す
る。次いで、500×gで7分間遠心分離して上清を捨
てる。沈殿となった血小板に5mlの上記洗浄液を加え
十分に混和、撹件する。この操作を2回繰り返す。3回
目の遠心後、上清を捨て、2mlのリン酸緩衝液を加
え、血小板数をカウントする。ついで、血小板の数を一
定(4.0×108個/ml)になるようにリン酸緩衝
液を加えて調製する。
【0018】4.血小板凝集試験 血小板凝集測定器械(Hema Tracer 801、 NBS)を使用
し、トロンビン刺激による血小板凝集能を光透過度を指
標として検定する。上記3で調製したPRPをマイクロ
キュベットに200μl量りとり、このキュベットを測
定器の測定部位に入れ透過度を計る。この際の光透過率
を100%に設定する。ついで、PRP(PRP160
μl+リン酸緩衝液40μl)を別のキュベットに入
れ、これを測定すると溶液中に浮遊する血小板のために
光透過度が減少する。この時の透過率を0%に設定す
る。この間、PRPは撹拌棒によってキュベット内で8
00rpmで撹拌されている。血小板を刺激する物質と
してトロンビンを加えると刺激を受けた血小板は凝集塊
を作り、下に沈殿する。この結果浮遊している血小板が
減少して光の透過率が上昇する。
【0019】 この変化によって血小板凝集能を算出す
る。トロンビンの加える量は体積比で10%(20μ
l)、濃度は溶液中最終濃度で0.06単位/ml〜
0.2単位/mlである。この濃度は80〜90%の透
過率の上昇をもたらすトロンビンの濃度を各血液サンプ
ル毎にそれぞれに設定する。各被検材料としての合成ペ
プチドの濃度は、10〜300μM(最終キュベット内
濃度)とし、加える体積比は10%(20μl)であ
る。キュベット内に各濃度の合成ペプチド溶液を加えた
PRP(PRP160μl+ペプチド20μl)を入れ
て3〜4分37℃でインキュベーションする。ついで、
トロンビンを加え光透過率の変化で血小板凝集の抑制作
用を検討する。
【0020】5.血液凝固試験 上記3で調製したPRPをサンプルとして使用し試験す
る。血液の凝固時間の測定は、Blood Coagulation Anal
yzer CA-100 (Sysmex)を使用して測定する。試薬として
ヒトプロトロンビン(トロンボプラスチン・Cプラス、
Sysmex)を用いる。上記3で調製したPRP100μl
を専用キュベットに量りとり、3分間37℃でインキュ
ベートする。ついで、試薬200μlを加え、素速く専
用ボルテックスで軽く撹拌したのち、測定部へキュベッ
トをセットする。測定は、光透過度の変化で血液凝固時
間を測定する。健常人の平均測定時間が、11秒〜12
秒の範囲内となるように、この測定器は予め調整されて
いる。
【0021】6.結果 表1および表2に示したペプチドを使用して、トロンビ
ン刺激による血小板凝集抑制作用、およびプロトロンビ
ン刺激による凝固時間延長作用を検討した。各被検物質
番号1〜27のペプチドのサンプルを300μM使用し
た時の結果を図1のグラフに示した。ただし、結果は、
被検物質番号1〜27について、各血液サンプルの測定
値の平均値を用いて示してある。なお、対照には、緩衝
液を用いた。血小板凝集率が対照に比べて低いほど、そ
のペプチドの血小板凝集抑制作用が強いことが示唆され
る。
【0022】 表1および表2に示した被検物質番号1
〜5、16、17(配列番号1〜5、11、12)のペ
プチドでは、血小板凝集は90〜98%抑制された。つ
いで、被検物質番号6〜10、18(配列番号6〜1
0、13)では、20〜70%が抑制された。他のペプ
チドでは抑制は観察されなかった。一方、凝固時間(プ
ロトロンビン時間)の延長は、対照に比較して19〜2
4%の延長が被検物質番号1〜10(配列番号1〜1
0)で見られ、それ以外は全く観察されなかった。な
お、セリンのリン酸化による影響について検討するため
に、これらのペプチド配列中のセリンをリン酸化したも
のも使用したが、リン酸化の有無は、血小板凝集抑制作
用、凝固時間延長作用に何ら影響しなかった。
【0023】 ヒトHSP20のアミノ酸配列と相同性
の高いαBクリスタリンのNH2−末端のメチオニンか
ら数えて9番目に位置するトリプトファンから始まり、
最長17番目に位置するフェニルアラニンまでのアミノ
酸配列を有するペプチドである被検物質番号28〜32
(配列番号23〜27)も化学的に合成し、トロンビン
刺激による血小板凝集抑制作用、およびプロトロンビン
刺激による凝固時間延長作用を検討した。各ペプチド3
0μM使用時の結果をグラフに示した。対照には、緩衝
液を用いた。被検物質番号28、29、30および31
(配列番号23〜26)のペプチドについて血小板凝集
抑制作用が観察された。被検物質番号28〜32(配列
番号23〜27)のペプチドには、凝固時間の延長がみ
られた。被検物質番号28、29、30および31(配
列番号23〜26)の血小板凝集に対する抑制作用は、
ヒトHSP20ペプチドの内の以下に詳述する特定アミ
ノ酸配列を有する上記被検物質番号1〜10(配列番号
1〜10)のペプチドに比較して、10倍強力であっ
た。
【0024】 図1と図2に示す結果から、文献4で報
告されているヒトHSP20の環状ヌクレオチド依存性
血管弛緩作用に関与するリン酸化部位として知られてい
るヒトHSP20のNH2−末端のメチオニンから数え
て16番目に位置するセリンから数えて−5個〜+6個
までのアミノ酸配列(配列番号1)で示されるペプチド
の内、ヒトHSP20のNH2−末端のメチオニンから
数えて16番目に位置するセリンから数えて−5から−
3までの3連続のアミノ酸配列TrpLeu Arg(配列番号1
0)を少なくとも含み、場合によっては、さらに−2か
ら最長+6までのアミノ酸配列を含んでもよいペプチ
ド、あるいは、−4から+2までの7連続アミノ酸配列
Leu Arg Arg Ala Ser Ala Pro(配列番号13)を少な
くとも含み、場合によっては、最長+6番目に位置する
ロイシンまでの配列を含んでいてもよいペプチド、また
は、HSP20ペプチドと高い相同性を示すαBクリス
タリンのアミノ酸配列の内、NH2−末端のメチオニン
から数えて9番目に位置するトリプトファンから始ま
り、少なくとも14番目に位置するフェニルアラニンま
での6連続アミノ酸配列Trp Ile Arg Arg Pro Phe(配
列番号26)、場合によっては、さらに15番目に位置
するフェニルアラニンから最長17番目に位置するフェ
ニルアラニンまでのアミノ酸配列を有するペプチドが血
小板凝集抑制作用、および/またはプロトロンビン刺激
による血液凝固時間を対照に比較して延長する作用を有
することが明らかとなった。
【0025】 すなわち、ヒトHSP20のNH2−末
端のメチオニンから16番目に位置するセリンからNH
2−末端側に数えて−5〜−3に位置する3連続アミノ
酸配列Trp Leu Argを少なくとも含み、場合によって
は、さらに−2から最長+6までのアミノ酸配列を含ん
でいてもよいペプチド、あるいは、−4から+2までの
7連続アミノ酸配列Leu Arg Arg Ala Ser Ala Pro(配
列番号13)を少なくとも含み、場合によっては、最長
+6番目に位置するロイシンまでの配列を含んでいても
よいペプチド、または、HSP20ペプチドと高い相同
性を示すαBクリスタリンのアミノ酸配列の内、NH2
−末端のメチオニンから数えて9番目に位置するトリプ
トファンから始まり、少なくとも14番目に位置するフ
ェニルアラニンまでの6連続アミノ酸配列Trp Ile Arg
Arg Pro Phe(配列番号26)、場合によっては、さら
に15番目に位置するフェニルアラニンから最長17番
目に位置するフェニルアラニンまでのアミノ酸配列で示
されるアミノ酸を含んでいてもよいペプチドが血液循環
障害予防および/または治療用医薬品として有効なこと
が判明した。
【0026】 より具体的には、16番目のセリンから
数えて−5から−3までのアミノ酸配列Trp Leu Argを
最小単位として含むアミノ酸配列からなるペプチドとし
ては、配列番号1のTrp Leu Arg Arg Ala Ser Ala Pro
Leu Pro Gly Leu、配列番号2のTrp Leu Arg Arg Ala S
er Ala Pro Leu Pro Gly、配列番号3のTrp Leu Arg Ar
g Ala Ser Ala Pro Leu Pro、配列番号4のTrp Leu Arg
Arg AlaSer Ala Pro Leu、配列番号5のTrp Leu Arg A
rg Ala Ser Ala Pro、配列番号6のTrp Leu Arg Arg Al
a Ser Ala、配列番号7のTrp Leu Arg Arg Ala Ser、配
列番号8のTrp Leu Arg Arg Ala、配列番号9のTrp Leu
Arg Arg、および配列番号10のTrp Leu Argのアミノ
酸から構成されるペプチドが挙げられる。
【0027】 同NH2−末端から16番目のセリンか
ら数えて−4から+2までの7連続アミノ酸配列Leu Ar
g Arg Ala Ser Ala Proを最小単位として含むペプチド
としては、配列番号11のLeu Arg Arg Ala Ser Ala Pr
o Leu Pro Gly Leu、配列番号12のLeu Arg Arg Ala S
er Ala Pro Leu Pro、配列番号13のLeuArg Arg Ala S
er Ala Proのアミノ酸から構成されるペプチドが挙げら
れる。
【0028】 また、HSP20ペプチドと高い相同性
を示すαBクリスタリンのアミノ酸配列の内、NH2
末端のメチオニンから数えて9番目に位置するトリプト
ファンから始まり、少なくとも14番目に位置するフェ
ニルアラニンまでの6連続アミノ酸配列Trp Ile Arg Ar
g Pro Phe(配列番号26)を最小単位として含むペプ
チドとしては、配列番号23のTrp Ile Arg Arg Pro Ph
e Phe ProPhe、配列番号24のTrp Ile Arg Arg Pro Ph
e Phe Pro、配列番号25のTrp Ile Arg Arg Pro Phe P
he、および配列番号26のTrp Ile Arg Arg Pro Pheか
らなるペプチドが挙げられる。
【0029】 本発明に係るペプチドを1種または2種
以上を有効成分として含有する医薬用組成物は、通常医
薬用の製剤化に用いられる担体や賦形剤、その他の添加
剤を用いて調製される。製剤用の担体や賦形剤として
は、固体または液体のいずれでもよく、例えば乳糖、ス
テアリン酸マグネシウム、スターチ、タルク、ゼラチ
ン、寒天、ペクチン、アラビアゴム、オリーブ油、ゴマ
油、カカオバター、エチレングリコール等やその他常用
のものが挙げられる。
【0030】 投与は、通常、静注等の注射剤、坐剤、
経皮等による非経口投与のいずれかの形態が採用され
る。投与量は症状、投与対象の年齢、性別等を考慮して
個々の場合に応じて適宜決定されるが、通常成人1人当
たり、1日につき1〜1000mgの範囲で、1日1回
から数回に分け静脈内投与されるか、または、1日1時
間〜24時間の範囲で静脈内持続投与される。もちろ
ん、前記したように、投与量は種々の条件で変動するの
で、上記投与量範囲より少ない量で十分な場合もある。
【0031】 非経口投与のための注射剤としては、無
菌の水性または非水性の溶液剤、懸濁剤、乳濁剤を包含
する。水性の溶液剤、懸濁剤としては、例えば注射用蒸
留水および生理食塩水が含まれる。非水溶性の溶液剤、
懸濁剤としては、例えばプロピレングリコール、ポリエ
チレングリコール、オリーブ油のような植物油、エタノ
ールのようなアルコール類、ポリソルベート80等があ
る。このような組成物はさらに防腐剤、湿潤剤、乳化
剤、分散剤、安定化剤(例えば、ラクトース)、溶解補
助剤(例えば、グルタミン酸、アスパラギン酸)のよう
な補助剤を含んでいてもよい。これらは例えばバクテリ
ア保留フィルターを通す濾過、殺菌剤の配合または照射
によって無菌化される。また、これらは無菌の固体組成
物を製造し、使用前に無菌水または無菌の注射用溶媒に
溶解して使用することもできる。
【0032】
【発明の効果】 本発明によりヒトHSP20またはそ
れと高い相同性を示すαBクリスタリンの一部アミノ酸
配列を有するペプチドであって、上述したような特異的
アミノ酸配列を有する3ないし12個のアミノ酸から構
成されるペプチドは、対照としてのHSP27と比較し
ても、極めて高い血小板凝集抑制作用、および/または
プロトロンビン刺激による血液凝固時間を対照に比較し
て延長する作用を示すことが明らかにされた。かくし
て、これらのペプチドを有効成分として含有する医薬用
組成物が循環器障害、脳血管障害、末梢血管障害等の予
防や治療用として、有望であることが強く示唆された。
【0033】
【配列表】 SEQUENCE LISTING <110> Kozawa, Osamu; Matsuno, Hiroyuki; Niwa, Masayuki; Kato, Kanefusa Uematsu, Toshihiko <120> A medical composition for therapeutical and/or preventive treatmen t of impairment in blood circluation and related organs and a pept ide usable as an active ingredient therefore <130> WP-3187 <140> <141> <160> 27 <170> PatentIn Ver. 2.0 <210> 1 <211> 12 <212> PRT <213> Homo sapiens <400> 1 Trp Leu Arg Arg Ala Ser Ala Pro Leu Pro Gly Leu 1 5 10 <210> 2 <211> 11 <212> PRT <213> Homo sapiens <400> 2 Trp Leu Arg Arg Ala Ser Ala Pro Leu Pro Gly 1 5 10 <210> 3 <211> 10 <212> PRT <213> Homo sapiens <400> 3 Trp Leu Arg Arg Ala Ser Ala Pro Leu Pro 1 5 10 <210> 4 <211> 9 <212> PRT <213> Homo sapiens <400> 4 Trp Leu Arg Arg Ala Ser Ala Pro Leu 1 5 <210> 5 <211> 8 <212> PRT <213> Homo sapiens <400> 5 Trp Leu Arg Arg Ala Ser Ala Pro 1 5 <210> 6 <211> 7 <212> PRT <213> Homo sapiens <400> 6 Trp Leu Arg Arg Ala Ser Ala 1 5 <210> 7 <211> 6 <212> PRT <213> Homo sapiens <400> 7 Trp Leu Arg Arg Ala Ser 1 5 <210> 8 <211> 5 <212> PRT <213> Homo sapiens <400> 8 Trp Leu Arg Arg Ala 1 5 <210> 9 <211> 4 <212> PRT <213> Homo sapiens <400> 9 Trp Leu Arg Arg 1 <210> 10 <211> 3 <212> PRT <213> Homo sapiens <400> 10 Trp Leu Arg 1 <210> 11 <211> 11 <212> PRT <213> Homo sapiens <400> 11 Leu Arg Arg Ala Ser Ala Pro Leu Pro Gly Leu 1 5 10 <210> 12 <211> 9 <212> PRT <213> Homo sapiens <400> 12 Leu Arg Arg Ala Ser Ala Pro Leu Pro 1 5 <210> 13 <211> 7 <212> PRT <213> Homo sapiens <400> 13 Leu Arg Arg Ala Ser Ala Pro 1 5 <210> 14 <211> 6 <212> PRT <213> Homo sapiens <400> 14 Leu Arg Arg Ala Ser Ala 1 5 <210> 15 <211> 5 <212> PRT <213> Homo sapiens <400> 15 Leu Arg Arg Ala Ser 1 5 <210> 16 <211> 10 <212> PRT <213> Homo sapiens <400> 16 Arg Arg Ala Ser Ala Pro Leu Pro Gly Leu 1 5 10 <210> 17 <211> 9 <212> PRT <213> Homo sapiens <400> 17 Arg Ala Ser Ala Pro Leu Pro Gly Leu 1 5 <210> 18 <211> 8 <212> PRT <213> Homo sapiens <400> 18 Ala Ser Ala Pro Leu Pro Gly Leu 1 5 <210> 19 <211> 7 <212> PRT <213> Homo sapiens <400> 19 Ser Ala Pro Leu Pro Gly Leu 1 5 <210> 20 <211> 6 <212> PRT <213> Homo sapiens <400> 20 Ala Pro Leu Pro Gly Leu 1 5 <210> 21 <211> 5 <212> PRT <213> Homo sapiens <400> 21 Pro Leu Pro Gly Leu 1 5 <210> 22 <211> 4 <212> PRT <213> Homo sapiens <400> 22 Leu Pro Gly Leu 1 <210> 23 <211> 9 <212> PRT <213> Homo sapiens <400> 23 Trp Ile Arg Arg Pro Phe Phe Pro Phe 1 5 <210> 24 <211> 8 <212> PRT <213> Homo sapiens <400> 24 Trp Ile Arg Arg Pro Phe Phe Pro 1 5 <210> 25 <211> 7 <212> PRT <213> Homo sapiens <400> 25 Trp Ile Arg Arg Pro Phe Phe 1 5 <210> 26 <211> 6 <212> PRT <213> Homo sapiens <400> 26 Trp Ile Arg Arg Pro Phe 1 5 <210> 27 <211> 5 <212> PRT <213> Homo sapiens <400> 27 Trp Ile Arg Arg Pro 1 5
【図面の簡単な説明】
【図1】 被検物質番号1〜27の血小板凝集率および
プロトロンビン時間延長率を対照との比較で示すグラフ
である。
【図2】 被検物質番号28〜32の血小板凝集率およ
びプロトロンビン時間延長率を対照との比較で示すグラ
フである。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C07K 7/06 A61K 37/02 (71)出願人 593232446 加藤 兼房 愛知県名古屋市名東区富が丘20−1 (71)出願人 500140301 植松 俊彦 岐阜県岐阜市本荘3680−15 (72)発明者 小澤 修 愛知県春日井市篠木町3丁目−47 (72)発明者 松野 浩之 岐阜県本巣郡北方町高屋白木2丁目60 (72)発明者 丹羽 雅之 岐阜県岐阜市岩田西1−628 (72)発明者 加藤 兼房 愛知県名古屋市名東区富が丘20−1 (72)発明者 植松 俊彦 岐阜県岐阜市本荘3680−15 Fターム(参考) 4C084 AA02 AA03 AA07 BA01 BA02 BA10 BA15 BA16 BA17 BA23 NA14 ZA362 ZC022 4H045 AA10 AA30 BA12 BA13 BA14 BA15 BA16 CA40 EA23

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒトHSP20のNH2−末端のメチオ
    ニンから16番目に位置するセリンを基準として数えて
    −5から+6までのアミノ酸配列(配列番号1)で示さ
    れるアミノ酸の内、そのNH2−末端側に、少なくとも
    −5〜−3に位置する3連続アミノ酸配列Trp Leu Arg
    (配列番号10)、もしくは、−4から+2に位置する
    7連続アミノ酸配列Leu Arg Arg Ala Ser Ala Pro(配
    列番号13)で示されるアミノ酸を含むペプチド、また
    は、HSP20ペプチドと高い相同性を示すαBクリス
    タリンのアミノ酸配列の内、NH2−末端のメチオニン
    から数えて9番目に位置するトリプトファンから始ま
    り、17番目に位置するフェニルアラニンまでのアミノ
    酸配列で示されるアミノ酸を少なくとも6連続して含
    み、かつ、そのNH2−末端側に、少なくとも9番目に
    位置するトリプトファンから14番目に位置するフェニ
    ルアラニンまでの6連続アミノ酸配列Trp Ile ArgArg P
    ro Phe(配列番号26)で示されるアミノ酸を含むペプ
    チドを有効成分として含むことを特徴とする血液循環障
    害予防および/または治療用医薬用組成物。
  2. 【請求項2】 上記アミノ酸配列Trp Leu Argを含むペ
    プチドが配列番号1〜10に示すアミノ酸配列で示され
    るアミノ酸からなるものであることを特徴とする請求項
    1に記載の血液循環障害予防および/または治療用医薬
    用組成物。
  3. 【請求項3】 上記アミノ酸配列アミノ酸配列Leu Arg
    Arg Ala Ser Ala Proを含むペプチドが配列番号11〜
    13に示すアミノ酸配列で示されるアミノ酸からなるも
    のであることを特徴とする請求項1に記載の血液循環障
    害予防および/または治療用医薬用組成物。
  4. 【請求項4】 上記アミノ酸配列Trp Ile Arg Arg Pro
    Pheを含むペプチドが配列番号23〜26に示すアミノ
    酸配列で示されるアミノ酸からなるものであることを特
    徴とする請求項1に記載の血液循環障害予防および/ま
    たは治療用医薬用組成物。
  5. 【請求項5】 ヒトHSP20のNH2−末端のメチオ
    ニンから数えて16番目に位置するセリンを基準とし
    て、−5から+6までに位置するアミノ酸配列アミノ酸
    配列(配列番号1)で示されるアミノ酸の内、そのNH
    2−末端側に、少なくとも−5〜−3に位置する3連続
    アミノ酸配列Trp Leu Arg(配列番号10)、もしく
    は、−4から+2に位置する7連続アミノ酸配列Leu Ar
    g Arg Ala SerAla Pro(配列番号13)で示されるアミ
    ノ酸を含むペプチド、または、HSP20ペプチドと高
    い相同性を示すαBクリスタリンのアミノ酸配列の内、
    NH2−末端のメチオニンから数えて9番目に位置する
    トリプトファンから始まり、17番目に位置するフェニ
    ルアラニンまでのアミノ酸配列で示されるアミノ酸を少
    なくとも6連続して含み、かつ、そのNH2−末端側
    に、少なくとも9番目に位置するトリプトファンから1
    4番目に位置するフェニルアラニンまでの6連続アミノ
    酸配列Trp Ile Arg Arg Pro Phe(配列番号26)で示
    されるアミノ酸を含むペプチド。
  6. 【請求項6】 配列番号1〜10に示すアミノ酸配列で
    示されるアミノ酸からなるペプチド。
  7. 【請求項7】 配列番号11〜13に示すアミノ酸配列
    で示されるアミノ酸からなるペプチド。
  8. 【請求項8】 配列番号23〜26に示すアミノ酸配列
    で示されるアミノ酸からなるペプチド。
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