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JP2001269353A - 電気手術装置 - Google Patents

電気手術装置

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JP2001269353A
JP2001269353A JP2000086992A JP2000086992A JP2001269353A JP 2001269353 A JP2001269353 A JP 2001269353A JP 2000086992 A JP2000086992 A JP 2000086992A JP 2000086992 A JP2000086992 A JP 2000086992A JP 2001269353 A JP2001269353 A JP 2001269353A
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Masahide Oyama
雅英 大山
Kazuya Hijii
一也 肘井
Shinji Hatta
信二 八田
Kenji Harano
健二 原野
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電極へ組織が付着することを防止して処置が
できる電気手術装置を提供する。 【解決手段】 設定出力で処置を開始したら電極を経て
組織に流れる電流を測定し、最大電流値Imaxの70
%の凝固終了の閾値に達した場合には一時的に電力を1
50%に増大させて凝固を行い、所定のエネルギ量に達
した後に電力を低減することにより、凝固の処置を確実
に行い、組織を乾燥させて電極へ組織が付着することを
有効に防止可能にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気手術装置、更
に詳しくは高周波電流の出力制御部分に特徴のある電気
手術装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電気メス等の電気手術装置は、
外科手術あるいは内科手術で生体組織の切開や凝固、止
血等の処置を行う際に用いられる。この様な電気手術装
置には、高周波焼灼電源と、この高周波焼灼電源に接続
される処置具が設けられており、処置具を患者に接触さ
せて高周波焼灼電源から高周波電流を供給することで上
記処置を行う。
【0003】上述した電気手術装置は従来より種々提案
されており、例えば特開平8−98845号公報では、
凝固する組織の炭化を防止し、組織の電極への付着を防
止するため、凝固の終了を組織インピーダンスより判定
し、高周波出力を停止する技術が示されている。また、
特開平10−225462号公報の電気手術装置では、
特開平8−98845号公報と同様の目的を達成するた
め高周波出力を低下させる技術が示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記特開平8−988
45号公報、及び特開平10−225462号公報の電
気手術装置では、組織と電極の接触面積が小さい場合、
インピーダンス、電流値等の測定結果が不安定になり、
凝固が終了していないにも関わらず、凝固終了の判定を
行ってしまう事があった。この様な場合、術者が複数回
出力を行わなければならず、組織が十分乾燥していない
ため電極へ付着するという問題があった。
【0005】(発明の目的)本発明は、上述した点に鑑
みてなされたもので、電極へ組織が付着することを防止
して処置ができる電気手術装置を提供することを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】処置用エネルギを手術具
に供給する処置用エネルギ発生手段と、前記処置用エネ
ルギ発生手段の出力を可変する可変手段と、前記処置用
エネルギが手術具の電極を介して組織側に供給される際
の物理量を検出する検出手段と、前記検出手段における
所定の変化量に基づき、前記可変手段の処置出力を所定
量増加させる出力制御手段と、を備えたことにより、凝
固処置の終了の基準値等までの所定の変化量を検出した
場合には処置出力を増大させて処置を行うことにより、
処置を十分に行って、組織が電極に付着しない状態に設
定できるようにした。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。 (第1の実施の形態)図1ないし図5は本発明の第1の
実施の形態に係り、図1は第1の実施の形態の高周波焼
灼装置の構成を示す構成図、図2は高周波焼灼電源装置
の構成を示すブロック図、図3は図2の制御回路の制御
作用を示すフローチャート図、図4は図3の制御作用に
従って処置した場合の電力変化の様子等を示す説明図、
図5は検知用電流の最大値Imaxと供給エネルギーJ
の閾値F(max)の関係を示す。
【0008】図1に示すように、本発明の電気手術装置
としての第1の実施の形態の高周波焼灼装置1は、高周
波焼灼電力を供給する高周波焼灼電源装置2を備え、こ
の高周波焼灼電源装置2は先端に電極3を設けた接続ケ
ーブル4とコネクタ部5で接続され、電極3を介してベ
ッド6に載置される患者7に治療のための高周波焼灼電
力を供給して治療処置(手術処置)を行えるようにして
いる。また、高周波焼灼電源装置2には、高周波焼灼電
力のON/OFFの制御操作を行う例えばフットスイッ
チ8が接続されている。なお、電極3としては、単極、
多極いずれの電極を用いても良い。
【0009】図2に示すように、高周波焼灼電源装置2
は、図示しない商用電源と接続され、処置用直流電源を
発生する処理用直流電源回路10と、この処理用直流電
源回路10からの処理用直流電源により駆動し、高周波
で発振して処理用高周波電力(高周波電流)を発生する
処理用高周波発生回路11と、この処理用高周波発生回
路11に対して出力される高周波電流の波形を制御する
波形生成回路12と、処置用高周波発生回路11からの
高周波電流を電極3に出力する出力トランス13と、出
力トランス13より出力される出力電流を検出する電流
センサ14a,14bと、電流センサ14a,14bに
より検出された電流値から処置用高周波成分を除去する
フィルタ15と、このフィルタ15を通した電流値をA
/D変換するA/Dコンバータ16と、A/Dコンバー
タ16からのデジタル化された電流データに基づいて処
置用直流電源回路10及び波形生成回路12を制御する
制御回路17とを備えている。
【0010】また、この高周波焼灼電源装置2は、検知
用電源を発生する検知用直流電源回路18と、この検知
用直流電源回路18からの検知用直流電源により駆動
し、高周波で発振して検知用高周波電力(高周波電流)
を発生し、出力トランスに出力する検知用高周波発生回
路19とを有して構成されている。
【0011】そして、電流センサ14a,14bを通し
たコネクタ部5に接続ケーブル4を接続し、電極3で患
者7の患部等の生体組織20に対して高周波焼灼処置を
行えるようにしている。なお、2つの電流センサ14
a,14bは例えば電流センサ14aが一方の電極3か
ら患者7の生体組織20側に流れる電流を検出し、他方
の電流センサ14bが他方の電極3から出力トランス1
3側に回収される電流を検出する。
【0012】上記検知用高周波発生回路19は処置用高
周波発生回路11で発生される処置用高周波の周波数と
少なくともフィルタ15で分離抽出が可能な程度以上異
なる周波数に設定され、またその出力は処置用高周波の
出力に比較してかなり小さい値に設定されている。
【0013】そして、生体組織20に対して処置用高周
波に重畳して検知用高周波が生体組織20に接触する電
極3を通して通電され、その際に検知用高周波の電流I
を電流センサ14a,14bで検知し、その検知した電
流Iを制御回路17に送る。制御回路17はこの検知用
高周波の電流Iを時間的にモニタし、その最大電流値I
maxの値を検出し、さらにその最大電流値Imaxの
例えば70%以下になったか否かにより、凝固終了に相
当する状態か否かを判断し、この条件に該当した場合に
は一時的に処置出力としての電力を増加させて処置を行
うことにより、凝固処置を確実に完了させて、組織を乾
燥状態に設定して電極3への付着を防止するようにして
から電力を低減するような制御を行うようにしている。
【0014】次に本実施の形態の作用を図3を参照して
説明する。図1に示すようにセットし、フットスイッチ
8が踏まれて処置を開始する指示が行われると、制御回
路17は図3に示すフローチャートに従って制御動作を
開始する。フットスイッチ8が踏まれると、制御回路1
7はステップS1で最大電流値Imaxに0を設定す
る。次のステップS2で、電力が設定出力値になるよう
に制御回路17は処置用直流電源回路10、波形生成回
路12を制御し、設定出力値で出力されるようにする。
この場合、処置用高周波に重畳して検知用高周波も生体
組織20側に供給されることになる。
【0015】そして、次のステップS3で、検知用電流
(検知用電流値)Iの測定を行い、次のステップS4
で、測定された検知用電流が最大電流値Imaxより大
きいか否かを判断し、これに該当する場合には、ステッ
プS5に示すようにその検知用電流Iの値を最大電流値
Imaxに設定し、逆に測定された検知用電流が最大電
流値Imax以下の場合にはステップS6の測定された
検知用電流Iが例えば最大電流値Imax×70%の凝
固終了に相当する処置状態の基準値以下になったかの判
断を行う。また、ステップS5の処理の後にはステップ
S6に移る。
【0016】ステップS6の判断で、測定された検知用
電流Iが最大電流値Imax×70%以上の場合には、
ステップS3に戻り、(設定出力の状態のままで)検知
用電流Iの測定を繰り返す。一方、測定された検知用電
流Iが最大電流値Imax×70%以下になった場合に
は、次のステップS7で、処置出力の増大、具体的には
電力を設定出力×150%に増大させた後、次のステッ
プS8で、検知用電流(検知用電流値)Iの測定を行
い、次のステップS9で、測定された検知用電流が最大
電流値Imaxより大きいか否かを判断する。
【0017】そして、この条件に該当する場合には、ス
テップS10に示すようにその検知用電流Iの値を最大
電流値Imaxに設定し、逆に測定された検知用電流が
最大電流値Imax以下の場合にはステップS11でこ
の電流Iにより、電流増加後の供給エネルギJを計算す
る。なお、ステップS10の処理の後にステップS11
に移る。
【0018】ステップS11で供給エネルギJを計算し
た後、次のステップS12で供給エネルギの閾値F(I
max)より大きいか否かの判断を行い、この条件に達
しない場合にはステップS8の電流Iの測定を繰り返
し、そしてステップS12で供給エネルギの閾値F(I
max)より大きくなった場合にはステップS13に移
り、電力を設定出力×50%に低減する。
【0019】図4は図3の制御動作に従って、患者7に
処置を行った場合における検知電流、出力トランス13
からの出力電力とその場合のピーク電圧の変化の1例を
示す。
【0020】上述のように高周波焼灼電源装置2は、設
定出力で電極3から処置用高周波電流を生体組織20側
に通電し、その際検知用電流の測定を繰り返し、検知用
電流がその最大値Imaxの70%を下回った時点で、
電力を設定出力の150%迄上昇させる。
【0021】これに応じて、検知用電流I及び電力が図
4に示すように変化し、またピーク電圧も図4に示すよ
うに変化する。そして、供給エネルギJが一定エネルギ
値(より具体的には供給エネルギの閾値F(Ima
x))に達した時点で、電力が設定出力×50%に低減
される。
【0022】ここで、検知用電流の最大値Imaxと供
給エネルギーJの閾値F(max)の関係を図5に示
す。
【0023】最大値Imaxが大きい場合は電極3の患
者7への接触面積が大きい為、供給エネルギーJの閾値
F(max)を大きくしている。また、最大値Imax
になった時点からS7での電力を変化させる(例えば低
減する)ようにしても良く、このようにすると凝固状態
の変化速度を変えることが出来、術者による確認が容易
になる。
【0024】本実施の形態は以下の効果を有する。この
様に本実施の形態では、生体組織が凝固終了に相当する
基準値の処置状態で、電力を一時的に増大させて処置を
行った後に、電力を低減させるようにしているので、凝
固終了の判定が早すぎるような場合でも、確実に凝固を
行い、組織を乾燥させることができるので、電極に組織
が付着するような事態が発生することを有効に防止でき
る。
【0025】また、検知用と処置用で異なる周波数を用
いることにより、検知用周波数を組織の凝固状態を調べ
るのに最適な周波数に設定可能で、凝固状態の認識をよ
り正確に行える。
【0026】また、検知用高周波電流、処置用高周波電
流の両者からの情報を基に、その周波数の違いによる差
異を判断材料として利用すると、更に精度の良い凝固状
態の認識が可能となる。
【0027】なお、測定の精度を落としても構わない場
合は、構成を簡単にするため処置用高周波発生回路12
を検知用高周波発生回路19と共用する事が出来る。つ
まり、図2において、検知用電源回路18と検知用高周
波発生回路19とを省くようにっしても良い。この場合
にはフィルタ15も不要となる。図3におけるステップ
S13で出力を停止しても良い。
【0028】(第2の実施の形態)次に本発明の第2の
実施の形態を図6ないし図8を参照して説明する。図6
は本発明の第2の実施の形態における高周波焼灼電源装
置21を示す。この高周波焼灼電源装置21は図2に示
す高周波焼灼電源装置2において、例えば出力トランス
13と電流センサ14aとの間に電圧センサ22を配置
し、この電圧センサ22で検出した電圧を電流センサ1
4aで検出した電流と共に、A/Dコンバータ16に入
力するようにしている。そして、電圧値を電流値で割っ
てインピーダンスZを検出できるようにしている。
【0029】なお、本実施の形態では一方の電流センサ
14aを使用するが、他方の電流センサ14bは使用し
ない。また、本実施の形態では処置用高周波と検知用高
周波とを交互に出力するため、フィルタ15を使用して
いない(一方の高周波が出力される場合には、他方は出
力が停止(或いは休止)されている)。
【0030】また、本実施の形態では処置用高周波電力
を生体組織20に供給する場合、ピーク電圧を一定にな
るようにクレストファクタ(波高率)を(処置の進行状
態に応じて)順次下げるように制御回路127は波形生
成回路12を介して制御するようにしている。また、凝
固処置の終了を基準値で判断した場合には、実際の処置
機能の出力増大、具体的にはピーク電圧を上げることに
よる処置出力の増大させて処置するようにしている。そ
の他の構成は第1の実施の形態と同様の構成である。
【0031】次に本実施の形態の作用を図7を参照して
説明する。図6に示すようにセットし、フットスイッチ
8が踏まれると、制御回路17は図7に示すフローチャ
ートに従って制御動作を開始する。フットスイッチ8が
踏まれると、制御回路17はステップS21で最小イン
ピーダンス値Zminに0を設定する。
【0032】次のステップS22で、出力電力が設定さ
れた値になるように処置用直流電源回路10、波形生成
回路12を制御する。さらにステップS23で、ピーク
電圧が一定値Vp1になるように制御回路17により、
処置用電源回路10と波形生成回路12とが制御され
る。
【0033】これにより、波形のクレストファクタが凝
固状態の進行と共に減少し、凝固初期の段階ではクレス
トファクタの高い波形により強力な凝固が行われ、凝固
状態が進行すると、クレストファクタの低い波形により
炭化が防止される(図8参照)。
【0034】そして、次のステップS24で時間計測が
行われ、かつ次のステップS25で所定時間経過したか
の判断が行われ、所定時間経過していない場合にはステ
ップS22に戻り、ステップS22〜S24の処理を繰
り返す。
【0035】そして、所定時間経過した場合には、ステ
ップS26で、制御回路17の制御により、処置用高周
波発生回路11による処理用高周波電流の生成が停止
し、処理用高周波電力の出力が停止する。ステップS2
7で、検知用高周波発生回路19で検知用高周波電流が
生成され、この検知用高周波電流が出力される。
【0036】そして、次のステップS29で、検知用高
周波出力に対する電流センサ14a、電圧センサ22と
で電流及び電圧が測定され、患者7のインピーダンスZ
が測定される。そして、次のステップS29で、測定さ
れたインピーダンスZが最小インピーダンス値Zmin
より小さいか否かの判断を行う。
【0037】そして、測定されたインピーダンスZが最
小インピーダンス値Zminより小さい場合には、次の
ステップS30で測定されたインピーダンスZを最小イ
ンピーダンス値Zminとし、逆に測定されたインピー
ダンスZが最小インピーダンス値Zmin以上の場合に
は、ステップS31で測定されたインピーダンスZが最
小インピーダンス値Zmin×130%より大きいか否
かの判断を行う。なお、ステップS30の処理の後にも
ステップ31に移る。
【0038】ステップ31の判断において、測定された
インピーダンスZが最小インピーダンス値Zmin×1
30%以下の場合には、ステップS22に戻り、ステッ
プS22〜S30の処理を繰り返す(なお、ステップS
31からステップS22に戻る際に検知用高周波は出力
を一時停止し、処置用高周波が出力される)。
【0039】そして、測定されたインピーダンスZが最
小インピーダンス値Zmin×130%より大きくなっ
た場合に次のステップS32に移り、波形のピーク電圧
がVp1×2になるように波形調整の制御を行う。
【0040】次のステップS33で測定されたインピー
ダンスZが最小インピーダンス値Zmin×130%よ
り大きい場合での投入されたエネルギ量Jを計算する。
そして、投入されたエネルギ量Jが最小インピーダンス
値Zminより計算される所定の閾値G(Zmin)よ
り大きいか否かの判断を行い、この条件に達しない場合
にはステップS32に戻り、ステップS32、S33の
処理を繰り返し、そしてステップS34で投入されたエ
ネルギが閾値JがG(Zmin)より大きくなった場合
にはステップS35に移り、電力を設定出力×50%に
低減し、さらに次のステップS36で出力波形を正弦波
とする。このようにして凝固処置を行う。
【0041】図8は図7に従って処置した場合における
組織抵抗(インピーダンス)Z、電力、波形、ピーク電
圧の時間的な変化の様子を示す。本実施の形態において
は、凝固終了の基準値に達した時までは、ピーク電圧を
一定に保つように保持するが、その間ではクレストファ
クタを大きい値から小さい値へと凝固処置の進行状態に
応じて変化させるようにしている。
【0042】そして、凝固終了の基準値に達した時に
は、第1の実施の形態では電力を増大させていたのに対
し、本実施の形態では電力は一定のままで(必ずしも一
定に限定されるものでない)、凝固処置の機能が高い波
形に変更し、かつ例えばそのピーク電圧を(増大前の)
一定値の2倍となるように増大させて処置を行い、所定
エネルギに達した時点で電力を低減させるようにしてい
る。本実施の形態は以下の効果を有する。
【0043】本実施の形態によれば、凝固状態が所望の
程度まで進んだ場合に、出力電力が前記高周波電流の電
力とピーク電圧が増加する様に変更される。このため、
凝固が終了していないにも係わらず、凝固終了の判定を
行ってしまっても、十分な凝固程度が得られ、組織が十
分乾燥していないため電極へ付着する事も起こらない。
【0044】この様に本実施の形態では、処置機能が大
きくなるような波形でピーク電圧を上げているので、低
い電力で第1の実施の形態と同様の効果が得られる。ま
た、クレストファクタが凝固状態の進行と共に減少する
ので、凝固力の向上と炭化防止を両立できる。更に、処
置用の出力と測定用の出力を交互に行うことにより、フ
ィルタを用いず高精度の測定を行う事ができる。
【0045】なお、第1の実施の形態で説明したのと同
様に、測定の精度を落としても構わない場合は、凝固状
態の認識を処置用高周波電流から生体組織のインピーダ
ンスを求めて判断しても良い。なお、上述した実施の形
態等を部分的等で組み合わせて構成される実施の形態等
も本発明に属する。
【0046】[付記] 0.処置用エネルギを手術具に供給する処置用エネルギ
発生手段と、前記処置用エネルギ発生手段の出力を可変
する可変手段と、前記処置用エネルギが手術具の電極を
介して組織側に供給される際の物理量を検出する検出手
段と、前記検出手段における所定の変化量に基づき、前
記可変手段の処置出力を所定量増加させる出力制御手段
と、を備えたことを特徴とする電気手術装置。
【0047】1.高周波電流を発生する発生手段と、生
体組織の凝固状態を判断する凝固状態判断手段と、前記
高周波電流の出力を変更する変更手段と、前記凝固状態
判断手段からの情報により、前記高周波電流の出力を変
化させるように前記変更手段を制御する制御回路と、を
有し、手術具に前記高周波電流を供給する電気手術装置
において、前記凝固状態判断手段からの凝固状態を示す
情報が所望の条件を満たした場合に、前記制御回路が前
記変更手段を制御することによって、前記発生手段から
の出力が、前記高周波電流の電力またはピーク電圧が増
加する様に変更されることを特徴とする電気手術装置。
【0048】2.変更手段が出力の電力を変更する付記
1の電気手術装置。 3.変更手段が出力の波形を変更する付記1の電気手術
装置。 4.変更手段が出力の電力と波形を変更する付記1の電
気手術装置。
【0049】5.高周波電流を発生する発生手段と、前
記高周波電流とは別の生体組織の凝固状態を判断するた
めの検知用高周波電流を使用する凝固状態判断手段と、
前記高周波電流の出力を変更する変更手段と、前記凝固
状態判断手段からの情報により、前記高周波電流の出力
を変化させるように前記変更手段を制御する制御回路
と、を有し、手術具に前記高周波電流を供給する電気手
術装置において、前記凝固状態判断手段からの凝固状態
を示す情報が所望の条件を満たした場合に、出力電力を
低減または停止させることを特徴とする電気手術装置。 6.凝固状態判断手段が、処置用の高周波とは別の検知
用電流を用いることを特徴とした付記1〜4の電気手術
装置。
【0050】7.凝固状態判断手段が、処置用の高周波
とは別の検知用電流の電流値に基づいて判断を行うこと
を特徴とした付記5、6の電気手術装置。 8.凝固状態判断手段が、処置用の高周波とは別の検知
用電流から組織のインピーダンスを求め、その値に基づ
いて判断を行うことを特徴とした付記5、6の電気手術
装置。 9.凝固状態判断手段が、処置用の高周波出力からの情
報と、検知用電流からの情報に基づいて凝固状態の判断
を行う事を特徴とした付記5〜8の電気手術装置。
【0051】10.高周波電流を発生する発生手段と、
前記高周波電流とは別の、生体組織の凝固状態を判断す
るための検知用高周波電流を使用する凝固状態判断手段
と、前記高周波電流の出力を変更する変更手段と、前記
凝固状態判断手段からの情報により、前記高周波電流の
出力を変化させるように前記変更手段を制御する制御回
路と、を有し、手術具に前記高周波電流を供給する電気
手術装置において、前記凝固状態判断手段からの凝固状
態を示す情報が所望の条件を満たした場合に、一定の電
気エネルギー(電力量)を生体組織に供給し、その後出
力を低減または停止させることを特徴とする電気手術装
置。
【0052】11.電気エネルギーが、生体組織の凝固
状態が所望の状態になるまでの経過を基に変化すること
を特徴とする付記10の電気手術装置。 12.一定の電気エネルギーを与える際に、生体組織の
凝固状態が所望の状態になるまでの経過を基に供給電力
が変化することを特徴とする付記10、11の電気手術
装置。 13.付記10〜12の特徴を備える付記1〜9の電気
手術装置。
【0053】14.処置用高周波電流からの情報を基
に、凝固状態の判断を行う付記1〜4、付記10〜13
の電気手術装置。 15.処置用高周波電流からの情報が、電流値であるこ
とを特徴とする付記9、付記14の電気手術装置。 16.処置用高周波電流からの情報が、生体組織のイン
ピーダンスであることを特徴とする付記9、付記14の
電気手術装置。
【0054】17.高周波電流を発生する発生手段と、
生体組織の凝固状態を判断する凝固状態判断手段と、前
記高周波電流の波形を変更する変更手段と、を有し、手
術具に前記高周波電流を供給する電気手術装置におい
て、前記凝固状態判断手段からの情報により、前記高周
波電流の波形を変化させるように前記変更手段を制御す
る制御回路を持つことを特徴とする電気手術装置。 18.凝固が進むにつれ、波形のクレストファクター
(ピーク値÷実効値)が減少する付記17の電気手術装
置。 19.付記17、付記18の特徴を備える付記1、付記
3〜16の電気手術装置。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、処
置用エネルギを手術具に供給する処置用エネルギ発生手
段と、前記処置用エネルギ発生手段の出力を可変する可
変手段と、前記処置用エネルギが手術具の電極を介して
組織側に供給される際の物理量を検出する検出手段と、
前記検出手段における所定の変化量に基づき、前記可変
手段の処置出力を所定量増加させる出力制御手段と、を
備えているので、凝固処置の終了の基準値等までの所定
の変化量を検出した場合には処置出力を増大させて処置
を行うことにより、処置を十分に行って、組織が電極に
付着しない状態に設定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の高周波焼灼装置の
構成を示す構成図。
【図2】高周波焼灼電源装置の構成を示すブロック図。
【図3】図2の制御回路の制御作用を示すフローチャー
ト図。
【図4】図3の制御作用に従って処置した場合の電力変
化の様子等を示す説明図。
【図5】検知用電流の最大値Imaxと供給エネルギの
閾値F(max)の関係を示す特性図。
【図6】本発明の第2の実施の形態における高周波焼灼
電源装置の構成を示すブロック図。
【図7】制御回路の制御作用を示すフローチャート図。
【図8】電力、波形等の時間的な変化の様子を示す図。
【符号の説明】
1…高周波焼灼装置 2…高周波焼灼電源装置 3…電極 4…接続ケーブル 5…コネクタ部 6…ベッド 7…患者 8…フットスイッチ 10…処置用電源回路 11…処置用高周波発生回路 12…波形生成回路 13…出力トランス 14a,14b…電流センサ 15…フィルタ 16…A/D変換回路 17…制御回路 18…検知用電源回路 19…検知用高周波発生回路 20…生体組織
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 八田 信二 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 原野 健二 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 4C060 KK04 KK09 KK10 KK23

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処置用エネルギを手術具に供給する処置
    用エネルギ発生手段と、 前記処置用エネルギ発生手段の出力を可変する可変手段
    と、 前記処置用エネルギが手術具の電極を介して組織側に供
    給される際の物理量を検出する検出手段と、 前記検出手段における所定の変化量に基づき、前記可変
    手段の処置出力を所定量増加させる出力制御手段と、 を備えたことを特徴とする電気手術装置。
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