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JP2001275715A - 防水型シューズ及びその製造方法。 - Google Patents

防水型シューズ及びその製造方法。

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Publication number
JP2001275715A
JP2001275715A JP2000099071A JP2000099071A JP2001275715A JP 2001275715 A JP2001275715 A JP 2001275715A JP 2000099071 A JP2000099071 A JP 2000099071A JP 2000099071 A JP2000099071 A JP 2000099071A JP 2001275715 A JP2001275715 A JP 2001275715A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waterproof layer
waterproof
sock
outer shell
inner backing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2000099071A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumiaki Makibuchi
文彰 巻渕
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YAMASAN SHOJI KK
Original Assignee
YAMASAN SHOJI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by YAMASAN SHOJI KK filed Critical YAMASAN SHOJI KK
Priority to JP2000099071A priority Critical patent/JP2001275715A/ja
Publication of JP2001275715A publication Critical patent/JP2001275715A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 内側裏材が完全防水機能を発揮する汎用性の
高い防水型シューズ及びその製造方法を提供するもので
ある。 【解決手段】 各種シューズにおいて、その甲本体を構
成する外側甲被材2とソックス形状の内側裏材4との間
に、内側裏材と相似形状の縫製縫い目をもたない薄い防
水層3を介在し、少なくとも内側裏材内に浸水を招かな
い完全密封型二重ライニング6を形成するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は従来のシューズの
各部品の材質にかかわらず完全防水機能を付加する各種
シューズに対応する防水型シューズ及びその製造方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、新潟などの豪雪地域等では水気
の多い雪と道路面に散布される消雪水などで、どうして
も靴内部への浸水の悩みが一掃されず問題を残してい
る。また、雨天時の屋外作業などの過酷な労働条件下で
履くシューズや、登山等のアウトドアースポーツなどに
履着する特殊シューズにあっても靴内への浸水が問題と
なっている。
【0003】勿論、従来でも防水機能靴は各種出現して
いるが、形状、素材を限定したり、防水機能が不安定で
あるため、小さな孔や隙間が有ると毛細管現象で靴内部
に浸水を招くことが多々あった。従って、如何に完全な
防水性を保てるかが靴の機能の重要なポイントとなる。
【0004】例えば、従来知られている防水型シューズ
としては、手貼りゴム長靴…ゴムのパーツをゴム糊で貼
り合わせながら成型した所謂ゴム長である。
【0005】樹脂化学材料による一体成形長靴…インジ
ェクションやスラッシュ製法による一体成形靴。
【0006】防水溶液処理による防水靴…甲被材にオイ
ルや防水溶剤を染み込ませたり表面にスプレー塗布した
靴。
【0007】接地面から3cm程度の幅での防水靴…靴
の接地面積に近い部分を極力縫製しないようにして防水
シートや防水テープで防水効果を得る靴。
【0008】新防水素材による防水靴…透湿防水素材等
を縫い合わせてブーツ状に成型し、その縫製部を防水テ
ープで目止めしたものを靴内部に装着した靴、等があ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記手貼りゴ
ム長靴では完全防水だが、重く且つ足にフィットしない
ため、歩行や作業等の活動に不便を生じ危険を伴うこと
もある。また、防水機能を発揮する素材そのものが表面
に出ているため、キズその他の要因により防水能力が機
能しなくなる虞れがある。また、ファッション性におい
ても限界がある。
【0010】樹脂化学材料の一体成形長靴ではゴム長靴
と同様の欠点が有る上に、現在使用の樹脂化学材料は熱
の変化に弱く、低温下では硬化してヒビ割れや底が滑り
易くなる欠点がある。
【0011】防水溶液処理の防水靴では縫い目や底体の
接着部等まで防水効果が行き渡らず、且つ一定期間の使
用でその効果が減少してしまうので、完全防水ではな
い。靴の業界では、これを撥水と呼んで区別している。
【0012】接地面から3cm程度の幅での防水靴では
上部から降る雨・雪による浸水を防げず、また接地面か
ら3cm以上の水位では防水効果は得られない。
【0013】新防水素材の防水靴では素材そのものが薄
く加工時に破損しやすく、また縫製成型してからテープ
で目止め防水をするために完全防水とは言い切れない。
また目止め防水テープ加工による工程の増加や完全とし
て機能させるために全てにおいて検査を要し、高単価な
靴となる。
【0014】本発明は上記実情に鑑み、シューズの甲本
体の外側甲被材と内側裏材との間に完全防水層を密封介
在することで、上記課題を解決する防水型シューズ及び
その製造方法を提供することを目的としたものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、短靴、チャッ
カーブーツ、ハーフブーツ、ロングブーツ等の各種シュ
ーズにおいて、その甲本体を構成する外側甲被材(アッ
パー)と内側裏材(インナーライニング)との間に、該
内側裏材と相似形状の縫製縫い目をもたない薄い防水層
を介在し、少なくとも内側裏材内に浸水を招かない完全
密封型二重ライニングを形成するものである。この場
合、ソックス状に一体成形さらた防水層を内側裏材に被
せて装着し、外側甲被材とで甲本体を構成する。
【0016】また、防水層が、ゴムやウレタン・塩化ビ
ニール等の合成樹脂・化学材料等にて縫製されずに一体
成形されたソックス状である。
【0017】また、防水層を有する、或いは防水層と一
体化したソックス状内側裏材の足の裏に最も近い底面内
側面に、その内側底面に相似形状の中敷板を接着配設す
るものである。
【0018】また、防水層が、ソックス状内側裏材を防
水性を有する液化したウレタン・塩化ビニール等の合成
樹脂・化学材料に浸けて万遍なく付着させた皮膜層によ
り形成されたものである。
【0019】また、防水層が、ソックス状内側裏材に防
水性を有する液化したウレタン・塩化ビニール等の合成
樹脂・化学材料を万遍なく噴霧して付着させた皮膜層に
より形成されたものである。
【0020】更に、この防水型シューズは容易に製造す
ることができる。具体的な製造方法としては、所定の木
型にソックス状に縫製等で形成された内側裏材を履か
せ、該内側裏材の外側表面に接着剤を塗布し、次いでソ
ックス状防水層を履かせて接着一体化し、更にその防水
層の外側表面に接着剤を塗布し、底面以外の甲上部を縫
製等で形成した外側甲被材を上から被せて接着一体化
し、その外側甲被材の甲下部余りを底体に吊り込み、吊
り込んだ外側甲被材の余り部分と露出している防水層底
面に接着剤を塗布し、底体が外側甲被材と防水層の両方
に接着するように底付けし、且つ外側甲被材と内側裏材
又は外側甲被材と防水層を履き口部で縫製固定するもの
である。
【0021】また、所定の木型にソックス状に縫製等で
形成された内側裏材を履かせ、該内側裏材の外側表面に
接着剤を塗布し、次いでソックス状防水層を履かせて接
着一体化し、更にその防水層の外側表面に接着剤を塗布
し、ソックス状に縫製等で形成した外側甲被材を履かせ
て接着一体化し、その後底体を接着し、且つ外側甲被材
と内側裏材又は外側甲被材と防水層を履き口部で縫製固
定する。
【0022】また、所定の木型にソックス状の防水層を
形成した内側裏材を履かせた状態で、その防水層の表面
に接着剤を塗布し、次いで底面以外の甲上部を縫製等で
形成された外側甲被材を上から被せて接着一体化し、そ
の外側甲被材の甲下部余りを底体に吊り込み、吊り込ん
だ外側甲被材の余り部分と露出している防水層底面に接
着剤を塗布し、底体が外側甲被材と防水層の両方を接着
するよう底付けし、且つ外側甲被材と内側裏材又は外側
甲被材と防水層を履き口部で縫製固定する。
【0023】更に、所定の木型にソックス状の防水層を
形成した内側裏材を履かせ、その防水層の表面に接着剤
を塗布し、次いでソックス状に縫製等で形成した外側甲
被材を履かせて接着一体化し、最後に底体を接着し、且
つ外側甲被材と内側裏材又は外側甲被材と防水層と内側
裏材を履き口部で縫製固定する。
【0024】この様に、防水型シューズは甲本体内部の
ソックス状内側裏材の周囲に、該内側裏材と相似形状の
一体成型等で縫製されない薄いソックス状防水層を被
せ、又はソックス状内側裏材の外側に液化したウレタン
・塩化ビニール等の合成樹脂・化学材料にて被膜状の防
水層を配し完全密封型二重ライニングを形成し、外側甲
被材と一体化させて製甲とし、その甲本体に底体を接着
して作られるものである。
【0025】この場合、甲本体中間部に位置する防水層
は、直接靴の外部に現れず外側甲被材に覆われているた
め、過酷な使用条件でもキズ等が付きにくく、また直接
靴の内部の足に触れないので、履き脱ぎの際の擦り切れ
等も起こりにくい。また外部・内部両面から破損が起こ
りにくいことから防水層を極めて薄くすることができる
(例えば、ビニール袋程度の厚さ)。従って、甲本体全
体が厚地構造とならず、軽くソフトな履き心地が得られ
る。
【0026】更に、底材質や外側甲被材質を何ら限定せ
ず、過酷な作業環境や気象条件やファッション性等のあ
らゆる用途に対応する底材や外側甲被材を使用できる。
同様に、内側裏材質及び防水層の内側構造を何等限定し
ないで、吸湿速乾材料や靴内部空気循環システム等で靴
内部を蒸れにくくすることもでき、低温下での履着のた
めにボア等の暖かい起毛材料を使用することもでき、あ
らゆる条件に対応し得る。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の防水型シューズ及
びその製造方法を実施例の図に基づいて説明すれば、次
の通りである。
【0028】図1A,Bはチャッカーブーツタイプの完
全防水型シューズの実施例を示す。1は外側甲被材2と
薄いソックス状防水層3及びソックス状内側裏材4の3
層より構成してなる甲本体であり、該甲本体1の底面に
底体5を所定の接着工程をもって接着しシューズを形成
するものである。この場合、図1Aに示すタイプでは、
外側甲被材2はソックス形状をとらず底面部分の一部を
開口状とし、その甲下部余り部分2aを底体5の内面に
吊り込み接着にて一体とする構成を取る。また、図1B
に示す実施例のタイプでは、外側甲被材2もソックス形
状にしたため、底体5に対し接着した底面部分にあって
も外側甲被材2と防水層3及び内側裏材4が3層となる
堅牢構成として仕上がるものである。いずれにしても、
内側裏材4はソックス形状の防水層3と共に完全密封さ
れた二重ライニング6が形成されるため、内部への水の
浸入をみない。
【0029】ここで、縫製せずに一体成形されるソック
ス状防水層3は、例えば図2に示す外側甲被材2を使用
する場合の製法としての実施例では、先ず所定の木型
(ラスト)7に予め縫製等で形成したソックス状内側裏
材4を履かせ図2のEに示す状態とする。次いで、この
外側に適宜の接着剤を塗布し、その上に継ぎ目をもたな
い薄いソックス形状の防水層3を履かせて該防水層3と
内側裏材4を接着し一体となる完全密封型二重ライニン
グ6を形成する(図2F参照)。
【0030】更に、前記完全密封型二重ライニング6の
外側である防水層3の表面に接着剤を塗布した後に底面
の無い(開口)外側甲被材2を被せて、該防水層3と外
側甲被材2を接着すれば全体として3層を呈す甲本体1
となる。この後、外側甲被材2の底面周囲に下部余り部
分2aが形成され、この下部余り部分2aを図2Gに示
す様に底体5の内面側に吊り込みし、該下部余り部分2
aと底開口となる防水層底面2bに接着剤を塗布して底
体5と接着する。また、内側裏材4と外側甲被材2の履
き口を縫製するが、図2Eに示す状態の前段階でも図2
Gに示す後段階でも可能であり、靴の形状や工程管理の
状態で選択できる。
【0031】また、前記シューズの製法において、外側
甲被材2の形状がソックス形状(底有り)のタイプでも
基本的には同様である。即ち、縫製せずにソックス状に
一体成形した防水層3とソックス状外側甲被材2を使用
する。前記同様に木型7に内側裏材4を履かせてからそ
の外側に防水層3を接着し、更に外側に接着剤を介して
外側甲被材2を配設し3層構造の甲本体1となる。この
後、外側甲被材2の底面2cを含む全域に接着剤を塗布
して底体5と接着する(図2H参照)。
【0032】図3に示すシューズの製法としては、内側
裏材4の内部底面に中敷板8を配設するタイプである。
この場合、靴内部底面の形状と相似形状の中敷板8の挿
入は底付け後の最終段階でも可能だが、この図3に示す
ような先入れ式がより効果的である。木型7の底面位置
に捩れ防止用の中敷板8を両面テープ等で仮止めして配
し、この後にソックス状内側裏材4を履かせ、更にその
外側に防水層3と外側甲被材2を順次履かせて接着すれ
ば、内部底面位置に中敷板8が配設された甲本体1に仕
上がる。この後に甲本体1と底体5を所定の工程で接着
すればよい。この様に、内側裏材4の内部底面に中敷板
8が位置すれば、靴内部で防水層3や内側裏材4が捩れ
たり裏返ったりすることはなく、履着動作が容易とな
る。
【0033】この場合も外側甲被材2としては、図3の
G,Hに示す如く前記同様に底面の無い外側甲被材2
(図3G参照)と底面の有る外側甲被材2(図3H参
照)の形状のものを用い所定の接着方法で底体5と一体
とする。
【0034】図4に示すシューズの製法は、内側裏材4
の外側に防水層3を直接形成し、それに外側甲被材2を
配設するものである。この場合も、先ず木型7にソック
ス状内側裏材4を履かせる。この状態のものを所定容器
11に入った防水性を有する液化したウレタン、塩化ビ
ニール等の合成樹脂・化学溶剤10の液体に浸し外周に
満遍なく付着させ、その溶剤10が固化すれば継ぎ目の
ない防水層3が形成される。この後は、前記同様に防水
層3の外側に接着剤を介して外側甲被材2を配設すれ
ば、3層構造の甲本体1となり、これに底体5を接着す
る。この実施例でも外側甲被材2の形状は、前記同様に
底部無し2bのタイプ(図4F参照)と底部有り2cの
タイプ(図4G参照)が用いられることは勿論である。
【0035】また、図5に示すシューズの製法は防水層
3を直接形成する他の実施例を示すものである。即ち、
この場合、前記同様に木型7に履かせた内側裏材4の外
側に防水性を有する液化したウレタン、塩化ビニール等
の合成樹脂・化学溶剤10′をスプレー等の噴霧手段1
2をもって噴霧し所定厚さに付着させる。この後、溶剤
10′が固化して防水層3となる。この実施例でも外側
甲被材2の形状は、前記同様に底部無し2bのタイプ
(図5F参照)と底部有り2cのタイプ(図5G参照)
が用いられる。
【0036】また、図6に示すシューズの製法は直接形
成の防水層3と捩れ防止用中敷板8を組み合わせ、且つ
底部のない(開口状)外側甲被材2を使用した他の実施
例を示す。即ち、先ず木型7の底面位置に、内側裏材4
が捩れたり裏返ったりすることを最小限に抑えるための
靴内部底面と相似形状の中敷板8を取付け、その上にソ
ックス状内側裏材4を履かせる。この状態で前記同様に
防水性の液化したウレタン、塩化ビニール等の合成樹脂
・化学溶剤10が入った液体容器11に浸し満遍なく外
周に溶剤10を付着させ、溶剤10が固化して防水層3
となる(図6F参照)。この後甲本体1への加工と底体
5を接着する工程も前記同様である。
【0037】また、この中敷板8を配設するときの防水
層3の形成手段としては、前記液体容器11に浸す方法
の他に、図6のHに示す如き合成樹脂・化学溶剤10′
を噴霧手段12で噴霧し一定の厚さに付着させることも
できる。この作業では極薄の防水層3を作ることができ
シューズの軽量化につながる。
【0038】また、図7に示すシューズの製法は、ソッ
クス状(底部あり)の外側甲被材2を使用し、直接形成
の防水層3と捩れ防止用中敷板8を組み合わせた実施例
をより詳しく示したものである。即ち、木型7の底面位
置に所定手段で仮止めした前記同様な中敷板8の底面8
aに接着剤dを塗布し、この外側にソックス状内側裏材
4を履かせ、その後に該内側裏材4の外側に液化したウ
レタン、塩化ビニール等の合成樹脂・化学溶剤10が入
った液体容器11に浸し防水層3を直接形成する。更
に、ソックス形状の外側甲被材2を履かせて接着した甲
本体1と底体5を接着で取付ける。
【0039】勿論、前記ソックス状内側裏材4に対し直
接防水層3を形成する防水材の塗着手段としては、前記
同様に防水性の液化した合成樹脂・化学溶液10′を噴
霧手段12をもって付着形成することもできる。この後
も前記同様に外側甲被材2の底面2cに接着剤を塗布し
底体5と接着する。また、内側裏材4と外側甲被材2の
履き口を縫製するが、図7のFに示す状態の底付け前段
階でも底付け後段階でも可能であり、その靴の形状や工
程管理の状態で選択すればよい。
【0040】
【発明の効果】上述の様に、本発明の防水型シューズ及
びその製造方法は、甲本体の外側甲被材と内側裏材の間
に一切縫製されていない完全密封型防水層を介在し二重
ライニングの構成を取るため、該防水層が靴の内部,外
部とも表面に位置しないので、外側甲被材にヒビや亀裂
が入ったり、該外側甲被材と底体との接着面に剥離が生
じても、少なくとも足が入る内側裏材に対しては完全防
水機能が発揮され靴内部に水が浸入する虞れは全くな
い。しかも、中間部材となる防水層は極めて薄く形成さ
れるため、防水型シューズ全体として軽量化に繋がり、
履き心地の良いことは勿論のこと、基本的には内側裏材
との二重ライニング構造となるため、堅牢で長時間の履
着でも安定した防水機能を得ることができる。特に、防
水層の形成をウレタン、塩化ビニール等の合成樹脂・化
学材料の溶剤に浸す構成や溶剤を噴霧する構成を取れ
ば、極めて薄く且つ内側裏材を完全密封することがで
き、この点からも軽量シューズが提供される。
【0041】また、内側裏材の底面に靴底面に相似形状
となる中敷板を配設すれば靴の履着時や脱ぐ時に内側裏
材が捩じれたり裏返ったりすることをより防止できる。
【0042】しかも、外側甲被材、内側裏材、底体等の
靴を構成する主要部位の素材を限定しないので、この点
からも軽量化、柔軟性、低単価化等を可能とし、且つ足
の疾病抑制や状況下・労働環境に対応した機能を自由に
付加することができる。
【0043】更に、防水層の素材も防水能力さえあれ
ば、比較的安価な塩化ビニールをはじめとしゴムやウレ
タン、塩化ビニール等の合成樹脂・化学材料を自由に選
択でき、低廉化、軽量化や廃棄の際の環境への配慮もで
きる。
【0044】また、シューズの製造方法としても、所定
木型に内側裏材、防水層、外側甲被材を順次重ね配設し
て行けばよく、中間に気泡などが残る虞れもなく均一製
品の仕上がりが望め、能率的にもよく量産態勢に適する
等の効果を奏する。
【0045】なお、上記シューズは足の踝位置まで達す
るチャッカーブーツタイプについて述べたが、短靴や半
長靴は勿論のこと、長靴タイプでも完全な防水機能を保
つことがで、汎用性が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の防水型シューズの実施例を示すもの
で、Aは外側甲被材の底面が無いタイプの要部を示す断
面図、Bは同外側甲被材に底面が有るタイプの断面図で
ある。
【図2】縫製せずにソックス状に一体成形された防水層
とソックス状になっていない外側甲被材をもって形成す
る製法順を示す説明で、Aは木型の側面図、Bはソック
ス状内側裏材の側面図、Cはソックス状防水層の側面
図、Dは底の無い外側甲被材の斜視図、Eは木型に内側
裏材を履かせた説明図、Fは木型と内側裏材と防水層を
重ねた説明図、Gは木型と内側裏材と防水層に外側甲被
材を被せ底体に接着する説明図、Hは同外側甲被材が底
有りのタイプで底体との接着を示す説明図である。
【図3】内側裏材の底面内側に中敷板を配設する説明
で、Aは木型の底面内側に中敷板をあてがう説明図、B
は中敷板の平面図、Cはソックス状内側裏材の側面図、
Dは中敷板付き木型に内側裏材を履いた説明図、Eは防
水層の説明図、Fは木型と内側裏材と防水層を重ねた説
明図、Gは木型と内側裏材と防水層に外側甲被材を被せ
底体に接着する説明図、Hは同外側甲被材が底有りのタ
イプで底体との接着を示す説明図である。
【図4】内側裏材に直接防水層を形成する説明で、Aは
木型の側面図、Bは内側裏材の側面図、Cは木型に内側
裏材を履かせた説明図、Dは木型と内側裏材を防水性溶
剤に浸した説明図、Eは内側裏材の表面に固まった防水
層を得る説明図、Fは木型と内側裏材と防水層に被った
外側甲被材を底体に接着する説明図、Gは同外側甲被材
が底有りのタイプで底体との接着を示す説明図である。
【図5】内側裏材に直接防水層を形成する他の実施例を
示す説明で、Aは木型の側面図、Bは内側裏材の側面
図、Cは木型に内側裏材を履かせた説明図、Dは木型と
内側裏材の外面に防水性溶剤を噴霧した説明図、Eは内
側裏材の表面に固まった防水層を得る説明図、Fは木型
と内側裏材と防水層に被った外側甲被材を底体に接着す
る説明図、Gは同外側甲被材が底有りのタイプで底体と
の接着を示す説明図である。
【図6】中敷板付き内側裏材の外側に防水層を直接形成
し、且つ底部なし(開口状)の外側甲被材を使用する説
明で、Aは木型の底面に中敷板を配する説明図、Bは中
敷板の平面図、Cは内側裏材の側面図、Dは中敷板付き
木型に内側裏材を履かせた説明図、Eは同内側裏材の外
面に防水性溶剤を浸して形成する説明図、Fは同防水層
が固まった説明図、Gは木型と内側裏材と防水層に被っ
た外側甲被材を底体に接着する説明図、Hは同内側裏材
の外面に防水性液体を噴霧して防水層を形成する説明図
である。
【図7】ソックス形状(底部あり)の外側甲被材を使用
し、直接形成の防水層と捩れ防止用中敷板を組み合わせ
た実施例をより詳しく示した図で、Aは木型の底面に中
敷板を配し該中敷板の底面に接着剤を塗布する説明図、
Bは内側裏材の側面図、Cは中敷板付き木型に内側裏材
を履かせた説明図、Dは同内側裏材の外面に防水性溶剤
を浸して形成する説明図、Eは同防水層が固まった説明
図、Fは木型と内側裏材と防水層に被った外側甲被材を
底体に接着する説明図、Gは同内側裏材の外面に防水性
溶剤を噴霧して防水層を形成する説明図である。
【符号の説明】
1 甲本体 2 外側甲被材 3 防水層 4 ソックス状内側裏材 5 底体 6 完全密封型二重ライニング 7 木型 8 中敷板

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 短靴、チャッカーブーツ、ハーフブー
    ツ、ロングブーツ等の各種シューズにおいて、その甲本
    体を構成する外側甲被材(アッパー)と内側裏材(イン
    ナーライニング)との間に、該内側裏材と相似形状の縫
    製縫い目をもたない薄い防水層を介在し、少なくとも内
    側裏材内に浸水を招かない完全密封型二重ライニングを
    形成することを特徴とする防水型シューズ。
  2. 【請求項2】 ソックス状に一体成形さらた防水層を内
    側裏材に被せて装着し、外側甲被材とで甲本体を構成す
    る請求項1記載の防水型シューズ。
  3. 【請求項3】 防水層が、ゴムやウレタン・塩化ビニー
    ル等の合成樹脂・化学材料等にて縫製されずに一体成形
    されたソックス状である請求項1又は2記載の防水型シ
    ューズ。
  4. 【請求項4】 防水層を有する或いは防水層と一体化し
    たソックス状内側裏材の足の裏に最も近い底面内側面
    に、その内側底面に相似形状の中敷板を接着配設する請
    求項2又は3記載の防水型シューズ。
  5. 【請求項5】 防水層が、ソックス状内側裏材を防水性
    を有する液化したウレタン・塩化ビニール等の合成樹脂
    ・化学材料に浸けて万遍なく付着させることで形成され
    た請求項2又は3記載の防水型シューズ。
  6. 【請求項6】 防水層が、ソックス状内側裏材に防水性
    を有する液化したウレタン・塩化ビニール等の合成樹脂
    ・化学材料を万遍なく噴霧して付着させることで形成さ
    れた請求項2又は3記載の防水型シューズ。
  7. 【請求項7】 所定の木型にソックス状に縫製等で形成
    された内側裏材を履かせ、該内側裏材の外側表面に接着
    剤を塗布し、次いでソックス状防水層を履かせて接着一
    体化し、更にその防水層の外側表面に接着剤を塗布し、
    底面以外の甲上部を縫製等で形成した外側甲被材を上か
    ら被せて接着一体化し、その外側甲被材の甲下部余りを
    底体に吊り込み、吊り込んだ外側甲被材の余り部分と露
    出している防水層底面に接着剤を塗布し、底体が外側甲
    被材と防水層の両方に接着するように底付けし、且つ外
    側甲被材と内側裏材又は外側甲被材と防水層を履き口部
    で縫製固定することを特徴とする防水型シューズの製造
    方法。
  8. 【請求項8】 所定の木型にソックス状に縫製等で形成
    された内側裏材を履かせ、該内側裏材の外側表面に接着
    剤を塗布し、次いでソックス状防水層を履かせて接着一
    体化し、更にその防水層の外側表面に接着剤を塗布し、
    ソックス状に縫製等で形成した外側甲被材を履かせて接
    着一体化し、その後底体を接着し、且つ外側甲被材と内
    側裏材又は外側甲被材と防水層を履き口部で縫製固定す
    ることを特徴とする防水型シューズの製造方法。
  9. 【請求項9】 所定の木型にソックス状の防水層を形成
    した内側裏材を履かせた状態で、その防水層の表面に接
    着剤を塗布し、次いで底面以外の甲上部を縫製等で形成
    された外側甲被材を上から被せて接着一体化し、その外
    側甲被材の甲下部余りを底体に吊り込み、吊り込んだ外
    側甲被材の余り部分と露出している防水層底面に接着剤
    を塗布し、底体が外側甲被材と防水層の両方を接着する
    よう底付けし、且つ外側甲被材と内側裏材又は外側甲被
    材と防水層を履き口部で縫製固定することを特徴とする
    防水型シューズの製造方法。
  10. 【請求項10】 所定の木型にソックス状の防水層を形
    成した内側裏材を履かせ、その防水層の表面に接着剤を
    塗布し、次いでソックス状に縫製等で形成した外側甲被
    材を履かせて接着一体化し、最後に底体を接着し、且つ
    外側甲被材と内側裏材又は外側甲被材と防水層と内側裏
    材を履き口部で縫製固定することを特徴とする防水型シ
    ューズの製造方法。
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