JP2001271141A - 高Cr継目無鋼管用鋼 - Google Patents
高Cr継目無鋼管用鋼Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 丸ビレット以降の全ての製造過程、すなわち
穿孔プロセス、延伸プロセス、定径プロセスおよびその
後の冷却プロセスにおいて、割れの発生を効果的に解消
することができる、高Cr継目無鋼管用鋼を提供する。 【解決手段】 質量百分率で、C:0.05〜0.20%、Si:
1.00%以下、Mn:1.00%以下、Ni:0.05〜0.50%、Cr:
8.00〜10.00 %、V:0.05〜0.50%、Nb,Ti,Bのうち
から選んだ1種または2種以上:0.01〜0.20%、Mo:0.
50〜3.00%、N:0.02〜0.07%、Cu:1.00%以下および
W:2.00%以下を含有し、かつ下記式(1)で示されるNi
−Bal.値が0.50〜2.50の範囲を満足し、残部は実質的に
Feとなる鋼組成とする。 記 Ni-Bal.=Ni+0.5(Mn+Cu)+30(C+N)−1.1(Cr+
1.5 Si+Mo+W) +8.2--- (1) ここで、Ni, Mn等は各成分の質量百分率の値を示す。
穿孔プロセス、延伸プロセス、定径プロセスおよびその
後の冷却プロセスにおいて、割れの発生を効果的に解消
することができる、高Cr継目無鋼管用鋼を提供する。 【解決手段】 質量百分率で、C:0.05〜0.20%、Si:
1.00%以下、Mn:1.00%以下、Ni:0.05〜0.50%、Cr:
8.00〜10.00 %、V:0.05〜0.50%、Nb,Ti,Bのうち
から選んだ1種または2種以上:0.01〜0.20%、Mo:0.
50〜3.00%、N:0.02〜0.07%、Cu:1.00%以下および
W:2.00%以下を含有し、かつ下記式(1)で示されるNi
−Bal.値が0.50〜2.50の範囲を満足し、残部は実質的に
Feとなる鋼組成とする。 記 Ni-Bal.=Ni+0.5(Mn+Cu)+30(C+N)−1.1(Cr+
1.5 Si+Mo+W) +8.2--- (1) ここで、Ni, Mn等は各成分の質量百分率の値を示す。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高Cr継目無鋼管用
鋼に関し、特に継目無鋼管製造時における割れの発生を
効果的に防止しようとするものである。
鋼に関し、特に継目無鋼管製造時における割れの発生を
効果的に防止しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】高Crフェライト鋼については、例えば特
開平8−229606号公報や特開平8−232018号公報、特開
昭60−155619号公報および特開平11−92827 号公報等に
おいて、成分系の改良や加工方法に関する技術が種々提
案されている。特に特開平8−232018号公報には、継目
無鋼管圧延時におけるデルタフェライトに起因した割れ
を防止する方法が開示されている。
開平8−229606号公報や特開平8−232018号公報、特開
昭60−155619号公報および特開平11−92827 号公報等に
おいて、成分系の改良や加工方法に関する技術が種々提
案されている。特に特開平8−232018号公報には、継目
無鋼管圧延時におけるデルタフェライトに起因した割れ
を防止する方法が開示されている。
【0003】継目無鋼管は、一般的には継目無鋼管用の
丸ビレットを製造し、穿孔、延伸および再加熱後の定径
の各工程を経て製造される。上記の技術は、これら製造
工程の穿孔および延伸における鋼管の割れを防止するも
のである。
丸ビレットを製造し、穿孔、延伸および再加熱後の定径
の各工程を経て製造される。上記の技術は、これら製造
工程の穿孔および延伸における鋼管の割れを防止するも
のである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した特開平8−23
2018号公報に開示の技術では、高Cr継目無鋼管用鋼の継
目無圧延において良好な製管性を得るために、加工度ε
を指標として用い、この加工度εを 0.5以下に抑えると
いう技術であるが、この技術の性格上、加工度εによっ
て加工限界値が決まってしまうという問題があった。
2018号公報に開示の技術では、高Cr継目無鋼管用鋼の継
目無圧延において良好な製管性を得るために、加工度ε
を指標として用い、この加工度εを 0.5以下に抑えると
いう技術であるが、この技術の性格上、加工度εによっ
て加工限界値が決まってしまうという問題があった。
【0005】また鋼管製造時における割れは、穿孔、延
伸および定径後の冷却のいずれの過程でも発生するもの
であるが、上記の技術は穿孔および延伸における割れの
みが対象であり、定径後の冷却中の割れについては何ら
考慮が払われていなかった。
伸および定径後の冷却のいずれの過程でも発生するもの
であるが、上記の技術は穿孔および延伸における割れの
みが対象であり、定径後の冷却中の割れについては何ら
考慮が払われていなかった。
【0006】本発明は、上記の問題を有利に解決するも
ので、加工度ε等による加工限界値の制限がなく、また
製造過程のいずれの段階、すなわち穿孔および延伸につ
いては言うまでもなく、定径後の冷却における割れにつ
いても効果的に解消することができる、高Cr継目無鋼管
用鋼を提案することを目的とする。
ので、加工度ε等による加工限界値の制限がなく、また
製造過程のいずれの段階、すなわち穿孔および延伸につ
いては言うまでもなく、定径後の冷却における割れにつ
いても効果的に解消することができる、高Cr継目無鋼管
用鋼を提案することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、高Crフェライト合金について、継目無
鋼管圧延に適した成分系とすることにより、良好な製造
性を実現したものである。すなわち、発明者らは、割れ
や疵の発生を制御する因子としてNi−Bal.値に着目し、
このNi−Bal.値の制御によって製管時における割れや疵
の発生を防止すべく、鋭意研究を重ねた結果、このNi−
Bal.値を0.50〜2.50の範囲に制御することによって、所
期した目的が有利に達成されるという知見を得た。本発
明は、上記の知見に立脚するものである。
解決するために、高Crフェライト合金について、継目無
鋼管圧延に適した成分系とすることにより、良好な製造
性を実現したものである。すなわち、発明者らは、割れ
や疵の発生を制御する因子としてNi−Bal.値に着目し、
このNi−Bal.値の制御によって製管時における割れや疵
の発生を防止すべく、鋭意研究を重ねた結果、このNi−
Bal.値を0.50〜2.50の範囲に制御することによって、所
期した目的が有利に達成されるという知見を得た。本発
明は、上記の知見に立脚するものである。
【0008】この発明は、質量百分率で、C:0.05〜0.
20%、Si:1.00%以下、Mn:1.00%以下、Ni:0.05〜0.
50%、Cr:8.00〜10.00 %、V:0.05〜0.50%、Nb,Ti
およびBのうちから選んだ1種または2種以上:0.01〜
0.20%、Mo:0.50〜3.00%、N:0.02〜0.07%、Cu:1.
00%以下およびW:2.00%以下を含有し、かつ下記式
(1) で示されるNi−Bal.値が0.50〜2.50の範囲を満足
し、残部は実質的にFeの組成になることを特徴とする高
Cr継目無鋼管用鋼である。 記 Ni-Bal.=Ni+0.5(Mn+Cu)+30(C+N)−1.1(Cr+1.5 Si+Mo+W) +8.2 --- (1) ここで、Ni, Mn等は各成分の質量百分率の値を示す。
20%、Si:1.00%以下、Mn:1.00%以下、Ni:0.05〜0.
50%、Cr:8.00〜10.00 %、V:0.05〜0.50%、Nb,Ti
およびBのうちから選んだ1種または2種以上:0.01〜
0.20%、Mo:0.50〜3.00%、N:0.02〜0.07%、Cu:1.
00%以下およびW:2.00%以下を含有し、かつ下記式
(1) で示されるNi−Bal.値が0.50〜2.50の範囲を満足
し、残部は実質的にFeの組成になることを特徴とする高
Cr継目無鋼管用鋼である。 記 Ni-Bal.=Ni+0.5(Mn+Cu)+30(C+N)−1.1(Cr+1.5 Si+Mo+W) +8.2 --- (1) ここで、Ni, Mn等は各成分の質量百分率の値を示す。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体的に説明す
る。まず、本発明において、鋼の成分組成を上記の範囲
に限定した理由について説明する。 C:0.05〜0.20mass% Cは、マルテンサイト化を図るためのオーステナイト安
定化元素で、炭化物を析出させる点でも有用である。ま
た、Ni−Bal.値への影響度も大きく、Ni−Bal.値を安定
化させる元素としても重要であり、これらの観点からC
量は0.05〜0.20mass%の範囲に限定した。
る。まず、本発明において、鋼の成分組成を上記の範囲
に限定した理由について説明する。 C:0.05〜0.20mass% Cは、マルテンサイト化を図るためのオーステナイト安
定化元素で、炭化物を析出させる点でも有用である。ま
た、Ni−Bal.値への影響度も大きく、Ni−Bal.値を安定
化させる元素としても重要であり、これらの観点からC
量は0.05〜0.20mass%の範囲に限定した。
【0010】Si:1.00mass%以下 Siは、脱酸剤として有用であるが、多量に含有すると靱
性低下の原因となり、またNi−Bal.値を安定化させるた
めにも、1.00mass%以下で含有させるものとした。
性低下の原因となり、またNi−Bal.値を安定化させるた
めにも、1.00mass%以下で含有させるものとした。
【0011】Mn:1.00mass%以下 Mnも、Siと同様、脱酸剤として有用であるが、多量に含
有すると高温強度および靱性の低下を招き、またNi−Ba
l.値を安定化させるためにも、1.00mass%以下で含有さ
せるものとした。
有すると高温強度および靱性の低下を招き、またNi−Ba
l.値を安定化させるためにも、1.00mass%以下で含有さ
せるものとした。
【0012】Ni:0.05〜0.50mass% Niは、オーステナイト生成元素であり、Ni−Bal.値の低
下防止効果を有するため、少なくとも0.05mass%を含有
させる必要があるが、Ni−Bal.値安定化の目的で上限を
0.50mass%とした。
下防止効果を有するため、少なくとも0.05mass%を含有
させる必要があるが、Ni−Bal.値安定化の目的で上限を
0.50mass%とした。
【0013】Cr:8.00〜10.00mass % Crは、高温の耐酸化性を確保する上で不可欠な元素であ
り、また炭化物を析出させて高温強度を高める効果も有
する。しかも、Ni−Bal.値への影響も大きく、含有量と
しては 9.0mass%前後が適当である。この観点からCr量
は8.00〜10.00mass%の範囲に限定した。
り、また炭化物を析出させて高温強度を高める効果も有
する。しかも、Ni−Bal.値への影響も大きく、含有量と
しては 9.0mass%前後が適当である。この観点からCr量
は8.00〜10.00mass%の範囲に限定した。
【0014】V:0.05〜0.50mass% Vは、高温強度を高める元素として有用であるが、含有
量が0.05mass%未満ではその効果に乏しく、一方0.50ma
ss%を超えると(Cr+Mo)の炭化物生成量を減少させ、
かえって高温強度の低下を招くので、V量は0.05〜0.50
mass%の範囲に限定した。
量が0.05mass%未満ではその効果に乏しく、一方0.50ma
ss%を超えると(Cr+Mo)の炭化物生成量を減少させ、
かえって高温強度の低下を招くので、V量は0.05〜0.50
mass%の範囲に限定した。
【0015】Nb, TiおよびBのうちから選んだ1種また
は2種以上:0.01〜0.20mass% Nb, TiおよびBはいずれも、高温強度を高めると共に、
組織の微細化に効果があるので、0.01mass%以上で含有
させる必要がある。しかしながら、0.20mass%を超えて
添加しても、マトリックス中に十分に固溶せずその効果
は飽和するので、上限を0.20mass%とした。
は2種以上:0.01〜0.20mass% Nb, TiおよびBはいずれも、高温強度を高めると共に、
組織の微細化に効果があるので、0.01mass%以上で含有
させる必要がある。しかしながら、0.20mass%を超えて
添加しても、マトリックス中に十分に固溶せずその効果
は飽和するので、上限を0.20mass%とした。
【0016】Mo:0.50〜3.00mass% Moは、固溶強化に有用なだけでなく、炭化物を安定化し
て高温強度を向上させる有用元素である。しかしなが
ら、含有量が0.50mass%未満では高温強度の向上効果に
乏しく、一方、3.00mass%を超えると圧延時に割れが発
生するので、0.50〜3.00mass%の範囲に限定した。
て高温強度を向上させる有用元素である。しかしなが
ら、含有量が0.50mass%未満では高温強度の向上効果に
乏しく、一方、3.00mass%を超えると圧延時に割れが発
生するので、0.50〜3.00mass%の範囲に限定した。
【0017】N:0.02〜0.07mass% Nは、窒化物を析出させ、高温強度の向上に有効に寄与
する。この効果は、含有量が0.02mass%以上で発揮され
るが、Ni−Bal.値への影響も大きいので、この観点から
0.02〜0.07mass%の範囲に限定した。
する。この効果は、含有量が0.02mass%以上で発揮され
るが、Ni−Bal.値への影響も大きいので、この観点から
0.02〜0.07mass%の範囲に限定した。
【0018】Cu:1.00mass%以下 Cuは、耐腐食性および高温強度の向上に有用な元素であ
るが、1.00mass%を超えて添加すると継目鋼管圧延−冷
却時に外面割れの発生が懸念されるので、1.00mass%以
下の範囲に限定した。
るが、1.00mass%を超えて添加すると継目鋼管圧延−冷
却時に外面割れの発生が懸念されるので、1.00mass%以
下の範囲に限定した。
【0019】W:2.00mass%以下 Wは、高温強度の向上に有効に寄与するが、2.00mass%
を超えて添加すると、継目鋼管圧延−冷却時に外面割れ
の発生が懸念されるので、2.00mass%以下の範囲に限定
した。
を超えて添加すると、継目鋼管圧延−冷却時に外面割れ
の発生が懸念されるので、2.00mass%以下の範囲に限定
した。
【0020】以上、本発明鋼の成分組成範囲について説
明したが、本発明では、各成分を上記の範囲に限定する
だけでは不十分で、次式(1) で示されるNi−Bal.値を Ni-Bal.=Ni+0.5(Mn+Cu)+30(C+N)−1.1(Cr+1.5 Si+Mo+W) +8.2 --- (1) 0.50〜2.50の範囲に規制することが重要である。
明したが、本発明では、各成分を上記の範囲に限定する
だけでは不十分で、次式(1) で示されるNi−Bal.値を Ni-Bal.=Ni+0.5(Mn+Cu)+30(C+N)−1.1(Cr+1.5 Si+Mo+W) +8.2 --- (1) 0.50〜2.50の範囲に規制することが重要である。
【0021】図1に、成分調整によりNi−Bal.値を種々
に変更した溶鋼から、丸ビレットを製造し、ついで常法
に従い、穿孔プロセス、延伸プロセスおよび定径プロセ
スを通して製管した場合の割れの発生状況について調べ
た結果を、Ni−Bal.値との関係で整理して示す。図中、
白抜きで示したものは、割れの発生が観察されなかった
もである。同図に示したとおり、Ni−Bal.=0.44の時、
穿孔プロセス後に管端割れ(先端割れ)が観察された。
また、Ni−Bal.=2.57の時、定径プロセス後の冷却プロ
セスにおいて鋼管外面割れが観察された。そこで、本発
明では、上掲式で示されるNi−Bal.値を0.50〜2.50の範
囲に限定したのである。
に変更した溶鋼から、丸ビレットを製造し、ついで常法
に従い、穿孔プロセス、延伸プロセスおよび定径プロセ
スを通して製管した場合の割れの発生状況について調べ
た結果を、Ni−Bal.値との関係で整理して示す。図中、
白抜きで示したものは、割れの発生が観察されなかった
もである。同図に示したとおり、Ni−Bal.=0.44の時、
穿孔プロセス後に管端割れ(先端割れ)が観察された。
また、Ni−Bal.=2.57の時、定径プロセス後の冷却プロ
セスにおいて鋼管外面割れが観察された。そこで、本発
明では、上掲式で示されるNi−Bal.値を0.50〜2.50の範
囲に限定したのである。
【0022】なお、先端割れとは、図2に示すような、
穿孔プロセス時に発生する管端割れのことである。ま
た、外面割れとは、図3に示すような、穿孔−圧延−定
径後に鋼管外面に発生する割れのことである。
穿孔プロセス時に発生する管端割れのことである。ま
た、外面割れとは、図3に示すような、穿孔−圧延−定
径後に鋼管外面に発生する割れのことである。
【0023】
【実施例】表1に示す種々の成分組成になる継目無鋼管
用の丸ビレットについて、次の条件で穿孔、延伸、定径
および冷却を実施して、高Cr継目無鋼管を製造した。上
記の各製造プロセスを経た後における割れの発生状況に
ついて調べた結果を、表1に併記する。 ・穿孔条件 230mmφのビレットを、1280℃まで加熱し、マンネスマ
ン・プラグミル法(ピアサー→エロンケータ→プラグミ
ル→リーラーミル→歳過熱→サイザーミル)にて、外
径:273.0 mm、肉厚:12.7mmの継目無鋼管に圧延した。
用の丸ビレットについて、次の条件で穿孔、延伸、定径
および冷却を実施して、高Cr継目無鋼管を製造した。上
記の各製造プロセスを経た後における割れの発生状況に
ついて調べた結果を、表1に併記する。 ・穿孔条件 230mmφのビレットを、1280℃まで加熱し、マンネスマ
ン・プラグミル法(ピアサー→エロンケータ→プラグミ
ル→リーラーミル→歳過熱→サイザーミル)にて、外
径:273.0 mm、肉厚:12.7mmの継目無鋼管に圧延した。
【0024】
【表1】
【0025】表1に示したとおり、鋼の成分組成が本発
明の適正範囲を満足するもの(No.2〜10)はいずれも、
鋼管割れが発生することがなく、良好な品質の鋼管を得
ることができた。
明の適正範囲を満足するもの(No.2〜10)はいずれも、
鋼管割れが発生することがなく、良好な品質の鋼管を得
ることができた。
【0026】
【発明の効果】かくして、本発明によれば、丸ビレット
以降の鋼管製造プロセスにおいて、鋼管割れを発生させ
ることなく、健全な品質の高Cr継目無鋼管を安定して製
造することができる。
以降の鋼管製造プロセスにおいて、鋼管割れを発生させ
ることなく、健全な品質の高Cr継目無鋼管を安定して製
造することができる。
【図1】 Ni−Bal.値と製管工程における割れの発生状
況との関係を示した図である。
況との関係を示した図である。
【図2】 穿孔プロセス時に発生する先端割れ(管端割
れ)を示した図である。
れ)を示した図である。
【図3】 定径後の冷却において発生する鋼管外面割れ
を示した図である。
を示した図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森岡 信彦 愛知県半田市川崎町1丁目1番地 川崎製 鉄株式会社知多製造所内
Claims (1)
- 【請求項1】 質量百分率で、 C:0.05〜0.20%、 Si:1.00%以下、 Mn:1.00%以下、 Ni:0.05〜0.50%、 Cr:8.00〜10.00 %、 V:0.05〜0.50%、 Nb,Ti,Bのうちから選んだ1種または2種以上:0.01
〜0.20%、 Mo:0.50〜3.00%、 N:0.02〜0.07%、 Cu:1.00%以下および W:2.00%以下 を含有し、かつ下記式(1) で示されるNi−Bal.値が0.50
〜2.50の範囲を満足し、残部は実質的にFeの組成になる
ことを特徴とする高Cr継目無鋼管用鋼。 記 Ni-Bal.=Ni+0.5(Mn+Cu)+30(C+N)−1.1(Cr+1.5 Si+Mo+W) +8.2 --- (1) ここで、Ni, Mn等は各成分の質量百分率の値を示す。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000084623A JP2001271141A (ja) | 2000-03-24 | 2000-03-24 | 高Cr継目無鋼管用鋼 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000084623A JP2001271141A (ja) | 2000-03-24 | 2000-03-24 | 高Cr継目無鋼管用鋼 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001271141A true JP2001271141A (ja) | 2001-10-02 |
Family
ID=18601079
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000084623A Pending JP2001271141A (ja) | 2000-03-24 | 2000-03-24 | 高Cr継目無鋼管用鋼 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001271141A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009540118A (ja) * | 2006-06-09 | 2009-11-19 | ヴイ・アンド・エム・フランス | 特殊用途のための鋼組成物 |
-
2000
- 2000-03-24 JP JP2000084623A patent/JP2001271141A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009540118A (ja) * | 2006-06-09 | 2009-11-19 | ヴイ・アンド・エム・フランス | 特殊用途のための鋼組成物 |
| US9005520B2 (en) | 2006-06-09 | 2015-04-14 | V & M France | Steel compositions for special uses |
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040127 |
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| A02 | Decision of refusal |
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