JP2001261900A - ノンハロゲン難燃性樹脂組成物 - Google Patents
ノンハロゲン難燃性樹脂組成物Info
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- JP2001261900A JP2001261900A JP2000082750A JP2000082750A JP2001261900A JP 2001261900 A JP2001261900 A JP 2001261900A JP 2000082750 A JP2000082750 A JP 2000082750A JP 2000082750 A JP2000082750 A JP 2000082750A JP 2001261900 A JP2001261900 A JP 2001261900A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 PVC組成物と同程度の高難燃性と耐外傷性
を有し、焼却処理時に有害なガスを発生せず、PVC組
成物との比重分別が可能である樹脂組成物を提供する。 【解決手段】 ポリブテンー1を1〜15重量%程度含
有するポリオレフィン系ポリマーと、金属水酸化物と、
シリコーン系難燃剤を配合し、その比重1.14以下、
酸素指数25以上、摩耗量30%以下としたノンハロゲ
ン難燃性樹脂組成物。
を有し、焼却処理時に有害なガスを発生せず、PVC組
成物との比重分別が可能である樹脂組成物を提供する。 【解決手段】 ポリブテンー1を1〜15重量%程度含
有するポリオレフィン系ポリマーと、金属水酸化物と、
シリコーン系難燃剤を配合し、その比重1.14以下、
酸素指数25以上、摩耗量30%以下としたノンハロゲ
ン難燃性樹脂組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリ塩化ビニル
(PVC)組成物と同等の難燃性を有し、比重がPVC
組成物よりも小さくて比重分別が可能であり、ハロゲン
を含まず、焼却処分可能なノンハロゲン難燃性樹脂組成
物に関し、特に高い耐外傷性を付与したものである。
(PVC)組成物と同等の難燃性を有し、比重がPVC
組成物よりも小さくて比重分別が可能であり、ハロゲン
を含まず、焼却処分可能なノンハロゲン難燃性樹脂組成
物に関し、特に高い耐外傷性を付与したものである。
【0002】
【従来の技術】PVC組成物は、電気絶縁性が良く、自
消性であることから、電線被覆材、チューブ、テープ、
包装材、建材等に広く使用されている。ところで、PV
C組成物は、ハロゲンである塩素を含んでいるため、燃
焼時に塩化水素等の腐食性のガスやダイオキシン等の有
害ガスが発生する。このため、各種のPVC製品が廃棄
物となった場合に、これを焼却処分することができない
といった問題があった。そこで、現状では、埋め立て処
分がなされているが、PVC組成物には鉛系の安定剤が
使用されていることから、これが土壌等に溶出する問題
もあり、産業廃棄物としての処理が困難になってきてい
る。
消性であることから、電線被覆材、チューブ、テープ、
包装材、建材等に広く使用されている。ところで、PV
C組成物は、ハロゲンである塩素を含んでいるため、燃
焼時に塩化水素等の腐食性のガスやダイオキシン等の有
害ガスが発生する。このため、各種のPVC製品が廃棄
物となった場合に、これを焼却処分することができない
といった問題があった。そこで、現状では、埋め立て処
分がなされているが、PVC組成物には鉛系の安定剤が
使用されていることから、これが土壌等に溶出する問題
もあり、産業廃棄物としての処理が困難になってきてい
る。
【0003】これに対して、PVC組成物に代わる樹脂
組成物として、ハロゲンを含まないポリエチレン、ポリ
プロピレン等を用いれば、燃焼時に有害なガスが発生し
ないので、焼却処分が可能である。ところが、これらの
ハロゲンを含まない樹脂組成物は、PVC組成物に比べ
て、難燃性に劣るという欠点があった。そこで、ポリエ
チレン、ポリプロピレン等からなる樹脂組成物に、難燃
性を付与するために、水酸化アルミニウム、水酸化マグ
ネシウム等の金属水酸化物を配合することが行われてい
る。
組成物として、ハロゲンを含まないポリエチレン、ポリ
プロピレン等を用いれば、燃焼時に有害なガスが発生し
ないので、焼却処分が可能である。ところが、これらの
ハロゲンを含まない樹脂組成物は、PVC組成物に比べ
て、難燃性に劣るという欠点があった。そこで、ポリエ
チレン、ポリプロピレン等からなる樹脂組成物に、難燃
性を付与するために、水酸化アルミニウム、水酸化マグ
ネシウム等の金属水酸化物を配合することが行われてい
る。
【0004】しかしながら、上記金属水酸化物だけで、
所望の高難燃性を得るためには、これを多量に配合する
必要があり、これによって、得られる樹脂組成物の機械
的特性が劣化するといった問題点があった。また、上記
金属水酸化物が多量に添加された樹脂組成物の比重は、
PVC組成物と同程度となる場合があり、上記樹脂組成
物を成型して得られた成型品と、PVC製品とを、水を
用いた比重分別によって分別することができず、リサイ
クルすることができないといった問題点があった。さら
に、ポリエチレン、ポリプロピレン等の樹脂は、樹脂自
体が柔らかく、該樹脂から得られた成型品は、PVC製
品に比べて耐外傷性に劣るといった問題点があった。
所望の高難燃性を得るためには、これを多量に配合する
必要があり、これによって、得られる樹脂組成物の機械
的特性が劣化するといった問題点があった。また、上記
金属水酸化物が多量に添加された樹脂組成物の比重は、
PVC組成物と同程度となる場合があり、上記樹脂組成
物を成型して得られた成型品と、PVC製品とを、水を
用いた比重分別によって分別することができず、リサイ
クルすることができないといった問題点があった。さら
に、ポリエチレン、ポリプロピレン等の樹脂は、樹脂自
体が柔らかく、該樹脂から得られた成型品は、PVC製
品に比べて耐外傷性に劣るといった問題点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記事項に
鑑みてなされたものであり、PVC樹脂組成物と同等の
難燃性と耐外傷性を有し、焼却時に有害ガスを発生せ
ず、PVC樹脂組成物との比重分別が可能である樹脂組
成物を得ることを課題とする。
鑑みてなされたものであり、PVC樹脂組成物と同等の
難燃性と耐外傷性を有し、焼却時に有害ガスを発生せ
ず、PVC樹脂組成物との比重分別が可能である樹脂組
成物を得ることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる課題は、ポリブテ
ンー1を含有するポリオレフィン系ポリマーと、金属水
酸化物と、シリコーン系難燃剤を配合してなる樹脂組成
物であって、該樹脂組成物の比重が1.14以下、酸素
指数が25以上、摩耗量が30%以下であることを特徴
とするノンハロゲン難燃性樹脂組成物によって解決され
る。上記ポリオレフィン系ポリマー中におけるポリブテ
ンー1の配合量は、1〜15重量%であることが望まし
い。
ンー1を含有するポリオレフィン系ポリマーと、金属水
酸化物と、シリコーン系難燃剤を配合してなる樹脂組成
物であって、該樹脂組成物の比重が1.14以下、酸素
指数が25以上、摩耗量が30%以下であることを特徴
とするノンハロゲン難燃性樹脂組成物によって解決され
る。上記ポリオレフィン系ポリマー中におけるポリブテ
ンー1の配合量は、1〜15重量%であることが望まし
い。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳しく説明する。
本発明のノンハロゲン系難燃性樹脂組成物のベースポリ
マーとなるポリオレフィン系ポリマーは、その必須成分
としてポリブテン−1を含むものである。上記ポリオレ
フィン系ポリマー中におけるポリブテン−1の含有量
は、1〜15重量%であることが望ましい。上記含有量
が1重量%未満であると、剛性を向上させることができ
ず、耐摩耗性、耐外傷性に劣る傾向にあり、15重量%
を超えると、難燃性が低下する傾向にある。
本発明のノンハロゲン系難燃性樹脂組成物のベースポリ
マーとなるポリオレフィン系ポリマーは、その必須成分
としてポリブテン−1を含むものである。上記ポリオレ
フィン系ポリマー中におけるポリブテン−1の含有量
は、1〜15重量%であることが望ましい。上記含有量
が1重量%未満であると、剛性を向上させることができ
ず、耐摩耗性、耐外傷性に劣る傾向にあり、15重量%
を超えると、難燃性が低下する傾向にある。
【0008】また、上記ポリブテン−1以外のポリオレ
フィン系樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体、エチレン−エチレンアクリレート共重合
体、エチレン−ブテン1共重合体等の1種もしくは2種
以上がブレンドされてなるブレンドポリマーが用いられ
る。
フィン系樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビ
ニル共重合体、エチレン−エチレンアクリレート共重合
体、エチレン−ブテン1共重合体等の1種もしくは2種
以上がブレンドされてなるブレンドポリマーが用いられ
る。
【0009】また、ノンハロゲン系難燃剤としての金属
水酸化物は、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウ
ム、水酸化カルシウムや、これら金属水酸化物を高級脂
肪酸、シランカップリング剤、モリブデン酸塩などで表
面処理した表面処理金属水酸化物が用いられる。上記金
属水酸化物の配合量は、ポリオレフィン系ポリマー10
0重量部に対して30〜130重量部程度、好ましくは
50〜100重量部程度とされる。上記配合量が30重
量部未満であると、難燃性に劣る傾向にあり、130重
量部を超えると、機械的特特性が低下する傾向にある。
水酸化物は、水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウ
ム、水酸化カルシウムや、これら金属水酸化物を高級脂
肪酸、シランカップリング剤、モリブデン酸塩などで表
面処理した表面処理金属水酸化物が用いられる。上記金
属水酸化物の配合量は、ポリオレフィン系ポリマー10
0重量部に対して30〜130重量部程度、好ましくは
50〜100重量部程度とされる。上記配合量が30重
量部未満であると、難燃性に劣る傾向にあり、130重
量部を超えると、機械的特特性が低下する傾向にある。
【0010】また、難燃助剤として、シリコーン系難燃
剤が配合される。このシリコーン系難燃剤としては、シ
リコーンパウダー、ガム状シリコーンなどのポリマー状
シリコーン化合物が用いられ、その配合量は、ポリオレ
フィン系ポリマー100重量部に対して1〜30重量部
程度、好ましくは5〜20重量部程度とされる。上記配
合量が1重量部未満であると、難燃性を向上させること
ができず、30重量部を超えても、原料費が増大するだ
けで、さらなる難燃性向上効果が得られない。このシリ
コーン系難燃剤は、良好な難燃性を付与し、金属水酸化
物の配合量を低減でき、このため、機械的特性の低下を
防止できる。
剤が配合される。このシリコーン系難燃剤としては、シ
リコーンパウダー、ガム状シリコーンなどのポリマー状
シリコーン化合物が用いられ、その配合量は、ポリオレ
フィン系ポリマー100重量部に対して1〜30重量部
程度、好ましくは5〜20重量部程度とされる。上記配
合量が1重量部未満であると、難燃性を向上させること
ができず、30重量部を超えても、原料費が増大するだ
けで、さらなる難燃性向上効果が得られない。このシリ
コーン系難燃剤は、良好な難燃性を付与し、金属水酸化
物の配合量を低減でき、このため、機械的特性の低下を
防止できる。
【0011】また、シリコーン系難燃剤以外の難燃助剤
を配合してもよい。この難燃助剤としては、モリブデン
酸アンモニウムなどのモリブデン化合物、赤リン、カー
ボンブラック、マレイミド化合物などが用いられ、その
配合量は、ポリオレフィン系ポリマー100重量部に対
して、1〜30重量部程度、好ましくは5〜20重量部
程度とされる。
を配合してもよい。この難燃助剤としては、モリブデン
酸アンモニウムなどのモリブデン化合物、赤リン、カー
ボンブラック、マレイミド化合物などが用いられ、その
配合量は、ポリオレフィン系ポリマー100重量部に対
して、1〜30重量部程度、好ましくは5〜20重量部
程度とされる。
【0012】そして、このような配合組成の樹脂組成物
にあっては、その比重が1.14以下、酸素指数が25
以上、摩耗量が30%以下であることが必要である。上
記比重が1.14を超えると、PVC組成物の比重に近
くなり、比重分別によってPVC組成物と分別すること
ができなくなる。また、酸素指数が25未満であると、
難燃性に劣ったものとなる。
にあっては、その比重が1.14以下、酸素指数が25
以上、摩耗量が30%以下であることが必要である。上
記比重が1.14を超えると、PVC組成物の比重に近
くなり、比重分別によってPVC組成物と分別すること
ができなくなる。また、酸素指数が25未満であると、
難燃性に劣ったものとなる。
【0013】また、摩耗量が30%を超えると、耐外傷
性に劣ったものとなる。本発明での摩耗量は、JASO
D611−86(自動車薄肉低圧電線)の1.1耐摩
耗試験の11.2ブレード往復法に準拠して行ったもの
を言う。上記試験条件は、荷重800g、往復回数15
00回、ブレードの半径(R)0.4mmで実施し、耐
摩耗試験前後のサンプルの厚さの比を求めて摩耗量
(%)を算出する。
性に劣ったものとなる。本発明での摩耗量は、JASO
D611−86(自動車薄肉低圧電線)の1.1耐摩
耗試験の11.2ブレード往復法に準拠して行ったもの
を言う。上記試験条件は、荷重800g、往復回数15
00回、ブレードの半径(R)0.4mmで実施し、耐
摩耗試験前後のサンプルの厚さの比を求めて摩耗量
(%)を算出する。
【0014】このノンハロゲン難燃性樹脂組成物には、
この他にも、紫外線吸収剤、老化防止剤、銅害防止剤、
着色剤、無機充填剤などの各種配合剤を適量配合するこ
とができるが、これら配合剤には、ハロゲン、重金属が
含まれていないものを選択すべきである。また、このノ
ンハロゲン難燃性樹脂組成物にあっては、架橋系として
もよい。このためには、ジクミルパーオキサイドなどの
有機過酸化物からなる架橋剤を、ポリオレフィン系ポリ
マー100重量部に対して0.1〜5重量部程度、好ま
しくは0.5〜3重量部程度添加する方法や、シランカ
ップリング剤として有機過酸化物を添加、混練し、シラ
ングラフト化ポリオレフィン系ポリマーとしたのち、成
形後水分に接触させて架橋させるシラン架橋や、電子
線、ガンマー線を照射する方法がある。
この他にも、紫外線吸収剤、老化防止剤、銅害防止剤、
着色剤、無機充填剤などの各種配合剤を適量配合するこ
とができるが、これら配合剤には、ハロゲン、重金属が
含まれていないものを選択すべきである。また、このノ
ンハロゲン難燃性樹脂組成物にあっては、架橋系として
もよい。このためには、ジクミルパーオキサイドなどの
有機過酸化物からなる架橋剤を、ポリオレフィン系ポリ
マー100重量部に対して0.1〜5重量部程度、好ま
しくは0.5〜3重量部程度添加する方法や、シランカ
ップリング剤として有機過酸化物を添加、混練し、シラ
ングラフト化ポリオレフィン系ポリマーとしたのち、成
形後水分に接触させて架橋させるシラン架橋や、電子
線、ガンマー線を照射する方法がある。
【0015】このようなノンハロゲン難燃性樹脂組成物
は、押出被覆法によって、電線、ケーブルの絶縁体、シ
ース、介在などとされる他、押出成形法、射出成形法な
どによって、シート、フィルム、パイプ、ダクト、建材
などの成型品とすることができる。
は、押出被覆法によって、電線、ケーブルの絶縁体、シ
ース、介在などとされる他、押出成形法、射出成形法な
どによって、シート、フィルム、パイプ、ダクト、建材
などの成型品とすることができる。
【0016】このようにして得られた成型品にあって
は、ベースポリマーとなるポリオレフィン系ポリマーの
必須成分として、ポリブテン−1を含むものであるの
で、高い剛性を有し、耐外傷性、耐摩耗性に優れたもの
である。また、酸素指数が25以上と、PVC製品と同
程度の自消性の難燃性を有するものである。また、比重
が1.14以下と、PVC製品と比べて小さいものであ
るので、水による比重分別によって、PVC製品との分
別回収が可能なものである。また、摩耗量が30%以下
と、耐外傷性に優れたものである。また、ハロゲンを含
有していないので、焼却しても、有害ガスを発生するこ
とがなく、焼却処分することができ、火災時にも有毒ガ
スを発生しないものである。また、鉛、カドミウム、ク
ロムなどの重金属を含有していないので、これらの重金
属で土壌等が汚染されることがなく、埋め立て処分する
ことも可能なものである。
は、ベースポリマーとなるポリオレフィン系ポリマーの
必須成分として、ポリブテン−1を含むものであるの
で、高い剛性を有し、耐外傷性、耐摩耗性に優れたもの
である。また、酸素指数が25以上と、PVC製品と同
程度の自消性の難燃性を有するものである。また、比重
が1.14以下と、PVC製品と比べて小さいものであ
るので、水による比重分別によって、PVC製品との分
別回収が可能なものである。また、摩耗量が30%以下
と、耐外傷性に優れたものである。また、ハロゲンを含
有していないので、焼却しても、有害ガスを発生するこ
とがなく、焼却処分することができ、火災時にも有毒ガ
スを発生しないものである。また、鉛、カドミウム、ク
ロムなどの重金属を含有していないので、これらの重金
属で土壌等が汚染されることがなく、埋め立て処分する
ことも可能なものである。
【0017】
【実施例】以下、実施例を示して、本発明をより具体的
に説明する。かかる実施例は、本発明の一態様を示すも
のであり、この発明を限定するものではなく、本発明の
範囲で任意に変更が可能である。 (実施例1〜3、および比較例1〜4)表1に示す配合
組成の樹脂組成物を用意し、押出機で混練、成型して、
厚み2mmのシート状の試験片を作成した。この試片に
ついて、比重、引張強度、引張伸び、ショアA硬度、酸
素指数、摩耗量を、以下の方法に従って測定し、結果を
表2に示した。
に説明する。かかる実施例は、本発明の一態様を示すも
のであり、この発明を限定するものではなく、本発明の
範囲で任意に変更が可能である。 (実施例1〜3、および比較例1〜4)表1に示す配合
組成の樹脂組成物を用意し、押出機で混練、成型して、
厚み2mmのシート状の試験片を作成した。この試片に
ついて、比重、引張強度、引張伸び、ショアA硬度、酸
素指数、摩耗量を、以下の方法に従って測定し、結果を
表2に示した。
【0018】(1)引張強度 JIS K6760に準拠して測定を行った。 (2)引張伸び JIS K6760に準拠して測定を行った。 (3)ショアA硬度 JIS K6253に準拠して測定を行った。 (4)酸素指数 JIS K7201に準拠して測定を行った。 (5)摩耗量 上述の通り、JASO D611−86の1.1耐摩耗
試験の11.2ブレード往復法に準拠して行った。
試験の11.2ブレード往復法に準拠して行った。
【0019】
【表1】
【0020】表1において、ポリオレフィン系ポリマー
として、EVA樹脂と、ポリブテン−1との混合物を用
い、EVA樹脂としては、酢酸ビニル含量が28重量%
であるエチレン−酢酸ビニル共重合体を用いた。また、
老化防止剤としてはペンタエリスリトールテトラキス
[3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)プロピオネート]を用いた。
として、EVA樹脂と、ポリブテン−1との混合物を用
い、EVA樹脂としては、酢酸ビニル含量が28重量%
であるエチレン−酢酸ビニル共重合体を用いた。また、
老化防止剤としてはペンタエリスリトールテトラキス
[3−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)プロピオネート]を用いた。
【0021】
【表2】
【0022】表2に示した結果より、実施例1〜3で得
られた試験片は、比重が1.14以下であり、酸素指数
が30以上と高難燃性であり、摩耗量が29%以下と耐
外傷性に優れたものであった。これに対して、比較例1
で得られた試験片では、難燃性、耐外傷性に劣ったもの
であった。また、比較例2で得られたものでは、耐外傷
性に劣り、比重がPVC製品と同程度のものであった。
また、比較例3で得られたものでは、耐外傷性に劣った
ものであり、比較例4で得られたものでは、難燃性に劣
ったものであった。
られた試験片は、比重が1.14以下であり、酸素指数
が30以上と高難燃性であり、摩耗量が29%以下と耐
外傷性に優れたものであった。これに対して、比較例1
で得られた試験片では、難燃性、耐外傷性に劣ったもの
であった。また、比較例2で得られたものでは、耐外傷
性に劣り、比重がPVC製品と同程度のものであった。
また、比較例3で得られたものでは、耐外傷性に劣った
ものであり、比較例4で得られたものでは、難燃性に劣
ったものであった。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のノンハロ
ゲン難燃性樹脂組成物にあっては、PVC組成物と同等
の難燃性と耐外傷性を有したものであり、かつ、ハロゲ
ンを含まないので、焼却の際に、有害ガスを発生するこ
とがなく、焼却残渣に鉛、カドミウムなどの重金属が含
まれることもないものである。さらに、上記樹脂組成物
を成型して得られる成型品にあっては、比重分別による
PVC製品との分別ができ、回収、リサイクルが可能な
ものである。
ゲン難燃性樹脂組成物にあっては、PVC組成物と同等
の難燃性と耐外傷性を有したものであり、かつ、ハロゲ
ンを含まないので、焼却の際に、有害ガスを発生するこ
とがなく、焼却残渣に鉛、カドミウムなどの重金属が含
まれることもないものである。さらに、上記樹脂組成物
を成型して得られる成型品にあっては、比重分別による
PVC製品との分別ができ、回収、リサイクルが可能な
ものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01B 3/44 H01B 3/44 M //(C08L 23/00 (C08L 23/00 23:20) 23:20) Fターム(参考) 4J002 BB001 BB17X CP03Y DE016 FD13Y GL00 GQ01 5G303 AA06 AB12 AB20 BA12 CA01 CA09 CB17 5G305 AA14 AB15 AB25 AB35 AB40 BA15 BA24 BA26 CA01 CA26 CC03 CD13
Claims (2)
- 【請求項1】 ポリブテンー1を含有するポリオレフィ
ン系ポリマーと、金属水酸化物と、シリコーン系難燃剤
を配合してなる樹脂組成物であって、該樹脂組成物の比
重が1.14以下、酸素指数が25以上、摩耗量が30
%以下であることを特徴とするノンハロゲン難燃性樹脂
組成物。 - 【請求項2】 上記ポリオレフィン系ポリマー中におけ
るポリブテンー1の含有量が1〜15重量%であること
を特徴とする請求項1に記載のノンハロゲン難燃性樹脂
組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000082750A JP2001261900A (ja) | 2000-03-23 | 2000-03-23 | ノンハロゲン難燃性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000082750A JP2001261900A (ja) | 2000-03-23 | 2000-03-23 | ノンハロゲン難燃性樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001261900A true JP2001261900A (ja) | 2001-09-26 |
Family
ID=18599511
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000082750A Withdrawn JP2001261900A (ja) | 2000-03-23 | 2000-03-23 | ノンハロゲン難燃性樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001261900A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20110257844A1 (en) * | 2008-07-07 | 2011-10-20 | Jtekt Europe | Motor vehicle electric power assisted steering system |
-
2000
- 2000-03-23 JP JP2000082750A patent/JP2001261900A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20110257844A1 (en) * | 2008-07-07 | 2011-10-20 | Jtekt Europe | Motor vehicle electric power assisted steering system |
| US8731776B2 (en) * | 2008-07-07 | 2014-05-20 | Jtekt Europe | Motor vehicle electric power assisted steering system |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20070605 |