[go: up one dir, main page]

JP2001267595A - 太陽電池モジュール - Google Patents

太陽電池モジュール

Info

Publication number
JP2001267595A
JP2001267595A JP2000075210A JP2000075210A JP2001267595A JP 2001267595 A JP2001267595 A JP 2001267595A JP 2000075210 A JP2000075210 A JP 2000075210A JP 2000075210 A JP2000075210 A JP 2000075210A JP 2001267595 A JP2001267595 A JP 2001267595A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solar cell
connection terminal
light
solar
side connection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000075210A
Other languages
English (en)
Inventor
Junji Nakajima
淳二 中島
Tomoyuki Toyama
智之 遠山
Tatsuo Toyoda
竜生 豊田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP2000075210A priority Critical patent/JP2001267595A/ja
Publication of JP2001267595A publication Critical patent/JP2001267595A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy
    • Y02E10/549Organic PV cells
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Landscapes

  • Photovoltaic Devices (AREA)
  • Electroluminescent Light Sources (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 太陽電池の各々を直列に接続する新たな構造
を備えることにより、製造時の歩留まりを向上させた太
陽電池モジュールを提供すること。 【解決手段】 一方の太陽電池1の「光極側接続ターミ
ナル」(図面の左方向の透光性基板11の一端部)の垂
直投影面を、他方の太陽電池1の「対極側接続ターミナ
ル」(図面の右方向の導電性基板17の一端部)に重ね
合わせながら、少なくと2つ以上の太陽電池1を配置し
て、一方の太陽電池1の「光極側接続ターミナル」(図
面の左方向の透光性基板11の一端部)と他方の太陽電
池1の「対極側接続ターミナル」(図面の右方向)の導
電性基板17の一端部)とを、S字型接続金具2で電気
的に接続することにより、太陽電池1の各々を直列に接
続させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽電池を直列に
接続した太陽電池モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、太陽電池モジュールでは、例え
ば、図10、図11に示すように、P−N接合の境界面
が形成された太陽電池セル105の両側の表面におい
て、集電線104を付与させており、これによって、光
電効果で発生する電子の授受を効率よく行っている。
【0003】さらに、集電線104を付与した太陽電池
セル105(以下、「太陽電池101」という)の各々
は、金属導電箔102を介して、直列に接続されてい
る。特に、金属導電箔102は、ハンダ103をもっ
て、一方の「太陽電池101」の上面側の集電線104
に付着されるとともに、他方の「太陽電池101」の下
面側の集電線104に付着される。尚、このような接続
方法は、例えば、特開平7−131049号公報、特開
平8−330615号公報、特開平9−55531号公
報などにおいて、記載又は示唆されている。
【0004】そして、直列に接続された「太陽電池10
1」の各々は、図12に示すように、EVAなどの透光
性樹脂フィルム107で挟まれ、さらに、その上面に対
しては、入射光側として、平板ガラスなどの透光性基板
106を積層するとともに、その下面に対しては、ET
FEフィルムやPCTFEフィルムなどの防湿フィルム
108を積層した後、真空熱融着プレスで完全に密着・
密封されることなどにより、太陽電池モジュール110
となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、太陽電
池セル105の表面においては、実装効率の観点から、
集電線104、金属導電箔102、ハンダ103などを
できるだけ小面積になるように設置するため、局所的な
凹凸部が常に形成されている。また、太陽電池セル10
5は、厳密には平坦でないため、一般的に多少の反りが
ある。さらに、太陽電池セル105や金属導電箔102
は、数百μm程度と薄いため、屈曲荷重に弱いものであ
る。
【0006】従って、図12に示すように積層した後、
真空熱融着プレスで完全に密着・密封すると、脆性材料
である太陽電池セル105において、局所的な凹凸部に
非常に大きな応力が発生するので、太陽電池セル105
の破壊が起きたり、或いは、金属導電箔102の破断が
起こることがあった。
【0007】また、「太陽電池101」の各々の集電線
104に付着される金属導電箔102は、ハンダ103
を介して行われることから、ハンダ付けの熱応力によ
り、太陽電池セル105の破壊が起こることもあった。
【0008】すなわち、太陽電池モジュール110にお
いて、「太陽電池101」の各々を図10〜12に示す
ような構造で接続する限りは、製造時において、太陽電
池セル105の破壊や金属導電箔102の破断を避ける
ことができず、これらが歩留まりを低下させる主要な原
因となっていたので、「太陽電池101」の各々を接続
する新たな構造の開発が望まれていた。
【0009】そこで、本発明は、上述した問題点を解決
するためになされたものであり、太陽電池の各々を直列
に接続する新たな構造を備えることにより、製造時の歩
留まりを向上させた太陽電池モジュールを提供すること
を課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に成された請求項1に係る発明は、少なくとも2つ以上
の太陽電池が直列に接続される部分を有する太陽電池モ
ジュールであって、太陽電池の各々は、光極と対極とを
有する太陽電池セルと、前記太陽電池セルの光極側と透
明導電膜を介して電気的に接合される透光性基板と、前
記透光性基板の一端部であって前記太陽電池セルに対し
て所定方向へ突出する光極側接続ターミナルと、前記太
陽電池セルの対極側と電気的に接合される導電性基板
と、前記導電性基板の一端部であって前記太陽電池セル
に対して反対方向へ突出する対極側接続ターミナルとを
備えたものであり、一方の太陽電池の光極側接続ターミ
ナルの垂直投影面を他方の太陽電池の対極側接続ターミ
ナルに重ね合わせながら太陽電池の各々を配置するとと
もに、一方の太陽電池の光極側接続ターミナルと他方の
太陽電池の対極側接続ターミナルとを接続手段で電気的
に接続したこと、を特徴としている。
【0011】このような特徴を有する本発明の太陽電池
モジュールは、少なくとも2つ以上を直列に接続される
太陽電池を有している。そして、太陽電池では、太陽電
池セルの光極側において、透明導電膜を介し透光性基板
が電気的に接合されているとともに、太陽電池セルの対
極側において、導電性基板が電気的に接合されている。
さらに、太陽電池では、太陽電池セルの光極側におい
て、光極側接続ターミナルとして、所定方向へ透光性基
板の一端部が突出しているとともに、太陽電池セルの対
極側において、対極側接続ターミナルとして、所定方向
とは逆の反対方向へ導電性基板の一端部が突出してい
る。そのため、太陽電池においては、太陽電池セルを中
心とする対角の位置に、光極側接続ターミナルと対極側
接続ターミナルとが対称的に設けられいる。
【0012】従って、太陽電池の各々を直列に接続させ
るために列置する際には、一方の太陽電池の光極側接続
ターミナルの垂直投影面を、他方の太陽電池の対極側接
続ターミナルに重ね合わせながら配置させることができ
る。そして、一方の太陽電池の光極側接続ターミナルと
他方の太陽電池の対極側接続ターミナルとを接続手段で
電気的に接続することにより、太陽電池の各々を直列に
容易に接続させることができる。
【0013】ここで、説明の便宜上、太陽電池セルの光
極側を「上方向」、太陽電池セルの対極側を「下方向」
とすると(以下、同じ)、太陽電池の光極側接続ターミ
ナルは、透光性基板の一端部であって太陽電池セルから
所定方向へ突出したものであるから、太陽電池の光極側
接続ターミナルが、太陽電池セルの真上・真下に存在す
ることはない。また、太陽電池の対極側接続ターミナル
は、導電性基板の一端部であって太陽電池セルから反対
方向へ突出したものであるから、太陽電池の対極側接続
ターミナルが太陽電池セルの真上・真下に存在すること
はない。従って、太陽電池セルの真上・真下において、
接続手段による局所的な凹凸部が形成されないように、
太陽電池の各々を直列に接続させることができる。
【0014】すなわち、本発明の太陽電池モジュールで
は、太陽電池セルの光極側において所定方向へ突出する
透光性基板の一端部を光極側接続ターミナルとするとと
もに、太陽電池セルの対極側において反対方向へ突出す
る導電性基板の一端部を対極側接続ターミナルとするこ
とにより、光極側接続ターミナルと対極側接続ターミナ
ルとを太陽電池セルを中心とする対角の位置に対称的に
設けた太陽電池を有し、一方の太陽電池の光極側接続タ
ーミナルの垂直投影面を、他方の太陽電池の対極側接続
ターミナルに重ね合わせながら、少なくと2つ以上の太
陽電池を配置して、一方の太陽電池の光極側接続ターミ
ナルと他方の太陽電池の対極側接続ターミナルとを接続
手段で電気的に接続することにより、太陽電池の各々を
直列に容易に接続させる、簡素化された新たな構造を備
えており、この新たな接続構造は、太陽電池セルの真上
・真下において、接続手段による局所的な凹凸部が形成
されないように、太陽電池の各々を直列に接続させるこ
とができるので、太陽電池の各々を直列に接続させたも
のをモジュール化する際に、太陽電池の各々に機械的な
荷重を作用させても、太陽電池セルに生じる応力の分布
は一様となり、これにより、太陽電池セルの破壊を防止
することが可能となる。従って、本発明の太陽電池モジ
ュールは、製造時の歩留まりを向上させたものと言うこ
とができる。
【0015】尚、本発明の太陽電池モジュールにおい
て、透光性基板は、透明導電膜を介して、太陽電池セル
の光極側と電気的に接合されるものであったが、透光性
基板そのものの導電性により、太陽電池セルの光極側と
電気的に接合されるものであってもよい。また、太陽電
池セルには、例えば、結晶系のもの、非結晶系(アモル
ファス)のもの、化合物系のもの、薄膜多結晶系のも
の、湿式系のもの、有機系のものなどがある。また、導
電性基板は、非導電性基板に導電膜を付与させたもので
もよい。
【0016】また、上述した課題を解決するために成さ
れた請求項2に係る発明は、少なくとも2つ以上の太陽
電池が直列に接続される部分を有する太陽電池モジュー
ルであって、前記太陽電池の各々は、光極と対極とを有
する太陽電池セルと、前記太陽電池セルの光極側と透明
導電膜を介して電気的に接合されるとともに前記太陽電
池セルの対極側と導電膜を介して電気的に接合される透
光性基板と、前記透光性基板の一端部であって前記太陽
電池セルに対して突出する光極側接続ターミナルと、前
記透光性基板の他端部であって前記太陽電池セルに対し
て突出する対極側接続ターミナルとを備えたものであ
り、一方の太陽電池の光極側接続ターミナルと他方の太
陽電池の対極側接続ターミナとを向かい合わせながら太
陽電池の各々を配置するとともに、一方の太陽電池の光
極側接続ターミナルと他方の太陽電池の対極側接続ター
ミナルとを接続手段で電気的に接続したこと、を特徴と
している。
【0017】このような特徴を有する本発明の太陽電池
モジュールは、少なくとも2つ以上を直列に接続される
太陽電池を有している。そして、太陽電池では、太陽電
池セルの光極側が透明導電膜を介し透光性基板に電気的
に接合されているとともに、太陽電池セルの対極側が導
電膜を介し透光性基板に電気的に接合されている。さら
に、太陽電池では、光極側接続ターミナルとして、透光
性基板の一端部が太陽電池セルに対して突出していると
ともに、対極側接続ターミナルとして、透光性基板の他
端部が電池セルに対して突出している。そのため、太陽
電池においては、透光性基板の対向する位置に、光極側
接続ターミナルと対極側接続ターミナルとが対称的に設
けられいる。
【0018】従って、太陽電池の各々を直列に接続させ
るために列置する際には、一方の太陽電池の光極側接続
ターミナルと他方の太陽電池の対極側接続ターミナルと
を、向かい合わせながら配置させることができる。そし
て、一方の太陽電池の光極側接続ターミナルと他方の太
陽電池の対極側接続ターミナルとを接続手段で電気的に
接続することにより、太陽電池の各々を直列に容易に接
続させることができる。
【0019】そして、太陽電池の光極側接続ターミナル
は、透光性基板の一端部であって太陽電池セルから突出
したものであるから、太陽電池の光極側接続ターミナル
が、太陽電池セルの真上・真下に存在することはない。
また、太陽電池の対極側接続ターミナルは、透光性基板
の他端部であって太陽電池セルから突出したものである
から、太陽電池の対極側接続ターミナルが太陽電池セル
の真上・真下に存在することはない。従って、太陽電池
セルの真上・真下において、接続手段による局所的な凹
凸部が形成されないように、太陽電池の各々を直列に接
続させることができる。
【0020】すなわち、本発明の太陽電池モジュールで
は、太陽電池セルから突出する透光性基板の一端部を光
極側接続ターミナルとするとともに、太陽電池セルから
突出する透光性基板の他端部を対極側接続ターミナルと
することにより、光極側接続ターミナルと対極側接続タ
ーミナルとを透光性基板の対向する位置に対称的に設け
た太陽電池を有し、一方の太陽電池の光極側接続ターミ
ナルと他方の太陽電池の対極側接続ターミナルとを向か
い合わせながら、少なくと2つ以上の太陽電池を配置し
て、一方の太陽電池の光極側接続ターミナルと他方の太
陽電池の対極側接続ターミナルとを接続手段で電気的に
接続することにより、太陽電池の各々を直列に容易に接
続させる、簡素化された新たな構造を備えており、この
新たな接続構造は、太陽電池セルの真上・真下におい
て、接続手段による局所的な凹凸部が形成されないよう
に、太陽電池の各々を直列に接続させることができるの
で、太陽電池の各々を直列に接続させたものをモジュー
ル化する際に、太陽電池の各々に機械的な荷重を作用さ
せても、太陽電池セルに生じる応力の分布は一様とな
り、これにより、太陽電池セルの破壊を防止することが
可能となる。従って、本発明の太陽電池モジュールは、
製造時の歩留まりを向上させたものと言うことができ
る。
【0021】尚、本発明の太陽電池モジュールにおいて
は、一つの透光性基板に対し、一つの太陽電池セルを電
気的に接合させてもよいし、二つ以上の太陽電池セルを
電気的に接合されたものを電気的に接合させてもよい。
また、太陽電池セルには、例えば、結晶系のもの、非結
晶系(アモルファス)のもの、化合物系のもの、薄膜多
結晶系のもの、湿式系のもの、有機系のものなどがあ
る。
【0022】また、上述した課題を解決するために成さ
れた請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2に記
載する太陽電池モジュールにおいて、前記接続手段は、
一方の太陽電池の光極側接続ターミナルと他方の太陽電
池の対極側接続ターミナルとをそれぞれ挟持する導電性
金属クリップであること、を特徴としている。また、請
求項4に係る発明は、請求項1又は請求項2に記載する
太陽電池モジュールにおいて、前記接続手段は、一方の
太陽電池の光極側接続ターミナルと他方の太陽電池の対
極側接続ターミナルとの空間に充填される導電性接着剤
であること、を特徴としている。
【0023】このような特徴を有する本発明の太陽電池
モジュールでは、太陽電池の各々を直列に接続させるた
めに列置すると、一方の太陽電池の光極側接続ターミナ
ルと他方の太陽電池の対極側接続ターミナルとが、空間
を介在させながら、上下方向又は水平方向に隣接するこ
とになる。
【0024】すなわち、本発明の太陽電池モジュールで
は、従来技術のものとは異なり、一方の太陽電池の光極
側接続ターミナルと他方の太陽電池の対極側接続ターミ
ナルとを電気的に接続する接続手段として、導電性金属
クリップや導電性接着剤などの使用が可能となり、金属
導電箔を使用することを回避できるから、金属導電箔の
ハンダ付けの際に生じる熱応力による太陽電池セルの破
壊から解放されるとともに、太陽電池の各々を直列に接
続させたものをモジュール化する際に生じる金属導電箔
の破断からも解放されることになる。さらに、屋外にお
ける風圧などで繰り返し荷重を受けた際に生じる、金属
導電箔の破断やハンダ付け部分の剥離などといったトラ
ブルからも解放されるので、故障発生の確率が低下し、
信頼性を向上させることができる。
【0025】また、従来技術における金属導電箔のハン
ダ付けは、金属導電箔の一端を一方の太陽電池の表面に
付着するとともに金属導電箔の他端を他方の太陽電池の
裏面に付着するものであるが、本発明の太陽電池モジュ
ールでは、このような煩雑な作業(金属導電箔のハンダ
付け)からも解放されるので、製造工程の簡略化や製造
コストの低減に貢献することができる。さらに、太陽電
池セルの各々の間隔を、金属導電箔の屈曲の弱さをカバ
ーするために確保される距離と比べ、短くすることがで
きるので、所謂デッドエリアが減少し、実装効率を向上
させることができる。
【0026】特に、一方の太陽電池の光極側接続ターミ
ナルと他方の太陽電池の対極側接続ターミナルとを電気
的に接続する接続手段として、導電性接着剤を使用した
場合には、多数の太陽電池を同時に接続させることがで
きるから、生産効率を著しく向上させることができる。
さらに、太陽電池の真上・真下において、接続手段によ
る局所的な凹凸部を形成されないように、太陽電池の各
々を直列に接続させることができるので、太陽電池セル
に生じる応力の分布は、より一様となる。
【0027】また、上述した課題を解決するために成さ
れた請求項5に係る発明は、請求項3又は請求項4に記
載する太陽電池モジュールにおいて、前記接続手段によ
り直列に接続された太陽電池の各々を透光性樹脂で封入
したこと、を特徴としている。また、請求項6に係る発
明は、請求項3又は請求項4に記載する太陽電池モジュ
ールにおいて、前記接続手段により直列に接続された太
陽電池の各々を透光性フィルムで挟み熱融着したこと、
を特徴としている。
【0028】すなわち、本発明の太陽電池モジュールに
おいて、一方の太陽電池の光極側接続ターミナルと他方
の太陽電池の対極側接続ターミナルとを電気的に接続す
る接続手段として、導電性金属クリップ又は導電性接着
剤を使用する場合には、太陽電池の各々を直列に接続さ
せたものの寸法維持性が高いので、太陽電池の各々を直
列に接続させたものを透光性フィルムで挟んで熱融着す
るだけでなく、太陽電池の各々を直列に接続させたもの
を透光性樹脂で封入することによっても、太陽電池の各
々を直列に接続させたものをモジュール化することが可
能となる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照にして説明する。図2は、本実施の形態の太陽電
池モジュールの単位となる太陽電池1の断面図である。
また、図3は、太陽電池1の上面図である。図2に示す
ように、太陽電池1は、太陽電池セル10、透光性基板
11、透明導電膜12、導電性接合部16、導電性基板
17などを積層した構造を有している。
【0030】太陽電池セル10は、100mm×100
mmの大きさで、数百μmの厚さのものであって、光が
入射する側(図面の上側)に設置されるP型半導体の光
極14と、その反対側(図面の下側)に光極14と接合
されたN型半導体の対極15と、さらに、光が入射する
側(図面の上側)の光極14の表面に対し、金属やカー
ボン粉の入った導電性接着剤ペーストでスクリーン印刷
された集電線13などからなり、P−N接合の境界面の
光電効果により、電子・正孔を発生させるものである。
【0031】尚、光極14と対極15については、P型
半導体とN型半導体とを交換してもよい。また、集電線
13は、太陽電池セル10に入射する光を遮蔽するの
で、光極14の表面上の占有面積をできるだけ小さくす
ることが望ましく、また、導電性接着剤ペーストは、硬
化後できるだけ抵抗の小さくなる銀系のものが望まし
い。
【0032】一方、透光性基板11は、100mm×1
25mmの大きさのものであり、太陽電池セル10が電
気的に接合される面において、透明導電膜12が製膜さ
れる。具体的には、酸化インジウムと酸化スズの化合物
であるITOを、透明膜電膜12として透光性基板11
にスパッタしたり、あるいは、酸化スズにフッ素をドー
プしたものを、透明膜電膜12として透光性基板11に
低圧プラズマCVD法で化学蒸着することにより、透光
性基板11に透明膜電膜12を製膜する。
【0033】そして、透光性基板11に製膜された透明
膜電膜12に対して、太陽電池セル10の光極14の表
面にスクリーン印刷された集電線13を重ね合わせて加
熱硬化させると、透明導電膜12と集電線13とが電気
的に接合されるので、透光性基板11と太陽電池セル1
0とを、透明導電膜12を介して、電気的に接合させる
ことができる。
【0034】但し、透光性基板11と太陽電池セル10
とを電気的に接合する際には、太陽電池セル10よりも
大きい透光性基板11を用意し、図2に示すように、太
陽電池セル10の光極14の表面全体を透光性基板11
で覆い被せるとともに、「光極側接続ターミナル」とし
て、透光性基板11の一端部を所定方向(図面の左方
向)へ突出させる。
【0035】また、太陽電池セル10においては、光が
入射する側の反対側(図面の下側)の対極15の表面に
対し、導電性接合部16を形成するため、上述した導電
性接着剤ペーストを塗布する。このとき、パターンニン
グの必要性がある場合や厚みの均質性を確保したいなら
ば、スクリーン印刷を用いる。
【0036】そして、太陽電池セル10の対極15の表
面に形成された導電性接合部16に対して、導電性基板
17を重ね合わせて加熱硬化させると、導電性接合部1
6と導電性基板17とが電気的に接合されるので、太陽
電池セル10と導電性基板17とを、電気的に接合させ
ることができる。このとき、導電性基板17は、100
mm×125mmの大きさのものであり、また、一般的
には、金属を使用するが、透光性を有する導電性材料を
使用してもよい。また、導電性接合部16に代えて、透
明導電膜12を使用すれば、透光性基板11を導電性基
板17として使用することも可能である。
【0037】但し、太陽電池セル10と導電性基板17
を電気的に接合する際には、太陽電池セル10よりも大
きい導電性基板17を用意し、図2に示すように、太陽
電池セル10の対極15の表面全体を導電性性基板17
で覆い被せるとともに、「対極側接続ターミナル」とし
て、導電性基板17の一端部を反対方向(図面の右方
向)へ突出させる。
【0038】これにより、所定方向(図面の左方向)の
透光性基板11の一端部である「光極側接続ターミナ
ル」と、反対方向(図面の右方向)の導電性基板17の
一端部である「対極側接続ターミナル」とが、太陽電池
セル10を中心とした対角に位置する、太陽電池1がで
きる。
【0039】次に、太陽電池1を平面状に直列で接続す
る場合を説明する。図1は、「導電性金属クリップ」と
してS字型接続金具2を用いて直列に接続された太陽電
池1を断面で示した概念図である。図4は、S字型接続
金具2を接続手段として用いて直列に接続された太陽電
池1の断面図である。図5は、S字型接続金具2を接続
手段として用いて直列に接続された太陽電池1の上面図
である。
【0040】この場合には、図1、図4、図5に示すよ
うに、一方の太陽電池1の「光極側接続ターミナル」
(所定方向(図面の左方向)の透光性基板11の一端
部)と、他方の太陽電池1の「対極側接続ターミナル」
(反対方向(図面の右方向)の導電性基板17の一端
部)とが、1つのS字型接続金具2でそれそれ挟持され
ることによって、一方の太陽電池1と他方の太陽電池1
とが電気的に接続されている。
【0041】S字型接続金具2については、導電性を必
要とすることは勿論であるが、ばね性を有するものが望
ましいので、ここでは、ばね鋼からつくられたものを使
用している。また、接触抵抗を減らすために、電気抵抗
の低い金や銀などメッキを施したS字型接続金具2を使
用したり、太陽電池1とS字型接続金具2の接触部分に
導電性接着剤を挿入しても良い。また、S字型接続金具
2に対し、図4や図5に示すように、S字の上端・下端
をV字・逆V字に加工しておくと、透光性基板11及び
導電性基板17を容易に差し込めるので、作業性が良く
なる。また、導電性基板17が金属である場合には、予
めS字型接続金具2を導電性基板17に対し溶接または
かしめておくことが可能となる。
【0042】また、図1、図4、図5には示していない
が、太陽電池1とS字型接続金具2の隙間に対し、エポ
キシ等の高強度の構造用の絶縁性接着剤を埋め込むこと
も、太陽電池1の接続部分の信頼性向上に役立つ。
【0043】尚、S字型接続金具2などの「導電性金属
クリップ」を「接続手段」として用いる利点としては、
上述した作業性だけでなく、太陽電池1の直列接続部分
の信頼性が高い点にもある。
【0044】すなわち、従来技術のように、ハンダ付け
による金属導電箔を用いて、太陽電池を平面状に直列で
接続すると、製造時のハンダ不良や金属導電箔の切断だ
けでなく、実際の使用時においても、繰り返しの風圧に
より、柔軟性のないハンダが界面剥離したり、金属導電
箔が切断することがあるので、使用時に故障することが
多い。しかしながら、本実施の形態の太陽電池モジュー
ルのように、S字型接続金具2などの「導電性金属クリ
ップ」を「接続手段」として用いれば、切断する可能性
のある部位がなく、S字型接続金具2などが変形しても
復元力が有るので、繰り返しの風圧を受けても、一方の
太陽電池1と他方の太陽電池1との電気的な接続を維持
できる。
【0045】さらに、従来技術のように、ハンダ付けに
よる金属導電箔を用いて、太陽電池を平面状に直列で接
続すると、金属導電箔の切断を防止するために、金属導
電箔の曲率を大きくとる必要があり、一方の太陽電池と
他方の太陽電池の接続距離が必然的に長くなるので、発
電に利用できない所謂デッドエリアが増える欠点があ
る。しかしながら、本実施の形態の太陽電池モジュール
においては、「接続手段」として用いるS字型接続金具
2などの「導電性金属クリップ」の幅(図面の左右方
向)を小さくすることもできるので、発電に利用できな
い所謂デッドエリアを従来技術より減少させることが可
能となる。
【0046】尚、本実施の形態の太陽電池モジュールに
おいては、S字型接続金具2などの「導電性金属クリッ
プ」に代えて、「導電性接着剤」を「接続手段」として
用いることもできる。図6は、導電性接着剤3を用いて
直列に接続された太陽電池1を断面で示した概念図であ
る。この場合には、図6に示すように、一方の太陽電池
1の「光極側接続ターミナル」(所定方向(図面の左方
向)の透光性基板11の一端部)と、他方の太陽電池1
の「対極側接続ターミナル」(反対方向(図面の右方
向)の導電性基板17の一端部)との空間に、導電性接
着剤3が充填されることによって、一方の太陽電池1と
他方の太陽電池1とが電気的に接続されている。
【0047】ここでは、導電性接着剤3として、銀を入
れたエポキシ接着剤を使用している。もっとも、導電性
接着剤3の接合強度は、ハンダの接合強度より高いもの
の、一般の構造接着剤に比べれば低い。そこで、図6で
は、太陽電池1と導電性接着剤3の隙間に対し、エポキ
シ等の高強度の構造用の絶縁性接着剤4を埋め込んでお
り、本実施の形態の太陽電池モジュールに加わる繰り返
しの風圧や応力に対し、太陽電池1の接続部分の信頼性
をより高くしている。
【0048】また、従来技術のように、ハンダ付けによ
る金属導電箔を用いて、太陽電池を平面状に直列で接続
すると、金属導電箔の切断を防止するために、金属導電
箔の曲率を大きくとる必要があり、一方の太陽電池と他
方の太陽電池の接続距離が必然的に長くなるので、その
結果、導電性に優れる金属導電箔を用いざる得ない。し
かしながら、図6に示すように、本実施の形態の太陽電
池モジュールにおいては、一方の太陽電池1と他方の太
陽電池1の接続距離は、太陽電池セル10の厚み分(数
百μm程度)の距離しかないため、金属導電箔に比べ電
気抵抗の高い導電性接着剤3を使用することが可能とな
る。さらに、導電性接着剤3の使用量も少量で済むた
め、コストが安価である。
【0049】さらに、従来技術のように、ハンダ付けに
よる金属導電箔を用いて、太陽電池を平面状に直列で接
続すると、金属導電箔の切断を防止するために、金属導
電箔の曲率を大きくとる必要があり、一方の太陽電池と
他方の太陽電池の接続距離が必然的に長くなるので、発
電に利用できない所謂デッドエリアが増える欠点があ
る。しかしながら、図6に示すように、本実施の形態の
太陽電池モジュールにおいては、「接続手段」として用
いる導電性接着剤3の充填空間の幅(図面の左右方向の
もの)を小さくすることもできるので、発電に利用でき
ない所謂デッドエリアを従来技術より減少させることが
可能となる。
【0050】また、従来技術のように、ハンダ付けによ
る金属導電箔を用いて、太陽電池を平面状に直列で接続
すると、太陽電池の表面に局所的な凹凸部が形成される
ので、真空熱融着プレスで完全に密着・密封した際に、
太陽電池セルの破壊が起こりやすい。しかしながら、図
6に示すように、本実施の形態の太陽電池モジュールに
おいては、太陽電池1の表面に局所的な凹凸部が形成さ
れないので、真空熱融着プレスで完全に密着・密封して
も、太陽電池セル10の破壊は起こりにくい。
【0051】次に、平面状に直列で接続された太陽電池
1をモジュール化する場合を、図7と図8を用いて説明
する。
【0052】図7は、S字型接続金具2を用いて平面状
に直列で接続された太陽電池1をモジュール化した場合
の断面を示した概念図である。図7に示すようにモジュ
ール化するためには、先ず、フッ素系樹脂フィルムに金
属箔を張り合わせた防湿シート23の上に、所定の型を
設置し、さらに、所定の型の中へ、S字型接続金具2を
用いて平面状に直列で接続されるよう太陽電池1に配置
する。次に、所定の型へ透光性樹脂22を流し込む。
【0053】尚、透光性樹脂22は、キャスティング可
能なものであって、成形硬化後において、透過性を有す
るものである。さらに、透光性樹脂22は、耐光性のあ
るものが望ましく、例えば、アクリル、ウレタン、シリ
コンなどの液状樹脂を用いることができる。
【0054】そして、所定の型へ透光性樹脂22を流し
込んだ後は、白板ガラスが熱強化されたものを、透光性
基板21として、透光性樹脂22の上に設置する。次
に、真空による脱泡処理を行った後、透光性樹脂22を
硬化させることにより、S字型接続金具2を用いて平面
状に直列で接続された太陽電池1を、透光性基板21と
防湿シート23とに強固に接合させる。その後は、透光
性基板21を基準にして、図示しないアルミフレーム枠
にはめこむことにより、図7に示すようにモジュール化
することができる。尚、このモジュールは、光照射によ
り光起電力を発生し、接続不良も認められないことか
ら、モジュールとして完全に機能した。
【0055】また、ここでは、透光性基板21と防湿シ
ート23とを用いているが、これらは用途次第では必ず
しも必要でない。例えば、硬化後の透光性樹脂22の表
面にハードコートを製膜すれば、透光性基板21は不要
となる。尚、このときのモジュールは、透光性基板21
に代えてハードコートを製膜しているので、フレキシブ
ル性を有する。
【0056】一方、図8は、導電性接着剤3を用いて平
面状に直列で接続された太陽電池1をモジュール化した
場合の断面を示した概念図である。図8に示すようにモ
ジュール化するためには、先ず、フッ素系樹脂フィルム
に金属箔を張り合わせた防湿シート23の上に、所定の
型を設置し、さらに、所定の型の中へ、導電性接着剤3
を用いて平面状に直列で接続された太陽電池1を配置す
る。次に、所定の型へ透光性樹脂22を流し込む。
【0057】尚、透光性樹脂22は、キャスティング可
能なものであって、成形硬化後において、透過性を有す
るものである。さらに、透光性樹脂22は、耐光性のあ
るものが望ましく、例えば、アクリル、ウレタン、シリ
コンなどの液状樹脂を用いることができる。
【0058】そして、所定の型へ透光性樹脂22を流し
込んだ後は、白板ガラスが熱強化されたものを、透光性
基板21として、透光性樹脂22の上に設置する。次
に、真空による脱泡処理を行った後、透光性樹脂22を
硬化させることにより、導電性接着剤3を用いて平面状
に直列で接続された太陽電池1を、透光性基板21と防
湿シート23とに強固に接合させることができる。さら
に、透光性基板21を基準にして、図示しないアルミフ
レーム枠にはめこむことにより、図8に示すようにモジ
ュール化することができる。尚、このモジュールは、光
照射により光起電力を発生し、接続不良も認められない
ことから、モジュールとして完全に機能した。
【0059】また、ここでも、透光性基板21と防湿シ
ート23とを用いているが、これらは用途次第では必ず
しも必要でない。例えば、硬化後の透光性樹脂22の表
面にハードコートを製膜すれば、透光性基板21は不要
となる。
【0060】また、図7や図8の場合では、透光性樹脂
22に代えて、EVAシートを使用することができる。
すなわち、先ず、フッ素系樹脂フィルムに金属箔を張り
合わせた防湿シート23の上に、EVAシートを積層
し、さらに、EVAシートの上に、S字型接続金具2又
は導電性接着剤3を用いて平面状に直列で接続された太
陽電池1を配置する。そして、S字型接続金具2又は導
電性接着剤3を用いて平面状に直列で接続された太陽電
池1の上に、EVAシートを積層し、さらに、白板ガラ
スが熱強化されたものを、透光性基板21として、EV
Aシートの上に設置する。
【0061】次に、真空熱融着プレスで所定真空圧・所
定温度・所定時間で加圧することにより、S字型接続金
具2又は導電性接着剤3を用いて平面状に直列で接続さ
れた太陽電池1を、透光性基板21と防湿シート23と
に強固に接合させる。その後は、透光性基板21を基準
にして、図示しないアルミフレーム枠にはめこむことに
より、図7や図8に示すようにモジュール化した。尚、
このモジュールは、光照射により光起電力を発生し、接
続不良も認められないことから、モジュールとして完全
に機能した。また、太陽電池セル10(図6参照)の破
壊もなかった。
【0062】以上詳細に説明したように、本実施の形態
の太陽電池モジュールは、少なくとも2つ以上を直列に
接続される太陽電池1を有している。そして、太陽電池
1では、太陽電池セル10の光極14の側(図面の上
側)において、透明導電膜12を介し透光性基板11が
電気的に接合されているとともに、太陽電池セル10の
対極15の側(図面の下側)において、導電性基板17
が電気的に接合されている。さらに、太陽電池1では、
太陽電池セル10の光極14の側(図面の上側)におい
て、「光極側接続ターミナル」として、所定方向(図面
の左方向)へ透光性基板11の一端部が突出していると
ともに、太陽電池セル10の対極15の側(図面の下
側)において、「対極側接続ターミナル」として、所定
方向(図面の左方向)とは逆の反対方向(図面の右方
向)へ導電性基板17の一端部が突出している。そのた
め、太陽電池1においては、図2に示すように、太陽電
池セル10を中心とする対角の位置に、「光極側接続タ
ーミナル」(所定方向(図面の左方向)の透光性基板1
1の一端部)と「対極側接続ターミナル」(反対方向
(図面の右方向)の導電性基板17の一端部)とが対称
的に設けられいる。
【0063】従って、太陽電池1の各々を直列に接続さ
せるために列置する際には、図1や図6に示すように、
一方の太陽電池1の「光極側接続ターミナル」(所定方
向(図面の左方向)の透光性基板11の一端部)の垂直
投影面を、他方の太陽電池1の「対極側接続ターミナ
ル」(反対方向(図面の右方向)の導電性基板17の一
端部)に重ね合わせながら配置させることができる。そ
して、一方の太陽電池1の「光極側接続ターミナル」
(所定方向(図面の左方向)の透光性基板11の一端
部)と他方の太陽電池1の「対極側接続ターミナル」
(反対方向(図面の右方向)の導電性基板17の一端
部)とを、S字型接続金具2や導電性接着剤3で電気的
に接続することにより、太陽電池1の各々を直列に容易
に接続させることができる。
【0064】ここで、説明の便宜上、太陽電池セル10
の光極14の側を単に「上方向」、太陽電池セル10の
対極15の側を単に「下方向」とすると、太陽電池1の
「光極側接続ターミナル」は、透光性基板11の一端部
であって太陽電池セル10から所定方向(図面の左方
向)へ突出したものであるから、太陽電池1の「光極側
接続ターミナル」が、太陽電池セル10の真上・真下に
存在することはない。また、太陽電池1の「対極側接続
ターミナル」は、導電性基板17の一端部であって太陽
電池セル10から反対方向(図面の右方向)へ突出した
ものであるから、太陽電池1の「対極側接続ターミナ
ル」が、太陽電池セル10の真上・真下に存在すること
はない。従って、図1や図6に示すように、太陽電池セ
ル10の真上・真下において、S字型接続金具2や導電
性接着剤3による局所的な凹凸部が形成されないよう
に、太陽電池1の各々を直列に接続させることができ
る。
【0065】すなわち、本実施の形態の太陽電池モジュ
ールでは、図2に示すように、太陽電池セル10の光極
14の側(図面の上側)において所定方向(図面の左
側)へ突出する透光性基板11の一端部を「光極側接続
ターミナル」とするとともに、太陽電池セル10の対極
15の側(図面の下側)において反対方向(図面の右
側)へ突出する導電性基板17の一端部を「対極側接続
ターミナル」とすることにより、「光極側接続ターミナ
ル」(所定方向(図面の左方向)の透光性基板11の一
端部)と「対極側接続ターミナル」(反対方向(図面の
右方向)の導電性基板17の一端部)とを、太陽電池セ
ル10を中心とする対角の位置に対称的に設けた太陽電
池1を有している。
【0066】従って、本実施の形態の太陽電池モジュー
ルは、図1や図6に示すように、一方の太陽電池1の
「光極側接続ターミナル」(所定方向(図面の左方向)
の透光性基板11の一端部)の垂直投影面を、他方の太
陽電池1の「対極側接続ターミナル」(反対方向(図面
の右方向)の導電性基板17の一端部)に重ね合わせな
がら、少なくと2つ以上の太陽電池1を配置して、一方
の太陽電池1の「光極側接続ターミナル」(所定方向
(図面の左方向)の透光性基板11の一端部)と他方の
太陽電池1の「対極側接続ターミナル」(反対方向(図
面の右方向)の導電性基板17の一端部)とを、S字型
接続金具2や導電性接着剤3で電気的に接続することに
より、太陽電池1の各々を直列に容易に接続させる、簡
素化された新たな構造を備えている。
【0067】この新たな接続構造は、太陽電池セル10
の真上・真下において、S字型接続金具2や導電性接着
剤3による局所的な凹凸部が形成されないように、太陽
電池1の各々を直列に接続させることができるので、太
陽電池1の各々を直列に接続させたものをモジュール化
する際に、太陽電池1の各々に機械的な荷重を作用させ
ても、太陽電池セル10に生じる応力の分布は一様とな
り、これにより、太陽電池セル10の破壊を防止するこ
とが可能となる。従って、本実施の形態の太陽電池モジ
ュールは、製造時の歩留まりを向上させたものと言うこ
とができる。
【0068】尚、本実施の形態の太陽電池モジュールに
おいては、透光性基板11は、透明導電膜12を介し
て、太陽電池セル10の光極14の側(図面の上側)と
電気的に接合されるものであったが、透光性基板11そ
のものの導電性により、太陽電池セル10の光極14の
側(図面の上側)と電気的に接合されるものでもあって
もよい。もっとも、この場合には、透明導電膜12は接
着剤として働く。
【0069】また、本実施の形態の太陽電池モジュール
においては、太陽電池セル10は結晶系のものであっ
た。もっとも、上述したように、太陽電池セル10より
大きい透光性基板11や導電性基板17を併設できるも
のであれば、太陽電池セル10は、非結晶系(アモルフ
ァス)のもの、化合物系のもの、薄膜多結晶系のもの、
湿式系のもの、有機系のものなどであってもよい。
【0070】また、本実施の形態の太陽電池モジュール
では、太陽電池1の各々を直列に接続させるために列置
すると、一方の太陽電池1の「光極側接続ターミナル」
(所定方向(図面の左方向)の透光性基板11の一端
部)と他方の太陽電池1の「対極側接続ターミナル」
(反対方向(図面の右方向)の導電性基板17の一端
部)とが、空間を介在させながら、(図面の)上下方向
に隣接することになる。
【0071】従って、図1や図6に示すように、本実施
の形態の太陽電池モジュールでは、従来技術のものとは
異なり、一方の太陽電池1の「光極側接続ターミナル」
(所定方向(図面の左方向)の透光性基板11の一端
部)と他方の太陽電池1の「対極側接続ターミナル」
(反対方向(図面の右方向)の導電性基板17の一端
部)とを電気的に接続する「接続手段」として、S字型
接続金具2や導電性接着剤3でなどの使用が可能とな
り、金属導電箔を使用することを回避できるから、金属
導電箔のハンダ付けの際に生じる熱応力による太陽電池
セル10の破壊から解放されるとともに、太陽電池1の
各々を直列に接続させたものをモジュール化する際に生
じる金属導電箔の破断からも解放されることになる。さ
らに、屋外における風圧などで繰り返し荷重を受けた際
に生じる、金属導電箔の破断やハンダ付け部分の剥離な
どといったトラブルからも解放されるので、故障発生の
確率が低下し、信頼性を向上させることができる。
【0072】また、従来技術における金属導電箔のハン
ダ付けは、図11に示すように、金属導電箔102の一
端を一方の太陽電池101の表面に付着するとともに金
属導電箔102の他端を他方の太陽電池101の裏面に
付着するものである。しかしながら、本実施の形態の太
陽電池モジュールでは、このような煩雑な作業(金属導
電箔のハンダ付け)からも解放されるので、製造工程の
簡略化や製造コストの低減に貢献することができる。さ
らに、太陽電池セル10の各々の間隔を、金属導電箔の
屈曲の弱さをカバーするために確保される距離と比べ、
短くすることができるので、所謂デッドエリアが減少
し、実装効率を向上させることができる。
【0073】特に、一方の太陽電池1の「光極側接続タ
ーミナル」(所定方向(図面の左方向)の透光性基板1
1の一端部)と他方の太陽電池1の「対極側接続ターミ
ナル」(反対方向(図面の右方向)の導電性基板17の
一端部)とを電気的に接続する「接続手段」として、導
電性接着剤3を使用した場合には、多数の太陽電池1を
同時に接続させることができるから、生産効率を著しく
向上させることができる。さらに、図6に示すように、
太陽電池1の真上・真下において、「接続手段」による
局所的な凹凸部を形成されないように、太陽電池1の各
々を直列に接続させることができるので、太陽電池セル
10に生じる応力の分布は、より一様となる。
【0074】また、図1や図6に示すように、本実施の
形態の太陽電池モジュールにおいて、一方の太陽電池1
の「光極側接続ターミナル」(所定方向(図面の左方
向)の透光性基板11の一端部)と他方の太陽電池1の
「対極側接続ターミナル」(反対方向(図面の右方向)
の導電性基板17の一端部)とを電気的に接続する「接
続手段」として、S字型接続金具2や導電性接着剤3を
使用する場合には、太陽電池1の各々を直列に接続させ
たものの寸法維持性が高いので、太陽電池1の各々を直
列に接続させたものをEVAシートなどの透光性フィル
ムで挟んで熱融着するだけでなく、図7や図8に示すよ
うに、太陽電池1の各々を直列に接続させたものを透光
性樹脂22で封入することによっても、太陽電池1の各
々を直列に接続させたものをモジュール化することが可
能となる。
【0075】尚、本発明は上記実施の形態に限定される
ものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が
可能である。例えば、太陽電池モジュールの単位となる
太陽電池を、図9に示すように、透明導電膜53と、非
結晶(アモルファス)系の太陽電池セル54と、導電膜
55とを透光性基板52に形成したもの(太陽電池5
1)とし、その太陽電池51の各々を、H字型接続金具
61で電気的に接続させてもよい。
【0076】H字型接続金具61については、導電性を
必要とすることは勿論であるが、ばね性を有するものが
望ましいので、ここでは、ばね鋼からつくられたものを
使用している。また、接触抵抗を減らすために、電気抵
抗の低い金や銀などメッキを施したH字型接続金具61
を使用したり、太陽電池51とH字型接続金具61の接
触部分に導電性接着剤を挿入しても良い。また、H字型
接続金具61に対し、H字の上端・下端をV字・逆V字
に加工しておくと、透光性基板52を容易に差し込める
ので、作業性が良くなる。
【0077】そして、図9の場合でも、太陽電池51の
各々を直列に接続させたものの寸法維持性が高いので、
太陽電池51の各々を直列に接続させたものをEVAシ
ートなどの透光性フィルムで挟んで熱融着するだけでな
く、太陽電池51の各々を直列に接続させたものを透光
性樹脂で封入することによっても、太陽電池51の各々
を直列に接続させたものをモジュール化することが可能
となる。
【0078】すなわち、このような太陽電池モジュール
でも、少なくとも2つ以上を直列に接続される太陽電池
51を有している。そして、太陽電池51では、太陽電
池セル54の光極側(図9の上側)が透明導電膜53を
介し透光性基板52に電気的に接合されているととも
に、太陽電池セル54の対極側(図9の下側)が導電膜
55を介し透光性基板52に電気的に接合されている。
さらに、太陽電池51では、「光極側接続ターミナル」
として、透光性基板52の一端部(図9の左方向のも
の)が太陽電池セル54に対して突出しているととも
に、「対極側接続ターミナル」として、透光性基板52
の他端部(図9の右方向のもの)が電池セル54に対し
て突出している。そのため、太陽電池51においては、
透光性基板52の対向する位置に、「光極側接続ターミ
ナル」(図9の左方向の透光性基板52の一端部)と
「対極側接続ターミナル」(図9の右方向の透光性基板
52の他端部)とが対称的に設けられいる。
【0079】従って、太陽電池51の各々を直列に接続
させるために列置する際には、図9に示すように、一方
の太陽電池51の「光極側接続ターミナル」(図9の左
方向の透光性基板52の一端部)と他方の太陽電池51
の「対極側接続ターミナル」(図9の右方向の透光性基
板52の他端部)とを、向かい合わせながら配置させる
ことができる。そして、一方の太陽電池51の「光極側
接続ターミナル」(図9の左方向の透光性基板52の一
端部)と他方の太陽電池51の「対極側接続ターミナ
ル」(図9の右方向の透光性基板52の他端部)とを、
H字型接続金具61で電気的に接続することにより、太
陽電池の各々を直列に容易に接続させることができる。
【0080】ここで、説明の便宜上、太陽電池セル54
の光極側を単に「上方向」、太陽電池セル54の対極側
を単に「下方向」とすると、太陽電池51の「光極側接
続ターミナル」は、透光性基板の52一端部であって太
陽電池セル54から図9の左方向へ突出したものである
から、太陽電池51の「光極側接続ターミナル」が、太
陽電池セル54の真上・真下に存在することはない。ま
た、太陽電池51の「対極側接続ターミナル」は、透光
性基板52の他端部であって太陽電池セル54から図9
の右方向へ突出したものであるから、太陽電池51の
「対極側接続ターミナル」が太陽電池セル54の真上・
真下に存在することはない。従って、図9に示すよう
に、太陽電池セル54の真上・真下において、H字型接
続金具61による局所的な凹凸部が形成されないよう
に、太陽電池51の各々を直列に接続させることができ
る。
【0081】すなわち、このような太陽電池モジュール
では、太陽電池セル54から図9の左方向へ突出する透
光性基板52の一端部を「光極側接続ターミナル」とす
るとともに、太陽電池セル54から図9の右方向へ突出
する透光性基板52の他端部を「対極側接続ターミナ
ル」とすることにより、「光極側接続ターミナル」(図
9の左方向の透光性基板52の一端部)と「対極側接続
ターミナル」(図9の右方向の透光性基板52の他端
部)とを、透光性基板52の対向する位置に対称的に設
けた太陽電池51を有し、図9に示すように、一方の太
陽電池51の「光極側接続ターミナル」(図9の左方向
の透光性基板52の一端部)と他方の太陽電池51の
「対極側接続ターミナル」(図9の右方向の透光性基板
52の他端部)とを向かい合わせながら、少なくと2つ
以上の太陽電池51を配置して、一方の太陽電池51の
「光極側接続ターミナル」(図9の左方向の透光性基板
52の一端部)と他方の太陽電池51の「対極側接続タ
ーミナル」(図9の右方向の透光性基板52の他端部)
とをH字型接続金具61で電気的に接続することによ
り、太陽電池51の各々を直列に容易に接続させる、簡
素化された新たな構造を備えている。
【0082】この新たな接続構造は、図9に示すよう
に、太陽電池セル54の真上・真下において、H字型接
続金具61による局所的な凹凸部が形成されないよう
に、太陽電池51の各々を直列に接続させることができ
るので、太陽電池51の各々を直列に接続させたものを
モジュール化する際に、太陽電池51の各々に機械的な
荷重を作用させても、太陽電池セル51に生じる応力の
分布は一様となり、これにより、太陽電池セル54の破
壊を防止することが可能となる。従って、このような太
陽電池モジュールは、製造時の歩留まりを向上させたも
のと言うことができる。
【0083】尚、このような太陽電池モジュールにおい
ては、一方の太陽電池51の「光極側接続ターミナル」
(図9の左方向の透光性基板52の一端部)と他方の太
陽電池51の「対極側接続ターミナル」(図9の右方向
の透光性基板52の他端部)とを電気的に接続する「接
続手段」として、H字型接続金具61を使用していた。
しかしながら、H字型接続金具61に代えて、上述した
導電性接着剤3(図6、図8参照)を使用することも可
能である。従って、図1〜図8により示される太陽電池
モジュールと同様な効果を得ることができる。
【0084】また、このような太陽電池モジュールにお
いては、図9に示すように、一つの透光性基板52にお
いて、透明導電膜53や導電膜55を介して、二つ以上
の太陽電池セル54が電気的に接合されたものを、太陽
電池51としていた。しかしながら、一つの透光性基板
52において、一つの太陽電池セル54が形成されたも
のを、太陽電池51としてもよい。
【0085】また、このような太陽電池モジュールにお
いては、太陽電池セル54は非結晶系(アモルファス)
のものであった。もっとも、上述したように、太陽電池
セル54より大きい透光性基板52を併設できるもので
あれば、太陽電池セル54は、結晶系のもの、化合物系
のもの、薄膜多結晶系のもの、湿式系のもの、有機系の
ものなどであってもよい。
【0086】
【発明の効果】本発明の太陽電池モジュールでは、太陽
電池セルの光極側において所定方向へ突出する透光性基
板の一端部を光極側接続ターミナルとするとともに、太
陽電池セルの対極側において反対方向へ突出する導電性
基板の一端部を対極側接続ターミナルとすることによ
り、光極側接続ターミナルと対極側接続ターミナルとを
太陽電池セルを中心とする対角の位置に対称的に設けた
太陽電池を有し、一方の太陽電池の光極側接続ターミナ
ルの垂直投影面を、他方の太陽電池の対極側接続ターミ
ナルに重ね合わせながら、少なくと2つ以上の太陽電池
を配置して、一方の太陽電池の光極側接続ターミナルと
他方の太陽電池の対極側接続ターミナルとを接続手段で
電気的に接続することにより、太陽電池の各々を直列に
容易に接続させる、簡素化された新たな構造を備えてお
り、この新たな接続構造は、太陽電池セルの真上・真下
において、接続手段による局所的な凹凸部が形成されな
いように、太陽電池の各々を直列に接続させることがで
きるので、太陽電池の各々を直列に接続させたものをモ
ジュール化する際に、太陽電池の各々に機械的な荷重を
作用させても、太陽電池セルに生じる応力の分布は一様
となり、これにより、太陽電池セルの破壊を防止するこ
とが可能となる。従って、本発明の太陽電池モジュール
は、製造時の歩留まりを向上させたものと言うことがで
きる。
【0087】また、本発明の太陽電池モジュールでは、
太陽電池セルから突出する透光性基板の一端部を光極側
接続ターミナルとするとともに、太陽電池セルから突出
する透光性基板の他端部を対極側接続ターミナルとする
ことにより、光極側接続ターミナルと対極側接続ターミ
ナルとを透光性基板の対向する位置に対称的に設けた太
陽電池を有し、一方の太陽電池の光極側接続ターミナル
と他方の太陽電池の対極側接続ターミナルとを向かい合
わせながら、少なくと2つ以上の太陽電池を配置して、
一方の太陽電池の光極側接続ターミナルと他方の太陽電
池の対極側接続ターミナルとを接続手段で電気的に接続
することにより、太陽電池の各々を容易に直列に接続さ
せる、簡素化された新たな構造を備えており、この新た
な接続構造は、太陽電池セルの真上・真下において、接
続手段による局所的な凹凸部が形成されないように、太
陽電池の各々を直列に接続させることができるので、太
陽電池の各々を直列に接続させたものをモジュール化す
る際に、太陽電池の各々に機械的な荷重を作用させて
も、太陽電池セルに生じる応力の分布は一様となり、こ
れにより、太陽電池セルの破壊を防止することが可能と
なる。従って、本発明の太陽電池モジュールは、製造時
の歩留まりを向上させたものと言うことができる。
【0088】また、本発明の太陽電池モジュールでは、
従来技術のものとは異なり、一方の太陽電池の光極側接
続ターミナルと他方の太陽電池の対極側接続ターミナル
とを電気的に接続する接続手段として、導電性金属クリ
ップや導電性接着剤などの使用が可能となり、金属導電
箔を使用することを回避できるから、金属導電箔のハン
ダ付けの際に生じる熱応力による太陽電池セルの破壊か
ら解放されるとともに、太陽電池の各々を直列に接続さ
せたものをモジュール化する際に生じる金属導電箔の破
断からも解放されることになる。さらに、屋外における
風圧などで繰り返し荷重を受けた際に生じる、金属導電
箔の破断やハンダ付け部分の剥離などといったトラブル
からも解放されるので、故障発生の確率が低下し、信頼
性を向上させることができる。
【0089】また、従来技術における金属導電箔のハン
ダ付けは、金属導電箔の一端を一方の太陽電池の表面に
付着するとともに金属導電箔の他端を他方の太陽電池の
裏面に付着するものであるが、本発明の太陽電池モジュ
ールでは、このような煩雑な作業(金属導電箔のハンダ
付け)からも解放されるので、製造工程の簡略化や製造
コストの低減に貢献することができる。さらに、太陽電
池セルの各々の間隔を、金属導電箔の屈曲の弱さをカバ
ーするために確保される距離と比べ、短くすることがで
きるので、所謂デッドエリアが減少し、実装効率を向上
させることができる。
【0090】特に、一方の太陽電池の光極側接続ターミ
ナルと他方の太陽電池の対極側接続ターミナルとを電気
的に接続する接続手段として、導電性接着剤を使用した
場合には、多数の太陽電池を同時に接続させることがで
きるから、生産効率を著しく向上させることができる。
さらに、太陽電池の真上・真下において、接続手段によ
る局所的な凹凸部を形成されないように、太陽電池の各
々を直列に接続させることができるので、太陽電池セル
に生じる応力の分布は、より一様となる。
【0091】また、本発明の太陽電池モジュールにおい
て、一方の太陽電池の光極側接続ターミナルと他方の太
陽電池の対極側接続ターミナルとを電気的に接続する接
続手段として、導電性金属クリップ又は導電性接着剤を
使用する場合には、太陽電池の各々を直列に接続させた
ものの寸法維持性が高いので、太陽電池の各々を直列に
接続させたものを透光性フィルムで挟んで熱融着するだ
けでなく、太陽電池の各々を直列に接続させたものを透
光性樹脂で封入することによっても、太陽電池の各々を
直列に接続させたものをモジュール化することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の太陽電池モジュールの単位となる太陽
電池をS字型接続金具で直列に接続した場合の断面を示
した概念図である。
【図2】本発明の太陽電池モジュールの単位となる太陽
電池の断面図であって、図3の線A−Aで切断したもの
である。
【図3】本発明の太陽電池モジュールの単位となる太陽
電池の上面図である。
【図4】本発明の太陽電池モジュールの単位となる太陽
電池をS字型接続金具で直列に接続した場合の断面図で
あって、図5の線B−Bで切断したものである。
【図5】本発明の太陽電池モジュールの単位となる太陽
電池をS字型接続金具で直列に接続した場合の上面図で
ある。
【図6】本発明の太陽電池モジュールの単位となる太陽
電池を導電性接着剤で直列に接続した場合の断面を示し
た概念図である。
【図7】図1の太陽電池をモジュール化した場合の断面
を示した概念図である。
【図8】図6の太陽電池をモジュール化した場合の断面
を示した概念図である。
【図9】本発明の太陽電池モジュールの単位となる太陽
電池をH字型接続金具で直列に接続した場合の断面を示
した概念図である。
【図10】従来技術の太陽電池モジュールにおいて、金
属導電箔で直列に接続された太陽電池を示した正面図で
ある。
【図11】従来技術の太陽電池モジュールを図10の線
C−Cで切断した断面図である。
【図12】従来技術の太陽電池モジュールを示した断面
図である。
【符号の説明】
1、51 太陽電池 2 S字型接続金具 3 導電性接着剤 10、54 太陽電池セル 11、52 透光性基板 12、53 透明導電膜 14 光極 15 対極 17 導電性基板 22 透光性樹脂 55 導電膜 61 H字型接続金具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 豊田 竜生 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内 Fターム(参考) 5F051 AA03 AA04 AA05 AA07 AA11 EA02 GA03 JA02 JA05 JA06 JA08 JA20

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2つ以上の太陽電池が直列に
    接続される部分を有する太陽電池モジュールであって、 太陽電池の各々は、 光極と対極とを有する太陽電池セルと、 前記太陽電池セルの光極側と透明導電膜を介して電気的
    に接合される透光性基板と、 前記透光性基板の一端部であって前記太陽電池セルに対
    して所定方向へ突出する光極側接続ターミナルと、 前記太陽電池セルの対極側と電気的に接合される導電性
    基板と、 前記導電性基板の一端部であって前記太陽電池セルに対
    して反対方向へ突出する対極側接続ターミナルとを備え
    たものであり、 一方の太陽電池の光極側接続ターミナルの垂直投影面を
    他方の太陽電池の対極側接続ターミナルに重ね合わせな
    がら太陽電池の各々を配置するとともに、一方の太陽電
    池の光極側接続ターミナルと他方の太陽電池の対極側接
    続ターミナルとを接続手段で電気的に接続したこと、を
    特徴とする太陽電池モジュール。
  2. 【請求項2】 少なくとも2つ以上の太陽電池が直列に
    接続される部分を有する太陽電池モジュールであって、 前記太陽電池の各々は、 光極と対極とを有する太陽電池セルと、 前記太陽電池セルの光極側と透明導電膜を介して電気的
    に接合されるとともに前記太陽電池セルの対極側と導電
    膜を介して電気的に接合される透光性基板と、 前記透光性基板の一端部であって前記太陽電池セルに対
    して突出する光極側接続ターミナルと、 前記透光性基板の他端部であって前記太陽電池セルに対
    して突出する対極側接続ターミナルとを備えたものであ
    り、 一方の太陽電池の光極側接続ターミナルと他方の太陽電
    池の対極側接続ターミナとを向かい合わせながら太陽電
    池の各々を配置するとともに、一方の太陽電池の光極側
    接続ターミナルと他方の太陽電池の対極側接続ターミナ
    ルとを接続手段で電気的に接続したこと、を特徴とする
    太陽電池モジュール。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載する太陽電
    池モジュールにおいて、 前記接続手段は、一方の太陽電池の光極側接続ターミナ
    ルと他方の太陽電池の対極側接続ターミナルとをそれぞ
    れ挟持する導電性金属クリップであること、を特徴とす
    る太陽電池モジュール。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2に記載する太陽電
    池モジュールにおいて、 前記接続手段は、一方の太陽電池の光極側接続ターミナ
    ルと他方の太陽電池の対極側接続ターミナルとの空間に
    充填される導電性接着剤であること、を特徴とする太陽
    電池モジュール。
  5. 【請求項5】 請求項3又は請求項4に記載する太陽電
    池モジュールにおいて、 前記接続手段により直列に接続された太陽電池の各々を
    透光性樹脂で封入したこと、を特徴とする太陽電池モジ
    ュール。
  6. 【請求項6】 請求項3又は請求項4に記載する太陽電
    池モジュールにおいて、 前記接続手段により直列に接続された太陽電池の各々を
    透光性フィルムで挟み熱融着したこと、を特徴とする太
    陽電池モジュール。
JP2000075210A 2000-03-17 2000-03-17 太陽電池モジュール Pending JP2001267595A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000075210A JP2001267595A (ja) 2000-03-17 2000-03-17 太陽電池モジュール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000075210A JP2001267595A (ja) 2000-03-17 2000-03-17 太陽電池モジュール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001267595A true JP2001267595A (ja) 2001-09-28

Family

ID=18593131

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000075210A Pending JP2001267595A (ja) 2000-03-17 2000-03-17 太陽電池モジュール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001267595A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011077575A1 (ja) * 2009-12-25 2011-06-30 三菱電機株式会社 太陽電池モジュール
JP2011187601A (ja) * 2010-03-08 2011-09-22 Fuji Mach Mfg Co Ltd 太陽電池モジュールの製造方法および製造装置ならびに太陽電池モジュール
JP2011223046A (ja) * 2011-08-10 2011-11-04 Sanyo Electric Co Ltd 太陽電池モジュール及び太陽電池モジュールの製造方法
WO2014034006A1 (ja) * 2012-09-03 2014-03-06 三菱電機株式会社 太陽電池素子および太陽電池モジュール
JP2014505967A (ja) * 2010-12-15 2014-03-06 ダイパワー 光電気化学セルモジュールの電気的および機械的相互接続システム
EP2752888A4 (en) * 2011-08-31 2015-11-04 Sanyo Electric Co METHOD FOR MANUFACTURING SOLAR MODULE AND SOLAR MODULE

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011077575A1 (ja) * 2009-12-25 2011-06-30 三菱電機株式会社 太陽電池モジュール
JP5383827B2 (ja) * 2009-12-25 2014-01-08 三菱電機株式会社 太陽電池モジュール
JP2011187601A (ja) * 2010-03-08 2011-09-22 Fuji Mach Mfg Co Ltd 太陽電池モジュールの製造方法および製造装置ならびに太陽電池モジュール
JP2014505967A (ja) * 2010-12-15 2014-03-06 ダイパワー 光電気化学セルモジュールの電気的および機械的相互接続システム
JP2011223046A (ja) * 2011-08-10 2011-11-04 Sanyo Electric Co Ltd 太陽電池モジュール及び太陽電池モジュールの製造方法
EP2752888A4 (en) * 2011-08-31 2015-11-04 Sanyo Electric Co METHOD FOR MANUFACTURING SOLAR MODULE AND SOLAR MODULE
WO2014034006A1 (ja) * 2012-09-03 2014-03-06 三菱電機株式会社 太陽電池素子および太陽電池モジュール
JPWO2014034006A1 (ja) * 2012-09-03 2016-08-08 三菱電機株式会社 太陽電池モジュール

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10319869B2 (en) Solar battery, method for manufacturing solar battery, method for manufacturing solar cell module, and solar cell module
JP4294048B2 (ja) 太陽電池モジュール
EP1801889B1 (en) Thin-film solar cell module and method of manufacturing the same
US9159859B2 (en) Solar cell module
CN113851550A (zh) 一种太阳能电池串及其制备方法和应用
US20090194144A1 (en) Solar cell module and method of manufacturing the same
CN102365755A (zh) 布线板、带布线板的太阳能电池单元、太阳能电池模块以及带布线板的太阳能电池单元的制造方法
KR20070098723A (ko) 태양 전지 모듈
CN115295651A (zh) 无主栅ibc电池组件单元及制作方法、电池组件、电池组串
EP2579319A1 (en) Solar cell module and solar cell
CN210692545U (zh) 一种无主栅光伏组件
EP4447126A1 (en) Photovoltaic cell assembly and manufacturing method therefor
US12284835B2 (en) Conductive interconnection member of imbricate assembly, imbricate assembly, and manufacturing method
CN111739969B (zh) 一种光伏模组及其串联方法
CN112186059B (zh) 一种光伏组件及其制备方法和应用
CN110707167A (zh) 背接触太阳能电池组件生产方法及背接触太阳能电池组件
CN116247129A (zh) 一种无主栅xbc电池组件的制备方法及其电池组件
CN215418199U (zh) 一种太阳能电池串以及包含太阳能电池串的光伏组件
JP5084146B2 (ja) 光起電力モジュール
JP2001267595A (ja) 太陽電池モジュール
JP2009218315A (ja) 太陽電池モジュール
CN119815984A (zh) 光伏组件及其制备方法
CN108110080A (zh) 一种太阳能电极结构及使用该电极结构的太阳能电池
EP2579318A1 (en) Photovoltaic cell module and photovoltaic cell
EP4682961A1 (en) Photovoltaic module manufacturing method and photovoltaic module

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070222

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090813

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090818

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091014

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100223