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JP2001270713A - アラゴナイト結晶系炭酸カルシウムの製造方法 - Google Patents

アラゴナイト結晶系炭酸カルシウムの製造方法

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JP2001270713A
JP2001270713A JP2000087846A JP2000087846A JP2001270713A JP 2001270713 A JP2001270713 A JP 2001270713A JP 2000087846 A JP2000087846 A JP 2000087846A JP 2000087846 A JP2000087846 A JP 2000087846A JP 2001270713 A JP2001270713 A JP 2001270713A
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mol
lime
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晴男 金野
Ryuji Doi
竜二 土井
Yasutoku Nanri
泰徳 南里
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Jujo Paper Co Ltd
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Jujo Paper Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生石灰又は/及び消石灰を懸濁させる時にア
ルカリ性水溶液を用い、その後に炭酸ガスを導入するこ
とにより各種素材の充填材・顔料として有用なアラゴナ
イト結晶系炭酸カルシウムを得る。 【解決手段】 水酸化カルシウム濃度が生石灰換算で5
〜30重量%になるように、水酸化カルシウム1 molに対
して0.25 mol以下の炭酸イオンを含む水酸化物イオン濃
度で0.01〜2Mのアルカリ水溶液を添加し、攪拌しながら
調製した水酸化カルシウムの水性懸濁液に、炭酸ガスを
0.5〜10L/min/kg CaOの範囲で吹き込み、反応温度20〜8
0℃にて炭酸化を行うことによってアラゴナイト結晶系
炭酸カルシウムを得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は各種素材の充填材・
顔料として有用なアラゴナイト結晶系炭酸カルシウムの
製造方法に関するものであり、さらに詳しくは生石灰又
は/及び消石灰を懸濁させる時にアルカリ性水溶液を用
い、その後に炭酸ガスを導入することにより各種素材の
充填材・顔料として有用なアラゴナイト結晶系炭酸カル
シウムを製造する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】炭酸カルシウムは製紙、ゴム、プラスチ
ック等の広範囲な工業分野で利用されており、特に製紙
分野ではその使用量が急増している。これらの理由は
(1)安価、(2)高白色度、(3)様々な形状を有する、な
どが挙げられる。その結果、炭酸カルシウムの利用価値
は高い。炭酸カルシウムにはカルサイト、アラゴナイ
ト、バテライトの3種類の結晶多形があり、天然にはカ
ルサイトがほとんどであり、貝殻などの一部にアラゴナ
イトが存在しているだけでバテライトは一般には存在し
ていない。これらの結晶多形の内、アラゴナイトは針
状、柱状、イガグリ状などの特徴的な晶癖を有している
ため、非常に有用である。しかしながら天然にはほとん
ど産出しないため人工的に製造する方法が採用されてい
る。
【0003】炭酸カルシウムの製造方法としては(1)炭
酸ガスと水酸化カルシウムの水性懸濁液との反応である
炭酸ガス法、(2)炭酸ナトリウムと塩化カルシウムとの
反応による塩化カルシウムソーダ法、(3)炭酸ナトリウ
ムと石灰乳との反応による石灰ソーダ法等の反応が挙げ
られる。これらの内、アラゴナイト結晶系炭酸カルシウ
ムの製造方法としては(1)の炭酸ガス法を用いてリン酸
化合物などの添加物を用いる方法(特開昭63-256514
号)、水酸化カルシウムの水性懸濁液の粘度を規定する
方法(特開平4-295010号公報)などの特許が開示されて
いる。
【0004】上記炭酸ガス法では炭酸ガスの水への溶解
度が非常に低いため、全般的に反応時間が非常に長くな
ってしまう欠点がある。より生産性を向上させる目的で
炭酸ガスの流量を高くすると、カルサイトの生成が多く
なってしまうため、アラゴナイトを生成させるためには
やはり反応時間を長くさせなければならず、生産性の向
上は困難であると言える。一方、石灰ソーダ法では炭酸
カルシウムの他に生成する水酸化ナトリウムを分離する
装置が必要であるという問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のような状況に鑑
み、炭酸ガス法を用いたアラゴナイト結晶系炭酸カルシ
ウムの製造方法を改良し、炭酸ガスの流量を高めた場合
でも高アラゴナイト含量であるアラゴナイト結晶系炭酸
カルシウムを製造することを本発明の課題とした。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、硫酸塩法
又はソーダ法によるパルプ製造工程の苛性化工程を利用
して、生石灰の濃度が1〜60重量%になるように、生石
灰又は/及び消石灰に生石灰換算で1 molに対して特定濃
度範囲の炭酸イオンを含む特定濃度以下のアルカリ水溶
液を添加し、攪拌させ石灰乳を調製した後、緑液を連続
的に添加し、その添加速度及び反応温度を制御すること
によってアラゴナイト結晶が得られることを見出した。
【0007】そこで本発明者らは、さらに鋭意研究を重
ねた結果、アルカリ存在下で炭酸化を行うとアラゴナイ
ト結晶が析出しやすいことを突き止め、アルカリ水溶液
を用いて石灰乳を調製した後、炭酸ガスの流量と反応温
度を制御することによってアラゴナイト結晶が得られる
ことを見出し、この知見に基づいて本発明をなすに至っ
た。本発明の方法により、高アラゴナイト結晶含有でか
つ形状コントロールした炭酸カルシウムの製造が可能と
なり、粒子の短径が0.1〜1.5μmで、長径が0.2〜25μ
mの、針状、柱状、イガグリ状の炭酸カルシウムが調製
されることが分かった。これらは例えば製紙用填料とし
て用いると、白色度、ワイヤー摩耗性、嵩、不透明度、
こし等の改善の効果が表れる。しかもこの方法は従来の
水を用いた石灰乳と炭酸ガスとの反応による方法に比べ
てアルカリ水溶液を用いると水酸化カルシウムからのカ
ルシウムイオンの溶出速度も低下するが、炭酸ガス流量
が高い場合、炭酸ガスのアルカリ水溶液への吸収速度の
方が大きく向上し、炭酸カルシウムの生成速度も向上す
る。これにより炭酸カルシウム生産量の向上につなげる
ことができる。特に高温側で比べるとその差は大きくな
る。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の石灰乳の調製において使
用する生石灰は、炭酸カルシウムを主成分とする石灰石
を焼成したものであればよい。なお、その際の焼成装置
に関しては、ベッケンバッハ炉、メルツ炉、ロータリー
キルン、国井式炉、KHD(カーハーディー)炉、コマ式
炉、カルマチック炉、流動焼成炉、混合焼き立炉等、炭
酸カルシウムを生石灰(酸化カルシウム)に転化する装
置であれば特に制限されない。
【0009】得られる炭酸カルシウム中の不純物の含量
については、特に着色成分(Fe、Mn等)が問題となる
が、用途に合わせて着色成分含量の少ない原料石灰石か
ら得られる生石灰を適宜選択する。また生石灰中の炭酸
カルシウム含量はできるだけ少ない原料が好ましい。ま
た石灰乳の調製において使用する消石灰は前記生石灰を
湿式及び乾式で消和されたものでよいが、乾式で消和さ
れた消石灰の方が生成するアラゴナイト結晶の含有率及
び形状にとってはより好ましい。
【0010】石灰乳の調製において添加する液としては
生石灰1 molに対して0.25 mol以下、好ましくは0.10mol
以下、より好ましくは0.01mol以下の炭酸イオンを含む
水酸化物イオン濃度で0.01〜2M、好ましくは0.1〜1Mの
アルカリ水溶液を利用する。ここで用いるアルカリ水溶
液の濃度は0.01M以下ではアルカリの添加効果が認めら
れず、2M以上ではコストがかさんでしまう。また、この
アルカリ水溶液はどのようなアルカリでも可能である
が、炭酸ガスとの反応によって炭酸カルシウムより溶解
度が高い炭酸塩を生成しなければならず、また反応性を
向上させるためには溶解度がかなり高い炭酸塩を生成す
るアルカリ水溶液、例えば水酸化ナトリウムや水酸化カ
リウム水溶液などを用いるのが好ましい。また、この
時、生石灰1molに対して炭酸イオンが0.25 molより多く
なると生成する炭酸カルシウムは紡錘状もしくは塊状の
カルサイト結晶になる。さらに高品質のアラゴナイト結
晶の炭酸カルシウムを得ようとするならば炭酸イオンが
ほとんどない0.1〜1Mの水酸化ナトリウム水溶液を用い
た方がより好ましい。
【0011】石灰乳の調製時の石灰濃度は生石灰換算で
5〜30重量%の条件、好ましくは5〜20重量%で行う必要
がある。ここで石灰濃度が30重量%を超えると反応途中
でも粘度が高すぎて現実的に攪拌が困難となる。一方、
石灰濃度が5重量%未満では生産性が悪く、実用的では
ない。
【0012】生石灰の消和および消石灰の溶解での混合
には、一般的な攪拌羽根式等を粘度にあわせて適宜選定
して使用すれば良い。本発明で用いる炭酸ガスは炭酸ガ
スの含有率が10〜100容量%のものを用いることができ
るが、生産性を考慮するとより高含有率のものが好まし
い。炭酸ガスの導入はガスを懸濁液中に吹き込みバブリ
ングさせることによって行い、その流量は炭酸ガスとし
て水酸化カルシウム1kgあたり0.5〜10L/minの範囲で添
加する必要がある。この時10L/minより高い流量で導入
するとカルサイト結晶の混入が激しくなる。また、0.5L
/minより低い流量であると生産性向上に寄与できない。
【0013】反応温度については20〜80℃で行う必要が
あるが20℃より低い温度では冷却などの新たな設備が必
要なためコストが高くなってしまう。また80℃より高く
なるとカルサイトが多く生成してしまう。これらのカル
サイト結晶は例えば製紙填料として用いた場合、不透明
度低下等の原因になってしまう。
【0014】反応時の攪拌には、一般的な攪拌羽根式な
どを使用し、生石灰の消和および消石灰の溶解により調
製された石灰乳と炭酸ガスが均一に混合できるものを適
宜選定して使用すれば良い。
【0015】水酸化カルシウムのほとんどが反応して炭
酸カルシウムになった後に残る石灰乳の調製において添
加したアルカリ水溶液は炭酸ガスを過剰に導入すること
により炭酸水素塩になり反応後のスラリーは中性から弱
アルカリ性になり、例えば製紙用填料としてはそのまま
利用できるが、中性であることが必要な場合はろ過・洗
浄などを行えば良い。ろ過、洗浄には、公知のシックナ
ー(沈降分離型)、真空ろ過器、加圧ろ過器、遠心分離
器などを用いることができる。これらの中で特に真空ろ
過器、加圧ろ過器、遠心分離器を用いてアルカリ水溶液
と分離することが好ましく、その後に必要であれば水で
置換洗浄などをすれば良い。以上のような条件下におい
て、粒子の短径が0.1〜1.5μmで、長径が0.3〜25μm
の、針状、柱状、イガグリ状の炭酸カルシウムが調製さ
れる。
【0016】このとき、アラゴナイト結晶含有率は、7
0%以上、好ましくは、80重量%以上が必要となる。
アラゴナイト結晶含有率が70%未満であるとアラゴナ
イト結晶由来のアスペクト比の大きい針状・柱状粒子の
他にアスペクト比の小さい粒状などの凝集した形状が多
く混入し、各種素材の充填剤としての性能を低下させ
る。特に、プラスチックの充填剤として用いたときにそ
の強度特性を著しく低下させる。また、ここで洗浄して
得られたアラゴナイト結晶系炭酸カルシウムは例えば、
紙の填料として用いる際、粒子径が大きい場合、湿式又
は乾式処理した後に利用するのが好ましい。
【0017】本発明によって得られるアラゴナイト結晶
系炭酸カルシウムは製紙用填料・顔料やゴム、プラスチ
ック等の各種素材の充填材・顔料として利用できる。特
に製紙用填料として利用した時は紙の嵩、不透明度、白
色度、こし等の改善効果があり、粉砕して顔料として使
用した場合、印刷後光沢、表面強度の向上効果がある。
【0018】
【作用】本発明のメカニズムについては充分に解明され
ていないが、アルカリ水溶液中に炭酸ガスを導入すると
炭酸ナトリウムや炭酸カリウムなどの溶解度が高い炭酸
塩の水溶液となり、これらの炭酸塩と水酸化カルシウム
が反応することによって炭酸カルシウムが生成する。こ
の時、反応が起こる環境下でアルカリが存在するとアラ
ゴナイト結晶が優先的に析出しやすいものと思われる。
しかし、この時に過剰の炭酸イオンが溶液内に存在する
とカルサイト結晶が生成しやすい。従って石灰乳の調製
の際に易溶性の炭酸塩を多く含んだアルカリ水溶液を用
いた場合や過剰に炭酸ガスの流量を高めると、アラゴナ
イト結晶の含有率が低下する傾向にある。
【0019】
【実施例】以下に本発明を実施例および比較例をあげて
より詳細に説明するが、当然ながら、本発明は実施例の
みに限定されるものではない。 [試験法] 形態観察:生成物を水洗濾過し、乾燥後走査型電子顕
微鏡(日本電子株製JSM-5300)で形態を観察した。ここで
の観察をもとに30個の粒子の短径、長径を測定した。 結晶構造:Rigaku製 X線回折RAD-2Cにより測定し
た。 アラゴナイト結晶含有率の測定:Ca(NO3)2-(NH4)2CO
系で調製した純度 99.3%のアラゴナイト結晶と99.99%
の超高純度試薬のカルサイト結晶を任意の 割合で混合
し、X線回折で2θ=26.2(アラゴナイト)、2θ=29.4
(カルサ イト)のピーク強度を測定した。強度比と混
合比率の関係の検量線を作成し、 これを用いてアラゴ
ナイト結晶含有率を求めた。 [実施例1]適当な容量の4ツ口フラスコ容器(以下の
実施例・比較例についても同じ容器使用)に、消石灰と1
mol/L-NaOH水溶液を用い、生石灰濃度として10重量%に
なる割合で混合して石灰乳をつくり、炭酸ガス含有率10
0容量%の炭酸ガスを流量2L/min/kg CaOで吹き込み、温
度50℃、攪拌速度400rpm(KYOEI POWER STIRRER TYPEPS
-2N使用、以下の実施例・比較例について同じ攪拌機使
用)の条件で炭酸化反応を行わせた。反応終了後、得ら
れた炭酸カルシウムのスラリーはNo.5Cのろ紙を用
いて、ブフナー漏斗で吸引ろ過し、さらに水で数回洗浄
し、分析に供した。生成反応物のX線回折測定及び形態
観察を行った結果、生成物は平均長径8.0μm、平均短
径0.5μmであるアラゴナイト結晶含有率が99%の針状炭
酸カルシウムが認められた。実験条件および結果を表1
に示す。 [実施例2]炭酸ガスの流量を10L/min/kg CaOの条件で
炭酸化反応を行った以外は実施例1の条件で行った。生
成物は平均長径3.5μm、平均短径0.3μmであるアラゴ
ナイト結晶含有率87%の針状炭酸カルシウムが認められ
た。実験条件および結果を表1に示す。 [実施例3]生石灰濃度として20重量%になる割合で石
灰乳をつくり、炭酸ガスの流量を2L/min/kg CaOで吹き
込み、温度75℃の条件で炭酸化反応を行わせた以外は実
施例1と同様に行った。生成物は平均長径9.0μm、平
均短径0.5μmのアラゴナイト結晶含有率99%の柱状炭酸
カルシウムであることが認められた。実験条件および結
果を表1に示す。 [比較例1]石灰乳の調製に水を用いた以外は実施例2
と同様に行った。この時の反応生成物は、アラゴナイト
結晶含有率59%でウニ状と粒状の形状の混合した炭酸カ
ルシウムであることが認められた。実験条件および結果
を表1に示す。 [比較例2]石灰乳の調製に水を用い、温度50℃で行っ
た以外は実施例3と同様に行った。この時の反応生成物
は、アラゴナイト結晶含有率41%で粒状と柱状の形状が
混合した炭酸カルシウムであることが認められた。実験
条件および結果を表1に示す。
【0020】[比較例3]石灰乳の調製に0.5mol/L-NaO
Hと0.8mol/L-Na2CO3の混合溶液を用いて生石灰濃度とし
て20重量%になる割合で石灰乳を調製し、炭酸ガス流量
を4L/min/kg CaO、温度を75℃とした以外は実施例1と同
様に行った。この時の反応生成物は、アラゴナイト結晶
含有率36%で塊状と針状の混合した炭酸カルシウムであ
ることが認められた。実験条件および結果を表1に示
す。
【0021】
【表1】
【0022】
【発明の効果】実施例1〜3に示す如く、本発明による
炭酸カルシウムはアラゴナイト結晶の針状、柱状、イガ
グリ状の炭酸カルシウムであった。さらに、本法は炭酸
ガスの流量を高めた場合でも高アラゴナイト含有である
アラゴナイト結晶系炭酸カルシウムを製造することがで
きた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1で得られた針状炭酸カルシウムの結
晶粒子構造を示す走査型電子顕微鏡写真である。
【図2】 実施例1で得られた生成物についてのX線回
折の結果を示す図である。
【図3】 実施例2で得られた針状炭酸カルシウムの結
晶粒子構造を示す走査型電子顕微鏡写真である。
【図4】 比較例1で得られた粒状と柱状炭酸カルシウ
ムの結晶粒子構造を示す走査型電子顕微鏡写真である。
【図5】 比較例1で得られた生成物についてのX線回
折の結果を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 南里 泰徳 山口県岩国市飯田町2丁目8番1号 日本 製紙株式会社岩国技術研究所内 Fターム(参考) 4G076 AA16 AB06 AB09 BA34 BB03 BD02 BD06 CA29 DA02 DA15 4L055 AG10 AG12 AG16 AG94 AH01 AH02 EA20 EA25 EA32 FA30

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水酸化カルシウムの水性懸濁液に炭酸ガ
    スを導入することによって紙、ゴム、プラスチック等の
    各種素材の充填材・顔料として有用なアラゴナイト結晶
    系炭酸カルシウムを製造する方法であって、水酸化カル
    シウム濃度が生石灰換算で5〜30重量%、好ましくは5〜
    20重量%になるように、水酸化カルシウム1 molに対し
    て0.25 mol以下、好ましくは0.1mol以下、より好ましく
    は0.01mol以下の炭酸イオンを含む水酸化物イオン濃度
    で0.01〜2M、好ましくは0.1〜1Mのアルカリ水溶液を添
    加し、攪拌しながら調製した水酸化カルシウムの水性懸
    濁液に、炭酸ガスを0.5〜10L/min/kg CaOの範囲で添加
    し、反応温度20〜80℃にて炭酸化を行うことによりな
    る、前記アラゴナイト結晶系炭酸カルシウムの製造方
    法。
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