JP2001275128A - 情報表示装置、表示方法及び筆記方法 - Google Patents
情報表示装置、表示方法及び筆記方法Info
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- JP2001275128A JP2001275128A JP2000086729A JP2000086729A JP2001275128A JP 2001275128 A JP2001275128 A JP 2001275128A JP 2000086729 A JP2000086729 A JP 2000086729A JP 2000086729 A JP2000086729 A JP 2000086729A JP 2001275128 A JP2001275128 A JP 2001275128A
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- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
- Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 文字の追記や書換え、変換のたびに画面全体
が暗転することなく、観察者にとっては見やすい情報表
示装置、表示方法及び筆記方法を得る。 【解決手段】 コレステリック相を示す液晶を用いた情
報表示装置であって、液晶を光透過状態にして背景を表
示すると共に選択反射状態にセットして情報を表示す
る。例えば、それぞれR、G、Bの光を選択反射する三
つの液晶表示層を積層した表示装置において、各表示層
をフォーカルコニック状態にリセットして黒色の背景に
すると共に、各表示層の所定画素をプレーナ状態にセッ
トして文字「A」を白色で表示する。次に、文字「B」
を追記する場合、各表示層の所定画素を新たにプレーナ
状態にセットして文字「AB」を白色で表示する。
が暗転することなく、観察者にとっては見やすい情報表
示装置、表示方法及び筆記方法を得る。 【解決手段】 コレステリック相を示す液晶を用いた情
報表示装置であって、液晶を光透過状態にして背景を表
示すると共に選択反射状態にセットして情報を表示す
る。例えば、それぞれR、G、Bの光を選択反射する三
つの液晶表示層を積層した表示装置において、各表示層
をフォーカルコニック状態にリセットして黒色の背景に
すると共に、各表示層の所定画素をプレーナ状態にセッ
トして文字「A」を白色で表示する。次に、文字「B」
を追記する場合、各表示層の所定画素を新たにプレーナ
状態にセットして文字「AB」を白色で表示する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報表示装置、表
示方法及び筆記方法に関する。
示方法及び筆記方法に関する。
【0002】
【従来の技術と課題】2枚の基板間にコレステリック液
晶又はカイラルネマティック液晶等のコレステリック相
を示す液晶を挟持した表示装置では、比較的高エネルギ
ーの電圧を印加すると液晶がプレーナ状態になり、所定
波長の光を選択的に反射する。また、比較的低いエネル
ギーの電圧を印加すると液晶がフォーカルコニック状態
になり、可視光を透過させる。基板の裏面に光吸収層を
設けると、前記フォーカルコニック状態で黒色表示、前
記プレーナ状態で選択反射色の表示を行うことができ
る。
晶又はカイラルネマティック液晶等のコレステリック相
を示す液晶を挟持した表示装置では、比較的高エネルギ
ーの電圧を印加すると液晶がプレーナ状態になり、所定
波長の光を選択的に反射する。また、比較的低いエネル
ギーの電圧を印加すると液晶がフォーカルコニック状態
になり、可視光を透過させる。基板の裏面に光吸収層を
設けると、前記フォーカルコニック状態で黒色表示、前
記プレーナ状態で選択反射色の表示を行うことができ
る。
【0003】この種のコレステリック相を示す液晶は、
情報を表示させた後は電圧の印加を停止しても表示が維
持され、省エネルギータイプであるため、バッテリーを
電源とする携帯用の表示装置に適している。
情報を表示させた後は電圧の印加を停止しても表示が維
持され、省エネルギータイプであるため、バッテリーを
電源とする携帯用の表示装置に適している。
【0004】ところで、この種のコレステリック相を示
す液晶を用いた表示パネルにおいては、フルカラー表示
を行う場合、通常、観察側から順に青色、緑色、赤色の
各表示層を3層積層したものが用いられる。このような
表示パネルにおいて文字入力などを行う場合、例えば、
図19(A)に示すように、R,G,Bの光をそれぞれ
反射する3層の表示層を選択反射(プレーナ)状態とし
た白色を背景色とし、表示(例えば、文字「A」)を光
透過(フォーカルコニック)状態とした黒色で表示する
ことが考えられる。この場合、文字「A」に文字「B」
を追記するには、画面を一旦フォーカルコニック状態で
ある黒色に全面リセットし、その後、文字「AB」以外
の画素をプレーナ状態にセットして文字「AB」を表示
することが考えられる。
す液晶を用いた表示パネルにおいては、フルカラー表示
を行う場合、通常、観察側から順に青色、緑色、赤色の
各表示層を3層積層したものが用いられる。このような
表示パネルにおいて文字入力などを行う場合、例えば、
図19(A)に示すように、R,G,Bの光をそれぞれ
反射する3層の表示層を選択反射(プレーナ)状態とし
た白色を背景色とし、表示(例えば、文字「A」)を光
透過(フォーカルコニック)状態とした黒色で表示する
ことが考えられる。この場合、文字「A」に文字「B」
を追記するには、画面を一旦フォーカルコニック状態で
ある黒色に全面リセットし、その後、文字「AB」以外
の画素をプレーナ状態にセットして文字「AB」を表示
することが考えられる。
【0005】また、図19(B)に示すように、「こま
つ」と入力された文字を「小松」に変換する場合にも、
画面を一旦フォーカルコニック状態である黒色に全面リ
セットし、その後、変換文字「小松」以外の画素をプレ
ーナ状態にセットすることが考えられる。
つ」と入力された文字を「小松」に変換する場合にも、
画面を一旦フォーカルコニック状態である黒色に全面リ
セットし、その後、変換文字「小松」以外の画素をプレ
ーナ状態にセットすることが考えられる。
【0006】しかしながら、前記表示方法では、追記や
書換えるごとにあるいは文字変換するごとに、画面をフ
ォーカルコニック状態に全面リセットするため、画面全
体が背面の光吸収層が観察される黒色となって暗転し、
観察者にとって非常に見づらいものであった。
書換えるごとにあるいは文字変換するごとに、画面をフ
ォーカルコニック状態に全面リセットするため、画面全
体が背面の光吸収層が観察される黒色となって暗転し、
観察者にとって非常に見づらいものであった。
【0007】そこで、本発明の目的は、文字の追記や書
換え、変換のたびに画面全体が暗転することなく、観察
者にとっては見やすい情報表示装置、表示方法及び筆記
方法を提供することにある。
換え、変換のたびに画面全体が暗転することなく、観察
者にとっては見やすい情報表示装置、表示方法及び筆記
方法を提供することにある。
【0008】
【発明の構成、作用及び効果】以上の目的を達成するた
め、第1の発明に係る情報表示装置は、前の状態をリセ
ットしてから情報を表示するようにした情報表示装置に
おいて、予め少なくとも一部の表示領域を、前記リセッ
ト時に観察される色にセットしておく表示モードを備え
るようにした。
め、第1の発明に係る情報表示装置は、前の状態をリセ
ットしてから情報を表示するようにした情報表示装置に
おいて、予め少なくとも一部の表示領域を、前記リセッ
ト時に観察される色にセットしておく表示モードを備え
るようにした。
【0009】即ち、第1の発明に係る情報表示装置は、
前記表示モードにおいて、情報を表示するにあたって前
の状態をリセットする際、それまでの背景色と同じ色で
リセットされるので、文字の追記や書換え、変換といっ
た情報表示のたびに画面全体が別の色に変化して見にく
くなるのが防止される。
前記表示モードにおいて、情報を表示するにあたって前
の状態をリセットする際、それまでの背景色と同じ色で
リセットされるので、文字の追記や書換え、変換といっ
た情報表示のたびに画面全体が別の色に変化して見にく
くなるのが防止される。
【0010】前記第1の発明に係る情報表示装置におい
て、表示部がコレステリック相を示す液晶を含むものを
採用することができる。この場合、表示部は電圧無印加
状態で表示を維持し得るものを用いてもよい。
て、表示部がコレステリック相を示す液晶を含むものを
採用することができる。この場合、表示部は電圧無印加
状態で表示を維持し得るものを用いてもよい。
【0011】さらに、第2の発明に係る情報表示装置
は、コレステリック相を示す液晶を含む少なくとも二つ
の表示層を積層した情報表示装置において、少なくとも
一部の表示領域について、第1の表示層を選択反射状態
にセットして背景を表示し、第2の表示層を選択反射状
態にセットして情報を表示する表示モードを有するよう
にした。
は、コレステリック相を示す液晶を含む少なくとも二つ
の表示層を積層した情報表示装置において、少なくとも
一部の表示領域について、第1の表示層を選択反射状態
にセットして背景を表示し、第2の表示層を選択反射状
態にセットして情報を表示する表示モードを有するよう
にした。
【0012】即ち、第2の発明に係る情報表示装置にお
いて、背景は第1の表示層を選択反射状態にセットした
状態の色に固定され、第2の表示層を選択反射状態にセ
ットして情報を表示する。従って、文字の追記や書換
え、変換といった情報表示のたびに画面が全面リセット
されて色変化することはなく、観察者にとっては見やす
くなることは勿論、背景を黒以外の色にすることが可能
である。
いて、背景は第1の表示層を選択反射状態にセットした
状態の色に固定され、第2の表示層を選択反射状態にセ
ットして情報を表示する。従って、文字の追記や書換
え、変換といった情報表示のたびに画面が全面リセット
されて色変化することはなく、観察者にとっては見やす
くなることは勿論、背景を黒以外の色にすることが可能
である。
【0013】さらに、第3の発明に係る情報表示装置
は、コレステリック相を示す液晶を含む少なくとも二つ
の表示層を積層した情報表示装置において、少なくとも
一部の表示領域について、第1及び第2の表示層を光透
過状態にして背景を表示し、第1の表示層を選択反射状
態にセットして固定情報を表示し、第2の表示層を選択
反射状態にセットして可変情報を表示する表示モードを
有するようにした。
は、コレステリック相を示す液晶を含む少なくとも二つ
の表示層を積層した情報表示装置において、少なくとも
一部の表示領域について、第1及び第2の表示層を光透
過状態にして背景を表示し、第1の表示層を選択反射状
態にセットして固定情報を表示し、第2の表示層を選択
反射状態にセットして可変情報を表示する表示モードを
有するようにした。
【0014】即ち、第3の発明に係る情報表示装置にお
いては、第1及び第2の表示層を光を透過するフォーカ
ルコニック状態とされている状態を背景(黒背景)と
し、第1の表示層を選択反射状態にセットして固定情報
を表示し、第3の表示層を選択反射状態にセットして可
変情報を表示する。従って、文字の追記や書換え、変換
といった情報表示のたびに画面が全面リセットされて色
変化することはなく、観察者にとっては見やすくなるこ
とは勿論、固定情報と可変情報を色違いで見やすく表示
することが可能になる。固定情報と可変情報とが異なる
部位に表示されるようにすると、より視認性が向上す
る。
いては、第1及び第2の表示層を光を透過するフォーカ
ルコニック状態とされている状態を背景(黒背景)と
し、第1の表示層を選択反射状態にセットして固定情報
を表示し、第3の表示層を選択反射状態にセットして可
変情報を表示する。従って、文字の追記や書換え、変換
といった情報表示のたびに画面が全面リセットされて色
変化することはなく、観察者にとっては見やすくなるこ
とは勿論、固定情報と可変情報を色違いで見やすく表示
することが可能になる。固定情報と可変情報とが異なる
部位に表示されるようにすると、より視認性が向上す
る。
【0015】第4の発明に係る情報表示装置は、コレス
テリック相を示す液晶を用いた情報表示装置において、
テキストデータに基づいて表示を行う際に、前記液晶を
光透過状態にして背景を表示し、前記液晶を選択反射状
態にセットしてテキストデータに基づく表示を行うもの
である。
テリック相を示す液晶を用いた情報表示装置において、
テキストデータに基づいて表示を行う際に、前記液晶を
光透過状態にして背景を表示し、前記液晶を選択反射状
態にセットしてテキストデータに基づく表示を行うもの
である。
【0016】即ち、光透過状態にセットした液晶を背景
に、液晶を選択反射状態にセットすることでテキストデ
ータに基づく表示を行うので、テキスト表示に際して画
面が全面リセットされて変色し見にくくなるのが防止さ
れる。
に、液晶を選択反射状態にセットすることでテキストデ
ータに基づく表示を行うので、テキスト表示に際して画
面が全面リセットされて変色し見にくくなるのが防止さ
れる。
【0017】第5の発明に係る情報表示装置は、コレス
テリック相を示す液晶を用いた表示部と情報入力手段と
を備えた情報表示装置において、情報入力に合わせて表
示を行う際に、予め前記液晶を光透過状態にして背景を
表示し、次いで前記液晶を選択反射状態にセットして入
力された情報を表示するものである。
テリック相を示す液晶を用いた表示部と情報入力手段と
を備えた情報表示装置において、情報入力に合わせて表
示を行う際に、予め前記液晶を光透過状態にして背景を
表示し、次いで前記液晶を選択反射状態にセットして入
力された情報を表示するものである。
【0018】即ち、予め液晶を光透過状態にして表示さ
れた背景に、液晶を選択反射状態にすることで情報入力
に合わせた表示を行うので、入力情報表示に際して画面
が全面リセットされて変色し見にくくなるのが防止され
る。
れた背景に、液晶を選択反射状態にすることで情報入力
に合わせた表示を行うので、入力情報表示に際して画面
が全面リセットされて変色し見にくくなるのが防止され
る。
【0019】第6の発明に係る表示方法は、第1の表示
から第1の表示をリセットして第2の表示に更新する際
に、第1及び第2の表示における背景色を前記リセット
時に観察される色に関連付けた。
から第1の表示をリセットして第2の表示に更新する際
に、第1及び第2の表示における背景色を前記リセット
時に観察される色に関連付けた。
【0020】即ち、リセット時に観察される色と第1及
び第2の表示における背景色とが関連付けられているの
で、表示更新の際に画面全体が変色して見にくくなるの
が防止される。第6の発明に係る表示方法において、第
1及び第2の表示における背景色をリセット時の観察色
と同じにすると変色防止効果が高くなる。
び第2の表示における背景色とが関連付けられているの
で、表示更新の際に画面全体が変色して見にくくなるの
が防止される。第6の発明に係る表示方法において、第
1及び第2の表示における背景色をリセット時の観察色
と同じにすると変色防止効果が高くなる。
【0021】第7の発明に係る筆記方法は、積層された
複数の表示層を含む表示部と入力手段とを備えた表示装
置を用いた筆記方法であって、第1の表示層で背景を表
示すると共に、第2の表示層で入力情報に対応する像を
表示するようにした。
複数の表示層を含む表示部と入力手段とを備えた表示装
置を用いた筆記方法であって、第1の表示層で背景を表
示すると共に、第2の表示層で入力情報に対応する像を
表示するようにした。
【0022】即ち、背景と入力情報に対応する像とを異
なる表示層で表示するので、筆記の際に画面が全面リセ
ットされて変色し見にくくなるのが防止される。第7の
発明に係る筆記方法において、複数の表示層には固定情
報を表示する層が含まれている。
なる表示層で表示するので、筆記の際に画面が全面リセ
ットされて変色し見にくくなるのが防止される。第7の
発明に係る筆記方法において、複数の表示層には固定情
報を表示する層が含まれている。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る情報表示装
置、表示方法及び筆記方法の実施形態について、添付図
面を参照して説明する。
置、表示方法及び筆記方法の実施形態について、添付図
面を参照して説明する。
【0024】(液晶表示素子、図1参照)まず、表示装
置を構成するコレステリック相を示す液晶を内蔵した液
晶表示素子について説明する。
置を構成するコレステリック相を示す液晶を内蔵した液
晶表示素子について説明する。
【0025】図1は単純マトリクス駆動方式による反射
型のフルカラー液晶表示素子を示す。この液晶表示素子
100は、光吸収層121の上に、赤色の選択反射と透
明状態の切換えにより表示を行う赤色表示層111Rを
配し、その上に緑色の選択反射と透明状態の切換えによ
り表示を行う緑色表示層111Gを積層し、さらに、そ
の上に青色の選択反射と透明状態の切換えにより表示を
行う青色表示層111Bを積層したものである。
型のフルカラー液晶表示素子を示す。この液晶表示素子
100は、光吸収層121の上に、赤色の選択反射と透
明状態の切換えにより表示を行う赤色表示層111Rを
配し、その上に緑色の選択反射と透明状態の切換えによ
り表示を行う緑色表示層111Gを積層し、さらに、そ
の上に青色の選択反射と透明状態の切換えにより表示を
行う青色表示層111Bを積層したものである。
【0026】各表示層111R,111G,111B
は、それぞれ透明電極113,114を形成した透明基
板112間に樹脂製柱状構造物115、液晶116及び
スペーサ117を挟持したものである。透明電極11
3,114上には必要に応じて絶縁膜118、配向制御
膜119が設けられる。また、基板112の外周部(表
示領域外)には液晶116を封止するためのシール材1
20が設けられる。
は、それぞれ透明電極113,114を形成した透明基
板112間に樹脂製柱状構造物115、液晶116及び
スペーサ117を挟持したものである。透明電極11
3,114上には必要に応じて絶縁膜118、配向制御
膜119が設けられる。また、基板112の外周部(表
示領域外)には液晶116を封止するためのシール材1
20が設けられる。
【0027】透明電極113,114はそれぞれ駆動I
C131,132(図2参照)に接続されており、透明
電極113,114の間にそれぞれ所定のパルス電圧が
印加される。この印加電圧に応答して、液晶116が可
視光を透過する透明状態と特定波長の可視光を選択的に
反射する選択反射状態との間で表示が切り換えられる。
C131,132(図2参照)に接続されており、透明
電極113,114の間にそれぞれ所定のパルス電圧が
印加される。この印加電圧に応答して、液晶116が可
視光を透過する透明状態と特定波長の可視光を選択的に
反射する選択反射状態との間で表示が切り換えられる。
【0028】各表示層111R,111G,111Bに
設けられている透明電極113,114は、それぞれ微
細な間隔を保って平行に並べられた複数の帯状電極より
なり、その帯状電極の並ぶ向きが互いに直角方向となる
ように対向させてある。これら上下の帯状電極に順次通
電が行われる。即ち、液晶116に対してマトリクス状
に順次電圧が印加されて表示が行われる。これをマトリ
クス駆動と称し、電極113,114が交差する部分が
各画素を構成することになる。このようなマトリクス駆
動を各表示層ごとに行うことにより液晶表示素子100
にフルカラー画像の表示を行う。
設けられている透明電極113,114は、それぞれ微
細な間隔を保って平行に並べられた複数の帯状電極より
なり、その帯状電極の並ぶ向きが互いに直角方向となる
ように対向させてある。これら上下の帯状電極に順次通
電が行われる。即ち、液晶116に対してマトリクス状
に順次電圧が印加されて表示が行われる。これをマトリ
クス駆動と称し、電極113,114が交差する部分が
各画素を構成することになる。このようなマトリクス駆
動を各表示層ごとに行うことにより液晶表示素子100
にフルカラー画像の表示を行う。
【0029】詳しくは、2枚の基板間にコレステリック
相を示す液晶を挟持した液晶表示素子では、液晶の状態
をプレーナ状態とフォーカルコニック状態に切り換えて
表示を行う。液晶がプレーナ状態の場合、コレステリッ
ク液晶の螺旋ピッチをP、液晶の平均屈折率をnとする
と、波長λ=P・nの光が選択的に反射される。また、
フォーカルコニック状態では、コレステリック液晶の選
択反射波長が赤外光域にある場合には散乱し、それより
も短い場合には可視光を透過する。そのため、選択反射
波長を可視光域に設定し、素子の観察側と反対側に光吸
収層を設けることにより、プレーナ状態で選択反射色の
表示、フォーカルコニック状態で黒の表示が可能にな
る。また、選択反射波長を赤外光域に設定し、素子の観
察側と反対側に光吸収層を設けることにより、プレーナ
状態では赤外光域の波長の光を反射するが可視光域の波
長の光は透過するので黒の表示、フォーカルコニック状
態で散乱による白の表示が可能になる。
相を示す液晶を挟持した液晶表示素子では、液晶の状態
をプレーナ状態とフォーカルコニック状態に切り換えて
表示を行う。液晶がプレーナ状態の場合、コレステリッ
ク液晶の螺旋ピッチをP、液晶の平均屈折率をnとする
と、波長λ=P・nの光が選択的に反射される。また、
フォーカルコニック状態では、コレステリック液晶の選
択反射波長が赤外光域にある場合には散乱し、それより
も短い場合には可視光を透過する。そのため、選択反射
波長を可視光域に設定し、素子の観察側と反対側に光吸
収層を設けることにより、プレーナ状態で選択反射色の
表示、フォーカルコニック状態で黒の表示が可能にな
る。また、選択反射波長を赤外光域に設定し、素子の観
察側と反対側に光吸収層を設けることにより、プレーナ
状態では赤外光域の波長の光を反射するが可視光域の波
長の光は透過するので黒の表示、フォーカルコニック状
態で散乱による白の表示が可能になる。
【0030】各表示層111R,111G,111Bを
積層した液晶表示素子100は、青色表示層111B及
び緑色表示層111Gを液晶がフォーカルコニック配列
となった透明状態とし、赤色表示層111Rを液晶がプ
レーナ配列となった選択反射状態とすることにより、赤
色表示を行うことができる。また、青色表示層111B
を液晶がフォーカルコニック配列となった透明状態と
し、緑色表示層111G及び赤色表示層111Rを液晶
がプレーナ配列となった選択反射状態とすることによ
り、イエローの表示を行うことができる。同様に、各表
示層の状態を透明状態と選択反射状態とを適宜選択する
ことにより赤色、緑色、青色、白色、シアン、マゼン
タ、イエロー、黒色の表示が可能である。さらに、各表
示層111R,111G,111Bの状態として中間の
選択反射状態を選択することにより中間色の表示が可能
となり、フルカラー表示素子として利用できる。
積層した液晶表示素子100は、青色表示層111B及
び緑色表示層111Gを液晶がフォーカルコニック配列
となった透明状態とし、赤色表示層111Rを液晶がプ
レーナ配列となった選択反射状態とすることにより、赤
色表示を行うことができる。また、青色表示層111B
を液晶がフォーカルコニック配列となった透明状態と
し、緑色表示層111G及び赤色表示層111Rを液晶
がプレーナ配列となった選択反射状態とすることによ
り、イエローの表示を行うことができる。同様に、各表
示層の状態を透明状態と選択反射状態とを適宜選択する
ことにより赤色、緑色、青色、白色、シアン、マゼン
タ、イエロー、黒色の表示が可能である。さらに、各表
示層111R,111G,111Bの状態として中間の
選択反射状態を選択することにより中間色の表示が可能
となり、フルカラー表示素子として利用できる。
【0031】液晶116としては、室温でコレステリッ
ク相を示すものが好ましく、特に、ネマティック液晶に
カイラル材を添加することによって得られるカイラルネ
マティック液晶が好適である。
ク相を示すものが好ましく、特に、ネマティック液晶に
カイラル材を添加することによって得られるカイラルネ
マティック液晶が好適である。
【0032】カイラル材は、ネマティック液晶に添加さ
れた場合にネマティック液晶の分子を捩る作用を有する
添加剤である。カイラル材をネマティック液晶に添加す
ることにより、所定の捩れ間隔を有する液晶分子の螺旋
構造が生じ、これによりコレステリック相を示す。
れた場合にネマティック液晶の分子を捩る作用を有する
添加剤である。カイラル材をネマティック液晶に添加す
ることにより、所定の捩れ間隔を有する液晶分子の螺旋
構造が生じ、これによりコレステリック相を示す。
【0033】なお、メモリ性液晶自体は必ずしもこの構
成に限定されるわけではなく、従来公知の高分子の3次
元網目構造のなかに液晶が分散された、あるいは、液晶
中に高分子の3次元網目構造が形成された、いわゆる高
分子分散型の液晶複合膜として液晶表示層を構成するこ
とも可能である。
成に限定されるわけではなく、従来公知の高分子の3次
元網目構造のなかに液晶が分散された、あるいは、液晶
中に高分子の3次元網目構造が形成された、いわゆる高
分子分散型の液晶複合膜として液晶表示層を構成するこ
とも可能である。
【0034】(駆動回路、図2参照)前記液晶表示素子
100の画素構成は、図2に示すように、それぞれ複数
本の走査電極R1,R2〜Rmと信号電極C1,C2〜
Cn(m,nは自然数)とのマトリクスで表される。走
査電極R1,R2〜Rmは走査駆動IC131の出力端
子に接続され、信号電極C1,C2〜Cnは信号駆動I
C132の出力端子に接続されている。
100の画素構成は、図2に示すように、それぞれ複数
本の走査電極R1,R2〜Rmと信号電極C1,C2〜
Cn(m,nは自然数)とのマトリクスで表される。走
査電極R1,R2〜Rmは走査駆動IC131の出力端
子に接続され、信号電極C1,C2〜Cnは信号駆動I
C132の出力端子に接続されている。
【0035】走査駆動IC131は、走査電極R1,R
2〜Rmのうち所定のものに選択信号を出力して選択状
態とする一方、その他の電極には非選択信号を出力して
非選択状態とする。走査駆動IC131は、所定の時間
間隔で電極を切り換えながら順次各走査電極R1,R2
〜Rmに選択信号を印加してゆく。一方、信号駆動IC
132は、選択状態にある走査電極R1,R2〜Rm上
の各画素を書き換えるべく、画像データに応じた信号を
各信号電極C1,C2〜Cnに同時に出力する。例え
ば、走査電極Raが選択されると(aはa≦mを満たす
自然数)、この走査電極Raと各信号電極C1,C2〜
Cnとの交差部分の画素LRa−C1〜LRa−Cnが
同時に書き換えられる。これにより、各画素における走
査電極と信号電極との電圧差が画素の書換え電圧とな
り、各画素がこの書換え電圧に応じて書き換えられる。
2〜Rmのうち所定のものに選択信号を出力して選択状
態とする一方、その他の電極には非選択信号を出力して
非選択状態とする。走査駆動IC131は、所定の時間
間隔で電極を切り換えながら順次各走査電極R1,R2
〜Rmに選択信号を印加してゆく。一方、信号駆動IC
132は、選択状態にある走査電極R1,R2〜Rm上
の各画素を書き換えるべく、画像データに応じた信号を
各信号電極C1,C2〜Cnに同時に出力する。例え
ば、走査電極Raが選択されると(aはa≦mを満たす
自然数)、この走査電極Raと各信号電極C1,C2〜
Cnとの交差部分の画素LRa−C1〜LRa−Cnが
同時に書き換えられる。これにより、各画素における走
査電極と信号電極との電圧差が画素の書換え電圧とな
り、各画素がこの書換え電圧に応じて書き換えられる。
【0036】駆動回路は中央処理装置135、画像処理
装置136、画像メモリ137、コントローラ133,
134及び駆動IC(ドライバ)131,132にて構
成されている。画像メモリ137に記憶された画像デー
タに基づいてコントローラ133,134が駆動IC1
31,132を制御し、液晶表示素子100の各走査電
極及び信号電極間に順次電圧を印加し、液晶表示素子1
00に画像を書き込む。
装置136、画像メモリ137、コントローラ133,
134及び駆動IC(ドライバ)131,132にて構
成されている。画像メモリ137に記憶された画像デー
タに基づいてコントローラ133,134が駆動IC1
31,132を制御し、液晶表示素子100の各走査電
極及び信号電極間に順次電圧を印加し、液晶表示素子1
00に画像を書き込む。
【0037】ここで、コレステリック相を示す液晶の捩
れを解くための第1の閾値電圧をVth1とすると、電圧
Vth1を十分な時間印加した後に電圧を第1の閾値電圧
Vth1よりも小さい第2の閾値電圧Vth2以下に下げる
とプレーナ状態になる。また、Vth2以上でVth1以下
の電圧を十分な時間印加するとフォーカルコニック状態
になる。この二つの状態は電圧印加を停止した後でも安
定に維持される。また、Vth1〜Vth2間の電圧を印加
することにより、中間調の表示、即ち、階調表示が可能
である。
れを解くための第1の閾値電圧をVth1とすると、電圧
Vth1を十分な時間印加した後に電圧を第1の閾値電圧
Vth1よりも小さい第2の閾値電圧Vth2以下に下げる
とプレーナ状態になる。また、Vth2以上でVth1以下
の電圧を十分な時間印加するとフォーカルコニック状態
になる。この二つの状態は電圧印加を停止した後でも安
定に維持される。また、Vth1〜Vth2間の電圧を印加
することにより、中間調の表示、即ち、階調表示が可能
である。
【0038】なお、部分的に書換えを行う場合は、書き
換えたい部分を含むように特定の走査ラインのみを順次
選択するようにすればよい。これにより、必要な部分の
みを短時間で書き換えることができる。
換えたい部分を含むように特定の走査ラインのみを順次
選択するようにすればよい。これにより、必要な部分の
みを短時間で書き換えることができる。
【0039】(駆動方法1、駆動原理、図3,4参照)
以下、前記液晶表示素子100に適用可能な駆動方法の
一例について説明する。まず、本駆動方法の駆動原理に
ついて説明する。なお、ここでは、交流化されたパルス
波形を用いた具体例を挙げて説明するが、本発明に係る
駆動方法がこの波形に限定されないことはいうまでもな
い。この例の駆動方法は、図3に示すように、大きく分
けて、リセット期間Trと選択期間Tsと維持期間Te
と表示期間Tdとから構成されている。
以下、前記液晶表示素子100に適用可能な駆動方法の
一例について説明する。まず、本駆動方法の駆動原理に
ついて説明する。なお、ここでは、交流化されたパルス
波形を用いた具体例を挙げて説明するが、本発明に係る
駆動方法がこの波形に限定されないことはいうまでもな
い。この例の駆動方法は、図3に示すように、大きく分
けて、リセット期間Trと選択期間Tsと維持期間Te
と表示期間Tdとから構成されている。
【0040】なお、図3において、図の上段にはある一
画素の液晶(LCD1)に印加される駆動波形を示し、
図の下段には、各期間における液晶の状態を模式的に示
している。図3に示すように、本例ではリセット期間T
rが選択期間Tsの2倍、維持期間Teが選択期間Ts
の3倍の長さに設定されている。
画素の液晶(LCD1)に印加される駆動波形を示し、
図の下段には、各期間における液晶の状態を模式的に示
している。図3に示すように、本例ではリセット期間T
rが選択期間Tsの2倍、維持期間Teが選択期間Ts
の3倍の長さに設定されている。
【0041】リセット期間Trでは、まず最初に、書込
みを行う走査電極上の画素に絶対値VRの電圧を印加す
ることにより、この走査電極上の画素はホメオトロピッ
ク状態にリセットされる(図3中a参照)。
みを行う走査電極上の画素に絶対値VRの電圧を印加す
ることにより、この走査電極上の画素はホメオトロピッ
ク状態にリセットされる(図3中a参照)。
【0042】選択期間Tsはさらに三つの期間(前選択
期間Ts1、選択パルス印加期間Ts2、後選択期間T
s3)から構成されている。前選択期間Ts1では、書
込みを行う走査電極上の画素に作用する電圧をゼロにす
る。このとき、液晶は捻れが少しだけ戻った状態(第1
遷移状態)になると考えられる(図3中b参照)。次
に、表示しようとする画像に応じた選択パルスを印加す
る(選択パルス印加期間Ts2)。この選択パルス印加
期間Ts2では、最終的にプレーナ状態を選択したい画
素とフォーカルコニック状態を選択したい画素とでは、
印加するパルスの形状が異なる。そこで、選択パルス印
加期間Ts2以降については、プレーナ状態を選択する
場合と、フォーカルコニック状態を選択する場合とに分
けて説明する。
期間Ts1、選択パルス印加期間Ts2、後選択期間T
s3)から構成されている。前選択期間Ts1では、書
込みを行う走査電極上の画素に作用する電圧をゼロにす
る。このとき、液晶は捻れが少しだけ戻った状態(第1
遷移状態)になると考えられる(図3中b参照)。次
に、表示しようとする画像に応じた選択パルスを印加す
る(選択パルス印加期間Ts2)。この選択パルス印加
期間Ts2では、最終的にプレーナ状態を選択したい画
素とフォーカルコニック状態を選択したい画素とでは、
印加するパルスの形状が異なる。そこで、選択パルス印
加期間Ts2以降については、プレーナ状態を選択する
場合と、フォーカルコニック状態を選択する場合とに分
けて説明する。
【0043】プレーナ状態を選択する場合には、選択パ
ルス印加期間Ts2に絶対値Vselの選択パルスを印
加し、再び液晶をホメオトロピック状態にする(図3中
c1参照)。その後、後選択期間Ts3で電圧をゼロに
すると、液晶は捻れが少しだけ戻った状態になる(図3
中d1参照)。この状態は先の第1遷移状態にほぼ等し
いと考えられる。
ルス印加期間Ts2に絶対値Vselの選択パルスを印
加し、再び液晶をホメオトロピック状態にする(図3中
c1参照)。その後、後選択期間Ts3で電圧をゼロに
すると、液晶は捻れが少しだけ戻った状態になる(図3
中d1参照)。この状態は先の第1遷移状態にほぼ等し
いと考えられる。
【0044】その後の維持期間Teでは、まず最初に、
書込みを行う走査電極上の画素に絶対値Veのパルス電
圧を印加する。先の選択期間Tsで捻れが少しだけ戻っ
た状態になった液晶は、このパルス電圧Veの印加で再
び捻れが解け、ホメオトロピック状態になる(図3中e
1参照)。
書込みを行う走査電極上の画素に絶対値Veのパルス電
圧を印加する。先の選択期間Tsで捻れが少しだけ戻っ
た状態になった液晶は、このパルス電圧Veの印加で再
び捻れが解け、ホメオトロピック状態になる(図3中e
1参照)。
【0045】表示期間Tdでは、液晶に印加される電圧
をゼロにする。ホメオトロピック状態の液晶は電圧をゼ
ロにすることにより、プレーナ状態となる(図3中f1
参照)。このようにして、プレーナ状態が選択される。
をゼロにする。ホメオトロピック状態の液晶は電圧をゼ
ロにすることにより、プレーナ状態となる(図3中f1
参照)。このようにして、プレーナ状態が選択される。
【0046】一方、最終的にフォーカルコニック状態を
選択したい場合には、選択パルス印加期間Ts2に、液
晶にかかる電圧をゼロにする。これにより、液晶の捻れ
がさらに戻った状態(第2遷移状態)となる(図3中c
2参照)。そして、後選択期間Ts3は、プレーナ状態
を選択する場合と同様に、液晶にかかる電圧をゼロにす
る。こうすることにより、液晶は捻れが戻って、ヘリカ
ルピッチが2倍程度に広がった状態(第3遷移状態)に
なるものと考えられる(図3中d2参照)。なお、この
状態は、米国特許第5,748,277号明細書に記載
されているトランジェントプレーナと呼ばれる状態に近
いと考えられる。
選択したい場合には、選択パルス印加期間Ts2に、液
晶にかかる電圧をゼロにする。これにより、液晶の捻れ
がさらに戻った状態(第2遷移状態)となる(図3中c
2参照)。そして、後選択期間Ts3は、プレーナ状態
を選択する場合と同様に、液晶にかかる電圧をゼロにす
る。こうすることにより、液晶は捻れが戻って、ヘリカ
ルピッチが2倍程度に広がった状態(第3遷移状態)に
なるものと考えられる(図3中d2参照)。なお、この
状態は、米国特許第5,748,277号明細書に記載
されているトランジェントプレーナと呼ばれる状態に近
いと考えられる。
【0047】その後の維持期間Teでは、プレーナ状態
を選択する場合と同様に、書込みを行う走査ライン上の
画素に絶対値Veのパルス電圧を印加する。先の選択期
間Tsで捻れが戻ってきた液晶は、このパルス電圧Ve
の印加でフォーカルコニック状態へと遷移する(第4遷
移状態、図3中e2参照)。
を選択する場合と同様に、書込みを行う走査ライン上の
画素に絶対値Veのパルス電圧を印加する。先の選択期
間Tsで捻れが戻ってきた液晶は、このパルス電圧Ve
の印加でフォーカルコニック状態へと遷移する(第4遷
移状態、図3中e2参照)。
【0048】表示期間Tdでは、プレーナ状態を選択す
る場合と同様に、液晶に印加される電圧をゼロにする。
フォーカルコニック状態の液晶は電圧をゼロにしても、
フォーカルコニック状態のまま固定される。このように
して、フォーカルコニック状態が選択される(図3中f
2参照)。
る場合と同様に、液晶に印加される電圧をゼロにする。
フォーカルコニック状態の液晶は電圧をゼロにしても、
フォーカルコニック状態のまま固定される。このように
して、フォーカルコニック状態が選択される(図3中f
2参照)。
【0049】前述のように、選択期間Tsの中央の短い
時間、即ち、選択パルス印加期間Ts2に印加する選択
パルスにより、最終的な液晶の表示状態が選択できる。
また、この選択パルスのパルス幅を調整することによ
り、具体的には、信号電極に印加するパルスの形状を画
像データに応じて変化させることにより、中間調の表示
が可能である。
時間、即ち、選択パルス印加期間Ts2に印加する選択
パルスにより、最終的な液晶の表示状態が選択できる。
また、この選択パルスのパルス幅を調整することによ
り、具体的には、信号電極に印加するパルスの形状を画
像データに応じて変化させることにより、中間調の表示
が可能である。
【0050】前選択期間Ts1及び後選択期間Ts3に
液晶に印加する電圧値は、ゼロに近い値であって実質的
に電圧が作用しない程度の電圧値の範囲内であってもよ
い。
液晶に印加する電圧値は、ゼロに近い値であって実質的
に電圧が作用しない程度の電圧値の範囲内であってもよ
い。
【0051】図4は、マトリクス状に配された複数画素
の中のある画素の液晶にかかる駆動電圧波形と、この波
形を得るための走査電極(ロウ)と信号電極(カラム)
の波形の一例を示す。図4において、ロウとは走査電極
上の1ラインを意味し、カラムとは信号電極上の1ライ
ンを意味する。また、LCDとは前記ロウとカラムとが
交差する部分の一画素分の液晶層を意味する。
の中のある画素の液晶にかかる駆動電圧波形と、この波
形を得るための走査電極(ロウ)と信号電極(カラム)
の波形の一例を示す。図4において、ロウとは走査電極
上の1ラインを意味し、カラムとは信号電極上の1ライ
ンを意味する。また、LCDとは前記ロウとカラムとが
交差する部分の一画素分の液晶層を意味する。
【0052】図4に示すように、マトリクス駆動の場合
は、維持期間Teを経過した後も他の走査電極上の画素
にデータを書き込むため、所定電圧がクロストーク電圧
として信号電極から印加される。このクロストーク電圧
が印加される期間をクロストーク期間Td’と称する。
このクロストーク電圧はパルス幅が小さくてエネルギー
が小さいため、液晶の状態にはほとんど影響を及ぼさな
い。
は、維持期間Teを経過した後も他の走査電極上の画素
にデータを書き込むため、所定電圧がクロストーク電圧
として信号電極から印加される。このクロストーク電圧
が印加される期間をクロストーク期間Td’と称する。
このクロストーク電圧はパルス幅が小さくてエネルギー
が小さいため、液晶の状態にはほとんど影響を及ぼさな
い。
【0053】全ての走査電極の選択が完了し、最後に選
択された走査電極の維持期間Teが終了すると、他の走
査電極のクロストーク期間Td’が全て終了し、全走査
電極及び信号電極への印加電圧をゼロにして表示期間T
dとなる。そして、次の書換えまでこの状態が継続され
る。
択された走査電極の維持期間Teが終了すると、他の走
査電極のクロストーク期間Td’が全て終了し、全走査
電極及び信号電極への印加電圧をゼロにして表示期間T
dとなる。そして、次の書換えまでこの状態が継続され
る。
【0054】なお、図4では、簡略化のため、リセット
期間Tr、選択期間Ts、維持期間Te及びクロストー
ク期間Td’の長さを全て等しくして図示している。ま
た、同じ理由で図4ではカラムの信号は全てプレーナ状
態を選択するためのパルスとして描いている。
期間Tr、選択期間Ts、維持期間Te及びクロストー
ク期間Td’の長さを全て等しくして図示している。ま
た、同じ理由で図4ではカラムの信号は全てプレーナ状
態を選択するためのパルスとして描いている。
【0055】(駆動方法)以下、マトリクス駆動方法の
具体例について説明する。なお、以下に示す例1,2に
おいて、ロウ1〜3とは順に選択される3本の走査電極
を意味し、カラムとは前記各走査電極に交差する1本の
信号電極を意味し、LCD1〜3とはロウ1〜3とカラ
ムとの交差部に形成される三つの画素に相当する液晶層
を意味する。
具体例について説明する。なお、以下に示す例1,2に
おいて、ロウ1〜3とは順に選択される3本の走査電極
を意味し、カラムとは前記各走査電極に交差する1本の
信号電極を意味し、LCD1〜3とはロウ1〜3とカラ
ムとの交差部に形成される三つの画素に相当する液晶層
を意味する。
【0056】(マトリクス駆動の例1、図5参照)先に
述べたように、本実施形態の駆動方法においては、リセ
ット期間、選択期間、維持期間及びクロストーク期間を
有する。さらに、選択期間は、前選択期間、選択パルス
印加期間及び後選択期間の三つに分かれており、選択期
間のうちの一部分にのみ選択パルスが印加される。
述べたように、本実施形態の駆動方法においては、リセ
ット期間、選択期間、維持期間及びクロストーク期間を
有する。さらに、選択期間は、前選択期間、選択パルス
印加期間及び後選択期間の三つに分かれており、選択期
間のうちの一部分にのみ選択パルスが印加される。
【0057】選択パルスは書込み対象画素に表示させる
画像データにより形状を変える必要があり、カラムには
画像データに応じて異なる形状の選択パルスを印加しな
ければならない。一方、前選択期間及び後選択期間で
は、常に画素内の液晶には電圧ゼロを印加するので、電
圧ゼロを得られるような、ロウ、カラムともにある決ま
ったパルス波形の組合せを用いることができる。図5に
示す駆動例1では、このことを利用して、複数の走査電
極上の画素に対して、リセットと維持と表示とを同時に
行っている。
画像データにより形状を変える必要があり、カラムには
画像データに応じて異なる形状の選択パルスを印加しな
ければならない。一方、前選択期間及び後選択期間で
は、常に画素内の液晶には電圧ゼロを印加するので、電
圧ゼロを得られるような、ロウ、カラムともにある決ま
ったパルス波形の組合せを用いることができる。図5に
示す駆動例1では、このことを利用して、複数の走査電
極上の画素に対して、リセットと維持と表示とを同時に
行っている。
【0058】例えば、LCD2が前選択期間にあると
き、ロウ2及びロウ3には互いに異なる位相のパルス電
圧+V1を印加し、ロウ1には+V1/2の電圧を印加
する。このとき、カラムにロウ3と異なる位相のパルス
電圧+V1を印加すると、LCD3には電圧±VR=±
V1のリセットパルスが、LCD2には電圧ゼロが、L
CD1には電圧±Ve=±V1/2の維持パルスが印加
される。
き、ロウ2及びロウ3には互いに異なる位相のパルス電
圧+V1を印加し、ロウ1には+V1/2の電圧を印加
する。このとき、カラムにロウ3と異なる位相のパルス
電圧+V1を印加すると、LCD3には電圧±VR=±
V1のリセットパルスが、LCD2には電圧ゼロが、L
CD1には電圧±Ve=±V1/2の維持パルスが印加
される。
【0059】LCD2が選択パルス印加期間にあるとき
は、カラムからは画像データによって異なる形状のデー
タパルス(電圧+V1)が印加されるため、ロウ1、ロ
ウ3ともに電圧+V1/2のパルスを印加して、LCD
1、LCD3には±V1/2の電圧がかかるようにす
る。ロウ2には電圧+V1のパルスを印加し、カラムに
印加するデータパルスとの電圧差(±V1又はゼロ)
が、電圧±Vselの選択パルスとしてLCD2に印加
される。カラムに印加するデータパルスの形状を変化さ
せることで、選択パルスのパルス幅を変化させることが
できる。
は、カラムからは画像データによって異なる形状のデー
タパルス(電圧+V1)が印加されるため、ロウ1、ロ
ウ3ともに電圧+V1/2のパルスを印加して、LCD
1、LCD3には±V1/2の電圧がかかるようにす
る。ロウ2には電圧+V1のパルスを印加し、カラムに
印加するデータパルスとの電圧差(±V1又はゼロ)
が、電圧±Vselの選択パルスとしてLCD2に印加
される。カラムに印加するデータパルスの形状を変化さ
せることで、選択パルスのパルス幅を変化させることが
できる。
【0060】後選択期間では、前選択期間と同様のこと
を行う。即ち、ロウ2及びロウ3には互いに異なる位相
のパルス電圧+V1を印加し、ロウ1には+V1/2の
電圧を印加する。そして、カラムにロウ3と異なる位相
のパルス電圧+V1を印加することにより、LCD3に
電圧±VR=±V1のリセットパルス、LCD2に電圧
ゼロ、LCD1に電圧±Ve=±V1/2の維持パルス
を印加する。
を行う。即ち、ロウ2及びロウ3には互いに異なる位相
のパルス電圧+V1を印加し、ロウ1には+V1/2の
電圧を印加する。そして、カラムにロウ3と異なる位相
のパルス電圧+V1を印加することにより、LCD3に
電圧±VR=±V1のリセットパルス、LCD2に電圧
ゼロ、LCD1に電圧±Ve=±V1/2の維持パルス
を印加する。
【0061】リセット期間、選択期間及び維持期間以外
の期間は、各走査電極には、他の走査電極の前選択期間
及び後選択期間に信号電極から印加するデータパルスと
同じ位相の波形を印加し、他の走査電極の選択パルス印
加期間には電圧+V1/2のパルスを印加する。こうす
ることによって、この部分の液晶には、画像データに応
じて、選択パルスと同じパルス幅で、電圧±V1/2の
クロストーク電圧が印加される。このクロストーク電圧
は、パルス幅が狭いため、液晶の表示状態には影響を及
ぼさない。
の期間は、各走査電極には、他の走査電極の前選択期間
及び後選択期間に信号電極から印加するデータパルスと
同じ位相の波形を印加し、他の走査電極の選択パルス印
加期間には電圧+V1/2のパルスを印加する。こうす
ることによって、この部分の液晶には、画像データに応
じて、選択パルスと同じパルス幅で、電圧±V1/2の
クロストーク電圧が印加される。このクロストーク電圧
は、パルス幅が狭いため、液晶の表示状態には影響を及
ぼさない。
【0062】以上のパルス電圧の印加を各走査電極に対
して順次繰返し実行することにより、画像表示を行うこ
とができる。各走査電極の選択は線順次走査で行っても
よいし、インターレース走査で行ってもよい。また、任
意の走査電極に前記リセットパルス、選択パルス、維持
パルスを印加することができるので、部分書換えを行う
こともできる。
して順次繰返し実行することにより、画像表示を行うこ
とができる。各走査電極の選択は線順次走査で行っても
よいし、インターレース走査で行ってもよい。また、任
意の走査電極に前記リセットパルス、選択パルス、維持
パルスを印加することができるので、部分書換えを行う
こともできる。
【0063】なお、駆動例1では、駆動ICに必要な出
力電圧数は、ロウ側が3値(V1、V1/2、GN
D)、カラム側が2値(V1、GND)となる。このよ
うに、ロウ側3値、カラム側2値のドライバを使用する
ことで、ドライバのコストを低減することができる。
力電圧数は、ロウ側が3値(V1、V1/2、GN
D)、カラム側が2値(V1、GND)となる。このよ
うに、ロウ側3値、カラム側2値のドライバを使用する
ことで、ドライバのコストを低減することができる。
【0064】(マトリクス駆動の例2、図6参照)前記
駆動例1では、書換え対象の各走査電極ごとにリセット
を行っていたのに対して、ここで説明する駆動例2で
は、書換え対象領域に含まれる全走査電極を一括してリ
セットする全面リセット方式である。図6にその駆動波
形を示す。この方式では、駆動ICに電圧切換え手段を
設けることにより、必要な出力電圧数はロウ側2値、カ
ラム側2値となる。
駆動例1では、書換え対象の各走査電極ごとにリセット
を行っていたのに対して、ここで説明する駆動例2で
は、書換え対象領域に含まれる全走査電極を一括してリ
セットする全面リセット方式である。図6にその駆動波
形を示す。この方式では、駆動ICに電圧切換え手段を
設けることにより、必要な出力電圧数はロウ側2値、カ
ラム側2値となる。
【0065】まず、全画面を一旦リセットする(初期リ
セット)。このとき、駆動ICから出力するリセットパ
ルス±VRの電圧値はV1であるが、全画面同時に印加
するため、全ての駆動ICの高圧入力電圧をV1にすれ
ばよい。そして、各走査電極を順番に走査していくとき
には、駆動ICの高圧入力電圧をV1/2に切り替えて
おく。
セット)。このとき、駆動ICから出力するリセットパ
ルス±VRの電圧値はV1であるが、全画面同時に印加
するため、全ての駆動ICの高圧入力電圧をV1にすれ
ばよい。そして、各走査電極を順番に走査していくとき
には、駆動ICの高圧入力電圧をV1/2に切り替えて
おく。
【0066】LCD2が前選択期間にあるとき、ロウ1
及びロウ3には同じ位相のパルス電圧+V1/2を印加
し、ロウ2のみ異なる位相のパルス電圧+V1/2を印
加する。このとき、カラムにはロウ2と同じ位相のパル
ス電圧+V1/2を印加すると、LCD2には電圧ゼロ
が、LCD1,3には電圧±Ve=±V1/2の維持パ
ルスが印加される。
及びロウ3には同じ位相のパルス電圧+V1/2を印加
し、ロウ2のみ異なる位相のパルス電圧+V1/2を印
加する。このとき、カラムにはロウ2と同じ位相のパル
ス電圧+V1/2を印加すると、LCD2には電圧ゼロ
が、LCD1,3には電圧±Ve=±V1/2の維持パ
ルスが印加される。
【0067】LCD2が選択パルス印加期間にあるとき
は、ロウ1、ロウ2、ロウ3ともに電圧+V1/2のパ
ルスを印加する。カラムに印加するデータパルスとの電
圧差(±V2又はゼロ)が電圧±Vselの選択パルス
としてLCD2に印加される。カラムに印加するデータ
パルスの形状を変化させることで、選択パルスのパルス
幅を変化させることができる。
は、ロウ1、ロウ2、ロウ3ともに電圧+V1/2のパ
ルスを印加する。カラムに印加するデータパルスとの電
圧差(±V2又はゼロ)が電圧±Vselの選択パルス
としてLCD2に印加される。カラムに印加するデータ
パルスの形状を変化させることで、選択パルスのパルス
幅を変化させることができる。
【0068】後選択期間では、前選択期間と同様にして
ロウ1〜3及びカラムにパルスを印加する。
ロウ1〜3及びカラムにパルスを印加する。
【0069】リセット期間、選択期間及び維持期間以外
の期間は、各走査電極には、前選択期間及び後選択期間
に信号電極から印加するデータパルスと同じ位相の波形
を印加し、他の走査電極の選択パルス印加期間には電圧
+V1/2のパルスを印加する。こうすることによっ
て、この部分の液晶には、画像データに応じて、選択パ
ルスと同じパルス幅で、電圧±V1/2のクロストーク
電圧が印加される。このクロストーク電圧は、パルス幅
が狭いため、液晶の表示状態には影響を及ぼさない。
の期間は、各走査電極には、前選択期間及び後選択期間
に信号電極から印加するデータパルスと同じ位相の波形
を印加し、他の走査電極の選択パルス印加期間には電圧
+V1/2のパルスを印加する。こうすることによっ
て、この部分の液晶には、画像データに応じて、選択パ
ルスと同じパルス幅で、電圧±V1/2のクロストーク
電圧が印加される。このクロストーク電圧は、パルス幅
が狭いため、液晶の表示状態には影響を及ぼさない。
【0070】以上説明した初期リセットより後のパルス
電圧の印加を各走査電極に対して順次繰返し実行するこ
とにより、画像表示を行うことができる。勿論、部分書
換えも可能であり、この場合は、書換え対象領域に含ま
れる走査ラインについてのみ初期リセットとそれに続く
パルス電圧の印加を行えばよい。
電圧の印加を各走査電極に対して順次繰返し実行するこ
とにより、画像表示を行うことができる。勿論、部分書
換えも可能であり、この場合は、書換え対象領域に含ま
れる走査ラインについてのみ初期リセットとそれに続く
パルス電圧の印加を行えばよい。
【0071】この駆動例2では、駆動ICに必要な出力
電圧数は、ロウ側が3値(V1、V1/2、GND)、
カラム側が3値(V1、V1/2、GND)となるが、
電圧V1は全面リセット時にのみ必要となる。このた
め、アナログスイッチ等の電圧切換え手段で、リセット
期間とそれより後の期間とで電圧を切り換えて供給する
ことにより、リセット時にはロウ側2値(V1、GN
D)、カラム側2値(V1、GND)、選択時にはロウ
側2値(V1/2、GND)、カラム側2値(V1/
2、GND)で書換えが可能となる。従って、ドライバ
のコストをさらに低減することができる。
電圧数は、ロウ側が3値(V1、V1/2、GND)、
カラム側が3値(V1、V1/2、GND)となるが、
電圧V1は全面リセット時にのみ必要となる。このた
め、アナログスイッチ等の電圧切換え手段で、リセット
期間とそれより後の期間とで電圧を切り換えて供給する
ことにより、リセット時にはロウ側2値(V1、GN
D)、カラム側2値(V1、GND)、選択時にはロウ
側2値(V1/2、GND)、カラム側2値(V1/
2、GND)で書換えが可能となる。従って、ドライバ
のコストをさらに低減することができる。
【0072】(駆動方法2、図7参照)この駆動方法で
は、前記駆動例1,2とは異なり、書換え対象の各走査
電極上の液晶を一括してフォーカルコニック状態にリセ
ットし、その後各走査電極上の液晶を順次フォーカルコ
ニック状態又はプレーナ状態に選択する駆動方法であ
る。
は、前記駆動例1,2とは異なり、書換え対象の各走査
電極上の液晶を一括してフォーカルコニック状態にリセ
ットし、その後各走査電極上の液晶を順次フォーカルコ
ニック状態又はプレーナ状態に選択する駆動方法であ
る。
【0073】即ち、図7に示すように、リセット期間に
おいて絶対値+V1のパルス電圧を印加して液晶をフォ
ーカルコニック状態にリセットし、選択期間において2
段階に変化するパルス電圧(絶対値V3+V4/2、V
3−V4/2)を印加して階調を再現している。クロス
トーク期間においては、絶対値V4/2のパルス電圧が
印加されることになる。
おいて絶対値+V1のパルス電圧を印加して液晶をフォ
ーカルコニック状態にリセットし、選択期間において2
段階に変化するパルス電圧(絶対値V3+V4/2、V
3−V4/2)を印加して階調を再現している。クロス
トーク期間においては、絶対値V4/2のパルス電圧が
印加されることになる。
【0074】なお、図7において、「LCD」とは1画
素の液晶に印加されるパルス波形を示している。他の波
形は「LCD」の波形を得るために各走査電極及び信号
電極に印加する波形の一例を示しており、「ロウコント
ローラ」とは前記コントローラ133から出力される波
形、「ロウVH」とは駆動IC131の電源電圧、「ロ
ウ出力」とは駆動IC131から液晶に出力される波形
を示している。また、「カラムコントローラ」とは前記
コントローラ134から出力される波形、「カラムGN
D」とは駆動IC132の電源電圧、「カラム出力」と
は駆動IC132から液晶に出力される波形を示してい
る。
素の液晶に印加されるパルス波形を示している。他の波
形は「LCD」の波形を得るために各走査電極及び信号
電極に印加する波形の一例を示しており、「ロウコント
ローラ」とは前記コントローラ133から出力される波
形、「ロウVH」とは駆動IC131の電源電圧、「ロ
ウ出力」とは駆動IC131から液晶に出力される波形
を示している。また、「カラムコントローラ」とは前記
コントローラ134から出力される波形、「カラムGN
D」とは駆動IC132の電源電圧、「カラム出力」と
は駆動IC132から液晶に出力される波形を示してい
る。
【0075】(マトリクス駆動の例、図8参照)図8
は、駆動方法2によるマトリクス駆動の例を図したもの
である。図8に示すように、初めに表示領域に含まれる
全画素が一括してフォーカルコニック状態にリセットさ
れ、ついで各走査ラインに順に表示が行われる。本駆動
方法では、リセットに要する時間が長くなるものの良好
な画像再現を行いやすい。
は、駆動方法2によるマトリクス駆動の例を図したもの
である。図8に示すように、初めに表示領域に含まれる
全画素が一括してフォーカルコニック状態にリセットさ
れ、ついで各走査ラインに順に表示が行われる。本駆動
方法では、リセットに要する時間が長くなるものの良好
な画像再現を行いやすい。
【0076】(情報表示装置及び表示例、図9〜19参
照)図9は情報表示装置の一例として携帯電話10を示
す。この携帯電話10は正面上部に前記液晶表示素子1
00からなる表示画面11を備え、画面11の下部は使
用者による入力領域12とされている。
照)図9は情報表示装置の一例として携帯電話10を示
す。この携帯電話10は正面上部に前記液晶表示素子1
00からなる表示画面11を備え、画面11の下部は使
用者による入力領域12とされている。
【0077】入力領域12は、電話番号やメールアドレ
ス等のテキストデータを入力する際に使用され、文字、
数字、記号等のキャラクタを操作キーの操作に合わせて
逐次表示する。表示態様としては、従来公知の各種の表
示態様が採用でき、例えば、後述するように、文字を追
記表示する態様、同じ表示位置で順次候補文字を表示す
る態様、かな漢字変換する態様などがある。
ス等のテキストデータを入力する際に使用され、文字、
数字、記号等のキャラクタを操作キーの操作に合わせて
逐次表示する。表示態様としては、従来公知の各種の表
示態様が採用でき、例えば、後述するように、文字を追
記表示する態様、同じ表示位置で順次候補文字を表示す
る態様、かな漢字変換する態様などがある。
【0078】なお、入力領域は画面下部でなくてもよ
く、画面の任意の部分が入力領域であってもよい。ま
た、複数箇所入力領域があってもよい。さらに、画面の
一部だけでなくてもよく、全面が入力領域でもよい。さ
らにまた、入力領域のみ別画面として独立していてもよ
いし、文字入力を行わないときは、入力領域を画面の一
部として使ってもよい。
く、画面の任意の部分が入力領域であってもよい。ま
た、複数箇所入力領域があってもよい。さらに、画面の
一部だけでなくてもよく、全面が入力領域でもよい。さ
らにまた、入力領域のみ別画面として独立していてもよ
いし、文字入力を行わないときは、入力領域を画面の一
部として使ってもよい。
【0079】また、図17は情報表示装置の他の例とし
て電子書籍プレーヤ20を示す。この電子書籍プレーヤ
20は正面に前記液晶表示素子100からなる表示画面
21を備え、CD、光ディスクあるいはメモリカードな
どに記録されている情報を画面21上に表示する。ま
た、液晶表示素子100上には周知のタッチパネルが設
けられ、ペン22によって傍線、マーク、メモなどが入
力可能である。この電子書籍プレーヤ20の画面21に
先に説明した携帯電話10と同様の入力領域を設けても
よい。
て電子書籍プレーヤ20を示す。この電子書籍プレーヤ
20は正面に前記液晶表示素子100からなる表示画面
21を備え、CD、光ディスクあるいはメモリカードな
どに記録されている情報を画面21上に表示する。ま
た、液晶表示素子100上には周知のタッチパネルが設
けられ、ペン22によって傍線、マーク、メモなどが入
力可能である。この電子書籍プレーヤ20の画面21に
先に説明した携帯電話10と同様の入力領域を設けても
よい。
【0080】以下、携帯電話10の入力領域12へ文字
を入力する表示例1〜4及び電子書籍プレーヤ20の画
面21へ傍線を追記する表示例5を説明する。
を入力する表示例1〜4及び電子書籍プレーヤ20の画
面21へ傍線を追記する表示例5を説明する。
【0081】図10に示す表示例1は、前記駆動方法2
による追記の例であり、例えば、メール文書などの文字
の入力を行う場合に利用できる。まず、入力領域12を
フォーカルコニック状態にリセットして黒色の背景にす
ると共に、表示層111B,111G,111Rの所定
画素をプレーナ状態にセットして文字「A」を白色で表
示する。次に、文字「B」を追記する場合、表示層11
1B,111G,111Rの所定画素を新たにプレーナ
状態にセットして文字「AB」を白色で表示する。
による追記の例であり、例えば、メール文書などの文字
の入力を行う場合に利用できる。まず、入力領域12を
フォーカルコニック状態にリセットして黒色の背景にす
ると共に、表示層111B,111G,111Rの所定
画素をプレーナ状態にセットして文字「A」を白色で表
示する。次に、文字「B」を追記する場合、表示層11
1B,111G,111Rの所定画素を新たにプレーナ
状態にセットして文字「AB」を白色で表示する。
【0082】即ち、予め表示領域全体にリセットパルス
を印加して表示領域に含まれる全画素をリセットしてお
けば、追記に合わせてそれまで表示されていた像及び追
記により新たに表示する像のデータに基づいて選択パル
スを印加することにより、追記するごとにリセットパル
スを印加せずに追記を行うことができる。なお、図11
(A)には、表示例1に対応する各表示層の表示の様子
を示した。それぞれ、斜線部が選択反射状態、白部が透
明状態を示している。
を印加して表示領域に含まれる全画素をリセットしてお
けば、追記に合わせてそれまで表示されていた像及び追
記により新たに表示する像のデータに基づいて選択パル
スを印加することにより、追記するごとにリセットパル
スを印加せずに追記を行うことができる。なお、図11
(A)には、表示例1に対応する各表示層の表示の様子
を示した。それぞれ、斜線部が選択反射状態、白部が透
明状態を示している。
【0083】この表示例1によれば、文字あるいは数字
等を追記する場合、背景は黒色に維持されたままであ
り、既表示情報も暗転することがない。
等を追記する場合、背景は黒色に維持されたままであ
り、既表示情報も暗転することがない。
【0084】なお、背景の色や像(文字)の色は前記表
示例1にとらわれず他の色であってもよく、特定の一つ
又は複数の表示層を用いて背景色を表示し、残りの表示
層又は複数の層を用いて追記する像を表示するようにし
てもよい。例えば、図11(B)に示すように、青色の
背景に白文字を追記するようにしてもよい。
示例1にとらわれず他の色であってもよく、特定の一つ
又は複数の表示層を用いて背景色を表示し、残りの表示
層又は複数の層を用いて追記する像を表示するようにし
てもよい。例えば、図11(B)に示すように、青色の
背景に白文字を追記するようにしてもよい。
【0085】図11は、液晶表示素子の断面を模式的に
表しており、背景部と文字表示部における各表示層の表
示状態の様子を示している。図11(A)は表示例1に
相当し、上段がリセット時の様子を、中段が一部領域に
白文字を表示させたときの様子を、そして下段が白文字
を追記したときの様子を示している。各表示層におい
て、斜線部が選択反射状態を、白部が光透過状態を示
す。
表しており、背景部と文字表示部における各表示層の表
示状態の様子を示している。図11(A)は表示例1に
相当し、上段がリセット時の様子を、中段が一部領域に
白文字を表示させたときの様子を、そして下段が白文字
を追記したときの様子を示している。各表示層におい
て、斜線部が選択反射状態を、白部が光透過状態を示
す。
【0086】表示例1において、背景と文字の色は黒と
白とに限るものではない。例えば、図11(B)に示す
ように、青色層を常に選択反射状態とし、緑色層及び赤
色層で文字表示を行うことにより青色背景に白文字表示
を行うことができる。複数の表示層で背景を表示しても
よい。
白とに限るものではない。例えば、図11(B)に示す
ように、青色層を常に選択反射状態とし、緑色層及び赤
色層で文字表示を行うことにより青色背景に白文字表示
を行うことができる。複数の表示層で背景を表示しても
よい。
【0087】図12に示す表示例2は、前記駆動方法
1,2のいずれによっても表示可能な文字変換の例であ
り、例えば、かな漢字変換を行って漢字入力を行う場合
などに利用できる。まず、入力領域12をリセットして
背景を黒色(フォーカルコニック状態)とし、表示層1
11B,111G,111Rの所定画素をプレーナ状態
にセットしてかな文字「こまつ」を白色で表示する。
1,2のいずれによっても表示可能な文字変換の例であ
り、例えば、かな漢字変換を行って漢字入力を行う場合
などに利用できる。まず、入力領域12をリセットして
背景を黒色(フォーカルコニック状態)とし、表示層1
11B,111G,111Rの所定画素をプレーナ状態
にセットしてかな文字「こまつ」を白色で表示する。
【0088】次に、漢字「小松」に変換する場合、領域
12を再度リセットして背景を黒色(フォーカルコニッ
ク状態)とし、表示層111B,111G,111Rの
所定画素をプレーナ状態にセットして漢字「小松」を白
色で表示する。
12を再度リセットして背景を黒色(フォーカルコニッ
ク状態)とし、表示層111B,111G,111Rの
所定画素をプレーナ状態にセットして漢字「小松」を白
色で表示する。
【0089】図13(A)には、表示例2に対応する各
表示層の表示状態を示した。図13(A)中、上段がリ
セット時、下段が文字表示時を示しており、かな入力及
びかな漢字変換の際にこれらの状態が順次繰り返され
る。
表示層の表示状態を示した。図13(A)中、上段がリ
セット時、下段が文字表示時を示しており、かな入力及
びかな漢字変換の際にこれらの状態が順次繰り返され
る。
【0090】この表示例2によれば、文字変換ごとに入
力領域12をリセットするのであるが、背景は黒色に維
持されたままであり、既表示情報のみが小さな面積で暗
転するだけである。
力領域12をリセットするのであるが、背景は黒色に維
持されたままであり、既表示情報のみが小さな面積で暗
転するだけである。
【0091】表示例2においても、背景と文字の色は黒
と白とに限るものではなく、例えば、図13(B)に示
すように、青色層を常に選択反射状態とし、緑色層及び
赤色層で文字表示を行うことにより青色背景に白文字表
示を行うことができる。
と白とに限るものではなく、例えば、図13(B)に示
すように、青色層を常に選択反射状態とし、緑色層及び
赤色層で文字表示を行うことにより青色背景に白文字表
示を行うことができる。
【0092】図14に示す表示例3は、前記駆動方法
1,2のいずれによっても表示可能な文字あるいは数字
を書き換える例であり、例えば、文字入力するにあたっ
て入力文字候補を選ぶ際に利用できる。まず、入力領域
12をリセットして背景を黒色(フォーカルコニック状
態)とし、表示層111B,111G,111Rの所定
画素をプレーナ状態にセットして三角形のプロンプト及
び文字「か」を白色で表示する。
1,2のいずれによっても表示可能な文字あるいは数字
を書き換える例であり、例えば、文字入力するにあたっ
て入力文字候補を選ぶ際に利用できる。まず、入力領域
12をリセットして背景を黒色(フォーカルコニック状
態)とし、表示層111B,111G,111Rの所定
画素をプレーナ状態にセットして三角形のプロンプト及
び文字「か」を白色で表示する。
【0093】次に、文字「か」を文字「き」に書き換え
る場合、領域12を再度リセットして背景を黒色(フォ
ーカルコニック状態)とし、表示層111B,111
G,111Rの所定画素をプレーナ状態にセットしてプ
ロンプト及び文字「き」を白色で表示する。
る場合、領域12を再度リセットして背景を黒色(フォ
ーカルコニック状態)とし、表示層111B,111
G,111Rの所定画素をプレーナ状態にセットしてプ
ロンプト及び文字「き」を白色で表示する。
【0094】この表示例3によれば、文字変換ごとに入
力領域12をリセットするのであるが、背景は黒色に維
持されたままであり、既表示情報のみが小さな面積で暗
転するだけである。
力領域12をリセットするのであるが、背景は黒色に維
持されたままであり、既表示情報のみが小さな面積で暗
転するだけである。
【0095】図15に示す表示例4は、前記駆動方法
1,2のいずれによっても表示可能な文字あるいは数字
を書き換える例であって、固定情報と可変情報とで表示
層111R,111G,111Bを使い分ける。
1,2のいずれによっても表示可能な文字あるいは数字
を書き換える例であって、固定情報と可変情報とで表示
層111R,111G,111Bを使い分ける。
【0096】まず、入力領域12をリセットして背景を
黒色(フォーカルコニック状態)とし、固定情報である
三角形のプロンプトを赤色の表示層111Rの所定画素
をプレーナ状態にセットして赤色で表示する。同時に、
可変情報である文字「か」を青色及び緑色の表示層11
1B,111Gの所定画素をプレーナ状態にセットして
青緑色で表示する。
黒色(フォーカルコニック状態)とし、固定情報である
三角形のプロンプトを赤色の表示層111Rの所定画素
をプレーナ状態にセットして赤色で表示する。同時に、
可変情報である文字「か」を青色及び緑色の表示層11
1B,111Gの所定画素をプレーナ状態にセットして
青緑色で表示する。
【0097】次に、文字「か」を文字「き」に書き換え
る場合、赤色の表示層111Rは駆動せずに、青色及び
緑色の表示層111B,111Gのみを駆動して背景及
び文字「き」を表示する。
る場合、赤色の表示層111Rは駆動せずに、青色及び
緑色の表示層111B,111Gのみを駆動して背景及
び文字「き」を表示する。
【0098】図16には、表示例4に対応する各表示層
の表示状態を示した。図16中、上段がリセット時を、
中段がプロンプト表示時を、下段が文字表示時をそれぞ
れ示している。入力すべき文字候補を「か」、「き」、
「く」....と選ぶたびに、中段と下段の状態が繰り返さ
れる。
の表示状態を示した。図16中、上段がリセット時を、
中段がプロンプト表示時を、下段が文字表示時をそれぞ
れ示している。入力すべき文字候補を「か」、「き」、
「く」....と選ぶたびに、中段と下段の状態が繰り返さ
れる。
【0099】この表示例4によれば、書換え時にあって
も、背景は黒色に維持されたままであり、固定情報も赤
色に表示されて点滅することはなく、可変情報のみが小
さな面積で暗転するだけである。なお、表示例4におい
て、固定情報及び可変情報の表示に用いる表示層は任意
である。
も、背景は黒色に維持されたままであり、固定情報も赤
色に表示されて点滅することはなく、可変情報のみが小
さな面積で暗転するだけである。なお、表示例4におい
て、固定情報及び可変情報の表示に用いる表示層は任意
である。
【0100】図17に示す表示例5は、電子書籍プレー
ヤ20の画面21に対して前記駆動方法2によって傍線
を追記する例である。画面21は、フォーカルコニック
状態にリセットして黒色の背景とされ、表示層111
B,111G,111Rの所定画素をプレーナ状態にセ
ットして「ここは注文の多いレストランです。」と白色
で表示されているとする。
ヤ20の画面21に対して前記駆動方法2によって傍線
を追記する例である。画面21は、フォーカルコニック
状態にリセットして黒色の背景とされ、表示層111
B,111G,111Rの所定画素をプレーナ状態にセ
ットして「ここは注文の多いレストランです。」と白色
で表示されているとする。
【0101】ここで、タッチペン22を用いて「レスト
ラン」の横に傍線を追記する場合、追記部分に相当する
赤色の表示層111Rのみを新たにプレーナ状態にセッ
トして「傍線」を赤色で表示する。なお、傍線は赤色以
外の他の表示層をプレーナ状態にセットして表示しても
よく、あるいは3層をプレーナ状態にセットして白色で
表示してもよい。さらに、傍線以外に任意のマークや簡
単なメモを追記するようにしてもよい。さらにまた、表
示例1で説明したように文字や背景を他の色で表示して
もよい。
ラン」の横に傍線を追記する場合、追記部分に相当する
赤色の表示層111Rのみを新たにプレーナ状態にセッ
トして「傍線」を赤色で表示する。なお、傍線は赤色以
外の他の表示層をプレーナ状態にセットして表示しても
よく、あるいは3層をプレーナ状態にセットして白色で
表示してもよい。さらに、傍線以外に任意のマークや簡
単なメモを追記するようにしてもよい。さらにまた、表
示例1で説明したように文字や背景を他の色で表示して
もよい。
【0102】この表示例5によれば、傍線や文字等を追
記する場合、背景は黒色に維持されたままであり、既表
示情報も暗転することがなく、観察者にとっては見やす
くなる。
記する場合、背景は黒色に維持されたままであり、既表
示情報も暗転することがなく、観察者にとっては見やす
くなる。
【0103】図18(A)には、表示例5に対応する各
表示層の表示状態を示した。上段がリセット時、中段が
文字表示時、下段が傍線表示時をそれぞれ示している。
また、図18(B)は表示例5の変形例における各表示
層の表示状態を示す。この変形例では、文字を赤で表示
し、傍線を青緑(シアン)で表示する。この場合、追記
部分と既表示部分とが異なる表示層で表示されているの
で、例えば、追記部分である傍線を消去する際に既表示
部分の表示に変化が起こらず見やすい表示になる。ま
た、駆動方法1による表示も可能となる。
表示層の表示状態を示した。上段がリセット時、中段が
文字表示時、下段が傍線表示時をそれぞれ示している。
また、図18(B)は表示例5の変形例における各表示
層の表示状態を示す。この変形例では、文字を赤で表示
し、傍線を青緑(シアン)で表示する。この場合、追記
部分と既表示部分とが異なる表示層で表示されているの
で、例えば、追記部分である傍線を消去する際に既表示
部分の表示に変化が起こらず見やすい表示になる。ま
た、駆動方法1による表示も可能となる。
【0104】(他の実施形態)なお、本発明に係る情報
表示装置、表示方法及び筆記方法は前記実施形態に限定
するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更する
ことができる。
表示装置、表示方法及び筆記方法は前記実施形態に限定
するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更する
ことができる。
【0105】特に、液晶表示素子の構成、材料、製造方
法や、駆動回路の構成等は任意である。また、表示装置
の外形的形態、操作パネル等の構成も任意である。
法や、駆動回路の構成等は任意である。また、表示装置
の外形的形態、操作パネル等の構成も任意である。
【0106】また、情報表示装置は、前述した駆動方法
1,2のような一つの駆動方法のみを搭載したものであ
ってもよいし、複数の駆動方法を切り換えて使用できる
ようにしてもよい。特に、入力操作の種類や表示内容に
合わせて適宜複数の駆動方法を切り換えて使用すれば、
よりきめ細かな表示制御が可能となる。
1,2のような一つの駆動方法のみを搭載したものであ
ってもよいし、複数の駆動方法を切り換えて使用できる
ようにしてもよい。特に、入力操作の種類や表示内容に
合わせて適宜複数の駆動方法を切り換えて使用すれば、
よりきめ細かな表示制御が可能となる。
【0107】さらに、背景色、文字色、傍線の色などに
関しては、操作者がこれらを任意に選択できるようにし
たり、表示データから背景色を判別して自動的に表示デ
ータごとに背景色などを決定するようにしてもよい。後
者の場合、予め背景色等についてのデータを含ませてお
く方法や、表示データを分析して最も多く使用されてい
る色を背景として決定する方法などがある。
関しては、操作者がこれらを任意に選択できるようにし
たり、表示データから背景色を判別して自動的に表示デ
ータごとに背景色などを決定するようにしてもよい。後
者の場合、予め背景色等についてのデータを含ませてお
く方法や、表示データを分析して最も多く使用されてい
る色を背景として決定する方法などがある。
【図1】本発明に係る情報表示装置に使用される液晶表
示素子の一例を示す断面図。
示素子の一例を示す断面図。
【図2】前記液晶表示素子の駆動回路を示すブロック
図。
図。
【図3】前記液晶表示素子の駆動方法1の原理を示す説
明図。
明図。
【図4】前記駆動方法1における基本的な駆動波形を示
すチャート図。
すチャート図。
【図5】駆動例1における駆動波形を示すチャート図。
【図6】駆動例2における駆動波形を示すチャート図。
【図7】前記液晶表示素子の駆動方法2における基本的
な駆動波形を示すチャート図。
な駆動波形を示すチャート図。
【図8】駆動方法2における駆動波形を示すチャート
図。
図。
【図9】本発明に係る情報表示装置の一例である携帯電
話を示す正面図。
話を示す正面図。
【図10】前記携帯電話における表示例1を示す説明
図。
図。
【図11】表示例1における各表示層の表示状態を示す
説明図。
説明図。
【図12】前記携帯電話における表示例2を示す説明
図。
図。
【図13】表示例2における各表示層の表示状態を示す
説明図。
説明図。
【図14】前記携帯電話における表示例3を示す説明
図。
図。
【図15】前記携帯電話における表示例4を示す説明
図。
図。
【図16】表示例4における各表示層の表示状態を示す
説明図。
説明図。
【図17】本発明に係る情報表示装置の他の例である電
子書籍プレーヤとその表示例5示す正面図。
子書籍プレーヤとその表示例5示す正面図。
【図18】表示例5における各表示層の表示状態を示す
説明図。
説明図。
【図19】従来の液晶表示素子への表示例を示す説明
図。
図。
10,20…情報表示装置 11,21…表示画面 12…入力領域 100…液晶表示素子 111R,111G,111B…表示層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 9/46 G09G 3/20 611Z 5C060 G09G 3/20 611 621Z 5C080 621 3/36 5C094 3/36 H04N 5/66 102B H04N 5/66 102 G02F 1/137 505 Fターム(参考) 2H088 GA03 GA17 MA20 2H089 HA32 2H093 NA61 NC14 NC90 ND01 ND42 5C006 AA22 AC24 BA11 BB08 BB12 BB28 5C058 AA07 AB03 AB04 BA01 BA14 BA18 5C060 AA01 BA03 BA04 BA09 BB13 BC01 BD02 BE05 BE10 DA10 DB03 HB01 5C080 AA10 BB05 CC03 DD01 EE01 EE30 FF10 JJ01 JJ02 JJ04 JJ05 JJ06 KK07 5C094 AA01 BA03 BA44 CA19 CA24 GA10
Claims (15)
- 【請求項1】 前の状態をリセットしてから情報を表示
するようにした情報表示装置において、 予め少なくとも一部の表示領域を、前記リセット時に観
察される色にセットしておく表示モードを備えたこと、 を特徴とする情報表示装置。 - 【請求項2】 前の状態をリセットしてから情報を表示
するようにした情報表示装置において、 リセット時に観察される色と、表示時に表示領域に占め
る合計面積が最も大きい色とを互いに関連付けて表示を
行う表示モードを備えたこと、 を特徴とする情報表示装置。 - 【請求項3】 コレステリック相を示す液晶を含む表示
部を有することを特徴とする請求項1又は請求項2記載
の情報表示装置。 - 【請求項4】 前記表示部は電圧無印加状態で表示を維
持し得るものであることを特徴とする請求項3記載の情
報表示装置。 - 【請求項5】 コレステリック相を示す液晶を含む少な
くとも二つの表示層を積層した情報表示装置において、 少なくとも一部の表示領域について、第1の表示層を選
択反射状態にセットして背景を表示し、第2の表示層を
選択反射状態にセットして情報を表示する表示モードを
有すること、 を特徴とする情報表示装置。 - 【請求項6】 R,G,Bの光をそれぞれ選択反射する
三つの表示層が積層されており、少なくとも一部の表示
領域について、少なくとも一つの表示層を選択反射状態
にセットして背景を表示し、他の少なくとも一つの表示
層を選択反射状態にセットして情報を表示する表示モー
ドを有することを特徴とする請求項2記載の情報表示装
置。 - 【請求項7】 コレステリック相を示す液晶を含む少な
くとも二つの表示層を積層した情報表示装置において、 第1及び第2の表示層を光透過状態にして背景を表示
し、第1の表示層を選択反射状態にセットして固定情報
を表示し、第2の表示層を選択反射状態にセットして可
変情報を表示する表示モードを有すること、を特徴とす
る情報表示装置。 - 【請求項8】 R,G,Bの光をそれぞれ選択反射する
三つの表示層が積層されており、三つの表示層を光透過
状態にして背景を表示し、少なくとも一つの表示層を選
択反射状態にセットして固定情報を表示し、他の少なく
とも一つの表示層を選択反射状態にセットして可変情報
を表示する表示モードを有することを特徴とする請求項
7記載の情報表示装置。 - 【請求項9】 固定情報と可変情報とが異なる部位に表
示されることを特徴とする請求項7又は請求項8記載の
情報表示装置。 - 【請求項10】 コレステリック相を示す液晶を用いた
情報表示装置において、 テキストデータに基づいて表示を行う際に、前記液晶を
光透過状態にして背景を表示し、前記液晶を選択反射状
態にセットしてテキストデータに基づく表示を行うこ
と、 を特徴とする情報表示装置。 - 【請求項11】 コレステリック相を示す液晶を用いた
表示部と情報入力手段とを備えた情報表示装置におい
て、 情報入力に合わせて表示を行う際に、予め前記液晶を光
透過状態にして背景を表示し、次いで前記液晶を選択反
射状態にセットして入力された情報を表示すること、 を特徴とする情報表示装置。 - 【請求項12】 第1の表示から第1の表示をリセット
して第2の表示に更新する際に、第1及び第2の表示に
おける背景色を前記リセット時に観察される色に関連付
けたこと、 を特徴とする表示方法。 - 【請求項13】 第1及び第2の表示における背景色を
リセット時の観察色と同じにしたことを特徴とする請求
項12記載の表示方法。 - 【請求項14】 積層された複数の表示層を含む表示部
と入力手段とを備えた表示装置を用いた筆記方法であっ
て、 第1の表示層で背景を表示すると共に、第2の表示層で
入力情報に対応する像を表示するようにしたこと、 を特徴とする筆記方法。 - 【請求項15】 複数の表示層には固定情報を表示する
層が含まれることを特徴とする請求項14記載の筆記方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000086729A JP2001275128A (ja) | 2000-03-27 | 2000-03-27 | 情報表示装置、表示方法及び筆記方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000086729A JP2001275128A (ja) | 2000-03-27 | 2000-03-27 | 情報表示装置、表示方法及び筆記方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001275128A true JP2001275128A (ja) | 2001-10-05 |
Family
ID=18602851
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000086729A Pending JP2001275128A (ja) | 2000-03-27 | 2000-03-27 | 情報表示装置、表示方法及び筆記方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001275128A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008041289A1 (en) * | 2006-09-29 | 2008-04-10 | Fujitsu Limited | Display element, electronic paper using the same, electronic terminal device using the same, display system using the same, and display element image processing method |
| JP2011112867A (ja) * | 2009-11-26 | 2011-06-09 | Fujitsu Ltd | 液晶駆動装置 |
| JP5293606B2 (ja) * | 2007-09-20 | 2013-09-18 | 富士通株式会社 | 液晶表示素子及びその駆動方法、及びそれを用いた電子ペーパー |
-
2000
- 2000-03-27 JP JP2000086729A patent/JP2001275128A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008041289A1 (en) * | 2006-09-29 | 2008-04-10 | Fujitsu Limited | Display element, electronic paper using the same, electronic terminal device using the same, display system using the same, and display element image processing method |
| JPWO2008041289A1 (ja) * | 2006-09-29 | 2010-01-28 | 富士通株式会社 | 表示素子、それを備えた電子ペーパー、それを備えた電子端末機器及びそれを備えた表示システム並びに表示素子の画像処理方法 |
| US8144074B2 (en) | 2006-09-29 | 2012-03-27 | Fujitsu Limited | Display element, electronic paper including the same, electronic terminal apparatus including the same, display system including the same, and method of processing image in display element |
| JP5293606B2 (ja) * | 2007-09-20 | 2013-09-18 | 富士通株式会社 | 液晶表示素子及びその駆動方法、及びそれを用いた電子ペーパー |
| JP2011112867A (ja) * | 2009-11-26 | 2011-06-09 | Fujitsu Ltd | 液晶駆動装置 |
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