[go: up one dir, main page]

JP2001268565A - 画像符号化装置および画像復号装置 - Google Patents

画像符号化装置および画像復号装置

Info

Publication number
JP2001268565A
JP2001268565A JP2000071598A JP2000071598A JP2001268565A JP 2001268565 A JP2001268565 A JP 2001268565A JP 2000071598 A JP2000071598 A JP 2000071598A JP 2000071598 A JP2000071598 A JP 2000071598A JP 2001268565 A JP2001268565 A JP 2001268565A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
resolution
hierarchical
quantization
value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000071598A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunichi Kimura
俊一 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2000071598A priority Critical patent/JP2001268565A/ja
Priority to US09/799,353 priority patent/US6950557B2/en
Publication of JP2001268565A publication Critical patent/JP2001268565A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T9/00Image coding
    • G06T9/40Tree coding, e.g. quadtree, octree

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 知覚可能な解像度および階調数を共に保証す
るとともに、高い効率で符号化を行うこと。 【解決手段】 本発明は、入力画像101をブロック分
割するブロック化回路102と、ブロック内の画像を量
子化する量子化LUT103と、量子化された画像の量
子化代表値を求める量子化代表値LUT106と、ブロ
ック内の画素値と、量子化代表値LUT106によって
取得された量子化代表値との差分のブロック内の平均値
を求める差分算出回路107、加算回路108および除
算回路109からなる平均値取得手段と、量子化LUT
103によって量子化された画像を符号化する第1階層
符号化器104と、平均値取得手段によって取得された
平均値を符号化する第2階層符号化器110とを具備す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データを圧縮
してデータ量を削減する画像符号化装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】高品位なディジタル画像を得るために
は、より多い階調数や高い解像度を必要とする。画像の
容量は「画素数×階調ビット数」で表され、非常に膨大
なものとなる。そのため、画像蓄積コストの削減、ある
いは画像伝送時間の削減等を目的として、画像の圧縮が
行われている。
【0003】従来から、人間の視覚特性を利用した画像
圧縮方法が行われている。視覚特性の例として、文献1
(Pereg G.J.Barten,"Evaluation of subjective image
Quality with the square-root integral method,"J.O
pt.Soc.Am.A/Vol.7,No.10/Oct.1990,pp.2024-2031)を
挙げる。
【0004】本文献には、視覚周波数特性の近似式が示
されている。図27に文献の近似式をグラフ化したもの
を示す。このグラフの横軸は、視野角1度あたりのサイ
クル数であり、縦軸はコントラスト感度である。このグ
ラフによれば、周波数の高い部分では、コントラスト感
度が低下する。つまり、周波数の高い部分は階調数を減
少させても知覚できないということを示している。この
性質を利用した圧縮方法が従来から行われている。
【0005】視覚特性を利用した圧縮方法の例を以下に
示す。以下に示す例は2通りある。第1に示す例は、画
像の画素数あるいは階調数を直接削減することによって
圧縮を行う方法である(従来例1−1および従来例1−
2)。第2に示す例は、入力画像を直交変換し、変換係
数の量子化方法を視覚特性に合致させる方法である(従
来例2)。
【0006】まず、第1の例について説明する。画像の
容量は、(画素数×階調ビット数)であるため、画素数
を削減するか、あるいは階調ビット数を削減すれば、画
像圧縮を行うことができる。画像中の文字や線画のよう
な部分は、周波数の高い成分が多い部分であるので、階
調数は必要としない。この部分に対しては、階調ビット
数を削減することにより圧縮を行うことが可能となる。
【0007】入力画像の周波数成分が低い場合には、階
調数は削減できない。しかし、画像の持つ周波数帯域が
小さいため、折り返しひずみなく縮小が可能である。す
なわち、画像中の写真のような自然画像部分は、周波数
の高い成分が少ない部分であるので、この部分に対して
は、画素数を減少させることにより圧縮を行うことがで
きる。
【0008】まとめると、周波数の低い部分は、画素数
を減少させることにより圧縮が可能である。一方、周波
数の高い部分は階調数を減少させることにより圧縮が可
能である。
【0009】上記のような圧縮方法の例として、特公平
6−40661号公報を挙げることができる。以下、特
公平6−40661号公報を従来例1−1とする。従来
例1−1では、画素当たり6ビットの入力画像を3×3
の画素ブロックに分割する。次に、この画素ブロックを
多値で符号化するか、2値で符号化するかを判別する。
【0010】図25に示すように、多値で符号化する場
合、3×3ブロック内の9画素の平均値を算出し、6ビ
ットの1画素情報とする。2値で符号化する場合は、3
×3ブロック内の9画素をそれぞれ2値化し、1ビット
の9画素情報とする。3×3ブロックの情報は、6ビッ
ト1画素の情報、あるいは1ビット9画素の情報とな
る。符号化時には多値ブロックか2値ブロックかを示す
情報1ビットをブロック毎に付加する。まとめると、3
×3画素の1ブロックあたり最悪10ビットで符号化で
きる。
【0011】さらに他の例として、特開平8−3172
20号公報を説明する。以下、特開平8−317220
を従来例1−2とする。従来例1−2では、例えば入力
画像を2×2画素ブロックに分割する。次に、この画素
ブロックを多値で符号化するか、2値で符号化するかを
判別する。多値で符号化する場合、2×2ブロック内の
4画素の平均値を符号化する。2値で符号化する場合、
2×2画素ブロック内の黒画素の個数を符号化する。
【0012】一例として、多値符号化の場合の平均値レ
ベル数は0〜11の12レベルに量子化される。また、
2値で符号化する場合の黒画素数は0、1、2、3、4
のいずれかである。黒画素数が0のときには多値レベル
0と同じ状態を表す。黒画素数が4のときは、多値レベ
ル11と同じ状態を表す。よって、図26に示されるよ
うに、多値の場合と2値の場合を合わせて15レベルで
符号化が可能となる。
【0013】従来例1−2は、多値の場合と2値の場合
の符号を同一符号空間とすることによって多値・2値判
別ビットを不要とした部分が従来例1−1とは異なる。
しかし、ブロックごとに多値で符号化するか2値で符号
化するかを判別して符号化する構成は同様の発明であ
る。
【0014】以上のように、従来例1−1および従来例
1−2では、入力画像ブロックが階調数の必要な低周波
情報か、あるいは階調数の不要な高周波情報かを判別す
る。次に、階調数の必要な低周波情報の場合はブロック
内の画素値の平均値を符号化する。また、階調数の不要
な高周波情報の場合はブロック内の画素値の階調数を削
減する(上記例では階調数を2値とする)ことによって
圧縮率を上げているものである。
【0015】次に、視覚特性を利用した圧縮方法の第2
の例(従来例2)を説明する。現在、静止画の符号化方
式としては、静止画符号化国際標準JPEG方式(IT
U−T勧告T.81)方式が最も広く使用されている。
JPEG方式の概要を説明した文献としては、”マルチ
メディア符号化の国際標準(安田編、丸善)pp.16
−47”が挙げられる。以下、JPEG方式を従来例2
とする。
【0016】JPEG方式は、入力画像を8×8画素の
ブロックに分割し、ブロックごとにDCT(離散コサイ
ン変換)を行い、8×8個のDCT係数を得る。更に、
8×8個のDCT係数を量子化することによって圧縮を
行うものである。8×8個の量子化ステップ幅(量子化
テーブル)は、標準では規定されておらず、自由に設定
することが可能である。そこで、視覚特性を考慮した量
子化テーブルを設計することによって、より圧縮率の高
い符号化を実現することができる。
【0017】たとえば、量子化テーブルの設計例とし
て、文献(斎藤他、”可変長符号化における視覚特性を
考慮したDCT係数の最適量子化,”信学技報IE90
−101)を挙げることができる。この文献はは、DC
T(離散コサイン変換)を用いた符号化方式において、
視覚特性を考慮して量子化テーブルを設計する手法につ
いて述べたものである。
【0018】JPEG方式は、DCTを用いる方式であ
るため、本文献で述べられた方式は、JPEG方式の量
子化テーブルを設計する際にも利用可能である。8×8
個のDCT係数それぞれの量子化ステップ幅(量子化テ
ーブル)は、視覚特性を考慮して、与えられた符号量に
対して視覚上の歪みが最小になるように設計される。こ
こで考慮している視覚特性は、文献1に示されたものと
同様な、視覚の周波数特性である。
【0019】ここでは、視覚の周波数特性を、 H(f)=2.46(0.1+0.25f)exp(−
0.25f) として、演算している。ただし、上記式のfは、単位視
野角あたりのサイクル数(cycle/degree)
である。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では以下に述べるような問題点がある。 (問題点1)…ブロック内で解像度が必要な部分と、階
調数が必要な部分とが混在する場合には対応できない。 (問題点2)…階調レベルがエッジ位置を表す場合には
画像歪みが発生してしまう。
【0021】以下、問題点1および問題点2に関して詳
しく述べる。先ず、問題点1に関して述べる。図28の
ように、写真を背景として文字あるいは線画が上書きさ
れたブロックの場合を考える。写真は階調数を必要とす
るデータであり、文字あるいは線画は解像度を必要とす
るデータである。このようなブロックの場合、ブロック
を多値情報と判別してブロックの平均値を符号化する
と、文字線画の解像度情報は失われてしまう。
【0022】また、ブロックを2値(あるいは少値)ブ
ロックとして判別してブロック内の画素値を量子化して
しまうと、写真の階調数は失われてしまう。これを避け
るためには、判別単位のブロックサイズを小さくしなけ
ればならない。最悪1ブロック1画素となる。ブロック
サイズを小さくすることによって圧縮率が低下してしま
う。すなわち、従来例1−1および従来例1−2では、
ブロック内で解像度が必要な部分と、階調数が必要な部
分が混在する場合には対応できない。
【0023】次に、問題点2に関して述べる。すなわ
ち、階調レベルがエッジ位置を表す場合の例として、グ
レイフォントを挙げることができる。通常、プリンタ用
画像を生成するソフトウェアであるイメージャは、文字
画像を2値画像で生成する。この場合、画素解像度以上
の解像度で文字を表すことができない。
【0024】図29に2値で生成された画像を示す。図
29の矩形が一つの画素に相当する。図29に示される
ように、斜め線にジャギーが発生する。あるいは、線
幅、エッジ位置が画素の解像度の整数倍に限定される等
の問題がある。そこで、文字画像を多値で生成すること
によって、画素解像度を増加せずに文字画質を向上させ
るようにしたものがグレイフォントである。
【0025】図30に示されるように、画素を多値で表
現する。多値で表現された画素を見ると視覚特性によっ
て補完され(あるいは画素値に応じてマーキング位置を
制御することにより)、図30下図に示されるような斜
め線あるいは画素解像度整数倍以外の幅や位置の線を表
現することができる。
【0026】このように、グレイフォントでは、画素値
がエッジの位置を制御する情報となる。グレイフォント
は、階調レベルがエッジ位置を表すように人工的に多階
調の画像を生成した例である。このような画像は自然界
の画像であっても存在する。文字画像を多値でスキャン
インした場合も、人工的に生成されたグレイフォントと
同様の効果を与えられると考えられる。また、入力画像
にエッジがある場合、視覚に与える影響度の差はあるに
せよ、同じように階調レベルがエッジ位置を表す効果を
持つと考えられる。
【0027】このような階調数がエッジ位置を表す画像
の場合、階調数を変更してしまうとエッジ位置が移動し
てしまい、画像歪みとして知覚されてしまう。文献(大
山他編、”新編、感覚・知覚心理学ハンドブック”誠信
書房pp.557−558)には、副尺視力という名称
で、エッジ位置に関する知覚閾値が示されている。この
文献によると、図31に示されるような、2本の直線の
ずれを見分けることのできる最小のずれ、すなわち副尺
視力の閾値は、視野角で2”である。エッジ位置のずれ
は視野角2”以内に抑えなければならない。
【0028】従来例1−1および従来例1−2の場合、
ブロックが多値と判別された場合は画素解像度よりも低
い解像度に変更されてしまう。この時、上記で述べたよ
うな画素解像度よりも高いエッジ位置情報は失われてし
まう。ブロックが2値(少値)と判別された場合、画素
が量子化されるため、エッジ位置に誤差が生じてしま
う。いずれの場合も画像歪みが発生してしまう。
【0029】また、従来例2の場合、直交変換領域で量
子化を行っているため、個々の画素値の誤差量を保証す
ることは困難である。また、視覚の周波数特性を考慮し
た量子化テーブル設計手法はあったが、副尺視力を考慮
してエッジ位置を保証するような量子化テーブル設計手
法はない。
【0030】そのため、従来例2では、エッジ位置を保
証することはできない。あるいは、無理にエッジ位置を
保証しようとすると量子化ステップ幅を十分小さくし
て、圧縮率を低下させる方法を採らざるを得なかった。
【0031】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、知覚可能な解像度、すなわち、副
尺視力で規定されるエッジ位置を保証し、かつ、知覚可
能な階調数も共に保証することができ、かつ、高い効率
で符号化を行うことの可能な画像符号化装置およびその
符号化された符号を復号する画像復号装置を提供するこ
とを目的とする。
【0032】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明の画像
符号化装置では、入力画像をブロックに分割するブロッ
ク化手段と、ブロック化手段によって分割されたブロッ
ク内の画像を量子化する量子化手段と、量子化手段によ
って量子化された画像の量子化代表値を求める量子化代
表値取得手段と、ブロック内の画素値と、量子化代表値
取得手段によって取得された量子化代表値との差分のブ
ロック内の平均値を求める平均値取得手段と、量子化手
段によって量子化された画像を符号化する第1階層符号
化手段と、平均値取得手段によって取得された平均値を
符号化する第2階層符号化手段とを具備する。
【0033】このような画像符号化装置では、入力画像
を異なる解像度からなる2つの階層に分割する。ここ
で、第1階層の解像度は入力画像の解像度であり、第2
階層の解像度はブロック化手段でブロック化されるブロ
ックの解像度である。
【0034】この第1階層の画像データは量子化手段に
よって量子化された後に第1階層符号化手段で符号化さ
れる。これにより、解像度はそのままで階調数を知覚可
能な最小値まで減らした画像データの符号化を図ること
ができる。一方、第2階層の画像データは、平均値取得
手段によってブロック内での平均値に変換され、これが
第2階層符号化手段で符号化される。これにより、知覚
可能なエッジを表現できる階調数は維持しながら解像度
を下げた画像データの符号化を図ることができる。
【0035】また、本発明の画像復号装置は、上記画像
符号化装置によって符号化された符号を復号するための
ものであり、第1階層符号化手段によって符号化された
符号を復号する第1階層復号手段と、第2階層符号化手
段によって符号化された符号を復号する第2階層復号手
段と、第1階層復号手段によって復号されたデータを逆
量子化する逆量子化手段と、第2階層復号手段によって
復号された第2階層データを用いて、逆量子化手段によ
って逆量子化された第1階層データを補正し、ブロック
内の画像データを得る画素値補正手段と、ブロック毎の
データをラスタスキャン化する逆ブロック化手段とを具
備する。
【0036】このような本発明では、第1階層復号手段
によって復号されたデータは、量子化インデクスである
ため、逆量子化手段によって逆量子化される。また、第
2階層複号手段によって復号されたデータは、入力画像
データと第1階層画像との差分データである。このた
め、画素値補正手段では、逆量子化手段によって逆量子
化された第1階層データと、第2階層復号手投によって
復号された第2階層データ(差分データ)とを加算する
ことによって、第1階層画像データを補正し、ブロック
内の画像データを得ることができる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。まず、本実施形態の全体の概念について述
べる。本実施形態では、入力画像データを、第1の画像
データ(知覚可能な階調数を全て表現することが可能
な、できるだけ小さい解像度の画像データ)と、第2の
画像データ(知覚可能なエッジ位置を全て表現すること
が可能な、できるだけ小さい階調数の画像データ)とに
分離して表現するものである。さらに、第1の画像デー
タと第2の画像データの情報が重なっている場合には、
どちらかの情報だけを持てば良いとするものである。
【0038】まず、第1の画像データ(知覚可能な階調
数を全て表現することが可能な、できるだけ小さい解像
度の画像データ)について述べる。図27に示される視
覚周波数特性図は、横軸が周波数(cycle/deg
ree)であり、縦軸はコントラスト感度を表してい
る。コントラスト感度は知覚可能な階調数を示してい
る。
【0039】ここで、知覚可能な階調数Nを表現するた
めに必要なビット数Bは、 B=log2N で示される。また、周波数Wを表すことの可能な画素周
期Tの最大値は、サンプリング定理より、 T=1/(2W) である。視野角1度あたりの画像解像度をf(画素数/
degree)とすると、fは、 f=1/T=2W である。
【0040】図27に示される視覚周波数特性グラフを
媒介として、画像解像度f(画素数/degree)
と、知覚可能な階調数Nを表現するために必要なビット
数Bの関係を求めることができる。
【0041】fとBの関係の概念図を図22に示す。図
22のグラフでは解像度の低い部分は省略している。解
像度の高い部分のみをとると、解像度が高くなるにした
がって必要ビット数は小さくなる。
【0042】図22を用いることによって、知覚可能な
階調数を全て表現することが可能な、できるだけ小さい
解像度の画像データを求めることが可能となる。概念図
である図22では、画像解像度がf8の場合には、1ビ
ットの情報を持てば良い。画像解像度f7〜f8の場合
には、2ビットの情報を持てば良い。画像解像度f6〜
f7の場合には、3ビットの情報を持てば良い。画像解
像度f5〜f6の場合には、4ビットの情報を持てば良
い。画像解像度f4〜f5の場合には、5ビットの情報
を持てば良い。画像解像度f3〜f4の場合には、6ビ
ットの情報を持てば良い。画像解像度f2〜f3の場合
には、7ビットの情報を持てば良い。画像解像度fl〜
f2の場合には、8ビットの情報を持てば良い。という
ことになる。
【0043】入力画像を複数の解像度の画像に分割し
て、各解像度ごとに適した量子化を行うことでデータ圧
縮することが可能となる。上記解像度別の各情報は独立
ではなく、共有の情報を含んでいるため、できるだけ共
有の情報は省くように情報を持つことにより、さらに圧
縮が可能である。また、各解像度の画像には冗長度があ
るため、従来の画像符号化方法あるいはデータ圧縮手法
を適用することにより、さらに圧縮が可能である。
【0044】次に、第2の画像データ(知覚可能なエッ
ジ位置を全て表現することが可能な、できるだけ小さい
階調数の画像データ)について述べる。知覚可能なエッ
ジ位置を全て表現するためには、入力画素の階調レベル
をエッジ位置に変換したときのエッジ位置の誤差が副尺
視力の閾値以内になるようにすれば良い。
【0045】副尺視力閾値となるエッジ位置誤差は階調
レベルに変換することができる。この階調レベルで入力
画素を量子化することによって、エッジ位置を保証しな
がら、データ量を削減することができる。知覚可能なエ
ッジ位置を全て表現することが可能な、できるだけ小さ
い階調数のデータを得る手法として、入力画素の量子化
を行う。
【0046】さらに、第2の画像データによって、第1
の画像データの一部を表すことができる場合、第1の画
像データはその部分を省略する。例えば、入力解像度が
f8で、第2の画像データ量子化後のビット数が4の場
合、第1の画像データのうち、画像データ量が4ビット
以下の情報を省くことができる。
【0047】すなわち、 画像解像度がf8の場合、1ビットの情報 画像解像度f7〜f8の場合、2ビットの情報 画像解像度f6〜f7の場合、3ビットの情報 画像解像度f5〜f6の場合、4ビットの情報 の4つは第2の画像データ、すなわち、画像解像度がf
8で4ビットの情報で表すことができるため、省くこと
ができる。
【0048】これにより、以下の情報で、画質歪みなく
画像を表現できる。 画像解像度がf8、4ビットの情報 画像解像度f4〜f5、5ビットの情報 画像解像度f3〜f4、6ビットの情報 画像解像度f2〜f3、7ビットの情報 画像解像度fl〜f2、8ビットの情報
【0049】例えば、「画像解像度f4〜f5、5ビッ
トの情報」は、この情報の最も高い解像度を持てば良
い。すなわち、「画像解像度f5、5ビットの情報」で
表現できる。
【0050】他の情報もまとめると、 画像解像度がf8、4ビットの情報 画像解像度がf5、5ビットの情報 画像解像度がf4、6ビットの情報 画像解像度がf3、7ビットの情報 画像解像度がf2、8ビットの情報 となる。
【0051】次に、各実施形態について説明する。 (第1実施形態)第1実施形態は、画像符号化装置とし
て、請求項1、請求項2、請求項4、請求項25、請求
項30、請求項31に関するものであり、画像復号装置
として、請求項7、請求項10、請求項11、請求項1
3に関するものである。また、第1実施形態の画像符号
化装置は、入力画像をブロック分割することにより、解
像度が異なる2つの画像に分割し、それぞれを符号化す
るものである。
【0052】第1実施形態では、入力画像の1画素あた
りのデータ幅を8ビット、解像度を600dpi(以
下、25.4mmの直線上にN個の画素が並ぶ画像解像
度をNdpiと記述する。)とする。600dpiの画
素間距離は約42.3μmである。ここで、視距離を3
0cmとしたとき、副尺視力の閾値2”となる距離は、
30sin(2”)cmである。これを計算すると、約
2.9μmとなる。42.3/2.9=約15となるた
め、600dpiの画素値はおおよそ15階調以上を表
現できれば副尺視力の閾値以下に制御可能である。そこ
で、600dpiを4ビットで表現する。
【0053】さらに、図22のグラフを縦軸が解像度
(dpi)となるように書き換える。視距離を30cm
として、変形すると、例えば図23に示されるようなグ
ラフに書き換えることができる。図23において、20
0dpi以下の解像度で表現できる周波数の画像を表現
するのに8ビットあれば良いことになる。
【0054】200dpiから600dpiまでの解像
度で表現できる周波数の画像は、600dpiを4ビッ
トで表現することで表現可能である。すなわち、視距離
と視覚上の周波数特性の関係上、図23の特性を持つ場
合、600dpi画像を4ビットで表現し、かつ、20
0dpi画像を8ビットで表現すれば良いことになる。
第1実施形態では、この2分割の画像符号化方式を実現
する具体的な例について示すものである。
【0055】図1は第1実施形態を説明するブロック図
である。図1において、101は入力画像、102は入
力画像をブロックに分割するブロック化回路、103は
ブロック内の画像を量子化する量子化LUT(ルックア
ップテーブル)、104は量子化された画像を符号化す
る第1階層符号化器、105は第1階層符号、106は
ブロック内の画像の量子化代表値を求める量子化代表値
LUT、107は量子化代表値と入力画素値との差分を
算出する差分算出回路、108は差分算出同路107で
算出された差分の和を求める加算回路、109は加算さ
れた差分和を所定の値で割る除算回路、110は除算さ
れた差分和を符号化する第2階層符号化器である。
【0056】次に、第1実施形態の画像符号化装置にお
ける動作を説明する。解像度600dpiの入力画像1
01はブロック化回路102に入力される。ブロック化
回路102ではラスタ順に入力される画像を3×3画素
のブロックに分割する。3×3画素の600dpi画素
ブロックは、200dpi解像度の1画素分に相当する
(図15参照)。
【0057】ブロック化回路102でブロック化された
画素は、量子化LUT103に入力される。量子化LU
T103の例を図16に示す。これにより、8ビットの
データが4ビットのデータとして出力される。なお、こ
こでは、入力が0のときには復号画像が0となり、入力
が255のときには復号画像が255となるようにLU
Tを設定している。すなわち、入力値が0のときのみイ
ンデクスは0、入力値が255のときのみインデクスは
15となる。
【0058】さらに、ブロック化回路102でブロック
化された画素は、量子化代表値LUT106に入力さ
れ、量子化代表値が出力される。量子化代表値LUTの
内容例を図17に示す。ここでは、同一の量子化インデ
クスとなる入力値の中心値が量子化代表値として出力さ
れる。
【0059】次に、量子化LUT103で量子化された
量子化インデクスは第1階層符号化器104で符号化さ
れ、第1階層符号105となる。第1階層符号化器で
は、他のブロックの画像を合わせて符号化を行う。第1
階層符号化器104における符号化方式は、LZ方式等
の可逆符号化方式が適している。なお、ビットブレーン
に分解してJBIG方式やMH、MMR方式等の2値可
逆方式を適用しても良い。あるいはJPEG方式等の非
可逆画像符号化方式を適用することも可能である。
【0060】一方、量子化代表値LUT106で得られ
た量子化代表値、およびブロック化回路102の出力値
は差分算出回路107に入力され、各画素毎に差分が算
出される。ここで、ブロック内の入力画素値をXi、量
子化代表値をYiとする。ただし、iは、0から8まで
の整数であり、ブロック内の位置を示す。符号iが同一
の値は、ブロック内で同一の位置にあるとする。
【0061】差分算出回路107では、ブロック内の各
画素位置ごとに、差分として、 X1−Yi を算出する。
【0062】差分算出回路107で算出された差分は、
加算回路108に入力され、 Σ(Xi−Yi) の演算により、差分和が算出される。
【0063】加算回路108で算出された差分和は除算
回路109に入力され、下位4ビットが四捨五入により
切り捨てられる。切り捨て後の差分和の有効ビット数は
大体4ビットであるため、200dpiの画像の有効階
調数は8ビット程度を確保できる。(切り捨てビット数
を削減することで有効階調数を向上させ所望の値とする
ことが可能である)。
【0064】そして、切り捨て結果が第2階層符号化器
110に入力される。第2階層符号化器110では他の
ブロックの画像を合わせて符号化を行う。第2階層符号
化器104における符号化方式は、LZ方式等の可逆符
号化方式を適用しても良い。なお、ビットブレーンに分
解してJBIG方式やMH、MMR方式等の2値可逆方
式を適用しても良い。あるいは、JPEG方式等の非可
逆画像符号化方式を適用しても良い。
【0065】次に、請求項6に対応する第1実施形態の
画像符号化装置の他の例について説明する。図2は他の
例を説明する構成図である。すなわち、他の例における
画像符号化装置では、先に説明した第1実施形態の画像
符号化装置で量子化代表値LUT106および差分算出
回路107から構成されていた部分が、量子化誤差LU
T112から構成される。
【0066】量子化誤差LUT112には、ブロック内
の画素値に対応した量子化誤差値が蓄積されている。画
素値を入力すると、その画素値に対応した量子化誤差値
が出力される。この量子化誤差値は図17に示される量
子化代表値と一致するものである。
【0067】ここで、入力画素値をP、入力画素値Pの
場合の量子化代表値をIとすると、量子化誤差LUT1
12は、Pの入力に対してP−Iを出力するよう設定さ
れている。これにより、先に説明した第1実施形態の画
像符号化装置の差文算出回路107を省くことができ、
装置構成を簡素化できるようになる。
【0068】次に第1実施形態の画像復号装置について
説明する。図3は、第1実施形態の画像復号装置の構成
を示すブロック図である。図3において、105は第1
階層符号、111は第2階層符号、201は、第1階層
復号器、202は逆量子化LUT、203は第2階層復
号器、204は積算回路、205は加算回路、206は
逆ブロック化回路、207は復号画像である。
【0069】以下、図1および図3を用いて第1実施形
態の画像復号装置における動作を説明する。第1階層符
号化器104で符号化された第1階層符号105は、第
1階層復号器201で復号され、量子化インデクスが出
力される。
【0070】量子化インデクスは逆量子化LUT202
で逆量子化され、第1階層画像が得られる。逆量子化L
UTの内容例を図18に示す。逆量子化LUT202の
内容は、量子化LUT103と量子化代表値LUT10
6の内容に合致していなければならない。
【0071】また、第2階層符号化器110で符号化さ
れた第2符号111は、第2階層復号器203で復号さ
れ、除算された差分和が出力される。除算された差分和
は積算回路204で符号化の際の除算の逆演算が行われ
る。第1実施形態の画像符号化装置では、下位4ビット
の四捨五入による切り捨てを行ったため、積算回路20
4では、左4ビットシフトによって差分和を再現でき
る。
【0072】積算回路204で得られた差分和と、逆量
子化LUT202で得られた第1階層画像は、加算回路
205に入力される。以下、加算回路205の動作を説
明する。
【0073】ここで、第1階層画像の画素値をYi、積
算回路204で得られた差分和をZとする。また、1画
素平均の差分値として、第2階層復号器203で得られ
た値を用いる。この値をwとする。Z=16×wであ
る。
【0074】さらに、加算回路205では、画素値変動
許可範囲LUTを用いる。画素値変動許可範囲LUT
は、量子化インデクスを入力として、復号時に量子化代
表値からどれだけ離れた値になっても良いかを示すもの
である。画素値変動許可範囲LUTの例を図19に示
す。ここでは、量子化インデクスが0の場合と15の場
合には、画素値を保証したいため許可範囲が0であり、
それ以外の場合には、副尺視力で規定される画素値範囲
に収まるように許可範囲が設定されている。(一例とし
て副尺視力で規定される画素値誤差をここでは18とし
ている。隣接する画素の画素値の差の変動が18以下に
なるためには、各画素値の変動は9以下でなければなら
ない。)
【0075】先ず、加算回路205はブロック内の第1
階層画像の画素にwを加算する。wが画素値変動許可範
囲内にある場合は、wを加算する。wが画素値変動許可
範囲以上である場合は、画素値変動許可範囲の最大値を
加算する。各画素に加算した値をZから減じる。
【0076】次に、ブロック内の9画素中の加算順序を
予め定めておく。例えば、図20に示されるような順序
を定めておく。図20に示された順に、画素値変動許可
範囲ぎりぎりまで差分和を加算する。加算した値をZか
ら減じていき、Zが0となった時点で加算を終了する。
以上で、ブロック内の600dpiの画素値を復号する
ことができる。
【0077】その後、加算回路205の出力は逆ブロッ
ク化回路206に入力される。逆ブロック化回路206
ではブロック毎に復号された画像データをラスタスキャ
ン順にスキャン変換して復号画像207を出力する。
【0078】以上のように、第1実施形態では、入力画
像解像度である600dpiの画素の階調数を、副尺視
力で規定されるエッジ位置を保証する値に制御すること
が可能であり、かつ、200dpiの画像解像度の所望
(例えば8ビット)の階調数を保証することができる。
【0079】つまり、600dpiの画素値は8ビット
から4ビットに減少させることができる。また、200
dpiの画素値は4ビットであり、600dpi換算で
は、画素当たり4/9ビットとなる。すなわち、特別な
画像圧縮を行わなくとも、8ビットから、4+4/9ビ
ットに画像圧縮することが可能となる。さらに圧縮を行
うことが可能であり、その場合には、4+4/9ビット
をさらに小さい値とすることが可能となる。
【0080】また、第1実施形態では、以下の効果を得
ることもできる。すなわち、除算回路の除数を2のべき
乗とすることで、演算の簡易化を行っている。また、加
算回路で第1に加算する数を第2階層復号器の出力器と
したことで、演算の簡易化を図っている。また、加算回
路で第1階層画像の画素に平均値を加算することで、一
部の画素に多くの差分値を加算して、ブロック内で誤差
が偏在することを防止している。
【0081】さらに、量子化器をLUTで構成し非線型
量子化を行い、また、加算回路で画素値変動範囲を守る
ことで、画素値レベルによって誤差を発生させたくない
場合に対応することが可能となる。例えば、文字画像の
ように、0と255のみからなる画像の場合は、0と2
55の値に誤差を発生させたくない。この場合に対応す
ることが可能となる。
【0082】第1実施形態では、図23に示されたよう
に、一例として200dpiの周波数が4ビット必要な
場合であったが、これ以外でも、ブロックに分割できる
ような解像度の組み合わせの中から十分な階調ビット数
を設定する必要がある。図24に示されるように、20
0dpiで4ビット必要ない場合でも、符号化方式とし
ては、200dpiで4ビットの符号とする必要があ
る。
【0083】また、第2階層の解像度は200dpiに
限定されず、入力解像度との関係でブロックに分割でき
る解像度であれば良い。すなわち、入力解像度をAdp
i、とするとき、第2階層の解像度は、A/ndpi
(但し、nは整数)であれば良い(請求項30)。
【0084】また、ブロックに分割することにより、ブ
ロック内で演算を閉じることができる。つまり、演算の
範囲を限定できるため、演算負荷を小さくできる。ま
た、以上の例では、量子化代表値を算出するのに量子化
代表値LUTを用いているが、量子化インデクスを入力
し、量子化代表値を出力する逆量子化LUTを用いても
良い。
【0085】また、以上の例では、量子化としてLUT
を用いた非線型量子化を行っていたが、通常の除算を用
いる線形量子化でも良い。あるいは、上位ビットをその
まま抜き出して量子化インデクスとしても良い。この場
合、演算負荷を小さくできる効果が得られる(請求項2
4)。
【0086】あるいは、入力値が特殊な値(例えば0と
255の場合)のときのみ、特殊な量子化インデクスを
与え、その他の場合は、上位ビットをそのまま抜き出し
て量子化インデクスとする等の手法でも良い。
【0087】また、以上の例では、加算回路205にお
ける平均値を平均値に類する値として、第2階層復号器
203で得られた値wを用いていたが、この値ではな
く、実際に平均値を算出して用いても良い。例えば、こ
の場合、Z/9の演算により平均値を求めることができ
る(請求項9)。
【0088】また、以上の例では、加算回路205で、
まず画素あたりの差分の平均値を加算した後に、残りの
差分和を画素毎に加算していた。画素あたりの差分の平
均値を加算せずに、最初から残りの差分和を画素毎に加
算しても良い。加算の順序は例えば、図20に示される
ような順序とすれば良い。また、加算の際には、図20
に示された順に、画素値変動許可範囲ぎりぎりまで差分
和を加算する。加算した値をZから減じていき、Zが0
となった時点で加算を終了することで、200dpiの
画素の平均値と、副尺視力の閥値を保証することができ
る(請求項12)。
【0089】(第2実施形態)第2実施形態の画像符号
化装置は、第1実施形態の画像符号化装置に対して除算
回路109の動作のみ異なる。この第2実施形態は、特
に、請求項3、8に関連するものである。
【0090】上記説明した第1実施形態では、図1の除
算回路109で2のべき乗の数値(例えば16)で除算
を行っていたが、第2実施形態では、ブロック内の画素
数9で除算を行うものである。
【0091】200dpiの解像度で正確な平均値を算
出することにより、200dpiで必要十分な情報量を
確保することができる。第1実施形態のように2のべき
乗で除算した場合は、演算負荷は小さくなるが、画質を
保証するためには必要以上の情報量が必要となる。
【0092】また、第2実施形態の画像復号装置の場
合、図3の積算回路204では、画素値9を積算する。
また、加算回路205で2段階に分けて加算する場合の
平均値は第2階層復号器203の出力をそのまま利用で
きる(請求項8)。
【0093】(第3実施形態)第3実施形態の符号化装
置は、第1実施形態の符号化装置とは除算回路109の
動作のみ異なる。第3実施形態は、特に、請求項5に関
連するものである。
【0094】第3実施形態では、除算回路109の出力
ビット幅のダイナミックレンジすべてを使いきるように
除算回路109の除数を設定するものである。第3実施
形態の効果は、除算回路109の出力をそれ以上圧縮し
ない場合に、最も圧縮効率の良いデータを提供すること
である。
【0095】例えば、図17に示される量子化代表値を
持つ量子化器で量子化をする場合、最悪1画素あたり±
9画素値の誤差が発生する。±9画素値の誤差が最大9
画素発生するため、図1の加算回路108の出力である
差分和の最大値は、±81となる。この画素値のダイナ
ミックレンジは、81+81+0=163画素値分であ
る。−81から+81を0から162までの数値Kで表
す。この画素値を量子化してNビット(例えば4ビッ
ト)で表す。162/16=10.125である。
【0096】例えば、除数を10.2として、除算回路
109の動作を、K/10.2とすることで、除算後の
ビットのダイナミックレンジ(0〜15)を有効に利用
することができる。
【0097】(第4実施形態)上記説明した第1実施形
態では、入力画像を2階層に分割して符号化する例を示
した。また、ブロック化を行うため、高解像度画像の解
像度は、低解像度画像の解像度の整数倍に限定される。
これに対して第4実施形態では、第1実施形態を一般化
し、解像度の制限と階層数の制限を無くしたものであ
る。また、第4実施形態は、入力画像をm階層の画像に
分割するまでを述べるものである。
【0098】m階層に分割された画像はそれぞれ独立に
符号化されることでさらに圧縮される(請求項28)。
この場合、復号時には対応する復号を行って各階層画像
を復号する(請求項29)。第4実施形態は、主として
請求項14、15に関連する。請求項14は、請求項1
5が2階層になった場合である。
【0099】第4実施形態の概念を以下に示す。副尺視
力では画像解像度がf8のときに4ビットの情報が必要
であるとする。また、図22に示されるような視覚周波
数特性があるとする。
【0100】この時、以下の情報を持てば、画質歪みな
く画像を表現できる。 画像解像度がf8、4ビットの情報 画像解像度がf5、5ビットの情報 画像解像度がf4、6ビットの情報 画像解像度がf3、7ビットの情報 画像解像度がf2、8ビットの情報
【0101】以上のような5階層の画像情報を持てば良
い。ここで、「画像解像度f5、5ビットの情報」は、
「画像解像度がf8、4ビットの情報」とは独立ではな
いため、独立な差分情報のみを符号化すれば良い。他の
解像度情報に関しても同様である。また、画像解像度f
5以上の解像度情報を縮退して、階層数を減少させるこ
とも可能である。
【0102】複数の解像度画像を一つにする場合、解像
度およびビット数は最も高い値に合わせる。例えば、画
像解像度f5とf4をあわせ、また画像解像度f3とf
2を合わせることにより、以下のように縮退することが
可能である。 画像解像度がf8、4ビットの情報 画像解像度f5、6ビットの情報 画像解像度f3、8ビットの情報
【0103】また、画像解像度をきりの良い値にするた
めには、上記の解像度よりも高い解像度とする。例え
ば、第2階層の解像度f5が258dpiであり、この
解像度を実現することが実装上の負荷が大きいため困難
であり、100dpi単位の解像度にしたいとする。解
像度を変更するためには、第2階層の解像度を258d
pi以上とする必要がある。例えば300dpiとす
る。ビット数はf5の場合と同様に6ビットとする。
【0104】以下、図4、図5、図6を用いて、第4実
施形態の動作を説明する。図4において、301は入力
画像、302は第1量子化器、303は第1階層画像、
304は第1逆量子化器、305は第1差分算出回路、
306は第2量子化器、307は第1縮小回路、308
は第2階層画像、309は第2逆量子化器、310は第
2差分算出回路、311は第3量子化器、312は第2
縮小回路、313は第3階層画像、314は第3逆量子
化器、315は第3差分算出回路である。
【0105】また、図5において、401は第n量子化
器、402は第n−1縮小回路、403は第n階層画
像、404は第n逆量子化器、40Sは第n差分算出回
路、406は第n+1量子化器、407は第n縮小回
路、408は第n+1階層画像、409は第n+1逆量
子化器、410は第n+1差分算出回路である。
【0106】また、図6において、601は第m−1量
子化器、602は第m−2縮小回路、503は第m−1
階層画像、504は第m−1逆量子化器、505は第m
−1差分算出回路、506は第m−1縮小回路、507
は第m階層画像である。
【0107】図4において、入力画像301は第1量子
化化器302に入力され、量子化インデクスが出力され
る。量子化器は例えば、図16に示されるようなLUT
を用いる。あるいは、所定の量子化ステップサイズで除
算を行う線形量子化、入力データの上位ビットの取り出
し等で実現される。
【0108】量子化インデクスは第1階層画像303と
して出力される。また、量子化インデクスは第1逆量子
化器304に入力され、量子化インデクスを逆量子化し
た第1の量子化代表値が出力される。
【0109】さらに、量子化代表値と、入力画像301
は第1差分算出回路に入力される。第1差分算出回路3
05では、入力画像301と量子化代表値の差分(第1
の差分)を算出し、第2量子化器へ出力する。第2量子
化器では第1の差分を量子化し、第1縮小回路307で
所望の解像度に縮小される。
【0110】さらに第2逆量子化器309では、第2量
子化器の出力を逆量子化し、第2の量子化代表値を出力
する。第2差分算出回路310では、第2の量子化代表
値と第1の差分との差分(第2の差分)を算出する。
【0111】以下、第3量子化器311、第2縮小回路
312、第3階層画像313、第3逆量子化器314、
第3差分算出回路315でも、同様の動作を行う。
【0112】一般に、第n+1階層の画像を出力する動
作を、図5を用いて表す。第n差分算出回路405の出
力(第nの差分)は、第n+1量子化器406と、第n
+1差分算出回路410に入力される。第n+1量子化
器406では第nの差分を量子化し第n縮小回路407
は第n+1階層画像の解像度に量子化インデクスを縮小
し、第n+1階層画像408を出力する。
【0113】また、第n+1逆量子化器409は、第n
+1量子化器406の出力を逆量子化し、第n+1の量
子化代表値を出力する。第n+1差分算出回路410で
は、第n+1の量子化代表値と第nの差分との差分(第
n+1の差分)を算出する。
【0114】さらに、最終階層(第m階層)画像を出力
する動作は、図6を用いて表す。第m−1差分算出回路
505の出力(第m−1の差分)は、第m−1縮小回路
506に入力され、第m階層画像507が出力される。
【0115】同様に、2階層の場合の動作は図7で示さ
れる。図7において、601は第1縮小回路、602は
第2階層画像である。図4と異なる部分は、第1差分算
出回路305の出力が第1縮小回路601のみに入力さ
れ、第2階層画像602が出力される点のみである。以
上、m階層に分割する一般的な装置例を示した。
【0116】以下に第4実施形態のさらに具体化した例
を示す。入力画像解像度は600dpi、階調数は25
6(8ビット)であり、 画像解像度が600dpi、4ビットの情報 画像解像度300dpi、6ビットの情報 画像解像度200dpi、8ビットの情報 の3階層に分割するとする。
【0117】入力画像の上位4ビットは、第1階層画像
として出力される(請求項24)。入力画像の下位4ビ
ットが第1差分算出回路の出力として出力される。この
場合、量子化代表値は、量子化インデクスを左4ビット
シフトした値であり、逆量子化器と、差分算出回路の動
作は一度に行われることになる。
【0118】入力画像の下位4ビットのうち、上位2ビ
ットを300dpi相当となるように縮小し、第2階層
画像として出力する。入力画像の下位4ビットのうち、
下位2ビットを200dpi相当となるように縮小し、
第3階層画像として出力する。以上のように、一般的に
m階層の分割が可能である。2階層の場合よりも圧縮率
を高められる。
【0119】(第5実施形態)上記説明した第1実施形
態では、入力画像を2階層に分割して符号化する例を示
した。また、ブロック化を行うため、高解像度画像の解
像度は、低解像度画像の解像度の整数倍に限定される。
第5実施形態では、第4実施形態と同様に、第1実施形
態を一般化し、解像度の制限と階層数の制限を無くした
ものである。
【0120】また、第5実施形態は、入力画像をm階層
の画像に分割するまでを述べるものである。また、第4
実施形態は、入力画像解像度で差分をとって分割した画
像を一度に所望の解像度に縮小するのに対し、第5実施
形態では、高い解像度から段階的に縮小を行ってm個の
縮小画像を得る画像符号化装置について述べるものであ
る。
【0121】m階層に分割された画像はそれぞれ独立に
符号化されることでさらに圧縮される(請求項28)。
この場合、復号時には対応する復号を行って各階層画像
を復号する(請求項29)。第5実施形態は、主として
請求項16、17に関連する。請求項16は、請求項1
7が2階層になった場合である。
【0122】第5実施形態の概念は、第4実施形態の概
念と同じである。以下、図8、図9、図10を用いて、
第5実施形態の動作の説明を行う。図8において、30
1は入力画像、302は第1量子化器、303は第1階
層画像、701は第1逆量子化器、702は1.1縮小
回路、703は1.2縮小回路、704は第1差分算出
回路、705は第1の差分、706は第2量子化器、7
07は第2階層画像、708は第2逆量子化器、709
は2.1縮小回路、710は2.2縮小回路、711は
第2差分算出回路である。
【0123】また、図9において、801は第n差分算
出回路、802は第nの差分、803は第n+1量子化
器、804は第n+1階層画像、805は第n+1逆量
子化器、806はn+1.1縮小回路、807はn+
1.2縮小回路、806は第n+1差分算出回路、80
9は第n+1の差分である。
【0124】さらに、図10において、901は第m−
1差分算出回路、902は第m階層画像である。
【0125】図8において、第1量子化器302、第1
階層画像303に関する動作は第4実施形態と同じであ
る。図8において、入力画像301は1.2縮小回路7
03に入力され、第2階層画像の解像度に縮小される。
同様に、第1逆量子化器701で逆量子化された出力
は、1.1縮小回路702に入力され、第2階層画像の
解像度に縮小される。
【0126】第1差分算出回路704では、2つの縮小
回路の出力の差分を算出し、第1の差分705を出力す
る。第1の差分705は第2量子化器706で量子化さ
れ、第2階層画像707として出力される。以下同様
に、第2逆量子化器708、2.1縮小回路709、
2.2縮小回路710、第2差分算出回路711は動作
する。
【0127】さらに、一般に、第n+1階層の画像を出
力する動作を、図9を用いて表す。第n差分算出回路8
01の出力である第nの差分は、第n+1量子化器80
3で量子化され、第n+1階層画像804として出力さ
れる。さらに、第n+1階層画像804は、第n+1逆
量子化器805で逆量子化され、n+1.1縮小回路8
06に入力される。同様に第nの差分802はn+1.
2縮小回路807に入力される。
【0128】n+1.1縮小回路806、およびn+
1.2縮小回路807では、第n+2階層画像の解像度
に入力画像データを縮小する。第n+1差分算出回路8
08は、n+1.1縮小回路806とn+1.2縮小回
路807の出力の差分(第n+1の差分)を算出する。
【0129】さらに、最終階層(第m階層)画像を出力
する動作を、図10を用いて表す。第m−1差分算出回
路901の出力である第m−1の差分は、第m階層画像
902として出力される。
【0130】同様に、2階層の場合の動作は図11で示
される。図11において、301、302、302は既
出である。1001は第1逆量子化器、1002は1.
1縮小回路、1003は1.2縮小回緒、1004は第
1差分算出回格、1005は第2階層画像である。
【0131】図11において、動作が図8と異なる点
は、第1差分算出回路1004の出力がそのまま第2階
層画像となる点のみである。以上、m階層に分割する一
般的な装置例を示した。以下に第5実施形態のさらに具
体化した例を示す。
【0132】入力画像解像度は600dpi、階調数は
256(8ビット)であり、 画像解像度が600dpi、4ビットの情報 画像解像度が300dpi、6ビットの情報 画像解像度が200dpi、8ビットの情報 の3階層に分割するとする。
【0133】入力画像の上位4ビットは、第1階層画像
として出力される。(請求項24)入力画像の上位4ビ
ットを左4ビットシフトして8ビットとしたデータを1
/2に縮小する(データ1)。入力画像を1/2に縮小
する(データ2)。
【0134】データ1とデータ2の差分を算出し、差分
は4ビットデータとする(データ3)。データ3の上位
2ビットを第2階層データとして出力する(データ
4)。(例えば、量子化演算をこのように定義する)
【0135】データ4を右2ビットシフトし、4ビット
データとする(データ5)。データ3とデータ5の差分
をとり、さらに、2/3に縮小して、第3階層データと
して出力する。
【0136】(第6実施形態)上記説明した第4実施形
態および第5実施形態において、第1実施形態に示され
たように、量子化インデクスを入力して逆量子化器を行
うことによって量子化代表値を求めるのではなく、量子
化前のデータを入力して直接量子化代表値を取得しても
良い。
【0137】第4実施形態および第5実施形態では、差
分回路の出力あるいは縮小回路の出力をそのまま最終階
層画像としていたが、そのままでは冗長なデータ成分と
なる場合は、さらに量子化して最終画像とする。
【0138】例えば、縮小や、差分を行うことによっ
て、ダイナミックレンジが拡大してしまい、必要となる
ビット数が大きくなる場合がある。(縮小前の画像のダ
イナミックレンジが0〜15であるにも関わらず、縮小
によって15以上の値になる可能性がある)。この場合
に量子化あるいはダイナミックレンジ制限によって、所
望のダイナミックレンジに抑えることにより、データの
増大を制限できる。符号化時に量子化を行う場合、復号
時に逆量子化を行う。(請求項26、27)
【0139】(第7実施形態)第7実施形態では、第4
実施形態あるいは第5実施形態の符号化装置で符号化さ
れた符号を復号する例について示す。(請求項19、2
0に関連する)
【0140】第7実施形態は、各階層画像を出力解像度
に解像度変換してから逆量子化して加算する例である。
図12を用いて第7実施形態の画像復号装置の説明を行
う。
【0141】図12において、1201は第1階層画
像、1202は第1逆量子化器、1203は第2階層画
像、1204は第1拡大回路、1205は第2逆量子化
器、以下、第n階層画像を復号する第n拡大回路と第n
+1逆量子化器がある。さらに、最終階層において、1
206は第m階層画像、1207は第m−1拡大回路、
1208は加算回路、1209は復号画像である。
【0142】第1階層画像1201は第1逆量子化器1
202で逆量子化が行われ、加算回路1206に入力さ
れる。第2階層画像1203は第1拡大回路1204で
出力画像解像度に拡大され、第2逆量子化器1205で
逆量子化され加算回路1206に入力される。同様に、
第n階層画像は第n−1拡大回路で出力画像解像度に拡
大され、第n逆量子化器で逆量子化され加算回路120
6に入力される。
【0143】最終階層である第m階層画像1206は、
第m−1拡大回路で出力画像解像度に拡大され、加算回
路1206に入力される。加算回路1208はすべての
入力データを加算して、復号画像1209を生成する。
【0144】以下、さらに具体的な例を示す。 第1階層画像は、解像度600dpi、4ビットデータ 第2階層画像は、解像度300dpi、2ビットデータ 第3階層画像は、解像度200dpi、2ビットデータ であるとする。
【0145】第1階層画像を左4ビットシフトし(4ビ
ットシフトにより逆量子化が行われるような量子化を行
った場合)、8ビット画像とする(データ1)。第2階
層画像を2倍に拡大し、左2ビットシフトし(4ビット
シフトにより逆量子化が行われるような量子化を行った
場合)、上位4ビットに0を付加して8ビット画像とす
る(データ2)。第3階層画像を3倍に拡大し、上位6
ビットに0を付加して8ビット画像とする(データ
3)。データ1、データ2、データ3を加算して、復号
画像を生成する。
【0146】(第8実施形態)第8実施形態では、第4
実施形態あるいは第5実施形態の符号化装置で符号化さ
れた符号を復号する例について示す(請求項19、21
に関連する)。第8実施形態は、各階層画像を逆量子化
してから出力解像度に解像度変換して加算する例であ
る。
【0147】図13を用いて第8実施形態の画像復号装
置の説明を行う。図13において、符号は図12と同じ
である。以下動作を説明する。第1階層画像1201は
第1逆量子化器1202で逆量子化が行われ、加算回路
1206に入力される。
【0148】第2階層画像1203は第2逆量子化器1
205で逆量子化され、第1拡大回路1204で出力画
像解像度に拡大され、加算回路1206に入力される。
同様に、第n階層画像は第n逆量子化器で逆量子化さ
れ、第n−1拡大回路で出力画像解像度に拡大され、加
算回路1206に入力される。
【0149】最終階層である、第m階層画像1206は
第m−1拡大回路で出力画像解像度に拡大され、加算回
路1206に入力される。加算回路1208はすべての
入力データを加算して、復号画像1209を生成する。
【0150】以下、さらに具体的な例を示す。 第1階層画像は、解像度600dpi、4ビットデータ 第2階層画像は、解像度300dpi、2ビットデータ 第3階層画像は、解像度200dpi、2ビットデータ であるとする。
【0151】第1階層画像を左4ビットシフトし(4ビ
ットシフトにより逆量子化が行われるような量子化を行
った場合)、8ビット画像とする(データ1)。第2階
層画像を左2ビットシフトし(4ビットシフトにより逆
量子化が行われるような量子化を行った場合)、上位4
ビットに0を付加して8ビット画像とし、さらに、2倍
に拡大する(データ2)。第3階層画像を上位6ビット
に0を付加して8ビット画像とし、さらに、3倍に拡大
する(データ3)。データ1、データ2、データ3を加
算して、復号画像を生成する。
【0152】(第9実施形態)第9実施形態では、第4
実施形態あるいは第5実施形態の画像符号化装置で符号
化された符号を復号する例について示す(請求項23に
関連する)。第9実施形態は、最終階層画像から、一段
づつ解像度を上げながら加算していく復号装置の例であ
る。
【0153】図14を用いて、第9実施形態の説明を行
う。図14において、1401は、第m階層画像、14
02は第m−1拡大回路、1403は第m−1階層画
像、1404は第m−1逆量子化器、1405は第m−
1加算回路、1406は第m−2拡大回路、1407は
第m−2階層画像、1408は第m−2逆量子化器、1
409は第m−2加算回路、1410は第2階層画像、
1411は第2逆量子化器、1412は第2加算回路、
1413は第1拡大器、1414は第1階層画像、14
15は第1逆量子化器、1416は第1加算回路、14
17は復号画像である。
【0154】まず、第m階層画像1401は、第m−1
拡大回路1402で第m−1階層画像の解像度に拡大さ
れる。第n−1階層画像1403は、第m−1逆量子化
器1404で逆量子化される。
【0155】第m−1拡大回路1402の出力と、第m
−1逆量子化器1404の出力は第m−1加算回路14
05で加算される。第m−1加算回路1405の出力
は、第m−2拡大回路1406で第m−2階層画像の解
像度に拡大される。
【0156】第m−2階層画像1407は第m−2逆量
子化器1408で逆量子化される。さらに、第m−2拡
大回路1406の出力と、第m−2逆量子化器1408
の出力は第m−1加算回路1405で加算される。以
下、同様に、下位階層(数字が大きな階層)の加算結果
を拡大したものと、一段上の階層(数字が一つ小さい階
層)の画像を逆量子化したものとを次々に階層的に加算
する。
【0157】最終的に、第2階層画像1410は、第2
逆量子化器1411で逆量子化され、第2加算回路14
12で第2拡大回路の出力と加算される。更に、第2加
算回路1412の出力は第1拡大回路1413で第1階
層画像の解像度、すなわち、復号画像の解像度に拡大さ
れる。
【0158】また、第1階層画像1414は第1逆量子
化器1415で逆量子化され、第1拡大回路1413の
出力と、第1逆量子化器1415の出力は第1加算回路
1416で加算され、復号画像1417を出力する。
【0159】以下、さらに具体的な例を示す。 第1階層画像は、解像度600dpi、4ビットデータ 第2階層画像は、解像度300dpi、2ビットデータ 第3階層画像は、解像度200dpi、2ビットデータ であるとする。
【0160】先ず、第3階層画像を、解像度300dp
iとなるように、3/2倍拡大する(データ1)。第2
階層画像を逆量子化する。この例での逆量子化は左2ビ
ットシフトで実現できるように量子化されているものと
する。逆量子化結果は解像度300dpiの4ビットデ
ータとなる(データ2)。
【0161】データ1とデータ2を加算し、4ビットデ
ータとする(データ3)。データ3を、解像度600d
piとなるように2倍拡大する(データ4)。第1階層
画像を逆量子化する。この例での逆量子化は左4ビット
シフトで実現できるように量子化されているものとす
る。逆量子化結果は解像度600dpiの8ビットデー
タとなる(データ5)。データ4とデータ5を加算し、
600dpi、8ビットデータを作成する。このデータ
を復号データとして出力する。
【0162】(第10実施形態)第10実施形態では、
入力画像をビットプレーンにわけて符号化および復号す
る装置を示す(請求項18、22に関連する)。
【0163】入力画像解像度は600dpi、階調数は
256(8ビット)であり、 画像解像度が600dpi、4ビットの情報 画像解像度300dpi、6ビットの情報 画像解像度200dpi、8ビットの情報 の3階層に分割するとする。
【0164】符号化時は、入力画像の上位4ビットは入
力画像解像度のまま符号化する(第1階層符号)。入力
画像の次の上位2ビットは、入力画像を1/2に縮小し
て符号化する(第2階層符号)。入力画像の下位2ビッ
トは、入力画像を1ノ3に縮小して符号化する(第3階
層符号)。
【0165】復号時は、第1階層符号を復号し、第1階
層画像を得る。第1階層画像を左4ビットシフトし、8
ビット画像とする(データ1)。
【0166】第2階層符号を復号し、第2階層画像を得
る。第2階層画像を2倍に拡大し、左2ビットシフト
し、さらに上位4ビットに0を付加して8ビット画像と
する(データ2)。
【0167】第3階層符号を復号し、第3階層画像を得
る。第3階層画像を3倍に拡大し、上位6ビットに0を
付加して8ビット画像とする(データ3)。データ1、
データ2、データ3を加算して、復号画像を生成する。
【0168】なお、以上に述べた実施形態で、拡大、縮
小の手法として、ニアレストネイバー法、バイリニア
法、キュービックコンボリューション法等さまざまな方
式が適用できる。
【0169】(第11実施形態)第11実施形態は、主
として請求項32、に関係する。また、請求項23、あ
るいは、第9実施形態のさらに具体的な例である。ま
た、第11実施形態は、実施形態1で述べた画像復号器
を更に高画質化するものである。
【0170】上記説明した第1実施形態では、ブロック
内で独立に第2階層画像を拡大していたためブロック歪
みが発生する危険性がある。第11実施形態では、第2
階層画像を他ブロックを用いて拡大することで、滑らか
で、かつ、ブロック歪みの無い復号画像を生成するもの
である。
【0171】図21を用いて、第11実施形態の説明を
行う。図21において、105は第1階層符号、111
は第2階層符号、201は、第1階層復号器、202は
逆量子化LUT、203は第2階層復号器、204は積
算回路、2201は加算回路、2202は除算回路、2
203は拡大回路、2204は画素値限定回路、220
5は平均値保存回路、2206は復号画像である。
【0172】第1階層符号105および第2階層符号1
11が入力されてから、第1階層復号器201、逆量子
化LUT202、第2階層復号器203、積算回路20
4の動作は、第1実施形態と同じである。
【0173】逆量子化LUT202の逆量子化結果、お
よび積算回路204の積算結果は加算回路2201に入
力される。ここで、逆量子化結果をX(i)、積算結果
をYとする(但し、i=0,1,2,…,8)。
【0174】加算回路2201では、 Z=ΣX(i)+Y の演算を行う。
【0175】除算回路2202では、 z=Z/9 の演算を行う。
【0176】結果として得られるzは、200dpiの
解像度の画素値であり、また、この3×3のブロックの
平均値に相当するものである。拡大回路2203では、
除算回路で得られた値、すなわち200dpiの画像を
3倍に拡大する。拡大の手法として、ニアレストネイバ
ー法、バイリニア法、キュービックコンボリューション
法等さまざまな方式が適用できる。
【0177】拡大後の画像は、第1実施形態で示した画
素値変動許可範囲外にある可能性がある。第1実施形態
で示されるように、画素値変動許可範囲は第1階層画像
からLUTを用いて得ることができる。
【0178】画素値限定回路2204では、拡大複の画
素値を、画素値変動許可範囲内に限定する。限定の手法
は、第1実施形態と同様にできる。さらに、画素値限定
回路2204の出力と、除算回路2202の出力である
平均値は、平均値保存回路2205に入力され、ブロッ
ク内の平均値を保存する。
【0179】ここで、画素値限定回路2204の出力を
A(i)、除算回路2202の出力をzとする。
【0180】平均値からの誤差和をEとする。 E=Z×9− A(i) の式を用いて、Eを算出する。
【0181】以下の手順で、平均値を保存する。なお、
int()は入力値の小数点以下を切り捨てる関数、d
ec()は入力値の小数点以下を示す関数とする。 (1)SUMにEを代入する。 (2)E=0のとき終了 E>0のとき、 dec(E/9)=0ならば、e=(E/9) dec(E/9)≠0ならば、e=int(E/9)+
1 E<0のとき。 dec(E/9)=0ならば、e=(E/9) dec(E/9)≠0ならば、e=int(E/9)−
1 (3)i=0 (4)A(i)にeを加算する。但し、加算は、画素値
変動許可範囲内とする。実際に加算することのできた画
素値増加分をe’とする。 (5)Eから、e’を減ずる。 (6)E=0のとき、終了。 SUM*E<0のとき、(8)に行く。i=8のとき、
(8)に行く。上記以外のとき、iに1を加算し、
(7)に行く。 (7)Eの絶対値よりも、eの絶対値が大きいとき、e
にEを代入する。(4)に行く。 (8)i=0 (9)A(i)にEを加算する。但し、加算は、画素値
変動許可範囲内とする。実際に加算することのできた画
素値増加分をe’とする。 (10)Eから、e’を減ずる。 (11)E=0のとき、終了。 i=8のとき、終了。上記以外のとき、iに1を加算
し、(9)に行く。
【0182】(第12実施形態)第11実施形態は、主
として請求項33に関係する。第12実施形態では、第
11実施形態に加えて、画素値限定回路2204の中
で、エッジを検出し、エッジと判断された場合、画素値
限定の結果を量子化代表値とするものである。
【0183】図21の画素値限定回路2204におい
て、拡大回路2203と量子化代表値の差分を算出し、
差分の絶対値が所定の値以上であれば、その画素はエッ
ジ画素であると判断し、画素値限定回路2204の出力
は量子化代表値とする(条件1)。
【0184】(条件1)以外のとき、かつ、画素値変動
許可範囲内の場合は、拡大値をそのまま出力する。
【0185】(条件1)以外のとき、かつ、画素値変動
許可範囲外の場合は、画素変動許可範囲内かつ、拡大値
からできるだけ画素値を変化させない値を出力する。
【0186】上記所定の値(エッジ閾値)は、第1階層
画像、すなわち量子化インデクスに依存させることがで
きる。一例として、量子化インデクスを入力とし、エッ
ジ閥値を出力とするLUTで実現できる。あるいは、画
素値変動許可範囲の定数倍であっても良い。
【0187】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果がある。すなわち、入力画像データを、第
1の画像データ(知覚可能な階調数を全て表現すること
が可能な、できるだけ小さい解像度の画像データ)と、
第2の画像データ(知覚可能なエッジ位置を全て表現す
ることが可能な、できるだけ小さい階調数の画像デー
タ)に分離して符号化することにより、画像を表現する
ために必要な解像度と階調数をできるだけ小さなデータ
量で実現することができる。
【0188】また、一画素内で、階調レベルがエッジ位
置を表す場合にも、知覚可能なエッジ位置を全て表現す
ることが可能な、できるだけ小さい階調数の画像データ
を保持することにより、エッジ位置を保証することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態の画像符号化装置を説明する構
成図である。
【図2】 第1実施形態の画像符号化装置の他の例を説
明する構成図である。
【図3】 第1実施形態の画像復号装置を説明する構成
図である。
【図4】 第4実施形態を説明する構成図(その1)で
ある。
【図5】 第4実施形態を説明する構成図(その2)で
ある。
【図6】 第4実施形態を説明する構成図(その3)で
ある。
【図7】 2階層の場合を説明する構成図である。
【図8】 第5実施形態を説明する構成図(その1)で
ある。
【図9】 第5実施形態を説明する構成図(その2)で
ある。
【図10】 第5実施形態を説明する構成図(その3)
である。
【図11】 2階層の場合を説明する構成図である。
【図12】 第7実施形態を説明する構成図である。
【図13】 第8実施形態を説明する構成図である。
【図14】 第9実施形態を説明する構成図である。
【図15】 ブロック化回路を説明する図である。
【図16】 量子化LUTの例を示す図である。
【図17】 量子化代表値LUTの例を示す図である。
【図18】 逆量子化LUTの例を示す図である。
【図19】 画素値変動許可範囲LUTの例を示す図で
ある。
【図20】 ブロック内加算順序の例を示す図である。
【図21】 第11実施形態を説明する構成図である。
【図22】 必要ビット数と画像解像度との関係を説明
する概念図(その1)である。
【図23】 必要ビット数と画像解像度との関係を説明
する概念図(その2)である。
【図24】 必要ビット数と画像解像度との関係を説明
する概念図(その3)である。
【図25】 従来例1を説明する図である。
【図26】 従来例2を説明する図である。
【図27】 視覚周波特性を示す図である。
【図28】 文字線画、写真混在の状態を説明する図で
ある。
【図29】 2値のフォントを説明する図である。
【図30】 グレイフォントを説明する図である。
【図31】 副尺視力を説明する図である。
【符号の説明】
101…入力画像、102…ブロック化回路、103…
量子化LUT、104…第1階層符号化器、105…第
1階層符号、106…量子化代表値LUT、107…差
分算出回路、108…加算回路、109…除算回路、1
10…第2階層符号化器、111…第2階層符号、20
1…第1階層復号器、202…逆量子化LUT、203
…第2階層復号器、204…積算回路、205…加算回
路、206…逆ブロック化回路、207…復号画像
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C059 KK02 MA00 MA23 MA32 MA35 MA45 MA47 PP01 RC11 TA16 TA21 TB08 TB10 TC02 TC08 TC10 TD05 TD12 UA06 UA38 5C078 AA04 BA43 BA64 CA03 DA00 DA01 DA02 DB04 DB05 5J064 AA01 BA15 BB13 BC08 BC09 BC16 BD02 9A001 BB06 EE04 EE05 HH23

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力画像をブロックに分割するブロック
    化手段と、 前記ブロック化手段によって分割されたブロック内の画
    像を量子化する量子化手段と、 前記量子化手段によって量子化された画像の量子化代表
    値を求める量子化代表値取得手段と、 前記ブロック内の画素値と、前記量子化代表値取得手段
    によって取得された量子化代表値との差分のブロック内
    の平均値を求める平均値取得手段と、 前記量子化手段によって量子化された画像を符号化する
    第1階層符号化手段と、 前記平均値取得手段によって取得された平均値を符号化
    する第2階層符号化手段とを具備することを特徴とする
    画像符号化装置。
  2. 【請求項2】 前記平均値取得手段は、 前記ブロック内の画素値と、前記量子化代表値取得手段
    によって取得された量子化代表値との差分を画素毎に算
    出する差分算出手段と、 前記差分算出手段によって算出された差分を、前記ブロ
    ック内で加算する加算手段と、 前記加算手段によって加算された差分和を所定の数で割
    る除算手段とからなることを特徴とする請求項1記載の
    画像符号化装置。
  3. 【請求項3】 前記除算手段における所定の数は、ブロ
    ック内の画素数であることを特徴とする請求項2記載の
    画像符号化装置。
  4. 【請求項4】 前記除算手段における所定の数は、2の
    べき乗で表現できる数であり、 前記除算手段は、ビットシフトによって実現されること
    を特徴とする請求項2記載の画像符号化装置。
  5. 【請求項5】 前記除算手段における所定の数は、前記
    加算手段により加算された差分和のダイナミックレンジ
    が前記除算手段の除算によって所定の値となるように設
    定されることを特徴とする請求項2記載の画像符号化装
    置。
  6. 【請求項6】 前記差分算出手段は、ルックアップテー
    ブルで構成され、 前記ルックアップテーブルは、前記ブロック内の画素値
    を入力として、そのブロック内の画素値と前記量子化代
    表値との差分を出力することを特徴とする請求項2記載
    の画像符号化装置。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の画像符号化装置によって
    符号化された符号を復号するための画像復号装置であっ
    て、 前記第1階層符号化手段によって符号化された符号を復
    号する第1階層復号手段と、 前記第2階層符号化手段によって符号化された符号を復
    号する第2階層復号手段と、 前記第1階層復号手段によって復号されたデータを逆量
    子化する逆量子化手段と、 前記第2階層復号手段によ
    って復号された第2階層データを用いて、前記逆量子化
    手段によって逆量子化された第1階層データを補正し、
    前記ブロック内の画像データを得る画素値補正手段と、 前記画素値補正手段で得た前記ブロック内の画像データ
    をラスタスキャン化する逆ブロック化手段とを具備する
    ことを特徴とする画像復号装置。
  8. 【請求項8】 符号化時の前記除算手段における所定の
    数がブロック内の画素数であり、 前記画素値補正手段は、前記ブロック内の各画素の第1
    階層データに前記第2階層復号手段によって復号された
    第2階層データをそのまま加算することを特徴とする請
    求項7記載の画像復号装置。
  9. 【請求項9】 前記ブロック内の差分の平均値を算出す
    る差分平均値算出手段をさらに具備し、 前記画素値補正手段は、前記ブロック内の各画素の第1
    階層データに前記差分平均値算出手段によって得られた
    差分平均値を加算することを特徴とする請求項7記載の
    画像復号装置。
  10. 【請求項10】 前記第1階層復号手段によって復号さ
    れたデータの画素値変動許可範囲を求める画素値変動許
    可範囲取得手段とをさらに具備し、前記画素値補正手段
    は、前記ブロック内の各画素に加算される画素値が、前
    記画素値変動許可範囲内に収まるように制御することを
    特徴とする請求項7記載の画像復号装置。
  11. 【請求項11】 前記画素値変動許可範囲取得手段は、
    前記第1階層復号手段によって得られた量子化インデク
    スを入力とし、正側と負側の画素値変動許可範囲を出力
    とするルックアップテーブルにより実現されることを特
    徴とする請求項10記載の画像復号装置。
  12. 【請求項12】 前記画素値補正手段は、前記第2階層
    データと前記第1階層データとの差分和を算出するとと
    もに、前記ブロック内の画素値に前記差分和を加算する
    順を予め定めておき、この順に画素値変動許可範囲内に
    収まるように前記差分和を加算していき、差分和が0と
    なった時点で加算を終了することを特徴とする請求項1
    0記載の画像復号装置。
  13. 【請求項13】 前記ブロック内の差分の平均値あるい
    は平均値に類する値を算出する差分平均値算出手段をさ
    らに具備し、前記画素値補正手段は、まず、前記差分平
    均値算出手段によって算出された平均値を各画素毎に画
    素値変動許可範囲内に収まる範囲内で加算し、加算され
    た画素値は、差分和から減じ、さらに、差分和が0では
    ない場合、前記ブロック内の画素値に差分和を加算する
    順を予め定めておき、この定められた順に画素値変動許
    可範囲内に収まるように差分和を加算していき、差分和
    が0となった時点で加算を終了することを特徴とする請
    求項10記載の画像復号装置。
  14. 【請求項14】 入力画像を量子化し、第1の解像度か
    らなる第1階層画像を生成する量子化手段と、前記量子
    化手段により量子化された第1階層画像の量子化代表値
    を取得する量子化代表値取得手段と、前記入力画像と前
    記量子化代表値取得手段で取得された量子化代表値との
    差分を算出する差分算出手段と、 前記差分算出手段によって算出された差分を解像度変換
    し、前記第1階層画像と異なる解像度の第2階層画像を
    生成する解像度変換手段と、 を具備することを特徴とする画像符号化装置。
  15. 【請求項15】 入力画像を量子化し、第1の解像度か
    らなる第1階層画像を生成する第1の量子化手段と、 前記第1の量子化手段により量子化された第1階層画像
    の量子化代表値を取得する第1の量子化代表値取得手段
    と、 前記入力画像と、前記第1の量子化代表値取得手段によ
    り取得された第1の量子化代表値との差分を算出する第
    1の差分算出手段と、 nは1以上m−1未満の整数、mは3以上の整数とし
    て、第nの差分算出手段によって算出された第nの差分
    を量子化する第n+1の量子化手段と、 前記第n+1の量子化手段によって量子化された画像を
    解像度変換し、第n+1階層画像を生成する第nの解像
    度変換手段と、 前記第n+1の量子化手段により量子化された画像の量
    子化代表値を取得する第n+1の量子化代表値取得手段
    と、 第nの差分算出手段によって算出された第nの差分と、
    前記第n+1の量子化代表値取得手段により取得された
    第n+1の量子化代表値との差分を算出する第n+1の
    差分算出手段と、 第m−1の差分算出手段によって算出された差分を解像
    度変換し、第m階層画像を生成する第m−1の解像度変
    換手段とを具備し、 前記入力画像をそれぞれ解像度の異なるm階層の画像に
    分割することを特徴とする画像符号化装置。
  16. 【請求項16】 入力画像を量子化し、第1階層画像を
    生成する量子化手段と、 前記量子化手段により量子化された画像の量子化代表値
    を取得する量子化代表値取得手段と、 前記量子化代表値取得手段により取得された第1階層画
    像量子化代表値を第2階層画像の解像度に解像度変換す
    る第1解像度変換手段と入力画像を第2階層画像の解像
    度に解像度変換する第2解像度変換手段と、 前記第1解像度変換手段により第2階層画像の解像度に
    解像度変換された第1階層画像量子化代表値と、前記第
    2解像度変換手段により第2階層画像の解像度に解像度
    変換された入力画像との差分を算出して、第2階層画像
    を算出する差分算出手段とを具備し、 前記入力画像を解像度の異なる2階層の画像に分割する
    ことを特徴とする画像符号化装置。
  17. 【請求項17】 入力画像を量子化し、第1階層画像を
    生成する第1の量子化手段と、 前記第1の量子化手段により量子化された画像の量子化
    代表値を取得する第1の量子化代表値取得手段と、 前記第1の量子化代表値取得手段により取得された第1
    階層画像量子化代表値を第2階層画像の解像度に解像度
    変換する第1解像度変換手段と入力画像を第2階層画像
    の解像度に解像度変換する第2解像度変換手段と、 前記第1解像度変換手段により第2階層画像の解像度に
    解像度変換された第1階層画像量子化代表値と、前記第
    2解像度変換手段により第2階層画像の解像度に解像度
    変換された入力画像との差分を第2階層画像として算出
    する第1の差分算出手段と、 nは1以上m−1未満の整数、mは3以上の整数とし
    て、 第nの差分算出手段によって算出された第nの差分を量
    子化し、第n+1階層画像を生成する第n+1の量子化
    手段と、 前記第n+1の量子化手段により量子化された画像の量
    子化代表値を取得する第n+1の量子化代表値取得手段
    と、 前記第n+1の量子化代表値取得手段により取得された
    第n+1階層画像量子化代表値を第n+2階層画像の解
    像度に解像度変換する解像度変換手段と第nの差分算出
    手段によって算出された第nの差分を第n+2階層画像
    の解像度に解像度変換する第n+1解像度変換手段と、 前記第n+1解像度変換手段により第n+2階層画像の
    解像度に解像度変換された第n+1階層画像量子化代表
    値と、第n+2階層画像の解像度に解像度変換された第
    nの差分との差分を第n+1階層画像として算出する第
    n+1の差分算出手段とを具備し、 前記入力画像をそれぞれ解像度の異なるm階層の画像に
    分割することを特徴とする画像符号化装置。
  18. 【請求項18】 入力画像を1または複数のビット毎に
    取り出し、1ビット以上のプレーンに分割するビットプ
    レーン分割手段と、 MSBを含まないプレーンをそれぞれ解像度変換する解
    像度変換手段とを具備し、 前記入力画像をそれぞれ解像度の異なる複数の階層の画
    像に分割することを特徴とする画像符号化装置。
  19. 【請求項19】 請求項14記載の画像符号化装置で符
    号化された符号を復号するための画像復号装置であっ
    て、 前記第1階層画像を逆量子化する第1の逆量子化手段
    と、 前記第2階層画像を拡大する第1の拡大手段と、 前記第1の逆量子化手段の出力と、前記第1の拡大手段
    の出力を加算して復号画像を生成する加算手段とを具備
    することを特徴とする画像復号装置。
  20. 【請求項20】 請求項15記載の画像符号化装置で符
    号化された符号を復号するための画像復号装置であっ
    て、 前記第1階層画像を逆量子化する第1の逆量子化手段
    と、 nは1以上m−1未満の整数、mは3以上の整数とし
    て、 第n+1階層画像を解像度変換し、復号画像の解像度に
    変換する第nの解像度変換手段と、 前記第nの解像度変換手段によって解像度変換された画
    像を逆量子化する第n+1の逆量子化手段と、 前記第m階層画像を解像度変換し、復号画像の解像度に
    変換する第m−1の解像度変換手段と、 前記第1の逆量子化手段の出力と、m−2個の第n+1
    (但し、n=1,2‥‥,m−2)の逆量子化手段の出
    力と、第m−1の解像度変換手段の出力を加算して復号
    画像を生成する加算手段とを具備することを特徴とする
    画像復号装置。
  21. 【請求項21】 請求項15記載の画像符号化装置で符
    号化された符号を復号するための画像復号装置であっ
    て、 前記第1階層画像を逆量子化する第1の逆量子化手段
    と、 nは1以上m−1未満の整数、mは3以上の整数とし
    て、 第n+1階層画像を逆量子化する第n+1の逆量子化手
    段と、 前記第n+1の逆量子化手段によって逆量子化された第
    n+1階層画像を解像度変換し、復号画像の解像度に変
    換する第nの解像度変換手段と、 第m階層画像を解像度変換し、復号画像の解像度に変換
    する第m−1の解像度変換手段と、 第1の逆量子化手段の出力と、m−2個の第n(但し、
    n=1,2,…,m−2)の解像度変換手段の出力と、
    第m−1の解像度変換手段の出力を加算して復号画像を
    生成する加算手段とを具備することを特徴とする画像復
    号装置。
  22. 【請求項22】 請求項18記載の画像符号化装置によ
    り符号化された符号を復号するための画像復号装置であ
    って、 nを1以上m−1未満の整数、mは2以上の整数とし
    て、 第n+1階層画像を解像度変換し、復号画像の解像度に
    変換する第nの解像度変換手段と、 第1階層画像と、m−1個の第n+1(但し、n=1,
    2,…,m−1)階層画像の解像度変換結果を合成する
    ビットプレーン合成手段とを具備することを特徴とする
    画像復号装置。
  23. 【請求項23】 nはm−1未満、1以上の整数、mは
    3以上の整数として、 第m階層画像を解像度変換して、第m−1階層画像の解
    像度に変換する第m−1の解像度変換手段と、 第n+1階層画像を逆量子化する第n+1の逆量子化手
    段と、 前記第m+1の解像度変換手段の出力と、前記第n+1
    の逆量子化手段の出力を加算する第n+1の加算手段
    と、 前記第n+1の加算手段の出力を解像度変換して、第n
    階層画像の解像度に変換する第nの解像度変換手段と、 第1階層画像を逆量子化する第1の逆量子化手段と、 第1の解像度変換手段の出力と、前記第1の逆量子化手
    段の出力を加算する第1の加算手段とを具備することを
    特徴とする画像復号装置。
  24. 【請求項24】 前記量子化手段は、入力データの上位
    ビットをそのまま取り出して量子化インデクスとするこ
    とを特徴とする請求項1、14、15、16のうちいず
    れか1項に記載の画像符号化装置。
  25. 【請求項25】 前記量子化手段は、量子化されるデー
    タを入力し、量子化インデクスを出力するルックアップ
    テーブルで構成されることを特徴とする請求項1、1
    4、15、16のうちいずれか1項に記載の画像符号化
    装置。
  26. 【請求項26】 mを2以上の整数とし、m個の階層画
    像に分割する場合に、第m階層画像を量子化する最終階
    層量子化手段をさらに具備し、最終階層画像のビット幅
    を制限することを特徴とする請求項14、15、16、
    17、18のうちいずれか1項に記載の画像符号化装
    置。
  27. 【請求項27】 請求項26記載の画像符号化装置によ
    って符号化された符号を復号する画像復号装置であっ
    て、 mを2以上の整数とし、m個の階層画像に分割された画
    像のうち、最終階層画像逆量子化手段をさらに具備し、
    最終階層画像を復号することを特徴とする請求項19、
    20、21、22、23のうちいずれか1項に記載の画
    像復号装置。
  28. 【請求項28】 mを2以上の整数とし、m個の階層画
    像に分割された画像の冗長度を圧縮するm個の符号化手
    段を更に具備することを特徴とする請求項14、15、
    16、17、18のうちいずれか1項に記載の画像符号
    化装置。
  29. 【請求項29】 請求項28記載の画像符号化装置によ
    って符号化された符号を復号する画像復号装置であっ
    て、 mを2以上の整数とし、m個の階層画像に分割された画
    像の冗長度を圧縮するm個の符号化手段によって圧縮さ
    れた符号を復号するm個の復号手段をさらに具備するこ
    とを特徴とする請求項19、20、21、22、23の
    うちいずれか1項に記載の画像復号装置。
  30. 【請求項30】 入力画像をブロック化するブロック化
    回路をさらに具備し、各階層画像の解像度(単位長さあ
    たりの画素数)を、入力画像解像度を整数で割った偶に
    限定し、この整数を各階層画像の解像度を表す整数と
    し、前記ブロック化回路のブロックの大きさを、各階層
    画像の解像度を表す整数の最小公倍数とすることを特徴
    とする請求項14、15、16、17、18のうちいず
    れか1項に記載の画像符号化装置。
  31. 【請求項31】 前記解像度変換手段は、ブロック内の
    画素の平均値を算出することで解像度変換を行うことを
    特徴とする請求項30記載の画像符号化装置。
  32. 【請求項32】 前記逆量子化手段によって逆量子化さ
    れた第1階層データと第2階層復号手段によって復号さ
    れた第2階層データとから、ブロック内の画像データ平
    均値を得る平均値取得手段と、 前記平均値取得手段によって取得された平均値を、出力
    画像の解像度に拡大する拡大手段とをさらに具備するこ
    とを特徴とする請求項7記載の画像復号装置。
  33. 【請求項33】 前記拡大手段によって得られた画素値
    と、第1階層データ画素値とを比較する比較手段とをさ
    らに具備し、 前記拡大手段によって得られた画素値と、第1階層デー
    タ画素値との差分の絶対値が所定の値よりも大きい場合
    には、画素値補正を行わないことを特徴とする請求項3
    2記載の画像復号装置。
JP2000071598A 2000-03-15 2000-03-15 画像符号化装置および画像復号装置 Pending JP2001268565A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000071598A JP2001268565A (ja) 2000-03-15 2000-03-15 画像符号化装置および画像復号装置
US09/799,353 US6950557B2 (en) 2000-03-15 2001-03-06 Image encoding apparatus and image decoding apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000071598A JP2001268565A (ja) 2000-03-15 2000-03-15 画像符号化装置および画像復号装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001268565A true JP2001268565A (ja) 2001-09-28

Family

ID=18590156

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000071598A Pending JP2001268565A (ja) 2000-03-15 2000-03-15 画像符号化装置および画像復号装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6950557B2 (ja)
JP (1) JP2001268565A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006254211A (ja) * 2005-03-11 2006-09-21 Kenwood Corp データ圧縮装置、圧縮データ復元装置、データ圧縮方法、圧縮データ復元方法及びプログラム
US7184596B2 (en) 2002-06-04 2007-02-27 Fuji Xerox Co., Ltd. Image processing apparatus for reducing coding load
JP2010039886A (ja) * 2008-08-07 2010-02-18 Hoya Corp 画像処理ユニット、撮像装置、合成画像作成プログラム
JP2015177431A (ja) * 2014-03-17 2015-10-05 富士ゼロックス株式会社 画像処理装置及び画像処理プログラム

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ITMI20011309A1 (it) * 2001-06-21 2002-12-21 St Microelectronics Srl Metodo di memorizzazione di un file dati in particolare in formato cosiddetto mpeg
US7342681B2 (en) * 2001-07-13 2008-03-11 Transpacific Ip, Ltd High-speed calibration method and system for an image-capture apparatus
US7769084B1 (en) 2002-07-15 2010-08-03 Apple Inc. Method for implementing a quantizer in a multimedia compression and encoding system
JP4323871B2 (ja) * 2003-06-11 2009-09-02 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP4993676B2 (ja) * 2006-09-01 2012-08-08 キヤノン株式会社 画像符号化装置及び画像符号化方法
US7953285B2 (en) * 2006-11-03 2011-05-31 Taiwan Imagingtek Corporation Method and circuit of high performance variable length coding and decoding for image compression
KR101394151B1 (ko) * 2007-10-04 2014-05-14 삼성전자주식회사 시감 특성을 이용한 영상 부호화 장치 및 방법
JP4424404B2 (ja) * 2007-10-04 2010-03-03 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 圧縮方法、伸張方法及び画像処理装置
JP4548528B2 (ja) * 2008-08-13 2010-09-22 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像処理装置及びエッジ分類方法
GB0823701D0 (en) * 2008-12-31 2009-02-04 Symbian Software Ltd Fast data entry
US8379715B2 (en) * 2009-08-27 2013-02-19 Nxp B. V. System and method for video compression using non-linear quantization and modular arithmetic computation
JP4860739B2 (ja) * 2009-09-03 2012-01-25 パナソニック株式会社 画像処理装置及び画像処理方法
JP2011139276A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Sony Computer Entertainment Inc 画像処理装置および画像処理方法
JP5529685B2 (ja) * 2010-09-03 2014-06-25 パナソニック株式会社 画像符号化方法、画像復号化方法、画像符号化装置及び画像復号化装置
JP5863407B2 (ja) * 2010-12-08 2016-02-16 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム
US8743234B1 (en) * 2011-03-07 2014-06-03 Flir Systems, Inc. Video gamma correction
US9066112B2 (en) * 2012-08-02 2015-06-23 Xerox Corporation Method and printing system for designing code books for super resolution encoding
US9510002B2 (en) 2013-09-09 2016-11-29 Apple Inc. Chroma quantization in video coding

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE59300517D1 (de) 1992-04-11 1995-10-05 Barmag Barmer Maschf Absaugeinrichtung für eine Vielzahl von kontinuierlich anlaufenden Fäden.
US6181826B1 (en) * 1992-07-22 2001-01-30 Eastman Kodak Company Method and associated apparatus for achieving additional signal level resolution from a quantized digital representation of an image
JP3045008B2 (ja) * 1994-06-27 2000-05-22 セイコーエプソン株式会社 ハーフトーン画像の圧縮方式
JPH08317220A (ja) 1995-03-16 1996-11-29 Toshiba Corp 異値ビットマップ混在画像の符号化/復号化装置及び方法
US5742703A (en) * 1995-10-11 1998-04-21 Xerox Corporation Method and apparatus for the resolution enhancement of gray-scale images that include text and line art
US6009201A (en) * 1997-06-30 1999-12-28 Intel Corporation Efficient table-lookup based visually-lossless image compression scheme
JPH1169164A (ja) * 1997-08-21 1999-03-09 Toshiba Corp 画像符号化方法および画像符号化装置および画像復号化装置および画像形成装置
US6559972B1 (en) * 1998-12-17 2003-05-06 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method and apparatus for processing image data

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7184596B2 (en) 2002-06-04 2007-02-27 Fuji Xerox Co., Ltd. Image processing apparatus for reducing coding load
JP2006254211A (ja) * 2005-03-11 2006-09-21 Kenwood Corp データ圧縮装置、圧縮データ復元装置、データ圧縮方法、圧縮データ復元方法及びプログラム
JP2010039886A (ja) * 2008-08-07 2010-02-18 Hoya Corp 画像処理ユニット、撮像装置、合成画像作成プログラム
JP2015177431A (ja) * 2014-03-17 2015-10-05 富士ゼロックス株式会社 画像処理装置及び画像処理プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US20010028749A1 (en) 2001-10-11
US6950557B2 (en) 2005-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001268565A (ja) 画像符号化装置および画像復号装置
EP0422404B1 (en) Transform coding using coefficient prediction techniques
US6347116B1 (en) Non-linear quantizer for video coding
US5333212A (en) Image compression technique with regionally selective compression ratio
JP3973104B2 (ja) 再構成方法及び装置
US6567559B1 (en) Hybrid image compression with compression ratio control
CN101816182A (zh) 图像编码装置、图像编码方法、图像编解码系统
EP0969670B1 (en) Unequal compression of MSBs and LSBs using Hierarchical Vector Quantization (HVQ)
JP4010752B2 (ja) 画像処理装置と画像処理方法及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体
US20030081848A1 (en) Image encoder, image encoding method and image-encoding program
US20040006582A1 (en) Digital image coding device and method
JP2002190956A (ja) 画像符号化装置および画像復号装置
US7079693B2 (en) Fast image decompression via look up table
JP2006197074A (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びそのプログラム
US6584225B1 (en) Frequency domain halftoning
JPH0487460A (ja) 画像処理装置
JPH0951504A (ja) 画像符号化装置及び画像復号化装置
JP2002374533A (ja) 画像符号化装置および画像復号装置ならびにその方法
JP4241517B2 (ja) 画像符号化装置及び画像復号装置
Lai et al. Inverse halftoning of color images using classified vector quantization
JPH10191338A (ja) 画像符号化装置および画像復号装置
US6347115B1 (en) Method and system for predictive coding of images treated with the Roberts Method
JP3199786B2 (ja) 画像処理装置
JPH1051768A (ja) 画像符号化装置及び画像復号化装置
JPH0310486A (ja) 動画像符号化装置