JP2001261338A - Tiを含有する金属酸化物薄膜形成用原料溶液、Tiを含有する金属酸化物薄膜の形成方法及びTiを含有する金属酸化物薄膜 - Google Patents
Tiを含有する金属酸化物薄膜形成用原料溶液、Tiを含有する金属酸化物薄膜の形成方法及びTiを含有する金属酸化物薄膜Info
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Abstract
にストリエーションがない;経時変化安定性に優れる;
金属酸化物薄膜にクラックが生じない;金属酸化物薄膜
中にボイドがなく、十分に緻密化されている;塗布後に
膜厚ムラがない;Tiを含有する金属酸化物薄膜形成用
原料溶液を提供する。 【解決手段】 アルコキシ基を有する成分金属の有機金
属化合物の部分加水分解物及び/又はその部分重縮合物
を有機溶媒中に含有する溶液からなる原料溶液におい
て、有機溶媒としてプロピレングリコールを用いる。
Description
或いはチタン酸バリウム、チタン酸バリウムストロンチ
ウム、チタン酸ストロンチウム、チタン酸ビスマス、チ
タン酸鉛、チタン酸ジルコン酸鉛等のTi系酸化物薄膜
をゾルゲル法等により形成するためのTiを含有する金
属酸化物薄膜形成用原料溶液、このTiを含有する金属
酸化物薄膜の形成方法及びTiを含有する金属酸化物薄
膜に関する。
自体或いは、その成分金属の組み合わせ等による特性か
ら、幅広い分野での用途が期待されており、例えば、酸
化チタン膜は、高屈折率膜、光触媒として利用されてい
る。また、チタン酸バリウム、チタン酸バリウムストロ
ンチウム、チタン酸ストロンチウム、チタン酸ビスマ
ス、チタン酸鉛、チタン酸ジルコン酸鉛等は、高誘電率
膜、強誘電体膜等として注目されている。
に限らず、一般に、金属酸化物薄膜の成膜法としては、
スパッタリング法、MOCVD法などがあるが、比較的
安価で簡便に薄膜を作製する手法として、有機金属溶液
を基板に塗布するゾルゲル法がある。
水分解性の化合物、その部分加水分解物及び/又はその
部分重縮合物を含有する原料溶液を基板に塗布し、塗膜
を乾燥させた後、例えば空気中で約400℃に加熱して
金属酸化物の膜を形成し、さらにその金属酸化物の結晶
化温度以上(例えば、約700℃)で焼成して膜を結晶
化させることにより強誘電体薄膜を成膜する方法であ
る。
属分解(MOD)法がある。MOD法では、熱分解性の
有機金属化合物、例えば、金属のβ−ジケトン錯体(例
えば、金属アセチルアセトネート)やカルボン酸塩(例
えば、酢酸塩)を含有する原料溶液を基板に塗布し、例
えば空気中又は含酸素雰囲気中等で加熱して、塗膜中の
溶媒の蒸発及び金属化合物の熱分解を生じさせて金属酸
化物の膜を形成し、さらに結晶化温度以上で焼成(アニ
ール)して膜を結晶化させる。従って、原料化合物の種
類が異なるだけで、成膜操作はゾルゲル法とほぼ同様で
ある。
作が同じであるので、両者を併用した方法も可能であ
る。即ち、原料溶液が加水分解性の金属化合物と熱分解
性の金属化合物の両方を含有していてもよく、その場合
には塗膜の加熱中に原料化合物の加水分解と熱分解が起
こり、金属酸化物が生成する。
D法、及びこれらを併用した方法を包含して「ゾルゲル
法等」と称し、このような方法で用いられる原料溶液を
「ゾルゲル液」と称す。
しているという利点に加えて、膜の組成制御が容易で、
成膜厚みが比較的均一であるという優れた特長を有す
る。従って、比較的平坦な基板上に強誘電体薄膜を形成
するのには最も有利な成膜法であると言える。
金属アルコキシド又は有機酸塩が一般に使用されてい
る。また、これらの有機金属原料を溶解する有機溶媒と
しては、アルコール類、エチレングリコール誘導体、キ
シレン、トルエン等を使用することができるが、従来、
有機溶媒としては、エチレングリコール誘導体が良いと
され、特にエチレングリコールモノメチルエーテル(2
−メトキシエタノール)が広く使用されてきている(例
えば、Jpn.J.Appl.Phys.Vol.33(1994)pp.5196−5200、
特開平9−28415号公報等)。
ールを有機溶媒とするゾルゲル液を用いてゾルゲル法に
より成膜を行った場合、1回の塗布で形成されるクラッ
クのない薄膜の膜厚は高々0.1μm程度(アニール後
の膜厚)であり、これが生産効率の低下、成膜コストの
向上の原因となっていた。
げることにより、膜形成のスループットを上げ、成膜コ
ストを下げる方法として、ゾルゲル液の有機溶媒として
1,3−プロパンジオールを用いることが提案されてい
る(Journal of Materials Science 30(1995) pp.2507-
2516)。
たゾルゲル液であれば、2−メトキシエタノール溶媒を
用いたゾルゲル液と同等の微細構造を有する高品質な膜
を、1回の塗布で最大1μm程度(アニール後の膜厚)
までの膜厚で成膜することができる。しかし、この1,
3−プロパンジオール溶媒のゾルゲル液は、沸点が21
3.5℃と高く、塗布直後も乾燥していないため、塗布
後の乾燥工程までの間に膜厚が変化し、膜中央部と膜端
部で膜厚が異なるものとなるという欠点がある(Journa
l of Materials Science 30(1995) pp.2507-2516)。ま
た、乾燥時においても、溶媒が高沸点であるため蒸発が
なだらかに起こることから、蒸発後に蒸発による膜厚ム
ラが生じる。更に、1,3−プロパンジオールは高価で
あるため、1,3−プロパンジオールを溶媒として用い
た場合、ゾルゲル液のコストも高くなるという問題点も
あった。
容易なゾルゲル液として、プロピレングリコールを溶媒
として用いることが提案されている(特開平4−342
422号公報)。しかし、この特開平4−342422
号公報では、多成分系原料のうちの1成分のTiについ
てのみ、金属アルコキシドを使用することを特徴として
おり、金属アルコキシドが1種類のみであるために、加
水分解特性を制御しやすく品質管理は容易になるが、ア
ルコキシドが少ないために加水分解及び縮合重合反応に
よる金属−O−金属結合は少なく、大部分が熱分解によ
りセラミックスとなっていることから、得られる強誘電
体薄膜が緻密ではなく、ボイドの多い低品質な膜とな
り、更に結晶化温度が高いという問題点もあった。ま
た、厚膜を作製するためにはゾルゲル液の高濃度化が必
要となるが、アルコキシドが少量であるため、生成する
複合アルコキシドも少量であり、高濃度化も困難であっ
た。
ては、1回の塗布で比較的膜厚の厚い薄膜を膜厚のムラ
なく形成することができ、安価で保存安定性に優れ、緻
密な薄膜を容易に形成することができるゾルゲル液は提
供されていないのが実情である。
る。 塗布後にストリエーションがない。 経時変化安定性に優れる。 金属酸化物薄膜にクラックが生じない。 金属酸化物薄膜中にボイドがなく、十分に緻密化さ
れている。といった効果を奏し、更には、 塗布後に膜厚ムラがない。 といった効果を奏するTiを含有する金属酸化物薄膜形
成用原料溶液を提供することを目的とする。
金属酸化物薄膜形成用原料溶液は、Tiを含有する金属
酸化物薄膜を成膜するための原料溶液であって、アルコ
キシ基を有する成分金属の有機金属化合物の部分加水分
解物及び/又はその部分重縮合物を有機溶媒中に含有す
る溶液からなる原料溶液において、該溶液中にプロピレ
ングリコールを含有することを特徴とする。
兼ね備えるゾルゲル液を実現するべく鋭意研究を重ねた
結果、主溶媒としてプロピレングリコールを用い、アル
コキシ基を有する成分金属の有機金属化合物、特に全金
属化合物をプロピレングリコールのアルコキシ基又はプ
ロピレングリコールのアルコキシ基とβ−ジケトン基を
含有するものとしてこれを縮重合させることで、上記の
特性を満足するゾルゲル液が得られることを見出し、本
発明を完成させた。
含有させることで、プロピレングリコールの粘度が高い
ため溶液の粘度が上昇すること、有機金属化合物の一部
のアルコキシ基がプロピレングリコールのアルコキシ基
と置換することで厚膜成膜が可能となる(特性)。
ールのアルコキシ基又はプロピレングリコールのアルコ
キシ基とβ−ジケトン基を含有するものとして縮重合さ
せることにより、より一層膜厚を増加させることができ
る。これは、プロピレングリコールのアルコキシ基又は
プロピレングリコールのアルコキシ基とβ−ジケトン基
を含有する有機金属化合物が、アルコール及びプロピレ
ングリコールに対して高い溶解度を持つこと、溶液中で
部分加水分解と部分重縮合による金属−酸素結合が多数
生成していることが考えられる。
低い有機溶媒等(例えば通常のアルコール)で希釈すれ
ば良い。
7.4℃と比較的低いため、膜厚が均一になり、蒸発に
よる膜厚ムラが生じない(特性)。
いた場合と比較して、沈殿やゲル化が防止され、ゾルゲ
ル液の経時変化安定性が向上するのは、プロピレングリ
コール中の金属アルコキシドの安定性が高いためと推定
される。(特性)。
ールのアルコキシ基を含有するものとして縮重合させる
ことにより、プロピレングリコールを含有させたのみの
ゾルゲル液よりも更に経時変化安定性を高めることがで
きる。これは、プロピレングリコールと有機金属化合物
のアルコキシ基の置換が経時的に進行するためと思われ
る。更に、有機金属化合物をプロピレングリコールのア
ルコキシ基の他に、β−ジケトン基も有するものとする
ことにより、経時変化安定性のより一層の向上を図るこ
とができる。
はアルコキシ基とβ−ジケトン基を含有するものとする
ことで、ボイドが少ない酸化物薄膜を得ることができる
(特性)。この緻密化は、ゾルゲル液中の全有機金属
化合物のプロピレングリコールのアルコキシ基で、部分
加水分解と部分重縮合による金属−酸素結合が多数生成
するためと考えられる。
化物薄膜形成用原料溶液は、Ti酸化物薄膜(酸化チタ
ン薄膜)、Tiと他の金属を含む複合酸化物薄膜、例え
ば、TiとBa及び/又はSrを含有するペロブスカイ
ト型金属酸化物薄膜、TiとPbとを含有するペロブス
カイト型金属酸化物薄膜、TiとBiとを含有するBi
層状ペロブスカイト型金属酸化物薄膜を成膜するための
原料溶液として好適である。
溶媒に対するプロピレングリコールの含有率は10重量
%以上であることが好ましく、また、原料溶液中の金属
化合物の酸化物換算濃度が10重量%以上であることが
好ましい。
属元素の合計原子数に対して、β−ジケトン類を0.1
〜5倍の分子数で含有することが好ましく、これによ
り、より一層優れた効果が得られる。
成用原料溶液及びTiを含有する金属酸化物薄膜の形成
方法は、このようなTiを含有する金属酸化物薄膜形成
用原料溶液を、耐熱性基板に塗布した後、その結晶化温
度以上に加熱することによりTiを含有する金属酸化物
薄膜を形成する方法であって、1回の塗布工程で膜厚
0.2μm以上のTiを含有する金属酸化物薄膜を形成
することを特徴とする。
は、このような本発明のTiを含有する金属酸化物薄膜
の形成方法により形成されたものである。
物薄膜は、Ti酸化物薄膜(酸化チタン薄膜)、或いは
Tiと他の金属を含む複合酸化物薄膜、例えば、Tiと
Ba及び/又はSrを含有するペロブスカイト型金属酸
化物薄膜、TiとPbとを含有するペロブスカイト型金
属酸化物薄膜、TiとBiとを含有するBi層状ペロブ
スカイト型金属酸化物薄膜(Bi4Ti3O12系金属
酸化物薄膜)等である。
含有させることができる。ドープ元素の例としては、P
b、Zr、Ca、Sr、Ba、Hf、Sn、Th、Y、
Sm、Dy、Ce、Bi、Sb、Nb、Ta、W、M
o、Cr、Co、Ni、Fe、Cu、Si、Ge、U、
Sc、V、Pr、Nd、Eu、Gd、Tb、Ho、E
r、Tm、Yb、Lu、Laなどが挙げられ、その含有
量は薄膜中の金属原子の原子分率で0.1以下とするの
が好ましい。
レングリコールを用いるが、プロピレングリコールの単
独溶媒、プロピレングリコールと他の有機溶媒との混合
溶媒のいずれでも良い。プロピレングリコールと他の有
機溶媒との混合溶媒を用いる場合、前記の特性を達成す
るために、原料溶液中の全有機溶媒に対するプロピレン
グリコールの割合が10重量%以上、特に15重量%以
上となるようにするのが好ましい。
プロピレングリコール以外のアルコール、カルボン酸、
エステル、ケトン、エーテル、シクロアルカン、芳香族
系溶媒などが挙げられ、このうち、アルコールとして
は、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノー
ル、1−ブタノール、2−ブタノール、2−メチル−1
−プロパノール、2−メチル−2−プロパノール、1−
ペンタノール、2−ペンタノール、2−メチル−2−ペ
ンタノールなどのアルカノール類、シクロヘキサノール
といったシクロアルカノール類、ならびに2−メトキシ
エタノール、1−エトキシ−2−プロパノールといった
アルコキシアルコール類が使用できる。
酪酸、α−メチル酪酸、i−吉草酸、2−エチル酪酸、
2,2−ジメチル酪酸、3,3−ジメチル酪酸、2,3
−ジメチル酪酸、3−メチルペンタン酸、4−メチルペ
ンタン酸、2−エチルペンタン酸、3−エチルペンタン
酸、2,2−ジメチルペンタン酸、3,3−ジメチルペ
ンタン酸、2,3−ジメチルペンタン酸、2−エチルヘ
キサン酸、3−エチルヘキサン酸などが挙げられる。
酸プロピル、酢酸n−ブチル、酢酸sec−ブチル、酢
酸tert−ブチル、酢酸イソブチル、酢酸n−アミ
ル、酢酸sec−アミル、酢酸tert−アミル、酢酸
イソアミルなどが挙げられる。
エチルエトン、メチルイソブチルケトンが挙げられ、エ
ーテル系溶媒としては、ジメチルエーテル、ジエチルエ
ーテルといった鎖式エーテル、並びにテトラヒドロフラ
ン、ジオキサンといった環式エーテルが挙げられる。ま
た、シクロアルカン系溶媒としては、シクロヘプタン、
シクロヘキサンなどが挙げられ、芳香族系溶媒として
は、トルエン、キシレンなどが挙げられる。
定化剤としてβ−ジケトン類を配合するのが好ましく、
安定化剤の配合により、原料溶液の加速分解速度、重縮
合速度が抑えられ、その保存安定性が改善される。この
場合、安定化剤としてのβ−ジケトン類の添加量は、原
料溶液中に存在する金属元素の合計原子数に対するβ−
ジケトン類の分子数で0.1〜5倍の量が好ましく、よ
り好ましくは0.2〜3倍である。β−ジケトン類は添
加量が多すぎると安定性の低下が危惧され、少なすぎる
とβ−ジケトン類の効果が十分に得られない。使用する
β−ジケトン類としては、アセチルアセトン、ベンゾイ
ルアセトン、ジベンゾイルアセトン、ジイソブチルメタ
ン、ジピバロイルメタン、3−メチルペンタン−2,4
−ジオン、2,2−ジメチルペンタン−3,5−ジオ
ン、ヘプタフルオロブタノイルピバロイルメタン、トリ
フルオロアセチルアセトン等が挙げられるが、これらの
中でも特に経済性、膜の緻密性、ハロゲン化物を含まな
い等の観点からアセチルアセトンが望ましい。
溶液の製造工程のどの段階で添加しても良いが、後述す
る共沸蒸留を行う場合には、この蒸留後に添加すること
が好ましい。また、金属アルコキシドの部分加水分解を
行う場合には、その前にβ−ジケトン類を添加しておく
方が、加水分解速度の制御が容易となることから好まし
い。なお、β−ジケトン類を添加した場合には、塗布後
の加水分解を促進させるために、原料溶液に少量の水を
添加しても良い。
成用原料溶液は、有機溶媒としてプロピレングリコール
を用い、好ましくは、全有機金属化合物としてプロピレ
ングリコールのアルコキシ基又は該アルコキシ基とβ−
ジケトン基を有するものを用い、更に、安定化剤として
β−ジケトン類を配合すること以外は常法に従って調製
することができる。
は2以上の成分金属を含む金属化合物、その部分加水分
解物並びにその部分重縮合物を用いることができるが、
特に好ましい有機金属化合物は、加水分解性又は熱分解
性の有機金属化合物である。例えば、アルコキシド、有
機酸塩、β−ジケトン錯体などが代表例であるが、金属
錯体については、アミン錯体をはじめとして、各種の他
の錯体も利用できる。ここでβ−ジケトンとしては、ア
セチルアセトン(=2,4−ペンタンジオン)、ヘプタ
フルオロブタノイルピバロイルメタン、ジピバロイルメ
タン、トリフルオロアセチルアセトン、ベンゾイルアセ
トンなどが挙げられる。
を示すと、鉛化合物及びランタン化合物としては酢酸塩
(酢酸鉛、酢酸ランタン)などの有機酸塩並びにジイソ
プロポキシ鉛などのアルコキシドが挙げられる。チタン
化合物としては、テトラエトキシチタン、テトライソプ
ロポキシチタン、テトラn−ブトキシチタン、テトラi
−ブトキシチタン、テトラt−ブトキシチタン、ジメト
キシジイソプロポキシチタンなどのアルコキシドが好ま
しいが、有機酸塩又は有機金属錯体も使用できる。ジル
コニウム化合物は上記チタン化合物と同様である。
マス、2−エチルヘキサン酸ビスマス等のカルボン酸
塩、水酸化ビスマス、硝酸ビスマス、炭酸ビスマス、そ
の他ビスマスのアルコキシドが挙げられ、ストロンチウ
ム化合物としては、酢酸ストロンチウム、2−エチルヘ
キサン酸ストロンチウム等のカルボン酸塩、水酸化スト
ロンチウム、硝酸ストロンチウム、炭酸ストロンチウ
ム、その他ストロンチウムのアルコキシドが挙げられ
る。
な1種類の金属を含有する化合物の他に、2種以上の成
分金属を含有する複合化した金属化合物であってもよ
い。かかる複合化金属化合物の例としては、PbO
2〔Ti(OC3H7)3〕2、PbO2〔Zr(OC
4H9)3〕2などが挙げられる。
機金属化合物をプロピレングリコールのアルコキシド基
又は該アルコキシド基とβ−ジケトン基を有する化合物
とするのが好ましく、このようなアルコキシド基とβ−
ジケトン基を有するTi原料化合物としては、例えばチ
タンジイソプロポキシドビスアセチルアセテートが挙げ
られる。
して使用する金属化合物を、プロピレングリコール、或
いは、プロピレングリコールを含む有機溶媒に溶解し、
好ましくは、安定化剤としてβ−ジケトン類を添加し
て、形成するTiを含有する金属酸化物薄膜の酸化チタ
ン或いは複合金属酸化物(2以上の金属を含有する酸化
物)の前駆体を含有する原料溶液を調製する。
は、成膜しようとするTiを含有する金属酸化物薄膜の
金属原子比とほぼ同じでよい。但し、一般に鉛化合物は
揮発性が高く、金属酸化物に変化させるための加熱中又
は結晶化のための焼成中に蒸発による鉛の欠損が起こる
ことがある。そのため、この欠損を見越して、鉛をやや
過剰(例えば、2〜20%過剰)に存在させても良い。
この鉛の欠損の程度は、鉛化合物の種類や成膜条件によ
って異なり、予め実験により求めることができる。
に制限されず、利用する塗布法や部分加水分解の有無に
よっても異なるが、一般に有機金属化合物換算の合計金
属含有量として10〜40重量%、特に15重量%以上
40重量%以下の範囲が好ましい。このような比較的高
濃度の原料溶液とすることにより、1回の塗布で0.2
μm以上というような厚膜形成を行える。
或いはプロピレングリコールを含む有機溶媒中に溶解さ
せた溶液は、そのまま原料溶液としてゾルゲル法等によ
る成膜に使用することができる。或いは、造膜を促進さ
せるため、この溶液を加熱して、加水分解性の有機金属
化合物(例えば、アルコキシド)の部分加水分解ないし
部分重縮合を促進させても良い。
を制御して、完全に加水分解が進行しないようにする。
完全に加水分解すると、原料溶液の安定性が著しく低下
し、ゲル化し易くなる上、均一な成膜も困難となる。加
熱条件としては、温度50〜200℃で、0.5〜50
時間程度が適当である。加水分解中に、加水分解物が−
M−O−結合(M=金属)により部分的に重縮合するこ
とがあるが、このような重縮合は部分的であれば許容さ
れる。
ボン酸塩の両者を含有する場合には、金属アルコキシド
と混合する前に、金属カルボン酸塩に付随する結晶水を
除去しておいてもよい。この結晶水の除去は、金属カル
ボン酸だけをまず溶媒に溶解させ、この溶液を蒸留して
溶媒との共沸蒸留により脱水することにより実施でき
る。従って、この場合の溶媒は水と共沸蒸留可能なもの
を使用する。金属カルボン酸塩の結晶水を除去せずに金
属アルコキシドと混合すると、金属アルコキシドの加水
分解が進行しすぎたり、その制御が困難となることがあ
り、部分加水分解後に沈殿を生ずることがあるときに
は、結晶水を除去してもよい。
化物薄膜形成用原料溶液によれば、従来のゾルゲル法等
と同様にして、次のような手順に従ってTiを含有する
金属酸化物薄膜を成膜することができる。
薄膜形成用原料溶液を耐熱性基板上に塗布する。塗布
は、スピンコーティングにより行うのが一般的である
が、ロール塗布、噴霧、浸漬、カーテンフローコート、
ドクターブレードなど他の塗布法も適用可能である。塗
布後、塗膜を乾燥させ、溶媒を除去する。この乾燥温度
は溶媒の種類によっても異なるが、通常は50〜200
℃程度であり、好ましくは100〜180℃の範囲でよ
い。但し、原料溶液中の金属化合物を金属酸化物に転化
させるための次工程の加熱の際の昇温中に、溶媒は除去
されるので、塗膜の乾燥工程は必ずしも必要とされな
い。
加熱し、金属化合物を完全に加水分解又は熱分解させて
金属酸化物に転化させ、金属酸化物からなる膜を形成す
る。この加熱は、一般に加水分解の必要なゾルゲル法で
は水蒸気を含んでいる雰囲気、例えば、空気又は含水蒸
気雰囲気(例えば、水蒸気を含有する窒素雰囲気)中で
行われ、熱分解させるMOD法では含酸素雰囲気中で行
われる。加熱温度は、金属化合物の種類によっても異な
るが、通常は150〜550℃の範囲であり、好ましく
は、300〜450℃である。加熱時間は、加水分解及
び熱分解が完全に進行するように選択するが、通常は1
分ないし2時間程度である。
iを含有する金属酸化物薄膜に必要な膜厚とすることは
難しい場合が多いので、必要に応じて、上記の塗布と
(乾燥と)仮焼を繰返して、所望の膜厚の金属酸化物の
膜を得る。こうして得られた膜は、非晶質であるか、結
晶質であっても結晶性が不十分である。そのため、最後
に結晶化アニール工程として、その金属酸化物の結晶化
温度以上の温度で焼成して、ペロブスカイト型等の結晶
構造を持つ結晶質の金属酸化物薄膜とする。なお、結晶
化のための焼成は、最後に一度で行うのではなく、各塗
布した塗膜ごとに、上記の仮焼に続けて行ってもよい
が、高温での焼成を何回も繰返す必要があるので、最後
にまとめて行う方が経済的には有利である。
0〜1000℃の比較的低い温度で良く、例えば550
〜700℃である。従って、基板としては、この焼成温
度に耐える程度の耐熱性を有するものを使用する。結晶
化のための焼成(アニール)時間は、通常は1分から2
時間程度であり、焼成雰囲気は特に制限されないが、通
常は空気又は酸素である。
の形成に用いられる耐熱性の基板材料としては、シリコ
ン(単結晶又は多結晶)、白金、ニッケルなどの金属
類、酸化ルテニウム、酸化イリジウム、ルテニウム酸ス
トロンチウム(SrRuO3)又はコバルト酸ランタン
ストロンチウム((LaxSr1−x)CoO3)など
のぺロブスカイト型導電性酸化物など、石英、窒化アル
ミニウム、酸化チタンなどの無機化合物が挙げられる。
キャパシター膜の場合には、基板は下部電極であり、下
部電極としては、例えば、Pt、Pt/Ti、Pt/T
a、Ru、RuO 2、Ru/RuO2、RuO2/R
u、Ir、IrO2、Ir/IrO2、Pt/Ir、P
t/IrO2、SrRuO3又は(LaxSr1−x)
CoO3などのぺロブスカイト型導電性酸化物などとす
ることができる(なお、「/」を用いた2層構造のもの
は「上層/下層」として示してある。)。
金属酸化物薄膜の膜厚は、その用途によっても異なる
が、通常は500Å〜5μm程度が好ましく、得られた
Tiを含有する金属酸化物薄膜は、誘導体デバイス等の
各種の用途デバイスに有用である。
り具体的に説明する。
合物は次の通りである。 Ti原料化合物:チタンジイソプロポキシドビスアセチ
ルアセテート Zr原料化合物:ジルコニウムテトラn−ブトキシド Pb原料化合物:酢酸鉛3水和物 La原料化合物:酢酸ランタン1.5水和物 Sr原料化合物:酢酸ストロンチウム0.5水和物 Bi原料化合物:酢酸ビスマス Ba原料化合物:酢酸バリウム
化剤としてのアセチルアセトンをジルコニウムテトラn
−ブトキシドの2モル倍添加して150℃で3時間窒素
雰囲気中で還流した。これにチタンジイソプロポキシド
ビスアセチルアセテートを添加して、更に150℃で3
時間窒素雰囲気中で還流した。次いで、酢酸鉛3水和物
と酢酸ランタン1.5水和物を添加し、主溶媒としての
プロピレングリコールを酢酸鉛3水和物と酢酸ランタン
1.5水和物の合計に対して7モル倍添加して150℃
で3時間窒素雰囲気中で還流した。その後、150℃で
減圧蒸留して副生成物を除去し、更に主溶媒としてのプ
ロピレングリコールを添加して濃度調整することによ
り、酸化物換算で30重量%濃度の有機金属化合物を含
有する液を得た。この液を更に150℃で3時間窒素雰
囲気中で還流した後撹拌下放冷し、エタノールで希釈し
て濃度調整することにより、表1に示す金属原子比で、
酸化物換算で25重量%濃度の有機金属化合物を含有す
るゾルゲル液を得た。
/Pt(2000Å)/Ti(200Å)/SiO
2(5000Å)/Si(100Å)ウェーハの基板上
にスビンコート法により塗布し(1500rpm、それ
ぞれ30秒及び60秒)、100℃で5分間空気中で乾
燥した(ホットプレート)。その後、350℃で5分間
空気中で仮焼し(ホットプレート)、更に450℃で1
0分間空気中で仮焼し(ホットプレート)、最後にRT
A炉(急速加熱処理炉)にて700℃で5分間酸素雰囲
気で焼成して結晶化させて金属酸化物薄膜を形成した。
を下記方法で調べ、結果を表1に示した。なお、表1に
は、調製したゾルゲル液を半年間室温で放置したときの
ゲル化の有無及び沈殿発生の有無の調査結果も併記し
た。 [ストリエーションの有無]仮焼成後の膜について光学
顕微鏡で確認 [膜厚ムラの有無]仮焼成後の膜について目視で確認 [クラックの有無]結晶化後に光学顕微鏡で確認 [膜厚(nm)]700℃のアニール後にSEM写真で
確認
テートと酢酸鉛3水和物を添加し、主溶媒としてのプロ
ピレングリコールを酢酸鉛3水和物に対して7モル倍添
加して150℃で3時間窒素雰囲気中で還流した。その
後、150℃で減圧蒸留して副生成物を除去し、更に主
溶媒としてのプロピレングリコールを添加して濃度調整
することにより、酸化物換算で30重量%濃度の有機金
属化合物を含有する液を得た。この液を更に150℃で
3時間窒素雰囲気中で還流した後撹拌下放冷し、エタノ
ールで希釈して濃度調整することにより、表1に示す金
属原子比で、酸化物換算で25重量%濃度の有機金属化
合物を含有するゾルゲル液を得た。
i(200Å)/SiO2(5000Å)/Si(10
0Å)ウェーハの基板上にスビンコート法により塗布し
(1500rpm、60秒)、100℃で5分間空気中
で乾燥した(ホットプレート)。その後、350℃で5
分間空気中で仮焼し(ホットプレート)、更に450℃
で10分間空気中で仮焼し(ホットプレート)、最後に
RTA炉(急速加熱処理炉)にて700℃で5分間酸素
雰囲気中で焼成して結晶化させて金属酸化物薄膜を形成
した。
いて、実施例1と同様に評価を行って、結果を表1に示
した。
テートを添加し、主溶媒としてのプロピレングリコール
をチタンジイソプロポキシドビスアセチルアセテートに
対して3モル倍添加して150℃で3時間窒素雰囲気中
で還流した。その後、150℃で減圧蒸留して副生成物
を除去し、更に主溶媒としてのプロピレングリコールを
添加して濃度調整することにより、酸化物換算で20重
量%濃度の有機金属化合物を含有する液を得た。この液
を更に150℃で3時間窒素雰囲気中で還流した後撹拌
下放冷し、エタノールで希釈して濃度調整することによ
り、表1に示す金属原子比で、酸化物換算で10重量%
濃度の有機金属化合物を含有するゾルゲル液を得た。
にして成膜を行い、調製したゾルゲル液とこの金属酸化
物について実施例1と同様に評価を行って、結果を表1
に示した。
テートと酢酸ストロンチウム0.5水和物を添加し、主
溶媒としてのプロピレングリコールを酢酸ストロンチウ
ム0.5水和物に対して5モル倍添加して150℃で3
時間窒素雰囲気中で還流した。その後、150℃で減圧
蒸留して副生成物を除去し、更に主溶媒としてのプロピ
レングリコールを添加して濃度調整することにより、酸
化物換算で25重量%濃度の有機金属化合物を含有する
液を得た。この液を更に150℃で3時間窒素雰囲気中
で還流した後撹拌下放冷し、エタノールで希釈して濃度
調整することにより、表1に示す金属原子比で、酸化物
換算で20重量%濃度の有機金属化合物を含有するゾル
ゲル液を得た。
にして成膜を行い、調製したゾルゲル液とこの金属酸化
物について実施例1と同様に評価を行って、結果を表1
に示した。
テートと酢酸バリウムを添加し、主溶媒としてのプロピ
レングリコールを酢酸バリウムに対して5モル倍添加し
て150℃で3時間窒素雰囲気中で還流した。その後、
150℃で減圧蒸留して副生成物を除去し、更に主溶媒
としてのプロピレングリコールを添加して濃度調整する
ことにより、酸化物換算で25重量%濃度の有機金属化
合物を含有する液を得た。この液を更に150℃で3時
間窒素雰囲気中で還流した後撹拌下放冷し、エタノール
で希釈して濃度調整することにより、表1に示す金属原
子比で、酸化物換算で20重量%濃度の有機金属化合物
を含有するゾルゲル液を得た。
にして成膜を行い、調製したゾルゲル液とこの金属酸化
物について実施例1と同様に評価を行って、結果を表1
に示した。
テートと、酢酸バリウム及び酢酸ストロンチウム0.5
水和物を添加し、主溶媒としてのプロピレングリコール
を酢酸バリウムと酢酸スロトンチウム0.5水和物の合
計に対して5モル倍添加して150℃で3時間窒素雰囲
気中で還流した。その後、150℃で減圧蒸留して副生
成物を除去し、更に主溶媒としてのプロピレングリコー
ルを添加して濃度調整することにより、酸化物換算で2
5重量%濃度の有機金属化合物を含有する液を得た。こ
の液を更に150℃で3時間窒素雰囲気中で還流した後
撹拌下放冷し、エタノールで希釈して濃度調整すること
により、表1に示す金属原子比で、酸化物換算で20重
量%濃度の有機金属化合物を含有するゾルゲル液を得
た。
にして成膜を行い、調製したゾルゲル液とこの金属酸化
物について実施例1と同様に評価を行って、結果を表1
に示した。
テートと酢酸ビスマスを添加し、主溶媒としてのプロピ
レングリコールを酢酸ビスマスに対して12モル倍添加
して150℃で3時間窒素雰囲気中で還流した。その
後、150℃で減圧蒸留して副生成物を除去し、更に主
溶媒としてのプロピレングリコールを添加して濃度調整
することにより、酸化物換算で20重量%濃度の有機金
属化合物を含有する液を得た。この液を更に150℃で
3時間窒素雰囲気中で還流した後撹拌下放冷し、エタノ
ールで希釈して濃度調整することにより、表1に示す金
属原子比で、酸化物換算で15重量%濃度の有機金属化
合物を含有するゾルゲル液を得た。
にして成膜を行い、調製したゾルゲル液とこの金属酸化
物について実施例1と同様に評価を行って、結果を表1
に示した。
ロパンジオールを用いたこと以外はそれぞれ実施例1〜
7と同様にしてゾルゲル液の調製及び成膜と、調製した
ゾルゲル液と成膜した金属酸化物薄膜の評価を行って、
結果を表1に示した。なお、表1において、○は無し
を、×は有りを示す。
金属酸化物薄膜形成用原料溶液は、前記の特性を満足す
る良好なゾルゲル液であることがわかる。
1,3−プロパンジオールを用いた比較例1〜7では、
膜厚ムラがあり、また厚膜化が困難である上に、ゾルゲ
ル液の安定性においても劣るものとなる。
回の塗布で厚膜成膜が可能である;塗布後にストリエー
ションがない;経時変化安定性に優れる;金属酸化物薄
膜にクラックが生じない;金属酸化物薄膜中にボイドが
なく、十分に緻密化されている;更には、塗布後に膜厚
ムラがない;といった優れた効果を奏するTiを含有す
る金属酸化物薄膜形成用原料溶液により、高品質なTi
を含有する金属酸化物薄膜を形成することができる。
Claims (12)
- 【請求項1】 Tiを含有する金属酸化物薄膜を成膜す
るための原料溶液であって、アルコキシ基を有する成分
金属の有機金属化合物の部分加水分解物及び/又はその
部分重縮合物を有機溶媒中に含有する溶液からなる原料
溶液において、該溶液中にプロピレングリコールを含有
することを特徴とするTiを含有する金属酸化物薄膜形
成用原料溶液。 - 【請求項2】 請求項1において、Ti酸化物薄膜形成
用原料溶液であることを特徴とするTiを含有する金属
酸化物薄膜形成用原料溶液。 - 【請求項3】 請求項1において、TiとBa及び/又
はSrを含有するペロブスカイト型酸化物薄膜形成用原
料溶液であることを特徴とするTiを含有する金属酸化
物薄膜形成用原料溶液。 - 【請求項4】 請求項1において、TiとPbとを含有
するペロブスカイト型酸化物薄膜形成用原料溶液である
ことを特徴とするTiを含有する金属酸化物薄膜形成用
原料溶液。 - 【請求項5】 請求項1において、TiとBiとを含有
するBi層状ペロブスカイト型酸化物薄膜形成用原料溶
液であることを特徴とするTiを含有する金属酸化物薄
膜形成用原料溶液。 - 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれか1項におい
て、該溶液中の全有機金属化合物がプロピレングリコー
ルのアルコキシ基又は該アルコキシ基とβ−ジケトン基
を有することを特徴とするTiを含有する金属酸化物薄
膜形成用原料溶液。 - 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれか1項におい
て、原料溶液に存在する有機溶媒に対するプロピレング
リコールの含有率が10重量%以上であることを特徴と
するTiを含有する金属酸化物薄膜形成用原料溶液。 - 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれか1項におい
て、原料溶液中の成分金属化合物の酸化物換算濃度が1
0重量%以上であることを特徴とするTiを含有する金
属酸化物薄膜形成用原料溶液。 - 【請求項9】 請求項1ないし8のいずれか1項におい
て、原料溶液に存在する金属元素の合計原子数に対し
て、β−ジケトン類を0.1〜5倍の分子数で含有する
ことを特徴とするTiを含有する金属酸化物薄膜形成用
原料溶液。 - 【請求項10】 請求項1ないし9のいずれか1項にお
いて、耐熱性基板に塗布した後、その結晶化温度以上に
加熱することにより、1回の塗布工程で膜厚0.2μm
以上のTiを含有する金属酸化物薄膜を形成する原料溶
液であることを特徴とするTiを含有する金属酸化物薄
膜形成用原料溶液。 - 【請求項11】 請求項1ないし10のいずれか1項に
記載のTiを含有する金属酸化物薄膜形成用原料溶液を
耐熱性基板に塗布した後、その結晶化温度以上に加熱す
ることによりTiを含有する金属酸化物薄膜を形成する
方法であって、1回の塗布工程で膜厚0.2μm以上の
Tiを含有する金属酸化物薄膜を形成することを特徴と
するTiを含有する金属酸化物薄膜の形成方法。 - 【請求項12】 請求項11の方法で形成されたTiを
含有する金属酸化物薄膜。
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| JP2000072592A JP2001261338A (ja) | 2000-03-15 | 2000-03-15 | Tiを含有する金属酸化物薄膜形成用原料溶液、Tiを含有する金属酸化物薄膜の形成方法及びTiを含有する金属酸化物薄膜 |
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| JP2000072592A JP2001261338A (ja) | 2000-03-15 | 2000-03-15 | Tiを含有する金属酸化物薄膜形成用原料溶液、Tiを含有する金属酸化物薄膜の形成方法及びTiを含有する金属酸化物薄膜 |
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