[go: up one dir, main page]

JP2001278195A - 航空機用除氷装置 - Google Patents

航空機用除氷装置

Info

Publication number
JP2001278195A
JP2001278195A JP2000091175A JP2000091175A JP2001278195A JP 2001278195 A JP2001278195 A JP 2001278195A JP 2000091175 A JP2000091175 A JP 2000091175A JP 2000091175 A JP2000091175 A JP 2000091175A JP 2001278195 A JP2001278195 A JP 2001278195A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
wing
deicing
metal plate
heating element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000091175A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3558279B2 (ja
Inventor
Asao Kakinuma
朝雄 柿沼
Takayoshi Kawamura
孝儀 河村
Katsumi Tsuda
克己 津田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Heavy Industries Ltd filed Critical Kawasaki Heavy Industries Ltd
Priority to JP2000091175A priority Critical patent/JP3558279B2/ja
Publication of JP2001278195A publication Critical patent/JP2001278195A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3558279B2 publication Critical patent/JP3558279B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64DEQUIPMENT FOR FITTING IN OR TO AIRCRAFT; FLIGHT SUITS; PARACHUTES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF POWER PLANTS OR PROPULSION TRANSMISSIONS IN AIRCRAFT
    • B64D15/00De-icing or preventing icing on exterior surfaces of aircraft
    • B64D15/12De-icing or preventing icing on exterior surfaces of aircraft by electric heating
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/02Induction heating
    • H05B6/10Induction heating apparatus, other than furnaces, for specific applications
    • H05B6/105Induction heating apparatus, other than furnaces, for specific applications using a susceptor
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/02Induction heating
    • H05B6/36Coil arrangements

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • General Induction Heating (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単で、消費電力が小さく、耐久性に
優れ、適用可能な範囲の広い除氷装置を提供する。 【解決手段】 翼前縁部に外部に露出して金属板を設け
るとともに、内部にコイルが設けられる。コイルに交番
電流を通電することによって、氷が付着する金属板が誘
導加熱によって発熱し、効率よく除氷することができ、
除氷に必要とされる消費電力を小さくすることができ
る。さらに除氷装置は、簡単な構成によって実現するこ
とができるうえ、コイルは機体内に設ければよく、配線
上の構成も簡単になり、また配線作業も容易になる。ま
たコイルの配置環境も機体外部に設ける場合に比べて極
めて良好であり、高い耐久性を得ることができ、かつ発
熱体を砂塵などによる摩耗の少ない部材とすることが可
能であり、これによって高い耐久性が得られる。さらに
また発熱体は、たとえば固定翼、回転翼およびプロペラ
などに設けることが可能であり、除氷装置を広い範囲に
適用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、航空機用の除氷装
置に関し、特に固定翼航空機の翼およびプロペラならび
に回転翼航空機の回転翼の前縁部を除氷するための装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】飛行中の航空機への着氷は、その飛行中
の重量の増加および抗力の増加を招くものであり、航空
機の飛行に影響を及ぼすおそれがある。特に、翼前縁部
への着氷は、翼の揚力を低下させ、航空機の飛行に極め
て大きな影響を及ぼすおそれがある。このような航空機
への着氷が生ずる気象条件下においても、航空機が安全
に飛行できるようにするために、航空機には除氷装置が
設けられている。
【0003】この除氷装置には、発熱抵抗体を埋込んだ
電熱ヒータを、翼前縁部に外側から設けて、電熱ヒータ
の外層の表面に付着した氷の氷着力を低下させ、翼の外
表面に沿って流れる気流を利用して氷を剥落させる装置
がある。また他の除氷装置としては、ゴム状の材料から
成る膨張袋を、翼前縁部に外側から取付け、この膨張袋
を膨らませることによって、膨張袋の表面に付着した氷
を剥落させる装置がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】電熱ヒータ方式の除氷
装置は、発熱抵抗体からの伝熱によって氷が付着する発
熱抵抗体を覆った外層を加熱しており、熱効率が悪く、
除氷するための消費電力が大きくなってしまう。したが
って大電力を発電可能な発電機を備える大型機には適用
可能であるが、大電力を得る発電機を搭載できない小型
機には適用が困難である。またこの装置は、電熱ヒータ
が機体(翼)の外部という環境的に厳しい部位に配置さ
れるので劣化が著しく、寿命が短いという欠点を有して
いる。
【0005】また膨張袋方式の装置は、膨張袋自体につ
いては構造的に簡単であるが、袋を膨らませるための加
圧流体の供給装置が必要となり、装置が大型および複雑
になってしまう。またこの装置は、飛行中の翼前縁部に
は砂塵などが衝突しやすいので、ゴム状材料から成る膨
張袋が摩耗しやすく耐久性が低いうえ、膨張袋を膨らま
せたときに翼形状が変化して翼の空力的な特性に影響を
与えるので、適用可能な範囲を限られた領域にせざるを
得ない欠点を有している。
【0006】本発明の目的は、構造が簡単で、消費電力
が小さく、耐久性に優れ、適用可能な範囲の広い除氷装
置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、航空機の着氷部の内側に設けられる導電性材料から
成る1または複数のコイルと、着氷部に外側から設けら
れる導電性材料から成る発熱体とを含み、コイルに交番
電流を通電して生ずる交番磁界によって発熱体に渦電流
を発生させ、この渦電流によって発熱体を発熱させて着
氷した氷を除去することを特徴とする航空機用除氷装置
である。
【0008】本発明に従えば、コイルに交番電流を通ず
ることによって交番磁界を発生させ、この交番磁界によ
って発熱体に交番渦電流を発生させることができる。発
熱体に交番渦電流が発生すると、この渦電流と発熱体の
電気抵抗とによって、発熱体が発熱する。この発熱体は
着氷部に外部に露出して設けられており、氷は発熱体の
表面に付着することになるので、コイルに通電して発熱
体を発熱させることによって、付着した氷を溶かし、ま
たは氷着力を低下させて剥落させ、除氷することができ
る。
【0009】このような除氷装置は、氷が付着する発熱
体が電磁誘導加熱によって発熱する構成であって、従来
の電熱ヒータ方式の装置に比べて熱効率に優れており、
除氷に必要とされる消費電力も小さくて済む。これによ
って電源としてのたとえば発電機は小型でよく、小型機
にも容易に搭載することができる。さらに除氷装置で
は、電源に電気的に接続されるコイルと発熱体とを設け
るだけでよく、電源は、他の機器に電力を供給するため
の電源を利用することが可能であり、簡単な構成によっ
て実現することができる。しかもコイルは機体内に設け
ればよく、従来の電熱ヒータでは発電機に接続される発
熱抵抗体を機体外部に設けなければならないのに対し
て、配線上の構成も簡単になり、また配線作業も容易に
なる。そのうえ、コイルを機体内に設けることによっ
て、コイルの配置環境も機体外部に設ける場合に比べて
極めて良好であり、高い耐久性を得ることができる。さ
らにまた発熱体は、従来の膨張袋方式のように変形させ
る必要がなく、揚力変化などを考慮する必要がないの
で、発熱体を、固定翼、回転翼およびプロペラなどに設
けることが可能であり、このような翼などを含む広い適
用範囲の着氷部に対して、好適に除氷することができ
る。また発熱体は、導電性を有する材料であればよく、
ゴムなどに比べて砂塵などの衝突に対する摩耗の少ない
部材とすることが可能であり、これによっても高い耐久
性を得ることができる。
【0010】請求項2記載の本発明は、着氷部は航空機
の翼であり、コイルは翼の前縁部に巻き軸線が翼の長手
方向に沿うように設けられることを特徴とする。
【0011】本発明に従えば、コイルは翼の前縁部に巻
き軸線が翼の長手方向に沿うように設けられるので、コ
イルを設けるための占有領域を小さくすることができ
る。これによって、コイルは内部の空間が小さい翼の前
縁部にも設けることが可能となり、このような内部の空
間の小さい翼の前縁部における除氷を可能にすることが
できる。したがってたとえば回転翼航空機の回転翼およ
び小型の固定翼機の翼の前縁部などにもコイルを設け
て、このような翼の前縁部の除氷をすることができる。
【0012】請求項3記載の本発明は、発熱体は磁性材
料から成ることを特徴とする。本発明に従えば、発熱体
は磁性材料から成るので、コイルに通電することによっ
て発生される磁界の磁力線は、発熱体内をより集中的に
通過する。このように磁力線が発熱体内を通ることによ
って、発熱体内において効率よく渦電流が発生する。し
たがって発熱体が効率よく発熱し、効率よく除氷するこ
とができる。
【0013】請求項4記載の本発明は、着氷部は回転翼
航空機の回転翼であり、コイルの内側に前縁部用のバラ
ンスウエイト部材が設けられることを特徴とする。
【0014】本発明に従えば、回転翼の前縁部のコイル
の内側に、前縁部用のバランスウエイト部材が設けられ
るので、コイルの芯材とバランスウエイト部材とを兼ね
ることができ、別途に設ける場合にくらべて、全体の重
量増加を小さく押さえることができる。
【0015】請求項5記載の本発明は、翼弦方向に複数
のコイルが設けられることを特徴とする。
【0016】本発明に従えば、翼の翼弦方向に複数のコ
イルが設けられるので、翼の上面と下面とで翼弦方向の
着氷範囲が異なる翼において、各コイルを着氷範囲に対
応させて設け、着氷していない部位での発熱を無くし、
効率よく除氷することができる。
【0017】請求項6記載の本発明は、コイルの形状は
翼の内表面に沿う形状であることを特徴とする。
【0018】本発明に従えば、コイルの形状は翼の外表
面に沿う形状であるので、翼の外部に設けられる発熱体
を均一的に発熱させることができる。したがって発熱体
が効率よく発熱し、効率よく除氷することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の一形態の航
空機用の除氷装置1を簡略化して示す斜視図であり、図
2は除氷装置1の一部を簡略化して示す斜視図であり、
図3は図2の切断面線III−IIIから見て示す断面
図である。図4は、除氷装置1が設けられる飛行機2を
示す斜視図である。図1には、図4のセクションIが示
され、図2には、図1のセクションIIが示される。従
来の技術に関連して述べたように、気象条件によって
は、飛行中に、飛行機2の機体の一部に着氷する場合が
あり、除氷装置1は、このように飛行機2の着氷部であ
る前記機体の一部に付着した氷を除去するために、飛行
機2に設けられる。着氷部は、たとえば本実施の形態に
おいて、一対の主翼4の前縁部5、一対の水平尾翼6の
前縁部7および垂直尾翼8の前縁部であり、図1〜図3
には、主翼4の前縁部5に付着した氷を除去する除氷装
置1を具体的に示す。
【0020】主翼4は、たとえば翼外表面を形成する翼
本体表皮13が、厚みがほぼ一定の中空体によって構成
されている。除氷装置1は、基本的に、主翼4の前縁部
(翼弦方向の前方側の端部)5の内側に設けられる導電
性材料から成る1または複数(本実施の形態では複数)
のコイル10と、主翼4の前縁部5に外部に臨んで設け
られる導電性材料から成る発熱体としての金属板11と
を含む。この除氷装置1は、各コイル10と金属板11
とによって電磁ヒータを構成し、各コイル10に交番電
流を通電して生ずる交番磁界によって金属板11に渦電
流を発生させ、この渦電流によって金属板11を発熱さ
せて、すなわち電磁誘導加熱によって金属板11を発熱
させて、着氷した氷を除去する。
【0021】各コイル10は、一例として挙げると銅も
しくは銅合金またはアルミニウム合金などの電気抵抗の
小さい材料から成るコイル線12を巻回して構成され
る。飛行機2などの航空機では、軽量化が重要な設計点
であるので、アルミニウム合金のような軽量でかつ電気
抵抗の低い材料から成るコイル線12を用いることが好
ましい。各コイル10は、巻き軸線L1が主翼4の翼弦
方向A(図2の左右方向)にほぼ沿うように配置され
る。具体的には、コイル線12は、翼本体表皮13の上
面側部分14に沿って翼長手方向B(図2の紙面に垂直
な方向)一方に延びる部分16と、翼本体表皮13の下
面側部分15に沿って翼長手方向B他方に延びる部分1
7とが、所定の位置で翼本体表皮13に沿って折り返さ
れてつながるように、巻回されている。このような各コ
イル10が、主翼4の翼長手方向Bに隣接して並べら
て、主翼4の翼長手方向Bのほぼ全領域にわたってコイ
ル10が設けられる。図解を容易にするために、図1で
は、コイル線12は、厚みを省略して示す。
【0022】金属板11は、長手状であってその長手方
向に垂直な断面の形状が大略的にU字状であり、内表面
形状が、翼本体表皮13の前縁部5の外表面形状と一
致、またはほぼ一致する形状に形成される。この金属板
11は、主翼4の前縁部5に翼本体表皮13を外側から
覆うようにして主翼4の翼長手方向Bに沿って配置さ
れ、たとえば接着されて翼本体表皮13に固定され、こ
のように着氷部に外部に露出して設けられる。本実施の
形態では、1つの金属板11が、主翼4の翼長手方向B
のほぼ全領域にわたって設けられる。またこの金属板1
1は、たとえば磁性材料、特に鉄または鋼などの強磁性
材料から成ってもよい。図2には、金属板11の断面が
現れているが、図解を容易にするために、ハッチングを
省略して示す。
【0023】除氷装置1では、たとえば発電機によって
実現される電源から交番電流(交流)を、各コイル10
に選択的に通電することができる。各コイル10に交番
電流が通電されると、コイル内を通過して一端部で外側
に折返し、コイル外部を反対向きに通って他端部で内側
に折返し、再びコイル内を通過するような、具体的には
図2に仮想線で一例を示す磁力線18を含む磁界および
この磁界とは逆向きの磁界とが、交番電流の周期に対応
した周期で交互に発生する。このように各コイル10に
交番電流が通電されて交番磁界が発生すると、金属板1
1がこの交番磁界中に晒されることになり、金属板11
の磁界に晒される部分で局部的に、交番磁界の周期と対
応する周期の交番渦電流であって、金属板11内を通過
する磁力線の周りを、まわるような渦電流、具体的に
は、図2に矢符19で示すような渦電流およびこれと逆
向きの渦電流が、交互に発生する。
【0024】このように各コイル10に交番電流を通ず
ることによって金属板11に交番渦電流が発生すると、
この渦電流と発熱体の電気抵抗とによって、したがって
渦電流損およびヒステリシス損によって、金属板11が
発熱する。この金属板11は着氷部に外部に露出して設
けられており、氷は金属板11の外表面20に付着する
ことになるので、各コイル10に通電して金属板11を
発熱させることによって、付着した氷を溶かし、または
氷着力を低下させて剥落させ、除氷することができる。
【0025】図4は、本実施の形態の除氷装置1と従来
の装置との氷の付着する表面の温度の差異を示すグラフ
である。横軸は、通電開始からの時間(秒)を示し、縦
軸は、氷の付着する表面の温度(℃)を示す。また実線
22は、本実施の形態の除氷装置1の電磁ヒータの表面
(金属板11の外表面)の温度を示し、一点鎖線23
は、従来の電熱ヒータの表面の温度を示す。除氷装置1
は、氷が付着する金属板11が電磁誘導加熱によって発
熱する構成であって、このようなコイル10および金属
板11を含む電磁ヒータは、エネルギー効率が90%を
越える極めて優れたヒータであって、従来の電熱ヒータ
方式の装置に比べて熱効率に優れており、除氷に必要と
される消費電力も小さい。図4のグラフからも明らかな
ように、同一出力3.33W/cm2(=20W/in
ch2)で比較した場合、本実施の形態の装置11は、
従来の技術の装置に比べて約2倍の温度(℃)にするこ
とができる。このように除氷装置1は、極めて高いエネ
ルギ効率を有している。
【0026】これによって電源である発電機は小型でよ
く、除氷装置1は、小型機にも容易に搭載することがで
きる。さらに除氷装置1では、発電機に電気的に接続し
た各コイル10と金属板11とを設けるだけでよく、発
電機は、他の機器に電力を供給するための発電機を利用
することが可能であり、簡単な構成によって実現するこ
とができる。しかも各コイルは機体内(翼本体表皮13
内)に設ければよく、翼本体表皮13を内外に挿通する
ような配線は不要であり、配線上の構成も簡単になり、
また配線作業も容易になる。
【0027】そのうえ、機能部分である各コイル10を
機体内に設けることによって、従来のように風雨などの
過酷な自然環境にさらされることがなく、各コイル10
の配置環境も機体外部に設ける場合に比べて極めて良好
であり、高い耐久性を得ることができる。さらにまた金
属板11は、従来の膨張袋方式のように変形させる必要
がなく、揚力変化などを考慮する必要がないので、金属
板11を、固定翼である主翼4に設けることが可能であ
り、このような翼において、好適に除氷することができ
る。また金属板11は、ゴムなどに比べて砂塵などの衝
突に対する摩耗の少ない部材であり、これによっても高
い耐久性を得ることができる。
【0028】また金属板11を、磁性材料により製作す
ることによって、各コイル10に通電することによって
発生される磁界の磁力線は、金属板11内をより集中的
に通過する。このように磁力線が金属板11内を集中的
に通ることによって、金属板11内において効率よく渦
電流が発生する。したがって金属板11が効率よく発熱
し、効率よく除氷することができる。特に金属板11が
鉄または鋼のような強磁性材料であれば、金属板11を
さらにより多くの磁力線が集中して通過するので、金属
板11における渦電流の発生効率がさらに向上される。
【0029】また飛行機2などの航空機では、その構造
部材である翼本体表皮13に、重量的な観点からアルミ
ニウム合金または複合材が利用される場合がある。この
ように翼本体表皮13が非磁性材料である場合には、上
記発生した磁界の磁力線がより金属板11内を通過する
ようにでき、渦電流の発生効率がさらに向上される。ま
たアルミニウム合金または複合材から成る翼本体表皮1
3に対して鉄または鋼(ステンレス鋼など)から成る金
属板11を設けるなどして、金属板11を翼本体表皮1
3とは異なる材料によって形成する場合、各コイル10
に通電する交番電流の変動周期を適宜選択することによ
って、構造部材である翼本体表皮13を発熱させること
なく、金属板11だけを発熱させることが可能であり、
これによって金属板11を効率良く発熱させることがで
きる。また金属板11だけを発熱させる構造とすること
によって、たとえば強度低下などの翼本体表皮13が発
熱することによる不具合の発生を防ぐこともできる。も
ちろん温度上昇による強度低下が許容範囲内であれば、
翼の構造部材である翼本体表皮13を直接発熱体として
用いることができることは言うまでもない。
【0030】また複数のコイル10を並べて設け、選択
的に通電することできるようにしているので、主翼4全
体を一時に除氷するのではなく、主翼4を翼長手方向B
の複数領域に分割して、時間差を設けて除氷するように
してもよい。つまり除氷は、氷が付着することを防ぐの
ではなく、氷が付着してしまった場合に、その氷を除去
するので、各コイル10に常時通電しておく必要はな
く、間欠的に各コイル10に通電すればよく、上述のよ
うに各コイル10で時間差を設けて除氷することによっ
て、一時に大きな電力を必要としてしまうことが防がれ
る。したがって飛行機2が大型固定翼機である場合のよ
うに、除氷すべき主翼4の前縁部の翼長手方向B長さが
数十mに達する場合でも、一時の消費電力をできるだけ
小さくして、電源への負荷を小さくして、広い範囲を好
適に除氷することができる。
【0031】また各コイル10の形状は主翼4の翼本体
表皮13の外表面に沿う形状である。これによって翼本
体表皮13の外部に設けられる金属板11を均一的に発
熱させることができる。したがって金属板11が効率よ
く発熱し、効率よく除氷することができる。これによっ
て消費電力を小さくすることができる。
【0032】図1および図2には、主翼4の前縁部5を
除氷するための除氷装置1を示したが、各尾翼6,8の
前縁部7,9を除氷するための除氷装置も同様に構成さ
れ、同様の効果が達成される。またこのように飛行機2
に複数の着氷部が存在する場合に、各着氷部毎に設けら
れる各除氷装置を、時間的にずらして可動させることに
よって、一時の消費電力を小さくすることができる。
【0033】図5は、本発明の実施の他の形態の除氷装
置30の一部を示す斜視図であり、図6は、除氷装置3
0が設けられる回転翼航空機であるヘリコプタ31を示
す斜視図である。本実施の形態の除氷装置30は、図1
〜図4に示す上述の除氷装置1と類似している。除氷装
置30は、ヘリコプタ31の着氷部である機体の一部に
付着した氷を除去するために、ヘリコプタ31に設けら
れる。このヘリコプタ31における着氷部は、たとえば
本実施の形態において、回転翼であるメインロータ32
の各羽根33の前縁部34およびテールロータ35の各
羽根36の前縁部37であり、図5には、メインロータ
32の羽根33の前縁部34に付着した氷を除去する除
氷装置30を具体的に示す。ここで各羽根33,36の
前縁部34,37は、各羽根の回転方向C,Dに関して
前方側の縁部であり、回転方向下流側の縁部である。
【0034】各羽根33は、たとえば翼外表面を形成す
る翼本体表皮38が、厚みがほぼ一定の中空体によって
構成され、したがって翼本体表皮38は、上下に間隔を
あけた上面側部分39と下面側部分40とが前方側の部
分で折り返されるようにして連なっている。この翼本体
表皮38は、上述の翼本体表皮13と同様の材料から成
る。翼本体表皮38の内側には、たとえば複合材料から
成る内側構造部材60が設けられる。除氷装置30は、
基本的に、羽根33の前縁部34の内側で、内側構造部
材60に埋込まれて設けられる1または複数(本実施の
形態では複数)のコイル41と、羽根33の前縁部34
に外部に臨んで設けられる金属板42とを含む。この除
氷装置30もまた、上述の除氷装置1と同様に、各コイ
ル41と金属板42とによって電磁ヒータを構成し、各
コイル41に交番電流を通電して生ずる交番磁界によっ
て金属板42に渦電流を発生させ、この渦電流によって
金属板42を発熱させて、すなわち電磁誘導加熱によっ
て金属板42を発熱させて、着氷した氷を除去する。
【0035】各コイル41は、たとえば上述の実施の形
態と同様の材料から成るコイル線を円筒状に巻回して構
成される。このコイル41においても、アルミニウム合
金または銅合金のような電気抵抗の低い材料から成るコ
イル線を用いることが好ましい。各コイル41は、巻き
軸線L2が羽根33の翼長手方向Cに沿うように配置さ
れる。具体的には、コイル線は、羽根33の前縁部(翼
弦方向Dの前方側の端部)34において、翼長手方向C
と平行な軸線L2を中心として、螺旋状に巻回される。
このような各コイル41が、羽根33の翼長手方向Cに
隣接して並べられて、翼長手方向Cのほぼ全領域にわた
ってコイル41が設けられる。図解を容易にするため
に、図5では、コイル線は、厚みを省略して示す。
【0036】金属板42は、長手状であってその長手方
向に垂直な断面の形状が大略的にU字状であり、内表面
形状が、翼本体表皮38の前縁部34の外表面形状と一
致、またはほぼ一致する形状に形成される。この金属板
42は、羽根33の前縁部34に翼本体表皮38を外側
から覆うようにして羽根33の翼長手方向Cに沿って配
置され、たとえば接着されて翼本体表皮38に固定さ
れ、このように着氷部に外部に露出して設けられる。本
実施の形態では、1つの金属板42が、羽根33の翼長
手方向Cのほぼ全領域にわたって設けられる。またこの
金属板41は、たとえば上述の実施の形態の金属板11
と同様の材料から成る。
【0037】除氷装置30では、たとえば発電機によっ
て実現される電源から交番電流を、各コイル41に選択
的に通電することができる。具体的には、非回転部分か
ら回転部分に電力供給をするためのスリップリング4
5、および各羽根に電力を分配するための分配器46を
介して、各羽根33の各コイル41に電力を供給するこ
とができ、これによって各コイル41に通電することが
できる。各コイル41に交番電流が通電されると、コイ
ル41内を通過して一端部で外側に折返し、コイル41
外部を反対向きに通って他端部で内側に折返し、再びコ
イル41内を通過するような、交互に向きが変わる交番
磁界が、交番電流の周期に対応した周期で発生する。こ
のように交番磁界が発生すると、金属板42がこの交番
磁界中に晒されることになり、金属板42の磁界に晒さ
れる部分で局部的に、交番磁界の周期と対応する周期の
交番渦電流であって、金属板42内を通過する磁力線の
周りをまわるような、交互に向きの変わる渦電流が発生
する。
【0038】このように各コイル41に交番電流を通ず
ることによって、上述の実施の形態と同様に、金属板4
2が発熱する。この金属板42もまた、上述の実施の形
態と同様に、着氷部に外部に露出して設けられており、
氷は金属板42の外表面45に付着することになるの
で、各コイル41に通電して金属板42を発熱させるこ
とによって、付着した氷を溶かし、または氷着力を低下
させて剥落させ、除氷することができる。このような本
実施の形態の除氷装置30は、着氷部が異なり、したが
って各コイル41および金属板42の設置位置は、異な
るけれども、各コイル41および各金属板42が同様に
作用し、コイルの形状が翼の内表面形状に沿う形状であ
ることによる効果を除いて、除氷装置1と同様の効果を
達成することができる。
【0039】またヘリコプタ31の回転翼であるロータ
32では、翼前縁部の内部の空間が小さく、上述の除氷
装置1のコイル10のような配置をすることができない
場合がある。これに対して除氷装置30では、コイル4
2は翼の前縁部である羽根33の前縁部34に巻き軸線
L2が翼長手方向Cに沿うように設けられるので、コイ
ル自体を小型にすることができ、コイル42を設けるた
めの占有領域を小さくすることができ、羽根33の前縁
部34という限られた領域にも、コイル42を好適に配
置することができる。したがってこのような内部の空間
の小さい翼の前縁部における除氷を可能にすることがで
きる。この実施の形態では、回転翼の羽根に設ける例に
ついて説明しているけれども、このような翼長手方向に
巻き軸線が沿うコイルとすることによって、他の小型飛
行機などにおいて、設置領域が限られる場合にも、好適
に実施できることは言うまでもない。さらに回転翼であ
るロータ32では、各羽根33の翼長手方向に関して着
氷の仕方が異なり、氷の付着量が異なることが知られて
いる。このような羽根33において、複数のコイル42
を設けて選択的に通電できるようにすることによって、
金属板42において部分的に発熱量を変えて、除氷に必
要十分な発熱をさせ、消費電力を小さくすることができ
る。このとき、氷の付着量に対応して、各コイル42に
通電される時間間隔、電流値などが適宜選択されること
は、言うまでもない。
【0040】また除氷装置30では、コイル41の内側
に前縁部用のバランスウエイト部材47が設けられる。
ヘリコプタ31のメインロータ32では、このメインロ
ータ32の重量バランスをとるために、前縁部にバラン
スウエイト部材(重錘)47を設けることが一般的であ
る。このようなウエイト部材47を設けるとき、コイル
41の内部に配置することが好ましい。このようにコイ
ル41の内側に、バランスウエイト部材47が設けるこ
とによって、コイル41の芯材とバランスウエイト部材
47とを兼ねることができ、別途に設ける場合にくらべ
て、全体の重量増加を小さく押さえることができ、か
つ、製造が容易となる。
【0041】またメインロータ32などの回転翼は、厳
しい繰返し荷重を受けるので、このような繰返し荷重に
対する疲労強度に関して十分な耐久性が得られるように
設計を考慮しなければ成らないが、強度的に脆弱なコイ
ル41を、本発明のように羽根の外周部に比べて発生応
力の小さい羽根内部に設けることによって、応力レベル
の高い、すなわち発生応力の大きな羽根外周部に設けざ
るを得ない従来の電熱ヒータを用いた装置に比べて、耐
久性および信頼性を向上することができる。またコイル
42を、巻き軸線L2が翼長手方向に沿うように配置す
ることによって、羽根33が回転することによる遠心力
は、コイル42軸線方向に延びるように作用する。この
ような配置にすることによって、前記遠心力に対するコ
イル42の強度的な負荷を軽減することができる。
【0042】図7は、本発明の実施のさらに他の形態の
除氷装置30Aの一部を示す断面図である。この除氷装
置30Aは、図5および図6に示す上述の実施の形態の
除氷装置30と類似しており、同様の構成を有する部分
は、同一の符号を付して説明を省略し、対応する部分に
は、同一数字に「A」を添えた符号を付す。除氷装置3
0Aでは、翼弦方向Dに複数のコイル41A,41Bが
設けられる。ブレード33の翼本体38Aは、たとえば
複合材料によって形成され、前縁部34において肉厚に
形成され、各コイル41A,41Bは、この翼本体38
Aに埋没されて設けられる。
【0043】コイル42Aは、巻き軸線L2Aが翼長手
方向(図7の紙面に垂直な方向)Cに沿うようにして、
前縁部34の回転方向の最も前方(下流:図8において
右方)寄りの端部に設けられている。このコイル41A
の巻き軸線L2Aに垂直な断面の形状は、回転方向の前
方側の部分が、翼本体表皮38の外周面形状に沿う形状
に形成される。コイル41Bは、巻き軸線L2Bが翼長
手方向Cに沿うようにして、ブレード33の下面側にお
いて、コイル41Aよりも回転方向の後方側(上流側:
図8において左方側)に設けられている。このコイル4
1Bの巻き軸線L2Bに垂直な断面の形状は、下面側の
部分が、翼本体表皮38の外周面に沿う形状に形成され
る。これらの各コイル41A,41B内には、各コイル
41A,41Bに対応した形状のバランスウエイト部材
47A,47Bが設けられる。また翼本体38Aの金属
板42が設けられる部分は、残余の部分よりも段差を有
して凹んでおり、金属板42は、この凹所に嵌まり込ん
で設けられ、金属板42の外周面と翼本体38Aの外周
面とを面一とし、優れた空力特性を達成することができ
る。その他の構成は、除氷装置30と同様に構成され
る。図解を容易にするために、図7では、各コイル42
A,42Bのコイル線の厚みを省略して示す。
【0044】この除氷装置30Aは、翼本体38Aが異
なることによって、後述の効果の違いを除いて、除氷装
置30と同様の効果を達成することができる。つまり翼
本体38Aが複合材料などの非導電性材料から成る場合
には、金属板42として、磁性材料を用いなくても、金
属板42内だけで渦電流が発生して、金属板42だけが
発熱するようにできるので、金属板42の材料は、翼本
体表皮38の材料を考慮して選択する必要がなく、たと
えば重量および他の環境などを考慮して選択することが
可能であり、選択範囲が広くなる。もちろん磁性材料か
ら成る金属板42を用いるようにしてもよく、この場合
磁力線が集中的に通ることによる効率向上の効果が達成
されることは言うまでもない。翼本体が導電性材料から
成る場合に、上述したような交番電流の周期の選択によ
って金属板だけが発熱するようにするための工夫が不要
になる。
【0045】さらに除氷装置30Aでは、上述の除氷装
置30の効果にさらに加えて、翼弦方向Dに複数のコイ
ル42A,42Bが設けられるので、羽根33の上面と
下面とで翼弦方向Dの着氷範囲が異なる翼において、効
率よく除氷することができる。具体的には、羽根33の
上面は、下面にたいして、前縁端49からの着氷範囲が
小さく、たとえば羽根33の上面には、前縁端49から
翼弦長(翼弦方向Dの長さ)の10%程度の寸法の領域
で着氷し、羽根33の下面には、前縁端49から翼弦長
の20%程度の寸法の領域で着氷することが知られてい
る。このような羽根33に対して、各コイル42A,4
2Bを着氷範囲に対応させて、具体的には、最も着氷し
やすい前縁端付近で金属板42を発熱させるための主コ
イル42Aと、前縁端付近の領域に後縁側に連なる領域
で金属板42を発熱させる副コイル42Bとを設けてい
る。これによって着氷範囲に対応して金属板42を発熱
させ、着氷していない部位での発熱を無くし、効率よく
除氷することができる。もちろんこのとき、氷の付着量
に対応して、各コイル42A,42Bに通電される時間
間隔、電流値などが適宜選択されることは、言うまでも
ない。
【0046】またヘリコプタ31に適用した場合にも、
各コイル42A,42Bの形状を、翼の外表面に沿う形
状にすることによって、金属板42を均一的に発熱させ
ることができる。したがって金属板42が効率よく発熱
し、効率よく除氷することができ、消費電力を小さくす
ることができる。
【0047】上述の実施の各形態は、本発明の例に過ぎ
ず、本発明の範囲内で構成を変更することができる。た
とえば図1の除氷装置1および図5の除氷装置30を、
翼本体表皮13,38が複合材料などの非導電性材料か
ら成る飛行機2およびヘリコプタ31にそれぞれ設ける
ようにしてもよい。このような場合には、図7の除氷装
置30Aと同様に、金属板11,42として、磁性材料
を用いなくても、金属板11,42内だけで渦電流が発
生して、金属板11,42だけが発熱するように確実に
できるので、金属板42の材料は、翼本体表皮38の材
料を考慮して選択する必要がなく、たとえば重量および
他の環境などを考慮して選択することが可能であり、選
択範囲が広くなる。もちろん磁性材料から成る金属板1
1,42を用いるようにしてもよい。
【0048】また本実施のさらに他の形態として、翼長
手方向に複数のコイルを設ける構成に代えて、翼長手方
向全領域に延びる1つのコイルを用いるようにしてもよ
い。この場合には、複数のコイルを用いることによる効
果を除いて、上述と同様の効果を達成することができ
る。また1つの金属板を設ける構成に代えて、複数の金
属板、すなわち翼長手方向および翼弦方向に分割された
金属板を用いてもよく、このような分割は、各コイルに
対応した分割であってもよいし、また各コイルとは対応
していなくてもよい。このように分割された金属板を用
いても、一体の金属板を用いる場合と同様の効果を達成
することができる。また上述の各形態では、翼本体表皮
13,38,38Aとは別途に発熱体としての金属板1
1,42,42Aを設けているが、翼本体が導電性材料
である場合に、翼本体表皮13,38,38Aに発熱に
伴う強度低下の防止対策など加熱対策を施して、この翼
本体表皮13,38,38Aを発熱体とするようにして
もよい。この場合には、上述ような効果に加えて、重量
増加をさらに小さくすることができるうえ、発熱体を別
途に設ける場合に比べて、空力特性に優れた翼形状の設
計が容易であるという効果も達成することができる。
【0049】またさらに各除氷装置1,30において
も、各金属板11,42を、翼本体表皮13,38と面
一になるように設けて、空力特性を向上するようにして
もよい。またその他、飛行機2において、各除氷装置3
0,30Aの各コイル42,42A,42Bのような構
成のコイルを用いるようにしてもよい。また除氷装置
は、大型の飛行機2の各翼4,6,8およびテールロー
タ式のヘリコプタ31のロータ32,35の羽根33,
36の他、小型の飛行機の主翼および尾翼、滑空機の主
翼および尾翼、テールロータ式以外の他の方式のヘリコ
プタのロータの羽根、ならびに飛行機の推力を得るため
のプロペラなどの除氷をするために設けてもよい。また
除氷装置は、胴体などの翼およびプロペラ以外の機体に
おける除氷をするために設けてもよい。さらに除氷装置
は、誘導加熱に代えて、発熱体に誘電体を用いて高周波
電界をかけて発熱させる誘電加熱を利用してもよい。
【0050】
【発明の効果】請求項1記載の本発明によれば、氷が付
着する発熱体が電磁誘導加熱によって発熱し、効率よく
除氷することができ、除氷に必要とされる消費電力を小
さくすることができる。したがってたとえば発電機で実
現される電源は小型でよく、小型機にも容易に搭載する
ことができる。さらに除氷装置は、簡単な構成によって
実現することができるうえ、コイルは機体内に設ければ
よく、配線上の構成も簡単になり、また配線作業も容易
になる。またコイルの配置環境も機体外部に設ける場合
に比べて極めて良好であり、高い耐久性を得ることがで
き、かつ発熱体を砂塵などによる摩耗の少ない部材とす
ることが可能であり、これによって高い耐久性が得られ
る。さらにまた発熱体は、たとえば固定翼、回転翼およ
びプロペラなどに設けることが可能であり、除氷装置を
広い範囲に適用することができる。
【0051】請求項2記載の本発明によれば、コイルを
設けるための占有領域を小さくすることができ、たとえ
ば回転翼航空機の回転翼および小型の固定翼機の翼の前
縁部などの内部の空間の小さい着氷部あっても、除氷を
することができる。
【0052】請求項3記載の本発明によれば、発生磁界
の磁力線が発熱体内を通ることによって、発熱体内にお
いて効率よく渦電流が発生し、発熱体が効率よく発熱
し、効率よく除氷することができる。したがって発熱体
における必要な発熱量を得るためにコイルに通電すべき
電流値をさらに小さくすることができ、消費電力をさら
に小さくすることができる。
【0053】請求項4記載の本発明によれば、コイルの
芯材とバランスウエイト部材とを兼ねることができ、別
途に設ける場合にくらべて、全体の重量増加を小さく押
さえることができる。したがって航空機の飛行性能を向
上することができる。
【0054】請求項5記載の本発明によれば、翼の上面
と下面とで翼弦方向の着氷範囲が異なる翼において、各
コイルを着氷範囲に対応させて設け、着氷していない部
位での発熱を無くし、効率よく除氷することができる。
このように着氷範囲に応じた発熱が可能であり、消費電
力をさらに小さくすることができる。
【0055】請求項6記載の本発明によれば、翼の外部
に設けられる発熱体を均一的に発熱させることができ、
発熱体が効率よく発熱し、効率よく除氷することができ
る。したがってコイルに通電すべき電流値を可及的に小
さくすることができ、消費電力を可及的に小さくするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の除氷装置1を示す斜視
図である。
【図2】除氷装置1の一部を示す斜視図である。
【図3】図2の切断面線III−IIIから見た断面図
である。
【図4】飛行機2を示す斜視図である。
【図5】除氷装置1の電磁ヒータと従来の電熱ヒータと
の表面温度を示すグラフである。
【図6】本発明の実施の他の形態の除氷装置30の一部
を示す断面図である。
【図7】ヘリコプタ31を示す斜視図である。
【図8】本発明の実施のさらに他の形態の除氷装置30
Aの一部を示す断面図である。
【符号の説明】
1,30,30A 除氷装置 2 飛行機 4,6,8 翼 5,7,9 翼の前縁部 10,41,41A,41B コイル 11,42 金属板 12 コイル線 13,38 翼本体 31 ヘリコプタ 32,35 ロータ(回転翼) 33,36 羽根 34,37 羽根の前縁部 38A 翼本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 津田 克己 岐阜県各務原市川崎町1番地 川崎重工業 株式会社岐阜工場内 Fターム(参考) 3K059 AA08 AD08 AD10 CD72

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 航空機の着氷部の内側に設けられる導電
    性材料から成る1または複数のコイルと、着氷部に外部
    に露出して設けられる導電性材料から成る発熱体とを含
    み、 コイルに交番電流を通電して生ずる交番磁界によって発
    熱体に渦電流を発生させ、この渦電流によって発熱体を
    発熱させて着氷した氷を除去することを特徴とする航空
    機用除氷装置。
  2. 【請求項2】 着氷部は航空機の翼であり、コイルは翼
    の前縁部に巻き軸線が翼の長手方向に沿うように設けら
    れることを特徴とする請求項1記載の航空機用除氷装
    置。
  3. 【請求項3】 発熱体は磁性材料から成ることを特徴と
    する請求項1記載の航空機用除氷装置。
  4. 【請求項4】 着氷部は回転翼航空機の回転翼であり、
    コイルの内側に前縁部用のバランスウエイト部材が設け
    られることを特徴とする請求項2記載の航空機用除氷装
    置。
  5. 【請求項5】 翼弦方向に複数のコイルが設けられるこ
    とを特徴とする請求項2記載の航空機用除氷装置。
  6. 【請求項6】 コイルの形状は翼の外表面に沿う形状で
    あることを特徴とする請求項2記載の航空機用除氷装
    置。
JP2000091175A 2000-03-29 2000-03-29 航空機用除氷装置 Expired - Lifetime JP3558279B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000091175A JP3558279B2 (ja) 2000-03-29 2000-03-29 航空機用除氷装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000091175A JP3558279B2 (ja) 2000-03-29 2000-03-29 航空機用除氷装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001278195A true JP2001278195A (ja) 2001-10-10
JP3558279B2 JP3558279B2 (ja) 2004-08-25

Family

ID=18606667

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000091175A Expired - Lifetime JP3558279B2 (ja) 2000-03-29 2000-03-29 航空機用除氷装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3558279B2 (ja)

Cited By (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005228572A (ja) * 2004-02-12 2005-08-25 Totoku Electric Co Ltd 電磁誘導加熱装置
FR2906786A1 (fr) * 2006-10-09 2008-04-11 Eurocopter France Procede et dispositif de degivrage d'une paroi d'aeronef
WO2008148543A1 (de) * 2007-06-04 2008-12-11 Eads Deutschland Gmbh Bauteil für ein fluggerät
JP2009107515A (ja) * 2007-10-31 2009-05-21 Shin Meiwa Ind Co Ltd 航空機の複合材製構造体の製造方法及びその構造体
DE102008006523A1 (de) * 2008-01-29 2009-07-30 Airbus Deutschland Gmbh Faserverbundbauteil für ein Luft- oder Raumfahrzeug
JP2009298198A (ja) * 2008-06-10 2009-12-24 Shinmaywa Industries Ltd 防除氷装置
JP2010202185A (ja) * 2009-03-02 2010-09-16 Aerazur 翼構造部上に除氷マットを組み付ける方法
DE102007057491B4 (de) * 2007-11-29 2013-09-05 Airbus Operations Gmbh Luft- oder Raumfahrzeug mit einem Bauteil mit Carbonanotubes
KR20150103638A (ko) * 2014-03-03 2015-09-11 더 보잉 컴파니 얼음 형성의 예측 및 제어 시스템 및 방법
EP2919555A1 (en) * 2014-03-11 2015-09-16 Hamilton Sundstrand Corporation Resistive-inductive propeller blade de-icing system including contactless power supply
KR20160052362A (ko) * 2014-10-29 2016-05-12 더 보잉 컴파니 균일하게 가열하는 유도 가열 코일
CN105966626A (zh) * 2016-05-23 2016-09-28 北京航空航天大学 一种新型的直升机旋翼热气膨胀膜及电热联合防/除冰装置
EP3135587A1 (en) * 2015-08-25 2017-03-01 The Boeing Company Synergetic noise absorption and anti-icing for aircrafts
EP3187882A1 (en) * 2016-01-04 2017-07-05 The Boeing Company Apparatus and method for anti-icing of speed measurement probes
CN109309977A (zh) * 2017-07-28 2019-02-05 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 用于电磁烹饪器具的线圈盘及其制造方法、电磁烹饪器具
EP3450320A1 (en) * 2017-09-01 2019-03-06 Bell Helicopter Textron Inc. Tailored rotor-blade ice-protection system
DE102018104601A1 (de) * 2018-02-28 2019-08-29 Elringklinger Ag Heizsystem und dessen Verwendung
CN110259650A (zh) * 2019-05-09 2019-09-20 中山宝立得高分子材料有限公司 一种防结冰风力发电叶片
JP2021061257A (ja) * 2016-06-15 2021-04-15 ザ・ボーイング・カンパニーThe Boeing Company 着氷を抑制するための音波と誘導加熱のハイブリッド方法
JP2021095911A (ja) * 2019-12-12 2021-06-24 グッドリッチ コーポレイション 防除氷システム、回転ブレードアセンブリ、および風力タービン
CN115653827A (zh) * 2022-11-02 2023-01-31 润电能源科学技术有限公司 一种风机叶片防结冰装置及风机叶片防结冰方法
CN116280213A (zh) * 2023-05-18 2023-06-23 中国空气动力研究与发展中心低速空气动力研究所 一种机翼热力耦合除冰装置和方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP4561898A1 (en) 2023-09-30 2025-06-04 Archer Aviation Inc. Systems and methods for managing ice accretions during flight of aircraft

Cited By (43)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005228572A (ja) * 2004-02-12 2005-08-25 Totoku Electric Co Ltd 電磁誘導加熱装置
RU2466064C2 (ru) * 2006-10-09 2012-11-10 Еврокоптер Способ и устройство для предотвращения обледенения обшивки летательного аппарата
FR2906786A1 (fr) * 2006-10-09 2008-04-11 Eurocopter France Procede et dispositif de degivrage d'une paroi d'aeronef
EP1911673A1 (fr) 2006-10-09 2008-04-16 Eurocopter Procèdé et dispositif de dégivrage d'une paroi d'aéronef
WO2008148543A1 (de) * 2007-06-04 2008-12-11 Eads Deutschland Gmbh Bauteil für ein fluggerät
DE102007026246A1 (de) * 2007-06-04 2008-12-24 Eads Deutschland Gmbh Bauteil für ein Fluggerät
DE102007026246B4 (de) * 2007-06-04 2009-12-03 Eads Deutschland Gmbh Bauteil für ein Fluggerät
JP2009107515A (ja) * 2007-10-31 2009-05-21 Shin Meiwa Ind Co Ltd 航空機の複合材製構造体の製造方法及びその構造体
US8337658B2 (en) 2007-10-31 2012-12-25 Shinmaywa Industries, Ltd. Manufacturing method for composite material structural component for aircraft and its structural component
DE102007057491B4 (de) * 2007-11-29 2013-09-05 Airbus Operations Gmbh Luft- oder Raumfahrzeug mit einem Bauteil mit Carbonanotubes
DE102008006523A1 (de) * 2008-01-29 2009-07-30 Airbus Deutschland Gmbh Faserverbundbauteil für ein Luft- oder Raumfahrzeug
US9669937B2 (en) 2008-01-29 2017-06-06 Airbus Operations Gmbh Fiber composite part for an aircraft or spacecraft
WO2009095335A3 (de) * 2008-01-29 2009-09-24 Airbus Operations Gmbh Faserverbundbauteil für ein luft- oder raumfahrzeug
JP2009298198A (ja) * 2008-06-10 2009-12-24 Shinmaywa Industries Ltd 防除氷装置
JP2010202185A (ja) * 2009-03-02 2010-09-16 Aerazur 翼構造部上に除氷マットを組み付ける方法
JP2015166239A (ja) * 2014-03-03 2015-09-24 ザ・ボーイング・カンパニーTheBoeing Company 着氷を予測及び制御するためのシステム及び方法
KR20150103638A (ko) * 2014-03-03 2015-09-11 더 보잉 컴파니 얼음 형성의 예측 및 제어 시스템 및 방법
KR102043227B1 (ko) * 2014-03-03 2019-11-11 더 보잉 컴파니 얼음 형성의 예측 및 제어 시스템 및 방법
EP2919555A1 (en) * 2014-03-11 2015-09-16 Hamilton Sundstrand Corporation Resistive-inductive propeller blade de-icing system including contactless power supply
US9638044B2 (en) 2014-03-11 2017-05-02 Hamilton Sundstrand Corporation Resistive-inductive propeller blade de-icing system including contactless power supply
KR20160052362A (ko) * 2014-10-29 2016-05-12 더 보잉 컴파니 균일하게 가열하는 유도 가열 코일
JP2016103467A (ja) * 2014-10-29 2016-06-02 ザ・ボーイング・カンパニーThe Boeing Company 均一加熱用の誘導加熱コイル
KR102366235B1 (ko) * 2014-10-29 2022-02-21 더 보잉 컴파니 균일하게 가열하는 유도 가열 코일
EP3135587A1 (en) * 2015-08-25 2017-03-01 The Boeing Company Synergetic noise absorption and anti-icing for aircrafts
US10442523B2 (en) 2015-08-25 2019-10-15 The Boeing Company Synergetic noise absorption and anti-icing for aircrafts
JP2017143054A (ja) * 2016-01-04 2017-08-17 ザ・ボーイング・カンパニーThe Boeing Company 速度測定プローブの防氷用の装置及び方法
US10160548B2 (en) 2016-01-04 2018-12-25 The Boeing Company Apparatuses and methods for anti-icing of speed measurement probes
CN107037233A (zh) * 2016-01-04 2017-08-11 波音公司 用于速度测量探测器的防冰的设备和方法
EP3187882A1 (en) * 2016-01-04 2017-07-05 The Boeing Company Apparatus and method for anti-icing of speed measurement probes
CN107037233B (zh) * 2016-01-04 2021-04-13 波音公司 用于速度测量探测器的防冰的设备和方法
CN105966626A (zh) * 2016-05-23 2016-09-28 北京航空航天大学 一种新型的直升机旋翼热气膨胀膜及电热联合防/除冰装置
JP2021061257A (ja) * 2016-06-15 2021-04-15 ザ・ボーイング・カンパニーThe Boeing Company 着氷を抑制するための音波と誘導加熱のハイブリッド方法
JP7183311B2 (ja) 2016-06-15 2022-12-05 ザ・ボーイング・カンパニー 着氷を抑制するための音波と誘導加熱のハイブリッド方法
CN109309977A (zh) * 2017-07-28 2019-02-05 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 用于电磁烹饪器具的线圈盘及其制造方法、电磁烹饪器具
CN109309977B (zh) * 2017-07-28 2021-10-26 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 用于电磁烹饪器具的线圈盘及其制造方法、电磁烹饪器具
EP3450320A1 (en) * 2017-09-01 2019-03-06 Bell Helicopter Textron Inc. Tailored rotor-blade ice-protection system
US10960983B2 (en) 2017-09-01 2021-03-30 Textron Innovations Inc. Tailored rotor-blade ice-protection system
DE102018104601A1 (de) * 2018-02-28 2019-08-29 Elringklinger Ag Heizsystem und dessen Verwendung
CN110259650A (zh) * 2019-05-09 2019-09-20 中山宝立得高分子材料有限公司 一种防结冰风力发电叶片
CN110259650B (zh) * 2019-05-09 2023-10-10 中山宝立得高分子材料有限公司 一种防结冰风力发电叶片
JP2021095911A (ja) * 2019-12-12 2021-06-24 グッドリッチ コーポレイション 防除氷システム、回転ブレードアセンブリ、および風力タービン
CN115653827A (zh) * 2022-11-02 2023-01-31 润电能源科学技术有限公司 一种风机叶片防结冰装置及风机叶片防结冰方法
CN116280213A (zh) * 2023-05-18 2023-06-23 中国空气动力研究与发展中心低速空气动力研究所 一种机翼热力耦合除冰装置和方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3558279B2 (ja) 2004-08-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3558279B2 (ja) 航空機用除氷装置
EP2796372B1 (en) Resistive-inductive de-icing of aircraft flight control surfaces
US9638044B2 (en) Resistive-inductive propeller blade de-icing system including contactless power supply
US5947418A (en) Device for heating an aerofoil
US6279856B1 (en) Aircraft de-icing system
EP3187882B1 (en) Apparatus and method for anti-icing of speed measurement probes
US4386749A (en) Propeller deicer
US6237874B1 (en) Zoned aircraft de-icing system and method
US5704567A (en) Blade de-icer for rotary wing aircraft
EP3450320B1 (en) Tailored rotor-blade ice-protection system
CA2746418C (en) Anti-icing system and method for preventing ice accumulation
ES2224437T3 (es) Sistema y metodo de descongelacion y antihielo para superficies de aviones.
US4875644A (en) Electro-repulsive separation system for deicing
US5746580A (en) Electromagnetic heating devices, particularly for ram air turbines
CA2624151A1 (en) Conducting-fiber deicing systems and methods
US9499273B2 (en) De-icing apparatus and a method of using the same
US8919700B2 (en) De-icing device, in particular for an aircraft nacelle
US20140209592A1 (en) Lip unit for an electrically deiced turbojet engine nacelle
US6787744B1 (en) Microwave device for de-icing, or keeping hollow bodies free from ice and method for the operation of the device
CN110630383A (zh) 飞行器防冰系统
EP4227496B1 (en) Electric aircraft engine
US2690890A (en) Deicing system for airfoil structures
CA2375544C (en) Aircraft de-icing system
CN106240828A (zh) 一种磁化过冷水滴的直升机旋翼防/除冰装置
JP2004017878A (ja) 航空機固定翼用電熱式防除氷装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040511

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040514

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 3558279

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090528

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100528

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110528

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110528

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120528

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120528

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130528

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130528

Year of fee payment: 9

EXPY Cancellation because of completion of term